(1) プロジェクトの背景 必要性等 1 背景インドネシア (Indonesia) は世界最大の地熱ポテンシャル ( 約 2 万 9,000MW 世界の 40%) を有しているが 現在保有の地熱発電設備容量は約 1,200MW( 国内ポテンシャルの約 4%) にすぎない これに対して インドネシア政

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1 平成 24 年度インフラ システム輸出促進調査等事業 ( 円借款 民活インフラ案件形成等調査 ) インドネシア 東ヌサテンガラ州地熱発電事業化調査 報告書 要約 平成 25 年 2 月 経済産業省 新日本有限責任監査法人 独立行政法人日本貿易振興機構 委託先 : 日本工営株式会社伊藤忠商事株式会社富士電機株式会社三菱重工業株式会社新日鉄住金エンジニアリング株式会社

2 (1) プロジェクトの背景 必要性等 1 背景インドネシア (Indonesia) は世界最大の地熱ポテンシャル ( 約 2 万 9,000MW 世界の 40%) を有しているが 現在保有の地熱発電設備容量は約 1,200MW( 国内ポテンシャルの約 4%) にすぎない これに対して インドネシア政府は 豊富な地熱ポテンシャルを活用すべく 第二次クラッシュ プログラム (Crush Program-II) において 地熱発電設備容量を 2014 年までに約 4,000MW さらに 2025 年までに約 9,500MW へ増加させることを目標に掲げており 地熱発電事業への民間投資を期待している しかしながら 制度面など各種制約により これまでのところ地熱開発は円滑には進展していない地熱開発が円滑には進展していないのが現状である これに対して インドネシアでは 制度的基盤整備を進め 民間資金を呼び込んだ地熱開発を促進する努力をしている 一方 大部分の電力をディーゼル発電に依存している離島では 発電用燃料の価格高騰により 高い費用での発電を余儀なくされ PT Perusahaan Listrik Negara (Persero)( 国営電力会社 (PT PLN)) や補助金を拠出しているインドネシア政府の大きな財政的負担となっている インドネシアにある離島の多くは火山島であり 地熱資源が豊富に賦存していることから インドネシア政府は地熱発電を ディーゼル発電の代替電源とするとともに 電化率の向上に寄与したいとしている 近年の制度的な基盤整備の進展に鑑み 本共同提案法人は世界省エネルギー等ビジネス推進協議会 (Japanese Business Alliance for Smart Energy Worldwide (JASE-W)) 地熱作業班インドネシアサブ作業班に参加して関係機関との意見交換 情報収集 現地踏査等を実施した結果 インドネシア政府が東ヌサテンガラ州 (East Nusa Tenggara Province) を含む東部インドネシアの開発を推進していること また日本企業の参入を期待していることを考慮して 本調査の実施に至ったものである 2 必要性東ヌサテンガラ (East Nusa Tenggara) 州フローレス (Flores) 島では 全島を縦断する 70kV の送電線が建設中であるものの 現在のところ全島を連携する送配電システムがなく 散在する 38 か所のディーゼル発電所と2か所の小水力発電所から地域ごとに独立した 20 KV の配電網で 80 近い地方に個別に電力が供給されているのが現状である 2011 年のインドネシアの平均電化率が約 73% であるのに対して フローレス島を含む東ヌサテンガラ州では約 40% 弱にとどまっている また フローレス島でのディーゼル発電による電力供給では 電力総収入に対して総支出は2 倍以上になっている 幸い フローレス島は豊富な地熱資源に恵まれており ウルンブ (Ulumbu) 地点で5MW マタロコ (Mataloko) 地点で 2.5MW の地熱発電所の建設が進行中であるが フローレス島全島の電力需要を賄うためには 70kV の送電線建設と相まって さらにベース電源となる発電所の建設が必要となっている 本調査は ウルンブ地点で地熱発電所の建設の可能性を検討するものである (2) プロジェクトの内容決定に関する基本方針 1 インドネシア電力開発計画との整合性の確認インドネシアでは発電設備の増強が電力需要に追いつかず 電力不足が続いている こうした状況

