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平成 19 年度化学物質安全確保 国際規制対策推進等 (GHS 情報基盤整備事業 ) 報告書 平成 20 年 3 月 みずほ情報総研株式会社

目次 1. 事業の目的及び概要... 1 1.1. 本事業の目的... 1 1.2. 本事業の概要... 1 2. 電子掲示板等の設置 運営及び管理... 3 2.1. 電子掲示板等の電子情報システム (GHS 情報共有サイト ) の設置... 3 2.1.1. システム構成... 3 2.1.2. サイト概要... 4 2.1.3. 機能説明... 7 2.1.4. データベース構成... 32 2.2. 電子掲示板等の電子情報システムの試験運営及び管理... 34 2.2.1. サイト運営実績... 34 2.2.2. サイト利用状況... 35 2.2.3. 会員規約等の作成... 39 2.2.4. 問い合わせ対応等... 44 2.3. 事業者 ( ユーザ ) のニーズ調査... 49 2.3.1. アンケートの設計... 49 2.3.2. アンケートの作成及びアンケート結果... 52 2.4. 試験運営管理結果を踏まえた運営マニュアルの作成... 69 2.4.1. サイト設定手順... 69 2.4.2. 管理者機能... 71 2.4.3. 問い合わせ対応方法... 74 3. GHS 関連情報の調査及び提供... 75 3.1. 国内外の有益情報収集と配信... 75 3.1.1. GHS-NETを通じた情報提供... 75 3.1.2. 有益情報の配信... 79 3.2. 国による 1100 物質のGHS 分類結果の英訳と情報提供... 80

1. 事業の目的及び概要 1.1. 本事業の目的 2003 年 7 月 国際連合から 化学品の分類および表示に関する世界調和システム (The Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals:GHS) についての勧告が出された GHS は化学品の危険有害性をある基準に従って分類し 絵表示等を用いて分かりやすく表示し その結果をラベルや MSDS(Material Safety Data Sheet: 化学物質等安全データシート ) に反映させ 災害防止及び人の健康や環境の保護に役立てようとするもので わが国を含め関係各国は 国連勧告を受けて今後化学品の分類や表示を適切に行っていくよう努力することが求められている このような中 化学品を取り扱う事業者には その危険有害性について自らデータを入手し GHS 分類を行い 表示するこが求められているが 事業者間での情報共有の機会が乏しい 一部の事業者は分類のためのデータ入手が困難であるという状況にある そこで 本事業では GHS に関する情報基盤の整備に対する事業者のニーズを調査 分析し 事業者間での情報共有を円滑に行う手法を試験的に実施し その効果 課題及び解決方法を検討し GHS 導入の促進及び適切な実施に資することを目的としている 1.2. 本事業の概要本事業では先の目的を踏まえ 化学品の製造業者や輸入業者など関係事業者が GHS で決められた基準に従って化学品を分類 表示していくために 化学品の危険有害性について事業者間で情報交換を行う場を提供すること 事業者による自主的な GHS 分類結果を表示 公表することなどを目的に 事業者の GHS 対応を支援する電子掲示板等の電子情報システムとしてインターネット上に ( 独自ドメインを取得 ) GHS ネット ケミペディア を構築し 2007 年 12 月から 2008 年 3 月まで試験運営を行った 後に詳しく述べるが GHS ネット は主に以下の1~3から構成され ケミペディア は2の部分を指すものである 1GHS に関する一般的事項 或いは個別物質の GHS 分類 表示について事業者 (GHS ネットの会員 ) が情報交換 / 情報共有を行うための電子掲示板 (BBS) 2 個別物質の GHS 分類結果を事業者 (GHS ネットの会員 ) が直接編集できるサイト ( 試験運営開始前に予め PRTR 物質の3 省分類結果をサイトへの掲載した ) 1

3 国内外の GHS 関連有益情報 ( リンク集 ) また 本事業では GHS ネットの試験運営に関連し ユーザ (GHS ネット会員及び一般の閲覧ユーザ ) に対するニーズ調査及び試験運営管理結果を踏まえた運営マニュアルの作成を行った 2

ファイアウォール2. 電子掲示板等の設置 運営及び管理 2.1. 電子掲示板等の電子情報システム (GHS 情報共有サイト ) の設置インターネット上に新たに独自ドメインを取得し 当社の OpenSource 系の共有サーバに GHS 情報共有サイトの設置を実施した GHS 情報共有サイトの URL を以下に示す http://www.ghs-net.jp 以下に設置した GHS 情報共有サイトの構成について記述する 2.1.1. システム構成 GHS 情報共有サイトを設置した 当社の OpenSource 系のサーバ構成を図 2.1 に示す DMZ ゾーンに公開サーバを設置し ファイアウォールに遮蔽された領域にデータベース及びスタンバイサーバを配置し データベースについては SAN 装置にバックアップを行う構成となっている 利用したデータベース等のソフトウェア構成を表 2.1.1 に示す DMZ 公開サーバ Raid1+HotSwap Linux Apache PHP4 Stone e-リサ Web e-backworker Web SAN ストレージサーバ 大阪センター隔地保管有 LAN インターネット Raid1+HotSwap Linux MySQL PostgreSQL e- リサ DB e-backworker DB Raid1+HotSwap Linux Apache PHP4 Linux MySQL PostgreSQL スタンバイサーバ 障害時の代替 (Warm) 1 次バックアップ 図 2.1 OpenSource 系のサーバ構成 表 2.1.1 ソフトウェア構成 OS Red Hat Linux 7.2 Web サーバ Apache 1.3.27 言語 PHP 4.1.2 データベース管理ソフト PostgreSQL 7.2.4 3

2.1.2. サイト概要 GHS 情報共有サイトは 全ユーザ向けのコンテンツと会員限定のコンテンツから構成される 会員登録画面 から会員情報を入力することにより登録を行うことができ 登録したユーザ ID パスワードを使用することにより 会員限定のコンテンツが参照可能となる GHS 情報共有サイトのサイト構成を図 2.2 に 画面概要を表 2.1.2 に 各コンテンツの会員 / 会員以外毎のアクセス権限を表 2.1.3 に示す また会員向けの画面遷移図を別添 1に 会員以外向けの画面遷移図を別添 2に示す 1 トップページ 2 利用規約 ログインメニュー新着情報を表示 3 会員規約 4 会員登録 5 物質検索 6 物質一覧 7 物質情報通常表示 11 リンク集 8 物質情報詳細表示 9 物質情報編集 12 お問い合わせ 10 物質毎掲示版 13 物質登録 14 掲示版 15 会員情報変更 16 ログアウト 全ユーザ 会員以外 会員 図 2.2 GHS 情報共有サイトのサイト構成 4

表 2.1.2 GHS 情報共有サイトの画面概要 画面名 1トップページ 2 利用規約 3 会員規約 4 会員登録 5 物質検索 6 物質一覧 7 物質情報通常表示 8 物質情報詳細表示 9 物質情報編集 ( 会員限定 ) 10 物質毎掲示板 ( 会員限定 ) 11リンク集 12お問い合わせ 13 物質登録 ( 会員限定 ) 14 掲示板 ( 会員限定 ) 15 会員情報変更 ( 会員限定 ) 16ログアウト ( 会員限定 ) 内容会員以外 ( ログアウト状態 ) と会員 ( ログイン状態 ) の 2 種類の画面を用意 トップページには以下の機能を配置 ログインメニュー 新着情報( コンテンツ 危険 有害性情報 掲示板情報 危険 有害性情報へのコメント ) 全ユーザ向けに免責事項等を記載した利用規約を掲載会員及び会員登録を希望するユーザ向けに GHS 情報共有サイト の会員規約を掲載未登録ユーザの会員登録画面物質名称 CAS 番号での検索画面 登録されている物質名称を一覧表示 通常表示 ( 全ユーザ ) 詳細表示( 全ユーザ ) 物質毎の掲示版( 会員のみ ) へのリンクを表示 登録物質毎に危険 有害性項目の代表データを表示 登録物質毎に危険 有害性項目の全データを表示 会員向けに危険 有害性項目毎の 分類結果 及び個別データの 採用 / 不採用 の投票機能を提供 危険 有害性項目の追加 編集を行う 編集については 登録を実施したユーザのみが可能とする 会員のみ 物質毎に危険 有害性情報に関する意見交換等を行う掲示板 物質登録時に自動生成 GHS 関連サイトへのリンク集 GHS 情報共有サイト の管理者への問い合わせ内容を入力 危険 有害性情報を新たに格納する物質を追加する GHS 全般に関する意見交換を行う掲示板 会員登録時に入力した情報を変更する GHS 情報共有サイト からログアウトする 5

表 2.1.3 コンテンツ毎のアクセス制限 ページ名 会員以外 会員 データ登録ユーザ以外 データ登録ユーザ 会員登録 ログイン ログアウト 新着情報 物質検索 危険 有害性情報表示 リンク集 物質追加 危険有害性情報追加 危険有害性情報変更 削除 各種投票 掲示板参照 掲示板投稿 掲示板投稿記事削除 コメント送信 コメント参照 コメント削除 6

2.1.3. 機能説明 GHS 情報共有サイト を構成する画面毎の表示項目および処理内容を以下に示す 1トップページ会員 ( ログイン状態 ) と会員以外 ( ログアウト状態 ) の 2 種類の画面を用意する ログイン状態の判定には Cookie 情報を利用してサーバ内に格納されたセッション情報と照合して判定を実施することとする トップページを構成する項目及び会員 / 会員以外での表示項目を表 2.1.4 に 画面左側に表示されるメニュー項目を表 2.1.5 に示す 印で記載した項目が表示され 新着情報の 印はタイトルのみが表示され 内容の参照ができないことを示す トップページの表示例を図 2.3~ 図 2.8 に示す 表 2.1.4 会員 / 会員以外での表示項目 コンテンツ 内容 会員 会員以外 サイト紹介 GHS 情報共有サイト の紹介文 ログインメニュー ユーザ ID パスワードの入力メニュー 会員登録について 会員登録についての案内文 新着情報 以下の新着情報を記載 コンテンツ サイト全体の更新情報 危険 有害性情報 登録された情報の登録日時 物質名 項目名 掲示板 記事のタイトル 登録日時 コメント 登録されたコメントの登録日時 物質名 項目名 表 2.1.5 会員 / 会員以外での表示メニュー メニュー名会員会員以外 物質検索 物質一覧 物質登録 掲示板 リンク集 会員情報変更 お問い合わせ トップ ログアウト 7

図 2.3 トップページ ( 会員 ) 図 2.4 トップページ ( 会員以外 ) 8

図 2.5 新着情報 ( コンテンツ ) 図 2.6 新着情報 ( 危険 有害性情報 ) 図 2.7 新着情報 ( 掲示板 ) 図 2.8 新着情報 ( 危険 有害性情報へのコメント ) 9

2 利用規約全ユーザ向けに免責事項等を記載した利用規約を掲載する なお 会員以外のユーザが危険 有害性情報を閲覧する際に表示する利用規約が 既に確認済か判断するために利用する Cookie に関する説明も記載することとする 利用規約の表示画面を図 2.9 に示す 図 2.9 利用規約表示画面 10

3 会員規約会員及び会員登録を希望するユーザ向けに GHS 情報共有サイト の会員規約を掲載する なお規約への承諾については 会員登録時に 会員規約に同意の上登録 ボタンをクリックすることにより 承諾が得られたこととする 会員規約の表示画面を図 2.10 に示す 図 2.10 会員規約表示画面 11

4 会員登録未登録ユーザの会員登録時に利用する 会員登録画面は 登録画面 確認画面 完了画面から構成され 確認画面 で 修正 ボタンがクリックされた際には 登録画面に遷移するようにする なお会員登録時に入力する情報および取得目的を表 2.1.6 に示す 会員登録画面を図 2.11 に 会員登録確認画面を図 2.12 に 会員登録完了画面を図 2.13 に示す 表 2.1.6 会員登録時に入力する情報および取得目的 項目名ユーザ ID ハンドル名パスワードメールアドレス所属種別所属機関名 ( 会社名等 ) 所属部署氏名電話番号新着情報メール配信 取得目的ログイン認証に使用情報提供 ( 掲示板 危険 有害性情報 ) の入力者名として公開ログイン認証に使用新着情報提供 アンケート実施告知に使用所属種別毎の会員登録状況の把握に使用以下の 7 区分 1 企業 ( 環境安全部門 ) 2 企業 ( 環境安全部門以外 ) 3 政府機関 公的機関 ( 独立行政法人 財団等含む ) 4 自治体 5 教育研究機関 6 業界団体 7その他情報提供内容の確認時に使用情報提供内容の確認時に使用情報提供内容の確認時に使用情報提供内容の確認時に使用新着情報の配信希望の把握に使用 12

図 2.11 会員登録画面 13

図 2.12 会員登録確認画面 図 2.13 会員登録完了画面 14

5 物質検索物質名称 CAS 番号での登録物質の検索画面を表示する 物質名称 別名を対象とし 完全一致 部分一致 の機能を提供する 検索結果については CAS 番号でソートし 一覧表形式で表示を行うこととする 登録物質検索画面を図 2.14 に 物質情報検索結果を図 2.15 に示す 図 2.14 登録物質検索画面 図 2.15 物質情報検索結果 15

6 物質一覧登録されている物質を CAS 番号でソートして一覧表形式で 物質名 CAS 番号 通常表示へのリンク 詳細表示へのリンク 物質毎の掲示版へのリンクを表示する なお 物質毎の掲示板へのリンクは 会員のみ表示することとする 登録物質一覧リストを図 2.16 に示す 図 2.16 登録物質一覧リスト 16

