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みりあつつの
7 years ago
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1 他社の事例に学ぶ公認会計士採用のコツとメリット ~ スペシャリスト採用のトレンドとノウハウ ~ 2011 年 7 月 6 日株式会社 MS-Japan CPA プロジェクトプロジェクトリーダー手塚佳彦 1

2 セミナープログラム 1:MS-Japan について 2: 公認会計士とは? 3: 公認会計士業界の現状 4: 公認会計士の活躍の場 5: 公認会計士について ( 希望進路クオリティートレンド ) 6: 公認会計士の採用事例 7: 公認会計士の採用ノウハウ ( 採用手法採用のポイント ) 8:Q&A~ 質疑応答 ~ 本日のセミナーを通じ公認会計士の転職市場概況公認会計士の傾向レベル公認会計士採用のノウハウについて理解して頂く 2

3 当社について社名 : 株式会社 MS-Japan 設立 :1990 年 4 月拠点 : 東京本社大阪本社名古屋支社事業内容 : 特化型人材紹介事業他厚生労働大臣許可番号 /27- ユ < 特化している分野 > 1 企業の管理部門 ( 経理財務人事総務法務経営企画等 ) 2 会計事務所監査法人コンサルティングファーム法律事務所当該領域特化型で売上高は国内 NO.1 管理部門特化型人材紹介主要事業者売上高ベース矢野経済研究所調べ 2010 年 11 月現在公認会計士税理士弁護士等の有資格者人材紹介のトップエージェント公認会計士税理士弁護士等の有資格者については年間 2000 名以上の方にご登録いただいており 400 名以上の方の転職をサポートしております (2010 年度推計 )

4 公認会計士とは? 公認会計士の定義公認会計士法第一条 ( 公認会計士の使命 ) 公認会計士は監査及び会計の専門家として独立した立場において財務書類その他の財務に関する情報の信頼性を確保することにより会社等の公正な事業活動投資者及び債権者の保護等を図りもつて国民経済の健全な発展に寄不することを使命とする独占業務として法定監査を行うことができる資格監査会計財務に関する広範かつ専門的な知識を有している資格公認会計士資格を取得すると税理士行政書士の資格も取得できる資格者数 :21,554 名平成 23 年 5 月 31 日現在の日本公認会計士協会会員数準会員 ( 会計士補会計士試験合格者 ) も含めると31,331 名日本公認会計士協会ホームページより抜粋 4

5 公認会計士採用のメリット 1: 会計業務の高度化決算 ( 単体連結 ) 開示業務などの強化業務の早期化と高度化 2: 対外交渉の高度化監査法人証券取引所金融機関等への対応の強化ノウハウの向上 3: 即戦力人材幹部候補人材の強化新卒採用一般的な中途採用では採用できないハイクラス人材ハイポテンシャル人材の採用が可能人材育成を省力化 5

6 公認会計士業界の現状公認会計士業界に見られる 2 つの大きな流れ 1: 市場環境公認会計士試験合格者の増加景気の悪化に伴い監査法人業界では優秀な人材も含め公認会計士余りの状況に 2: 政策金融庁公認会計士協会が公認会計士の一般事業会社への就職を推進市場環境政策面から現在は公認会計士を最も採用しやすい環境に 6

7 公認会計士業界の現状 : 市場環境の変化公認会計士試験合格者数の推移 4,500 4,000 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1, ここ数年年 15~20% のペースで公認会計士の総数が増加監査法人会計コンサル業界だけでは公認会計士を受け入れられない公認会計士余りの状況に 7

8 公認会計士業界の現状 : 政策の変化金融庁公認会計士協会が公認会計士の一般事業会社への就職を推進 < 金融庁 > 公認会計士試験合格者と公認会計士の活動領域の拡大に向けて ( 平成 22 年 8 月 ) 公認会計士試験合格者等の育成と活動領域の拡大に関する意見交換会 ( 平成 21 年 ~22 年 ) 公認会計士試験合格者の就職難を受け一般事業会社による公認会計士試験合格者の受け入れを推進 ( 例 : 企業財務会計士の創設など ) 平成 14 年に公認会計士 5 万人構想を掲げており当時より一般事業会社の公認会計士受け入れには肯定的 < 公認会計士協会 > 公認会計士余りの状況を受け公認会計士試験の合格者や公認会計士の就職を推進する施策を実施 (JICPA Career Navi などを開設し公認会計士の就職転職を支援 ) 8

9 公認会計士の活躍の場 1 企業属性上場企業およびその関連会社大企業 ( 資本金 5 億円または負債 200 億円以上の企業 ) 株式公開準備企業外資系企業金融機関 ( 銀行証券保険ファンド等 ) コンサルティングファーム ( 会計財務 IT システム等 ) 職種経理 ( 連結決算開示資料作成 ) 財務経営企画 ( 資金調達関連 M&A) 内部監査内部統制プロジェクト要員 (IFRS 株式公開準備 M&A 等 ) コンサルタント ( 会計財務 IT システム等 ) 9