3 の中 大統領は電力開発を促進するために第一次クラッシュ プログラム (2007 年 ) 第二次クラッシュ プログラム (2010 年 ) を発令した このうち第二次クラッシュ プログラム ( 大統領令 no.4/2010) では 再生可能エネルギー ( 地熱 水力 ) を利用して 容量 5,181 MW( 約 51%) の発電施設を開発し また 約 50 % の容量を Independent Power Producer ( 独立系発電事業者 (IPP)) の活用によって賄おうとするものである 本事業は 第二次クラッシュ プログラムの基本方針と整合させながら 地熱エネルギーを活用して東ヌサテンガラ州フローレス島の電化率の向上に寄与しようとするものである 2 地熱開発計画 - 対象サイトの選定にかかる基本方針ウルンブには 面積約 1,000ha の PT PLN の Wilayah Kerja Pertambangan( 地熱開発鉱区 (WKP)) がすでに設定され 自己資金により 2.5 MWx2ユニットの地熱発電施設が建設されつつある 1 また ADB 資金により同様に 2.5MWx2ユニットの設備の据え付けが進行中である ウルンブ地熱地区では 既存の PT PLN の鉱区を取り巻く地域 20x20km 範囲に Preliminary Survey Assignment の公募が Ministry of Energy and Mineral Resources ( エネルギー 鉱物資源省 (MEMR)) によってなされている ( 添付 1:MEMR 公示 104Pm/30/DJE/2011) JASE-W が行った調査では MEMR や PT PLN が参加した会議が行われ 本件調査への協力が得られている また この調査に基づいて本件提案を行った本共同提案企業は この地域を調査対象とすることを MEMR から勧められている ( 添付 2: サポートレター ) 以上の背景から 調査対象サイトは MEMR によって指定された 20x20km の開発鉱区候補地とすることを基本方針とした 3 事業実施形態にかかる基本方針ウルンブの地熱開発事業は PT PLN による電力供給事業計画東ヌサテンガラ州版 (Rencana Usaha Penyediaan Tenaga Listrik/Electricity Power Supply Business Plan for East Nusa Tenggara (RUPTL-PLN NTT ( )) に計画されている それによれば 現在開発中の設備容量は 10MW(4x2.5MW) 開発予定が 10MW である 開発予定の5MW は PT PLN の事業 5MW は IPP 事業による開発と計画されている ( 添付 3:RUPTL-PLN NTT ( ) から ) 本報告書では 民間資金の導入を目論む第二次クラッシュ プログラムにしたがい 基本的には民間資金活用の IPP 地熱開発計画を検討した 一方 次節に述べるように 自然条件やその他の条件によっては PT PLN が事業主となる場合もあることが判明した このため 借款活用事業や他融資 あるいは独自資金による Engineering, Procurement and Construction ( 設計 調達 建設 (EPC)) 調達などの可能性も示した 4 WKP の設定と事業形態地熱開発鉱区 (WKP) は 地熱ポテンシャルの予備調査 (Preliminary Survey) の結果に基づき MEMR が設定する制度となっている (MEMR 大臣令 no.11/2008) WKP の設定後 ウルンブ地熱地域の場合は マ 年 11 月 11 日に 2x 2.5MW の発電機器の試験運転が開始された (

