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いろいろな衣装を知ろう

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自己紹介をしよう

保健体育科学習指導案

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

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うな活動を工夫して設定していく そして様々なバリエーションを体験させる中で何度も want との出会いを児童が繰り返し 自然と want への理解を深めたり want を使 って思いを伝えたりできるようにしたい 単元の目標 積極的にアルファベットの大文字を読んだり I want. の表現を使って 進

5. 評価規準評価の観点コミュニケーションへの関心 意欲 態度外国語への慣れ 親しみ言語や文化に関する気づき 主な評価規準 積極的に表情やジェスチャーを加えて 自分の思いを表現している 言葉だけでなく表情やジェスチャーを加えて コミュニケーションすることの大切さを知る 様々な感情や様子を表す表現に慣

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

24 京都教育大学教育実践研究紀要 第17号 内容 発達段階に応じてどのように充実を図るかが重要であるとされ CAN-DOの形で指標形式が示されてい る そこでは ヨーロッパ言語共通参照枠 CEFR の日本版であるCEFR-Jを参考に 系統だった指導と学習 評価 筆記テストのみならず スピーチ イン

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

< 児童の実態 > 男子 23 名, 女子 12 名, 計 35 名の学級である 男女の仲がよく, 休み時間など活発に遊んでいる様子が見られる いろいろなことに興味を持ち, 集中して努力することができる 最上級生として, 学校の中での活躍も見られるようになっている 学習に対する意欲は高くなってきてい

新潟市立亀田西中学校

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外国語活動の実践 外国語活動におけるコミュニケーションを大切にした活動の工夫 1 単元名 5 年数で遊ぼう ~ How many?~ ( 教材 Hi,friends! 1 文部科学省) 2 目標 積極的に数を数えたり, 尋ねたりしようとする 1~20の数の言い方や数の尋ね方に慣れ親しむ 言語には,

今年度の校内研究について.HP

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

4 展開計画 ( 全 5 時間 ) 時テーマ ねらい活動 内容使用教材 1 タンザニアを知ろう! No.1 アフリカの途上国 タンザニア という国について知る 興味を持ち どんな文化なのかどんな生活をしているのかを自ら調べようとする タンザニアについての基本的な情報を聞く ワークシートパワーポイント

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

単元「英語の世界へようこそ」   英語で自己紹介

このような研究を進める中で はじめは英語での質問に日本語で答えていた児童も徐々に英語の単語で答えるようになり 文章で答えようとする児童も現れてくるようになった 音声を大切にしながら繰り返し聞かせることの成果を感じている 本単元では 授業のウォームアップとして Sit Down Game を行う 担任

も徐々に英語の単語で答えるようになり 文章で答えようとする児童も現れてくるようになった 音声を大切にしながら繰り返し聞かせることの成果を感じている 本単元では 授業のウォームアップとして Sit Down Game を行う 担任と児童のやりとりにおいて 職業を表す単語を繰り返し聞かせていく 歌の間に

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

平成29年度 中学校英語科教育 B校の実践

いきたいと考える 第二に ビデオに撮ったインタビューの様子を繰り返し見て振り返ることで パターンに沿った質問だけでなく 自分なりの質問を考える活動に発展させていきたい そのために ビデオ視聴による振り返りを3 回行う また 自己評価だけでなく 他者評価により互いの良さを確認することで 話すことへの自

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

平成 29 年 10 月 23 日 ( 月 ) 第 2 校時尾道市立日比崎小学校第 6 学年 1 組外国語科指導者 HRT 遠崎且典 JTE 片山奈弥津 単元名 台湾の友達との交流を深めよう ~Welcome to Japan.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 異文化理

学級担任が T1 として授業を進められる環境の工夫 寿都町立寿都小学校 掲示物の工夫 教室環境の工夫 イングリッシュルーム設置の目的 学級担任によるT1の授業で 多様な学習形態で学習することにより 英語に対する児童の意欲を高めることができるようにする イングリッシュルーム活用の頻度 第 3~6 学年

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内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