7 物質情報通常表示登録物質毎に危険 有害性項目の代表データを表示する それぞれの危険 有害性項目の代表データは (1) (2) (3) の順で評価して決定することとする (1) 管理者が代表データとして設定したデータ (3 省 GHS 分類のデータ等 ) (2) 詳細表示画面内の投票機能で ( 採用 )-( 不採用 ) の数値が一番大きいデータ (3) 直近の日時で登録されたデータ また会員以外が物質情報の表示を行う前に 免責事項に関する同意画面 を表示し 免責事項への同意が得られた場合のみ物質情報を表示することとする なお免責事項への同意については Cookie に承諾した旨情報登録を行い 2 回目以降の表示を抑止することとする 詳細表示画面へ がクリックされた際には 物質情報詳細表示画面 を表示することとする 免責事項に関する同意画面を図 2.17 に 通常表示画面を図 2.18 に示す 図 2.17 免責事項に関する同意画面 17

図 2.18 通常表示画面 18

8 物質情報詳細表示登録物質毎に危険 有害性項目の全データを表示する 会員向けには 危険 有害性情報の登録 区分及びデータ信頼性への投票機能 他ユーザ入力データへのコメント登録機能を提供することとする 会員向け機能を表 2.1.7 に示す 表 2.1.7 物質情報詳細表示会員向け機能 機能名危険 有害性情報の登録危険 有害性情報の変更 削除区分及びデータ信頼性への投票コメント登録コメント参照 機能説明 データ追加 ボタンをクリック時に実行 新規情報を登録する際に使用 データ変更 ボタンをクリック時に実行 登録したユーザのみが実行可能 項目毎の区分及びデータ毎の信頼性への投票 信頼性については 信頼性高 / 信頼性低 の 2 区分メニュー表示時に該当ユーザの現在の投票内容を表示 当該データに対するコメントを登録 管理者が登録したデータ以外についてコメント登録可能登録ユーザ以外が実行可能 当該データに設定されたコメントを一覧表示 コメントの削除は コメント入力者のみが実行可能 また 物質情報通常表示 と同様に 会員以外が物質情報の表示を行う前に 免責事項に関する同意画面 を表示し 免責事項への同意が得られた場合のみ物質情報を表示することとする なお免責事項への同意については Cookie に承諾した旨情報登録を行い 2 回目以降の表示を抑止することとする 通常表示画面へ がクリックされた際には 物質情報通常表示画面 を表示することとする 物質情報詳細表示 ( 会員 ) を図 2.19 に 物質情報詳細表示 ( 会員以外 ) を図 2.20 に コメント入力画面を図 2.21 に コメント一覧表示を図 2.22 に示す 19

投票メニュー及び投票数を表示ユーザの現在の投票内容をメニューに反映 ( 二重投票を防ぐ ) 投票ボタンをクリックすることにより投票実施 更新履歴内の該当データを赤字で表示 他ユーザが入力したデータへのコメント設定 データ編集画面へ移動 入力したユーザの場合のみ表示 図 2.19 物質情報詳細表示 ( 会員 ) 図 2.20 物質情報詳細表示 ( 会員以外 ) 20

図 2.21 コメント入力画面 図 2.22 コメント一覧表示 21

9 物質情報編集危険 有害性項目の追加 編集を行う 会員のみが実行可能とする 編集については 登録を実施したユーザのみが可能とする 登録する情報は以下のとおり シンボル 分類結果 注意喚起語 危険有害性情報 分類根拠 問題点 出典 原出典危険 有害性項目毎の区分と表示シンボル一覧を表 2.1.8 に示す また危険有害性情報編集画面を図 2.23 に示す 登録 ボタンがクリックされた場合には 設定されたデータでデータベースに登録を実施し 削除 ボタンがクリックされた場合には 該当データを削除することとする 表 2.1.8 危険 有害性項目毎の区分と表示シンボル一覧 物理化学的危険性 危険 有害性項目 1 火薬類 等級 1.1 等級 1.2 等級 1.3 区分等級 1.4 等級 1.5 等級 1.6 表示シンボル爆弾の爆発 2 可燃性 / 引火性ガス 区分 1 区分 2 炎 3 可燃性 / 引火性エアゾール 区分 1 区分 2 区分外 炎 4 支燃性 / 酸化性ガス類 区分 2.2(5.1) 区分 2.3(5.1.8) 区分 2.3(5.1) 円上の炎 5 高圧ガス 圧縮ガス 高圧液化ガス 低圧液化ガス 深冷液化ガス 溶解ガス ガスボンベ 6 引火性液体 区分 1 区分 2 区分 3 区分 4 炎 7 可燃性固体 区分 1 区分 2 炎 8 自己反応性物質および混合物 タイプA タイプB タイプC タイプD タイプE タイプF タイプG 炎 9 自然発火性液体 区分 1 炎 10 自然発火性固体 区分 1 炎 11 自己発熱性物質および混合物 区分 1 区分 2 炎 12 水と接触して可燃性 / 引火性ガスを区分 1 発生する物質および混合物 区分 2 区分 3 炎 13 酸化性液体 区分 1 区分 2 区分 3 円上の炎 14 酸化性固体 区分 1 区分 2 区分 3 円上の炎 15 有機過酸化物 タイプA タイプB タイプC タイプD タイプE タイプF タイプG 爆弾の爆発と炎 16 金属腐食性物質 健康に対する有害性危険 有害性項目 1 急性毒性 ( 経口 ) 区分 1 区分 2 区分 3 区分区分 4 区分 5 どくろ 表示シンボル感嘆符 1 急性毒性 ( 経皮 ) 区分 1 区分 2 区分 3 区分 4 区分 5 どくろ 感嘆符 1 急性毒性 ( 吸入 : ガス ) 区分 1 区分 2 区分 3 区分 4 区分 5 どくろ 感嘆符 1 急性毒性 ( 吸入 : 蒸気 ) 区分 1 区分 2 区分 3 区分 4 区分 5 どくろ 感嘆符 1 急性毒性 ( 吸入 : 粉塵 ミスト ) 区分 1 区分 2 区分 3 区分 4 区分 5 どくろ 感嘆符 2 皮膚腐食性 / 刺激性 区分 1 区分 2 区分 3 腐食性 感嘆符 3 眼に対する重篤な損傷性 / 眼刺激性 区分 1 区分 2A 区分 2B 腐食性 感嘆符 4 呼吸器感作性又は皮膚感作性 区分 1 健康有害性 感嘆符 5 生殖細胞変異原性 区分 1 区分 1A 区分 1B 区分 2 健康有害性 6 発がん性 区分 1 区分 1A 区分 1B 区分 2 健康有害性 7 生殖毒性 区分 1 区分 1A 区分 1B 区分 2 健康有害性 8 標的臓器 / 全身毒性 ( 単回暴露 ) 区分 1 区分 2 区分 3 健康有害性 9 標的臓器 / 全身毒性 ( 反復暴露 ) 区分 1 区分 2 健康有害性 10 吸引性呼吸器有害性 区分 1 区分 2 健康有害性 環境に対する有害性 危険 有害性項目 区分 11 水生環境有害性 ( 急性 ) 区分 : 急性 1 区分 : 急性 2 区分 : 急性 3 環境 11 水生環境有害性 ( 慢性 ) 区分 : 慢性 1 区分 : 慢性 2 区分 : 慢性 3 区分 : 慢性 4 環境 表示シンボル 22

図 2.23 危険有害性情報編集画面 23

10 物質毎掲示板物質毎に危険 有害性情報に関する意見交換等を行う掲示板を表示する 会員のみが実行可能とする 物質一覧から 掲示板 を選択した際に表示される画面を図 2.24 に示す 該当物質に関する記事がすべて一覧表示される 記事の投稿者の場合には 削除 ボタンが表示され 該当記事が削除可能となる 新規投稿を行う際には 左側のメニューから危険有害性項目を選択すると 図 2.25 に示すように新規投稿の表題 記事の入力画面が表示される 図 2.24 物質一覧から 掲示板 をクリックした際に表示される画面 24

図 2.25 危険有害性項目を選択して新規投稿を実施する画面 25

11リンク集 GHS 関連サイトへのリンク集を表示する サイトへのリンクについては 表 2.1.9 に示すサブカテゴリ毎に分類し 表示を行うこととする GHS リンク集を図 2.26 に示す 表 2.1.9 GHS リンク集のカテゴリ 基本情報 個別情報 カテゴリ サブカテゴリ GHS 文書 GHS 関連総合サイト GHS パンフレット化学物質の GHS 分類情報有害性情報 GHS 関係用語集 GHS 関連活動 GHS モデル MSDS 情報業界団体 企業の GHS 対応 MSDS 情報 GHS と他法令との対比その他 図 2.26 GHS リンク集 26

12お問い合わせ GHS 情報共有サイト の管理者への問い合わせ内容を入力する画面を表示する 管理者が管理者機能から登録された問い合わせ内容を参照し 設定されたメールアドレスに返信を行うこととする 問い合わせ登録画面を図 2.27 に示す 図 2.27 問い合わせ登録画面 27

13 物質登録登録されている物質以外に 危険 有害性情報を新たに格納する際に物質名称を追加する CAS 番号を入力し 物質名設定 ボタンをクリックすると 格納されている 7000 物質分のデータを参照し 物質名 一般名 別名をメニューに設定する 物質情報登録画面を図 2.28 に示す 図 2.28 物質情報登録画面 28

14 掲示板 GHS 全般に関する意見交換等を行う掲示板を表示する 会員のみが実行可能とする 画面上部のメニューから 掲示板 を選択した際に表示される画面を図 2.29 に示す GHS 全般に関する記事がすべて一覧表示される 記事の投稿者の場合には 削除 ボタンが表示され 該当記事が削除可能となる 新規投稿を行う際には 左側のメニューから危険有害性項目を選択すると 図 2.30 に示すように新規投稿の表題 記事の入力画面が表示される 図 2.29 掲示板 をクリックした際に表示される画面 29

図 2.30 危険有害性項目を選択して新規投稿を実施する画面 30

15 会員情報変更 現在ログインしている会員情報を変更するメニューである 登録画面には 現在の登録 内容が表示される 画面構成 処理内容については 4 会員登録 と同様である 16ログアウトログアウト処理を実行するメニューである ログイン中保持している Cookie 情報及びセッション情報を削除する ログアウト後には トップページ ( 会員以外 ) を表示することとする 31

2.1.4. データベース構成 GHS 情報共有サイト に登録されている物質名称 危険有害性情報 会員情報等につ いては データベース内に格納されている データベース内のテーブル一覧を表 2.1.10 に テーブル間の関係図を図 2.31 に テーブル構成を別添 3 に示す 表 2.1.10 GHS 情報共有サイト のテーブル一覧 テーブル日本語名称テーブル名称説明 物質テーブル GHS_material 物質毎に ID を採番し 名称 CAS 番号 登録者を格納する 名称テーブル GHS_name 物質名検索用に名称 別名を格納する コンテンツ格納テーブル GHS_contents 物質及び危険有害性項目毎に危険有害性情報を格納する コメント格納テーブル GHS_comment 各コンテンツ毎にユーザが入力したコメントを格納する 分類投票結果投票テーブル GHS_judgeBallot 物質及び危険有害性項目毎に危険有害性情報を格納する ユーザが投票した分類結果を格納する GHS_contentsBallot コンテンツ毎にユーザが投票した信頼性情報を格納する コンテンツ投票テーブル ユーザテーブル GHS_user ユーザ登録時に入力された属性情報を格納 する 掲示板格納テーブル GHS_board 掲示板への投稿内容を格納する 問い合わせ格納テーブル GHS_contact ユーザからの問い合わせ内容 / 回答内容を格納する 物質 (NITE) テーブル GHS_materialnite 物質登録時に利用する CAS 番号と物質名称の対応データを格納する ログインログテーブル GHS_loginlog ログイン履歴を格納する 閲覧ログテーブル GHS_displog 物質毎の情報の閲覧履歴を格納する セッションテーブル GHS_session ログイン認証時に使用するセッションデー タを格納する 32

物質テーブル コンテンツ格納テーブル コンテンツ投票テーブル 1 物質 ID 1 コンテンツID 1 コンテンツID 2 GHS 分類 ID 2 物質 ID 2 物質 ID 3 物質名 3 危険有害性項目 ID 3 投票ユーザID 4 CAS 番号 4 分類結果 4 採用 / 不採用 5 CAS 番号 ( ハイフンなし ) 5 シンボル 5 更新日 6 分類実施日 6 注意喚起語 7 使用マニュアル 7 危険有害性情報 8 別名の有無 8 分類根拠 問題点 分類投票結果投票テーブル 9 登録ユーザID 9 出典 1 物質 ID 10 更新日 10 原出典 2 危険有害性項目 ID 11 削除フラグ 11 登録ユーザID 3 投票ユーザID 12 コメントの有無 4 分類結果 ユーザテーブル 13 採用 5 更新日 1 ユーザID 14 更新日 2 ユーザ名 15 削除フラグ 3 ハンドル名 16 データ種別 ログインログテーブル 4 パスワード 17 分類結果 ( 皮膚感作性 ) 1 ログイン時刻 5 メールアドレス 18 注意喚起語 ( 皮膚感作性 ) 2 ログインID 6 所属種別 19 危険有害性情報 ( 皮膚感作性 ) 7 所属 ( 会社 ) 20 分類根拠 問題点 ( 皮膚感作性 ) 8 メールマガジン 21 出典 ( 皮膚感作性 ) 閲覧ログテーブル 9 更新日 22 原出典 ( 皮膚感作性 ) 1 閲覧日時 10 削除フラグ 2 物質 ID 11 部署 3 ログイン時刻 12 氏名 4 閲覧者 ID 13 電話番号 コメント格納テーブル 14 新しい規約の承認 1 コメントID 15 IPアドレス 2 コンテンツID セッションテーブル 3 コメント 1 セッションID 名称テーブル 4 登録ユーザID 2 ユーザID 1 物質 ID 5 コンテンツ作成ユーザID 3 ログイン時刻 2 名称 6 確認済フラグ 4 最終アクセス時刻 3 名称種別 7 更新日 4 登録ユーザID 8 削除フラグ 5 更新日 6 削除フラグ 掲示版格納テーブル 1 記事 ID 2 物質 ID 物質 (NITE) テーブル 1 CAS 番号 3 危険有害性項目 ID 2 CAS 番号 ( ハイフンなし ) 4 題名 3 インデックス名 5 問い合わせ内容 4 物質名 ( 日本語 ) 6 登録ユーザ 7 レス番号 8 更新日 9 削除フラグ 問い合わせ格納テーブル 1 登録ユーザID 2 メールアドレス 3 題名 4 問い合わせ内容 5 更新日 6 回答メモ 7 削除フラグ 図 2.31 GHS 情報共有サイト のテーブル間の関係図 33

