( ) 単元計画 ( 全 6 時間 ) 段階 主な学習活動と内容 指導上の留意点 配時 私たちが食べているものは, どこからきて 既習を想起できるように, 農業や いるか考える 水産業の学習内容を掲示しておく 給食の献立から調べた食料自給率から, 給食の献立から調べた食料自給率本つ気づいたことや疑問

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第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

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けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

給食の時間における食に関する指導事例 ( 小学校第 6 学年 ) 1 主題戦争中の食事を体験しよう 2 関連教科等 単元名社会科 長く続いた戦争と人々のくらし 3 献立名麦ごはん めざし みそ汁 たくわん 4 ねらい戦争中の食糧不足の食事を通して 食糧不足の時代と今の時代の食生活の違いが分かる <

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

第 5 学年 組家庭科学習指導案 指導者 1 題材名 食べて元気! ご飯とみそ汁 2 題材設定の理由〇児童観本学級の児童は ゆでる 炒める という加熱調理において調理の基礎的 基本的な技能を身に付けている また 5 月の自然教室においては 事前に食品を3つのグループに分ける学習を実施し その後 栄養

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

技術 家庭科学習指導案 安芸高田市立向原中学校指導者久保田美恵 1 日時平成 26 年 11 月 10 日 ( 月 ) 第 5 校時 (14:15~15:05) 2 場所 2 年教室 3 学年 学級第 2 学年男子 11 名女子 11 名計 22 名 4 題材名 食品の選択 小題材名 加工食品の選び

gh 第 6 学年 3 組家庭科学習指導案 単元名 : わたしは料理家 ~ おすすめ給食献立を考えよう ~ 朝食から健康な 1 日の生活を 男子 15 名 女子 14 名計 29 名 指導者 T1 宮地仁美 ( 学級担任 ) T2 須山明香 ( 栄養教諭 ) 題材について 小学校学習指導要領家庭科第

社会科学習指導案

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

第 3 学年社会科学習指導案 1 小単元名 わたしたちのまちのようす 平成 24 年 6 月 27 日 ( 水 ) 第 3 学年 2 組 3 3 名指導者 : 今橋美都 2 単元について本単元は学習指導要領の第 3 学年及び第 4 学年の内容 (1) アの内容に基づいている (1) 自分たちの住んで

国語科学習指導案様式(案)

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4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

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第 3 4 学年 ( 複式学級 ) 学級活動指導案 平成 26 年 6 月 11 日 ( 水 ) 第 5 校時指導者教諭 ( 学級担任 ) 養護教諭 1 題材 バランスよく食べよう ( 第 3 学年及び第 4 学年 (2) 日常の生活や学習への適応及び健康安全キ食育の観点を踏まえた学校給食と望ましい

解答類型

活実態と関連を図りながら重点的に指導していきたい また, 栄養教諭による給食献立の栄養バランスや食事によるエネルギー量を基盤として, グループごとに話合い活動を取り入れるなどの指導の工夫を行いたい また, 授業の導入にアイスブレイクや, カード式発想法を取り入れることにより, 生徒が本気で語ることが

Taro-4年 総合 指導案(最終)

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誰 ( 何 ) から得た情報なのかを記録カードに記入させる なぜなら など理由をつけて発言できるよう指導する 聞き手は 発表のどこから伝えたいことが分かったのかを言えるようにする 6 単元構想表 個人テーマを設定する ( 2 時間 ) ウエービング ( 大豆についての知識を広げる ) 全員で出し合う

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

Microsoft Word - 社会科

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いて考え, 判断し, 実践している 解している 6 食育の視点 自の食生活を見つめ直し, よりよい食習慣を形成しようと努力すること ( 心身の健康 ) 食品の品質の良否を見け, 食品に含まれる栄養素やその働きを考え, 適切な選択をすること ( 食品を選択する能力 ) 7 学習計画 時 おやつの取り方

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

■「札幌市の人たちの昔のくらし《(8時間)

自己紹介をしよう

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

第 4 学年学級活動学習指導案 1 題材名 バランスよく食べよう ( キ食育の観点を踏まえた学校給食と望ましい食生活の形成 ) 2 題材について (1) 児童の実態 < 男子 11 名 女子 15 名計 26 名 > 本学級は 元気で明るい子どもたちが多い学級である 給食時間は 放送をよく聞いたり

