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はじめに この規程は クルーと株式会社クラッソーネ ( 以下 会社 といいます ) の信頼関係を保ちながら 良い就業環境を築いていくことを目的として 賃金を制定したものです 第 1 章基本となるきまり 第 2 章賃金の計算および支払 第 3 章基本給の更改 第 4 章諸手当 ( 改訂中 ) 第 5

( 超過勤務手当 休日給 ) 第 7 条超過勤務手当 休日給は 本条第 2 項に従い 就業規則第 19 条に定めるところにより法定勤務時間 (1 日実働 8 時間又は1 週実働 40 時間 ) を超えて労働すること 法定休日に労働すること 又は午後 10 時から午前 5 時までの深夜時間帯に労働する

改正労働基準法

必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲内で 3 回を上限として介護休業をすることができる ただし 有期契約従業員にあっては 申出時点において 次のいずれにも該当する者に限り 介護休業をすることができる 一入社 1 年以上であること二介護休業開始予定日から 93 日を経過する日から

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育児 介護休業規程 第 1 章 目的 第 1 条 ( 目的 ) 本規程は社員の育児 介護休業 育児 介護のための時間外労働および深夜業の制限並びに育児 介護短 時間勤務等に関する取り扱いについて定めるものである 第 2 章 育児休業制度 第 2 条 ( 育児休業の対象者 ) 1. 育児のために休業す

( イ ) 従業員の配偶者であって育児休業の対象となる子の親であり 1 歳 6か月以降育児に当たる予定であった者が死亡 負傷 疾病等の事情により子を養育することが困難になった場合 6 育児休業をすることを希望する従業員は 原則として 育児休業を開始しようとする日の1か月前 (4 及び5に基づく1 歳

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CONTENTS

申出が遅れた場合は 会社は育児 介護休業法に基づき 休業開始日の指定ができる 第 2 条 ( 介護休業 ) 1 要介護状態にある対象家族を介護する従業員 ( 日雇従業員を除く ) 及び法定要件を全て満たした有期契約従業員は 申出により 介護を必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲で

パートタイマー就業規則

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筑紫野市学童保育連絡協議会学童クラブ指導員就業規則

留意事項 ( 1) 賃金アップの方法 欄には 賃金の算定方法を下記から選択し記載してください 賃金アップが 毎月決まって支払われる賃金 の場合は 1 賃金アップが 毎月決まって支払われる賃金 + 臨時に支払われる賃金 の場合は 2 賃金アップの方法 欄において 1の 毎月決まって支払われる賃金 を選

目 次 第 1 条 目的及び内容 1 第 2 条 育児休業 2 第 3 条 パパ ママ育休プラス 2 第 4 条 1 歳 6 か月までの育児休業 2 第 5 条 育児休業の申出の手続等 3 第 6 条 パパ休暇の特例 3 第 7 条 介護休業 3 第 8 条 介護休業の申出の手続等 4 第 9 条

【全文】就業規則(今井保育園H29.1.1)

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賃金の支払い方法及び控除項目 第 6 条 1 賃金は これを全額 直接従業員に支払う 2 前項の規定にかかわらず 本人の同意を得た場合は本人が指定する銀行その他の金融機関の本人名義の口座へ振り込むことができる ただし 退職時等 会社が必要とする場合には直接通貨で支給する場合がある 3 次の各号に掲げ

第 6 章賃金 本規程例と異なり 賃金に関する事項については 就業規則本体とは別に定めることも できます その場合 別に定めた規程も就業規則の一部になりますので 所轄労働基準監 督署長への届出が必要となります ( 賃金の構成 ) 第 29 条賃金の構成は 次のとおりとする 基本給 家族手当通勤手当

基発第 号

ただし 日雇従業員 期間契約従業員 ( 法に定める一定の範囲の期間契約従業員を除く ) 労使協定で除外された次のいずれかに該当する従業員についてはこの限りではない (2) 週の所定労働日数が2 日以下の従業員 (3) 申出の日から93 日以内に雇用関係が終了することが明らかな従業員 2 要介護状態に

