表紙_第48回全国学校体育研究大会.indd
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- ゆうりゅう いさし
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1 第四十八回全国学校体育研究大会 日本学校体育研究連合会 大 会 報 告 書 島根大会実行委員会
2 開 会 式 開会のあいさつ 島根大会実行委員会会長 野津 和夫 主催者あいさつ 文部科学省大臣官房審議官 尾﨑 春樹 主催者あいさつ 日本学校体育研究連合会会長 片岡 暁夫 主催者あいさつ 島根県教育庁教育監 木村 保孝 来賓祝辞 島根県副知事 松尾 秀孝 歓迎のことば 松江市長 松浦 正敬 次期開催県あいさつ 福岡県学校保健体育研究会会長 栁 昭博
3 基 調 報 告 特 別 講 演 島根大会実行委員会 研究部長 藤村 曻 鹿屋体育大学 教授 児玉 光雄 解 説 文部科学省スポーツ 青少年局企画 体育課教科調査官 白旗 和也 シンポジウム コーディネーター 順天堂大学 准教授 今関 豊一 シンポジウム シンポジスト 筑波大学大学院 准教授 尾縣 貢 茨城県教育庁保健体育課 指導主事 柴田 一浩 北海道深川西高等学校 教諭 伊藤新太郎 島根県浜田市立石見小学校 主幹教諭 上部 孝雄
4 アトラクション 出農太鼓 島根県立出雲農林高等学校出農太鼓部 表 彰 式
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6 目 次 大 会 スナップ 1 開 催 要 項 2 2 開 会 式 次 第 4 開 会 のあいさつ 5 主 催 者 あいさつ 文 部 科 学 省 6 財 団 法 人 日 本 学 校 体 育 研 究 連 合 会 7 島 根 県 教 育 委 員 会 8 来 賓 祝 辞 9 歓 迎 のことば 10 次 期 開 催 県 あいさつ 11 3 基 調 報 告 12 4 特 別 講 演 18 5 解 説 33 6 シンポジウム 39 7 分 科 会 研 究 主 題 及 び 指 導 助 言 者 一 覧 58 8 公 開 授 業 保 育 単 元 名 及 び 授 業 者 研 究 発 表 者 一 覧 60 9 分 科 会 研 究 発 表 研 究 協 議 等 記 録 ( 幼 小 中 一 貫 教 育 校 ) 第 1 分 科 会 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 幼 稚 園 64 第 5 分 科 会 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 小 学 校 70 第 8 分 科 会 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 中 学 校 78 ( 小 学 校 ) 第 2 分 科 会 松 江 市 立 乃 木 小 学 校 86 第 3 分 科 会 松 江 市 立 来 待 小 学 校 97 第 4 分 科 会 松 江 市 立 宍 道 小 学 校 108 ( 中 学 校 ) 第 6 分 科 会 松 江 市 立 湖 南 中 学 校 124 第 7 分 科 会 松 江 市 立 宍 道 中 学 校 135 ( 高 等 学 校 ) 第 9 分 科 会 島 根 県 立 松 江 南 高 等 学 校 146 第 10 分 科 会 島 根 県 立 松 江 商 業 高 等 学 校 153 ( 特 別 支 援 学 校 ) 第 11 分 科 会 島 根 県 立 松 江 ろう 学 校 平 成 21 年 度 全 国 学 校 体 育 研 究 最 優 秀 校 優 良 校 功 労 者 一 覧 主 催 共 催 団 体 関 係 島 根 大 会 実 行 委 員 会 名 簿 島 根 大 会 全 体 会 島 根 大 会 分 科 会 係 員 名 簿 大 会 準 備 経 過 の 概 要 全 国 学 校 体 育 研 究 大 会 開 催 地 及 び 研 究 主 題 一 覧 181 編 集 後 記 1
7 第 48 回 全 国 学 校 体 育 研 究 大 会 島 根 大 会 開 催 要 項 1 趣 旨 我 が 国 においては 社 会 環 境 や 生 活 様 式 の 変 化 などにより 運 動 の 機 会 の 減 少 や 生 活 習 慣 の 乱 れ が 生 じてきており 児 童 生 徒 の 体 力 低 下 が 懸 念 されている このため 体 力 の 向 上 や 精 神 的 ストレ スの 発 散 など 心 身 の 両 面 にわたる 健 康 の 保 持 増 進 に 資 するために 生 涯 にわたり 明 るく 豊 かな 生 活 を 営 む 態 度 を 形 成 することは 大 きな 意 義 がある 子 どもの 体 力 運 動 能 力 が 長 期 的 な 低 下 傾 向 にあるなか 児 童 生 徒 が 運 動 に 親 しむ 資 質 や 能 力 を 身 に 付 け 体 力 を 高 めることができるよう 教 育 関 係 者 のみならず 体 育 スポーツの 研 究 者 など が 一 堂 に 会 し 体 育 に 関 する 研 究 成 果 の 紹 介 やシンポジウムの 実 施 等 を 通 じ 学 校 体 育 の 充 実 方 策 について 研 究 協 議 を 行 う 本 大 会 では 昨 年 告 示 された 新 しい 学 習 指 導 要 領 の 趣 旨 を 踏 まえ 主 題 を 確 かな 知 識 と 技 能 を 身 につけ 学 ぶ 喜 びが 味 わえる 体 育 学 習 と 設 定 した これは 生 涯 スポーツの 実 現 及 び 一 層 の 体 力 の 向 上 には 指 導 内 容 の 体 系 化 や 明 確 化 を 図 りながら 確 かな 知 識 と 技 能 を 身 につけ 学 ぶ 楽 し さや 喜 びが 味 わえることが 重 要 であると 考 えたためである そのために 島 根 県 では 校 種 間 の 繋 がりや 発 達 段 階 のまとまりを 考 慮 しながら わかる で きる かかわる の3つの 学 習 経 験 を 保 証 することで 大 会 主 題 の 実 現 に 向 かっているところで ある そこでこれまでの 研 究 成 果 を 踏 まえ 公 開 授 業 研 究 発 表 そして 研 究 協 議 を 行 うことにより 確 かな 知 識 と 技 能 を 身 につけ 学 ぶ 喜 びが 味 わえる 体 育 学 習 の 在 り 方 について 提 案 するものである 2 大 会 主 題 確 かな 知 識 と 技 能 を 身 につけ 学 ぶ 喜 びが 味 わえる 体 育 学 習 3 主 催 共 催 文 部 科 学 省 財 団 法 人 日 本 学 校 体 育 研 究 連 合 会 島 根 県 教 育 委 員 会 松 江 市 教 育 委 員 会 島 根 県 学 校 体 育 研 究 連 合 会 4 主 管 第 48 回 全 国 学 校 体 育 研 究 大 会 島 根 大 会 実 行 委 員 会 5 期 日 平 成 21 年 11 月 10 日 11 日 6 会 場 全 体 会 会 場 ( 第 1 日 ) 島 根 県 民 会 館 ( 松 江 市 ) 分 科 会 会 場 ( 第 2 日 ) 第 1 分 科 会 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 幼 稚 園 幼 小 中 一 貫 教 育 校 第 5 分 科 会 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 小 学 校 第 8 分 科 会 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 中 学 校 小 学 校 第 2 分 科 会 松 江 市 立 乃 木 小 学 校 第 3 分 科 会 松 江 市 立 来 待 小 学 校 第 4 分 科 会 松 江 市 立 宍 道 小 学 校 中 学 校 第 6 分 科 会 松 江 市 立 湖 南 中 学 校 第 7 分 科 会 松 江 市 立 宍 道 中 学 校 高 等 学 校 第 9 分 科 会 島 根 県 立 松 江 南 高 等 学 校 第 10 分 科 会 島 根 県 立 松 江 商 業 高 等 学 校 特 別 支 援 学 校 第 11 分 科 会 島 根 県 立 松 江 ろう 学 校 2
8 7 参 加 対 象 全 国 の 幼 稚 園 小 学 校 中 学 校 中 等 教 育 学 校 高 等 学 校 特 別 支 援 学 校 の 教 員 並 びに 保 健 体 育 行 政 関 係 者 社 会 体 育 等 の 指 導 者 及 び 大 学 等 の 研 究 者 一 般 参 加 者 8 内 容 全 体 会 ( 第 1 日 ) 1 開 会 式 2 表 彰 式 3 基 調 報 告 4 特 別 講 演 イチロー 思 考 で 成 功 をつかむ 法 児 玉 光 雄 ( 鹿 屋 体 育 大 学 体 育 学 部 教 授 ) 5 解 説 発 達 の 段 階 のまとまりを 踏 まえた 指 導 内 容 の 体 系 化 について 白 旗 和 也 ( 文 部 科 学 省 スポーツ 青 少 年 局 企 画 体 育 課 教 科 調 査 官 ) 6シンポジウム 発 達 の 段 階 のまとまりを 踏 まえた 体 育 学 習 の 在 り 方 コーディネーター 今 関 豊 一 ( 順 天 堂 大 学 准 教 授 ) シンポジスト 尾 縣 貢 ( 筑 波 大 学 大 学 院 准 教 授 ) 柴 田 一 浩 ( 茨 城 県 教 育 庁 保 健 体 育 課 学 校 体 育 担 当 指 導 主 事 ) 伊 藤 新 太 郎 ( 北 海 道 深 川 西 高 等 学 校 教 諭 ) 上 部 孝 雄 ( 浜 田 市 立 石 見 小 学 校 主 幹 教 諭 ) 分 科 会 ( 第 2 日 ) 1 公 開 保 育 授 業 2 研 究 発 表 研 究 協 議 3 指 導 講 評 4 閉 会 式 9 日 程 昼 食 11 月 10 日 受 付 開 会 式 表 彰 式 基 調 報 告 (アトラクション) 1 11 日 の 分 科 会 の 日 程 は 会 場 校 により 多 少 の 違 いがあります 2 全 国 理 事 評 議 員 会 は9 日 14:00~ サンラポーむらくも にて 開 催 いたします 3 レセプションは9 日 18:00~ サンラポーむらくも で 行 います 4 1 日 目 昼 食 時 に 島 根 県 立 出 雲 農 林 高 等 学 校 出 農 太 鼓 部 の 演 奏 を 予 定 しています 5 2 日 目 来 待 小 宍 道 小 宍 道 中 松 江 ろう 学 校 はシャトルバスを 準 備 します 10 参 加 費 5,000 円 9:30 10:00 10:20 11:20 12:00 1 3: :2 0 15:10 17:00 11 月 11 日 受 付 公 開 保 育 授 業 昼 食 11 連 絡 先 島 根 大 会 実 行 委 員 会 事 務 局 島 根 県 教 育 庁 保 健 体 育 課 内 松 江 市 殿 町 一 番 地 TEL FAX 特 別 講 演 解 説 シンポジウム 9:00 9:30 1 2: :0 0 15:00 研 究 発 表 研 究 協 議 指 導 講 評 閉 会 式 3
9 開 会 式 次 第 1 開 式 のことば 島 根 大 会 実 行 委 員 会 副 会 長 井 上 和 朋 2 国 歌 斉 唱 3 開 会 のあいさつ 島 根 大 会 実 行 委 員 会 会 長 野 津 和 夫 4 主 催 者 あいさつ 文 部 科 学 省 大 臣 官 房 審 議 官 財 団 法 人 日 本 学 校 体 育 研 究 連 合 会 長 島 根 県 教 育 庁 教 育 監 尾 﨑 春 樹 片 岡 暁 夫 木 村 保 孝 5 来 賓 祝 辞 島 根 県 副 知 事 松 尾 秀 孝 6 歓 迎 のことば 松 江 市 長 松 浦 正 敬 7 次 期 開 催 県 あいさつ 福 岡 大 会 実 行 委 員 会 会 長 栁 昭 博 8 閉 式 のことば 島 根 大 会 実 行 委 員 会 副 会 長 宮 本 輝 雄 4
10 開 会 のあいさつ 第 48 回 全 国 学 校 体 育 研 究 大 会 島 根 大 会 実 行 委 員 会 会 長 野 津 和 夫 ようこそ 水 の 都 でもあり 国 際 文 化 観 光 都 市 でもあります 島 根 県 松 江 市 においでくださいました 御 多 用 の 中 島 根 県 副 知 事 松 尾 秀 孝 様 松 江 市 長 松 浦 正 敬 様 をお 迎 えし また 全 国 各 地 より1,600 余 名 の 体 育 関 係 者 の 皆 様 方 をお 迎 えして 第 48 回 全 国 学 校 体 育 研 究 大 会 が 盛 大 に 開 催 されますことは 開 催 県 といたしましてこの 上 もない 喜 びであります 心 より 厚 くお 礼 を 申 し 上 げます 八 雲 立 つ 出 雲 八 重 垣 妻 籠 みに 八 重 垣 作 る その 八 重 垣 を これはスサノオ 尊 が 歌 ったもの で 日 本 最 初 の 和 歌 とされています 11 月 旧 暦 の10 月 は 神 無 月 でありますが 出 雲 地 方 は 全 国 から 神 々 が 出 雲 大 社 に 集 われ 神 在 月 になります 島 根 県 には どじょうすくい などで 有 名 な 安 来 節 や 世 界 遺 産 に 指 定 された 石 見 銀 山 遺 跡 など 数 多 くの 名 物 や 名 所 旧 跡 があります また ラフカディオ ハーン( 小 泉 八 雲 )の 知 られざる 日 本 の 面 影 やNHK 朝 のテレビ 小 説 だんだん が 全 国 に 放 映 され 松 江 が 広 く 知 られることとなりました そして 幻 となりましたアジア 初 のオリンピック 東 京 大 会 の 誘 致 に 奔 走 された 元 日 本 代 表 の 国 際 オリンピック 委 員 岸 清 一 博 士 を 生 み 出 した 地 でもあり 現 在 は 東 京 に 岸 記 念 体 育 館 としてその 名 を 残 し 日 本 の 体 育 スポーツの 発 展 の 礎 となっております さて 我 が 国 では 社 会 環 境 や 生 活 様 式 の 変 化 などにより 幼 児 期 からの 外 遊 びやスポーツをする 機 会 の 減 少 や 生 活 習 慣 の 乱 れが 生 じてきており 児 童 生 徒 の 体 力 の 低 下 が 懸 念 されています また 積 極 的 に 運 動 する 子 供 とそうでない 子 供 の 二 極 化 の 傾 向 があるとの 指 摘 もされています 学 校 教 育 では 学 習 指 導 要 領 が 改 訂 され 総 則 において 体 育 健 康 の 指 導 に 関 しては 教 育 活 動 全 体 を 通 して 適 切 に 行 うものとあります そして 体 力 の 向 上 や 心 身 の 健 康 の 保 持 増 進 に 関 する 指 導 につきましては 体 育 科 の 時 間 をもととして 実 践 を 促 すこととされています 本 大 会 では それらの 趣 旨 を 踏 まえ 大 会 主 題 を 確 かな 知 識 と 技 能 を 身 につけ 学 ぶ 喜 びが 味 わえ る 体 育 学 習 としました これは 生 涯 スポーツの 実 現 及 び 一 層 の 体 力 向 上 には 指 導 内 容 の 体 系 化 や 明 確 化 を 図 りながら 体 育 学 習 を 実 践 することが 重 要 であり そのためには 各 校 種 間 のつながりや 発 達 段 階 のま とまりを 考 慮 しながら わかる できる かかわる の3つの 学 習 経 験 を 保 障 することが 大 会 主 題 の 実 現 につながるものと 考 えたからです 詳 しくはこの 後 基 調 報 告 として 島 根 の 体 育 につきまして 発 表 い たします そして 明 日 は 松 江 市 内 11 分 科 会 場 で 新 学 習 指 導 要 領 に 基 づいたこれからの 体 育 保 健 体 育 科 の 学 習 指 導 のあり 方 につきまして 公 開 授 業 と 研 究 発 表 により 提 案 いたします 全 国 から 御 参 会 の 皆 様 方 から 多 くの 御 意 見 や 御 指 導 をいただき この 研 究 大 会 が 実 り 多 いものになるとともに 我 が 国 の 体 育 学 習 がより 一 層 充 実 発 展 することを 願 っています 最 後 になりましたが 大 会 を 開 催 するに 当 たりお 力 添 えいただきました 文 部 科 学 省 財 団 法 人 日 本 学 校 体 育 研 究 連 合 会 をはじめ 関 係 諸 機 関 講 師 指 導 助 言 者 の 皆 様 に 厚 くお 礼 を 申 し 上 げますととも に このたび 表 彰 を 受 けられます 学 校 指 導 者 の 皆 様 にお 祝 いと 敬 意 を 表 しましてあいさつといたし ます だんだん 5
11 主 催 者 あいさつ 文 部 科 学 省 大 臣 官 房 審 議 官 (スポーツ 青 少 年 局 担 当 ) 尾 﨑 春 樹 第 48 回 全 国 学 校 体 育 研 究 大 会 の 開 会 に 当 たり 本 大 会 に 御 参 加 いただきました 皆 様 には 日 ごろから 我 が 国 の 体 育 スポーツ 活 動 の 振 興 充 実 に 多 大 な 御 尽 力 をいただいておりますことに 対 しまして まず 心 より 感 謝 を 申 し 上 げます 昨 年 3 月 小 中 学 校 の 学 習 指 導 要 領 が 改 訂 され 今 年 の3 月 には 高 等 学 校 の 学 習 指 導 要 領 が 改 訂 されました また 7 月 にはその 解 説 を 公 表 したところでございます 新 学 習 指 導 要 領 は 小 学 校 は 平 成 23 年 度 から 中 学 校 は24 年 度 から 完 全 実 施 となります また 高 等 学 校 につきましては25 年 度 か ら 学 年 進 行 で 実 施 されます この 新 学 習 指 導 要 領 は 改 正 教 育 基 本 法 で 明 らかにされました 理 念 を 踏 まえまして 生 きる 力 を 育 成 すること 知 識 技 能 の 習 得 と 思 考 力 判 断 力 表 現 力 などの 育 成 のバランスをとること 子 どもたちの 豊 かな 心 と 健 やかな 体 をはぐくむために 道 徳 教 育 や 体 育 芸 術 文 化 に 関 する 教 育 を 充 実 すること といった 基 本 的 な 考 え 方 に 基 づいて 改 訂 されました 体 育 保 健 体 育 科 に 関 しましては 生 涯 にわたって 健 康 を 保 持 増 進 し 豊 かなスポーツライフを 実 現 するとともに 子 どもの 体 力 低 下 や 運 動 する 子 どもとそうでない 子 どもの 二 極 化 への 対 応 を 重 視 し 学 校 の 接 続 及 び 発 達 の 段 階 に 応 じて 指 導 内 容 を 整 理 して 明 確 化 することとしております この 新 学 習 指 導 要 領 を 各 学 校 で 円 滑 に 実 施 していただくためには 改 訂 の 趣 旨 内 容 を 周 知 徹 底 す ることが 必 要 なことはもちろんでございますけれども そのための 諸 条 件 を 整 備 することが 必 要 不 可 欠 と 考 えております このため 私 ども 文 部 科 学 省 では 来 年 度 の 概 算 要 求 におきましても 引 き 続 き 新 学 習 指 導 要 領 の 円 滑 な 実 施 に 向 けた 支 援 策 を 盛 り 込 んでいるところでございます 本 研 究 大 会 にお 集 まりの 皆 様 方 におかれましても 新 学 習 指 導 要 領 の 改 訂 の 趣 旨 内 容 を 十 分 に 御 理 解 いただき 学 校 体 育 の 充 実 に 一 層 お 力 添 えをいただければ 幸 いでございます 本 研 究 大 会 の 主 題 は 確 かな 知 識 と 技 能 を 身 につけ 学 ぶ 喜 びが 味 わえる 体 育 学 習 とされており ますけれども これは 新 学 習 指 導 要 領 の 趣 旨 と 全 く 願 いを 一 致 させるものでございます 講 演 や 研 究 協 議 を 通 しまして 十 分 に 意 見 交 換 や 情 報 交 換 をしていただいて その 成 果 を 生 かしていただければと 思 っているところでございます 終 わりに 本 研 究 大 会 の 開 催 に 御 尽 力 いただきました 日 本 学 校 体 育 研 究 連 合 会 島 根 県 教 育 委 員 会 をはじめ 関 係 の 皆 様 に 深 く 感 謝 を 申 し 上 げますとともに 本 研 究 大 会 が 今 後 ますます 発 展 し 我 が 国 の 学 校 体 育 のより 一 層 の 振 興 につながることを 心 からお 祈 りをしてごあいさつとさせていただきます 6
12 主 催 者 あいさつ 財 団 法 人 日 本 学 校 体 育 研 究 連 合 会 会 長 片 岡 暁 夫 日 本 学 校 体 育 研 究 連 合 会 は 東 京 渋 谷 の 国 立 オリンピック 記 念 青 少 年 総 合 センター に 事 務 所 が ある 財 団 です 会 員 は 各 県 の 学 校 体 育 研 究 関 係 の 団 体 です そういう 意 味 で 一 人 一 人 の 皆 様 に 所 属 していただいているわけではありません しかし 実 際 には これらの 組 織 を 通 じて 体 育 を 担 当 す るみなさんと 関 わっています 現 在 日 本 で 体 育 の 授 業 を 担 当 されている 先 生 方 が 何 人 ぐらいいらっしゃるかといいますと 我 が 財 団 法 人 の 今 年 度 の 会 報 の 座 談 会 の 記 事 に 出 ておりますように 43 万 名 いらっしゃるということ です 日 本 という 国 が 世 界 の 中 の 一 つでありますから 日 本 と 同 じような 規 模 を 持 った 国 が 例 えば10 あるとします 恐 らく それ 以 上 あるわけであります それぞれ43 万 名 いるとすれば430 万 人 少 なく とも このぐらい 世 界 には 体 育 の 先 生 がいるのです 恐 らく 将 来 100 億 人 に 地 球 人 口 がなると 予 想 さ れています そうすると 4,000 万 人 ぐらいは 体 育 の 先 生 が 必 要 じゃないかというふうに 思 うわけです 43 万 人 に 話 を 戻 して 考 えてみますと 我 が 国 の43 万 人 の 体 育 担 当 の 先 生 が 一 歩 二 歩 前 進 する 教 育 の 仕 方 が 上 手 になる あるいは 生 徒 の 方 の 体 育 の 学 力 や 効 果 が 上 がる こういうことになりますと 実 は 小 さな 効 果 でありますが 43 万 倍 になります これは 大 変 巨 大 なものとなると 思 われます そういうことで 私 は 最 近 集 積 効 果 ということを 申 し 上 げているのですが 例 えばメタボリッ ク シンドロームが 中 高 年 あるいは 青 少 年 にまで 及 んで 問 題 になってきています これも 集 積 効 果 を 持 っております 大 変 高 額 の 医 療 費 とか 介 護 費 とかを 要 求 するようになるわけです そういう 意 味 で は 経 済 的 な 波 及 効 果 も 大 きいのです これはマイナスの 方 です それに 対 して 体 育 指 導 は 生 涯 にわ たるマイナスをできるだけ 排 除 し プラスをできるだけ 大 きくする 営 みになってきます そういう 意 味 で 体 育 の 教 育 は 生 涯 にわたって 必 要 だということを43 万 名 の 人 たちが 着 実 に 生 徒 に 身 につけさせ ることができるようになれば 大 変 な 集 積 効 果 が 出 てくるであろうと 思 っているわけです 体 育 は 御 存 じのように 単 に 身 体 や 筋 力 の 発 育 発 達 を 目 標 とするだけではありません 体 育 には 心 もくっついているわけです チャレンジする 心 大 変 意 欲 的 な 心 気 力 あふれる 人 間 そういったもの をつくり 出 していく 効 果 を 持 っています また 自 分 自 身 でそういうふうな 状 態 を 維 持 していくことがで きるようになります こういう 効 果 を 持 っているのが 体 育 です 教 育 の 大 きな 根 幹 です 現 在 日 本 の 教 育 が やや 問 題 になってきているわけですが それを 防 ぐ 重 要 な 教 科 として 位 置 づけられると 思 います そのような 意 味 で ここに1,600 名 の 皆 様 がお 集 まりになっておりますが それは43 万 人 の 中 の1,600 名 です 大 変 少 ない 数 であります しかし 皆 様 はそういう 意 味 でリーダーとして 全 国 各 地 にお 帰 り になりますから 各 地 の 学 校 や 地 域 においてリーダーとして 力 を 発 揮 されることが 期 待 されています それにより 43 万 人 が 良 い 教 育 ができるように 推 進 していっていただけるものと 信 じております そのようなわけで 我 々は 小 さな 努 力 を 積 み 重 ねるということが 生 涯 にわたって あるいは 学 校 現 場 において いろいろなところで 大 変 大 切 だというふうに 思 っております そのような 意 味 で 皆 様 の 御 尽 力 御 協 力 をぜひお 願 いしたいのです 43 万 人 を 代 表 する 学 校 体 育 研 究 連 合 この 意 味 合 いも 持 っ ておりますので 皆 様 の 御 指 導 のもとに 財 団 もいろいろ 努 力 して 改 善 していきたいと 思 っております 終 わりに 島 根 県 の 関 係 各 位 とくに 実 行 委 員 会 の 皆 様 を 始 めとして 共 催 していただいた 島 根 県 の 皆 様 全 国 の 皆 様 に 厚 く 御 礼 を 申 し 上 げましてごあいさつにかえさせていただきます 7
13 主 催 者 あいさつ 島 根 県 教 育 庁 教 育 監 木 村 保 孝 全 国 各 地 から 多 数 の 御 参 加 をいただき 第 48 回 全 国 学 校 体 育 研 究 大 会 がこのように 盛 大 に 開 催 でき ますことを 心 から 感 謝 申 し 上 げます 本 大 会 が 回 を 重 ねるごとに 充 実 発 展 し 大 きな 成 果 を 上 げてきておられますことは 文 部 科 学 省 をはじめ 財 団 法 人 日 本 学 校 体 育 研 究 連 合 会 の 皆 様 方 の 御 指 導 と 全 国 の 学 校 体 育 関 係 者 の 熱 心 な 取 り 組 みの 賜 物 であり 深 く 敬 意 を 表 する 次 第 です また 本 日 功 労 者 並 びに 優 良 校 を 受 賞 されます 皆 様 には 心 からお 祝 いを 申 し 上 げますとともに 今 後 とも 学 校 体 育 の 発 展 に より 一 層 の 御 尽 力 を 賜 りますようお 願 い 申 し 上 げます さて 幼 稚 園 教 育 要 領 及 び 小 中 高 等 学 校 特 別 支 援 学 校 の 学 習 指 導 要 領 が 改 訂 されました 今 改 訂 におきましては 教 育 基 本 法 や 学 校 教 育 法 の 改 正 などを 踏 まえ 生 きる 力 を 育 むというこれ までの 理 念 を 実 現 するため その 具 体 的 な 手 だてが 盛 り 込 まれました 体 育 科 や 保 健 体 育 科 については 生 涯 にわたって 運 動 に 親 しむ 資 質 や 能 力 を 育 成 し 健 康 の 保 持 増 進 や 体 力 の 向 上 を 図 るために 指 導 内 容 の 系 統 化 や 取 り 上 げ 方 の 弾 力 化 他 の 教 育 活 動 や 実 生 活 に 生 きる 指 導 保 健 領 域 の 生 活 化 実 践 化 などが 具 体 的 改 善 事 項 としてあげられています それに 沿 って 各 学 校 では 全 面 実 施 に 向 けての 準 備 が 進 められていくと 思 います 本 県 におきましても 教 育 課 程 説 明 会 を 開 催 するなど 学 習 指 導 要 領 の 改 訂 に 向 けての 準 備 を 進 め る 一 方 児 童 生 徒 の 体 力 向 上 を 図 るために 本 県 独 自 に しまねっ 子! 元 気 アップ プログラム な ど5つの 元 気 アップ 活 動 を 展 開 しています さらに 小 学 校 においては 体 力 向 上 に 成 果 を 上 げて いる 地 域 スポーツ 活 動 の 活 性 化 や 健 全 化 を 図 るために 小 学 生 のスポーツ 活 動 の 手 引 を 作 成 し 周 知 を 図 ったところです 本 大 会 では 確 かな 知 識 と 技 能 を 身 につけ 学 ぶ 喜 びが 味 わえる 体 育 学 習 を 大 会 主 題 として 参 加 者 の 活 発 な 論 議 が 展 開 され その 成 果 が 体 育 学 習 に 生 かされるとともに 学 校 体 育 の 諸 課 題 の 解 決 に 役 立 つことを 心 から 願 うものであります 最 後 になりましたが 本 大 会 の 開 催 に 当 たり 御 尽 力 を 賜 りました 関 係 の 皆 様 方 に 心 から 感 謝 申 し 上 げますとともに 参 会 の 皆 様 のますますの 御 活 躍 をお 祈 り 申 し 上 げごあいさつといたします 8
14 来 賓 祝 辞 島 根 県 副 知 事 松 尾 秀 孝 第 48 回 全 国 学 校 体 育 研 究 大 会 島 根 大 会 が 全 国 から 多 数 の 皆 様 をお 迎 えして 盛 大 に 開 催 されますこと をお 祝 い 申 し 上 げますとともに 御 来 県 いただきました 皆 様 を 心 から 歓 迎 いたします 本 日 御 出 席 の 皆 様 には 子 供 たちの 体 育 学 習 推 進 のため 日 ごろから 熱 意 あふれる 教 育 実 践 と 研 さん を 積 まれており 敬 意 を 表 する 次 第 であります また 本 日 全 国 表 彰 を 受 賞 されます 優 良 校 功 労 者 の 皆 様 には 長 年 にわたり 取 り 組 まれてきた 先 進 的 な 実 践 活 動 が 高 く 評 価 されたものと 心 からお 祝 いを 申 し 上 げます さて 子 供 たちを 取 り 巻 く 社 会 環 境 や 生 活 様 式 の 変 化 などにより 運 動 する 機 会 の 減 少 や 生 活 習 慣 の 乱 れが 指 摘 されております 子 供 たちの 健 やかな 心 身 の 育 成 には 学 校 体 育 が 中 心 となり 生 涯 にわ たり 運 動 やスポーツに 親 しむ 資 質 や 能 力 の 育 成 体 力 の 向 上 を 図 っていく 必 要 があります このよう な 中 本 大 会 で 体 育 教 育 の 充 実 に 向 け 研 究 協 議 を 深 められますことは 大 変 に 意 義 深 いものと 存 じます 島 根 県 では 心 豊 かでたくましくふるさとへの 愛 着 と 誇 りを 持 った 人 材 の 育 成 を 目 指 し 島 根 の 恵 まれた 教 育 環 境 を 生 かした 教 育 を 進 めております 本 大 会 の 成 果 が 島 根 県 での 取 り 組 みにとりまして も 大 きな 役 割 を 果 たすものと 期 待 しております 終 わりに 本 大 会 の 開 催 に 当 たり 文 部 科 学 省 を 始 め 多 大 な 御 尽 力 を 賜 りました 皆 様 に 感 謝 を 申 し 上 げますとともに 御 参 加 の 皆 様 の 御 活 躍 と 全 国 学 校 体 育 研 究 大 会 がますます 充 実 発 展 することを 祈 念 いたしまして 祝 辞 といたします 9
15 歓 迎 のことば 松 江 市 長 松 浦 正 敬 全 国 学 校 体 育 研 究 大 会 島 根 大 会 開 催 にあたり 全 国 各 地 から 水 の 都 松 江 にようこそお 越 しい ただきました 皆 様 方 には 子 どもたちの 体 力 向 上 や 運 動 能 力 の 伸 長 について 日 夜 ご 尽 力 をいただい ていますことに 対 しまして 敬 意 を 表 する 次 第 でございます 島 根 県 でも 来 年 からbjリーグのチームができることになりました 先 日 そのチームが 松 江 に 来 ましたので 見 学 をいたしました 高 度 な 技 で 私 どもがとてもまねで きないプレイを 軽 々と 行 っていました チーム 指 導 者 から 人 間 の10 代 前 半 というのはゴールデンエ イジと 言 い 運 動 への 興 味 や 技 術 の 向 上 がいちだんと 高 まる 年 代 である その 子 どもたちに 運 動 の 楽 しさや 技 の 習 得 意 欲 を 高 める 支 援 をすることは 競 技 だけでなく 運 動 を 取 り 込 んだ 生 活 を 創 造 する 社 会 づくりという 意 味 でも 大 変 有 意 義 なことだ と 伺 いました 松 江 市 では 今 年 から 小 中 学 校 の 校 庭 を 芝 生 化 しようという 取 り 組 みを 行 っております 地 域 の 人 たちにお 手 伝 いをいただいて 今 年 6 月 に 芝 を 植 えつけたところ 9 月 になるときれいに 芝 が 生 え 揃 いました それによって 子 どもたちは 裸 足 で 校 庭 に 出 て 行 き 地 域 の 方 々もその 校 庭 を 使 って 多 目 的 なイベントを 行 うようになり さまざまな 効 果 が 上 がっています 松 江 市 には 小 中 学 校 が50 校 あり ますが 5 年 かけてその50 校 すべてを 芝 生 化 していこうとしております 明 治 以 来 学 校 の 校 庭 とい うのは 砂 と 泥 でできているものだと 思 っておりました しかし このように 芝 生 化 をしてみますと 今 までどうして 芝 生 化 を 構 想 しなかったのだろうかと 思 うくらい 発 想 が 変 わり 活 用 アイデアが 湧 い てきます 皆 様 方 もこうした 話 をお 持 ち 帰 りいただいて 校 庭 の 芝 生 化 という 環 境 整 備 にも 取 り 組 ん でいただければと 思 います 松 江 市 は 癒 しのまちと 言 われておりますが そうした 恵 まれた 環 境 を 生 かし おとなの 叡 智 を 総 動 員 し 心 身 ともに 健 康 な 子 どもたちを 育 んでいきたいと 考 えています この 松 江 市 には 宍 道 湖 という 大 きな 湖 がございます 今 朝 も 靄 がかかっておりました このような 風 景 は 訪 れる 方 々の 心 を 癒 してくれると 思 います その 宍 道 湖 の 北 の 方 が 江 戸 時 代 松 江 城 を 中 心 に した 江 戸 文 化 がたくさん 残 っており 南 の 方 は 古 代 出 雲 の 文 化 国 府 跡 や 国 分 寺 の 跡 あるいは 条 里 制 歴 史 ある 神 社 がそのまま 残 り 古 代 から 現 代 までの 時 の 流 れを 感 じることができるエリアです あわ せて 松 江 市 は 茶 道 や 和 菓 子 の 文 化 が 生 活 に 密 着 したまちでもあります この 研 究 大 会 の 期 間 を 通 して 晩 秋 の 松 江 をお 楽 しみいただきたいと 思 います 終 わりになりましたが 今 回 の 皆 様 方 の 研 究 大 会 が 実 り 多 きものになりますようご 祈 念 申 し 上 げ 歓 迎 のことばとさせていただきます だんだん ありがとうございました 10
16 次 期 開 催 県 あいさつ 福 岡 県 学 校 保 健 体 育 研 究 会 会 長 栁 昭 博 本 日 第 48 回 全 国 学 校 体 育 研 究 大 会 島 根 大 会 が 確 かな 知 識 と 技 能 を 身 につけ 学 ぶ 喜 びが 味 わえ る 体 育 学 習 を 大 会 主 題 に ここ 松 江 市 におきまして 盛 大 に 開 催 されますこと 誠 におめでとうござ います 心 よりお 祝 い 申 し 上 げます さて 平 成 22 年 度 全 国 学 校 体 育 研 究 大 会 のご 案 内 並 びにお 願 いを 申 し 上 げます お 手 元 に 資 料 をお 配 りしていますが 期 日 は 平 成 22 年 11 月 18 日 木 曜 日 19 日 金 曜 日 の2 日 間 第 49 回 全 国 学 校 体 育 研 究 大 会 福 岡 大 会 を 開 催 いたします 会 場 を1 日 目 18 日 は 福 岡 市 の 福 岡 サンパレス で 全 体 会 を 2 日 目 19 日 は 分 科 会 と して 1つの 幼 稚 園 6つの 小 学 校 4つの 中 学 校 2つの 高 等 学 校 1つの 特 別 支 援 学 校 計 14カ 所 のそれぞれの 分 科 会 会 場 で 公 開 授 業 研 究 発 表 研 究 協 議 を 予 定 しております 現 在 生 涯 にわたって 運 動 に 親 しませ 体 育 的 学 力 の 確 かな 定 着 を 図 る 体 育 授 業 の 創 造 をテー マといたしまして 各 研 究 推 進 校 において 研 究 を 進 めているところでございます また 本 年 11 月 下 旬 には 小 学 校 2 校 中 学 校 高 等 学 校 それぞれ1 校 で プレ 大 会 を 予 定 いたして おります まだまだ 準 備 不 足 の 点 が 多 々ありますが 一 昨 年 度 の 京 都 大 会 昨 年 度 の 岩 手 大 会 本 年 島 根 大 会 を 参 考 にさせていただき よりよい 研 究 発 表 全 国 大 会 を 目 指 し 努 力 してまいりますので 皆 様 方 のご 支 援 ご 協 力 をお 願 いしますとともに 来 年 11 月 には 是 非 福 岡 の 方 へおいでいただきますよ うにお 願 い 申 し 上 げまして 次 期 開 催 県 福 岡 県 のごあいさつといたします 11
17 基調報告 確かな知識と技能を身につけ 学ぶ喜びが味わえる体育学習 報告者 島根大会実行委員会 研究部長 藤 村 曻 ᳯᏒ ፉ ቇ ᄢળ ፉ ᄢળ ၮ ႎ๔ 䈱ㇺ䇭 ᳯ ㆮ 䇭 ጊ ፉ 䈱 䈫 㗴 ల59 ڠ ఘ ࡄ ݪ ఱ आఱ 㑆㩿䈘䉖䉁㪀䈱 ዋ ᄢળਥ㗴 ߆ߥჷᜤߣ২Ꮱࠍりߦߟߌ ޓޓޓޓޓޓ ቇ շỏ߇ ࠊ߃ࠆ Ꮛ ܖ ፼ ખ㑆 㑆 12 㑆
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23 特 別 講 演 イチロー 思 考 で 成 功 をつかむ 法 鹿 屋 体 育 大 学 体 育 学 部 教 授 児 玉 光 雄 ( 司 会 ) 今 から イチロー 思 考 で 成 功 をつかむ 法 と 題 しまして 特 別 講 演 を 始 めさせていただきます 講 師 の 先 生 を 島 根 大 会 実 行 委 員 会 副 会 長 白 石 隆 子 が 紹 介 いたします ( 副 会 長 ) 本 日 特 別 講 演 講 師 としてお 越 しいただきま した 児 玉 光 雄 先 生 をご 紹 介 いたします 児 玉 先 生 は 現 在 鹿 屋 体 育 大 学 教 授 でいらっ しゃいます 大 学 時 代 には テニスプレーヤー として 全 日 本 学 生 選 手 権 のシングルスでベスト 8に 進 出 されたり 全 日 本 選 手 権 にも 連 続 出 場 されたりするなどしておられます 京 都 大 学 工 学 部 をご 卒 業 後 は 住 友 電 気 工 業 株 式 会 社 に10 年 間 勤 務 された 後 企 業 派 遣 により アメリカ カリフォルニア 大 学 ロサンゼルス 校 大 学 院 に 留 学 され 工 学 修 士 号 を 取 得 されまし た 1981 年 には 独 立 され アメリカオリンピッ ク 委 員 会 のスポーツ 科 学 部 門 本 部 で 客 員 研 究 員 としてスポーツ 科 学 のデータ 分 析 に 従 事 されま した 専 門 分 野 は 体 育 方 法 学 臨 床 スポーツ 心 理 学 で 特 にスポーツの 天 才 の 思 考 行 動 パター ン 分 析 のエキスパートとして 皆 さんもよくご 存 じのことと 思 います スポーツと 脳 の 関 連 に 関 する 研 究 にも 造 詣 が 深 く 右 脳 IQという 数 値 による 創 造 性 開 発 プ ログラムにも 尽 力 しておられます イチロー 思 考 イチロー 式 集 中 力 スポー ツ 科 学 から 見 たトップアスリートの 強 さの 秘 密 など130 冊 を 超 える 書 物 を 著 わしておられ ます 私 は イチロー 頭 脳 と イチロー 脳 力 という 本 を 読 ませていただきましたが 時 間 を かけてやり 抜 くことの 大 切 さやあきらめないこ と そして 嫌 なことにも 積 極 的 に 取 り 組 むこと 感 謝 することの 大 切 さなど スポーツの 世 界 の みならず 私 どもの 日 常 のさまざまな 場 面 で 生 かすことのできるたくさんの 方 法 を 示 していた だきました これから イチロー 思 考 で 成 功 をつかむ 法 というテーマでご 講 演 いただきますが 本 日 の お 話 は 私 どもにとって 大 きな 示 唆 をいただける ものと 期 待 しております 甚 だ 簡 単 ではございますが 児 玉 先 生 のご 紹 介 をさせていただきました ( 司 会 ) それでは 児 玉 先 生 よろしくお 願 いいたし ます ( 児 玉 先 生 ) 皆 さん こんにちは はるばる 鹿 児 島 からやっ てまいりました 鹿 屋 体 育 大 学 児 玉 です 今 司 会 者 の 方 からご 紹 介 ありましたように 実 は 私 大 学 に 赴 任 してちょうど10 年 になるん ですけれども 大 学 現 役 時 代 テニスをやってお りましたので 民 間 で テニスのいわゆるコン サルティングあるいはテニス 教 室 そういった ことで16 7 年 やってまいりました 実 は 全 くスポーツとは 関 係 ない 企 業 で10 年 間 お 世 話 になって その 企 業 からアメリカに 行 ってこいということで これも 全 くスポーツ とは 無 縁 のエンジニアリングの 世 界 で アメリ カのUCLAという 大 学 で 修 士 号 を 取 ってまい 18
24 りました 実 は 行 った 大 学 がちょっと 悪 かったようで 文 武 両 道 の 大 学 で バスケットボール フット ボール 私 の 専 門 種 目 ですテニスも 含 めて 常 に 全 米 のトップ5に 君 臨 する 大 学 に2 年 間 行 か せていただく 機 会 がありました そこでまた 現 役 時 代 にやっていたスポーツへの 情 熱 がむく むくと 沸 き 上 がってまいりました そして 日 本 に 戻 って3 年 間 でやめちゃったという 企 業 に とっては 非 常 に 損 失 の 多 い 社 員 だったわけです そこから 私 のスポーツへのかかわり 合 いが 始 まったわけです もう20 数 年 前 のことです 実 は そのときに 運 命 的 にめぐり 会 ったのが きょうもお 話 をさせていただきますジム レー ヤー 博 士 という 世 界 で 最 も 有 名 なスポーツ 心 理 学 者 の 一 人 です 私 はなぜ 今 チャンピオン あるいはトップアスリートのいわゆる 心 理 分 析 をしているかというと 彼 がその 当 時 クリス エバート ジミー コナーズといったテニスの 世 界 チャンピオンの 心 理 分 析 をしていたからで す この 分 野 でもう20 数 年 来 さまざまな 角 度 から 分 析 をさせていただいております きょうは 皆 様 自 身 のお 仕 事 にかかわるとこ ろのプロフェッショナル 論 いかにして 生 徒 た ちの 才 能 を 発 掘 して 彼 らの 才 能 を 開 花 させるか そういったノウハウ そして リーダーシップ 論 を 後 半 皆 さんに 私 のノウハウをできるだ けたくさんご 紹 介 してまいりたいと 思 います その 中 間 にちょっと 息 抜 きで ジム レーヤー 理 論 メンタル タフネス (という 言 葉 を 世 界 で 初 めて 彼 が 使 いました)つまり いかにし てこの 厳 しい 仕 事 の 現 場 ストレスを 乗 り 越 え て 情 熱 を 持 ってばりばりとバイタリティーあ ふれる 姿 を 生 徒 たちに 見 せられるか その 辺 の ノウハウのエッセンスを 紹 介 したいと 思 います イチロー 選 手 とは 実 はたった 一 度 しか 会 っ ておりません それも 彼 が 有 名 になってからで はありません 彼 がオリックス ブルーウェー ブ 現 在 のオリックス バファローズですが 入 団 した1992 年 の 翌 年 私 はオリックス ブルー ウェーブの 全 選 手 の 反 射 神 経 を 測 定 する 機 会 を 与 えられました 当 時 彼 はまだ1 軍 と2 軍 を 行 ったり 来 たりしておりました もちろん 鈴 木 一 朗 という 名 前 の 登 録 名 でした 彼 の 反 射 神 経 がずば 抜 けているということを そのときは 全 く 気 づきませんでした 後 になって つまり 入 団 3 年 目 に3 割 8 分 5 厘 210 本 のヒットを 打 っ たときに ああ あれがあの 鈴 木 一 朗 かという ことでデータを 見 返 した 記 憶 があります 当 時 から 既 に 超 一 流 のバッティングセンス そし て 反 射 神 経 を 持 っていたということです 実 は きょうは 皆 さんにそのイチローの 思 考 行 動 パターンの 特 異 な 部 分 のエッセンスの みを 披 露 してまいりたいと 思 います 私 は10 数 年 彼 の 分 析 をしてきて 彼 は 変 人 だと 思 ってお ります 彼 は 我 々が 持 つような 思 考 パターンと はちょっとかけ 離 れた 行 動 思 考 パターンを 持 って ただひたすら 自 分 の 重 要 な 資 源 である 人 生 という 時 間 を 野 球 にのみ 注 ぎ 込 んだと いうことです 私 たちは 彼 のようにヒットを 量 産 することは 全 くできません バットを 振 っ てヒットを 打 つことなんて 全 く 不 可 能 です た だし 彼 の 思 考 行 動 パターンを 学 べば 私 た ちの 現 場 で 仕 事 の 中 でヒットを 私 は 量 産 できる と 思 います あるいは 教 え 子 たちに 勉 学 ある いはスポーツの 中 でヒットを 量 産 することのノ ウハウをぜひ 教 えていただければと 思 います 実 は 明 治 大 学 の 齋 藤 孝 先 生 がみずからのご 本 の 中 で 一 つの 言 葉 を 記 されております 私 の 非 常 に 大 好 きな 言 葉 で それは 量 質 転 化 と いう 言 葉 です 量 を 稼 がないことには 話 になら ない 最 初 から 質 の 高 い 仕 事 質 の 高 い 勉 強 を 獲 得 しようと 思 ってもそんなことは 不 可 能 だと いうことです 量 を 稼 げば だれでも 才 能 の 花 を 開 かせることができると 私 は 思 います 実 は 私 は 二 千 数 百 のイチロー 選 手 のコメン トを 収 集 しております そのうち90%は 全 く 本 にはならない 使 い 物 にはならないコメントで す ただし 残 りの10%は 私 たちが 学 ぶべき 非 常 に 奥 の 深 いコメントであるということです 実 は 彼 が 一 流 になったのは 多 分 幾 つかの 力 を 兼 ね 備 えたからだと 私 は 信 じております まず 最 初 の 力 というのは 持 続 力 です まさ に 量 質 転 化 この 非 常 に 強 烈 な 成 功 ルールを 彼 19
25 は 踏 襲 したから 偉 大 な 才 能 を 開 花 させたと 私 は 思 います 彼 はあるときこう 語 っております 僕 を 天 才 という 人 はいますが 僕 自 身 はそう は 思 いません 毎 日 血 のにじむような 練 習 を 繰 り 返 してきたから 今 の 僕 があると 思 っています 僕 は 天 才 ではありません 結 局 は 細 かいこと を 積 み 重 ねることでしか 頂 上 には 行 けない そ れ 以 外 には 方 法 はないということですね 彼 は 別 のところで 天 才 の 定 義 をしております 天 才 というのは 努 力 することもなく 突 然 周 り の 人 間 をびっくりさせるような 人 間 それを 天 才 というんだ 少 なくとも 僕 はその 範 疇 にはな い と 彼 は 語 っているわけです まさに 血 のに じむような 努 力 を 繰 り 返 してきたからヒットを 量 産 できるというプロのプライドです 実 は 彼 はこうも 言 っております 自 分 が 小 さいころからどれほどの 数 のヒットを 打 って きたか そんな 数 には 全 く 興 味 はない ただし 自 分 が 断 言 できることは 自 分 の 打 ったヒット で 説 明 できないヒットなんて 一 本 もない そう 語 っているわけです 時 にはワンバウンドのボー ルをヒットにしたこともあります それも 全 部 説 明 できるということです バットを 振 り 続 け ることによってしかヒットは 量 産 できない 血 のにじむような 努 力 を 繰 り 返 してきたから 彼 は 才 能 を 身 につけたということです 小 さいこ とを 積 み 重 ねることでしかないということです なぜ 自 分 が 心 を 込 めてバットを 振 り 続 けるこ とができるか 彼 はバットを 振 る 作 業 そのもの をこんな 嫌 な 作 業 はない こんなおもしろくな い 作 業 はないとまで 言 っています この 嫌 いな 飽 き 飽 きするような 何 のおもしろくもない 単 純 作 業 をなぜ 心 を 込 めて 毎 日 振 り 続 けることが できるか それは 簡 単 なことだと 彼 は 言 ってい ます つまり バットを 振 らなければヒットは 打 てないということを 知 っているからだという ことです もっと 楽 な 作 業 があれば 教 えてほし い もっと 近 道 があったら 近 道 をしたい でも そんな 近 道 なんて 全 く 存 在 しないと 日 々 毎 日 心 を 込 めてバットを 丹 念 に 振 り 続 けることでし かヒットを 量 産 できないということを 彼 はキャ リアから 学 んでいるのです 私 たちは 突 然 大 きな 仕 事 をすることは 全 く 不 可 能 です 日 々 一 歩 ずつ 前 進 これこそイチ ロー 選 手 が 私 たちに 教 えてくれる 強 烈 な 成 功 ルールだと 思 います 努 力 は 裏 切 らない 努 力 を 積 み 重 ねることによって 必 ず 私 たちは 貴 重 な 才 能 を 手 に 入 れることができる ぜひ 皆 様 の 生 徒 さんにもこのことの 大 切 さを 教 えていただき たいと 思 います 実 は プロの 仕 事 というのは 毎 日 飽 き 飽 きす るような 単 純 作 業 の 連 続 であり これこそまさ にプロの 仕 事 だと 思 います 数 年 前 に 脳 フォーラムという 大 きなフォーラ ムの 講 師 を 務 めさせていただきました そのと きたまたま 同 じように 講 師 として 招 かれておら れたのが あの バカの 壁 のベストセラーで おなじみの 養 老 孟 司 先 生 です 先 生 と 脳 談 義 に 多 分 7 8 分 であったと 思 いますが 楽 屋 で 話 す 機 会 を 与 えていただきました そのとき 先 生 がおもしろいお 話 をされました ちょっと 横 道 にそれるかもわかりませんけれども 披 露 させ ていただきたいと 思 います 先 生 が 大 阪 に 講 演 に 行 かれたときにタクシー に 乗 っておられた 何 げなくタクシーの 窓 から 外 の 風 景 を 眺 めていたら デパートの 壁 に 大 き なつり 広 告 がぶら 下 がっていた そこには 人 材 派 遣 企 業 のキャッチコピーが 書 いてあり それ を 見 た 途 端 に 無 性 に 腹 が 立 ったと こうおっ しゃったんですね 先 生 何 てそこに 書 いて あったのですか と 聞 いたら 君 に 合 ったお もしろい 仕 事 を 探 そう と 書 いてあった その キャッチコピーを 見 た 途 端 にむかむかしたと こうおっしゃった 私 は 何 で 先 生 が 腹 を 立 て られたか 全 くわからなかったのです そこで 先 生 すばらしいキャッチコピーじゃないで すか なぜ 先 生 はそれを 見 て 腹 を 立 てられたの ですか 先 生 の 答 えはこうです 考 えてもみ たまえ 僕 の 仕 事 は 何 だ 脳 解 剖 学 者 だ 自 分 が 何 をしているか 毎 日 死 体 の 脳 を 切 り 刻 んで いる こんなもん 何 がおもしろいんだ と 自 分 の 仕 事 を 振 り 返 ったときに そのキャッチコ ピーを 見 て 無 性 に 腹 が 立 ったとおっしゃってい たわけです いわゆるプロの 仕 事 で 他 人 のやっ 20
26 ている 仕 事 はおもしろそうに 見 える ところが いざ 自 分 が 引 き 受 けてみると こんなはずじゃ なかったとマイナスの 要 素 がどんどん 出 てくる ということです 仕 事 の 内 容 で 選 択 をしている ような そういう 人 間 は 一 流 のプロにはなれな いとおっしゃっていたのが 非 常 に 印 象 的 でした プロの 仕 事 というのは 毎 日 同 じことの 積 み 重 ね 単 純 作 業 の 連 続 です 仕 事 の 内 容 がおも しろいからといって 選 択 しているような 人 間 は 一 流 にはなれないと 私 も 思 います 先 ほど 申 し 上 げましたように イチロー 選 手 とてバットを 振 る 作 業 はおもしろくないと 言 っ ております でもそれをなぜするかというのは それにニーズがあるわけです プロの 仕 事 には 必 ずニーズがある いわゆるプロの 仕 事 には 報 酬 者 という 人 が 存 在 して その 人 がその 仕 事 に 対 して 報 酬 を 支 払 ってくれる その 人 を 満 足 さ せるために 仕 事 にのめり 込 む 養 老 先 生 はそう おっしゃっていたわけです 自 分 がなぜ 死 体 の 脳 を 切 り 刻 むことにのめり 込 めるか それはこ の 私 の 仕 事 に 対 して 報 酬 を 支 払 ってくれる 人 に 満 足 をさせたい それのみだ その1 点 に 尽 き るとおっしゃっていたわけです イチロー 選 手 の 報 酬 者 はシアトル マリナー ズのオーナーではございません 彼 はあくまで も 代 理 人 です 真 の 報 酬 者 は もちろん 高 い 入 場 料 を 支 払 って 足 しげく 通 うファンです 彼 は ファンに 何 かをしなければならない 彼 は 莫 大 な 報 酬 と 引 きかえに そういうファンに 満 足 を 与 えているわけです つまり 彼 らの 目 の 前 で 芸 術 的 なヒットをできるだけたくさん 打 ってやる ことだということです 実 は シアトル マリナーズには250 人 の 選 手 がいます そのうち100 人 はピッチャーです これは 彼 のライバルにはなり 得 ません 仕 事 の 内 容 が 全 く 違 うからです 残 りの150 名 のいわ ゆるプロフェッショナルが 虎 視 たんたんと 残 り の8つのポジションの 奪 い 合 いをしているとい うことです 単 純 計 算 しても 1ポジション 当 たり20 名 のプロの 選 手 がひしめいているわけで す そこのポジションに 座 るのはたった1 人 で す 多 分 シングルAあるいはダブルAの 選 手 は 能 力 的 に 全 くイチロー 選 手 にかなわないわけ ですから 彼 のライバルにはなり 得 ません た だし 彼 よりも 年 齢 のぐっと 若 い しかも 年 俸 のぐっと 安 い 有 能 な4,5 人 のトリプルAの 選 手 が 虎 視 たんたんとライトのポジションをね らっているということです 今 シーズン 彼 は16 試 合 欠 場 をいたしました 彼 の 欠 場 に 対 して ほくそ 笑 んでいる 選 手 がい なくはないと 私 は 思 います まさにポジション は 奪 い 合 いだと 私 は 思 います そのポジション で 最 高 の 成 果 を 与 えられない 人 は そのポジ ションを 虎 視 たんたんとねらっている 人 に 置 き かわる 運 命 にあるということです 私 たちは 与 えられた 目 の 前 の 仕 事 で 報 酬 者 に 最 高 の 成 果 を 与 えなければならないというこ とです 彼 もファンに 満 足 のいくヒットを 見 せ ることができなかったら バットを 置 かなけれ ばならない 運 命 にあるということです 莫 大 な 報 酬 を 獲 得 している 人 間 であるからこそ それ に 見 合 うだけのすばらしい 成 果 を 上 げなければ ならない これがまさにこの 社 会 のルールだと 私 は 思 います そのためには 持 続 しなければ ならない プロになるには 石 の 上 にも 三 年 なん て 短 い そういった 期 間 では 全 くプロとして 通 用 しないと 思 います 実 は イチロー 選 手 というのは 小 学 校 3 年 生 のときにお 父 さんの 宣 之 さんと 一 緒 に 近 所 の 空 港 バッティングセンターというところに 通 い 続 けて 本 格 的 に 野 球 を 始 めたわけです 彼 は363 日 通 い 続 けたという 記 録 が 残 っております な ぜ2 日 休 んだか 元 旦 とその 翌 日 そのバッティ ングセンターが 休 みだったからです 営 業 して いる 限 り 彼 は 午 後 6 時 から7 時 の 間 にその 空 港 バッティングセンターに 行 くと 必 ず 専 用 の バッティングマシンで 彼 がボールをバットで 打 ち 返 しているシーンが 見 られたということです そして 入 団 3 年 目 1994 年 に 初 めて 一 流 の 仲 間 入 りをしたわけです 13 年 間 かかっている わけです あるいは タイガー ウッズという 世 界 ナン バーワンのプロゴルファーがおります 彼 は3 歳 のときにお 父 さんのアール ウッズからゴル 21
27 フクラブを 与 えられたと 言 われています そし て 8 歳 のときに 初 めて70 台 のスコアを 出 した のです そして 12 歳 のときに 初 めて60 台 のス コアを 出 し 15 歳 のときに 全 米 ジュニアチャ ンピオンに 輝 いた そして3 連 覇 したわけです でも まだゴルフ 評 論 家 は 彼 を 一 流 とみなして いなかった 18 歳 になったとき 彼 は 全 米 アマ チュアチャンピオンのタイトルを 獲 得 しました そのときに 彼 は 一 流 の 仲 間 入 りをしたのです 丸 15 年 間 かかっているわけです 才 能 に 満 ちあ ふれた 人 間 でも 少 なくとも10 年 以 上 目 の 前 の 仕 事 に 一 心 不 乱 にのめり 込 んで 初 めて 周 り の 人 間 からプロだと 認 められるわけです 私 た ちはいわゆるゼロからスタートする それほど 人 生 は 余 りにも 短 過 ぎる それが 私 の 考 えです 目 の 前 の 仕 事 こそ 天 職 だと 感 じて 一 心 不 乱 に なって 与 えられたポジションで 最 高 の 成 果 を 上 げる それに 対 してのめり 込 むことこそ 非 常 に 大 事 だということです ただし 私 自 身 は 持 続 力 だけではヒットを 量 産 できないと 考 えていま す 2 番 目 の 力 は 没 頭 力 です 目 の 前 の 仕 事 にの めり 込 む これこそ 非 常 に 大 事 だと 思 います 実 は 没 頭 力 というところで きょうは 一 つ のキーワードを 用 意 してまいりました 多 分 こ れは 皆 さんにとっても 非 常 に 興 味 のあるキー ワードです 最 近 マスメディアでも 繰 り 返 し この 言 葉 が 踊 っております それは モチベー ション です 私 自 身 の 研 究 テーマの 一 つです いかにして 仕 事 の 中 にモチベーターを 見 つける ことができるか モチベーターというのは モ チベーションを 左 右 する 要 素 です 好 ましいモ チベーターを 仕 事 の 中 に 見 つけることができれ ば 私 たちは 仕 事 にのめり 込 める 生 徒 に 勉 学 あるいは 体 育 の 授 業 の 中 にモチベーターを 見 つ けさせることができたら 目 の 前 の 作 業 にのめ り 込 んでくれるということです 実 は モチベーションには2 種 類 あります もう 皆 さんご 存 じだと 思 います 外 発 的 モチ ベーターと 内 発 的 モチベーターです 特 に 強 烈 なものは 内 発 的 モチベーターです しかし 外 発 的 モチベーターも 侮 れないと 私 は 思 います 実 は 外 発 的 モチベーターには 主 要 な3つの モチベーターが 存 在 します 簡 単 に 説 明 をさせ ていただきたいと 思 います まず 最 初 のモチベーターは 金 銭 報 酬 です プロの 仕 事 には 金 銭 報 酬 が 伴 うわけです ただ し これは 多 分 私 も 含 めて 皆 様 もほとんどコン トロールできない 要 素 です 心 理 学 のルールで コントロールできないことに 過 剰 反 応 してはい けないということがあります 私 たちにとって は 気 になるモチベーターであるわけですけれど も これを 最 強 のモチベーターにしてはならな いと 私 は 感 じているわけです 実 は イチロー 選 手 もこのモチベーターには 非 常 に 大 きく 反 応 いたします なぜなら メ ジャーリーガーにとって 金 銭 報 酬 というのは 自 分 の 格 付 をされる 最 も 大 きな 要 素 だからです 年 俸 10 億 円 というのが 一 流 のメジャーリーガー の 格 です 彼 はそれ 以 上 の 額 を 要 求 するはずで す ただし それだけです 彼 は 翌 年 のベース アップを 求 めて 必 死 になってヒットを 量 産 し ようと 思 っているわけでないことは 明 らかです なぜなら 彼 は 多 分 既 に 生 涯 かけても 使 い 切 れ ない 金 銭 報 酬 を 獲 得 しているはずです だから 金 銭 報 酬 というのは 最 強 のモチベーターでは ないことは 確 かです なぜあのタイガー ウッズが 必 死 になって 優 勝 しようとするのか これも 金 銭 報 酬 とは 全 く 無 縁 だと 私 は 確 信 しています さて 2 番 目 のモチベーターです これも20 世 紀 までは 非 常 に 強 烈 なモチベーターだと 言 わ れておりましたが 21 世 紀 に 入 って 急 速 に 衰 え ています ポジションを 与 えてやればモチベー ションが 上 がる こういう 時 代 はもうとっくに 過 ぎ 去 りつつあるというのが 私 の 実 感 です 最 近 のアンケート 結 果 でも 比 較 的 若 い 連 中 とい うのはポジションなんかあんまり 魅 力 がない 逆 に 言 うと ポジションなんかない 方 がいいと 思 っているようなそういう 若 い 連 中 がいるとい うことも 判 明 しています これも 私 たちがほと んどコントロールできないものです これに 過 剰 反 応 しても 仕 方 がないというのが 私 の 考 え 方 です 22
28 真 の 最 強 の 外 発 的 モチベーターは3 番 目 のモ チベーターであると 私 は 確 信 しているわけで す 多 分 皆 様 も この3つを 比 較 してみて 多 分 最 後 のモチベーターこそ 最 も 魅 力 的 な 外 発 的 モ チベーターだと 感 じておられると 思 います そ れは 裁 量 報 酬 という 強 力 なモチベーターです 目 の 前 の 仕 事 の 責 任 を 与 えられることによっ て 私 たちは 仕 事 にのめり 込 めるのだというこ とです あるいは 教 えている 生 徒 たちに 責 任 を 与 えてやることによって 彼 らは 必 死 になって 頑 張 ってくれると 私 は 思 います 実 は 日 本 のプロ 野 球 とメジャーリーガーの 決 定 的 な 違 いがあります それは 監 督 の 役 割 で す 実 は 日 本 のいわゆるプロ 野 球 ではまだ 監 督 がプレーヤーの 裁 量 権 を 握 っているというこ とです 監 督 がサインを 出 したら たとえ4 番 バッターでも あるいはエースであってもその サインに 従 わなければならないという 暗 黙 の 了 解 があるということです 一 方 メジャーリー グはどうでしょう メジャーリーグの 監 督 は ほとんどサインを 出 しません プレーヤーに 目 いっぱい 自 分 の 裁 量 によって 選 んだプレーをさ せる 彼 らはベンチで 腕 組 みをしてプレーヤー のお 手 並 み 拝 見 ということで 彼 らのパフォー マンスを 観 察 しているわけです もちろんプ レッシャーがかかるのは 監 督 ではございません 選 手 の 方 です もはやチームに 貢 献 できないよ うな 選 手 は 即 刻 マイナー 落 ちの 運 命 に 遭 うわ けです つまりメジャーリーグの 監 督 は 一 つ の 強 力 な 権 利 を 握 っていたらいいという そう いう 哲 学 が 貫 かれているということです それ は 采 配 権 です 監 督 は 采 配 権 さえ 握 っていた ら あとはすべてプレーヤーにゆだねるという 考 え 方 が 浸 透 しているわけです どの 選 手 を 使 うか あるいはどの 選 手 をマイナーに 落 とすか そしてマイナーからどの 選 手 を 上 げるか それ はリーダーである 監 督 が 握 っているのだという ことです メジャーリーグは 非 情 の 世 界 です メジャー リーガーとマイナーの 待 遇 は 全 く 違 います メ ジャーリーガーはファーストクラス 並 みの 専 用 機 で 大 陸 を 飛 んで 移 動 できます 一 方 マイ ナーに 落 ちると 夜 行 バスで 次 のボールパークま で 移 動 しなければならない 全 く 待 遇 は 違 うわ けです しかも それは 予 告 なく 宣 告 されます その 日 チームに 貢 献 できなくなったプレーヤー は ゲーム 後 即 座 に 監 督 にロッカールームに 呼 ばれてこう 言 われます 残 念 ながら この チームに 置 いておくことはできない 悪 いけれ ども きょうの 夜 行 バスで 次 のボールパークに 移 動 してほしい 君 はマイナー 落 ちだ と 即 日 宣 告 されるわけです だから 彼 らは 必 死 になっ てチームを 勝 利 に 導 くために 目 いっぱいのこ とをフィールドで 発 揮 しようと 思 います 裁 量 権 を 目 いっぱい 与 えられて 彼 らは 頑 張 れるの だということです さて もう 一 つの 内 発 的 モチベーターのお 話 を 簡 単 に 触 れさせていただきたいと 思 います イチロー 選 手 にとって 内 発 的 モチベーターこ そ 彼 の 最 強 のモチベーターであるというのは 疑 う 余 地 がないということです それは 自 己 実 現 の 欲 求 です あのマズローが 打 ち 立 てた5 段 階 欲 求 説 の 最 上 位 に 位 置 する 自 己 実 現 こそ 最 強 のモチベーターであるべきだというのが 私 の 考 え 方 です イチロー 選 手 はコメントで みずからの 内 発 的 モチベーターは 何 かということをはっきり 明 言 しておりません しかし 最 高 の 自 分 が 見 た い 現 役 時 代 に 完 璧 なバッターになりたい こ れこそ 自 己 実 現 の 欲 求 なのだということです これにはリミットがない 常 に 追 い 求 め 続 ける ことができる 究 極 の 欲 求 だと 私 は 思 います 彼 とて 打 率 10 割 の 完 璧 なバッターにはなり 得 ま せん しかし そこに 少 しでも 近 づくことなら できるわけです イチロー 選 手 のように 完 璧 な バッターに 少 しでも 近 づく 努 力 を 積 み 重 ねる これは 非 常 に 好 ましいモチベーターになり 得 る と 私 は 思 います 日 本 人 は 控 え 目 です バーを 低 く 設 定 して それを 実 現 できることを 最 大 の 目 的 にする 傾 向 があります しかし 欧 米 ではそれは 全 く 間 違 っ ていると 言 われます もっとバーを 高 く 上 げて 実 現 できなくてもいいから 最 大 の 努 力 を 積 み 重 ねる 魅 力 的 なビジョンでなければならないと 23
29 いうことです イチロー 選 手 が 目 標 にしている ような 打 率 10 割 の 完 璧 なバッターというのは 自 分 にとってどういう 教 師 なんだ ぜひそれを 鮮 明 に 脳 裏 に 描 いていただきたいと 思 います 5 年 後 10 年 後 そして20 年 後 自 分 はどういう 人 間 になっているか よりよい 教 師 になってい るのだろうか それをぜひ 自 問 自 答 していただ きたいと 思 います あるいは 生 徒 にも 最 高 の 自 分 を 描 いて それに 少 しでも 近 づく 努 力 を 積 み 重 ねる そのことの 大 切 さを 説 いていただきた いと 思 います 目 の 前 の 作 業 をおもしろくする ヒントが この 自 己 実 現 に 秘 められていると 私 は 考 えるわけです ちょっとモチベーションのお 話 をしてまいり ましたところで もう 一 つ 私 が 今 皆 さんにお 伝 えしたいキーワードがあります それは 私 が アメリカのオリンピック 委 員 会 の 客 員 研 究 員 と して 務 めていた20 数 年 前 に 私 の 上 司 からもう 痛 いほどたたき 込 まれた 理 論 です 目 標 設 定 の 理 論 です 勉 学 においても あるいはスポーツ の 現 場 においても 最 高 の 成 果 を 上 げるためには 目 標 設 定 理 論 に 習 熟 していることが 非 常 に 大 事 だと 私 は 思 います 先 ほどちょっと 触 れましたが 欧 米 では 目 標 達 成 という 言 葉 はほとんど 現 場 では 使 われませ ん いわゆる 目 標 達 成 が 簡 単 にできるような 目 標 設 定 は 間 違 っているということが 声 高 に 唱 え られているからです 目 標 達 成 は 二 の 次 だと もっと 大 事 な 目 的 があるということです それ はきょうもう 既 にお 話 をしている いわゆるメ ンバーのモチベーションを 最 高 に 引 き 上 げる 目 標 設 定 水 準 でなければならないということです 目 標 設 定 水 準 を 見 誤 ったら 選 手 のモチベー ションは 一 気 に 下 がるということです 彼 らの モチベーションを 最 高 レベルに 維 持 させて 練 習 に 取 り 組 ませる あるいは 勉 強 に 励 まさせる そういうことが 非 常 に 大 事 だということです 実 は 目 標 設 定 水 準 に 関 して 非 常 に 有 名 な 実 験 結 果 があります マクルランド 理 論 という 非 常 に 有 名 な 実 験 結 果 です このことに 関 して 簡 単 に 触 れさせていただきたいと 思 います ハーバード 大 学 のデイビッド マクルランド 博 士 が 打 ち 立 てた 理 論 です 彼 は ハーバード の 学 生 をさまざまなグループに 分 けて 輪 投 げを させました そして 彼 らの 目 つき しぐさ 顔 つき そういうのをつぶさに 観 察 して どのグ ループが 最 も 真 剣 に 輪 投 げに 取 り 組 んでいるか を 観 察 したわけです 博 士 は この 輪 投 げをさせる 前 に 一 つのルー ルを 設 定 いたしました 的 までの 距 離 は グルー プ 内 でディスカッションをして 自 由 に 決 めてい いという 一 つのルールです そして 5 回 試 技 をさせました 結 果 をグラフ 化 すると 見 事 に 逆 U 字 カーブが 描 かれたということです 横 軸 の 右 に 行 けば 行 くほど 目 標 設 定 水 準 が 高 い 困 難 な 目 標 設 定 水 準 です 左 に 行 けば 行 くほどた やすい 簡 単 に 目 標 達 成 できるバーの 低 い 目 標 設 定 水 準 です このモチベーションレベルが 最 も 高 いグループはどういうグループだったか 5 回 の 試 技 のうち 3 回 的 に 入 るような 距 離 に 的 を 置 いたグループだったということです つ まり 達 成 確 率 60%グループが 最 も 真 剣 に 輪 投 げに 取 り 組 んでくれたというデータが 出 たわけ です 博 士 は 輪 投 げ 以 外 にさまざまなゲーム を 試 みました すると すべてのゲームにおい て 達 成 確 率 が50から70%のグループが 最 も 真 剣 にそのゲームに 取 り 組 んでくれたということで す もちろん 博 士 はアンケートもとっています あなたはこのゲームに 興 味 がありますか あり ませんか 全 く 興 味 を 示 さなかった 連 中 も 目 標 達 成 確 率 を60%ぐらいに 設 定 すると 真 剣 にそ のゲームに 取 り 組 んでくれた 逆 に そのゲー ムに 興 味 を 持 ったグループも 達 成 水 準 が 間 違 っ ていたらモチベーションレベルは 一 概 にして 高 くなかった 低 かったということです 博 士 は なぜこのような 両 端 のグループが 低 かったかということもコメントしております 例 えば 達 成 確 率 10から20%の 余 りにもバーが 高 過 ぎる 目 標 設 定 水 準 を 設 定 してしまうと 彼 らはこんな 目 標 達 成 は 不 可 能 だと 最 初 から 考 え てしまって 手 抜 きをしてしまうという 結 論 です 反 対 に 目 標 設 定 水 準 が 低 過 ぎる 達 成 確 率 80 から90%のそういうバーの 低 い 目 標 設 定 水 準 で 24
30 は 最 初 から 自 分 が 手 抜 きをしてもほかの 連 中 が 頑 張 ればこんな 目 標 達 成 できると 考 えてしま うわけです それを 全 員 が 考 えています 全 員 に 手 抜 きがはびこるということです もっと 言 えば この 目 標 設 定 水 準 を 設 定 したリーダーの 顔 色 をうかがいながら うちのリーダーはこん な 低 いバーの 目 標 設 定 を 達 成 すれば 喜 んでくれ る そういうことで 手 抜 きをしながら 目 の 前 の 仕 事 に 不 承 不 承 取 り 組 んでしまうということ を 結 論 したわけです 達 成 確 率 60%に 水 準 を 設 定 すれば メンバーたちがその 目 の 前 の 作 業 に のめり 込 んでくれるという そういう 実 験 結 果 をぜひ 理 解 していただきたいと 思 います 以 上 2 番 目 の 力 没 頭 力 のお 話 をさせてい ただきました さて イチロー 選 手 にとっての3 番 目 これ は 逆 境 力 です 逆 境 にあって 彼 はますますの めり 込 めるということです これは 私 たちの 思 考 行 動 パターンと 全 く 異 にするものだと 思 い ます 逆 境 になれば 私 たちはそこから 必 死 に なって 逃 げようとするわけです でもイチロー 選 手 はそうではなく その 逆 境 そのものを 楽 し めるということです ことしの3 月 に 第 2 回 WBCがございまし た 彼 はまさに 大 スランプの 真 っただ 中 にあっ たわけです そしてその 反 動 で 開 幕 8 試 合 の 欠 場 を 余 儀 なくされたということです でも 結 果 的 に 見 て この 欠 場 が 彼 に 幸 いをもたらした と 私 は 考 えています 彼 は 常 に 逆 境 から 何 か を 学 んで 飛 躍 する そういう 思 考 行 動 パター ンを 持 っているからです 彼 はあるときこうい うふうに 言 っております 5 打 数 5 安 打 なんて 全 くおもしろくない なぜなら それは 自 分 の 実 力 が 素 直 に 出 ただけだからだ こんなもんは ほっとけばいいと そこから 学 ぶことなんて 何 にもないのだと おもしろいのは5 打 数 ノーヒッ トのときだ なぜ3 割 4 分 というキャリアアベ レージを 持 っている 自 分 が5 回 も 打 席 に 立 って 一 度 もヒットを 打 てないのか これを 考 えるの が 楽 しくて 仕 方 がないと 考 えているのです 彼 がノーヒットのときというのは むしろ 珍 しいわけです 今 シーズン 2 試 合 連 続 ノーヒッ トの 機 会 はたった 一 度 しかなかったということ です データを 調 べてみて 2 試 合 連 続 ノーヒッ トの 機 会 はたった 一 度 しかなかったということ です しかも それはシーズンの 終 盤 になって 初 めて 訪 れたものです 9 月 にたった 一 度 だけ 2 試 合 連 続 ノーヒットがあります しかし そ れ 以 外 は 必 ず2 試 合 連 続 ノーヒットというのは 存 在 しない ヒットを 打 ちまくるイチロー 選 手 特 有 のパターンだと 思 います スランプこそ 絶 好 調 なんてわけのわからないコメントを 発 して いるのも 非 常 に 興 味 深 いわけです 彼 は こういうふうに 語 っております 自 分 の 力 以 上 のものが 働 いている 打 てるはずがな いのに 打 ててしまう そんな 印 象 なんですね ですから 僕 はスランプのときにこそ 絶 好 調 が あらわれる すごく 感 覚 を 失 っているときにし か 好 調 はあり 得 ない 全 く 逆 説 的 なことを 考 え ているのです あるいはこういうことも 言 っています ヒッ トが 打 てた 日 が 調 子 がいいとは 限 らない 反 対 に ヒットが 打 てないからといって 調 子 が 悪 い わけではないと 感 じているわけです まさに 結 果 には 全 くむとんちゃくなのです プロセスを 最 大 限 重 要 視 する そういう 思 考 パターンが 貫 かれているわけです ぜひ 生 徒 さんが 逆 境 に なったときに 結 果 には 触 れないでいただきた いと 思 います いわゆる 悪 い 結 果 をリーダーで ある 教 師 が 触 れることを 彼 らは 恐 れていると 私 は 思 います 順 風 満 帆 の 連 中 には 逆 にしかりを もって もっと 頑 張 らないとこんな 勝 利 で 浮 か れていてはだめだと 気 を 引 き 締 めて 彼 らを 励 ま していただきたい 逆 に いわゆる 負 けた 連 中 には 励 ましていただきたいと 思 います 結 果 に は 触 れずに 頑 張 ったプロセスを 最 大 限 評 価 し てあげてほしいと 思 います そして 結 果 にはむ とんちゃくで プロセスにのめり 込 む そうい う 生 徒 を 量 産 していただきたいと 思 います 実 は 私 にとって 忘 れられない 出 来 事 がイ チロー 選 手 の 身 に 起 こっております それは ちょっと 古 い 話 です しかし プロ 野 球 ファン なら 多 分 ご 存 じの 出 来 事 かもしれません この 出 来 事 こそ イチロー 選 手 の 思 考 パターンが 非 25
31 常 にわかりやすくあらわれていると 私 は 思 いま す それは99 年 4 月 に 彼 の 身 の 上 に 起 こった 出 来 事 です その 日 彼 は 西 武 ライオンズとナゴヤドーム で 戦 います そして 最 終 打 席 当 時 西 武 ライ オンズのリリーフエースの 西 崎 投 手 からぼて ぼての 二 塁 ゴロに 打 ち 取 られました 彼 は 一 塁 ベースを 踏 んで ベンチに 戻 ってきました そ して 突 然 にやにやし 出 したわけです ほかの 選 手 が 気 持 ち 悪 がったのです なぜイチローは 凡 打 を 打 ったのににやにやし 出 したのだ それ を 見 ていた 当 時 の 監 督 の 仰 木 彬 さんが 雷 を 爆 発 させました おまえはスランプの 真 っただ 中 で 凡 打 を 打 ってなぜにやにやしているのだ ゲー ム 後 特 打 ちだ ゲーム 後 こっぴどく 絞 り 上 げられたというエピソードが 残 っています 当 時 4 月 開 幕 してまだ10 日 余 りです 彼 は2 割 3 分 台 のスランプの 真 っただ 中 にいたわけです そこでぼてぼての 二 塁 ゴロ 凡 打 です にやに やする 理 由 が 全 く 見 当 たらないわけです 後 年 彼 はそのことを 思 い 出 したようにしてこういう ふうに 語 っています そのまま 原 文 でご 紹 介 を させていただきたいと 思 います 99 年 4 月 11 日 日 曜 日 ナゴヤドームの 西 武 戦 です 3 連 戦 の 最 終 ゲーム その9 回 トッ プバッターだった 僕 は リリーフ 登 板 した 西 崎 さんにぼてぼてのセカンドゴロに 打 ち 取 られた のです 特 に 左 バッターから 見 て 二 塁 手 から 右 側 のセカンドゴロは 最 悪 ですね 二 塁 手 より センター 寄 りのセカンドゴロはまだましですけ ど 僕 は 最 悪 のセカンドゴロでしたが 次 の 瞬 間 うそのように 目 の 前 が 晴 れていったのです よ ああ これだと 思 いました これまで 探 し 求 めていたタイミングと 身 体 の 動 きを 一 瞬 で 見 つけることができた それをあやふやなイメー ジではなく 頭 と 身 体 で 完 全 に 理 解 することが できたのです 彼 はこう 語 っています 彼 はスランプの 真 っ ただ 中 にあって 冷 静 に 自 分 のバッティングを 確 かめていたわけです そして その 西 崎 投 手 の 投 げたボールを 打 ち 返 したときに ひらめき が 体 の 中 に 走 ったわけです それが 体 の 中 に 走 ったことに 余 りにもうれしいためににやに やしてしまったということです 私 たちは 逆 境 になってパニックになりがちです パニック になったらろくなことはない ますます 状 況 は よくない 方 向 に 流 れていきます 実 は アフリカにある 一 つの 事 実 がありま す ライオンとカモシカの 一 種 であるガゼルと いう 動 物 の 事 実 です ライオンは1 頭 のガゼル を 餌 食 にします どのガゼルが 餌 食 になるか? ほとんどの 人 が 最 も 足 の 遅 いガゼルだと 答 えま す しかし その 答 えは 間 違 っています ライ オンはフットワークを 使 うこともなく 1 頭 の ガゼルを 餌 食 にするのです ではどのガゼルが 餌 食 になるか それは パニックになったガゼ ルです パニックになったガゼルがライオンの 方 に 向 かって 走 ってくるわけです それをフッ トワークを 使 うこともなく しとめるわけです 悪 い 状 況 になったら メンバーはパニックにな りがちです それを 冷 静 にさせるのは リーダー である 教 師 の 仕 事 だと 私 は 思 います 実 は ゲームの 中 で 負 けているチームの 監 督 が 選 手 に 向 かって 叫 びます もっと 集 中 しろ もっと 頑 張 らんとだめじゃないか と ます ます 彼 らは 集 中 できなくなり 頑 張 れなくなると いうことです ポジティブなアドバイスを 彼 ら に 差 し 伸 べていただきたいと 思 います 逆 境 になっているときに 側 面 から 励 ますのが リー ダーである 教 師 の 役 割 だと 思 います メジャーリーグのコーチの 大 事 な 役 割 それ は 選 手 に 専 門 的 知 識 を 与 えられることではあり ません それも 大 事 ですけれども それは 一 番 大 事 な 役 割 ではないのです コーチの 一 番 重 要 な 役 割 それはバッティングゲージで 打 たれ 外 野 に 飛 んでいったボールをバケツで 拾 ってマ ウンドまで 持 ってくる 作 業 これがコーチの 一 番 大 事 な 仕 事 だと 言 われています コーチとい う 言 葉 の 語 源 は 馬 車 です 馬 車 はコーチの 意 味 を 代 弁 しているわけです コーチはどうあるべ きか 馬 車 が 教 えてくれるわけです もちろん 馬 車 がリーダーです しかし 生 徒 は 馬 ではありません 生 徒 はお 客 様 です 馬 車 の 役 割 はお 客 様 が 行 きたいとこ 26
32 ろに 連 れていってやるのが 重 要 な 役 割 です あ るいは 気 持 ちよく 仕 事 ができる 勉 学 ができる 環 境 づくり それをセットアップしてやるのが リーダーの 仕 事 だということです 馬 だと 思 っ てひたすらむちを 使 うリーダー これは 間 違 っ たリーダーだと 私 は 思 います エンカレッジ 勇 気 づけこそいわゆるリーダーのキーワードだ と 私 は 思 います それはともかく 逆 境 に 対 する 体 制 をつけて やる その 努 力 を 是 非 していただきたいと 思 い ます 逆 境 になったら 飛 躍 のヒントはそこに 転 がっている 順 風 満 帆 のときには 飛 躍 のヒン トなんてほとんど 転 がってない ぜひそうい うことを 教 えてあげていただきたいと 思 いま す 逆 境 に 陥 っている 連 中 それを 励 ましてや る これは 非 常 に 重 要 な 要 素 だと 思 います 私 自 身 今 単 身 赴 任 で 鹿 児 島 に 赴 任 をして おります 実 家 は 神 戸 にあります 小 さいころ から 関 西 で 育 ちました もう 根 っからの 阪 神 タ イガースファンです 実 は 阪 神 タイガースの 選 手 の 中 で 私 の 最 も 大 好 きな 選 手 は 金 本 知 憲 外 野 手 です ご 存 じのように 彼 はいまだに 全 イ ニング 連 続 試 合 出 場 の 世 界 記 録 を 更 新 し 続 けて います しかし 私 は 今 シーズン 終 了 時 点 で 彼 が 何 試 合 全 イニング 連 続 試 合 出 場 か その 数 字 には 全 く 興 味 がございません ただし いま だに 彼 がその 記 録 を 更 新 し 続 けている 事 実 に 驚 嘆 するわけです 実 は この 記 録 がスタートし たのは1999 年 の7 月 のことです 彼 はもう 丸 10 年 間 全 試 合 の1 回 表 から9 回 裏 延 長 戦 であ ればゲームセットまで 全 試 合 全 イニングに 試 合 をずっと 出 続 けているということです 皆 さんご 存 じのように 彼 はこの 記 録 を 続 け ていく 中 でさまざまなピンチに 見 舞 われていま す その 最 大 のピンチの 一 つは 2004 年 の7 月 29 日 の 出 来 事 です 実 はその3 日 後 に 彼 は701 試 合 全 イニング 連 続 試 合 出 場 の 日 本 記 録 を 更 新 するわけですが その3 日 前 ドラゴンズの 岩 瀬 投 手 から 左 手 首 にデッドボールを 受 けるわけ です 診 断 結 果 は 軟 骨 剥 離 です もはやタイガー スファンのほとんどが 翌 日 のジャイアンツ 戦 に 彼 はバッターボックスに 立 てないと 思 ったわけ です しかし 翌 日 のジャイアンツ 戦 で 彼 は1 打 席 目 からバッターボックスに 立 ったわけです その 試 合 は 日 本 国 じゅうに 生 中 継 されており ました 私 もこの 目 でしっかりとそれを 確 認 し ております 彼 は 何 と 右 手 1 本 で2 本 のヒッ トを 打 ったのです 彼 はみずからの 一 つの 哲 学 を 持 っています 自 分 が 認 めない 限 り けがは けがではないという 哲 学 です 彼 の 大 好 きなコ メントをご 紹 介 させていただきたいと 思 います ゴルフで 負 けてもちっとも 悔 しくない だ けど 野 球 だけは 悔 しい 人 それぞれの 価 値 観 が あるだろうし おれの 場 合 は 野 球 なんだよ そ れを 職 業 としていて ファンも 喜 んでくれる だからもっと 頑 張 らんといかんと 思 う こう 語 っているのです ちょっとしたスランプで 悩 んでいる 若 い 選 手 を 見 つけて 彼 はこう 言 いま す おれは 酒 も 飲 む 不 摂 生 もする そんな おれでもこんな 記 録 残 せるんじゃないか おま え つまらないスランプで 悩 んでないで もっ と 頑 張 らんとあかんやないか 逆 境 にあっても 逆 境 とは 思 わない まさに 当 たり 前 のことを 淡 々と 続 ける そういう 気 持 ち を 持 つこと これは 私 自 身 プロとして 最 低 限 の 役 目 だなと 思 います なぜ 彼 は 自 分 が 認 めない 限 りけがはけがでは ないとそういう 哲 学 を 持 ったか それは 過 去 の 苦 い 体 験 に 基 づいているからです 彼 は 東 北 福 祉 大 学 というところから 広 島 カープに 入 団 した わけです イチロー 選 手 と 同 じように 入 団 数 年 間 は2 軍 の 選 手 でした 1 軍 に 一 度 も 呼 んで もらえないようなマイナーの 選 手 だったわけで す そして ついに1 軍 に 昇 格 する 日 が 来 るわ けです 当 時 の 広 島 カープの 監 督 は 過 日 残 念 ながら 亡 くなられた 三 村 さんです 三 村 監 督 が 当 時 のカープの 監 督 でした 彼 が2 軍 から 金 本 選 手 を1 軍 に 呼 んだのです そして デビュー 戦 の 直 前 に 不 運 が 彼 を 襲 います ゲーム 前 の 練 習 で 足 を 捻 挫 してしまうわけです そして 金 本 選 手 は 三 村 監 督 の 前 に 行 ってこう 言 いました 実 は 練 習 前 に 捻 挫 をしてしまいました とて もきょうの 試 合 に 出 られそうもありません あ したの 試 合 から 出 させてください 彼 は 三 村 監 27