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2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

( ( ) ) 3 題材の指導計画と評価計画 (1) 指導目標 毎日の食事や使われている食品に関心をもち バランスを考えた食事をしようとする 食品の栄養的な特徴や食品の組み合わせに関心をもつ ごはんとみそしるに関心をもち 調理することができる (2) 指導計画 5 年 12 時間 6 年 12 時間

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第6学年2組 理科学習指導案

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

平成15年度 家庭科 年間指導・評価計画

エコポリスセンターとの打合せ内容 2007

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

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1 単元大豆大発見 2 単元設定の理由 第 2 学年 2 組技術 家庭科学習指導案 平成 28 年 10 月 28 日 ( 金 )10:00~10:50 被服室 指導者越野可奈子 生徒は, 前単元において栄養の学習を行い, 大豆はたんぱく質が豊富な食品であることを理解してい る 大豆について生徒に聞

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

Microsoft Word ~33第3学年1組  社会科学習指導案1

たい 生徒は九州地方のイメージを漠然と 自然が多い 山がある 空気がおいしい というような自然や環境がよいことをあげていた そこで 九州地方の環境と産業の関わりや環境保全への取組 持続可能な社会を目指した活動についてなど 九州の地域的特色を捉えさせることが重要である そのために 環境保全には人々の積

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第3学年 総合的な学習の時間 学習指導案

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

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トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

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Microsoft Word - 高等学校公民科(大島).doc

<小学校 生活科>

子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

芥川小学校5年家庭科 学習指導案

(3) 指導観公民的分野は地理的分野と歴史的分野の学びの積み重ねによるところが大きい 用語や概念も高度化し 生徒の感想にも 難しい と感じるものが多くなっている そこで その難しいと感じる公民の用語などは積極的に用語集を活用し 難しい言葉に対する抵抗感を少しでも和らげるよう授業でも活用している また

1 食に関する志向 健康志向が調査開始以来最高 特に7 歳代の上昇顕著 消費者の健康志向は46.3% で 食に対する健康意識の高まりを示す結果となった 前回調査で反転上昇した食費を節約する経済性志向は 依然厳しい雇用環境等を背景に 今回調査でも39.3% と前回調査並みの高い水準となった 年代別にみ

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

Microsoft Word - 小・社会・祭田①.doc

Microsoft Word doc

第 5 学年社会科学習指導案 日時 対象 授業者 平成 28 年 9 月 29 日 ( 木 ) 第 6 校時 第 5 学年 2 組 25 名 中野区立江古田小学校主任教諭笠原駿 都小社 5 年部会研究主題 よりよい社会について考えようとする子供の育成 ~ 国土や産業のすがたを追究し 社会の一員として

あったらいいな ! こんなあそび場 (わたしの町大好き)

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

社会科学習指導案

(Microsoft Word -

中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

算数科学習指導案 指導者伊達詩恵 1 日時平成 24 年 5 月 21 日 ( 月 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 1 組 22 名 3 場所 6 年 1 組教室 4 単元名文字と式 5 単元について 単元観 本単元は, 数量の関係を表す式についての理解を深め, 式に表したり, 式を読み取ったり

スライド 1 鳥取県小学校教育研究会社会部 第 31 回夏季研修会 第 4 学年部会 教材開発 ~ 我が国や地域の伝統 文化や営み等に触れ 我が国や地域に対する愛情を醸成する教材の開発 ~ 綿口和頼 鳥取市立用瀬小学校

算数科学習指導案 1 日時平成 24 年 10 月 25 日 ( 木 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 8 名 3 単元名比例と反比例 ( 啓林館 ) 4 単元について 本単元は 三原市立和木小学校 指導者荒木美花 本単元のねらいは, 伴って変わる 2 つの数量の中から比例関係や反比例関係にあるも

2年生学級活動(性に関する指導)指導案

62 ページ 基礎知識 1. 昔と今の食の変化 1. 関連科目 社会 消費生活 衣食住 地域の人々の生活 家庭 国際理解 調理の基礎 ( 我が国の伝統的な日常食 ) 2. この節の目標 p.61 で実感した食生活の変化を 本文とデータで確認することで 日本の過去 50 年の食 生活の変化と社会の変化