4 ンガライ県 (Manggarai Ragency) が WKP を取り扱う権限を有している ただし 1つの地熱貯留層に対して1つの WKP と定められている (MEMR 省令 11/2008) 本調査の結果 地熱貯留層が分離しているかどうかは不明瞭で 11 つである可能性が否定できないので 本調査地域の地熱開発は PT PLN が既存の WKP を拡大を通してのみ実施が可能となることもありうる ただし WKP の設定には その他のファクターも加味されるとのことなので 事業主や事業形態については まだ不透明である 従い 本報告書では IPP 事業も含めた可能な開発シナリオを示し それぞれの場合における課題を述べた 5 地熱資源開発に係る基本方針既存報告書のレビュー 広域地表踏査 地化学調査および MT 探査結果から 以下が判明した 既存 PT PLN の鉱区の外側では リイカルデラ (Rii Caldera) 周辺の地熱ポテンシャルが最も高い リイカルデラ以外の地点では 地熱ポテンシャルが低いと推測される 既存の地熱資源推定値や調査結果から リイカルデラ内では 20MW 程度以上の地熱発電開発のための十分なポテンシャルを有すると考えられる 貯留層の詳細な連続性は不明である 以上から 詳細については 調査井含めた今後の調査によって確認する必要はあるが 現時点では 最も地熱開発のポテンシャルがあるリイカルデラ内を対象として基礎調査を実施することとした 6 設備容量の提案に係る基本方針設備容量設定の基本方針は次のとおりとした 可採資源量以内の設備容量とする RUPTL-PLN NTT ( ) に示されている需要予測や電力設備計画を考慮する 再生可能エネルギーの最大利用を考慮する ウルンブの地熱条件に最適な施設を提案する その他工事条件を考慮する 検討の結果 ウルンブ地熱地区では 既存 2.5 MW2ユニット及び現在工事中 2.5 MW2ユニットの合計 10MW の設備容量に加え 新たに 20MW の設備新設を提案した 7 環境社会側面の検討に係る基本方針環境社会面からの検討にかかる基本方針は次の通りした 環境社会面から本件事業実施における課題の有無と規模を検討した 検討にあたっては JICA 環境社会配慮ガイドラインに基づき環境社会面への影響を予備的に予測し環境社会配慮項目を把握した インドネシアの法的手続きは政令 No.27/2012 によって環境影響評価システム (AMDAL) が規定されており 対象事業規模は環境省令 No.5/2012 に記されている 本件事業の地熱ポテンシャルの高い地域が保全林の近くに位置していること 送電線が事業に含まれる場合 保全林を通過する可能性が高いことなどから AMDAL の必要性の有無について検討した また 地熱発電は CO2 排出削減の観点から環境改善効果が期待されるため 排出削減量を推定する また CDM プロジェクトとしての可能性を検討した

5 (3) プロジェクトの概要 1 プロジェクトの概要 上プロジェクト概要は 次のとおりである ウルンブ地区の地熱資源の最大活用を鑑み 既存の施設合計 10MW に加え 新たに 20MW の施設を建設する 電力は 県都ルテンに建設予定の変電所に 70KV の送電線で送り 建設中のフローレスを縦断する 70kV の送電網に連結する 発電設備は コストパフォーマンスや建設期間 維持管理の容易さ ディーゼル電力の早期代替などを考慮して 20MWx1ユニットとした 事業概要坑井掘削計画 : 生産井戸 3 本の掘削 50t/h( 井戸一本当たり ) 発電設備 :20 MW x 1ユニットタービン : 単車室多段短流復水タービン : 主蒸気温度 発電機 : 全閉水冷式 3 相同期発電機 : 定格出力 2 万 7,500 kva 力率 0.8 PT PLN による関連事業送電線 : 建設中 70kV 送電線ラルアンバジョ (Laluan Bajo)-ルテン (Ruteng)-バジャワ (Bajawa)-ムバイ(Mbay) ロパ (Ropa) 連結 :PT PLN によりルテン-ウルンブ-バジャワの経路で連結予定 予備的な環境社会影響評価をした結果 大気 廃棄物 騒音 振動 悪臭および地形地質について中程度の影響が発生することが予想され 保護区 生態系 用地取得 景観 労働条件については軽微な負の影響が予想された しかし 本プロジェクトとそれ以外の環境社会影響のより小さい他の選択肢との比較検討結果 本件事業地域において環境社会への負の影響より小さい代替案はないものと考えられる また 発電所地点は保全林に位置しておらず さらに想定される地熱開発事業は インドネシアが定める EIA システム (AMDAL) の適用を必要とはしない ただし 事業者は UKL( 環境管理計画 )-UPL( 環境モニタリング計画 ) 文書を作成提出する必要がある 一方で 発電所からルテンへの送電線は保全林 ( ルテン自然レクリエーション公園 ) を通過する可能性があり その場合は AMDAL が必要となる なお 本事業実施により 既設発電所から排出される CO 2 の削減効果があり その削減量は原油換算で 136,148 t-co 2 / 年と換算される 事業総額は 1 億 1,223 万 USD となった 予備的な経済 財務分析結果は次のとおりとなった 経済分析

