6 指導計画 (7 時間扱い ) (1) 単元の 1: 字手紙 のねらいの確認と受取人決定指導計画 2: 手紙の基本知識の確認と書くことの内容の整理 3: 時候の挨拶作成 ひと文字練習と下書き 4: ひと文字練習と下書き 5: 相互評価 推敲 ( 本時 ) 6: 推敲および清書 7: 清書と宛名書き

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Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

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4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

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自己紹介をしよう

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

いろいろな衣装を知ろう

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英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

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5 主体的 対話的で深い学びの視点 (1) 主体的な学びとしての視点主体的な学びとして 本単元ではプレゼンテーションを作成する段階で 聞き手の関心を最大限ひきつけることができるようなテーマの設定を生徒たち自身に行わせたい このことにより 教師から与えられたテーマではなく 自分たち自身もより興味 関心

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解答類型

伝わっていないと感じられたなら 繰り返し述べたり分かりやすく言い換えたりすればいいこ とも学ばせたい また 聞いて得た情報を整理して組み立てる段階 スピーチメモを作る段階 練習の段階 それぞれの段階で 互いに考えた内容を伝え合い 質問や助言などの意見の交流をすることでよりよいスピーチをめざしたい 発

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(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

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主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

第1学年国語科学習指導案

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平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

H30全国HP

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国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

5. 単元について本単元は,2 年生 1 学期に学習した ともこさんはどこかな から引き続いての 話す 聞く の学習である ともこさんはどこかな では, 大事なことを落とさずに話したり聞いたりできるようにすることをねらいとして学習してきた 本単元では, これに加えて互いの話をしっかり聞いてやり取りを

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

数学○ 学習指導案

国語科学習指導案様式(案)

ことが大切である 本単元では, 児童にとってもっとも身近な存在である父親や児童が選んだ相手に手紙や暑中見舞いを出すことで, 気持ちを伝える学習ができるように工夫する この学習を通し, 障害児学級の児童の感情表現を豊かにし, 人とのかかわりを広げることにつながっていくと考える (4) 個に応じた支援に

補充資料 2-1 単元 Let's Read 1 の指導展開案 (1) 単元 Let's Read 1 A Magic Box 1 の指導展開案(1/5 時間 ) (1) 目標 物語を読んで 場面展開を読み取ることができる 昨日の日記 というトピックに基づき 自分について英語で書いて表現できる (2

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

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第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

3 題材の目標 (1) (2) 4 題材の評価規準 ( 指導要録の四つの観点 ( 生活や技術への関心 意欲 態度 ) から題材の学習を通して目指す生徒の姿を示します ) 文章の語尾は 評価規準の作成, 評価方法の工夫改善のための参考資料 ( 中学校技術 家庭 ) 平成 23 年 11 月 ( 国立教

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第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

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第○学年 ○○科指導計画

作中の価値観や人生観がどのように異なっているか または同じところはどこかなどを考えさせる 枕草子 については主に季節感を捉えさせ 自分の季節感を記述し発表したり 互いに鑑賞し合ったりする学習活動としていく さらに 矛盾 では 漢文に慣れるとともに様々な故事成語について知識を深め 我が国の文化に根ざし

理科学習指導案

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平成23年度東京都教育研究員  地区発表公開授業

5 単元について (1) 教材観本教材 だいじなことをれんらくしよう は 学校紹介に向けて児童が学校の先生に情報を伝達したり インタビューしたりする インタビューして得た情報を園児に向けて分かりやすく説明できるように 台本を考え 聞き合い よかったところや改善点を見つけていく 実際に 3 学期に園児

具体的な場面を設定し 実際に整理 整頓の計画を立てることで 実生活に繋げていくことができる よう指導していきたい また 第 3 次には環境とのかかわりについても押さえ 広い視野で考えられ るようにしていきたい 3 題材の目標 身の回りの整理 整頓に関心をもち 気持ちよく過ごそうとする 家庭生活への関

新潟市立亀田西中学校

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○数学科 2年 連立方程式

3 人権教育の視点英語科の授業を通して 文化や習慣には多様性があることを理解させる そしてその中から 表現の仕方の違いや考え方の違いに気づかせ 互いに違いを認め合い尊重しながら共に生きようとする態度 他者 文化に興味 関心をもち 良い人間関係を築きながら生活する力を持った生徒を育成したい そこでこの

グリーン家の人々

指導内容科目国語総合の具体的な指導目標評価の観点 方法 読むこと 書くこと 対象を的確に説明したり描写したりするなど 適切な表現の下かを考えて読む 常用漢字の大体を読み 書くことができ 文や文章の中で使うことができる 与えられた題材に即して 自分が体験したことや考えたこと 身の回りのことなどから 相