33 督 に 面 と 向 かってこう 言 ったわけです 三 村 監 督 が 激 怒 したことは 言 うまでもありません お まえなんておれは 絶 対 もう 使 わない 2 軍 に 落 ちろ 彼 は 泣 きながら2 軍 に 落 ちていきました そのときからです 自 分 が 認 めない 限 りけがは けがではないという 哲 学 が 生 まれたのは 岡 田 前 監 督 に 彼 が 告 げていた 一 文 があります それは 自 分 はもはやこの 世 界 記 録 には 全 く 未 練 がないという 一 文 です もしもチームに 貢 献 できなくなったときは いつベンチに 引 っ 込 め てもらってもいいよ おれはもはや 世 界 記 録 に は 全 く 未 練 がない チームに 貢 献 することが 自 分 の 一 番 大 事 な 目 的 だ だからチームに 貢 献 で きなくなったら 引 っ 込 めてもらっていいという 一 文 です プロのかがみだと 思 います 以 上 逆 境 力 逆 境 に 遭 えば 遭 うほどたくま しくなれる そういうことをぜひ 皆 さんの 生 徒 さんにも 教 えていただきたいと 思 います 逆 境 を 避 けて 一 流 には 全 くなれない 逆 境 を 避 けて みずからの 才 能 の 花 は 開 かない 私 はそう 確 信 するわけです さて 次 の 力 です それは 直 観 力 です イチ ロー 選 手 は 直 観 力 によって 偉 大 なメジャー リーガーになれたと 私 は 感 じるわけです 彼 は 過 去 のピッチャーのデータにはほとんどむとん ちゃくです ほかの 選 手 がそのピッチャーの 球 種 あるいは 過 去 の 投 球 パターンを 研 究 する そ ういうことに 関 して 彼 は 全 くむとんちゃくだ からです なぜ 彼 はむとんちゃくか 真 っ 白 な 気 持 ちでピッチャーと 対 峙 する それが 最 高 の 作 戦 なんだ 戦 略 なんだと 考 えているからです 直 観 に 頼 ってヒットにする それが 大 事 だとい うことです 過 去 のデータが 逆 に 直 観 力 を 封 じ 込 めてしまうと 彼 は 考 えているのです あるとき 彼 はこう 語 っています ボールと いうのはバットに 当 たったときにとらえるので はなく ピッチャーの 手 から 放 れた 瞬 間 にとら えるものなんです 彼 はピッチャーの 手 から ボールが 放 れた 瞬 間 に 一 度 ヒットにしている わけです イメージの 中 でヒットにして その 直 後 に 実 際 に 飛 んでくるボールをヒットにして いる 私 はそう 思 います 直 観 が 彼 を 偉 大 なメ ジャーリーガーにしたと 思 います ほとんどの バッターがピッチャーの 失 投 を 逃 がさない そ ういう 発 想 でヒットを 打 ちにいこうとします 彼 は 全 く 真 逆 の 発 想 です そのピッチャーの 最 高 のボールこそヒットにすべきボールなのだと いう 哲 学 です そのピッチャーの 得 意 球 をヒッ トにすることに 彼 は 命 をかけるのです あるい は 守 りに 入 ることを 極 端 に 嫌 います だから 極 端 に 彼 はフォアボールで 出 るのが 少 ないわけで す もしももっとフォアボールを 選 んでいたら 彼 の 打 率 はもっと 上 がるはずです ボール 球 で も 手 を 出 して 果 敢 に 打 ちにいこうとする 感 性 直 観 に 聞 きながら もう 一 人 の 自 分 と 対 話 しながら 感 性 を 極 限 にまで 高 めてヒットにしよ うとしているわけです プロの 仕 事 には 直 観 が 大 事 です これから の 教 師 も 直 観 がまさに 問 われるわけです 直 観 とは 気 づきです 何 となくこのやり 方 を 採 用 した 方 が 生 徒 が 喜 んでくれる そういう 気 持 ち それが 直 観 です 論 理 とは 全 く 違 ったもの です 論 理 に 従 うと とんだことになるわけで す 何 となく 危 ない 何 となくやめといた 方 が いい 先 を 読 む 力 こそ 直 観 そのものだと 思 いま す 余 り 論 理 に 縛 られ 過 ぎると 直 観 が 引 っ 込 んでとんでもないことになるということです 先 を 読 む 力 こそ 直 観 そのものだと 思 います 実 は 直 観 をわかりやすく 説 明 してくれる 一 つの 出 来 事 があります これもアフリカのある 町 の 出 来 事 です 南 アフリカにはプレトリアと いう 鉱 山 都 市 があります 世 界 最 大 の 金 鉱 脈 が 眠 っている 町 です そこにはいまだに 数 多 くの 金 坑 夫 が 働 いております 莫 大 な 報 酬 を 手 にし ているのは 年 老 いたキャリアあふれる 金 坑 夫 です 若 い 元 気 なキャリアの 浅 い 金 坑 夫 は 全 く 彼 らに 太 刀 打 ちできないのです なぜなら どこに 金 鉱 脈 が 眠 っているか それはまさに 年 老 いた 金 坑 夫 の 脳 の 直 観 にゆだねられているか らです 彼 らとてわからない 何 となくここを 掘 ったら 金 鉱 脈 が 眠 っているに 違 いない そ う 思 って 掘 ると 見 事 に 高 い 確 率 でそこに 金 鉱 脈 が 眠 っているのです まだミステリアスな ゾーンです マニュアル 化 できないのです 多 28
34 分 彼 らの 脳 が 長 い 培 ったキャリアを 通 して 地 層 のちょっとした 色 の 違 いを 見 分 けていると 言 われています それも 全 くわかりません ただ し 事 実 はキャリアあふれる 年 老 いた 金 坑 夫 が 莫 大 な 報 酬 を 手 にしているという 事 実 です ぜひ 何 となくという 感 覚 を 大 事 にしていただ きたいと 思 います 何 となくこれを 選 択 すると 危 ないような 気 がする それを 避 けていただき たいと 思 います 皆 さんの 長 いキャリアを 通 し て 培 った 脳 が 直 観 によってそれを 選 別 してる というわけです パリの 警 察 学 校 の 壁 には 1 世 紀 前 から 同 じ 警 句 が 掲 げられています 脳 は 探 しているもの を 見 つけてくれる ただし それは 既 に 脳 に 存 在 しているものだという 格 言 です 何 げない 風 景 の 中 に 得 意 なものに 気 づく それは 皆 さんの 脳 が 気 づいてくれるわけです ぜひ 感 性 五 感 を 磨 き 上 げて 直 観 に 問 うていただきたいと 思 います 直 観 を 皆 さん 自 身 が 脳 から 出 力 作 業 と して 浮 かび 上 がらせることが 非 常 に 重 要 だと 私 は 思 います さて 最 後 の 力 これは 創 造 力 です 直 観 力 と 創 造 力 これは 兄 弟 のようなものだと 思 って います 同 じ 脳 の 出 力 作 業 です 実 は 皆 さんはちょっとした 誤 解 をされてい ると 思 います それは 脳 というのは 解 剖 学 的 に 見 て 文 字 や 数 字 を 処 理 するのに 向 いている 臓 器 だという 誤 解 です それは 全 く 間 違 っている のです 脳 にとっては 非 常 に 不 得 手 な 直 近 に 身 につけた 新 しい 能 力 です 500 万 年 あるいは 600 万 年 と 言 われる 人 類 の 歴 史 の 中 で 人 間 の 脳 が 文 字 や 数 字 を 処 理 し 始 めたのはほんの 数 千 年 の 歴 史 でしかないということです 数 万 円 の パソコンにも 記 憶 容 量 処 理 スピードで 全 く かなわない それが 脳 という 臓 器 です ただし どんなスーパーコンピューターにもまねのでき ない 脳 の 最 後 のフロンティア 領 域 それをぜひ 活 用 していただきたい それが 直 観 力 であり 創 造 力 だと 思 います 実 は 創 造 力 に 関 して 一 つのエピソードを 披 露 させていただきたいと 思 います 2006 年 にサッカーのワールドカップがござい ました 日 本 代 表 チームはブラジル 代 表 チーム と 戦 ったわけです そのゲームを 観 戦 していた イングランド アーセナルのアーセン ベンゲ ル 監 督 彼 が 一 つのコメントを 出 しております 彼 はそのときこう 言 いました パターン 化 さ れた 局 面 では 日 本 人 選 手 の 方 がいい 仕 事 をし ていた ところが 残 念 なことに 超 一 流 のゲー ムではパターン 化 された 局 面 なんてほとんど 出 てこない パターンから 外 れたところでとっさ のチャンスを 見 逃 さなかったのは 圧 倒 的 にブ ラジル 選 手 の 方 だった というコメントです そして 彼 はもう 一 言 つけ 加 えました それは 両 者 の 才 能 の 違 いではない 置 かれたシステム の 違 いであると 断 言 したわけです 画 一 的 なト レーニングを 好 む 日 本 人 チームと 自 由 奔 放 に みずからの 芸 術 的 なわざを 磨 く 練 習 にたっぷり 時 間 を 注 ぐブラジル 選 手 の 決 定 的 な 違 いだと 彼 は 言 いたかったわけです もう 半 年 前 のことですが 日 本 経 済 新 聞 のあ るコラムに このベンゲル 監 督 のコメントを バックアップするコメントを 載 せておられた 方 があります その 方 のちょっとコメントをここ で 披 露 させていただきたいと 思 います サッカーの 鹿 島 アントラーズの 高 島 雄 大 事 業 部 長 という 方 です 彼 は 毎 年 夏 にサッカーの 日 本 のジュニアの 代 表 チームをブラジルに 帯 同 して そしてブラジルのトップジュニアと 親 善 試 合 を 開 催 されている 方 です 彼 がそのコラム でこう 語 っております 日 本 のジュニアは ちょっと 前 がふさがる とすぐにボールを 後 ろに 下 げてしまう 一 方 ブラジル 選 手 は 果 敢 にドリブルでゴールに 切 り 込 んでいく この 違 いは 何 だろう 私 は 考 え た 日 本 のコーチは ブラジル 選 手 のような 個 人 技 に 走 ると なぜおまえはそんな 自 分 勝 手 なことをするととがめがちだ その 結 果 日 本 のジュニアは 自 己 を 抑 えて 無 難 なリスクのない おもしろいプレーに 終 始 するようになる 一 方 ブラジル 人 のコーチは たとえゴールに 切 り 込 んで 相 手 にボールを 奪 われても 今 のプレーは よかったな もう 一 度 チャレンジしてみようよ きっと 成 功 するぞと 励 ます つまり 日 本 選 手 は 29
35 ボールを 奪 われたときにコーチに 申 しわけない と 感 じ ブラジル 選 手 は 果 敢 に 勝 負 に 出 なかっ たときにコーチに 申 しわけないと 感 じるのだと 私 は 思 う 自 由 奔 放 にプレーをさせる そういうことに よって 自 動 的 に 選 手 の 内 側 から 創 造 力 が 花 開 き 外 に 出 ると 私 は 思 います もちろんキャリアの 浅 い 選 手 をトレーニングするには 画 一 的 なト レーニング これはもってこいだと 思 います この 選 手 を 量 産 するのに 向 いている 画 一 トレー ニングは 超 一 流 の 選 手 をトレーニングするに は 全 く 不 向 きだというのが 私 の 考 え 方 です そ の 生 徒 の 才 能 を 開 かせるには 画 一 的 なトレー ニングというのは 全 く 不 向 きだというのが 私 の 結 論 です 一 人 一 人 その 個 性 に 合 った 一 品 料 理 的 なトレーニングシステムをぜひ 確 立 してやる あるいは 自 由 奔 放 に 彼 らのやりたいわざを 磨 か せる 時 間 をたっぷり 確 保 してやる これこそこ れからの 将 来 のトレーニングシステムだと 私 は 思 います 以 上 持 続 力 そして 没 頭 力 逆 境 力 そし て 直 観 力 創 造 力 5つの 力 のお 話 をしてまい りました 残 りの 時 間 少 なくなってまいりました 簡 単 にジム レーヤー 理 論 のエッセンスを 皆 さんに ご 披 露 させていただきたいと 思 います 彼 の 哲 学 は 非 常 に 単 純 な 方 程 式 で 示 されてい ます それは24 時 間 一 日 完 全 燃 焼 です 人 生 はきょうしかない きのうのことは 忘 れてしま いなさい そしてあしたのことはあした 考 えれ ばいいんだ とにかくきょう24 時 間 完 全 燃 焼 することこそ 人 生 そのものなんだ 充 実 した 人 生 を 送 るにはそれしかないと 彼 は 語 っています 朝 早 くベッドからきょうも 頑 張 るぞと 飛 び 起 き て そしてへとへとになってベッドに 潜 り 込 む この 毎 日 の 繰 り 返 しこそ 人 生 そのものだという わけです 実 は 彼 はある 金 メダリストに 一 つのチェッ クリストをプレゼントしております ダン ジャ ンセンというスピードスケートの 金 メダリスト です 彼 は94 年 リレハンメル 冬 季 オリンピッ クの1,000メーターの 金 メダリストです 彼 は 4 回 オリンピックに 出 場 しております でも 最 初 の3 回 はことごとくメダルから 見 放 された 不 運 のチャンピオンでした そして 最 後 のリレ ハンメルで 最 初 の 金 メダルを 獲 得 したわけです 実 は 4 回 のオリンピックの 直 前 の 世 界 ランキ ングは 常 に1 位 だったことでも 彼 がいかに 不 運 だったかということがわかります リレハン メルのオリンピックの 直 前 2 年 間 彼 はジム レーヤー 博 士 について 彼 のトレーニングを 受 け ていました その 中 で 代 表 的 なチェックリス トを 皆 さんに 紹 介 したいと 思 います ジム レー ヤー 博 士 が 分 類 した4つの 心 理 状 態 にかかわる チェックリストです メンタル タフネス というキーワードで ぜひブックウェブで 彼 の 本 を 検 索 していただき たいと 思 います 翻 訳 書 が7 8 冊 出 てまいり ます ぜひ 興 味 のある 方 は1 冊 読 んでいただき たいと 思 います ストレスあふれる 職 場 でいか にして 完 全 燃 焼 するか 彼 は 私 たちにヒントを 与 えてくれます 彼 は4つの 心 理 領 域 に 分 類 し ています 横 軸 が 心 理 状 態 の 快 不 快 です 右 に 行 けば 行 くほど 快 適 左 に 行 けば 行 くほど 不 快 な 状 態 です そして 縦 軸 がきょうお 話 しして まいりましたモチベーションレベルです 上 に 行 けば 行 くほど 高 い 下 に 行 けば 行 くほど 低 い そして 右 上 彼 はハイポジティブ ピークゾー ンと 名 づけました 最 高 の 心 理 状 態 です まさ にチャンピオンはこの 心 理 状 態 で 戦 うから 敵 を 打 ち 負 かすことができると 結 論 しています もちろん 仕 事 上 でもこの 領 域 で 仕 事 をすると 効 率 的 に 仕 事 がはかどる あるいは 難 しい 難 問 も すぐに 解 決 できる そう 語 っているのです そして 左 上 ハイネガティブです ストレス ゾーンと 彼 は 名 づけました モチベーションレ ベルは 高 いけれども いわゆる 不 快 な 心 理 状 態 でお 仕 事 をされているときは 左 上 で 仕 事 をさ れているわけです 物 理 的 時 間 で 解 決 できない ようなたくさんの 仕 事 を 抱 えている 方 あるい は 自 分 の 能 力 では 解 決 できない 難 題 を 抱 えてい る 方 ストレスゾーンで 仕 事 と 格 闘 しているわ けです そしてそれが 長 期 間 続 くと 彼 は 左 下 最 悪 の 領 域 に 突 入 すると 結 論 したわけです 最 30
36 悪 の 領 域 は 左 下 ローネガティブ 彼 はバーン アウト 領 域 燃 え 尽 きシンドローム 領 域 だと 結 論 しています うつ 状 態 になり 最 悪 の 場 合 に 自 殺 に 走 る 先 生 方 がおられる この 左 下 で 仕 事 と 格 闘 した 末 の 結 果 です そして 最 後 右 下 です ローポジティブ 彼 はリラックス 領 域 と 名 づけました お 仕 事 から 離 れた 趣 味 運 動 あるいはコンサートに 行 った り 仕 事 以 外 で 自 分 がやりたいことに 興 じたり している 時 間 最 高 の 時 間 こそリラックス 領 域 だと 彼 は 結 論 したわけです 少 なくとも1 日 1 時 間 は 自 分 のやりたい 仕 事 以 外 のことをやりな さい そうすれば 昼 間 ピークゾーンで 仕 事 に 完 全 燃 焼 できると 語 ったわけです しかも 体 調 もよくなると 結 論 したわけです 右 側 でいわゆ る 上 下 する こういういわゆる 日 常 生 活 を 送 る ことこそ 最 高 の 成 果 を 上 げるキーポイントだと 言 うわけです ぜひこういったことに 敏 感 に なっていただいて モチベーションが 高 い し かも 好 ましい 心 理 状 態 こういう2つのキー ワードでお 仕 事 をしていただきたい 人 生 を 送 っていただきたいと 思 います さて リーダーシップ 論 のお 話 ほとんど 時 間 がなくなってまいりました エッセンスを 簡 単 にご 披 露 させていただいて この 講 演 を 締 め くくらせていただきたいと 思 います 実 は きょう 皆 さんにご 用 意 したキーワード はたった 一 つです それは 人 望 です 人 望 のある 教 師 になるにはどうすればよいか 私 は スポーツの 指 導 者 の 分 析 しかしておりません スポーツの 現 場 では 人 望 あふれるリーダー 人 望 あふれる 教 師 しか 選 手 はついてこないと 私 は 思 います 実 は スティーブ ヤングさんというアメリ カンフットボール NFLの 名 クオーターバッ クだった 人 がみずからの 著 書 で 人 望 の 定 義 をし ております 彼 は 人 望 とはリーダーがメンバー をぐいぐい 引 っ 張 っていく 能 力 ではない 黙 っ ていてもメンバーがついてきてくれる 能 力 そ れが 人 望 なんだ しかもそれはリーダーに 決 め られることではなく メンバーが 決 めることで ある 人 望 のあふれるリーダーなら 黙 ってい てもメンバーはついてきてくれるということで す 彼 は それを 実 現 するにはたった 一 つしか ない それは リーダーは 自 分 からおりていっ て メンバーとパーソナルなコミュニケーショ ンをとることだということです 個 人 的 な い わゆるパーソナルなコミュニケーションを 深 め ることによって 選 手 の 人 望 を 獲 得 できると 彼 は 語 っています サッカーの 日 本 代 表 チームの 監 督 岡 田 武 史 さんもパーソナルなコミュニケーションを 非 常 に 大 事 にするリーダーです 彼 は 手 帳 に 選 手 の 生 年 月 日 そして 選 手 の 奥 さんとお 子 さんの 名 前 と 生 年 月 日 を 事 細 かに 記 しているそうです そしてそれをそっくり 丸 暗 記 しております そ してタイミングよく 選 手 とのコミュニケー ションとのツールとして 活 用 するわけです き のう 息 子 のタケシ 君 3 歳 の 誕 生 日 だったそう だな 最 近 スタジアムに 来 てないけれども 元 気 にしているか こういうふうにして 会 話 を 持 っていくわけです なぜ 監 督 は 自 分 の 息 子 の 名 前 を 覚 えてくれたんだ しかも 誕 生 日 ま で 覚 えてくれている 選 手 は 驚 喜 するわけです そして この 監 督 を 優 勝 させたいと 思 います 実 は 岡 田 監 督 はみずからのキャリアを 通 し て 大 失 敗 をしでかしております 若 かりしリー ダーのころ 惨 敗 した 試 合 の 後 にミーティング を 催 したという 大 失 敗 です 惨 敗 した 試 合 の 後 で 全 選 手 を 招 集 して 彼 は 一 人 一 人 の 選 手 にそ のゲームの 敗 因 を 語 らせたわけです 深 夜 にま で 及 ぶ 長 々としたミーティングになったことは 言 うまでもありません 選 手 の 気 持 ちがますま す 暗 くなって 次 の 試 合 でもっと 惨 めな 惨 敗 を 喫 するわけです それを 契 機 に 僕 はもう 圧 勝 した 試 合 などでも 絶 対 試 合 後 のミーティング をしないと 心 に 決 めたそうです そして ある 惨 敗 した 試 合 の 後 で 彼 の 頭 から 一 つのひらめき が 浮 かび 上 がります 焼 き 肉 パーティーを 開 催 しようというひらめきです きょうは 自 由 参 加 しかも 割 り 勘 ただしサッカーの 話 はご 法 度 と いうルールを 設 けて 大 いに 盛 り 上 がったわけ です そして 彼 らの 選 手 の 気 持 ちが 見 事 に 切 り かわって 次 の 試 合 で 圧 勝 したわけです 教 育 31
37 の 中 で 彼 らのお 互 いの 専 門 的 なコミュニケー ションも 大 事 かもわかりません しかし あえ て 彼 らのパーソナルなコミュニケーションの 聞 き 役 になってやる そして 自 分 のパーソナルな 情 報 を 彼 らに 提 示 してやることによって 2 人 のパイプはどんどん 太 くなると 私 は 思 います スティーブ ヤングさんが それまでのクオー ターバックがやってないルールを 初 めて 打 ち 破 ったクオーターバックだということは 余 り 知 られていません 実 はクオーターバックという ポジションは ほとんど 白 人 選 手 が 占 めていた のです それまでのクオーターバックは ラン ニングバックである 黒 人 選 手 とほとんどコミュ ニケーションをとらなかった 専 門 的 なフット ボールのコミュニケーションをとっても パー ソナルなコミュニケーションはとらなかった それを 初 めて 打 ち 破 った 選 手 がスティーブ ヤ ングさんだったわけです 黒 人 選 手 のお 子 さん そして 奥 さんともども 自 宅 に 招 き 入 れてホーム パーティーを 開 催 して パーソナルなコミュニ ケーションを 闘 わせた そして 一 気 に 黒 人 選 手 の 人 望 を 獲 得 した 難 しいパスを 必 死 になっ てキャッチしてくれた 黒 人 選 手 がいたから 自 分 はクオーターバックが 務 まったとまで 語 って います そろそろ 時 間 になってまいりました 最 後 に イチロー 選 手 のあるエピソードをご 紹 介 して きょうの 講 演 を 締 めくくらせていただきたいと 思 います この 出 来 事 がもしもなかったら イチロー 選 手 は メジャーリーガーはおろか プロ 野 球 選 手 にもなってないという 事 実 です それは 愛 工 大 明 電 彼 が 所 属 していた 高 校 の3 年 生 の 夏 の 最 後 の 甲 子 園 予 選 の 出 来 事 です 愛 知 県 の 甲 子 園 予 選 の 準 々 決 勝 で 愛 工 大 明 電 は 中 京 高 校 と 戦 ったわけです 5 回 裏 が 終 わったときに 中 京 高 校 が5 対 3でリードしていました そのとき にわかに 激 しい 雨 が 降 ってきてコールドゲーム 翌 日 再 試 合 になったわけです そのときの 非 公 式 のイチロー 選 手 の 成 績 は3 打 数 1 安 打 でし た イチロー 選 手 にとって 最 後 の 甲 子 園 予 選 で す 12 球 団 ほとんどの 東 海 地 区 のスカウトの 責 任 者 がその 球 場 に 押 しかけて イチロー 選 手 を ドラフトに 指 名 するか あるいは 見 送 るかの 最 後 の 決 断 に 迫 られていたわけです 当 時 のオリッ クス ブルーウェーブの 東 海 地 区 のスカウトの 責 任 者 は 三 輪 田 さんという 人 です 残 念 ながら 彼 はあるドラフトの 事 件 に 巻 き 込 まれて 沖 縄 で みずから 命 を 絶 ちます 生 前 彼 はこう 語 って いました もしも30 分 あのとき 雨 が 降 るのがお くれていたら 僕 はイチローをドラフトに 指 名 しなかった と そして 翌 日 再 試 合 です イ チロー 選 手 は 猛 烈 に 打 ちまくるわけです 4 打 数 3 安 打 ホームランまで 三 輪 田 さんの 前 で 打 っ てみせたのです そして 準 決 勝 に 勝 ち 上 がっ て 何 と5 打 数 4 安 打 三 輪 田 さんの 前 で 満 塁 ホームランまで 打 ってみせたわけです そのゲー ムを 見 ていた 三 輪 田 さんが よし イチローを 私 はドラフトで 指 名 すると 決 めたという 話 です シーズンが 終 わって 日 本 へ 帰 って 真 っ 先 に 彼 がやるだろう 作 業 があります 神 戸 が 見 晴 ら せる 三 輪 田 さんの 墓 前 に 妻 の 弓 子 さんと 手 を 合 わせる 作 業 です たばこ1 箱 ビール 缶 1 缶 を 供 えて 手 を 合 わせてこうつぶやくのです 三 輪 田 さん 今 シーズン 無 事 に 終 わることができ ました これも 空 から 三 輪 田 さんが 見 守 ってく れたおかげです 私 を 育 て 上 げてくれたあなた のことは 一 生 忘 れません 毎 年 そう 言 って 手 を 合 わせる 作 業 です 皆 さんが 今 どういうポジションにおられるか 私 は 全 く 知 りません しかし 今 皆 さんの 今 のポジションがあるのは 皆 さんの 実 力 でかち 取 ったものだけではないということです 家 族 そして 親 しい 友 人 そして 何 よりも 同 僚 の 人 た ちに 支 えられて 今 のポジションがある ぜひ 素 直 に 感 謝 の 気 持 ちを 示 していただきたいと 思 い ます そうすることによって 皆 さんの 人 望 も ますます 増 えていき しかも 難 しい 仕 事 もやり やすくなると 私 は 思 います ますますの 皆 さんのご 繁 栄 を 祈 って この 講 演 を 締 めくくらせていただきたいと 思 います ご 清 聴 ありがとうございました 32
38 解 説 発 達 の 段 階 のまとまりを 踏 まえた 指 導 内 容 の 体 系 化 について 文 部 科 学 省 スポーツ 青 少 年 局 企 画 体 育 課 教 科 調 査 官 白 旗 和 也 皆 様 こんにちは 紹 介 をいただきました 文 部 科 学 省 教 科 調 査 官 の 白 旗 でございます 校 務 が 大 変 多 忙 の 中 第 48 回 学 校 体 育 研 究 大 会 島 根 大 会 に 参 加 をいただいたこと 日 ごろから 学 校 体 育 の 充 実 発 展 に 御 尽 力 いただいておりますことに この 場 を 借 りましてお 礼 を 申 し 上 げます また 本 研 究 大 会 の 開 催 に 当 たりまして 御 尽 力 いた だきました 日 本 学 校 体 育 研 究 連 合 会 島 根 県 学 校 体 育 研 究 連 合 会 そして 島 根 県 教 育 委 員 会 またそのほか 関 係 の 皆 様 本 当 にすばらしい 会 を 開 催 していただき ましてありがとうございます 私 も 昨 年 のプレ 大 会 のときからかかわらせていただ きましたが 今 年 度 のインフルエンザのことは 予 期 で きないことでありました 非 常 に 大 きな 影 響 がありま すが ぜひ 皆 さんの 力 で 盛 り 上 げていただければと 思 います さて 学 習 指 導 要 領 関 係 につきましては 昨 年 の3 月 幼 稚 園 教 育 要 領 そして 小 中 学 校 の 学 習 指 導 要 領 今 年 になりまして3 月 に 高 等 学 校 の 学 習 指 導 要 領 それから 特 別 支 援 の 学 習 指 導 要 領 すべての 学 習 指 導 要 領 及 びその 解 説 を 告 示 そして 公 表 し 終 えまし た 今 児 玉 先 生 のお 話 の 中 でもイチロー 選 手 というプ ロ 中 のプロの 人 のお 話 が 中 心 でありましたが プロと してファンにいかに 満 足 いくプレーをできるか これ が 何 より 大 切 だというお 話 がありました 私 ども 学 校 教 育 にかかわる 者 としましては 児 童 生 徒 それから 学 生 彼 らが 本 当 に 満 足 いく 力 をしっか りつけていくことが 求 められると 感 じながら 話 を 聞 い ておりました 特 に 小 中 学 校 におきましては 本 年 度 から 移 行 期 間 になっております ですから 年 間 指 導 計 画 とか 具 体 的 な 授 業 づくり 単 元 計 画 も 含 めて 進 められていると ころではないかと 思 います そうした 移 行 措 置 1 年 目 という 非 常 に 注 目 される 時 期 に 確 かな 知 識 と 技 能 を 身 につけ 学 ぶ 喜 びが 味 わえる 体 育 学 習 まさに 新 学 習 指 導 要 領 の 趣 旨 に 沿 った 方 向 性 をもとに 全 国 か ら 地 域 を 越 えて 校 種 を 越 えて さらには 年 代 も 越 え てお 集 まりいただき この 後 のシンポジウム さらに は 明 日 の 授 業 で 協 議 等 を 深 めていけるというのは 大 変 意 義 深 いことだと 思 っております そこで 私 のいただいた 時 間 で テーマにあります ように 特 に 指 導 内 容 の 体 系 化 ということに 絞 りまして お 話 をさせていただきたいと 思 っております この 後 には 今 関 先 生 のコーディネートで 発 達 の 段 階 のまとまりを 踏 まえた 体 育 学 習 の 在 り 方 という テーマで 学 校 現 場 に 近 い 先 生 方 から 具 体 的 なお 話 を 出 していただきますので 私 がその 橋 渡 しになれるよ うな 話 ができればと 思 っております それでは 時 間 も 限 られておりますので 学 習 指 導 要 領 の 改 訂 についておさらいしながら 指 導 内 容 の 体 系 化 について 触 れたいと 思 っております まず 学 習 指 導 要 領 の 流 れですが 流 れそのものよ りも 今 までと 何 が 違 ったのかということを 押 さえてい ただけるといいと 思 います 平 成 17 年 2 月 学 習 指 導 要 領 の 見 直 しに 着 手 しまし た その 後 教 育 基 本 法 学 校 教 育 法 の 改 正 がすぐに 行 われているということです 今 回 の 改 訂 は この 法 の 改 正 にのっとった 形 で 行 われています まず ここを 押 さえなければならないと 思 っております つまり 日 本 の 教 育 をこれからどうしていくのかという 方 向 性 が 法 に 則 って 示 されたわけですから それに 対 して 体 育 も 同 じように 考 えていかなければいけない 法 を 踏 まえた 検 討 がされ 平 成 20 年 1 月 には 中 教 審 答 申 そ 33
39 れを 踏 まえて 小 中 学 校 幼 稚 園 改 訂 が 行 われ そ して1 年 たって 高 等 学 校 特 別 支 援 学 校 も 改 訂 となっ たのですが やはり 今 までと 違 うところはパブリッ トコメントをしっかりとってきているということです これは 教 育 というのは 学 校 教 育 だけのものではなく これからの 日 本 の 教 育 を 国 民 全 体 で 考 えていく 国 民 全 体 で 教 育 をしていくというメッセージです ですか ら 学 習 指 導 要 領 は だれが 見 ても 分 かる 言 葉 をでき るだけ 使 うように これまでよりもかみ 砕 いた 表 現 を しているところがさまざまあります まずここが 一 つ 大 きなところと 思 っています 改 訂 作 業 の 初 めの 段 階 で 課 題 とされたこととは PISAの 学 力 調 査 が 発 端 だったかと 思 いますが 特 に 日 本 の 子 どもは 思 考 力 判 断 力 表 現 力 等 の 力 という のが 非 常 に 弱 いのではないかという 指 摘 でした もう 一 つ 意 欲 の 問 題 ですね 学 習 意 欲 というのが 極 めて 低 い 役 に 立 つと 思 わない 今 勉 強 しているこ とが そう 答 えている 生 徒 が 非 常 に 多 い さらに 心 や 体 の 問 題 につきましても 自 分 に 自 信 がないとか 将 来 の 自 分 に 対 して 非 常 に 不 安 であるとい う 子 どもたちが 調 査 をするたびにふえている また 体 育 として 直 接 かかわってくるところでは 体 力 の 低 下 です 先 日 の 報 道 などで 下 げ 止 まったという 印 象 かも しれませんが 一 番 低 いとこで 今 下 げ 止 まったという ところでありまして 決 して 回 復 したということでは ありません このように 見 ますと 結 局 生 きる 力 で 重 視 していることがほとんど 課 題 になってしまって いる これまでも 生 きる 力 が 重 要 だと 言 ってきた にもかかわらず 依 然 課 題 として 残 っている こうし たことから これからの 子 どもたちに 一 体 どんな 力 をつけていくことが 必 要 なのかと 根 本 から 話 し 合 いが されて やっぱりこの 生 きる 力 に 戻 ってきたとい うことでして 単 純 に 継 続 したわけではないのです 結 果 として 生 きる 力 これを 継 続 していくという ことになっています 先 ほど 触 れましたように 生 きる 力 ということ が 教 育 基 本 法 それから 今 度 は 学 力 の 重 要 な 要 素 とい うことで 学 校 教 育 法 に 位 置 づけられました 当 分 の 間 学 習 指 導 要 領 の 改 訂 にかかわらず 日 本 の 教 育 の 進 むべ き 方 向 としてこのことがずっと 重 要 視 されることにな ります 国 としての 決 断 ととることができるのではな いでしょうか 体 育 にいきますと 体 育 科 保 健 体 育 科 については その 課 題 を 踏 まえ 生 涯 にわたって 健 康 を 保 持 増 進 し 豊 かなスポーツライフを 実 現 することを 重 視 し 改 善 を 図 る 先 ほど 御 紹 介 しました20 年 1 月 の 答 申 の 中 で 体 育 についてこう 書 かれています 豊 かなスポーツラ イフを 実 現 皆 さんはどうですか 豊 かなスポーツラ イフは 実 現 しているのでしょうか 子 どもや 学 生 に 大 事 だよと 言 いながら 自 分 はどうなのかと 振 り 返 った ときになかなか 実 現 できてない 現 実 があるのではない でしょうか 学 校 の 先 生 方 はまだ 動 けるかもしれませんが 行 政 に 入 ってしまうと 動 く 機 会 をまた 失 ってしまう だか ら 自 分 で 見 つけていかなきゃいけない 健 康 体 力 が 危 なくなってからするのではなくて ずっと 子 どもの うちからその 大 切 さがわかり 実 行 の 仕 方 がわかり 少 しずつ 積 み 上 げていく そんな 方 向 で 進 めていきま しょうということかなと 思 っています その 際 に 課 題 を 踏 まえとなっていますが 答 申 文 だけですとわかりにくいですね 示 されているものは この4つです もっとたくさんあると 思 いますが 体 力 低 下 の 問 題 それから 運 動 する 子 しない 子 の 二 極 化 の 問 題 それから3 番 目 が 教 師 の 授 業 づくりにかか わるような 課 題 ですね 4 番 目 につきましては 中 学 校 の 選 択 にかかわるところですから 形 の 上 では 今 回 の 改 訂 で 解 決 しているところですけども 内 容 の 面 で 充 実 していくということがこれから 求 められるところか と 思 います 島 根 の 基 調 提 案 の 中 でありましたが ビデオを 見 さ せていただいて 非 常 に 楽 しそうな 取 り 組 みをされて います 歌 まであって あのような 地 道 に 積 み 重 ねて いくことが 何 より 大 事 なことだと 感 じながら 聞 かせて いただきました 実 際 のデータを 見 ますと これは 昨 年 度 の 全 国 体 力 運 動 能 力 運 動 習 慣 等 調 査 の 結 果 です 非 常 に 低 かったのが 小 学 校 ではソフトボール 投 げ 中 学 校 です と 持 久 走 ですが ここで 幾 つかお 話 ししておきたいの は 国 が 求 めて 体 力 の 向 上 と 言 ってるのは 決 して 断 片 的 なものではない 調 和 のとれた 体 力 です ソフトボー ル 投 げだけ 上 がれば 体 力 の 向 上 であるということでは 決 してないことは 皆 さんもよく 分 かると 思 います そ もそも 学 力 調 査 と 体 力 調 査 ということでよく 対 比 さ れますが もともと 調 査 でやるのは 新 体 力 テストです 34
40 テスト 内 容 は 普 通 前 もってわからないものです で すからソフトボール 投 げをやることが 分 かっているの でそれを 訓 練 してそこだけ 数 値 を 上 げても 本 当 に 意 味 のないことですよね いろんな 運 動 に 取 り 組 んでいっ て 結 果 的 にソフトボール 投 げもやっぱり 高 まってい る ほかも 高 まっているということが 大 切 です あと 体 力 が 落 ちていくと どうも 気 力 も 落 ちるので はないかという 指 摘 もありますが 体 力 が 落 ち 始 める と 気 力 も 落 ちて 結 果 的 に 数 字 も 上 がらないところも 見 てとれるところかと 思 います 二 極 化 の 話 につきましても 先 ほどの 調 査 の 中 で 運 動 をする 子 とあまりしない 子 の 二 極 化 というのが 明 確 に 出 てまいりました 体 育 の 時 間 以 外 にほとんど 運 動 しないという 子 たちが 小 学 校 女 子 の 場 合 8 万 人 以 上 中 学 校 になると11 万 人 を 超 えてしまう 男 子 でも 数 字 自 体 はこれよりは 低 いですけどもほぼ 似 た 傾 向 です ね この 数 字 から 考 えなければいけないことは 体 育 以 外 に 運 動 してないわけですから いかに 体 育 の 授 業 を 魅 力 的 なものにしていくか そして 運 動 そのものの 魅 力 をいかに 伝 えていくか これをしていかないとな かなか 変 わりようもないのかなと 思 います 保 健 の 方 では 課 題 として 上 がっているのが 一 つ は 生 涯 にわたって 自 ら 健 康 を 適 切 に 管 理 していくとい う いわゆるヘルスプロモーションの 考 えに 基 づいて これに 向 けて 体 系 化 を 図 るということ そして 小 学 校 の 先 生 がもう 御 存 じかと 思 いますが 特 に 低 学 年 から 保 健 とか 健 康 にかかわる 知 識 等 が 必 要 ではないかという 議 論 の 中 で 体 ほぐしの 運 動 であれ ば 気 づき そのほかの 運 動 であっても 自 分 の 体 の 変 化 というものに 関 心 を 持 たせるように 改 訂 されておりま す 明 日 は 保 健 の 授 業 もしていただきますが 保 健 と 体 育 を 関 連 させて 指 導 することも 大 切 です また 授 業 だけで 完 結 していきますと 生 涯 にわたって という ところが 弱 くなりますので 授 業 で 学 んだことを 実 生 活 実 社 会 でも 生 かせるような 考 え 方 そのためには 学 校 段 階 の 接 続 小 中 中 高 さらには 発 達 の 段 階 のまとまり これらを 踏 まえて 指 導 内 容 を 整 理 明 確 化 し 体 系 化 を 図 る 少 し 説 明 をしたいと 思 います 1つ 目 の 生 涯 にわたって 運 動 に 親 しむ 資 質 や 能 力 の 育 成 これにつきましてはこの 後 触 れますので 飛 ばし まして 2つ 目 の 柱 は 体 力 の 向 上 に 向 けた 指 導 の 充 実 教 科 としては 体 育 にしか 期 待 できない 健 やかな 体 逆 に 言 うと 体 育 を 軸 にしてそれについてはきっちりと 回 答 していかなければならない 体 つくり 運 動 につい ては 確 認 すべきポイントがあります まず 開 始 時 期 が 小 学 校 の 低 学 年 までおりてきたということ なお かつ 体 つくりの 意 味 合 いが 小 学 校 低 中 学 年 とそれ 以 降 では 少 し 違 うということ そして 中 学 それから 高 校 も 指 導 の 時 間 の 目 安 というのが 示 されました 体 つくり 運 動 は 今 回 の 改 訂 の 中 で 生 命 線 と 言 えるかも しれません この 領 域 の 授 業 を 重 視 をしているところ です もう 一 つは その 体 つくり 運 動 だけではなくて そ れ 以 外 の 領 域 でも 学 習 した 結 果 として 体 力 が 高 まるよ うに 指 導 のあり 方 を 改 善 これも 簡 単 に 言 うと いい 体 育 の 授 業 をしっかりやってくださいということだと 思 っています 技 能 がしっかり 身 につく 授 業 をしてい けば 当 然 その 裏 では 運 動 能 力 等 体 力 等 高 まってい るはずですし また 意 味 のある 価 値 のある 運 動 量 を 十 分 確 保 した 授 業 こうしたことを 展 開 していけば 結 果 として 間 違 いなく 体 力 も 高 まっていく そんなと らえをしていただけるとよいのかなと 思 います ただ それだけではなかなか 体 力 向 上 ということに はこたえ 切 れませんので 教 育 活 動 全 体 で 運 動 する 機 会 を 提 供 し またふだんの 生 活 さらには 社 会 スポー ツ 等 ありますが 連 携 をしながらより 広 げ 深 めていく こんな 方 向 で 体 力 向 上 については 指 導 充 実 していきた いということが 柱 になります 最 後 は 健 康 保 健 にかかわるところなのですが 発 達 の 段 階 を 踏 まえ 保 健 の 内 容 の 体 系 化 運 動 領 域 の 内 容 とあわせて 保 健 の 中 身 につきましても 体 系 化 を 図 っているというところです 指 導 内 容 の 体 系 化 については 体 育 保 健 体 育 が 連 携 をした 形 で 深 めていく これが 今 回 の 大 きなテーマ ではないでしょうか ですから 目 標 につきましても これまでというのは 運 動 に 親 しむ 資 質 や 能 力 というの をずっと 高 校 まで 通 しで 示 しておりましたが 今 回 は 発 達 の 段 階 とか 学 校 種 を 考 えていったときに 義 務 教 育 の 中 で 生 涯 にわたって 運 動 に 親 しむ 資 質 や 能 力 とい うのをしっかりと 育 成 していく その 前 段 階 として 小 学 校 はその 基 礎 段 階 をきっちりやる 午 前 中 会 長 のあいさつの 中 で40 数 万 人 体 育 を 教 えている 教 員 がというお 話 ありましたが そのうちの 35
41 9 割 は 小 学 校 の 先 生 です 全 体 の9 割 にあたる 小 学 校 の 先 生 がまず 体 育 を 教 えてもらい 残 りの1 割 の 中 に 中 学 校 の 先 生 と 高 校 の 先 生 がいるわけです ですから 基 礎 をしっかりやることが 体 系 化 の 出 発 点 というこ とになろうかと 思 います 高 等 学 校 については 高 校 で 終 わってしまうのではな くて その 後 卒 業 した 後 もずっと 運 動 にかかわって いけるような そんな 力 をつけていきたいということ で 目 標 に 示 しています 系 統 性 については 領 域 を 高 等 学 校 までしっかりつ なげてわかりやすくしています 明 確 化 は それぞれ の 段 階 で 何 を 指 導 内 容 としてしっかり 押 さえていくべ きなのかという 内 容 を 明 確 にしています ですから 系 統 化 と 明 確 化 その 全 体 通 を 整 理 してまとめたものを 体 系 化 と 呼 んでいます 特 に 低 学 年 中 学 年 のあたりはさまざまな 動 きを 身 につける 時 期 という 言 葉 を 使 っています 簡 単 に 言 い ますと 基 本 の 運 動 の 趣 旨 そのものと 言 っても 差 し 支 え ないかと 思 っております ですから 基 本 の 運 動 とい う 言 葉 は 今 回 なくなりましたが 子 どもたちの 発 達 の 段 階 が 変 わったわけではありませんので これまで 同 様 基 本 の 運 動 の 趣 旨 を 生 かして 学 習 を 進 めていかな ければなりません 5 6 年 生 から 中 学 校 に 向 けては かなり 技 能 も 身 につきやすい 時 期 になります また 物 事 を 知 識 としてしっかり 理 解 しやすくなっ てくる 客 観 的 に 考 えられる こういう 時 期 ですので それぞれの 領 域 の 内 容 についてはしっかりと 学 習 して いく こうしたことから 武 道 やダンスも 今 回 必 修 化 されているところです 最 後 中 学 校 3 年 以 降 ですが 少 なくとも 一 つのス ポーツに 親 しむ 時 期 としています 卒 業 した 後 のこと を 考 えていくとこの 段 階 である 程 度 自 分 に 合 った 運 動 を 選 び 深 めていくということで 領 域 を 選 択 すること がベースになっています 陸 上 系 のハードルを 例 にとりますと 小 学 校 でも 中 学 校 でも 高 校 でもこれについては 指 導 しているけれど 内 容 は 違 うのかと 聞 かれることがあります 指 導 内 容 が 同 じであれば 教 える 必 要 がなくなりますので 指 導 内 容 は 明 らかに 違 いますと 説 明 しています これは 学 習 指 導 要 領 の 言 葉 を 並 べた 表 ですが ハードル 走 では 何 を 越 えるのか そしてその 越 え 方 で 求 める 動 きの 質 の 違 いを 示 しています ですから そこに 向 けて 児 童 生 徒 の 力 をしっかり 付 けていただきたいと 思 います ただ 気 をつけなければならないことがあります 水 泳 を 例 にしますが 小 学 校 5 6 年 生 については 泳 法 を 軸 に 示 しています クロールと 平 泳 ぎという 泳 法 を 身 につけるために キックやストロークなどを 学 習 していくわけですが 4 年 生 までは 技 能 の 示 し 方 が キックとか 手 のかき 方 というまとまりになっていて 4 年 生 まではいかにいろんな 動 きを 身 につけていくか 広 く 動 きを 身 につけることを 大 事 にしています です から 体 系 化 で 気 を 付 けていただきたいのは 例 えば サッカーで 言 うと 高 校 でパスがうまくなるために 小 学 校 1 年 生 からしっかりと 踏 み 込 む 足 に 対 して90 度 に して 振 り 子 のようにインサイドパスを 小 学 校 1 年 生 に 教 えていくということではないのです 技 能 の 体 系 化 を 踏 まえた 学 習 指 導 これを 置 きかえるとその 発 達 の 段 階 に 合 った 学 習 と 理 解 していただくとよいかなと 思 います いつも 技 能 の 話 になるのですが 態 度 も 体 系 化 して います ただ 技 能 ほど 明 確 に 細 かなものにはなかな かしにくいのですが およその 考 え 方 としては 小 学 校 から 高 等 学 校 へ 進 むに 従 って 進 んで という 段 階 から 主 体 的 に 取 り 組 むという 表 現 になっています 進 んでというのは もう 目 の 前 に 活 動 があってそこに 進 んでやっていくのですが 主 体 的 にというとかなり 価 値 判 断 が 加 わっています そのほかの 公 正 協 力 とか 責 任 参 画 健 康 安 全 についても 小 学 校 はまず 活 動 を 通 しながら 学 んでい く 中 学 校 では より 科 学 的 に 正 しい 情 報 をきちんと 入 れる 一 般 化 を 図 れるような 知 識 として 身 につけて いく さらに 中 3から 高 等 学 校 につきましてはより 総 合 的 に 体 育 だけではなくて 世 の 中 全 般 に 生 かせる 態 度 面 を 身 につけていきます こういうことで 態 度 も 発 達 の 段 階 を 踏 まえてしっかり 身 につけさせていくために 体 系 化 をしています 体 系 化 の 整 理 表 の 態 度 を 見 ていただきますと 小 学 校 中 学 校 高 等 学 校 で 次 第 に 身 につけることは 明 確 になっていること それから 態 度 の 内 容 が 小 学 校 と 中 学 校 と 違 っていることなどが 御 理 解 いただけると 思 い ます あとは 新 学 習 指 導 要 領 では 現 行 と 比 較 しますと 何 を 身 につけるのかというのを 明 らかにしていったと 36
42 いうことが 特 徴 です 世 の 中 の 情 勢 で 体 育 というのは 一 体 何 を 教 える 教 科 なのかということを 明 らかにしていかないと 教 科 と してどうなのかということになってしまいますので 発 達 の 段 階 に 応 じてこういうことを 身 につけさせてい きたいということを 明 確 にしているところがあります それから 先 生 方 の 力 を 大 いに 発 揮 させていただき たいということから 弾 力 化 も 今 回 取 り 上 げておりまし て 小 学 校 であれば 体 つくり 運 動 中 学 校 1 2 年 で あれば 体 つくり 運 動 と 体 育 理 論 これ 以 外 については 基 本 的 に 弾 力 的 に 扱 えるようにしています 何 を 身 につけるのか どういう 方 向 で 進 めるのか 国 は 目 標 と 内 容 をはっきりさせる これが 国 の 役 割 で す それに 対 して 目 の 前 にいる 子 どもたちにとって それらを 身 につける 一 番 ベストな 学 習 方 法 を 工 夫 でき るのは 先 生 方 です それをしやすいように 弾 力 化 をし ております というのは 特 に 体 育 の 場 合 は 環 境 に 影 響 されます 島 根 は 雪 が 降 るとか 山 越 えて 瀬 戸 内 海 の 方 へ 行 きますとほとんど 雪 が 降 らないとか 南 へ 行 って 高 知 の 方 まで 行 きますと 非 常 に 温 暖 だというこ とになって これは 当 然 その 環 境 に 合 わせた 学 習 の 仕 方 それから 必 要 な 時 間 数 というのが 変 わってきます それらを 踏 まえた 授 業 づくりがしやすいようにしまし た 中 3 以 降 も 領 域 選 択 ということそのものが 弾 力 化 の 考 え 方 になると 思 っております ここまで 体 系 化 のお 話 をさせていただきましたが ぜひ 押 さえておいていただきたいとことは 発 達 の 段 階 のまとまりを 踏 まえる 校 種 間 の 接 続 を 図 ることで す 発 達 の 段 階 のまとまりを 踏 まえるというのは そ の 児 童 や 生 徒 の 発 達 の 段 階 に 合 った 授 業 づくりをして いくということです それから 校 種 間 の 接 続 というの は 結 果 として4 4 4になったのですが 校 種 が 変 わると 子 どもの 体 心 の 発 達 状 況 が 全 く 変 わるとい うものではありませんので そこの 溝 をやっぱり 埋 め ながら 子 どもの 学 びに 合 わせた 接 続 を 考 えていかなけ ればいけないということです 3つ 目 は 特 に 小 学 校 は 当 てはまるかもしれません が 中 学 校 高 等 学 校 ですと 何 人 かの 先 生 で 授 業 をし ていますので 複 数 学 年 またがって 授 業 されていると 思 いますが 小 学 校 は 大 抵 自 分 のクラスだけを 指 導 して います 全 国 見 て 回 って 気 になるのは 同 じ6 年 生 で ありながら 1 組 と2 組 が 学 習 内 容 が 違 うとか 4 年 生 の 先 生 なんですが もう6 年 生 の 内 容 まで 入 り 込 ん でしまって 5 年 生 で 担 任 が 替 わると4 年 生 の 頃 より もっと 易 しくなってしまうとか そうした 担 任 による 差 が 大 きいのではなかと 思 うのです これを 何 とかし ていかないと 体 系 化 というのはなかなか 実 現 できない そのためにはしっかりとした 学 校 全 体 の 計 画 を 立 てる ということに 戻 っていくのではないかと 思 っています 移 行 措 置 のスケジュールですが これ 見 ていただき ますと 小 学 校 は 既 に21 年 度 半 分 超 えています 全 面 実 施 まであと1 年 半 ありません 低 学 年 は 本 年 度 から 時 間 で 実 施 中 学 年 は90 時 間 のままで23 年 度 から105 時 間 になる 高 学 年 は90 時 間 のままというこ とで 非 常 に 移 行 措 置 を 進 めにくいところであるので すが できるだけ 早 期 に 少 なくとも 来 年 からできる ところは 新 学 習 指 導 要 領 で 進 めていただきたいと 思 っ ております 低 学 年 それから 高 学 年 につきましては 時 間 時 数 は 全 面 実 施 と 同 じ 時 間 だけ 確 保 されることも ありますし 体 力 の 向 上 を 目 指 されて 授 業 時 数 がふえ ていることと 関 係 もありますので できるだけ 早 い 時 期 から 取 り 組 んでいただくということが 望 ましいと 思 っています 中 学 校 は90 時 間 のままですので 努 力 目 標 になって しまうかもしれませんが 新 しい 内 容 につきましては 研 修 等 も 含 めて 少 しでも 早 目 に 移 行 できるように 努 力 していただければありがたいです 体 系 化 を 踏 まえた 指 導 について ずっとお 話 をして きましたが 指 導 内 容 の 明 確 化 というところで 少 々 気 になっていることがあります 何 を 教 えるのかという ことは やっぱり 教 科 教 育 である 以 上 大 事 にしなけ ればなりません そのために 明 確 化 ということはキー ワードでよく 言 われておりますが これは 言 葉 を 変 え ると 何 を 教 えるのかをはっきりさせるということです ただ それだけではないのです 同 じことを 繰 り 返 し 繰 り 返 しやっていれば 一 番 身 につくのかもしれません が 学 校 体 育 で 目 指 しているのはそこだけではない 明 確 化 は 必 要 なのですが それをどのように 教 えるの か 子 どもたちがどのようにそれを 身 につけるのかと いうことがとても 大 事 になってくると 思 っています と 言 いますのは 習 得 と 活 用 意 欲 これは 学 教 法 30 条 のところに 出 てきます 基 礎 的 基 本 的 な 知 識 技 能 の 習 得 それらを 活 用 して 思 考 力 判 断 力 表 現 力 等 の 育 成 を 図 ること これが2つ 目 ですね 3つ 目 と 37
43 しまして 学 習 の 意 欲 と 言 われています 1つ 目 につきましては 知 識 技 能 の 習 得 というこ とで 何 を 身 につけるのかということが 大 きなウエート かもしれませんが 2つ 目 の 思 考 力 判 断 力 表 現 力 等 の 育 成 になってきますと 何 をしたからこれが 身 に ついたということではないのです 課 題 解 決 を 図 れる ためにこうした 力 をつけていくということですから 課 題 解 決 をしていけるような 学 習 過 程 が 極 めて 重 要 に なります ですから 何 を 子 どもたちは 身 につけるの か 先 生 は 何 を 教 えるのか そして 子 どもたちはど のようにそれを 身 につけていくのか この 両 面 で 学 習 というものを 考 えていかなければいけないということ です そして 学 習 指 導 要 領 ではすべての 学 年 で 楽 しく 行 いとか 楽 しさや 喜 びに 触 れという 言 葉 を 使 っていま す つまり 生 涯 にわたって 運 動 に 親 しむためには 学 習 意 欲 が 大 切 です またやりたい もっとやりたい 今 日 はおもしろかった こうした 意 欲 がわく 学 習 こ の3つをうまく 実 現 できるような 学 習 をつくっていか なければいけないと 思 っています 改 訂 ごとに それまでの 考 え 方 を 捨 ててしまって 新 しい 考 え 方 になるということではなくて 足 りないと ころを 補 いつつ 修 正 し 高 めてきていると 思 うのです 生 きる 力 の 育 成 が 日 本 の 教 育 として 目 指 してい るわけですから 当 然 体 育 もそうです そうなってき ますと 技 能 態 度 知 識 思 考 判 断 この3つが 体 育 の 学 習 内 容 ですので このバランスが 大 事 ですね もちろん 運 動 を 通 してですから 技 能 は 大 切 ですが 生 涯 にわたって 運 動 やスポーツとはいろんなかかわり 方 があります いろんなかかわりを 保 障 してあげるため にこの3つのバランスは 極 めて 重 要 です 具 体 的 な 授 業 づくりはすでに 実 践 をされている 学 校 がありますが 私 どもとしましてはめざす 方 向 を 修 正 していくような 仕 事 というのは 常 にしていかなければ いけないと 思 っております 最 後 にコマーシャルだけさせていただいて 終 わりに したいと 思 います 青 少 年 スポーツ 活 動 国 際 シンポジウムを12 月 の3 日 4 日 東 京 のホテル 日 航 で 開 催 をいたします イギリ ス ドイツ アメリカ オーストラリア シンガポー ル それから 日 本 です それぞれ 学 校 体 育 社 会 体 育 社 会 スポーツの 現 状 をお 話 ししていただいて 一 緒 に 協 議 して 深 めていく そんな 場 にしたいと 思 っておりま す 日 本 という 枠 だけではなくて 学 習 指 導 要 領 その ものが 世 界 の 中 の 日 本 人 の 育 成 を 考 えていますので 体 育 も 同 じで 世 界 の 中 で 日 本 の 体 育 保 健 体 育 をどう 考 えていくのかということが 極 めて 求 められてくると 思 っております この 研 究 大 会 には 本 当 に 各 地 からさまざまな 講 師 の 先 生 がお 集 まりいただいております この 後 のシン ポジウム 明 日 の 授 業 などで 新 しい 情 報 等 を 仕 入 れて いただいたり または 意 見 交 換 をしていただいたりす ることが 大 変 意 義 あることですので どうぞ 大 いに 研 鑽 していただきますようによろしくお 願 いをいたしま す 短 い 時 間 でしたが ご 清 聴 ありがとうございました 38
44 シンポジウム テーマ 発 達 の 段 階 のまとまりを 踏 まえた 体 育 学 習 の 在 り 方 コーディネーター 順 天 堂 大 学 准 教 授 今 関 豊 一 シンポジスト 筑 波 大 学 大 学 院 准 教 授 尾 縣 貢 シンポジスト 茨 城 県 教 育 庁 保 健 体 育 課 指 導 主 事 柴 田 一 浩 シンポジスト 北 海 道 深 川 西 高 等 学 校 教 諭 伊 藤 新 太 郎 シンポジスト 浜 田 市 立 石 見 小 学 校 主 幹 教 諭 上 部 孝 雄 ( 司 会 ) ただいまから 発 達 の 段 階 のまとまりを 踏 ま えた 体 育 学 習 の 在 り 方 と 題 しましてシンポジ ウムを 開 催 いたします それでは シンポジウムの 皆 様 を 島 根 大 会 実 行 委 員 会 副 会 長 佐 々 木 明 美 がご 紹 介 いたしま す ( 佐 々 木 ) 失 礼 いたします シンポジウムでコーディネーターをお 務 めい ただきます 順 天 堂 大 学 准 教 授 今 関 豊 一 様 です そしてシンポジウムのシンポジストの 方 々を ご 紹 介 いたします 筑 波 大 学 大 学 院 准 教 授 尾 縣 貢 様 です 茨 城 県 教 育 庁 指 導 主 事 柴 田 一 浩 様 です 北 海 道 深 川 西 高 等 学 校 教 諭 伊 藤 新 太 郎 様 で す 島 根 県 浜 田 市 立 石 見 小 学 校 主 幹 教 諭 上 部 孝 雄 様 です この4 人 の 方 々にお 務 めいただきます ( 司 会 ) それでは この 後 の 進 行 につきましてはコー ディネーターの 今 関 先 生 にお 願 いいたします 今 関 先 生 よろしくお 願 いいたします ( 今 関 ) 皆 さん こんにちは このたびこのシンポジ ウム 発 達 の 段 階 のまとまりを 踏 まえた 体 育 学 習 の 在 り 方 ということで コーディネーター を 仰 せつかりました 順 天 堂 大 学 の 今 関 と 申 しま す どうぞよろしくお 願 いいたします 本 日 は 最 初 に 流 れを 簡 単 に 私 の 方 からご 説 明 をさせていただき その 後 各 シンポジスト 4 名 の 方 々から 発 表 提 言 という 形 でお 話 をい ただきます それらの 後 ディスカッションを させていただいて 質 疑 応 答 を 受 け まとめとい うことで 流 れの 方 は 考 えております 簡 単 ですが 整 理 をしましたので 最 初 に 今 お 話 したのがこの 流 れであります そしてこ のシンポジウムの 論 点 視 点 ということであり ますが 大 きくは3つを 考 えました 先 ほど 白 旗 教 科 調 査 官 からお 話 がありましたように 1 つ 目 は 指 導 内 容 の 体 系 化 にかかわること そして 指 導 内 容 の 明 確 化 にかかわること 習 得 と 活 用 この3つが 学 習 指 導 要 領 改 訂 のポ イントとなろうかと 思 います これらを 踏 まえ て 各 シンポジストの 立 場 から 発 表 していただく ということです そして このシンポジウムですけれども そ の3つについてさらに 具 体 的 には 指 導 内 容 の 体 系 化 については 指 導 計 画 の 作 成 に 主 に 論 点 を 絞 ってはどうかと 考 えております これ をディスカッションするには 発 達 の 段 階 のま とまりがかかわるであろうと それから 2つ 目 に 指 導 内 容 の 明 確 化 については 授 業 づ くり 習 得 と 活 用 も 含 めて 考 えておく 必 要 があるのではなかろうか そして 最 後 に この 指 導 内 容 の 体 系 化 と 指 導 計 画 の 作 成 に ついては 校 種 間 の 接 続 どのような 手 順 で 指 導 計 画 を 作 成 するか そういったところが 論 点 になるのではなかろうかということです 39
45 そして 先 ほど 紹 介 いただきました 次 の4 名 の 方 にこの 後 順 に 発 言 をしていただきますけれ ども 最 初 に 島 根 県 浜 田 市 立 石 見 小 学 校 の 上 部 孝 雄 先 生 から 主 に 指 導 計 画 の 作 成 や 授 業 づ くり について 2 番 目 に 茨 城 県 教 育 庁 保 健 体 育 課 指 導 主 事 の 柴 田 一 浩 先 生 から 校 種 間 の 接 続 を 見 通 した 年 間 指 導 計 画 の 作 成 教 育 委 員 会 での 取 り 組 みを 中 心 にお 話 しいただきます そして 3 番 目 に 北 海 道 深 川 西 高 等 学 校 の 伊 藤 新 太 郎 先 生 から 授 業 づくり 指 導 内 容 の 明 確 化 評 価 といったところについてご 発 言 をいただく それから 最 後 になりますけれども 筑 波 大 学 大 学 院 の 尾 縣 貢 先 生 より 指 導 内 容 の 体 系 化 の 意 義 あるいは 学 校 における 授 業 のあり 方 等 についてお 話 をいただく 予 定 であ ります ということで 早 速 最 初 島 根 県 浜 田 市 立 石 見 小 学 校 主 幹 教 諭 の 上 部 孝 雄 先 生 より 発 表 提 言 をいただきたいと 思 います 上 部 先 生 よろ しくお 願 いいたします ( 上 部 ) では 皆 さん こんにちは 石 見 小 学 校 の 上 部 と 申 します きょうは 本 シンポジウムのテーマについて 指 導 計 画 の 作 成 及 び 授 業 づくり という 2つの 視 点 から 私 見 を 述 べさせていただきます どうぞよろしくお 願 いいたします さて 指 導 内 容 が 体 系 化 されたことで 指 導 計 画 の 作 成 に 当 たり 何 が 変 わろうとしているので しょうか 私 は 指 導 内 容 が 明 確 化 体 系 化 さ れたことで 今 まで 以 上 に 体 育 学 習 を 通 して 何 を どのように 教 えるのかという 体 育 科 経 営 ビジョ ンを 明 確 化 し 学 校 評 価 に 位 置 づけ 保 護 者 や 地 域 へ 情 報 を 発 信 するとともに 教 育 活 動 連 絡 協 議 会 などの 実 施 を 通 して 校 区 内 の 幼 保 小 中 学 校 と 積 極 的 に 情 報 交 換 を 行 っていくことが ますます 重 要 になってくると 考 えています つ まり 発 達 の 段 階 のまとまりを 踏 まえた 体 育 学 習 を 具 現 化 していくためには 系 統 性 のある 指 導 や 学 校 間 の 連 携 を 深 める 取 り 組 みを 組 織 的 に 行 っていくことができるような 指 導 計 画 を 作 成 することが 必 要 だと 考 えています また 発 達 の 段 階 のまとまりを 踏 まえた 指 導 計 画 を 作 成 す るために 私 は 領 域 別 育 成 プラン 及 び 領 域 別 学 習 指 導 資 料 の 作 成 に 現 在 取 り 組 んでいます 領 域 別 育 成 プランとは 6 年 間 を 見 通 し 幼 稚 園 や 保 育 園 あるいは 中 学 校 との 接 続 を 踏 ま えた 目 指 す 子 供 像 や 達 成 するための 手 だてを 領 域 別 学 習 指 導 資 料 とは 育 成 プランに 基 づいた 運 動 の 学 び 方 や 学 習 の 進 め 方 を 体 系 化 された7 つの 領 域 別 にまとめたものです また 系 統 性 のある 指 導 や 学 校 段 階 の 接 続 を 確 実 に 行 ってい くためには 育 成 プランや 指 導 資 料 に 示 した 目 標 や 内 容 を 全 教 職 員 で 共 有 化 していくための 研 修 会 を 実 施 することが 必 要 だと 考 えています 島 根 県 では 学 習 指 導 要 領 改 善 の 基 本 方 針 を 踏 まえ 島 根 が 目 指 す 体 育 学 習 を 確 かな 知 識 と 技 能 を 身 につけ 学 ぶ 喜 びが 味 わえる 体 育 学 習 と 設 定 していますが 発 達 の 段 階 のまと まりを 踏 まえた 指 導 計 画 の 作 成 を 通 してすべて の 児 童 に 身 につけさせたい 確 かな 知 識 と 技 能 と は 何 か すべての 児 童 に 味 わわせたい 運 動 の 楽 しさや 喜 びとは 何 かということを 明 確 に 提 示 し 説 明 していく 意 欲 と 力 量 が 今 まさに 問 われてい ると 感 じています なお 次 の2 点 が 指 導 計 画 作 成 上 の 課 題 であ ると 考 えています 1つ 目 は 体 つくり 運 動 が 低 学 年 から 内 容 化 されたことへの 対 応 2つ 目 は 体 系 化 された 各 運 動 領 域 における 運 動 の 系 統 性 の 明 確 化 です 体 力 の 向 上 を 重 視 し 学 習 したことを 家 庭 など で 生 かすことができるようにする 体 つくり 運 動 の 学 習 とはどのような 学 習 なのでしょうか 教 育 のプロとはいえ 体 育 科 を 専 門 としない 多 く の 教 師 にとって 児 童 や 学 校 の 実 態 に 応 じた 具 体 的 な 指 導 計 画 を 構 想 することは 正 直 難 しい 課 題 であると 感 じています また ゲーム 特 有 の 楽 しさを 味 わうための 動 き 方 を 身 につけることが できる 学 習 とはどのような 学 習 なのでしょうか 攻 防 の 特 徴 により3つの 型 に 分 類 されたボー ル 運 動 系 の 学 習 において 運 動 の 取 り 上 げ 方 の 弾 力 化 という 趣 旨 を 生 かした 指 導 計 画 を 作 成 し ていくことも 難 しい 課 題 だと 感 じています 体 育 健 康 に 関 する 指 導 は 学 校 の 教 育 活 動 40
46 全 体 を 通 じて 取 り 組 むことになっていますが 道 徳 教 育 との 関 連 も 含 め 指 導 計 画 の 作 成 はだれ が 行 うのでしょうか 国 や 教 育 委 員 会 の 役 割 と あわせて 検 討 していく 必 要 があると 考 えていま す 個 人 的 には 体 育 健 康 に 関 する 指 導 にお いても できれば 担 任 ではない 推 進 教 師 の 設 置 が 必 要 ではないかと 今 考 えております 次 に 指 導 内 容 が 明 確 化 体 系 化 されたこと で 授 業 づくりに 当 たり 何 が 変 わろうとしている のかということです 現 在 島 根 県 では わかる できる かかわるという3つの 学 習 経 験 を 保 障 する 体 育 学 習 のあり 方 を 模 索 していますが 私 は 水 泳 系 の 学 習 を 中 心 に 学 習 課 題 学 習 過 程 学 習 形 態 という3 点 から 授 業 づくりの 視 点 を 提 案 したいと 思 います 初 めは 学 習 課 題 についてです プールがない 本 校 では 泳 ぐ 楽 しさを 味 わいながら 自 己 の 泳 力 に 応 じた 呼 吸 法 を 習 得 することを 目 標 に 近 くの 温 水 プールで90 分 4 回 の 学 習 を 行 って いますが これからの 体 育 学 習 における 学 習 課 題 は 1. 児 童 にわかる 具 体 的 な 言 葉 で 提 示 すること 2. 実 際 に 児 童 が 挑 戦 する 運 動 教 材 を 提 示 することが 重 要 であると 考 えています 例 えばクロールで 続 けて 長 く 泳 げるとは 1. 25メートルをいつでも 呼 吸 をしながら 泳 ぐこと ができる 2.25メートルを 呼 吸 数 10 回 で 泳 ぐ ことができる 3.25メートルを30 秒 以 内 で 泳 ぐことができるという 観 察 可 能 な 具 体 的 な 言 葉 で 児 童 に 提 示 しています また 1に 対 応 して らくらくクロール25メートル 2に 対 応 して のびのびクロール25メートル 3に 対 応 して ぐんぐんクロール25メートル という 運 動 教 材 を 提 示 しています のびのびクロール25メートル とは でき るだけ 格 好 よく 泳 ぎたいという 児 童 の 願 いを 児 童 が 実 感 を 持 ちながら 味 わうことができる 客 観 的 な 対 象 に 具 体 化 した 学 習 課 題 に 実 際 に 児 童 が 挑 戦 する 運 動 教 材 です 呼 吸 数 が 少 ないほど より 伸 びのある 美 しい 泳 ぎ 方 ということになり 児 童 は 例 えばきょうは15 回 で 泳 ぎたいという 自 己 の 泳 力 に 応 じた 具 体 的 な 目 標 を 設 定 すること が 可 能 になります また 25メートルを 呼 吸 数 10 回 で 泳 ぐという 学 習 課 題 を 達 成 するための 動 きのポイントやこれらの 技 能 を 身 につけるため の 練 習 方 法 も 内 容 を 厳 選 して 提 示 しました 私 は 学 習 課 題 運 動 教 材 動 きのポイント 練 習 方 法 を 明 確 に 提 示 することを 通 して 水 泳 は 好 きだが 泳 げない 泳 げるが 興 味 はないとい う 状 況 をつくり 出 さない 授 業 づくり つまり 運 動 の 楽 しさや 喜 びを 味 わわせながら 確 かな 知 識 と 技 能 を 身 につけることを 重 視 した 授 業 づくり がますます 重 要 になってくると 考 えています このほかに ハードルをリズミカルに 走 り 越 えたいという 陸 上 運 動 や 開 脚 跳 びが 安 定 してで きるようになりたいという 器 械 運 動 における 目 標 は 学 習 課 題 や 運 動 教 材 として 具 体 的 にどの ように 児 童 に 提 示 すればよいのでしょうか 指 導 内 容 の 確 実 な 定 着 を 図 るための 指 導 方 法 とあ わせ 現 在 各 領 域 別 に 検 討 しているところです 次 に 学 習 過 程 についてです これについて は 習 得 した 知 識 や 技 能 を 活 用 しながら 1. 仲 間 とともに 遊 ぶ 2. 仲 間 とともに 見 合 う 伝 え 合 う 3. 仲 間 とともに 励 まし 合 う と いう 仲 間 とのかかわりを 生 み 出 す3つの 学 習 活 動 を 意 図 的 計 画 的 に 取 り 入 れていくことが 今 まで 以 上 に 求 められると 考 えています 仲 間 とともに 遊 ぶ とは かかわりが 持 て る 遊 びを 仲 間 と 一 緒 に 楽 しむことを 通 して 動 く 楽 しさや 仲 間 とかかわる 楽 しさを 味 わう 時 間 で す 仲 間 とともに 見 合 う 伝 え 合 う とは 仲 間 とかかわる 方 法 を 理 解 しながら 仲 間 と 一 緒 に 確 かな 知 識 と 技 能 を 学 び わかる 楽 しさやでき る 楽 しさを 味 わう 時 間 です 仲 間 とともに 励 まし 合 う とは 互 いに 励 まし 合 いながら 課 題 に 挑 戦 する 活 動 を 通 して 仲 間 とかかわるよさや 運 動 の 楽 しさを 味 わう 時 間 です これからの 体 育 学 習 ができる できないとい うことのみに 意 識 が 向 かないよう 各 領 域 とも これらの 時 間 をバランスよく 位 置 づけていくこ とが 重 要 だと 考 えています 最 後 に 学 習 形 態 についてです 技 能 の 習 得 を 重 視 した 場 合 習 熟 度 別 指 導 が 中 心 になると 41
47 思 いますが 態 度 や 思 考 判 断 にかかわる 目 標 を 達 成 していくためには 運 動 への 興 味 関 心 や 技 能 習 熟 が 違 う 仲 間 と 協 力 しながら 学 習 を 進 め ていくことができるようなグループ 学 習 を 推 進 していく 必 要 があると 考 えています 生 涯 にわ たって 運 動 に 親 しむ 資 質 や 能 力 の 基 礎 を 育 てる には 教 師 個 人 の 力 量 が 大 きく 左 右 しますが わ かる できる かかわるという3つの 学 習 経 験 を 保 障 する 体 育 学 習 のあり 方 についても 組 織 的 につくり 出 していくことが 重 要 になってくると 考 えています 以 上 本 シンポジウムのテーマを 受 け 私 自 身 が 現 在 取 り 組 んでいることや 今 後 取 り 組 もう としていることを2つの 視 点 から 述 べさせてい ただきました 発 達 の 段 階 のまとまりを 踏 まえた 体 育 学 習 の キーワードは 連 携 であると 言 われていますが 私 は 個 々の 取 り 組 みから 組 織 的 な 取 り 組 みへ そのためには 多 くの 人 を 巻 き 込 んだ 実 践 これ が 重 要 になってくると 考 えています 最 後 に みずからに 健 康 の 保 持 増 進 に 努 めて いるか 豊 かなスポーツライフを 実 現 している か 問 い 続 けるとともに 一 人 でも 多 くの 人 に 体 育 学 習 の 価 値 を 感 じてもらえるよう 今 後 も 授 業 実 践 を 積 み 重 ねていきたいと 考 えています ご 清 聴 ありがとうございました 以 上 で 終 わ ります ( 今 関 ) 上 部 先 生 ありがとうございました 何 かもっと 具 体 的 に 詳 しい 話 も 聞 きたい 気 持 ちになりましたけれども もし 時 間 があれば 後 ほどの 時 間 で 学 習 課 題 の 明 確 化 のところで 実 際 学 習 課 題 はどんなもの あるいは 運 動 教 材 は どんなものを 選 んだのか そういったところも 後 でお 尋 ねしたいと 思 いました それでは 2 番 目 茨 城 県 教 育 庁 保 健 体 育 課 の 柴 田 一 浩 先 生 よろしくお 願 いいたします ( 柴 田 ) 茨 城 県 教 育 委 員 会 の 柴 田 でございます どう ぞよろしくお 願 いいたします 私 からは 中 学 校 の 立 場 でお 話 を 申 し 上 げた いと 思 います この 表 に 示 しましたとおり 中 学 校 1 2 年 は 小 学 校 の5 6 年 と 同 じ 多 くの 運 動 を 体 験 す る 時 期 でございまして 中 学 校 3 年 生 は 高 等 学 校 と 同 じ 少 なくとも1つのスポーツに 親 しむ 時 期 でございますので 中 学 校 は 校 種 の 接 続 を 円 滑 にする 必 要 があると 考 えています 球 技 のネット 型 を 例 に 少 しお 話 したいと 思 い ます 解 説 から 抜 き 出 しました 小 学 校 5 6 年 生 では 簡 易 化 されたゲームで チームの 連 携 による 攻 撃 や 守 備 によって 攻 防 を することという 学 習 から 中 学 校 1 2 年 生 で はボール 操 作 と 定 位 置 に 戻 るなどの 動 きによっ てあいた 場 所 をめぐる 攻 防 を 展 開 することと 示 されております 今 回 の 改 訂 で 小 学 校 におい てはすべての 子 どもたちがネット 型 の 学 習 をす ることとなりましたので 中 学 校 では 子 どもた ちの 小 学 校 での 学 習 状 況 を 十 分 に 把 握 して 単 元 を 構 想 する 必 要 があると 考 えています 本 県 では 球 技 を 系 統 立 てて 指 導 する 手 だて を 示 した 指 導 資 料 を 作 成 しております ここで は ネット 型 のバレーボールに 発 展 させるゲー ムの 展 開 例 を 紹 介 したいと 思 います バレーボールの 専 門 家 の 間 でも アンダーハ ンドパスが 先 かオーバーハンドパスが 先 かとい うことで 意 見 が 分 かれているようですので そ の 議 論 は 別 の 機 会 ですることといたしまして 段 階 的 に 指 導 する 内 容 を 明 らかにすることを 試 みました 幸 い 本 県 には 筑 波 大 学 と 茨 城 大 学 が ありますので 2つの 大 学 の 先 生 の 協 力 を 得 て 作 成 しております 大 学 院 生 や 大 学 生 がその 授 業 をビデオで 撮 って それを 分 析 してこれが 有 効 な 指 導 の 手 だてかどうかという 検 証 を 行 って つくっているものです 小 学 校 の 解 説 には 易 しいゲームとは 簡 単 なボール 操 作 で 行 える 比 較 的 少 人 数 で 行 え る 身 体 接 触 を 避 けるなど 児 童 の 取 り 組 みやす いように 工 夫 したゲームと 示 されておりますの で 表 のようにボール 操 作 やコートの 広 さ 人 数 それからボールの 条 件 そのような 条 件 を 緩 和 したゲームを 考 えました それでは 映 像 を 用 意 しましたのでご 覧 くだ さい これは 小 学 校 3 4 年 の 段 階 のゲームで 42
48 すけれども レシーバー 役 はワンバウンドした ものをアンダーハンドパスでセッターにボール を 返 球 して セッターが 投 げ 上 げたボールをア タックして 相 手 コートに 返 すというゲームです 1 分 ぐらいにまとめてますので ご 覧 ください ワンバウンドですと 比 較 的 安 定 してターゲッ ト 役 に 返 っています 3 人 にしたのは それぞ れのポジションでの 動 きを 明 確 にするためです 次 に 小 学 校 5 6 年 の 段 階 のゲームを 紹 介 したいと 思 います 小 学 校 3 4 年 と 違 うのは ワンバウンドでアンダーハンドパスをしていた ものをノーバウンドで 行 うということで 少 し 高 まりを 示 しています その 他 は 同 じですので ご 覧 ください 学 校 は 違 います 10 時 間 扱 いの9 時 間 目 です このような 学 習 を 積 んでいくと 中 学 校 1 年 生 のときに 先 ほど の 内 容 に 示 しましたとおり ボール 操 作 と 定 位 置 に 戻 るなどの 動 きというような 学 習 にも 発 展 していけると 考 えています では このような 接 続 を 円 滑 にするためには どのようにしたらいいかということで 考 えたこ とを 申 し 上 げたいと 思 います 小 学 校 の 既 習 経 験 のある 領 域 については や はり 子 どもたちがどのぐらいの 技 能 なのかとい うことを 診 断 したり 小 学 校 5 6 年 の 内 容 の 復 習 の 時 間 を 確 保 する 必 要 があると 考 えていま す 中 学 校 1 2 年 の 指 導 経 験 ですと 約 3 分 の1ぐらいはそのような 時 間 に 充 てる 必 要 があ ると 考 えておりまして その 学 習 を 経 験 させた 上 で 中 学 校 の 新 しい 内 容 を3 分 の2 程 度 充 てる のが 妥 当 と 考 えているところです そのためには 1 単 元 当 たり15 時 間 程 度 は 確 保 する 必 要 があるのではないかと 考 えています 本 県 では 小 規 模 校 も 多 く 保 健 体 育 免 許 所 有 者 が1 人 の 学 校 が 約 2 割 ありますので 体 育 主 任 研 修 会 では 次 の2つのモデルを 紹 介 して 24 年 度 の 全 面 実 施 に 向 けて 準 備 を 進 めてもらってい るところです これは 保 健 体 育 専 門 教 諭 が 複 数 の 場 合 です 中 学 校 の1 2 年 の 体 育 分 野 に 配 当 できる 時 間 は 保 健 分 野 を 除 きますと182 時 間 になります この182 時 間 ですべての 領 域 を1 2 年 のいず れの 学 年 でも 取 り 扱 うというのは 現 実 的 に 厳 し いというふうに 考 えています 1 2 年 のいず れの 学 年 でも 取 り 扱 った 方 が 効 果 的 な 領 域 なの か それともいずれかの 学 年 どちらかの 学 年 である 程 度 まとまった 時 間 を 配 当 してじっくり 学 習 させた 方 がいい 領 域 なのかというのを 判 断 して 年 間 指 導 計 画 を 作 成 する 必 要 があるとい うふうに 助 言 しているところです 個 人 的 には 中 学 校 で 初 めて 学 習 する 領 域 で あります 武 道 については ある 程 度 まとまった 時 間 を 配 当 した 方 が 効 果 的 だと 考 えております 水 泳 については 私 個 人 としては 中 学 校 1 年 で も2 年 でも 取 り 扱 いたいと 考 えているのですけ れども 学 校 にプールがなく または あって もそのプールを 活 用 しないで 他 のスポーツ 施 設 や 民 間 のプールを 使 う 学 校 が 増 えておりますの で その 場 合 にはどちらかの 学 年 で 扱 うのが 実 態 となっております 保 健 体 育 教 諭 が1 人 の 場 合 には すべての 子 どもたちが3 年 間 のうち いずれかの 学 年 では 希 望 する 種 目 が 学 習 できるように 3 年 間 を 見 通 して 指 導 計 画 を 作 成 した 方 がいいと 助 言 をし ているところです ここからは 新 学 習 指 導 要 領 の 全 面 実 施 に 向 け ての 課 題 についてお 話 ししたいと 思 います 私 は また 本 県 としてはこの5つがあると 考 えています では 1つずつ 課 題 についてお 話 しします 体 つくり 運 動 の 体 力 を 高 める 運 動 には 中 学 校 1 2 年 生 で 組 み 合 わせて 運 動 の 計 画 に 取 り 組 む こう 示 されています 運 動 の 行 い 方 を 十 分 に 身 につけさせた 上 でねらいが 同 じ 動 きを 組 み 合 わせたり ねらいが 違 う 動 きを 組 み 合 わせ たりする 学 習 が 想 定 されますが 本 県 の 場 合 に は 帯 状 で 取 り 扱 っている 学 校 が 多 く まとまっ た 時 間 を 確 保 して つまり 単 元 として 扱 ってい る 学 校 がほとんどありません しかし この 組 み 合 わせる 学 習 を 進 めるのには 単 元 で 扱 う 必 要 があると 考 えておりまして 今 その 授 業 の 進 め 方 について 研 究 をしているところで 本 年 3 月 には 学 校 に 配 付 するとともに 県 の 教 育 委 員 会 のホームページに 掲 載 したいと 考 えております 43
49 中 学 校 については 各 学 年 で7 時 間 という 単 元 計 画 でつくっているところです 次 に 2つ 目 の 課 題 はベースボール 型 です 本 県 には 公 立 中 学 校 が233あるのですけれども 学 校 選 択 つまりすべての 子 どもに 学 習 させて いる 学 校 というのは23 校 約 1 割 しかありませ ん 施 設 用 具 場 所 の 問 題 もあると 思 うんで すけれども 赤 の 二 重 線 で 囲 みましたとおり 半 分 の 学 校 はソフトボールを 実 施 していないと いう 現 状 にあります この 真 ん 中 の92 校 もほと んどは 男 子 生 徒 が 種 目 選 択 で 行 っていて 女 子 はソフトボールを 履 修 していないのが 実 態 です このベースボール 型 の 教 材 開 発 と 施 設 用 具 等 の 問 題 場 所 も 含 めて 考 えていかなければならな いと 思 っています 次 に 武 道 とダンスの 現 状 です 本 県 は 武 道 場 の 設 置 率 が 愛 知 県 に 次 いで 全 国 2 位 で 79.5%の 学 校 に 武 道 場 があるので 武 道 の 実 施 率 が 高 くて 合 わせると97%の 学 校 でやっていま す ただ これも 武 道 ダンスの 選 択 ですべて の 生 徒 に 取 り 組 ませているというのは48 校 しか ありません 逆 にダンスの 方 が 課 題 だと 思 って いて 中 学 校 のうち5 校 に1 校 はダンスの 授 業 を 全 くやってないという 現 状 にあります その 背 景 を 考 えてみますと この 教 員 の 構 成 にある んじゃないかと 思 います 他 県 もそうだと 思 う のですけども 中 学 校 で4 対 1 約 80%が 男 子 で20%が 女 子 であるというようなこと また ダンスを 専 門 で 大 学 時 代 経 験 した 教 員 も 少 ない ということもあって 武 道 の 方 が 実 施 されるの かなと 思 います 武 道 の 有 段 者 は 約 7 割 の 保 健 体 育 教 員 が 柔 道 または 剣 道 の 段 位 を 持 ってるん ですけども これは 本 県 では 平 成 17 年 から3 年 間 剣 道 連 盟 と 柔 道 連 盟 の 協 力 を 得 て 段 位 取 得 を 目 的 とした 講 習 を 行 いました これは 武 道 には 礼 に 代 表 されるような 伝 統 的 な 行 動 の 仕 方 や 考 え 方 ということは やっぱり 先 生 方 みずか ら 体 験 して 学 べるんではないかということで 行 ったところです 武 道 及 びダンスの 必 修 化 への 課 題 ですけれど も やっぱり 武 道 場 がなくて 剣 道 具 がない 学 校 での 授 業 展 開 をどうしたらいいかというのが 課 題 です ダンスにつきましては 系 統 立 てて 何 をどこまで 学 習 させてというのがやっぱり 解 説 を 読 み 込 んでいっても 読 み 取 るのが 難 しいと いうことと どうやって 評 価 したらいいのかと いうのが 現 場 の 先 生 方 の 生 の 声 です ですから ダンスについては 指 導 と 評 価 についても 検 討 す る 必 要 があると 思 っております では 県 教 育 委 員 会 としてどのようなこの 課 題 解 決 するために 取 り 組 みをしているのかとい うのを 紹 介 して 終 わりにしたいと 思 いますが 体 つくり 運 動 とベースボール 型 については 講 習 会 を 実 施 していることと 指 導 資 料 を 作 成 して います 指 導 資 料 もただつくっただけではだめ だと 思 っておりますので 小 学 校 の2 年 時 の 教 員 120 人 を 対 象 に この 指 導 資 料 でうまく 授 業 が 進 められるかというような 講 習 会 を 実 施 して おります それから 武 道 ダンスについても このように3 年 間 かけてすべての 学 校 から1 名 が 武 道 またはダンスの 講 習 が 受 けられるという ような 形 で 武 道 もダンスも3 年 間 のうちには 講 習 を 受 けてもらうというような 形 で 実 施 して いるところです これらの 課 題 に 対 する 本 県 の 取 り 組 みの2つ 目 としまして 今 大 学 では 教 員 免 許 を 取 るの に 実 技 の 単 位 が 我 々のころと 違 って10 単 位 未 満 でもいいそうです そういうようなことで 武 道 やダンスの 授 業 を 大 学 で 受 けないまま 教 員 採 用 試 験 を 受 けてくる 学 生 がいますので それで は 指 導 できないだろうということで 中 学 校 高 校 の 受 験 者 すべてに 行 いました なぜ 高 校 の 方 もやったかというと やはり 中 学 校 で 学 習 し た 子 がさらに 高 校 で 学 習 したいというときに 指 導 する 手 だてを 持 った 教 員 がいないといけな いと 思 ったからです 最 後 に 先 ほどの 柔 道 剣 道 の 授 業 を 防 具 や 畳 がないときにどうするかということで1つだ け 提 案 させてもらって 終 わりにしたいと 思 いま す 動 きのできばえを 形 で 指 導 していくという ことで 対 応 していくしかないかなと 思 っていま す 例 えば 柔 道 では 体 落 としと 横 受 け 身 剣 道 では 面 打 ちと 面 抜 き 胴 ということで2 人 の 動 き のできばえを 見 取 っていくという 演 武 のよ 44
