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平成 26 年 11 月 コミュニティサイトに起因する 児童被害の事犯に係る調査結果 ( 平成 26 年上半期 ) 警察庁生活安全局情報技術犯罪対策課

Transcription:

報道用資料 株式会社オージーケーカブト 2016 年 4 月 27 日 子どもの自転車ヘルメット 事故などや転倒の際に 頭部の怪我を防げる (92.3%) と認識しながらも 未だ 6 割近くは 未着用 が浮き彫りに ~ 着用義務化施行後 8 年を経て 増加基調ながら着用率は 32~45%~ 株式会社オージーケーカブト ( 本社 : 大阪府東大阪市 CEO: 木村秀仁 ) は 3 月 28 日 ( 月 )~30 日 ( 水 ) までの 春の全国交通安全運動 を前に 3 歳から小学校低学年の子どもを持つ 1,238 人の親を対象に 子どもの自転車 ヘルメット着用と交通安全に関する意識について調査を実施しました 2008 年 6 月 1 日の道路交通法改正により 保護者が児童または幼児を自転車に同乗させる場合や 13 歳未満の 子どもが自身で自転車を運転する際にヘルメットの着用に努めることが明言化されています 今回の調査では 2 年前に実施した同様の調査との比較も行いましたが 義務化施行後 8 年を経てヘルメット 着用率は僅かに増加基調ながら 必ず着用させている 子ども乗せ自転車ユーザーは 44.5% 子どもが自ら 自転車に乗る親の 32.4% に留まっていることがわかりました さらに ヘルメットを持っていない 非保有率はむしろ 増加する という傾向も認められております また関西については 関東より依然低いものの ヘルメットを必ず着用させる が顕著に増加するなど 意識の 改善を示す結果も認められました 調査結果の主なトピックスは以下の通りです トピック 1 子ども乗せ自転車で危ないと感じたことは 他自転車との接触 (42.7%) がトップ バランスを崩す危険も半数以上が経験 トピック 2 ヘルメット 必ず着用 率は 子どもを乗せた親で 4 割台半ば 子ども自身で 3 割ほどと徐々に浸透 しかし ヘルメットを持たない者も増加 トピック 3 年代別にみると ヘルメット 必ず着用 の割合は 未就学児 > 小学校低学年 > 小学校高学年と 年齢が上がるにしたがって低くなることが判明 トピック 4 自転車に乗せた子どものヘルメット着用率は 関東 (51%) に比べ 関西は (38%) と低め しかし 関西は 2 年前より着用割合増加が顕著 トピック 5 子ども乗せ自転車を利用する親の 4 人に 1 人 (27.7%) 子ども自身が自転車に乗る親の半数近く (43.1%) が ヘルメット着用の義務を知らない トピック 6 自転車が車道を走る義務は 8 割以上が知っているが 実際は 7 割弱が主に歩道を走行 また 子どもの 5.7% は 主に車道を走行 調査概要 方法 : インターネット調査期間 :2016 年 3 月 28 日 ~30 日対象 :3 歳から小学校低学年の子どもを持つ親計 1,238 人 1 子ども乗せ自転車を所有し 週に3 日以上利用している親 310 人 2 子どもが自分で自転車に乗る親 928 人