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

(2) 各学年の目標 ア 知識 に関する目標 社会生活についての総合的な理解 第 3 学年 身近な地域や市区町村の地理的環境 地域の安全を守るための諸活動や地域 の産業と消費生活の様子 地域の様子の移り変わりについて 人々の生活と の関連を踏まえて理解する 第 4 学年 県の地理的環境の特色 地域の

5. 単元指導目標単元の目標 ( 子どもに事前に知らせる ) 小数 整数の意味を考えよう 小数 整数の計算の仕方を見つけ 計算できるようになろう 子どもに事前に知らせる どうまとめるのか 何を ( どこを ) どうするのか ( 作業 教える 考えさせる ) 何についてまとめるのか 1. 小数 整数の

Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

第1学年国語科学習指導案

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

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3 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 4 単元の評価規準ア算数への関心 意欲 態度 イ数学的な考え方 ウ数量や図形についての技能 エ数量や図形についての知識 理解 速さを 単位量当たりの大きさなどを用いて数値化したり 実際の場面と結びつけて 生活や学習に活用したりしようとし

場4 指導にあたって (1) 教材観 3 年生の食育のテーマは, 調べよう! 伝えよう! 松南フ ド である このテーマの視点の一つとして, 大豆やその加工品に目を向けて食育を考えたい 大豆やその加工品を作っている地域の人の思いや白山市の食文化の豊かさに気づくことで, 児童が白山市と大豆をもっと好き

(3) 指導について本単元のねらいは 体の発育 発達について その一般的な現象や思春期の体の変化などについて理解できるようにすること 体をより良く発育 発達させるための生活のしかたについて理解できるようにすること である そのねらいを達成するため 児童が学習に興味 関心をもち 意欲的に取り組むことが

3. 単元計画 (10 時間 ) 1 5 年生の学習を振り返ろう 散らばりの様子を表にすると 平均だけ 一番大きい数字は 平均で比べてみると ではわからなかった資料の特徴がいろ いろと見えてくるね 2 平均を使えば比べることができた ( 合計 ) ( 個数 )= 平均だった紙飛行機とばし大会に出ます

Microsoft Word - åł½èªžç§‚2å¹´2çµ—ã••ï¼™ã†¤ã†®ã†łã†¤ã‡†ã†—ã‡™ã†‘ã‡›ã†¹ã‡‹ã†ƒã••ã•„ã†µã‡“ã†Šã†“ã†¯ã•†ã†©ã‡fiㆪㆬㆮ㕓æ„⁄尔桋

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

社会科学習指導案

有り ) については, おもに食べる主食 は, パンが5 人, ごはんが3 人, コーンフレークが1 人, おもに食べる主菜 は, 肉, ハム, などが4 人, 豆腐, 納豆などが1 人, 食べないが3 人, おもに食べる副菜 は, みそ汁が4 人, 炒め物が2 人, サラダが1 人, 食べないが2

第 6 学年 1 組理科学習指導案単元名 : 瀬野川の生き物のつながり 生き物のくらしと環境 男子 18 名女子 21 名計 39 名 単元について 指導者澄川和生 単元観本単元は, 小学校学習指導要領解説理科編第 6 学年 内容 B(3) の 動物や植物の生活を観察したり, 資料を活用したりして調

6 単元の構想本単元の目標相手に応じて大野の ステキ を整理 分析することを通して, 内容や表現方法を工夫して発信することができる 本単元で活用する既習事項 小中の連携 第 1 学年生活科 がっこうだいすき 第 2 学年生活科 聞いて聞かせてまちのすてき どきどきわくわくまちたんけん もっとなかよし

2214kcal 410g 9.7g 1 Point Advice

での生活では, 理科の学習という意識が薄くなっている 理科の学習が自分の生活に役に立っていると 感じている児童は多いが, 便利にしてくれると感じている児童は少ない このことから理科で学習した 内容が, 生活の中で生かされていることを実感できるような指導を行っていきたい ( 学習活動への意識に関するこ

3 生徒の実態について ( 名 ) () 学級集団の実態本学級は, 全体的によく話を聞き, 真剣に学習に取り組む生徒が多い 積極的に発言をする生徒は多くないが, 授業中に感じた疑問のつぶやきなどが, クラス全体に広がり, 全体で課題を共有することができる 多くの生徒は盛り上がる場面と集中する場面のメ