楽しい外国語活動を目指して

(2) 児童観 ( 省略 ) (3) 教材観本単元では 様々な数の言い方や尋ね方に触れさせていく 韓国語や中国語で 3 を表す言葉の音声が日本語と似ている点や 日本語では ものの数を表すときに様々な助数詞がつく点など 日本語と似ているところや違いを知ることで 言葉の面白さや豊かさに気付かせたい [

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

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1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

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4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

6 年 No.12 英語劇をしよう (2/7) 英語での 桃太郎 のお話を理解し 音読する 導 あいさつをす 挨拶の後 Rows and Columns を交え 天気や時 入 候の確認 既習事項の確認をす (T1,T2) ペンマンシップ ペンマンシップ教材を用いて アルファベットの ジングル絵カー

小学生の英語学習に関する調査

1 高等学校学習指導要領との整合性 高等学校学習指導要領との整合性 ( 試験名 : 実用英語技能検定 ( 英検 )2 級 ) ⅰ) 試験の目的 出題方針について < 目的 > 英検 2 級は 4 技能における英語運用能力 (CEFR の B1 レベル ) を測定するテストである テスト課題においては

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

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児童同士のペアトークやグループ活動などを取り入れる そして自分と友だちの考えの共通点や相違点などに気付かせることで, 自分の考えを伝えることの必要性を感じさせたり, 相手に伝わりやすい表現の仕方を考えさせたりする さらに, 今年度は学級担任の英語使用量の向上を目指した取組を進めており, ジェスチャー

41 仲間との学び合い を通した クラス全員が学習に参加できる 授業づくり自分の考えを伝え 友達の考えを聞くことができる子どもの育成 42 ~ペア グループ学習を通して~ 体育における 主体的 対話的で深い学び を実現する授業づくり 43 ~ 子どもたちが意欲をもって取り組める場の設定の工夫 ~ 4

Microsoft Word - 【提言2】④新聞70(最終).doc

3 学年総合的な学習の時間指導案 ( 小学校 ) 1 単元名 世界の果てまでいって Q 2 単元について本校の第 3 学年では 毎年総合的な学習の時間に国際理解の視点から 世界の様々な国の文化や生活について調べ 11 月に学習発表会 ( 九曜の子発表会 ) を行っている そこで本単元では 全 28

算数科学習指導案

子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

グリーン家の人々

(3) 児童観 本学級の児童数は 36 人で, 素直で学習意欲が高く, 学習課題に熱心に取り組み, 多くの児童が積極的に発表することができる 各教科の学習で取り組んでいるペアやグループ学習では, それぞれの意見を意欲的に伝え合うことができる しかしながら, 自分の考えや意見になかなか自信が持てない児

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

ことが大切である 本単元では, 児童にとってもっとも身近な存在である父親や児童が選んだ相手に手紙や暑中見舞いを出すことで, 気持ちを伝える学習ができるように工夫する この学習を通し, 障害児学級の児童の感情表現を豊かにし, 人とのかかわりを広げることにつながっていくと考える (4) 個に応じた支援に

英語科学習指導案 1 平成 16 年 10 月 26 日 ( 火 ) 第 6 校時 2 年 2 組 D( 男子 6 名 女子 7 名計 13 名 ) 指導者黛ゆかり Andy Fosset 第 1 時間目 (1) 本時のねらい ~ すること と目的語として使われる動名詞の表現に慣れる 英字新聞を話題

3 身近な動作やスポーツ 音楽 遊び等の できる できない という表現を使いながら楽しくゲームやクイズに参加している 6 本単元における研究主題に迫るための手だて (1) 指導方法の工夫ア自分の思いを選択して話す活動単元の第 3 時 第 4 時の活動では 慣れ親しんできた語彙や表現を使い 自分の思い

5 児童の実態本学級の児童は 明るく素直で元気な児童が多い また 与えられた課題に対して意欲的に取り組もうとする姿勢がある 授業中は自ら積極的に発言できる児童がいる中で 促されるまで発言しない自分の考えを全体の前ではっきり話すことに抵抗のある児童もおり 多くの授業で発言する機会を設定してきた 読み書