2.2. 電子掲示板等の電子情報システムの試験運営及び管理 2.2.1. サイト運営実績 GHS 情報共有サイトは ユーザを限定した試験運営を経て 2007 年 12 月 5 日に一般向けの運営を開始した 運営開始後のサイト更新 データ登録履歴を表 2.2.1 に ケミマガ等による外部告知履歴を表 2.2.2 に示す 表 2.2.1 サイト更新 データ登録履歴 実施日 サイト更新内容 2007/12/05 GHS 情報共有サイトの運営開始 ( 登録物質数 =329 物質 ) 2007/12/12 GHS 掲示版の運営開始 2007/12/27 会員規約更新 会員以外向けの利用規約を掲載 2008/01/11 会員登録時の入力情報に以下の項目を追加 2008/01/11 会員情報変更機能の運営開始 2008/01/28 312 物質を追加登録 ( 登録物質数 =641 物質 ) 2008/02/05 呼吸器感作性 皮膚感作性について 個別に 分類結果 注意喚起 語 危険有害性情報 分類根拠 問題点 を設定できるように修 正 2008/02/05 新着情報に 危険 有害性情報へのコメント を追加 2008/02/12 会員規約 利用規約を更新 2008/02/19 アンケート実施告知を掲載 GHS-NET の更新情報を広く告知するため GHS-NET 会員のみに限定せず 当社事業 ケミマガ ( 当社が平成 16 年度経済産業省化学物質管理課委託業務により開始し 平成 17 年 4 月からは当社事業として実施しているもの ) を通じて情報配信を行った なお 試験運営期間中における ケミマガ 読者数は 約 2500 名である 表 2.2.2 ケミマガによる外部告知履歴 実施日 サイト更新内容 2007/12/05 GHS-NET 運営開始の告知 2007/12/12 掲示板機能の運営開始の告知 2007/12/19 会員規約変更までの登録機能一時停止を告知 2008/01/30 新規会員登録受付を再開中であることを告知 2008/02/06 新着情報 ( 危険有害性情報と掲示板への投稿 ) の告知 2008/02/13 新着情報 ( 危険有害性情報の投稿 ) の告知 2008/02/19 アンケートの告知 34

2.2.2. サイト利用状況本サイトの利用状況を把握するため 会員登録 会員ログイン 危険 有害性情報閲覧時に表 2.2.3 に示すログ情報を取得している これらのログ情報を元に本サイトの 2007 年 12 月 5 日 ~2008 年 3 月 20 日までの利用状況を分析した結果を以下に記述する 表 2.2.3 取得ログ情報 会員情報 物質閲覧情報 ログ情報 取得情報 所属種別 登録日時 ログイン日時 物質名称 閲覧日時 (1) 所属種別毎の会員登録数 (2008 年 3 月 20 日現在 ) 所属種別毎の会員登録数を表 2.2.4 に示す 本サイトの主たる利用対象者である 企業所属の会員が 86%(368 人 ) と大半を占めている 表 2.2.4 所属種別毎の会員登録数 所属種別 登録数 企業 ( 環境安全部門 ) 194 企業 ( 環境安全部門以外 ) 174 政府機関 公的機関 ( 独立行政法人 財団等 ) 15 自治体 0 教育研究機関 7 業界団体 4 その他 34 合計 428 35

(2) 期間別利用状況 (2007 年 12 月 5 日 ~2008 年 3 月 20 日 ) 期間別の会員登録数 ログイン回数 情報閲覧回数 登録情報数の推移を図 2.32 表 2.2.5 に示す それぞれ同じような傾向を示しているが ログイン回数については 登録情報数が多い時期及びアンケート実施期間に多い傾向が見られる 140 120 100 80 60 40 20 0 会員登録数 ~12/05 ~12/10 ~12/15 ~12/20 ~12/25 ~12/31 ~1/5 ~1/10 ~1/15 ~1/20 ~1/25 ~1/31 ~2/5 ~2/10 ~2/15 ~2/20 ~2/25 ~2/29 ~3/5 ~3/10 ~3/15 ~3/20 160 140 120 100 80 60 40 20 0 ログイン回数 ~12/05 ~12/10 ~12/15 ~12/20 ~12/25 ~12/31 ~1/5 ~1/10 ~1/15 ~1/20 ~1/25 ~1/31 ~2/5 ~2/10 ~2/15 ~2/20 ~2/25 ~2/29 ~3/5 ~3/10 ~3/15 ~3/20 3000 2500 2000 1500 1000 500 0 情報閲覧回数 ~12/05 ~12/10 ~12/15 ~12/20 ~12/25 ~12/31 ~1/5 ~1/10 ~1/15 ~1/20 ~1/25 ~1/31 ~2/5 ~2/10 ~2/15 ~2/20 ~2/25 ~2/29 ~3/5 ~3/10 ~3/15 ~3/20 25 20 15 10 5 0 登録情報数 ~12/05 ~12/10 ~12/15 ~12/20 ~12/25 ~12/31 ~1/5 ~1/10 ~1/15 ~1/20 ~1/25 ~1/31 ~2/5 ~2/10 ~2/15 ~2/20 ~2/25 ~2/29 ~3/5 ~3/10 ~3/15 ~3/20 図 2.32 期間別の会員登録数 ログイン回数 情報閲覧回数の推移 36

表 2.2.5 期間別の会員登録数 ログイン回数 情報閲覧回数 登録情報数の推移 期間 会員登録数 ログイン回数 情報閲覧回数 登録情報数 備考 ~12/05 60 39 453 0 サービス開始 ~12/10 51 59 1739 0 ~12/15 131 134 2499 1 掲示板運営開始 ~12/20 7 27 1058 0 ~12/25 13 19 183 0 ~12/31 7 14 223 0 ~1/5 2 0 41 0 ~1/10 49 70 953 0 ~1/15 4 13 161 0 ~1/20 5 20 278 0 ~1/25 11 44 501 0 ~1/31 15 88 555 9 会員による危険 有害性情報入 ~2/5 4 57 335 23 力が多い時期 ~2/10 18 52 382 7 ~2/15 13 49 376 0 ~2/20 17 95 299 0 ~2/25 6 42 192 0 アンケート実施期間 ~2/29 4 30 158 0 ~3/5 5 13 110 0 ~3/10 2 9 79 0 ~3/15 3 16 131 0 ~3/20 1 12 111 0 合計 428 902 10817 40 37

(3) 物質別の情報閲覧回数 (2007 年 12 月 5 日 ~2008 年 3 月 20 日 ) 物質毎の情報閲覧回数 ( 上位 30 位 ) を表 2.2.6 に示す 全般的に登録情報が存在する物 質及び利用事業所が多い物質の情報閲覧回数が多い傾向が見られる 順位 表 2.2.6 物質別の情報閲覧回数 ( 上位 30 位 ) 物質名称 情報閲覧回数 登録情報数 1 ホルムアルデヒド 1533 0 2 エタノール 1233 1 3 フタル酸ビス (2-エチルヘキシル) 323 4 4 トルエン 236 0 5 アジピン酸ビス (2-エチルヘキシル) 219 3 6 ベンゼン 145 0 7 エチレングリコール 134 2 8 キシレン 129 0 9 ドデシルベンゼンスルホン酸 (C12) 115 4 10 四塩化炭素 112 0 11 ダイオキシン類 100 0 12 アニリン 99 0 13 ニトログリセリン 92 0 14 2,4-ジニトロフェノール 91 0 ポリ ( オキシエチレン )= アルキルエーテル ( アル 15 キル基の炭素数が 12 から 15 までのもの及びその 89 4 混合物に限る ) 16 スチレン 87 0 17 テトラデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム (C14) 87 1 18 1,2-エポキシプロパン 81 1 19 ニッケル 73 0 20 1,4-ジオキサン 72 1 21 フェノール 71 0 22 ジクロロメタン 70 0 23 ビス ( 水素化牛脂 ) ジメチルアンモニウム = クロリド 67 3 24 クロロホルム 64 0 25 エチレンジアミン四酢酸 63 0 26 トリクロロトリフルオロエタン 59 0 27 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム (C12) 59 3 28 N,N-ジメチルホルムアミド 56 0 29 石綿 55 0 ジメチル =2,2,2-トリクロロ-1-ヒドロキシエチル 30 ホスホナート 52 0 38

2.2.3. 会員規約等の作成掲示板や GHS 分類結果登録機能等 会員自らが書込みを行うことができる GHS-NET では 誹謗中傷等の不適切な書込みや著作権侵害 意図的または非意図的な誤った分類結果等に関する記載等 様々なネット運営上のリスクが考えられるため 会員登録に係る会員規約や会員登録情報 さらには一般閲覧者が当該サイトを閲覧する際に予め了承すべき免責事項等について 検討を重ね会員規約等を作成した 会員規約等について 以下に示す (GHS-NET 上でも閲覧可能である ) 39

GHS-NET( ケミペディア ) 会員規約 GHS-NET( 以下 本サイト という ) は 化学品の製造業者や輸入業者など化学品に関係する事業者の方々が GHS で決められた基準に従って化学品を分類 表示していくために 化学品の危険有害性について事業者間等で情報交換を行う場を提供すること 事業者による自主的な GHS 分類結果を表示 公表すること 並びに GHS 分類結果の客観的評価を享受すること 事業者による GHS 分類業務が効率化され GHS 分類の導入が促進されることを目的に 事業者の方々をはじめ 政府機関 自治体 学識経験者の方々を対象に試験的に立ち上げたサイトです このため本サイトでは 一定の化学物質に関する知識や化学物質管理の経験を有する方々に 信頼性の高いデータに基づくデータ提供や 必要かつ適切な情報交換を行って頂くため データ提供や情報交換については本サイトの会員のみが行えることとします 本サイトの会員となるためには 会員規約への同意及び 2. に示す情報の登録が必要となります なお 本サイトは平成 19 年度の経済産業省化学物質管理課委託業務 ( 平成 19 年度化学物質安全確保 国際規制対策推進等 (GHS 情報基盤整備事業 )) により みずほ情報総研株式会社が運営しています 本サイトの会員規約を以下に示します 1. 本サイトは 会員が把握している信頼性の高いデータに基づく化学物質の危険 有害性情報を広く提供して頂き 会員間での情報共有を図ること さらには事業者による GHS 分類業務が効率化され GHS 分類の導入が促進されることを目的として 会員間の情報交換 ( 掲示板 ) の場を提供いたします 本サイトは経済産業省委託業務により みずほ情報総研株式会社が管理者として運営いたします 会員は本サイトにおける以下の機能を使用することができます a) 物質の登録 b) 個別物質に関する情報提供等 1. 個別物質の危険有害性項目ごとのデータ追加 2. 個別物質の危険有害性項目ごとのデータに対するコメント入力 3. 個別物質の危険有害性項目ごとのデータに対する信頼性に関する投票 c) 掲示板への投稿 2. 会員登録時には 以下の情報を登録して頂きます 登録受付後 パスワードを発行いたします 入力いただいたユーザ ID ハンドル名以外の情報は 会員情報変更画面で変更できます また 会員登録を削除したい場合は 問い合わせ登録画面にてご連絡頂ければ削除いたします ユーザ ID ハンドル名 パスワード ( 所属機関 組織での ) メールアドレス 所属種別 ( 企業 ( 環境安全部門 ) 企業 ( 環境安全部門以外 ) 政府機関 自治体 教育研究機関 その他 ) 所属機関名 ( 会社名等 ) 所属部署 氏名 ( 所属先 ) 電話番号 新着情報メール配信希望情報 3. 会員は 自己の責任において ユーザ ID およびパスワードを管理 保管するものとし これを第三者に利用させたり 貸与 譲渡 名義変更 売買等をしてはならないものとします パスワードの管理不十分 使用上の過誤 第三者の使用等による損害の責任は会員が負うものとし 経済産業省 ( 国 ) 及び管理者 ( みずほ情報総研株式会社 ) はいかなる責任も負わないものとします 第三者が会員のユーザ ID およびパスワードを使用して本サイトを利用した場合 理由の如何を問わず 管理者は当該利用を当該会員による利用と見なすことができるものとします 会員は パスワードが盗まれたり 第三者に使用されていることが判明した場合には 直ちにその旨を管理者に通知するとともに 管理者からの指示に従うものとします 40