第 3 学年メディア コミュニケーション科学習指導案 授業者池田恭浩 1. 日時平成 28 年 11 月 25 日 ( 金 ) 5 校時 (13:40~14:25) 2. 学年組第 3 学年 1 組 34 名 3. 場所 3 年 1 組教室 4. 単元名 短くまとめて伝えよう ~ 紙しばいを使って

中学校における授業実践事例 1 第 3 学年社会科 消費生活と経済 1 学校名 職氏名萩市立田万川中学校教諭室谷雄二 2 生徒 3 学年 15 人 3 学習指導案 (1) 題材名消費生活と経済 (2) 題材の目標経済活動の意義について消費生活を中心に理解させるとともに 価格の働きに着目させて市場経済

Transcription:

単元名 これからの食料生産 第 学年社会科 ( 食育 ) 学習指導案 曰佐小学校 年 2 組 担任窪田浩之 栄養教諭林田洋司子 2 指導観 子どもたちは, これまでに農業や水産業の学習で, 我が国の食料生産物の分布や土地利用の特色, 食料生産に従事している人々の工夫や努力, 水産業の輸入など, 様々な食料生産が国民の食生活を支えてきていることを学習してきている しかし, 毎日不自由なく食事をしていることやスーパーやコンビニエンスストアなどで多くの食料品が売られていることなどから, 身の回りに食料が十分あることを感じている また, テレビのニュース等で輸入食料品の安全性の問題が起こっていることなどは知っていても, 我が国の食料自給率が低下している問題や輸入問題に十分な問題意識をもつまでには至っていない 本単元では, 様々な食料生産が国民の生活を支えていることや食料の中には外国から輸入しているものが多くあることを理解し, これからの食料生産の在り方について考えようとする態度を育てることをねらいとしている 我が国の食料生産自給率はカロリーベースで 39% であり, 主要先進国の中でも極めて低い水準にある 食料自給率低下の原因と考えられる 就労人口の減少 安い外国食料の輸入拡大 食生活の変化 などの問題を理解し, 我が国や世界の食料生産問題や環境問題について考え, これからの自分の食生活を考えていけるようにしたい 指導にあたっては, 子どもたちが身近な給食から食生活に関心をもつように, 給食の食料自給率から気づいたことや疑問を出し合い, 給食の輸入食料や輸入先を知らせ, 輸入が多いことに気づかせる さらに他国の食料自給率と我が国の平均的食料自給率と比べ, 日本の食料の輸入量の多さに気づかせる そして, 輸入がなくなるとどうなるかを考えさせ, これからの食料生産をどうしていけばいいか学習問題をたてる その予想から, 自分自身の調べる課題を作るようにする その際に, 生産者の工夫や苦労 問題点, 輸入食料やそれをめぐる問題, 食料自給率低下を防ぐには などについて調べ, 食料生産問題や環境問題についても考えていけるようにする さらに, 調べた課題を交流することにより, 消費者の立場で考え, これからの食料生産の在り方について考えをまとめていけるようにする また, 栄養教諭の詳しい給食献立の工夫を聞くことにより, 身近にできる自らの食生活を見直すことにつなげていくようにする 3 単元目標 我が国の食料生産について, 生産地と消費地を結ぶ運輸の働き, 食料の中には輸入しているものがあることを取り上げて, それらが国民の食料を確保する重要な役割を果たしていることを理解できるようにする また, 食の安全性や生産者の苦労や工夫についても理解を深めるようにする 我が国の主な食料輸入先や食料の自給率, 食料輸入をめぐる問題から, 我が国の食料生産について関心をもつようにする 我が国の食料生産について, 地図や地球儀, 統計などの各種の基礎的資料を効果的に活用し, それらは国民の食料を確保するために重要な役割を果たしていることについて考える力や, 調べたことを表現する力を育てるようにする 4 食育の視点 生きていく上で十分な量の食事が欠かせないことが分かり, それを満たすためには輸入食品が必要であることが理解できる 食事の重要性 生産地や生産方法によって食べ物の種類や食味, 品質や価格に違いがあることが分かり, ニーズに合わせた選択肢となることが理解できる 食品を選択する能力 様々な食料生産の仕組みと生産者の苦労や努力の上に, 毎日安全で十分な食べ物を食べられる私たちの食生活が成り立っていることに感謝することができる 感謝の心 食料生産や流通は環境や資源に影響することが分かり, 配慮した食生活をしようとできる 社会性 私たちの食生活は地域の農林水産物と密接に関連し, 地産地消の考え方がある一方で, 諸外国とも深い関係があることが分かる 食文化