10 公認会計士の活躍の場 2 実務経験のある公認会計士を中途採用する場合の主な配属先経理 85.49% IFRS 内部統制対応など PJ チーム 52.51% 資金財務 20.32% 内部監査 13.19% 企画 12.40% その他 7.12% ( 回答社数 :379 社複数回答 ) 企業内で公認会計士 ( 会計専門家 ) を必要する分野 IFRS 導入 87.99% 個別決算開示業務 58.20% 海外を含む連結決算等の業務 43.88% 税務業務 34.87% 内部統制の構築等 33.72% ( 回答社数 :433 社複数回答 ) 公認会計士協会による組織 ( 企業 ) 内の会計専門家に関するアンケート調査結果 ( 中間報告 ) より作成上場企業 586 社の財務担当執行役が回答 10

11 公認会計士の希望進路 1 公認会計士の希望職種 70% 60% 公認会計士の約半分が経理を希望 62% 50% 40% 47% 38% 30% 26% 20% 10% 0% 経理財務経営企画内部監査会計事務所監査法人コンサルティンク MS-Japan に登録中の公認会計士 560 名のデータより作成 ( 複数回答 ) 11

12 公認会計士の希望進路 2 公認会計士の希望業務詳細 60.0% 50.3% 50.0% 42.1% 38.4% 40.0% 32.1% 30.0% 20.0% 10.0% 0.0% 28.5% 決算開示業務の人気が高い 37.7% 37.0% 公認会計士協会による組織 ( 企業 ) 内の会計専門家に関するアンケート調査結果 ( 中間報告 ) より作成大手 4 監査法人勤務の公認会計士 1588 名が回答 ( 複数回答 ) 12

13 公認会計士の平均的なクオリティー公認会計士にはどのような人材が多いのか? 経歴上位私立大学や国立大学を卒業後 1~2 年の勉強期間を経て会計士試験に合格し大手監査法人での監査経験を積んでいる人材が多い (3~5 年の監査経験を積んで転職を検討する人材が多い ) 人柄真面目な性格の人材が多い監査業務にてクライアント対応をしているので対人コミュニケーション能力は経理職よりやや高い傾向にある英語力 TOEIC700 点または同等程度の英語力を有する人材が多い実務でも英文読解を経験している人材は比較的多め 13

14 公認会計士の平均的なクオリティー : 参考資料公認会計士の学歴公認会計士試験の合格年齢 2010 年度大学別合格者数順位大学名人数 1 慶応義塾大学 251 名 2 早稲田大学 221 名 3 中央大学 152 名 4 明治大学 98 名 5 東京大学 67 名 6 同志社大学 62 名 7 立命館大学 57 名 8 神戸大学 49 名 9 関西学院大学 46 名 10 京都大学 45 名公認会計士試験合格者数の上位 10 大学だけで全合格者の過半数 (1054 名 /2041 名 ) を占める公認会計士試験合格者の 80% が 20 代合格後 3 年 ~5 年後 (20 代後半 ~30 代前半 ) に転職を検討する世代が比較的多い 2010 年金融庁の合格者調より作成 14

15 公認会計士の年収公認会計士の年収目安 ( 大手監査法人の年収 ) スタッフ :500~650 万円 (~3 年目 ~28 歳くらい ) シニアスタッフ :650~850 万円 (4 年目 ~8 年目 ~32 歳くらい ) マネージャー :850 万円 ~1100 万円強 (8 年目 ~ 32 歳くらい ~) 公認会計士全体現在年収 :881 万円 (300~3,000 万円 ) 希望年収 :711 万円 MS-Japan 登録会計士 560 名の平均 35 歳以下の公認会計士現在年収 :768 万円 (300 万円 ~2,000 万円 ) 希望年収 :634 万円 MS-Japan 登録会計士 266 名の平均現在より年収が 100~ 150 万円程度ダウンしても転職したい層が多い年収は現在も徍々に低下傾向にあり 15

16 公認会計士の転職トレンドまとめ年収目安現職より年収を 100 万円 ~150 万円下げての転職は許容する傾向にあり若手 (20 代 ~30 代前半 ): 年収 500~600 万円程度で採用可能中堅 (30 代中盤 ~40 代 ): 年収 600~800 万円程度で採用可能希望進路事業会社希望者が増加中経理職希望者が多い ( 財務や経営企画も人気あり ) 志向安定志向が高まりつつある独立志向コンサルティング志向は低下国際志向も徍々に高まりつつある中 ~ 大規模企業収益性の高い企業製造業等が人気 16