50 うな 形 で 武 道 場 や 剣 道 具 がない 学 校 では 進 めて いく 必 要 があると 考 えています 以 上 で 私 の 話 を 終 わります ご 清 聴 ありがと うございました ( 今 関 ) 柴 田 先 生 からは 体 系 から 見 える 小 中 の 接 続 それから 教 育 委 員 会 として 課 題 となっているこ と 最 後 には 教 員 養 成 のところまでも 話 をして いただきました ありがとうございます それでは 次 に 高 等 学 校 ということで 北 海 道 深 川 西 高 等 学 校 の 伊 藤 新 太 郎 先 生 よろしくお 願 いいたします ( 伊 藤 ) 皆 さん こんにちは 北 海 道 深 川 西 高 等 学 校 の 伊 藤 と 申 します 深 川 市 は 北 海 道 のほぼ 中 央 に 位 置 していまし て 旭 山 動 物 園 で 有 名 になった 旭 川 市 から 南 西 に 約 30キロほど 離 れたところです 稲 作 が 有 名 なので ふっくりんこ とか ななつぼし というのがありますので 機 会 がありましたら 食 べてみてください 私 は 教 員 になってまだ8 年 目 なんですけども 今 日 は 保 健 体 育 の 教 員 として 日 ごろ 思 っている ことなどを 交 えながら 新 しい 学 習 指 導 要 領 に 伴 い 高 等 学 校 に 期 待 されていることは 何 かとい うことについてお 話 させていただきたいと 思 い ます よろしくお 願 いします 今 回 改 訂 された 保 健 体 育 科 の 目 標 の 中 に3つ の 具 体 的 な 目 標 があります 1つは 資 質 や 能 力 これは 生 涯 にわたってスポーツライフを 継 続 する 資 質 や 能 力 ですね 2つ 目 に 実 践 力 これは 健 康 の 保 持 増 進 のための 実 践 力 の 育 成 そして3つ 目 に 体 力 の 向 上 ということで この3つが 相 互 に 密 接 に 関 連 しているというふ うに 書 かれてます その 中 で 高 校 の 授 業 はいわば 生 涯 にわたる 豊 かなスポーツライフの 実 現 に 向 けてどんな 授 業 ができるかというのが 大 切 だと 思 います 改 めてそういう 目 標 のもとで 指 導 内 容 の 体 系 化 を 確 認 しますと 小 学 校 4 年 生 まではさまざまな 動 きを 身 につける 時 期 そして 中 学 校 2 年 生 ま でに 多 くの 運 動 を 体 験 する 時 期 を 経 て 中 学 校 3 年 生 から 高 校 にかけては 少 なくとも1つのス ポーツに 親 しむ 時 期 ということになっています では 高 等 学 校 に 期 待 されることにはどんな ことがあるでしょうか 4つの 視 点 からお 話 さ せていただきます 1つは 授 業 場 面 での 取 り 組 みです 2つ 目 には 課 題 について 幾 つか 例 を 挙 げたいと 思 い ます 3つ 目 に その 課 題 に 向 けた 改 善 策 を 提 示 して 最 後 に 昨 年 まで 行 っていた 研 究 授 業 が ありまして これについて 触 れながら 説 明 した いと 思 います まず 1つ 目 に 授 業 場 面 での 取 り 組 みについ てなんですが 解 説 の 中 で 高 等 学 校 の 目 標 につ いて 義 務 教 育 段 階 で 培 った 基 礎 的 な 運 動 の 技 能 や 知 識 を 生 徒 の 状 況 に 応 じて 伸 長 させること というものがあります この 生 徒 の 状 況 に 応 じ て 伸 長 させるというのはどのように 考 えていっ たらいいのでしょうか 1つには 選 択 制 授 業 についてこの 幅 や 内 容 に 柔 軟 性 を 持 たせるとい うのがあるかと 思 います 幅 というのは 求 め る 生 徒 の 学 びの 姿 です 例 えば 課 題 を 持 って 取 り 組 むですとか 競 技 会 を 目 指 すとかです それ から 内 容 も 求 める 内 容 です できれば 生 涯 に わたって 活 動 していけるような 内 容 になってい るかどうか 選 択 制 授 業 というのは 生 徒 の 成 長 が 一 番 見 えてくると 思 っています ですので この 生 徒 の 学 ぶ 幅 ですとか 内 容 が 教 師 の 方 がど れだけ 広 げられるのかという 部 分 にかかってい るような 気 がします そこで 次 に 必 要 になってくるのが 連 携 とい うことで 中 学 校 までの 経 験 を 正 しく 把 握 する ことではないかと 思 います 地 域 の 実 態 ですと か 入 学 してくる 生 徒 の 中 学 校 までの 運 動 経 験 これを 把 握 していないと 伸 ばすことができない のではないかと 思 います そして3つ 目 に 限 定 的 にならないような 配 慮 した 取 り 組 みです これはいわゆる 各 種 運 動 の 経 験 のあるなしだけで 判 断 してはいけないと いうことです 小 学 校 から 高 等 学 校 まで 連 携 が ますます 大 切 になる 今 後 その 最 終 段 階 の 高 等 学 校 として 例 えばこの 種 目 は 経 験 がないから できないというような 限 定 的 な 考 えにならない 45
51 ような 配 慮 が 必 要 ではないかと 思 っています では 実 際 に 課 題 としてはどんなことが 上 げ られるでしょうか 1つ 目 としては 学 ぶ 内 容 に 応 じて 生 徒 が 身 につけていく 知 識 あるいは 技 能 これをどのように 指 導 していくかという 課 題 です 今 回 のその 指 導 内 容 の 明 確 化 について 現 場 の 先 生 方 の 中 には 当 たり 前 のことだとか それからそんなに 細 かくなくてもとか 教 える 内 容 が 多 いなというふうにいろいろ 耳 にします が 大 切 なことは その 目 の 前 の 生 徒 に 学 ばせ たいこと これを 詰 め 込 みではなくて 応 用 のき くものとしてどれだけ 教 えられるかではないか と 思 います 2つ 目 に 運 動 の 系 統 性 というまとまり こ れをどう 見 ていくかです 特 に 中 学 校 からの 連 携 としては 学 習 内 容 をどのように 確 認 するか が 課 題 ではないかと 思 います 先 ほど 出 しまし た 体 系 化 の 図 を 見 たときに 私 自 身 系 統 性 を 大 事 にすることというのはいわゆる 類 似 した 易 しい 運 動 を 大 切 にすることではないかというふ うに 感 じました 系 統 性 というのはいわゆるつ ながりであって 各 運 動 にとってつながりとい うのは 例 えば 似 ている 運 動 であったり 少 し 易 しい 運 動 であったり そういうものの 経 験 では ないかと 思 います そういう 意 味 で 中 学 校 の 経 験 をどのように 確 認 するかが 課 題 だと 思 って います 3つ 目 としては 主 体 的 に 取 り 組 めるように するという 部 分 です つまり 自 分 の 意 思 とか 判 断 に 基 づいて 行 動 させるにはどうすればいいの かが 課 題 だと 思 います 以 上 のような 課 題 に 向 けて 改 善 をしていかな くてはいけないわけですけども やはりふだん の 授 業 が 教 師 にとっては 一 番 大 切 な 部 分 ですの で 私 はその 中 でも 体 つくり 運 動 の 授 業 と そ れから 球 技 の 授 業 づくりについて 提 案 したいと 思 います 体 つくり 運 動 の 授 業 ですけども 私 自 身 準 備 体 操 ですとかストレッチ 等 の 中 にも 随 時 取 り 入 れるような 工 夫 をしたりですとか 4 月 5 月 の 段 階 で 集 中 して 行 ったりというふうに 取 り 入 れていますが 私 が 提 示 したいのはその 体 つ くり 運 動 の 授 業 というのを 一 つのきっかけづく りとして 考 えていけないかということです 私 たちは 何 も 準 備 運 動 などしなくても 普 通 に 動 き 回 れる 幼 少 期 から その 運 動 とスポーツという のはもともと 生 活 と 密 着 していたと 思 うんです そんな 日 々の 生 活 の 中 にある 運 動 スポーツ それが 豊 かなスポーツライフにつながると 思 い ます その 体 つくり 運 動 というのは まさにそ のきっかけをつくるものとしてなり 得 るかなと 思 っています それから 当 たり 前 かもしれないのですが 運 動 やスポーツはとても 楽 しいものだという 実 感 を 持 たせられる これも 体 つくり 運 動 ではな いのかなと 思 っています 体 育 の 授 業 の 中 で 基 本 的 なこととして 運 動 することですとか 汗 を かくこと それから 友 達 と 動 くことというのが 楽 しいと 思 わせること それを 実 感 させられる のが 体 つくり 運 動 ではないのかなと 思 います そのために 授 業 としては それぞれの 基 本 運 動 ですとか 準 備 運 動 的 な 側 面 を 考 慮 しながら 柔 軟 に 実 践 していく そしてまた それぞれ 各 運 動 種 目 へのアプローチとして 考 えていくことが 重 要 ではないかと 思 います 続 いて 球 技 の 授 業 ですけれども 今 回 の 指 導 内 容 の 明 確 化 を 見 ていくと 授 業 現 場 としては 指 導 内 容 の 流 れを 正 しく 理 解 することが 重 要 だ と 考 えています 例 えばバレーボールを 一 つ 例 に 挙 げますけれども オーバーハンドパスとい うのがありますけれども これができるできな いで 当 然 済 まされないわけです 例 えば 山 なり のトスができる 段 階 から 次 のプレーがしやす い 高 さ 位 置 にトスができる 段 階 そして 返 球 に 合 わせてとか 味 方 に 合 わせてトスができると いった 流 れの 中 で 生 徒 の 技 能 を 見 ていかなくて はいけないのではないでしょうか 同 様 にして ボールを 持 たないときの 動 きと してその 連 携 した 動 きというのが 出 てきますけ れども 味 方 が 動 いてできたスペースをどう 扱 っていくか そして 基 本 的 なフォーメーショ ンに 応 じた 位 置 さらに 作 戦 に 応 じた 位 置 です とか 守 備 のバランスを 維 持 する 動 きといった 指 導 の 流 れが 出 てくると 思 います 46
52 私 自 身 深 川 というのは 空 知 という 地 域 にな るのですけども 中 学 校 までにバレーボールを 経 験 している 子 たちが 非 常 に 多 くて 授 業 を 考 えていく 中 でどうやっていこうかと 思 ったので すが 基 本 的 な 動 きからフォーメーションを 入 れた 動 きを 取 り 入 れながらやってみたのですが 生 徒 の 技 能 が 高 いからやったというわけではな くて どうやったらゲームがおもしろくなって いくのか 勝 敗 を 競 う 喜 びを 実 感 させられるの かというのを 一 生 懸 命 考 えて 授 業 をやっていき ました そう 考 えていくと 球 技 の 授 業 という のはゲームをイメージした 授 業 展 開 が 必 要 では ないかと 思 います 最 後 に 昨 年 度 までの 研 究 を 踏 まえてという ことでお 話 させてもらいます 私 は 昨 年 まで 恵 庭 南 高 校 で 勤 務 していまし た 北 海 道 で 唯 一 体 育 科 を 設 置 している 高 校 で 平 成 19 年 20 年 の2 年 間 国 立 教 育 政 策 研 究 所 の 教 育 課 程 研 究 指 定 校 授 業 に 携 わっていました そこでの 研 究 成 果 を 踏 まえながら 2 点 お 話 し たいと 思 います 一 つは 何 度 も 出 ていますが 指 導 内 容 の 明 確 化 そしてもう 一 つは 研 究 から 見 えてきた 評 価 との 関 連 です 指 導 内 容 の 明 確 化 について まず 指 定 校 授 業 のときに4つの 資 料 をつくりました 評 価 規 準 と それから 5 段 階 で 学 びの 姿 をあらわ したもの それから 学 習 技 能 一 覧 表 指 導 と 評 価 の 計 画 この4つなんですけども その 中 でも 学 習 技 能 一 覧 表 と 指 導 と 評 価 の 計 画 について 今 回 の 明 確 化 とあわせてお 話 したいと 思 います 昨 年 度 までの 研 究 でもその 明 確 化 については 非 常 に 大 きな 話 題 でして 悩 んだ 末 に 生 徒 にま ず 何 を 身 につけさせるのかということ それか ら 授 業 の 中 ではやはり 教 えたことを 評 価 しよう ということにたどり 着 きました それから 次 に 身 につけさせたい 技 能 を 一 覧 にして 各 学 年 で 身 につけさせたい 技 能 を 明 確 にすること そ して 学 年 ごとの 技 能 ポイントというのを 整 理 し ていきました 最 後 に 指 導 と 評 価 の 計 画 という ものをつくりまして こちらは 各 学 年 各 種 目 の 授 業 計 画 を1 枚 にまとめたものです 何 時 間 目 の 授 業 がどういう 学 習 内 容 なのかとか それ から 観 点 別 評 価 を 振 り 分 けていますので この 時 間 はこの 評 価 をしてくださいといったポイン トもわかりやすくしました こういった 流 れの 中 で 改 めてその 指 導 内 容 の 明 確 化 を 考 えていったときに それはどの 先 生 も 教 えられる 共 通 した 指 導 方 法 それから 技 能 の 内 容 を 示 すものと 言 えないでしょうか 決 して 研 究 で 新 しいことを 見 出 したという 感 じではなくて 今 まで 各 先 生 が 持 っているその 指 導 ポイントですとか 授 業 のコツみたいなもの を 共 有 するようにしていきました 実 は この 部 分 が 各 学 校 では 大 事 なことではないのかなと 思 うのです その 学 校 の 現 状 に 合 わせて それ から 目 の 前 の 生 徒 に 何 を 教 えるのか それを 明 確 にするということが 大 切 な 指 導 内 容 の 明 確 化 ではないかと 思 っています 続 いて 研 究 実 践 から 見 えてきた 評 価 ですけ ども 正 直 前 任 校 でも 観 点 別 評 価 というのは 余 り 実 践 がなかったのですが 研 究 指 定 を 受 けた 中 でどのように 評 価 していくのかということで 各 観 点 を 体 育 ではそれぞれ25%に 振 り 分 けて 保 健 では 知 識 理 解 の 部 分 だけ50%という 評 価 を 試 みました 実 際 に 観 点 別 評 価 を 取 り 入 れる ことで 生 徒 のさまざまな 側 面 を 見 るきっかけに なりまして ただ 結 果 としては 各 学 校 に 合 わ せた 考 え 方 も 出 てくると 思 いますし それから やはりそれぞれの 学 校 の 先 生 方 の 中 で 正 しい 理 解 等 その 評 価 につなげる 作 業 が 大 切 なことも 実 感 しました 最 後 に まとめとして 改 めて 高 等 学 校 に 期 待 されることを 考 えたときに 課 題 がたくさんあり ますけども やはり 大 切 にしたいのは 生 涯 に 向 けて 豊 かなスポーツライフの 実 現 に 向 けた 授 業 これを 常 に 意 識 することだと 思 います そのた めに 私 は 中 学 校 までの 経 験 を 生 かす 授 業 そ して 生 徒 の 状 況 に 応 じて 伸 ばす 授 業 が 大 事 だと 思 います そしてもう 一 つは 発 達 の 段 階 のま とまりですとか 系 統 性 と 言 われていますけども 教 員 間 で 共 通 した 認 識 と それから 何 を 教 えて いくのかという 授 業 実 践 これが 何 より 大 事 で 47
53 はないかと 思 います 生 徒 が 汗 をかきながら 笑 顔 で 体 育 の 授 業 を 終 わるときに 本 当 に 保 健 体 育 の 教 員 としてやり がいを 感 じるのですけども それと 同 時 にこの 生 徒 たちがどうか 卒 業 後 に 何 か 生 涯 にわたって スポーツを 続 けていってくれたらなと 日 々 本 当 に 願 うばかりです 現 場 の 話 になってしまいましたが 以 上 のよ うなことを 考 えながらこれからも 毎 日 の 授 業 を 大 切 にしていきたいと 思 っています ありがと うございました ( 今 関 ) ありがとうございました 非 常 に 全 体 を 網 羅 して また 研 究 指 定 校 での 取 り 組 み そこから 見 えてきた 課 題 や 成 果 などをまとめていただい たお 話 だと 思 います それでは 最 後 になりますけれども 筑 波 大 学 大 学 院 の 尾 縣 先 生 よりお 願 いいたします ( 尾 縣 ) 尾 縣 です よろしくお 願 いいたします 私 は 競 技 力 向 上 と 学 校 体 育 という 二 足 のわ らじを 履 いています こういうところに 来 ます と はて どうしたんですかということを 言 わ れる 方 がおられるんですが 実 は 競 技 力 向 上 と 学 校 体 育 というのは 別 物 ではありません 全 く 違 和 感 を 感 じません といいますのも 学 校 体 育 の 延 長 線 上 に 生 涯 スポーツがあるように 競 技 力 向 上 も 学 校 体 育 の 延 長 線 上 にございます これは 別 々に 分 けて 考 えることはできませんの で 私 の 場 合 はこれ 両 方 とも 同 じ 重 みでやって おります ということでちょっと 皆 さんとは 観 点 が 違 っ てくるかもしれません この 写 真 は 何 かといい ますと 北 京 オリンピックの 決 勝 を 走 り 終 えて ということですね 右 側 は 北 京 オリンピック 決 勝 1 走 塚 原 から2 走 末 續 というバトンパ スなんです 私 は この 夏 はユニバーシアー ドの 監 督 あとはベルリンの 世 界 陸 上 はヘッド コーチとして 参 加 しました このメンバーとは 違 うんですけれども 非 常 にリレーには 助 けら れております 今 年 も 世 界 陸 上 9 日 間 あるうち の8 日 目 で もうこれは 惨 敗 だな 日 本 へ 帰 れ ないなと 思 っておりました 新 人 チームで 組 ん だんですけれども 起 死 回 生 の4 位 に 入 って そ れから 勢 いがつきました これが やり 投 げの 村 上 君 であるとか 女 子 マラソンという そうい う 活 躍 につながったわけですね 日 本 は 非 常 にリレーが 強 いんです これはな ぜかを 説 明 させていただきます ここに 書 いて おります 走 りのポイント スタンディングス タートから 全 力 で 走 る クラウチングスタート から 全 力 で 走 る 直 線 を 全 力 で 走 る 等 々ありま す そしてここでバトンパスのポイント 渡 す 合 図 とスタートのタイミングを 合 わせたバトン パスをするなど3つほどあげております これ 難 しく 感 じられますか? これはすべて 新 学 習 指 導 要 領 解 説 の 中 から 抜 き 取 ったものなんです すべて 同 じなんです これがどう 違 うかといい ますと これを 非 常 に 正 確 な 精 度 でやれるかど うか すなわち 学 校 体 育 の 延 長 なんです では なぜ 日 本 のリレーは 強 いか 今 は 短 距 離 走 リレーになっておりますが 過 去 の 学 習 指 導 要 領 ではリレー 短 距 離 になっておりまし た このように 非 常 に 日 本 ではリレーを 重 視 し ております 例 えば 授 業 でリレーを 取 り 上 げる 他 に 学 校 の 運 動 会 それから 地 域 の 運 動 会 そして 遊 びの 中 でもリレーを 取 り 入 れています こんなにリレーを 愛 する 国 はまずないと 思 う んですね 逆 に 助 けられたのは アメリカチー ムというのは 非 常 に 走 力 がありながら 北 京 オ リンピックでは 男 女 ともに 失 格 をしております オーバーゾーンであったりバトンを 落 としたり そして 今 年 のベルリンの 世 界 陸 上 でもアメリ カの 男 子 チームは 失 格 しているんですね これ らのことから 日 本 のリレーというものが 文 化 と して 根 差 しているような 気 がするんです 今 申 しましたのは 運 動 を 学 校 体 育 の 中 でうまく 積 み 上 げをしていって それが 高 校 そしてその 先 の 競 技 力 とつながっていった 例 を 挙 げていき ました これは 本 当 に 非 常 にまれな 成 功 例 です 逆 に これはどうなっているんだろうという ような 例 がたくさんあります ほかのスポーツ の 領 域 を 上 げてしまいますと 責 めるような 形 に なりますので 私 の 関 連 しております 陸 上 競 技 48
54 で 話 しますが 走 り 高 跳 び これはインターハイ 等 々を 見 ますとおおよそレベルは 30 年 前 にさ かのぼっております 競 技 力 が 落 ちております これは 何 なんでしょう 皆 さん 方 でいろいろ 思 い 当 たるところがあると 思 いますが 私 があげ るとしましたらやはり 走 り 高 跳 びというのは 学 校 体 育 の 中 で 取 り 上 げにくいということです 施 設 の 点 とか あるいは 非 常 に 指 導 が 難 しいと いうことまであげられます 昔 はそれでもかな り 走 り 高 跳 びのいい 実 践 がありましたが 最 近 はなかなか 見 当 たりません これが 一 つです そしてもう 一 つは 社 会 の 中 で 遊 びが 変 わっ てしまったこと 私 たちの 時 代 は ゴム 跳 びが ありました ゴム 跳 びというのは 走 っていっ てそのスピードを 上 方 に 変 える そのためにい ろいろな 動 作 を 行 います また ゴムの 上 に 頂 点 を 合 わせる 等 々 考 えないとできません ゴム 跳 びという 遊 びもすたれ 積 み 上 げがなくなった わけです こういったことがいろいろなもので 見 られま す その 結 果 運 動 能 力 の 低 下 であるとか あ るいは 技 能 が 身 につかないで 生 涯 スポーツにつ ながらないといった 問 題 が 最 近 見 られて これ が 社 会 の 大 きな 問 題 になっているわけです こ ういったことにならないようにやっていかない といけないということですね 皆 さんには 新 学 習 指 導 要 領 解 説 を 見 ていただ いたと 思 います 小 学 校 中 学 校 をとばしてい きなり 高 校 を 見 た 方 は こんな 難 しいことでき るかって 言 われるんですね 私 も 指 導 要 領 にか かわっていましたので その 言 葉 を 聞 くと ぐ さっとくるんです これには 反 論 できません 非 常 に 難 しいです ただ それはそこだけを 見 るから 難 しいんです 小 学 校 から 積 み 上 げて いっておりますから これを 順 番 に 追 っていけ ば ああ 何 とかなるなという 気 持 ちになりま す これが 今 回 の 指 導 要 領 の 本 当 にいい 部 分 で あり 反 面 皆 さんが 努 力 をしていただかない といけない 部 分 であると 感 じております 新 学 習 指 導 要 領 では 体 育 の 授 業 がまた 増 え ていきますね それだけ 期 待 をされているとい うことで 増 えた 分 で 今 述 べことをやっていく ということが 大 切 だと 思 っております ここまでのところで 体 育 は 非 常 に 重 要 である という 話 をしました ここからは 皆 さんがお 話 しされたことと 重 複 してしまいますけれども 学 習 指 導 要 領 の 改 訂 の 要 点 ということで3つ 上 げさせていただきました 内 容 の 体 系 化 明 確 化 そして 系 統 性 の 重 視 系 統 性 の 中 には 技 や 動 きの 系 統 だけでなくて 難 易 度 を 踏 まえて 順 序 立 てるということを 含 んでおります こう いったことを 一 つ 一 つクリアしていかないこと には 前 進 していかないと 感 じています これは 私 に 与 えられた 課 題 の 一 番 大 きなもの だと 思 います 系 統 性 あるいは 体 系 化 の 意 義 に ついてここから 話 しさせていただきます このグラフは 何 かといいますと 皆 さんも 見 られたことあると 思 います 各 年 齢 段 階 にそれ ぞれの 体 力 がどれぐらい 伸 びていくか 一 番 伸 びるとこを100とした 場 合 それぞれの 年 齢 で どれぐらい 伸 びていくかということを 示 してお ります 持 久 力 筋 力 そして 調 整 力 というこ とになります これに 縦 のラインを 加 えてます が これは4 年 4 年 4 年 で 区 切 っております なぜ4 年 の 区 切 りにしたかということ ここ に 一 つヒントがあります まずは 最 初 の4 年 間 見 てください 各 種 運 動 の 基 礎 を 培 う 時 期 です ね ここは 体 をうまく 動 かす 能 力 調 整 力 大 脳 などの 中 枢 神 経 の 関 係 です このときに 子 供 たちはいろんな 運 動 を 行 うと この 乾 いた 大 地 が 水 を 吸 収 するようにすうっと 入 っていきます この 時 期 にいろんな 運 動 の 回 路 を 頭 に 身 につ けさせてやることで 本 当 にいろんな 運 動 ができ るようになります これが 次 の4 年 間 の 多 くの 領 域 の 学 習 を 経 験 する 時 期 につながってくるわ けです その 領 域 に 限 らず ここでいろんな 動 きを 身 につけることで 次 のいろんな 領 域 に 対 応 できるというわけです 次 の4 年 間 になります と まだ 体 をうまく 動 かす 能 力 調 整 力 は 発 育 を 続 けております ここでは 調 整 力 に 加 え 持 久 力 であるとかそれから 筋 力 が 著 しく 発 達 して いきます この 時 期 にいろいろな 領 域 の 運 動 を 行 うことで 当 然 それらの 技 能 を 身 につけると ともにいろんな 体 力 が 身 につくわけです しか 49
55 もその 体 力 を 前 面 に 出 さなくても いろんな 領 域 を 楽 しく 行 っていくことで 体 力 も 身 につける という 非 常 にいい 時 期 になります そして 次 の4 年 間 は 卒 業 後 に 少 なくとも1つの 運 動 や スポーツを 継 続 する 時 期 ということになります が この 時 期 はここまで 経 験 した 領 域 から 自 分 が 本 当 にこれからやっていきたい これやっ てたら 楽 しい そういったものを 幾 つか 選 ん で それを 自 分 のものにしていく 時 期 になりま す ここはもう 既 に 生 涯 スポーツが 始 まってい ると 考 えるべきだと 思 います もう 既 に 高 校 の 時 期 から 生 涯 スポーツは 始 まっている そうい う 考 え 方 をしていただければいいかと 思 います 次 のスライドです なぜここに 鬼 遊 びなのか なと 思 われるかもしれません 12 年 間 を4 4 4で 分 けていきましたけれども その 中 にどう いう 領 域 が 入 っているか あるいはどういう 遊 びであるとか 運 動 が 含 まれているか そしてそ の 中 で 何 を 指 導 すべきかを 知 ることは 大 切 です 解 説 の 内 容 を 一 度 お 読 みいただきたいと 思 いま す ここで 鬼 遊 びを 取 り 上 げさせていただきまし た 奈 良 の 教 育 大 にいたころに 鬼 遊 びの 授 業 を 調 査 しました これは 何 かといいますと 鬼 遊 びの 中 に 幾 つの 動 きが 含 まれているかという 調 査 をしたものです 人 間 の 動 きは 大 きく 分 け て84 種 に 分 けられるという 研 究 を 筑 波 大 学 名 誉 教 授 宮 丸 先 生 がやられましたが その 表 をも とに 鬼 遊 びが 含 んでいる 要 素 を 抜 き 出 していき ました 鬼 遊 びの 種 類 で 大 きく 違 うんですね 鬼 遊 びでも 1 年 生 で 何 をやるのか 2 年 生 で 何 をやるのか を 考 えながらやっていくといい なという 感 想 を 受 けました もちろん 動 きだけではありません 鬼 遊 びの 場 合 は 下 手 するとけんかになったりしてしまい ますので 当 然 ルールであったりマナーという ものが 大 切 になります 社 会 性 ですね そういっ たものも 鬼 遊 びを 並 べていくことで 順 番 に 習 得 できるんじゃないかと 思 います こういったこ とがすべての 領 域 で 求 められているわけです 系 統 性 それから 教 えるべき 内 容 を 明 確 にする こと そしてそれを 体 系 化 していく その 作 業 が 必 要 であって それを 実 践 していくことがこ れから 求 められているんじゃないかと 思 います 次 は このスライドをご 覧 ください この1 枚 の 表 の 中 には 短 距 離 走 リレー 関 係 の 学 習 指 導 要 領 解 説 の 中 身 を 全 部 ではないんですけど も 主 なものをピックアップしてきました 走 跳 の 運 動 遊 びから 始 まって 陸 上 競 技 までつながっ ていきますけれども それぞれで 教 えるべき 運 動 の 具 体 例 というのを 挙 げております これを 順 番 に 見 ていただきますと 最 初 言 ったことが 納 得 していただけるんじゃないかと 思 います 最 初 のところはいろいろな 形 状 の 線 の 上 を 蛇 行 したり 真 っすぐに 走 ったりする 相 手 に 手 のひ らを 向 けてタッチしたりバトンを 渡 したり 受 け たりする まさしくこれが 全 日 本 のリレーチー ムの 原 点 じゃないかと 思 うんですね そして 徐 々に 高 まっていきます 例 えば5 6 年 生 で あったら 陸 上 運 動 スタンディングスタート から 素 早 く 走 り 始 める 減 速 が 少 ないバトンパ スになります そしてその 下 高 校 2 年 生 3 年 生 になりますと 非 常 に 難 しいですね 走 りで も 動 きのポイントを 上 げてこれを 指 導 するとか あるいは 受 け 手 と 渡 し 手 の 距 離 を 長 くしたバト ンパス もうこのあたりになるとかなりレベル が 高 くなっていきます これも 順 番 に 見 ていっ たら ああ そうか なるほどなと 思 っていた だけると 思 うんですね もう 一 度 学 習 指 導 要 領 解 説 3 冊 を 見 ていた だいて ああ こういうつながりにあるんだと 考 えていただきたい あるいは 各 領 域 の 一 番 最 後 のところに 載 っている 技 能 動 きの 系 統 性 み たいなのが 載 っていますね そういったものを 見 ていただいても ああ こうやっていけばい いんだということが 納 得 していただけるんじゃ ないかと 思 います そして 最 後 のスライドです 一 番 難 しいお 題 なんですけれども 課 程 認 定 大 学 筑 波 もそう ですが 何 をなすべきなのかについて 話 しま す まずは 児 童 生 徒 が 伸 びる 授 業 を 実 践 できる 能 力 これは 学 生 の 能 力 を 養 うことが 急 務 だと 考 えております そして 伸 びる 授 業 とは 私 な りに 考 えるのはやはり できた とか わかっ 50
56 た という あるいは 当 然 かかわることがで きた ということもそうですね これらの 体 験 を 通 して 有 能 感 を 持 たせることができるような 授 業 じゃないかと 思 います この 有 能 感 という のは 非 常 にそれ 以 降 のスポーツを 楽 しんでい くそのエネルギーにもなります そして それ が 生 涯 スポーツにつながっていくことになりま す じゃあどういう 具 体 策 をとればできるんだろ うかということを 考 えました それは 具 体 的 に 行 うべき 手 だてですね まずは 実 技 能 力 を 高 め る これは 当 たり 前 のことです 実 際 に 運 動 に 取 り 組 まないことには 運 動 の 構 造 であるとか 指 導 ポイントというのは 理 解 できません やっ たことのないスポーツ 運 動 を 見 ていて ああ これが 大 事 だとかは 言 えないわけですね やは り 下 手 でもいい とにかく 自 分 でやってみてこ の 運 動 の 難 しさであるとかのポイントをまず 自 分 で 体 感 しないことにはいけない そして 徐 々 に 実 技 能 力 を 高 めていかないといけないという ことです 実 技 の 授 業 の 充 実 が 例 えばその 策 と なります そして2 番 目 実 技 指 導 能 力 を 高 める これ は 非 常 に 難 しいんですけれども 実 際 に 教 える ことによって 場 の 工 夫 言 葉 かけなど 指 導 の テクニックを 身 につけるということが 大 切 にな ります 多 くの 学 生 が 教 育 実 習 に 行 って もう 教 員 になるのをあきらめようという 者 が 出 てき ます これは 少 数 です 逆 に 教 育 の 難 しさを 実 感 したり あるいはおもしろさを 実 感 して 絶 対 先 生 になりたいというのが これが 大 半 です 学 生 たちは そういった 教 育 現 場 実 際 の 現 場 に 出 て 指 導 の 難 しさとか 今 言 ったようなことを 体 感 することで 本 当 に 教 師 になりたいという 強 い 思 いを 持 つわけですね そういった 場 を 提 供 したい そのためには 大 学 内 での 指 導 実 習 の 充 実 そして 外 へ 出 ていくインターン 制 度 導 入 の 推 進 などの 手 だてが 必 要 じゃないかと 考 えてお ります スライドの 順 番 が 変 わりましてご 迷 惑 かけま した それでは 終 わります ありがとうござい ました ( 今 関 ) 専 門 的 なお 立 場 から 非 常 にわかりやすいお 話 をいただけたと 思 います 1 点 補 足 させていただきますが 最 後 の 課 程 認 定 大 学 と 申 しますのは これは 保 健 体 育 の 免 許 を 出 すのに 認 定 を 受 けている 大 学 の 意 味 です これは 小 学 校 もありますけれども 筑 波 大 学 の 場 合 には 中 学 校 高 等 学 校 の 保 健 体 育 の 免 許 を 取 得 できるようなカリキュラムが 認 められてい ると 思 います ほかの 大 学 にもたくさんあるわ けですが そういう 大 学 を 課 程 認 定 大 学 と 呼 び ますので これだけ 補 足 しておきたいと 思 いま す 4 人 のパネリストの 先 生 方 ありがとうござ いました この 後 時 間 は 短 くなってしまいますけれど も シンポジストの 先 生 方 の 追 加 の 発 言 をお 願 いしたいと 思 います 大 きくは 話 の 方 向 性 は 私 の 方 で 整 理 させてい ただきますけれども 1つ 目 につきましては 指 導 計 画 の 作 成 に 当 たってどんなことに 注 意 し たらよいか あるいはどんな 方 向 で 考 えて 学 校 内 あるいは 地 域 なども 含 めまして 指 導 計 画 の 作 成 について 考 えていったらいいのかというとこ ろ それが1 点 目 です それから 2 点 目 が 授 業 づくりという 点 でど うかということです これも 実 際 に 授 業 をつく る 際 にどんなことに 注 意 したらよいのか それ から 白 旗 調 査 官 の 話 の 中 にもありましたけれど も 習 得 活 用 ということも 視 野 に 入 れた 授 業 づくりというのをどんなふうに 考 えていったら いいのか これが2つ 目 です それから3つ 目 は これは 指 導 計 画 や 授 業 づ くりと 重 なる 部 分 でありますけれども 校 種 間 の 接 続 という 意 味 で 連 携 をどのように 図 って いったらよいのか その 際 の 手 順 あるいは 方 法 といったものがあるのではなかろうかと 思 いま すけれども そういったところについて 各 シン ポジストの 方 から 御 発 言 をいただきたいと 思 い ます 最 初 は 指 導 計 画 の 作 成 という 点 でお 話 しいた だきたいと 思 いますが 上 部 先 生 お 願 いいた 51
57 します ( 上 部 ) 指 導 計 画 の 作 成 に 当 たって 今 確 認 したい ことが2つあります 1つは 校 内 の 意 思 統 一 をどう 図 っていくかということです 2つ 目 は 小 中 学 校 間 の 接 続 をどうするかということで す それで1つ 目 校 内 の 意 思 統 一 なんですが 今 島 根 県 で5 人 小 学 校 で 今 年 から 主 幹 教 諭 ができたその 貴 重 な1 名 なんですが 何 をやっ てんのといつも 言 われて それを 聞 かれるのが 一 番 困 るんですが この 主 幹 教 諭 という 校 長 で もない 教 頭 でもない 教 諭 でもない この 立 場 で 今 私 算 数 のTTに 入 るよりは 体 育 の 授 業 に 出 た 方 がいいので 今 内 緒 で10 時 間 ぐらい 体 育 を 今 専 科 でやってるようなもんなんですが これはいいですね やっぱりこの 主 幹 教 諭 が 中 学 校 にもできて 小 学 校 にもできれば その 立 場 で 連 携 を 図 っていくことが 担 任 している 者 に 連 携 を 推 進 しろというのは 難 しいなと 今 思 っ ています この 人 を 置 くということですね そ れから 小 中 の 連 携 についてもだから 人 を 置 く 担 当 者 がいなければ 進 まないということ それから 指 導 計 画 だれがつくるのかという 問 題 なんですが 柴 田 先 生 のお 話 にもありまし て 茨 城 県 教 育 委 員 会 のホームページを 見 てい ただくと 大 変 すばらしい 指 導 資 料 が 載 っている んですけれども やはりここには 教 育 委 員 会 の 協 力 を 仰 ぎながら 多 くの 人 を 巻 き 込 んでつくっ ていく 一 人 が 頑 張 ってつくっちゃだめなんだ という みんなでつくっていくという 部 分 が 大 事 だなというふうに 今 考 えております 以 上 で す ( 今 関 ) ありがとうございました では 続 きまして 柴 田 先 生 お 願 いいたします ( 柴 田 ) 先 ほど15 時 間 程 度 と 申 しましたが 時 間 が 先 にあるというのではなく 学 習 指 導 要 領 の 内 容 に 示 された 技 能 態 度 知 識 思 考 判 断 の 内 容 を 子 どもたちに 習 得 させるためには どの 例 示 を 使 って 単 元 を 構 想 していくとこれぐらいの 時 間 が 必 要 だというふうに 作 成 していくことだと 考 えています そのために 弾 力 的 に 扱 えると 解 釈 しています 以 上 です ( 今 関 ) ありがとうございました 続 いて 伊 藤 先 生 お 願 いいたします ( 伊 藤 ) 高 校 の 立 場 から 言 わせていただきますと そ れぞれの 学 校 で 当 然 授 業 計 画 されていると 思 い ますのでいろいろあるかとは 思 うのですが 一 つは 中 学 校 までの 学 習 を 確 認 するという 意 味 で は 最 初 の3 分 の1 程 度 はいろんな 中 学 校 から 来 てるということを 考 えて 授 業 をやっていくこ とが 一 つ 上 げられるのかなというふうに 思 いま す あとは 球 技 に 代 表 されるような 型 に 共 通 し た 内 容 で 考 えていけば 足 りない 部 分 ですとか そういうことを 補 うというよりは 共 通 して 次 に 進 んでいくような 計 画 を 立 てていくというの が 一 つ 上 げられるのではないかと 思 います ( 今 関 ) ありがとうございました この 指 導 計 画 を 作 成 するに 当 たって どんな ことに 注 意 しておきたいのかということで 私 の 方 で 設 定 をさせていただきましたけれども 最 初 の 提 案 のときに 伊 藤 先 生 は 指 導 のポイント あるいは 授 業 のコツの 共 有 というようなお 話 が あったと 思 います 教 員 間 の 共 通 認 識 を 図 るよ うにしたというお 話 があったと 思 います それ から 上 部 先 生 からは 校 内 の 意 思 統 一 というお 話 がございましたけれども これらのことの 単 独 でといいますか 中 学 校 高 等 学 校 の 場 合 保 健 体 育 の 先 生 がお 一 人 の 場 合 と 複 数 の 場 合 それから 小 学 校 の 先 生 ですと 学 級 担 任 によって はそういったところの 意 思 統 一 や 指 導 のポイン トを 共 有 するというのはどんなふうにご 苦 労 や あるいは 配 慮 というのがあるのか その 辺 もう ちょっと 教 えていただけるとありがたいんです が 上 部 先 生 いかがでしょう ( 上 部 ) 一 番 現 場 の 教 員 が 使 ってはいけない 言 葉 に 時 間 がないというのをよく 使 う 忙 しいという 52
58 ことを 言 うんですが やはりこれはある 程 度 権 限 を 持 っている 者 が よし やるというシステ ムとして 位 置 づけていくことが 必 要 だなと な ので 学 校 評 価 へもう 積 極 的 に 位 置 づけていく ただ 体 育 だけをするわけではないので 校 長 の 考 えによって よし これは 今 年 1 年 やって いこうということであれば 強 力 な 推 進 者 のも と そういう 時 間 をシステムとして 位 置 づけて いくということが 大 事 かなというふうに 思 って おります ( 今 関 ) それでは 伊 藤 先 生 お 願 いいたします ( 伊 藤 ) 正 直 その 学 校 の 中 に 年 配 の 先 生 というか 経 験 を 積 まれている 先 生 がいらっしゃるので す ぐにいろいろ 変 えていくとか 共 有 していくとい うのは 難 しい 部 分 ではあるのですけれども い ろいろこういうふうにやったらどうですかとか こんなふうに 授 業 できませんかということでお 互 いに 情 報 交 換 をできるだけするようにしてい ます そうすると 最 初 は 煙 たい 顔 をされる 先 生 もいるのですが だんだんこういうのもある よとかと 逆 にアドバイスいただいたりするので そういう 部 分 で 先 生 方 のお 互 いの 認 識 というか 考 え 方 をそろえていくことができれば 授 業 の 計 画 も 徐 々に 変 わっていくのではないかと 思 い ます ( 今 関 ) ありがとうございました それでは もう 一 つの 授 業 づくりの 点 につい て 小 学 校 中 学 校 高 等 学 校 の 先 生 方 からコ メントいただけるとありがたいと 思 うんですが 例 えば 先 ほど 上 部 先 生 のご 提 案 の 中 には 具 体 的 な 言 葉 あるいは 運 動 教 材 といったところのお 話 もありました これに 限 りませんけれども 実 際 授 業 づくりをする 際 に 指 導 内 容 の 体 系 化 明 確 化 それに 基 づく 計 画 作 成 最 終 的 には 授 業 づくりをして 実 際 に 授 業 を 展 開 するというこ とがあるわけですけれども そういった 授 業 づ くりという 点 でどんなことに 配 慮 していったら いいのかについて それぞれの 先 生 からお 話 を いただきたいと 思 います 中 学 校 柴 田 先 生 については ビデオを 見 せ ていただいてゲームづくりをされたということ ですけれども これについてもし 授 業 づくりの 苦 労 とか あるいはどんなことに 配 慮 したかと か あるいはこういった 授 業 になるプロセスで かかわった 現 場 の 先 生 がどんな 感 想 を 持 ったか もしそのような 情 報 をお 持 ちでしたらお 話 しい ただければと 思 います それから 伊 藤 先 生 については どうやった らゲームが 楽 しくなるか あるいはどうしたら 実 感 が 持 てるようになるかというお 話 がありま した これらについて 授 業 づくりという 視 点 でどんなふうに 暗 中 模 索 の 中 で 実 際 高 等 学 校 の 授 業 をつくられたのか そういったところをお 話 しいただければと 思 いますが 柴 田 先 生 からいきましょうか お 願 いします ( 柴 田 ) 本 県 には 教 育 事 務 所 が5つあるんですけれど も そこから 選 抜 された 先 生 に 授 業 をしていた だいているんですけども まず 指 導 することが 明 らかになったということです この 時 間 に 身 につけさせることはこれだよ 例 えばバレー ボールだと 味 方 が 操 作 しやすい 位 置 にボールを つなぐことができる そのためにはどうしたら いいんだというようなことで もう 一 つわかっ たことは やはり 最 初 はみんな 一 緒 で 共 通 の 課 題 に 取 り 組 みながら だんだん 個 に 応 じるとい うことです 例 えば 今 の 味 方 が 操 作 しやすいと いうことを 例 に 申 し 上 げますと まずセッター の 方 向 に 返 せればいいよ じゃ 返 せる 子 はセッ ターが 一 歩 でとれる 範 囲 のところに 返 せればい いよ それもできる 子 は じゃセッターの 頭 上 に 山 なりのボールを 返 すことができればいいよ ということで 同 じアンダーハンドパスやオー バーハンドパスの 学 習 をしていても 個 に 応 じら れるということがわかりました それだけではゲームでうまくいかないので 次 には 向 きを 変 えるということで2 人 組 ではな くて3 人 組 に 変 えていくということが 必 要 だと いうこともわかりました この 授 業 づくりのところで 課 題 を 申 し 上 げた いのですが 今 思 考 力 判 断 力 表 現 力 とい 53
59 うのを 高 めようということで これは 全 教 科 に わたって 叫 ばれていますが 保 健 体 育 科 でもグ ループでの 話 し 合 い これ 作 戦 版 とか 学 習 カー ドとかそういうようなことで 体 を 動 かす 時 間 が 減 ってきてしまってるのではないかという 危 惧 を 持 っています そこで 体 育 は 教 師 の 発 問 によって 思 考 力 判 断 力 が 高 められると 考 えています 例 えば 味 方 が 操 作 しやすい 位 置 にボールをつなぐのに はどうするんだっけって 子 供 に 聞 く だれだれ ちゃんのオーバーハンドパス 上 手 だね どこが いいんだろうというような 働 きかけをすること によって 作 戦 版 だけじゃなくて 動 きづくりの 中 で 思 考 力 判 断 力 が 高 められるだろうという ことです ( 今 関 ) ありがとうございました では 伊 藤 先 生 お 願 いいたします ( 伊 藤 ) 高 校 の 中 でどうやったらおもしろくなるのか という 部 分 では 授 業 づくりとしては 高 等 学 校 にやっぱり 要 求 されることもあるのですけども それまでに 中 学 校 や 小 学 校 で 経 験 していること というのがあるんだという 前 提 でいくと やは り 難 しくない 易 しい 動 きから 少 しずつ 入 って いったりですとか もしできなくても やろう としているのかどうかという 部 分 をできるだけ 見 てあげようというふうにして 授 業 を 考 えてい くことがあります そのルールですとか 場 所 的 なことも 含 めて いろんな 教 える 部 分 とそれか らそこからどうやって 応 用 していくのかという 部 分 と それをもう 行 ったり 来 たりさせながら 授 業 をつくっていくというような 感 じです ( 今 関 ) ありがとうございました 最 後 上 部 先 生 お 願 いいたします ( 上 部 ) 4つほど 述 べさせてください 1つは 学 習 課 題 です もう 学 習 課 題 づくりに 尽 きると 思 っております 楽 しさを 味 わわせな がら 技 能 を 身 につけさせていく そのための 学 習 課 題 明 日 の 授 業 でも 注 目 をしていただきた いと 思 っています 2つ 目 は 先 ほど 遊 ぶ 時 間 と 学 ぶ 時 間 と 挑 戦 する 時 間 が 必 要 なんだと 話 をさせてもらったん ですが 特 にみんなで 一 緒 に 学 ぶ 時 間 このみ んなで 一 緒 に 学 ぶ 時 間 というのをどのように 設 定 するかということ 3つ 目 が 評 価 にかかわることですが 先 ほ どもお 話 させてもらったんですが できている かできていないかだけで 評 価 をこれからしてし まいそうなんですが 大 事 な 要 素 なんですがそ こだけで 評 価 はしないということ それから これ 最 後 なんですが どんなにす ばらしい 指 導 計 画 が 出 ていても 結 局 授 業 を 楽 しく 展 開 していくのは 教 師 個 人 の 能 力 特 に 楽 しさを 生 み 出 す 声 かけの 質 と 量 というのが 大 事 だと 思 っています やはりそこには 先 生 の 最 後 は 熱 意 というか よし やったるでという 何 かそういうものがないと どんなにすばらしい ものが 準 備 されていても 最 後 はそこのところは やっぱり 大 事 にしていきたいなという 授 業 づく りについての 考 えです ( 今 関 ) ありがとうございました 上 部 先 生 一 つ 教 えてください 3つ 目 ので きているのかできていないのかではないという ことは 何 を 評 価 で 見 るんですか ( 上 部 ) 済 みません 今 一 番 心 配 しているのは 何 と なく 今 回 の 内 容 が 明 確 化 されて 体 系 化 されたこ とで 余 り 体 育 のことをぐんと 研 究 していない 現 場 の 多 くの 小 学 校 の 先 生 方 が 一 番 すっと 受 け 取 りやすい 陥 りやすい 点 がそこの 点 にあるか なと 思 いますので 私 ども 水 泳 ですとかいろん なものを 明 確 化 にすればするほどそちらにみん な 目 が 行 って できるようにさせなきゃ でき るようさせなきゃという 気 持 ちが 強 くなってし まわないように 楽 しさを 味 わわせながら 身 に つけていくんですよという 部 分 はいろんな 場 所 で 説 明 をさせていただきたいなというふうに 今 思 っています ( 今 関 ) ありがとうございました 54
60 それでは 3つ 目 のもう 一 つ ご 発 言 をいた だきたいんですけれども この 指 導 計 画 の 作 成 や 授 業 づくりという 方 向 に 向 かって 校 種 間 の 接 続 という 視 点 でどんなふうに 校 種 間 で 連 携 をしていったらいいのか あるいは 校 内 の 場 合 も 場 合 によってはあるかもしれませんけれども どういう 手 順 や 方 法 が 考 えられるかということ について 小 学 校 中 学 校 高 等 学 校 のそれぞれ の 先 生 からご 発 言 をいただければと 思 います これは 柴 田 先 生 からがよろしいですかね ( 柴 田 ) 本 県 の 小 学 校 教 諭 には 中 学 校 の 保 健 体 育 の 免 許 保 有 者 は7%しかいません 国 語 と 社 会 が 圧 倒 的 に 多 いんです 私 が 小 学 校 に 行 くと う ちの 学 校 は 体 育 の 免 許 を 持 っている 先 生 がいな いからとかおっしゃいます 先 生 方 小 学 校 は 全 科 の 免 許 持 っているんじゃないですかなんて いうとソッポを 向 かれてしまいますので その ことはおいといて ではどうするかというふう に 考 えたときに やはり 小 学 校 に 中 学 校 の 先 生 が 何 らかでかかわれないかということです 例 えば 授 業 づくりをすることとか 中 学 校 で 用 意 しているカードとか 教 具 とか そういうものを 夏 休 み または 本 県 の 場 合 には 部 活 動 のない 日 を 月 曜 日 に 設 定 している 学 校 が 多 いのですけれ ども その 辺 の 時 間 を 使 って 小 学 校 の 先 生 たち とかかわることによって 円 滑 な 接 続 ができるん じゃないかなと 思 っているところです 以 上 で す ( 今 関 ) ありがとうございました では その 最 後 の 小 学 校 の 上 部 先 生 いかが でしょう ( 上 部 ) これは 言 うとううんと 思 われてしまったら 申 しわけないんですが 幼 稚 園 と 小 学 校 の 接 続 が 進 んでいくためには 小 学 校 がそこを 求 めてい なければ 進 まないというふうに 思 っています 小 中 の 連 携 が 進 むためには 中 学 校 の 先 生 がそ こに 必 要 だという 思 いがなければ 進 まない 中 高 については 高 校 の 先 生 です これは 小 中 の 連 携 が 進 まないのを 中 学 校 の 先 生 の 責 任 にしてい るわけではないんですが 何 となく 経 験 的 にそ ういうふうなことを 感 じているということです もう 一 つは 体 育 学 習 の 価 値 は 何 だって 聞 か れたときにずっと 考 えていたんですが そこが 共 有 できるかどうかだと 思 っているんですが 私 は 体 育 の 学 習 学 ぶ 喜 びの 大 きさ その 達 成 感 の 大 きさというのは これもまた 言 うと 他 の 専 門 の 先 生 にしかられそうなんですが ほかの 教 科 領 域 で 味 わう 達 成 感 や 満 足 感 よりもはる かに 大 きい 達 成 感 や 満 足 感 を 体 育 の 学 習 では 味 わうことができるような 気 がしています それ は 学 習 意 欲 を 高 め 活 力 だとか 自 信 だとかそう いったものを 子 供 たちに 生 み 出 すことができる と 思 っています そういった 体 育 学 習 の 価 値 を 共 有 することで 何 か 進 んでいかないかなという ふうに 今 思 っているところです 以 上 です ( 今 関 ) ありがとうございました では 最 後 伊 藤 先 生 どうぞ ( 伊 藤 ) 高 校 はそれぞれやはり 試 験 を 受 けて 入 ってく る 場 合 が 多 いので 正 直 大 変 なこともたくさん ありますし お 互 いに 中 学 校 を 見 に 行 くという のも 厳 しい 部 分 もあるのではと 思 うのですが やはり 先 ほどお 話 した 確 認 していくという 部 分 では 前 半 部 分 で 中 学 校 までのその 経 験 を 生 徒 から 情 報 を 集 めることもあるでしょうし 中 学 校 の 先 生 方 からいただくこともあると 思 うので そういう 部 分 を 大 事 にして 重 ねていく 部 分 があ ればその 連 携 につながっていくのではないかと 思 います あとは 少 しちょっと 心 配 な 部 分 としては 例 えば 生 徒 たちが 体 育 が 苦 手 な 意 識 を 持 って 高 校 に 入 ってくるような 子 たちがもしいれば そう いう 子 たちにできるかもしれないよという 何 か 柔 軟 に 対 応 できるような その 受 け 皿 としても 高 校 が 最 後 やっぱり 生 涯 につなげていけるよう にというイメージで 先 生 方 が 意 識 していけれ ば 中 学 校 小 学 校 からの 連 携 につながっていく のではないかと 思 います ( 今 関 ) ありがとうございました 55
61 指 導 計 画 の 作 成 や 授 業 づくり あるいは 連 携 というのは 非 常 に 課 題 がまだまだあるなと 感 じ ますけれども 尾 縣 先 生 こういった 小 学 校 中 学 校 の 先 生 方 のご 発 言 聞 いていただきまして 感 想 でも 結 構 ですので 一 言 お 願 いできればと 思 います ( 尾 縣 ) まず この 新 学 習 指 導 要 領 解 説 を 作 成 するに 当 たりまして 一 番 時 間 を 割 いたのが 今 日 テー マになりました 体 系 化 そして 教 えるべき 内 容 の 明 確 化 そしてそれを 系 統 性 を 考 えながら 配 置 していくことでした ということは これを やっていくためには 今 いろいろな 話 がありま したように 学 校 種 の 連 携 というのが 非 常 に 大 切 になってきます その 前 提 として 教 師 間 の 連 携 が 大 切 になってきます 私 たち 作 成 者 は 恐 らく 先 生 方 が 連 携 をし ていただくという 仮 定 のもとにすべてつくり 上 げております ですから 小 学 校 から 中 学 校 中 学 校 から 高 校 でちぐはぐな 部 分 があった り あるいは 教 える 側 に 温 度 差 があった 場 合 に は せっかくこのつくり 上 げてきた 学 習 指 導 要 領 あるいは 解 説 を 実 行 できることはできません そのあたりで 最 後 のところで 連 携 がありまし たけれども この 連 携 が 非 常 に 大 切 になってく るんじゃないかと 思 います 例 えば 小 学 校 は 小 学 校 中 学 校 は 中 学 校 とい う 考 え 方 を 持 ってしまいますとお 互 いのやって いることが 全 く 見 えず せっかく 小 学 校 でいい ことやっても 中 学 校 でだめになってしまったり その 逆 もあったり いろんなことがございます ので とにかく 私 たちの 立 場 からしますとこれ から 連 携 をますます 深 めてすばらしい 保 健 体 育 の 実 践 をしていただきたい それが 子 供 たちの 将 来 につながるんじゃないかと 強 く 思 います そして 大 学 の 人 間 としまして 教 育 の 現 場 が さらに 発 展 するような 研 究 を 進 めていきたいと 考 えております これも 一 つの 連 携 だと 思 って 私 たちの 責 任 としてしっかりやっていきたいと 思 っております ( 今 関 ) ありがとうございました 時 間 が 切 迫 しているんですが フロアからも しご 質 問 があれば 一 二 お 受 けしたいと 思 いま すが 挙 手 をしていただけますでしょうか よ ろしいですか そうしましたら シンポジストの 先 生 方 から もしまだ 発 言 足 りないところがございましたら 追 加 の 発 言 をしていただきたいと 思 いますが いかがでしょうか よろしいですか ありがとうございました 本 日 は 発 達 の 段 階 のまとまりを 踏 まえた 体 育 学 習 の 在 り 方 と いうことで 4 人 のパネリストの 方 々にご 提 案 をいただき ディスカッションもさせていただ きました まとめということで 簡 単 にお 話 をさせていた だきたいと 思 いますけれども 指 導 計 画 の 作 成 あるいは 授 業 づくり これらは 今 回 の 指 導 要 領 の 改 訂 の 体 系 化 明 確 化 あるいは 系 統 化 そう いったことを 踏 まえて あるいは 教 育 基 本 法 学 校 教 育 法 等 の 改 正 を 踏 まえて 行 われている 流 れの 中 で その 中 の 一 つの 出 来 事 というふうに 私 はとらえております いろいろたくさんのア イデアをいただきましたので 一 つ 一 つのこと につきましては 私 の 方 で 繰 り 返 しコメントする ことは 避 けたいと 思 います 感 想 を 交 えまして 2 点 お 話 をしたいと 思 い ます 一 つは 指 導 内 容 の 明 確 化 の 部 分 なんですけれ ども 私 自 身 は 指 導 内 容 を 明 確 化 することの 難 しさを 感 じております すなわち 学 習 指 導 要 領 及 びその 解 説 に 示 されたものを きょうパネリ ストの 先 生 方 がたくさん 資 料 を 用 意 していただ きました それから このシンポジウムの 前 の 白 旗 調 査 官 の 資 料 も 水 泳 の 整 理 表 が 出 てき ております 実 は あの 内 容 の 整 理 は 第 一 歩 の 段 階 であると 私 は 思 っておりまして それを 実 際 の 授 業 の 中 の 子 どものところにどうつなぐの か それが 運 動 例 であったり 先 生 方 の 先 ほど お 話 ありましたけども 学 習 カードや 授 業 の 進 め 方 になってくるのではなかろうか そのときに 学 習 カードや 授 業 の 進 め 方 というところに 至 っ ても 指 導 内 容 を 明 確 化 した 状 態 で 授 業 づくり ができるのかどうか そういったところが 非 常 56
62 に 難 しいなと 正 直 思 っているところです その 辺 は 実 際 きょうパネリストの 先 生 方 からもお 話 ありましたけれども 現 場 の 先 生 方 が 授 業 を 実 際 に 行 う 中 で 子 どもから 学 び また 教 師 も 成 長 していくという 関 係 で さらに 指 導 内 容 を 明 確 化 するというところが 今 後 求 められるのでは なかろうかというふうに 考 えております これ が1 点 目 です 2 点 目 は 連 携 についてです これは 尾 縣 先 生 から 大 変 貴 重 なご 指 摘 をいただいたと 思 います けれども 現 時 点 で 私 が 考 える 連 携 というのは 次 の3つあると 考 えています 1つ 目 は 一 緒 に するとか 協 力 するという 形 の 連 携 これは 学 校 内 もあるでしょうし 学 校 を 超 える 小 と 中 中 と 高 の 接 続 というのもあるでしょう 上 の 学 校 種 が 求 めないと 下 は 考 えにくいというご 発 言 も ありましたけれども これらについて 指 導 計 画 や 授 業 づくりのレベルで 例 えば 小 学 校 の 先 生 と 中 学 校 の 先 生 が 一 緒 にするとか 協 力 するとい う 場 面 がつくれるのかどうか それをつくるに はどうしたらいいのか そういったところから 始 まるのではなかろうか それが1 点 目 です 2 点 目 が これは 役 割 分 担 するとか 責 任 を 持 つというものがあると 思 います これは 体 系 化 された 指 導 要 領 解 説 の 内 容 をそれぞれの 学 校 段 階 において 確 実 に 身 につけさせるような 指 導 を 目 指 すということです うまくいかないところ 不 十 分 なところは 上 の 学 校 で 引 き 取 るしかない わけで その 引 き 取 りは 柴 田 先 生 のご 提 案 にも ありましたように 単 元 の 始 まりの 段 階 において 補 充 的 な 意 味 合 いの 学 習 を 入 れる それは 小 と 中 の 連 携 だけではなく 中 学 校 の 中 においても 2 年 と3 年 の 間 で 同 じように 第 1 学 年 第 2 学 年 の 内 容 を 復 習 するような 形 で 単 元 の 始 まりに 学 習 を 入 れて 第 3 学 年 の 学 習 とするような 単 元 計 画 を 考 える そんなことが 考 えられるので はなかろうか そういうことを 考 えていきますと それぞれ お 互 いを 役 割 分 担 して 責 任 を 持 つというとその 責 任 を 追 及 するような 方 向 に 向 かいがちなんで すが そうではなくて 自 分 の 持 ち 分 は 持 ち 分 と して 確 実 に 子 どもたちに 教 育 をする 子 どもた ちの 力 をつけるというところが 大 事 になるので はなかろうか これが2 点 目 です 3 点 目 は これは 私 自 身 はこれができたらい いなと 思 う 連 携 のところです お 互 いが 成 長 で きるようにかかわるということです すなわち 小 学 校 の 子 どもたちは 小 学 校 の 先 生 が 子 ども たちなりに 小 学 校 段 階 の 学 びをしっかりやって 例 えば 体 育 学 習 でいえば 確 実 に 身 につけるよう にする それから 中 学 校 は 中 学 校 で 同 じよう に 行 う 高 校 も 一 緒 です それぞれの 校 種 あ るいは 先 生 方 体 育 という 領 域 が 独 自 性 を 持 ち つつ 力 を 発 揮 して お 互 いに 成 長 していけるよ うなそんな 方 向 が 連 携 として 考 えられるといい なと 思 っているところです そのように 指 導 内 容 を 明 確 にすることや 連 携 を 実 際 にどうするのかということになります と 具 体 的 には 非 常 に 難 しい 部 分 がたくさんあ ると 思 います これらはまさに 現 場 の 先 生 方 が 実 際 に 授 業 づくりを 行 って 実 践 で 乗 り 越 えて いく 部 分 時 数 の 問 題 等 ございますけれども 移 行 措 置 とはいえ 早 目 に なるべく 早 く 新 しい 指 導 要 領 の 内 容 を 踏 まえた 授 業 実 践 が 多 くの 学 校 で 取 り 組 まれることを 期 待 してやみません 以 上 で 簡 単 ではありますがまとめとさせて いただきます 4 人 の 先 生 方 本 日 は 提 案 そしてさらにディ スカッション いろいろたくさんのアイデアを 教 えていただきました もっとお 話 を 聞 きたい と 正 直 私 は 思 ったところなんですけれども そ れらは 時 間 に 限 りがありますので 別 の 機 会 に またフロアの 先 生 方 も 直 接 ご 質 問 をぶつけてい ただければと 思 います それでは 以 上 で 学 校 体 育 研 究 大 会 島 根 大 会 の 発 達 の 段 階 のまとまりを 踏 まえた 体 育 学 習 の 在 り 方 ということで 終 了 させていただきま す ご 協 力 ありがとうございました 57
63 分 科 会 研 究 主 題 及 校 種 分 科 会 分 科 会 研 究 主 題 幼 稚 園 第 1 分 科 会 運 動 の 心 地 よさを 味 わわせ 挑 戦 する 意 欲 を 育 てる 運 動 的 な 遊 び 体 を 動 かす 喜 びと 体 験 を 豊 かにする 環 境 の 構 成 第 2 分 科 会 いきいきと 運 動 や 心 身 の 健 康 づくりに 取 り 組 む 児 童 の 育 成 豊 かなかかわり 合 いを 通 して 小 学 校 第 3 分 科 会 第 4 分 科 会 かかわりあって ともに 高 めあう 体 育 科 の 学 習 自 己 と 教 材 と 仲 間 との 豊 かなかかわり を 生 み 出 す 体 育 学 習 を 求 めて 豊 かにかかわり 合 いながら 運 動 を 楽 しむことができる 子 どもの 育 成 言 葉 やイメージのやりとりを 通 して 第 5 分 科 会 運 動 の 心 地 よさを 味 わわせ 追 求 と 習 得 の 力 を 伸 ばす 体 育 学 習 やってみたい が 連 続 するために 第 6 分 科 会 現 在 及 び 未 来 において 健 康 に 生 きる 力 を 育 む 体 育 学 習 の 在 り 方 環 境 に 適 応 して 生 き 生 きと 活 動 できる 生 徒 の 育 成 を 目 指 して 中 学 校 第 7 分 科 会 生 徒 が 自 ら 課 題 解 決 に 取 り 組 む 体 育 学 習 の 在 り 方 グループ 学 習 と 学 習 カードの 活 用 を 通 して 第 8 分 科 会 運 動 の 心 地 よさを 味 わわせ 追 求 と 習 得 の 力 を 伸 ばす 体 育 学 習 課 題 解 決 力 をのばす 保 健 体 育 学 習 高 等 学 校 第 9 分 科 会 第 10 分 科 会 グループで 課 題 を 見 つけ 自 ら 主 体 的 に 解 決 する 力 を 育 む 体 育 学 習 PDCAを 構 想 に 入 れた 学 習 シートの 工 夫 と 活 用 を 通 した 体 育 授 業 の 実 践 身 体 のしくみや 動 かし 方 を 理 解 し 運 動 能 力 の 向 上 に つなげる 体 育 学 習 動 きの 質 を 高 めるための 視 覚 情 報 の 活 用 をとおして 特 別 支 援 学 校 第 11 分 科 会 運 動 の 楽 しさを 自 らの 力 で 追 求 する 児 童 生 徒 の 姿 をめざして 生 涯 にわたりスポーツに 親 しむことができる 子 どもの 育 成 58
64 び 指 導 助 言 者 一 覧 島 根 大 学 指 導 助 言 者 准 教 授 廣 兼 志 保 群 馬 大 学 准 教 授 大 友 智 東 京 学 芸 大 学 准 教 授 松 田 恵 示 鹿 児 島 大 学 教 授 武 隈 晃 信 州 大 学 准 教 授 渡 辺 敏 明 埼 玉 大 学 教 授 野 瀬 清 喜 神 奈 川 県 教 育 委 員 会 指 導 主 事 落 合 浩 一 桐 蔭 横 浜 大 学 教 授 園 山 和 夫 大 阪 教 育 大 学 准 教 授 千 住 真 智 子 松 江 工 業 高 等 専 門 学 校 教 授 森 山 恭 行 島 根 県 立 益 田 養 護 学 校 校 長 大 向 謙 二 会 場 校 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 幼 稚 園 松 江 市 立 乃 木 小 学 校 松 江 市 立 来 待 小 学 校 松 江 市 立 宍 道 小 学 校 松 江 市 大 輪 町 TEL 松 江 市 浜 乃 木 TEL 松 江 市 宍 道 町 上 来 待 125 TEL 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 小 学 校 松 江 市 立 湖 南 中 学 校 松 江 市 立 宍 道 中 学 校 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 中 学 校 島 根 県 立 松 江 南 高 等 学 校 島 根 県 立 松 江 商 業 高 等 学 校 島 根 県 立 松 江 ろう 学 校 松 江 市 宍 道 町 宍 道 1276 TEL 松 江 市 大 輪 町 TEL 松 江 市 浜 乃 木 TEL 松 江 市 宍 道 町 宍 道 351 TEL 松 江 市 菅 田 町 TEL 松 江 市 八 雲 台 TEL 松 江 市 浜 乃 木 TEL 松 江 市 古 志 町 TEL
65 公 開 授 業 保 育 単 元 名 及 び 校 種 分 科 会 会 場 校 園 公 開 授 業 1 幼 稚 園 第 1 分 科 会 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 幼 稚 園 活 動 名 チャレンジハートをつくろうよ 5 歳 児 指 導 者 岡 本 里 恵 指 導 者 芦 村 こころ 第 2 分 科 会 松 江 市 立 乃 木 小 学 校 体 つくり 運 動 2 学 年 指 導 者 松 崎 雅 史 ハンドボール 5 学 年 指 導 者 山 内 一 弘 第 3 分 科 会 松 江 市 立 来 待 小 学 校 跳 び 箱 運 動 5 学 年 指 導 者 安 達 和 彦 小 学 校 第 4 分 科 会 松 江 市 立 宍 道 小 学 校 プレルボール 4 学 年 指 導 者 小 松 慶 子 第 5 分 科 会 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 小 学 校 走 って 跳 んで 1 学 年 指 導 者 小 林 敏 朗 第 6 分 科 会 松 江 市 立 湖 南 中 学 校 武 道 3 学 年 指 導 者 金 坂 淳 志 中 学 校 第 7 分 科 会 松 江 市 立 宍 道 中 学 校 バレーボール バドミントン 3 学 年 指 導 者 浅 見 孝 信 第 8 分 科 会 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 中 学 校 保 健 医 療 機 関 や 医 薬 品 の 有 効 利 用 3 学 年 指 導 者 柏 木 裕 至 第 9 分 科 会 島 根 県 立 松 江 南 高 等 学 校 バスケットボール 3 学 年 指 導 者 細 木 竜 次 高 等 学 校 第 10 分 科 会 島 根 県 立 松 江 商 業 高 等 学 校 バスケットボール 2 学 年 指 導 者 玉 井 良 典 特 別 支 援 学 校 第 11 分 科 会 島 根 県 立 松 江 ろう 学 校 フットベースボール ( 小 学 部 : 合 同 体 育 ) 指 導 者 : 石 橋 智 律 会 下 由 貴 子 天 津 祐 子 60
66 授 業 者 研 究 発 表 者 一 覧 公 開 授 業 2 研 究 発 表 者 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 幼 稚 園 加 納 美 紀 体 つくり 運 動 4 学 年 指 導 者 田 中 晶 子 病 気 の 予 防 6 学 年 指 導 者 金 山 剛 志 シュートゲーム 2 学 年 指 導 者 石 富 晶 子 松 江 市 立 乃 木 小 学 校 加 藤 潮 松 江 市 立 雑 賀 小 学 校 寺 下 利 弘 松 江 市 立 来 待 小 学 校 藤 原 稔 松 江 市 立 玉 湯 小 学 校 団 野 晶 夫 バスケットボール 6 学 年 指 導 者 新 宮 哲 明 松 江 市 立 宍 道 小 学 校 山 本 達 也 松 江 市 立 中 央 小 学 校 福 村 譲 走 り 高 跳 び 6 学 年 指 導 者 小 草 康 弘 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 小 学 校 荏 田 幸 浩 体 つくり 運 動 2 学 年 指 導 者 鐘 築 多 津 子 松 江 市 立 湖 南 中 学 校 上 野 敏 夫 長 距 離 走 1 学 年 指 導 者 松 本 浩 一 郎 松 江 市 立 宍 道 中 学 校 浅 見 孝 信 松 本 浩 一 郎 マット 運 動 1 学 年 指 導 者 上 田 亜 由 美 ダンス 2 学 年 指 導 者 山 中 清 恵 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 中 学 校 上 田 亜 由 美 島 根 県 立 松 江 南 高 等 学 校 細 木 竜 次 山 中 清 恵 体 つくり 運 動 1 学 年 指 導 者 小 豆 澤 崇 島 根 県 立 松 江 商 業 高 等 学 校 小 豆 澤 崇 選 択 体 育 ( 高 等 部 : 合 同 体 育 ) 指 導 者 : 青 山 和 彦 宍 道 英 明 森 山 美 佐 子 三 成 正 人 広 戸 勉 島 根 県 立 石 見 養 護 学 校 高 梨 桂 子 八 束 佳 代 渡 辺 健 太 郎 白 根 英 和 61
67 62
68 幼 小 中 一 貫 教 育 校 第 1 分 科 会 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 幼 稚 園 第 5 分 科 会 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 小 学 校 第 8 分 科 会 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 中 学 校
69 研 究 主 題 第 1 分 科 会 運 動 の 心 地 よさを 味 わわせ 挑 戦 する 意 欲 を 育 てる 運 動 的 な 遊 び 体 を 動 かす 喜 びと 体 験 を 豊 かにする 環 境 の 構 成 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 幼 稚 園 1 研 究 発 表 発 表 者 : 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 幼 稚 園 加 納 美 紀 幼 小 中 の 一 貫 教 育 の 理 論 に 基 づき 幼 稚 園 では 研 究 主 題 を 運 動 の 心 地 よさを 味 わわせ 挑 戦 する 意 欲 を 育 てる 運 動 的 な 遊 び とし サブテーマを 体 を 動 かす 喜 びと 体 験 を 豊 かにする 環 境 の 構 成 とした 子 どもたちが 自 ら 体 を 動 かそうとする 意 欲 や 態 度 を 育 てるための 環 境 構 成 援 助 のあり 方 を 探 りながら 主 題 に 迫 りたいと 研 究 を 進 めてきた 一 般 的 に 近 年 の 幼 児 の 生 活 実 態 の 傾 向 として 地 域 や 家 庭 において 戸 外 で 遊 ぶ 経 験 の 不 足 が 叫 ば れていて それに 伴 い 体 力 や 身 体 諸 機 能 の 低 下 も 指 摘 されており 思 いっきり 体 を 動 かす 機 会 を 保 障 する 必 要 があるといわれている 本 園 の 子 どもの 実 態 もほぼ 同 じ 傾 向 にある この 子 どもたち が 本 来 もっている 自 ら 挑 む 意 欲 を 大 切 にし さらに 自 ら 課 題 を 見 つけ 意 欲 的 に 取 り 組 み 粘 り 強 く 追 求 していくしなやかな 心 と 生 きる 力 としての 健 康 や 体 力 の 基 礎 を 育 みたいと 願 っている また 幼 児 期 には 特 定 の 運 動 活 動 を 取 り 入 れてスキルの 向 上 をねらうのではなく 心 と 体 の 発 達 を 調 和 的 に 促 すために 発 達 に 応 じて 子 どもが 自 ら 見 つけた 運 動 的 な 遊 びを 支 えていくことが 大 事 であると 捉 えている (1) 研 究 内 容 1 環 境 の 見 直 し 2イメージやめあての 持 てる 生 活 の 工 夫 3 心 が 通 い 合 い 触 発 し 合 う 友 だち 関 係 づくり (2) 研 究 内 容 1の 成 果 子 どもの 実 現 したい 願 いと 教 師 が 子 どもに 身 につけさせたいと 願 う 運 動 的 な 動 きを 結 びつけ た 保 育 の 構 想 をしていくことが 大 切 である その 中 で なげる ころがる よじのぼる 等 日 常 的 な 生 活 の 中 ではあまり 経 験 しない 動 きについては 教 師 が 保 育 のなかに 仕 組 んでいき 意 図 的 に 体 験 できるような 環 境 を 構 成 して いくことが 大 切 である 子 どもが 自 分 の 欲 求 に 応 じて 本 来 の 使 い 方 ではない 遊 具 の 遊 び 方 を 見 つけ 遊 具 や 遊 び 場 を 使 いこなしていく 自 ら 活 用 する 環 境 もある 環 境 を 再 構 成 していくというのは 必 ずしも 教 師 が 今 ある 環 境 に 何 かを 付 け 加 えたり 減 らしたりしていくということだけではない 子 どもは 習 得 した 力 は 使 ってみたくなり 使 うことによって 新 たなる 挑 戦 意 欲 をもって 遊 んでいく できるようになったぞ 他 のところで 試 してみよう やっぱりできた もう 一 度 ためす 本 当 にできた もっとやってみたい という 気 持 ちの 高 まりの 中 で 子 どもたちは 自 分 に 自 信 を 持 ち それが 挑 戦 意 欲 につながっていく (3) 研 究 内 容 2の 成 果 子 どもたちの 生 活 に 共 有 するキーワードが 存 在 することは 遊 びのイメージを 膨 らませたり めあてに 向 かっていく 心 のよりどころになっていったことから 自 ら 喜 んで 体 を 動 かして 遊 ぶ 意 欲 を 育 てるのに 有 効 である 64
70 キーワードについては 子どもがイメージしやすい心情 意欲 態度を表すシンボルとなる言 葉であること 発達段階にあっていること シンプルで 幅広い取り組みのイメージを促すよう な言葉であることが望ましい 4 研究内容③の成果 友だちからの励ましは 自分のことを大切に思ってくれているのだという思いを抱かせたり 一生懸命に自分のために働きかけてくれる友だちの存在と相手の思いやりを感じたりすることで その子の自己肯定感を高めることにつながり それが 挑戦意欲につながっていく したがって 運動遊びに挑戦していく子どもを育てていくためには 温かい仲間関係を築いていくことが 大 切な要素である 子どもの自ら動きたいという意欲を喚起していくには たくさんの要素がある 今後の課題は 一人一人の取り組みにさらに注視し 運動カルテの活用方法の工夫をしながら 分析していくことで 一人一人がより多様な動きに挑戦していけるような環境構成や援助を継続 して探っていきたい 2 公開授業 活動名 チャレンジハートをつなげよう 指導者 岡本 里恵 芦村こころ おにごっこをしよう 遊戯室 友だちを誘い合っておにごっこをしようとする おにさんから逃げたり 逃げる人をタッチしたりする 相手チームに勝つために 作戦会議をしようとする 困った時には自分たちで相談しようとする 鉄棒をしよう 遊戯室 前回りや逆上がりをする バランスをとって鉄棒の上に座る イメージするやり方で鉄棒をする なわとびをしよう 保育室 跳べた回数を記録する イメージする跳び方をやろうとする 友だちに触発されてやろうとする クラスみんなで集まろう 各保育室 子どもたちが遊びのなかでみつけた ひみつ を学級の話題にする 友だちの良さに気づいたり チャレンジの気持ちをもったりする 65
71 本 時 は 雨 天 の 為 園 庭 で 思 い 切 り 体 を 動 かして 遊 ぶ 姿 は 見 られなかったが 室 内 でも 一 人 ひとり の 子 どもが 遊 びを 通 してめあてを 実 現 させる 為 に 友 だちとのかかわりを 深 めながら 一 緒 に 取 り 組 む 姿 が 見 られた 教 師 も 子 どもの 願 いをしっかりと 受 け 止 めながら 時 には 賛 同 したり アドバイス をしたりして 遊 びを 支 えようとする 姿 も 見 られた 3 研 究 協 議 (1) 公 開 授 業 質 : 今 日 の 限 られた 空 間 で 空 間 仲 間 時 間 を 子 どもたちが 最 大 限 に 生 かしながら 自 己 実 現 させ ようと 取 り 組 んでいる 姿 に 感 銘 を 受 けた チャレンジハート ビッグニュース 等 子 どもた ちにとってわかりやすく 心 を 掴 むような 言 葉 であり 見 えない 意 欲 や 心 を 具 体 的 に 知 らせてい く とてもいい 手 立 てだ 小 学 校 への 連 携 について 考 えていることがあれば 教 えてほしい 答 : 小 学 校 への 連 携 小 学 校 への 一 貫 教 育 について 言 えば 小 学 校 への チャレンジハート をどの ようにつなげていくかという 点 だ 木 の 育 ちに 例 えると 幼 稚 園 は 砂 地 の 部 分 だ その 部 分 で 様 々 なフェイントをかけ 目 を 付 け 着 手 していくという 心 情 や 意 欲 態 度 等 が 小 学 校 に 行 った 時 に 目 を 輝 かせ 先 生 が 掲 示 したこと 授 業 であったことを 信 頼 して 幼 稚 園 と 違 った 努 力 等 が 強 く 備 わってくる 園 からすると 強 い 期 待 気 力 多 様 な 動 きに 目 を 付 けている 子 どもたちが 色 々 な 動 きを 経 験 することで 小 学 校 につながっていくと 思 う やっとできたという 自 己 満 足 のようなものが 心 に 根 ざし それが 体 中 に 伝 わっていくと 思 う そこで たくさんの 動 きにチャレンジできるように チャレンジハート という 言 葉 を 使 い いろんな 所 に 目 が 向 くように 環 境 構 成 している 小 学 校 に チャレンジハート をどうつなげる かだが 自 分 で 課 題 や 目 当 てを 見 つけ 達 成 していく 子 どもたちが チャレンジカード を 介 して 自 分 を 振 り 返 る 力 を 蓄 え 前 向 きな 明 るい 素 敵 な 一 年 生 になってほしいと 思 う 質 : 年 少 との 関 わりは? 答 : 年 少 は 年 長 をあこがれの 対 象 として 見 ている 特 に 園 庭 の 木 登 りがあこがれの 的 だ 年 長 がし ている 時 は 見 ているだけだが 年 長 がいなくなると 五 感 を 働 かせながら 年 長 の 動 きを 真 似 る できた 時 には とても 喜 んでいる 上 手 な 子 は 年 長 をよく 見 ている イメージトレーニングが 早 く 確 実 になっている 感 じがする (2) 研 究 発 表 質 : 運 動 カルテの 作 成 ではどんなことに 注 意 したか 答 : 運 動 カルテは 始 めたばかりだ 今 までは 子 どもたちを よく 運 動 しているとか 活 発 だとか 遊 びに 意 欲 的 に 取 り 組 むが 体 を 動 かすのは 苦 手 だ 等 と 見 ていた 子 どもたちが 喜 んで 遊 びに 向 かっ ていったり 体 を 動 かし チャレンジする 姿 を 運 動 的 な 観 点 から 捉 えなくてはならないと 気 づいた 体 育 科 学 センターの 子 どもの 動 きについての 資 料 の 中 に 子 どもには 幼 児 期 に 身 につけさせるの が 望 ましいという 文 言 があった 子 どもの 動 きを 把 握 するために 表 を 基 に 経 験 と 習 得 をキーワー ドにしてカルテを 作 った 私 たちは とかくその 動 きに 対 してできるかできないか 上 手 か 下 手 か というように 見 がちだが そうではなく その 動 きを 経 験 しているかいないか どのくらい 成 長 し ていったかを 教 師 自 身 が 遊 びを 通 して 見 るようにしている 子 どもの 遊 びについて 具 体 的 に 書 く それを 学 期 毎 に 集 める 記 録 の 横 に 育 ちや 工 夫 していると 思 われる 点 を 書 く チャートの 部 分 に は 意 欲 等 担 任 が 子 どもの 姿 から 捉 え るんるんチャート に 書 く グラフは 学 期 毎 に 増 え 三 学 期 には 小 さな 蜘 蛛 の 巣 が 次 第 に 大 きくなっていく 経 験 と 習 得 ということで 表 を 使 っていく 答 : 自 分 のクラスに 欠 けている 点 や 経 験 不 足 の 点 等 について チャートを 使 い 学 級 で 経 験 する 活 動 に 新 しい 遊 びを 組 み 込 み 組 み 立 てていきたい 質 : 発 表 の 中 で 幼 児 期 の 子 どもたちは 遊 びの 中 で 様 々な 動 きが 出 てきて 体 力 をつけるとあった そ の 話 を 聞 いて 幼 児 期 の 子 どもの 遊 びの 中 で 見 つける 能 力 はとても 力 があると 感 じた 室 内 環 境 での 体 作 りという 点 で 環 境 をどのように 考 えているのか 私 の 園 でも 体 力 作 りに 66
72 目 を 向 け 環 境 を 考 えることにした 廊 下 にビニールでケンパをつけてみると それをしようと 言 わなくても 子 どもたちはケンパをする 幅 を 拡 げると 丸 を 増 やしたり 入 り 口 に 長 さの 違 う 鈴 をぶら 下 げると ジャンプしてどこまで 届 くかやってみたりしている 環 境 を 工 夫 することに よって 自 分 のものにし さらにそれをもっと 広 げていこうとする そういう 面 で 環 境 について どのように 工 夫 しているか 自 評 の 中 に 思 わず 動 かさないではいられない 環 境 構 成 をしよう 揺 さぶるような 気 づか ない 動 きを 言 葉 で 伝 えよう と 思 った とあった 日 頃 私 たちは 一 つ 一 つの 手 の 動 きや 足 の 動 き 指 の 動 き 等 子 どもたちに 気 づかせるような 言 葉 かけをあまりしていなかった 子 どもた ちがやってみよう できるかもしれないという 気 持 ちにつなげると 聞 き 教 師 の 意 図 した 言 葉 か け 支 え 方 というものの 大 切 さを 学 んだ 幼 小 連 携 について 研 究 紀 要 の 中 に 幼 児 期 では 体 を 動 かしたくなるような 環 境 の 見 直 しとか 目 当 ての 工 夫 心 が 通 い 合 うという 点 があげられている が 経 験 を 膨 らませる やりたくなるという 気 持 ちを 育 てることが 小 学 校 での 本 格 的 な 体 作 り 発 達 につながるのではないかと 思 いながら 聞 いた 答 : 子 どもたちは 風 雨 に 関 係 なくいつも 外 に 出 る 教 師 自 身 も 室 内 の 方 に 目 を 向 けるということを 努 力 していかないといけないと 感 じている ケンパが 作 ってあったり 四 角 や 三 角 が 貼 ってあり 子 どもたちが 自 分 たちでルールをつくっていくという 場 はあるが まだ 年 間 を 通 して 期 や 発 達 段 階 に 応 じて 環 境 を 構 成 しているとは 言 えず 模 索 している 状 況 だ 附 属 幼 稚 園 の 子 どもたちは 室 内 は 遊 びに 必 要 な 物 を 作 る 場 と 思 っている だから 雨 でも 出 て 行 き 帰 ってから したこと をまとめて 書 く あるいは 相 談 のために 部 屋 に 帰 って 来 るという 状 況 が 多 かった 答 : 子 どもたちは 外 での 遊 び 体 験 している 木 登 りや 自 然 の 中 で 遊 んでいるものを 室 内 にも 作 り 展 開 しようとしている 保 育 者 と 子 どもたちが 話 し 合 い 保 育 者 は 安 全 に 配 慮 して 少 し 難 しいも のをセットしてやる 子 どもたちは 経 験 から 得 たものを 踏 み 台 や 跳 び 箱 等 を 駆 使 して 室 内 に も 作 ろうとしている それをまた 保 育 者 がコーディネートしながら やりたいという 意 欲 をかき たてながらいかに 作 っていくかというところも 見 て 欲 しかったが できなかった 4 指 導 助 言 助 言 者 島 根 大 学 准 教 授 廣 兼 志 保 先 生 昨 日 の 解 説 でも 今 の 学 習 者 は 学 習 意 欲 の 低 さ 自 信 の 欠 如 将 来 への 不 安 体 力 低 下 をあげられ 新 学 習 要 領 の 改 訂 でも 生 きる 力 を 重 要 視 しているという 話 があった 今 回 の 研 究 主 題 が 挑 戦 す る 意 欲 を 育 てるという 点 で 意 欲 ということに 視 点 をあてた 研 究 だった 目 に 見 えない 手 に 触 れることができない 意 欲 を 子 どもたちに 如 何 に 育 てていくかが 大 きなテーマになっていた 今 回 は 運 動 的 な 遊 びに 焦 点 をあてた 研 究 になった 子 どもたちの 主 体 的 な 活 動 を 促 す 環 境 を 如 何 にして 構 成 し 様 々な 領 域 に 示 されたような 願 いを 相 互 に 関 連 させながら 総 合 的 に 保 育 を 行 っ ていくかが 今 回 の 研 究 保 育 の 前 提 としてあった 今 回 印 象 に 残 ったことは 子 どもたちがはっきりとした 具 体 的 な 目 当 てを 持 って 遊 びに 取 り 組 ん でいたことだ 全 体 会 でも 指 導 内 容 を 明 確 にしていくことがあげられていた 少 し 難 しいこと にも 挑 戦 していけるように 心 を 揺 さぶるような 環 境 をどう 構 成 していくかが 研 究 の 中 身 になっ ているということだろう 子 どもたちは 少 し 頑 張 ればできそうだということを 見 つけ 集 中 し て 遊 びを 展 開 していた これが 子 どもたちの 意 欲 を 引 き 出 すポイントであったのではないか そ の 意 欲 をさらに 引 き 出 したり 認 めたりしていく 支 援 の 仕 方 の 研 究 発 表 だった 指 導 案 集 にも 出 てくるサイクル 図 が 支 援 を 使 いわけていく 手 がかりを 示 している 動 き コツ ポイントを 掴 み 定 着 させ もっと 難 しい 条 件 下 でやってみようとステップアップしている サ イクルの 中 の 子 どもの 位 置 を 子 どもの 姿 や 言 葉 などからくみ 取 り 支 援 の 手 がかりを 掴 み 保 育 の 支 援 の 仕 方 として 見 い 出 していた 子 どもたちが 鉄 棒 にチャレンジしている 時 先 生 は 子 どもたちの 様 子 から 動 きや 体 の 使 い 方 の コツを 読 み 取 り 投 げ 返 す 言 葉 掛 けを 行 っていた 子 どもたちは チャレンジカード や 秘 密 67