目 次 Q. 自転車に乗せていて ( 乗っていて ) 危ないと感じた経験 P3 約 4 人に 3 人 (73.6%) の親が自転車に乗せていて ( 乗っていて ) 危ない! と感じた経験がある Q. 危ないと感じた経験の内容 P4 子ども乗せ自転車に子どもを乗せていて危ないと感じたことは 他の自転車との接触 (42.7%) が最多 また バランスを崩して倒れそうになったケースも半数以上が経験 Q. 子ども用ヘルメットの着用実態 P5 6 子ども乗せ自転車に子どもを乗せている時 必ず子ども用のヘルメットを着用させる親は 4 割半 (44.5%) と半数以下 子ども自身が自転車に乗る際に ヘルメットを着用させていない ( 持っていない含む ) 親は約 6 割 (58.8%) で 必ず子ども用ヘルメットを着用させている親の 3 割強 (32.4%) の倍近くを占める 関西では子ども乗せ自転車で 必ず子ども用のヘルメットを着用させる親が 4 割以下 (38.1%) と関東に比べ約 13 ポイント低い 必ず着用 割合は 関東 関西の両方で 子どもの年齢が高くなるほど低下している Q. 子ども用ヘルメットの着用理由 P7 着用理由は ほとんど (92.3%) が事故などにあった際に頭部の怪我を防げると思うからと回答 Q. 子ども用ヘルメットの選び方についての認知 P8 子どもの頭にフィットしたヘルメットが選べる ( 選んでいる ) と認識している親は 4 割弱 (37.6%) ヘルメット選びで考慮すべきポイント 日本人 ( を含むアジア人 ) と 欧米人の頭の形の違いについては約 4 割 (40.8%) が知らないと回答 Q. 自転車の走行で気をつけて ( 気をつけさせて ) いること P9 子ども乗せ自転車を運転する際に気をつけていること 子ども自身が自転車に乗る際に気をつけさせていることは 信号を必ず守ること スピードを出しすぎないこと が上位 自転車に乗る子どもを持つ親では ヘルメットを必ずかぶらせる が 3 割強 (31.7%) に留まる Q. 子どもの自転車ヘルメット着用の努力義務についての認知 P10 子ども乗せ自転車を運転する親の 3 割弱 (27.7%) が 乗せている子どもにヘルメット着用の努力義務があることを知らない 一方 子どもが自分で自転車に乗る親については さらに認知が低く 4 割強 (43.1%) が子どもが自転車を運転する際に ヘルメット着用の努力義務があることを知らない Q. 自転車は車道を走る必要がある義務についての認知 P11 8 割以上 (81.9%) が 自転車は車道を走る必要がある義務について認知 しかし 実際には子ども乗せ自転車に子どもを乗せて運転する際に 7 割弱 (67.1%) が歩道を走行 一方 子ども自身が自転車に乗っている際に 5.7% が 主に車道を走行 Q.(2014 2016 年 ) ヘルメット着用率の推移 P12 13 必ず着用 は 2 年間で 2~4 ポイント増加 一方で ヘルメットを持っていない も増加しており 安全重視層と未対策層の両極が増加 但し 関西では 必ず着用 割合の伸びが顕著 Q.(2014 2016 年 ) 頭の形の差異の認識 P14 頭の形の違い認識 + 考慮必要 は 2 年間で 18 ポイントの大幅増 2

自転車に乗せていて ( 乗っていて ) 危ないと感じた経験 約 4 人に 3 人 (73.6%) の親が自転車に乗せていて ( 乗っていて ) 危ない! と感じた経験がある 自転車に乗っていて危ないと感じた経験を聞いたところ 子ども乗せ自転車に子どもを乗せて運転する親 (83.9%) 自転車に乗る子どもを持つ親 (70.2%) と 全体で約 4 人に 3 人 (73.6%) が危ないと思ったことがあると回答 グラフ 1 グラフ 1 自転車に乗せていて ( 乗っていて ) 危ない! と感じた経験の有無 <N=1,238> 単一回答 危ない! と思った経験が何度かある 危ない! と思った経験が一度ある 危ない! と思った経験はない 覚えていない 全体 (N=1,238) 全体 (N=1,238) 55.8 17.8 55.8 17.8 55.8 17.8 危ない! と思った経験計 73.6% 21.3 21.3 21.3 5.1 5.1 5.1 子ども乗せ自転車ユーザー 子ども乗せ自転車ユーザー子ども乗せ自転車ユーザー 62.6 21.3 62.6 21.3 62.6 21.3 危ない! と思った経験計 83.9% 13.5 2.6 13.5 2.6 13.5 2.6 自転車に乗る子どもを持つ親 53.6 16.6 23.9 5.9 自転車に乗る子どもを持つ親自転車に乗る子どもを持つ親 53.6 16.6 危ない! と思った経験 53.6 計 70.2% 16.6 23.9 23.9 5.9 5.9 3

