2-1. 準不燃材料 (1) 木毛セメント板 ( 認定番号 :QM-9701) 製品の寸法形状等表.2.1に寸法 形状等を示します 表.2.1 寸法および形状寸法の許容差 ( mm ) 厚さ ( mm ) 長さ ( mm ) 幅 ( mm ) 重量 ( kg / m2 ) かさ密度厚さ長さ及び幅 1

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1. ヨドコウ外壁防耐火認定商品一覧表 認定内容 耐火構造 構造認定準耐火構造 防火構造 材料認定 商品名 1 時間 30 分 45 分 捨て張り工法 旧認定品の読替え仕様等 ( 内装材等必要 ) 不燃材料 準不燃材料 鉄骨下地 鉄骨下地 鉄骨下地 木造下地 鉄骨下地 鉄骨下地 木造下地 ヨド耐火パ

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アド オオバンレール工法 株式会社アドヴァン

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( ハ ) 金属板横段葺 固定吊り子は (4φ 20mm 以上 ) でに直接留め付けてください ( 固定間隔は 300~400mm) 金属板横段葺 固定吊子 金属板横段葺 金属板横段葺 607 以下固定吊子 607 以下 留付金具 ( ニ ) 金属板瓦棒葺 通し吊り子 飛び吊り子は (4φ 20mm

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事前調査の方法参考資19 外壁リフォームの設計標準施工法標準施工法標準施工法リフォーム工法部分へのリフォーム工法外壁リフォームニチハMARCシステム11 適用条件 3) 適合地域 建築地域条件高さ (m) 13m 超料木胴縁工法RC造タイル外壁への施工高さ13mを超える1 外壁リフォームの設計 1)

3-1 各部の納まり詳細図 鉄骨横張り通気金具施工 1) 基本構成図 組図 2) 主要部材一覧表 3) 基本構成図 組図 1.5 尺 6 尺 4) 主要部材一覧表 1.5 尺 6 尺 5) 土台部 6) 上下接合部 7) 左右接合部 8) 入隅部 9) 出隅部 10) 開口部 11) 軒天部 12)

第 1 章木造軸組工法を用いた住宅の省令準耐火構造の基準 第 1 対象となる住宅 1 本仕様は 木造軸組工法を用いた住宅に適用する 2 本仕様は すべての構造耐力上主要な部分の軸組材に 製材 集成材又は単板積層材の材料を用いた住宅を対象とする ただし 第 12 の 6 に定める鉄筋コンクリート造とし

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説明書 ( 耐震性 ) 在来木造一戸建て用 ( 第二面 ) 基礎根入れ深さ深さ ( mm ) 住宅工事仕様書 適 基礎の 立上り部分 高さ ( mm ) 厚さ ( mm ) 基礎伏図 不適 各部寸法底盤の寸法厚さ ( mm ) 幅 ( mm ) 基礎詳細図 基礎の配筋主筋 ( 径 mm ) 矩計図

ポリカーボネート板に関する建築物の屋根への適用状況

ヨドルーフハゼシリーズ標準部品設計価格 192ハセ 166ハセ 140ハセ 108ハセ 90ハセ 66ハセ 棟用フレーム 妻用フレーム 妻用金具 単独フレーム 断熱金具 音鳴り低減仕様用断熱金具 軒下面戸 換気面戸 エプロン 化粧フレーム 3,700 円 /m 2,300 円 /m 2,700 円

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大臣認定と異なる製品を販売していた製品差異リスト

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JIS A9521 F JIS A9521 F 計資料 JIS A 6930 A JIS A9521 F JIS A 6930 A JIS A9521 F JIS A 6930 A JIS A9521 F JIS A 6930 A JIS A9521 F JIS A 6930 A JIS A9521

認定防火措置工法 国土交通大臣認定 国土交通大臣認定 PS060FL- PS060FL- PS060FL- 警告 防火措置部の上に乗る等 施工箇所を破壊する恐れのある行為を行わないで下さい 開口部が破壊して転落及び火災時に延焼の恐れがあります 再施工及び除去する場合はご相談下さい 火災時に延焼の恐れ

吉 野 耐 火 ウ ォ ー ル

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目次 1. 目的 P2 2. 総則 P3 3. 留意事項 P3 4. ボードの荷姿 運搬 保管 P4 5. 材料構成 P5~6 6. 標準施工要領 P7 7. 施工要領部分詳細 P8 8. 標準詳細図 P9~10 9. 自主検査 P11 1/11

表 1 不燃認定となる下地材一覧 ( 建設省告示第 1400 号 * 1) より抜粋 ) 下地材 * 2) 除く * 3) 鉄鋼 厚さ (mm):0.5~20.0 質量 (kg/m 2 ):1.4~56.0 合金番号 : 以下の通り 1070, 1060, 1050, 1100, 1200, 201

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製品紹介 クイック 2 丸穴開口でケーブル 電線管貫通 ( 片面壁 ) 片面壁 ( 強化せっこうボード 21mm 重張壁 ) にも対応しています 共住区画 ( パイプシャフト住戸 ) 丸穴貫通部に! ( パテエース ) 本体を挿入 パテを充填 本体を挿入し パテを充填するだけの簡単施工で