73 ノート を 持 っている そこに 自 分 のみつけた 秘 密 や 動 きのコツを 書 いていた 先 生 の 投 げ 返 す 言 葉 が 自 分 を 振 り 返 り それを 言 語 化 する 時 のヒントになっているのではないか 動 きの 育 ちを 捉 える 方 法 という 視 点 だが 広 島 大 学 で 開 催 された 日 本 体 育 学 会 の 分 科 会 で 幼 児 期 における 基 本 的 動 作 の 習 得 に 関 する 発 表 がなされた 体 の 動 きの 仕 組 みがどう 発 達 していくか を 明 らかにするという 分 野 であった 研 究 に 求 められる 課 題 は どんな 運 動 遊 びで どんな 動 き が 出 現 するかを 明 らかにすること どんな 過 程 をたどって 動 作 が 洗 練 されていくのかを 明 らかに することだという 発 言 があった これも 運 動 能 力 の 発 達 の 多 様 化 という 視 点 と 動 きが 巧 みに なっていく 洗 練 化 という 二 つの 視 点 から 捉 えるということだと 思 う 日 々の 子 どもの 運 動 遊 びの 様 子 を 遊 びが 生 じる 動 きや 動 作 が 洗 練 されていく 過 程 に 着 目 して 観 察 することで 個 々の 運 動 能 力 の 発 達 を 捉 えることができるという 意 味 だと 思 う どんな 動 作 に 着 目 をし 運 動 遊 びを 観 察 したらいいか この 度 の 研 究 では その 手 がかりを 財 団 法 人 体 育 科 学 センターが 提 案 した 幼 少 時 に 身 に 付 けるべき84 種 類 の 基 本 動 作 ということに 求 め た 理 由 だ 多 くの 説 明 に 引 用 されており 信 頼 性 がある このピックアップされた 動 作 自 体 が 実 際 の 幼 児 の 自 由 遊 びを 観 察 調 査 した 結 果 から 抽 出 したものだと 聞 いており 子 どもの 運 動 遊 びを 観 察 する 指 標 としてふさわしいものだ それを 記 録 するツールとして 開 発 されたものが る んるんカルテ 研 究 集 録 にある 配 列 一 覧 表 だ 配 列 一 覧 表 は 84 種 類 の 動 作 を 2 年 間 の 各 期 で 期 待 される 経 験 させたい 内 容 遊 びと 照 らし 合 わせてあり 4 歳 児 5 歳 児 にそれぞれどの ような 動 作 が 身 に 付 くかが 一 目 でわかるように 整 理 されている このカルテやチャート 配 列 表 をどう 活 用 していくか 保 育 者 は 一 人 ひとりの 子 どもが2 年 間 でどこまでできるようになったかを 見 て 努 力 の 結 果 とする 客 観 的 な 指 標 によって 具 体 的 に 見 ることができる そして 一 人 ひとりの 結 果 を 集 め クラス 全 体 ではどうか 学 年 全 体 ではどう かを 見 ていく 保 育 の 内 容 構 成 はどうしたらよいか 意 図 的 に 仕 組 んで 提 示 していく 遊 びもそこで 生 まれてくる かもしれないし 子 どもが 見 つけ 出 した 遊 びを 支 えていくことによって 運 動 の 動 作 の 習 得 がバ ランス 良 くいくというような 見 通 しということにつながっていくのではないか 具 体 化 の 方 法 が 今 後 の 研 究 課 題 として 期 待 される 部 分 だ 記 録 を 残 すことによって 担 任 だけで なく 学 年 や 学 級 の 異 なる 先 生 方 にも 一 目 で 伝 えることができ 情 報 を 共 有 できるメリットがあ る 二 つの 学 級 あるいは 異 なる 学 年 が 一 緒 に 遊 ぶ 場 合 でも 支 えの 仕 方 の 指 針 が 共 有 できる また 記 録 することで 子 ども 自 身 に 振 り 返 りの 場 頑 張 ってできるようになったことをクラ ス 全 体 で 共 有 する 場 が 意 図 的 に 作 られていた チャレンジカード や 秘 密 ノート 掲 示 物 な どがとても 有 効 に 使 われている 指 導 案 集 に 9 期 は チャレンジハートをつなげよう と 学 年 共 通 のねらいとして 取 り 組 んでい ると 書 いてある これは 年 間 構 想 から チャレンジハートをつくろうよ という 取 り 組 みの 積 み 上 げだということがわかる 子 どもたちは 頑 張 ったところを 話 し 合 い 披 露 するという 活 動 を 重 ねてきた そのような 経 験 の 積 み 重 ねによって チャレンジカード や 秘 密 ノート で 自 分 の 目 当 てを 具 体 的 に 記 したり 友 だちに 伝 えたりできるようになった そういう 日 々の 積 み 重 ねが 9 期 の 振 り 返 りの 場 共 有 の 場 を 成 立 させていると 思 う 振 り 返 りの 場 で 鉄 棒 や 縄 跳 びの 頑 張 りの 発 表 を 聞 いた 子 どもが 自 分 もできる 等 と 反 応 してい た 友 だちの 姿 を 見 て 自 分 も 頑 張 ろうという 気 持 ちをかきたてられる それも 意 欲 を 育 てる ということの 有 効 な 手 だてになっている 今 回 は 環 境 の 見 直 し イメージが 持 てるキーワードの 設 定 友 だち 同 士 の 関 わり 合 いというこ とを 三 つの 視 点 として 設 定 されていた その 中 で とても 印 象 に 残 った 場 面 があった 鉄 棒 が 高 く 何 度 も 失 敗 している 男 の 子 がいた 鉄 棒 の 得 意 な 友 だちが 体 の 使 い 方 のコツを 具 体 的 な 言 葉 で 上 手 に 伝 えていた 自 分 が 見 つけた 秘 密 やコツを 書 き 振 り 返 りの 場 で 伝 えるという 経 験 の 積 み 重 ねがあったからできたと 思 う 友 だち 同 士 で 支 えていくからこそ 失 敗 しても 繰 り 返 しチャレ 68
74 ンジする 意 欲 が 沸 いてくる ビデオで 見 たように 大 きな 木 や アップダウンに 富 んだ 園 庭 があ り 子 どもの 心 を 揺 さぶる 様 々な 環 境 がある 今 日 も 雨 の 中 アップダウンを 自 転 車 でどう 乗 り 越 えるか 遊 具 の 周 りをどう 通 り 抜 けるかにチャレンジしていた 研 究 発 表 に 参 加 して どう 環 境 を 魅 力 的 に 見 せていくかが 支 援 の 一 つの 工 夫 だということを 改 めて 感 じた 様 々な 支 援 のポ イントが 見 つかったということが 今 回 のテーマではなかったかと 思 う 5 全 国 学 体 研 島 根 大 会 を 終 えて 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 幼 稚 園 研 究 主 任 加 納 美 紀 島 根 県 の 研 究 主 題 を 受 け 附 属 学 校 園 では 運 動 の 心 地 よさを 味 わわせ 追 求 と 習 得 の 力 を 伸 ばす 体 育 学 習 という 研 究 テーマを 設 定 し 研 究 を 進 めていきました 体 育 学 習 においては 運 動 の 順 序 性 がはっきりしており 系 統 性 を 重 視 するために 子 どもの 発 達 段 階 や 一 人 ひとりの 実 態 を 考 慮 しながら 進 めていく 必 要 性 があります そのことから 本 園 では 運 動 の 心 地 よさを 味 わわせ 挑 戦 する 意 欲 を 育 てる 運 動 的 な 遊 び~ 体 を 動 かす 喜 びと 体 験 を 豊 かにする 環 境 の 構 成 ~ という 研 究 主 題 を 設 定 し 幼 稚 園 教 育 要 領 に 示 された 健 康 領 域 を 切 り 口 に 研 究 実 践 を 進 めました 今 回 の 研 究 を 通 して 幼 稚 園 においては 一 人 ひとりに 幅 広 く 多 様 な 動 きの 体 験 ができる 保 育 を 構 想 展 開 していかなければならないと 感 じると 共 に 幼 児 期 の 運 動 遊 びの 指 導 のあり 方 は 小 学 校 への 滑 らかな 接 続 はもとより 人 が 健 康 に 生 きていくための 動 ける 身 体 づくりに 大 きく 影 響 し 生 涯 にわたる 健 康 の 基 盤 づくりにかかわることを 改 めて 痛 感 しました さて 当 日 の 公 開 保 育 では 雨 天 のため 参 会 の 先 生 方 に 広 い 園 庭 でダイナミックに 遊 ぶ 子 ども の 姿 を 見 ていただくことができず 残 念 でした しかし 遊 戯 室 や 保 育 室 で 遊 ぶ 姿 から 子 どもの 中 に 育 ってきている 挑 戦 力 や 粘 り 強 さ 友 だち 関 係 の 深 まり 獲 得 した 動 き を 見 取 ってい ただけたことを アンケートや 協 議 の 発 言 から 感 じることができました 中 には 幼 児 が 自 分 のめあてや 友 だちと 共 通 の 意 識 をもって 運 動 遊 びをすることは 無 理 であろう という 先 入 観 をもっ て 子 どもたちの 遊 びを 見 ておられた 中 学 校 の 先 生 の 姿 がありました その 先 生 は 子 どもたちが チャレンジカードに 自 分 の 頑 張 りを 表 しながら 挑 戦 する 姿 や 一 人 が 投 げかけた 問 題 をみんなで 考 え 解 決 していく 姿 を 目 の 当 たりにして 驚 かれたのと 同 時 に このように 生 き 生 きと 体 を 動 かし 思 考 して 遊 び 込 む 経 験 が 学 びとなり 小 中 学 校 へとつながっていくのですね と 一 貫 教 育 の 学 びのつながり を 実 感 として 受 け 止 めておられました このたびの 研 究 では 島 根 大 学 の 廣 兼 志 保 先 生 にたくさんの 御 指 導 をいただきました その 中 で 体 を 動 かすことは 楽 しい と 感 じる 経 験 の 積 み 重 ねが 運 動 の 好 きな 子 を 育 て ひいてはそれが 運 動 能 力 の 向 上 にもつながり 健 康 な 心 身 を 育 むという 基 盤 となる 考 え 方 を 示 唆 いただきました そ こで 特 定 の 運 動 遊 びの 実 践 で 能 力 技 能 の 向 上 をめざすのではなく 遊 びや 生 活 の 充 実 を 図 るこ とで 思 わず 体 が 動 き 運 動 を 楽 しいこと として 経 験 できるような 環 境 構 成 を 探 っていくという 研 究 の 方 向 性 を 定 めることができました 研 究 を 進 める 中 で 子 どもが 運 動 的 な 動 きを 獲 得 してい く 過 程 には 一 定 のサイクルがあることや 友 だち 関 係 の 中 で 育 てられる 自 己 有 能 感 が 挑 戦 意 欲 をか き 立 てていくこと 等 教 師 自 身 が 学 んだこともたくさんありました また 子 どもの 実 態 を 把 握 す る 手 段 として 84の 動 き( 体 育 科 学 センター)を 参 考 にした 個 人 表 の るんるんカード るんる んチャート を 開 発 したことも 成 果 のひとつでした 今 後 は 開 発 した 個 人 表 が 子 どもの 遊 びの 指 導 に 役 立 つように 有 効 な 活 用 方 法 を 見 い 出 していくことや 幼 稚 園 で 積 極 的 にチャレンジした 遊 びや 獲 得 した 動 き の 情 報 を どのように 小 学 校 に 提 供 していくのか 検 討 を 加 えていきたいと 思 います 最 後 になりましたが この 研 究 を 通 して 幼 児 期 の 運 動 遊 びの 指 導 のあり 方 を 学 校 体 育 生 涯 体 育 の 広 い 視 野 に 立 って 考 える 機 会 を 与 えていただきましたこと また 研 究 推 進 に 当 たっては 助 言 をいただいた 島 根 大 学 の 廣 兼 先 生 をはじめ 県 保 健 体 育 課 の 皆 様 関 係 の 皆 様 にお 世 話 になっ たことを 感 謝 申 しあげます ありがとうございました 69
75 研 究 主 題 第 5 分 科 会 運 動 の 心 地 よさを 味 わわせ 追 求 と 習 得 の 力 を 伸 ばす 体 育 学 習 やってみたい が 連 続 するために 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 小 学 校 1 研 究 発 表 発 表 者 : 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 小 学 校 荏 田 幸 浩 (1) 主 題 設 定 の 理 由 1 研 究 の 歩 みと 子 どもの 実 態 本 校 は 子 どもは 生 まれながらにして 追 求 する 存 在 であり 開 かれた 存 在 ( 豊 かに 自 己 表 現 で きる 存 在 )である という 子 ども 観 教 育 観 を 研 究 のベースにし 長 年 たくましく 追 求 する 子 ども を 育 成 する 教 育 のあり 方 について 実 践 を 通 して 追 い 求 めてきている また 体 育 科 では 一 貫 して 子 どもが 運 動 する 楽 しさを 味 わうこと を 大 切 にして 授 業 実 践 を 通 じて 研 究 してきている ここでいう 運 動 の 楽 しさ とは 運 動 の 特 性 を 追 求 する 過 程 で 子 どもたちが 味 わうものであり 次 のようにとらえている 身 体 を 動 かす 楽 しさ つくる( 動 き ゲーム 練 習 方 法 等 ) 楽 しさ できる のびる 楽 しさ みつける わかる 楽 しさ 集 う 楽 しさ 上 記 のような 考 え 方 を 生 かし 平 成 13 年 度 から 平 成 17 年 度 までは 子 どもが 運 動 の 楽 しさを 追 求 する 体 育 科 学 習 をテーマに 研 究 を 続 け 運 動 に 対 する 学 びの 観 点 と 授 業 を 構 想 する 際 に 留 意 する 点 を 次 のように 整 理 してきた ( 平 成 18 年 度 からは 一 貫 教 育 における 実 践 研 究 を 行 っている ) 運 動 に 対 する 学 びの 観 点 課 題 をもち 追 求 意 欲 がもてる 追 求 において 自 分 の 見 通 しがもて 自 分 の 力 で 追 求 の 見 直 しができる 運 動 のもつ 楽 しさや よさ( 運 動 の 特 性 )に 気 づくことができる 友 だち(ペア トリオ)のよさや 自 分 の 取 り 組 みのよさに 気 づくことができる 授 業 の 枠 組 みを 構 想 する 際 の 留 意 点 運 動 に 対 する 思 いや 願 いをふくらませるための 対 象 を 選 定 し その 出 会 わせ 方 を 工 夫 する 運 動 の 楽 しさやよさを 感 じる 取 るために まかせる 場 を 大 切 にする 仲 間 ( 学 級 グループ)と 一 緒 に 活 動 することのよさを 感 じ 取 っていけるように 互 いの 動 きや 考 えのよさに 気 づくことができる わかりあう 場 を 意 図 的 に 設 定 する 子 どもが 自 分 の 追 求 を 見 つめたり 次 への 追 求 へつなげたりするための ふりかえりの 場 を 工 夫 する 明 確 な 目 的 意 識 をもって 追 求 できるような めあての 提 示 の 仕 方 を 工 夫 する 課 題 わかりあう 場 と ふりかえりの 場 での 運 動 領 域 におけるはたらきかけの 違 いを 明 確 にする 技 能 や 学 び 方 の 系 統 性 を 重 視 した 育 成 プランの 必 要 性 (6ヵ 年 よりも 長 いスパンのもの) 子 どもの 実 態 からの 課 題 本 校 の 子 どもたちは 比 較 的 体 を 動 かすことが 好 きであり 業 間 には 鉄 棒 やおにごっこ サッ カーなどを 行 っている しかしながら 全 国 的 にも 問 題 になっている 運 動 習 慣 の 二 極 化 は 確 実 に 本 校 にも 起 こっており 全 体 的 な 運 動 の 場 を 保 障 していく 必 要 性 を 感 じている また バス 通 学 の 70
76 子 どもたちが 多 く 日 々 歩 くことが 不 足 している さらに 放 課 後 のくらしについても 習 い 事 等 のた め ゆっくり 落 ち 着 いて 一 つのことに 向 かうことの 機 会 が 保 障 されていない 状 態 である 2 研 究 主 題 について 島 根 県 の 研 究 主 題 である 確 かな 知 識 と 技 能 を 身 につけ 学 ぶ 喜 びが 味 わえる 体 育 学 習 をう けて 本 校 小 学 校 段 階 では 次 のような 子 どもの 姿 をめざした 授 業 づくりや 体 育 的 活 動 を 行 うこ ととした 挑 戦 する 意 欲 をもつことができる( 意 欲 耐 性 ) 体 を 動 かしたくなる 動 くと 気 持 ちいいと 思 える( 情 緒 ) 動 ける 身 体 をもつことができる( 技 能 体 力 ) 運 動 を 習 慣 化 できる( 活 用 ) 技 術 構 造 を 追 求 することができ 考 えることができる( 思 考 知 識 ) 仲 間 とかかわることができる( 協 力 ) このように 今 までの 研 究 の 経 緯 と 児 童 の 実 態 から 本 校 では 以 下 のような 研 究 主 題 を 設 定 した 運 動 の 心 地 よさを 味 わわせ 追 求 と 習 得 の 力 をのばす 体 育 学 習 ~ やってみたい が 連 続 するために~ (2) 研 究 の 視 点 やってみたい 第 一 義 に 子 どもたちの 運 動 へ 向 かう 気 持 ちを 大 切 にしたい これは 運 動 へ 向 かう 気 持 ちが 追 求 の 力 となり 体 育 科 の 学 習 には 欠 かせないものと 考 えるからである 運 動 へ 向 かう 気 持 ちが 高 まる 条 件 は 多 数 考 えられるが その 一 つとして できそう を 感 じ 取 らせることに 重 点 をおく この できそう を 感 じることができたならば 動 かずにはいられない 状 態 になり 自 然 と 追 求 する 姿 を 見 ることができるはずである また 授 業 づくりや 体 育 的 な 活 動 を 構 築 する 上 で 子 どもたちの 学 び 方 を 検 証 し 一 人 ひとり の 志 向 性 を 見 取 る 必 要 性 がある 心 身 の 発 達 段 階 が 幅 広 い 小 学 校 期 における 体 育 では 志 向 によ りそれぞれの 学 習 形 態 が 違 ってくる 一 般 的 に 学 び 方 と 発 達 段 階 を 考 慮 した 体 育 学 習 は 低 学 年 の たくさんの 運 動 経 験 からの 感 覚 づくり 自 己 有 能 感 づくり 期 から 中 学 年 の 今 までの 運 動 経 験 からのアナロゴンを 見 つけ 思 考 と 技 能 とのすりあわせ 期 を 経 て 高 学 年 の 運 動 の 安 定 性 をめざし 自 分 のことを 知 り 適 切 なめあての 構 築 期 へ 進 むと 考 えている これらを 基 に 学 年 における 実 際 の 子 どもたちの 発 達 段 階 や 実 態 を 考 えた 授 業 の 枠 組 みやはたらきかけを 考 慮 し ていきたい 系 統 立 てた 指 導 は 子 どもたちの 一 人 ひとりの 学 びを 深 め 動 ける 身 体 をつくり 自 主 的 に 追 求 できる 姿 を 生 み 出 す やってみたいが 連 続 するために 大 切 にしたい 視 点 1. 動 ける 身 体 をもたせることで やってみたい が 連 続 する 6つの 運 動 領 域 毎 にねらいをはっきりさせることから 動 ける 身 体 にせまる 手 だてを 考 えていく ねらいモデルをつくり 動 ける 身 体 つくりに 効 果 があるかを 検 証 する 系 統 立 てた 指 導 で でき そうな 感 じ を 感 じ 取 らせれば やってみたい が 続 くであろう 2. 運 動 の 特 性 にふれさせることで やってみたい が 連 続 する 機 能 的 特 性 及 び 効 果 的 特 性 に 加 え 子 どもたちが 何 に 興 味 をもち その 運 動 に 関 わっているの かを 探 る 領 域 毎 に 大 切 にしたい 運 動 感 覚 や 運 動 群 を 子 どもたちの 実 態 から 整 理 する 運 動 自 体 がもつ 特 性 にふれさせることで 運 動 の 心 地 よさを 感 じ やってみたい が 続 くであろう 3. 子 ども 一 人 ひとりをとらえた 上 で 授 業 の 枠 組 みをつくることで やってみたい が 連 続 する 子 どもたち 一 人 ひとりが 単 元 または1 時 間 の 授 業 の 中 で どのように 技 能 や 思 考 などが 変 容 していくのかをとらえていく 形 成 的 評 価 を 取 り 入 れることで 授 業 の 改 善 を 図 ること さらに 子 どものとらえ 表 を 技 能 とかかわり 技 能 と 思 考 技 能 と 志 向 の2 軸 でとらえることで 授 71
77 業の枠組みを考え はたらきかけを工夫していく 運動へ向かう志向を高めれば やってみたい が続くであろう 2 公開授業 1 第1学年 とびこせ だんだん ダンボール 体つくりの運動 体ほぐし と走 跳の運動遊び 授業者 小林 敏朗 附属小 本単元は 三角柱のダンボールとの出会いからはじまった 自分の作った マイダンボール や 先生のお助けダンボール を用いて ダンボールパークをつくって楽しもう と称し 自 分たちでダンボールの置き方や走り方 跳び方を工夫しながら運動 体ほぐしの運動 を楽しみ 助走のスピードやリズム 強い踏み切りを生かして ダンボールを跳び越していく運動 走 跳 の運動遊び をする学習 第1次では ダンボールパークを楽しもう と称し 指導者からいろいろな場づくりや運動遊 びを紹介し 第2次では ダンボールパークをつくって楽しもう と称し それまでの運動体験 から子どもたち自ら運動遊びを追求する姿を求めた 授業の後半では どんなところを意識す ると速く走れるのか どうすると遠くへ 高く跳べるのか など 跳ぶための助走や踏み切り について考えながら 単元を展開されていた 本時は第2次 授業の後半 走 跳の運動遊び では 高く積まれたダンボールを跳びこえよ う と称し 自分が跳べそうなダンボールの大きさや数を考えて グループで協力しながら場を 設定したり お互いの走り方 跳び方を見合って高く跳ぶための追求がなされたりしていた 体ほぐしの運動 前半 自分たちで場づくり 自分たちのつくった場をいろんな動きで楽しむ 走 跳の運動遊び 後半 思いっきり跳ぶ わかりあう場 72
78 2 第6学年 ジャンピングワールド 高さへの挑戦 陸上運動 走り高跳び 授業者 小草 康弘 附属小 本単元は ジャンピングワールド 高さへの挑戦 と称し 走り高跳びの運動を楽しみなが らコツを見つけていく学習 第1次では 子どもたちは映像から運動のイメージをもち 助走と空中姿勢にコツがあること に気づき 自分の課題を見つけた その課題をもとに タンタタジャンプ 助走 踏み切り ポ イントキック 振り上げ足 フライハイ 高く跳ぶ ゴム高メドレー はさんで跳ぶ と いう4つの場である ジャンピングワールド に取り組んでいった 第2次では 高く跳ぶためのコツとして 助走を生かした踏み切り と 踏み切りから高く跳 ぶためのコツ に焦点をあて探っていた 単元を通して 記録どりの時間を確保し グループの 伸びを実感できる場が設定されていて 子どもたちどうしで教え合う姿が見られた 本時は第2次 前半は準備運動も兼ねてジャンピングワールドに挑戦し 後半は助走のリズム やスピードから走り高跳びの記録が伸びを追求する学習が展開されていた ジャンピングワールド フライハイ 高く 踏み切り ポイントキック 足のふりあげ ゴム高メドレー ななめのゴム 二本のゴム ロイター板 タンタタジャンプ 助走のリズム 73
79 3 研 究 協 議 (1) 研 究 発 表 発 表 の 要 旨 ( 簡 略 詳 しくは 1 研 究 発 表 を 参 照 ) < 主 題 設 定 の 理 由 > 1 子 どもは 生 まれながらにして 追 究 する 存 在 学 びの 観 点 授 業 の 枠 組 みの 工 夫 2 運 動 経 験 の 二 極 化 歩 くことの 不 足 ( 登 下 校 ) よさを 生 かす 付 属 の 子 は 外 遊 びを 好 む 運 動 に 従 事 する 時 間 の 不 足 <やってみたいが 連 続 するために 大 切 にしたい 視 点 > 1 技 能 保 障 をしできるよろこびを 4 年 生 ポートボール ボールの 軌 跡 図 で 客 観 的 に 見 る (シュートを 決 めるためには パスが 回 ってこないのは ) 2 運 動 の 特 性 にふれさせる 2 年 生 幅 跳 びにつながる 学 習 ( 自 然 に 期 待 する 動 きが 現 れる 場 づくり 跳 び 箱 からの 踏 み 切 り) 5 年 生 ソフトバレーボール ( 自 然 に 生 まれるふり 返 りの 場 ) 3 子 ども 一 人 ひとりをとらえた 上 での 授 業 の 枠 組 み 形 成 的 評 価 ( 参 考 高 橋 氏 ) 2 軸 での 子 どものとらえ 場 面 対 象 と 出 会 う 場 わかりあう 場 まかせる 場 ふりかえりの 場 できそう 魅 力 動 きのイメージ 共 有 活 用 追 究 達 成 感 次 の 課 題 質 : 幼 小 中 の 一 貫 教 育 としての 附 属 運 動 カルテ どのように 種 目 を 選 定 したのか? 答 : 種 目 選 定 理 由 は 次 のとおり 50m 走 ; 比 べやすい どこでもやっている ( 走 る 力 ) 30 秒 レース; 伝 統 的 に 本 校 で 行 われていた 体 育 会 の 種 目 から 採 用 ( 走 る 力 ) ボール 投 げ;ボールの 種 類 については 検 討 中 ( 投 げる 力 ) 壁 逆 立 ち ; 中 学 校 の 先 生 から 逆 立 ちくらいは という 要 望 ( 調 整 力 ) ブリッジ ; 非 日 常 的 な 動 きで 教 育 的 な 働 きがけが 必 要 なもの ( 柔 軟 性 ) 立 ち 幅 跳 び;( 跳 ぶ 力 ) 附 属 幼 稚 園 では 他 に 84の 基 礎 的 な 運 動 経 験 として 経 験 する 場 を 設 けている 質 : 2 軸 でのとらえ について 煩 雑 になるので 一 つ 一 つの 項 目 別 に 見 ていったほうがいいの では? わかってもできない 理 屈 はなくてもできる ではなくて わかってできる のが 理 想 だとは 思 うが 答 : 主 観 的 で 煩 雑 にはなりがちであるが 一 目 瞭 然 でわかり 支 援 を 探 りやすくなるよさがある これから より 容 易 で 効 果 的 な 方 法 を 探 っていきたい (2) 公 開 授 業 第 1 学 年 とびこせ!だんだん ダンボール ~ 体 つくりの 運 動 ( 体 ほぐし)と 走 跳 の 運 動 遊 び~ 自 評 :マイダンボール 直 方 体 も 考 えたが 様 々な 用 途 を 考 え 三 角 柱 の 形 とした 運 動 をくりかえし て 行 えるように 帯 単 元 とした 走 跳 の 運 動 につながる 動 きが 多 かったが 前 時 はケンケン 等 も 見 られた 1 年 生 なので 高 く 跳 ぶのには 助 走 のスピード バーンと 跳 ぶこと が 74
80 必 要 なことに 気 づかせたかった 学 習 内 容 をはっきりさせて 取 り 組 んだ 感 : 子 ども 一 人 ひとりをとらえ 授 業 の 枠 組 みをつくる 学 習 展 開 がなされていた 任 せる 場 では 助 走 のスピードについては 明 らかに 違 ってきて 高 く 跳 べるようになった 子 がいた 質 : 教 師 は 高 跳 びにつながる 動 きを 意 識 していたが 子 どもたちはあくまで 幅 跳 びやハードルの 感 覚 で 飛 び 越 えていた どこまでの 動 きを 追 究 する 必 要 があるのか? 場 を 工 夫 すると 斜 めに 走 ってくる 子 もいたのではないか? 答 : 最 終 的 にははさみとびにつながればいいと 思 う 1 年 生 ではいろいろな 跳 び 方 を 見 つけたりやっ てみたりする 姿 勢 ができて その 運 動 になじみがもてるように 心 がけている 指 :どこで 踏 み 切 るとか 走 ったり 跳 んだり 楽 しくチャレンジできる 運 動 へのなじみが 低 学 年 で は 大 事 である 高 学 年 の 内 容 を 低 学 年 に 下 ろすのではなく 低 学 年 の 子 どもの 動 きから 発 展 さ せていくと 考 えるべきである 第 6 学 年 ジャンピングワールド 高 さへの 挑 戦 ~ 陸 上 運 動 ( 走 り 高 跳 び)~ 自 評 : 本 学 級 も 体 力 の 二 極 化 が 見 られているのが 実 態 できない 自 分 に 嫌 悪 感 のある 子 への 支 援 を 考 えた できそう 楽 しいと 感 じることができる 支 援 場 づくりを 考 え 自 分 の 課 題 が 見 えてき て 練 習 していったらできてくる という 単 元 をイメージした できるだけいろいろな 運 動 を 経 験 できるように 場 づくりをした レベルアップボードは 自 分 の 課 題 やチームの 仲 間 の 課 題 も 理 解 できると 考 えた 苦 手 な 子 が 周 りの 子 どものアドバイスで 記 録 が 伸 びてよかった 友 だちへのアドバイスでは その 子 のレベルに 対 応 したアドバイスも 見 られた おしい と 聞 こえたら 周 りの 子 どもたちに 何 が?どこが? と 声 がけした 質 : 分 かりあう 場 で 課 題 を 共 有 化 すると 一 人 ひとりの 課 題 ではなくなってくる 共 通 の 課 題 と 個 人 の 課 題 が 混 在 して めあてのもち 方 がむずかしかったのでは 答 : 本 時 は 共 通 の 課 題 ( 助 走 )を 考 える 場 をベースとして 個 人 の 課 題 を 考 えていく 場 を 設 定 した 課 題 はやはり 混 在 していたと 思 うが みんなで 共 通 の 課 題 について 分 かりあうことができた らいいと 考 えた 質 :4つの 場 での 枠 組 みは 他 の 領 域 でも 同 じように 行 っているのか 答 : 同 様 に 行 っている 試 す 場 も 考 え 検 討 中 である 質 : 個 のめあてをどこまで 理 解 できていたか 友 だちの 動 きを 見 る 位 置 の 指 導 はどうなされていた のか 活 動 の 時 間 と 話 し 合 いの 時 間 のバランスはどうだろう 1 年 生 の 授 業 で20 分 が 活 動 で25 分 が 話 し 合 い 6 年 生 の 授 業 で30 分 が 活 動 で20 分 が 話 し 合 いであった 答 : 自 分 のやっている 姿 を 見 てみたいということで ビデオ 撮 りしたものを 視 聴 した 一 見 上 手 な 子 も ぬき 足 が 遠 回 りしている と 友 だちの 指 摘 を 受 け 自 分 の 課 題 とすることができた ま た 友 だちの 動 きを 参 考 にしていた 子 が 多 く 効 果 的 だった 見 る 位 置 については 意 識 づけ ていき 効 果 的 に 見 える 位 置 があることを 指 導 していきたい 活 動 の 時 間 を 半 分 以 上 にしたい と 考 えている 集 合 したら 伝 えることは1つが 基 本 と 考 えている 質 : 自 分 のリズムを 探 していこう その 際 の これだけは 習 得 してほしい 内 容 とは リズミカル な 助 走 とは 答 : だんだんスピードを 上 げて 踏 み 切 り 高 く 跳 ぶ ことをめざしている 跳 ぶタイミングをと れる 助 走 踏 み 切 りを 合 わせられる 助 走 と 考 えている 4 指 導 助 言 助 言 者 : 信 州 大 学 准 教 授 渡 辺 敏 明 先 生 < 研 究 発 表 > 新 学 習 指 導 要 領 の 理 念 として 動 きの 学 習 がクローズアップされた できない できる でき る 修 正 修 正 定 着 化 ( 安 定 いつでも) の3ステージに 注 目 したい アナロゴンの 考 え 方 から 類 似 の 下 位 運 動 を 経 験 させていく 感 覚 づくりなどが 大 切 となる そ して なじみを 大 事 にすると 運 動 に 関 する 嫌 悪 感 をもたないように 運 動 に 誘 い 込 むことが 可 75
81 能 となる やってみたいの 段 階 も 大 切 にしたい 以 上 の 考 えから やってみたいが 連 続 する ということは 新 学 習 指 導 要 領 に 沿 う 学 習 展 開 と 考 えることができる また 低 学 年 の 核 になる 運 動 を 発 展 させて 高 学 年 の 専 門 的 な 動 きへとつなげたい 決 して そ の 逆 ではない <1 年 生 の 授 業 > 動 ける 身 体 とは 様 々な 能 力 を 身 につけた 身 体 と 考 えることができる マイダンボール 単 に 障 害 物 を 跳 ぶのでなく 大 事 な 物 を 跳 び 越 える 跳 び 越 えたくなる 素 材 で ある お 助 けダンボールとして 指 導 者 の 作 ったものがあり 壊 れそうなところにつかうことが できた 配 慮 がいい 子 どもの 目 線 に 合 った 出 会 いの 場 であった <6 年 生 の 授 業 > 高 さのあるものを 跳 び 越 える 経 験 があまりない 動 きの 学 習 という 視 点 から 見 直 している 助 走 からの 踏 み 切 り を 中 心 課 題 とすることで 感 覚 づくりを 中 心 に 高 跳 びにつながる 動 きを 作 っ ていく 学 習 となっている フライハイ 達 成 の 度 合 いをフィードバックできる 場 となっている ゴム 高 メドレー 感 覚 のすり 合 わせができる 場 であり 繰 り 返 しの 中 で 動 きをつかむことが できる 場 となっている < 今 後 の 課 題 > 異 質 グループによる 活 動 うまくできる 子 できない 子 双 方 がいて 動 きの 学 習 に 関 する 自 発 的 学 習 が 発 生 していた 例 えば 青 グループでの 踏 み 切 り 位 置 など あちらこちらでできるように 広 げていきたい コツを 自 分 の 言 葉 で 伝 えあうことができることをこれからの 学 習 では 期 待 したい 動 きの 学 習 で の 課 題 となっていくだろう 小 学 校 最 初 の1 年 生 の 授 業 小 学 校 最 終 の6 年 生 の 授 業 の 両 方 を 見 たことで 6 年 間 を 見 通 した 学 習 を 進 めていく 必 要 性 を 改 めて 感 じた 5 全 国 学 体 研 島 根 大 会 を 終 えて 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 小 学 校 教 諭 荏 田 幸 浩 島 根 県 の 研 究 主 題 である 確 かな 知 識 と 技 能 を 身 につけ 学 ぶ 喜 びが 味 わえる 体 育 学 習 からも 分 かるように 現 在 の 体 育 学 習 においては つけたい 力 を 明 確 にして 意 欲 が 継 続 し 引 いては 生 涯 を 通 じての 体 力 向 上 と 運 動 の 習 慣 化 へ 結 びつけていくことを 求 められています 第 5 分 科 会 へ 各 都 道 府 県 から 参 会 していただいた 先 生 方 も 生 き 生 きと 跳 んだりはねたりする1 年 生 の 姿 や 中 核 技 術 をしっかりととらえた6 年 生 の 高 跳 びへ 臨 む 姿 を 見 て 同 じ 思 いを 抱 いていただいたように 感 じます やってみたい が 連 続 するためにというサブテーマにも 共 感 をしていただいた 感 想 を 寄 せてもらいました 今 後 の 進 む 方 向 を より 定 めてもらったような 心 強 い 心 境 です さてこの 度 は 信 州 大 学 より 渡 辺 敏 明 先 生 を 指 導 講 師 としてお 招 きし 多 くの 示 唆 を 与 えていた だきました そこで 感 じたのは 今 後 の 体 育 学 習 においては 教 科 教 育 のみではなく 運 動 倫 理 や 運 動 の 発 生 倫 理 も 必 要 になってくるのではないかということです 今 回 研 究 の 視 点 の1 番 目 に 技 能 保 障 を 掲 げていました 技 能 教 科 である 体 育 学 習 には 必 要 不 可 欠 な 要 素 であるととらえているから です なんといっても 子 どもたちにとって できた 喜 びが 次 へとつながるはずです 励 ましや 勇 気 づけだけの 言 葉 がけではなく 運 動 の 感 覚 にせまる 共 感 的 な 言 葉 がけができたならば より 多 く の 喜 びを 与 えることができ 学 びがつながっていくはずです 専 門 的 な 運 動 学 ではなく もっとか み 砕 いた 現 場 に 生 きる 運 動 学 が 提 供 されてくるならば そこから 新 しい 体 育 の 学 習 や 失 敗 しても へっちゃらな 運 動 するのが 苦 ではないクラスや 集 団 の 雰 囲 気 づくりができると 考 えています また 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 学 校 園 として 学 校 体 育 研 究 大 会 の 中 に 一 貫 教 育 の 要 素 を 取 り 入 れて 76
82 発 表 できたことも 収 穫 の 一 つです 全 国 学 校 体 育 研 究 大 会 においては きっと 初 の 試 みであり 保 健 体 育 課 の 方 々にも 前 例 のないものとしてご 迷 惑 をおかけすると 共 に 多 くの 配 慮 をしていただき 感 謝 申 しあげます 受 け 付 けを 一 括 にしたり 全 体 会 を 幼 小 中 と 合 わせて 最 初 に 行 ったりと 参 会 者 の 方 には 見 通 しの 持 ちにくい 日 程 で これもご 迷 惑 をおかけしたことをお 詫 び 申 しあげます しかしながら 短 時 間 ではありましたが 研 究 内 容 を 知 っていただいた 上 で 授 業 を 見 ていただいた ことは 授 業 や 保 育 の 見 る 視 点 を 絞 ることができたのではないかと 思 っています 全 体 的 に 時 間 が ない 中 でできる 限 りのことができたように 感 じます この 様 々な 校 種 が 揃 って 体 育 研 究 の 成 果 を 発 表 する 学 校 体 育 研 究 大 会 において また 新 学 習 指 導 要 領 の 体 系 化 の 面 においても 附 属 学 校 園 が 発 表 した 内 容 はまさしく 趣 旨 にあった 研 究 内 容 でした 今 後 一 貫 教 育 を 含 んだ 研 究 発 表 を 行 う 都 道 府 県 があった 場 合 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 学 校 園 の 取 り 組 みを 運 営 面 でも 研 究 内 容 面 でも 参 考 に していただければ 幸 いです 最 後 になりましたが この 研 究 会 を 通 してこれからの 学 校 体 育 の 基 盤 をつくることができたこと そして 何 よりこれからの 体 育 の 進 むべき 道 を 見 据 えることができたことを 嬉 しく 思 います 小 学 校 学 習 指 導 要 領 が 来 年 より 完 全 実 施 というこの 時 期 に 学 体 研 という 貴 重 な 場 を 提 供 していただい たことに 感 謝 申 しあげ ふりかえりとさせていただきます ありがとうございました 研 究 内 容 についてのまとめは21 年 度 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 小 学 校 研 究 集 録 に 掲 載 予 定 です ご 参 照 ください 1はじめに 2 教 科 教 育 と 運 動 学 から 3 一 貫 教 育 の 立 場 から 4おわりに 77
83 研 究 主 題 第 8 分 科 会 運 動 の 心 地 よさを 味 わわせ 追 求 と 習 得 の 力 を 伸 ばす 体 育 学 習 課 題 解 決 力 をのばす 保 健 体 育 学 習 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 中 学 校 1 研 究 発 表 発 表 者 : 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 中 学 校 体 育 主 任 上 田 亜 由 美 (1) 研 究 主 題 運 動 の 心 地 よさを 味 わわせ 追 求 と 習 得 の 力 を 伸 ばす 体 育 学 習 - 課 題 解 決 力 を 伸 ばす 保 健 体 育 学 習 - (2) 研 究 の 概 要 1 研 究 の 過 程 本 校 では 平 成 15 年 度 から17 年 度 にかけて 生 きる 力 を 育 む 学 びのコラボレーション とい う 研 究 テーマのもと 教 科 総 合 的 な 学 習 の 時 間 領 域 等 において 研 究 を 進 めてきた その 中 に おいて 保 健 体 育 科 では [ 生 きる 力 ]を 育 む 保 健 体 育 科 の 学 習 ~かかわり 合 う 中 で 個 が 伸 びる 学 習 の 構 想 ~を 教 科 のテーマに 掲 げ 個 の 高 まりと 集 団 の 高 まりの 相 関 関 係 特 に 学 習 意 欲 の 高 ま りに 注 目 した 研 究 を 進 めてきた また それに 先 立 ち 平 成 14 年 度 からは 評 価 についても 研 究 を 始 め 単 元 や 毎 時 間 の 授 業 で 目 指 す 生 徒 の 姿 を4 観 点 で 分 類 し 評 価 規 準 や 指 導 と 評 価 の 計 画 を 作 成 し 指 導 と 評 価 の 一 体 化 を 図 ることを 目 指 してきた より 正 確 な 評 価 に 近 づくためには 指 導 者 生 徒 生 徒 自 身 生 徒 生 徒 が 学 習 目 標 の 達 成 状 況 を 把 握 することが 不 可 欠 であり そのための 手 段 として 効 果 的 な 学 習 カー ドの 開 発 についての 研 究 も 進 めてきた 2 研 究 主 題 とのつながり 大 会 の 研 究 主 題 確 かな 知 識 と 技 能 を 身 につけ 学 ぶ 喜 びが 味 わえる 体 育 学 習 を 受 けて 中 学 校 段 階 では 次 のような 生 徒 の 兆 候 を 目 指 していけば 主 題 にせまることができると 考 えた [ 体 育 分 野 ] 活 動 にすぐとりかかろうとする 何 回 も 挑 戦 しようとする( 意 欲 ) 運 動 した 後 笑 顔 が 見 られる( 情 緒 ) わからないこと できないことがあると 資 料 を 探 している( 思 考 ) 学 習 した 練 習 を 家 庭 でも 実 践 している( 活 用 ) 友 達 と 相 談 して 練 習 を 進 めたり アドバイスをし 合 ったりしている( 協 力 ) [ 保 健 分 野 ] 身 近 なところにある 健 康 問 題 を 見 つけ 解 決 方 法 を 考 えている( 課 題 意 識 ) 健 康 を 保 つために 実 践 していることがある( 活 用 ) このような 生 徒 の 姿 の 実 現 に 向 けて 本 校 保 健 体 育 科 のこれまでの 実 践 と 新 指 導 要 領 の 方 向 性 をふまえ 次 のような 研 究 主 題 を 設 定 した 運 動 の 心 地 よさを 味 わわせ 追 及 と 習 得 の 力 をのばす 体 育 学 習 - 課 題 解 決 力 をのばす 保 健 体 育 学 習 - 78
84 本校の考える課題解決力には 次の5つの過程があると考える は具体の姿の例である ア 正しい状態を知っている 常識を身につけている 友達の姿や教材等で理想的な姿を知っている 新聞等のメディアから健康問題を聞いたことが ある イ 自分の姿を客観的に見ることができる 振り返りで自分の姿がレビューできる ビデオなどを使って観察 考察ができる ウ 与えられた練習方法などを実践できる エ 与えられたいくつかの練習方法の中から適切なものを選ぶことができる いくつかの練習方法に挑戦し 自分に合うやり方を見つけることができる オ 過去の経験をもとにして課題を見つけ 解決方法を考えることができる 詳細に区分するとアとイは課題発見力 ウエオは課題解決力と分類されると考えるが 最終的 にはオの姿を目指して 学習を構築していくことをねらっていく そのためには アからエのよ うな段階的な課題意識を持った学習形態や学習内容を経験していくことによって課題解決力は高 まると考える ③研究の仮説 本校では生徒の課題意識を明確にし 課題解決力を育成するため次のような仮説をたて 実践 を行った 1 基本的な知識 理解から自分自身や社会の問題点に視点を向けた学習をすれば 自分自身の 動きや生活を見つめることができる 2 学習カルテの記入によって習熟度を記録したり 学習ノートに学習内容や振り返りを記録し たりすれば 過去の経験をこれからの学習に生かすことができる 3 他からの気づきを大切にするグループ活動を設定すれば 自分の課題を他からの刺激によっ て見つけることができる 4 自分の姿を客観的に見つめるための視覚的な教具や教材を工夫すれば 理想の姿を視覚的に 理解することができる 2 公開授業 公開授業① 活動名 3年保健 医療機関や医薬品の有効利用 授業者 柏木 裕至 本時は医薬品の利用の仕方から自分の健康について自分で管理する考え方を身につけることを ねらいとして授業を行った テレビCMのことばから医薬品についての関心をひきつけ 実際に 医薬品の実物を使い その説明書から適切な利用の仕方にせまっていった また学校薬剤師の方 の話をビデオで視聴し 取り扱いについて注意すべき点などの話を聞くことで 自分の健康と医 薬品の利用について 自分の生活を見直すことができる授業であった 79
85 公開授業② 活動名 1年 マット運動 授業者 上田亜由美 本時は友達と協力して 技のポイント見つけ 練習の仕方を選んだり 工夫したり 自分の課 題を意識しながら練習し 滑らかな動作ができることをねらいとして授業を行った パソコンの ビデオで全体的な動きを確認したり タイムラグビデオを用いて自分のフォームを確認したり 連続写真を用いて動きの細かなポイントを見つけたりしながら 視聴覚機器を有効に使い自らの 課題を意識した練習を工夫することができる授業であった また友だちと協力しお互いの技につ いて意見を交換するなど 練習の中でお互いの技について高め合う姿もみられた 3 研究協議 1 公開授業 保健 意 初めて聞く言葉が多くて勉強になった ワークシートに書く量が多くて 他の班が発表する時に も下を向いて書いていたので もっとゆとりをもって他の班の意見を聞けるとよかったのではな いか 意 課題が簡単すぎたのではないか 普段使わない薬が多く 実生活と結びついていない様子であっ た 自分の家で実際に使っている薬を持ってこさせて 実生活と結びつけてはどうか 質 わかりやすくまとめる というのが今日の課題だったと思うが なかなか話合いが深まらなかっ た 一 二 三類の違いをグループで話し合うのはどうだったか 答 使用上の注意は難しい言葉で書いてあるので 自分たちなりの言葉で表現することによって よ り理解できるのではないかと考えた マット運動 質 アナログ写真の応用や ふとんマットは実用的で参考になった 3年間を通してマット運動はど の様に取り組んでいくのか 答 1年生の今年度は全ての生徒が器械運動を学んで 来年度は器械運動と走り高跳びを選択して学 習する 質 1年生女子にしては自主的で活発な活動で参考になった 倒立であごをひいてやっていたが 自 分たちで気付くのを待っているのか 答 壁倒立をすると頭を壁にうつ気がしてあごをひいてしまう子が多いが あえて教師側からは言わ ず 友達同士の気付きを優先させている 質 カルテは他の種目でも使っているか 答 一貫して足跡を残せるものはないかと考え カルテを作成した 50m走やボール投げ等で幼稚園 から記録を残しつつある 2 研究発表 質 運動の心地よさは教員側から与えるものなのか 子どもの内側からでてくるものか 貴校では研 80
86 究 集 録 3ページの 体 育 学 習 のイメージにおいて 運 動 の 心 地 よさを 太 陽 とされているが 太 陽 は 努 力 しなくても 誰 にも 平 等 に 降 り 注 ぐものであり 運 動 の 心 地 よさのイメージとは 違 うのではな いか 答 : 運 動 の 心 地 よさは 教 師 側 から 与 える 面 もあれば 子 どもたちが 運 動 をやりながら 友 達 と 関 わり ながら 発 見 する 子 どもたちの 内 側 からでてくる 面 の 両 面 があると 考 える (3) 全 体 協 議 質 : 学 体 研 にむけて どれくらい 前 から 準 備 を 始 めたか 幼 小 中 一 貫 は 教 員 も 交 流 するのか 答 : 学 体 研 の 発 表 が 決 まったのは2 年 半 前 で 実 際 の 授 業 に 向 けては 研 究 主 題 をふまえつつ1 年 前 か ら 準 備 を 始 めた : 教 員 の 交 流 は 行 事 での 関 わりにとどまっている 年 に 一 日 教 員 の 異 校 種 交 流 は 行 っている 4 指 導 助 言 助 言 者 : 桐 蔭 横 浜 大 学 教 授 園 山 和 夫 先 生 < 全 体 にかかわって> 附 属 中 で 幼 小 中 一 貫 の 授 業 をテーマに 授 業 をしていただき 校 種 の 接 続 という 意 味 では 全 体 発 表 取 り 組 み 本 日 の 授 業 ともにとても 参 考 になった 特 に 幼 稚 園 までの 一 貫 については 貴 重 な 研 究 である 例 えば わいわいランド 運 動 カルテ 合 同 マラソンなどの 幼 稚 園 を 巻 き 込 んだ 学 校 行 事 は 附 属 だからできる 部 分 もあるが 小 1プロブレム 中 1ギャップなどを 解 消 する 上 でも 意 味 がある 附 属 中 学 校 自 体 は 平 成 14 年 から 評 価 についての 研 究 を 進 め 実 績 をあげている 年 度 については 生 きる 力 を 育 む 学 びのコラボレーション について 研 究 をしている そのなか の 要 素 である 逞 しいからだ 健 やかなからだ についても 相 当 の 実 践 を 積 んでおられる < 保 健 について> ( 本 日 の 内 容 は) 新 しい 指 導 要 領 の 内 容 であり 先 取 りの 内 容 であった これから10 年 実 践 してい く 先 頭 的 な 取 り 組 みの1つとして 今 後 に 活 かして 欲 しい 附 属 からできるというわけではなく 移 行 期 間 中 もどの 学 校 でも 意 欲 的 に 取 り 組 んで 欲 しい 身 近 な 大 衆 薬 を 取 り 上 げて 生 徒 の 興 味 関 心 を 持 たせた ( 薬 には) 第 1 類 から 第 3 類 までの 薬 があって 慎 重 に 選 択 をしていかなければならないということ 薬 の 有 効 的 な 活 用 という 面 では 評 価 できる 新 しい 指 導 要 領 の 中 で 保 健 の 場 合 は 内 容 取 り 扱 いについて10 項 目 書 いてある その 中 に 多 様 な 指 導 方 法 の 工 夫 が 含 まれている 本 日 の 授 業 の 中 でも ディスカッションやグループワーク コン ピューターの 有 効 活 用 CMの 活 用 などを 取 り 入 れたことは 皆 さんの 実 践 活 動 にも 導 入 して 欲 しい ( 内 容 の 取 り 扱 いについて)もう1つの 項 目 として 養 護 教 諭 栄 養 教 諭 などの 活 用 についての ことがある 本 日 の 授 業 の 中 には 学 校 薬 剤 師 ( 学 校 の 健 康 安 全 に 関 わる 専 門 職 の 方 )がVTRに 登 場 し 活 用 された 学 校 薬 剤 師 の 方 も 中 学 生 向 けに 優 しい 言 葉 で 語 っていた 具 体 的 に 中 学 生 に 気 付 いて 欲 しいことを 映 像 や 模 型 を 交 えて 話 をしていた 副 作 用 についても 分 かりやすい 言 葉 で 説 明 し ていた 我 々も 家 族 で 薬 を 共 有 することがあるが 他 人 のものは 使 わないなどの 重 要 な 内 容 も 含 ま れていた 専 門 家 を 活 用 した 意 味 は 大 変 大 きかった ( 課 題 として) 欲 張 った 内 容 であった グループ 内 での 活 動 にもっと 時 間 を 取 るべきだった 生 徒 の 判 断 力 思 考 力 表 現 力 を 引 き 出 す 工 夫 が 欲 しかった 生 徒 の 声 に 耳 を 傾 けていると 初 めて 分 かった こんなものがあったんだ という 気 付 きの 声 が 多 くあがっていた そのあたりを 大 事 にしながらゆったりした 時 間 を 遣 ってほしかった 逆 にい えば20 時 間 という 時 間 内 では 無 理 かもしれない 薬 剤 士 さんのあのようないい 話 があれば 別 にも う1 時 間 取 ってもよかった そうすることで 生 徒 には 身 近 に 捕 らえることができると 思 う 81
87 <マット 運 動 について> (9 時 間 中 の6 時 間 目 だが ) 学 校 学 級 閉 鎖 の 影 響 で 足 りていないのではないか 6 時 間 には 至 っ ていないと 思 う 女 子 のみの 体 育 だった 男 女 共 修 について なぜ 分 けているかという 理 由 も 持 っていると 思 うが 男 女 共 修 の 最 大 の 目 的 は 生 涯 スポーツ である マット 運 動 に 関 して 指 導 要 領 に 様 々な 書 き 方 がある 中 学 校 では 4 4 4の 枠 組 みから 高 学 年 での 取 り 組 みや 小 学 校 の 基 礎 を 受 けて 技 がより 良 くできる 自 分 に 適 した 技 で 演 技 でき る さらには 態 度 に 含 めて 器 械 運 動 の 学 習 に 積 極 的 に 取 り 組 むこと 仲 間 の 良 い 演 技 を 認 め ること 健 康 安 全 に 気 を 配 ること 練 習 の 仕 方 を 理 解 し 課 題 に 合 った 取 り 組 み 方 を 工 夫 する こと が 標 記 されている 本 日 の 授 業 ではかなりの 項 目 を 満 たしていた 教 えあい 助 け 合 い の 場 面 が 多 く 見 られた 関 わりあい についても 本 研 究 の 大 きなテーマ になっていたが その 姿 もこの 授 業 の 中 で 見 られた 映 像 機 器 を 利 用 し 自 分 や 友 達 の 出 来 栄 えの 確 認 つまずきの 気 付 きなどが 確 認 できたより 良 い 技 への 発 展 につながる 実 践 であった ( 生 徒 の 書 き 出 しの 中 に 補 助 の 生 徒 に 対 して) さんを 信 じて 恐 がらずに 脚 を 上 げることがで きた 先 述 した 態 度 の 内 容 に 対 応 した 学 習 活 動 だった さらに 印 象 的 だったのは ( 技 が)でき ているじゃない と 言 われた 生 徒 はとても 嬉 しそうな 顔 をしていた その 生 徒 の 学 習 意 欲 は 一 層 高 まったと 思 う 女 子 生 徒 の 多 くは 器 械 運 動 に 対 して 嫌 だなという 印 象 を 持 っているが 今 日 の 授 業 ではみんな 明 る いイメージでマット 運 動 に 取 り 組 んでいた 嫌 だなという 雰 囲 気 を 感 じない これまでの 学 習 の 積 み 上 げがあると 感 じた ( 課 題 として) 確 かな 技 能 の 習 得 のために 動 きの 時 間 の 保 障 確 保 についての 工 夫 が 必 要 である (コーディネー ショントレーニングに 時 間 を 費 やしたが それについては 学 級 閉 鎖 で 動 いていなかったので 体 を 柔 らかくするという 特 別 な 事 情 があった ) 目 標 の 中 に 滑 らかな 動 作 ができる とある これは 学 習 指 導 要 領 の 中 にも 書 かれているが 解 説 によると 動 きがとぎれずに 続 けてできる と 書 かれている これを 目 指 すためには さらに 深 ま りを 求 めていかなければならない 指 導 案 の 書 き 方 については なか の 部 分 の 活 動 場 面 はよく 分 かるが 生 徒 の 学 習 活 動 教 師 の 支 援 活 動 が 明 確 に 分 かる 工 夫 がなされるべきである 追 求 と 修 得 の 力 を 伸 ばすために 更 なる 継 続 的 な 研 究 活 動 を 是 非 とも 続 けていただきたい 5 全 国 学 体 研 島 根 大 会 を 終 えて 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 中 学 校 体 育 主 任 上 田 亜 由 美 1. 課 題 や 成 果 等 一 貫 教 育 について 一 貫 教 育 については 3 年 ほど 前 から 教 科 としても 一 貫 を 意 識 した 研 究 を 行 ってきたが 互 いの 現 場 の 違 いを 様 々な 面 で 実 感 し 理 解 し 高 めあうという 意 味 で3 年 という 準 備 期 間 は 十 分 必 要 で あったと 感 じる 参 会 の 先 生 方 も 一 貫 という 点 に 注 目 して 参 加 しておられた 方 も 多 かったようだが 教 員 同 士 が 連 携 して 一 貫 した 学 習 を 進 めていくことが 生 涯 スポーツを 定 着 させるためには 必 要 であ ると 感 じられたようである しかしながら 本 校 においても 授 業 での 乗 り 入 れを 始 めとして まだ まだ 課 題 の 多 い 一 貫 教 育 である 同 じ 敷 地 内 にあるというメリットを 生 かし もっと 先 進 的 に 取 り 組 んでいるのではないかという 期 待 をしている 方 もおられたように 感 じた 新 学 習 指 導 要 領 を 見 据 えた 授 業 研 究 の 展 開 について 今 回 は 新 学 習 指 導 要 領 を 常 に 意 識 した 学 習 活 動 を 展 開 することで 課 題 解 決 力 を 伸 ばすことをね 82
88 らった 教 科 指 導 の 研 究 を 行 ってきた 公 開 授 業 をもとに 次 のことが 課 題 や 成 果 であると 感 じられた 3 年 保 健 医 薬 品 の 取 り 扱 いについては 全 く 新 しい 内 容 であり 教 科 書 もない 中 で 授 業 を 公 開 すること 自 体 が 先 進 的 な 提 案 であった また 学 校 薬 剤 師 に 協 力 を 得 ることはどこの 学 校 でも 十 分 可 能 なことで あり 現 場 の 先 生 方 へのよいヒントとなったと 思 われる 更 にこのように 校 外 の 有 識 者 の 力 を 活 用 することは 新 学 習 指 導 要 領 においても 積 極 的 に 取 り 入 れたい 学 習 活 動 であるとの 講 評 をいただいた しかしながら 今 回 の 公 開 授 業 では 学 習 内 容 の 難 易 度 が 高 く 中 学 生 の 段 階 で 身 につけさせたい 内 容 とねらいを 十 分 考 慮 し 内 容 を 厳 選 していくことが 必 要 であると 感 じた 1 年 マット 運 動 今 回 のマット 運 動 の 授 業 においては 生 徒 同 士 の 学 びあいや 支 えあい 高 めあいといった 内 面 の 高 まりを 感 じ 合 わせることが 一 番 のねらいであったが 生 徒 たちは 指 導 者 の 仕 掛 けに 対 し 素 直 に 反 応 し 実 に 生 き 生 きと 活 動 をすることができた 講 評 の 中 で 敬 遠 されがちなマット 運 動 に 対 し 笑 顔 で 取 り 組 み 友 達 の 言 葉 に 対 しとてもうれしそうな 反 応 を 示 す 生 徒 たちの 姿 を 高 く 評 価 していただ いたが これは 生 徒 たちの 内 面 の 高 まりの 成 果 であったと 思 われる 更 に 新 学 習 指 導 要 領 で 求 め られている 内 容 が 豊 富 に 含 まれているとの 講 評 をいただくことができた また 教 材 や 資 料 はどこ の 現 場 でも 十 分 活 用 できるように 特 別 な 機 械 を 用 いないもの 安 価 で 用 意 できるものを 作 成 したが 参 会 の 先 生 方 にも すぐにでも 実 践 できそうです との 感 想 をいただくことができた しかしながら 今 後 は 授 業 中 の 活 動 時 間 の 確 保 や 生 涯 スポーツを 見 据 えた 男 女 共 習 の 積 極 的 な 導 入 が 課 題 であるとの 指 導 をいただいた 2. 感 想 本 校 は 研 究 推 進 校 としての 使 命 を 持 った 学 校 であるため これまでの 経 験 は 今 回 の 研 究 大 会 にも 十 分 生 かすことができた しかしながら 今 まで 教 科 のことだけをじっくりと 見 つめて 研 究 できる 機 会 は 少 なかったため 今 回 とても 良 い 勉 強 になった また 以 前 の 評 価 の 研 究 から 引 き 続 き 学 習 指 導 要 領 を 意 識 した 学 習 を 展 開 することは 現 在 の 生 徒 の 実 態 とも 合 致 し これからの 学 習 の 流 れ を 検 討 するためにも 良 い 機 会 を 与 えていただいたと 思 う 全 国 からお 集 りいただいた 先 生 方 の 貴 重 な 意 見 を 参 考 に よりより 教 科 経 営 ができるよう 今 後 も 研 究 推 進 に 力 を 注 ぎたいと 思 う 最 後 に 今 回 の 研 究 大 会 におきまして 指 導 助 言 をお 引 き 受 けいただきました 園 山 和 夫 先 生 をはじ め 御 指 導 御 協 力 いただきました 諸 先 生 方 に 厚 く 御 礼 申 しあげます 83
89 84
90 小 学 校 第 2 分 科 会 松 江 市 立 乃 木 小 学 校 第 3 分 科 会 松 江 市 立 来 待 小 学 校 第 4 分 科 会 松 江 市 立 宍 道 小 学 校
91 研 究 主 題 第 2 分 科 会 いきいきと 運 動 や 心 身 の 健 康 づくりに 取 り 組 む 児 童 の 育 成 豊 かなかかわり 合 いを 通 して 松 江 市 立 乃 木 小 学 校 1 研 究 発 表 発 表 者 : 松 江 市 立 乃 木 小 学 校 加 藤 潮 (1) 研 究 主 題 設 定 の 理 由 近 年 家 庭 や 地 域 社 会 など 子 どもたちを 取 り 巻 く 社 会 環 境 は 大 きく 変 容 している こうした 時 代 における 子 どもたちには まさに 生 きる 力 を 身 につけることが 重 要 であると 考 えられる そして その 生 きる 力 の 基 盤 とも 言 うべき 健 やかな 体 を 育 てるために 体 育 科 は 重 要 な 役 割 を 担 っていると 言 えよう 中 央 教 育 審 議 会 答 申 には 体 育 科 保 健 体 育 科 については その 課 題 を 踏 まえ 生 涯 にわたって 健 康 を 保 持 増 進 し 豊 かなスポーツライフを 実 現 することを 重 視 し 改 善 を 図 る とある その 課 題 として 運 動 する 子 どもとそうでない 子 どもの 二 極 化 や 体 力 の 低 下 生 涯 にわたって 運 動 に 親 しんだり 健 康 を 管 理 したりする 資 質 や 能 力 の 育 成 が 十 分 に 図 ら れていないことなどがあげられている こうした 課 題 を 解 決 するために 運 動 の 楽 しさを 味 わわ せるとともに 運 動 や 健 康 に 関 する 基 礎 的 な 知 識 や 身 体 能 力 を 身 に 付 けさせることが 重 要 である 更 に 体 育 については 体 を 動 かすことが 身 体 能 力 を 身 に 付 けるとともに コミュニケーション 能 力 を 育 成 することや 論 理 的 思 考 力 をはぐくむことにも 資 することを 踏 まえて 発 達 段 階 のまとま りを 考 慮 し 指 導 内 容 の 体 系 化 が 図 られた 体 系 化 を 図 ることで 二 極 化 や 体 力 の 低 下 の 課 題 を 解 決 しようとしている また 本 校 の 学 校 目 標 は 学 ぶ 喜 びを 知 り 夢 に 向 かって 挑 戦 する 乃 木 っ 子 の 育 成 である 困 難 なことにもくじけない 強 い 心 を 持 ち 仲 間 と 豊 かにかかわり 合 いながら 夢 に 向 かって 挑 戦 する 子 どもを 育 てていきたいと 考 えている 本 校 の 児 童 も 全 国 的 な 傾 向 と 同 じように 運 動 する 子 とそうでない 子 の 二 極 化 や 運 動 経 験 の 差 がある また 技 能 面 の 差 によって 体 育 に 苦 手 意 識 を もっている 子 もいる そして 家 庭 環 境 の 変 化 や 食 生 活 習 慣 の 乱 れ 等 から 睡 眠 不 足 や 偏 食 視 力 の 低 下 などの 課 題 も 現 れてきており 運 動 面 だけでなく 健 康 全 般 に 課 題 があるととらえて いる これらのことから 今 の 子 どもたち 一 人 ひとりが 運 動 や 心 身 の 健 康 づくりに 主 体 的 に 取 り 組 むだけでなく 生 涯 にわたって 運 動 に 親 しみ 自 らの 健 康 を 適 切 に 管 理 していく 力 の 基 礎 を 養 っ ていかなければならないと 考 える 更 に 本 校 は 近 年 対 話 力 の 育 成 をめざした 学 習 にも 取 り 組 んでおり その 成 果 が 少 しずつ ではあるが 見 られるようになってきている また 新 しい 学 習 指 導 要 領 では 各 教 科 で 言 語 活 動 の 充 実 が 求 められているが これは 本 校 のこれまでの 研 究 と 重 なるところが 大 きい 体 育 科 にお いても 知 識 や 思 考 力 判 断 力 を 育 んだり 楽 しく 学 習 したり 技 能 を 伸 ばしたりするためにも 友 だちとのかかわりの 中 で 見 つけたことや 気 づいたことなどを 伝 え 合 い 分 かり 合 うことが 大 切 ではないかと 考 えた 以 上 のことから 豊 かなかかわり 合 いを 通 し 運 動 や 健 康 に 関 する 基 礎 的 な 知 識 や 身 体 能 力 を 身 につけさせることによって いきいきと 運 動 や 心 身 の 健 康 づくりに 取 り 組 む 児 童 が 育 つと 考 え 本 主 題 を 設 定 した (2) 研 究 主 題 の 捉 え いきいきと 運 動 や 心 身 の 健 康 づくりに 取 り 組 む とは 生 涯 にわたって 健 康 を 保 持 増 進 し 86
92 積 極 的 に 運 動 やスポーツに 親 しむことである そのために 必 要 な 身 体 能 力 や 基 礎 的 な 知 識 などを 体 育 や 保 健 の 学 習 を 通 して 身 に 付 けさせていくことが 大 切 である その 際 授 業 の 中 に 技 能 面 情 意 面 知 識 面 をプラスの 方 向 (よりできる より 楽 しい よりわかる 等 )に 変 容 させることが できるかかわり 合 いを 取 り 入 れていく このようなかかわり 合 いを 通 して 学 んだ 知 識 や 身 体 能 力 を 生 かし 主 体 的 に 運 動 し 自 他 の 健 康 について 考 えて 生 活 する 児 童 の 育 成 を 図 っていくこと をめざしている (3) 研 究 目 標 いきいきと 運 動 や 心 身 の 健 康 づくりに 取 り 組 む 児 童 を 育 てることをめざして 豊 かなかかわり 合 いを 生 む 手 だてについて 実 践 を 通 して 明 らかにする (4)めざす 児 童 生 徒 像 かかわり 合 って (1)ともに 伸 びようとする 子 (2)わかる できる 子 (3) 学 んだことを 生 かす 子 (5) 研 究 仮 説 運 動 の 特 性 に 応 じた 手 だてや 身 近 な 生 活 の 中 での 健 康 安 全 に 関 する 課 題 に 応 じた 手 だてを 工 夫 し かかわり 合 いを 取 り 入 れれば いきいきと 運 動 や 心 身 の 健 康 づくりに 取 り 組 む 児 童 が 育 つ であろう (6) 研 究 内 容 方 法 子 ども 同 士 が 豊 かにかかわり 合 いながら ねらいを 達 成 するために 以 下 のような 手 だてを 工 夫 する 1 課 題 設 定 かかわり 合 いに 必 然 性 を 生 む 運 動 の 特 性 や 健 康 安 全 に 関 する 課 題 ねらいを 達 成 するための 意 欲 や 意 識 の 高 まりを 生 む 課 題 2 運 動 の 特 性 や 健 康 安 全 に 関 する 課 題 に 応 じたかかわり 合 いを 取 り 入 れた 展 開 1.かかわり 合 いの 場 課 題 を 把 握 する 場 課 題 を 解 決 しようとする 場 見 直 す 場 高 める 場 振 り 返 る 場 2.かかわり 合 う 相 手 ( 個 と 個 個 と 集 団 など) 二 人 組 の 相 手 グループ 内 グループ 間 学 級 全 体 3.かかわり 合 い 方 ( 姿 ) ア 言 語 を 介 してのかかわり 合 い アドバイス 評 価 対 話 話 し 合 い 応 援 励 まし 称 賛 認 め 合 い イ 言 語 以 外 のかかわり 合 い 一 緒 に 運 動 しながら 教 え 合 う 動 きなどを 見 合 う 補 助 する 3 子 どものかかわり 合 いを 支 える 教 師 の 支 援 動 きなどを 見 る 視 点 の 提 示 技 能 ポイントの 提 示 モデリング(よい 動 きをする 子 の 紹 介 ) 87
93 2 研究発表 研究協力校 発表者 松江市立雑賀小学校 寺下 利弘 1 発表の概要 雑賀小学校では 豊かなかかわり合いに視点をおいて研究に取り組んできた 思いや考えを 認め合い 互いに高め合う子どもを育てる を研究主題とし その中で体育科では いきいきと 運動や心身の健康づくりに取り組む児童の育成 をめざして研究実践を積んできた かかわり合 いを取り入れた展開として かかわり合う場やかかわり合う相手 かかわり合い方について工夫 した かかわり合う場としては 課題を把握する場 課題を解決しようとする場 見直す場 高める場 振り返る場 の5つの場を設定した また かかわり合う相手として 二人組の 相手 グループ内 学級全体 を意識しながらかかわっていくこととした そしてかかわり 合いの姿として アドバイス 評価 応援 励まし 賞賛 対話 見合う 補助す る 一緒に運動する というようなかかわり合いの姿をねらった 2年生の ゲーム と5年生の ボール運動 の取組を紹介しながら 授業の実際や研究のま とめを発表した それぞれの授業でかかわり合う場を工夫することで個人やチームの力を高める とともに 他の仲間の頑張りや態度に目を向けることにつながった このことにより運動が苦手 な子どもも技能を高めていくことにつながった さらに 自分自身や友だちのよいところを見つ けることにもつながった 一方 課題としては効果的な動きを伝えたくても うまく動きを言葉 で表現できない場面があった 様々な伝え方の工夫を考えることが大切であり そうすることで さらに運動する力がつくことがわかった 3 公開授業 ① みんなでめざせ バランス大先生 2学年 指導者 松崎 雅史 本時は ごろごろ先生 をめざして 1人で あるいは2人で転がって起きる運動遊びに挑 戦するという授業であった うまくできた子どもの帽子の色を赤にしていくことで 友達同士で 運動を見合ったり 教え合ったりする場面が生まれるようにした 子ども同士が関わり合いなが ら運動を楽しんだり うまくできるためのポイントを見つけたりする姿が見られた 最後には クラスの半分の子どもがいっしょに合わせて転がって起きることに挑戦し できた喜びを味わう ことのできた授業であった ② レッツエンジョイ ハンドボール 5学年 指導者 山内 一弘 本時は ボールを持たない時の動きとして パスがたくさんもらえる場所に動くことの習得を ねらいとして授業を行った 3対3によるハーフコートゲームをタスクゲームとして行い オー ルコートでのゲームにつなげるようにした 各チーム パスつながり表を記録し それを見なが らチームのパスのまわり具合や作戦などについて話し合い ゲームを進めていた 授業を通して 友達のプレイを褒めたり パスをもらえる動きのアドバイスを伝え合ったりする等 児童同士で 関わる姿が多く見られた 88
94 ③ レッツ シンクロなわとび 4学年 指導者 田中 晶子 本時は 調子を合わせてダブルダッチをするためにはどうしたらいいか という学習課題の もとで グループごとにダブルダッチの入り方を話し合い 練習をする授業を行った お互いの かかわり合いを大切にし グループの中で上手に跳ぶことができる児童を お助けマン として できない児童にかかわらせた また 迎え縄に目安となるテープを付けて練習するなどの道具や 練習方法の工夫が取り入れられた どのグループもダブルダッチを少しでもたくさん跳ぼうとす る姿が見られた授業となった ④ 病気の予防 病気の起こりかた 予防の仕方を探ろう 6学年 指導者 金山 剛志 本時は 大人は健康についての悩みを どこで 誰に相談すればよいかを考える活動を通して 児童が 保健福祉総合センターなどが行っている保健にかかわる様々な活動について理解し 松 江市にある保健に関する施設やそこで行われている活動の情報についての関心を高めることをね らいとして授業を行った 児童は 保健に関する様々な施設があることや そこで行われている 活動の様子を知り 健康を保持していくための社会的な活動に対して安心感を持つことのできる 1時間とすることができた 89
95 4 授 業 協 議 会 (1) 公 開 授 業 2 年 生 の 分 科 会 の 記 録 から 意 : 新 しい 領 域 だが 転 がり は 将 来 器 械 運 動 に 発 展 していく 動 きと 考 えられる その 中 で 今 日 のよ うにできる 人 ができない 人 に 教 えるという 手 だてをとっていたことは 大 切 なことであると 思 う そ ういった 手 だてをきちんと 取 ることは 関 わりを 深 めるだけでなく ねらいを 達 成 するためにも 大 切 なことではないかと 考 える なんとか 先 生 のように 色 ではっきりさせるという 形 は 関 わりを 深 めるだけでなく 将 来 の 領 域 を 考 えた 時 大 切 になってくることで よい 試 みであったと 考 える 質 :ポイントを 子 どもがたくさん 出 していてすごい 流 れの 中 から 1 人 2 人 最 後 には33 人 まで めざすといったように 広 がりをめざしているところがすごい その 中 で 教 師 の 方 からどの 程 度 ポイントが 出 やすいようにした 下 積 みというか 秘 密 は 何 か 2 人 組 は どのような 組 み 方 をしたか 同 じ 子 どもではなく いろいろな 子 どもと 組 むことに 価 値 があると 考 えるが そのあたりどう 考 えているか できることも 大 切 であるが できないことを 味 わうことも 大 切 であると 考 えるが その 点 につい ての 考 えはどうか 日 常 への 広 がりにつなげるための 手 だてをどう 考 えているか 学 校 全 体 としての 考 えはあるか 答 :1 点 目 については 子 どもに 投 げかけるコツは ひみつ という 言 い 方 で 伝 えている やり 方 についてのコツを 本 時 では3 点 示 した できるための 保 証 としてやり 方 だけは 伝 えたい 運 動 に 対 して そのやり 方 はきちんと 教 える その 中 で 子 どもが 子 どもの 言 葉 で 体 を 動 かすための 言 葉 を 出 すことができるといいなと 考 えている 2 点 目 については 基 本 的 には 身 長 順 である 関 わり を 通 して できる をめざしているので 関 わりの 面 で 教 えることが 得 意 な 子 どもや 受 け 身 的 な 子 どもがいるので その 点 でのバランスに 配 慮 している 3 点 目 については ペアの 変 更 はあり 得 る 他 の 人 ともできるというのは 広 がりとしては 大 切 で あると 考 えている 4 点 目 については 自 分 も できる できない があっていいと 思 う できない 子 どもができ たということは 授 業 の 評 価 が 高 いということ 子 どもの 中 で これをやって 良 かったと 思 える ということ そういう 子 どもがいたことをチャンスととらえてやっていきたい 5 点 目 については 本 時 としてはワークシートを 示 し 休 憩 時 間 などを 使 い ブームをつくって いくよう 働 きかけている 質 : 体 つくり 運 動 に 取 り 組 むに 当 たってどういう 動 きをさせるか 多 様 な 動 きの 中 で6 時 間 扱 いでど れをねらって どういう 力 をねらって 授 業 をするかについて 参 考 になった 本 時 では 1 時 間 の 中 に2つの 項 目 が 入 っていたが 何 故 移 動 するという 動 きを6 時 間 通 して 位 置 づけたのか 赤 い 帽 子 に 変 わっていく 中 で 白 い 帽 子 の 子 どもはいつも 白 で どんな 動 きをしても 白 で 残 って しまっているが 子 どもの 立 場 に 立 ったとき そうした 子 どもは 体 育 に 対 してマイナスイメージ を 持 ってしまうのではないか 白 い 帽 子 の 子 どもに 対 する 扱 いをどうするのか 質 : 体 ほぐしについて 悩 んでいることは 何 か 答 : 移 動 遊 びを 帯 にしたことについては 5 種 目 歩 行 をベースに 取 り 組 む 期 間 が 長 い 方 が 効 果 が 大 き いと 考 える 多 様 な 動 きをつくる 運 動 遊 びのバランスをとる 遊 びと 用 具 を 使 っての 遊 びは これ までボール 運 動 の 準 備 運 動 として 扱 われることが 多 かったのではないか 全 体 的 に 帯 のように 継 続 的 に 組 む 方 がよいと 考 えるが 全 ての 動 きをまんべんなくやることが 大 切 であると 考 えている 体 ほぐしの 運 動 も 同 じで どの 運 動 といっしょに 組 むのがよいか 学 年 ごとにばらつきもあり 模 索 中 である 90
96 白 帽 子 の 子 どもが 残 るのではないかということについては 赤 帽 子 に 認 定 する 動 きの 中 で 時 間 によっては 誰 でもできるような 種 目 を 入 れて 赤 になれる 機 会 をつくるなどして 毎 時 間 白 にな らないよう 配 慮 している 質 : 第 5 6 時 の 内 容 をどう 考 えているか 答 :1から4 時 までの4つの 動 きを 店 のようにして 開 く これまで 経 験 した 動 きをやる 中 で いろ んな 人 とやってみようであるとか 新 しい 動 きを 考 えてみようといったように これまでの 一 斉 か ら 子 どもたちの 発 想 を 生 かした 内 容 にしていきたい 5 年 生 (ボール 運 動 )の 分 科 会 の 記 録 から 意 :パスつながり 表 で 児 童 は 的 をしぼった 話 し 合 いができていたと 感 じる ただ パスつながり 表 という 手 立 てだけで パスがもらえる 場 所 への 移 動 の 習 得 につながるのか ゲームのビデオやこ こで 多 くパスがもらえたという 図 のようなものがあったらよいのではないか 意 : 児 童 は パスつながり 表 を 使 ってゲームデータの 読 み 取 りを 行 っていた 科 学 的 な 分 析 がよいと 感 じた 児 童 の 意 見 の 中 に 練 習 ではパスができていたけど ゲームではできなかった とあっ た ゲームではなぜできないかを 掘 り 下 げてみてはどうか パスつながり 表 で 読 み 取 れたことが チームの 課 題 になっているが 多 くの 児 童 がチームにいる 中 で チーム 全 ての 児 童 にその 課 題 は 当 てはまらないと 思 う 課 題 は 個 々で 別 のものと 考 える 一 人 ひとりの 課 題 を 持 たせる 必 要 が あるのではないか 本 時 では 個 人 カードがなかった 一 人 ひとりが 何 を 追 求 しようとしている かを 指 導 者 が 知 っていることで 助 言 ができる チームの 他 の 児 童 も 一 人 ひとりの 課 題 を 知 って いるとアドバイスがし 合 える 今 後 そのような 関 わりのある 授 業 になっていって 欲 しい 答 :パスつながり 表 を 使 って チームとしての 課 題 を 持 たせる 所 からのスタートをしたところである 今 後 は 個 に 応 じた 課 題 の 持 たせ 方 に 発 展 させていきたい 質 : 指 導 者 のこまめな 声 がけがよく 非 常 に 活 発 な 印 象 の 授 業 であった 児 童 の 集 合 の 仕 方 話 を 聞 く 態 度 もよく しっかりとした 学 習 規 律 の 上 に 授 業 が 成 り 立 っていることがよかった ハンドボー ルのゲームとなると 児 童 としては シュートしたい! 勝 ちたい! という 気 持 ちが 強 いと 思 う どのようにパスの 大 切 さを 伝 え パスに 意 識 を 持 たせられたのか 答 :チームで 誰 がパスをもらえたか パスがいくつつながったか パスつながり 表 を 使 うことで 自 然 にパスに 意 識 が 向 いた そして 授 業 を 重 ねるうちに パスがもらえる 動 きにつながっていっ た シュートにつながるパスやそのパスにつながる 動 きに 今 後 結 び 付 けられるよう パスつなが り 表 の 見 方 の 視 点 を 与 えたり 図 で 示 したりしていきたい 感 : ハンドボールを 楽 しむ とは 何 か シュートを 決 めた パスが 多 くつながった シュー トは 入 らなかったけどうてた シュートにつながるパスが 出 せた と 楽 しみは 個 々によって 違 う パスつながり 表 はそうした 楽 しみを 見 つけられるよい 手 立 てだと 感 じた 表 の 分 析 によっ て 楽 しみにつながる 授 業 をこれからも 追 及 して 欲 しい 質 :チームの 話 し 合 いで パスつながり 表 を 使 うことは 紙 上 の 話 し 合 いになっていたのではないか 実 際 のものを 見 て 話 し 合 うことが 大 切 ではないか 友 達 がシュートを 止 めた シュートを 決 めた もっと 児 童 は 盛 り 上 がれると 思 う 関 わりに 関 しても 実 際 のものを 見 て 感 じて 学 ぶことは 多 いのではないか 答 :パスつながり 表 がないと 勝 ち 負 けに 意 識 がいくので 一 つ 一 つのプレーに 児 童 はもっと 盛 り 上 がる そうすると そこに 熱 中 するあまり 伝 え 合 いが 減 ると 危 惧 した パスつながり 表 を 使 っ た 上 で 目 で 見 たことも 伝 えよう と 声 がけをしているが 動 きを 再 現 して 示 すことが 難 しく その 手 立 ても 不 足 している 研 修 していきたい 意 : 図 でとらえるという 意 見 があったが 戦 術 ボードのような 上 から 見 下 ろした 俯 瞰 図 は 児 童 が 動 き をつかむ 上 で 難 しいと 感 じる 2 階 から 全 体 を 見 下 ろすように 撮 ったビデオも 同 様 である 経 験 から 図 示 やビデオは 子 ども 目 線 の 方 がよい また ゲームを 止 めることも 一 つの 手 立 てだと 思 う 質 :ハンドボール 学 習 の 授 業 者 の 描 く 最 終 理 想 像 は 91
97 答 :はじめたときにボールをもらって 自 分 はどうしたらいい? という 児 童 が7~8 人 いた そう した 児 童 が あそこに 動 けばいいんだな というのが 分 かることをめざしている 4 年 生 ( 体 つくり 運 動 )の 分 科 会 の 記 録 から 質 : 縄 跳 び 運 動 で 何 故 シンクロなのか 質 : 今 回 は 多 様 な 動 きをつくる 運 動 としてシンクロに 取 り 組 まれたと 思 う マットや 跳 び 箱 ではよく 取 り 組 むが 今 回 は 何 故 縄 跳 び 特 にダブルダッチも 取 り 入 れたシンクロを 行 おうと 考 えたのか 答 :この 単 元 をシンクロをテーマにやっていこうと 決 めたのは 子 どもの やってみたい という 意 欲 があったからである 子 どもたちは シンクロの 映 像 と 出 会 うことにより 意 欲 を 高 めていった それと 同 時 に それぞれの 技 の 習 得 もねらっていった そしてシンクロを 取 り 入 れることで 相 手 と 同 調 する 動 きや 友 だちの 動 きとかかわって あわせる 醍 醐 味 を 味 わわせたいと 思 った ダ ブルダッチは 1 学 期 から 子 どもの やってみたい という 意 欲 があり 体 育 の 副 読 本 にも 載 っ ている 技 でもあり 今 後 のきっかけづくりにつながっていくように 考 えた 意 :シンクロを 取 り 入 れることで 技 の 習 得 につながるのではないかと 思 った 質 : 子 どもたちのかかわり 合 いについて 教 師 が 配 慮 したことは 何 か 答 : 当 初 はできる 技 の 中 から2つか3つぐらいを 選 んでシンクロさせることにより グループの 中 で の 出 番 を 交 代 しながらシンクロの 楽 しさと 友 だちとのかかわりなど4つ 全 部 をできるようになる ことをねらったのではなかった しかし 子 どもたちのできるようになりたいという 思 いは 強 く その 気 持 ちを 生 かしてやらなければと 思 った 質 :4 年 生 の 多 様 な 動 きをつくる 運 動 を 行 うにあたり 縄 跳 び 以 外 の 運 動 ではどのように 考 えている か 答 : 学 習 指 導 要 領 の 移 行 期 ということもあり 試 行 錯 誤 の 段 階 である 本 校 では 4 年 生 の 縄 跳 び 運 動 に 力 を 入 れている 時 間 配 分 としては 多 いが 縄 跳 び 運 動 は 友 だちとのかかわり 合 いや 人 間 関 係 づくりにはとても 有 効 と 思 っているので 積 極 的 に 進 めているところである 意 :1 学 期 のスキル 縄 跳 びから 今 回 のリズム 縄 跳 びになっていき 子 どもたちはとても 楽 しく 活 動 し ていた グループの 中 では 縄 を 回 す 子 どもと 跳 ぶ 子 どもの 良 いかかわりが 見 られていた 質 : 子 どもたちは リズム 言 葉 パン シュー を 自 分 のリズムに 変 えて 跳 んでいる 姿 が 見 られた 本 時 での パン シュー にかかわって 向 かってくる 縄 を 跳 び 越 える 練 習 時 間 をとらなかった のは 何 故 か 答 : 時 間 があれば 取 り 上 げたかった 授 業 の 流 し 方 として スモールステップで 行 う 方 法 もあった しかし 今 回 は 課 題 解 決 型 の 学 習 として 行 ったので 課 題 を 解 決 させていく 中 でそういう 方 法 も 取 り 入 れていきたい 質 : 今 回 のようにかかわり 合 いを 大 切 にして 発 表 会 に 向 けた 取 組 は 子 どもたちがとても 楽 しく 活 動 できることはわかった しかし 大 会 というように 特 定 の 技 を 集 中 的 に 練 習 することで よ り 技 能 は 身 につくと 思 う 今 回 の 実 践 を 通 して どちらが 良 いと 感 じられているか 答 : 今 までの 指 導 を 振 り 返 ってみると 1つの 技 を 重 点 的 に 指 導 することが 多 かった しかし 今 回 シンクロをやってみた 感 想 は いろいろな 動 きが 身 につくということである 4 年 生 の 体 つくり 運 動 として 考 えると こういう 方 法 も 良 いなと 感 じた 質 : 本 時 の 中 で 準 備 運 動 はどう 位 置 づけられていたか 答 : 縄 跳 び 歩 走 を 準 備 運 動 感 覚 で 行 っている 子 どもたちもそう 思 って 取 り 組 んでいる 6 年 生 ( 保 健 )の 分 科 会 の 記 録 から 質 : 紹 介 する 地 域 の 保 健 活 動 を 行 っている 場 として 学 校 医 や 予 防 接 種 などで 利 用 する 地 域 の 病 院 でなく 保 健 福 祉 総 合 センターを 選 んだ 理 由 は 何 か また 最 後 に 紹 介 した 市 報 でなく 今 日 配 布 した 資 料 を 選 んだ 理 由 は 何 か 答 : 場 所 については 1 校 区 にあるため 非 常 に 身 近 であるが 市 立 病 院 内 に 併 設 されているため 児 童 はその 存 在 を 知 らないと 考 えられること 2 他 の 公 共 施 設 の 活 動 を 紹 介 することも 考 えた 92
98 が 保 健 活 動 を 行 っている 場 を 知 る 入 り 口 として 適 切 と 考 えたこと などの 理 由 から 選 択 した 資 料 については 市 報 に 載 っている 内 容 は 児 童 にとって 多 すぎたため 必 要 な 内 容 を 選 んだもの を 配 布 することにした また 悩 みカードを 配 布 したのは グループで 考 えることを 通 して 自 然 に 友 達 同 士 で 豊 かなかかわりを 持 ちながら 知 識 を 身 につけていけると 考 えて 作 成 した 質 : 悩 みカードの 内 容 は 実 際 に 調 査 する 中 で 見 つけたものか それとも 児 童 たちの 中 で 相 談 が 生 ま れやすくなることを 想 定 して 意 図 的 に 作 成 したものか 答 : 学 年 部 の 先 生 や 養 護 教 諭 などに 協 力 してもらい 健 康 の 悩 みとしてどんなものが 考 えられるか 書 き 出 してもらった その 中 から 相 談 先 を 考 えるのに 困 りそうなものを 選 んだ その 上 で カー ドの 悩 みを 相 談 できる 場 所 を 市 報 などで 確 認 したり フェスティバルが 行 われているところに 取 材 に 行 ったりして 配 布 資 料 を 作 成 した 質 : 悩 みカードについて 保 護 者 からアンケートを 取 って 保 護 者 の 抱 えている 悩 みを 資 料 にするこ とは 考 えなかったか 答 : 健 康 上 の 悩 みということで プライベートな 部 分 が 非 常 に 大 きく それをアンケートすることは 考 えなかった 質 : 本 時 の 部 分 が 新 しく 加 わったが 伝 える 内 容 が 非 常 に 多 く 保 健 の 時 間 だけで 収 めるのは 難 しく 学 活 や 総 合 的 な 学 習 の 時 間 を 使 っていく 必 要 があると 感 じたが 単 元 の 組 み 方 などよいアイディ アはないか また 今 回 のような 教 師 主 導 の 授 業 展 開 はどうか いい 実 践 があれば 紹 介 して 欲 しい 意 : 昨 年 も 取 り 組 んだ やはり 伝 えることが 多 いと 感 じた そこで こうだと 思 っていたのに そ うではなかった など 児 童 の 思 考 を 揺 らすことを 意 識 している また 養 護 教 諭 にほぼ 毎 時 間 入 ってもらい より 専 門 的 な 知 識 をアドバイスしてもらっている 意 : 教 師 主 導 で 正 しい 知 識 を 与 えていくのも 大 事 だと 感 じた 活 動 に 重 きを 置 きすぎると 学 活 やエ ンカウンターのようになり 授 業 後 の 感 想 も 話 し 合 いをしておもしろかった 活 動 が 楽 しかっ た のようなものが 多 くなってしまう 意 :3 年 生 の 担 任 をしているが やはり 伝 える 内 容 の 多 さを 感 じている 養 護 教 諭 に 専 門 的 知 識 を 入 れてもらっている 児 童 達 とどのように 解 決 すればいいかを 考 えることに 時 間 を 割 いている (2) 全 体 協 議 指 導 助 言 者 今 回 の 学 習 指 導 要 領 の 改 訂 にともなって 論 議 されたこととして 体 育 で 何 を 教 えるのか とい うことがあった 身 体 能 力 態 度 ( 心 的 構 え) 知 識 思 考 の4つの 側 面 から 考 えることができる そこで 乃 木 小 学 校 と 雑 賀 小 学 校 の 両 校 がテーマに 掲 げている かかわり を 考 えてみると 子 どもを 人 もの 場 とかかわらせることにより 上 記 の4つの 側 面 を 達 成 させる 目 的 につながる と 思 う かかわり を 通 して 目 的 を 達 成 させていこうとすることは ある 意 味 では 挑 戦 的 なこ とであるが 有 効 な 手 段 であると 考 える 司 会 よりわかる より 楽 しむために 子 どものかかわりを 大 切 にすることについて 意 : 何 のためにかかわらせるのか? ということがわからないところがある 直 接 指 導 した 方 が 技 能 が 伸 びることが 期 待 でき さらに 子 どもの 運 動 量 を 考 えると かかわらせることにより 少 なく なるのではないかと 思 う そういう 意 味 で かかわらせる ということは 難 しいと 思 った 乃 木 小 学 校 4 年 生 授 業 者 予 定 していた 時 間 よりも 多 くなってしまった かかわりを 通 して 子 どもたちの 良 い 動 きや 姿 が 見 られていた 運 動 量 などは 特 に 意 識 をしていなかった 質 :4 年 生 の 授 業 が 話 題 になっているが 他 の 学 年 では かかわり についてどんな 話 題 が 出 たのか 2 年 生 記 録 者 2 人 組 をメインにかかわりを 設 定 していた 励 ましや 賞 賛 の 声 判 定 などでかかわる 場 面 が 見 ら れた かかわりを 深 めるために 帽 子 の 色 を 変 えることで 先 生 的 な 役 割 を 持 たせる ミニ 先 生 93