危ないと感じた経験の内容 子ども乗せ自転車に子どもを乗せていて危ないと感じたことは 他の自転車との接触 (42.7%) が最多 また バランスを崩して倒れそうになったケースも半数以上が経験 危ないと感じたことは 他の自転車とぶつかりそうになった (42.7%) が最も多く 駐輪中にバランスをくずして倒れそうになった (34.2%) 車とぶつかりそうになった (32.7%) などが続く 全体のボリュームではバランスを崩して危ないと感じた経験が半数以上を占める結果となった グラフ 2 グラフ 2 危ない! と感じた経験の内容 <n=260> 複数回答 0% 10% 20% 30% 40% 50% 複数回答の合計 % (A) A の有効回答に対する比率 バランスを崩した危ない! なぶっつたか危りなそいう! に 駐輪中にバランスをくずして倒れそうになった 駐輪中にバランスをくずして倒れた 走行中にバランスをくずして倒れそうになった 発車 駐車の際にバランスをくずして倒れそうになった 走行中にバランスをくずして倒れた 発車 駐車の際にバランスをくずして倒れた 他の自転車とぶつかりそうになった 車とぶつかりそうになった 歩行者とぶつかりそうになった 34.2 28.8 24.6 23.8 17.7 15.8 32.7 20.8 42.7 145.0% 96.2% 55.9% 37.1% ぶつかりそうになった危ない! 37.1% その他 2.2% 座席から落ちた危ない! 4.7% バランスをくずした危ない! 55.9% 座危席かならい! 落ちた 子どもが座席から落ちた 子どもが座席から落ちそうになった その他 6.5 5.8 5.8 12.3% 5.8% 4.7% 2.2% バランスを崩した 危ない! 半数以上が経験あり計 55.9% 子ども乗せ自転車に子どもを乗せた状態で 自転車が横に倒れることは子どもにとって大変危険な状態 この危険から子どもを守るために ヘルメット着用が努力目標とされている 4

子ども用ヘルメットの着用実態 *2 年前からの推移は P12~13 をご参照ください 子ども乗せ自転車に子どもを乗せている時 必ず子ども用のヘルメットを着用させる親は 4 割半 (44.5%) と半数以下 子ども自身が自転車に乗る際に ヘルメットを着用させていない ( 持っていない含む ) 親は約 6 割 (58.8%) で 必ず子ども用ヘルメットを着用させている親の 3 割強 (32.4%) の倍近くを占める 関西では子ども乗せ自転車で 必ず子ども用のヘルメットを着用させる親が 4 割以下 (38.1%) と関東に比べ約 13 ポイント低い 子ども乗せ自転車に子どもを乗せて運転する親のうち 必ずヘルメットを着用させている は 4 割半 (44.5 %) に留まった 自転車に乗る子どもを持つ親では 必ず着用 は 3 割強 (32.4%) に留まる その反対に ほとんど着用させていない (9.8%) 全く着用させていない (15.7%) ヘルメットを持っていない (33.3%) を合計すると 約 6 割 (58.8%) となり 必ず着用 の 2 倍近くと大幅に上回る結果となった グラフ 3 関西では 子ども乗せ自転車で必ず子どもにヘルメット着用させているのは 4 割以下 (38.1%) と 関東 ( 同 51.0%) と比べ 13 ポイント下回り 関西でのヘルメット着用率の低さがうかがえる結果となった また 子ども用ヘルメットを持っていない親も 20.6% と関東 (11.0%) より約 10 ポイント上回った グラフ 4 グラフ 3 子ども用ヘルメット着用実態 <N=1,238> 単一回答 必ずヘルメットを着用させている 時々ヘルメットを着用させている ほとんどヘルメットは着用させていない ヘルメットは持っているが全く着用させていない ヘルメットを持っていない 子ども乗せ自転車ユーザー 44.5 44.5 13.2 13.2 9.0 9.0 17.4 17.4 15.8 15.8 自転車に乗る子どもを持つ親自転車に乗る子どもを持つ親 32.4 8.7 9.8 15.7 33.3 32.4 8.7 9.8 15.7 33.3 着用させていない ( 持っていないを含む ) が計 58.8% グラフ 4 子ども乗せ自転車ユーザーのヘルメット着用状況関東関西別 <n=310> 単一回答 必ずヘルメットを着用させている 時々ヘルメットを着用させている ほとんどヘルメットは着用させていない ヘルメットは持っているが全く着用させていない ヘルメットを持っていない < 関東 > 子ども乗せ自転車ユーザー (n=155) 51.0 16.1 7.1 14.8 11.0 < 関西 > 子ども乗せ自転車ユーザー < 関西 > 子ども乗せ自転車ユーザー (n=155) (n=155) 38.1 10.3 11.0 20.0 20.6 38.1 10.3 11.0 20.0 20.6 必ず着用が計 38.1% で関東に比べ約 13ポイント持っていないが10ポイントの開き 5