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階の施工方法 1 は, スパン表に従って 支点間距離が許容範囲内となるように施工します 2 根太受け金物は 原則的に床梁用を使用します ( 図 10) 釘打ちには 必ず 金物専用の ZN 釘を使用し 横架材へ ZN65 10 本 Ⅰ 形梁へ ZN40 4 本とします 3 火打梁を省略す

設計162 外壁リフォーム事前調査の方法標準施工法外壁リフォームモエンサイディング重ね張り工法モエンサイディング張り替え工法モエンサイディング張り替え工法 外張り断熱センターサイディング重ね張り工法設計屋根リフォームセンタールーフ重ね葺き工法アルマ重ね葺き工法参考資8-1 適用条件 8-2 屋根リフ

N-00 フリーアングル ユニクロめっき N-03 S-/S- フリーアングル ステンレス N-01 フリーアングル ドブめっき S-/S- SS-/SS- N-1 N-1 N-14 アングル君ジョイント金具 ドブめっき アングル君ジョイント金具 ステンレス アングル君ジョイント金具 ユニクロめっき

標準施工法エン納まり詳細図納まり詳細図外張りウォールアスファルトシングル 4 外張り断熱工法 の安全性と品質を確保するために 外張り断熱工法のニチハ施工基準を設定しております 外張り断熱工法の外壁部分を安全に施工していただくための基準です 対象は ( 横桟 ) 防水紙 胴縁 の施工に関する外壁部分に

最高の高さ 1 階延焼ライン 道路中心線 道路中心線 1 階延焼ライン X9 X 6,60 3,60 9 1,9 6,350 2, 2L 2 梁天端 1, 600 事務室 階段室 700 1, , 2,50 短期入所居室 1 廊下 2,200 5 リヒ ンク 廊下 2,50 世話人室 2

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折板屋根用建築断熱材

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資料 4 H 検討会 木造庁舎計画 設計基準の熱負荷計算について (1) 木造建築物に使用する材料の熱定数表を下に示す 熱伝導率 容積比熱 材料名 λ cρ [W/(m K)] [kj/(m 3 K)] 複合金属サイディング 55% アルミ- 亜鉛めっき鋼板 45 3,600 + 硬質

+ 耐火遮音スタットレットボックス 中形四角 ( 浅型 ) 平塗代カバーをご使用ください ボックスの取り付け 間柱から離隔して取り付け ( 自在バー等を使用 ) 耐火遮音スイッチボックス 平塗代カバー付 ケ用 ~4 ケ用 間柱に直接固定 ( 側面固定台座付きで便利 ) 任意の + あと付け遮音カバー

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工場立地法の概要

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概要 A-2 A-3 A-4 A-5 A-6 A-7 A-10 A 章 A-1

スンサンレスイート49 ステンレスインサート ドブめっきインサート 安全にお使いいただくために SUS304 JISG4308,JISG3459,JISG4315 を使用することで高度な耐 久 耐食性が得られるインサートを各種製作いたしました 合板型枠 デッ キプレートに 軽天工事用から重設備用まで

ブレースの配置と耐力


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はじめに 石膏ボードは 安全 安心 そして快適な住生活を提供する なくてならない建材 として広く普及し 新たに機能性を付与した製品も開発 販売されておりますが 近年 省エネルギーや構造安全性に対する社会的ニーズが高まり 当工業会に寄せられる石膏ボードの施工についてのお問い合わせが増えておりますことか

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G-38 外装建材 / 断熱屋根 壁 構成図 小波 軒先張り出し長さ母屋間隔 波板葺大波ハゼ付大波小波 外装工法長尺角波 OK サイディング OS サイディング G-39 G-39 G-39 G- G-41 G-42 化粧内外装工法パールキーストン PK-20 断熱屋根 壁パネルイソダッハ R 耐火

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図面リスト 位 図面番号 図面 位 図面番号 図面 P060A_01R 壁廻り ( 一般 ) 縦断面詳細図 壁廻り P060A_02R 壁廻り ( 一般 ) 縦断面詳細図 P060A_03R 壁廻り ( 一般 ) 縦断面詳細図 P060A_04AR 壁廻り ( 一般 ) P060A_04BR 壁廻り

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強化 LVL 接合板および接合ピンを用いた木質構造フレームの開発 奈良県森林技術センター中田欣作 1. はじめに集成材を用いた木質構造で一般的に用いられている金物の代わりに スギ材単板を積層熱圧した強化 LVL を接合部材として用いる接合方法を開発した この接合方法では 集成材と接合板である強化 L

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新築工事 建方施工計画書 平成 年 月 施工者株式会社 建設 現場代理人

Transcription:

2. 木質系セメント板の国土交通大臣防 耐火認定 全国木質セメント板工業組合が保有する認定製品の一覧表を以下に示します 1 準不燃材料 認定番号 旧認定番号 品目名 QM-9701 ( 通 ) 第 2031 号 木毛セメント板 QM-9702 ( 通 ) 第 2032 号 木毛パーライトセメント板 QM-9705 ( 通 ) 第 2011 号 普通木片セメント板 QM-9706 ( 通 ) 第 2012 号 アクリル樹脂系塗装 / 硬質木片セメント板 2 耐火構造部位耐火時間 1 時間外壁 30 分 指定番号 ( 旧認定番号 ) FP060NE-9223 (( 通 )Wn1004) FP030NE-9222 (( 通 )Wn0003) 品目名 金属折板 (0.35 mm ) せっこうボード (15 mm ) 木毛セメント板 (25 mm ) 張り / 軽量鉄骨下地外壁 ( 非耐力 ) せっこうボード (9.5 mm ) 裏張り塗装溶融亜鉛めっき鋼板 (0.35 mm ) 木毛セメント板 (20 mm ) 外壁 ( 非耐力 ) 屋根 30 分 FP030RF-9258 (( 通 )R0114) FP030RF-9259 (( 通 )R0115) 木毛パーライトセメント板 (25 mm ~50 mm ) 下地金属板及び繊維強化セメント板葺き屋根 木毛パーライトセメント板 (25 mm ~50 mm ) 一重張り 重ね張り及び中空張り野地板ポリエチレンフォーム裏張り金属板葺き屋根 3 準耐火構造 45 分 部位間仕切壁外壁柱 耐火時間 45 分 指定番号 ( 旧認定番号 ) QF045BP-9019 (( 通 )W1009) QF045BE-9151 (( 通 )Wb1015) QF045CN-9014 (( 通 )C1009) 品目名 両面繊維強化セメント板 (4 mm以上 ) 木毛セメント板 (20 mm以上 ) 張 / 木造 軽量鉄骨下地間仕切壁 ( 耐力 ) 両面繊維強化セメント板 (4 mm以上 ) 木毛セメント板 (20 mm以上 ) 張 / 木造 軽量鉄骨下地外壁 ( 耐力 ) 繊維強化セメント板 (4 mm以上 ) 木毛セメント板 (20 mm以上 ) 張 / 木造 鉄骨造柱 ( 耐力 ) 4 防火構造 仕様区分 不燃下地 木造下地 指定番号 ( 旧認定番号 ) PC030BE-9026 ( 防火第 99 号 ) PC030NE-9051 ( 防火第 100 号 ) 品目名 繊維強化セメント板 木毛セメント板表張 / せっこうボード裏張 / 軽量下地外壁 繊維強化セメント板 木毛セメント板張 / 木造外壁 6

2-1. 準不燃材料 (1) 木毛セメント板 ( 認定番号 :QM-9701) 製品の寸法形状等表.2.1に寸法 形状等を示します 表.2.1 寸法および形状寸法の許容差 ( mm ) 厚さ ( mm ) 長さ ( mm ) 幅 ( mm ) 重量 ( kg / m2 ) かさ密度厚さ長さ及び幅 15 9.0 以上 0.60 以上 +1 20 11.0 以上 0.55 以上 455-2 25 1820 +0 12.5 以上 30 2000-3 15.0 以上 1000 +0 0.50 以上 40 20.0 以上 -3 50 25.0 以上 組成混合比 ( 重量 ) 木毛ポルトランドセメント同等品以上 40% 60% (2) 木毛パ-ライトセメント板 ( 認定番号 :QM-9702) 製品の寸法形状等表.2.2に寸法 形状等を示します 表.2.2 寸法および形状寸法の許容差 ( mm ) 厚さ ( mm ) 長さ ( mm ) 幅 ( mm ) 重量 ( kg / m2 ) かさ密度厚さ長さ及び幅 +1 25 12.5 以上 455-2 1820 +0 30 15.0 以上 0.50 以上 2000 +0-3 40 1000 20.0 以上 -3 50 25.0 以上 組成混合比 ( 重量 ) 木毛ポルトランドセメント同等品以上パ-ライト 35%(+0-4) 60%(+2-0) 5%(+2-0) 7

(3) 普通木片セメント板 ( 認定番号 :QM-9705) 製品の寸法形状等表.2.3に寸法 形状等を示します 表.2.3 寸法および形状寸法の許容差 ( mm ) 厚さ ( mm ) 長さ ( mm ) 幅 ( mm ) 重量 ( kg / m2 ) かさ密度厚さ長さ及び幅 30 900 19.5 以上 +1 +1 0.5 以上 50 1500 600 32.5 以上 -2-2 0.8 未満 80 1800 52.0 以上 組成混合比 ( 重量 ) 木片 30% ポルトランドセメント 70% (4) 硬質木片セメント板 ( 認定番号 :QM-9706) 製品の寸法形状等表.2.4に寸法 形状等を示します 表.2.4 寸法および形状寸法の許容差 ( mm ) 厚さ ( mm ) 長さ ( mm ) 幅 ( mm ) 重量 ( kg / m2 ) かさ密度厚さ長さ及び幅 +1 12 10.8 以上 -1 15 1820 455 13.5 以上 2730 +1 18 2880 16.2 以上 0.90 以上 +1-2 1000 3030 21-2 18.9 以上 25 22.5 以上 組成混合比 ( 重量 ) 木片セメント 22~27%wt 73~78%wt 8