育児 介護休業規程 第 1 章 目的 第 1 条 ( 目的 ) 本規程は 従業員の育児 介護休業 子の看護休暇 介護休暇 育児のための所定外労働の免除 育児 介護のための時間外労働および深夜業の制限並びに育児 介護短時間勤務等に関する取扱いについて定めるものである 第 2 章 育児休業制度 第 2

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第 1 章育児休業 第 1 条 ( 対象者 ) 生後 1 年未満 ( 第 5 条による育児休業の場合は 1 歳 6 ヶ月 ) の子と同居し養育する従業員であって 休業後も引き続き勤務する意思のある者は 育児のための休業をすることができる ただし 日々雇用者 期間雇用者 ( 申出時点において雇用期間が

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育児休業及び育児短時間勤務に関する規則

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Microsoft Word - 22育児・介護休業等規程

平均賃金を支払わなければならない この予告日数は平均賃金を支払った日数分短縮される ( 労基法 20 条 ) 3 試用期間中の労働者であっても 14 日を超えて雇用された場合は 上記 2の予告の手続きが必要である ( 労基法 21 条 ) 4 例外として 天災事変その他やむを得ない事由のために事業の

テーマ 5 労働時間 71

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2 就業規則について 労働条件は個別に労働者に説明しているため 就業規則は作成していない 常時雇用している労働者が 10 人未満の場合は除く 就業規則について 使用者が一方的に作成しており 労働者からの意見は聴いていない 就業規則を作っているものの 担当者が管理しており 労働者が自由に見られるように

調査等 何らかの形でその者が雇用期間の更新を希望する旨を確認することに代えることができる ( 雇用期間の末日 ) 第 6 条第 4 条及び第 5 条の雇用期間の末日は 再雇用された者が満 65 歳に達する日以後における最初の3 月 31 日以前でなければならない 2 削除 3 削除 ( 人事異動通知

育児・介護休業規程

4-1 育児関連 育児休業の対象者 ( 第 5 条 第 6 条第 1 項 ) 育児休業は 男女労働者とも事業主に申し出ることにより取得することができます 対象となる労働者から育児休業の申し出があったときには 事業主は これを拒むことはできません ただし 日々雇用される労働者 は対象から除外されます

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事業主が知っておくべき社会保険の基礎知識

規定例 ( 育児 介護休業制度 ) 株式会社 と 労働組合は 育児 介護休業制度に関し 次 のとおり協定する ( 対象者 ) 育児休業の対象者は 生後満 歳に達しない子を養育するすべての従業員とする 2 介護休業の対象者は 介護を必要とする家族を持つすべての従業員とする 介護の対象となる家族の範囲は

(3) 始業 終業時刻が労働者に委ねられることの明確化裁量労働制において 使用者が具体的な指示をしない時間配分の決定に始業及び終業の時刻の決定が含まれることを明確化する (4) 専門業務型裁量労働制の対象労働者への事前通知の法定化専門業務型裁量労働制の導入に当たり 事前に 対象労働者に対して 1 専

この冊子を手に取っている皆さんへ

労働基準関係法令に違反するおそれがある事項 労働時間 15 タイムカード等の客観的な記録から確認するなどにより 実際に働いた時間を適正に把握していますか 16 準備や片付けの時間 ( 学習塾等の場合 授業以外に行う質問対応 報告書の作成等に要した時間 ) を労働時間としていますか 賃金 17 賃金を

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給与システム 定時決定処理における”こんなときには”

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日商簿記2級直前対策講座

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会社規程 PAGE 2 (c) 期俸制は 部長 及び嘱託に適用し 半期給与の1/7を毎月支給し 残りの1/7は 賞与支給日に支給する 但し 本人了解の上 6 分割支給も可能とする (d) 時給制は パート, アルバイトのみにに適用し 実勤務時間を基礎に契約条件通りに計算し支給する (e) 契約社員は

