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参考 本資料における用語等の定義 用語 意味 内容等 モバイル NFC サービス MNO ( 移動体通信事業者 モバイル事業者 ) SP ( サービス提供事業者 ) SIM カード ( サブカードの発行先として活用想定 ) UI アプリ アプレット (Applet) MNO-TSM SP-TSM ア

が実現することにより 利用希望者は認証連携でひもづけられた無料 Wi-Fi スポットについて複数回の利用登録手続が不要となり 利用者の負担軽減と利便性の向上が図られる 出典 : ICT 懇談会幹事会 ( 第 4 回 )( 平成 27(2015) 年 4 月 24 日 ) 2. 現状 日本政府観光局

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ご注意ください! ワンストップ特例の申請には マイナンバーの記載と添付書類の提出が必要です 1. 寄附金税額控除に係る申告特例申請書 にマイナンバー ( 個人番号 ) を記入して下さい 記入にあたっては 下記及び別紙記入例を参考にご記入下さい 2. 本人確認と個人番号確認の書類を手元に用意して下さい

3.e-Tax や確定申告書等作成コーナーをどのようにして知りましたか < 複数回答 > ( 件 ) 4. 利用した ( 利用予定 ) 手続 < 複数回答 > ( 件 ) 贈与税については 平成 24 年分の申告から e-tax を利用して提出 ( 送信 ) できるようになりました 2

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医療費控除が変わります!!! 1 領収書の提出等が不要となりました 2 明細書 ( 集計表 ) の提出が必要となりました 3セルフメディケーション税制が創設されました 医療費控除の明細書 ( 集計表 ) を提出することにより 医療費 の領収書の提出又は提示が不要となりました 医療費の領収書は 自宅で

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社会保障 税番号制度の概要 内閣官房作成 基本理念 個人番号及び法人番号の利用に関する施策の推進は 個人情報の保護に十分に配慮しつつ 社会保障制度 税制 災害対策に関する分野における利用の促進を図るとともに 他の行政分野及び行政分野以外の国民の利便性の向上に資する分野における利用の可能性を考慮して行

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世界最先端 IT 国家創造宣言 ( 平成 28 年 5 月 20 日閣議決定 ) ( 平成 27 年 6 月 30 日閣議決定 ) の変更 ( 抄 ) ( 抜粋 ) I. 世界最先端 IT 国家創造宣言に基づくこれまでの成果 1. これまでの代表的な成果 (2) マイナンバー制度を活用した国民生活の利便性の向上 コンビニのキオスク端末による戸籍証明書の交付や 母子健康情報の提供等 国家公務員 IC カード身分証のマイナンバーカードへの一体化 マイナンバーカードの国民への無償配布 II. 国から地方へ 地方から全国へ (IT 利活用の更なる推進のための3つの重点項目 ) 3.[ 重点項目 3] 超少子高齢社会における諸課題の解決 (2) マイナンバー制度等を活用した子育て行政サービスの変革 マイナンバー制度を活用した子育て関連のサービスのワンストップ化の検討 一連の子育て関連手続に関しては 窓口訪問や郵送等なしにマイナンバーカードを用いて一括して手続が行えるようマイナポータルとの今後の連携の在り方も含め検討を推進 (3) IT 利活用による諸課題の解決に資する取組 3 マイナンバー制度を活用した国民生活の利便性の向上 国 地方公共団体の調達情報の共有を開始 マイナンバーカードを用いた国 地方公共団体における調達手続の簡素化や 各種申請手続や定期的な行政手続の簡素化 国民の利便性向上に大きな効果がある業務での利活用案の検討 公的個人認証サービスを活用した法人間取引における権限の認証等の実現に向けた多様なアクセス手段や制度的措置について検討 マイナンバーカードの公的個人認証機能を活用し 官民で連携した仕組みを設け 民間事業者の送達サービスを活用した官民の証明書類の受け取りや子育て支援 引越 死亡等に係るワンストップサービスや テレビ スマートフォン コンビニ端末等を活用した電子的な行政手続等への多様なアクセスを順次実現 利用者証明用電子証明書の海外転出後の継続利用や旧姓併記等の券面記載事項の充実 マイナンバーカードのマイキー部分 ( 公的個人認証機能等 ) を活用した公共施設や自治体ポイントなどの自治体サービスのクラウド使用による効果的 効率的利用促進や当該ポイントの商店街等での利用推進等 可能なものから順次実現 1