99 の 取 組 は 子 どもの 意 欲 を 高 める 意 味 でも 有 効 であった 4 年 生 記 録 者 シンクロをとおして 人 技 音 楽 などとかかわらせていった 6 年 生 記 録 者 なやみカードを 使 うことによってかかわりをもつことができた また 担 任 だけでなく 養 護 教 諭 とのT Tでのかかわりもできていた 5 年 生 記 録 者 パスつながり 表 をとおしてかかわりをもたせた 的 が 絞 られていて 子 ども 同 士 の 話 し 合 いもしやす く かかわりが 深 まったのではないかという 意 見 があった その 反 面 難 しいという 意 見 も 出 された 意 : 本 校 でも 人 もの こととのかかわりで 研 究 を 進 めてきている 今 日 の 授 業 では 友 だちとのかか わりがメインであったと 思 う 運 動 そのものとのかかわりをもっともたせてもよかったのではないか 5 指 導 助 言 助 言 者 群 馬 大 学 准 教 授 大 友 智 先 生 2 校 の 取 り 組 みについて 研 究 発 表 会 は 予 定 調 和 で 終 わるのではなく 提 案 性 のあるものや 論 議 を 呼 ぶものであるべき その 視 点 から 乃 木 小 雑 賀 小 ともに 先 生 方 が 意 欲 的 挑 戦 的 に 取 り 組 まれた 乃 木 小 2 年 生 の 授 業 について ( 協 議 に 参 加 された 元 筑 波 大 学 川 口 先 生 ( 現 : 京 都 女 子 大 )に 意 見 を 求 められ 川 口 先 生 の 講 評 ) 児 童 が 楽 しい と 感 じる チャレンジしよう と 思 う 授 業 であった 動 物 模 倣 から 始 まり マッ トそして 発 展 と 展 開 された 発 展 では 2 人 でするから4 人 8 人 16 人 と 広 がり やった~!で きた~! と 児 童 が 目 を 輝 かせて 取 り 組 み 1 時 間 の 中 で 児 童 の 変 容 が 見 られた 学 習 であったと 思 う 最 後 の やった~!できた~! は 細 かく 言 うとできていない 部 分 もあった しかし 本 時 で 言 えばよいと 思 う 学 年 間 の 連 携 や 校 内 の この 学 年 でここまでできるようにして 次 の 学 年 に 送 る という 共 通 理 解 ができているかが 大 切 関 わり 合 いについて 児 童 が うまく 関 われていた ことを 指 導 者 がどう 児 童 に 伝 えるかが 大 切 よい 関 わりが 見 られ た 時 即 座 に 評 価 して すぐ 児 童 に 伝 えたい 方 法 の 例 としては うまく 関 われた 児 童 の 肩 をポー ンとたたく 頭 をなでるなど 授 業 の 最 後 に 人 数 を 確 認 することで 児 童 がよい 関 わりのイメー ジが 持 てるようになる 乃 木 小 では 1 学 期 に 比 べて 児 童 同 士 がやわらかく 関 わっていると 感 じた 教 師 の 思 っている よい 関 わり 方 を 児 童 が 理 解 しつつあると 感 じる 児 童 は 何 がよい 関 わり 方 かを 知 らないので すぐフィードバックする 手 立 てがあるとよい 課 題 の 難 易 度 設 定 について 乃 木 小 5 年 生 の 研 究 協 議 で 話 題 になったが 学 習 の 課 題 を 中 位 より 下 の 児 童 ができることにあわ せて 考 えておられた よいことだと 思 う 運 動 を 苦 手 としている 児 童 は 次 の3つの 苦 労 をして いるため 指 導 者 の 手 立 てが 必 要 1 授 業 の 課 題 設 定 が 難 しいため いつも 難 しい 課 題 に 取 り 組 んでいる 課 題 が 難 しい やら なくなる いやになるという 悪 循 環 になってしまう 2 児 童 同 士 の 関 係 で 苦 労 している 授 業 中 できる 児 童 が 指 示 をしたり 活 動 の 主 導 権 を 持 っ たりする また みんなの 前 でできないことを 言 われてしまうこともある そうすると いい 考 えが 生 まれても みんなの 中 で 言 えなくなる こうしたことが 起 きないようにすることが 必 要 3 指 導 者 の 考 えで できることができなくなっている 指 導 者 はできなくて 苦 労 している 児 童 に がんばれ!もう 少 し!おしいな! と 言 って 次 の 児 童 の 指 導 に 行 ってしまう 指 導 者 が その 児 童 ができることが 無 理 だと 思 っている これでは できるものもできない 自 分 の 指 導 力 を 振 り 返 り どうしたらできるようになるかの 具 体 的 な 手 立 てを 考 えることが 必 要 94
100 最 後 に ( 上 記 の3とつなげて) 今 回 の 新 指 導 要 領 の 改 訂 は 6~7 割 の 児 童 ができる 内 容 設 定 であると 感 じる しっかり 指 導 すれば できる 児 童 が 増 え 確 かな 学 力 が 身 に 付 くはず 6 全 国 学 体 研 島 根 大 会 を 終 えて 松 江 市 立 乃 木 小 学 校 加 藤 潮 いきいきと 運 動 や 心 身 の 健 康 づくりに 取 り 組 む 児 童 を 育 てることをめざして 豊 かなかかわり 合 いを 生 むためにはどのような 手 だてが 有 効 であるかを 実 践 を 通 して 明 らかにすることを 目 標 に 取 り 組 んできた そして かかわり 合 いを 手 段 として 捉 え 課 題 設 定 や 課 題 に 応 じたかかわり 合 い を 取 り 入 れた 展 開 かかわり 合 いを 支 える 教 師 の 支 援 などを 工 夫 してきた 更 に わかる( 思 考 判 断 知 識 ) できる( 技 能 ) 楽 しむ( 態 度 )について 発 達 段 階 に 応 じてかかわり 合 いを 位 置 づけ 指 導 の 重 点 化 を 図 ってきた 公 開 授 業 で 取 り 組 んだ 豊 かなかかわり 合 いを 生 む 手 だて については 以 下 の 通 りである 2 年 みんなでめざせ!バランス 大 先 生 ( 体 つくり 運 動 )では 動 きがうまくできている 児 童 を 赤 帽 子 にして できない 友 だちに 教 えるようにする ミニ 先 生 を 手 だてとした 4 年 レッツ!シンクロなわとび ( 体 つくり 運 動 )では 動 きのポイントを 焦 点 化 したカード を 使 い グループ 同 士 で 動 きを 見 合 うようにした 5 年 レッツエンジョイ ハンドボール (ボール 運 動 )では ペアチームを 活 用 し ペアチー ムで 互 いを 見 合 う 視 点 として パスつながり 表 を 使 った 6 年 病 気 の 予 防 ( 保 健 )では グループでの 話 し 合 いを 深 めるために 健 康 についての 悩 みカー ドを 活 用 した このような 手 だてから 生 まれた 豊 かなかかわり 合 いによって 以 下 のような 児 童 の 姿 が 見 られた 2 年 と4 年 の 体 つくり 運 動 では 互 いを 見 合 う 場 を 豊 かなかかわり 合 いの 場 として 設 定 した そ れにより 教 え 合 ったり 励 まし 合 ったりする 中 で 動 きのポイントを 見 つけたり 動 きを 見 合 う 中 で ポイントを 共 有 したりしながら 運 動 の 楽 しさや 運 動 ができた 達 成 感 を 感 じることができた 5 年 のボール 運 動 では パスつながり 表 を 利 用 することによって 動 きを 分 析 的 に 考 えて 分 かっ たことを 友 達 に 教 えていた その 結 果 技 能 の 低 い 児 童 もパスをつなごうとする 意 識 をもち パス をもらえる 場 所 に 動 こうとしていた 6 年 の 保 健 学 習 では 地 域 で 行 われている 保 健 にかかわる 活 動 について 悩 みカードを 活 用 して グループで 話 し 合 うことで 保 健 福 祉 総 合 センターではどのような 活 動 が 行 われているかを 考 えた り 理 解 したりすることができた 以 上 のことから 体 育 学 習 においてねらいを 達 成 するために かかわり 合 いを 手 段 として 授 業 に 取 り 入 れたことは 有 効 であったと 考 える しかし いくつかの 課 題 も 見 えてきた かかわり 合 いを 低 中 高 学 年 でそれぞれ 態 度 面 技 能 面 思 考 判 断 知 識 面 と 位 置 付 けて 指 導 の 重 点 化 を 図 ったが 発 達 段 階 だけを 考 えてよかったのだろう か 領 域 によっても かかわり 合 いの 重 点 が 違 ってくるのではないだろうか 発 達 段 階 に 領 域 も 加 味 しながら 総 合 的 にかかわり 合 いの 位 置 づけを 考 える 必 要 がある また ペアやチーム グループで 見 合 ったり 話 し 合 ったりすることを 豊 かなかかわり 合 いの 手 だての 一 つとしてきた より 深 いかかわり 合 いを 追 求 するには 学 習 集 団 としてのグループ 学 習 の あり 方 を 考 えることも 大 切 な 点 であると 感 じた 体 つくり 運 動 の 授 業 では できる 児 童 をミニ 先 生 にしたり ダブルダッチができるようになるこ つを 見 つけさせたりした しかし 体 つくり 運 動 そのもののねらいは 技 能 追 求 ではなく 運 動 を 通 して 多 様 な 動 きを 経 験 し 身 に 付 けることである 体 つくり 運 動 では 経 験 と 技 能 追 求 とのバランスを どのように 捉 えて 授 業 を 展 開 していくかを 考 える 必 要 がある こうした 課 題 については 今 後 の 授 業 実 践 や 研 究 を 積 み 重 ねながら 解 決 をしていきたい 95
101 7 全 国 学 体 研 島 根 大 会 を 終 えて 松 江 市 立 雑 賀 小 学 校 研 究 主 任 寺 下 利 弘 雑 賀 小 学 校 では 子 ども 同 士 が 豊 かにかかわり 合 いながら ねらいを 達 成 するために 課 題 設 定 運 動 の 特 性 や 健 康 安 全 に 関 する 課 題 に 応 じたかかわり 合 いを 取 り 入 れた 展 開 子 どものかかわり 合 い を 支 える 教 師 の 声 かけ 工 夫 について 研 究 してきた それについての 成 果 と 課 題 は 下 記 の 通 りである (1) 成 果 1 課 題 設 定 について 体 育 の 時 間 では かかわり 合 いに 必 然 性 を 生 む 課 題 ねらいを 達 成 するための 意 欲 や 意 識 の 高 まりを 生 む 課 題 を 設 定 してきた これらの 課 題 は 授 業 の 初 めに 確 認 したり 授 業 をふり 返 る 時 の ポイントにしたりしてきた そのことで チームの 中 で 教 え 合 ったり かかわり 合 ったりする 姿 が 多 く 見 られた また チームみんなで 力 を 合 わせ 相 手 よりたくさん 点 を 取 ろうという 意 識 も 高 まった 2 運 動 の 特 性 や 健 康 安 全 に 関 する 課 題 に 応 じたかかわり 合 いを 取 り 入 れた 展 開 について 豊 かな かかわり 合 いをもつ 場 を 工 夫 したこと 豊 かなかかわり 合 いをもつ 場 として かかわり 合 いの 場 の 工 夫 相 手 とのかかわり 合 いの 工 夫 かかわり 合 い 方 の 工 夫 の3つをポイントにして 手 立 てをしてきた タイム 今 日 のMVP などとしてゲームや 全 体 のふり 返 りの 時 間 を 設 定 したことは 個 人 やチームの 力 を 高 めるとともに 他 の 仲 間 の 頑 張 りや 態 度 に 目 を 向 けることにつながった このことにより 運 動 が 苦 手 な 児 童 も 技 能 を 高 めていくことができた また 毎 回 学 習 カード にめあてや 頑 張 ったこと 友 だちのいいところを 書 くことにより 自 分 や 友 だちのいいところを 見 つけることができ ゲームの 楽 しさを 味 わうことができた 3 子 どものかかわり 合 いを 支 える 教 師 の 声 かけ 工 夫 について ルールの 工 夫 教 師 がいきいきと 運 動 する 子 どもを 思 い 浮 かべルールを 工 夫 したとき 次 のような 動 きがみえ た 2 年 生 では 話 し 合 いのときの 児 童 の 表 情 や 発 言 から 自 分 たちでルールを 作 り 上 げていく ことの 嬉 しさや 学 習 に 対 する 積 極 的 な 気 持 ちが 感 じられた ルールが 変 わることによって その ためにどうしたら 勝 てるか といった 作 戦 を 立 てる 話 し 合 いも 活 発 になり 意 欲 が 高 まった 5 年 生 では 全 員 がシュートしたら ボーナス 得 点 を5 点 入 れる 同 じ 児 童 の 最 初 のシュート は3 点 2 本 目 からは1 点 にする というルールを 提 案 したことで 児 童 は 意 識 的 にグループ 内 でパスを 回 し 全 員 がシュートを 打 てるように 工 夫 しながらゲームをする 姿 が 見 られた また 同 じ 子 どもが 連 続 してシュートしても 大 量 得 点 につながらないので 個 人 で 攻 め 込 もうとする 姿 が 減 り チーム 内 の 他 の 児 童 にシュートチャンスを 作 る 動 きがたくさん 見 られた また フリー になる 動 きやゴール 下 での 動 きなどを 積 極 的 にチーム 内 で 話 し 合 う 姿 が 見 られた (2) 課 題 1 課 題 設 定 について 課 題 設 定 については よりかかわり 合 いに 必 然 性 を 生 む 課 題 ねらいを 達 成 するための 意 欲 や 意 識 がさらに 高 まりを 生 む 課 題 になるよう 実 践 を 重 ねていかなければならない 2かかわり 合 いを 取 り 入 れた 展 開 について かかわり 合 い 方 効 果 的 な 動 きを 伝 えたくても うまく 動 きを 言 葉 で 表 現 できにくい 場 面 もあった プレーを とめて 確 認 する モデルになるプレーをやって 見 せる 一 緒 に 動 きながら 伝 える など 様 々 な 伝 え 方 の 工 夫 が 大 切 である 3 子 どものかかわり 合 いを 支 える 教 師 の 声 かけ 工 夫 について ルールの 工 夫 全 員 の 考 えを 集 約 するには 児 童 の 考 えの 吸 い 上 げ 方 時 間 設 定 に 工 夫 が 必 要 である 本 大 会 にあたり 多 くの 研 修 会 研 究 授 業 に 参 加 させていただき わかる できる 体 育 に ついて 学 べたことは 大 変 ありがたかった これからもいきいきと 運 動 や 心 身 の 健 康 づくりに 取 り 組 む 児 童 の 育 成 に 邁 進 していきたい 96
102 研 究 主 題 第 3 分 科 会 かかわりあって ともに 高 めあう 体 育 科 の 学 習 自 己 と 教 材 と 仲 間 との 豊 かなかかわり を 生 み 出 す 体 育 学 習 を 求 めて 松 江 市 立 来 待 小 学 校 1 研 究 発 表 発 表 者 : 松 江 市 立 来 待 小 学 校 藤 原 稔 (1) 主 題 の 設 定 について 1 児 童 の 実 態 から 1. 学 校 教 育 の 今 日 的 課 題 近 年 の 経 済 的 な 発 達 や 家 庭 や 地 域 の 変 化 は 子 どもたちの 運 動 の 機 会 運 動 の 種 類 質 などを 大 きく 変 えている メディア 接 触 の 増 加 や 外 遊 びの 減 少 少 子 化 核 家 族 化 による 集 団 遊 びの 機 会 の 減 少 などにより 子 どもたちの 体 力 の 低 下 運 動 に 対 しての 根 気 強 さと 主 体 性 の 低 下 運 動 能 力 の 低 下 などが 起 きている 学 校 外 での 遊 びや 幼 児 期 に 獲 得 される 運 動 能 力 の 上 に 考 えられて いた 小 学 校 の 体 育 が 成 り 立 ちにくい 状 況 や 学 校 体 育 以 外 には 積 極 的 に 運 動 することがほとんど ない 子 どももかなりいるという 現 実 もある 社 会 体 育 に 所 属 し 運 動 量 が 多 い 児 童 との 二 極 化 も 出 てきている 2. 来 待 小 学 校 の 児 童 の 実 態 本 校 は 松 江 市 郊 外 に 位 置 し 山 林 や 来 待 川 宍 道 湖 など 豊 かな 自 然 に 囲 まれている 学 校 教 育 や 地 域 の 行 事 に 協 力 的 な 家 庭 がほとんどで 食 をはじめとする 子 どもの 健 康 に 対 しても 意 識 が 高 い 本 校 は 全 校 児 童 数 144 人 と 規 模 が 小 さく お 互 いの 様 子 をよく 知 っている 追 跡 ハイクやなかよし 遊 びなど 8,9 人 の 縦 割 り 班 で 活 動 することも 多 く 同 じ 学 年 に 限 らず 子 ども 同 士 は 仲 がよい 業 間 昼 休 みには 校 庭 や 体 育 館 で 積 極 的 に 体 を 動 かす 子 が 多 く 社 会 体 育 にも 積 極 的 に 参 加 してい る 子 が 多 い 体 育 に 関 しての 校 内 でのアンケートでも 体 育 の 授 業 が 好 きと 答 えた 児 童 が 多 い ま た 家 庭 の 協 力 を 得 て 食 事 や 睡 眠 などの 生 活 リズムもできている 児 童 の 地 域 や 家 庭 での 運 動 経 験 に 関 しては 全 国 的 な 傾 向 と 同 じ 様 子 が 見 られる 環 境 的 には 恵 まれているが 外 遊 びそのもの が 廃 れた 今 では 地 域 の 環 境 を 生 かすにいたっていない また 同 学 年 の 友 達 と 家 の 中 で 遊 ぶことが 多 く 遊 びの 幅 も 広 がらないという 実 態 がある 運 動 能 力 に 関 しては スポーツテストの 結 果 から 個 人 差 が 大 きく 学 級 の 中 でもかなりのばらつきがある 本 校 児 童 の 自 己 教 材 仲 間 とのかかわりに 関 しては 次 のような 課 題 がある 自 己 にかかわる 課 題 積 極 的 に 運 動 にかかわる 児 童 と 受 身 になっている 児 童 がおり 個 人 差 や 二 極 化 の 原 因 ともなっ ている また ボール 運 動 は 好 きだが 陸 上 は 好 きではないなど 領 域 による 好 き 嫌 いがかなりある 教 材 にかかわる 課 題 運 動 能 力 の 偏 りとも 関 係 して 不 得 意 な 領 域 での 知 識 技 能 判 断 力 の 不 十 分 さが 見 られる 鉄 棒 の 逆 上 がりやマットなどの 技 能 が 十 分 でない 児 童 や ゲームやボール 運 動 での 判 断 力 が 遅 い 児 童 が 見 られる 仲 間 にかかわる 課 題 児 童 同 士 は 仲 がよく 学 習 も 効 率 的 に 進 むが 常 に 同 じメンバーでの 学 習 が 続 くため 固 定 化 された 人 間 関 係 から 生 じる 協 同 的 な 学 習 への 意 識 の 低 さや 個 々の 様 子 を 知 っていることが 逆 に 伸 びを 限 定 してしまっている 場 面 が 見 られる 97
103 2めざす 児 童 像 と 研 究 主 題 本 校 では 体 育 科 としてめざす 児 童 像 と 自 己 教 材 仲 間 とのかかわりを 次 のように 考 えた 自 分 から 積 極 的 に 取 り 組 む 子 自 己 運 動 の 楽 しさを 知 り 必 要 な 知 識 や 技 能 判 断 力 を 身 につける 子 教 材 仲 間 とともに 高 めあう 子 仲 間 体 育 科 の 学 習 で3つのかかわりについて 追 求 する 中 でめざす 児 童 像 の 実 現 を 図 ろうと 考 え 研 究 主 題 を かかわりあって ともに 高 めあう 体 育 科 の 学 習 とした 全 ての 児 童 が 今 の 自 分 を 知 り 魅 力 的 で 価 値 ある 教 材 と 出 会 い わかる できる 喜 びを 感 じ 友 達 とかかわりあいながら わかる 自 分 できる 自 分 を 見 つけたり つくり 出 したりする 体 育 学 習 をめざしたい その 取 り 組 みの 継 続 的 な 実 践 を 通 して 児 童 自 らが 進 んで 考 え 判 断 し 解 決 していく 力 や 友 達 とかかわり 合 いながら 互 いに 高 めあう 力 をはぐくむことができるであろ う そのことは 生 涯 にわたって 運 動 に 親 しみ 日 常 的 に 運 動 やスポーツに 取 り 組 み 健 康 で 安 全 な 生 活 づくりをしようとする 児 童 の 育 成 につながると 考 える (2) 副 主 題 の 設 定 について 研 究 実 践 をより 具 体 的 に 進 めるために 副 主 題 を~ 自 己 と 教 材 と 仲 間 との 豊 かなかかわり を 生 み 出 す 体 育 学 習 を 求 めて ~とした 児 童 が 教 材 と 出 合 い 今 の 自 分 から わかる 自 分 できる 自 分 へと 成 長 す るために 学 習 課 題 を 解 決 していく 過 程 で 自 己 や 教 材 仲 間 とのかかわりが 重 要 となる それら3つのかかわりを 豊 かにしながら よ り 体 育 学 習 の 質 を 上 げていくことが 一 人 ひとりの 学 びを 深 めると 考 えた 3つの 豊 かなかかわり とは 自 己 とのかかわり 自 らの 現 在 の 段 階 を 知 り めざす 方 向 を 定 め 自 己 課 題 の 解 決 追 求 の 過 程 で わかる 自 分 できる 自 分 を 発 見 すること 教 材 とのかかわり 魅 力 的 な 教 材 と 出 会 い その 教 材 の 特 性 や 楽 しさに 触 れ 向 き 合 う 中 で 自 分 にとっての 運 動 や 健 康 の 価 値 に 気 づくこと 仲 間 とのかかわり 自 己 の 課 題 を 解 決 追 求 していこうとする 過 程 で 友 達 のよさに 気 づい たり アドバイスし 合 ったり 励 ましあったりすること (3) 研 究 目 標 かかわりあって ともに 高 めあう 児 童 を 育 てるために 自 己 教 材 仲 間 との 豊 かなか かわりを 生 み 出 す 体 育 学 習 のあり 方 について 実 践 を 通 して 明 らかにする (4) 研 究 仮 説 1 基 本 仮 説 体 育 科 の 学 習 の 中 で 自 己 教 材 仲 間 との 豊 かなかかわりを 生 み 出 すための 手 立 てを 工 夫 すれば かかわりあって ともに 高 めあう 児 童 が 育 つであろう 2 具 体 仮 説 1. 子 どもが わかる 自 分 できる 自 分 を 見 つけたり 作 り 出 したりするためには 今 の 自 分 を 知 るとともに 適 切 な 自 己 課 題 を 設 定 し 自 己 評 価 をしていく 工 夫 が 必 要 である 2. 子 どもが 教 材 の 特 性 や 楽 しさに 触 れ 運 動 や 健 康 の 価 値 に 気 づくためには 運 動 特 性 に 応 じた 適 切 な 単 元 構 成 の 工 夫 や 指 導 過 程 の 細 分 化 教 材 の 工 夫 が 重 要 である 3. 子 どもが 自 己 の 課 題 を 解 決 追 求 していこうとする 過 程 でより 協 同 的 な 学 習 にするためには 話 し 合 いや 発 表 の 場 の 工 夫 が 必 要 である 98
104 (5) 研 究 内 容 1 子 どもと 自 己 とのかかわり 今 の 自 分 をより 客 観 的 に 知 る 工 夫 2 子 どもと 教 材 とのかかわり 運 動 特 性 や 子 どもの 実 態 に 応 じた 単 元 構 成 の 工 夫 と 指 導 過 程 の 細 分 化 3 子 どもと 仲 間 とのかかわり 友 達 の 動 きを 見 る 視 点 の 明 確 化 と 場 の 工 夫 こつやポイント 賞 賛 感 想 等 の 発 表 や 作 戦 タイムなどの 話 し 合 いの 場 の 工 夫 2 研 究 発 表 研 究 協 力 校 発 表 者 : 松 江 市 立 玉 湯 小 学 校 団 野 晶 夫 (1) 研 究 主 題 できる 喜 びを 味 わい 共 に 学 び 合 う 子 どもの 育 成 めあてをもって 主 体 的 に 取 り 組 む 体 育 科 の 学 習 を 通 して (2) 研 究 の 概 要 1 研 究 主 題 の 捉 え できる 喜 びを 味 わう できるようになってうれしい 楽 しい もっとやりたい 技 能 の 習 得 意 欲 の 向 上 できる までの 過 程 を 大 事 にする 知 識 理 解 思 考 判 断 友 達 と 喜 びを 分 かち 合 う 意 欲 の 向 上 共 に 学 び 合 う 同 じ 学 習 集 団 として 共 に 学 び お 互 いに 高 め 合 っていく 授 業 の 中 で 教 え 合 う 助 け 合 う 認 め 合 う そして 喜 びや 楽 しさを 分 かち 合 う 2 授 業 での 実 践 5 年 生 マット 運 動 ( 側 方 倒 立 回 転 ) できる 喜 びを 味 わう ための 工 夫 基 礎 感 覚 づくりを 取 り 入 れた 導 入 の 工 夫 毎 時 間 授 業 のはじめに 準 備 運 動 をかねてマット 運 動 の 素 地 となる 運 動 を 経 験 する 時 間 を 確 保 した (2 人 1 組 での 柔 軟 運 動 腕 で 体 を 支 えたり 逆 さになったりするなどの 基 礎 的 な 感 覚 を 身 につける 運 動 壁 倒 立 や 補 助 倒 立 ) 分 かる と できる を 一 体 化 した 指 導 子 どもたちが 技 のポイントを 発 見 しやすいように 視 覚 に 訴 える 資 料 を 活 用 した 動 画 や 静 止 画 により 友 達 の 動 きを 見 てポイントを 発 見 する 学 習 を 取 り 入 れたことが わかる につな がった スモールステップを 取 り 入 れた 段 階 的 な 指 導 ステップアップカード を 用 いることで どの 段 階 まで 技 が 習 得 できているかが 分 かり 子 どもが 課 題 をより 明 確 にすることができ 意 欲 的 な 取 り 組 みにつながった 共 に 学 び 合 う ための 工 夫 仲 間 とのかかわり 合 いの 場 面 の 設 定 同 じグループの 中 で 友 達 のめあてを 確 認 すると 同 時 に 何 を 使 って 練 習 するのか どうやって 補 助 をするのか 等 を 相 談 した 練 習 の 際 には ( 手 と 足 の 位 置 が)まっすぐになったよ と 教 え 合 うことができ 互 いのかかわりの 中 で 学 びを 進 める 姿 が 見 られた 3 全 校 縄 跳 び 大 会 の 実 践 大 会 に 向 け 各 学 年 で 体 育 の 時 間 を 中 心 に 練 習 をした 練 習 では 互 いに 声 をかけ 合 いながら 練 習 をしていた また6 年 生 が1 年 生 の 指 導 に 参 加 し 跳 ぶタイミングを 教 えたり いっしょに 手 をつないで 跳 んだりして 大 会 当 日 はほほえましい 姿 が 多 く 見 られた 99
105 3 成果と課題 ①成果 ステップアップカード などのカードやワークシートを準備したことは子ども自身が自ら課 題を見つけるために有効であった できる喜びを味わうために 基礎感覚づくりを取り入れた導入の工夫 わかる と できる を一体化した指導 場作りの工夫 を授業に取り入れたことにより 子どもは意欲的に活動 しながら技を習得することができた ②課題 単元構成や1時間の学習過程に柔軟性をもたせ 個へのきめ細やかな対応のあり方についてさ らに研究していく必要がある 3 公開授業 公開授業① 活動名 技をみがこう 跳び箱チャレンジャー 6学年 指導者T1 安達 和彦 T2 吉田 正和 本時は 跳び箱運動の技を自分の力に応じて選び 安定してできるようにしたり より大きくで きるようになったりすることをねらいとして授業を行った 跳び箱運動の特性を考え 授業を チャ レンジタイム① と チャレンジタイム② の時間で構成した 大きな台上前転のためのポイント を視聴覚機器を使って 踏み切ってすぐから 後膝を伸ばして回る と確認し チャレンジタイム① を行った チャレンジタイム② では回転系と切り返し系の技の中から もう少しでできそうな 技に挑戦した 子どもたちはスモールステップによる段階的な練習の場から 自分に合った場を選 び練習を行っていた また 子どもたち同士で補助をしたり 互いにアドバイスをしたり うまく できたときは拍手をして認め合うなど 温かな仲間とのかかわりが見られる授業となった ポイントを意識した練習 段ボール箱を使って チャレンジタイム① お互いに補助をしながら 公開授業② 活動名 シュートゲーム 第2学年 指導者 石富 晶子 本時は パスをつないでみんなで楽しく仲良くゴールシュートゲームをする ことをねらいとし て授業を行った パスをつなぎ 児童の動きを広げるために ゴールを対面でなく反対向きとした 体つくり運動 めあての確認 ゲーム① チームでの振り返り ゲーム② まとめ という流れ で学習が進められた チームでの振り返りやまとめでの話し合いにより 友だちとかかわりながら 学習を進めることができた また ゴールの向きを反対にするという場の設定の工夫により パスを含めた幅広い動きができ 十分な運動量も確保できた チームの人数の違いも そのままでよい と言い 勝敗よりもチーム ワークを第一として全力でプレーしゲームを楽しむことができた1時間となった 100
106 ゲーム② ゴール前の攻防 まとめ 全体でのふり返り 4 研究協議 1 公開授業 ①6年生 意 運動量の確保の点から また発展的な構成になっていたので チャレンジタイム① チャレン ジタイム② の授業構成はよかった 意 単元を進めるうちに チャレンジタイム① から チャレンジタイム② へ時間を多くとるとい う構成もあると感じた 質 チャレンジタイム② の場面で 回転系の技と切り返し系の技群が2つ入っていた 場を変え るなどして 同じ技群で発展的に練習していくという方法もあったと思うがどうか 答 チャレンジタイム① では大きい台上前転をめざすように教師が指定した チャレンジタイム② では台上前転を続けてもいいし 開脚跳びや 首はね跳びなど自分で選ぶようにした 1時間台 上前転をすることで意欲が低下する子もいる それよりは 1時間の中でちょっと得意な技に取り 組む場面を設定する方が意欲が持続すると考える また 回転系と切り返し系とでは跳び方は違 うが 踏み切りを強くするという点では同じなので 開脚跳びの練習で踏み切りに慣れることによっ て 次の時間の台上前転にも生かせるという点でスパイラル的な要素も期待できると思っている 意 インフルエンザの影響で 急遽6年生が公開授業をすることになり 大変であったということ だが 短期間で授業を公開できるということが来待小の体育の研究の成果であると感じた 意 チャレンジタイム① の回転系と チャレンジタイム② で切り返し系を選んだ子にとっては 時間の流れとしてスモールステップの流れから外れることになる 同じ回転系で2つの場面を構 成することもできたのではないか 意 1つの技群にまとめるから 子ども同士のかかわりができるのではないかと考える 技能的に上 位の子が自分の持っている感覚をうまく下位の子に伝えることでかかわりがもてる それは同じ グループで活動しているからできることである 本時はグループ内等質でグループ間異質という グループ構成であった 発表者は これまでグループ内異質 グループ間等質で実践してきた その中で 子ども同士のかかわりをもたせることができた 意 10時間という単元は1年の中でも大きなウェートを占める その中で 回転系と切り返し系の技 をしっかり学ぶというのはいいことだと思う 意 チャレンジタイム② のときの切り返し系の子どもの第2空間の広がりがあまり感じられなかっ た また スモールステップについても切り返しについての解釈が不十分に感じた 教えるとこ ろはきちんと教えるという指導があってもよいのではないかと感じた 質 本時は子ども同士で補助をしていた 高校の解説書には 適切な補助 という言葉が入っている 子ども同士の補助は有効に働いていたか 答 補助は 友達が支えてくれる という安心感を与え 思い切った練習ができるようにと願って行っ ている それだけでは足りないので 着地を指導し 安全性について配慮した さらにできるよ 101
107 うであれば スプリング 系 の 技 で 背 中 の 返 しを 助 けるなどの 技 能 的 な 補 助 もできるように 取 り 組 んでいる 補 助 についてはまだ 腰 が 引 けている 子 もいるので 繰 り 返 し 指 導 したい チャレンジタイム1 で 回 転 系 チャレンジタイム2 で 切 り 返 し 系 を 練 習 する 構 成 については 苦 手 な 子 にとっては9 時 間 10 時 間 同 じ 技 を 続 けさせるのは 体 育 を 楽 しむ 子 どもを 生 む 活 動 になるの だろうかという 疑 問 があった 子 どもたちは 真 面 目 に 一 生 懸 命 取 り 組 んでいるが 子 どもの 表 情 を 見 ると 本 当 に 楽 しんでいるかなと 悩 んできた そこで 過 去 やってきた 技 をもう 一 度 取 り 組 む 場 を 作 って さらに 技 能 を 伸 ばす あるいはできなかった 技 をできるようにするというスパイラルな 構 成 を 考 えた 22 年 生 司 : 場 の 設 定 を 工 夫 してゴールの 向 きを 反 対 にしたこと 2 年 生 で 求 めるボールを 持 たないときの 動 きはどこまでなのか 振 り 返 りのあり 方 などについてお 話 いただきたい 授 : 教 材 向 かい 合 わせたゴールによるシュートゲームは 速 く 強 く 投 げる 動 きがありスピーディで 楽 しかったが ボールを 持 たない 子 の 動 きをもう 少 し 引 き 出 せないかと 考 えた そこで ゴール を 後 ろ 向 きにした パスが 多 くなり 今 までボールに 触 れにくかった 子 どもたちが 触 れることが できるようになった 2 年 生 としてボールを 持 たない 時 の 動 きをどこまで 求 めていくのかが 課 題 パスを 回 したい 2 年 生 みんなで 上 手 になりたい という 願 いを 実 現 することを 大 切 にしてきた いろいろなことを 共 有 していくことが 他 の 面 にもつながると 考 え 学 級 として 体 育 の 授 業 とし て お 互 いの 努 力 やよさを 見 つけることで かかわりあって 高 まっていくことを 考 えている 意 :ゴールが 逆 向 きになっていておもしろかった 緑 チーム 1 番 の 子 がとても 上 手 で 脇 からシュー トすることが 何 回 もあった 2 番 の 女 の 子 は ゲームの 中 で6 回 ボールに 触 れ 1 回 しかシュー トできていない シュートする 楽 しさを 味 わわせるために ゴールを 反 対 にする 方 法 がよかったか 人 数 を5 人 ではなく3 人 にするとか パスをしなければならない 必 然 性 のあるルールにするとか 全 員 がシュートしたらボーナス 点 があるとかにしたら 2 番 の 子 もシュートできたのではないか 意 :1チームの 人 数 が 多 い ディフェンスにたくさん 立 たれてしまうとパスを 回 せず 強 引 にシュー トを 打 っても 運 しだい 人 数 を 考 えるべき 3 人 か4 人 ゴールの 裏 側 に 入 るディフェンスを2 人 にすると パスでシュートチャンスを 生 むということができる ゴールを360 度 にしても 後 ろ 側 へのパスや 逆 サイドへのパスが 出 る 反 対 側 の 人 も 早 く 帰 らないといけないので 縦 パスも 有 効 になる 子 どもたちの 技 術 的 なレベルは 高 く 投 げる 捕 るについての 動 きのよさや 楽 しそ うな 雰 囲 気 はすばらしかった ボール 運 動 は まずボール 選 びから 大 きさ やわらかさ 空 気 の 調 整 も 考 えていると 思 うが あのボールだったからこそ 今 日 のよい 授 業 が 生 まれたと 思 った 意 :ゴールを 逆 にした 意 図 一 人 でボールを 持 って 行 けないから パスをしてシュートすれば 入 る それが 今 回 生 かされていたのか もう 少 し 工 夫 が 必 要 チームで 振 り 返 り 作 戦 を 立 てる 場 面 2 年 生 で 子 どもたちに 話 し 合 わせてもなかなか 出 てこないと 思 う たとえば まちぶせ 作 戦 とか いろいろなパターンを 画 用 紙 に 書 いて 掲 示 する それを 振 り 返 りのところで 広 めていく そして ゲーム2で 生 かすというやり 方 もある このパスをつなぐためには 自 分 はどういうふうに 動 け ばよいのか どこに 行 けばよいのか 個 人 のめあても 示 すことも 大 事 なのでは 話 し 合 っている 時 に 何 も 資 料 がなく 100 円 ショップのボードで 図 を 使 って 振 り 返 るというのもよいのでは 質 :チームで 人 数 のバラつきがあった 緑 と 赤 5 人 青 6 人 黄 色 4 人 黄 色 チームが 一 番 負 けてい て 点 数 の 差 も 大 きかった 何 か 意 図 があったのか 答 : 黄 色 組 は 一 人 インフルエンザで 休 んでいた 子 どもたちの 思 いとしては 勝 負 は 勝 負 だけれども みんなで 上 手 になっていって 最 後 3 年 生 に 挑 戦 しようということにしている 昨 日 は 黄 色 が3 人 だったので 青 から 一 人 お 助 けマンとしてやった 今 日 はどうすると 聞 いたら この 前 4 人 で やったら 接 戦 だったので 今 日 は4 人 でやってみると 言 ったので 負 けるかもしれないけどなあ と 思 いながら 見 ていた 意 :どうにかしてボールを 運 ばないとシュートを 打 てないというのがよかった 活 動 量 が 非 常 に 多 かっ た ただ めあての パスをつなぐ については ディフェンスがいるため パスはゴール 前 しか 102
108 つないでいない パスやキャッチが 非 常 に 上 手 な 子 が 多 かったので 先 回 りする 子 を 決 めておいて 相 手 が 来 る 前 にその 子 に 長 いパスを 出 すことを 教 えておいたら そういう 作 戦 ができたのではない か 長 いパスを 出 してそこからシュートするという 動 きがあるとゲームの 様 相 も 変 わり 違 ったパ ス ゴール 前 に 空 いているところに 進 めるパスというのが 出 せる それができる 子 どもたちであった 司 : 課 題 解 決 のためにどう 支 援 するか ゲームの 様 相 がどう 変 わって 行 くかをふまえて 授 業 構 成 を 考 えていくことが 大 切 である 2 年 生 のいきいきとした 表 情 これは 教 職 員 が 子 どもたちと 一 緒 に 作 っていく 体 育 をずっと 続 けておられる 成 果 である (2) 研 究 発 表 質 :5 年 生 のマット 運 動 の 実 践 について マット 運 動 の 単 元 構 成 や1 時 間 の 学 習 過 程 の 流 し 方 につい ての 考 え 方 と 今 日 の 来 待 小 学 校 の 授 業 を 見 ての 感 想 を 聞 かせてほしい 答 : 単 元 構 成 については 全 8 時 間 の 単 元 で 第 1 時 はオリエンテーション 第 2 時 が 前 転 と 後 転 第 3 時 が 開 脚 前 転 と 開 脚 後 転 4~6 時 で 側 方 倒 立 回 転 の 時 間 にあてた 第 7 時 に 連 続 技 第 8 時 がミニ 発 表 会 という 単 元 構 成 で 行 った 1 時 間 の 学 習 過 程 については マット 運 動 に 関 する 体 ほぐし ステップアップカードを 使 った 課 題 の 確 認 グループ 内 異 質 のメンバーで 練 習 各 グループ 個 人 でのふり 返 り という 流 れで 行 った 来 待 小 の 授 業 については グループ 内 等 質 で 行 っていた グループ 内 異 質 の 構 成 で 練 習 すること によって 自 分 のつかんだコツを 他 の 子 にアドバイスしたり 補 助 したりという 仲 間 とのかかわり があるといいと 思 ったが 単 元 が 進 むにつれて 頭 はね 跳 びを 練 習 したい 首 はね 跳 びを 練 習 したい というふうに 課 題 が 分 かれたときには グループ 内 等 質 で 構 成 したらいいと 思 った 質 :5 年 生 段 階 で 側 方 倒 立 回 転 ができるというのはどのレベルを できる と 考 えているか わかる というのはどんな 状 態 で わかる と 考 えているか 答 : できる については 体 が 一 直 線 になるような 動 きをねらった かなりできている 子 もいたが 3 時 間 では 難 しかった 第 1 時 の 段 階 では 手 をつけられない 回 転 もできない 恐 がっている 子 も いた 跳 び 箱 やゴムひもを 使 って 工 夫 しながら 取 り 組 んだ 完 全 に 側 方 倒 立 回 転 ができた 状 態 で はないが 子 どもたちは 満 足 して また 側 方 倒 立 回 転 やってみたい という 感 想 をもっていた ので よかったと 感 じている わかる については 技 のポイント(コツ)が 一 つでも 分 かっ た 状 態 が わかる だと 捉 えている 意 : 高 学 年 の 体 育 を 担 当 すると 前 学 年 までの 運 動 の 経 験 が 少 ないと 感 じることがある 前 転 の 運 動 で 片 足 片 手 つき 前 回 り などの 多 様 な 前 転 をやっていることが 大 切 だと 感 じた 側 方 倒 立 回 転 の 原 型 など 最 低 限 これだけはやってほしい という 願 いをもつことによって できる の 幅 も 広 がるのではないかと 感 じている 質 : 新 指 導 要 領 では 系 統 性 を 明 確 にして 指 導 する ことを 大 切 にされている 前 学 年 までの 側 方 倒 立 回 転 につながる 動 き この 学 年 ではこの 程 度 の 動 き 6 年 生 ではこういうふうになってほし い というものがあれば 教 えてほしい 答 :ある 程 度 の 系 統 性 の 形 はあるが 現 在 模 索 中 低 学 年 ではいろいろな 動 きを 遊 びやゲームを 通 し て 経 験 させていくことを 大 切 にしている 中 学 年 ではマット 運 動 の 前 転 後 転 でしっかり 腕 で 支 えるという 動 きを 身 につける 高 学 年 では 側 方 倒 立 回 転 や 難 しい 技 をやるというふうに 作 って いるところである 発 展 的 な 動 きについては ロンダートなどの 技 に 発 展 させていきたい 質 : 学 校 体 育 の 推 進 役 として 体 育 主 任 等 が 広 げ 計 画 していくことが 大 切 だと 思 う 例 えば 年 度 始 めに こういう 授 業 を 進 めてください と 提 案 したり 月 別 体 育 を 出 してその 月 の 指 導 内 容 や 領 域 の 系 統 を 紹 介 してきた 何 かいい 事 例 があれば 教 えてほしい 答 : 資 料 だけでは 分 からないこともあるので 研 究 授 業 を 通 して 広 げている 近 隣 の 学 校 に 呼 びかけ ることもしている 質 :ステップアップカードがよくできている スモールステップについて 何 を 入 れるか 悩 む 気 をつ 103
109 けていることがあれば 教 えてほしい 答 : 子 どもの 実 態 に 合 わせてステップを 組 み 替 えることも 大 切 だと 感 じている 意 :スモールステップを 組 むときに 子 どもによってつまずきが 違 うことや ステップの 順 序 複 線 的 なステップもあり 子 どもの 数 だけスモールステップが 必 要 になる 難 しさがある つまずき 別 のグループ 編 制 やステップアップカードを 作 成 するのも 一 つの 方 法 だと 思 う 5 指 導 助 言 東 京 学 芸 大 学 准 教 授 松 田 恵 示 先 生 ものの 見 方 の 存 在 に 気 づく こんなスライド 見 ていただきたい (だまし 絵 を 提 示 し 見 え 方 を 確 認 ) うさぎとあひる 若 い 女 性 とおばあさん LIFEと 読 めるもの だまし 絵 を 例 に 教 育 現 場 でこれと 同 じようなことがあるのではないかと 考 えた 子 どもとか 教 材 とかをとらえなければ 授 業 づくりはできない 一 人 の 子 どもを 見 た 時 に みなさん 同 じ 子 ど もを 見 ていると 思 い 込 まれているところがある 子 どもが 泣 いていても また 泣 いているという 方 と どうして 泣 いているのだろうという 方 で 違 う 見 え 方 が 違 う 可 能 性 があるのではないかと いうことだ 先 生 方 一 人 ひとりの 頭 の 中 に 見 えない 変 換 装 置 がある 自 分 がどんな 変 換 装 置 をもっ ているかということはわからない 今 日 2つの 授 業 を 見 ても 同 じように 感 じているというこ とは 決 してない ところが 研 究 協 議 では 自 分 の 意 見 を 主 張 するというのが 多 い 違 う 視 点 が あるのかどうかということを 探 った 方 が 授 業 づくりに 役 に 立 っていくのではないかということだ ボール 運 動 を 例 に 教 育 内 容 を 理 解 する ボール 運 動 は ルールに 基 づいたゲームだから 攻 防 が 重 要 であって 単 純 に 体 がどう 動 けばいい かではない 二 重 構 造 になっている 具 体 的 な 体 の 動 きと それをどんな 目 的 のために 使 うのかがセッ トになっている 跳 び 箱 運 動 は ある 技 がある 要 件 のところでできるかという 体 の 動 きそのものが 問 題 になっている ボール 運 動 は 教 える 時 に ゲームにおける 攻 防 の 中 身 が 重 要 になる 子 どもは ボールを 持 って 投 げてシュートをしたら 喜 ぶから そのことを 教 えてやるということではない シュー トを 入 れるという 場 面 が 問 題 なのではなくて 場 面 を 生 み 出 しているゲームを 教 える 必 要 がある バレーボールを 例 に 何 を 教 えるか バレーボールをゲームとして 見 た 時 の 攻 防 の 中 身 は 次 の3 点 相 手 のコートに 落 とすことがで きるか 落 とさせないことができるか 落 とさせないというボールをつないで 相 手 の 方 に 落 と すということができるか スパイクと 見 るのでなく 何 とか 相 手 のコートに 落 とすことができる かどうかやっている セッターの 役 割 は 守 備 的 なボールを 攻 撃 的 なボールに 変 えること 抽 象 的 な 言 い 方 だと 組 み 立 てることができるかどうか 動 きだけ 見 るとオーバーハンドパス 局 面 のもっている 面 白 さというものと 局 面 を 成 り 立 たせる 技 能 とが 大 切 落 とさせないということ は それに 合 理 的 な 動 きがあるということ そういうことのおもしろさを 習 得 していくというの が 生 涯 にわたってバレーをする 時 に 重 要 なことではないか キャッチバレーの 実 践 工 夫 したいこと 次 授 業 を 展 開 していく 時 に 考 えたいこと 指 導 要 領 にも 特 性 に 応 じて 技 能 をしっかり 身 に 付 けようとある 簡 易 化 されたゲームを 用 意 して 共 通 になる 技 能 態 度 ルール マナーをしっ かり 学 ばせていこう 3 回 でボールを 返 すというルールを 設 定 して1 回 目 2 回 目 はボールを キャッチしていいという 簡 易 化 されたゲームを 考 えればどうか 組 み 立 てて 落 とすというのは あまりやったことがない 運 動 だ セッター 役 の 人 がネットに 背 を 向 けてネットの 近 くでボールをとって 次 上 げるということを 押 さえておかないとドッチボー ルのようになる ゲームで 3つのどの 局 面 がダメかを 考 えて チームの 戦 術 をとらえさせ 課 題 解 決 のためにパスゲームなどをやっていく めあての 持 たせ 方 ゲームの 中 で 子 どもたちにこういう 戦 術 を 使 って 落 とせばよいとか もっとスパイク 自 体 がう 104
110 まくなりたいなど 子 どもの 中 に 必 要 感 が 芽 生 えた 時 に 教 えてやるということが 重 要 だ 子 ども 自 身 がこうなりたいという 気 持 ちを 持 ってかかわれるかどうかが 重 要 だ 今 日 跳 び 箱 の2つめのチャレンジで 回 転 系 と 切 り 返 し 系 と2つの 系 統 が 混 在 しているとい う 意 見 があった ポイントを 見 つける 学 習 と 挑 戦 する 学 習 とのつながりがなければ 挑 戦 という のはただの 挑 戦 に 終 わってしまう 一 方 で 来 待 小 の 先 生 のお 話 のように こういうふうにな りたい という 気 持 ちは 跳 び 箱 運 動 にマッチする 2つの 関 係 を どんなふうに 授 業 として 組 織 化 していくのかについての 提 案 としての 質 の 高 い 授 業 だった 授 業 の 流 れ 子 どもたちに ここが 大 事 だ こういうふうになりたい という 気 持 ちを 生 むためには 最 初 にゲームをやることが 大 事 だ めあての 確 認 ゲーム1 振 り 返 り 練 習 ゲーム2 まとめ という 学 習 としての 流 れを 大 事 にしてはどうか 落 とす 組 み 立 てる 落 とさない 最 低 この 視 点 から 自 分 たちのゲームをしっかりと 振 り 返 る 必 要 がある 2 年 生 のシュートゲームで ゲーム1のあとの 振 り 返 りは どのような 視 点 をもって 次 にど んな 練 習 をしていくのか 重 要 な 場 面 そこで 戦 術 的 なあるいはゲームの 技 能 という 面 で 視 点 を 持 つことが2 年 生 では 難 しいという 判 断 があった 2 年 生 の 段 階 では ゲームをやったら 振 り 返 っ てみて 何 か 自 分 たちで 工 夫 をして 次 のゲームに 臨 むという 運 動 とのかかわり 方 や みんなでやっ ていくんだということをねらいとした 授 業 だった 子 どもたちの 発 達 段 階 とか 6 年 間 の 系 統 性 を 考 える 非 常 に 提 案 性 の 高 い 授 業 だった ボール 運 動 の 場 合 何 とか 相 手 に 勝 ちたいとか ゲームの 局 面 を 自 分 たちのものにしたいとい う 思 いを 解 決 するための 練 習 の 内 容 がはっきりしていないと 授 業 の 中 でゲーム 練 習 がつながって いかない このあたりのあり 方 について 研 究 協 議 でもっと 話 が 出 てもよかった 授 業 実 践 の 場 に 戦 術 的 な 動 きというのも 考 えてみてはどうかということだ このようなことと 来 待 小 学 校 の 先 生 方 が 積 み 上 げられてきたものを お 互 いに 意 見 を 交 わす 中 で 今 日 のようなゲームが 出 てきたと 思 う 本 日 の 公 開 授 業 について 今 日 のシュートゲームは 運 んで 組 み 立 てて シュートするという 基 本 の 形 が 攻 防 の 中 身 になっ ていた 組 み 立 てるということが 低 学 年 には 難 しい ゴールを 普 通 に 置 いてしまうと 早 く 走 って 行 っ てシュートとなる 早 くのためにパスは 出 るけど 組 み 立 てるというゲームの 中 での 攻 防 は 表 われ てこない 運 んでシュートできるかというゲームになっていて 組 み 立 てるというゲームのおもしろ さは 弱 くなっている そのあたりを ゴールを 裏 返 すということで 組 み 立 てるという 局 面 を 作 った 教 材 になった 運 ぶというところも 走 って 運 んでいたし シュートもボールのやわらかさとか 教 具 の 工 夫 で 非 常 にやりやすい 中 で しかし だんご 状 態 で 組 み 立 てるといってもなかなかパスが 通 ら ない 状 態 で 幸 いに 子 どもの 発 達 段 階 でゴールを4 人 で 守 っても 6 人 で 守 ってもボールの 方 に 行 っ てしまうので 反 対 側 が 空 いてパスをしてということができた 3つの 局 面 が 子 どもたちに 表 われ ていた 動 きを 広 げるために あのゲームを 作 ったのではなくて 特 性 というものを 学 習 させるた めに 作 ったということを 言 ってほしかった 運 動 が 持 っている 特 性 共 通 して 持 たなければいけな い 技 能 あるいはルールの 問 題 それを 学 ばせるための 教 材 の 関 係 から 整 備 されていく 必 要 がある 跳 び 箱 運 動 について 器 械 運 動 の 場 合 は 特 徴 的 で 挑 戦 すべき 技 が 系 統 的 になっている 今 日 の 場 合 前 半 部 分 に 大 きな 台 上 前 転 で いくつかの 課 題 を 子 どもたちにチャレンジする 内 容 とし て 持 たせた 一 方 後 半 には もう 少 し 技 としてまとまったものを 課 題 の 対 象 としている そん な 大 きいフレームの 中 で 子 どもたちが 一 つずつ 身 につけなければいけない 内 容 というものを 指 導 している 子 どもたち 同 士 のかかわりというものを 組 織 化 しながら 指 導 していた その 際 に 特 に 後 半 の 回 転 系 切 り 返 し 系 を 自 由 に 選 択 して 挑 戦 するという 活 動 について 前 半 部 分 の 活 動 との 関 係 がうまく 作 れるのかということ 45 分 の 学 習 の 中 でやってきたことを45 分 の 中 で 使 うと いう 授 業 の 見 方 と これまで 単 元 や 学 年 を 通 しての 学 習 で 積 み 重 ねてきたものを 使 うというこ ともある このことをふまえて 今 日 の 子 どもたちの 動 きと 合 わせて 考 えてみるとよい 今 日 の 105
111 子 どもたちは 目 標 が 自 分 のものになっていた 子 どもたちは 頑 張 れといっても 頑 張 れない 一 方 では 自 尊 心 が 強 く だからこそ 支 えてやって で きた ということを 感 じさせないと 意 欲 が 続 かない 運 動 する 経 験 というものは 自 分 にとって 一 つ の 壁 にぶつかるという 体 験 でもあるし できた というものがなくてはいけない だからこそ 丁 寧 な 指 導 とか つき 放 した 指 導 アバウトな 指 導 とかが 必 要 だ 体 育 の 授 業 から 子 どもたちが 元 気 になり 学 校 全 体 が 活 性 化 していくことにつながるとよい その 様 子 を 垣 間 見 ることができたよい 研 究 会 だった 全 国 で 大 きなネットワークを 作 り 皆 さんで 日 本 の 子 どもたちによい 授 業 をと 願 っている 6 全 国 学 体 研 島 根 大 会 を 終 えて 松 江 市 立 来 待 小 学 校 研 究 主 任 藤 原 稔 全 国 学 体 研 島 根 大 会 の 会 場 校 として 3か 年 計 画 で 体 育 の 研 究 を 進 めてきた 体 育 の 専 門 の 教 員 がいなかったことや 指 導 要 領 の 改 訂 が 重 なり 経 験 したことのないこれからの 体 育 をどのように つかんでいったらよいのか 悩 むことの 多 い 研 究 であった しかし 校 内 で 研 究 を 進 めていく 中 で たくさんの 成 果 を 得 ることができた 一 番 の 成 果 は 子 どもたちが 体 育 を 好 きになり 運 動 能 力 に 向 上 が 見 られたことである 2 年 生 はゲームに 取 り 組 んだが 今 回 の 改 訂 に 伴 って 新 しく 入 った 低 学 年 でのボールを 持 たな い 動 き をどのように 解 釈 し 実 践 していくかが 一 番 難 しい 点 であった 試 行 錯 誤 を 重 ねていった 結 果 子 どもたちは 投 捕 の 動 きだけでなく パスやポジションを 考 えた 動 きを 少 しずつ 身 につけて いくことができた 技 能 とともに 判 断 力 も 身 につき 授 業 を 楽 しいと 感 じながら 取 り 組 むことができた 5 年 生 は 今 回 インフルエンザにより 授 業 公 開 はできなかったが 毎 日 時 間 を 見 つけては 倒 立 やブ リッジに 取 り 組 んでいた その 結 果 5 年 生 全 員 が 補 助 倒 立 をすることができるようになった 鉄 棒 で も 手 に 豆 ができてもやり 続 けるほど 器 械 運 動 に 興 味 を 持 って 取 り 組 んでいた 5 年 生 の 代 わりに 当 日 授 業 公 開 した6 年 生 も 常 に 協 力 しながら 熱 心 に 学 習 に 取 り 組 む 下 地 ができており 急 な 代 役 に 対 応 することができた 他 の 学 年 も 研 究 授 業 などに 取 り 組 む 中 で 体 育 や 運 動 に 対 して 関 心 を 高 めていった また 教 科 を 越 えて 学 級 作 りにも 大 いに 効 果 があった 跳 び 箱 や 鉄 棒 の 補 助 やアドバイスをく り 返 ししていくうちに 子 ども 同 士 の 信 頼 関 係 が 強 くなっていった また ゲームでの 作 戦 タイムや チーム 練 習 は 協 同 的 に 物 事 に 取 り 組 むことの 下 地 になっていった 体 育 を 基 底 に 据 えた 学 級 作 りが できることを 子 どもも 教 員 も 実 感 することができたのは 大 きな 収 穫 であった 一 方 いくつかの 反 省 点 も 残 った 研 究 の 基 盤 は 自 己 と 教 材 と 仲 間 との かかわり に 焦 点 を 当 てたものであったが 自 己 と 教 材 と 仲 間 の3つの 観 点 に 絞 って 取 り 組 むことの 意 義 や 3つの 観 点 に 分 けて 取 り 組 んでい くことの 検 証 が 十 分 ではなかった また かかわり というたくさんの 条 件 を 持 ち しかも 毎 回 変 化 していくものに 対 して 仮 説 を 立 て 検 証 していくことは 実 際 にやってみると 大 変 に 難 しいことであった 今 後 さらに 研 究 を 深 めていく 必 要 を 感 じた また 今 回 玉 湯 小 学 校 と 連 携 をとりながら 研 究 を 進 めるこ とになっていたが 各 々 日 々の 授 業 実 践 が 中 心 となったため 実 際 には 十 分 な 連 携 ができなかった 次 に 今 回 本 校 の 公 開 授 業 は 低 学 年 でのゲーム 高 学 年 での 器 械 運 動 と 規 模 の 小 さい 学 校 であ りながら2つの 領 域 に 取 り 組 んだ 幅 広 く 学 ぶことはできたが 研 究 を 進 める 上 では 学 校 で 同 じ 領 域 について 取 り 組 んだ 方 が 研 究 が 深 まったと 思 う 学 年 ごとの 系 統 性 を 細 かく 見 たり 必 要 な 教 材 教 具 をそろえたりする 場 合 には 特 にそれを 感 じた 大 会 当 日 の 授 業 には 研 究 協 議 の 場 でたくさんの 参 会 者 の 方 から 意 見 を 頂 いた 課 題 としては 5 年 生 の 跳 び 箱 での 回 転 系 切 り 返 し 系 の 扱 いと 子 どもの 習 熟 や 関 心 を 学 習 の 中 でどのように 取 り 扱 っ ていくかということ 2 年 生 のゲームでの 場 面 に 応 じた 動 きをどのように 引 き 出 していくかというこ とがあげられる 2 年 生 では 公 開 授 業 後 1チームの 人 数 を4 人 にするという 意 見 を 取 り 入 れて 実 際 に 取 り 組 んでみた その 結 果 一 人 ひとりの 動 きがより 多 くなり 有 効 なパスも 多 く 見 られる ようになった たくさんの 貴 重 な 意 見 を 実 際 に 取 り 組 みの 中 でもう 一 度 検 証 し よりよい 指 導 につ 106
112 なげていきたいと 考 えている 5 年 生 も 単 元 構 成 や1 時 間 の 授 業 の 構 成 を 吟 味 してさらに 取 り 組 んだ これからの 課 題 としては 今 回 の 研 究 の 取 り 組 みを 日 々の 実 践 の 中 で 定 着 させていくことである と 考 える 公 開 授 業 のように 何 度 も 教 材 研 究 や 話 し 合 いを 繰 り 返 していくことはいつもできること ではないが 単 元 を 通 してどんな 力 を 子 どもにつけていくかをつかんで 必 要 な 準 備 をしていくこ とを 積 み 重 ねていきたいと 考 えている 最 後 に 本 校 の 研 究 の 推 進 や 研 究 会 の 運 営 など 多 くの 面 で 東 京 学 芸 大 の 松 田 恵 示 先 生 を 始 め たくさんの 方 々にご 指 導 ご 協 力 をいただきました ありがとうございました 7 全 国 学 体 研 島 根 大 会 を 終 えて 松 江 市 立 玉 湯 小 学 校 団 野 晶 夫 本 校 では 今 回 の 全 国 学 体 研 島 根 大 会 に 向 けて 平 成 19 年 度 から3 年 間 体 育 科 の 研 究 実 践 を 行 ってきた 研 究 の 方 向 性 として 児 童 の 実 態 の 具 体 的 把 握 と それに 立 脚 した 計 画 的 実 践 の 積 み 重 ね を 学 校 全 体 で 申 し 合 わせた 実 践 にあたっては 授 業 研 究 を 中 心 に 事 前 教 案 審 議 授 業 後 の 研 究 協 議 の 時 間 をしっかり 確 保 した このことは 日 々の 実 践 改 善 へ 大 きく 役 だったように 思 われる また 本 校 の 研 究 実 践 を 進 めるにあたり 各 方 面 より 指 導 を 受 けることができ 有 意 義 であった とりわけ 本 県 の 教 育 庁 保 健 体 育 課 学 校 体 育 競 技 スポーツ 振 興 グループ 指 導 主 事 矢 田 悦 夫 先 生 には 幾 度 にもわたる 訪 問 指 導 において 的 確 かつ 具 体 的 なご 指 導 をいただき 研 究 推 進 の 大 きな 力 となった さらに 研 究 協 力 校 である 大 谷 小 においても 多 方 面 にわたりサポートいただいた これまでの 研 究 実 践 において 児 童 の 変 容 や 感 想 文 等 から 次 のような 成 果 があったと 考 えて いる 児 童 が 課 題 を 設 定 する 場 面 において ステップアップカード などのカードやワ ーク シートを 準 備 したことは 児 童 自 身 が 自 ら 課 題 を 見 つけるために 有 効 であった できる 喜 びを 味 わうための 工 夫 として 基 礎 感 覚 づくりを 取 り 入 れた 導 入 の 工 夫 わか る と できる を 一 体 化 した 指 導 場 作 りの 工 夫 を 授 業 に 取 り 入 れたことより 児 童 はこれまで 以 上 に 楽 しく そして 意 欲 的 に 活 動 しながら 技 を 習 得 していくことができた 友 達 とかかわりながら 学 習 するための 工 夫 として グループの 編 成 を 考 慮 したり 児 童 相 互 の 補 助 や 声 がけをしたり 用 具 の 使 い 方 を 相 談 したりすることによって お 互 いを 高 める ための かかわり ができるようになったように 思 われる なわとびでの 活 動 を 通 して なわとび 運 動 に 対 する 興 味 関 心 が 高 まり 休 み 時 間 などに 進 んで 運 動 する 児 童 の 姿 が 多 く 見 られた これらのことについては 教 職 員 が 一 つになって 生 み 出 した まさに 成 果 であると 考 えている しかし 次 のような 課 題 も 浮 き 彫 りになった なかなか 技 を 習 得 できない 児 童 に 対 して 単 元 構 成 や1 時 間 の 学 習 過 程 に 柔 軟 性 をもたせ 個 へのきめ 細 やかな 対 応 について さらに 研 究 していく 必 要 がある 児 童 が 技 や 動 きを 習 得 するために ワークシートや 教 材 教 具 の 工 夫 について さらに 考 えていきたい 本 研 究 を 通 してめざす 子 ども 像 に 迫 るために 単 一 の 学 年 ではなく 6 年 間 を 見 通 した 体 育 学 習 のつみ 上 げが 重 要 であることを 再 認 識 させられた 以 上 の 課 題 をしっかりと 受 け 止 め 今 後 も 児 童 の 実 態 に 即 し 児 童 のよりよい 成 長 を 促 すため に 具 体 的 な 手 だてを 求 め 取 り 組 んでいきたいと 思 う 最 後 になったが これまで 本 校 の 研 究 実 践 そして 研 究 発 表 に 携 わっていただいた 皆 様 に 感 謝 を 申 し 上 げたい 107
113 研 究 主 題 第 4 分 科 会 豊 かにかかわり 合 いながら 運 動 を 楽 しむことができる 子 どもの 育 成 言 葉 やイメージのやりとりを 通 して 松 江 市 立 宍 道 小 学 校 1 研 究 発 表 発 表 者 : 松 江 市 立 宍 道 小 学 校 山 本 達 也 (1) 研 究 主 題 設 定 の 理 由 私 たちの 社 会 は 少 子 化 核 家 族 化 過 疎 過 密 化 情 報 化 地 域 の 教 育 力 の 低 下 不 審 者 による 社 会 的 不 安 子 どもの 遊 びの 変 化 等 により 人 々がお 互 いに 言 葉 を 掛 け 合 う 機 会 が 減 少 し 人 間 関 係 が 希 薄 になってきている また 子 どもたちを 取 り 巻 く 社 会 や 家 庭 環 境 などの 変 化 により 運 動 する 子 どもとそうでない 子 どもの 二 極 化 や 体 力 の 低 下 生 活 習 慣 や 食 生 活 の 乱 れなどの 問 題 も 生 じ てきている 本 校 でも 二 極 化 や 体 力 の 低 下 の 傾 向 は 普 段 の 学 校 生 活 や 体 力 運 動 能 力 調 査 の 結 果 から 見 て 取 れる 私 たちは このような 社 会 の 中 で 子 どもたちが 友 だちと 仲 良 くいきいきと 生 活 し 自 分 で 考 え 判 断 して 行 動 でき 元 気 でたくましくなってほしいと 願 っている そのために 子 どもたち 一 人 ひとりが 教 材 仲 間 自 己 と 主 体 的 にかかわり 合 いながら 運 動 を 楽 しみ 生 涯 にわたって 豊 かなスポーツライフを 実 現 していくことをめざして この 研 究 主 題 を 19 年 度 に 設 定 し 取 り 組 んでいる (2) 研 究 主 題 の 捉 え 豊 かにかかわり 合 う とは 子 どもが 教 材 ( 魅 力 的 な 教 材 運 動 の 特 性 ) 仲 間 ( 友 だちの 良 さ 友 だちとの 連 係 プレー チームワーク) 自 己 ( 課 題 発 見 役 割 伸 びの 自 覚 実 現 )とかかわり できた 喜 びや 分 かったことを 言 葉 やイメージのやりとりを 通 して 共 有 し 合 い 個 と 集 団 が 向 上 する ことによって さらに 主 体 的 にかかわり 合 いをもとうとすること 運 動 を 楽 しむ とは 子 どもが 運 動 の 特 性 や 魅 力 にふれ その 楽 しさを 味 わうことによって 自 ら 課 題 をもち 主 体 的 に 運 動 し 生 涯 にわたって 豊 かなスポーツライフの 実 現 を 図 ろうとすること (3) 研 究 目 標 子 どもたちが 豊 かにかかわり 合 いながら 運 動 を 楽 しむことができる 体 育 学 習 を 構 築 するために はどうすればよいか 実 践 を 積 み 重 ねることにより 探 っていく (4)めざす 子 ども 像 進 んで 仲 良 く 運 動 し ともに 伸 びようとする 子 ども 考 えたり 工 夫 したり 表 現 したりする 子 ども 分 かる できる 喜 びを 味 わう 子 ども (5) 研 究 の 視 点 体 育 学 習 において 分 かる できる ための 単 元 を かかわり 合 いを 意 識 して 構 想 し そこ に 言 語 活 動 ( 言 葉 とイメージのやりとり)を 工 夫 して 取 り 入 れる ( 図 1 単 元 構 想 参 照 ) 108
114 ( 図 1) 単 元 構 想 (6) 研 究 の 重 点 1 教 材 及 び 学 習 指 導 過 程 の 工 夫 教 材 の 工 夫 身 に 付 けさせたい 内 容 を 明 確 にして 子 どもの 実 態 に 合 わせ ゲームのルールを 簡 易 化 したり コートや 用 具 を 工 夫 したりする 学 習 指 導 過 程 の 工 夫 身 に 付 けさせたい 内 容 を 明 確 にして 単 元 をねらい1( 個 人 技 能 を 身 に つけながらゲームを 楽 しむ) ねらい2( 作 戦 を 工 夫 しながらゲームを 楽 しむ) 大 会 とす る また 学 習 活 動 をゲーム 中 心 とし それにつながるドリル タスクゲーム 等 を 取 り 入 れる 2 言 語 活 動 ( 言 葉 やイメージのやりとり)の 工 夫 動 きの 獲 得 のための 工 夫 言 語 化 ラベリング モデリングという 指 導 法 により 友 だちの 動 きを 見 たり 自 分 の 中 でイメージしたりしたことを 伝 え 合 う 活 動 を 取 り 入 れる ( 表 1 図 2) ( 表 1) 動 きの 獲 得 のための 指 導 法 言 語 化 ラベリング モデリング 子 どもが 運 動 とかかわる 中 で 作 り 出 した 動 きの 様 子 や 意 味 感 じを 言 葉 ( 擬 音 語 擬 態 語 比 喩 口 伴 奏 等 )で 表 現 したものを 共 有 化 し 技 能 の 向 上 を 図 る 子 どもが 無 意 識 に 行 った 動 きに 対 して 教 師 が 意 味 づけ( 子 どもの 言 葉 専 門 的 用 語 )をして その 動 きを 意 識 付 け 共 有 化 できるようにする 動 きの 観 察 音 に 着 目 するなどの 運 動 分 析 を 通 して 技 能 を 習 得 する 上 で 言 葉 だけでは 分 かりにくく 伝 わりにくい 情 報 を 伝 え 動 きに 対 する 理 解 を 深 める 109
115 ( 図 2)ゲーム ボール 運 動 における 動 き の 獲 得 と 言 語 活 動 との 関 係 図 110
116 2 研 究 発 表 研 究 協 力 校 発 表 者 : 松 江 市 立 中 央 小 学 校 福 村 譲 (1) 学 校 の 紹 介 本 校 は 2つの 学 校 が 平 成 7 年 に 統 合 新 設 された 学 校 で 今 年 度 開 校 15 周 年 を 迎 えた 松 江 市 の 中 心 部 に 位 置 し JR 松 江 駅 を 中 心 に 美 術 館 などの 文 化 施 設 ショッピングセンターなどが 建 ち 並 ぶ 地 域 にある 近 年 多 くのマンションが 建 設 され 3 年 間 で 世 帯 数 が700 戸 増 えている 全 校 の 児 童 数 は 394 名 各 学 年 2クラスと 自 閉 症 情 緒 肢 体 不 自 由 知 的 病 弱 の4 学 級 を 加 えた16 学 級 から 成 る 本 校 のまわりには 公 園 や 野 山 もなく 車 通 りも 多 いため 自 由 に 子 ど もだけでの 外 遊 びがしにくい 状 況 にある (2) 児 童 の 実 態 本 校 児 童 は 明 るく 素 直 で 人 なつっこく 人 との 出 会 いを 喜 び 受 け 入 れるという 長 所 をもって いる しかし 地 域 の 実 態 として 自 然 が 少 なく 遊 び 場 が 少 ないなどといった 環 境 にある また 社 会 体 育 がさかんであり スポーツクラブへの 加 入 率 は 全 校 児 童 の54.6%にのぼる スポーツク ラブへ 加 入 することで 放 課 後 にも 運 動 に 親 しむ 児 童 が 多 いが 所 属 しているクラブの 運 動 以 外 は 苦 手 であったり 少 し 違 った 動 きに 対 応 することの 難 しさがみられたりするなど バランス の 悪 さも 感 じられる 一 方 で 生 活 調 査 の 結 果 からは 家 に 帰 ってからの 過 ごし 方 として ゲー ムをする 時 間 が 長 いことや 遅 い 就 寝 時 間 遅 い 起 床 時 間 という 実 態 も 明 らかになった そして 全 国 の 例 に 漏 れず 運 動 の 二 極 化 が 進 んでいる 体 力 テストの 全 国 平 均 と 比 較 すると 全 体 として 体 力 的 にはやや 劣 り とくに 走 力 投 力 が 劣 っているという 結 果 が 見 られた (3) 研 究 主 題 設 定 の 理 由 本 校 の 実 態 をふまえ 仲 間 とのかかわりを 通 し いろいろな 運 動 がもっている 特 性 に 応 じた 身 体 能 力 や 知 識 技 能 を 身 につけさせ 進 んで 運 動 に 親 しむ 子 どもを 育 成 していきたいと 考 えて 本 題 主 豊 かに 関 わり 合 いながら 運 動 を 楽 しむことができる 子 どもの 育 成 を 設 定 した (4) 研 究 主 題 の 捉 え 豊 かにかかわり 合 う かかわり 合 う 対 象 を 1 仲 間 とのかかわり 2 教 材 とのかかわり 3 自 分 自 身 とのかかわりの 3つに 整 理 し 捉 え それらのかかわりを 通 して 運 動 の 楽 しさや 喜 びを 感 じ 新 たな 発 見 や 新 し い 技 術 を 獲 得 していき 個 人 個 人 のみならず 集 団 としても 向 上 していくこと 運 動 を 楽 しむ 運 動 の 価 値 や 魅 力 特 性 にふれ 楽 しさや 喜 びを 味 わうことで 自 らの 課 題 をもち 主 体 的 に 学 んでいくこと さらに その 学 んだことをくらしの 一 部 として 大 切 にし 豊 かな 生 活 へとつな げていくことにつながること (5)めざす 児 童 像 1 友 だちとかかわり 合 いながら 運 動 することが 好 きになる 子 ども 2 運 動 の 特 性 や 価 値 にふれ 進 んで 運 動 する 子 ども 3めあてをもち 運 動 の 楽 しさを 追 求 する 子 ども (6) 研 究 の 視 点 1は かかわる 喜 び 仲 間 とかかわり 合 って 課 題 解 決 し 運 動 することが 好 きになるために 授 業 の 中 で 大 切 にしたこと 全 校 で 取 り 組 んだ 活 動 教 材 の 工 夫 ちゅうオリンピック 伝 え 合 いの 活 動 遊 びの 紹 介 学 習 形 態 の 工 夫 来 ない 掲 示 教 師 の 声 がけ 全 校 なわとび 大 会 学 習 カードの 工 夫 全 校 リレー 運 動 の 場 の 設 定 2は 動 く 喜 び 運 動 の 特 性 や 価 値 にふれ 進 んで 運 動 するようになるために 111
117 学 習 課 程 の 工 夫 教 材 との 出 会 い 十 分 な 活 動 の 保 障 コーディネイション 運 動 ルールづくり しまねっ 子 元 気 アッププログラム 3は できる 喜 び 分 かる 喜 び 一 人 ひとりがめあてをもって 活 動 し 運 動 の 楽 しさを 実 感 するために 教 材 との 出 会 い めあてづくり 活 動 のふりかえり 学 習 カード 自 己 決 定 自 己 課 題 に 挑 戦 (7) 研 究 の 実 際 授 業 づくりから 授 業 を 構 成 する 上 で 本 校 では 単 元 全 体 についても 1 授 業 時 間 についても ふれる つ かむ( 課 題 把 握 ) つくる 高 める( 課 題 追 求 ) ふりかえる 広 げる(まとめ) の3つの 過 程 で 構 成 し 授 業 づくりを 進 めた 1ふれる つかむでは 基 本 的 なルールや 運 動 を 提 示 し 意 欲 を 高 めるなど 教 材 との 出 会 いを 大 切 にする 前 の 時 間 までに 学 習 した 内 容 が 分 かり 易 いような 提 示 の 工 夫 めあてを 決 める 時 には なるべく 子 どものことばを 引 き 出 し 子 どもに 入 りやすく また 最 後 に 具 体 的 にふりかえりやすいめあてに 2つくる 高 めるでは 豊 かなかかわりが 生 まれるよう よい 声 かけを その 場 や 振 りかえりの 場 で 具 体 的 に 評 価 し 教 師 側 からどんどんとよい 声 がけをするように 意 識 した そうしているうちに 子 どもたちの 言 葉 も 増 え ボール 運 動 では 名 前 を 呼 んでパスをも らう 姿 や 得 点 が 入 ると 手 を 取 り 合 って 喜 ぶ 姿 が 増 えてきた ルールを 自 分 たちで 工 夫 することで だれもが 活 躍 できる 自 分 たちの 運 動 をつくりあげる ことができた 具 体 的 に 技 術 面 の 指 導 をすることで 指 導 された 本 人 の 技 能 が 向 上 していった まわりで 聞 いていた 子 どもたちが 別 の 場 面 で 教 師 の 言 葉 がけをまねてコツを 教 え 合 う 姿 が 見 られるようになるなど 友 だちにかける 言 葉 にも 変 化 が 見 られるようになった 3ふりかえる 広 げる 授 業 の 最 後 には もう 一 度 めあてのふりかえりをし 一 人 ひとりができた 分 かったとい う 喜 びを 実 感 し 達 成 感 を 味 わわせる 友 だちの 感 想 や 気 付 いたことを 聞 いて 自 分 の 考 えと 比 べ みんなで 見 つけたコツを 共 有 の 財 産 として 次 の 時 間 に 生 かしていく めあてにそったよい 動 きは 教 師 も 紹 介 する ふれあいづくりから 子 どもたちが 運 動 に 親 しみ 体 を 動 かしながら 友 だちとの 自 然 なかかわり 合 いをもつこと を 願 って ふれあいづくり に 取 り 組 んだ ふれあいづくり では ちゅうオリンピック 全 校 リレー 全 校 なわとびリレーの3つの 活 動 を 月 に1 度 昼 休 みの 時 間 に 特 設 した 1ちゅうオリンピック ちゅうオリンピック は 教 職 員 が 遊 びのリーダーになり 遊 びのコーナーを 開 設 して 112
118 遊 びを 展 開 する 内 容 は ろくむし こま 一 輪 車 まりつき など 子 どもたちに 親 しみ やすい 体 を 使 った 遊 びである 子 どもたちは 遊 びコーナーのコマーシャルの 掲 示 板 を 見 て 自 分 の 遊 びたいコーナーを 決 め 活 動 をする この 日 は 全 校 のあちこちで 異 年 齢 の 仲 間 と 汗 びっしょりになって 楽 し む 姿 が 見 られた 子 どもたちの 感 想 は 会 を 重 ねるごとに 楽 しかった 面 白 かった など 活 動 そのも のを 楽 しむ 感 想 から 友 だちとのかかわりに 意 識 が 向 いたものが 目 立 つようになった まだ 子 どもたちの 遊 びの 経 験 を 広 げたいという 当 初 の 目 的 には 届 かず 子 どもをリーダー としての 遊 びが 普 段 の 休 み 時 間 に 発 展 していかないのが 現 状 である 2 全 校 リレー 全 校 リレー は 全 校 児 童 を 縦 割 りにしたふれあいグループでする 折 り 返 しリレーである 全 校 リレーは 今 年 は 運 動 会 の 種 目 にも 取 り 入 れた 上 学 年 が 下 学 年 をリードし 上 手 に かかわる 姿 が たくさん 見 られた 3 全 校 なわとびリレー 全 校 なわとびリレーでは 友 だちの 跳 ぶ 様 子 を 見 たり 応 援 したりする 活 動 を 通 して あ んなふうに 自 分 もとべるようになりたい という 願 いをもち 積 極 的 に 練 習 する 姿 が 見 ら れるようになった 大 会 をめざして 練 習 する 低 学 年 に 高 学 年 児 童 が 教 えに 来 る 様 子 も 見 られるようになった これらの ふれあいづくり の 活 動 は 自 分 や 相 手 の 良 さに 気 付 き 伝 え 合 う 場 となり かかわる 喜 びを 生 み 出 すのに 効 果 的 であった 環 境 づくりから 普 段 の 学 校 生 活 の 中 で 子 どもたちが 自 然 に 運 動 に 親 しむにはどうしたらいいだろうか?とい う 発 想 からスタートしたのが 環 境 づくり である 自 然 の 野 山 を 作 るというわけにはいかない が 運 動 の 場 や 教 材 教 具 を 工 夫 することで 興 味 をもたせ 運 動 の 楽 しさを 味 わわせたいと 考 え た 体 育 館 にジャンプターゲットを 設 置 したり 校 庭 の 鉄 棒 登 り 棒 ジャングルジムの 近 くに は それぞれの 遊 具 を 使 った 技 を 紹 介 したカードを 設 置 したりし いろいろな 動 きが 生 まれるよ うな 仕 掛 けをつくった また 投 力 が 弱 いという 実 態 から 校 庭 に 飛 距 離 表 示 ボードや 的 当 て 板 バトンロケットといったものも 設 置 した (8) 研 究 のまとめ 以 上 豊 かにかかわり 合 いながら 運 動 を 楽 しむことができる 子 どもの 育 成 をめざして 取 り 組 んできた 全 校 をあげて 取 り 組 んできたことでさまざまな 成 果 があった 授 業 づくり では 単 元 の 構 成 や 学 習 過 程 を 工 夫 することで 子 どもたちがめあてを 自 覚 して 追 求 し 自 分 の 伸 びを 実 感 することができる 授 業 をめざすことができた そして 子 ども 同 士 の 自 然 なかかわりを 引 き 出 す 学 習 場 面 や お 互 いのよさや 頑 張 りを 認 め 合 う 場 の 設 定 を 工 夫 したこ とで 友 だちとかかわり 合 って 運 動 することの 楽 しさや 喜 びを 感 じることができた また 各 学 年 段 階 の 授 業 を 見 ることで 学 年 の 発 達 段 階 に 応 じた 指 導 内 容 や 方 法 など 全 職 員 で 研 修 を 深 める ことができた ふれあいづくり では 子 どもたちは 月 1 回 のこれらの 活 動 を 楽 しみにし 喜 んで 参 加 して いる また これらの 取 り 組 みを 通 して 異 年 齢 のかかわりがより 深 まっていった 環 境 づくり では 遊 び 方 を 紹 介 したことですでにあった 遊 具 の 新 しい 使 い 方 が 見 られ 少 しだけ 運 動 の 幅 を 広 げることができた また 手 作 り 教 具 を 設 置 したことで 投 げる 運 動 にも 興 味 の 幅 を 広 げることができた しかし 今 後 にむけた 課 題 は 山 積 みである 教 師 のねらいと 子 どものめあてを 単 元 や 授 業 ごと にはっきりさせていくこと それにより 子 どもが 客 観 的 に 評 価 できるような そして 次 への 意 欲 がもてるようなめあての 設 定 の 仕 方 について 工 夫 を 続 けていきたい さらに 運 動 の 系 統 性 113
119 を明らかにして 発達段階に応じた支援や評価をより具体化していきたいと考える また 遊具 教材 教具については 予算が十分ではない中だが 知恵を絞って 整備を続けていきたいと考 えている 学校体育の充実が 学校体育の充実で終わることなく 他の教科や充実した学校生活 ひいて は普段 将来の豊かな運動実践につながる手だてを探っていきたいと考える 今後も さらなる 学校体育の充実にむけて取り組んでいきたい 3 公開授業 1 第4学年 ゲーム つないで つないで ラリー めざせ スター31 カップ 易しいプレルボール 授業者 小松 慶子 本時は 隊形やそれぞれの役割 いかに相手コートに落とすかという作戦を考え それをゲー ムに生かすことをねらいに授業を行った 始めに ボールをつないでアタックを決めよう というめあてを提示し レシーブやトスをどのようにつないだら アタックが打ちやすいか といった言葉かけをし 子どもに考える方向性を示した その後の タスクゲーム チームごと のミニゲーム とパワーアップタイム 作戦 練習 の中で追求させていこうと考えた 子ども たちは めあてを意識し 意欲的に追求していく子どもたちの姿が多く見られた ラリーが続く 高いレベルのゲームが 温かい雰囲気の中で展開され 活気に満ちた授業となった 2 第6学年 ボール運動 つないで 運んで シュートを決めよう めざせ ドリームカップ バスケットボール 授業者 新宮 哲明 本時は 自分たちのチームの分析を行い その特徴を生かして作戦を考えてゲームに臨むこと をめあてとした授業であった それぞれのチームは作戦をしっかりと立ててゲームに臨んでおり モデリングがしっかりとなされていたために スムーズに授業が行われていた それは 子ども たちの最初の願いが ドリブルやパスがきちんとできるようになりたい 教えて欲しい という こともあったため 基礎的なスキルが前半のタスクゲームやコーディネーションゲームの中で創 意工夫されて取り入れられていたためである その結果 学級の子ども全員がかなり高いスキル を持っていた またルールの工夫が徹底されていたので 子どもたちみんなが活躍の場があった すばらしい授業であった 114
120 4 研究協議 1 公開授業 4年生 プレイボール の分科会の記録から 質 どんなゲームか楽しみに見た 子どもたちは 生き生きと活動していて好感が持てた 自分は 高学年を持っている 今度バレーボールをやらせようと思うが トスが難しいと思うのでトスの 時だけはキャッチさせて自分たちがやりたいプレーをさせたいと思っている どうしても うま くボールの落ちるところへ入らないとうまくトスが上がらずアタックまでつながらない 自分た ちの攻撃をしたくてもできないということがあるので キャッチもありかと思うがどうだろうか 答 トスをキャッチすることも考えた また アタックを相手チームに返すということが難しいので アタックをキャッチして投げ返させようか迷った ゲーム内容を考えたり リズムがとぎれるこ とを考えたりして 今回はキャッチしないこのようなゲームにした 質 緑チームを中心に見た 全身で喜びを表す子 いい試合をしていて良かったなと思った また 作戦面での工夫もされていた 一歩下がって膝でポンッとか 言語のこともやっておられたので はないかと思った 効果的なボールのつなぎ方というのがねらいのところにあった そこの所を もう少し詳しく教えて欲しい また そのねらいは 本時の授業の中では 教師が考えていたこ と どれくらい達成されていたのかなということを教えて欲しい 答 ボールはつないでいるが 相手チームにとられないようにするには どんなふうにつないだらい いのかということで 前時までは 逆の三角形の隊形で横からのトスがけっこうあり難しかった 本時は 相手が捕りにくい打球を打つには 前 ネット際 から胸の所で弾むようないいボール を出すとか 高くバウンドをさせるとか考えて活動していた 赤チームは トスを上げる人がネッ トの所にいる隊形を取っていて 上手く返せた ラリーが続いて楽しかった という感想が聞 かれてよかった 質 ①3年生の時に やさしいフラッグフットボール を行ったとあったが それをやっていたこと が今回のプレルボールで効果的であったかについて教えて欲しい 特性上よかったこと 自分 のめあてをたてる上でよかったことなど ②子どもたちが輝いていた ミスを責める人がいなかった なぜ輝いていたのかを考えると 勝 ちにこだわる姿があったからではないか 単元後半のゲーム 大会 へ向けての手だてがあっ た 授業の中で見られた意欲的な姿をどう具現化していったのか教えて欲しい 答 ②単元の最後は 学年の大会を計画している そこを目標にしている リーグ戦はポイント制と なっている 勝つと3ポイント ペアチームが勝つと1ポイントとなっているのでお互いに勝 つためにアドバイスし合っている リーグ戦が終わると終わりではなくて 最後の大会の トー ナメントが決まり 優勝のチャンスが残っている 負けても 次何をしたらいいのかを考えな がら取り組むことができる ①3年生での経験は生かされている いろいろな作戦を考えるところなどネット型とゴール型の 115