問い1, 問い2のどちらも誤答した児童は, しかし や ~が というような逆説の接続詞の意味を読み取ることができずその前に書かれている内容を選択している また, 問い3では, 文章の一部を読んだだけで答えを選択している児童が多かった これらのことから, 本学級の児童は, 接続詞の意味をしっかりと捉え

国語科学習指導案

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

第4学年算数科学習指導案

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

いきたいと考える 第二に ビデオに撮ったインタビューの様子を繰り返し見て振り返ることで パターンに沿った質問だけでなく 自分なりの質問を考える活動に発展させていきたい そのために ビデオ視聴による振り返りを3 回行う また 自己評価だけでなく 他者評価により互いの良さを確認することで 話すことへの自

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

平成 30 年 1 月平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果と改善の方向 青森市立大野小学校 1 調査実施日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) 2 実施児童数第 6 学年 92 人 3 平均正答率 (%) 調 査 教 科 本 校 本 県 全 国 全国との差 国語 A( 主として知識

人的環境の整備 教師 友達 分かりやすい説明の手本となるように, 話す速さや声の大きさを意識して簡潔に話したり, 話すポイントを視覚的に示したりする 道案内の手順を知ることや説明原稿の作成に時間が掛かった場合は, 教師間で役割分担しながらアドバイスする グループ内での自分の役割が明確になるように,

英語科指導案

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第 6 学年算数科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 校時対象第 6 学年 組 名学校名 立 小学校授業者 1 単元名 速さ ( 学校図書 6 年上 ) 2 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 3 単元の評価規準 単元の評価規準 ア算数への関心 意欲 態度 速さを

第4学年  国語科学習指導案 

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

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3 学校教育におけるJSLカリキュラム(中学校編)(国語科)4.指導案 6 報告文を書いて発表しよう

第1学年国語科学習指導案

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知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

し, 定期的に評価することで 自己の考え を自覚する場面を意図的に設定している 本教材の学習においては, 様々な情報の中から必要な情報を取り出し, 整理 分析し, それに基づいた自分の考えを表現する活動を通して, 自己の考えの深まりや広がり を実感させることによって, 課題改善につなげたいと考えてい

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

数学科学習指導案 1 次方程式 ( 中学校第 1 学年 ) 神奈川県立総合教育センター < 中学校 高等学校 > 数学 理科授業づくりガイドブック 平成 22 年 3 月 問題つくりを題材として取り上げ 身近な生活の中にある数量関係を見いだし それを基に文章題を作らせる指導によって 自ら具体的な事象

20情報【授業】

書いたものを発表し合い 表現の仕方に着目して助言し合うこと 本単元では 経験したことや想像したことを基に俳句をつくり 互いに読み合う言語活動を行う 身近な情景や生活の中での出来事を捉え 俳句の特徴を生かした創作を行うことによって 言葉の調子やリズムに親しみ 凝縮した表現で捉える面白さや楽しさを味わわ

高等学校第 2 学年保健体育科学習指導案 日時 : 平成 25 年 月 日 ( ) 第 校時対象 : 東京都立 高等学校第 2 学年 組男子 名 1 単元名 体つくり運動 2 単元の目標 (1) 次の運動をとおして 体を動かす楽しさや心地よさを味わい 健康の保持増進や体力の向上を図り 目的に適した運

第1学年国語科学習指導案

4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 話すこと 学習指導要領ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 都立工芸高校学力スタンダード 300~600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に 英語

第 3 学年メディア コミュニケーション科学習指導案 授業者池田恭浩 1. 日時平成 28 年 11 月 25 日 ( 金 ) 5 校時 (13:40~14:25) 2. 学年組第 3 学年 1 組 34 名 3. 場所 3 年 1 組教室 4. 単元名 短くまとめて伝えよう ~ 紙しばいを使って

第3学年 総合的な学習の時間 学習指導案

Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

2010 年 7 月 18 日 ( 土 ) 英語科指導法 Ⅲ 模擬授業 2 学習指導案 第 2 学年英語科学習指導案 日時 :2010 年 7 月 18 日 ( 土 ) 第 4 時限目学年 : 第 2 学年場所 : 共通教育棟 3 号館 3F 332 教室授業者 : B082G031X 菊田真由 1

Transcription:

国語科学習指導案 平成 20 年度長期研究員富田健一 1 日時平成 20 年 10 月 23 日 ( 木 ) 第 5 校時 2 学年 組第 1 学年組 37 名 3 単元名 字手紙 を書こう 4 単元目標 目的や相手を意識し 自分の気持ちを的確に伝える手紙を書く 文字の整え方 バランスのとり方に注意し 目的や相手に合った文字を書く 5 単元設定理由 本校生徒は 素直であり 人なつっこい性質を持つ者が多い 様々なことに興味を持ち 意欲的に取り組むが 飽きっぽく集中力が長続きしないという面も目立つ 研究にあたり 1 学期に本校第 1 学年生徒 185 名を対象にしたアンケート調査を実施した その内容は 主に手で文字や文章を書くことに関する意識を探ったものである 手書き で書かれた手紙などが 自分の気持ちを伝える手段に適すると挙げた生徒は 49.8% 相手の気持ちがよく伝わる手段であると挙げた生徒は 57.3% に及んだ この回答結果を受け 手紙という教材を使えば 生徒は 文章を書く力を伸ばすための学習に 関心を持って取り組むことが出来ると考えた また 字を上手に書きたいと思っている割合は とてもある ある を合わせると約 90% になった この結果を受け 字の上達を望む意欲をいかし 書写の能力を高めていくには 書写指導 により 文字を整えて書く技術やバランスの取り方などを丁寧に指導する必要があると考えた なお 中には字を書くことを面倒に思っている生徒も約 30% いた この結果に 冒頭に記述した生徒の状況を併せて考えると 書写指導 という集中力と忍耐力を比較的多く必要とする活動は 帯単元にして少しずつ継続して行う形で指導することが良いと考えた 本校生徒のアンケート結果からも 手で書くこと で気持ちを伝えやすくなることが言えるのではないだろうか 手で書くこと は 気持ちを伝える手段になるだけでなく 自分の考えを整理し まとめるということにも効果を感じている人も少なくない 手で書くこと は文章を書くことにも影響があると考える 新学習指導要領 書くこと 領域の指導事項例には 第 2 学年のものではあるが 社会生活に必要な手紙を書くこと が挙げられており 手紙 という教材は 手紙の一般常識を指導するとともに 自分の心情を効果的に相手に伝える力をはぐくむのに有効であると考えられる ここに設定した 字手紙 を書こう という単元は 手紙を書こう という単元に工夫を加えたものである 手紙は 自分の気持ちを相手に伝えるものであるが 字手紙 は生徒が自分の気持ちを表すのに適するひと文字の言葉を選び その文字を選んだ理由を手紙の形式に合わせて書き表すというものである 気持ちを絵ではなく 文字で表すというところに工夫がある そして 手紙を受け取る 相手 を念頭に置かせ 具体的な場面設定のもと エピソードを交えさせながら 文字選択の理由を挙げさせ 敬語などの使い方に注意させて 簡潔な文章で書き表させる さらに 帯単元の書写指導で学ばせた知識や技能をいかし 相手意識を持たせて ひと文字 や手紙の内容にあたる 文章 を書き表させることで 自分の気持ちを相手に的確に伝える力をはぐくむ 字手紙 を書こう という単元は 帯単元化した書写指導ではぐくんだ力を 書くこと 領域ではぐくみたい力につなげていくことを可能にする一つの方法であると考えた

6 指導計画 (7 時間扱い ) (1) 単元の 1: 字手紙 のねらいの確認と受取人決定指導計画 2: 手紙の基本知識の確認と書くことの内容の整理 3: 時候の挨拶作成 ひと文字練習と下書き 4: ひと文字練習と下書き 5: 相互評価 推敲 ( 本時 ) 6: 推敲および清書 7: 清書と宛名書き (2) 単元の評価規準 国語への関心 意欲 態度 書く能力 言語についての知識 理解 技能 字手紙 に関心を持ち 自分の気持ちや思いを進んでまとめ 書き表そうとしている 身近な生活の中から適切な材料を選んで 伝えたい事柄や自分の気持ちや思いを的確に表している 話し言葉と書き言葉の違いや 敬語 時候の挨拶などの使い方を理解して書いている 状況 場面 相手を意識した文字や文章を書き表そうとしている 書いた文章を読み直し 分かりやすい文章にしている 互いの評価 指摘を参考にして推敲している 書写 字形を整え 文字の大きさや配列 配置に注意して書いている