生徒の活動

解答類型

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す


Ⅰ 小学校外国語活動の基本的な考え方 小学校ではコミュニケーションの素地を養いましょう 社会や経済のグローバル化が急速に進展し 異なる文化の共存や持続可能な発展に向けて国際協力が求められるとともに 人材育成面での国際競争も加速していることから 学校教育において外国語教育を充実することが重要な課題 小

第 3 学年 学級活動学習指導案 平成 18 年 6 月 30 日 ( 金曜日 ) 第 5 時限指導者二階堂聡 1 題 材 夏休みに向けて1 学期の学習を振り返ろう 2 題材について 生徒にとって, 夏休みの過ごし方はそれぞれである 部活動に熱中する生徒, 夏期 講習に参加し, 学力向上に努める生徒

4 研究成果物 小学校外国語活動学習指導要領 ( 案 ) 1 目標外国語を通じて 言語や文化について体験的に理解を深め 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り 外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しませながら コミュニケーション能力の素地を養う 2 内容 第 1 学年および第 2 学

小学校の新たな外国語教育における新教材関係資料(学習指導案例・第3・4学年)

3 学校教育におけるJSLカリキュラム(中学校編)(国語科)4.指導案 6 報告文を書いて発表しよう

5. 単元について本単元は,2 年生 1 学期に学習した ともこさんはどこかな から引き続いての 話す 聞く の学習である ともこさんはどこかな では, 大事なことを落とさずに話したり聞いたりできるようにすることをねらいとして学習してきた 本単元では, これに加えて互いの話をしっかり聞いてやり取りを

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(3) 文語の決まりや音読の仕方を知り, 古文を音読して古文特有のリズムを味わいながら古典の世界に 触れ, 古典には様々な種類の作品があることを知ることができる ( 伝統的な言語文化と国語の特質 に関する事項 ) 3 本単元における言語活動 昔話とその原典である古典を読み比べ, その内容の違いや古文

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3 英語を使えるようになりたいですか そう思う 16 人 どちらかといえばそう思う 6 人 どちらかといえばそう思わない 0 人 そう思わない 1 人 4 学校の中で ALT の先生に進んで話しかけて いますか 話しかける 16 人 ときどき話しかける 6 人 あまり話しかけてない 0 人 ほとんど

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

Microsoft Word - 社会科

17 石川県 事業計画書

平成 29 年度志真志小学校の取り組み 1 研究主題 主体的に学ぶ意欲を育てる学習指導の工夫 ~ 聞くこと 話すことの体験活動を通したコミュニケーション能力の育成を目指して ~ 2 研究主題設定の理由小学校学習指導要領の外国語活動では 小学校段階での音声言語による聞くこと話すことを中心としたコミュニ

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外国語活動(5年)学習指導案

第 3 学年 3 組外国語活動指導案平成 30 年 11 月 14 日 ( 水 )5 校時指導者飯島加奈子 ( 英語専科 ) 場所 3-3 教室 1 単元名 What s this? ~ 松江のおすすめクイズを作ろう ~( Let s try! 1 Unit8) 2 単元の目標 コミュニケーションへ

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

指導内容科目国語総合の具体的な指導目標評価の観点 方法 読むこと 書くこと 対象を的確に説明したり描写したりするなど 適切な表現の下かを考えて読む 常用漢字の大体を読み 書くことができ 文や文章の中で使うことができる 与えられた題材に即して 自分が体験したことや考えたこと 身の回りのことなどから 相

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

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第 6 学年外国語活動指導案 日時平成 25 年 10 月 4 日 ( 金 )5 校時場所 2 階ワークルーム指導者 HRT 佐藤香里 1 単元名 Hi,friends!2 Lesson5 Let s go to Italy. 2 単元の目標 自分の思いがはっきり伝わるように おすすめの国について発

トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

Transcription:

研究テーマ 相手意識をもち, 自信をもってコミュニケーションを図ろうとする態度を育成する英会話指導の在り方 ~ 小中の円滑な接続を可能とする文字指導を通して ~ 1 主題設定の理由水戸市では, 平成 16 年度から 水戸市幼小中英会話特区 として, 平成 21 年度からは小中学校で 教育課程特例校 として, 全学年で英会話教育に取り組んできた 幼稚園では 英語に触れる 小学校低学年では 英語に親しむ 中学年では 英語に慣れる そして, 高学年では 英語を使う ということを中心に行ってきている これらのことを経て, 中学校では4つの技能 ( 聞くこと 話すこと 書くこと 読むこと ) の育成を図るのだが, 中学校に入学して間もない時点ですでに個人差があるのが現状である 小学校段階での活動は 聞くこと 話すこと の言語活動に重点を置くこととされているが, 中学校外国語科での活動では, これらの2つの技能と併せて新たに 読むこと 及び 書くこと も取り扱うこととなる 中学校に入学と同時に,4つの技能を一度に取り扱うこととなる点に指導上の難しさがあるのではないかと考えた このようなことから, 中学校での 書くこと 読むこと の学習につなげるために, 小学校高学年から文字と音声を意識させた活動を取り入れることで, 中学校との円滑な接続が図れるのではないかと考え本主題を設定した 2 研究のねらい小中の円滑な接続のために, 第 6 学年の Introducing において, 書くこと を取り入れた授業の実践を通して, 小学校外国語活動における文字指導の有効性について究明する 3 研究の仮説第 6 学年の Introducing での 書くこと における中学校の学習内容を見据えた文字学習を実感していけば, 児童が相手意識を高め, 自信をもってコミュニケーションを図ろうとする態度を育成することができるようになるであろう 4 研究の内容 (1) 基本的な考え方小中の円滑な接続に向けての基本的な考え方として, 相手意識と小中連携を意識した文字指導が重要であると捉える 1 相手意識について学習活動において, 自分の気持ちを相手に伝え, 相手の主張や気持ちを理解し, 接点を見いだしていくことは大切である そのため, 言語を適切に使えることに加えて, 伝えるための工夫や努力が必要とされる これらは 相手意識, をもつことによって生まれる つまり, これはコミュニケーション能力であり, 小学校外国語活動で育てたい力である 英語の楽しさを実感するコミュニケーション活動によって, 児童は英語で自分のことを相手に伝え理解してもらう喜

びを感じ, 外国人とコミュニケーションする意欲がはぐくまれる そして, もっている知識や能力をもとに積極的に自分の気持ちを表現し, 理解し合えるまでになると考える 2 小中連携を考えた文字指導について小中が連携し, 継続的な英語教育を行うには, 小中の教員が互いの教育内容や指導方法, さらには, 小中連携の在り方について共通理解を図ることが重要である 水戸市では, 小学校 中学校の教員の相互の授業参観を奨励している また, 年に数回の情報交換の場を設けている そこで分かるのは, 教師の意識の違いである 小学校外国語活動を通して育てたいこととして, 小学校教員は 態度 の育成に重きを置いている ( 表 1) これは, 小学校の英会話活動の目標に コミュニケーションを図ろうとする態度の育成 や 英語に慣れ親しむこと を置いていることからであろうと考えられる いっぽう, 中学校教員は アルファベットを読む ローマ字を習得する など中学校での 読むこと や 書くこと につながる技能を小学校活動で育ててほしいと願っている ( 表 2) 中学校の英語学習にスムーズに移行していくためにも, 今後, 小学校外国語活動における 望ましい文字指導の在り方 を検討していかなければならない (2) 主題に迫るための場の工夫 1 相手意識をもつための場の工夫ア相手意識を持つ場の設定 相手に伝える ということを意識した単元の課題設定 課題解決のためのインタビュー 会話を取り入れた学習活動 伝える ことに視点を置いた発音練習イ話合いの場の設定 スムーズに話合いを進めるためにリーダー児童を全グループに設置 ( リーダー児童 : 英語を習っている児童, または英会話の学習に意欲的な児童 ) ウ表現する場の設定 書くこと 話すこと これらの活動のために HRT, AET からの助言 音声と文字との関係を意識しながらの発音練習 アイコンタクト, 声の大きさ, ジェスチャーなどを考えた発表エ評価し合う場の設定 目的に応じた自己 相互評価の場 2 小中連携を考えた文字指導の工夫ア方法の検討 相手意識 目的意識に応じた単語や文を書く学習( 実践 1) 相手に伝えるために英語で話す学習( 実践 1 2) アルファベットを読んだり書いたりする学習( 実践 2) フォニックスを取り入れた学習 Hi,friends! を使用した学習 (3) 授業の実践 1 単元名新しい AET に 大場 を英語で紹介しよう