世界最先端 IT 国家創造宣言工程表 改定 ( 抄 ) ( 平成 28 年 5 月 20 日高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部決定 ) ( 抜粋 ) 3. [ 重点項目 3] 超少子高齢社会における諸課題の解決 (2) マイナンバー制度等を活用した子育て行政サービスの変革 マイナポータルを活用した子育てワンストップサービスの提供 3 ページ (3)IT 利活用による諸課題の解決に資する取組 3. マイナンバー制度を活用した国民生活の利便性の向上 マイナポータルの構築 利活用 4 ページ 本人確認の連携による官民のオンラインサービスのシームレスな連携 (e-tax ねんきんネット その他民間サービス等 ) マイナンバーカードの普及 利活用の促進 5 ページ 地方公共団体 独立行政法人 国立大学法人等の職員証や民間企業の社員証等としての利用の検討 マイナンバーカードのキャッシュカードやデビットカード クレジットカードとしての利用や ATM 等からのマイナポータルへのアクセスの実現に向けて 民間事業者と検討 医療保険のオンライン資格確認システムを段階的に導入し マイナンバーカードを健康保険証として利用することを可能に 印鑑登録者識別カード等の行政が発行する各種カードとの一体化 各種免許等における各種公的資格確認機能をマイナンバーカードに持たせることについて その可否も含めて検討 民間事業者による空き領域の利用 公的個人認証機能のスマートフォンで読み取り申請の実現や 利用者証明機能のスマートフォンへのダウンロードの実現 マイナンバーカードを利用した 住民票 印鑑登録証明書 戸籍謄本等のコンビニ交付等を利用できる地方公共団体 事業者を拡大し 順次 対象手続きを拡大 また コンビニ交付サービスで構築された電子証明書の有効性確認等の機能を他のサービスでも活用できることとするための検討 利用者証明用電子証明書の海外転出後の継続利用や旧姓併記等の券面記載事項の充実 マイナンバーカードのマイキー部分を活用した公共施設や自治体ポイント等の効果的 効率的利用促進や当該ポイントの商店街等での利用の推進 公的な身分証明書として 官民の本人確認を要する場面における利用 公的個人認証サービスについて 順次 当該サービスを利用した行政手続き等の拡大 見直しを行うとともに 民間事業者への利用の働きかけ 災害発生時や生活再建支援時等における マイナンバー制度を用いたより正確 迅速かつ効率的な避難状況等の把握等に当たっての情報の共有の在り方について マイナンバー制度の見直しも含めて検討 2