( ) 単元計画 ( 全 6 時間 ) 段階 主な学習活動と内容 指導上の留意点 配時 私たちが食べているものは, どこからきて 既習を想起できるように, 農業や いるか考える 水産業の学習内容を掲示しておく 給食の献立から調べた食料自給率から, 給食の献立から調べた食料自給率本つ気づいたことや疑問を出し合う のわかりやすい資料を提示する 時か 他国の自給率と我が国の平均的食料自給 他国と日本の食料自給率の違いが む 率を比べ, 気づいたことを出し合う 分かる資料を提示する 主な食料の自給率を知る 主な食料自給率がわかりやすい資 給食献立で大切にしていることを知る 料を提示する 普段の食べ物で大切にしていることを考 給食献立で大切にしている3つの える ことを簡潔に話す 2 外国産と国産のどちらを選ぶか考えられ 学習問題を作れるように, 外国産 るように学習問題をたてる と国産のどちらを選ぶか課題を与え 学習問題 る これからの日本の食料生産について考えよう さぐる 2 学習問題を予想し, 自分の調べる課題を作る 学習問題の答えを予想し, 自分の調べる課題をみつける 3 自分の課題を調べてまとめる 資料をもとに学習問題の事実を追究する 学習問題の答えをプリントにまとめる これからの食料生産に特に調べていく必要があると思うことを つ選択させ, 自分の考えを明確にし, 調べ学習ができるようにする 調べ学習プリントに, 思考の流れを明確に表現できるような工夫をする 農林などの従事者の変化 従事者 人当たりの耕地面積 食料の輸入先と輸入量 食料輸入の課題 人口の移り変わり 国産と輸入の値段の違い 食料自給率の移り変わり 食料自給率を他国と比べると 等 4 まとめる 2 4 まとめた内容をグループで交流する それぞれに調べた事実を交流し, グループでまとめる クラスのまとめをつくる 交流した内容をみんなで出し合い, これからの食料生産に必要なことをまとめていく 6 栄養教諭の話から, 身近な給食の取り組みについて理解を深める 給食献立で大切にしている詳しい話を聞いて, 自分の食生活をさらに見直す 調べ学習プリントに自分の考えを明記させ, 自分の考えの根拠となる資料を追加させ, 交流の際に発表しやすくする グループでまとめた事実がさらに明確になるように, 視点ごとに発表を行い, 全体で考えを共有できるようにする 交流した内容を視覚的にもわかりやすくするために, 板書の工夫を行う 消費者の立場から何が求められているのかをまとめ, 生産者はどんな工夫をしているのかまとめる 栄養教諭の日頃の献立の工夫を詳しく話してもらうことにより, 身近な問題に戻り, 自分の食生活を見直すことができるようにする

6 本時平成 26 年 月 2 日 ( 火 ) 校時 日佐小学校 年 2 組教室 7 本時のねらい 国内の食料生産は, 多く輸入に頼っていることに気づく 身近な給食献立の食料自給率や給食の輸入先, 他国と比べた日本の食料自給率などから, わかることや疑問を見つけ, 学習問題をたてることができる 自分たちの身近な食生活から, 日本の食料生産の問題について考えを深める ( 食育 ) 8 本時指導について本時指導にあたっては, 給食献立から身近な食生活に関心を持ち, 資料から気づいたことや疑問に思うことを全体で交流し, 考えを深め, 日本の食料は輸入が多いことに気づかせるようにする そして, 主な食料の食料自給率を知らせ, 食料によって国産と外国産の割合の違いに気づかせる さらに, 給食献立で大切にしていることを聞き, 普段の食べ物で大切にしていることを考え, 国産と外国産のどちらを選ぶかを考えることができるような学習問題をつくることができるために以下の 2 点を工夫して指導していく 資料提示の工夫 自分たちの身近な給食の献立を提示することで食生活に関心をもたせる ごはんが主食のメニューとパンが主食のメニューの食料自給率を提示することにより, 回の給食の中でも食料自給率に違いがあることを知らせるようにする 給食の食料の輸入先を世界地図にあらわしたものを掲示し, 輸入の多さに気づかせる 興味が継続するように, 日本の食料自給率を予想させ, 他国の食料自給率と我が国の平均食料自給率を比べた資料を提示し, 日本の食料自給率の低さに気づかせる 主な食料の食料自給率を視覚的にわかりやすい資料で提示し, 食料によって自給率の違いがあることに気づかせる 2 栄養教諭の関わり 給食献立の自給率を栄養教諭から出すことにより, 身近な給食から食料生産に関心をもてるようにする 輸入の多さに気づかせた後, 食料輸入元を世界の白地図に色塗りしたわかりやすい資料を提示し, 給食の食料輸入の多さに気づかせるようにする 輸入は多いが, 献立に使われている食料の一部であるものもたくさんあることをおさえる 日本の主な食料の食料自給率を知らせ, 食料によって自給率が大きく違うことに気づかせるようにする 給食献立で大切にしている 3 つのことを簡潔に知らせ, これからの学習のヒントを与えるようにする ( いろいろな食べ物 安全性 地産地消 ) 9 板書計画