121 違 いはあるが 生 かされていると 思 う 質 : 勝 利 をめざして ということが 具 現 化 につながったとあったが それよりもよい 動 き 等 を 言 語 化 したことが すごい 効 果 が 出 てきていると 思 った 体 育 の 中 でも 大 きなものをしめるのではな いかと 実 感 した 言 語 活 動 をする 時 に 教 師 はどういう 働 きをすると 子 どもが 動 きの 言 語 化 と か あるいは 作 戦 等 を 立 てる 時 の 言 語 活 動 が 鋭 いものになっていくのかということについて 感 じ ていることがあれば 教 えて 欲 しい 答 : 自 分 ではできないことでも 友 だちの 動 きを 見 て 今 友 だちはどんなふうに 動 いていたの? と 問 いかけ 言 葉 を 拾 いながら それを 虎 の 巻 などに 載 せ 視 覚 化 を 図 るなどして 共 有 化 した 質 : 言 葉 やイメージのやりとりを 通 して 授 業 がしっかりしている 1 後 半 のゲームが 2コートで 行 われ 2コートが 空 いているのはもったいなかった 子 どもが 育 っているので 4コートでゲームをしてもよかったのではないか 2 教 師 が 本 時 の 授 業 の 中 で 各 グループに 何 かキーワード 的 なものを 持 って 言 葉 がけをしようと していたのか 答 :1 後 半 のゲームは 2コートで 行 ったが 運 動 量 の 面 からも 考 えると4コートでやっても 良 かっ たと 思 う 2 声 がけについては 励 ます 言 葉 だけではなくて アドバイス 的 な 言 葉 がけもしようと 考 えてい た また 課 題 にそった 声 がけをしようと 思 っていたが 思 うようにできなかった 質 : 指 導 案 には 本 時 のめあては ボールをつないで 得 点 しよう! となっているが ボールを つないでアタックを 決 めよう! となっていた 本 時 のめあてを 変 えた 理 由 があれば 教 えて 欲 しい 答 : 指 導 案 をつくる 段 階 では ボールをつないで 得 点 しよう! を 考 えていたが どんなボール がきたら 打 ちやすいか ということを 本 時 では 意 識 させたかったのでそうした 意 :アタックを 決 めなくても 得 点 できる でも 子 どもたちのレベルが 予 想 以 上 に 高 くなったので ア タックを 決 める という 段 階 にきているのかな それでそこに 目 標 を 置 いたのかなと 思 った 質 : 今 日 は レシーブ トス アタックといった 役 割 が 決 まっていたが 必 ずその 通 りに 動 かなくて はいけなかったのか 答 : 動 きの 限 定 はしていない 誰 が 何 をするかは 決 まっていなかった 6 年 生 (バスケットボール)の 分 科 会 の 記 録 から 質 : 子 どもがよく 動 いていた 反 省 で 長 所 と 短 所 ということで 感 想 を 紹 介 していたが その 理 由 を 伺 いたい また シュートゾーンを 作 ったメリットデメリットを 教 えて 欲 しい 答 : 役 割 分 担 を 一 つのねらいとしていたので 前 へ 前 へ という 表 現 が アウトナンバーを 作 る という 意 味 でよいと 感 じたから また ボールをじっとさせておかないで 取 りに 行 く とい う 感 想 が 今 日 の 授 業 のねらいにあっていると 感 じたので シュートゾーンに 関 しては 中 央 に 集 まることが 多 かったので サイドは 切 った また 最 初 は2m30cmあったが そうするとディ フェンスが 回 ってこれなかった それで シュートゾーンをなくそうかと 考 えたが それではう まい 者 だけで 終 わってしまう 恐 れがある つまり ドリブルを 一 人 でしていきシュートをしてし まう 今 のままにすると シュートゾーンに 誰 かが 入 らないと 得 点 にならない 結 果 として 追 いかけて 全 員 が 参 加 できて 良 いのではないかと 考 え 現 在 の 形 をとっている 質 :パワーアップタイムで 4 対 2の 効 果 はどのようになっているのか また その 意 図 も 聞 きたい 答 : 実 は 最 初 4 対 3でやっており これでシュートゾーンまで 運 ぶということでやっていた しか し シュートゾーンに 入 ると 3 対 3になってしまうことがあり 作 戦 につながらないことが 多 かった そのことを 踏 まえて 現 在 は4 対 2にしている 効 果 は 大 きいと 考 える 質 :エリアがあることで 子 どもが 走 り 込 んでいくという 意 識 があった しかし この 段 階 は その 次 の 段 階 で 良 いのではないか 課 題 の 明 確 化 はよく 分 かるが ゲームの 中 でそれが 生 かされてい るのか また 反 省 でワークシートの 方 に とするのは どこまで 達 成 できたら とするのか 答 : 数 字 的 には 明 確 化 していない 今 後 の 課 題 である 116
122 質 : 子 どもたちの 聞 く 姿 勢 がとてもよかった 最 低 限 のルールはどのようになっているのか 子 ども たちへの 共 通 理 解 も 併 せて 教 えていただきたい 答 : 困 ったことの 中 にルールのことがあった 1 時 間 目 にその 概 略 を 教 えた あとは ゲームの 中 で 随 時 教 えていった 小 学 生 では ルールはアバウトで 良 いと 考 えている 共 通 理 解 としては シュー トゾーンを 奪 い 合 うこととした このことが 中 学 校 にもつながると 考 えている (2) 研 究 発 表 質 : 豊 かにかかわり 合 うというところで 仲 間 とかかわり 合 う ということはよく 聞 くが 自 己 と かかわる ということについてもう 少 し 具 体 的 に 教 えて 欲 しい 答 : 自 分 の 今 までの 力 と 新 しく 得 たものによる 新 しい 自 分 に 気 づくということが 自 己 とのかかわ り ではないかと 思 う 教 材 と 出 合 って 変 わっていくこともあるし 仲 間 のおかげで 伸 びてきた 自 分 であったり あるいは 逆 に 仲 間 を 励 ますことができるようになっていたり 仲 間 を 気 遣 うよ うになっていたり そういった 変 化 に 気 づくということ ふれあいづくり: ちゅうオリンピック について 説 明 質 : 支 援 学 級 があるということで そういう 子 どもを 交 えた 体 育 特 に 自 閉 の 傾 向 のある 子 が 通 常 の 学 級 で 体 育 をやるといった 実 践 があれば 紹 介 して 欲 しい 答 : 動 きが 不 安 定 であったり 早 い 動 きができなかったりで みんなと 一 緒 にバスケットをするとい うのは 難 しい 1 年 生 の 時 から 一 緒 に 活 動 して 積 み 上 げてきたものがあるので みんなでルール づくりをして できたルールは 付 け 加 えていくようにした その 時 ちゃん 用 のルールも 子 どもと 一 緒 に 話 し 合 いながらつくっていった その 子 にあった 特 別 な 得 点 方 式 特 別 な 練 習 場 所 を 設 定 した ゲームでは 声 をかけ 思 いやりのあるパスを 出 したりする 場 面 も 見 られた わりと 楽 しみにして 取 り 組 むことができた 5 指 導 助 言 助 言 者 : 鹿 児 島 大 学 教 授 武 隈 晃 先 生 中 央 小 の 発 表 について 長 い 間 障 害 を 持 った 人 のスポーツにかかわってきた 元 々スポーツのルールは そこにルールがあった 訳 ではなくて そこでプレーする 人 が 最 も 楽 しめ るように ルールをクリアーに 表 したわけなので そういうメンバーがいる 時 にどういったルール であったら みんなが 楽 しめることができるのか その 大 きな 学 びの 機 会 をここで 持 つことができ た 大 変 すばらしいことである 今 回 は 5 秒 ルール 5 秒 間 は 触 ってはいけないというルールみたいですけど 車 椅 子 の 子 には 何 回 車 椅 子 をこいでいいかということになるわけだが こんなルールのつくり 方 もある どんなルールにしたらみんなが 楽 しめるかという そういうすばらしい 学 びの 場 をつくられている なと 感 じた バトンロケットは すり 減 るくらいに 使 われている 今 日 の 熱 演 もすばらしかったが 普 段 子 ど もたちがどんなふうに 取 り 組 んでいるのかが バトンを 見 るとよく 分 かった 工 夫 することによって 子 どもたちに 伝 えられる 想 い どんなことをやって 欲 しいのかという それ が 目 に 見 える 形 で 現 れてくるという すばらしいものだなと 思 った 研 究 テーマである 豊 かに 関 わり 合 いながら 運 動 を 楽 しむことができる 子 どもの 育 成 という 点 に ついて 決 定 打 がある 一 つの 場 の 魔 力 があるというわけではない 中 央 小 学 校 の 先 生 方 のように 様 々な 工 夫 を 組 み 合 わせながら この 課 題 に 迫 っていくという 様 子 がよく 分 かった 二 つの 授 業 について 論 点 を 絞 って 話 しをしたい ゲームやボール 運 動 というのは いったい 何 をめざしている 領 域 教 材 であるかということ 主 と して 集 団 対 集 団 の 競 争 をめざすわけだが 競 い 合 う 雰 囲 気 は ボールゲームはみんな 一 緒 ではない ネットに 隔 てられたものと 敵 味 方 が 入 り 乱 れるものと 規 則 的 に 攻 めと 守 りが 入 れ 替 わるものと 117
123 では どんな 競 う 楽 しさを 味 わっているか どんなところが 性 質 が 違 うのか そこのところを きちんと 押 さえないといけないだろう 指 導 要 領 を 作 成 する 際 には 三 つの 型 を 説 明 していく 際 に 構 造 上 の 違 いはあるんだけども 競 い 合 う 楽 しさのどの 部 分 が 違 うのかということも 考 えていかな くてはいけない 4 年 生 の 授 業 にかかわって 課 題 の 例 示 としてプレルボールをあげている プレルボールは ソフトバレーボールとならんであ げてある プレルボールは 地 域 的 に 偏 りがあった 心 配 したが 一 つの 授 業 として 成 り 立 っていると 実 感 した 参 会 者 の 方 の 意 見 で ラリーをつなげる ラリーを 切 る と 言 っておられた これは 逆 の 言 葉 である これが 今 日 の 授 業 でめざしたものであった プレルボールのゲームでラリーの 基 礎 といったら ラ リーを 続 け ラリーを 切 る そのおもしろさを 子 どもたちに 味 わわせる 授 業 だと 思 う ネット 型 のゲームは バレーボールでも テニスでも 卓 球 でもすべてそうだが 基 本 的 には 意 図 的 なラリーの 中 断 というのがゲームの 目 的 になる 意 図 的 なラリーの 中 断 をするためにバレー ボールでいえば 典 型 的 な 戦 術 は 三 段 攻 撃 であり 典 型 的 な 技 術 はスパイクということになる それ をするためには ラリーが 続 かなくてはおもしろくない まずはラリーが 続 くようにいろんな 工 夫 をする その 過 程 を 培 うことによって 小 松 先 生 の 言 葉 を 借 りると ラリーを 切 る この 手 段 と して 後 ろアタックというのが 今 回 は 大 きな 役 割 を 担 った レシーブ セットアップ トス それから 後 ろアタックが 上 手 く 展 開 されていることをご 覧 になっ たと 思 うが 私 は 今 日 の 授 業 で 小 松 先 生 の 授 業 を 観 るのは3 回 目 1 回 目 は 4つのチームとも3 人 のメンバーは コートにほぼ 横 に 並 んでいた これは 攻 撃 には 難 しい 2 回 目 の 時 には 4つの チームのうち3つのチームが 前 が2 人 後 ろが1 人 これも 子 どもの 普 通 の 発 展 段 階 である 後 ろが2 人 前 が1 人 というチームが1つだけあった 今 日 は 4チームとも 前 が1 人 後 ろが2 人 後 ろの2 人 は レシーブないしアタックで 前 の 子 がセットアップつまりトスを 上 げる 役 こういっ た 形 に 発 展 していく 過 程 で ラリーは 続 き ラリーを 切 るということがより 合 理 的 に そして 自 分 たちの 攻 め 方 のプログラム これを 作 戦 と 呼 ぶわけだが その 作 戦 を 使 って 上 手 く 行 動 を 予 測 しな がら ゲームを 行 っていたということができていたと 思 う この 授 業 みたいな 発 展 系 を 今 回 有 難 いことに 体 験 することができた 授 業 された 先 生 はもちろん 宍 道 小 学 校 全 体 に 大 変 感 謝 している 本 当 にいいプロセスを 見 せていただいた 質 問 の 中 に フラッグフットボールを3 年 生 の 時 にやっている どういう 意 義 が3 年 生 の 時 にあ るのか ということがあったが ボールゲームということで 共 通 するということがある そして 型 が 違 うということから 見 れば 固 有 のものであって 違 うものということもあると 思 う 比 較 的 早 い 段 階 で フラッグフットボールのような 攻 めの こうやって 攻 めるというプログラム つまり 作 戦 を 明 確 にして 各 プレーヤー 子 どもたちがそのゲームに 臨 めるというものを 経 験 して そして このネット 型 のようなゲームを 経 験 すれば そのつながりはよく 見 ることができると 思 う しかし すべてに 渡 っては 別 な 型 のものをつなげるのはむしろ 難 しい 型 の 特 徴 なので つながりにくいも のはつながりにくいときちんと 把 握 しておくことが 必 要 言 語 化 の 問 題 動 きを 言 語 化 とお 伝 えした 発 達 段 階 に 応 じて 言 語 化 はどうなっていくのか 動 き の 質 の 高 まりにしたがって 言 語 化 あるいは 言 語 の 質 が 高 まっていくのか 備 わっていくのかとい うことについて 答 えて 欲 しいということだったが 自 分 でデータを 取 っていないことに 関 しては YESともNOとも 言 えない データを 取 って 研 究 していないので 何 とも 言 えないが 最 も 重 要 なことは 言 語 化 したこと 例 え ば 今 日 で 言 うと プレルボールの 場 合 だと ポンッ ポンッ バシンッ 三 つで 返 すということ 最 後 はバシン バシンは 最 後 のスパイクとなる バスケットの 授 業 で 言 うと ササッ スー こういっ た 言 葉 これは 子 どもたちによって 共 有 され その 言 語 から 引 き 出 される 意 味 が 完 全 に 共 有 され ている 子 どもたちにリアリティを 持 ったその 動 き 動 作 動 き 動 き 方 のイメージが 生 まれるか 118
124 どうかだから それについては 見 事 に 成 功 されていると 思 う 4 年 生 6 年 生 の 彼 ら 彼 女 らには ピッタリ 合 っていたと 思 うが これが 高 まっていくかどうか 先 ほどフロアの 方 から むしろ 学 年 が 上 になってくるとイメージに 頼 る 言 葉 よりも オフィシャル の 言 葉 が 聞 こえるようになるという 回 答 があったが この 問 題 については もう 少 し 研 究 してみな いと 分 からないことがある その 子 どもたちにとって 自 分 たちの 動 き 動 き 方 動 作 が 共 有 できるような そのような 動 き を 引 き 出 す 言 語 に 表 現 になっているかどうか その 意 味 では 今 回 は ポンッ ポンッ バシンッ ササッ スー を 言 ったが けっこう 成 功 しているのではないかと 思 った 日 本 で 一 番 強 いあるバレーボールチームがあった そこでは この 学 校 に 近 い 表 現 として ポンッ パッ という 言 葉 があった 時 間 差 のことである 最 初 は 攻 め 方 を 代 表 する 言 葉 だと 思 った しか し これは 攻 め 方 だけではなくて 入 り 方 とか 時 間 差 のタイミングのある 動 き 動 作 動 き 方 を 引 き 出 す 言 葉 でもあった 動 きを 引 き 出 せるそのメンバーに 共 有 できるものということがあったのではないか 6 年 生 の 授 業 にかかわって はじめに 今 回 の 授 業 の 中 での 極 めだった 場 面 は ゲームに 入 る 練 習 段 階 で サ サ スー を 子 どもがゴー ルの 左 側 から 入 って 見 事 にパスをもらってシュートに 持 って 行 った 場 面 である 台 形 のシュート ゾーンとルールが 見 事 に 一 致 した 場 面 であった このことから これらのプレーと サ サ スー が 子 どもたち 全 員 に 共 通 理 解 されていた 新 宮 先 生 は 上 記 のことができているということを 踏 まえて いかに 攻 め 方 を 全 員 で 考 えていくかをねらいとして 今 日 の 授 業 に 取 り 組 んでおられた シューゾーンの 是 非 について シュートゾーンを 取 ってもよかったのではないかという 質 問 があったが この 判 断 は 教 育 臨 床 の 現 場 の 先 生 方 の 判 断 によると 思 う 何 をねらうのかによって 判 断 が 違 ってくると 思 う そのため 子 どもの 実 情 とねらいを 先 生 方 が 考 えられて 判 断 されるべきものである ゴール 型 ボールゲームの 意 義 について ゴール 型 のボールゲームでは 何 を 競 い 合 って 何 を 楽 しんでいくのかを 考 えると 防 御 を 突 破 し てゴールする ことが 最 大 の 特 徴 であると 考 える このことが アウトナンバーを 作 ることにつな がっていく 4-4-4の 発 達 段 階 とルールについて 小 学 校 から 高 等 学 校 の12 年 間 を4-4-4に 分 けるとすると 最 後 の4 年 間 では イーブンナンバー の 中 から アウトナンバーを 自 分 たちの 手 で 作 っていくことができる しかし 小 学 校 6 年 生 は 真 ん 中 の4 年 間 の2 年 目 となる この 時 期 の 子 どもたちは アウトナンバーを 自 分 たちで 作 っていく ことは 難 しい そのため 今 回 のような 空 間 =シュートゾーンを 作 ったり ルールを 工 夫 すること はすばらしいと 思 う 授 業 者 の 願 いについて シュートゾーンが すでに 邪 魔 となっている 者 がいた しかし 授 業 者 は すべての 子 どもがあの ゾーンに 入 ってシュートを 体 験 する このことが すべての 子 どものスキルを 上 げる につながっ ていくと 考 えて 授 業 を 行 った すべての 子 どもに 学 ばせたいことは 何 かを 考 えると 小 学 校 段 階 で は 通 常 のルールでそれを 達 成 させることは 困 難 である このことが シュートゾーンであり さ まざまなルールの 工 夫 であった このことによって 授 業 者 の 願 いが 見 事 に 達 成 されていたと 思 う 119
125 6 全 国 学 体 研 島 根 大 会 を 終 えて 松 江 市 立 宍 道 小 学 校 山 本 達 也 当 日 は 荒 天 にもかかわらず 全 国 からたくさんの 方 々に 宍 道 小 学 校 に 来 ていただき 当 日 まで インフルエンザの 影 響 に 戦 々 恐 々としながらも 授 業 を 公 開 できたことは 喜 びであった 午 前 の 授 業 公 開 では 150 名 以 上 の 参 観 者 が 体 育 館 いっぱいに 見 つめる 中 つないで つないで ラリー!~めざせ スター 31カップ ~4 年 易 しいプレルボール と つないで 運 んで シュー トを 決 めよう!めざせ ドリームカップ ~6 年 簡 易 バスケットボール の 学 習 において 子 ど もたちが 実 に 生 き 生 きと 活 動 し その 動 きや 言 葉 に 輝 きを 放 った( 協 議 における 感 想 より) また 午 後 の 協 議 では 用 意 した 席 がほぼ 満 席 状 態 の 中 次 から 次 へと 絶 え 間 なく 感 想 や 建 設 的 な 意 見 が 熱 心 に 語 られ 最 後 に 指 導 講 師 の 武 隈 先 生 から 今 大 会 の 授 業 と 協 議 の 持 つ 意 義 並 びに 本 校 のこれまでの 実 践 と 今 後 への 提 案 性 に 賛 辞 をいただいたことも この 上 ない 喜 びであった 大 会 を 盛 会 に 終 えることができたのも 二 人 の 授 業 者 のこれまでの 学 級 経 営 や 授 業 づくりへのたゆまぬ 努 力 と 教 職 員 一 丸 となった 大 会 への 前 向 きな 取 り 組 み PTAや 役 員 係 の 方 々の 積 極 的 なバック アップ そして 武 隈 先 生 県 保 健 体 育 課 の 矢 田 指 導 主 事 をはじめ 助 言 いただいた 方 々の 適 切 なる ご 指 導 これらすべてが 結 集 した 賜 と 思 っている 大 会 を 無 事 終 えることができ ほっとしている と 同 時 に このような 機 会 を 経 験 できたことに 心 から 感 謝 している この 日 の 公 開 授 業 や 協 議 会 武 隈 先 生 のお 話 から 主 に 次 の 点 について 認 識 を 深 めることができた 日 頃 の 学 級 経 営 における 子 ども 同 士 や 教 員 とのかかわり 普 段 の 言 語 活 動 があって 今 回 のよう な 言 葉 やイメージのやりとりのある 授 業 ができる 子 どもたちが 主 体 的 に 動 き その 動 きが 鋭 いのは 言 語 化 を 図 り それが 深 まっているから( 協 議 より) 発 達 の 段 階 に 合 わせた 言 語 化 をさらに 考 えていく 必 要 がある ルールや 作 戦 の 工 夫 は 子 どもの 困 り 感 を 大 切 に どうしたらいいのかを 子 どもとともに 考 えて いく 姿 勢 が 大 切 である コートの 工 夫 は メリット デメリットが 出 てくる 子 どもの 実 態 や 先 を 見 通 した 工 夫 を 今 後 も していかなくてはならない プレルボールは ラリーを 続 け ラリーを 切 る 楽 しさを 子 どもが 味 わっていた 全 国 にプレルボー ルが 波 及 して 行 くことを 確 信 した( 武 隈 先 生 談 ) バスケットボールは イーブンナンバーにおけるアウトナンバー 場 面 をいかに 作 り 出 すかを 小 中 高 の12 年 間 を 見 通 して 考 えていくことが 重 要 である 最 後 に この 研 究 による 成 果 と 課 題 を 記 述 して まとめとしたい (1) 成 果 ( 研 究 の 重 点 から 振 り 返 って) 1 教 材 の 工 夫 や 用 具 の 工 夫 単 元 計 画 の 工 夫 などで 子 どもたちは 進 んで 運 動 に 取 り 組 み 仲 間 と 積 極 的 にかかわり 子 ども 同 士 で 教 え 合 ったり 励 まし 合 ったりする 姿 が 随 所 で 見 られるよう になった また 学 習 活 動 をゲーム 中 心 とし コーディネーション 運 動 ドリルゲーム タスク ゲーム パワーアップタイムを 取 り 入 れたことによって ボールを 持 ったときの 技 能 と ボール を 持 たないときの 動 きが 分 かってできるようになった 2 言 葉 やイメージのやりとりを 工 夫 したことにより 教 材 仲 間 自 己 と 豊 かにかかわり 合 い 動 きのコツを 考 え 言 語 で 表 現 し それらをもとに 運 動 をして できる 喜 びを 味 わう 姿 が 数 多 く 見 られた (2) 課 題 1 教 材 の 工 夫 について 発 達 の 段 階 や 学 年 の 実 態 などを 考 慮 するとともに 小 中 一 貫 教 育 の 視 点 か ら 中 学 校 や 他 小 学 校 との 連 携 を 考 え 進 めていくこと 2 言 語 化 について 子 どもの 動 きの 質 と 言 語 の 質 が 効 果 的 に 結 びつくように 実 践 を 重 ねていくこと 以 上 の 課 題 をふまえ 今 後 も 運 動 を 楽 しむ 子 の 育 成 をめざし 宍 道 っ 子 のために 研 鑽 を 積 んでいき たいと 考 えている 120
126 7 全 国 学 体 研 島 根 大 会 を 終 えて 松 江 市 立 中 央 小 学 校 伊 達 恵 子 全 国 学 体 研 島 根 大 会 研 究 発 表 校 という 良 い 機 会 を 与 えていただき 体 育 科 の 授 業 だけでなく 子 どもたちの 生 活 や 体 力 などを 改 めて 見 直 し 全 教 職 員 で 今 できること 取 り 組 めることを 話 し 合 い 実 践 することができた 児 童 の 実 態 や 体 力 テスト 生 活 アンケートの 結 果 などをもとに 語 り 合 い 本 校 児 童 の 特 徴 や 課 題 を 見 つめ 直 し その 中 から 研 究 の 方 向 性 を 設 定 したことで まさに 子 どもから 始 まる 研 究 となったと 思 う 運 動 頻 度 の 二 極 化 食 生 活 生 活 習 慣 の 乱 れ 体 力 低 下 自 然 や 遊 び 場 の 少 ない 校 区 等 々 問 題 は 多 く 学 校 でできることに 限 界 を 感 じる 部 分 もあったが 豊 かにかかわり 合 いながら 運 動 を 楽 しむことができる 子 どもの 育 成 という 研 究 主 題 に 沿 い 全 教 職 員 がひとつになって 子 ど もたちの 豊 かな 未 来 を 願 い 実 践 することができた 授 業 づくりについて ゲーム ボール 運 動 領 域 の 研 究 授 業 を 全 員 で 参 観 し 話 し 合 ったことで 体 育 科 における 授 業 のあり 方 や 育 てたい 力 の 系 統 性 について 共 通 理 解 することができた ふれる つかむ( 課 題 把 握 ) つくる 高 める( 課 題 追 求 ) 振 り 返 る 広 げる(まとめ) という 学 習 過 程 を 工 夫 することで 子 どもたちの かかわる 喜 び 動 く 喜 び できる 分 かる 喜 び を 保 障 する 体 育 科 の 授 業 をめざすことができた 子 ども 同 士 の 自 然 なかかわりを 引 き 出 す 学 習 場 面 や お 互 いのよさや 頑 張 りを 認 め 合 う 場 の 設 定 の 工 夫 をしたことで 子 どもたちは 友 だちとかかわり 合 って 運 動 する 楽 しさや 喜 びを 感 じるこ とができた また 授 業 の 中 で 培 ったものが 普 段 の 学 校 生 活 の 中 にも 生 きていくことを 感 じた 授 業 の 中 で めあてを 意 識 し 確 認 させる 場 を 設 けたことで 子 どもたちがめあてをもち 主 体 的 に 学 習 に 取 り 組 む 姿 が 見 られるようになってきた 今 後 は 教 師 のねらいと 子 どものめあてを 単 元 授 業 ごとに 明 らかにし 客 観 的 に 判 断 して 評 価 でき 次 への 意 欲 がもてるようなめあての 設 定 の 仕 方 について 検 討 していきたい また 低 学 年 中 学 年 高 学 年 へとつながる 運 動 の 系 統 性 を 考 慮 し 子 どもの 実 態 をとらえ めざす 子 どもの 姿 つけたい 力 をより 明 確 にし 支 援 や 評 価 を 具 体 化 していきたい ふれあいづくりについて 子 どもたちが 運 動 に 親 しみ 体 を 動 かしながら 友 だちとの 自 然 なかかわりをもつことを 願 って 月 1 回 の ちゅうオリンピックデー 全 校 リレー 全 校 なわとびリレー を 行 った 子 どもた ちは この 活 動 をとても 楽 しみに 喜 んで 参 加 していた 事 後 の 感 想 も 楽 しかった 面 白 かった というものから 友 だちとのかかわりに 目 を 向 けたものが 増 え また 休 み 時 間 にやってみたい といったように 広 がりが 見 られるようになってきた また この 活 動 に 向 けて 練 習 をしたり 高 学 年 が 低 学 年 に 教 えたりする 姿 が 見 られるようになった 今 後 も 子 どもたちの 意 欲 が 高 まるよう また 活 動 の 主 体 を 子 どもたちへと 移 していくよう 内 容 や 方 法 に 工 夫 を 加 えていきたい 環 境 づくりについて 子 どもたちが 自 ら 楽 しく 体 力 づくりをするために 校 庭 や 体 育 館 に 遊 具 教 具 を 設 置 し 活 用 す ることができた また 遊 び 方 を 紹 介 することで すでに 合 った 遊 具 の 新 しい 使 い 方 が 見 られ 運 動 の 広 がりが 見 られた これからも 遊 具 教 具 教 材 をさらに 整 備 開 発 し 子 どもたちが 運 動 を 楽 しみ 年 間 を 通 して 体 育 や 体 力 づくりに 取 り 組 むことができる 環 境 を 整 えていきたい また 教 員 のコーディネーション 運 動 や 実 技 研 修 を 通 して 運 動 能 力 だけでなく 脳 力 や 対 人 関 係 を 築 く 力 からも 体 力 をとらえることの 大 切 さを 実 感 した 研 究 を 通 して 得 たものをしっかりと 考 察 し この 取 組 が 学 校 体 育 の 充 実 で 終 わることなく 他 教 科 充 実 した 学 校 生 活 ひいては 普 段 将 来 の 豊 かな 運 動 実 践 につながる 手 立 てを 探 っていきたいと 考 える 121
127 122
128 中 学 校 第 6 分 科 会 松 江 市 立 湖 南 中 学 校 第 7 分 科 会 松 江 市 立 宍 道 中 学 校
129 研 究 主 題 第 6 分 科 会 現 在 及 び 未 来 において 健 康 に 生 きる 力 を 育 む 体 育 学 習 の 在 り 方 環 境 に 適 応 して 生 き 生 きと 活 動 できる 生 徒 の 育 成 を 目 指 して 松 江 市 立 湖 南 中 学 校 1 研 究 発 表 発 表 者 : 松 江 市 立 湖 南 中 学 校 上 野 敏 夫 (1) 研 究 主 題 設 定 の 理 由 大 会 のテーマである 明 日 の 豊 かな 暮 らしにつながる 体 育 学 習 を 求 めて を 受 けて 本 校 では 豊 かな 暮 らし を 健 康 な 生 活 と 捉 え 変 化 する 環 境 に 適 応 し 生 き 生 きと 活 動 し 続 けるこ とができる 力 を 身 につけることが 体 育 学 習 に 求 められていると 考 えた そのために 体 育 学 習 で 直 接 的 に 取 り 扱 う 体 力 的 な 要 素 を 分 析 し 健 康 に 関 連 する 体 力 (health -related fitness) つまり 全 身 持 久 力 筋 持 久 力 身 体 組 成 柔 軟 性 とそれを 支 えるコーディ ネーション 能 力 に 注 目 して それらを 獲 得 保 持 増 進 するための 知 識 方 法 態 度 を 身 につける ことを 授 業 の 基 軸 に 据 えて 取 り 組 み 始 めた その 後 大 会 主 題 の 確 かな 知 識 と 技 能 を 身 につけ 学 ぶ 喜 びが 味 わえる 体 育 学 習 及 び 新 学 習 指 導 要 領 の 方 針 を 受 けて 学 校 生 活 及 び 将 来 の 社 会 生 活 においても 運 動 の 実 践 者 として 豊 かなスポーツライフ を 送 り 健 康 に 生 きる 力 を 保 ち 続 けるための 技 能 と 態 度 を 持 つ 生 徒 を 育 成 する という 方 向 性 を 定 めた そして 大 会 主 題 を 具 体 的 に 示 す 習 得 満 足 熱 中 というサイクルの 実 現 を 期 すために 本 研 究 主 題 を 設 定 することとした (2) 研 究 推 進 の 基 本 的 な 考 え 方 運 動 の 実 践 者 であることが 生 涯 健 康 な 生 活 を 送 る 力 になると 考 えるとき 運 動 の 実 践 者 に なるために 運 動 に 対 する 愛 好 的 態 度 を 獲 得 していくことが 体 育 学 習 に 求 められる そのとき の 原 動 力 となるのが 運 動 の 楽 しさ である 運 動 には 本 来 的 な ここちよさ があるが ただ 単 にそれを 味 わうだけでは 生 涯 にわたって 運 動 にかかわろうという 強 い 力 にはつながらない 本 当 の 楽 しさ を 味 わえる 状 況 を 作 り 出 すこ とが 重 要 であるが この 楽 しさ は 直 接 的 な 体 育 学 習 のねらいとはなりにくい とクルム(オ ランダ)は 分 析 し 情 意 的 学 習 ( 楽 しさや 喜 びの 体 験 )は 技 術 学 習 (できる 上 手 になる) 社 会 的 行 動 学 習 (かかわる) 認 識 的 反 省 的 学 習 (わかる)とは 異 なって 意 図 的 な 指 導 によっ て 成 果 が 生 み 出 されない 情 意 的 な 学 習 の 成 果 は 優 れた 指 導 の 副 次 的 な 結 果 であるとみなされる べきである ( 高 橋 健 夫 / 体 育 の 授 業 を 創 る )と 述 べている そこで 我 々はより 良 く 運 動 しようとするときに 必 要 な 手 順 と 考 えられる 次 の1~4の 状 況 を 良 い 指 導 のもとに 経 験 すること( 良 い 授 業 )によって 本 当 の 楽 しさ を 味 わうことができ その 運 動 に 対 する 愛 好 的 態 度 が 身 について 生 涯 にわたっての 運 動 の 実 践 者 に 育 っていくこ とができると 考 えた ( 図 1) 1 運 動 の 認 識 的 反 省 的 学 習 ( 運 動 に 関 する 科 学 的 知 識 )により 運 動 ができるようになるための 見 通 しが 持 てる わかる 2 運 動 の 社 会 的 行 動 の 学 習 ( 社 会 的 態 度 人 間 関 係 スキルを 目 標 とする)により 運 動 への 学 習 の 仕 方 をポジティブに 評 価 しあう かかわる 3 運 動 の 技 能 の 学 習 ( 技 術 戦 術 体 力 を 目 標 とする)により 運 動 ができるようになる 上 手 になる できる 124
130 41~3の 学 習 を 実 際 の 身 体 活 動 として 表 現 するための 身 体 的 学 習 (コーディネーションを 目 標 と する)により 運 動 に 対 するレディネスを 高 める たかめる このような 理 論 的 基 盤 に 立 ち 保 健 体 育 科 の 授 業 において 学 習 内 容 の 中 心 に 運 動 技 能 及 び 関 連 した 社 会 的 行 動 と 運 動 の 知 識 を 据 えながら 運 動 の 志 向 性 ( 情 意 的 目 標 )に 働 きかけるよう な 学 習 過 程 及 び 指 導 方 法 について 研 究 を 進 めることにより 現 在 及 び 未 来 において 健 康 に 生 き る 力 を 育 む 体 育 学 習 に 迫 ることとした 図 1 (3) 研 究 目 標 1 保 健 体 育 科 の 授 業 における 到 達 目 標 とそのために 解 決 すべき 課 題 を 明 確 にした 上 で 課 題 解 決 の 過 程 で わかる かかわる できる を 経 験 する 授 業 のあり 方 を 究 明 する 2 できる ために 重 要 なコーディネーション 能 力 や 基 礎 体 力 の 不 足 に 対 応 し それらの 能 力 を た かめる 運 動 の 授 業 への 効 果 的 な 取 り 込 みについて 究 明 する (4)めざす 生 徒 像 本 校 では 豊 かな 知 性 と 美 しい 心 を 持 ち 高 い 理 想 に 逞 しく 邁 進 する 人 間 の 育 成 を 学 校 教 育 目 標 に 掲 げ たくましい 生 徒 視 野 の 広 い 生 徒 真 心 のある 生 徒 をめざす 生 徒 像 として 教 育 活 動 に 取 り 組 んでいる それを 受 けて 本 研 究 では 保 健 体 育 指 導 におけるめざす 生 徒 像 を 次 のとおり 設 定 した たくましい 生 徒 生 き 生 きと 活 動 する 技 術 と 体 力 気 力 を 持 つ 生 徒 視 野 の 広 い 生 徒 積 極 的 に 多 様 な 情 報 を 得 て 正 しく 選 択 し 行 動 につなげる 生 徒 真 心 のある 生 徒 仲 間 と 豊 かにかかわり 健 康 な 生 活 を 創 造 できる 生 徒 (5) 研 究 仮 説 体 育 授 業 において コーディネーション 能 力 基 礎 体 力 を たかめ て 学 習 課 題 が わかる 状 態 から 仲 間 と かかわり あって 学 習 課 題 が できる 状 態 に 導 くことができれば 楽 しさ の 体 験 を 通 して 体 育 活 動 を 愛 好 する 実 践 者 を 育 成 することができるであろう 1 保 健 体 育 科 の 授 業 における 到 達 目 標 とそのために 解 決 すべき 課 題 を 明 確 にした 上 で 課 題 解 決 の 過 程 で わかる かかわる できる を 経 験 できる 授 業 を 成 立 させれば たのしさ や よ 125
131 ろこび を 味 わうことができるであろう 2 できる ために 重 要 なコーディネーション 能 力 や 基 礎 体 力 の 不 足 に 対 応 し それらの 能 力 を た かめる 運 動 を 授 業 へ 効 果 的 に 取 り 込 めば 身 体 的 認 識 を 増 加 させ 学 習 課 題 に 対 するレディネス と 学 習 意 欲 が 高 まるであろう 仮 説 で 用 いた わかる かかわる できる たかめる の 関 連 性 については 次 のように 捉 えている わかる わかる ( 科 学 的 知 識 の 学 習 )を 保 障 することにより 生 徒 は 実 際 にそれを 試 し 深 化 させることができ 加 えて 必 要 な 指 導 と 支 援 を 行 えば わかる と できる を 効 果 的 に 結 びつける 授 業 が 成 立 すると 考 える わかる と できる の 関 係 については 様 々な 考 え 方 があ るが 本 研 究 では わからなければできない という 立 場 をとる その 上 で 平 成 20 年 度 学 校 体 育 研 究 会 での 提 言 にもあった できる に 至 る 過 程 の 内 1 やってみようかな 2 なんだ か(コツが)わかりそうな 気 がする という 状 況 をつくりだし わかる と できる を 効 果 的 に 結 びつけ できる 見 通 しを 持 たせることができる かかわる わかる が 保 障 され できる をめざす 時 体 育 学 習 では 生 徒 が 相 互 に 影 響 を 与 えながら 主 体 的 に 課 題 に 取 り 組 む 必 要 性 が 生 まれる それにより かかわる ( 社 会 的 行 動 の 学 習 ) が 成 立 して さらに できる が 促 進 されると 考 える 体 育 学 習 は 本 来 人 と かかわる こと によって 成 立 する しかし そのためには 生 徒 が 主 体 性 を 持 ち 自 分 の 考 えや 方 法 を 他 と 共 有 し たり 交 換 したりすることが 必 要 になり 課 題 へのアプローチの 状 況 を 自 己 評 価 するとともに 取 り 組 みをポジティブに 評 価 される 経 験 を 通 して 改 善 していこうという 欲 求 行 動 が 促 進 されな ければならない 学 習 の 形 態 としてグループ 学 習 やペア 学 習 を 取 り 入 れることにより かかわる 場 面 を 意 図 的 につくりだす 必 要 がある できる 体 育 の 学 習 の 中 心 をなすのが できる ( 運 動 技 能 の 学 習 )であり この 運 動 にかか わる 問 題 を 解 決 する 学 習 が 成 立 すれば 生 徒 は たのしさ や よろこび を 得 て 運 動 文 化 への 継 続 的 参 加 習 慣 を 持 つ 運 動 の 実 践 者 に 成 長 することが 期 待 される わかる かかわる 活 動 により 3 まぐれ 当 たりでできる 4 いつでもできる 5 思 うままにできる と いう 段 階 をめざして 学 習 を 進 めていく 中 で 指 導 者 が 適 切 な 教 授 を 行 うことにより 生 徒 は た のしさ や よろこび を 感 じ 情 意 的 な 学 習 が 成 立 することになり 生 徒 が 運 動 の 実 践 者 とし て 成 長 していくことが 期 待 される たかめる それぞれの 種 目 領 域 の 技 術 学 習 に 関 連 したコーディネーションを 高 める 運 動 を ウォーミングアップに 効 果 的 に 取 り 入 れれば できる ( 運 動 技 能 の 学 習 )の 課 題 解 決 が 促 進 さ れることが 期 待 できる 子 どもたちの 自 由 な 遊 びには その 年 代 で 身 につきやすい コーディ ネーション 能 力 を 含 むことが 多 いが 社 会 状 況 の 変 化 により 本 来 の 臨 界 期 である 幼 児 期 に 培 われる 子 どもたちのコーディネーション 能 力 の 欠 如 が 指 摘 されている そして そのまま 学 齢 期 となり スポーツなどを 素 材 とする 体 育 学 習 に 取 り 組 むことになっているのが 現 状 である そこ で 生 徒 の 潜 在 的 な 能 力 を 引 き 出 すために 各 種 目 領 域 における 学 習 へのレディネスを たか める ことを 目 的 にウォーミングアップの 中 にコーディネーショントレーニングを 組 み 入 れるこ とが 求 められる (6) 研 究 内 容 1 授 業 のあり 方 について 1. わかる ための 素 材 の 再 構 成 について めざす 授 業 を 成 立 させるために どの 素 材 (スポーツ 運 動 )で 何 を 学 ぶのかという 内 容 的 視 点 を 明 確 にし 生 徒 の 学 習 意 欲 を 喚 起 するための 方 法 的 視 点 からの 検 討 を 加 え 学 習 内 容 を 習 得 するための 手 段 である 教 材 として 再 構 成 を 行 う この 再 構 成 は 学 習 活 動 の 直 接 的 な 対 象 となる 課 題 設 定 と 言 い 換 えることもでき 興 味 を 持 っ て 積 極 的 に 取 り 組 むませることができる 課 題 に 対 して 仲 間 と 協 力 ( かかわる )しながら 課 126
132 題 の 内 容 を 理 解 ( わかる )させ なおかつその 活 動 を 通 じて 追 求 獲 得 させたい 内 容 をその 努 力 の 範 囲 内 で 達 成 感 を 持 って 習 熟 させる( できる )ための 本 研 究 の 流 れをつくりだす 上 で 重 要 な 段 階 内 容 である 研 究 の 方 法 a. 学 習 目 標 が 明 確 になるように 素 材 の 加 工 改 編 による 課 題 設 定 がなされ 生 徒 がねらいに 迫 る 学 習 行 動 をとっていたか 否 かを 検 証 する 教 材 に 関 する 意 識 調 査 学 習 カードの 作 成 と 利 用 ( 活 動 中 の 評 価 ) 事 後 評 価 b. 指 導 者 だけでなく 生 徒 にとってもポジティブな 評 価 がされるよう 課 題 設 定 ( 追 求 獲 得 させたい 内 容 )が 適 切 であったかどうかを 検 証 する 学 習 カード 生 徒 評 価 授 業 観 察 2. わかり かかわり ながら できる ようになる 学 習 活 動 の 構 成 について 人 間 は 新 しい 運 動 に 取 り 組 む 時 類 似 した 既 習 の 運 動 (モデル)を 想 起 して できそうだ と 感 じた 時 実 際 にやってみようとするのであるが そのモデルが 不 足 しているために 積 極 的 な 取 り 組 みに 至 らず しり 込 みしてしまうケースが 多 い そこで その 状 況 を 克 服 するために 図 2のように わかる ことを 重 視 しながらも 体 育 学 習 の 本 質 である 身 体 活 動 を 伴 う 学 習 の 場 面 を 増 やして からだでわかる 部 分 を 補 完 しつつ 知 識 を 獲 得 発 展 させていくようにねらい それをもとに 仲 間 が かかわる 場 面 が 頻 発 するよ うに 仕 組 んでいくことにより できる が 達 成 される 学 習 活 動 を 構 成 することをねらった 研 究 の 方 法 ねらいに 沿 って 構 成 された 学 習 活 動 により わかる かかわる できる あるいは た かめる といった 学 習 課 題 が 達 成 されているか あるいはどの 過 程 に 問 題 があるのかを 観 察 評 価 する 図 2 3. たのしさ を 感 じさせ 愛 好 的 態 度 を 身 につける 手 立 てについて 運 動 する たのしさ や よろこび を 感 じるためには 良 い 授 業 が 成 立 する 必 要 がある 不 足 している 力 を たかめ 動 くこと 感 じること 考 えることを 複 合 的 に 行 いながら 課 題 に 取 り 組 む 学 習 過 程 を 構 成 し わかる かかわる できる から たのしむ さらに 好 きになる 学 習 を 成 立 させるためには 有 効 な 指 導 ( 方 法 )が 重 要 である 良 い 授 業 の(1) 基 礎 的 な 条 件 としては 1 運 動 場 面 の 時 間 確 保 2 学 習 規 律 の 確 立 3 教 師 のポジティブな 支 援 4 学 習 集 団 の 信 頼 感 とポジティブなかかわり が 挙 げられ 授 業 127
133 の 2 内容的条件としては ①学習目標の明確さ ②教材の再構成の工夫 ③多様な学習方法 ④教師の指導性 が学習成果に強く影響すると高橋は述べており 特に体育学習において 2 ④ 教師の指導性 は学習過程や学習形態よりも直接的で 大きな影響力を持っていると考え られる これらの教師の行動について自己評価に加え 指導者の相互評価 あるいは生徒による評価 によって向上させることが 良い授業 成立のために重要である 具体的な方法 a 指導方法の内 量的把握がしやすいものについて詳細な学習記録を残すことにより 指導 者が自己評価を継続的に行い 授業及び単元の計画に反映させる b 量的把握が困難な内容については自己評価に加え 生徒による指導者の評価を実施し 指 導の向上につなげる ② たかめる 運動の授業への効果的な取り込みついて 先に述べたように できる ためには やってみよう できそうだ と感じて実際に身体 を動かすことが必要である そのための運動モデルを獲得しておくことが必要で 神経系の発 達の著しい幼児期により多くの運動を経験しておくことが重要である これらの能力を身につ け 筋肉でわかること 身体的認識 を低 中学年で経験して それ以後の頭でわかる 論理 的認識 授業につなげていく必要があるが 地域の子どもによる縦社会や自由な屋外遊びので きる環境は消失し 先輩から後輩に継承された 遊び も廃れ 運動モデルを経験することも 失われてしまったため 基礎的な運動能力 特にコーディネーション能力を身につけることが 不十分であるために学習が成立しづらい状況が生じている 各教材のベースとなるコーディ ネーション能力及び体力要素を分析し 授業の中のウォーミングアップの中に取り込み 実施 することを継続して できる への効果を検証する 2 公開授業 公開授業① 柔道 第3学年 指導者 金坂 淳志 本時は これまでに学習した技の中から 自己の体力や体格に応じて より高めたい技を選択し かかり練習や約束練習で仲間と共にその習得のために工夫していくことをねらいに授業を行った 学習場所 武道場 の壁には技の連続写真を掲示し さらにパソコンを3箇所設置し 生徒が自由 に技を動画で見ることができるようにした また 技ごとに足の運びを示した模造紙も準備し そ れを下に敷き その上を実際に動きながら確認できるものも準備した これらを利用して 学習中 何度も確認をしながら 仲間と教え合い高め合おうとする姿が見られ 礼法を重視した規律ある雰 囲気の中にも 活気のある授業となった 公開授業② 体つくり運動 第2学年 指導者 鐘築多津子 本時は 持久力を高める運動を自分の状態に応じた目標をたて 運動方法を工夫して実施するこ 128
134 とをねらいに授業を行った グループごとに持続することが可能な運動を話し合い 選択して決定 し行った そして 運動後はボルグ指数と脈拍数をワークシートに記入し 適切な運動強度であっ たかを自己評価した 運動は ステップやジャンプなどの他に 縄や踏み台等の器具を使ったり ボクササイズなど生徒が楽しみながら運動を継続できるようにしたりするなどの工夫が見られた また 2つのグループでお互いの運動を評価しあう時間もあり 生徒同士が かかわる 場面が設 定された授業であった 3 研究協議 指導助言 助言者 埼玉大学 教授 野瀬 清喜 先生 1 研究発表について 質 質問 助 指導助言 質 なし 助 よい授業が見られた ただ これから皆さんにご協議いただきたいのは 一方はスポーツ 武道 を教材とした授業 もう一方はスポーツ教材ではない体を良くすることを目的として作られた授 業であり まったく別のものである中で味わう喜び 生涯スポーツにつなげていくためにはどう いった工夫が必要なのかということである 昨日の全体会のシンポジウムの中で筑波大学の尾懸 先生もおっしゃっていたが 競技スポーツと学校体育は両輪である どちらかを欠いて どちら かが発展することはない どちらもめざすところは同じであるというお話をされていたが 私も まったくその通りだと思って こういった研究協議会には積極的に参加している 私は現在 全日本柔道の女子ジュニアのヘッドコーチをしており 先日ナショナルトレーニン グセンターでナショナルコーチセミナーという研修があった その研修を受けている方の中に 北島康介を指導した平井伯昌氏がいて アテネオリンピックの前 確か2000年頃だったと思う が 彼を特集した本の中に 新しい学習指導要領に沿った内容がたくさん書かれていたというこ とがあった その中には例えば 北島康介にはメンタルトレーニングは必要なかった なぜなら 日本には古来から武道というものがあって 心と体とは一体として指導していくものだと考えて いたからだ 別々に取り上げていくことはできない それから 北島康介の最も優れたところ は 自己観察力 自己回復力あるいは自己教育力というものが優れていること これは 人間に とって一番大切な学力の一つなのだ アメリカの研究では 数値で表れる人間の学力はほんのわ ずかな値 数十パーセントだ それよりもっと大切なものはたくさんある というようなことが たくさん書かれていた 私たちも 心技体を高めるための最新の指導法を日々探していかなけれ ばならないと考えている そういったことからも 今日の研究会で皆さんの忌憚の無いご意見を たくさん聞かせていただくことができればと思う 2 授業研究会 3年生 柔道の記録から 授業者自評 3年生は特殊な形で柔道の授業を行っている 1年生の時には まだ選択制で授業を行ってきた 129
135 そのため 今 日 の 授 業 クラスの3 分 の2くらいの 生 徒 は1 年 生 の 時 に 柔 道 を 選 択 して 学 習 してきた が 3 分 の1くらいの 生 徒 はダンスの 学 習 をしてきた 特 に 女 子 の 生 徒 はダンスを 選 択 していた 生 徒 が 多 いという 実 情 がある しかしながら 新 学 習 指 導 要 領 では 柔 道 ダンスが1 2 年 時 で 必 修 になることから 昨 年 度 より 柔 道 を 必 修 にして 授 業 を 進 めていこうということで 全 校 で 取 り 組 んでいる 新 学 習 指 導 要 領 では 3 年 生 は 選 択 できるが 本 校 ではこの 研 究 会 に 向 けて 全 員 に 学 習 させるということで 取 り 組 んでいる 昨 年 からこうした 形 で 授 業 を 進 めているが 経 験 している 生 徒 とそうでない 生 徒 が 混 在 していて 能 力 差 のある 状 態 で 授 業 をスタートすることになり どう いった 形 で 授 業 を 組 んでいけば 生 徒 たちが 理 解 して そして できるようになっていくのかを 考 え ながら 今 日 まで 取 り 組 んできた 今 年 スタートした 時 に やや 柔 道 を 楽 しい と 感 じている 生 徒 が 多 かったが 中 には 痛 いから 嫌 だ とか こわい と 思 っている 生 徒 が 若 干 いた そうした ことがあり 研 究 発 表 の 中 でも 述 べたが 技 のやり 方 が 分 かるようになれば できる ようにな るのではないか できる ようになれば 楽 しい と 感 じられるのではないかと 考 えた そこで 掲 示 物 や 動 画 が 見 られるようにして 授 業 を 進 めてきたが 中 には 自 主 的 に 練 習 したいという 生 徒 が 出 てきて 昼 休 み 等 に 個 別 に 指 導 し そうした 中 で 技 能 が 身 に 付 いた 生 徒 に 授 業 中 の 手 本 になって もらうことにもつなげることができた できる レベルに 差 はあるが はじめに 比 べると 技 のか け 方 を 理 解 している 生 徒 が 増 えた また 痛 い こわい という 思 いを 軽 減 するために 受 け 身 の 技 能 を 十 分 に 身 に 付 けさせることも 重 視 した さらに 柔 道 は 相 手 がいないと 成 り 立 たないも のということで 仲 間 とのかかわりについても 重 視 した 今 日 の 授 業 は 展 開 上 そういった 活 動 は 少 なかったが 練 習 している 様 子 をもう1 人 が 見 てアドバイスするという 活 動 も 積 極 的 に 進 めた そ うした 活 動 が 非 常 に 良 い 雰 囲 気 づくりにもつながったと 思 う 多 くの 方 が 見 に 来 られて 緊 張 した 中 での 授 業 だったと 思 うが 非 常 に 生 徒 たちはがんばっていたと 思 う この 後 の 協 議 で 多 くのご 意 見 をいただいてさらに 授 業 を 良 いものにしていきたい よろしくお 願 いします 協 議 ( 質 : 質 問 答 : 応 答 助 : 指 導 助 言 ) 質 :2 年 生 の 授 業 の 際 には 部 活 などの 経 験 者 1 年 時 の 授 業 経 験 者 そして 授 業 も 何 もしたことが ない 未 経 験 者 という3 通 りの 習 熟 度 があったと 思 うが 授 業 の 展 開 の 仕 方 をどのように 工 夫 され たのか?また 小 学 校 からのつながりということが 今 回 の 話 題 であるが 武 道 は 中 学 からの 学 習 ではあるが 小 学 校 の 学 習 指 導 要 領 の 中 にある 力 だめし のような 遊 びとか 動 きとかと 関 連 付 けた 取 り 組 みをされているか? 答 : 本 校 の 経 験 の 度 合 いだが 柔 道 の 部 活 はないので 経 験 者 はいない 1 年 で 学 習 した 生 徒 と 未 経 験 者 の2 通 りの 習 熟 度 だった 授 業 の 展 開 だが 2 年 時 では 復 習 を 一 から 進 めた 感 じで 行 っ た 自 分 も 勉 強 不 足 で たくさんの 技 を 教 えれば 生 徒 も 楽 しいと 思 うのではないかと 思 ってしま い 多 くの 技 を 広 く 浅 く 教 えようと 欲 張 った 感 じがあった それでたくさんのことをやりすぎた 昨 年 この 授 業 に 向 けてのプレ 大 会 を 開 き 市 内 の 先 生 方 に 授 業 を 見 ていただいた 時 に もう 少 し 技 を 絞 った 方 がよい というご 意 見 をいただいた また 新 学 習 指 導 要 領 の 解 説 書 も 出 版 され それをもとに 授 業 も 膝 車 大 外 刈 り 体 落 とし 大 腰 の4つを 重 点 的 に 生 徒 に 身 に 付 けさせる ことにした 1 年 の 時 の 経 験 者 には 復 習 のような 感 じになったが こうした 流 れで 今 日 の 授 業 に 至 った つながりという 部 分 は 勉 強 不 足 で そこまでを 考 えた 授 業 をしていない 今 後 勉 強 し ていきたい 質 : 先 程 の 話 で 部 活 がないということでしたが 経 験 者 のいない 状 況 で 一 人 で 一 度 にこの 人 数 に 対 して あれだけ 多 くの 技 を 教 えるのは 大 変 だと 感 じた その 辺 りで 工 夫 している 点 はあるか? 自 分 は 高 校 なので 柔 道 部 の 生 徒 を 教 師 のサブのような 形 で 授 業 にかかわらせて 時 には 手 本 をさ せたりしている 答 : 先 程 もお 話 したが 柔 道 を 授 業 で 進 めていく 中 で このクラスにも 希 望 者 がいて 道 場 を 開 放 し て 昼 休 みに 個 別 に 指 導 したりした 本 校 の 校 長 教 頭 も 柔 道 の 経 験 者 であり 協 力 もしていただ いた そういう 中 で 経 験 者 のレベルを 上 げて ある 程 度 の 技 術 が 身 に 付 いた 生 徒 には 授 業 中 の 130
136 手 本 になってもらうことがあった こうした 生 徒 たちの 自 発 的 な 行 動 があったおかげで こちら も 授 業 で 指 導 がやり 易 くできたことにつながった 質 : 私 の 学 校 ( 中 学 校 )では 柔 道 の 授 業 は 男 子 のみに 行 っている 女 子 に 指 導 する 上 で 気 をつけて いる 点 や 工 夫 している 点 はあるか? 答 :あまり 男 女 で 分 けた 指 導 はしていない 女 子 については 小 学 校 時 代 からも 押 し 合 いなどの 経 験 も 少 なく 最 初 はじゃれ 合 いのような 形 になってしまうが それをきっかけにして そこから 技 に つなげていきたいという 考 えはあった 少 しずつ 技 の 形 を 覚 え それがうまくできるようになっ た 時 には 喜 んでいる 様 子 が 見 られたので 授 業 でもなるべく 多 く 女 子 の 方 にかかわるようにして いる 質 : できる わかる かかわる というところで 先 生 方 も 色 々と 研 究 されながら 授 業 を 構 築 されていると 思 うが 私 も 研 究 して 専 門 機 関 で 指 導 を 受 けてきた その 中 で 安 全 面 について 特 に 投 げをした 時 の 基 本 的 な 動 作 でもある 投 げた 時 には 引 き 手 を 引 く とか 投 げられた 時 には 襟 元 の 手 を 離 す という 点 を 指 導 された 相 手 のためにという 点 で かかわる ことにつ ながると 思 う そういった 点 の 指 導 をどのようにされているか?また できる わかる と いう 点 で 受 け 身 についてだが 一 通 り 後 ろ 受 け 身 横 受 け 身 前 回 り 受 け 身 をしていたが か けられた 技 に 応 じて 受 け 身 を 取 れるという 点 が 大 切 だと 考 えている 3 年 生 なら 基 本 的 な 受 け 身 だけではなく 投 げられる 形 の 中 での 受 け 身 を 指 導 すれば 個 々に 違 う 受 け 身 が 取 れて 次 の 投 げ 技 につながっていくのではないかと 考 えている 答 :( 金 坂 ) 基 本 動 作 については 指 導 してきたつもりだが 十 分 に 身 に 付 いていないこともあり 不 十 分 だった 技 に 応 じた 受 け 身 については 生 徒 の 経 験 の 差 から 技 能 差 があり 十 分 な 指 導 がで きずに 今 日 に 至 ったのが 現 状 だった 今 後 の 授 業 にこうした 点 を 反 省 して 改 善 したい ( 上 野 )2 年 生 でも 同 じような 展 開 で 授 業 をしているが どんな 技 にもうまく 受 け 身 を 取 ろう ということを 主 眼 に 置 いている 昨 年 度 からこうした 授 業 を 展 開 しているので 今 の2 年 生 が 来 年 になれば 今 年 の 学 習 を 踏 まえて 技 に 応 じた 受 け 身 を 取 る という 学 習 につなげていくこと ができるのではないかと 思 う 意 : 女 子 の 何 人 かが 背 負 い 投 げを 追 及 していた ただ 女 子 は 友 達 を 本 気 で 投 げているという 姿 は 見 られなかったようだった 本 時 のねらいである 得 意 技 を 身 に 付 けることができる というとこ ろまで 達 成 されていなかったように 見 えた 先 程 の 話 の 中 にあったが 女 子 を 中 心 に 痛 い こ わい というイメージがあり 受 け 身 をできるだけ 多 くさせるということだった 研 究 発 表 にも かかわると 思 うが 今 回 これを 一 つの 手 立 てとして 教 師 側 が 講 じてみて その 結 果 が 授 業 に 反 映 されているのであれば 内 容 的 視 点 というところが 少 し 弱 かったのではないか?あの 女 子 たちが 本 気 で 投 げられるように 柔 道 に 浸 り 込 む 姿 が 見 られるためにはどうすれば 良 いのかという 点 を もう 少 し 追 求 していく 必 要 があるのかなという 気 がした 助 : 授 業 最 後 の 技 を 習 得 するという 場 面 で 約 束 練 習 があったが その 中 で 投 げられている 回 数 が 少 なかったことが 課 題 だと 感 じた 例 えば 男 女 で 分 けて 約 束 練 習 を 自 由 に 動 きながら 行 わせてみ るという 方 法 もある 質 問 の 中 にも 出 てきたが 解 説 書 にも 受 け 身 と 技 基 本 動 作 と 対 人 的 技 能 は 一 体 化 して 指 導 すべきだと 書 いてあるので 授 業 も 個 別 に 受 け 身 だけを 行 うのではなく 一 体 化 した 観 点 での 流 れで 行 うと 自 然 と 投 げる 動 作 もスムーズに 行 えるようになるだろうし その 結 果 投 げる 回 数 が 増 える 日 本 の 伝 統 的 文 化 として 考 えるならば かかり 練 習 や 約 束 練 習 は 切 れ の 良 い 技 を 身 に 付 けるために 繰 り 返 し 練 習 することが 必 要 だということを 生 徒 が 認 識 してい くことが 大 事 なのではないかと 思 う 男 女 共 習 に 関 しては 私 は 寝 技 のゲームや 立 ち 技 の 試 合 に 5 人 ずつのグループを 作 る その 中 は 男 子 3 人 女 子 2 人 として 女 子 同 士 男 子 同 士 で 練 習 や 試 合 を 交 互 に 行 う そうすればお 互 いの 練 習 や 試 合 の 様 子 を 見 ることになり 特 に 女 子 は 自 然 と 技 の 様 子 を 見 ることができ 理 解 していく 大 学 生 だという 面 はあるかと 思 うが 男 女 混 合 のグ ループ 学 習 は 学 習 課 題 の 達 成 には 大 事 だと 思 っている 伝 統 的 な 考 え 方 の 部 分 で 例 えば 学 習 指 131
137 導 要 領 には 礼 法 といったことしか 書 いていないが こういった 内 容 を 教 えるそのヒントをいくつ か 紹 介 したい まずは 今 日 の 授 業 で 金 坂 先 生 が 何 度 も 言 われていたが 背 筋 を 伸 ばすことは 基 本 教 師 自 らも 姿 勢 を 良 くすること それが 自 然 体 の 指 導 につながる 自 然 体 が 身 に 付 いてはじめて 体 さばきができる 柔 術 は 江 戸 時 代 の 後 期 に 誕 生 することになるが 刀 や 弓 鎧 を 身 に 付 けてい るということがあり 礼 をすることはほぼ 無 かった 礼 をする 時 にも 相 手 との 間 合 いを 気 にして いた 武 器 を 持 っていないにしても 近 ければ 礼 をした 瞬 間 に 攻 撃 される そうしたことから 畳 二 つ 分 の 間 合 い 2 間 の 間 合 い で 礼 をするということになった そして 相 手 と 呼 吸 を 合 わせ て 礼 をするといったことが 伝 統 的 な 考 え 方 につながることなので 指 導 する 上 でのヒントにし てほしい また 授 業 では 座 法 も 取 り 扱 っていたが 授 業 の 中 にあった 正 座 と 安 座 の2つの 指 導 で 十 分 こういった 内 容 についても 指 導 していきたい <2 年 生 体 つくり 運 動 の 記 録 から> 授 業 者 自 評 まず 展 開 の 方 だが 予 定 をしていた 最 後 までいかなかったことが 最 大 の 反 省 点 ではあるが 本 時 の 目 標 学 習 のねらいであった 自 分 たちで 設 定 した 動 き に 精 一 杯 取 り 組 む あるいは 他 の グループの 動 き を 見 て 互 いの 良 いところを 見 せ 合 うという 点 はある 程 度 達 成 できたのではない かと 思 う 授 業 の 中 で パソコンやプロジェクターを 設 置 していたが 本 時 はもう 単 元 の 後 半 であり 生 徒 たちはもう 見 なくても 動 ける 状 態 であり ほとんど 参 考 にはしていなかった 単 元 前 半 の3~ 4 時 間 目 辺 りのところは 自 分 たちの 動 きがなかなか 見 つからず こういったものを 盛 んに 見 て 参 考 にしていた 今 日 は 紹 介 という 意 味 で 設 置 した 授 業 については 生 徒 が 考 えることに 時 間 をとってしまって なかなか 動 きに 入 れなかった そこが 今 後 の 反 省 点 になると 考 えている この 授 業 を 始 めるにあたって 持 久 力 を 高 める 運 動 ということについて 生 徒 たちにアンケートを 取 る と 生 徒 たちの 中 では 持 久 力 = 持 久 走 という 考 えがやはり 強 かった この 生 徒 たちは1 年 生 の 時 からこの 体 つくり 運 動 に 取 り 組 んでおり 同 じような 形 で 授 業 を 行 ってはきたが それでもや はり 頭 の 中 には 持 久 走 が 持 久 力 を 高 める 運 動 だと 考 えている 生 徒 が 多 かった そこで 1 年 生 の 時 の 内 容 をさらに 高 める 考 えを 深 めるという 意 味 で エアロビクスダンスを 取 り 入 れた 最 終 目 標 としては 本 校 で 実 施 している 毎 日 の 体 力 づくり の 雨 の 日 のプログラムにしていきたい その ために 生 徒 たちに 始 めに 持 続 する 動 きを 考 える 時 に まずは 止 まらないこと そして 限 られたスペー スで 行 える 動 きを 考 えていこうという 話 をした ただ 皆 さんが 想 像 するエアロビクスダンスとは 程 遠 いものであったかもしれないが 目 標 とする 持 続 しながら 楽 しく 動 けるというところを 大 事 な ポイントにして 進 めてきた まだまだ 課 題 はあるが 今 後 さらに 深 めていきたい このクラスは 次 回 が 最 終 回 の 授 業 になり 今 日 の 最 後 にも 話 した 通 り 20 分 間 の 動 きを 持 続 して 行 うことができる ようになって そして 自 分 のプログラムを 完 成 するという 形 に 持 っていきたいと 考 えている 協 議 ( 質 : 質 問 答 : 応 答 助 : 指 導 助 言 ) 質 :カウント リズムと 動 きの 関 係 についてはどう 考 えているか 答 : 手 拍 子 をいれることやカウントと 動 きについてアドバイスはしているが あまり 上 手 くいってい ない 質 :1ボルグ 指 標 と 脈 拍 の 開 きを 縮 めるための 手 立 ては? 2 持 久 力 の 向 上 を 把 握 する 方 法 は? 答 :1について~ボルグの 指 標 は 一 般 化 されているものである しかし 必 ずしもその 通 り 感 じるか どうかは 個 人 差 がある 例 えば 運 動 部 の 生 徒 は140~120は ややきつい というよりも 軽 く 感 じるだろうし ふだん 運 動 していない 生 徒 にとって140は ややきつい よりかなりきついか 苦 しいと 感 じるかもしれない 持 久 的 な 運 動 で 効 果 の 上 がるのが120だとすると 計 測 器 があれば 120でキープして 運 動 を 継 続 させればよいが いつでも どこでも 運 動 ができることを 考 えると 生 徒 が 自 分 の 感 じる120 自 分 の 感 じる140ができることを 我 々は 求 めたい 教 師 が 120はやや きついだろ と 言 ったとする ところが その 基 準 に 合 わない 生 徒 もいる 運 動 強 度 に 合 った 子 132
138 どもなりのものさしを 作 る 時 間 をと 考 え かなりの 時 間 をかける 必 要 があった 自 分 なりのもの さしができれば その 日 の 体 調 によって 運 動 強 度 を 生 徒 自 身 がコントロールできる 最 初 はボル グ 指 数 が15くらいなのに 実 際 の 脈 拍 が80のような 生 徒 が 多 くいたので それを 指 数 に 近 づける ように 指 導 してきた 先 に 脈 拍 を 書 いて ボルグ 指 数 を 書 いていたが 脈 拍 に 合 わせてボルグ 指 数 を 書 いてしまう 生 徒 が 多 くいた 自 分 の 感 じるままを 書 けなかった 野 瀬 先 生 のご 指 摘 を 受 け 先 にボルグ 指 数 を 書 いてから 脈 拍 を 書 くようにしたところ 少 しずつ 感 覚 がボルグの 指 数 に 近 づ いてきた 2について~ 現 在 の 段 階 では 持 久 力 が 高 まったという 所 まではいっていないと 思 う 今 回 反 省 すべき 点 である 本 校 はロードレース 大 会 (7KM)がある 1~3 年 生 で 実 施 しているので 持 久 力 の 向 上 をある 程 度 把 握 できると 思 う 今 回 の 取 組 は 持 久 走 を 否 定 するものではない む しろ 肯 定 している 持 久 走 は 持 久 力 を 高 めるのに 素 晴 らしい 運 動 であるが 持 久 走 を 嫌 がる 生 徒 が 多 いので 今 回 体 力 作 りを 客 観 的 にエアロビクスダンスを 使 ってやることで もう 一 度 体 力 作 りについて 生 徒 に 考 えさせたい 結 果 的 に 一 番 手 軽 で 有 効 な 方 法 としてランニングに 帰 ってく る 生 徒 が 多 くいることを 望 み このプログラムを 考 えた 質 :ウォーミングアップは 柔 道 と 体 つくり 運 動 と 同 じものをやっていたが どの 種 目 の 時 も 同 じも のをやっているのか 答 :1ランニング( 体 温 を 上 げる) 2ストレッチ( 可 動 域 を 広 げる) 3 体 幹 トレーニング 4コー ディネーション( 種 目 と 関 連 した 運 動 で 神 経 系 を 刺 激 する)の4つで 実 施 している 助 : 例 えば ステップ 台 とか 縄 跳 びとか いろんな 用 具 を 取 り 入 れて ただ 動 くというだけではな く 楽 しみながら 体 力 を 高 めていこうとするねらいに 向 けて 生 徒 たちは 良 い 活 動 をしていた これからもこうした 活 動 は 大 事 になるのではないかと 思 う ただ 皆 さんからご 指 摘 があったよ うに 同 じ 動 き 例 えば ステップ スタビライゼーション 等 といった 動 きに 取 り 組 んでいたが 熱 心 に 取 り 組 んでも 効 果 には 違 いが 出 てくるので 指 導 者 側 が 良 く 見 て 適 切 に 指 導 していかな ければならない また エアロビクスダンスに 関 しては 持 久 力 を 高 めるためだけの 運 動 ではなく 例 えば 脳 の 動 きの 活 性 化 や 動 きのコツをつかむことを 目 的 として 左 右 違 う 動 きをしたり イ ンストラクターと 同 じ 動 きをする 等 いろんな 要 素 があって 柔 軟 性 とか 筋 力 等 を 高 めることを ねらいとした 運 動 にもできる 今 回 の 授 業 でこの 内 容 を 扱 うということで 文 科 省 の 方 とも 話 した のは スポーツ 教 材 というのはそれぞれその 教 材 スポーツが 持 っている 所 謂 面 白 さ がある 柔 道 剣 道 なら 投 げたり 一 本 取 ったりしたとき サッカーならゴールを 決 めたときなど それぞ れにそう 感 じる 瞬 間 がある しかし この 体 つくり 運 動 に 関 しては 体 力 を 高 めることをねらい としていて 楽 しむことを 第 一 のねらいとしている 訳 ではない この 点 が 非 常 に 難 しいだろうし 学 校 現 場 でいかに 科 学 的 に 理 解 させながら 授 業 を 進 めていけるかが 体 つくり 運 動 を 取 り 入 れて いく 上 で 非 常 に 大 きなテーマになるのではないかと 思 う この 点 については むしろ 今 日 参 加 さ れている 方 に いい 工 夫 があれば 聞 かせていただきたいところである 先 程 も 話 したが 指 導 者 が 興 味 を 持 たせる 指 導 が 必 要 で ある 競 技 を 長 い 間 続 けていくためには それなりの 面 白 さがなければいけない 他 の 人 が 見 たら ただ 痛 いだけじゃないか とか 何 が 面 白 いんだ とか 思 うことでも その 人 は 面 白 さを 感 じている このようにそれぞれの 種 目 にあ る 面 白 さ を 追 求 していかないと 体 育 の 授 業 もうまくいかないのではないか 学 校 体 育 の 中 で 以 前 から 大 切 にされている 種 目 の 中 にリレーがあるが そのおかげでオリンピッ クで 銅 メダルを 獲 得 する 等 よい 結 果 を 残 している 学 校 体 育 が 非 常 に 貢 献 していることは 言 うまでもない 学 校 体 育 の 学 習 指 導 要 領 に 関 係 するねらいは ほとんど 競 技 力 向 上 にもつながる 各 競 技 団 体 のねらいも 同 じである お 互 いがこの 目 標 に 向 けていくためにも 専 門 外 である 種 目 であっても 特 に 中 学 校 の 先 生 方 に 興 味 を 持 って 指 導 していただくことは 大 事 である 体 つくり 運 動 の 領 域 に 関 しては 楽 しさ の 追 求 ということがこれからの 課 題 の 一 つになるの ではないかと 思 う そういった 面 では 今 回 授 業 を 公 開 していただいたことは 非 常 にいいきっか 133
139 けになるのではないかと 思 う 4 全 国 学 体 研 島 根 大 会 を 終 えて 松 江 市 立 湖 南 中 学 校 上 野 敏 夫 (1) 感 想 と 課 題 の 把 握 当 日 は 嵐 のようなあいにくの 天 気 の 中 全 国 から 多 数 の 学 校 体 育 関 係 者 をお 迎 えして 研 究 発 表 会 を 実 施 することができました 大 変 多 数 の 方 々にお 出 でいただいたので 武 道 場 体 育 館 での 授 業 の 様 子 を 十 分 にご 覧 いただけたかどうか 少 し 心 配 をしております 研 究 協 議 ではこれからの 体 育 授 業 のあり 方 進 め 方 についての 本 校 の 研 究 に 対 し それぞれの 実 践 と 照 らし 合 わせながら 生 徒 たちの 活 動 から 抽 出 された 課 題 を 共 有 し 改 善 発 展 の 方 策 に ついて 積 極 的 にご 協 議 いただき 大 いに 力 を 与 えていただきました 厚 くお 礼 申 し 上 げます 本 校 の 研 究 テーマは 日 々の 体 育 学 習 を 如 何 にして 将 来 の 健 康 な 生 活 に 繋 げていくか とい うものであります 発 達 に 関 する 研 究 によると 運 動 を 構 成 する 神 経 系 エネルギー 発 生 系 筋 力 瞬 発 力 系 の 発 達 はそれぞれスパートの 時 期 が 異 なり 最 も 適 切 な 時 期 に 適 切 な 運 動 刺 激 を 与 える ことにより 十 分 にその 伸 長 を 図 る 必 要 があると 報 告 されています いわゆる 一 貫 指 導 の 必 要 性 はそこに 生 まれてくるわけですが 中 学 生 の 時 期 に わかる かかわる できる とい う 学 びのスパイラルとでも 呼 べる 学 習 習 慣 を 身 に 付 けることが 将 来 にわたって 健 康 を 保 持 増 進 する 体 育 的 な 学 力 だと 捉 え 実 践 してきました 方 向 性 は 間 違 っていないと 考 えますが そこには 何 を わかる 状 態 にするのか どのように かかわる 状 況 をつくり 何 を 得 させるのか また できる とはどのような 状 況 を 示 すのか を 明 らかにし そのための 学 習 過 程 と 教 師 の 手 立 てについてより 深 く 追 究 することが 必 要 である と 考 えています 今 回 の 発 表 において 参 会 者 の 皆 様 からご 指 摘 いただいたことを 含 め 今 後 の 課 題 は 少 なくあ りません (2) 成 果 と 波 及 効 果 研 究 を 実 践 することにより 経 験 に 頼 りがちな 授 業 の 在 り 方 を 論 理 的 に 分 析 し 再 構 築 する 道 筋 を 明 らかにすることができました さらに 見 直 しの 中 で 運 動 スポーツを 教 材 として 再 構 成 する 上 での 問 題 点 行 う ことと 考 える ことを 複 合 的 に 組 み 合 わせて 実 施 する 指 導 過 程 のつくり 方 最 終 的 に 生 徒 を できる よ うに 変 容 させる 教 師 の 指 導 方 法 と 指 導 力 など 研 究 の 幹 といえる 取 組 が 良 い 授 業 の 成 立 に 必 要 であり 成 立 させるメインの 要 素 であることが 明 らかにできました 授 業 は 生 徒 たちがねらいに 沿 って 主 体 的 にウォーミングアップをすることから 始 まり その 後 指 導 者 がその 時 間 の 終 わり 方 を 明 示 し 生 徒 同 士 生 徒 と 指 導 者 が 積 極 的 にかかわり 合 いな がら 工 夫 して 課 題 の 克 服 に 向 けて 活 動 するという 流 れが 定 着 してきました まだ 十 分 な 工 夫 とかかわり 合 いができているとはいえませんが 1で 述 べたように わかる かかわる で きる の 関 連 と 達 成 のための 方 法 を 実 践 を 通 じて 明 らかにし 改 善 したいと 思 います 指 導 者 間 でも 3つのキーワードについて 意 見 や 情 報 の 交 換 がスムーズになり 良 い 授 業 の 実 現 に 向 けての 授 業 の 改 善 のスピードがアップしてきました さらに 本 校 独 自 の 取 組 であ る 体 力 づくり 活 動 や 強 歩 大 会 の 在 り 方 を 議 論 することを 通 じて 学 校 全 体 で 健 康 や 安 全 体 力 の 増 進 についての 意 識 が 高 まり 生 徒 たちが 生 活 習 慣 として 運 動 することを 身 につけてい くことができる 環 境 がより 一 層 整 備 されてきています 今 後 とも 将 来 における 生 徒 たちの 健 康 に 生 きる 力 を 育 てることをねらいとして 良 い 授 業 の 実 践 のための 研 究 を 継 続 していきたいと 思 っています 134
140 研 究 主 題 第 7 分 科 会 生 徒 が 自 ら 課 題 解 決 に 取 り 組 む 体 育 学 習 の 在 り 方 グループ 学 習 学 習 カードの 活 用 を 通 して 松 江 市 立 宍 道 中 学 校 1 研 究 発 表 発 表 者 : 松 江 市 立 宍 道 中 学 校 浅 見 孝 信 松 本 浩 一 郎 (1) 研 究 主 題 設 定 の 理 由 1 学 校 教 育 目 標 研 究 主 題 の 視 点 本 校 は 松 江 市 西 部 旧 宍 道 町 のほぼ 中 央 北 に 宍 道 湖 を 望 む 自 然 環 境 豊 かな 丘 にある 宍 道 は 古 くから 農 業 の 他 宍 道 湖 でのシジミ 漁 などの 漁 業 来 待 石 加 工 など 特 色 ある 産 業 が 営 まれており 地 域 には 体 験 的 な 学 習 の 場 の 提 供 など 多 く 協 力 をいただいている そんな 温 かい 環 境 の 中 で 育 っ た 子 どもたちは 概 ね 純 朴 で 人 の 気 持 ちに 応 えようとする 優 しさがあるが 反 面 集 団 生 活 では 周 囲 とちがう 考 えを 表 現 することに 抵 抗 感 をもつ 生 徒 も 少 なくない また 与 えられた 課 題 に 対 して 真 面 目 に 取 り 組 むが 自 ら 課 題 を 見 つけ 解 決 していく 方 法 を 工 夫 することは 苦 手 な 傾 向 にある 一 方 中 学 校 では 自 分 の 人 生 を 切 り 拓 いていくたくましさを 培 う 土 台 づくりが 大 切 であると 考 えている そこで 本 校 では ふるさとを 愛 し 心 身 共 にたくましい 実 践 力 をもった 生 徒 の 育 成 を 教 育 目 標 にかかげ これに 迫 るための 生 徒 像 を ふるさとを 愛 し 1.ふるさとへの 愛 着 を 深 め ふるさとに 誇 りをもつ 生 徒 2. 広 く 世 界 に 目 を 向 け 自 国 の 自 然 伝 統 文 化 を 尊 重 し 社 会 に 貢 献 する 生 徒 たくましい 実 践 力 1.たくましく 生 きていくための 学 力 を 身 につける 生 徒 2.たくましく 生 きていくための 心 を 耕 す 生 徒 3.たくましく 生 きていくための 体 を 鍛 える 生 徒 としている また 研 究 主 題 は 自 ら 学 ぶ 意 欲 をもち たくましく 生 きる 生 徒 の 育 成 ~ 関 わり 合 い 高 め 合 う 中 で 課 題 解 決 を 図 る 指 導 のあり 方 について~ としている その 理 由 として 関 わ り 高 め 合 う は 学 校 内 やふるさとの 様 々な 人 こと もの との 関 わりをもつことで 視 野 が 広 がり ゆくゆくは 社 会 に 対 して 自 分 にできることを 考 え 実 践 していく 力 となるのではないかと 考 える そして 心 身 共 にたくましい 実 践 力 を 培 う 中 で 他 との 関 わりで 生 まれた 力 がバネと なり 問 題 を 解 決 する 方 法 を 見 つけ 困 難 に 対 しても 諦 めず 強 く 生 きていく 心 と 体 が 育 っていく のではないかと 考 え 研 究 を 積 み 重 ねている 2 保 健 体 育 科 研 究 主 題 の 設 定 理 由 21 年 度 に 向 けた 研 究 に 当 たっては 保 健 体 育 科 としては たくましい 体 と 心 を 育 み 高 めて いくために 必 要 な 力 として 自 己 課 題 解 決 力 に 着 目 して 研 究 を 進 めることとした そこでは 自 他 を 客 観 的 主 観 的 な 見 方 をバランスよく 使 って わかる できるようになる 為 に 必 要 な 自 己 の 課 題 を 見 つける [Plan] その 解 決 のために 必 要 な 手 立 てを 個 人 または 集 団 の 中 で 模 索 実 践 する [Do] 自 らの 活 動 の 結 果 を 評 価 する [Check] 次 への 新 たな 課 題 や 目 標 の 設 定 ができる [Action] このような 力 を 持 った 生 徒 を 育 成 する 手 立 てとして 保 健 体 育 の 授 業 の 中 で PDCAサイクル の 135
141 構 造 を 基 本 とした 課 題 解 決 型 学 習 を 実 践 することとした (2) 研 究 の 枠 組 み 1 研 究 の 構 想 1. 研 究 の 方 法 ア 自 己 および 他 者 からの 評 価 をもとに 次 の 課 題 を 見 つけ その 解 決 に 向 けて 具 体 的 な 方 を 生 徒 自 身 に 考 えさせ 実 践 につなげていく イ お 互 いに 学 び 合 い 高 めていく 点 を 考 慮 してペア グループでの 学 習 を 基 本 とする ウ 学 習 カード 資 料 を 効 果 的 に 活 用 し 活 動 の 成 果 や 課 題 を 分 かりやすくして 意 欲 的 な 活 動 につながるようにする エ 努 力 を 要 する 生 徒 への 個 別 の 支 援 の 内 容 や 方 法 を 実 践 していくとともに 授 業 の 中 で 生 徒 同 士 がお 互 いに 活 動 する 場 面 を 作 り 相 互 支 援 の 形 を 構 築 する 2. 研 究 の 視 点 本 校 の 体 育 学 習 では 一 人 ひとりが 自 分 の 課 題 を 見 つけ 主 体 的 に 学 習 に 取 り 組 むことで 自 分 を 高 めていこうとする 生 徒 の 育 成 を 目 指 している そこで 生 徒 の 実 態 ( 体 力 コミュニケー ション 能 力 )を 踏 まえた 上 で 主 体 的 に 学 習 に 取 り 組 める 場 面 や 一 人 ひとりが 自 己 を 評 価 して 新 たな 課 題 やめあてを 考 える 場 面 を 設 定 して 課 題 解 決 能 力 を 高 めていきたいと 考 える 授 業 実 践 として 1 学 年 では 長 距 離 走 において 長 い 距 離 を 続 けて 走 ることで 長 距 離 走 に 対 して 自 分 に 必 要 な 体 力 的 な 要 素 長 距 離 走 の 技 術 を 理 解 し グループ ペアでの 活 動 の 中 で 自 己 の 課 題 を 主 体 的 に 解 決 する 姿 勢 や 能 力 を 育 てていきたい 2 3 学 年 の 選 択 体 育 では 自 ら 選 択 した 種 目 において 仲 間 とのグループ ペア 学 習 を 通 して コミュニケーション 能 力 を 高 めながら 個 人 グループ ペアの 課 題 を 解 決 していく 力 をつけさせたい 2 研 究 種 目 1. 陸 上 競 技 ~ 長 距 離 走 ~ 1 年 生 一 定 の 距 離 をあらかじめ 決 められたペースで 走 り 続 けるという 目 標 があり 生 徒 にとっては 苦 手 な 意 識 が 強 い 種 目 である 反 面 個 人 の 取 り 組 み 次 第 では 伸 びが 期 待 でき 継 続 して 練 習 に 取 り 組 み さらに 高 めていこうとする 姿 が 期 待 できるという 点 から 長 距 離 走 とした 2. 球 技 選 択 ~バレーボール バドミントン~ 3 年 生 ネット 型 球 技 でも 生 徒 にとっては レクではやったことがある 未 経 験 で 知 らない に 分 かれ それぞれゆえに 関 心 が 高 い バレーボールについては1 2 年 生 では 必 修 だが 生 徒 の 実 態 とし て 技 能 の 高 まりは 十 分 とはいえない よって 生 徒 のニーズと 技 能 の 高 まり 意 欲 の 高 さから 力 強 さ 正 確 さ 持 久 力 等 の 総 合 的 な 体 力 と 精 神 力 を 要 求 される2つの 球 技 を 選 択 制 として 取 り 上 げた 3. 研 究 の 構 想 イメージ 136
142 (3) 研 究 の 実 践 1 生 徒 の 実 態 と 研 究 の 視 点 ( 仮 説 ) 1. 長 距 離 走 真 面 目 で 活 発 に 活 動 し 男 女 を 問 わず 仲 間 と 協 力 してさまざまなことに 取 り 組 むことができ る 生 徒 が 多 い 学 習 に 意 欲 的 に 取 り 組 み 準 備 や 片 付 けを 含 めて 学 習 活 動 全 般 にわたって 熱 心 に 活 動 できる また 学 習 カードの 活 用 は 小 学 校 のころから 始 まっており 中 学 校 1 年 生 の 段 階 から 記 入 する 内 容 や 活 用 の 方 法 をよく 把 握 している ただ 学 習 カードの 内 容 から 自 己 の 課 題 や 弱 点 伸 ばしていきたいポイントなどを 導 くことができる 生 徒 は 少 なく 解 決 に 向 けての 練 習 内 容 の 工 夫 や 仲 間 へのアドバイスなどには 不 十 分 な 面 が 見 られる 長 距 離 走 という 内 容 については 一 般 的 には 苦 手 な 生 徒 や 嫌 いな 生 徒 が 多 い 傾 向 がある 本 校 の 生 徒 については 苦 手 であるが 嫌 いではない タイムや 距 離 が 伸 びることに 充 実 感 を 感 じる 生 徒 が 多 い 実 態 がある 学 習 指 導 要 領 の1 2 年 生 の 内 容 では 具 体 的 に あらかじめ 決 めたペースで 設 定 した 距 離 を 走 ること 腕 に 余 分 な 力 を 入 れないでリラックスして 走 ること 自 己 に 合 ったピッチとス トライドで 上 下 動 の 少 ない 動 きで 走 ること と 例 示 されている このことを 生 徒 が 実 践 し 練 習 で 動 きを 高 めて 行 くことができればタイムを 短 縮 できると 考 えた 2.バレーボール バドミントン 男 女 とも 仲 が 良 く さまざまな 活 動 に 協 力 的 かつ 意 欲 的 に 取 り 組 むことができる アンケー トにおいても 体 育 の 授 業 に 対 して 肯 定 的 に 捉 えている 生 徒 がほとんどで 活 発 な 活 動 が 見 られる バレーボール バドミントンについては 比 較 的 取 り 組 みやすいと 考 えおり 休 憩 時 間 に 体 育 館 などで 友 達 と 行 っている 姿 がよく 見 られる その 反 面 レクリエーション 的 なとらえ 方 をし ている 生 徒 が 多 く 正 式 なルールや 技 術 での 実 践 は 経 験 が 浅 いのが 実 態 である このような 実 態 から 簡 単 なボール 操 作 などの 技 能 面 の 深 まりとルールの 理 解 を 進 め 仲 間 と の 連 携 の 中 から 作 戦 やフォーメーションの 方 法 などを 学 習 させればより 深 く 種 目 の 特 性 に 触 れ ることができ 楽 しさと 充 実 感 を 味 わわせることができると 考 えた 2 研 究 の 具 体 化 [ 長 距 離 走 ] 1. 課 題 解 決 型 の 学 習 ねらいと 理 想 の 生 徒 の 活 動 課 題 を 見 つける 力 目 標 を 設 定 し その 達 成 に 向 けて 練 習 を 工 夫 実 践 する 力 をつけ る 単 元 の 前 半 と 後 半 で 課 題 に 応 じた 練 習 内 容 の 変 更 ができる 手 立 て 今 できること 自 分 の 力 について 客 観 的 に 理 解 することでワンランク 上 の 技 能 の 特 定 や 一 人 ひとりの 実 態 に 応 じた 時 間 距 離 の 設 定 が 的 確 にできることを 目 指 して 指 導 を 行 った 2.グループ ペアによる 学 習 活 動 ねらいと 理 想 の 生 徒 の 活 動 グループ ペアでの 活 動 を 取 り 入 れること で 生 徒 同 士 の 相 互 支 援 相 互 評 価 からの 課 題 発 見 解 決 の 手 立 てとする グループでの 関 わりの 中 からコミュニケー ション 能 力 を 高 め 他 者 の 考 えと 自 己 の 考 えを 合 わせてお 互 いに 補 い 支 え 合 う 力 を つけさせる 手 立 て 練 習 内 容 別 に2~5 名 程 度 のグループ ペ アを 構 成 し 練 習 に 取 り 組 む 設 定 タイムや 距 離 にあまり 差 がないように 同 レベルのグループとした 男 女 を 問 わず 積 極 的 な 活 動 につながるグ ループ ペアの 構 成 を 行 った 137