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制度の導世界最先端 IT 国家創造宣言工程表 ( 平成 28 年 5 月 20 日改訂 ) 抜粋 マイナンバー制度を活用した国民生活の利便性の向上 1 年度 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 (T利活用による諸課題の解決に資する取組3)I実施スケジュール (3.[ 重点項目 3] 超少子高齢社会における諸課題の解決 ) 短期中期長期イマイナンバー 法人番号の付番 通知準備ナ 通知マイナンバー 法人番号の利用 関係府省庁 ン 総務省 国税庁 マ入バKPI 3マイナンバー制度を活用した国民生活の利便性向上ーイナポータルの構築 利活用整理 総務省 マ情報提供 NWS マイナポータルの構築 内閣官房 総務省 情報提供 NWS マイナポータルの運用 内閣府 総務省 マイナンバーカードの発行枚数 主な機能 内容の検討 内閣官房 トラストフレームワークの検討 経済産業省 携帯電話 CATV を用いた行政サービスの利用に係る技術的課題の 主な機能 内容の検討及び所要のシステム構築 制度見直し 内閣官房 総務省 関係府省庁 自己情報表示 情報提供等記録表示 プッシュ型サービス ワンストップサービス 民間事業者の送達サービスを活用した官民の証明書類の受け取り 電子決済サービス等 ( 再掲 ) 利便性の向上とセキュリティ確保のバランスがとれた認証機能や認証連携の仕組みの検討 構築 内閣官房 総務省 経済産業省 関係府省庁 利用チャネル及び認証手段の拡大に向けた検討 内閣官房 総務省 関係府省庁 公共施設等への端末設置や代理利用の整理等いわゆる情報弱者の利用に向けた対応策の検討 内閣官房 総務省 順次 サービス提供を開始 内閣府 総務省 関係府省庁 自己情報表示 情報提供等記録表示 プッシュ型サービス 子育て支援 引越しや死亡等のライフベントに係るワンストップサービス 民間事業者の送達サービスを活用した官民の証明書類の受け取り 電子決済サービス等 ( 再掲 ) 順次 官民のオンラインサービスのシームレスな連携を開始 内閣府 総務省 関係府省庁 e-tax やねんきんネット等との連携民間サービスとの連携等 順次 利用チャンネル及び認証手段を拡大 内閣府 総務省 関係府省庁 順次 対応策を実施 内閣府 総務省 関係府省庁 マイナンバー制度の活用等による年金保険料 税に係る利便性向上等に関するアクションプログラム に基づく取組の着実な実施 内閣官房 総務省 財務省 厚生労働省 年金 国税 地方税等に関する各種行政手続に係るワンストップ型サービスの提供 ワンクリック免除申請の導入 マイナポータルへの医療費通知を活用した医療費控除の申告手続の簡素化等 4

マイナンバー制度を活用した国民生活の利便性向上イナンバーカードの普及 利活用のの合計が6 千万人を超えるマ促進T利活用による諸課題の解決に資する取組年度 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 (世界最先端 IT 国家創造宣言工程表 ( 平成 28 年 5 月 20 日改訂 ) 抜粋マイナンバー制度を活用した国民生活の利便性の向上 2 実施スケジュール (3.[ 重点項目 3] 超少子高齢社会における諸課題の解決 ) 短期中期長期 マイナンバーカードの交付準備 総務省 マイナンバーカードの交付 総務省 国家公務員身分証の一体化 内閣官房 総務省 関係府省庁 地方公共団体 独立行政法人 国立大学法人等の職員証 民間企業の社員証等としての利用検討促進 内閣官房 総務省 文部科学省 関係府省庁 KPI マイナンバーカードの発行枚数 3)I3暮らしに係る公的サービス及び国家資格等の資格の証明に係るカード類の一元化に向けた検討 印鑑登録者識別カードや施設利用カード等のマイナンバーカードへの一体化等 市町村による独自利用の推進 内閣府 総務省 関係府省庁 を検討 実施マイナンバーカードを利用した住民票 印鑑登録証明書 戸籍謄本等のコンビニ交付等を利用できる地方公共団体 事業者の拡大 対象手続きの拡大の検討 総務省 本人確認手段としての利用に向けた調整 周知 総務省 関係府省庁 キャッシュカードやデビットカード クレジットカードとしての利用や ATM 等からのマイナポータルへのアクセスの実現に向けた民間事業者との検討 内閣官房 総務省 金融庁 経済産業省 医療保険オンライン資格確認システムの整備 厚生労働省 市町村による独自利用の推進 地方公共団体 事業者の参加拡大 検討を踏まえ 順次 対象手続きを拡大 総務省 マイナンバーカードの健康保険証として利用 厚生労働省 ( 再掲 ) 行政が発行する各種カード ( 印鑑登録者識別カード 施設利用カード等 ) との一体化 内閣官房 総務省 関係府省庁 各種免許等における各種公的資格確認機能をマイナンバーカードに持たせることについて その可否も含めて検討を進め 可能なものから順次実現 内閣官房 総務省 厚生労働省 文部科学省 関係府省庁 自動車検査登録事務において公的個人認証機能を活用した提出書類の合理化を実現 自動車検査登録事務における公的個人認証機能の活用 提出書類の合理化等の推進 内閣府 総務省 関係府省庁 民間事業者による空き領域利用のための必要な整備 内閣府 総務省 提出書類の更なる合理化等のための制度上の措置の検討 実施 公的個人認証機能のスマートフォンでの読み取り申請 ダウンロード実現のための技術開発 必要な措置 総務省 コンビニ交付実施団体の人口 利用者証明用電子証明書の海外転出後の継続利用や旧姓併記等の券面記載事項の充実 マイナンバーカードのマイキー部分を活用した公共施設や自治体ポイント等の自治体サービスのクラウド利用による効果的 効率的利用促進や当該ポイントの商店街等での利用の促進など マイナンバーカードの利便性向上策の検討 順次実現 総務省 外務省 経済産業省 法令に基づくものを含め 官民の様々な本人確認を要する場面において利用 総務省 関係府省庁 公的個人認証サービスを利用した行政手続き等の拡大 見直しの検討 民間利用のユースケースの明確化 民間事業者への利用の働きかけ 内閣官房 総務省 関係府省庁 検討を踏まえ 順次 行政手続き等の拡大 見直しを実施 署名検証者の民間事業者への拡大 総務省 関係府省庁 災害時及び生活再建支援における情報共有のあり方検討 内閣官房 関係府省庁 5