Introducing Oba 2 授業時数 13 時間 ( 平成 27 年 4 月 ~7 月 ) 3 指導に当たって大場小学校の AET は, 今年来日した新しい AET である 早く日本での生活に慣れたいという AET の思いと, 早く AET と親しくなりたいという児童の思いを汲み, 年間指導計画にある自己紹介に合わせて, この単元を設定した 本校の第 5 6 学年の児童は24 名 (5 6 年各 12 名 ) である 英会話の授業では, 臆することなく大きな声で英語を話す 英語を書いたことがある児童も多く, アンケートでは, 図工の作品作りやポスターを描くときに, 英語を書くという経験をしている児童が多い しかし, 自分の名前や文を書いた経験が少ないという児童が多いのも現状である 英語で自分の名前や文を書いてみたいかという質問においては,82% の児童が書きたいと答えている 書きたくないという児童は, 書く必要がない, 自信がないといった理由である そこで, この単元では, 自分の名前や身近な題材である 大場 について, 音声と文字を関連づけながら学習していき, 児童の 書くこと における抵抗感を少しでも軽減したいと考えた また, 発音しながら書くことで, 文字と発音の関連性に気付く力を育てたいと考え, 単元を設定した < 実践 1について> (1) 単元の目標と評価の観点 自分の名前のつづりを知り, 積極的に使おうとしている ( 関心 意欲 態度 ) 相手意識をもって, 自分の名前のアルファベットを書いたり, 発音したりしようとする ( コミュニケーション能力 ) (2) 活動計画 (4 時間扱い ) 相相手意識をもつ場の設定表表現する場の設定 話話合いの場の設定表評評評価し合う場の設定 時 1 2 3 4 主な活動主な言語材料 アルファベットの発音の仕方を知る 自分の名前のつづりを知る 相表 自分の名前を英語で読んだり書いたりする 表話評 自分の名前に必要なアルファベットを集める ショッピングゲーム相表評 自分の名前を英語で書いた名刺を作り AET に渡す 表話 アルファベット大文字 小文字 ショッピング時の会話 A:May I help you? B: Yes,please. Big m, please. A:How many? B: One,please. A:Here you are. B: Thank you. A:You re welcome. ショッピングゲームについて 1 自分の名前を英語で書く 2 自分の名前は, どのアルファベットでできているかを書き出す 3ショッピングゲームの中で, 自分の名前が使われているアルファベットをそろえる

( 資料 1 ) ( 資料 2 ) < 実践 2について > (1) 単元の目標と評価の観点 紹介に使う英語表現を知り, 積極的に使おうとする ( 関心 意欲欲 態度 ) 相手意識をもって, 大場 の紹介を簡単な英語で書いたり, 話したりしようと する (2) 活動計画 (4 時間扱い ) 相 時主な 1 ライアン先生に紹介 2 紹介することを調べ 3 紹介することを英語 4 紹介するることを伝ええ 活動 することを決めよう たりインタビューした でまとめよう る練習をよう し りしよう 相話 相 表評 相 表評 < 主な言語活動 > ( コミュニニケーション能力 ) 相手手意識をもつ場の設定表表現すする場の設定 話話合いの場の設定表評評評価しし合う場の設定 My name is ~. Oba, teacher,piano,junior highschool,school など 5 ライアン先生に大場のことを英語で紹 介しよう 相表評 ( 3) 授業の展開学習内容 活動 1 始めのあいさつをする Good morning. How~,What~? 2 フォニックスの練習をする 3 AET に紹介することについての単語の発音練習をする My name is~,oba,teacher,piano, Junior highschool 4 本時の学習課題をつかむ ライアン先生に紹介したいこ とを簡単な英語で書いてみよう 指導上の留意意点 慣れたあいさつををすることで, 一人 一人の児童に自信信をもたせ, 活動の意欲付けをする 音楽のリズムに合合わせながらフォニ ックスを行い, 英語の発音を確認する AETT 発音音の仕方が分かるようにはっきりと発音する HRT 本時は, 紹介することを英語で書く学習