4. 会員はハンドル名つきで情報の提供をすることができます ただし 投稿内容等の中で 信頼性が極めて低いと考えられる場合 データ出典について会員に対し問い合わせを行っても確認ができない場合 その投稿内容等を予告なしに削除することがあります また ハンドル名や投稿内容等の中で 誹謗 中傷 広告など 本サイトにふさわしくないと管理者が判断したものは予告なしに削除します 同時にその会員登録を予告なしに削除することがあります 提供された情報は第三者によって削除または改変されないようシステム設定していますが 何らかの予定されない手段により第三者がこれを削除または改変しないことを保証するものではありません 5. 会員から提供された情報はハンドル名つきで公開されますが その他の個人情報 ( 所属機関 組織 所属部署 氏名 所属先電話番号 所属機関 組織でのメールアドレス ) が公開されることはありません これらの会員の個人情報は 個人情報の保護に関する法律 ( 以下 個人情報保護法 という ) 等の関係法令に基づき適正な管理を行うとともに 投稿内容等の確認 新着情報やアンケート協力の依頼等のご案内及び問い合わせへの回答といった連絡や 本サイトの円滑な運営及び改善のための分析に利用します ただし 犯罪捜査のため法律 ( 刑事訴訟法等 ) に基づき司法警察機関から捜査協力要請や情報開示命令があった場合その他個人情報保護法第 23 条第 1 項に定める場合には 第三者に情報提供することがあります また 他の会員が問い合わせ等のため情報提供者の個人情報の開示を求めた場合に 情報提供者が了解したときは 問い合わせ等に必要な範囲で個人情報の開示を行ないます 6. 本サイトの掲示板等において 会員が自ら個人情報を公開した場合 その情報は他のインターネット利用者によって 収集され または利用される可能性が常にあることに留意してください 7. 本サイトおよび掲載されている情報は ご自身の責任においてご利用頂きますようお願いいたします 本サイトの利用およびその内容の完全性 正確性 有用性 安全性 適法性等については 経済産業省 ( 国 ) 及び管理者 ( みずほ情報総研株式会社 ) は いかなる保証を行うものでもありません 本サイトの利用により生じたあらゆる損害に対し 経済産業省 ( 国 ) 及び管理者 ( みずほ情報総研株式会社 ) はいかなる責任も負わないものとします 8. 提供いただいた情報のうち 1. の a)( 物質の登録 ) b) 1.( 個別物質の危険有害性項目ごとのデータ ) 及び b) 3.( 個別物質の危険有害性項目ごとのデータに対する信頼性に関する投票 ( 数 )) 等については 本サイトを通じて会員以外の方にも一般公開されることをご了承ください 本サイトに掲載されるコンテンツの利用は 著作権法に定められた範囲内に限られますが 情報を提供した会員に対し 提供した情報が本サイトの利用者によって適法に利用されることを保証するものではありません また 本サイトに会員から提供され掲載されたコンテンツを経済産業省または管理者 ( みずほ情報総研株式会社 ) が GHS 分類の普及 促進 情報提供その他公共の利益のために活用することについて 会員は当該コンテンツに関する知的財産権を実施する権利を経済産業省または管理者 ( みずほ情報総研株式会社 ) にあらかじめ無償で許諾するものとします 9. 本サイトへの情報提供時に記載していただく出典 原出典については 一般に入手可能な公開されている文献等の掲載をお願いします また 文献等のデータの利用に際しては 知的財産権を尊重し 出典の利用条件をよく確認の上 条件に則って利用してください 著作権を侵害又は使用許諾違反しているコンテンツを発見した場合 お問い合わせ登録画面を使って管理者への通報をお願いします 通報を受けた管理者は当該コンテンツについて侵害又は違反の事実を確認した場合には速やかに削除します ご参考著作権を侵害しないため 以下の点にご留意ください 既に公表されている著作物であること 公正な慣行 に合致すること 報道, 批評, 研究などの引用の目的上 正当な範囲内 であること 引用部分とそれ以外の部分の 主従関係 が明確であること カギ括弧などにより 引用部分 が明確になっていること 引用を行う 必然性 があること 出所の明示 が必要 ( コピー以外はその慣行があるとき ) 出典 : 著作権テキスト ( 文化庁 ) 10. 著作権法に定められた範囲内 ( 私的使用のための複製 および 引用 など ) で利用する場合を除 41

き コンテンツを複製 公衆送信する等 著作権法に反する利用をすることはできません 11. 本サイトからリンクしている あるいは本サイトに対してリンクされている 経済産業省及び管理者 ( みずほ情報総研株式会社 ) が運営もしくは運営委託していない Web サイトについて 経済産業省及び管理者 ( みずほ情報総研株式会社 ) では内容について一切関与しておりません 経済産業省 ( 国 ) 及び管理者 ( みずほ情報総研株式会社 ) はこれらの Web サイトに関し いかなる保証もせず いかなる責任も負いません 12. 本サイトは 予告なしに本サイトの全機能及び全情報の提供を停止または中止することがあります 13. 会員で希望される方に 不定期で掲載情報の追加 修正点をお知らせするメールを配信しています その際 宛先不明のため配信出来なかったメールアドレスの方については 断りなく会員登録を削除させて頂きますので予めご了承ください 14. 本サイトの利用に関し 管理者が登録された会員のメールアドレスにあてて通知を行った場合には 万一不到達となった場合でも通常到達すべき時に到達したものと見なします 15. 会員には 本サイト及び GHS 全般等に関するアンケートの回答をお願いする場合があります その際はご協力の程宜しくお願いいたします 16. 本サイトの利用に関する一切の紛争については 日本法に従って解釈されるものとし 東京地方裁 判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします 17. 本会員規約は 予告なしに変更する場合があります 変更時には 新着情報等でお知らせし 本サイトに掲載いたします 42

GHS-NET 全体の利用規約 ( 閲覧者も対象 ) 下記文章へのリンクを GHS-NET のフッター等に配し 掲載する 利用規約著作権法に定められた範囲内 ( 私的使用のための複製 および 引用 など ) で利用する場合を除き コンテンツを複製 公衆送信する等 著作権法に反する利用をすることはできません 免責事項本サイトおよび掲載されている情報は ご自身の責任においてご利用頂きますようお願いいたします 本サイトの利用およびその内容の完全性 正確性 有用性 安全性 適法性等については 経済産業省 ( 国 ) 及び管理者 ( みずほ情報総研株式会社 ) は いかなる保証を行うものでもありません 本サイトの利用により生じたあらゆる損害に対し 経済産業省 ( 国 ) 及び管理者 ( みずほ情報総研株式会社 ) はいかなる責任も負わないものとします 本サイトからリンクしている あるいは本サイトに対してリンクされている 経済産業省及び管理者 ( みずほ情報総研株式会社 ) が運営もしくは運営委託していない Web サイトについて 経済産業省及び管理者 ( みずほ情報総研株式会社 ) では内容について一切関与しておりません 経済産業省 ( 国 ) 及び管理者 ( みずほ情報総研株式会社 ) はこれらの Web サイトに関し いかなる保証もせず いかなる責任も負いません 本サイトの利用に関する一切の紛争については 日本法に従って解釈されるものとし 東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします Cookie について本サイトでは ご利用者の利便性向上機能 ( 具体的には コンテンツ閲覧時に現れる 免責事項に関する同意画面 をその日に 2 回目以降閲覧する際にスキップ ) を目的として ご利用者のコンピュータに対して Cookie( クッキー ) を発行しています この機能を使うためには Cookie を受け入いれる等のブラウザ設定をお願いします 本利用規約は 予告なしに変更する場合があります 上記全ての文章について その日はじめて閲覧するたびに 免責事項に関する同意画面 を 同意する ボタンとともに表示し ボタンを押下した後 コンテンツが閲覧できる仕組みとする 43

2.2.4. 問い合わせ対応等 (1) 対応方法問い合わせ窓口として GHS-NET に 問い合わせ登録画面 を設置した ここから登録された情報は ID とパスワードを有する管理者のみがアクセスできるページから閲覧 情報共有することとした なお この機能の詳細は 2.4.2 に示す 他には 当社代表メールアドレスおよびケミマガの問い合わせ用メールアドレスからも問い合わせがあった (2) 問い合わせ件数及び内容 4 ヶ月間の試験運営期間中 (12~3 月 ) に 合計 30 件の問い合わせが合った 30 件中 17 件と最も多かったのは パスワードを忘れた あるいは登録時に表示されるパスワードに気づかず ログインできないという問い合わせであった このため ユーザが自由にパスワードを設定することができるように変更して以後は パスワードに関する問い合わせは減少した 表 2.2.7 問い合わせ件数一覧 問い合わせ窓口 問い合わせ内容問い合わせ合計代表ケミマガ登録画面 会員登録関連 パスワード忘れ 17 2-19 会員登録内容の修正要求 *1 1 - - 1 登録方法等についての質問 - - 1 1 機能関連 GHS-NET 利用方法につい 1 - - 1 ての質問 危険 有害性情報等の書込 1 - - 1 み内容の修正 エラー等の報告 2 - - 2 要望 4 - - 4 GHS 自体に関する質問 1 - - 1 合計 27 2 1 30 *1: 試験運用開始直後は 会員登録時の登録内容を会員自身が修正できなかったが 修正できるように変 更した この他の問い合わせ内容としては 危険有害性情報として登録した内容について修正を求めるもの ブラウザの設定による表示エラーの報告等があった 44

表 2.2.8 問い合わせ内容 会員登録方法等についての質問質問 ユーザー ID と ハンドル名 というのは何でしょうか? そしてどうすればよいのでしょうか? 内容回答 ハンドル名 は ペンネームのようなもので 全角 6 文字 半角 12 文字以内であれば何でも結構です ただし 書き込みの際にハンドル名が表示されますので 本名や所属を連想させるようなものをお使いになるかどうかは ご自身の責任で判断なさってください ユーザー ID は 半角英数字 12 文字以内であれば 何でも結構です 公開されるものではありません ただし セキュリティ上 IDとパスワードは別にするようお願いいたします GHS-NET 利用方法についての質問質問ケミペディアに これを登録し 関係者間で情報共有するには 具体的には どうしたら良いでしょ内容うか 回答以下の手順にて 物質の情報を登録することが出来ます なお 関係者間のみで情報共有をするということはできず あくまで 全会員が情報を共有することとなります あらかじめご了承ください [ 情報の登録方法 ] 1. TOP ページよりログインする 2. 物質の登録の有無を確認する (1) 物質一覧 を押し 物質一覧リストを表示する (2) この中に 当該物質が有る場合には [ 詳細表示 ] を押す 無い場合には 後述の [ 物質登録の方法 ] により物質を登録してください 例えば DOP であれば CAS:117-81-7 のフタル酸ジ -n- オクチルがございますので この行の右にある詳細表示を押してください 3. 各項目に情報を追加する / 投票する 3.1 情報の追加各欄にある データ追加 を押すことで 登録 / 削除が行える画面となります この画面で 分類結果 シンボル 注意喚起後 危険有害性情報 分類根拠 問題点 出典 原出典を入力してください 自分が入力したものについては 再編集 / 削除を行うことができます なお 出典 原出典の項目については 既入力例のような 出典 3 省 GHS 分類 のように記載するのではなく 無毒性量 (NOAEL) 等の根拠情報源が分かるように データベース名や論文の Reference 等を記載してください 他者との情報共有の際に重要な情報となります 45

3.2 投票分類や 分類のデータ信頼性について ユーザの方の投票が可能です 投票は 一番左の 危険 有害性項目 の列 右から 2 番目の データ信頼性 の列にある選択メニュー ( コンボボックス ) から投票したい内容を選択して 投票ボタンを押すことで行います 危険 有害性項目 の列では 分類結果としてどれが適しているのかを投票することが出来ます データ信頼性 の列では その分類の根拠データの信頼性について高低のいずれかを選択して投票することが出来ます なお 投票は 画面内の全項目 ( 例えば 火薬類と可燃性 / 引火ガス ) で投票したい内容を選択して 一斉に行うことが出来ます 自分が投票したものについては 再投票 / 投票取消 (------ を選択 ) を行うことができます [ 物質の登録方法 ] 物質が (CAS 番号を基準として ) 登録されていない場合 物質を登録することができます 注意 : 物質の登録は一度行うと変更 / 削除することはできません 間違いの無いように入力してください 1. TOP ページよりログインする 2. CAS 番号を入力し 物質名設定を押す データベースに情報が存在する場合には 物質名が自動的に入力されます 情報が存在しない場合には 物質名をご入力ください 3. 一般名 別名がある場合には 入力してください 一般名 別名を複数入力する場合には 1 行に 1 名称ずつ入力してください なお 物質名のカタカナ表記は全角 英数字は半角表記で統一しています そのため入力名称のカタカナは全角に 英数字は半角に自動的に変換して登録いたします エラー報告 質問内容 データの閲覧を行なおうとした際に 免責事項を承諾の上閲覧 ボタンをクリックすると下記のエラーが発生します WEB ページに問題があるため 正しく表示または機能しなくなる可能性があります エラー詳細ライン :33 文字 :7 エラー : アクセスが拒否されました コード :0 どの様に対応すれば良いかご教授頂けると幸いです 回答ブラウザの設定を変更してお試しいただいてもよろしいでしょうか インターネットエクスプローラをお使いの場合ツール > インターネットオプション > セキュリティタブ下方の レベルのカスタマイズ をクリックしていただき その他の 異なるドメイン間のサブフレームの移動 を 有効にする にチェックを入れる OK (2 回 ) を押して設定完了です 46