子ども用ヘルメットの着用実態 ( 年代別 ) 必ず着用の割合は 子ども乗せ自転車ユーザー 子ども自身のどちらも 年齢が高くなるほど低下 特に子ども自身の必ず着用割合は 9~12 歳では関東 20.4% 関西 13.1% と低い 子ども乗せ自転車に子どもを乗せて運転する親のうち 必ずヘルメットを着用させている 割合は 関東では 2~5 歳が 57.3% と半数以上になるが 6~8 歳では 38.5% と 低下が顕著 関西は 2~5 歳が 39.8% ともともと低いが 6~8 歳では 34.6% とさらに低下する グラフ 5 自転車に乗る子ども自身の 必ずヘルメットを着用 割合も 関東 関西のどちらも 年齢が高くなると低下し 特に 9~12 歳の必ず着用割合は 関東 20.4% 関西では 13.1% と低い グラフ 6 [ 参考 ] 大阪府におけるヘルメット 必ず着用 割合は 子ども乗せ自転車に子どもを乗せている親で 2~5 歳 27.9% 6~8 歳 25.0% 自転車に乗る子ども自身では 2~5 歳 36.4% 6~8 歳 29.3% 9~12 歳 4.0% と 関西全体と比べても顕著に低い グラフ 5 子ども乗せ自転車ユーザーのヘルメット着用状況年代別 <N=310> 単一回答 必ずヘルメットを着用させている 時々ヘルメットを着用させている ほとんどヘルメットは着用させていない ヘルメットは持っているが全く着用させていない ヘルメットを持っていない < 関東 > 2~5 歳 (n=103) 57.3 16.5 5.8 9.7 10.7 < 関東 > 6~8 歳 (n=52) 38.5 15.4 9.6 25.0 11.5 < 関西 > 2~5 歳 (n=103) 39.8 6.8 10.7 21.4 21.4 < 関西 > 6~8 歳 (n=52) 34.6 17.3 11.5 17.3 19.2 関東 関西とも年齢が高くなるほど低下するが 特に関東で顕著 グラフ 6 自転車に乗る子どもを持つ親の子どもへのヘルメット着用状況年代別 <n=928> 単一回答 必ずヘルメットを着用させている 時々ヘルメットを着用させている ほとんどヘルメットは着用させていない ヘルメットは持っているが全く着用させていない ヘルメットを持っていない < 関東 > 2~5 歳 (n=103) 65.0 12.6 8.7 4.9 8.7 < 関東 > 6~8 歳 (n=52) 41.9 8.4 11.0 20.0 18.7 < 関東 > 9~12 歳 (n=206) 20.4 6.3 9.7 18.4 45.1 < 関西 > 2~5 歳 (n=103) 47.6 10.7 8.7 11.7 21.4 < 関西 > 6~8 歳 (n=52) 32.9 12.3 9.0 21.3 24.5 < 関西 > 9~12 歳 (n=206) 13.1 5.8 10.7 13.1 関東 関西とも年齢が高くなるほど低下 関西 9~12 歳は 13.1% と低い 57.3 6

子ども用ヘルメットの着用理由 着用理由は ほとんど (92.3%) が事故などにあった際に頭部の怪我を防げると思うからと回答 子どもにヘルメットを着用させている理由としては 子ども乗せ自転車を利用する親 (95.0%) 自転車に乗る子どもを持つ親 (91.1%) ともに 事故などにあった際に頭部の怪我を防げると思うから が圧倒的に多い ( 全体 :92.3%) また ヘルメット着用を義務だと思っている割合は 子ども乗せ自転車を利用する親で 5 割弱 (46.4%) 自転車に乗る子どもを持つ親では 3 割強 (33.0%) に留まる 学校などからの指導があったのは 自転車に乗る子どもを持つ親で 2 割弱 (18.1%) だったが 子ども乗せ自転車ユーザーでは 1 割弱 (7.3%) に留まる グラフ 7 グラフ 7 子ども用ヘルメットを着用させている理由 <n=561> 複数回答事故などにあった際に 頭部の怪我を防げると思うから学校や幼稚園 保育園などから指導があったからヘルメット着用は義務だと思うから周囲の友達が着けているから子どもの好きな色やデザインのヘルメットがあったからヘルメットをかぶるとカッコいいと思うから子どもが自ら着けたいと言ったから夏場の日除け 冬場の防寒対策としてその他 95.0 7.3 46.4 5.6 2.8 0.6 2.2 4.5 0.6 91.1 18.1 33.0 5.0 5.0 1.6 4.2 1.6 0.8 0% 20% 40% 60% 80% 100% 子ども乗せ自転車ユーザー (n=179) 自転車に乗る子どもを持つ親 (n=382) 自転車事故による死傷の原因として最も多い 頭部 の損傷を心配している 全体 :92.3% 7