補助事業等の実施に要する人件費の算定等の適正化について 平成 22 年 9 月 27 日 22 経第 960 号大臣官房経理課長から大臣官房総務課長 大臣官房政策課長 大臣官房厚生課長 大臣官房地方課長 大臣官房環境バイオ マス政策課長 大臣官房国際部長 大臣官房統計部長 各局 ( 庁 ) 長 沖縄

第1章  目的

題名

社内様式 2 育児 介護 休業取扱通知書 あなたが平成年月日にされた 育児 介護 休業の申出について 育児 介護休業等に関する規則 第 3 条 第 7 条 に基づき その取扱いを下のとおり通知します ( ただし 期間の変更の申出があった場合には下の事項の若干の変更があり得ます ) 1 休業の期間等

2 賞与 3 手当 4 福利厚生 5 その他 第 4 派遣労働者 1 基本給 2 賞与 3 手当 4 福利厚生 5 その他 第 5 協定対象派遣労働者 1 賃金 2 福利厚生 3 その他 第 1 目的 この指針は 短時間労働者及び有期雇用労働者の雇用管理の改善等に関する法律 ( 平成 5 年法律 -

第1章 総

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就業規則への記載はもうお済みですか

短時間労働者の適用拡大 新しい 4 分の 3 基準 に満たない場合であっても 平成 28 年 10 月 1 日以降 次のすべての要件に該当した場合は 短時間労働者の適用拡大の対象となります 週労働時間 20 時間以上 勤務期間 1 年以上 月額賃金 8.8 万円以上 学生でない 従業員 501 人

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労働相談とはなにか

社会福祉法人 宇和島市社会福祉協議会

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企業ブランディング計画

就 業 規 則

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社員給与規程

社内様式 2 育児 介護 休業取扱通知書 平成年月日 会社名 あなたから平成年月日に 育児 介護 休業の 申出 期間変更の申出 申出の撤回 がありました 育児 介護休業等に関する規則 ( 第 3 条 第 4 条 第 5 条 第 7 条 第 8 条及び第 9 条 ) に基づき その取扱いを下のとおり通

賞与は年に何度まで支給できるか? 標準賞与額の上限 賞与の控除項目 年末調整について 所得税の年末調整と源泉徴収票の提出 年末調整の流れ 住民税について 住民税の給与支払報告書総括表 個人別明細書の提出.

育児休業制度の概要

育児休業申出書式例

目 次 第 1 章目的 第 1 条 目的 第 2 章育児休業制度 第 2 条 育児休業の対象者 第 3 条 育児休業の申出の手続等 第 4 条 育児休業の申出の撤回等 第 5 条 育児休業の回数 第 6 条 育児休業の期間等 第 3 章介護休業 第 7 条 介護休業の対象者 第 8 条 介護休業の申

賃金規程1

05-02_放課後児童支援員キャリアアップ処遇改善に係るQ&A( 時点)

就業規則への記載はもうお済みですか

年金の日 をご存じですか 国民一人ひとり ねんきんネット 等を活用しながら高齢期の生活設計に思いを巡らす日として 厚生労働省が 2014 年度から 11 月 30 日 ( いいみらい ) の日としたそうです 掲載内容に関してご不明点等があれば お気軽に当事務所までお問い合わせください

均衡待遇・正社員化推進奨励金 支給申請の手引き

下この章において 申出者 という ) に対し 育児休業取扱通知書 ( 社内様式 2) を交付する 5 申出の日後に申出に係る子が出生したときは 申出者は 出生後 2 週間以内に人事部労務課に育児休業対象児出生届 ( 社内様式 3) を提出しなければならない ( 育児休業の申出の撤回等 ) 第 4 条