6 経済的内部収益率 (EIRR) :20.94% 便益費用比率 (B/C) :2.32% 経済正味現在価値 (ENPV) :1 億 663 百万 USD 財務分析 財務的内部収益率 (FIRR) :11.96% 費用便益比 (B/C) :1.18 財務正味現在価値 (FNPV) :1,704 万 USD 評価指標を 経済分析では想定した割引率 10% 財務分析では WACC10.2% とすると 本事業は経済 財務 的にはフィージブルという分析結果となった 2 事業形態 資金源候補 1) 新たな WKP が設定できる場合事業形態 / 事業主 :IPP ないし地方政府と連携した Public Private Partnership( 官民パートナーシップ ( PPP)) 資金源候補 :JBIC プロジェクトファイナンス JICA 海外投融資など資金の課題 : 政府保証の有無 2) WKP が既存 PT PLN の拡張となる場合 事業主 :PT PLN 資金候補 -1 : 借款 資金調達課題 : インドネシアにおける借款抑制 参画形態 : ロット毎のコントラクターあるいは総合建設会社へのサプライヤー 資金候補 -2 :JBIC 輸出信用など 資金調達課題 : 政府保証の有無 参画形態 :EPC コントラクター 3) キャッシュ フロー分析新たな WKP が設定できて民間投資家が投資する場合のキャッシュ フロー分析を 次の2ケースにつて行った ケース A(GFF 活用型 ): 地熱ポテンシャル調査費用を地熱ファンドから調達 それ以外の事業資金は投資家の出資金 (Equity) と市中銀行からの借入にて賄う場合ケース B( 民間型 ): 地熱ポテンシャル調査から運転開始までの全ての資金を投資家の出資金と市中銀行からの借入にて調達する場合 キャッシュ フロー分析の結果 GFF 型のエクイティー IRR は 15.5% 民間型では 12.16% となった 評価指標をインドネシア商業銀行の 2012 年の投資向け貸し出し金利 12.25% を採用すると GFF 型では事業実施の妥当性が認められるものの 民間型では事業実施の妥当性は低いという結果となった

7 (4) 実施スケジュール スケジュールを示すためには インドネシアで以下にかかる制度が明確化あるいは改善されている必要がある 固定価格買い取り制度 (Feed-in Tariff (FIT)) にかかる MEMR 省令 11/2012 に則った WKP 設定の手順の改善 FIT にかかる MEMR 省令 11/2012 に則った WKP 入札手順の明確化 地熱ファンドの運用規定の明確化 実行性 ウルンブ地熱地区の開発方針 ウルンブ地点で事業を実施する場合は WKP の保有者によって実施スケジュールが異なる 次の2パターン3ケースについて概略的なスケジュールを示す ケース A: 新たな WKP が設定され 地方政府が入札を行う場合ケース-A1: 地方政府が地熱ファンドを活用してポテンシャル調査を行い その後に WKP の開発鉱区権の入札を行う場合ケース-A2: 地方政府がポテンシャル調査を行わないで WKP の入札を行う場合 ケース B:WKP が PT PLN の場合 ケース A: 新たな WKP が設定され 地方政府が入札を行う場合 MEMR によってウルンブ地点に新しい WKP が設定されて地方政府に開発鉱区権が付与される場合 以下のような2つのケースが考えられる ケース A1: 地方政府が地熱ファンドを活用してポテンシャル調査を行い その後に WKP の開発鉱区権の入札を行う場合

8 表 1 地熱発電所建設工程表 ( ケース A1) スケジュール 1 年目 2 年目 3 年目 4 年目 5 年目 6 年目 1 地熱ファンドによる予備調査 1 地表踏査 2 地化学調査 物理探査 3 浅井戸試掘 (3 holes x 300 m) 3 深井戸試掘 (3 holes x 1,500 m) 4 坑井試験 シュミレーション 2 WKP 入札期間 3 用地取得 4 開発段階 1 生産井 還元井の掘削 2 坑井試験 シュミレーション 5 地熱資源評価 6 環境調査 1 発電所関係 (UPL/UKL) 2 送電線 (EIA) 7 建設段階 1 土木工事 施設整備 2 地熱発電施設 蒸気設備 3 送電線 8 管理 運営段階 出典 : 調査団作成 ケース A2: 地方政府がポテンシャル調査を行わないで WKP の入札を行う場合 表 2 地熱発電所建設工程表 ( ケース A2) スケジュール 1 年目 2 年目 3 年目 4 年目 5 年目 1 WKP 入札期間 2 地熱ファンドによる予備調査 1 地表踏査 2 地化学調査 物理探査 3 浅井戸試掘 (3 holes x 300 m) 3 深井戸試掘 (3 holes x 1,500 m) 4 坑井試験 シュミレーション 3 用地取得 4 開発段階 1 生産井 還元井の掘削 2 坑井試験 シュミレーション 5 地熱資源評価 6 環境調査 1 発電所関係 (UPL/UKL) 2 送電線 (EIA) 7 建設段階 1 土木工事 施設整備 2 地熱発電施設 蒸気設備 3 送電線 8 管理 運営段階 出典 : 調査団作成