であることを伝える 5 紹介することを英語で書く 大場小は小さいです Oba is small 6 振り返りをする (1) 反省カードに振り返りを描いて発表する (2) 先生方の感想を聞く HRT, AET 文の構成や発音などが分からなかったり不安な児童には, 共に書いたりゆっくり発音したりすることによって安心して活動に取り組めるようにする 進んでいる児童には, 発音の練習を録音し, 自分の発音などを振り返りながら工夫できるように促す 支援を要する児童には, アルファベットの書き方やつづりについて助言する 簡単な英語を使って書いたり発音したりしようとする ( コミュニケーション能力 ) ワークシート 観察 HRT AET 学習課題に沿っ 良かった点を取た振り返りをすり上げるようにるよう助言する する 意欲的に取り組んだことを賞賛をすることで本時の活動に満足感をもたせ, 次時への意欲につなげる 7 終わりのあいさつをする 5 授業の分析と考察 < 実践 1> 自分の名前を書いた名刺を AET に渡しながら自己紹介をするという目的意識があったので, 児童は意欲的に活動に取り組んだ 初めは, 自分の名前の綴りも分からない, 書けない児童が多かったが, 書く回数が増えていくにつれて覚えることができた また, 実際に名前を書くことにより, 大文字と小文字に注目することができた さらに, ショッピングゲームで集めた自分の名前のアルファベットを置き換えて, 様々な読み方をするなど (Eri Rie, Tomo Moto など ), 遊びの中から 読むこと に興味を示していた < 実践 2> 文字や文の構成に気付く児童が, 数人出てきた Name であれば, ローマ字読み ナメ だが, 英語では a を エイ と発音することや, ワークシートを見ながら, です は is ( Be 動詞 ) なのではないかと気付いた児童がおり, グループや学級に知らせる姿が見られた 発表では, 英語らしく言っ

てみよう ということで,AET の発音を真似ながら, 練習した成果を発表できた 6 研究の成果 (1) 外国語活動はじめ言語活動において, 相手意識をもちながら学習することは, コミュニケーション能力を高めるために有効であった (2) 小学校での児童同士 教師の支援を得て行う 書くこと を中心とした学習により, 語彙の広がりや, 文字 音声の関係に焦点を当てる授業ができた (3) 小学校高学年における英会話の学習の中で, 文字を扱う際に, 気付いたことや興味をもったことを教師が丁寧に取り上げながら活動を促すことで, 児童の文字に対する負担感が軽減されると感じた 7 今後の課題 (1) 相手意識をもつ場の設定やフォニックスを取り入れた文字学習の工夫を研究し, 継続性のあるものとしていきたい (2) 中学校との情報共有や授業交流による実態把握と小中学校の連携の強化に努めていきたい < 付録 > 平成 26 年 5 月千波小学校, 千波中学校職員 ( 学級担任 ) 対象アンケートより 表 1 小学校外国語活動を通して育てたい態度 育ってほしい態度 小学校 (25 人 ) 中学校 (11 人 ) 1 相手の目を見て話す 4.70 4.67 2ジェスチャーを付けて話す 4.10 4.00 3 表情豊かに話す 3.72 4.22 4 誰とでも積極的に話す 4.51 4.75 5 会話をつないでいこうとする 3.65 3.98 6AETの話を分かろうとする 4.00 4.23 7 外国の人に積極的に話しかける 4.10 4.00 注 : 最大値 =5.00 最小値 =1.00 表 2 小学校外国語活動を通して育てたい技能 小学校 (25 人 ) 中学校 (11 人 ) 1 簡単な英単語の文字を見て意味が分かる 3.30 3.24 2 英単語を正しく発音する 3.72 3.54 3ローマ字を習得する 3.56 4.24 4アルファベットを読む 3.65 4.43 5アルファベットを書く 3.22 3.58 6 簡単な英文を書く 2.00 2.52 7AETの話の理解 3.96 3.62 注 : 最大値 =5.00 最小値 :1.00