エラー報告質問個別物質の分類にコメントを記載しましたところ 登録日が12 月の日付となります 内容タイムスタンプのリンクが誤っているかもしれません 回答更新日の表示に誤りがありました プログラムを更新いたしました 要望要望内容 既に登録された物質に CAS 番号を追加したいのですが どのようにしたらよろしいでしょうか? CAS 番号があったほうが検索に便利なためです 回答 CAS 番号の追加は ユーザの方からは実行できません お手数ですが 問い合わせ画面 等で入力していただき お知らせいただく形態となります なお管理者の方で登録する際には NITE で公開されている Excel ファイルを参照の上登録しております 本物質については Excel 内で CAS 番号が未設定のため 登録しておりません 要望要望内容 詳細表示画面は非常に見やすくとても参考になります ただ アンモニア 塩素などごく一般的な物質が含まれていないのが残念です 登録数をもっと増やして頂けませんか? 回答ケミペディアを試験的に運用開始するにあたり 3 省の GHS 危険有害性分類事業で公表されている物質のうち 一部 ( 化管法対象物質 ) を事務局で登録いたしました よって今回ご指摘のアンモニア 塩素は 事務局による情報の登録を行っておりませんでした 何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます ご指摘の件は貴重なご意見として承り 今後 GHS-NET の充実に活かして参りたく存じます なお ケミペディアでは 新たに物質を登録していただくこともできます ログイン後 トップページ左のメニュー 物質登録 から登録できます 物質を登録していただければ その物質の情報を書き込むことができ 会員の皆様からの情報提供が得られる可能性がございます GHS 自体に関する質問 質問内容 回答 急性毒性分類 LD50/LC50 値の気体 (ppm/4h) の区分 4が 5000 迄が20000 迄に変更されると聞いたのですが いつ頃正式に変更されるのでしょうか? お問合せいただいたとおり UNECEサイトに掲載されているパープルブックの修正には 以下のような記述があります 3.1.2 In table 3.1.1, in the column for Category 4, replace 5000 with 20000 in the entry for Gases ; In note d to table 3.1.1, replace 5000 with 20000. これが 2nd revised edition に反映される と書かれています 当方では未確認ですが この修正は2nd editionに既に反映されていると思われます なお 2nd revised editionは 現在ハードコピー ( 本 ) のみ入手可能なようです The second revised edition of the GHS (ST/SG/AC.10/30/Rev.2) which will be published in 2007 will take account of all these amendments, which include new and revised provisions concerning, inter alia: 上記については こちらのサイトにてご確認下さい Amendments to the first revised edition (2005) [ST/SG/AC.10/34/Add.3] http://www.unece.org/trans/danger/publi/ghs/ghs_rev01/01amend_e.html 以上 簡単ですが参考にしていただければ幸いです GHS-NET 掲示板をぜひご活用下さい大変恐縮ですが GHS の内容についての質問は会員登録の上 GHS 掲示板 に書き込んでいただければ幸いです より多くの方から回答を得られる可能性がございます また 同じような疑問を持っておられる方々が 有益な情報を共有することができます ぜひご活用下さい 47

なお 問い合わせ時に登録されたメールアドレスに返信できない場合があった また 会員の登録情報のメールアドレスにも 明らかに誤入力と考えられるものが存在していた 以下にその例を示す この問題に対処するため 会員登録の際に 登録されたメールアドレス宛に確認メールを送信する手続きをとることが考えられる 表 2.2.9 メール送信時のエラー内容 原因 詳細 ( 明らかなエラー ) 考えられる対処方法 メールアドレス の誤入力 その他のエラー 全角と半角英数が混在 @ が 2 個以上ある ドメインに.( ドット ) が連続している co.jp と.com などの勘違いからの入力ミス等 転送エラー ( 登録されたメールアドレスからの転送先に 正しく送信できない ) 半角英数以外の文字が入力されている場合に登録できないようにする 登録されたメールアドレス宛に確認メールを送信する手続きをとる 登録されたメールアドレス宛に確認メールを送信する手続きをとる 48

2.3. 事業者 ( ユーザ ) のニーズ調査 2.3.1. アンケートの設計 GHS-NET のアンケートを設計するに際し まずアンケートの構成概要として以下に示すとおりとした アンケート構成概要 (1) 基本的事項 ( 選択肢及びその他 ( 自由記入 )) 属性情報( 会員登録時の項目に同じ ) 会員/ 非会員 化学物質の危険有害性等の情報に関する経験 サイトの閲覧頻度 サイトの閲覧目的 サイトへの情報提供の目的( 想定も可とする ) (2) 現行 GHS-NET の閲覧に関する評価 個別項目ごとの追加要望や改善要望 ( よい / ふうつ / 悪いの評価及び自由記入 ) 物質一覧表示 物質詳細表示 物質検索機能 リンク集 (3) 現行 GHS-NET の情報提供等に関する評価 個別項目ごとの追加要望や改善要望 ( よい / ふうつ / 悪いの評価及び自由記入 ) 掲示板(BBS) 物質登録機能 データ追加機能( 物質詳細表示画面 ) コメント登録機能/ コメント参照機能 データ信頼性投票機能 (4) 情報提供等の活性化のための意見 要望等 情報提供等のモチベーション向上に有効だと思う方策 -BBS -ケミペディア 情報提供等を阻害していると思う要因や背景 49

次いで GHS-NET ケミペディアへの会員による投稿等を促進するために何が問題となっており またどのようなモチベーションが必要なのかについて 会員を含む利用者のニーズや意見を浮き彫りにするためのアンケート設計を行った 中長期的なサイトの活性化は 会員からのサイトへの情報提供 つまり ケミペディアの充実 に大きく依存すると考え 情報提供の活性化のための対応策について検討を行った この検討結果を アンケート項目の (4) における選択肢に反映し 検討した対応策が有効かどうか アンケートにより確認することを念頭においた GHS-NET ケミペディア普及に向けての検討以下は 情報提供に関するプラス / マイナスの両面から 情報提供等のモチベーション 情報提供等が活性化しない要因 ( 阻害要因 ) と対応策について考えられる事項を列挙 検討し 最後に対応策についてまとめたものである なお ここでの情報提供等の範囲は ケミペディアと電子掲示板 (BBS) への書込み 投稿 である 表 2.3.1 情報提供等の考えられるモチベーション No. モチベーション 考えられる状況 ( 例 ) 1 知ってほしい 自分の知っている情報や分類結 果等を非営利的に とにかく提供 したい 流布させたい 2 ( 経済的 ) 利益 ( 不利益を被らない含め ) 自分 ( 自社 ) が取り扱っている物質について自ら分類を行い その物質の安全性を顧客や社会一般に対し謳いたい 既分類結果に対抗したい 3 企業 PR CSR 企業として化学物質の危険 有害性情報提供を通じ社会 顧客に貢献したい 4 情報交換 (BBS) 5 データの評価 ( ケミペディア ) 業務 (GHS 分類作業 ) を行うために 他者の見解を聞きたい 情報の give&take をしたい 自分の調べた情報や分類結果を他者に評価 ( コメント入力 投票 ) して欲しい 現状での対応 モチベーションを高めるための対応策 閲覧者数 アクセス数の表示と増加 会員ごとの情報提供貢献度合いを表示 ( 同意を前提 ) 貢献度の高い会員を表彰 閲覧者数 アクセス数の表示と増加 サイト協力者等によるデータ追加 閲覧者数 アクセス数の表示と増加 企業ごとの情報提供貢献度合いを表示 ( 同意を前提 ) 貢献度の高い企業を表彰 宣伝 会員数の表示と増加 サイト協力者等による質問等のフォロー 会員数の表示と増加 サイト協力者等によるフォロー モチベーションの単位個人的 集団的 ( 物質ごと ) 集団的 個人的 個人的 50

No. モチベーション 6 データのオーソライズ ( ケミペディア ) 考えられる状況 ( 例 ) 自分の調べた情報や分類結果を専門家等によるチェックの上 オーソライズして欲しい 7 利便性 データを当該サイトで整理し 業 務等に役立てたい 現状での対応 モチベーションを高めるための対応策 専門家が定期的にチェックするスキームづくり 自分が登録したデータ等を基にラベルが作成できるなどの機能追加 モチベーションの単位個人的 集団的 個人的 表 2.3.2 情報提供等が活性化しない要因 ( 阻害要因 ) 考えられる要因対応策 GHS-NET 自体が知られていない 更なる普及広報活動情報提供のメリットがない モチベーション向上のための対応策( 全部または一部 ) 情報提供に対する責任が重い ( 法遵守 内 会員規約緩和 利用規約強化容の担保 情報提供に際し社内の合意が必 サイト協力者等による内容のチェック要など ) 専門家によるチェック オーソライズ モチベーション向上のための対応策(No.3) 適切でない書き込み等への不安 ( 特に BBS) 書き込み内容の定期的チェック 会員規約による対応 ( 書込み内容の削除 ID の削除 ) 情報量 ( 物質数 書込量 ) が少ない 流行サイト協力者等のフォローってない操作性が悪い 使い方が分かりにくいサイトのデザイン改善 機能改善 表 2.3.3 対応策のまとめ等 No. 対応策 予想される効 対応期間 難 易 課題等 果 ニーズ 度 1 会員数 閲覧者数 アクセス 短期 易 機能実装 数の表示 2 サイトのデザイン改善 機能 短期 易 改善すべき箇所の洗い出し 改善 3 ラベル作成機能等の利便性向 効果は不明 ニ 中長期 難 システム的仕様 設計要検討 上 ーズあれば 4 企業等の貢献度表示 効果は不明 ニ 短中期 易 企業の表示への同意が必要 ーズあれば 5 貢献度の高い企業等の表彰 効果は不明 ニーズあれば 中長期 - GHS-NET 賞の創設? プレス発表等を行わないと効果薄い 6 サイト協力者によるデータ追加 フォロー等 短中期 難 サイト協力者集め サイト協力者のメリット要検討 ( 対価支払?) 7 専門家のチェック ( データのオーソライズ ) 中長期 難 協力可能な専門家集め オーソライズのスキーム作り要検討 8 更なる普及広報活動 ( 会員数等の増加 ) 中長期 - 現在は書込みを増やす施策に集中すべき 9 会員規約 利用規約のバランス 短中期 - 著作権侵害 損害賠償対応等の条 項が足かせ 51

2.3.2. アンケートの作成及びアンケート結果 先に述べたアンケートの設計を踏まえ 具体的なアンケートの作成を行った アンケートの実施要領等を以下にまとめる 表 2.3.4 アンケート実施要領等 項目内容アンケート対象アンケート時点での登録済み会員 (387 名 ) 及び一般閲覧者 ( ケミマガ読者を含む ) アンケート期間 2008 年 2 月 19 日 ~3 月 2 日の約 2 週間アンケート方式インターネットアンケートサイト設置 ( 当社 ASP e-リサ+を使用 ) アンケート周知方法 GHS-NET 会員をはじめ 当社の化学物質管理新着情報配信サービス ケミマガ による周知をアンケート開始前及びアンケート期間中に行った アンケート回答数 84 件 ( 延べアクセス数は 214 件 ) 具体的なアンケート内容は アンケート集計結果とともに次に示す 52

(1) アンケート集計結果 Q1 属性情報等についてお聞きします あなたご自身のご所属についてお教えください ( ひとつ選択 ) 1 企業 ( 環境安全部門 ) 29 件 (34.52%) 2 企業 ( 環境安全部門以外 ) 43 件 (51.19%) 3 政府機関 公的機関 ( 独立行政法人 財団法人等含む ) 6 件 (7.14%) 4 自治体 0 件 (0%) 5 教育研究機関 1 件 (1.19%) 6 その他 5 件 (5.95%) * 無回答 0 件 (0%) Q2 GHS-NET の会員ですか?( 会員登録をされましたか?)( ひとつ選択 ) 1 はい ( 会員である ) 68 件 (80.95%) 2 いいえ ( 会員ではない ) 16 件 (19.05%) * 無回答 0 件 (0%) Q3 危険 有害性情報とご自身の業務の関連性などについてお聞きします GHS のような危険 有害性情 報と ご自身の業務等との関連性の深さについて 以下の中から最もふさわしいものを選択してください ( 過去に危険 有害性情報に関わる業務をされていた場合は そのときの関連性の深さについてご回答くだ さい )( ひとつ選択 ) 1 GHS のような危険 有害性情報を情報提供 発信する側である 例 ) 化学品 化学物質の 45 件 (53.57%) 安全性等に関する業務等 ( 有害性 毒性 リスク等に関する文献情報収集や評価業務 MSDS 作成 GHS 分類作業等 ) を行っている 2 GHS のような危険 有害性情報を利用している側である 例 ) 法対応や安全管理のために 23 件 (27.38%) 有害性 毒性 リスク等に関する情報を参照 利用している 3 GHS のような危険 有害性情報に関心がある 例 ) 業務上 化学品を取り扱っており危険 有害性情報等に関心がある 12 件 (14.29%) 4 その他 4 件 (4.76%) * 無回答 0 件 (0%) 53

Q4 GHS-NET の閲覧頻度についてお教えください ( ひとつ選択 ) 1 ほぼ毎日 1 件 (1.19%) 2 一週間に 2 3 回程度 15 件 (17.86%) 3 一ヶ月に 2 3 回程度 42 件 (50%) 4 一ヶ月に1 回以下 または 殆ど閲覧していない 26 件 (30.95%) * 無回答 0 件 (0%) Q5 GHS-NET の次の各画面の評価項目 ( 操作性 見易さ等 ) について あてはまるものを選択してください ( 画面ごとにひとつ選択 ) よい ふつう わるい 無回答 物質一覧表示 ページへの行き方 :Top 物 (21 件 25%) (61 件 72.62%) (2 件 2.38%) (0 件 0%) 質一覧評価のポイント : 見易さ 物質通常表示 ページへの行き方 :Top 物 (21 件 25%) (62 件 73.81%) (1 件 1.19%) (0 件 0%) 質一覧 通常表示評価のポイント 見易さ 物質詳細表示 ページへの行き方 :Top 物 (17 件 20.24%) (62 件 73.81%) (5 件 5.95%) (0 件 0%) 質一覧 詳細表示評価のポイント 見易さ 物質検索機能 ページへの行き方 :Top 物 (17 件 20.24%) (64 件 76.19%) (3 件 3.57%) (0 件 0%) 質検索評価のポイント 操作性 リンク集 ページへの行き方 :Top リンク集評価のポイント 見易さとコンテンツ (13 件 15.48%) (68 件 80.95%) (3 件 3.57%) (0 件 0%) Q6 先のQ5 に関連して 追加すべき機能や表示上の改善点など ご要望やお気づきの点等ございましたら 以下にご記入ください ( 全角 4000 文字まで ) 1 回答 13 件 (15.48%) 2 無回答 71 件 (84.52%) 54

