除草剤の作用機構 ( より ) :Herbicide Resistance Action Committee :Weed Science Society of America 農薬工業会注 有効成分名は原則 ISO 名を使用している 農林水産省が別名称を使用している場合に はそれを記載し ISO 名をカッコ内に併記した 注 有効成分欄の下線を付した除草剤は としてはしているが としては未の除草剤である は作用機構別にアルファベット順にしている 但し J と Q は I と O との混同を避けるため使用していない 新しい作用機構の除草剤は R 以降のグループとしてされる 光合成阻害 C グループの C1, C2, C3 は異なった結合様式を示す 白化は様々な要因で生じるため 白化 F グループも F1, F2, F3 に分かれる また 生育阻害 K も K1, K2, K3 に分かれる 現在作用機構が不明な除草剤は Z にされているが 今後作用機構が判明した場合には適切なグループにされる A B 作用部位化学グループ有効成分 アセチル CoA カルボキシラーゼ (ACCase) 阻害 アセト乳酸合成酵素 (ALS) 阻害 ( アセトヒドロキシ酸合成酵素 (AHAS) 阻害 ) アリルオキシプロピオン酸エステル (FOPs) シクロヘキサンジオン (DIMs) フェニルピラゾリン (DEN) スルホニルウレア クロジナホッププロパルギルシハロホップブチルジクロホップメチルフェノキサプロップ P エチルフルアジホップ P ハロキシホップ R メチルプロパキザホップキザロホップ P エチルアロキシジムブトロキシジムクレトジムシクロキシジムプロホキシジムセトキシジムテプラロキシジムトラルコキシジムピノキサデン アミドスルフロンアジムスルフロンベンスルフロンメチルクロリムロンエチルクロルスルフロンシノスルフロンシクロスルファムロンエタメトスルフロンメチルエトキシスルフロンフラザスルフロン 1 2 1
イミダゾリノン トリアゾロピリミジン ピリミジニル ( チオ ) ベンゾエート スルホニルアミノカルボニルトリアゾリノン フルピルスルフロンホラムスルフロンハロスルフロンメチルイマゾスルフロンヨードスルフロンメソスルフロンメトスルフロンメチルニコスルフロンオキサスルフロンプリミスルフロンプロスルフロンピラゾスルフロンエチルリムスルフロンスルホメツロンメチルスルホスルフロンチフェンスルフロンメチルトリアスルフロントリベニュロンメチルトリフロキシスルフロントリフルスルフロンメチルトリトスルフロンイマザピックイマザメタベンズメチルイマザモックスイマザピルイマザキンイマゼタピルクロランスラムメチルジクロスラムフロラスラムフルメツラムメトスラムペノキススラムビスピリバック-ナトリウム塩ピリベンゾキシムピリフタリドピリチオバック-ナトリウム塩ピリミノバックメチルフルカルバゾン-ナトリウム塩プロポキシカルバゾン-ナトリウム塩 2
作用部位 化学グループ 有効成分 C1 光合成 ( 光化学系 Ⅱ) トリアジン アメトリン 阻害 アトラジン シアナジン デスメトリン ジメタメトリン プロメトン プロメトリン プロパジン系 ( プロパジン ) CAT( シマジン ) シメトリン テルブメトン テルブチラジン テルブトリン トリエタジン トリアジノン ヘキサジノン メタミトロン メトリブジン トリアゾリノン アミカルバゾン C2 光合成 ( 光化学系 Ⅱ) 阻害 C3 光合成 ( 光化学系 Ⅱ) 阻害 ウラシルブロマシルレナシルターバシルピリダジノン PAC( クロリダゾン ) フェニルカーバメーデスメディファムトフェンメディファムウレアクロルブロムロンクロロトルロンクロロクスロンジメフロン DCMU( ジウロン ) エチジムロンフェニュロンフルオメツロン ( F3 参照 ) イソプロツロンイソウロンリニュロンメタベンズチアズロンメトブロムロンメトキスロンモノリニュロンネブロンシデュロンテブチウロンアミド DCPA( プロパニル ) CMMP( ペンタノクロール ) ニトリルブロモフェノキシムブロモキシニルアイオキシニルベンゾチアジアジノベンタゾンンフェニルピリダジンピリデートピリダフォル 5 7 6 3