2-2. 耐火構造 (1) 壁耐火 30 分 ( 認定番号 :FP030NE-9222) 品目名 せっこうボ-ド(9.5 mm ) 裏張り塗装溶融亜鉛めっき鋼板 (0.35 mm ) 壁耐火用木毛セメント板 (20 mm ) 外壁 ( 非耐力 ) 図.2.1に水平断面図を示します タッピンねじ φ5 50 壁耐火用木毛セメント板 t=20(qm ー 9701) ) せっこうボードt=9.5 (QM-9828) 15 29.5 9.5 20 90 120 外装材塗装溶融亜鉛めっき鋼板 t=0.35 (NM ー 8697) 図.2.1 水平断面図 製品の特長 1 施工性在来工法と変わらない施工が可能です 2 価格木毛セメント板 せっこうボ-ド 金属板の組み合わせにより 廉価での商品提供が可能です 3 安全性屋内側 屋外側ともに昭和 44 年建設省告示 2999 号別記第 1に規定する耐火構造の外壁 ( 非耐力 ) の 30 分耐火性能試験に高い水準で合格しています 4 快適空間木毛セメント板断熱性 吸音性 耐火性 意匠性 調湿性せっこうボ-ド耐火性 遮音性金属板堅牢性 経済性以上の各材料を張り合わせることにより 屋内側では吸音性能や調湿性能を 屋外側では 吸音 遮音及び断熱性能が向上し 快適空間の創造が可能です 9

主構成材料 1 金属折板表.2.5に示す多種の金属折板の使用が可能となっているため あらゆる設計プラン 価格に対応して組み合わせる金属折板を選択することが可能です 表.2.5 金属折板種類物性 種類厚さ ( mm ) 降伏点 Kgf/mm 2 引張り強さ Kgf/mm 2 規格 (N/mm 2 ) (N/mm 2 ) 溶融亜鉛めっき鋼板 JIS G 3302(NM-8697) 塗装溶融亜鉛めっき鋼板塩化ビニル樹脂金属積層板フッ素樹脂塗装鋼板カラーステンレス鋼板 0.35 以上 21 以上 (205 以上 ) 28 以上 (270 以上 ) 53 以上 JIS G 3312(NM-8697) JIS K 6744(NM-8674~ 8696) JIS G 3312(NM-8697) JIS G 4305(NM-8316~ (SUS 304,316) (520 以上 ) 8626) ガルバリウム鋼板 28 以上 (270 以上 ) NM-8027 35 以上 49 以上高耐性圧延鋼材 JIS G 3125 (355 以上 ) (490 以上 ) 2 下地材 壁耐火用木毛セメント板壁耐火 30 分では 大きさ 1820 厚さ 20 mm 比重 0.8±0.05 の壁耐火用木毛セメント板 ( 全国木質セメント板工業組合規格 木毛セメント板 JCMS- ⅡF1203 を参照) を標準としています 壁耐火用木毛セメント板は 木毛セメント板 JCMS-ⅡF1203 で壁耐火構造用に性能 品質を規定し 品質管理が行われるためにより高い信頼性をもつ製品を提供することが可能です せっこうボ-ド大きさ 1820 厚さ 9.5 mm 比重 0.65 以上 (QM-9828) 鉄骨 C-100 50 20 2.3 mm 標準施工仕様 1 下地胴縁は mm間隔に不陸がないように 柱及び間柱に取り付けます 2 下地の取り付け木毛セメント板をビスにて 450 mm間隔以内に取り付けます (T 型ジョイナ-は使用可能です ) せっこうボ-ドは木毛セメント板と 100 mm以上目地をずらしてビスにて 450 mm間隔以内で胴縁を取り付けます 10

3 金属折板の取り付け金属折板の接合部は 30 mm以上重ね ビスを 210 mm間隔以内にせっこうボ-ドの上より胴縁に取り付けます 図.2.2に標準仕様の透視図を示します 胴縁 C-100 50 20 2.3@ 壁耐火用木毛セメント板 t=20 (QM ー 9701) 1820 せっこうボード t=9.5 (QM-9828) 1820 1820 塗装溶融亜鉛めっき鋼板 t=0.35 (NM ー 8697) 1820 タッピンねじ φ5 50 図.2.2 透視図 (2) 壁耐火 1 時間 ( 認定番号 :FP060NE-9223) 品目名 金属折板(0.35 mm ) せっこうボ-ド (15 mm ) 壁耐火用木毛セメント板 (25 mm ) 張 / 軽量鉄骨下地外壁 ( 非耐力 ) 図.2.3に水平断面図を示します タッピンねじ φ5 50 壁耐火用木毛セメント板 t=25(qm-9701) せっこうボード t=15 (NM-8615) 15 15 40 25 90 120 外装材塗装溶融亜鉛めっき鋼板 t=0.35 (NM ー 8697) 図.2.3 水平断面図 11