0 本時の展開配時 学習活動と内容支援上の留意点 3 本時のめあてについて知る めあて わたしたちの食べ物はどこからきたのか考えて, 学習問題をたてよう 農業や水産業とも比較できるように, 既習を掲示しておく 朝ごはんや好きな食べ物から, 食料はどこからきたか考えるようにする 2 給食の献立から調べた食料生産の自給率を見て食料はどこからきたのか考える 資料から気づいたことや疑問を出し合う ごはんの方が, 国産が多い 日の給食で約 43% も違う ごはんの時でも 00% ではない 給食で輸入している食料は何? 給食で輸入している食料はどこから? お米は日本で作られているから国産の % が高く, パンの小麦は輸入されているから低いのかな? 給食で輸入されている食料について知る いろいろな国からいろいろな食料が輸入されているんだな なぜこんなに輸入しているのだろう? 日本では何をどれくらい作っているのかな? ごはんの時とパンの時の食料自給率の違いがわかるように, 献立配置図を比較的に提示する 食事につかわれる食料について比べさせ, 気づいたことが出やすいようにする 00% の自給率ではないことに気づかせ, 残りは輸入であることをおさえる 出てきた意見をわかりやすいように板書していく 給食の食料が多くの国から輸入されていることを, 世界地図を使って話をする すべてが輸入ではなく, 食品の一部の食料が輸入であることをおさえる 3 日本の平均的食料自給率を知り, 気づいたことを交流する 食料自給率の意味を知る 他国と比べた日本の食料自給率を知り, 気づいたことを交流する 他国に比べて食料自給率がかなり低い 日本の平均自給率は低く, 半分もない 日本の平均的食事は輸入食料が多い 他にもどこから輸入しているんだろう? 国産のものを選んでいる気がするけどな? 食料自給率の意味を知らせる 興味をもたせるため, 日本は食料自給率が何 % か予想させ, 資料を提示する 他国との自給率の違いがわかりやすい資料を提示する 一般的な食事の自給率は半分以下ということに気づかせ, 輸入食料が半分以上もあることや, 他国と比べるとかなり食料自給率が低いことをおさえる 4 主な食料の自給率を知る 米, 小麦, 大豆, 野菜, 肉, 魚介類, 果物, ごまの自給率を知る 輸入がなくなったら, どんな食事になるか知る 視覚的にわかりやすい食料自給率の資料を提示しながら, 使っている食品をわかりやすく説明する 視覚的にわかりやすい資料を提示する 給食献立で大切にしていることを知る 日本や外国のことを知らせる 安全安心 できるだけ地産地消 の 3 つの視点を話す 6 自分が食べ物を選ぶときに大切にしていることを考える 値段 安全性 おいしさ 好きなもの 新鮮さ 食べ物を選ぶときに大切にしていることを考えさせ, 外国産と国産について考えをもたせるようにする 出てきた意見をわかりやすく板書する 7 学習問題をたてる 外国産と国産のどちらを選ぶかを問い, その考えを解決していくための学習問題をたてる 学習問題 最終的に外国産と国産どちらを選ぶか考えるための学習問題をつくるようにする これからの日本の食料生産について考えよう 2 8 次時の学習について知る 自分の調べる課題を見つけ, 調べ学習をすることを伝える 意欲が継続するように, 次時からの活動を伝える