子ども用ヘルメットの選び方についての認知 子どもの頭にフィットしたヘルメットが選べる ( 選んでいる ) と認識している親は 4 割弱 (37.6%) ヘルメット選びで考慮すべきポイント 日本人 ( を含むアジア人 ) と 欧米人の頭の形の違いについては約 4 割 (40.8%) が知らないと回答 子ども乗せ自転車に子どもを乗せて運転する親の約半数 (44.8%) 自転車に乗る子どもを持つ親の 4 割 (35.2%) が 子どもの頭にフィットしたものが選べる 現在フィットしていると思う と回答 ( 全体 :37.6%) しており 子どもの頭にヘルメットがフィットしていると認識している グラフ 8 しかしながら ヘルメット選びに考慮すべきポイントである 日本人 ( を含むアジア人 ) と欧米人の頭の形の違い については 半数以上 (40.8%) が知らないという結果になった グラフ 9 グラフ 8 頭にフィットした子ども用ヘルメットが選べていると思うか <N=1,238> 単一回答 あてはまるややあてはまるどちらとも言えないあまりあてはまらないあてはまらない 全体 (N=1,238) 全体 (N=1,238) 子ども乗せ自転車ユーザー 9.0 28.7 9.0 28.7 あてはまる計 37.6% 8.7 36.1 32.5 32.5 26.5 16.4 16.4 15.5 13.5 13.5 13.2 子ども乗せ自転車ユーザー自転車に乗る子どもを持つ親 8.7 あてはまる 36.1 計 44.8% 9.1 26.2 26.5 34.5 15.5 16.7 13.2 13.6 自転車に乗る子どもを持つ親 あてはまる計 35.2% 9.1 26.2 34.5 16.7 グラフ 9 日本人と欧米人の頭の違いの認知 ヘルメット選びへの考慮 <N=1,238> 単一回答 13.6 *2 年前からの推移は P14 をご参照ください 頭の形が違うことを知っていて ヘルメット選びの時にも考慮が必要だと思っていた頭の形が違うことは知っていたが ヘルメット選びには関係ないと思っていた頭の形が違うことは知らなかった 全体 (N=1,238) 全体 (N=1,238) 31.7 27.5 40.8 31.7 27.5 40.8 8

自転車の走行で気をつけて ( 気をつけさせて ) いること 子ども乗せ自転車を運転する際に気をつけていること 子ども自身が自転車に乗る際に気をつけさせていることは 信号を必ず守ること スピードを出しすぎないこと が上位 自転車に乗る子どもを持つ親では ヘルメットを必ずかぶらせる が 3 割強 (31.7%) に留まる 自転車の走行で気をつけている ( 気をつけさせている ) ことを聞いたところ 信号を必ず守ること が子ども乗せ自転車を運転する親 (73.5%) 自転車に乗る子どもを持つ親 (73.4%) ともにトップであった 次いで スピードを出しすぎないこと が挙がり 子ども乗せ自転車を運転する親の約 7 割 (71.0%) 自転車に乗る子どもを持つ親の 7 割強 (71.2%) となった ヘルメットを必ずかぶる ( かぶらせる ) こと については 子ども乗せ自転車を運転する親 (44.2%) 自転車に乗る子どもを持つ親 (31.7%) ともに半数以下であり 優先度が低いことがうかがえる グラフ 10 グラフ 10 自転車の走行で気をつけて ( 気をつけさせて ) いること <N=1,238> 複数回答信号を必ず守ることスピードを出しすぎないこと暗くなったらライトを点火すること左折時など 自動車 トラックなどに巻き込まれないように注意することできるだけ広い道を通ること歩道では歩行者を優先すること並進 ( 2 列 3 列になって運転すること ) はしないこと道路の左側を走ることできるだけ慣れた ( よく知っている ) 道を通ることヘルメットを必ずかぶる ( かぶらせる ) こと一旦停止や一方通行など道路標識を守ることできるだけ歩道を走ることできるだけ車道を走ることその他特にない 73.5 71.0 60.0 57.7 53.5 50.6 50.0 48.1 47.4 44.2 38.4 30.0 10.3 1.0 0.3 73.4 71.2 44.4 36.9 34.3 34.9 36.0 35.9 43.8 31.7 44.6 28.0 3.0 1.3 2.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% 子ども乗せ自転車ユーザー 自転車に乗る子どもを持つ親 9