人番号の利活用推進 内閣府 関係府省庁 法マイナンバー制度を活用した国民生活の利便性向上T利活用による諸課題の解決に資する取組年度 世界最先端 IT 国家創造宣言工程表 ( 平成 28 年 5 月 20 日改訂 ) 抜粋マイナンバー制度を活用した国民生活の利便性の向上 3 実施スケジュール (3.[ 重点項目 3] 超少子高齢社会における諸課題の解決 ) 短期中期長期 KPI 3)I32013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 ( 内閣府 総務省 関係府省庁 マイナンバーの利活用推進国 地方公共団体が法人に係る情報 ( 調達 免許 許認可 処分 勧告 補助金交付 リコール届出 求人等 ) を公開する際の法人番号の併記及び所要の関連手続の見直しの検討 内閣官房 関係府省庁 法人ポータル の検討 構築 内閣官房 総務省 経済産業省 関係府省庁 既存の法人に係る各種番号との連携による法人情報の利活用方策の検討 内閣府 経済産業省 関係府省庁 ニーズの洗い出し 関係府省庁における具体的検討 必要な制度改正等 国 地方公共団体が法人に係る情報を公開する際の法人番号の併記の徹底 関係府省庁 国 地方公共団体等の既存の法人情報サイトとの連携 API を公開する等 民間事業者等における利活用の促進を図る 関係府省庁 既存の法人に係る各種番号との連携による法人情報の利活用方策の実施 推進 関係府省庁 個人事業主及び法人の支店又は事業所への付番のニーズの洗い出し 実現方法の検討 マイナンバーカード及び法人番号を用いた政府調達における契約までの一貫した電子化に向けた制度的措置及びシステム構築に関する検討 総務省 運用開始 ( 地方公共団体での利用可能化 ) 総務省 地方公共団体に対する助言 情報提供等の支援 災害時のマイナンバー利用や総合窓口等の取組加速 マイナンバーの利用範囲拡大 ( 特に戸籍事務 旅券事務 在外邦人の情報管理業務 証券分野等において公共性の高い業務 ) 等の検討 内閣府 関係府省庁 内閣府 関係府省庁 6

番号の通知 IC

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232 220 28 11 25 28 10 https://www.j-lis.go.jp/rdd/card/bango-ap/cms_bangoap.html 2,000 20,000 HPURLhttp://www.cas.go.jp/jp/seisaku/bangoseido/ 11

2914 28 281215 12

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NTT / / API 14

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マイナポータル 16

http://hojin-info.go.jp 17