17 公認会計士の採用事例 1 < 企業概要 > 東証 1 部上場企業 ( 製造業 ) < 採用ポジション > 経理 ( 主任クラス ) < 募集スペック > 経理実務経験者 (5 年程度 ) 資格は丌問だが上場企業での実務経験者が望ましい年収 500 万円程度 30 歳程度まで 2 名採用 < 採用手法 > 人材紹介会社のみで採用 < 結果 > 公認会計士 1 名経理経験者 1 名を採用 28 歳女性公認会計士を年収 460 万円 + 残業代で採用 < ポイント > 公認会計士に限定した採用条件でなく提示可能年収も決して高くなかったが若手公認会計士の採用に成功 20 代後半の女性で将来的な結婚出産などを意識していたため年収がダウンしても長期勤務可能な企業を選択 17

18 公認会計士の採用事例 2 < 企業概要 > 未上場中堅企業 ( 食品の輸入販売 ): 売上高 200 億円 < 採用ポジション > 経理企画 ( スタッフクラス ) < 募集スペック > 経理実務経験者 (3~5 年程度 ) 資格は丌問年収 500 万円程度年齢 30 歳程度まで 1 名採用 < 採用手法 > 人材紹介会社のみで採用 < 結果 > 20 代半ば男性公認会計士を年俸 500 万円で採用 < ポイント > 当初は 30 歳の人材に 500 万円程度の年収予算を想定していたが候補者が優秀であったため 20 代後半の人材に 500 万円の年収を適用し採用に成功未上場企業だが提示年収に満足できるものであったため入社を決定 M&A や新規事業開発に積極的な企業であったため公認会計士も興味を持ちやすかった 18

19 公認会計士の効果的な採用手法 1 公認会計士協会公式媒体会計監査ジャーナル JICPA Career Navi メリット業界での認知度が高い費用が非常に安いデメリット応募者の質や求人へのマッチ度にはやや幅がある ( 特に未経験の試験合格者転職活動に苦戦している公認会計士などからの応募が多くなる傾向あり ) 19

20 公認会計士の効果的な採用手法 2 専門型人材紹介会社 MS-Japan メリットマッチ度の高い公認会計士を厳選して紹介公認会計士採用に特化したアドバイスや採用サポートがありデメリット媒体と比較すると料金は高い ( 一般の人材紹介会社と同等の手数料が必要 ) 20

21 公認会計士採用の 3 つのポイント 1: 年収年収水準は選考の早い段階で伝える給不以外にも各種手当福利厚生なども含めて提示する 2: 採用活動時期や入社時期公認会計士の繁忙期を避けて採用活動を行う (3 月 ~5 月あたりでの採用活動は避ける ) 内定から入社までは 2~3 ヶ月かかる場合もあり 3: 企業理解と適切なアピール人事制度キャリアパスなど普段以上にしっかりと説明する企業理念やビジョンなどのアピールが効果的な場合あり 21

22 本日のまとめ現在は公認会計士を採用しやすい状況である公認会計士を採用することにより会計財務関連業務を大きく強化することができる一般事業会社の場合経理職の採用が最もスムーズである財務職や経営企画職も公認会計士に人気である公認会計士の年収は高めだが平均的な年収水準 +α 程度で採用することは十分に可能採用手法採用時期など公認会計士特有の採用ポイントを押さえることが重要 22

23 付録 : 公認会計士採用のチェックリスト募集要項求人票の作成公認会計士を採用するのに適切な手法を選択している職務内容や配属部署部署構成メンバーは具体的に明記している社内部署内に公認会計士や監査法人出身者がいる場合は明記している資格手当や資格維持費用を負担できる場合は明記している公認会計士を採用したいと明記している公認会計士の繁忙期に重ならないタイミングで募集を行っている書類選考 ~ 面接公認会計士は面接慣れをしていないことを考慮して選考している一般事業会社での業務をイメージできているか確認しながら選考している採用形態 ( 総合職専門職 ) 異動など社内制度についてしっかりと説明している選考の早い段階で給不体系や年収のイメージを伝えている年収以外の福利厚生についても面接で説明している公認会計士資格の維持費用負担の有無についてもしっかりと説明している企業理念や社風ビジョンなどのアピール説明をしっかりと行っている内定 ~ 入社内定承諾から入社までは最大で 2~3 ヶ月の猶予も設けている内定通知書給不条件通知書には給不や手当だけでなく福利厚生や退職金制度などについても記載している 23

24 Q&A ~ 質疑応答 ~ 24

25 本日はありがとうございました公認会計士採用についてご質問やご相談がある方はこの後ブースにてお受けいたします本日お時間が無い方別途お時間を希望の方は下記までご連絡くださいお問合せ先株式会社 MS-Japan 手塚 ( テヅカ ) TEL: Mail:tezuka@jmsc.co.jp 25

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スライド 1 ミドルの求人動向調査 73% の転職コンサルタントが 2016 年は 35 歳以上のミドル求人が増えると回答ミドルの転職コンサルタントアンケート集計結果人材採用入社後活躍のエンジャパン株式会社 ( 本社 : 東京都新宿区代表取締役社長 : 鈴木孝二 ) が運営する人材紹介会社集合サイトミドルの転職 ( http://mid-tenshoku.com/ ) 上でサイトを利用している転職コンサルタントを対象に