子どもの自転車ヘルメット着用の努力義務についての認知 子ども乗せ自転車を運転する親の 3 割弱 (27.7%) が 乗せている子どもにヘルメット着用の努力義務があることを知らない 一方 子どもが自分で自転車に乗る親については さらに認知が低く 4 割強 (43.1%) が子どもが自転車を運転する際に ヘルメット着用の努力義務があることを知らない 子ども乗せ自転車を運転する親は ヘルメットの着用についての努力義務を 確かに知っていた (41.0%) が約 4 割を占める しかし 知らなかった も 3 割弱 (27.7%) も存在している また 自転車に乗る子どもを持つ親では 知らなかった が 4 割強 (43.1%) となっており 両者で認知に約 15 ポイントの開きが見られた グラフ 11 グラフ 11 自転車に乗る際 子どものヘルメット着用についての努力義務について <N=1,238> 単一回答 確かに知っていた聞いたことがあるような気がする知らなかった 子ども乗せ自転車ユーザー子ども乗せ自転車ユーザー 41.0 41.0 31.3 31.3 27.7 27.7 自転車に乗る子どもを持つ親 自転車に乗る子どもを持つ親 28.7 28.7 28.2 28.2 43.1 43.1 約 15ポイントの開き 10

自転車は車道を走る必要がある義務についての認知 8 割以上 (81.9%) が 自転車は車道を走る必要がある義務について認知 しかし 実際は子ども乗せ自転車に子どもを乗せて運転する際に 7 割弱 (67.1%) が歩道を走行 一方 子ども自身が自転車に乗っている際に 5.7% が 主に車道を走行 自転車は車道を走る必要がある義務についての認知を聞いたところ 子ども乗せ自転車を運転する親 (84.5%) 自転車に乗る子どもを持つ親 (81.0%) また全体では 8 割以上 (81.9%) が知っていると回答 グラフ 12 しかし 普段自転車に乗る時に車道を走るか 歩道を走るか聞いたところ 子ども乗せ自転車を運転する親の 67.1% が主に歩道を走っている 一方 法規的には 13 歳未満の子どもは歩道通行が認められているが 自転車に乗る子ども自身の 5.7% は 主に車道を走っていた グラフ 13 自転車の車道通行義務について 道路交通法の規定では 自転車は 歩道と車道の区別があるところでは車道を通行するのが原則です 但し (1) 道路標識や道路標示で指定された場合 (2) 運転者が 13 歳未満の子ども /70 歳以上の高齢者 / 身体の不自由な方の場合 (3) 車道や交通の状況からみてもやむを得ない場合などは 例外的に歩道を通行することができます グラフ 12 自転車は車道を走る必要がある義務についての認知 <N=1,238> 単一回答 確かに知っていた聞いたことがあるような気がする知らなかった 全体 (N=1,238) 全体 (N=1,238) 子ども乗せ自転車ユーザー 自転車に乗る子どもを持つ親子ども乗せ自転車ユーザー 55.6 55.6 認知計 81.9% 51.9 認知計 84.5% 51.9 56.8 認知計 81.0% 26.3 26.3 32.6 32.6 24.2 18.1 18.1 15.5 19.0 15.5 グラフ自転車に乗る子どもを持つ親 13 自転車に乗っている際 歩道 車道どちらを走らせることが多いか 56.8 <N=1,238> 24.2 単一回答 19.0 主に歩道を主に車道を 車道を走ることがある ことがある 子ども乗せ自転車ユーザー 自転車に乗る子どもを持つ親 25.5 主に歩道計 67.1% 41.2 41.6 41.7 22.3 1.6 8.7 0.3 1.2 8.6 4.5 2.8 主に車道計 5.7% 11