Q7 会員の方にお聞きします GHS-NET の次の会員向けの各画面の評価項目 ( 操作性 見易さ等 ) について あてはまるものを選択してください ( 画面ごとにひとつ選択 ) 掲示板( 全般 ) ページへの行き方 :Top 掲示板評価のポイント : 操作性 見易さ 掲示板( 物質ごと ) ページへの行き方 :Top 物質一覧 掲示板評価のポイント 操作性 見易さ 物質登録機能 ページへの行き方 :Top 物質登録評価のポイント 操作性 コメント登録/ コメント参照機能 Top 物質一覧 詳細表示 コメント入力 or コメント参照評価のポイント 操作性 見易さ データ信頼性投票機能 Top 物質一覧 詳細表示 投票 ( 物質ごと項目ごと ) 評価のポイント 操作性 見易さ よいふつうわるい無回答 (14 件 16.67%) (50 件 59.52%) (2 件 2.38%) (18 件 21.43%) (13 件 15.48%) (50 件 59.52%) (3 件 3.57%) (18 件 21.43%) (15 件 17.86%) (50 件 59.52%) (1 件 1.19%) (18 件 21.43%) (12 件 14.29%) (51 件 60.71%) (2 件 2.38%) (19 件 22.62%) (7 件 8.33%) (56 件 66.67%) (2 件 2.38%) (19 件 22.62%) Q8 会員の方にお聞きします 先のQ7 に関連して 会員向け機能や画面について 追加すべき機能や表示上の改善点など ご要望やお気づきの点等ございましたら 以下にご記入ください ( 全角 4000 文字まで ) 1 回答 11 件 (13.10%) 2 無回答 73 件 (86.90%) 55

Q9 GHS-NET で 分類結果の投稿や 掲示板への書き込み等を阻害している要因があるとしたら 以下のいずれが考えられるでしょうか? 考えられるもの 2 つをお答えください 1 情報提供のメリットがない 20 件 (23.81%) 2 情報提供に対する責任が重い ( 内容の正確性の担保など ) 3 自分の掲示板等での書き込みに対する適切でない書き込み ( 回答 返信 ) 等への不安 4 GHS-NET のサイト自体の操作性の悪さ 使い方の分かりにくさ 5 GHS-NET の認知度 活況の度合い ( 情報流通量の少なさ ) 50 件 (59.52%) 26 件 (30.95%) 4 件 (4.76%) 28 件 (33.33%) 6 その他 9 件 (10.71%) Q10 先のQ9 に関連して 投稿や書き込み等の阻害要因を解決する何かよいアイディアがありましたら お書きください ( 全角 4000 文字まで ) 1 回答 16 件 (19.05%) 2 無回答 68 件 (80.95%) Q11 GHS-NET で ご自身が自主的 GHS 分類結果の投稿や掲示板への書き込みを行う場合 そのモチベ ーションや目的について最も近いもの2つをお教えください ( 想定でも構いません ) 1 自分の知っている情報やその情報に基づく自主的な分類結果等を純粋に発信したい 14 件 (16.67%) 2 企業或いは個人として自主的な分類結果等を発信し 情報提供をしたという貢献を社 11 件 (13.10%) 会 顧客にアピールしたい 3 自ら ( 自社 ) が関わっている化学物質の自主的な分類結果等を発信することで 当該物質の安全性を顧客や社会一般に対し伝えたい または 国等による既存の分類結果の対案を提示したい 20 件 (23.81%) 4 業務 (GHS 分類作業等 ) を行う際 判断に迷う事項について他者の見解を聞きたい 知らない事項について教えてほしい ( 情報交換したい ) 50 件 (59.52%) 5 自主的な分類結果等について 他者に客観的な評価をしてほしい 24 件 (28.57%) 6 その他 5 件 (5.95%) 56

Q12 GHS-NET で ご自身が自主的 GHS 分類結果の投稿や掲示板への書き込みを行う場合 以下のうち最もモチベーションが高まると思われるもの 2 つをお答えください ( 想定でも構いません ) 1 GHS 分類結果の投稿など 情報提供の貢献度合いが表示される ( 個人名や企業名 表示に関する同意があった場合 ) 9 件 (10.71%) 2 自主的分類結果などが専門家のチェックを受け オーソライズされる 46 件 (54.76%) 3 自分で登録したデータを基に表示ラベルが作成できるなど システム的な機能が充実し 16 件 (19.05%) ていること 4 GHS-NET の閲覧者数 アクセス数が増加することで 情報提供した自主的な分類結果等 14 件 (16.67%) が参照 閲覧される機会が増えること 5 GHS-NET を支援するメンバーが多数いて 迅速なレスポンスが得られること ( 掲示板での質問への回答など ) 36 件 (42.86%) 6 その他 1 件 (1.19%) Q13 GHS-NET への要望についてQ13. 最後に GHS-NET に必要な機能 逆に不要な機能があれば以下にご記入ください また GHS-NET に関するご意見 ご感想 その他お気付きになった点などご自由にお書き下さい ( 全角 4000 文字 ) 1 回答 15 件 (17.86%) 2 無回答 69 件 (82.14%) 57

(2) 自由解答欄及び その他 の主な回答内容 Q3:GHS のような危険 有害性情報と ご自身の業務等との関連性の深さについて 以下の中から最もふさわしいものを選択してください その他 の回答内容 両方の立場: 製造のために使用 ( 利用 ) と製品製造では提供側 ケミペディアの政策的有効性に関心があります 分析試料が薬品等の時に 分析操作における安全性の確認 情報の収集と発信が業務 Q6: 先のQ5 に関連して 追加すべき機能や表示上の改善点など ご要望やお気づきの点等ございましたら 以下にご記入ください 自由回答 詳細表示をもっと詳しくしてほしい 特にありませんが文字サイズを大きめにしてください よくできていると思います GHS-MSDS の作成時などデータを是非利用したいと考えています 一層の充実を祈念致しております 必要とする物質の情報が少ない 現時点での利用はあまりない もう少し以前にこのGHS-NETがあれば かなりの頻度で利用していたと思う 物質一覧は現在ページの一番下までスクロールになっているが 成分が増えた場合は 100 件毎等に区切るのでしょうか ページが長くなりすぎると使いづらいと思います 英文表示化学構造式の追加 物質一覧の表示順は物質名称のアイウエオ順にしてはどうか? 物質一覧で見るとき CAS 番号順では非常に見にくい 物質の危険有害性の表示順は 人健康 水生環境 物理化学にしたほうが見易い Q8: 先のQ7 に関連して 会員向け機能や画面について 追加すべき機能や表示上の改善点など ご要望やお気づきの点等ございましたら 以下にご記入ください 自由回答 会員同士でディスカッションできるコーナーがあれば嬉しいです 分類作業上の悩みを聞いてもらう 分類ガイダンスの解釈が疑問で議論したい など 今の掲示板よりも話題ごとに議論できるようなコーナーがあればいいです 工業薬品製造メーカで 自社製品のMSDSの作成 維持業務を担当しています 今 既存 MSDSのGHS 化に着手しています シンボルマークの特定作業が主要業務になります MSDSがGHS 化と共に冗長化するため資料としてのMSDS として価値はありますが 現場で有効に利用するMSDSは別の 国際化学物質安全性カード のような一覧性が高い方が好まれます 全体的に専門的のようで専門的でない 画面に平坦な文章が多すぎる. 何か工夫が必要では.GHS-NET 自体を広めることが目的の一つなら, 図解した説明を表紙に近いところに入れるべきでは 58

信頼性やコメントは書き込みが多ければかなり役立つでしょうが ほとんど記載がないので未だ改善点も思い当たりませんが みなさんが書き込みやすいサイトになればと思います 自身の投票履歴が判るようにして欲しい 理由は 投票済みかどうかを記憶に頼っていると 2 重に投票してしまう可能性があるため また 投票内容を訂正できる機能も欲しい 理由は 一旦は投票したものの思い直して訂正したい場合や誤って投票してしまう場合などが有ると思われるため 検索機能 表示の工夫 ( ツリー形式 スレッド形式など ) 掲示板で どこからどこまでが関連性のある情報交換なのか順にたどって確認する必要があるので 関連情報ごとに人目で区切りが分かるようにして欲しい Q9:GHS-NET で 分類結果の投稿や 掲示板への書き込み等を阻害している要因が あるとしたら 以下のいずれが考えられるでしょうか?( 考えられるものを 2 つ選択 ) その他 の回答内容 GHS ユーザにとって参入障壁が高く ニーズ シーズのマッチングに至っていないと思います エビデンスを確実に明らかにしないと 2 ちゃんねる になってします 会社の認識( 物質情報は秘密情報となる原則 ) による躊躇 3 省 GHS 分類 にどのように反映されていくかが不透明 専門知識の濃淡 企業秘密 企業に属している身分など 会外秘情報との境界線の問題 優先性が低い GHSだけを業務として行っているわけではなく 時間の制約が大きい Q10: 先のQ9 に関連して 投稿や書き込み等の阻害要因を解決する何かよいアイディアがありましたら お書きください 自由回答 偏った情報交換やGHS 分類が採用されないようにするために審査 ( 又は検討 ) する機関があればよい 定期的に具体的な話題提供や問題提起をして 会員の意識向上と有益性をアピールする GHS ユーザに対する普及啓発 環境省 経済産業省 厚生労働省のホームページ GHSと化学物質関連のページに目立つリンクを設置しては? GHS 分類を実際に行うのはかなり難易度の高い作業です 多分 今も苦労している人が多いと考えられますが この難易作業のアシストになるような情報が GHS-NET で得られればそれだけで GHS-NET の認知度は格段に上昇します そのような視点で考えれば書き込みは増えると思いますが さて?? まずは関係者に広く認知してもらうためにもっと PR をすべきだと考えます 物質ごとの最新のエビデンスの情報を 事務局等 で書き込み, それをベースに投稿する 色々な情報源を利用しての PR 自社を露呈してしまう恥ずかしさ? 提案内容に対して きちんとフォローし 3 省 GHS 分類 に反映させていくとい 59

う地道な活動が 投稿や書き込みの増加につながっていくと考えます 情報提供の責任の重さは感じられます 記載された情報が必ずしも正確なものではないということを注意事項として分かりやすく記載することは必要です 掲示板もログに関して検索機能を設けるのでしょうか? 質問が多い内容は Q&A にしてまとめる等 一般的なサイトを真似てみるのが良いと思います 書き込みに対する返信に関しては 掲示板を使用することの最大の問題です 更に理解を深めたい人もいれば 初歩的な質問をしたい人もいます くだらない中傷をするような人は このサイトの会員にはいないと信じたいですね 自社等での分類結果をほとんど一方的に掲載しているのみで あまり効果がない 却って 適切でない意見のみが掲載される事も予想され 参加者の限定 (ex. 製造者またはユーザーなど ) が必須ではないか? 書き込み者の属性を制限しないEIC-NETで 不正書き込みや特定の意図を持った告知が頻発したことがあり 善意の書き込み者は引いていた時期があります 管理人が一定基準の事項を管理して 特にごく環境保護よりやEUシステム礼賛 予防原則的な意見表明などを取り締まるという意図を示していただけると助かると思います 同サイトで意見を述べ信頼性で得票しても 最終的に厚労省 GHS 対応モデルMSDS や PRTR GHS 分類に関する調査 ( 経産省 ) の分類結果が優先されてしまうことが懸念される 同サイトでコメントする意義が確信できない 記載内容に対する第三者的なチェック機関があれば安心感がある GHS 及び危険有害性に関する技術サポートをする専門職 (or 相談役 ) の設置 少なくとも基本的な質問に対してクイックレスポンスできるようにすれば 気楽に書き込みができる雰囲気になるでしょう 書き込んだ結果を行政側も利用するというスタンスが出れば 積極的な書き込みが行われると思います Q11:GHS-NET で ご自身が自主的 GHS 分類結果の投稿や掲示板への書き込みを行う場合 そのモチベーションや目的について最も近いもの2つをお教えください その他 の回答内容 物質ごとの最新のエビデンスの情報を伝えたい 適切でない分類を提案している場合の是正 国の分類結果に反映して欲しい 簡易マニュアルに基づく国の分類結果( 日本の技術力が誤解されている ) の是正 Q12:GHS-NET で ご自身が自主的 GHS 分類結果の投稿や掲示板への書き込みを行う場合 以下のうち最もモチベーションが高まると思われるもの2つをお答えください その他 の回答内容 ハンドルネームに対する他社評価 60