143 3. 学 習 カードの 活 用 と 教 具 活 動 の 場 の 工 夫 ねらいと 理 想 の 生 徒 の 活 動 学 習 カードと 資 料 は 授 業 の 流 れの 把 握 や 計 画 練 習 の 振 り 返 り 次 の 課 題 と 目 標 設 定 の 手 段 として 用 いる 練 習 内 容 によって 異 なるコースの 特 性 を 理 解 して 自 己 の 設 定 した 内 容 に 従 って 練 習 に 取 り 組 むことができる 手 立 て 学 習 カードは 課 題 や 目 標 設 定 がしやすいよ うに 項 目 を 設 けて 活 動 が 分 かりやすく 振 り 返 りからさらに 高 い 目 標 を 設 定 しやすい ようにまとめた 練 習 内 容 課 題 によってそれぞれ 異 なった 距 離 やコース 設 定 を 行 い より 課 題 を 意 識 できるようにした 4. 努 力 を 要 する 生 徒 への 効 果 的 な 支 援 の 工 夫 ねらいと 理 想 の 生 徒 の 活 動 対 象 生 徒 一 人 ひとりについて 指 導 者 側 が きちんと 理 解 し 適 切 な 指 導 を 行 うことと 仲 間 同 士 での 教 え 合 いや 励 まし 合 いの 中 で 支 援 を 要 する 生 徒 が 活 動 への 意 欲 を 低 下 さ せることなく 積 極 的 に 活 動 し 確 実 に 力 をつけていく 手 立 て 意 欲 技 能 が 高 い 生 徒 とグループ ペアの 構 成 を 行 い 集 団 での 学 習 意 欲 の 高 まりか ら 個 の 活 動 の 積 極 性 を 引 き 出 す 目 標 ねらいの 設 定 をさせることでこの 課 題 の 明 確 化 を 図 る [バレーボール バドミントン] 1. 課 題 解 決 型 の 学 習 ねらいと 理 想 の 生 徒 の 活 動 授 業 形 態 では 一 斉 指 導 の 授 業 から 仲 間 との 関 わりを 大 切 にしながらグループ 学 習 への 転 換 を 図 る 見 つけた 課 題 を 克 服 するために 課 題 練 習 を 計 画 的 に 行 い 課 題 練 習 が 次 のゲームにつな がっていくように 取 り 組 ませる ゲームや 前 時 の 授 業 からから 個 人 やグルー プの 課 題 を 見 つける 手 立 て 課 題 を 発 見 するために 個 々からグループ での 教 え 合 い 学 習 を 進 めていく 仲 間 との 関 わりの 中 で 課 題 解 決 のための 学 習 を 工 夫 しながら 練 習 に 取 り 組 む 具 体 的 な 授 業 の 流 れとして 球 技 等 では 生 徒 が 好 きなゲームを 通 して 1 前 時 の 授 業 から 本 時 の 授 業 のめあてを 確 認 する 2 試 しのゲームからグループの 課 題 を 確 認 する 3グループの 課 題 練 習 を 行 う 4 本 時 のゲームへつないでいく 一 連 の 流 れをつくっておく 2.グループ ペアによる 学 習 活 動 ねらいと 理 想 の 生 徒 の 活 動 仲 間 の 助 言 や 技 能 的 な 支 援 を 得 る 中 で 練 習 に 意 欲 的 に 取 り 組 む 姿 勢 をつくる また お 互 いに 技 術 を 分 析 し 技 能 の 向 上 を 図 る 手 立 てとできるようなグループ 構 成 とする 意 欲 的 に 活 動 する 生 徒 を 育 成 するためにグ ループで 話 し 合 いや 活 動 の 場 面 を 多 く 設 定 し お 互 いに 不 充 分 な 点 を 補 い 合 わせる 手 立 て ペア トリオ グループ 学 習 から 互 いに 課 題 を 教 え 合 い グループで 協 力 して 取 り 組 む 流 れを 生 徒 が 理 解 し 実 践 していく 新 たな 練 習 方 法 を 発 見 し 互 いに 教 えあい 励 まし 合 いながら 技 能 の 向 上 に 取 り 組 む グループ 学 習 を 展 開 するために 中 心 となる リーダーを 育 てていく 138
144 3 学習カードの活用と教具 活動の場の工夫 ねらいと理想の生徒の活動 手立て 毎時間後 振り返りをしてグループの課題 を考え その解決に向けての練習方法を模 索する 個とグループの課題を明確にし カードに 記入することで生徒自身が本時の学習のね らいを明確に理解する グループのめあてや課題 課題練習 本時 の反省が生かせる学習カードを準備する 個人ファイルを活用し 自己の課題や技能 の到達を確認し自己評価させ 次時の活動 に生かす 生徒にとって分かりやすく 活用できる内 容のカード 資料の作成に留意する 4 努力を要する生徒への効果的な支援の工夫 ねらいと理想の生徒の活動 手立て つまずきを感じている生徒 活動が不活性 になっている生徒を教師が一人ひとり理解 し 原因を探りながら適切な指導を行う 仲間同士の教え合いの中で活動が不活性に なっている生徒の意欲が高まり 学習に意 欲的に取り組み 学習成果が高まる 意欲 技能が高い生徒とグループ ペアの 構成を行い 集団での学習意欲の高まりか ら個の活動の積極性を引き出す 目標 ねらいの設定をさせることでこの課 題の明確化を図る 2 公開授業 1 第3学年 球技選択 バレーボール バドミントン 授業者 浅見 孝信 本時は 生徒自ら選択したバレーボールとバドミントンに分かれて展開され リーダーを中心 にグループで練習やゲームをする場面では チームにおける自分の役割を自覚し 協力しようと することを共通のねらいとした また 競技別のねらいとして バレーボールでは ポジション の役割に応じて ひろう つなぐ 打ち返す といった3段攻撃ができること バドミントン では 相手を 前後 左右に動かす攻撃 ができることを設定した バレーボールでは リーダー を中心に積極的に練習が行われた ゲストティチャーによる3段攻撃の一連の動き方とブロック の示範もあり ゲームでは レシーブ トス スパイクとつながっていく3段攻撃が多く見られ るようになった バドミントンでは グループごとに 前時のシングルスの練習での課題をもと に 相手を前後左右に動かすことを意識した練習を意欲的に行った ゲストティチャーと生徒に よるダブルスの動き方の示範があり ダブルスの試合では 相手チームを前後左右に動かすこと を意識したゲームが展開された リーダーを中心に男女関係なく協力し合う 意欲的な姿が数多 く見られた 139
145 2 第1学年 陸上競技 長距離走 授業者 松本浩一郎 本時は 校庭を使って行われる予定であったが 雨天のため体育館に机等を運び座学となった 長距離走の特性を知り 自分に合った走り方 フォーム 呼吸 を考えること また より長い 距離を効率よく走るためのフォーム 呼吸 ペースを理解できることをねらいとして授業を行っ た 生徒は 長距離走の走り方 フォーム 自然な呼吸 をグループでの話し合いや短距離走と 長距離走の違いを実際に先輩が走ったビデオを通して発見し 自分の走り方 呼吸法 ペース配 分について実際に生かせるようにまとめた 積極的な発言が多く見られ より長い距離を効率よ く走るための長距離走の走り方を自分の走りや練習につなげていく授業となり 次時の授業での 走りが楽しみとなった 3 研究協議 1 研究発表 研究発表全体会の記録から 質 グループ ペアによる学習活動のあり方について 構成人数やペアについての考えについて教え て欲しい また 種目によっては人数等の変化があるのかも知りたい 答 長距離走においては 各自の課題や練習内容によって 2人または3人となることがある 考え 方としては 走力をベースに同じ練習内容の生徒同士でのペアが望ましいと考え取り組ませた 種目によって柔軟に変化させて行く必要があり ペア学習を通して コミュニケーション能力が 高まり 人間関係がより深まって欲しいと願っている 質 長距離走におけるチャレンジ走について グループ学習での実施をする場合 個人の目標だけの グルーピングで グループ全体の人間関係の深まりができるのか疑問である 答 グループ学習については 応援する 励ます といった人間関係の深まりについてねらってい た そのためのアドバイスとなる時間の設定やタイミングで促していく方法など配慮が不足して いたと感じている 質 長距離走のグループ学習では 個の高まりが必要である そこで駅伝の要素を取り入れ 個人の タイムを積算させてグループで競争するなどの方法を取り入れてはどうかと 答 駅伝のチームとしてのグループ学習を取り入れてみたい そのためにも 段階的なコミュニケー ション能力の向上を高めていきたい 2 授業者発表 3年生球技選択授業について バレーボールについては中学1年生の基本的技能から段階的に進めてきた そして3年生ではポ ジションの役割に応じた 拾う つなぐ 打ち返す の3段攻撃を意識させ どうやったら得点 ができるかを考えさせながら実践した バドミントンでは クラス内にバドミントン経験者が多くいるため 2年生までにシングルスが でき 3年生ではダブルスの基本の動きができ ペアで協力して練習や試合ができることを目標 140
146 に 取 り 組 んだ 1 年 生 長 距 離 走 授 業 について 長 距 離 走 の 事 前 アンケートでは 苦 手 意 識 からクラスの50% 以 上 は 嫌 いだと 回 答 していた 授 業 を 進 めて 行 く 中 で 一 生 懸 命 やる 生 徒 走 ってみたらタイムが 良 くなった 生 徒 が 増 えてきている 本 日 は 天 候 不 良 のため 運 動 を 取 り 入 れない 長 距 離 走 の 思 考 判 断 や 知 識 理 解 の 習 得 にせま る 室 内 での 授 業 を 行 ってみた 課 題 解 決 学 習 として 長 距 離 走 のポイント( 呼 吸 うで ひざ)に 着 目 し できなかったことが できるようになるための 自 分 なりの 工 夫 を 取 り 入 れた 授 業 実 践 を 行 った 本 時 の 学 習 では 学 習 カードを 活 用 した 授 業 であったが 生 徒 は 意 欲 的 に 取 り 組 むとともに 自 分 なりに 考 えて 記 入 している 姿 があった 今 日 の 授 業 で 得 た 知 識 等 を 活 用 して 次 の 時 間 にどの 目 標 をもって 取 り 組 むかを 大 切 にしていき たい (3) 質 疑 応 答 3 年 生 球 技 選 択 授 業 について 質 : 種 目 の 決 定 方 法 はどのようにおこなっているか 答 : 種 目 の 決 定 については 生 徒 の 希 望 調 査 をもとに 決 定 している 質 :ゲストティーチャー 導 入 について 選 択 制 授 業 実 施 の 中 ではとても 効 果 的 と 考 えるが 授 業 者 と してのとらえ 方 また 生 徒 たちはどうとらえていたと 思 うか 答 :これまでも ゲストティーチャーを 導 入 した 授 業 を 行 っている 生 徒 たちに 一 流 の 技 術 を 視 覚 に 訴 えることで とても 効 果 が 大 きいと 考 えている また 直 接 技 術 指 導 をしていただいたり アドバイスを 受 けながら 授 業 を 展 開 することは 子 どもたちの 課 題 解 決 学 習 の 支 援 になると 考 えて いる 質 :ゲストティーチャーについて 地 域 の 専 門 家 の 導 入 や 授 業 内 でのアドバイスの 有 効 性 から 指 導 計 画 の 中 に 積 極 的 に 取 り 切 れていく 必 要 性 があると 考 えるがどうだろうか 答 : 本 校 の 校 区 内 にもバドミントン 等 の 専 門 家 がおられる 子 どもたちに 強 いインパクトを 与 えるた めにも 今 後 も 考 えていきたい 意 : 外 部 指 導 者 の 導 入 については 取 り 入 れている 学 校 も 多 くなってきている ダンス 授 業 では 外 部 指 導 者 に 授 業 を 手 伝 っていただいている 質 : 掲 示 資 料 の 効 果 はどうか 答 :ゲストティーチャーの 示 範 は 一 時 になってしまうが 掲 示 物 は 常 に 見 ることができその 効 果 は 大 きい マンガや 絵 に 吹 き 出 しをつけたりして 工 夫 するとさらによい 教 材 になっていくと 思 う 質 : 個 人 スポーツを 好 む 傾 向 が 強 く 苦 手 な 子 どもはなかなかグループの 中 で 活 動 できない また 集 団 スポーツでは 周 りに 迷 惑 をかけたくないという 気 持 ちをもっている 誰 もが 参 加 できるグルー プ 学 習 のあり 方 についてどう 考 えるか 答 :ペア 小 集 団 グループについては 指 導 する 内 容 によって 対 応 していく 必 要 がある その 中 で たとえばバレーボールであったら ボールにさわった 回 数 やラリー 回 数 を 調 べ グループにその データを 返 す データを 通 してグループの 実 態 を 知 ることができるとともに 改 善 の 方 法 を 考 える 機 会 となる 1 年 生 長 距 離 走 授 業 について 質 : 評 価 項 目 の 中 で 楽 しむを 味 あわせるための 工 夫 とは 具 体 的 にどう 考 えているか また 生 徒 の 好 き 嫌 いや 苦 手 意 識 を 改 善 するために 授 業 にどんな 工 夫 を 取 り 入 れているか 教 えて 欲 しい 答 : 長 距 離 走 では 好 き 嫌 いや 苦 手 があらわれやすいのが 現 状 である しかし 運 動 が 苦 手 と 思 う 生 徒 の 中 には 私 は 足 が 遅 いムリ 苦 手 だからダメ といった 思 い 込 みにより 授 業 をはじめる 前 から 長 距 離 走 は 楽 しくないと 決 めつけている 生 徒 も 少 なくない 授 業 を 通 して しんどかった けど 良 かった 記 録 が 伸 びてうれしい という 声 がすこしずつ 増 えてきている 苦 手 な 生 徒 141
147 は やっていないだけで やってみれば 意 外 と 自 分 はできることに 気 づいている 様 子 がうかがえ る そこで その 頑 張 りを 認 め 評 価 し 褒 めてやることが 意 欲 の 向 上 につながり 楽 しさにつなが ると 感 じている 質 : 単 元 計 画 に 本 時 の 授 業 は 計 画 されていなかったが 実 際 行 ってどうであったか 答 : 通 常 では 体 育 授 業 の 中 で 時 間 を 確 保 し 実 施 している 内 容 である 今 日 は 改 めて1 単 位 時 間 を 使 って 実 施 してみたが 生 徒 がどれくらいの 知 識 や 考 えをもっているかを 再 度 確 認 できる 貴 重 な 時 間 となった また 落 ち 着 いた 雰 囲 気 の 中 で 長 距 離 走 のポイントを 理 解 でき これまでの 練 習 についてフィードバックができた さらに じっくりと 自 分 を 振 り 返 る 時 間 になったり 次 に 向 けての 目 標 や 意 欲 につながったと 思 うので 実 施 してよかったと 思 っている 4 指 導 助 言 助 言 者 神 奈 川 県 教 育 委 員 会 指 導 主 事 落 合 浩 一 先 生 全 体 にかかわって グループ 学 習 ペア 学 習 については コミュニケーション 能 力 を 高 める 学 習 が 課 題 解 決 学 習 につ ながると 考 えた 実 践 となっていた グループ 学 習 の 定 義 としては 少 人 数 から 発 展 させ 多 人 数 へと 移 行 していくものである 協 力 や 関 係 づくりを 学 習 活 動 にどう 位 置 づけていくのか さらにどの 場 面 で 指 導 していくのかを しっかり 考 える 必 要 がある 楽 しさをどう 評 価 するかは 難 しい 問 題 である 楽 しさはすぐに 身 につくものではない 第 一 に 取 り 組 む 姿 勢 で 判 断 するが 技 能 知 識 理 解 思 考 判 断 協 力 責 任 等 もあわせて 総 合 的 に 判 断 していく そのためにも 場 の 設 定 の 工 夫 が 必 要 となってくる 学 習 内 容 をいかに 明 確 にして 授 業 を 取 り 組 むかが 大 切 である 関 わり 合 い コミュニケーション 能 力 思 考 判 断 力 課 題 解 決 を 選 ぶ 考 えるといった 関 心 思 考 判 断 知 識 をちりばめながら 単 元 計 画 を 作 成 する 学 習 方 法 を 具 体 的 にしていく 方 向 性 が 必 要 である 3 年 生 の 授 業 にかかわって 1 2 年 生 の 学 習 に 基 づいた3 年 生 の 授 業 であり 生 徒 が 主 体 的 に 実 施 していた 1 年 は 基 礎 を 育 てる 学 習 であり 体 験 をさせる 学 年 でもある 3 年 生 としてのねらいをもっての 授 業 展 開 であった 球 技 の 類 系 での 学 習 であり バレーボールとバドミントンはネット 型 の 種 目 であるが 指 導 案 が それぞれに 作 成 されていてよかった 生 徒 の 本 時 の 目 標 と 指 導 者 の 目 標 について 差 が 大 きかったように 感 じた 学 習 を 進 めていく 上 で ねらいの 明 確 化 生 徒 との 共 有 化 が 必 要 である ゲストティーチャーを 導 入 しての 授 業 提 案 は 有 効 であった 今 後 指 導 者 にも ねらいや 目 標 を しっかりと 説 明 してから 参 加 してもらうとよい ゲストティーチャーの 示 範 について 何 を 目 的 として 生 徒 に 見 せるかを 考 えておく 必 要 がある 素 晴 らしいプレーを 見 ることと 生 徒 のねらいがつながること また 示 範 は 具 体 的 に 真 似 がで きる 内 容 提 示 がよい 選 択 制 授 業 実 施 について 地 域 との 連 携 のあり 方 についても 考 えていく 1 年 生 の 授 業 にかかわって 本 時 のキーワードは 基 本 的 な 走 り 方 自 己 のペースを 守 る であった 長 距 離 走 の 専 門 的 な 学 習 は 初 めてであったが 生 徒 は 積 極 的 に 取 り 組 んでいた グループでの 話 もきちんとできていた 単 元 計 画 前 半 で 基 本 の 走 法 と ペースの 保 ち 方 についてはまとめてあったが 本 時 の 知 識 学 習 は 次 の 授 業 で 生 徒 がステップアップするために 有 効 な 授 業 であった 長 距 離 走 の 苦 しさ に 着 目 し 保 健 授 業 との 関 連 をもたせた 内 容 で 効 果 があった 142
148 視 聴 覚 機 器 を 活 用 し 長 距 離 走 の 走 法 について 知 識 の 観 点 から 深 めることができた 知 識 としての 基 礎 を 固 め 次 にできるかどうかが 思 考 判 断 につながっていく フォーム 的 なこ とは 技 能 につながっていくと 考 える 授 業 の 終 末 部 で 今 日 の 学 習 は 何 を 行 ったかを 振 り 返 る 場 面 を 大 切 にしたい そのことが 次 時 に つながってくると 感 じる 5 全 国 学 体 研 島 根 大 会 を 終 えて 松 江 市 立 宍 道 中 学 校 本 田 紀 子 研 究 主 題 との 関 わり 本 校 の 研 究 では 学 ぶ 意 欲 をもちたくましく 生 きるために 教 科 や 領 域 での 体 験 学 習 において 一 人 ひとりがじっくり 考 えること と 様 々な 見 方 や 考 え 方 に 学 び 協 力 して 学 習 する 楽 しさを 味 わ うこと を 有 効 的 に 作 用 させることを 目 標 としている これを 受 けて 体 育 科 は 課 題 解 決 を 図 るた め 具 体 的 な 手 立 てとして(グループ ペア 学 習 )( 学 習 カード)( 個 々の 生 徒 への 支 援 )を 重 点 に 研 究 実 践 できた これは 校 内 の 研 究 全 体 にとって 効 果 的 だったと 思 われる 研 究 運 営 の 実 践 今 回 の 学 体 研 を 迎 えるにあたって 校 内 の 教 員 全 員 で 関 わり 取 り 組 んでいくことを 大 切 にした そのために 役 割 分 担 を 明 確 にし 仕 事 内 容 を 再 度 確 認 しながら 進 めた 本 大 会 事 務 局 との 連 絡 も 各 担 当 に 即 座 に 伝 える 努 力 をしたが 細 部 では 多 少 混 乱 が 生 じた しかし 全 般 的 にはスムーズに 準 備 が 進 み 全 職 員 が 協 力 的 に 動 いた 大 会 であった 大 会 を 通 して 達 成 感 があり 教 職 員 の 団 結 も 深 まったのではないかと 思 う 体 育 科 として 今 回 の 研 究 を 進 めるにあたって 研 究 の 視 点 を 定 めてすべての 単 元 種 目 で 研 究 を 行 った 課 題 解 決 型 の 学 習 を 軸 に 展 開 し 保 健 体 育 としてすべての 授 業 で 課 題 解 決 型 の 学 習 形 態 をとり 生 徒 一 人 ひとりが 授 業 の 中 で わかる できる という 達 成 感 充 実 感 を 味 わうことができる 展 開 を 意 識 して 授 業 を 行 った 学 習 カードとグループ 学 習 を 導 入 し 生 徒 自 らがPDCAサイクルを 実 践 して いくこととした 研 究 発 表 の 授 業 実 践 として 1 学 年 では 長 距 離 走 において 長 い 距 離 を 続 けて 走 ることで 長 距 離 走 に 対 して 自 分 に 必 要 な 体 力 的 な 要 素 長 距 離 走 の 技 術 を 理 解 し グループ ペアでの 活 動 の 中 で 自 己 の 課 題 を 主 体 的 に 解 決 する 姿 勢 や 能 力 の 育 成 を 狙 った 2 3 学 年 の 選 択 体 育 では 自 ら 選 択 し た 種 目 において 仲 間 とのグループ ペア 学 習 を 通 して コミュニケーション 能 力 を 高 めながら 個 人 グループ ペアの 課 題 の 解 決 に 主 眼 を 置 いた この 研 究 を 通 して 本 校 の 生 徒 が 体 育 の 授 業 の 中 だけでなく 学 校 生 活 全 体 への 影 響 波 及 効 果 として 考 えられるもの( )と 今 後 研 究 を 継 続 していく 課 題 ( )としては 以 下 の 通 りである 授 業 の 中 で 生 徒 一 人 ひとりが 考 えながら 活 動 に 取 り 組 むことができるようになってきた ただ 運 動 するのではなく 目 標 や 課 題 をしっかりと 見 据 えて その 解 決 達 成 のために 必 要 な 手 立 て 協 力 を 惜 しむことなく 実 践 している 姿 が 多 く 見 られた 生 徒 自 身 が 向 上 心 を 持 って 活 動 に 取 り 組 み できた 喜 び と できない 時 の 悔 しさ から 次 の 活 動 につながるエネルギーを 生 み 出 すことができていた 仲 間 との 協 力 や 学 習 資 料 の 活 用 がスムーズにできるようになり 技 能 の 程 度 が 高 くない 生 徒 がより 意 欲 的 に 運 動 活 動 に 取 り 組 むことができるようになってきている 毎 日 実 施 している 体 力 づくりへの 取 り 組 みの 姿 勢 が 少 しずつ 変 わってきている 体 力 の 向 上 に 対 し て 生 徒 の 意 識 が 高 まってきていることが 考 えられる 体 育 科 として 系 統 づけて 計 画 的 な 研 究 を 進 めることが 大 切 であった 研 究 の 方 向 性 をなるべく 早 く 定 めて 進 めていくことができればよかった 143
149 144
150 高 等 学 校 第 9 分 科 会 島 根 県 立 松 江 南 高 等 学 校 第 10 分 科 会 島 根 県 立 松 江 商 業 高 等 学 校
151 研 究 主 題 第 9 分 科 会 グループで 課 題 を 見 つけ 自 ら 主 体 的 に 解 決 する 力 を 育 む 体 育 学 習 PDCAを 構 想 に 入 れた 学 習 シートの 工 夫 と 活 用 を 通 した 体 育 授 業 の 実 践 島 根 県 立 松 江 南 高 等 学 校 1 研 究 発 表 発 表 者 : 島 根 県 立 松 江 南 高 等 学 校 細 木 竜 次 山 中 清 恵 (1) 研 究 発 表 の 概 要 1テーマ 設 定 の 理 由 集 団 で 活 動 する 場 面 において リーダー 的 役 割 を 果 たせる 生 徒 も 多 いが 中 には 特 定 の 人 しか 打 ち 解 けることができない 生 徒 もいること コミュニケーションが 上 手 くとれずに 集 団 から 孤 立 する 生 徒 がいることなどの 本 校 生 徒 の 実 態 をふまえ まず 仲 間 や 集 団 でコミュニケーションを 大 切 にし そこから 個 人 の 能 力 を 引 き 出 す 工 夫 が 必 要 であると 考 えた そして 活 動 の 中 で 積 極 的 に 意 見 を 出 し 合 い お 互 いを 肯 定 的 に 受 けとめ それを 活 動 の 中 に 取 り 入 れていく 必 要 性 があっ た よって グループで 課 題 を 見 つけ 自 ら 主 体 的 に 解 決 する 力 を 育 む 体 育 学 習 をテーマとし て 設 定 した 2 研 究 の 仮 説 グループでの 課 題 解 決 により できる 喜 びを 味 わうことができ 積 極 的 に 取 り 組 む 姿 勢 が できる さらに わかる できる ことの 経 験 を 教 師 の 指 導 支 援 のもと できる 生 徒 が で きない 生 徒 に 助 言 支 援 する 等 の かかわる ことによって 素 直 な 気 持 ちで 運 動 に 取 り 組 む ことができると 考 える 3 研 究 の 重 点 ア ダンス 創 作 ダンスを 中 心 に グループの 課 題 や 自 分 の 能 力 に 応 じた 課 題 の 解 決 を 目 指 して 計 画 的 な 練 習 の 仕 方 や 工 夫 ができるかどうかを 研 究 することに 重 点 をおいた 互 いの 良 さ 感 じ 方 や 表 現 の 良 さなどを 認 め 合 い 誰 とでも 楽 しくかかわりをもって 練 習 発 表 ができる 力 を 身 につけさせたい イ バスケットボール グループを 中 心 に 活 動 を 行 い 個 人 の 能 力 や 役 割 を 理 解 しながら 練 習 方 法 の 工 夫 に 重 点 を 置 き 個 人 的 技 能 対 人 的 技 能 集 団 的 技 能 を 身 につけさせたい 相 手 の 動 きや 気 持 ちを 理 解 し 客 観 的 な 目 で 観 察 助 言 を 行 わせ 楽 しさ 技 術 の 理 解 をさせたい ウ 他 の 領 域 確 かな 知 識 と 技 能 を 身 につけ 学 ぶ 喜 びが 味 わえる 体 育 学 習 として スポーツそれぞれの 特 性 を 理 解 し(わかる) 仲 間 と 協 力 しながら(かかわる) 技 能 を 身 につけていく(できる) ことを 重 点 とした 4 研 究 の 内 容 < 実 践 例 1 バスケットボール 3 年 生 男 子 > a グループ 別 学 習 カードの 活 用 大 変 有 意 義 であり 効 果 が 上 がった b VTRの 活 用 プロ 選 手 やバスケットボール 部 員 の 映 像 を 見 せ 効 果 があり 自 分 たちの プレイを 撮 影 し 見 せることも 効 果 的 であった 146
152 c 課 題 解 決 型 の 学 習 活 動 自 分 の 能 力 にあった 役 割 を 指 導 助 言 の 中 で 明 確 にし 目 標 を 的 確 に 把 握 させる ( 足 の 速 い 生 徒 には 速 攻 ジャンプ 力 のある 生 徒 にはリバウンドなど) グループの 能 力 に 合 わせた 戦 術 守 り 方 を 例 示 し 目 標 を 的 確 に 把 握 させる ( 誰 を 中 心 に 守 るのか 攻 めるのかなどを 工 夫 する) 成 果 仲 間 と 積 極 的 に 話 し 合 う 場 面 が 多 く 見 られた 教 える 楽 しさを 身 につけ 指 導 する 技 術 (コミュニケーション)も 身 につけた 生 徒 に 視 覚 的 効 果 が 生 まれた 以 上 のことから コミュニケーションが 活 発 になり コンビネーションプレイ 個 人 プレイの 質 が 高 まった 課 題 グループ 分 けの 配 慮 の 問 題 ( 経 験 者 がいないチームなど) 学 習 シートの 工 夫 (より 具 体 的 にする 生 徒 が 見 やすい 書 きやすいなど) 機 器 の 操 作 方 法 や 準 備 の 工 夫 ( 全 員 が 操 作 でき 全 員 で 見 られる 機 器 の 準 備 など) 以 上 のことから グループ 間 に 学 習 意 欲 の 差 があまりでないようにし 生 徒 には 伝 える 力 観 察 力 を 高 める ような 指 導 が 必 要 である < 実 践 例 2 ダンス 2 年 女 子 > a 資 料 学 習 カード 等 の 作 成 グループ 用 シート コミュニケーションカード 活 動 内 容 スケッチ 用 シート(リーダー 用 ) 個 人 評 価 シート 作 品 を 見 る 視 点 を 高 めるための 評 価 シート b 導 入 段 階 簡 単 な 発 表 会 鑑 賞 会 お 手 合 わせ あんたがたどこさ 新 聞 紙 を 使 って パラパラ 安 来 節 c 作 品 を 創 作 するにあたっての 手 だて 島 根 県 高 等 学 校 体 育 連 盟 ダンス 発 表 会 の 視 聴 自 分 たちのダンスや 姿 勢 空 間 の 使 い 方 等 をビデオやカメラで 確 認 d 具 体 的 な 指 導 内 容 評 価 ( 大 きく 動 く 生 徒 の 役 割 積 極 的 な 取 り 組 みのために) 声 かけの 工 夫 動 きの 少 ない 生 徒 に 積 極 的 に 声 をかけたり 参 考 になる 動 きを 見 せたりする 役 割 分 担 の 指 導 自 分 の 役 割 を 認 識 させ 課 題 意 識 を 持 たせ 解 決 に 向 けてアドバイスができ るように 働 きかける ビデオ 撮 影 発 表 会 においてはビデオ 撮 影 を 行 い 後 日 鑑 賞 会 を 設 け 自 己 評 価 相 互 評 価 を 行 う 作 品 を 見 る 視 点 を 高 めるための 評 価 シート の 活 用 コミュニケーションカードへのコメント 生 徒 からあがってきた 課 題 を 解 決 するために コメ ントを 記 入 し 次 時 の 活 動 に 活 かす 成 果 導 入 段 階 での 動 きづくりが 作 品 づくりに 役 立 った クラスでの 創 作 活 動 (かかわり)が 積 極 的 にできた 学 習 シートやビデオ 教 材 が 効 果 的 に 利 用 できた 以 上 のことから クラス 単 位 (おおよそ20 名 )での 創 作 活 動 は 大 変 であるが 仲 間 との 積 極 的 なかかわり 合 いによ り ダンスができあがった 時 の 満 足 感 は 大 きい 147
153 課題 見られること への抵抗感を早くなくすための工夫 どれだけ早くなくすかが大切である 発表のあり方と鑑賞方法 毎時間必ず行うことが大切である 学習シートの使いやすさ 整理しやすさの工夫 項目を精選すること 誰でもダンス授業ができる指導内容の工夫 以上のことから 自分たちの手で作品をつくることの楽しさ 見られることの喜びが 生徒にも 指導者にも味わ えるような授業の構築が課題である ⑤研究のまとめ 成果 グループ学習を行うことで 積極的なかかわり合いが多く見られた ルール 場の工夫 グループの中の個人として 自分がしなければならない役割が認識できた 役割分担 ビデオや学習シートを利用することで 生徒が主体的に課題を見つけ 次時へ活かす授業が実 践された グループ 個人 できない から できた 喜びや達成感を味わう生徒が多く見られた 学習シート 課題 コミュニケーションの苦手な生徒へのかかわり方を考える 教師 生徒間 リーダーシップをとることができる生徒の育成が必要である 教師のかかわり グループ用 個人用の学習シートの記入に時間がかかるものもあった シート自体には効果が あったと思われるが 生徒にとっても教師にとっても 記入がしやすく 添削がしやすいシー トの改善がさらに必要である 評価方法 2 公開授業 1 球技 バスケットボール 授業者 細木 竜次 本時は ①仲間に積極的に声をかけ 楽しく活動すること 関心 意欲 態度 ②個人の能 力に適した課題を把握し 作戦を工夫すること 思考 判断 ③身に付けた個人技能を発揮し た攻防ができること 運動の技能 ④ドリブル パスの技術を理解することの4点を目標に展 開された ウォーミングアップにおいてのボールハンドリング 2メンパス ジグザグドリブル ゴール下シュートなどが各グループのリーダーを中心に自主的に行われた また ドリブルの重 要性が示され 様々なドリブルチェンジをして ディフェンスを抜くこと ドリブル1対1 ディ フェンスを抜いたあとに次のディフェンスを見て シュートかパスかの判断をすること ドリブ ル1対1 2対1 など ディフェンスの状況に応じた的確なプレイが指導された さらに オー ルコートを使った5対5のゲームでは ①マンツーマンディフェンスで行うこと ②バックコー トでのパスは1回のみとすることなど 本時の学習内容を活用しやすい状況をつくってのゲーム 展開であり 生徒たちの元気溢れる 楽しく盛り上がりのある授業となった 148
154 2 ダンス 創作ダンス 授業者 山中 清恵 本時は 作品の完成に向けて自己の役割を把握し 仲間と協力して作品づくりに取り組み さらに発表することでダンスの楽しさを深める ことを主題に展開された 苦手意識や恥ずかし さを取り除くために 導入として 体ほぐし や ごっこ遊び を取り入れるなど心と体がほぐ れるように工夫が施された 展開の中では ①指先や目線 顔の表情 ②ずらし 高低や速度 ③活動場所 踊る空間などを グループや場面ごとにビデオで撮影された画像をもとに的確に指 導され 生徒たちのイメージの深化や動きの工夫に役立っていた また 様々な学習シートや授 業記録用紙が効果的に利用され 発表の場面では 作品を見る視点を高めるための評価シート を用いて真剣に鑑賞するなど 発表者が 鑑賞されること に喜びが感じられるように工夫され た さらに まとめとして本時を振り返り 自らが努力した点や他グループの良かった点などを 発表し合い 今後の活動に発展性を持たせる授業となった 3 研究協議 質 学習シートを活用する上で 保健体育科において 授業担当者が種目ごとの学習シートを作成し ているのか 答 種目ごとに担当者を決め それを全員で使うようにしている 質 学習シートの改善が必要であるとおっしゃったが どのような改善をされるつもりか 答 基本的には 生徒たちが書きやすい学習シートであるべきだ 項目を練るなどして不必要な者は 精選するようにしたい また 教師側から言えば コメントを書きやすいようなシートにしたい 質 バスケットボールの授業に関して 身につけた技能 ドリブルチェンジ をゲームでできるよ うにする という今日の授業の目標をどのようにチェックしたらいいのか 特に 苦手な生徒 に対してはどうか 答 ドリブルチェンジができ それをゲームの中でできることが本時の目標であったが チームの特 徴を活かすようにという指導もしたために 速攻をするようなチームもあった 早いパス回し ロングパス ドリブルで相手を抜くことをメインに指導すべきであった また まとめ方にも問 題があったと思う ドリブルのうまくいった例を生徒たちの前で話してあげればよかった 意 バスケットボールにおいて シュートやリバウンドの評価はしやすいが ドリブルで相手を抜く ことの評価は難しいのではないか 質 ダンスの授業において 自分の学校では 学校の特性もあり ダンスのグループ分けをクラス単 位でできない現状にある うまいグループ分けの方法はないものか 答 松江南高校では クラス単位で作品を作っている 役割分担を教員が行うと比較的うまくいくの ではないか 質 テーマを決めて 動きを作っていくのが難しい また モチーフを作って動き作りをするのだが 体で表現できない生徒が多い 良い指導方法はないか 149
155 答 :ごっこ 遊 びや 模 倣 から 入 ってみてはどうか 質 : 評 価 についてだが 1 時 間 あたりの 評 価 項 目 がかなりたくさんある 1 時 間 あたり1 項 目 でいい という 考 え 方 もあるが そのあたりについて 考 えを 聞 きたい 答 :ダンスについては 5つの 評 価 項 目 を 作 っている 授 業 時 の 活 動 と 授 業 後 の 学 習 シートを 見 る ことによって 評 価 している バスケットボールについては 技 能 以 外 の 評 価 も 大 切 であると 思 い 4 項 目 とした 意 :わかる できる かかわるという 主 題 のもと 課 題 解 決 型 の 学 習 シートを 用 い わかる できる 練 習 を 取 り 入 れ 教 え 合 い コミュニケーションをとることによってかかわり 合 う 仲 間 作 りをし ていくことに 取 り 組 んでいただいた 小 さな 改 善 点 はあるが 数 年 前 から 研 究 を 始 められ すば らしい 成 果 をあげられたのではないか 発 問 一 つとっても 生 徒 の 思 考 判 断 を 促 すものがあり すばらしかった 4 指 導 助 言 助 言 者 : 大 阪 教 育 大 学 准 教 授 千 住 真 智 子 先 生 わかる できる かかわる の3つの 学 習 態 度 を 保 障 することで 確 かな 知 識 と 技 術 を 身 に つけ 学 ぶ 喜 びが 味 わえる 体 育 学 習 の 在 り 方 を 提 案 する 本 大 会 の 趣 旨 のもとグループで 課 題 を 見 つ け 自 ら 主 体 的 に 解 決 する 力 を 育 む 体 育 学 習 (PDCAを 構 想 に 入 れた 学 習 シートの 工 夫 と 活 用 を 通 した 体 育 授 業 の 実 践 )を 提 案 された PDCAサイクルは 少 しずつできるだけ 向 上 させることが 趣 旨 で 通 常 は 目 標 を 設 定 しないと いうものである 細 木 先 生 のバスケットボールの 授 業 においては グループ 活 動 を 中 心 にして 個 人 の 能 力 や 役 割 の 理 解 を 踏 まえた 練 習 の 工 夫 を 実 践 され 生 徒 同 士 がプレイの 中 で 相 手 の 動 きや 気 持 ちを 理 解 し あるときは 客 観 的 に 相 互 に 観 察 助 言 を 行 わせることで わかる できる かかわる の 学 習 態 度 をつけさせることを 研 究 の 重 点 とされた 山 中 先 生 のダンスの 授 業 においては 創 作 ダンスの 創 作 活 動 の 中 にグループの 課 題 や 自 分 の 創 作 活 動 の 役 割 創 る 踊 る 力 に 応 じた 課 題 の 理 解 と 解 決 を 目 指 して 計 画 的 な 練 習 の 仕 方 や 工 夫 ができ ること さらに 活 動 を 通 して 生 徒 同 士 がお 互 いの 良 さや 違 いを 肯 定 的 に 受 け 止 め 支 え 合 うことで 創 る 踊 る 楽 しさを 経 験 すること また 見 せ 合 う 見 るという 活 動 を 通 して 生 徒 同 士 が 客 観 的 に 相 互 に 観 察 努 力 を 行 うことで 見 る 側 表 現 を 受 け 止 める 側 にもよりよい 表 現 に 見 えるようグルー プの 表 現 を 向 上 させていくことが 具 体 的 な 研 究 の 重 点 とされた 細 木 先 生 のバスケットボールでは グループ 学 習 を 行 う 中 で 個 人 的 技 能 集 団 的 技 能 を 生 徒 同 士 で 助 言 支 援 すること 活 動 の 中 で 他 者 へ 意 見 を 自 分 のものとは 違 った 意 見 として 捉 えながら 自 分 の 考 えと 補 い 合 わせどうしたらそのように 動 けるようになるのか どう 動 けばその 動 きができるの かを 考 える すなわち 自 分 にもその 技 術 ができるようになるのかという 課 題 を 明 確 にすることを ねらいとした そのために 意 見 が 受 け 止 めやすいパートナーを 選 ばせ 技 能 に 差 が 出 ないように 配 慮 がなされた この 活 動 を 円 滑 にする 手 だてとしてビデオ 学 習 シートを 活 用 している VTR で 熟 練 者 のプレイを 見 せることで 自 分 にできるプレイを 想 像 させ どう 動 けば どうしたらそう 動 けるのかをできる 生 徒 にもできない 生 徒 にも 動 きの 感 じがイメージしやすい 環 境 を 作 られた また 学 習 シートにより 生 徒 個 人 の 課 題 が 明 確 化 された 山 中 先 生 のダンスでは 教 材 評 価 の 工 夫 とかかわりの 工 夫 がなされていた 教 材 評 価 の 工 夫 では 様 々な 学 習 シートを 使 うことによって 課 題 を 明 らかにして 教 師 がコ メントを 書 くことにより 生 徒 の 進 行 状 況 の 把 握 や 活 動 を 円 滑 に 進 めるアドバイスを 間 接 的 に 伝 え る 工 夫 をしている さらに VTRを 使 用 することによって 生 徒 の 作 品 を 見 る 視 点 を 高 める 工 夫 を されている 生 徒 に 対 するかかわりの 工 夫 としては 見 られることに 対 する 抵 抗 感 を 軽 減 する 工 夫 がされてい る 今 回 の 研 究 では 作 品 を 創 る 踊 る 活 動 と 見 るという 活 動 を 作 品 創 作 活 動 の 中 で 同 時 に 行 う 150
156 こと その 中 で 課 題 を 明 確 にしながら 作 品 を 創 る 経 験 をさせる 目 標 を 設 定 して 授 業 にあたっている また 様 々な 学 習 シートの 作 成 検 討 実 践 を 努 力 された 先 生 自 身 も 生 徒 同 様 ダンスの 作 品 創 作 プロセスの 全 体 像 が 鮮 明 になられたのではないか とて も 努 力 され すばらしい 内 容 であった 松 江 南 高 校 で 実 践 された グループで 課 題 を 見 つけ 自 ら 主 体 的 に 解 決 する 力 を 育 む 体 育 学 習 (P DCAを 構 想 に 入 れた 学 習 シートの 工 夫 と 活 用 を 通 した 体 育 授 業 の 実 践 )は 概 ね 実 現 されたのでは ないか 今 研 究 には 隠 されたキーワードがある わかる できる かかわる この 間 をどう 橋 渡 しをしていくのかということである お 二 人 とも 見 る 視 点 を 高 めることがPDCAサイクル を 高 めることの 原 動 力 になっている しかしながら 見 る 視 点 を 高 めることとは 視 覚 のこと ではなく 動 きの 感 じをどう 捉 え どう 伝 え その 感 じを 肯 定 的 に 捉 えるという 見 る 視 点 であ る しかし 見 る 視 点 を 高 めることは はずかしさ や できない というマイナス 面 もある 教 師 がこのマイナス 面 をVTR 学 習 シート 指 導 助 言 により どのように 支 えるのかが 大 きな 課 題 になる 見 る 視 点 を 高 めることが 明 らかになっていく 課 題 を 生 徒 たちに 意 識 させるが 解 決 の 成 果 を 急 がないこと 感 覚 されるまで 共 に 寄 り 添 う 教 師 が 生 徒 の 感 覚 に 共 感 する 存 在 になりう ること 生 徒 の 揺 れる 心 に 寄 り 添 っていくことが 大 切 である ( 生 徒 の 自 主 性 を 支 援 すること) 今 回 の 松 江 南 高 校 の 取 り 組 みは すばらしい しかしながら 少 々 困 難 をともなう 創 造 的 な 取 り 組 みであり すばらしい 成 果 を 残 された 今 後 も 継 続 的 に 研 究 を 進 められ 新 しいアイデアをPDC Aサイクルから 生 み 出 されることを 期 待 する 5 全 国 学 体 研 島 根 大 会 を 終 えて 島 根 県 立 松 江 南 高 等 学 校 山 中 清 恵 平 成 18 年 平 成 21 年 に 学 体 研 の 全 国 発 表 大 会 を 南 高 で 行 う と 聞 かされ まだまだ 先 のこと だと 思 っていた 一 体 何 を 研 究 し 発 表 すれば 良 いのかさえもわからず 3 年 もあるから 何 とかな るぐらいの 気 持 ちしかなかった 研 究 テーマはどうしようか 授 業 内 容 はどうすべきか 誰 が 授 業 や 発 表 をするのかなど そのときには 全 く 考 えることもなく ただ 漠 然 と 時 を 過 ごしていたように 思 う まるで 人 ごとのように 平 成 19 年 京 都 大 会 の 視 察 に 行 かせていただいた 2 時 間 の 授 業 を 参 観 し 午 後 からの 研 究 発 表 も 最 後 まで 参 加 した 授 業 内 容 についてはその 学 校 のオリジナリィーがあると 思 い 南 高 は 南 高 なりの 授 業 をすれば 良 いはずだ とその 時 思 った 問 題 は 研 究 発 表 である パワーポイントを 駆 使 し あそこまでの 発 表 ができるかどうか その 時 は 不 安 がよぎった 平 成 20 年 岩 手 大 会 は 主 任 である 細 木 教 諭 が 参 加 した 研 究 発 表 を 翌 年 に 控 え 体 育 科 も 協 力 体 制 が 整 い 始 め 実 際 の 研 究 に 添 った 活 動 をするようになっていった 南 高 では 研 究 大 会 での 発 表 のために 今 までの 流 れを 断 ち 切 った 授 業 をするのではなく あ えて 今 までの 流 れの 中 で 授 業 に 取 り 組 もう ということになった 年 間 計 画 において11 月 には 男 子 はバスケットボール 女 子 はダンスという 授 業 展 開 になっていたため 公 開 授 業 はその2 時 間 で 行 うということがすんなりと 決 まった また 指 導 助 言 者 を 誰 にお 願 いするかも 体 育 科 で 検 討 し 多 くの 先 生 方 の 名 前 が 挙 がったが ダンスの 専 門 の 先 生 しかも 私 の 恩 師 でもある 大 阪 教 育 大 学 の 千 住 真 智 子 先 生 に 決 まったときは 自 分 の 気 持 ちの 中 で 安 堵 感 さえ 漂 うものがあった 心 の 中 でこ れで 何 とか 授 業 や 発 表 ができそうだと 心 強 く 思 うことができた 指 導 助 言 者 はある 程 度 面 識 のあ る 相 談 しやすい 先 生 が 良 いと 思 っていただけに 本 当 にありがたかった 平 成 21 年 に 入 り 4 月 から 少 しずつ 研 究 大 会 への 志 気 が 高 まってきた 研 究 内 容 の 再 確 認 や 研 究 概 要 研 究 紀 要 の 提 出 指 導 助 言 者 との 打 ち 合 わせ また 訪 問 指 導 など 発 表 会 が 刻 々と 迫 ってき たという 意 識 になった 保 健 体 育 課 の 先 生 方 にも 助 言 や 参 考 資 料 をいただき 研 究 を 進 めていく 上 で 大 変 お 世 話 になったと 感 謝 している 発 表 会 前 日 にも 指 導 助 言 者 と 打 ち 合 わせをし 授 業 内 容 151
157 発 表 内 容 の 確 認 を 綿 密 に 行 うことができた そのおかげでか 当 日 は 授 業 も 研 究 発 表 も 過 緊 張 す ることなく 終 えることができた 当 日 は 悪 天 候 にもかかわらず 100 人 を 超 える 全 国 からの 先 生 方 をお 迎 えし 自 分 の 授 業 を 見 ていただくことにありがたさを 感 じていた これも 島 根 県 内 の 先 生 方 学 校 内 での 協 力 体 制 があったからだと 思 っている ただ 残 念 であったのは 午 後 からの 研 究 発 表 会 では 400 人 が 入 る 記 念 館 ホールには40 人 程 度 の 参 加 者 しかおられず その 約 半 数 は 県 内 の 先 生 方 で 占 められていたことである 自 分 が 参 加 者 となっ た 場 合 交 通 機 関 のこともあるとは 思 うが やはり 最 後 まで 参 加 するようにすべきであると 感 じた 研 究 大 会 を 終 え 振 り 返 ってみると 自 分 や 体 育 科 にとっては 資 料 作 成 や 授 業 内 容 の 探 究 等 にかな りの 時 間 を 費 やし 校 務 に 支 障 をきたすようなこともあったのではないかと 思 うぐらい 大 変 では あったものの 今 後 の 教 員 生 活 においてはプラスになることが 多 かった まず 自 分 が 行 う 授 業 内 容 を 早 い 時 期 から 指 導 案 を 作 成 することによって 全 体 の 流 れのイメージがわき 途 中 修 正 を 加 え ることもでき 更 には 評 価 内 容 や 評 価 の 仕 方 を 再 認 識 することができた 指 導 案 にはかなりの 時 間 を 割 き 何 度 も 練 り 直 しをしたが 今 後 どんな 授 業 にも 役 立 つものになったと 感 じた また 私 自 身 ダンス 授 業 のあり 方 を 根 本 から 見 直 したり 考 えたりすることができたこともこの 研 究 大 会 があったからこそだと 思 っている 更 に 公 開 授 業 にあたったクラスの 生 徒 たちは 見 られる ということに 最 初 はとまどいながらも 時 間 を 重 ねるにつれ 見 てもらおう という 意 欲 が 高 まり 発 表 会 当 日 の 授 業 では 生 徒 たちが 課 題 を 見 つけながらしっかりと 動 いてくれたことは 大 きな 収 穫 で あり たくさんの 先 生 方 に 見 られる ということは 生 徒 の 活 動 意 欲 にもつながるということがわ かった 最 後 に 今 回 の 研 究 大 会 においてかかわってくださった 全 ての 先 生 方 関 係 者 の 皆 様 に 感 謝 をし まとめとさせていただきます ありがとうございました 152
158 研 究 主 題 第 10 分 科 会 身 体 のしくみや 動 かし 方 を 理 解 し 運 動 能 力 の 向 上 につなげる 体 育 学 習 動 きの 質 を 高 見 るための 視 覚 情 報 の 活 用 をとおして 島 根 県 立 松 江 商 業 高 等 学 校 1 研 究 発 表 発 表 者 : 島 根 県 立 松 江 商 業 高 等 学 校 小 豆 澤 崇 (1) 本 校 の 現 状 と 課 題 資 格 取 得 情 報 商 業 教 育 に 力 を 入 れている 進 学 約 6 割 就 職 約 4 割 女 子 約 6.5 割 (452 名 ) 男 子 約 3.5 割 (252 名 ) 体 育 運 動 好 きが 多 い( 全 校 で81.8%) 卒 業 後 の 運 動 の 継 続 意 欲 がある 生 徒 (71.2%) スポーツテスト 走 跳 投 が 特 に 全 国 平 均 よりも 低 い (2) 新 体 力 テストTスコア 偏 差 棒 グラフ( 本 校 の 走 跳 投 に 関 わる 種 目 の 現 状 ) 棒 グラフを 使 用 し シャトルラン 50m 走 ハンドボール 投 げ 立 ち 幅 跳 びの 結 果 をもとに 本 校 は 全 国 平 均 に 比 べ 劣 っていることを 説 明 (3) 本 校 体 育 科 の 体 育 のねらい 1 体 育 運 動 好 きな 生 徒 の 意 欲 をそのままに 確 かな 知 識 と 技 能 を 身 につけていこう 2 学 ぶ 喜 びを 味 わえるような 授 業 を 展 開 し 運 動 嫌 いの 生 徒 も 運 動 が 好 きになり 将 来 の 運 動 の 継 続 意 欲 を 持 たせよう 3 運 動 を 得 意 にし 運 動 能 力 の 向 上 につなげよう そして 卒 業 後 のスポーツライフの 足 がかりと させよう (4) 本 校 体 育 科 のねらいに 添 った 実 践 1 体 育 運 動 好 きな 生 徒 の 運 動 意 欲 欲 求 を 具 体 的 に 汲 み 取 り 授 業 の 中 で 部 分 練 習 や 運 動 メニュー づくりなどを 細 やかにする 2 学 ぶ 喜 びを 味 わえるよう 視 覚 教 材 を 活 用 して 視 覚 的 なフィードバックを 積 極 的 に 行 う 運 動 に ついて 自 らの 動 きなどのイメージをもたせる 3 何 かひとつの 種 目 でも 得 意 になるよう 各 単 元 でテスト 項 目 を 実 施 し 自 分 の 伸 び 動 きの 質 の 高 まりなどを 実 感 させるようにする または 自 分 の 目 的 に 応 じたトレーニングなどのメニュー を 発 見 できるよう 多 彩 な 授 業 を 展 開 する (5) 今 後 の 実 施 事 項 運 動 能 力 向 上 を 測 る バスケットボールのドリブルやシュートの 本 数 の 計 測 スポーツテストの 再 実 施 運 動 能 力 運 動 欲 求 意 識 の 変 化 をみる アンケートにより 得 意 なスポーツはできたか 卒 業 後 のスポーツライフの 形 成 のイメージは 具 体 的 に 持 てたかなど (6) 本 研 究 の 課 題 今 回 のような 授 業 での 工 夫 が 主 題 の 運 動 能 力 の 向 上 へ 直 接 つながるかどうか 具 体 的 指 標 が 作 成 しにくい 中 学 校 との 接 続 を 考 え 今 後 は 中 学 校 での 各 単 元 の 実 施 状 況 や 高 校 へ 向 けて 生 徒 がどのような 153
159 運動欲求を抱えているのか等を 教師自身が知ることも大切になる 生徒の現在の運動欲求を 将来のスポーツライフへうまくつなげて行くには 地域 社会スポー ツとの連携が必要となってくる バスケットボールについて 本校体育教員が 近くの中学校へ行きバスケットの授業を行っている 鬼ごっこや手繋ぎ鬼をしな がらアップをしている 中学校でのバスケットは試合中心の授業が多いと聞いていたので はじめか ら試合ではなく部分練習を中心に行い パス 手の添え方 レイアップシュート シュートフォーム などを確認し行う 授業の中でアンケートを実施し 高校へ入学しどのような体育をしたいかという 質問に 部分練習は新鮮でおもしろかった 高校でもこのような形でやりたい などの意見が多かった 体つくり運動について バスケットと同じ中学校へ行き体つくり運動の授業を行い 今どこの筋肉を使っているかという意味 で 主動筋 という言葉を使い説明した 人体模型などを使うことで興味を持って聞く生徒が増えた 2 公開授業 1 第2学年商業科3組 球技 バスケットボール 授業者 玉井 良典 本時は オフェンスの基本技術 シュート パス ドリブル を身につけ アウトナンバープ レーにおいてその技術を発揮できるようにすることを狙いとして授業が行われた オフェンスの基本技術の中でも特にセットシュートの技術に関しては ビデオカメラで撮影し 直後にその映像で自分のフォームをチェックするという視覚情報を活用した取り組みを行った また ドリブルやゴール下シュートではタイムや成功本数を計測し 記録させていた 2vs 1や3vs 2のアウトナンバープレーでは 積極的にドリブルで仕掛けること ディフェ ンスのいないスペースへ ボール保持者でない人が走り込むことなどが強調された 積極的にゴー ルを狙ってほしいという授業者の意図が明確であった 授業全体を通して 生徒が非常に意欲的であり バスケットを楽しみながら行っている姿が印 象的であった 2 第1学年7組 体つくり運動 授業者 小豆澤 崇 本時は これまでの授業の中で各グループにおいて 目的を定めて作った体つくりのメニュー をそれぞれ実践していき 自分の身体を鍛えるとともに 鍛え方を学ばせるという狙いをもって 授業が行われた 各グループにおいて バランスボールや縄跳びダンベルなどの器具を使い 工夫されたメニュー で30秒 運動 10秒 準備 を6セット繰り返された 主動筋 という言葉を使い どこの筋肉を使い運動を行っているかということを特に強調し て生徒へ伝えていた 生徒自身が考えた運動で意欲的に授業が行われていたが 反面 生徒の運動量は少ないように 感じられた 154
160 3 研究協議 1 研究授業 2年商業科3組 球技 バスケットボール 質 視聴覚機器を使いバスケットのセットシュートの時には 膝が曲がっているかを中心に指導され ていたが その際にトラベリングが多かったように思うが それについては指導しないのか 答 競技バスケットボールであれば反則をとるが 第一にシュートを入れること シュートの積極性 を考えている 質 視聴覚機器を使い行った結果 質が高まったと感じる場面はありますか 答 フォームをビデオでチェックし フィードバックすることで自分がイメージしているものとの違 いを確認して 次に生かすようにする 質 授業ではオフェンス中心の部分練習でしたが 2対1 3対2などディフェンスをする場面があ るが練習はしないのか 答 ディフェンスは楽しくない生徒が多いので ディフェンスを始めに練習するとオフェンスで攻め ることが難しくなる 2 研究授業 1年7組 体つくり運動 質 体つくり運動の授業が8時間目ということだが 4分を4セットの16分では運動量が少ないので はないか 答 量は少ないと思う 運動は自分の力に応じて回数や重さを変えて行うよう声掛けをする 質 主動筋を意識させて変わったことがあれば 答 運動能力が向上したかどうかはスポーツテストなどを再実施し結果を見ないと分からない 質 質を高めるためにどのようなことを行っているか 答 自らが見本をみせることで正確さや強度を伝える 質 体育理論との兼ね合いについて 答 トレーニング理論の標記が少なくなってくるので その都度 説明するようにする 4 指導助言 助言者 松江工業高等専門学校 教授 森山 恭行 先生 授業に大切なもの ①汗 ②笑顔 バスケットボール 生徒の服装が半袖 半ズボンなのでやる気のあるクラスである 授業の中で 教師がメリハリをつけることにより生徒が話を聞いている 準備運動での 鬼ごっこ は範囲が狭すぎる コーンなどを広くすれば運動量が増え良いのでは 状況設定をうまくすると良い 生徒が楽しそうに行っているので 笑顔 は良い 運動量が少なく汗はかいていなかった 部分練習において チームで競争させると盛り上がる 155
161 体 つくり 運 動 運 動 量 的 には 不 足 している 運 動 嫌 いの 生 徒 をつくらないためには 良 い 考 える 心 思 う 心 をつくるには 必 要 5 全 国 学 体 研 島 根 大 会 を 終 えて 松 江 商 業 高 校 研 究 主 任 小 豆 澤 崇 全 国 学 体 研 が 島 根 にて 開 催 され 本 校 で 分 科 会 が 行 われることとなったとき 本 校 ではどのように 特 色 を 出 すべきか 戸 惑 いをおぼえた 京 都 岩 手 など 他 府 県 においては 各 校 ともサイエンスハイスクール や 体 育 科 クラスなどの 特 色 をうまく 活 用 した 体 育 の 取 り 組 みであったので 本 校 では 商 業 教 育 や 中 高 大 の 三 校 連 携 事 業 などの 特 色 をどのように 体 育 と 融 合 させ 活 かしていくのかが 一 つ 目 の 課 題 であった 本 校 では スポーツテストの 結 果 が 全 国 平 均 に 比 べ 全 て 低 いという 現 状 を 体 育 科 で 話 し 合 い 運 動 能 力 の 向 上 を 目 指 した 取 り 組 みを 行 う 研 究 を 進 めていく 方 向 に 決 まった そして 商 業 科 で 力 を 入 れ ている 情 報 教 育 に 着 目 し いろいろな 情 報 機 器 を 活 用 した 手 法 でアプローチをしていくこと また 隣 接 している 中 学 校 大 学 との 連 携 を 体 育 の 面 でうまく 取 り 入 れようということで 研 究 の 骨 子 が 決 まった 授 業 では まずVTRや 模 型 や 図 を 積 極 的 に 使 うようにしたが それだけで 生 徒 の 表 情 や 取 り 組 み の 姿 勢 が 変 わった 運 動 で 具 体 的 にどの 部 位 どの 筋 肉 を 動 かしているのか 効 率 のよい 動 きとはど のような 動 きなのか 実 際 に 自 分 はどのように 体 を 動 かしているのかなど 生 徒 から 沸 いてくる 探 求 心 が 見 て 取 れるようになった それはヴィジュアルとして 自 分 たちでフィードバックできるツールがあ ることで 繰 り 返 し 動 きを 確 認 し 新 しい 発 見 があったり 目 に 見 える 形 で 修 正 がしやすかったりとい う 環 境 があったからではないだろうか また 本 校 体 育 科 教 員 による 隣 接 する 湖 南 中 学 校 での バスケッ トボール 体 つくり の 授 業 実 施 をとおして 中 学 生 の 運 動 欲 求 や 高 校 へのニーズがわかった 生 徒 たちは 球 技 などにおいてはゲームだけでなく 専 門 的 な 指 導 を 求 めている ただ その 方 法 が 多 面 的 な ものである 必 要 があり そのひとつのツールとして 視 覚 的 教 材 が 今 回 のように 活 用 されれば より 活 発 な 学 習 活 動 となる 中 学 生 のニーズ は 高 校 生 においても 当 てはまり ゲーム 中 心 になりがちな 授 業 を 専 門 的 な 指 導 により 力 を 入 れ 進 めていくという 形 で 実 施 していくうえで 教 師 がやや 躊 躇 して いた 部 分 を 補 う 確 かな 根 拠 となった さらに 多 面 的 な 指 導 というところでは 大 学 の 幼 児 教 育 など で 行 われている コーディネーショントレーニング を 隣 接 の 島 根 県 立 短 大 部 の 先 生 のアドバイス をもとに 実 施 し 生 徒 が 練 習 に 飽 きない 形 で 取 り 組 めた これらの 取 り 組 みは バスケットボール に 限 らず 他 の 球 技 他 の 単 元 でも 行 っていきたい 体 つくり 運 動 に 関 しては 他 の 単 元 の 主 運 動 や 準 備 体 操 などのヒントになることや 部 活 動 や 地 域 の 活 動 にもつながるようなヴィジョンを 持 って 取 り 組 む 必 要 がある 逆 に 他 の 単 元 や 部 活 動 地 域 の 活 動 本 やテレビなどから 個 々が 持 ち 寄 り 皆 で 共 有 していく 場 にもなるよう ベースキャンプとしての 役 割 が 今 後 期 待 されているように 思 う 今 回 の 研 究 では 生 徒 の 反 応 という 部 分 では 手 ごたえが 大 きく 感 じられた また うまくなっ た 気 がする できるようになった 自 分 でもトレーニングしていきたい などの 学 習 カード のコメントからは 生 徒 の 主 観 的 なものではあるが 伸 びが 見 て 取 れた しかし 運 動 能 力 の 向 上 と いう 面 では 伸 びたとはいえない バスケットボール では ドリブルスピードやシュート 率 など が 数 値 として 上 がっていない また 体 つくり 運 動 でも 他 の 単 元 の 運 動 能 力 運 動 技 能 スポー ツテストの 数 値 の 向 上 などがすぐに 表 れることはない 実 際 にどの 能 力 がどの 程 度 数 値 として 伸 び たのかがわかる 指 標 の 作 成 が 今 後 必 要 となるかもしれない そして 継 続 的 に 今 回 のようなヴィジュ アル 的 専 門 指 導 などを 随 所 に 取 り 入 れ 長 期 的 に 取 り 組 んでいくことも 大 切 である 全 国 的 な 課 題 でもある 運 動 能 力 の 向 上 が 数 値 として 上 がるよう 今 後 も 努 力 していきたい 本 研 究 を 通 して 本 校 の 体 育 科 の 意 識 も 変 わり 生 徒 も 変 わり いままで 無 意 識 に 軽 視 しがちであっ た 部 分 の 大 切 さを 認 識 することができた また 多 くの 先 生 方 や 関 係 者 の 方 々の 協 力 なくしてはこ のような 取 り 組 みはできなかった 今 後 とも 一 層 精 進 していきたい ありがとうございました 156
162 特 別 支 援 学 校 第 11 分 科 会 島 根 県 立 松 江 ろう 学 校
163 研 究 主 題 第 11 分 科 会 運 動 の 楽 しさを 自 らの 力 で 追 求 する 児 童 生 徒 の 姿 をめざして 生 涯 にわたりスポーツに 親 しむことができる 子 どもの 育 成 島 根 県 立 松 江 ろう 学 校 1 研 究 発 表 発 表 者 : 島 根 県 立 石 見 養 護 学 校 高 梨 桂 子 八 束 佳 代 渡 辺 健 太 郎 白 根 英 和 (1) 研 究 主 題 とサブテーマ 公 開 授 業 校 松 江 ろう 学 校 運 動 の 楽 しさを 自 らの 力 で 追 求 する 児 童 生 徒 の 姿 をめざして ~ 生 涯 にわたりスポーツに 親 しむことができる 子 どもの 育 成 ~ 研 究 発 表 校 石 見 養 護 学 校 運 動 の 楽 しさを 自 らの 力 で 追 求 する 児 童 生 徒 の 姿 をめざして ~ 自 ら 運 動 を 楽 しむ 姿 をめざした 授 業 づくり~ (2) 研 究 の 概 要 公 開 授 業 校 松 江 ろう 学 校 本 校 の 幼 児 児 童 生 徒 たちは 学 部 や 学 年 を 問 わず 身 体 を 動 かすことを 好 み 休 憩 時 間 など 声 を かけ 合 って 一 緒 に 遊 ぶ 姿 が 見 られる しかし 全 体 的 に 体 力 不 足 が 伺 え 持 久 力 のない 子 どもが 多 い このような 本 校 の 実 態 から 幼 児 児 童 生 徒 が 運 動 に 親 しむ 資 質 や 能 力 を 身 につけ 体 力 の 向 上 をめざすために 学 校 体 育 の 充 実 を 図 る 必 要 があると 考 える そのためには 個 々の 実 態 をつかみ 必 要 とされる 課 題 を 厳 選 しながら 計 画 的 に 学 習 に 盛 り 込 んでいく 必 要 がある また 情 報 交 換 や 共 通 認 識 の 下 幼 稚 部 から 高 等 部 までの 一 貫 した 教 育 を 行 うことが 望 ましい そして 各 学 部 で めざす 姿 を 見 据 えながら 発 達 段 階 や 障 害 の 状 況 に 応 じた 指 導 の 工 夫 を 実 践 していくことで 個 々 のニーズに 合 わせた 体 育 学 習 が 展 開 できるものと 思 われる 身 体 を 動 かすことを 好 み 友 だちと 活 動 を 共 にする 喜 びを 感 じながら 学 習 できる 体 制 を 整 えて いくことで 生 涯 にわたりスポーツに 親 しんでいけるような 力 を 育 むことができると 考 える 幼 稚 部 から 高 等 部 まで 各 学 部 で 研 究 を 進 めているが 今 回 は その 中 から 小 学 部 合 同 体 育 (フット ベースボール)と 高 等 部 合 同 体 育 ( 選 択 制 体 育 )の 実 践 を 取 り 上 げた 研 究 発 表 校 石 見 養 護 学 校 本 校 は 知 的 障 害 部 門 の 中 では 県 下 でも2 番 目 に 小 さい 特 別 支 援 学 校 であり 様 々な 学 習 場 面 に おいて 小 集 団 の 活 動 が 多 い また 近 年 中 学 部 高 等 部 は 他 校 の 特 別 支 援 学 級 や 通 常 の 学 級 か らの 入 学 生 もおり 一 人 ひとりの 生 徒 の 実 態 の 幅 も 広 い このような 本 校 の 実 態 から 集 団 での 運 動 経 験 を 積 み 人 と 競 ったり 協 力 したりする 楽 しさを 味 わうことで 自 ら 運 動 を 楽 しむ 姿 を 引 き 出 したい と 考 えた そこで 集 団 で 運 動 を 楽 しむため の 基 本 的 な 運 動 の 習 得 や 態 度 を 育 てる 指 導 実 態 差 のある 集 団 の 中 で 一 人 ひとりが 様 々な 運 動 を 通 して 体 力 向 上 を 図 ることに 視 点 をあてることにした 児 童 生 徒 一 人 ひとりの 実 態 の 把 握 を 元 に 各 学 部 で 集 団 の 良 さを 生 かした 授 業 改 善 に 取 り 組 み 自 ら 運 動 を 楽 しむ 姿 を 育 てていくこととした 小 学 部 : 新 しい 動 きの 習 得 のための 支 援 ( 運 動 あそび) 中 学 部 : 分 かって 動 けるための 場 の 設 定 とかかわり 方 ( 器 具 を 使 ったサーキット 運 動 ) 高 等 部 : 集 団 での 運 動 につながるための 個 別 の 支 援 (ボールを 使 った 運 動 ) 158
164 2 公開授業 公開授業①活動名 フットベースボール 小学部合同体育 指導者 石橋 智律 会下由貴子 天津 祐子 本時は 試合の中で中継プレーをすることを課題として ①パス練習②中継プレー競走 中継を しながら体育館を1周する ③試合を行った パス練習では 学年によって投げる距離をかえたり 高学年の児童だけはチェストパスを行ったりすることで それぞれ異なるねらいを達成できるよう にした 中継プレーの練習では 時間を競うことで楽しみながら行えるようにした 試合は児童対 教師で行った 教師は意図的に中継プレーができるような所へ蹴り 中継プレーが失敗したときは 試合を中断して中継プレーの確認を行った 試合の最後には 中継プレーを成功させることができ それが勝利へつながる劇的な展開となった 試合の勝利と中継プレーの成功で 子どもたちの満足 そうな表情が見られる授業となった 中継プレーを成功させ て 試合に勝つことが できてうれしい!! めざせ 最高記録 中継プレー競走 公開授業②活動名 選択制体育 高等部合同体育 指導者 青山 和彦 宍道 英明 森山美佐子 三成 正人 広戸 勉 生涯にわたりスポーツに親しむ力 を育てる試みとして 選択制 体育に取り組み その最初の種目として サッカー 卓球の2種目を 実施した 自分のやってみたい種目 興味のある種目を選択し 同じ気持ちの 仲間同士で活動する意味では選択制体育は理想的ではある しかし 実際に取り組むには 用具 場所 人数 能力差 等々多くの問題が あり 種目ごとにこれらの問題に対応しながら実施している サッカー 言葉だけでの説明では 学習の流れや活動内容が理解しにくい生徒 には 教師が 写真カード や 動きがわかるボード 等を活用する ことで 理解ができ わかり 一人で行動できるようになった また リーダーを育てることで 生徒たちが主体的に動くようになってきた 自分たちで考え工夫した活動なども多く見られるようになってきた しかし 生徒だけだと好きな活動に偏る傾向もある 楽しむ気持ちを もち続けながら 苦手なことにも仲間と協力して取り組む姿勢をもて るようになることが今後の課題である 卓 球 本時は卓球の最終段階として ダブルスゲームを通して 協力して 楽しくゲームをする を目標として取り組んだ 毎回の反省を基に次時の目標を決め グループ目標 個人目標を大 きな表にし 分かりやすく表示することで自分のやるべきことが明確 になり 活動もしやすくなった また 特別ルールを採用することで 初心者 上級者が共に協力して楽しくゲームをすることができた し 159
165 かし 約 半 数 が 障 害 をあわせ 有 する 生 徒 なので みんなが 一 緒 に 工 夫 をして 自 主 的 な 活 動 ができる ようにすることが 今 後 の 課 題 である 3 研 究 協 議 (1) 小 学 部 の 取 組 みについて 自 評 小 学 部 は 人 数 が 少 なく4 名 でやっている 去 年 からベースボールに 取 り 組 んでいる ボールを 捕 る 等 ボール 運 動 の 経 験 少 なかったが 1 年 を 通 して 捕 るのが 上 達 してきた 蹴 ることについ ては 浮 かせて 力 強 く 蹴 ることができるようになった 1 学 期 は 的 あてゲームを 行 い 蹴 る 練 習 をした なかなかねらって 蹴 れなかったり ねらうこ ともしなかったりという 様 子 もあった 2 学 期 に 入 ってから 教 員 2 名 が 立 つ 間 や 空 いた 場 所 を ねらって 蹴 れるようになった ぽかぽかことば という よい 言 葉 がけ 気 持 ちのよい 言 葉 がけを 取 り 上 げ 視 覚 的 にわか るように 貼 って 取 り 組 んだ ベースボールの 取 り 組 みはじめは なんで さん できないの 等 という 言 葉 が 多 かったが 次 第 に ドンマイ がんばろう 等 子 ども 同 士 の 言 葉 がけがど んどん 良 くなってきた 失 敗 した 時 も よかったよ と 声 を 掛 け 合 えるようになってきた 休 憩 中 に 作 戦 を 考 えたり 練 習 をしたりするようになった 協 議 質 : 最 後 のまとめで 女 の 子 がこれでできなかったら 逆 転 されていたけれど 中 継 ができたから 勝 て た とてもよかった ぽかぽかことば があり 応 援 や 励 ましがあった 技 能 面 も 言 葉 の 面 も 達 成 できたように 思 った 中 継 プレー 競 走 のパスと 動 くコースが 分 からなかった 答 :4つコーンを 置 き それを1 周 回 ったら 終 わりというものである 人 はコーンの 中 を 動 いても よいが ボールはコーンの 外 を 通 らないといけないというルールで 行 っている 子 どもたちの 作 戦 で 行 えるよう どこを 走 ってもよいというやり 方 をしている もう 少 し 最 初 の 投 げる 練 習 でパスの 指 導 をしたい 質 : 中 継 プレーは 理 屈 はわかっても 信 頼 がないと 中 継 プレーにつながらない 先 生 たちが 子 ども の 葛 藤 を 温 かく 見 守 り 温 かく 言 葉 がけをしていた ゲームの 最 後 ドラマチックな 終 わりだった 中 継 プレー 競 走 の 中 における 低 学 年 の 児 童 にもわかる 具 体 的 なねらいとは 何 か 答 : 低 学 年 には 難 しいようにと 思 いながら 高 学 年 がいるので 取 り 組 んでいる なかなか 分 かってい ない 子 も 分 からないまま 動 いている 特 に 小 2の 児 童 に 相 手 の 胸 に 向 かって 投 げてみよう すばやく 投 げてみよう など 具 体 的 な 声 がけをするようにした 中 継 プレーが 難 しい 児 童 もいる その 児 童 には 具 体 的 に 言 葉 を 多 くかけた 中 継 プレーの 意 味 がわかりにくいところもあるが 動 いていた (2) 高 等 部 の 取 り 組 みについて 自 評 前 回 までは 思 うような 生 徒 の 動 きがなかなか 見 られず 楽 しい 雰 囲 気 が 出 せていなかった 今 日 はよく 動 いていた 様 々な 障 害 の 生 徒 が 増 え 生 徒 全 員 が 楽 しめるよう 選 択 授 業 に 取 り 組 んでいる 障 害 の 重 い 生 徒 は 個 人 でできるような 種 目 を 主 に 選 択 する 卓 球 について 8 人 の 生 徒 が 選 択 半 分 が 卓 球 部 に 所 属 している 視 覚 障 害 を 併 せ 持 つ 生 徒 や 初 心 者 もいる 上 手 な 生 徒 も 苦 手 な 生 徒 もお 互 いに 面 白 くないようであった ルール 変 更 や 技 術 向 上 のために 難 しい 物 を 入 れる 等 し ラリーを 続 けるということから 始 めた 160
166 ボールを 大 きくする 盲 用 のボールを 使 用 する ネットを 高 くする 等 という 工 夫 をしたり 転 がし 卓 球 に 全 員 で 取 り 組 んだりした ダブルスをやり 始 めてから 協 力 助 け 合 いという 目 標 もあがるようになってきた よい 表 情 が 見 られ 喜 んでいる 次 回 からネットを 元 に 戻 し 本 来 の 卓 球 にも 取 り 組 んでいこうと 思 っている どのような 姿 が 見 られるか 楽 しみである サッカーについて 生 徒 がきびきびとよく 動 いており 実 際 の 活 動 時 間 が 長 く 運 動 量 もしっかり 確 保 できた 目 標 をしっかり 理 解 して 活 動 することができ 個 人 目 標 も 達 成 されていた 決 め 事 が 多 いとスポーツが 嫌 になるだろう 生 涯 スポーツにつなげるために あまり 多 くの 決 め 事 をして 生 徒 が 嫌 にならないようにしていきたい 次 またやりたいという 意 欲 を 大 切 にしていきたい 協 議 質 : 小 学 部 高 等 部 共 集 合 移 動 がきびきびしていた 指 導 者 をしっかり 見 て 話 を 聞 き 自 分 の 意 見 を 言 っていた サッカーは 運 動 量 が 多 いが 卓 球 は 運 動 量 の 確 保 の 点 では 少 ない 卓 球 はどのようにしている のか 答 : 全 員 が 卓 球 部 と 陸 上 部 で 部 活 をしている 運 動 量 は 部 活 で 補 ったり 体 育 に 早 めに 来 て 体 づく りに 取 り 組 んだりするなど 毎 日 の 積 み 重 ねを 大 切 に 取 り 組 むようにしている 指 導 助 言 助 言 者 : 島 根 県 立 益 田 養 護 学 校 校 長 大 向 謙 二 先 生 全 体 新 学 習 指 導 要 領 を 振 り 返 ってみると 小 学 部 高 等 部 共 に 内 容 がおさえられた 授 業 であった 先 日 の 全 体 会 での 話 に 発 達 の 段 階 のまとまりを 踏 まえた 指 導 内 容 の 体 系 化 またシンポジウ ムのテーマとして 発 達 の 段 階 のまとまりを 踏 まえた 体 育 学 習 の 在 り 方 があった 特 別 支 援 教 育 では 発 達 という 言 葉 がよく 聞 かれる その 発 達 に 対 し 特 別 支 援 教 育 では もう 一 つ 障 害 という 大 事 な 視 点 が 加 わる 障 害 のある 子 どもたちをどう 捉 えて 授 業 を 構 成 するかという 点 が 大 事 になる これからの 体 育 学 習 では 豊 かなスポーツライフの 実 現 を 求 めていく 必 要 がある 運 動 に 親 しむための 資 質 や 能 力 の 育 成 と 指 導 内 容 の 体 系 化 と 明 確 化 が 必 要 である 発 達 の 段 階 に 応 じ 系 統 性 の 整 理 をしていきましょう 4 年 サイクルで 区 切 る 小 1~ 小 4 様 々な 体 の 基 本 的 な 動 きを 身 につける 時 期 小 5~ 中 2 多 くの 領 域 の 運 動 を 体 験 する 時 期 中 3~ 高 3 少 なくとも 一 つの 運 動 やスポーツを 継 続 する 時 期 松 江 ろう 学 校 には 幼 稚 部 から 高 等 部 専 攻 科 まである 幼 稚 部 の 段 階 からどういったことを 体 育 としてねらうかが 目 標 に 掲 げてある その 目 標 に 向 かった 実 践 であった ろう 学 校 で 大 切 にされること 視 覚 的 教 材 を 使 ってコミュニケーションをとって 授 業 を 展 開 する こと 小 高 とも 授 業 の 中 ではっきり 現 れていた 配 慮 が 指 導 案 の 中 にも 書 かれている 指 導 方 法 支 援 方 法 がよく 配 慮 されていた 指 導 者 が 手 話 や 指 文 字 口 話 等 をいろいろ 組 み 合 わせてコミュニケーションをとっていた 音 声 で 情 報 が 入 りにくい 子 どもたちであるが 教 員 の 説 明 をよく 見 て 非 常 によく 子 どもたちが 理 解 していた 小 学 部 の 授 業 7 月 に 見 た 時 から 予 想 以 上 に 中 継 プレーができるようになっており よい 意 味 で 驚 いた 子 どもたちの 遠 投 力 も 伸 びていた 学 年 の 幅 が 広 い 集 団 であり なかなか2 年 生 の 遠 投 のホーム は 定 着 していないが 力 はしっかりつけてきている 161
167 4 人 で 協 力 しながらゲームを 進 めていた 子 どもたちの 表 情 がとてもよかった セーフになった 時 の 喜 びは 本 当 に 運 動 を 楽 しんでいると 感 じた 子 どもたちのゲームの 中 で 負 けちゃだめ 落 ち 着 いて いないところに 打 たなきゃだめだ よ 等 たくさん 出 ていた ゲームを 楽 しんでいると 感 じた 5 年 生 が 中 心 になり 引 っ 張 っているが 時 には 引 っ 張 られすぎることもあるのではないだろうか 高 等 部 の 授 業 卓 球 を 選 択 した 生 徒 の 中 に 卓 球 部 の 生 徒 がかなりいる 部 活 動 での 卓 球 と 体 育 での 卓 球 という 捉 えで ルールやネットの 高 さを 変 える 等 の 配 慮 があった 卓 球 部 の 生 徒 が 中 心 に 引 っ 張 っていた あまり 教 員 が 前 に 出 るのではなく 生 徒 が 前 に 出 て 学 習 の 展 開 を 考 えることで 自 主 性 が 求 められ 育 つ 学 習 カード 個 人 ノート の 活 用 により で 口 頭 だけでなく 目 で 見 えるもので 振 り 返 ることが 大 事 である きちんと 整 理 されていた 小 高 共 通 して 正 規 のルールとは 違 うが 子 どもたちの 実 態 を 見 て どういう 風 に 工 夫 し ど うしたら 楽 しめるかなということを 十 分 考 えて 展 開 されていると 思 った 一 貫 性 をもった 指 導 により 豊 かなスポーツライフの 実 現 に 近 づくのではないだろうか (3) 研 究 発 表 石 見 養 護 学 校 について 研 究 協 議 及 び 情 報 交 換 質 :まとめであったが 体 育 の 授 業 から 培 った 他 者 とのコミュニケーションの 力 とは 具 体 的 にどの ような 場 面 でどのように 生 かされているか 答 :< 高 等 部 > 特 に 人 とのかかわりの 面 も1つの 目 標 としてポートボールに 取 り 組 んだ 例 として 挙 げると 台 でキャッチしている 生 徒 はボールを 持 ったとしても 攻 撃 的 な 場 面 もあったが 繰 り 返 しパス 交 換 の 練 習 やゲームの 中 で 自 分 の 役 割 が 達 成 され 皆 が 喜 んでくれた 等 の 場 面 から 優 しくパスができるような 場 面 を 積 み 重 ねてきた 普 段 の 生 活 ではすぐに 変 化 は 難 しいが 優 しく 接 することができるようになることにつなげていけたのではないかと 思 っている < 中 学 部 > 実 態 差 の 大 きい 集 団 ということで 授 業 の 中 で 友 達 のがんばりを 意 図 的 に 伝 えて いった 力 の 似 通 った 生 徒 は 昼 休 みの 遊 びに 誘 いかける 姿 があった また この 友 達 のがんば りを 理 解 する 姿 等 友 達 の 理 解 ができるようになってきた 友 達 のこんな 所 が 良 い 友 達 は 頑 張 っている と 言 うようになり 他 の 授 業 や 学 校 生 活 で 集 団 や 友 達 同 士 のかかわりでいい 姿 が 見 られるようになってきた < 小 学 部 > 友 達 がやっているから 自 分 も 一 緒 に 友 達 が 上 手 にできると すごいね と 認 めあう 姿 順 番 替 わって いいよ など 日 常 に 般 化 できる 場 面 を 取 り 入 れている 司 会 : 集 団 作 りで 工 夫 している 学 校 はないか 答 : 中 学 部 所 属 である 中 学 部 は19 名 おり 全 体 で 活 動 している 本 校 でも 生 徒 の 実 態 差 が 大 きい ので 器 械 運 動 ではできるだけたくさんの 器 具 を 工 夫 して 使 うようにしている ゴム 跳 びでは またいで 越 える 両 足 で 越 えるなど 段 階 を 追 った 指 導 をしている また 高 さを 変 えるなど もしている ボール 運 動 では 沢 山 のボールを 準 備 し ある 子 はドリブルをしてシュートをする ある 子 は 風 船 を 箱 に 入 れる 等 いろいろな 工 夫 をしている 司 会 : 運 動 量 の 確 保 について 種 目 によって 工 夫 している 課 題 を 変 えている 等 している 学 校 はないか 答 : 小 学 部 に 在 籍 している 知 的 障 害 と 自 閉 症 の 子 どもが 大 半 である 健 康 面 から 運 動 量 の 確 保 と いうことは 第 一 に 取 り 組 んでいる 児 童 の 実 態 差 が 大 きいことから サーキット 運 動 に 取 り 組 む 時 は あらゆる 実 態 に 対 応 できる 器 具 を 設 定 している また 同 じ 器 具 でもいろいろな 動 き に 発 展 できるようなものを 考 えて 選 び 配 置 している 実 態 差 に 対 応 しつつ 限 られた 器 具 の 中 でしっかりと 身 体 が 動 かせるように 取 り 組 んでいる 162
168 司 会 : 基 礎 的 な 運 動 を 大 切 にという 点 から 各 校 または 都 道 府 県 でユニークな 運 動 能 力 を 養 うよう な 体 操 等 の 取 り 組 みはあるか 答 : 高 等 養 護 学 校 所 属 である 学 校 の 外 周 にフェンスがあり その 周 りの 道 路 を 走 ると1 周 がおよ そ1キロである 道 路 は 一 般 道 路 であるが 本 校 の 敷 地 であり 気 をつけて 体 育 の 時 間 に 利 用 し ている 週 3 時 間 の 体 育 の 内 1 時 間 と2 時 間 の 時 があり 1 時 間 の 時 は 全 学 年 で 外 周 走 をし ている 入 学 時 は3 周 3キロがなかなか 走 れなかった 生 徒 も 毎 週 取 り 組 むことで 女 子 も5キ ロを20 分 前 後 で 走 れるようになることが 多 い 本 校 には 陸 上 部 もある 高 等 部 2 年 生 の 生 徒 で 1キロ3 分 半 程 度 で 走 っている その 子 は 全 国 大 会 にも 出 ている アジアパラゲームで 優 勝 し た3 年 生 の 女 子 もいる その 生 徒 たちも 最 初 は 外 周 走 から 取 り 組 んでいる はじめは 嫌 々の 生 徒 もいるが 次 第 に 目 標 をもち 女 の 子 には 負 けたくない 1 年 生 には 負 けたくないという 気 持 ちから 自 分 の 力 を 伸 ばしていく 生 徒 もいる しかし 全 員 がそうであるというわけではない 運 動 が 苦 手 な 生 徒 の 中 には 卒 業 後 あれが 一 番 嫌 でしたという 生 徒 もいる 司 会 : 生 涯 スポーツに 繋 がるような 取 り 組 みをしているところは 答 : 中 学 部 に 在 籍 している 生 徒 たちに 色 々なスポーツがあることを 常 々 伝 えたいと 考 えている 昨 年 から グラウンドゴルフを 学 習 に 取 り 入 れている 本 校 は 福 祉 ゾーンの 中 にあり 隣 の 施 設 でもグラウンドゴルフをやっていたことから 保 健 体 育 で 取 り 組 んだ 後 に 交 流 試 合 をさせ てもらった 司 会 : 将 来 の 自 立 に 向 けて 生 涯 に 渡 ってのスポーツライフ という 点 で 何 かいい 道 具 を 工 夫 して 運 動 に 取 り 入 れている などないか 新 学 習 指 導 要 領 にも たくさんのスポーツの 紹 介 がある が 取 り 組 んでいる 学 校 があるか 答 : 病 弱 養 護 学 校 に 所 属 している ニュースポーツを 体 育 の 時 間 に 取 り 組 むこともあるが 本 校 で は 自 立 活 動 の 時 間 に 中 学 部 高 等 部 で 週 1 時 間 の 縦 割 りグループで 取 り 組 んでいる バウンス ボールという 大 きめのゴム 製 のボールを 使 ってバドミントンのコートでのバレーボールや 近 隣 の 社 会 福 祉 協 議 会 からニュースポーツの 道 具 を 借 りてフライングディスクやカローリングみたい なことに 取 り 組 んでいる また 車 椅 子 で 学 習 する 生 徒 には 吹 き 矢 であったり できることを 車 椅 子 参 加 で 取 り 組 んでいる 体 育 的 な 取 り 組 みというよりは 自 立 活 動 としてコミュニケーショ ンや 人 とのかかわりを 主 に 取 り 組 んでいるが その 姿 を 体 育 の 学 習 に 参 考 にして 取 り 組 んでいる 答 : 生 涯 にわたりという 点 で 社 会 体 育 の 方 と 連 携 していきながら スペシャルオリンピックス 等 に 出 たりすることで 将 来 に 渡 ってという 橋 のつながりができるのではないかと 思 っている 先 日 もある 大 会 に 出 て メダルを 取 った 子 どもがいる 学 校 としていかにサポートしていけるの かは 今 後 の 課 題 である ボランティアという 形 での 参 加 学 校 の 方 で 奨 励 する 等 サポート 方 法 はいくつかあるのではないかと 思 っている 先 ほどの 運 動 量 という 点 から 午 前 中 の 松 江 ろ う 学 校 高 等 部 の 公 開 授 業 で サッカー 後 の 額 に 汗 する 生 徒 の 姿 に 感 動 的 であった 本 校 は 知 的 障 害 養 護 学 校 であり 運 動 量 の 確 保 は 課 題 である 体 育 の 種 目 競 技 文 化 的 な 側 面 や 楽 しさ を 伝 える 時 間 にとどまってしまうのではという 心 配 がある 身 体 を 鍛 える 時 間 としては 本 校 では 朝 と 帰 りの 業 間 の 時 間 を 使 っての 帯 での 運 動 で 運 動 量 の 確 保 はしているつもりである 司 会 : 規 模 の 大 きい 学 校 では 部 活 動 や 体 育 の 時 間 外 の 活 動 等 どのような 工 夫 があるか 答 :サッカー 部 が3 年 前 からある その 他 神 楽 部 もある 身 体 を 動 かすという 点 で 運 動 面 につながっ ている 面 もあるかと 思 う 答 : 高 等 部 にソフトボール 部 があるが 隣 の 学 園 と 共 同 でやっているという 形 である 体 育 の 授 業 では 歩 くスキーをしている 雪 の 中 を 歩 くだけでも 体 力 が 必 要 となる 司 会 : 社 会 資 源 の 活 用 等 もあると 思 うが その 点 はどうか 答 :あまりない 他 校 のように 近 隣 施 設 や 地 域 の 人 との 取 り 組 みがあると 生 涯 につながると 思 う 部 活 で 運 動 できる 子 は サッカー バスケットボール 等 に 取 り 組 み 運 動 したい 子 は 取 り 組 ん でいる 体 育 では 生 徒 数 が 多 いことから 場 所 が 足 りず 実 態 や 興 味 関 心 に 合 わせて 集 団 を 作 163