子ども用ヘルメットの着用実態 (2014 2016 年の比較 ) 必ず着用 は 2 年間で 2~4 ポイント増加 一方で ヘルメットを持っていない も増加しており安全重視層と未対策層の両極が増加 ヘルメットの着用状況について 2014 年と 2016 年の結果を比較したところ 必ず着用 の割合は 子ども乗せ自転車を運転する親 (40.2% 44.5%) では 4 ポイント増 自転車に乗る子どもを持つ親 (30.2% 32.4%) でも 2 ポイント増加で推移した 一方で ヘルメットを持っていない との回答も 子ども乗せ自転車を運転する親で 12.2% 15.8% (3 ポイント増 ) 自転車に乗る子どもを持つ親で 27.8% 33.3%(6 ポイント増 ) となっており 安全重視の 必ず着用 層と 未対策の ヘルメットを持っていない 層の両極が増加する形となった グラフ 14 グラフ 14 子ども用ヘルメットの着用実態 (2014 2016 年の比較 ) 必ずヘルメットを着用させている 時々ヘルメットを着用させている ほとんどヘルメットは着用させていない ヘルメットは持っているが全く着用させていない ヘルメットを持っていない 2014 年 (n=500) 40.2 16.8 13.0 17.8 12.2 子ども乗せ自転車ユーザー 必ず着用 4 ポイント増 持っていない 3 ポイント増 2016 年 44.5 13.2 9.0 17.4 15.8 2014 年 (n=500) 30.2 8.8 16.8 16.4 27.8 自転車に乗る子どもを持つ親 必ず着用 2 ポイント増 持っていない 6 ポイント増 2016 年 32.4 8.7 9.8 15.7 33.3 12

子ども用ヘルメットの着用実態 (2014 2016 年関東 関西の比較 ) 必ず着用 は関東 > 関西だが 推移では関西の伸びが顕著 但し 両地域とも ヘルメットを持っていない も増加 大阪府では 関西全体と比べても着用状況は低調 ヘルメットの着用状況の 2014 年 2016 年の推移を 関東と関西に分けて比較した 子ども乗せ自転車を運転する親では 必ず着用 は関東が 47.4% 51.0% の 4 ポイント増 これに対して 関西は関東と比べて 必ず着用 割合は低いものの その伸び率は 2014 年 28.4% 2016 年 38.1% と 10 ポイントも増加した しかし 両層ともに ヘルメットを持っていない は 2~3 ポイントの増加となっており 前項で指摘した 両極への集中 が両地域とも進んでいる様子がうかがえる結果となった なお 大阪府のヘルメット着用率は 時々 を含めても 関西全体よりかなり低い グラフ 15 グラフ 15 子ども用ヘルメットの着用実態 (2014 2016 年の比較 ) < 関東 / 関西 / 大阪府 > 必ずヘルメットを着用させている 時々ヘルメットを着用させている ほとんどヘルメットは着用させていない ヘルメットは持っているが全く着用させていない ヘルメットを持っていない 2014 年 47.4 16.1 13.2 14.8 8.4 関東 子ども乗せ自転車ユーザー 必ず着用 4 ポイント増 持っていない 3 ポイント増 2016 年 (n=155) 51.0 16.1 7.1 14.8 11.0 2014 年 (n=190) 28.4 17.9 12.6 22.6 18.4 関西 子ども乗せ自転車ユーザー 必ず着用 10 ポイント増 持っていない 2 ポイント増 2016 年 (n=155) 38.1 10.3 11.0 20.0 20.6 ( 参考 )2016 年大阪府 (n=100) 27.0 11.0 14.0 25.0 23.0 大阪府は関西全体と比べても着用が低調 13

頭の形の違いについての認識 (2014 2016 年の比較 ) 頭の形の違い認識 + 考慮必要 は 2 年間で 18 ポイントの大幅増 日本人 ( を含むアジア人 ) と欧米人の頭の形の違い 及びヘルメット選択時の考慮については この 2 年間で 頭の形が違うことを知っていて ヘルメット選びの時にも考慮が必要だと思っていた が 13.9% 31.7% 17.8 ポイントの大幅増となっており 浸透が急速に進んだことが示された グラフ 16 グラフ 16 日本人と欧米人の頭の違いの認知 ヘルメット選びへの考慮 (2014 2016 年の比較 ) 頭の形が違うことを知っていて ヘルメット選びの時にも考慮が必要だと思っていた 頭の形が違うことは知っていたが ヘルメット選びには関係ないと思っていた 頭の形が違うことは知らなかった 2014 年 (n=1,000) 13.9 27.6 58.5 18 ポイント増 2016 年 (n=1,238) 31.7 27.5 40.8 14