施工例立体駐車場 スーパーマーケット 体育館 映画館 公会堂等に使用実績があります 製品の特長 1 施工性長尺金属板による在来工法で施工ができるため 屋根工事と同時に行うことができます また 壁耐火用木毛セメント板とせっこうボ-ドを接着しパネルとしても施工することが可能です 2 価格木毛セメント板 せっこうボ-ド 金属板の組み合わせにより廉価での商品提供が可能です 3 安全性屋内側 屋外側ともに昭和 44 年建設省告示 2999 号別記第 1に規定する耐火構造の外壁 ( 非耐力 ) の1 時間耐火性能試験に高い水準で合格しています また 立体駐車場等の振動が多い建物においても 施工後の脱落等ありません 4 快適空間木毛セメント板断熱性 吸音性 耐火性 意匠性 調湿性せっこうボ-ド耐火性 遮音性金属板堅牢性 経済性以上の各材料を張り合わせることにより 屋内側では吸音性能 調湿性能を 屋外側では 吸音 遮音及び断熱性能を有しており 快適空間の創造が可能です 主構成材料 1 金属折板表.2.6に示す金属折板の使用が可能です 表.2.6 金属折板種類物性 種類厚さ ( mm ) 降伏点 Kgf/mm 2 引張り強さ Kgf/mm 2 規格 (N/mm 2 ) (N/mm 2 ) 塗装溶融亜鉛めっき鋼板塩化ビニル樹脂金属積層板カラ-ステンレス鋼板 0.35 以上 21 以上 (205 以上 ) 28 以上 (270 以上 ) 53 以上 JIS G 3312(NM-8697) JIS K 6744(NM-8674~ 8696) JIS G 4305(NM-8316~ (SUS 304,316) (520 以上 ) 8626) 高耐性圧延鋼材 35 以上 (255 以上 ) 49 以上 (490 以上 ) JIS G 3125 2 下地材 壁耐火用木毛セメント板壁耐火 1 時間では 大きさ 1820 厚さ 25 mm 密度 0.8±0.05 の壁耐火用 12

木毛セメント板を標準としています 壁耐火用木毛セメント板は 木毛セメント板 JCMS-ⅡF1203 で壁耐火構造用に性能 品質を規定し 品質管理が行われるためにより高い信頼性をもつ製品を提供することが可能です せっこうボ-ド大きさ 1820 厚さ 15 mm以上 比重 0.7 以上 (NM-8615) 鉄骨 C-100 50 20 2.3 mm以上 標準施工仕様 1 下地胴縁は mm間隔に不陸がないように 柱及び間柱に取り付けます 2 下地の取り付け壁耐火用木毛セメント板をビスにて 450 mm間隔以内に取り付けます (T 型ジョイナ-は使用可能です ) せっこうボ-ドは木毛セメント板と 100 mm以上目地をずらしてビスにて 450 mm間隔以内で胴縁を取り付けます 3 金属折板の取り付け金属折板の接合部は 30 mm以上重ね ビスを 210 mm間隔以内にせっこうボ-ドの上より胴縁に取り付けます 図.2.4に標準仕様の透視図を示します 25 胴縁 C-100 50 20 2.3@ 壁耐火用木毛セメント板 t=25 (QM-9701) 1820 せっこうボード t=15 (NM ー 8615) 1820 1820 塗装溶融亜鉛めっき鋼板 t=0.35 (NM-8697) 1820 タッピンねじ φ5 50 図.2.4 透視図 13

(3) 屋根耐火 30 分 ( 認定番号 :FP030RF-9258 FP030RF-9259) 品目名 [FP030RF-9258] 木毛パ-ライトセメント板(25 mm~50 mm ) 下地金属及び繊維強化セメント板葺き屋根 図.2.5に金属下地の水平断面図 図.2.6に繊維強化セメント板下地の水平 断面図を示します 木毛パーライトセメント板 t=25~50mm 1820 アスファルトルーフィング 17kg 品以上鉄板瓦棒葺き t=0.4mm 図.2.5 水平断面図 ( 金属下地 : 亜鉛鉄板瓦棒葺き ) 繊維強化セメント板 ( 波板 ) 葺き t=6.3 フックボルト又はチャンネルボルト 木毛パーライトセメント板 t=25~50mm C-100 50 20 2.3 図.2.6 水平断面図 ( 繊維強化セメント板下地 : 波板葺き ) [FP030RF-9259] 木毛パ-ライトセメント板(25 mm~50 mm ) 一重張り 重ね張り及び中空張り野地板ポリエチレンフォ-ム裏張り金属葺き屋根 図.2.7に一重張りの水平断面図 図.2.8に重ね張りの水平断面図 図.2.9に中空張りの水平断面図を示します 屋根葺材ポリエチレンフォーム裏張り t=4.0mm 金属板 ( 着色亜鉛鉄板 t=0.4mm) アスファルトルーフィング 17kg 品以上 図.2.7 水平断面図 ( 一重張り ) 木毛パーライトセメント板 t=25~50mm (QM-9702) C-100 50 20 2.3 14

図.2.8 水平断面図 ( 重ね張り ) 図.2.9 水平断面図 ( 中空張り ) 施工例体育館 倉庫 駅のホ-ム等に使用実績があります 製品の特長 FP030RF-9258 FP030RF-9259 に用いられている木毛パ-ライトセメント (QM-9702 全国木質セメント板工業組合規格 木毛セメント板 JCMS-Ⅱ F1203 を参照 P93) は パ-ライトの混入により木毛セメント板の軽量化にともなう耐火性能の低下を改善しており 軽量で耐火性に優れているだけでなく 従来の木毛セメント板と同様に強靱で高い断熱性能を有しています そのため この木毛パ-ライトセメント板の特徴を十分に活かすことで 屋根耐火 30 分の耐火性能を楽々と満足することができます 1 施工性 FP030RF-9258 は横葺き FP030RF-9259 は縦葺きを標準とし FP030RF -9259 に関しては一重張り 重ね張り及び中空張りでの認定を取得しているため 設計プランや施工に合わせた工法の自由な選択が可能です 15