169 り ソフトボールや 卓 球 などのグループを 作 り 同 時 展 開 をしている 縦 割 りグループでは 対 応 できなくなっており 学 年 で 分 けたりしている 指 導 助 言 助 言 者 : 島 根 県 立 益 田 養 護 学 校 校 長 大 向 謙 二 先 生 < 研 究 発 表 について> 知 的 障 害 のある 児 童 生 徒 には 才 児 あたりの 発 達 上 の 運 動 の 過 程 に 留 意 し 見 ていく 必 要 がある しっかりと 実 態 を 見 ていくことが 大 事 である 発 達 のどこにつまずいているかを 見 ながら 授 業 作 りをしていくことが 必 要 であろう 石 見 養 護 学 校 の 小 学 部 の 発 表 では 楽 しく 体 を 動 かそうとあった 体 育 ではあるが 遊 びの 要 素 もかなり 含 んでいる 小 学 部 の 段 階 では 大 切 だと 思 う 遊 びや 楽 しいゲームを 取 り 入 れて 授 業 を 展 開 するという 実 践 であったが そういった 取 り 組 みは 日 常 生 活 に 必 要 な 基 本 となる 運 動 ある いは 身 体 活 動 に 結 びつけることができるのではないか 運 動 遊 びが 年 間 計 画 にも 工 夫 されている 支 援 や 指 導 の 工 夫 活 動 の 設 定 等 3 点 挙 がっているが 工 夫 しながら 達 成 感 を 持 たせている 特 にマットにおける 視 覚 支 援 の 映 像 では メロディーマットに 乗 った 児 童 が 生 き 生 きとしており 満 足 感 のある 活 動 の 工 夫 がされていた 中 学 部 は 器 具 を 使 ってのサーキット 運 動 であった サーキット 運 動 では 様 々な 運 動 要 素 を 取 り 入 れやすいので 今 後 も 発 展 させてほしい 知 的 障 害 や 自 閉 的 傾 向 のある 子 どもにとっては 長 期 見 通 しを 持 たせることはとても 大 事 なことであるが そのことばかりを 考 えすぎると 飽 きると いうことがあると 思 う 例 えば 教 員 が 何 かのキャラクターになって 誘 導 するなど 飽 きさせな い 取 り 組 みの 工 夫 をして 欲 しい 高 等 部 は ポートボールということで 若 干 ルールの 変 更 をしながら 取 り 組 んでいた ボールと いう 素 材 は 道 具 が 比 較 的 手 に 入 りやすい 一 人 でもできる 要 素 年 齢 的 に 幅 広 く 活 用 できるな ど という 要 素 がある 話 し 合 い 活 動 は 難 しい 実 態 もあるかもしれないが お 互 いがかかわって いく 協 力 し 合 っていくなどゲームを 通 して 身 につけてくことができるとよい 高 等 部 では 年 間 計 画 を 見 ると 選 択 制 体 育 を 組 んでいた スナッグゴルフやバドミントンもあがっている なにか 他 の 学 校 にも 参 考 になればと 思 う また 年 間 計 画 に 体 力 テストも 挙 がっている 知 的 障 害 のあ る 子 どもの 体 力 テストは 比 較 する 基 準 がなく 難 しい 面 がある どのように 実 施 しているのかまた 詳 しく 聞 いてみたい これを 基 に 年 間 計 画 を 組 むのであろう 関 心 をもたせてもらった < 運 動 量 の 確 保 について> 体 育 だけで 運 動 量 を 確 保 するのは 難 しいという 気 持 ちがある 業 間 朝 の 運 動 等 により 運 動 量 の 確 保 に 近 づくと 思 う 教 員 が 引 っ 張 ることも 必 要 かと 思 う 本 校 の 小 学 部 では 遊 びかもしれ ないが 遊 具 設 備 を 常 設 にして 滑 り 台 や 平 均 台 で 遊 んでいる 遊 びではあるがそれが 運 動 につ ながっていく 中 学 部 では 朝 10 分 間 走 る 取 り 組 みもある 各 学 校 の 環 境 や 時 間 帯 を 工 夫 すること で 運 動 量 の 確 保 が 達 成 できるのではないか < 体 育 の 位 置 付 け> 新 学 習 指 導 要 領 で 発 達 を 踏 まえての 指 導 内 容 の 系 統 性 という 説 明 があった 自 立 活 動 の 中 には 体 育 と 関 連 性 があるものがある 自 立 活 動 の6 項 目 の 中 の 身 体 の 動 きの5 項 目 を 見 てほしい (1) 姿 勢 と 運 動 動 作 の 基 本 的 技 能 に 関 すること (2) 姿 勢 保 持 と 運 動 動 作 の 補 助 手 段 の 活 用 に 関 すること (3) 日 常 生 活 に 必 要 な 基 本 動 作 に 関 すること (4) 身 体 の 移 動 能 力 に 関 すること (5) 作 業 に 必 要 な 動 作 と 円 滑 な 遂 行 に 関 すること このようなことが 網 羅 されている 特 に 障 害 の 重 い 児 童 生 徒 体 育 と 自 立 活 動 とをリンクさせて 考 えて 整 理 していく 必 要 がある < 生 涯 スポーツ> 学 校 で 学 び 得 た 運 動 の 力 を 将 来 どのように 生 かしていくかである 島 根 県 では 障 害 者 スポーツ 協 会 があり その 中 の 種 目 や 大 会 に 参 加 ということもある 学 校 時 代 にバレーボールやサッカー 等 に 取 り 組 んだ 生 徒 が 卒 業 後 地 域 やクラブでのチームに 入 るということもある その 他 個 人 競 技 で 地 域 のロードレースに 出 場 する 駅 伝 に 出 場 するという 生 徒 もいる 一 人 では 参 加 が 難 しい 人 も 施 164
170 設 を 利 用 しながら 施 設 の 職 員 と 一 緒 に 大 会 にでるということも 最 近 は 多 い そのためには 学 校 か ら 地 域 への 橋 渡 しは 必 ず 必 要 となってくる そこも 含 めて 学 校 体 育 に 取 り 組 んでいく 必 要 がある 4 全 国 学 校 体 育 研 究 大 会 島 根 県 大 会 を 終 えて 授 業 公 開 校 島 根 県 立 松 江 ろう 学 校 会 下 由 貴 子 幼 児 児 童 生 徒 の 長 期 的 な 低 下 傾 向 にある 体 力 や 運 動 能 力 の 向 上 をめざすために 上 記 の 研 究 主 題 に 向 けて 平 成 19 年 度 より 研 究 を 続 けてきた 本 校 は 幼 稚 部 から 高 等 部 までの 幼 児 児 童 生 徒 が 在 籍 している このため 体 育 や 体 つくり 担 当 者 で 縦 割 りの 研 究 グループを 組 織 し 各 学 部 の 現 状 把 握 や 情 報 交 換 共 通 理 解 を 図 ることからはじめた 各 学 部 の 課 題 を 明 らかにし めざす 子 ども 像 を 見 据 え て 学 習 を 組 み 立 てていくことができた このような 土 台 作 りからはじめたことは 非 常 に 有 効 であった 今 回 分 科 会 で 授 業 の 公 開 を 行 ったのは 小 学 部 と 高 等 部 である めざす 子 ども 像 を 明 確 にした ことから 単 元 や 学 習 計 画 については 児 童 生 徒 の 実 態 に 合 わせた 内 容 で 検 討 がなされ 全 国 大 会 本 番 の 公 開 までに 至 った 個 々の 課 題 はもちろんであるが 小 学 部 全 体 として 今 後 も 少 人 数 での 学 習 展 開 や 組 み 立 てのさらなる 工 夫 が 担 当 者 内 での 反 省 としてあげられた 高 等 部 では 選 択 制 体 育 の 種 目 の 提 示 の 仕 方 や 生 徒 が 主 体 的 に 活 動 できる 支 援 の 仕 方 について 継 続 して 話 し 合 っていく 必 要 があるという 意 見 が 多 数 であった このような 課 題 や 反 省 があがり 学 部 を 越 えての 共 通 理 解 がと れたことは 今 研 究 での 成 果 でもある この 全 国 大 会 を 機 に 公 開 授 業 協 議 という 形 で 研 究 の 成 果 を 発 表 させていただいたが 全 国 の 特 別 支 援 学 校 に 向 けての 波 及 効 果 としては 十 分 でなかったかもしれない しかし 県 内 の 特 別 支 援 学 校 から 多 くの 先 生 方 に 足 を 運 んでいただき 県 内 に 向 けての 発 信 はできたように 思 う また 学 体 研 本 部 文 部 科 学 省 保 健 体 育 課 より 指 導 にあたられる 先 生 方 に 参 観 していただいた このよう に 本 校 の 現 状 授 業 の 様 子 を 知 っていただく 機 会 を 得 ることができたのは 今 後 も 指 導 いただく 上 で 有 効 であったように 思 う 研 究 発 表 校 島 根 県 立 石 見 養 護 学 校 金 川 克 則 この 度 の 実 践 研 究 は 児 童 生 徒 が 生 き 生 きと 主 体 的 に 取 り 組 む 体 育 科 の 学 習 としてどんなことを 大 切 にして 取 り 組 むべきかを 小 学 部 中 学 部 高 等 部 がそれぞれ 悩 みながら 取 り 組 んだ 前 年 度 の ありのままの 実 践 であった 児 童 生 徒 一 人 ひとりの 学 習 経 験 を 考 えたが 故 に 結 果 として 子 どもに とって わかる できる かかわる 体 育 学 習 に 迫 ることができたのではないかと 思 っている 研 究 発 表 校 及 び 分 科 会 の 運 営 担 当 校 としてアンケートを 集 約 し 視 点 を 絞 って 分 科 会 に 取 り 組 も うとしたが 本 校 の 規 模 や 各 学 部 の 児 童 生 徒 の 人 数 構 成 やいわゆる 障 がいの 多 様 性 という 状 況 が 各 学 校 とかみ 合 わなかった 点 も 否 めなかった そのため 研 究 協 議 というよりは 意 見 交 換 にしかな り 得 なかった 点 にもどかしさが 残 ったのも 正 直 な 気 持 ちである 研 究 実 践 そのものについては 小 規 模 校 で 実 態 差 の 大 きい 学 校 である 本 校 の 特 徴 は 特 異 かもしれ ないが プラス 思 考 で 捉 えれば 柔 軟 な 集 団 の 組 み 方 小 中 高 の 連 携 や 実 践 体 制 の 在 り 方 にユニー クな 発 想 をもって 取 り 組 める 良 さも 内 包 している 点 について 捉 え 直 しや 再 確 認 も 必 要 と 思 われる ま た 個 のニーズや 発 達 段 階 運 動 量 の 確 保 といった 課 題 からは 体 つくり 運 動 の 質 と 量 など 常 に 縦 軸 と 横 軸 の 視 点 から 体 育 学 習 の 見 直 しが 必 要 であり 小 中 高 そして 社 会 へとつなげる 発 想 を 持 つこ とが 大 切 と 考 える 特 に 高 から 社 会 へという 視 点 は 今 回 の 学 習 指 導 要 領 の 改 訂 の 中 で 述 べられてい る 将 来 の 余 暇 活 動 につながる 視 点 や 生 涯 スポーツに 関 する 視 点 ともつながっていくため その 意 義 の 再 確 認 が 必 要 である そのためには 分 科 会 で 紹 介 のあった 御 当 地 ならではのスポーツや 地 域 や 国 の 枠 を 超 えた 運 動 スポーツのバリエイションを 増 やす 導 入 を 検 討 することも 極 めて 重 要 である 将 来 地 域 で 働 く 暮 らす 遊 ぶ というような 生 活 主 体 者 としての 土 台 作 りを 担 っていることや 体 育 科 が 他 の 教 科 との 補 完 的 な 関 係 にあることを 認 識 しながら 年 間 計 画 をしっかり 策 定 して 取 り 組 むことが 大 切 であることを 確 認 できた 研 究 大 会 であった 165
171 平 成 21 年 度 全 国 学 校 体 育 研 究 最 優 秀 校 ( 文 部 科 学 大 臣 賞 ) 一 覧 都 道 府 県 名 学 校 名 埼 玉 県 寄 居 町 立 寄 居 小 学 校 東 京 都 北 区 立 東 十 条 小 学 校 愛 知 県 新 城 市 立 千 郷 中 学 校 平 成 21 年 度 全 国 学 校 体 育 研 究 優 良 校 一 覧 都 道 府 県 名 学 校 名 北 海 道 新 得 町 立 新 得 小 学 校 北 海 道 北 広 島 高 等 学 校 大 間 町 立 大 間 小 学 校 青 森 県 東 北 町 立 東 北 東 中 学 校 青 森 県 立 む つ 工 業 高 等 学 校 盛 岡 市 立 緑 が 丘 小 学 校 岩 手 県 一 関 市 立 猿 沢 小 学 校 盛 岡 市 立 下 小 路 中 学 校 仙 台 市 立 長 町 小 学 校 宮 城 県 亘 理 町 立 逢 隈 小 学 校 丸 森 町 立 大 内 中 学 校 秋 田 県 由 利 本 荘 市 立 尾 崎 小 学 校 由 利 本 荘 市 立 本 荘 東 中 学 校 最 上 町 立 東 法 田 小 学 校 山 形 県 西 置 賜 郡 白 鷹 町 立 東 中 学 校 山 形 県 立 村 山 農 業 高 等 学 校 福 島 県 南 会 津 町 立 伊 南 中 学 校 茨 城 県 常 陸 太 田 市 立 賀 美 小 学 校 茨 城 県 立 波 崎 柳 川 高 等 学 校 常 総 市 立 岡 田 小 学 校 筑 西 市 立 関 城 中 学 校 宇 都 宮 市 立 清 原 中 学 校 栃 木 県 宇 都 宮 市 立 雀 宮 中 学 校 栃 木 県 立 富 屋 特 別 支 援 学 校 群 馬 県 前 橋 市 立 中 川 小 学 校 渋 川 市 立 子 持 中 学 校 都 道 府 県 名 学 校 名 寄 居 町 立 寄 居 小 学 校 埼 玉 県 川 口 市 立 並 木 小 学 校 横 瀬 町 立 横 瀬 中 学 校 埼 玉 県 立 草 加 高 等 学 校 松 戸 市 立 横 須 賀 小 学 校 千 葉 県 成 田 市 立 西 中 学 校 南 房 総 市 立 白 浜 中 学 校 北 区 立 東 十 条 小 学 校 東 京 都 国 立 市 立 国 立 第 八 小 学 校 練 馬 区 立 開 進 第 一 小 学 校 東 三 鷹 学 園 三 鷹 市 立 第 六 中 学 校 武 蔵 村 山 市 立 第 四 中 学 校 東 京 都 立 大 江 戸 高 等 学 校 横 浜 市 立 宮 谷 小 学 校 神 奈 川 県 相 模 原 市 立 光 が 丘 小 学 校 川 崎 市 立 臨 港 中 学 校 山 梨 県 甲 府 市 立 山 城 小 学 校 甲 斐 市 立 竜 王 中 学 校 長 野 県 波 田 町 立 波 田 小 学 校 波 田 町 立 波 田 中 学 校 福 井 県 坂 井 市 立 鳴 鹿 小 学 校 熱 海 市 立 桃 山 小 学 校 牧 之 原 市 立 勝 間 田 小 学 校 静 岡 県 浜 松 市 立 三 方 原 小 学 校 静 岡 県 立 袋 井 高 等 学 校 166
172 都 道 府 県 名 学 校 名 下 呂 市 立 東 第 一 小 学 校 岐 阜 県 岐 阜 市 立 藍 川 東 中 学 校 岐 阜 県 立 郡 上 北 高 等 学 校 名 古 屋 市 立 天 白 小 学 校 愛 知 県 稲 沢 市 立 大 里 東 中 学 校 新 城 市 立 千 郷 中 学 校 名 古 屋 市 立 山 田 高 等 学 校 三 重 県 三 重 県 立 あけぼの 学 園 高 等 学 校 彦 根 市 立 旭 森 小 学 校 滋 賀 県 長 浜 市 立 南 中 学 校 滋 賀 県 立 守 山 北 高 等 学 校 京 都 府 亀 岡 市 立 安 詳 小 学 校 京 都 市 立 朱 雀 第 三 小 学 校 門 真 市 立 上 野 口 小 学 校 柏 原 市 立 国 分 東 小 学 校 大 阪 府 大 阪 市 立 泉 尾 北 小 学 校 大 阪 市 立 中 大 江 小 学 校 大 阪 府 立 伯 太 高 等 学 校 姫 路 市 立 御 国 野 小 学 校 兵 庫 県 神 戸 市 立 井 吹 東 小 学 校 丹 波 市 立 氷 上 中 学 校 兵 庫 県 立 舞 子 高 等 学 校 葛 城 市 立 忍 海 小 学 校 奈 良 県 大 和 郡 山 市 立 郡 山 中 学 校 育 英 西 中 学 高 等 学 校 紀 の 川 市 立 安 楽 川 小 学 校 和 歌 山 県 田 辺 市 立 明 洋 中 学 校 鳥 取 県 大 山 町 立 大 山 西 小 学 校 米 子 市 日 吉 津 村 中 学 校 組 合 立 箕 蚊 屋 中 学 校 島 根 県 松 江 市 立 来 待 小 学 校 岡 山 市 立 政 田 小 学 校 岡 山 県 井 原 市 立 高 屋 中 学 校 岡 山 県 立 和 気 閑 谷 高 等 学 校 広 島 県 福 山 市 立 山 手 小 学 校 愛 媛 県 松 山 市 立 雄 新 中 学 校 愛 媛 県 立 松 山 商 業 高 等 学 校 福 岡 県 北 九 州 市 立 高 見 小 学 校 芦 屋 町 立 芦 屋 中 学 校 都 道 府 県 名 学 校 名 唐 津 市 立 田 野 小 学 校 佐 賀 県 多 久 市 立 中 央 中 学 校 佐 賀 県 立 小 城 高 等 学 校 長 崎 県 長 崎 市 立 出 津 小 学 校 学 校 法 人 西 海 学 園 高 等 学 校 南 阿 蘇 村 立 白 水 小 学 校 熊 本 県 南 阿 蘇 村 立 白 水 中 学 校 植 木 町 立 鹿 南 中 学 校 熊 本 県 立 高 森 高 等 学 校 豊 後 高 田 市 立 草 地 小 学 校 大 分 県 日 出 町 立 日 出 中 学 校 大 分 県 立 佐 伯 鶴 城 高 等 学 校 宮 崎 県 宮 崎 市 立 高 岡 小 学 校 日 置 市 立 伊 集 院 北 小 学 校 鹿 児 島 県 加 治 木 町 立 錦 江 小 学 校 霧 島 市 立 隼 人 中 学 校 鹿 児 島 県 立 出 水 養 護 学 校 金 武 町 立 金 武 小 学 校 沖 縄 県 宮 古 島 市 立 佐 良 浜 中 学 校 沖 縄 県 立 前 原 高 等 学 校 167
173 平 成 21 年 度 全 国 学 校 体 育 研 究 功 労 者 都 道 府 県 氏 名 所 属 ( 役 職 名 ) 鳴 海 順 二 函 館 市 立 湯 川 小 学 校 長 青 山 誠 一 旭 川 市 永 山 南 小 学 校 長 北 海 道 工 藤 雅 史 本 別 町 立 本 別 中 央 小 学 校 長 上 杉 正 三 北 海 道 札 幌 東 豊 高 等 学 校 長 棚 田 徹 北 海 道 砂 川 高 等 学 校 長 寺 岡 眞 知 子 國 學 院 大 學 北 海 道 短 期 大 学 部 教 授 下 山 新 市 鶴 田 町 水 元 中 央 小 学 校 長 青 森 県 田 浦 眞 一 弘 前 市 立 第 三 中 学 校 長 原 田 榮 之 進 青 森 県 立 青 森 北 高 等 学 校 教 諭 菅 原 末 広 久 慈 市 立 久 慈 小 学 校 長 岩 手 県 菅 原 均 大 船 渡 市 立 綾 里 中 学 校 長 小 原 善 則 北 上 市 立 上 野 中 学 校 長 宮 城 県 和 泉 隆 嗣 仙 台 市 立 東 宮 城 野 小 学 校 長 遠 藤 健 三 宮 城 県 米 山 高 等 学 校 長 小 山 享 秋 田 市 立 上 北 手 小 学 校 長 秋 田 県 佐 藤 和 広 前 由 利 本 荘 市 立 由 利 中 学 校 長 市 田 和 夫 秋 田 県 立 大 曲 高 等 学 校 長 早 坂 良 山 形 市 立 第 七 小 学 校 長 山 形 県 武 田 功 一 中 山 町 立 中 山 中 学 校 長 梶 原 賢 山 形 県 立 山 形 中 央 高 等 学 校 長 星 三 千 男 会 津 若 松 市 立 城 西 小 学 校 長 福 島 県 花 井 宣 明 福 島 県 立 葵 高 等 学 校 長 星 光 一 福 島 県 立 田 島 高 等 学 校 長 沢 哲 史 水 戸 市 立 妻 里 小 学 校 長 茨 城 県 笹 沼 慎 一 水 戸 市 立 赤 塚 中 学 校 長 大 久 保 省 三 茨 城 県 立 鹿 島 高 等 学 校 長 村 田 孝 二 茨 城 県 立 盲 学 校 長 漆 原 保 宇 都 宮 市 立 岡 本 北 小 学 校 長 栃 木 県 岩 﨑 研 一 宇 都 宮 市 立 宝 木 中 学 校 長 猿 山 美 代 子 栃 木 県 立 足 利 特 別 支 援 学 校 長 岩 﨑 正 敏 渋 川 市 立 伊 香 保 小 学 校 長 群 馬 県 星 野 俊 雄 前 桐 生 市 立 桜 木 中 学 校 長 入 澤 孝 一 前 群 馬 県 立 長 野 原 高 等 学 校 長 中 村 文 夫 草 加 市 立 高 砂 小 学 校 長 埼 玉 県 赤 沼 昇 熊 谷 市 立 富 士 見 中 学 校 長 清 水 道 子 川 越 市 立 初 雁 中 学 校 長 金 子 清 二 埼 玉 県 立 大 井 高 等 学 校 長 末 田 昭 敏 千 葉 市 立 松 ヶ 丘 中 学 校 長 千 葉 県 出 口 榮 一 千 葉 市 立 加 曽 利 中 学 校 長 松 本 博 松 戸 市 立 常 盤 平 中 学 校 長 青 木 寛 千 葉 県 立 安 房 高 等 学 校 長 都 道 府 県 氏 名 所 属 ( 役 職 名 ) 高 柳 誠 練 馬 区 立 石 神 井 東 小 学 校 長 山 本 佳 正 練 馬 区 立 和 光 小 学 校 長 村 上 みな 子 千 代 田 区 立 麹 町 中 学 校 長 東 京 都 山 口 好 司 町 田 市 立 つくし 野 中 学 校 長 鶴 見 保 憲 文 京 区 立 第 一 中 学 校 長 青 木 哲 男 品 川 区 立 小 中 一 貫 校 伊 藤 学 園 校 長 藤 井 正 俊 東 京 都 立 富 士 高 等 学 校 長 野 々 内 幸 則 東 京 都 立 駒 場 高 等 学 校 長 大 澤 眞 治 郎 横 浜 市 立 西 前 小 学 校 長 櫻 井 康 治 川 崎 市 立 高 津 小 学 校 長 神 奈 川 県 青 山 喜 久 夫 川 崎 市 立 富 士 見 台 小 学 校 長 千 葉 哲 人 横 須 賀 市 立 田 浦 中 学 校 長 谷 川 藤 子 前 関 東 学 院 中 学 高 等 学 校 教 諭 沓 掛 明 久 甲 府 市 立 北 中 学 校 長 山 梨 県 宮 坂 雄 次 郎 甲 斐 市 立 竜 王 北 中 学 校 長 清 水 清 前 山 梨 県 立 谷 村 工 業 高 等 学 校 教 頭 長 野 県 岩 上 芳 宗 前 中 野 市 立 中 野 平 中 学 校 長 南 雲 茂 長 岡 市 立 表 町 小 学 校 長 新 潟 県 伊 藤 孝 司 前 新 潟 市 立 葛 塚 小 学 校 長 吉 越 明 妙 高 市 立 妙 高 高 原 中 学 校 長 富 山 県 石 上 正 純 富 山 市 立 芝 園 中 学 校 長 石 川 県 堅 田 洋 志 金 沢 市 立 額 小 学 校 長 永 田 一 孝 七 尾 市 立 石 崎 小 学 校 長 伹 川 隆 治 勝 山 市 立 勝 山 南 部 中 学 校 長 福 井 県 五 島 伸 一 敦 賀 市 立 粟 野 中 学 校 長 長 谷 川 隆 一 坂 井 市 立 坂 井 中 学 校 長 鶴 屋 義 照 浜 松 市 立 蒲 小 学 校 長 静 岡 県 鈴 木 克 美 磐 田 市 立 豊 田 中 学 校 長 大 原 一 夫 静 岡 市 立 籠 上 中 学 校 長 松 浦 博 實 前 静 岡 県 立 島 田 工 業 高 等 学 校 長 吉 田 政 直 岐 阜 市 立 長 良 西 小 学 校 長 岐 阜 県 西 部 慎 一 美 濃 北 中 学 校 長 柴 田 益 孝 岐 阜 県 立 長 良 高 等 学 校 長 佐 藤 秀 明 名 古 屋 市 立 大 須 小 学 校 長 愛 知 県 若 山 栄 一 東 海 市 立 横 須 賀 小 学 校 長 河 合 安 男 岡 崎 市 立 北 中 学 校 長 波 多 野 壽 愛 知 県 立 千 種 高 等 学 校 長 三 重 県 金 子 滋 朗 松 坂 市 立 大 河 内 小 学 校 長 安 井 みどり 三 重 県 立 稲 生 高 等 学 校 長 日 夏 信 一 愛 荘 町 立 愛 知 川 小 学 校 長 滋 賀 県 勝 山 圓 昭 守 山 市 立 守 山 中 学 校 長 横 田 誠 一 滋 賀 県 立 体 育 館 武 道 館 管 理 センター 所 長 168
174 都 道 府 県 氏 名 所 属 ( 役 職 名 ) 京 都 府 河 井 一 雄 京 都 市 立 深 草 小 学 校 長 京 江 民 治 吹 田 市 立 千 里 新 田 小 学 校 長 岸 田 良 一 堺 市 立 登 美 丘 東 小 学 校 長 大 阪 府 野 田 信 行 東 大 阪 市 立 弥 栄 小 学 校 長 鍋 島 潤 一 大 阪 市 立 常 磐 小 学 校 長 老 田 準 司 大 阪 府 立 八 尾 高 等 学 校 長 中 島 保 前 姫 路 市 立 御 国 野 小 学 校 長 兵 庫 県 細 見 敏 信 前 丹 波 市 立 春 日 中 学 校 長 福 岡 重 信 兵 庫 県 立 川 西 北 陵 高 等 学 校 長 長 谷 川 雅 清 兵 庫 県 立 三 木 東 高 等 学 校 西 尾 誠 大 和 郡 山 市 立 平 和 小 学 校 長 奈 良 県 石 田 清 春 奈 良 県 立 奈 良 情 報 商 業 高 等 学 校 教 諭 米 田 博 行 私 立 東 大 寺 学 園 中 学 校 高 等 学 校 教 諭 青 木 隆 前 和 歌 山 市 立 中 之 島 小 学 校 長 和 歌 山 県 田 伏 英 世 前 紀 の 川 市 立 貴 志 川 中 学 校 長 小 串 親 秀 前 和 歌 山 県 立 箕 島 高 等 学 校 長 山 根 俊 道 八 頭 町 立 郡 家 東 小 学 校 長 鳥 取 県 林 原 範 夫 大 山 町 立 大 山 中 学 校 長 定 光 真 理 子 鳥 取 県 立 米 子 東 高 等 学 校 教 諭 八 束 義 夫 前 大 田 市 立 鳥 井 小 学 校 長 島 根 県 金 子 司 前 邑 南 町 立 瑞 穂 中 学 校 長 冨 田 績 隠 岐 の 島 町 立 都 万 中 学 校 長 田 中 利 徳 島 根 県 立 江 津 高 等 学 校 長 矢 吹 芳 玄 倉 敷 市 立 万 寿 東 小 学 校 長 岡 山 県 木 下 道 也 岡 山 市 立 西 大 寺 中 学 校 長 青 山 典 生 岡 山 県 立 東 岡 山 工 業 高 等 学 校 教 頭 西 山 伏 見 広 島 市 立 牛 田 小 学 校 長 広 島 県 矢 﨑 正 行 福 山 市 立 神 村 小 学 校 長 新 出 博 文 広 島 市 立 山 本 小 学 校 長 徳 島 県 井 上 正 子 前 徳 島 市 入 田 小 学 校 長 卯 木 英 司 鳴 門 市 第 二 中 学 校 長 山 地 眞 人 前 西 条 市 立 神 拝 小 学 校 長 愛 媛 県 土 居 通 興 前 宇 和 島 市 立 津 島 中 学 校 長 渡 部 正 治 愛 媛 県 立 松 山 商 業 高 等 学 校 長 高 知 県 森 岡 俊 介 南 国 市 立 十 市 小 学 校 長 松 下 純 二 前 津 野 町 立 東 津 野 中 学 校 長 常 深 薫 前 福 岡 市 立 弥 永 小 学 校 長 釜 瀬 計 宗 像 市 立 日 の 里 西 小 学 校 長 福 岡 県 奥 薗 公 明 大 牟 田 市 立 白 川 小 学 校 長 武 田 健 児 福 岡 市 立 香 椎 小 学 校 長 近 藤 孝 子 前 久 留 米 信 愛 女 学 院 高 校 教 諭 大 野 典 博 多 久 市 立 西 部 小 学 校 長 佐 賀 県 大 宅 輝 行 鹿 島 市 立 西 部 中 学 校 長 原 田 孝 則 佐 賀 県 立 唐 津 南 高 等 学 校 長 都 道 府 県 氏 名 所 属 ( 役 職 名 ) 長 崎 県 大 石 周 二 前 佐 世 保 市 立 福 石 中 学 校 長 六 角 屋 徹 洋 長 崎 県 立 国 見 高 等 学 校 長 矢 野 裕 介 熊 本 市 立 託 麻 原 小 学 校 長 熊 本 県 下 地 哲 雄 和 水 町 立 菊 水 中 学 校 長 齋 藤 健 二 郎 熊 本 県 立 多 良 木 高 等 学 校 長 秦 幸 太 郎 前 大 分 市 立 西 の 台 小 学 校 長 大 分 県 阿 南 憲 治 前 津 久 見 市 立 津 久 見 第 二 中 学 校 長 橋 本 文 徳 大 分 県 立 大 分 東 高 等 学 校 長 宮 崎 県 宮 田 育 俊 宮 崎 市 立 宮 崎 中 学 校 長 黒 木 健 宮 崎 県 立 小 林 商 業 高 等 学 校 長 横 山 千 尋 前 鹿 児 島 女 子 短 期 大 学 附 属 なでしこ 幼 稚 園 副 園 長 鹿 児 島 県 椛 山 伸 也 前 名 瀬 市 立 名 瀬 中 学 校 長 湯 川 徳 子 前 鹿 児 島 県 立 加 世 田 高 等 学 校 教 諭 上 村 正 常 前 鹿 児 島 県 立 大 島 養 護 学 校 長 与 那 城 厚 金 武 町 立 金 武 小 学 校 長 沖 縄 県 東 恩 納 吉 一 浦 添 市 立 港 川 中 学 校 長 新 里 由 美 沖 縄 県 立 首 里 東 高 等 学 校 教 頭 169
175 主 催 共 催 団 体 関 係 文 部 科 学 省 布 村 幸 彦 スポーツ 青 少 年 局 長 尾 﨑 春 樹 大 臣 官 房 審 議 官 (スポーツ 青 少 年 局 担 当 ) 加 藤 孝 男 スポーツ 青 少 年 総 括 官 有 松 育 子 スポーツ 青 少 年 局 企 画 体 育 課 長 佐 藤 豊 スポーツ 青 少 年 局 企 画 体 育 課 教 科 調 査 官 白 旗 和 也 スポーツ 青 少 年 局 企 画 体 育 課 教 科 調 査 官 齋 藤 陽 介 スポーツ 青 少 年 局 企 画 体 育 課 学 校 体 育 振 興 係 長 上 久 保 秀 樹 スポーツ 青 少 年 局 企 画 体 育 課 学 校 体 育 振 興 係 宮 良 博 寿 スポーツ 青 少 年 局 企 画 体 育 課 学 校 体 育 振 興 係 財 団 法 人 日 本 学 校 体 育 研 究 連 合 会 片 岡 暁 夫 会 長 高 橋 健 夫 副 会 長 杉 山 重 利 副 会 長 後 藤 一 彦 理 事 長 岡 出 美 則 常 務 理 事 友 添 秀 則 常 務 理 事 本 村 清 人 常 務 理 事 古 川 浩 洋 常 務 理 事 田 中 美 智 子 常 務 理 事 石 塚 雄 一 常 務 理 事 池 田 延 行 参 与 井 上 アヤ 子 参 与 細 江 文 利 参 与 鯨 岡 廣 隆 参 与 萩 原 奏 参 与 菅 原 健 次 参 与 奈 尾 力 監 事 櫻 井 康 治 監 事 寺 嶋 文 代 事 務 局 平 沢 潞 子 事 務 局 塩 野 入 一 代 事 務 局 島 根 県 教 育 委 員 会 藤 原 義 光 教 育 長 小 池 隆 之 保 健 体 育 課 長 松 江 市 教 育 委 員 会 福 島 律 子 教 育 長 島 根 県 学 校 体 育 研 究 連 合 会 野 津 和 夫 会 長 玉 野 桂 子 副 会 長 中 永 秀 繁 副 会 長 濱 岡 繁 人 副 会 長 170
176 第 48 回 全 国 学 校 体 育 研 究 大 会 島 根 大 会 実 行 委 員 会 名 簿 役 職 名 氏 名 職 名 及 び 所 属 等 顧 問 藤 原 義 光 福 島 律 子 島 根 県 教 育 員 会 教 育 長 松 江 市 教 育 委 員 会 教 育 長 参 与 狩 野 由 美 子 島 根 県 国 公 立 幼 稚 園 長 会 会 長 松 江 市 立 幼 保 園 のぎ 園 長 桑 谷 幸 美 松 江 市 幼 稚 園 長 会 会 長 松 江 市 立 講 武 幼 稚 園 長 大 道 正 行 島 根 県 小 学 校 長 会 会 長 松 江 市 立 川 津 小 学 校 長 永 島 典 男 島 根 県 教 育 研 究 会 会 長 松 江 市 立 第 一 中 学 校 横 山 康 二 松 江 市 小 学 校 長 会 会 長 松 江 市 立 内 中 原 小 学 校 長 矢 野 博 島 根 県 中 学 校 長 会 会 長 松 江 市 立 湖 東 中 学 校 長 細 木 保 秀 松 江 市 中 学 校 長 会 会 長 松 江 市 立 宍 道 中 学 校 長 大 賀 敏 郎 島 根 県 公 立 高 等 学 校 長 協 会 会 長 島 根 県 立 松 江 北 高 等 学 校 長 繁 浪 均 島 根 県 特 別 支 援 学 校 長 会 会 長 島 根 県 立 盲 学 校 長 倉 本 一 三 秋 利 幸 秀 坂 根 哲 治 奥 村 泰 麿 教 育 庁 高 校 教 育 課 長 教 育 庁 義 務 教 育 課 長 教 育 庁 松 江 教 育 事 務 所 長 松 江 市 教 育 委 員 会 学 校 教 育 課 長 会 長 野 津 和 夫 島 根 県 学 校 体 育 研 究 連 合 会 会 長 松 江 市 立 母 衣 小 学 校 長 佐 々 木 明 美 松 江 市 幼 稚 園 教 育 研 究 会 会 長 松 江 市 立 津 田 幼 稚 園 長 中 永 秀 繁 島 根 県 学 校 体 育 研 究 連 合 会 副 会 長 出 雲 市 立 東 小 学 校 長 副 会 長 宮 本 輝 雄 島 根 県 中 学 校 保 健 体 育 科 研 究 会 会 長 松 江 市 立 美 保 関 中 学 校 長 井 上 和 朋 島 根 県 高 等 学 校 保 健 体 育 研 究 会 会 長 島 根 県 立 益 田 翔 陽 高 等 学 校 長 白 石 隆 子 島 根 県 特 別 支 援 学 校 教 育 研 究 会 会 長 島 根 県 立 松 江 緑 が 丘 養 護 学 校 長 石 富 修 松 江 市 教 育 研 究 会 会 長 松 江 市 立 来 待 小 学 校 長 藤 村 曻 松 江 市 立 八 雲 中 学 校 長 研 究 部 長 常 任 委 員 津 田 陽 一 奥 出 雲 町 立 横 田 小 学 校 教 頭 研 究 部 副 部 長 足 立 智 美 下 諸 純 孝 安 来 市 立 安 田 小 学 校 教 頭 松 江 市 立 第 一 中 学 校 教 頭 研 究 部 171
177 役 職 名 氏 名 職 名 及 び 所 属 等 井 場 浩 島 根 県 立 出 雲 高 等 学 校 教 諭 坂 根 千 歳 島 根 県 立 松 江 ろう 学 校 教 頭 研 究 部 玉 野 桂 子 松 江 市 立 川 津 小 学 校 教 頭 式 典 部 長 常 任 委 員 高 木 弘 伸 竹 下 祥 子 島 根 県 立 三 刀 屋 高 等 学 校 掛 合 分 校 副 校 長 東 出 雲 町 立 東 出 雲 中 学 校 教 諭 式 典 部 副 部 長 安 藤 賢 一 大 田 市 立 仁 摩 小 学 校 長 編 集 部 長 藤 田 謙 二 出 雲 市 立 平 田 中 学 校 教 頭 編 集 部 副 部 長 古 津 周 治 松 江 市 立 乃 木 小 学 校 長 会 場 校 校 長 加 藤 潮 松 江 市 立 乃 木 小 学 校 教 諭 山 田 精 一 松 江 市 立 雑 賀 小 学 校 長 発 表 校 校 長 井 上 明 松 江 市 立 忌 部 小 学 校 長 協 力 校 校 長 浜 田 啓 文 松 江 市 立 宍 道 小 学 校 長 会 場 校 長 山 本 達 也 松 江 市 立 宍 道 小 学 校 教 諭 委 員 長 和 博 松 江 市 立 中 央 小 学 校 長 発 表 校 校 長 石 富 修 松 江 市 立 来 待 小 学 校 長 会 場 校 長 藤 原 稔 松 江 市 立 来 待 小 学 校 教 諭 三 代 喜 政 松 江 市 立 玉 湯 小 学 校 長 発 表 校 校 長 毛 利 直 巳 松 江 市 立 大 谷 小 学 校 長 協 力 校 校 長 烏 田 政 巳 松 江 市 立 湖 南 中 学 校 長 会 場 校 長 富 竹 規 子 松 江 市 立 湖 南 中 学 校 教 諭 細 木 保 秀 松 江 市 立 宍 道 中 学 校 長 会 場 校 長 本 田 紀 子 松 江 市 立 宍 道 中 学 校 教 諭 松 本 善 美 島 根 県 立 松 江 南 高 等 学 校 長 会 場 校 長 山 中 清 恵 島 根 県 立 松 江 南 高 等 学 校 教 諭 新 田 康 二 島 根 県 立 松 江 商 業 高 等 学 校 長 会 場 校 長 小 豆 澤 崇 島 根 県 立 松 江 商 業 高 等 学 校 教 諭 田 中 明 島 根 県 立 松 江 ろう 学 校 長 会 場 校 長 会 下 由 貴 子 島 根 県 立 松 江 ろう 学 校 教 諭 172
178 役 職 名 氏 名 職 名 及 び 所 属 等 小 林 修 平 島 根 県 立 石 見 養 護 学 校 長 発 表 校 校 長 宮 本 弘 和 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 幼 稚 園 小 学 校 中 学 校 長 会 場 園 校 長 加 納 美 紀 荏 田 幸 治 上 田 亜 由 美 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 幼 稚 園 指 導 教 諭 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 小 学 校 教 諭 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 中 学 校 教 諭 角 武 司 安 来 市 立 赤 屋 小 学 校 長 伊 藤 多 恵 子 長 尾 憲 道 園 山 正 恵 東 出 雲 町 立 意 東 小 学 校 長 奥 出 雲 町 立 三 沢 小 学 校 長 飯 南 町 立 志 々 小 学 校 長 委 員 玉 木 一 好 斐 川 町 立 荘 原 小 学 校 長 小 川 豊 浜 田 市 立 井 野 小 学 校 長 島 根 県 学 校 体 育 研 究 連 合 会 評 議 員 濱 岡 繁 人 江 津 市 立 江 津 中 学 校 長 川 平 克 憲 渋 谷 憲 朗 高 橋 宏 幸 山 口 克 秀 邑 南 町 立 日 和 小 学 校 長 益 田 市 立 美 都 中 学 校 長 津 和 野 町 立 日 原 中 学 校 長 隠 岐 の 島 町 立 西 郷 中 学 校 長 平 井 章 島 根 大 学 教 育 学 部 教 授 岸 英 治 島 根 県 高 等 学 校 保 健 体 育 研 究 会 事 務 局 長 島 根 県 立 益 田 翔 陽 高 等 学 校 教 諭 横 田 浩 教 育 庁 保 健 体 育 課 生 涯 スポーツ 振 興 グ ループリーダー 総 務 部 長 菅 原 純 子 教 育 庁 保 健 体 育 課 健 康 づくり 推 進 室 長 事 業 部 長 監 事 神 門 三 郎 武 田 祐 子 島 根 県 学 校 体 育 研 究 連 合 会 評 議 員 雲 南 市 立 西 小 学 校 長 大 田 市 立 福 波 小 学 校 長 事 務 局 小 池 隆 之 教 育 庁 保 健 体 育 課 長 事 務 局 長 塚 田 幸 司 高 野 正 次 矢 田 悦 夫 井 筒 秀 明 教 育 庁 保 健 体 育 課 学 校 体 育 競 技 スポー ツ 振 興 グループリーダー 教 育 庁 保 健 体 育 課 学 校 体 育 競 技 スポー ツ 振 興 グループ 指 導 主 事 事 務 局 次 長 事 務 局 員 小 倉 庸 二 173
179 第 48 回 全 国 学 校 体 育 研 究 大 会 島 根 大 会 全 体 会 11 月 10 日 係 員 一 覧 係 業 務 内 容 係 員 古 藤 忠 男 ( 八 束 小 ) 竹 田 賢 治 会 場 設 営 石 倉 悦 夫 ( 安 来 一 中 ) 重 谷 昇 式 典 ステージ 設 営 岩 田 将 太 郎 ( 大 社 高 ) 竹 谷 聖 可 式 典 運 営 ( 指 揮 ) 天 津 幸 二 ( 秋 鹿 小 ) 坂 田 雅 司 進 行 進 行 大 田 修 子 ( 出 雲 高 ) 二 岡 恵 美 子 文 科 省 学 体 連 本 部 中 上 美 紀 ( 上 津 小 ) 松 浦 尚 美 知 事 市 長 教 育 長 加 地 真 ( 松 江 二 中 ) 金 崎 順 一 県 学 体 研 波 多 野 哲 史 ( 出 雲 工 高 ) 諏 訪 部 淳 講 演 講 師 小 林 明 子 ( 松 江 東 高 ) シンポジスト 内 藤 美 枝 ( 旭 丘 中 ) 受 賞 者 渡 部 輝 美 子 ( 川 津 小 ) 狩 野 誠 当 日 参 加 松 林 宏 ( 大 東 高 ) 佐 々 木 浩 三 業 者 今 林 三 喜 ( 松 江 三 中 ) 報 道 関 係 者 池 野 聡 祐 ( 松 江 農 高 ) 受 付 分 科 会 ( 附 幼 ) 山 尾 淳 子 ( 川 津 幼 ) 安 尾 博 子 分 科 会 ( 附 小 ) 田 中 宜 夫 ( 母 衣 小 ) 佐 々 木 美 智 子 分 科 会 ( 附 中 ) 藤 原 伊 世 ( 佐 田 中 ) 園 山 正 人 分 科 会 ( 乃 木 小 ) 升 谷 佳 子 ( 津 田 小 ) 松 良 綾 子 分 科 会 ( 来 待 小 ) 永 島 愛 子 ( 揖 屋 小 ) 野 中 一 正 分 科 会 ( 宍 道 小 ) 魚 谷 美 岐 ( 大 庭 小 ) 津 田 典 子 分 科 会 ( 湖 南 中 ) 岩 﨑 隆 治 ( 平 田 中 ) 吾 郷 千 佳 子 分 科 会 ( 宍 道 中 ) 長 野 史 明 ( 出 雲 二 中 ) 深 津 誠 二 分 科 会 ( 松 江 南 ) 宮 井 賢 治 ( 安 来 高 ) 青 木 忠 司 分 科 会 ( 松 江 商 ) 安 食 英 典 ( 松 江 東 高 ) 橋 本 恵 一 分 科 会 ( 松 江 ろう) 塩 冶 綾 子 ( 松 江 ろう) 永 田 康 子 文 科 省 学 体 連 本 部 田 中 昌 子 ( 内 中 原 小 ) 小 田 川 徹 哉 知 事 市 長 教 育 長 黒 見 ひとみ ( 島 根 小 ) 佐 藤 栄 里 子 県 学 体 研 伊 藤 真 知 子 ( 内 中 原 幼 ) 団 野 真 由 美 接 待 案 内 講 演 講 師 シンポジスト 野 津 浩 一 ( 松 江 四 中 ) 内 田 裕 美 子 受 賞 者 小 川 宏 幸 ( 今 市 小 ) 加 藤 泰 寛 総 合 案 内 白 根 隆 ( 松 江 二 中 ) 石 倉 一 男 アトラクション 来 田 良 博 ( 出 雲 高 ) 安 達 正 治 駐 車 場 役 員 駐 車 場 金 築 誠 二 ( 松 江 一 中 ) 原 仲 碧 救 護 救 護 中 村 喜 子 ( 美 保 関 中 ) 廣 中 敦 子 挨 拶 祝 辞 等 太 田 栄 二 ( 神 西 小 ) 古 川 比 呂 美 特 別 講 演 佐 野 香 織 ( 高 浜 小 ) 若 築 俊 寿 記 録 解 説 小 竹 政 隆 ( 意 東 小 ) 奥 谷 克 朗 シンポジウム 三 浦 稔 ( 東 出 雲 中 ) 安 達 直 幸 機 器 操 作 清 水 禎 宏 ( 松 江 北 高 ) 植 田 悟 174
180 名 ( 所 属 ) ( 中 部 小 ) 吉 田 光 良 ( 荘 原 小 ) 広 渡 良 ( 西 野 小 ) ( 安 来 一 中 ) 森 本 真 晃 ( 松 江 工 高 ) 森 田 仁 ( 松 江 工 高 ) ( 大 社 高 ) ( 鹿 島 東 小 ) ( 松 江 北 高 ) ( 東 小 ) ( 松 江 二 中 ) ( 八 束 中 ) ( 吉 田 中 ) 藤 井 和 紀 ( 吉 田 中 ) 吉 田 隆 一 ( 加 茂 中 ) ( 平 田 高 ) 大 畑 篤 郎 ( 出 雲 農 高 ) ( 城 北 幼 ) ( 鹿 島 東 小 ) 長 谷 川 美 智 子 ( 美 保 関 小 ) ( 大 社 中 ) 上 野 政 喜 ( 多 伎 中 ) ( 竹 矢 小 ) 前 川 恭 子 ( 古 志 原 小 ) ( 古 江 小 ) 寺 田 行 徳 ( 法 吉 小 ) ( 法 吉 小 ) 荒 木 都 ( 津 田 小 ) ( 平 田 中 ) 高 橋 宏 明 ( 光 中 ) ( 出 雲 三 中 ) 岡 本 重 一 郎 ( 浜 山 中 ) ( 情 報 科 学 高 ) 上 野 城 将 志 ( 松 江 市 女 高 ) ( 松 江 東 高 ) 宮 本 正 孝 ( 出 雲 商 高 ) ( 松 江 ろ う) ( 大 東 小 ) 小 田 川 和 幸 ( 西 小 ) 内 田 尚 孝 ( 飯 石 小 ) ( 荒 島 小 ) 小 原 久 美 子 ( 十 神 小 ) 蘆 田 倫 子 ( 社 日 小 ) ( 母 衣 幼 ) ( 松 江 四 中 ) ( 大 津 小 ) 廣 澤 守 ( 大 社 小 ) 飯 塚 守 ( 平 田 小 ) ( 松 江 四 中 ) 竹 下 順 司 ( 松 江 四 中 ) 三 木 伸 吾 ( 湖 東 中 ) ( 松 江 一 中 ) ( 出 雲 一 中 ) ( 八 雲 中 ) ( 佐 香 小 ) ( 岐 久 小 ) ( 出 雲 郷 小 ) ( 斐 川 東 中 ) 佐 伯 卓 也 ( 斐 川 西 中 ) ( 松 江 北 高 ) 175
181 第 48 回 全 国 学 校 体 育 研 究 大 会 島 根 大 会 分 科 会 11 月 11 日 係 員 一 覧 係 附 属 幼 稚 園 附 属 小 学 校 附 属 中 学 校 乃 木 小 学 校 来 待 小 学 校 分 科 会 会 長 運 営 委 員 長 会 場 責 任 者 授 業 者 宮 本 弘 和 ( 附 属 ) 古 津 周 治 ( 乃 木 小 ) 石 富 修 ( 来 待 小 ) 桑 谷 幸 美 ( 講 武 幼 ) 角 武 司 ( 赤 屋 小 ) 塩 川 寛 ( 松 江 三 中 ) 山 田 精 一 ( 雑 賀 小 ) 井 上 明 ( 忌 部 小 ) 秦 光 司 ( 附 属 幼 ) 吉 崎 朗 ( 附 属 小 ) 大 島 悟 ( 附 属 中 ) 西 尾 誠 斎 藤 幸 博 ( 乃 木 小 ) 岡 本 里 恵 芦 村 こころ ( 附 属 幼 ) 小 林 敏 朗 小 草 康 弘 ( 附 属 小 ) 柏 木 裕 至 上 田 亜 由 美 ( 附 属 中 ) 松 崎 雅 史 田 中 晶 子 山 内 一 弘 金 山 剛 志 ( 乃 木 小 ) 三 代 喜 政 ( 玉 湯 小 ) 毛 利 直 巳 ( 大 谷 小 ) 谷 口 知 子 ( 来 待 小 ) 安 達 和 彦 石 富 晶 子 ( 来 待 小 ) 発 表 者 加 納 美 紀 ( 附 属 幼 ) 荏 田 幸 浩 ( 附 属 小 ) 上 田 亜 由 美 ( 附 属 中 ) 加 藤 潮 ( 乃 木 小 ) 寺 下 利 弘 ( 雑 賀 小 ) 藤 原 稔 ( 来 待 小 ) 団 野 晶 夫 ( 玉 湯 小 ) 安 部 みゆき( 附 属 幼 ) 和 田 倫 寛 ( 附 属 小 ) 須 田 香 織 ( 附 属 中 ) 永 井 健 司 ( 乃 木 小 ) 磯 田 康 一 ( 大 庭 小 ) 児 島 史 朗 ( 海 潮 中 ) 山 根 隆 雄 ( 乃 木 小 ) 恩 田 謙 治 ( 大 谷 小 ) 誘 導 駐 車 場 駐 車 場 受 付 案 内 接 待 進 行 司 会 島 根 大 学 生 9 名 岩 井 幸 子 ( 雑 賀 小 ) 安 部 秀 作 ( 生 馬 小 ) 三 津 妙 子 ( 忌 部 小 ) 安 部 顕 ( 内 中 原 小 ) 本 田 和 隆 ( 城 北 小 ) 勝 部 篤 ( 朝 酌 小 ) 金 坂 圭 介 ( 八 雲 小 ) 深 田 剛 生 ( 附 属 小 ) 中 島 和 彦 ( 雑 賀 小 ) 塚 田 英 樹 ( 島 根 教 育 C) 渡 部 文 夫 ( 古 江 小 ) 妹 尾 和 明 ( 三 刀 屋 中 ) 杠 憲 司 ( 忌 部 小 ) 土 江 隆 雄 ( 玉 湯 小 ) 宮 廻 繁 ( 揖 屋 小 ) 坂 野 桂 子 ( 玉 湯 小 ) 井 原 雄 二 ( 大 野 小 ) 山 尾 淳 子 ( 川 津 幼 ) 上 田 佳 樹 ( 竹 矢 小 ) 藤 原 伊 世 ( 佐 田 中 ) 橋 津 健 一 ( 長 江 小 ) 山 田 義 彦 ( 古 志 原 小 ) 安 尾 博 子 ( 城 北 幼 ) 山 根 善 幸 ( 鹿 島 東 ) 園 山 正 人 ( 大 社 中 ) 三 町 智 身 ( 古 志 原 小 ) 野 津 寛 ( 母 衣 小 ) 門 脇 聡 ( 美 保 関 小 ) 上 野 政 喜 ( 多 伎 中 ) 曽 田 和 男 ( 大 庭 小 ) 森 脇 崇 之 ( 川 津 小 ) 野 津 道 人 ( 附 属 小 ) 光 森 千 修 ( 附 属 中 ) 山 根 明 美 ( 乃 木 小 ) 金 築 美 紀 子 ( 乃 木 小 ) 平 田 真 理 ( 乃 木 小 ) 原 妙 子 ( 乃 木 小 ) 中 村 紀 惠 ( 附 属 小 ) 神 門 洋 子 ( 附 属 小 ) 森 脇 千 恵 子 ( 附 属 小 ) 山 根 智 美 木 下 浩 美 ( 玉 湯 小 ) 小 村 仁 美 真 田 節 子 ( 大 谷 小 ) 富 谷 美 紀 渡 部 美 静 ( 来 待 小 ) ( 乃 木 小 ) 秦 光 司 ( 兼 ) ( 附 属 幼 ) 陶 山 昇 ( 附 属 小 ) 井 上 富 美 子 ( 附 属 中 ) 森 隆 山 根 幸 夫 ( 乃 木 小 ) 谷 口 知 子 ( 兼 ) ( 来 待 小 ) 佐 々 木 明 美 ( 津 田 幼 ) 藏 敷 真 吾 ( 鰐 淵 小 ) 伊 藤 幸 男 ( 湖 陵 中 ) 青 木 敏 章 ( 高 浜 小 ) 松 本 泰 治 ( 寺 領 小 ) 研 究 発 表 研 究 協 議 記 録 隱 田 桂 子 ( 母 衣 幼 ) 小 松 原 弘 之 ( 内 中 原 小 ) 伊 藤 淳 一 ( 湖 北 中 ) 小 竹 政 隆 ( 意 東 小 ) 山 本 勉 ( 持 田 小 ) 安 達 澄 子 ( 津 田 幼 ) 杉 原 孝 尚 ( 母 衣 小 ) 三 浦 稔 ( 東 出 雲 中 ) 大 坂 智 樹 ( 八 雲 小 ) 原 田 淳 ( 秋 鹿 小 ) 玉 木 宏 明 ( 島 根 小 ) 久 保 田 康 司 ( 佐 太 小 ) 小 松 原 和 子 ( 附 属 幼 ) 小 川 真 由 子 ( 附 属 小 ) 古 瀬 知 美 ( 附 属 中 ) 須 田 絹 代 兒 島 真 由 美 ( 乃 木 小 ) 救 護 吉 岡 章 子 ( 来 待 小 ) 176
182 宍 道 小 学 校 湖 南 中 学 校 宍 道 中 学 校 松 江 南 高 校 松 江 商 業 高 校 松 江 ろう 学 校 浜 田 啓 文 ( 宍 道 小 ) 烏 田 政 巳 ( 湖 南 中 ) 細 木 保 秀 ( 宍 道 中 ) 松 本 善 美 ( 松 江 南 高 ) 新 田 康 二 ( 松 江 商 高 ) 田 中 明 ( 松 江 ろう) 小 林 修 平 ( 石 見 養 護 ) 長 和 博 ( 中 央 小 ) 池 田 昭 夫 ( 本 庄 中 ) 山 根 貴 史 ( 玉 湯 中 ) 土 屋 淳 ( 松 江 南 高 ) 宮 崎 康 ( 松 江 商 高 ) 植 田 良 司 ( 宍 道 小 ) 門 脇 岳 彦 ( 湖 南 中 ) 桑 野 尚 文 ( 宍 道 中 ) 安 部 章 一 ( 松 江 南 高 ) 大 島 宏 美 ( 松 江 商 高 ) 坂 根 千 歳 ( 松 江 ろう) 小 松 慶 子 新 宮 哲 明 ( 宍 道 小 ) 山 本 達 也 ( 宍 道 小 ) 福 村 譲 ( 中 央 小 ) 金 坂 淳 志 鐘 築 多 津 子 ( 湖 南 中 ) 上 野 敏 夫 ( 湖 南 中 ) 浅 見 孝 信 松 本 浩 一 郎 ( 宍 道 中 ) 浅 見 孝 信 松 本 浩 一 郎 ( 宍 道 中 ) 細 木 竜 次 山 中 清 恵 ( 松 江 南 高 ) 細 木 竜 次 山 中 清 恵 ( 松 江 南 高 ) 玉 井 良 典 小 豆 澤 崇 ( 松 江 商 高 ) 小 豆 澤 崇 ( 松 江 商 高 ) 石 橋 智 津 会 下 由 貴 子 天 津 祐 子 青 山 和 彦 宍 道 英 明 森 山 美 佐 子 三 成 正 人 広 戸 勉 ( 松 江 ろう) 高 梨 桂 子 八 束 佳 代 渡 辺 健 太 郎 白 根 英 和 ( 石 見 養 護 ) 梶 谷 隆 之 ( 宍 道 小 ) 福 島 正 信 ( 美 保 関 中 ) 小 豆 澤 英 世 ( 伯 太 中 ) 吉 川 正 展 ( 出 雲 農 高 ) 柳 楽 達 也 ( 大 社 高 ) 野 津 泰 夫 ( 松 江 ろう) 小 中 徹 ( 川 津 小 ) 高 橋 千 治 ( 島 根 中 ) 平 江 知 之 ( 安 来 三 中 ) 上 野 城 将 志 曽 田 明 浩 ( 大 社 高 ) ( 松 江 市 女 高 ) 大 谷 茂 寿 ( 中 島 小 ) 門 脇 健 次 ( 松 徳 中 ) 釈 龍 爾 ( 斐 川 東 中 ) 中 村 展 久 ( 出 雲 高 ) 奥 原 章 公 ( 恵 曇 小 ) 田 村 雅 史 ( 津 田 小 ) 堀 江 博 生 ( 法 吉 小 ) 梶 谷 隆 之 ( 兼 ) 土 江 康 仁 ( 松 江 一 中 ) 原 仲 碧 ( 出 雲 一 中 ) 大 西 和 幸 ( 松 江 農 高 ) 曽 田 陽 一 ( 三 刀 屋 高 ) 星 明 純 良 ( 松 江 ろう) ( 宍 道 小 ) 寺 本 孝 幸 ( 城 北 小 ) 玉 木 篤 史 ( 松 江 二 中 ) 多 久 和 宏 ( 斐 川 西 ) 藤 田 和 弘 ( 大 東 高 ) 内 藤 正 洋 ( 平 田 高 ) 中 島 巌 ( 松 江 ろう) 若 林 一 史 ( 持 田 小 ) 谷 口 弘 二 ( 湖 東 中 ) 村 本 有 史 ( 安 来 二 中 ) 小 松 正 道 ( 横 田 高 ) 岩 佐 朋 文 ( 出 雲 工 高 ) 高 井 邦 夫 ( 本 庄 小 ) 別 所 教 徹 ( 八 束 小 ) 岩 﨑 隆 治 ( 平 田 中 ) 長 野 史 明 ( 出 雲 二 中 ) 宮 井 賢 治 ( 安 来 高 ) 安 食 英 典 ( 松 江 東 高 ) 塩 冶 綾 子 ( 松 江 ろう) 林 頌 子 ( 出 雲 郷 小 ) 吾 郷 千 佳 子 ( 平 田 中 ) 深 津 誠 二 ( 出 雲 三 中 ) 青 木 忠 司 橋 本 恵 一 ( 松 江 東 高 ) 永 田 康 子 ( 松 江 ろう) ( 情 報 科 学 高 ) 安 部 敦 ( 川 津 小 ) 高 橋 宏 明 ( 光 中 ) 岡 本 重 一 郎 ( 浜 山 中 ) 川 本 恵 美 ( 松 江 市 女 高 ) 宮 本 正 孝 ( 出 雲 商 高 ) 松 尾 洋 子 ( 宍 道 小 ) 服 部 千 恵 的 野 恵 子 ( 湖 南 中 ) 庄 原 文 恵 ( 宍 道 中 ) 服 部 智 香 大 屋 えりか ( 松 江 南 高 ) 林 恵 子 ( 松 江 商 高 ) 芦 野 由 利 子 松 原 加 代 ( 松 江 ろう) 植 田 良 司 ( 兼 ) ( 宍 道 小 ) 門 脇 岳 彦 ( 兼 ) ( 湖 南 中 ) 桑 野 尚 文 ( 兼 ) ( 宍 道 中 ) 安 部 章 一 ( 兼 ) ( 松 江 南 高 ) 川 上 康 男 ( 松 江 商 高 ) 坂 根 千 歳 ( 兼 ) ( 松 江 ろう) 福 井 昭 二 ( 上 津 小 ) 狩 野 誠 ( 吉 田 中 ) 野 津 一 雄 ( 湖 東 中 ) 花 本 茂 人 ( 松 江 南 高 ) 合 田 勝 弘 ( 松 江 商 高 ) 土 井 史 ( 松 江 ろう) 金 川 克 則 ( 石 見 養 護 ) 奥 谷 克 朗 ( 出 雲 郷 小 ) 上 田 満 治 ( 湖 東 中 ) 土 江 功 次 ( 玉 湯 中 ) 清 水 禎 宏 ( 松 江 北 高 ) 藤 田 大 介 ( 松 江 工 高 ) 石 橋 智 津 天 津 祐 子 ( 松 江 ろう) 酒 井 謙 司 ( 中 央 小 ) 宮 崎 智 明 ( 松 江 四 中 ) 岸 本 行 夫 ( 宍 道 大 野 原 ) 植 田 悟 ( 松 江 北 高 ) 河 内 龍 馬 ( 松 江 工 高 ) 大 濱 浩 子 高 梨 桂 子 ( 石 見 養 護 ) 周 藤 福 恵 ( 宍 道 小 ) 井 筒 泰 世 ( 湖 南 中 ) 庄 原 文 恵 ( 宍 道 中 ) 内 田 ちはる( 松 江 南 高 ) 伊 藤 奈 津 子 ( 松 江 商 高 ) 太 田 麻 衣 子 ( 松 江 ろう) 177
183 平 成 17 年 度 大 会 準 備 経 過 の 概 要 月 日 行 事 手 続 き 等 5 全 国 学 体 連 より 開 催 通 知 が 送 付 される 8 島 根 県 学 体 連 理 事 会 で 開 催 日 と 主 会 場 が 決 定 平 成 18 年 度 月 日 行 事 手 続 き 等 8 第 2 回 県 学 体 連 理 事 会 で 徳 島 大 会 を 例 にして 島 根 大 会 の 概 要 を 説 明 高 校 を1 分 科 会 減 らして11 分 科 会 と 変 更 松 江 市 教 育 研 究 部 会 と 調 整 し 4ブロック 中 の1ブロックで 開 催 することをほぼ 決 定 9 徳 島 大 会 担 当 者 より 聞 き 取 り 於 : 徳 島 県 事 務 局 11 栃 木 大 会 視 察 ( 会 長 事 務 局 ) 12 関 係 機 関 への 要 請 訪 問 松 江 市 教 育 委 員 会 他 1 全 体 主 題 及 び 組 織 の 検 討 2 協 力 依 頼 校 が 決 定 平 成 19 年 度 月 日 行 事 手 続 き 等 4 大 会 主 題 案 検 討 ( 事 務 局 会 議 ) 5 会 場 校 11 校 決 定 8 第 1 回 研 究 担 当 者 会 議 11 京 都 大 会 視 察 12 第 2 回 研 究 担 当 者 会 議 2 第 3 回 研 究 担 当 者 会 議 平 成 20 年 度 月 日 行 事 手 続 き 等 5 25 日 本 学 体 連 平 成 20 年 度 第 1 回 理 事 評 議 員 会 オリンピックセンター 第 48 回 大 会 準 備 状 況 についての 報 告 近 年 度 大 会 開 催 県 打 合 せ 会 6 5 第 48 回 全 国 学 校 体 育 研 究 大 会 島 根 大 会 文 部 科 学 省 協 議 文 部 科 学 省 大 会 要 項 指 導 助 言 者 研 究 校 の 主 題 プレ 大 会 公 開 授 業 予 算 7 2 第 4 回 研 究 担 当 者 会 県 庁 会 議 棟 全 国 大 会 開 催 要 項 ( 案 ) 今 後 のスケジュール 概 要 準 備 委 員 会 組 織 日 本 学 体 連 文 科 省 との 打 合 せ 会 概 要 報 告 公 開 授 業 授 業 内 容 ( 領 域 ) プレ 大 会 開 催 校 種 別 協 議 10 平 成 21 年 度 全 国 学 校 体 育 研 究 大 会 島 根 大 会 第 1 回 準 備 委 員 会 準 備 委 員 会 県 職 員 会 館 1 組 織 2 全 国 大 会 開 催 要 項 3 今 後 のおもな 予 定 4 準 備 委 員 会 予 算 5 岩 手 大 会 視 察 178
184 月 日 行 事 手 続 き 等 9 プレ 大 会 指 導 助 言 者 選 定 9 月 中 旬 ~10 月 中 旬 大 会 主 題 趣 旨 文 各 校 研 究 主 題 研 究 概 要 について 本 部 と 最 終 調 整 研 究 テーマ 各 校 の 研 究 主 題 の 最 終 確 認 島 根 大 会 リーフレット 作 成 2,500 部 +1,000 部 ( 増 刷 ) 10 平 成 21 年 度 全 国 学 体 研 開 催 期 日 の 変 更 についての 連 絡 会 場 確 保 等 の 事 務 作 業 24 プレ 大 会 Ⅰ 来 待 小 学 校 宍 道 小 学 校 講 師 文 部 科 学 省 白 旗 和 也 教 科 調 査 官 他 29 日 本 学 体 連 平 成 20 年 度 第 2 回 理 事 評 議 員 会 盛 岡 市 30 ~31 岩 手 大 会 視 察 研 修 次 期 開 催 県 情 報 交 換 会 への 参 加 プレ 大 会 Ⅱ 宍 道 中 学 校 湖 南 中 学 校 乃 木 小 学 校 講 師 早 稲 田 大 学 友 添 秀 則 教 授 他 ( 乃 木 小 は 松 江 市 教 育 研 究 会 Cブロック 研 究 会 と 兼 ねて) 分 科 会 指 導 助 言 者 ( 案 )についての 提 案 12 2 平 成 21 年 度 全 国 学 校 体 育 研 究 大 会 島 根 大 会 第 2 回 準 備 委 員 会 タウンプラザしまね 1 岩 手 大 会 報 告 2 島 根 大 会 プレ 大 会 報 告 10/24 宍 道 小 来 待 小 11/20 宍 道 中 湖 南 中 乃 木 小 3 島 根 大 会 準 備 状 況 報 告 開 催 期 日 の 変 更 研 究 主 題 等 の 決 定 役 員 数 アトラクションの 公 募 2 第 5 回 研 究 担 当 者 会 タウンプラザしまね プレ 大 会 報 告 岩 手 大 会 視 察 報 告 開 催 案 内 チラシ 大 会 主 題 及 び 主 題 の 捉 え 研 究 紀 要 への 掲 載 原 稿 大 会 二 日 目 ( 分 科 会 )の 日 程 について 10 島 根 大 会 リーフレットの 配 付 及 びアトラクションの 公 募 について 16 ~18 26 松 江 市 内 会 場 校 協 力 校 発 表 校 石 見 養 護 学 校 松 江 市 教 育 委 員 会 等 24カ 所 訪 問 1 分 科 会 指 導 助 言 者 ( 案 )についての 検 討 回 答 出 雲 市 斐 川 町 雲 南 市 安 来 市 東 出 雲 町 校 長 会 長 校 等 訪 問 16 会 場 校 発 表 校 へ 大 会 案 内 原 稿 作 成 依 頼 本 部 から 承 認 された 分 科 会 指 導 助 言 者 に 連 絡 ( 内 諾 許 可 ) 事 務 局 からの 依 頼 で 内 諾 が 得 られなかった 候 補 者 に 代 わる 指 導 助 言 者 は 第 二 希 望 で 対 応 アトラクション 出 演 校 内 定 2 26 平 成 21 年 度 全 国 学 校 体 育 研 究 大 会 島 根 大 会 第 3 回 準 備 委 員 会 サンラポーむらくも 1 事 業 報 告 会 計 報 告 2 指 導 助 言 者 等 の 内 定 状 況 3アトラクション 4 分 科 会 役 員 係 員 数 5 実 行 委 員 会 会 則 実 行 委 員 会 事 務 局 規 程 6 実 行 委 員 会 名 簿 組 織 特 別 講 演 講 師 シンポジウムシンポジストの 検 討 179
185 平 成 21 年 度 月 日 行 事 手 続 き 等 4 30 文 部 科 学 省 打 合 せ 東 京 5 1 実 行 委 員 会 設 立 総 会 市 町 村 振 興 センター 島 根 県 実 行 委 員 会 会 則 島 根 県 実 行 委 員 会 委 員 第 1 回 実 行 委 員 会 総 会 平 成 21 年 度 事 業 計 画 21 年 度 予 算 実 行 委 員 会 事 務 局 規 程 ( 案 ) 実 行 委 員 会 組 織 全 国 大 会 の 内 容 (1 日 目 2 日 目 の 詳 細 ) 実 行 委 員 会 役 員 委 員 依 頼 状 発 出 17 日 本 学 体 連 理 事 評 議 員 会 東 京 6 11 日 本 学 体 連 後 藤 理 事 長 現 地 視 察 全 体 会 場 視 察 島 根 県 教 育 委 員 会 松 江 市 教 育 委 員 会 表 敬 本 部 宿 舎 確 認 表 彰 方 法 の 提 案 30 研 究 部 会 1 研 究 担 当 者 会 6 県 庁 会 議 棟 7 3 式 典 部 会 1 県 庁 会 議 棟 編 集 部 会 1 教 育 庁 内 6 特 別 講 演 シンポジウム 指 導 助 言 関 係 講 師 依 頼 状 発 出 日 本 学 体 連 実 行 委 員 会 連 名 開 催 要 項 ( 一 次 案 内 ) 発 出 日 本 学 体 連 HP アップロード(7 月 下 旬 ) 8 4 大 会 案 内 ( 二 次 案 内 )の 発 出 日 本 学 体 連 HP アップロード(8 月 下 旬 ) 7 研 究 部 会 2 研 究 担 当 者 会 7 県 庁 会 議 棟 20 県 内 役 員 へ 大 会 案 内 ( 二 次 案 内 )の 発 出 レセプション 開 催 案 内 発 出 9 25 係 員 依 頼 状 発 出 実 行 委 員 会 常 任 委 員 分 科 会 会 長 等 合 同 会 島 根 県 民 会 館 状 況 説 明 1 大 会 参 加 者 数 等 概 要 2 大 会 役 員 係 員 一 覧 3 副 会 長 の 開 会 式 等 役 割 分 担 4 分 科 会 の 概 要 5 予 算 の 見 通 し 協 議 事 項 1 県 内 参 加 者 係 員 等 の 参 加 費 2 新 型 インフルエンザ 対 策 16 実 行 委 員 会 役 員 研 究 会 当 日 参 加 依 頼 状 発 出 21 式 典 部 会 2 タウンプラザしまね 式 典 部 係 員 事 前 打 合 せ 会 28 アトラクション 等 事 前 打 合 せ 11 5 式 典 部 会 場 打 合 せ 島 根 県 民 会 館 6 研 究 紀 要 完 成 9 リハーサル 前 日 準 備 打 合 会 日 本 学 体 連 理 事 会 14:00~ サンラポーむらくも 次 期 開 催 県 引 き 継 ぎ 会 16:00~ サンラポーむらくも 日 本 学 体 連 福 岡 県 長 野 県 北 海 道 東 京 都 参 加 レセプション 18:00~ サンラポーむらくも 参 加 者 数 119 名 10 全 国 学 校 体 育 研 究 大 会 1 日 目 島 根 県 民 会 館 分 科 会 運 営 委 員 長 前 日 打 合 会 各 分 科 会 場 次 期 開 催 県 引 き 継 ぎ 会 18:30~ 福 岡 県 日 本 学 体 連 文 科 省 11 全 国 学 校 体 育 研 究 大 会 2 日 目 松 江 市 内 11 分 科 会 場 編 集 部 会 2 教 育 庁 内 2 3 編 集 部 会 3 教 育 庁 内 17 第 2 回 実 行 委 員 会 総 会 サンラポーむらくも 3 監 査 会 180
186 全 国 学 校 体 育 研 究 大 会 開 催 地 及 び 研 究 主 題 一 覧 回 年 度 開 催 地 研 究 主 題 1 昭 和 37(1962) 千 葉 新 学 習 指 導 要 領 による 体 育 学 習 は どのように 展 開 したらよいか 2 38(1963) 兵 庫 3 39(1964) 鳥 取 4 40(1965) 東 京 学 習 内 容 の 精 選 と 指 導 の 質 の 向 上 5 41(1966) 岐 阜 運 動 技 能 の 効 果 的 な 指 導 はどのようにしたらよいか 6 42(1967) 大 阪 運 動 技 能 の 効 果 的 な 指 導 はどのようにしたらよいか 7 43(1968) 福 島 学 校 体 育 の 中 で 体 力 つくりをどのように 進 めたらよいか 8 44(1969) 高 知 9 45(1970) 長 崎 体 育 の 効 果 的 な 学 習 指 導 をどのように 進 めるか とくに 体 力 つくりの 面 から 自 主 的 体 育 学 習 はどのようにすすめるか とくに 体 力 技 能 づくりの 面 から 10 46(1971) 埼 玉 運 動 の 特 性 に 応 じた 効 果 的 な 学 習 指 導 はどのようにしたらよいか 11 47(1972) 福 井 12 48(1973) 和 歌 山 13 49(1974) 山 形 運 動 の 特 性 や 発 達 段 階 に 応 じた 効 果 的 な 体 育 指 導 次 代 をきりひらくたくましい 児 童 生 徒 の 育 成 をめざして 体 育 学 習 における 効 果 的 な 指 導 を 行 うにはどうすればよいか とくにたくましい 人 間 形 成 をめざして 生 涯 体 育 の 基 礎 を 築 く 児 童 生 徒 のいきいきとした 授 業 の 開 発 技 能 習 得 過 程 における 子 どもの 意 識 14 50(1975) 東 京 体 育 指 導 の 充 実 をめざして 15 51(1976) 滋 賀 体 育 指 導 と 体 力 の 向 上 16 52(1977) 熊 本 すすんで 実 践 する 体 育 学 習 をめざして 17 53(1978) 群 馬 体 力 向 上 の 在 り 方 を 求 めて 18 54(1979) 東 京 心 身 の 健 康 をめざして 19 55(1980) 東 京 望 ましい 態 度 習 慣 の 育 成 をめざして 20 56(1981) 大 阪 たくましいからだと 心 を 育 てる 21 57(1982) 新 潟 生 涯 スポーツを 志 向 した 学 校 体 育 の 推 進 を 目 指 して 22 58(1983) 神 奈 川 運 動 の 実 践 力 を 高 める 学 習 過 程 はどうあるべきか 23 59(1984) 沖 縄 運 動 の 特 性 に 基 づく 楽 しさを 味 わうための 学 習 の 指 導 はどうすれば よいか 24 60(1985) 鹿 児 島 生 涯 体 育 を 指 向 し 豊 かな 人 間 性 を 育 成 する 学 習 指 導 のあり 方 25 61(1986) 兵 庫 学 習 効 果 をより 高 める 体 育 指 導 はいかにあるべきか 26 62(1987) 宮 城 21 世 紀 をたくましく 生 きぬく 児 童 生 徒 の 育 成 を 目 指 す 学 校 体 育 の 創 造 181
187 回 年 度 開 催 地 研 究 主 題 27 63(1988) 愛 知 28 平 成 元 (1989) 千 葉 29 2(1990) 北 海 道 30 3(1991) 大 分 31 4(1992) 静 岡 32 5(1993) 山 梨 33 6(1994) 石 川 34 7(1995) 香 川 35 8(1996) 秋 田 36 9(1997) 奈 良 37 10(1998) 岡 山 38 11(1999) 茨 城 いのちを 尊 び 心 と 体 を 鍛 え たくましく 生 きる 子 供 の 育 成 をめざす 体 育 学 習 指 導 自 ら 運 動 に 親 しみ 豊 かな 心 と 健 やかな 体 を 育 て 生 涯 スポーツを めざす 新 しい 学 校 体 育 を 求 めて 21 世 紀 を 豊 かに たくましく 生 きる 子 どもの 育 成 を 目 指 す 学 校 体 育 の 在 り 方 を 求 めて 生 涯 スポーツを 指 向 し 豊 かな 人 間 性 を 育 成 する 学 校 体 育 の 推 進 を めざして 生 涯 体 育 スポーツの 基 礎 を 培 い 心 身 ともに 健 康 で 活 力 に 満 ちた 幼 児 児 童 生 徒 を 育 成 する 学 校 体 育 の 在 り 方 21 世 紀 を 心 豊 かに たくましく 生 きる 幼 児 児 童 生 徒 を 育 成 する 学 校 体 育 の 在 り 方 一 人 一 人 が 運 動 の 楽 しさを 味 わい ゆたかな 心 とすこやかな 身 体 を 育 てる 生 涯 スポーツをめざした 学 校 体 育 のあり 方 自 ら 運 動 を 求 め 楽 しみ 生 涯 にわたって 運 動 に 親 しむ 子 どもの 育 成 を 目 指 して 生 涯 スポーツをめざして 一 人 一 人 が 運 動 する 喜 びを 味 わえる 体 育 学 習 のあり 方 21 世 紀 を 生 き 抜 く 生 涯 体 育 スポーツの 深 化 を 図 る 体 育 学 習 運 動 あそびの 在 り 方 をもとめて あそび スポーツのある 豊 かな 社 会 学 校 体 育 の 役 割 ともに すこやかなスポーツライフをはぐくむあそび スポーツの 在 り 方 39 12(2000) 青 森 発 達 段 階 に 応 じ 喜 びや 感 動 を 与 える 体 育 学 習 の 在 り 方 を 求 めて 40 13(2001) 宮 崎 仲 間 と 一 緒 に 夢 中 になって 取 り 組 む 運 動 遊 び 体 育 学 習 のあり 方 41 14(2002) 北 海 道 はずむ 心 と 体, 共 に 高 め 合 う 体 育 活 動 42 15(2003) 三 重 学 びをひらく 体 育 の 創 造 体 育 ってなに? 今 を 生 きる 子 どもたちにとって 43 16(2004) 徳 島 未 来 を 生 きる 力 を 育 む 体 育 学 習 を 求 めて~ 心 と 体 をひとつに~ 44 17(2005) 富 山 基 礎 基 本 を 身 につけ 学 び 続 ける 力 をはぐくむ 体 育 学 習 45 18(2006) 栃 木 生 涯 にわたる 豊 かなスポーツライフの 基 礎 を 培 う 体 育 学 習 を 求 めて 46 19(2007) 京 都 健 やかな 心 と 体 を 育 む 体 育 学 習 を 求 めて 47 20(2008) 岩 手 いきる わかる できる 生 涯 スポーツの 基 礎 を 培 う 確 かな 力 を 育 てる 授 業 の 創 造 48 21(2009) 島 根 確 かな 知 識 と 技 能 を 身 につけ 学 ぶ 喜 びが 味 わえる 体 育 学 習 182
188 編 集 後 記 平 成 21 年 11 月 10 日 11 日 確 かな 知 識 と 技 能 を 身 に 付 け 学 ぶ 喜 びが 味 わえる 体 育 学 習 を 大 会 主 題 に 第 48 回 全 国 学 校 体 育 研 究 大 会 島 根 大 会 を 開 催 しました 島 根 県 内 外 より 大 会 関 係 者 及 び 参 加 者 合 わせて2 日 間 で 延 べ2,500 名 の 研 究 大 会 となり 盛 会 のうちに 終 了 することができました 本 研 究 大 会 にご 参 加 いただいた 全 国 の 皆 様 に 心 から 感 謝 申 し 上 げます また 本 研 究 大 会 を 開 催 するにあたり 研 究 から 運 営 に 至 るまで 多 大 なご 支 援 ご 協 力 を 賜 りまし た 文 部 科 学 省 大 会 当 日 まで 詳 細 にわたってご 助 言 いただきました 財 団 法 人 日 本 学 校 体 育 研 究 連 合 会 の 役 員 事 務 局 の 皆 様 そして 全 体 会 分 科 会 の 助 言 者 講 師 の 方 々に 重 ねて 感 謝 申 し 上 げます 本 研 究 大 会 では 新 しい 学 習 指 導 要 領 の 内 容 を 取 り 入 れた 授 業 や 発 表 を 中 心 に 研 究 構 想 を 構 築 しまし た そして 迎 えた 研 究 大 会 本 番 は 濃 霧 による 航 空 便 の 遅 れや 風 雨 の 中 の 分 科 会 場 への 来 場 等 参 加 者 には 多 大 なご 迷 惑 をおかけしました また 新 型 インフルエンザの 影 響 による 公 開 授 業 学 級 の 変 更 や 参 加 予 定 者 の 欠 席 等 もあり いろいろな 面 で 連 絡 調 整 や 危 機 管 理 の 必 要 性 を 感 じた 大 会 でした し かし 参 加 いただいた 皆 さんの 感 想 からは 子 どもたちの 姿 に 先 生 方 の 熱 意 に 感 動 を 覚 えたという 内 容 が 数 多 くあり 主 管 した 立 場 としてこの 上 ない 喜 びを 感 じました また アトラクションでも 出 農 太 鼓 部 の 迫 力 ある 演 奏 にたくさんの 拍 手 をいただきました この 報 告 書 には 本 研 究 大 会 の 成 果 課 題 及 び 記 録 を 掲 載 しております 我 々は 本 研 究 大 会 で 積 み 上 げてきた 研 究 成 果 を 一 過 性 のものとせず 大 地 にしっかり 根 を 張 った じょうぶな 根 っこ しまねっ 子 を 育 てるべく 今 後 とも 精 進 していきます 最 後 に このような 全 国 大 会 という 大 舞 台 を 与 えていただいたことに 感 謝 するとともに 今 後 とも 島 根 の 子 どもたちと 教 員 を 温 かく 見 守 っていただきますようお 願 いを 申 し 上 げ 編 集 後 記 とさせてい ただきます 183
189 第 48 回 全 国 学 校 体 育 研 究 大 会 島 根 大 会 大 会 報 告 書 平 成 22 年 3 月 発 行 題 字 野 津 和 夫 編 集 島 根 大 会 実 行 委 員 会 編 集 部 発 行 者 島 根 大 会 実 行 委 員 会 会 長 野 津 和 夫 連 絡 先 島 根 大 会 実 行 委 員 会 事 務 局 島 根 県 教 育 庁 保 健 体 育 課 内 松 江 市 殿 町 1 番 地 TEL FAX 印 刷 株 式 会 社 島 根 県 農 協 印 刷 松 江 市 浜 乃 木 二 丁 目 10 番 52 号 TEL ( 代 ) FAX
190
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国 立 大 学 法 人 茨 城 大 学 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 平 成 24 年 度 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 役 員 に 支 給 される 給 与 のうち 期 末 特 別 手 当 については 国 立 大 学 評 価 委 員 会
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●幼児教育振興法案
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2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36
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国 立 大 学 法 人 新 潟 大 学 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 平 成 18 年 度 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 本 学 が 定 める 役 員 に 支 給 する 期 末 特 別 手 当 (ボーナス)において, 役 員 の 本 給
2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1
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18 国立高等専門学校機構
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(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的
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参 考 資 料 1-17 民 間 都 市 整 備 事 業 建 築 計 画 に 関 わる 関 連 制 度 の 整 理 都 市 開 発 諸 制 度 には 公 開 空 地 の 確 保 など 公 共 的 な 貢 献 を 行 う 建 築 計 画 に 対 して 容 積 率 や 斜 線 制 限 などの 建 築 基 準 法 に 定 める 形 態 規 制 を 緩 和 することにより 市 街 地 環 境 の 向 上 に
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( 一 般 競 争 入 札 ) 総 合 評 価 落 札 方 式 ガイドライン 平 成 21 年 4 月 ( 独 ) 工 業 所 有 権 情 報 研 修 館 1.はじめに 現 在 公 共 調 達 の 透 明 性 公 正 性 をより 一 層 めることが 喫 緊 の 課 題 とな っており 独 立 行 政 法 人 も 含 めた 政 府 全 体 で 随 意 契 約 の 見 直 しに 取 り 組 んで おります
(2)大学・学部・研究科等の理念・目的が、大学構成員(教職員および学生)に周知され、社会に公表されているか
平 成 23 年 度 自 己 報 告 書 1 理 念 目 的 (1) 大 学 学 部 研 究 科 等 の 理 念 目 的 は 適 切 に 設 定 されているか 平 成 19 年 6 月 に の 目 標 として 大 学 の 発 展 に 貢 献 する 力 のある 組 織 とい う 共 通 の 目 標 を 掲 げ この 目 標 を 常 に 念 頭 に 置 きながら 日 々の 業 務 に 当 たっている さらに
障 害 者 政 策 委 員 会 第 2 小 委 員 会 ( 第 3 回 ) 資 料 一 覧 資 料 1-1 論 点 4 15 24 条 所 得 保 障 等 ( 年 金, 諸 手 当, 経 済 的 負 担 の 軽 減 等 )について に 関 する 厚 生 労 働 省 資 料 1 資 料 1-2 論 点 4 15 24 条 所 得 保 障 等 ( 年 金, 諸 手 当, 経 済 的 負 担 の 軽 減
岡山県警察用航空機の運用等に関する訓令
岡 山 県 警 察 用 航 空 機 の 運 用 等 に 関 する 訓 令 ( 平 成 6 年 3 月 22 日 警 察 訓 令 第 9 号 ) 改 正 平 成 6 年 12 月 22 日 警 察 訓 令 第 26 号 平 成 12 年 3 月 14 日 警 察 訓 令 第 8 号 平 成 13 年 7 月 2 日 警 察 訓 令 第 19 号 平 成 21 年 3 月 19 日 警 察 訓 令 第
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外 国 人 建 設 就 労 者 受 入 事 業 に 関 する 下 請 指 導 ガイドライン 第 1 趣 旨 復 興 事 業 の 更 なる 加 速 を 図 りつつ 2020 年 オリンピック パラリンピック 東 京 大 会 の 関 連 施 設 整 備 等 による 一 時 的 な 建 設 需 要 の 増 大 に 対 応 するため 2020 年 度 までの 緊 急 かつ 時 限 的 な 措 置 として 国
川越市幼稚園就園奨励費補助金交付要綱
川 越 市 幼 稚 園 就 園 奨 励 費 補 助 金 交 付 要 綱 川 越 市 幼 稚 園 就 園 奨 励 費 補 助 金 交 付 要 綱 ( 平 成 21 年 7 月 3 日 決 裁 )の 全 部 を 改 正 する ( 趣 旨 ) 第 1 条 この 要 綱 は 保 護 者 の 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 るため 私 立 幼 稚 園 又 は 無 認 可 幼 稚 園 に 在 園 する
文化政策情報システムの運用等
名 開 始 終 了 ( 予 定 ) 年 度 番 号 0406 平 成 25 年 行 政 レビューシート ( 文 部 科 学 省 ) 文 化 政 策 情 報 システム 運 用 等 担 当 部 局 庁 文 化 庁 作 成 責 任 者 平 成 8 年 度 なし 担 当 課 室 長 官 官 房 政 策 課 政 策 課 長 清 水 明 会 計 区 分 一 般 会 計 政 策 施 策 名 根 拠 法 令 ( 具
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平 成 27 年 度 施 策 評 価 調 書 施 策 の 名 称 等 整 理 番 号 22 評 価 担 当 課 営 業 戦 略 課 職 氏 名 施 策 名 ( 基 本 事 業 ) 商 業 の 活 性 化 総 合 計 画 の 位 置 づけ 基 本 目 主 要 施 策 4 想 像 力 と 活 力 にあふれたまちづくり 商 業 の 振 興 2 施 策 の 現 状 分 析 と 意 図 施 策 の 対 象 意
第 63 回 ( 平 成 26 年 度 ) 横 浜 文 化 賞 選 考 委 員 会 日 時 平 成 26 年 8 月 22 日 ( 金 ) 午 後 2 時 ~ 場 所 市 庁 舎 2 階 応 接 室 次 第 1 開 会 2 開 会 あいさつ 横 浜 市 副 市 長 渡 辺 巧 教 3 委 員 紹 介
第 63 回 ( 平 成 26 年 度 ) 横 浜 文 化 賞 選 考 委 員 会 会 議 録 日 時 平 成 26 年 8 月 22 日 ( 金 )14 時 ~15 時 40 分 開 催 場 所 市 庁 舎 2 階 応 接 室 出 席 者 窪 田 吉 信 委 員 長 並 木 裕 之 副 委 員 長 新 井 鷗 子 委 員 稲 田 奈 緒 美 委 員 逢 坂 恵 理 子 委 員 佐 々 木 謙 二
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平 成 22 年 11 月 9 日 高 校 等 の 授 業 料 無 償 化 の 拡 大 検 討 案 以 下 は 大 阪 府 の 検 討 案 の 概 要 であり 最 終 的 には 平 成 23 年 2 月 議 会 での 予 算 の 議 決 を 経 て 方 針 を 確 定 する 予 定 です Ⅰ. 検 討 案 の 骨 子 平 成 23 年 度 から 大 阪 の 子 どもたちが 中 学 校 卒 業 時 の
(3) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 5 年 月 日 現 在 ) 決 定 初 任 給 採 用 年 経 過 後 給 料 月 額 大 学 卒 7, 8, 一 般 行 政 職 短 大 卒 9,8 6, 高 校 卒, 8,5 () 職 員 の 経 験 年 数 別 学 歴 別 平 均 給 料
総 括 平 成 5 年 度 標 津 町 の 事 行 政 の 運 営 状 況 について () 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 総 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) ( 年 度 末 ) A B B/A 3 年 度 の 件 費 率 年 度 5,587 6,5,9 % % 8,5 87,75 3..6 () 職 員 給 与 費 の 状
類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 所 名 所 在 事 開 始 年 月 日 事 規 模 ( 定 員 ) 公 益 事 必 要 な 者 に 対 し 相 談 情 報 提 供 助 言 行 政 や 福 祉 保 健 医 療 サービス 事 者 等 との 連 絡 調 整 を 行 う 等 の 事 必 要
Ⅰ 基 本 情 報 所 轄 庁 法 人 名 ホーム ページアド レス 代 表 者 祉 法 人 氏 名 人 見 君 子 年 齢 公 表 / 非 公 表 主 たる 事 務 所 の 所 在 メールアド レス 9 祉 法 人 現 況 報 告 書 平 成 6 年 4 月 日 現 在 606-8336 京 都 市 左 京 区 岡 崎 北 御 所 町 番 の 電 話 番 号 075-77 - 388 FAX 番
(5 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業 所 の 新 規 に 採 用 し た 全 て の 居 宅 介 護 従 業 者 に 対 し 熟 練 し た 居 宅 介 護 従 業 者 の 同 行 に よ る 研 修 を 実 施 し て い る こ と (6 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業
厚 生 労 働 大 臣 が 定 め る 基 準 ( 平 成 十 八 年 九 月 二 十 九 日 ) ( 厚 生 労 働 省 告 示 第 五 百 四 十 三 号 ) 障 害 者 自 立 支 援 法 に 基 づ く 指 定 障 害 福 祉 サ ー ビ ス 等 及 び 基 準 該 当 障 害 福 祉 サ ー ビ ス に 要 す る 費 用 の 額 の 算 定 に 関 す る 基 準 ( 平 成 十 八 年
Taro-01 議案概要.jtd
資 料 1 平 成 28 年 第 1 回 志 木 市 議 会 定 例 会 市 長 提 出 議 案 等 概 要 1 2 第 1 号 議 案 企 画 部 政 策 推 進 課 志 木 市 将 来 ビジョン( 第 五 次 志 木 市 総 合 振 興 計 画 将 来 構 想 )の 策 定 について ( 政 策 推 進 課 ) 1 将 来 ビジョンとは? 2 志 木 市 がおかれている 状 況 3 まちづくりの
国 立 研 究 開 発 法 人 日 本 原 子 力 研 究 開 発 機 構 防 災 業 務 計 画 平 成 17 年 10 月 1 日 制 定 平 成 25 年 3 月 8 日 修 正 平 成 26 年 6 月 19 日 修 正 平 成 27 年 12 月 1 日 修 正 国 立 研 究 開 発 法 人 日 本 原 子 力 研 究 開 発 機 構 国 立 研 究 開 発 法 人 日 本 原 子 力
為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設
暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 例 規 整 備 * 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 例 規 整 備 公 布 年 月 日 番 号 平 成 24 年
Taro-学校だより学力調査号.jtd
第 5 号 ( H2 7. 1 1. 1 7 ) 舞 鶴 小 学 校 ま い づ る 発 行 人 大 澤 正 史 本 校 の 学 習 状 況 に つ い て ( 今 年 度 6 年 生 が 実 施 し た 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 の 結 果 ) 今 年 度 の 全 国 学 A1 2007 年 よ り 日 本 全 国 の 小 中 学 校 の 最 高 学 年 ( 小 学 6 年 力 学
別記
富 山 大 学 における 授 業 料 その 他 の 費 用 に 関 する 規 則 平 成 17 年 10 月 1 日 制 定 平 成 18 年 4 月 1 日 改 正 平 成 18 年 9 月 21 日 改 正 平 成 19 年 4 月 1 日 改 正 平 成 20 年 4 月 1 日 改 正 平 成 21 年 4 月 1 日 改 正 平 成 22 年 4 月 1 日 改 正 平 成 27 年 4
質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定
62 (Q&A) 目 次 1 鑑 定 評 価 の 委 託 は 入 札 か 随 意 契 約 か またその 理 由 は 何 か 2 委 託 料 は 他 県 と 比 べて 妥 当 性 のある 金 額 か 3 地 価 公 示 ( 国 の 調 査 )との 違 いは 何 か また 国 の 調 査 結 果 はどう 活 用 しているか 4 路 線 価 を 利 用 しない 理 由 は 何 か 5 委 託 料 の 算
理化学研究所の役職員への兼業(兼職)依頼について
理 化 学 研 究 所 の 役 職 員 への 兼 業 ( 兼 職 ) 依 頼 について 役 職 員 が 兼 業 を 行 なう 場 合 事 前 に 弊 所 の 承 認 が 必 要 です 役 職 員 へ 兼 業 を 依 頼 さ れる 場 合 は 下 記 を 御 一 読 戴 き 役 職 員 本 人 宛 に 御 依 頼 くださいますようお 願 い 致 し ます 1. 兼 業 依 頼 から 承 認 までの 流
第 3 章 会 員 ( 会 員 の 資 格 ) 第 5 条 協 会 の 会 員 は 協 会 の 目 的 に 賛 同 して 入 会 した 次 の 各 号 に 掲 げる 者 とする (1) 軽 種 馬 を 生 産 する 者 (2) 軽 種 馬 を 育 成 する 者 (3) 馬 主 (4) 調 教 師 (
一 般 社 団 法 人 日 本 競 走 馬 協 会 定 款 第 1 章 総 則 認 可 平 成 25 年 12 月 24 日 施 行 平 成 26 年 1 月 6 日 ( 名 称 ) 第 1 条 この 法 人 は 一 般 社 団 法 人 日 本 競 走 馬 協 会 ( 以 下 協 会 という ) と 称 する ( 事 務 所 ) 第 2 条 協 会 は 主 たる 事 務 所 を 東 京 都 港 区
有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の
消 防 法 施 行 令 別 表 第 1(6) 項 ロに 掲 げる 施 設 の 概 要 ( 細 目 欄 の 印 は275m2 未 満 の 施 設 が 想 定 されるものを 示 す ) 細 目 根 拠 法 令 規 定 規 模 要 件 根 拠 規 定 構 造 要 件 根 拠 規 定 参 考 資 料 10 老 短 期 入 所 施 設 ( ) (ショートステイ) 第 20 条 の3 ( 老 短 期 入 所 施
Microsoft Word - 【事務連絡】居所情報の登録申請が間に合わなかった場合の取扱いの周知について.docx
事 務 連 絡 平 成 27 年 11 月 5 日 各 都 道 府 県 障 害 福 祉 主 管 部 ( 局 ) 長 殿 厚 生 労 働 省 社 会 援 護 局 障 害 保 健 福 祉 部 企 画 課 長 期 入 所 者 等 がマイナンバー 通 知 カードを 入 所 等 先 で 受 け 取 るに 当 たっての 居 所 情 報 の 登 録 申 請 が 間 に 合 わなかった 場 合 の 取 扱 いについて(