9 2 ケース B: WKP が PT PLN の場合表 3 地熱発電所建設工程表 ( ケース B) スケジュール 1 年目 2 年目 3 年目 4 年目 5 年目 6 年目 1 入札期間 (EPC) 2 地熱ファンドによる予備調査 1 地表踏査 2 地化学調査 物理探査 3 浅井戸試掘 (3 holes x 300 m) 3 深井戸試掘 (3 holes x 1,500 m) 4 坑井試験 シュミレーション 3 用地取得 4 開発段階 1 生産井 還元井の掘削 2 坑井試験 シュミレーション 5 地熱資源評価 6 環境調査 1 発電所関係 (UPL/UKL) 2 送電線 (EIA) 7 建設段階 1 土木工事 施設整備 2 地熱発電施設 蒸気設備 3 送電線 8 管理 運営段階 出典 : 調査団作成

10 (5) 実施に関するフィージビリティ 1 事業に関するフィージビリティー経済 財務分析の結果 本事業はフィージブルであるという結果となった また IPP/PPP 事業を想定したキャッシュ フロー分析を行った結果 地熱ファンドを活用する場合は 事業実施の妥当性が認められるが 地熱ファンドを活用しない場合は事業の妥当性は認めがたいという結果になった 一方 事業を進めるにあたり次のような課題がある ウルンブ地区調査地区では PT PLN が WKP を保有し地熱発電所を建設中である この地区の地熱貯留層が単一の可能性もあり IPP/PPP 事業を実施するために必要な WKP を新たに設定できない可能性がある ( この場合は PT PLN の拡張事業 ) FIT 制度が MEMR によって発布されたが WKP 入札制度など 関連制度が未整備である 地熱ファンド制度は新たに制定されたものであり まだ活用の実績がない 運用細則が検討されている段階である 事業に実施には 上記課題を注視する必要がある 2 円借款の要請次に述べる課題が調査団によって認識される インドネシア政府は借款の借り入れを抑制している 第二次クラッシュ プログラムのリストにないプロジェクトには 原則新たな借款を用いない方針となっている 地熱開発促進プログラムによって既に5 案件を対象とした円借款 E/N が締結されており 2 当面の開発優先順は確定されている PT PLN は ウルンブ規模 (20W) の地熱発電所建設に借款を用いることは消極的である 円借款による事業においては国際競争入札 (QCBS) が行われるため 小規模地熱発電事業では 技術的に優位にたつ本邦企業よりも廉価で提供する他国企業の参入を許す可能性がある 以上等の理由により ウルンブ地熱案件を円借款で実施する可能性はなお検討する必要があると考えられる 3 事業の必要性と事業推進方法一方 フローレス島における電力供給能力改善は フローレス島住民の為のみならず PT PLN やインドネシアにとっても喫緊の課題である フローレス島の一部では地熱発電機器 / 施設の建設が進んでいるが フローレス島の現況改善のためには 品質の高い地熱発電施設を導入して豊富な地熱エネルギーを活用することが重要であると考えられる しかしながら 前節の理由から 借款によらない民間企業の参入が期待されるが 試掘調査のリスク 2 外務省 HP(