作用部位 化学グループ 有効成分 D 光化学系 Ⅰ 電子変 ビピリジリウム ジクワット 換 パラコート E プロトポルフィリ ジフェニルエーテル アシフルオルフェン ノーゲン酸化酵素 ビフェノックス (PPO) 阻害 クロメトキシニル ( クロメトキ シフェン ) フルオログリコフェンエチル ホメサフェン ハロサフェン ラクトフェン オキシフローフェン フェニルピラゾール フルアゾレート ピラフルフェンエチル F1 白化 : フィトエン脱飽和酵素系 (PDS) でのカロチノイド生合成阻害 F2 白化 : 4- ヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼ酵素 (4-HPPD) 阻害 F3 白化 : カロチノイド生合成 ( 標的部位不明 ) 阻害 N- フェニルフタルイミド チアジアゾール オキサジアゾール トリアゾリノン 4 シニドンエチルフルミオキサジンフルミクロラックペンチルフルチアセットメチルチジアジミンオキサジアゾンオキサジアルギルアザフェニジンカルフェントラゾンエチルスルフェントラゾンペントキサゾン 22 14 オキサゾリジンジオ ン ピリミジンジオン ベンズフェンジゾン ブタフェナシル ピラクロニル プロフルアゾール フルフェンピルエチル ピリダジノン ノルフルラゾン 12 ピリジンカルボキサミド ジフルフェニカンピコリナフェン ベフルブタミド フルリドンフルロクロリドンフルルタモン トリケトン メソトリオン 27 スルコトリオン イソオキサゾール イソキサクロルトール イソキサフルトール ピラゾール ベンゾフェナップ ピラゾレート ( ピラゾリネート ) ピラゾキシフェン ベンゾビシクロン トリアゾール ATA( アミトロール ) 11 イソオキサゾリジノクロマゾンンウレアフルオメツロン ( C2 参照 ) ジフェニルエーテル アクロニフェン
作用部位 化学グループ 有効成分 G EPSP 合成酵素阻害グリシン グリホサート グリホサートトリメシウム塩 ( スルホサート ) H グルタミン合成酵 ホスフィン酸 グルホシネート 素阻害 ビアラホス ( ビラナホス ) 9 I DHP( ジヒドロプテ カーバメート アシュラム 18 ロイン酸 ) 合成酵素阻害 K1 微小管重合阻害 ジニトロアニリン ベスロジン ( ベンフルラリン ) 3 ブトルアリンジニトラミンエタルフルラリンオリザリンペンディメタリントリフルラリン ホスホロアミデート アミプロホスメチルブタミホス ピリジン ジチオピルチアゾピル ベンズアミド プロピザミドテブタム 安息香酸 TCTP( クロルタールジメチル ) K2 K3 有糸分裂 / 微小管形成阻害 VLCFA の阻害 ( 細胞分裂阻害 ) カーバメート IPC( クロルプロファム ) プロファムカルベタミドクロロアセトアミドアセトクロールアラクロールブタクロールジメタクロールジメテナミドメタザクロールメトラクロールペトキサミドプレチラクロールプロパクロールプロピソクロールテニルクロールアセトアミドジフェナミドナプロパミドナプロアニリドオキシアセトアミドフルフェナセットメフェナセットテトラゾリノンフェントラザミドアニロホスカフェンストロールピペロホス 10 23 15 5
作用部位化学グループ有効成分 L 細胞壁 ( セルロース ) ニトリル DBN( ジクロベニル ) 20 合成阻害 DCBN( クロルチアミド ) ベンズアミド イソキサベン 21 トリアゾロカルボキ フルポキサム サミド キノリンカルボン酸 キンクロラック ( 単子葉雑草用 ) 26 ( O 参照 ) M アンカップリング ( 膜破壊 ) ジニトロフェノール DNOC DNBP( ジノセブ ) ジノテルブ 24 N O 脂質合成阻害 ( 非 ACCase 阻害 ) インドール酢酸様活性 ( 合成オーキシン ) チオカーバメートブチレートヘキシルチオカルバム ( シクロエート ) ジメピペレート EPTC エスプロカルブモリネートオルベンカルブペブレートプロスルホカルブベンチオカーブ ( チオベンカルブ ) チオカルバジルトリアレートバーナレートホスホロジチオエー SAP( ベンスリド ) トベンゾフランベンフレセートエトフメセートクロロ炭酸 TCA DPA( ダラポン ) テトラピオン ( フルプロパネート ) フェノキシカルボンクロメプロップ酸 2,4-PA(2,4-D) 2,4-DB ジクロルプロップ MCPA MCPB MCPP( メコプロップ ) 安息香酸クロランベン MDBA( ジカンバ ) TCBA(2,3,6-TBA) ピリジンカルボン酸クロピラリドフルロキシピルピクロラムトリクロピルキノリンカルボン酸キンクロラック ( L 参照 ) キンメラックベナゾリンエチル 8 26 4 6
P 作用部位化学グループ有効成分 オーキシン移動阻害 フタラメートセミカルバゾン NPA( ナプタラム ) ジフルフェンゾピル - ナトリウム塩 19 R - - - S - - - Z - - - 不明 注 ) グループ Z の除草剤の作用部位は不明であるが グループ内あるいは他のグループとで作用部位は異なるようである 注 ) 最終改訂は 2005 年 1 月 アリールアミノプロ フランプロップMメチル / イソ 25 ピオン酸 プロピル ピラゾリウム ジフェンゾコート 26 有機ヒ素 DSMA 17 MSMA ブロモブチド ( クロル )-フルレノールシンメチリン クミルロン ダゾメットダイムロンメチルダイムロンエトベンザニドホサミンインダノファンカーバム / カーバムナトリウム塩オキサジクロメホンオレイン酸ペラルゴン酸ピリブチカルブ 7