2 汎用性 FP030RF-9258 FP030RF-9259 ともに 屋根葺材料には多くの不燃材料が認められており 木毛パ -ライトセメント板の厚さも 25~50 mmまでの範囲でご使用いただけるため あらゆる設計に対応が可能です 3 安全性昭和 44 年建設省告示 2999 号別記第 1に規定する耐火構造の屋根の 30 分耐火性能試験に高い水準で合格しています 4 快適空間木毛パ-ライトセメント板は パ-ライトを混入することにより表面を軽く厚く被覆することに成功し 吸音 遮音および断熱性能を維持しながら強度 耐火性を向上させることができ 安全快適空間を得ることができます 主要構成材料主要構成材料を表.2.7に示します 主構成材料 表面材料 防水材料 耐火構造 表.2.7 主要構成材料 FP030RF-9258 金属板 繊維強化セメント板等の不燃材料とする アスファルトルーフィング 17 kg品以上 FP030RF-9259 ポリエチレンフォーム裏張り金属板 *1 屋根 *2 野地板材料木毛パーライトセメント板木毛パーライトセメント板 支持材料 補助材料 たる木 C-100 50 20 2.3 mm以上 母屋 H-200 100 5.5 8 mm以上 T 型ジョイナー厚さ 0.5 mm以上 *1 ポリエチレンフォーム裏張り金属板屋根 金属板 たる木取付ボルトタッピングビス 6φ たる木取付金具 L 型 90 50 4.5 mm キャップ通し吊子亜鉛鉄板厚さ 0.5 mm以上 補助たる木 (FP030RF-9259 の場合のみ使用 ) 着色亜鉛鉄板厚さ 0.4 mm以上 (NM-8647) 塩化ビニル樹脂金属積層板厚さ 0.4 mm以上 (NM-9005~9014) 化粧ステンレス厚さ 0.4 mm以上 (NM-8316~8326) 銅板厚さ 0.4 mm以上 (NM-8586~8595) ポリエチレンフォームポリエチレンフォーム厚さ4mm 発泡倍率 40 倍 密度 0.025g/ cm 3 難燃化ポリエチレンフォーム厚さ 4 mm 発泡倍率 40 倍 密度 0.033g/ cm 3 接着剤ボム又はウレタン系ホットメルト 20g/ m2 *2 重ね張り工法の場合上張りは木毛セメント板使用可 16

標準施工仕様 FP030RF-9258 の施工 (1) 母屋 H 型鋼材間隔は 1,820 mm以下とし 母屋には1 時間耐火被覆を行います ただし 平成 12 年度国土交通省告示第 1399 号第 4 三 ニの規定に該当する ( 天井が準不燃以上の性能を有する場合で床面からの高さが 4m 以上 ) 場合には耐火被覆は必要ありません (2) たる木 C 型鋼材の間隔は 606 mm以下とする たる木はたる木取付金具を用いて母屋に電気溶接で緊結します (3) 野地板 ( 木毛パ-ライトセメント板 ) を C 型鋼の上に敷き 母屋方向接合部に T 型ジョイナ-を入れます (4) アスファルトル-フィングの重ねしろは 100 mm以上必要です (5) 鉄板瓦棒は厚さ 0.4 mmに通し吊り子を取り付けドリリングタッピンねじ (6 φ) によってたる木に固定します 瓦棒間隔は 420 mm以下とします 図.2.10 に標準仕様の透視図を示します 418 mm 418 mm 418 mm 418 mm 418 mm 鉄板瓦棒葺きJIS G 3302( 亜鉛板 ) JIS G 3312( カラー鉄板 ) アスファルトルーフィング17kg 品以上 T 型ジョイナー木毛パーライトセメント板 t=25~50mm 1820 たる木 C-100 50 20 2.3 吊子 606 mm 606 mm 606 mm 母屋 H-200 100 5.5 8 耐火被覆 (1 時間 ) 1820 mm 図.2.10 透視図及び断面図 FP030RF-9259 の施工 (1) 母屋間隔を 1,820 mm以下 たる木間隔を mm以下とし 母屋 たる木には1 時間耐火被覆を行います ただし 平成 12 年度国土交通省告示第 1399 号第 4 三 ニの規定に該当する場合には耐火被覆は必要ありません (2) たる木の上に木毛パ-ライトセメント板 mm 1,820 mmを (25~50 mm ) を敷きます 横方向はたる木で支えビス ( ねじ ) で仮止めし 縦方向はT 型ジョイナ-で接合します 17