11 軽減や現行制度の改定 また PT PLN の事業となった場合の資金調達など 課題は多い ウルンブ地熱開発にかかる事業環境を見据える必要がある (6) 我が国企業の技術面等での優位性 発電設備の中核機器となる地熱蒸気タービン 発電機においては 日本メーカーは開発 設計 製造から建設 運転 保守の分野にわたり世界に多数の実績を有している 地熱蒸気タービン 発電機の設備容量の世界市場シェアでは日本製が 67% を超える高いシェアを占めている インドネシアにおける地熱蒸気タービン 発電機の日本企業のシェアは設備容量で 79% 台数では合計 27 ユニットの内 18 ユニットを占めている 地熱発電所においては 地熱蒸気タービン 発電機の性能 信頼性が発電所の経済性および信頼性を左右することから 十分な納入 運転実績を持つ日本メーカーの優位性は高い また 地熱発電所は硫化水素ガスを含む大気や蒸気に機器が曝されるため 硫化水素ガスによる腐食を防止するための処置が重要となる 地熱蒸気が直接触れる部分への適切な材料選定や電気 制御装置への対策ノウハウ等も日本メーカーの優位性となる イタリア 米国等 また近年では中国のメーカーとの競合もあるが インドネシア側にとっても発電効率や機器メンテナンスで優れた日本メーカーの機器を選定する理由は十分にあるものと考えられる (7) 案件実現までの具体的スケジュール及び実現を阻むリスク 本事業を IPP/PPP 形態で実施する場合は 地熱ファンドを活用する場合にのみ事業の妥当性が認められることが明らかになった ただし 地熱ファンド制度の運用細則制定や WKP の確定 FIT 制度と整合した WKP の入札制度など 事業実施に不可欠な要素が明確にされる必要がある このため 現段階では具体的なスケジュールは策定し難い ここでは 実現を拒むリスクや課題をのべる インドネシア政府は地熱開発の努力を続けているが ウルンブ地熱事業を進めるにあたって様々な一般的な課題やウルンブに関わる課題が認められる 本件共同提案者は これらの課題など投資環境を注視していく所存である 1 IPP/PPP で事業を進める場合 (Case-A) a. ウルンブ地熱地区の地熱開発にかかる政策の確定に関し IPP/PPP プロジェクトか PT PLN プロジェクトかを確定する必要がある b. 電力固定価格買い取り制度が MEMR によって公布されたが 関連制度が整備されておらず 整合性がとれていない このため WKP の入札評価がどのように行われる不透明 今後の制度整備状況をフォローする必要がある ( ア )WKP の開発鉱区権限の入札と入札評価方法に関する制度の改定 ( イ )Preliminary Survey Assignment に関する制度の改定 c. また 固定買い取り価格そのものに関する議論もインドネシア政府内で行われている d. WKP の取り扱いが地方政府に移管されたのち 地方政府が地熱ファンドを使用した地熱ポテ

12 ンシャル調査を行うか そのまま WKP の入札を行うのかを規定する制度が不在 このため PPP 提案事業者が Preliminary Survey Assignment に応募すべきかの判断を行い難い e. 地方政府が地熱ファンドを活用して地熱ポテンシャル調査を行う場合 : ( ア ) 活用実績がない ( イ ) フィージビリティ調査 (Feasibility Study (F/S)) を行うタイミングや実施期間が不透明 また JICA-PPP-F/S のタイムリーな活用が可能かどうかの検討が必要 f. 地方政府が地熱ファンドを活用しないで WKP の入札を行う場合 : ( ア )IPP/PPP 事業者が試掘ファンドを活用する場合のリスクヘッジ / リスク軽減方法 ( イ )IPP/PPP 事業として認可されるために必要なフィージビリティ調査の実施時期 g. WKP の入札では F/S の提出が求められているが ケース A1 地熱ファンド活用による地熱ポテンシャル確認後の入札とケース A2 地熱ポテンシャルが確認される前の入札では 自ずと F/S の精度が異なる 両者の入札制度の整合性を図る必要がある h. 地熱関連制度で定める WKP 入札における F/S 要求事項と PPP 関連制度で定める PPP 事業入札における F/S 要求事項の整合性を図る必要がある i. WKP 落札者は1 億 USD の試掘井戸掘削のための預託金を積む必要があるが 現実的ではない上 投資家の投資意欲を削いでいる可能性がある 現実的な金額に変更する必要があろう j. 提案されている規模の地熱発電所を IPP/PPP で建設するための資金源は 民間銀行融資を併用した JBIC プロジェクトファイナンス JICA 海外投融資の活用が考えられるが 実現の可能性についてフォローする必要がある 2 PT PLN 事業ですすめる場合 (Case-B) a. ウルンブ地熱地区の地熱開発にかかる政策の確定 :IPP/PPP プロジェクトか PT PLN プロジェクトかの確定をする必要がある b. JBIC のバイヤーズ クレジットなどが候補として考えられるが PT PLN は政府保証が必要な資金調達には消極的である 資金調達が課題である c. EPC コントラクターを調達する必要がある (8) 調査対象国内での事業実施地点がわかる地図 図 1 に調査対象地域を示す

13 図 1 調査対象地域 リイ カルデラ PLN WKP 調査対象範囲 出典 :MEMR 資料をもとに調査団作成

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