Q13: 最後に GHS-NET に必要な機能 逆に不要な機能があれば以下にご記入くだ さい また GHS-NET に関するご意見 ご感想 その他お気付きになった点などご 自由にお書き下さい 自由回答 一般に普及した化合物の情報が中心であり 新規化学物質の分類でも参考になると良い 分類とその根拠には最新の情報も付加していただきたい 例:PRTR 対象物質については昨年末に見直された回答案が公表されており その内容を加える ラベル作成と併せて(M)SDSが作成されると便利と思うが 発行責任で無理ですか? 今回のアンケートは大変良い試みだと思います 利用者の声を反映してより使いやすい物にしてください 自由に情報交換できる場になればいいと思う 消費者製品のリスク評価に基づくGHS 表示検討が行われつつある中で 関連情報 特に基準値に関する情報の整理と提供を希望致します 現状各機関がそれぞれ独自に実施され 使用 ( 評価 ) する側にとってはきわめて煩雑 困難な作業が求められるように感じます 意見交換の 場 を設定すると言う主旨は賛成したいが 分類 を不特定の事業者のみで決定させるには非常に無理があると思われる 掲載物質が真に意見の必要な所に行くシステムにしないと 批判 だけが増えるだけかと思われる 特に 参加者 を特定しないのであれば 分類 を 投票 などで決定できるものでは無いと考えている 本当に本物質を製造し 取り扱っている事業者のみがその物質の 分類 に意見を出せる仕組みが無いと何ひとつ決まる訳でもないし 投票 で決定した内容が本当に相応しいものかは甚だ疑わしい気がする もう1 点 これはこのシステムの範囲外かもしれないが どの毒性データを採用すべきかと言う点がGHS では最大の難関である この部分での議論をする場にしないと全く無意味かと思われる ぜひ この点の改善をお願いしたい 単なる情報交換の場ではなく 寄せられた情報の信頼性を客観的に判断してオーソライズしてゆく仕組みが必要と考える 単なる掲示板では 書き込まれた内容を信じて良いという確証が得にくい GHS は生産者が自主的に分類 表示するという考え方がありながら 安衛法対象物質や PRTR 対象物質においては国が分類している 安衛法対象物質や PRTR 対象物質においては 安全サイドに立った評価 をせざるを得ないのかも知れないが その 安全サイドに立った評価 の立場を崩さずに 消費化学製品の GHS 分類を行なうと矛盾が発生してしまう ( 安衛法対象物質や PRTR 対象物質 : 安全サイドに立った分類 対象物質外 : 信頼性を重視した分類 ) 国が安衛法対象物質や PRTR 対象物質を管理する上での毒性評価と これらを使用した製品の GHS 分類を行なうための毒性評価を 無理やり一致させようとすると大きな歪みが発生すると思われる ( 歪みの例 :1 リスク評価手法の不公平さを痛感し法律ではない理由から GHS 表示を止める 2 全ての物質において 信頼性よりも安全サイドに立った評価をすることが主張され 分類手法が複雑になってピクトグラムが多くなる ) GHS-NET 発足の目的のひとつに このような問題の解決もあるのかと想像するが 具体的解決手段が読み取れないので 現時点で GHS-NET に投稿することに熱心になれない 自主的分類結果などが専門家のチェックを受け 意見提言またはオーソライズされる機能があればと思います サイトの立ち上げ アンケート作成 大変な作業にご対応戴き ありがとうござい 61

ます 本サイトの運営 運営は 大変な事が多いと思いますが 継続されることを望みます ただ サイトの色遣いなど 若干あか抜けない印象を持ちました これは 主観的な部分が多いので 上記アンケートのコメント覧には 記載しませんでした ( どこをどのようにすると良い等の対案を示せませんので ) 若干 眼に優しくない画面と思います 今後の改善を期待致します 事業者として意見を述べる場があることは非常にありがたいです 本事業の継続を希望します 各分類結果に対して 国が行った分類結果作業でのプロセス ( 複数あるデータのうち どれをどの基準で採択したのか ) を見えるようにしていただくと 信頼度評価が容易です 現在公表されているのは分類結果と非常に簡単な根拠のみ その分類に関心がある場合すべての情報源を自ら集めチェックする必要があり ハードルが高い より詳細な分類プロセスを公開する仕組み ( 少なくとも 分類根拠の信頼度評価結果 ) がほしい 62

(3) アンケート結果の分析 (a) アンケート回答者の属性等について Q1 の結果を見ると殆どが民間企業に属する回答者であることが分かる なお その他 の回答は業界団体であった 回答者がGHS-NETの会員であるかどうかはQ2 の結果をみると分かるが 今回の調査では80% がGHS-NETの会員であり 一般利用者 ( 閲覧利用 ) は 20% 程度 (16 件 ) である 次いで Q3 はGHS 等の危険 有害性情報と業務関連性についての問いであるが 危険 有害性を情報提供する側である が最も多く ( 半数以上 ) 危険 有害性情報を利用する側である との回答が続く結果 (27%) であった GHS-NETのトップページで 事業者の GHS 対応支援を謳っているためか GHSに深い関連性のある回答者が今回の調査では多かったことがうかがえる ( 回答の 80% が会員であり 会員はGHSと業務関連性が深い集団であると思われる ) Q4 は GHS-NET の閲覧頻度であるが 利用頻度が全体的に低い (1 ヶ月に2,3 回 或いは 1 ヶ月に 1 回以下等 ) 傾向にあることが明らかとなった (b) GHS-NET の一般利用者 会員向け機能 画面の満足度について Q5 Q7 はそれぞれ一般利用者 会員向け機能 画面の満足度についてアンケートしたものである 両設問ともに 殆どが ふつう という回答結果であり (15% 程度は よい の回答 ) 現時点のGHS-NETの機能や画面については一定の評価が得られているという結果であった Q6 の追加すべき機能や表示上の改善点に関する自由回答形式の設問では 物質一覧表示画面でのアイウエオ順表示 等の要望があった 同様に Q8 の会員向け機能に関する要望としては データの信頼性に関する投票機能での二重投票の心配 ( 実際には起きない ) や掲示板の表示方法( スレッド形式 話題区切り ) に関するものがあった 63

(c) GHS-NET ケミペディアの普及に向けた今後の対応策等について Q9は GHS-NET の投稿等を阻害していると思われる要因に関する設問である これについては アンケート設計の項で整理した表に 回答が多い順に回答割合を記述する ( 下表 ) 表 2.3.5 Q9 情報提供等が活性化しない要因 ( 阻害要因 ) 回答結果 考えられる要因 選択肢 回答率 対応策 事前内部検討 情報提供に対する責任が重い ( 法遵守 内容の担保 情報提供に際し社内の合意が必要など ) 60% 会員規約緩和 利用規約強化 サイト協力者等による内容のチェック 専門家によるチェック オーソライズ GHS-NET 自体が知られていない 情報量 ( 物質数 書込量 ) が少ない 流行ってない適切でない書き込み等への不安 ( 特に BBS) 33% 更なる普及広報活動 サイト協力者等のフォロー 31% 書き込み内容の定期的チェック 会員規約による対応 ( 書込み内容の削除 ID の削除 ) 情報提供のメリットがない 24% モチベーション向上のための対応策( 全部または一部 ) その他 11% 操作性が悪い 使い方が分かりにくい 5% サイトのデザイン改善 機能改善 これによると 情報提供 書き込むことに対する重圧感が会員の中に多くある (60%) ことが分かった また 掲示板での適切でない書き込みへの不安も少なからずあることが分かった また その他 の回答内容としては 企業秘密に関するもの ( 自社情報なので投稿できない状況のことと思われる ) があった 次の設問 Q10( 書込みを阻害している要因の解決策 ( 自由回答形式 )) の回答では 主に以下のような提案があった 行政側の GHS 分類への反映 3 省ホームページから GHS-NET へのリンク 記載内容の客観的評価や審査 事務局の支援( 相談役の設置 情報提供 ) 不適切な書込みに対する管理( 掲示板 ) 64

上記 Q10 の回答結果と先の Q9 の内部検討としての対応策 ( 表 2.3.2 の右側 ) は概ね一 致している 表 2.3.2 にも掲げたとおり 書き込むことに対する重圧感 ( 責任の重さ ) を軽 減するために 1 第三者 ( 専門家等 ) による評価 ( 他の会員の書込み内容に対し確認を望むという回答もある ) 2サイト協力者等による迅速なフォロー 3 不適切な書込みを防止するための事務局のサイト管理 という 3 点をポイントとしてあげることができると思われる 次の設問 Q11 は逆にポジティブな面 書き込むことに関するモチベーションについてアンケートした設問である Q9 同様 アンケート設計の項で整理した表に 回答が多い順に回答割合を記述する ( 下表 ) 表 2.3.6 Q11 情報提供等の考えられるモチベーション 回答結果 モチベーション 情報交換 (BBS) データの評価 ( ケミペディア ) ( 経済的 ) 利益 ( 不利益を被らない含め ) 知ってほしい 考えられる状況 選択肢 業務 (GHS 分類作業 ) を行う際 判断に迷う事項について他者の見解を聞きたい 教えてほしい等自主的な分類結果等について 他者に客観的な評価をして欲しい自ら ( 自社 ) が関わっている化学物質の自主的な分類結果等を発信することで 当該物質の安全性を顧客や社会一般に対し伝えたい または 国等による既存の分類結果の対案を提示したい自分の知っている情報や分類結果等を非営利的に とにかく提供したい 流布させたい 企業 PR CSR 企業或いは個人として自主的な分類結果等を発信し 情報提供をしたという貢献を社会 顧客にアピールしたい 回答率 モチベーションを高めるための対応策 事前内部検討 60% 会員数の表示と増加 サイト協力者等による質問等のフォロー 29% 会員数の表示と増加 サイト協力者等によるフォロー 24% 閲覧者数 アクセス数の表示と増加 サイト協力者等によるデータ追加 17% 閲覧者数 アクセス数の表示と増加 会員ごとの情報提供貢献度合いを表示 ( 同意を前提 ) 貢献度の高い会員を表彰 13% 閲覧者数 アクセス数の表示と増加 企業ごとの情報提供貢献度合いを表示 ( 同意を前提 ) 貢献度の高い企業を表彰 モチベーションの単位個人的 個人的 集団的 ( 物質ごと ) 個人的 集団的 65

モチベーション 考えられる状況 選択肢 回答率 その他 6% モチベーションを高めるための対応策 事前内部検討 宣伝 モチベーションの単位 上表の結果からは まずGHS 関連事項について情報交換したい 教えて欲しいという要望がかなりあることが分かる 次いで 自らが分類した結果について評価して欲しいが続き 自主的な分類結果を発信したい 国の分類結果に対抗したい というモチベーションの順である 回答上位の要望に応えていくためには サイト協力者等のフォロー ( 質問等への回答や見解の表明等 ) が先の設問同様必要とされており 自主分類結果のアピールよりも掲示板部分の質問等への対応に関するニーズの方が高いものと考えられる なお Q11 の その他 の回答としては 国等による分類結果への反映に関するものである Q12 はモチベーションを高めるための解決策をダイレクトにアンケートしたものであり 多い順に 専門家によるチェックとオーソライズ(55%) サイト協力者等によるフォロー( 掲示板での迅速なレスポンス )(43%) システム的な機能充実(19%) GHS-NET の閲覧者 アクセス数増加 (17%) であり 情報提供の貢献度の表示(11%) の回答は少なかった 最後の設問 Q13 は GHS-NET への要望や意見等についてアンケートしたものである 主な回答を以下にまとめる 意見交換の場の提供には賛成だが 分類を不特定の事業者が決めたり 投票 したりするものではない 真に当該物質を製造 取り扱っている事業者のみが意見を出せるべき 単なる情報交換の場ではなく 寄せられた情報の信頼性を客観的に判断してオーソライズしてゆく仕組みが必要 66

国が行った分類結果作業でのプロセス ( 複数あるデータのうち どれをどの基準で採択したの か ) を見えるようにしてほしい 67

(4) アンケートからのニーズのまとめ Q9~Q12 までのアンケート回答結果を参考に 事前に検討した GHS-NET への書込み促進のための対応策について 今後の対応に向けた優先順位 難易度 対応に要する期間について再検討した ( 次表 ) やや難易度は高いと思われるが サイト協力者による掲示板等でのフォロー (No.6) 自主的分類結果の専門家等による客観的評価 (No.7) が特に要望の高い事項であるものと推察される これを実現するためには 人材の確保や対応のための仕組みづくりなど 実現可能性について種々の検討を行っていく必要があると思われる また 国の分類結果等への反映 (No.10) や サイト事務局の着実な運営管理 (No.11) に関する事項も GHS-NETへの書込み促進につながる可能性があることが示唆される結果となった No. 対応策 予想される効 果 ニーズ 表 2.3.7 GHS-NET 普及に向けた今後の対応策 ( まとめ ) アンケートよるニーズ ( 優先順位 ) 対応期間 難易度 課題等 1 会員数 閲覧者数 アクセス 短期 易 機能実装 数の表示 2 サイトのデザイン改善 機能改善 短期 易 改善すべき箇所の洗い出し ( 特に掲示板のデザイン) 3 ラベル作成機能等の利便性向 効果は不明 ニ 中長期 難 システム的仕様 設計要検討 上 ーズあれば 4 企業等の貢献度表示 効果は不明 ニ 短中期 易 企業の表示への同意が必要 ーズあれば 5 貢献度の高い企業等の表彰 効果は不明 ニーズあれば 中長期 - GHS-NET 賞の創設? プレス発表等を行わないと効果薄い 6 サイト協力者によるデータ追加 フォロー等 短中期 難 サイト協力者集め サイト協力者のメリット ( 対価 ) 要検討 7 専門家のチェック ( データのオーソライズ ) 中長期 難 協力可能な専門家集め オーソライズのスキーム作り要検討 8 更なる普及広報活動 ( 会員数等の増加 ) 中長期 - 現在は書込みを増やす施策に集中すべき 9 会員規約 利用規約のバランス 短中期 - 著作権侵害 損害賠償対応等の条項が足かせ 10 行政側の GHS 分類への反映 中長期 難 行政スキームに関わる ( パブコメ的窓口機能 ) 11 事務局の着実な運営管理 ( 不適切な書込み防止 ) 短期 易 高頻度の掲示板チェック ( : ニーズは非常に高い : ニーズは高い : ニーズはさほどない : ニーズ殆どなしと考えら れる ) 68