(3) 工法 1 重ね張り工法の場合 木毛パ-ライトセメント板の上に補助たる木を 480 mm間隔に並べ たる木にタッピンねじ (5φ 45 mm ) で固定し 補助たる木の間に 455 mm 1,820 mm 25~40 mmの木毛パ-ライトセメント板または木毛セメント板を敷きます 2 中空張り工法の場合 木毛パ-ライトセメント板の上に補助たる木を 480 mm間隔に並べ たる木にタッピンねじ (5φ 45 mm ) で固定します 補助たる木の間に 455 mm 1,820 mm 25~40 mmの木毛パ-ライトセメント板または木毛セメント板を敷きます この際上張り 下張りの木毛パ- ライトセメント板の間には 30 mmに空気層が形成されます 3 一重張り工法の場合 補助たる木を 480 mm間隔に並べ たる木にタッピンねじ (5φ 45 mm ) で固定し 補助たる木の間に 455 mm 1,820 mm 25~50 mmの木毛パ-ライトセメント板又は木毛セメント板を敷きます (4) 補助たる木と木毛パ-ライトセメント板の上にアスファルトル-フィング 17kg 以上を敷き防水します (5) 屋根葺き材の上部のハゼ吊子をかけ タッピンねじで補助たる木に固定します (6) 屋根葺き材は 金属板の不燃材料にポリエチレンフォ-ムまたは難燃化ポリエチレンフォ-ムを裏張りします (7) 棟は金属板の不燃材料の納まりとし なるべく継ぎ目を少なくします (8) 妻及び軒は突き出し長さに注意をし 水切り ケラバ 軒先唐草は不燃金属板とします 図.2.11 に標準仕様の透視図を示します 480 480 480 屋根葺材 ポリエチレンフォーム t=4.0 裏張り 金属板 ( 着色亜鉛鉄板 t=0.4) アスファルトルーフィング 17Kg 品以上 木毛パーライトセメント板 t=25~50(qm-9702) 901 吊子 t=0.8 補助タルキ t=1.0 母屋 H-200 100 5.5 8 耐火被覆 ( ケイ酸カルシウム板 t=25) たる木 C-100 50 20 2.3 耐火被覆 ( ケイ酸カルシウム板 t=25) 1820 図.2.11 透視図 18

2-3. 準耐火構造 (1) 壁耐火 45 分 ( 耐力 )( 認定番号 :QF045BE-9151) 品目名 両面繊維強化セメント板張り(4mm以上) 木毛セメント板(20 mm以上 ) 張り木造 鉄骨造外壁 ( 耐力 ) 図.2.12に水平断面図 図.2.13に透視図を示します 木毛セメント板 t=20mm 繊維強化セメント板 t=4mm 6 シーリング材釘 φ2.0 45 たて材 内装材図.2.12 水平断面図 ( 木造 ) 500 mm以下 500 mm以下 500 mm以下 たて枠木毛セメント板 t=20mm 上枠 内装材 繊維強化セメント板 t=4mm シーリング材 下枠 水切 図.2.13 透視図 19

(2) 間仕切壁耐火 45 分 ( 耐力 )( 認定番号 :QF045BP-9019) 品目名 両面繊維強化セメント板張り(4mm以上) 木毛セメント板(20 mm以上 ) 張り木造 鉄骨造間仕切壁 ( 耐力 ) 図.2.14に水平断面図 図.2.15に透視図を示します 木毛セメント板 t=20mm 繊維強化セメント板 t=4mm シーリング材釘 φ2.0 45 たて材 図.2.14 水平断面図 ( 木造下地 ) 500 mm以下 500 mm以下 500 mm以下 たて枠木毛セメント板 t=20mm 上枠 繊維強化セメント板厚 4mm シーリング材 下枠 図.2.15 透視図 20

(3) 柱耐火 45 分 ( 認定番号 :QF045CN-9014) 品目名 繊維強化セメント板張り(4mm以上) 木毛セメント板(20 mm以上 ) 張り木造 鉄骨造被覆柱 図.2.16に水平断面図を示します 釘 φ2.0 45 繊維強化セメント板 t=4mm 木毛セメント板 t=20mm 柱 図.2.16 水平断面図 ( 不燃下地 ) 主要構成材料 (QF045BE-9151 QF045BP-9019 QF045CN-9014 共通 ) 1 外装材 繊維強化セメント板(NM-8576) 及び化粧繊維強化セメント板 (NM-8577) の厚さは4mm以上とし 幅及び長さは JIS A 5430 に準じます 木毛セメント板(QM-9701) 及び木毛パ-ライトセメント板 (QM-9702) の厚さは 20 mm以上とし 幅及び長さは JIS A 5404 に準じます 2 内装材告示一般指定の間仕切壁の内装材 外装材とします 3 副構成材 留付金具の種類は表.2.8に示す種類の留付金具が使用可能です 表.2.8 留付金具の種類種類呼び径及び長さ ( mm ) 材質備考 鉄丸くぎ スクリューくぎ 2.15Φ 以上 L=38 以上 JIS A 5508 くぎ 自動くぎ打機用くぎ 2.0Φ 以上 L=32 以上 木ねじ 3.1Φ 以上 L=25 以上 JIS B 1112 十字穴付き木ねじ JIS B 1135 すりわり付き木ねじ タッピンねじ 3.5Φ 以上 L=25 以上 鉄製 ( 防錆処理品 ) 又はステンレス製 JIS B 1115 すりわり付きタッピンねじ JIS B 1122 十字穴付きタッピンねじ JIS B 1125 ドリリングタッピンねじ 小ねじ 3.0Φ 以上 L=25 以上 JIS B 1101 すりわり付き小ねじ JIS B 1111 十字穴付き小ねじ フックボルト又はチャンネルボルト 5.3Φ 以上 L=55 以上 21