(3) 単元の 太字は 書写指導 の扱い事項評価計画 太枠は本時 1 字手紙 のねらいと授業の流れの説明を聞く 受取人の決定をする 帯単元 筆ペンの使い方 手紙の基本知識の確認をする 手紙を書くため自分の考えや書く内容を整理する 帯単元 ひと文字の練習 時候の挨拶について知り 挨拶文を作る 本文の下書きをする 4 書写 ひと文字を決定する ひと文字を練習する 帯単元 ひと文字の練習 ひと文字の説明の内容について 相互評価を行う 班員からの評価を基に推敲する 帯単元 ひと文字の練習 推敲をする 推敲が終わったら清書をする 帯単元 ひと文字の練習 本文の清書をする 宛名書きをして完成させる 7 正しい姿勢で 字形を整え大きさやバランスに注意しながら書いている 宛名書きの注意点を理解して書いている 6 正しい姿勢で 字形を整え大きさやバランスに注意しながら書いている 書いた文章を読み直し 分かりやすい文章にしている 5 正しい姿勢で 字形を整え大きさやバランスに注意しながら書いている 互いの評価 指摘を参考にして推敲している 書いた文章を読み直し 分かりやすい文章にしている 2 筆ペンの特徴を理解し 正しい持ち方で書いている 3 正しい姿勢で 字形を整え大きさやバランスに注意しながら書いている 状況 場面 相手を意識した文字や文章を書き表そうとしている 身近な生活の中から適切な材料を選んで 伝えたい事柄や自分の気持ちや思いを的確に表している 正しい姿勢で 字形を整え大きさやバランスに注意しながら書いている 単元 教材に関心を持ち 授業に臨んでいる 単元 教材に関心を持ち 自分の気持ちや思いを進んでまとめ 書き表そうとしている 身近な生活の中から適切な材料を選んで 伝えたい事柄や自分の気持ちや思いを的確に表している 手紙の基本的な様式などを理解している 話し言葉と書き言葉の違いや 敬語 時候の挨拶などの使い方を理解して書いている 時学習内容評価項目国語への関心 意欲 態度書く能力言語についての知識 理解 技能

7 本時の展開 (1) 本時の目標 他者からの評価を参考にして 文字選択の理由が明確に書かれているか 相手に的確に伝わるための文章になっているか推敲をする 他者からの評価が 文章推敲のよい手立てであることを学ぶ (2) 本時の指導過程 過 程 学習活動 指導内容 指導上の留意点 評価観点 筆ペン配付 帯単元 書写活動 姿勢 字形などに重点をおいて 文字が未決定の生徒へは 決定 書写活動 筆ペンでひと文字練習をする 机間指導をする のための助言をする 練習が進ま言語ない生徒へは 中心取りなどの具 ( 観察 ) 体的な補助をする 導入 相互評価の説明を聞く 相互評価の方法などの説明を わかりやすく 簡潔に行うことを する 心がける 必要な教具などを取りに来るよ班隊形を作らせ 明らかな隊形無うに指示する 視などの問題等があれば指導をする 展開 班の中で順番を決め 1 番か 発表者 評価者 ( 聞いている生徒 ) 書く能力 ら順に発表を行う ひと文字 の態度も大切であることを意識 ( 観察 ) を 班員に見せて なぜその させる 文字にしたのか説明する 見せる文字は練習中のもので構わないので 文字の巧拙に関して 聞いている生徒は 発表者の は評価しないことを伝える 説明は文字と理由が合っているか 選んだ気持ちが伝わっ 質問があれば 付箋に書く前に行 たか等の評価を付箋に書く い 答えてもらうようアドバイスをする 全員発表終了後 班員からの自分の評価の書いてある付箋 文字選択理由が具体例を挙げて 書く能力 評価を参考に推敲をする を丁寧に読ませ どこを直すの 書かれているか等の推敲のポイ ( 観察および かを よく考えさせる ントを的確に示す 下書き用紙 ) 推敲活動 1 赤ペン入れでチェックを行う 2 読み直しをして 確認を行う 3 下書きに移る 下書き用紙は 推敲の跡が残るように 赤ペンなどを使うよう指示しておく 残り時間が 5 分になったところで全体に声をかけ 作業を終わらせるように指示する 筆ペン回収 まとめ次回の予告を聞き 自分の進次回の予告を行う 授業は残り2 回なので 最後の授度を確認する 次回は下書きから清書に移る時業に宛名書きが行えるように 次間であることを伝える 回から封筒や切手を持参しておくように指示しておく

(3) 本時の観点別評価 言語についての知識 理解 技能 学習活動における評価規準 正しい姿勢で 字形を整え 大きさやバランスに注意しながら書くことが出来る A 評価 ( 十分満足 ) と判断した具体的な状況例 既習のプリントを確認するなど主体的に授業に取り組み 正しい姿勢をとり 字の大きさやバランスに注意しながら書くことが出来ている C 評価 ( 要努力 ) と判断した生徒への具体的な手立て 文字の中心やバランスがわかるように補助をし 姿勢 持ち方などについて 個別に助言を行う 書く能力 学習活動における評価規準 班員からの評価 指摘を参考にして 自分の文章を推敲している A 評価 ( 十分満足 ) と判断した具体的な状況例 自分に対する評価を読み 更に詳しく聞くために その評価の理由を質問するなどして推敲活動を行っている C 評価 ( 要努力 ) と判断した生徒への具体的な手立て 個別指導を基本にし 質問を投げかけながら本人自身にどこを直せばいいのか気付かせる