2.4. 試験運営管理結果を踏まえた運営マニュアルの作成 2.4.1. サイト設定手順 サイトを設定する上で必要なファイル群一式を表 2.4.1 に示す なお本ファイル群は 納品時の電子媒体 (CD) に格納されている 表 2.4.1 サイトを設定する上で必要なファイル群一式 ディレクトリ / ファイル名 内容 Program/ システム データベース一式 htdocs/ システム一式 index.php トップページ GHSKiyaku.html 会員規約 GHSuser.html 利用規約 link.php リンク集 image/ GHS-NET で利用する画像ファイル群 includes/ GHS-NET を構成するプログラム群 (PHP 言語で記述 ) Database/ データベース一式 createtable.sql テーブルを作成する SQL コマンド Data/ テーブルのバックアップファイル群 ( 区切文字は '!') (1)OS ミドルウェアのインストール本サイトを構築する上で必要な OS ミドルウェアを表 2.4.2 に示す 以下に示す OS ミドルウェアまたは同等の機能を有するソフトをインストールする必要がある 表 2.4.2 OS ミドルウェア一覧 OS Red Hat Linux 7.2 Web サーバ Apache 1.3.27 言語 PHP 4.1.2 データベース管理ソフト PostgreSQL 7.2.4 (2) システムのインストール電子媒体内の htdocs 以下のファイル群を Web サーバの DocumentRoot 以下に配置する (3) データベース構築及び接続環境設定 PostgreSQL のコマンド (createdb) を利用してデータベースを作成する ホスト名 データベース名 ユーザ ID パスワードについては 以下のファイルに設定することとする htdocs/includes/ DB_postgresql.php の 19 行目の XXX 部分を設定 18 行目 // 次の行の XXX 部分を環境に対応して修正 19 行目 //$tmpstr = "host=xxx dbname=xxx user=xxx password=xxx"; 69

(4) テーブル作成 Database/createTable.sql コマンドを使用して データベース内にテーブルを作成する また テーブル作成後 Database/Data 以下のファイルを使用して テーブル内に値を設定する 70

2.4.2. 管理者機能 運営作業を円滑に進めるために作成した管理者機能を表 2.4.3 に示す なお 以下の機 能を実行する際には 管理者用の ID パスワードの入力が必要となる 表 2.4.3 管理者機能一覧 機能 問い合わせ表示機能 会員情報表示機能 内容問い合わせ内容を一覧表示し 回答結果を登録する機能 メールアドレスに一致する会員の ID ハンドル名 パスワード 所属機関を画面表示する機能 (1) 問い合わせ表示機能問い合わせ表示機能では 問い合わせ元のメールアドレス 表題が一覧形式で表示される 該当データの 詳細表示 ボタンをクリックすると 個別問い合わせ内容が表示される メールで回答実施後 回答内容を入力することにより 問い合わせ対応内容を管理者間で共有するようにした 問い合わせ表示機能の画面構成を図 2.33 に示す 71

回答後に入力 図 2.33 問い合わせ表示機能の画面構成 72

(2) 会員情報表示機能 会員情報表示機能では メールアドレスから会員情報を検索する メールアドレスに一致した館員情報を一覧表形式で表示する 会員情報表示機能の画面構成を図 2.34 に示す 図 2.34 会員情報表示機能の画面構成 73

2.4.3. 問い合わせ対応方法問い合わせは GHS-NET に設置する 問い合わせ機能 からの受け付けを基本とする 対応は基本的にメールで行うこととし メールを送信する際には 管理者のメールアドレスに必ず BCC で送信することとする 送信した内容等の対応結果は 問い合わせ機能 の 回答内容 欄に登録する これにより 対応の重複を防ぎ 対応内容を整理することができる 問い合わせ内容別に対応方法を以下に示す 1ID およびパスワード忘れ 問い合わせ機能 に登録されたメールアドレスをもとに 会員情報表示機能 から会員情報を検索し ID およびパスワードをメールで送信する 2 会員登録内容の修正データベースのユーザテーブルに格納された情報を修正し 対応結果を 問い合わせ機能 に登録されたメールアドレス宛にメールで送信する 3 投稿内容の修正危険有害性情報を登録したユーザ ( 本人 ) からの登録内容の修正を求められた場合 データベースに格納された情報を修正し 対応結果を 問い合わせ機能 に登録されたメールアドレス宛にメールで送信する 4エラー報告 要望等 GHS-NET に対するエラー報告や要望は 容易に対応可能な場合 ( 物質の追加登録等 ) は対応し 対応結果を 問い合わせ機能 に登録されたメールアドレス宛にメールで送信する 必要な場合は 経済産業省と協議し対応方法を検討する 5GHS そのものに関する質問 GHS 分類基準等の GHS 自体に関する質問は 管理者で回答できる範囲で回答しながら 掲示板への投稿を促すこととした 基本的に会員間での情報交換による解決を中心とし 特に管理者による調査および回答をしないこととした 74

3. GHS 関連情報の調査及び提供 3.1. 国内外の有益情報収集と配信 3.1.1. GHS-NETを通じた情報提供 (1) 国 (GHS 関係省庁連絡会議 ) による分類結果の GHS 情報共有サイト への登録 PRTR 規制対象物質を抽出し GHS 情報共有サイト への登録作業を実施した 登録手順は以下のとおりである 1Excel 形式ファイルの取得 NITE に格納されている第 1 回公表分から第 13 回公表分の Excel 形式ファイルをインターネット経由でダウンロード作業を実施した 2PRTR 対象物質の選択 1でダウンロードしたデータから PRTR 対象物質に対応するデータを選択した 3データベースへの登録 Excel 形式のファイルを変換し データベース内のテーブルに登録作業を実施した GHS 情報共有サイトへの登録物質数一覧を表 3.1.1 に示す 表 3.1.1 GHS 情報共有サイトへの登録物質数一覧 公表時期 公表日 公表物質数 GHS 情報共有サイト格納物質数 第 1 回公表分 2006/2/15 98 56 第 2 回公表分 2006/3/30 46 5 第 3 回公表分 2006/4/28 246 96 第 4 回公表分 2006/5/31 165 66 第 5 回公表分 2006/6/30 181 60 第 6 回公表分 2006/7/31 202 88 第 7 回公表分 2006/8/31 87 63 第 8 回公表分 2006/9/29 76 47 第 9 回公表分 2006/10/31 90 42 第 10 回公表分 2006/11/30 76 51 第 11 回公表分 2006/12/26 88 60 第 12 回公表分 2007/1/31 28 0 第 13 回公表分 2007/2/28 29 7 ユーザ追加物質 1 合計 1412 642 また危険有害性情報のユーザによる追加は 40 件あった 物質名称 危険有害性情報毎の追加情報数を表 3.1.2 に示す 75

危険有害性項目 表 3.1.2 物質名称 危険有害性情報毎の追加情報数 物質番号 ( 物質番号と物質名称との対応は表 3.1.3 参照 ) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 急性毒性 ( 経口 ) 1 1 1 3 急性毒性 ( 吸入 : 蒸気 ) 1 1 2 皮膚腐食性 / 刺激性 1 1 呼吸器感作性又は皮膚感作性 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 13 生殖細胞変異原性 1 1 2 発がん性 1 1 生殖毒性 1 1 1 3 標的臓器 / 全身毒性 ( 単回暴露 ) 1 1 1 3 標的臓器 / 全身毒性 ( 反復暴露 ) 1 1 水生環境有害性 ( 急性 ) 1 1 1 1 1 1 1 7 水生環境有害性 ( 慢性 ) 1 1 1 1 4 合計 1 1 2 4 3 1 3 1 1 1 2 1 4 3 1 3 1 1 1 1 4 40 表 3.1.3 物質番号と物質名称との対応 No 物質名称 No 物質名称 1 1,4-ジオキサン 12 ウンデシルベンゼンスルホン酸ナトリム (C11) 2 1,2-エポキシプロパン 13 ドデシルベンゼンスルホン酸 (C12) 3 エチレングリコール 14 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム (C12) 4 フタル酸ビス (2-エチルヘキシル) 15 ドデシルベンゼンスルホン酸アンモニウム (C12) 5 アジピン酸ビス (2-エチルヘキシル) 16 トリデシルベンゼンスルホン酸 (C13) 6 N,N-ジメチルドデシルアミン =N-オキシド 17 トリデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム (C13) 7 ビス ( 水素化牛脂 ) ジメチルアンモニウム = クロリド 18 テトラデシルベンゼンスルホン酸 (C14) 8 エタノール 19 テトラデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム (C14) 9 デシルベンゼンスルホン酸 (C10) 20 ウンデシルベンゼンスルホン酸アンモニウム (C11) 10 デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム (C10) ポリ ( オキシエチレン )= アルキルエーテル ( アルキル基の 21 11 ウンデシルベンゼンスルホン酸 (C11) 炭素数が 12 から 15 までのもの及びその混合物に限る ) 合計 76

(2) その他の有益情報の掲載 GHS-NET の リンク集 に国内外の有益な情報源を種類別に分類し 各情報源の概要 の解説とともに掲載した 以下に 掲載した情報源を示す GHS 文書 UNECE Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals (GHS) http://www.unece.org/trans/danger/publi/ghs/ghs_rev01/01files_e.html 通称 GHS または GHS 文書という GHS 分類 絵表示 注意喚起語 危険有害性情報 ラベル表示 MSDS 注意書き等を記載 化学品の分類および表示に関する世界調和システム改定初版和訳 http://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/ghs/texts.htm 他厚生労働省 経済産業省 環境省他の GHS 関係省庁連絡会議が翻訳した GHS 改訂初版 GHS 関連総合サイト 経済産業省 GHS サイト http://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/03kanri/c3.htm GHS の概要 GHS 分類 危険有害性区分の定義 絵表示 消費者製品の暴露に由来するリスク評価の考え方 パンフレット等を掲載 環境省 GHS サイト http://www.env.go.jp/chemi/ghs/ GHS に関するパンフレット GHS 国連文書 有害性表示のアンケート調査結果等へのリンク集 厚生労働省 GHS サイト ( 労働安全衛生法関連 ) http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/roudou/ghs/index.html GHS 関係の改正労働安全衛生法に関する情報 ( 関係法令 関係通達 パンフレット モデルラベル表示 モデル MSDS GHS 追加ラベル作成支援システム等 ) を掲載 厚生労働省 GHS サイト ( 毒物劇物関連 ) http://www.nihs.go.jp/mhlw/chemical/doku/dokuindex.html GHS~ 毒物劇物について~ GHS 対応ラベルおよび MSDS の作成マニュアル~ 毒物 劇物のラベル作成者向け~ GHS 対応ラベルの読み方 ~ 毒物 劇物取扱者向け~についてのマニュアルを掲載 UNECE GHS オフィシャル Web サイト http://www.unece.org/trans/danger/publi/ghs/ghs_welcome_e.html 国連 GHS 小委員会のオフィシャル Web サイト GHS に関する活動 絵表示 各国での GHS 導入の状況 GHS 小委員会関連情報 GHS 文書 正誤表 国連の関連文書を掲載 安全衛生情報センター GHS サイト http://www.jaish.gr.jp/user/anzen/kag/ankg_ghs.htm GHS のシンボルと名称 危険有害性 区分 注意喚起後 危険有害性情報早見表 分類とラベルの例 関係用語の定義と略語 GHS モデルラベル MSDS 情報関係 ( 化学物質情報 GHS モデル MSDS 情報 危険有害性の要約 モデルラベル表示 ラベルの作り方 追加ラベル作成支援システム ) GHS 関係の労働安全衛生法改正関係情報に関する情報を掲載 欧州委員会 REACH GHS サイト http://ec.europa.eu/enterprise/reach/ghs_en.htm GHS 分類 ラベル表示の実施に関する技術支援文書や欧州と GHS の人健康 環境クライテリアとの比較文書等を掲載 GHS パンフレット 経済産業省 GHS パンフレットのページ http://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/kokusai/ghs/pamphlet.htm 77

経済産業省が作成した GHS の概要 経緯 実施時期 考え方 目的 混合物の分類 GHS 絵表示 ラベル表示と見本 SDS 日本における活動がまとめられたパンフレット 化学物質の GHS 分類情報 独立行政法人製品評価技術基盤機構 GHS 危険有害性分類事業のページ http://www.safe.nite.go.jp/ghs/index.html 分類に使用する情報 分類のためのマニュアル マニュアルを補足する技術上の指針 約 1500 物質の実際の分類結果を掲載 有害性情報 環境省化学物質の環境リスク評価 http://www.env.go.jp/chemi/risk/index.html GHS 関係用語集 安全衛生情報センター有害性 GHS 関係用語 http://www.jaish.gr.jp/user/anzen/kag/kag_yogo.html 有害性 GHS 等に関する定義及び概説を掲載 業界団体の GHS 対応 日本化学工業協会 GHS 対応ガイドライン http://www.nikkakyo.org/documentdetails.php3?category_id=270&document_id=1829 GHS 対応ガイドライン説明資料等を掲載 GHS 関連活動 経済産業省 GHS に関するキャパシティビルディング活動について - アジア諸国にお けるセミナー及びワークショップの開催 - http://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/kokusai/ghs/ghs-workshop/jpnactivity_j.h tm GHS 導入を実務面や指導的役割で支える人材育成の観点から 経済産業省では 2003 年よりセミナー及びワークショップを開催している そのワークショップの概要と資料を掲載 GHS モデル MSDS 情報 安全衛生情報センター GHS モデル MSDS 情報 http://www.jaish.gr.jp/anzen_pg/ghs_msd_fnd.aspx GHS モデル MSDS の一覧及び物質名 CAS 等による検索システム 数百物質のモデル MSDS を掲載 安全衛生情報センター GHS モデルラベル表示 http://www.jaish.gr.jp/anzen/gmsds_label/label_index.htm 労働安全衛生法第 57 条による表示対象物質についてのモデルラベル表示 危険有害性情報表示を掲載 業界団体 企業の GHS 対応 MSDS 情報 クロロカーボン衛生協会 GHS 対応表示 MSDS( 協会モデル ) http://www.jahcs.org/ghs/ghs.htm 塩化物系炭化水素化学物質 7 種の GHS 対応 MSDS を掲載 GHS 関連ツール 経済産業省 GHS 混合物分類ツール 78