構造用合板( 外壁 間仕切壁の場合 ) 枠組工法の場合構造用合板有り木造軸組工法の場合構造用合板有り又は無し木質系組立構造の場合構造用合板有り又は無し鉄骨造の場合構造用合板無し ジョイナ-の種類鉄製 ( 厚さ 0.25 mm以上 防錆処理品 ) ステンレス鋼製( 厚さ 0.25 mm以上 ) アルミニウム製 ( 厚さ 0.25 mm以上 ) が使用できます シ-リング材 JIS A 5758 の建築用シ-リング材 JIS A 5756 の建築用ガスケットが使用できます 標準施工仕様 1 柱 間柱その他の垂直部材は 木材または鉄材で造り 外壁面が平滑になるように配置します 必要により 合板等の面材を貼ります 2 水切りを土台の下端に合わせ 水平に取り付けます 3 繊維強化セメント板は 横張りにあっては縦胴縁を 縦張りの場合は横または縦の胴縁を木造下地の場合は 606 mm以下 鉄骨下地の場合は mm以下の間隔に取り付けます また必要な場合は 断熱材を入れます 4 繊維強化セメント板は 繊維強化セメント板標準仕様 ( せんい強化セメント板協会発行 ) に準じ取り付けます 木毛セメント板の取り付けは 全国木質セメント板工業組合の仕様とします その他の施工については 準耐火建築物の防火設計指針 に準じます 22

2-4. 防火構造 (1) 鉄骨防火構造 ( 認定番号 :PC030BE-9026) 品目名 繊維強化セメント板 木毛セメント板張鉄骨防火構造 図.2.17に水平断面図を図.2.18に透視図を示します タッピングねじ H 型ジョイナー : 亜鉛鉄板 30 # タッピングねじ 繊維強化セメント板 t=4mm 以上 木毛セメント板 t=18mm 以上 せっこうボード 図.2.17 水平断面 木毛セメント板 t=20 mm以上 胴縁 水切ジョイナー mm以下 mm以下 せっこうボード t=9.5mm H 型ジョイナー留付金具繊維強化セメント板 t=4mm以上 水切ジョイナー 図.2.18 透視図 23

(2) 木造防火構造 ( 認定番号 :PC030NE-9051) 品目名 繊維強化セメント板 木毛セメント板張木造防火構造 図.2.19に水平断面図 図.2.20に透視図を示します 釘 H 型ジョイナー : 亜鉛鉄板 30 # 釘 繊維強化セメント板 t=4mm 以上 木毛セメント板 t=25mm 以上 図.2.19 水平断面 610 mm以下 610 mm以下 610 mm以下 間柱 水切ジョイナー H 型ジョイナー 木毛セメント板 t=25mm 以上 留付金具 繊維強化セメント板 t=4mm 以上 水切ジョイナー 基礎 図.2.20 透視図 24

主構成材料 (PC030BE-9026 PC030NE-9051 共通 ) 1 繊維強化セメント板は国土交通大臣認定 NM-8576 の繊維強化セメント板及び NM-8577 の化粧繊維強化セメント板に該当するものを使用します また 木毛セメント板は国土交通大臣認定 QM-9701 木毛セメント板及び QM-9702 木毛パ-ライトセメント板に該当するものを使用します 2 製品の形状 寸法繊維強化セメント板の厚さは 4.0 mm以上とし 幅および長さは JIS A 5430( 繊維強化セメント板に準じます 3 組成表.2.9に組成を示します 表.2.9 組成種類組成繊維強化セメント板 JIS A 5430 に準ずる木毛セメント板 JIS A 5404 に準ずる 4 構成材料留付金具の種類は表.2.10に示す種類の留付金具が使用できます 表.2.10 留付金具の種類種類呼び径および長さ ( mm ) 材質備考釘 #16 以上 JIS A 5508 自動釘打機用釘 2.1Φl=38 以上鉄製 ( 防錆処理品 ) また JIS B 1112 木ねじ 3.5Φl=32 以上はステンレス製 JIS B 1135 チャンネルボルト 6.0Φl=55 以上ジョイナ-の種類は鉄製 ( 厚さ 0.25 mm以上 防錆処理品 ) ステンレス鋼製( 厚さ 0.25 mm以上 ) アルミニウム製( 厚さ 0.25 mm以上 ) が使用できます 標準施工仕様 1 繊維強化セメント板 木毛セメント板は接着することなく現場にて木造軸組に取り付けます 2 外装材である繊維強化セメント板と下地材の木毛セメント板の縦横のジョイント部は重なることのない様に施工します 3 木造軸組間隔は 1.820 mm以下とし 木毛セメント板は皿頭木ねじまたは釘で仮留めします 4 木毛セメント板を仮留め後 繊維強化セメント板を取り付けます 繊維強化セメント板の取り付けは 繊維強化セメント板標準仕様 ( せんい強化セメント板協会発行 ) とします 25