平成20年度

Microsoft Word 第二弾【公開版】改正育介法Q&A

深夜勤務の制限 5 妊産婦の時間外 休日 妊娠中の女性が 母体または胎児の健康保持のため 深夜勤務や時間外勤務等の制限を所属長に請求できます 病院助手専攻医臨床研修医 6 妊娠中の休息 妊娠中の女性は 勤務時間規程に規定する 職務に専念する義務の免除 を利用して 母体または胎児の健康保持のため 勤務

社員賃金規則 目 次 第 1 章 総 則 1 第 2 章 基 本 給 1 第 3 章 職 能 給 1 第 4 章 役 割 給 1 第 5 章 手 当 2 第 6 章 賃金の一部歩引 2 第 7 章 特別の支給の場合 3 第 8 章 賃 金 の 支 払 5 別 表 1 ~ 3 6 ~ 8 改 訂 履

派遣スタッフ就業規則

2018年人事・労務に関するトップ・マネジメント調査結果

( 職場及び職種 ) 第 7 条再雇用する職場及び職種は原則としてそれまで在籍していた施設並びに職種とする 但し 業務上の必要がある時は 職場及び職種を変更することがある ( 役職解任 ) 第 8 条再雇用に際し 定年時に役職のある者については役職を解任しての再雇用とする 但し 法人が必要と認めた者

カツデンアーキテック株式会社退職金規程 退職金規程 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 就業規則第 47 条に基づき 社員の退職金に関して 定めたものである 但し パートタイマー アルバイトおよび 契約社員 嘱託社員その他臨時に採用された者については適用しない ( 摘用 ) 第 2 条社員が勤務年数

ただし 平成 22 年 6 月 30 日時点で 常時 100 人以下の労働者を雇用する事業主については 公布日から3 年後に当たる平成 24 年 6 月 30 日 ( 予定 ) までの間 < 短時間勤務制度の義務化 >< 所定外労働の免除の義務化 >< 介護休暇 >について 改正規定の適用が猶予され

第 11 条育児休業を終了して復帰する教職員の年次有給休暇については 理事長が別に定める ( 育児短時間勤務 ) 第 12 条小学校就学の始期に達するまでの子と同居し 当該子を養育する教職員が申し出た場合には 当該子がその始期に達するまで 当該教職員の所定勤務時間を 6 時間とすること ( 以下 育

育児・介護休業規程

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短時間 有期雇用労働者及び派遣労働者に対する不合理な待遇の禁止等に関する指針 について ( 同一労働同一賃金ガイドライン ) 厚生労働省雇用環境 均等局有期 短時間労働課職業安定局需給調整事業課

貨物自動車運送事業のモデル三六協定およびその届 様式第 9 号 ( 第 17 条関係 ) 時間外労働休日労働に関する協定届 事業の種類 事業の名称 事業の所在地 ( 電話番号 ) 貨物自動車運送事業 新宿運輸株式会社 新宿区西新宿 ( ) 延長することができる時間

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4-1 育児関連 休業期間を有給にするか 無給にするかは 就業規則等の定めに従います また 雇用保険に加入している労働者には 国から給付金が支給されます (P106 参照 ) 産前産後休業期間中及び育児休業期間中は 労働者 使用者とも申請により社会保険料が免除になります 育児休業の対象者 ( 第 5

(2) 報酬日額の算出方法休業給付の給付日額を算出する際の 標準報酬日額 の算定は 標準報酬月額の1/22 支給割合 となりますが 比較の対象となる 報酬日額 については 次表の区分に応じて算出します 報酬日額の算出方法 ( 手当等の金額に乗じる率 ) 区分手当等の種類算出に用いる率 日々の勤務に対

Transcription:

賃金規程 100 のチェックリスト ( チェック編 ) Ver.090317 社会保険労務士落合敏夫 分類項目 No. チェック内容チェ ック 総則賃金 目的 1 就業規則からの受任と規程外事項の法令適用が明記されているか 遵守義務 2 信義誠実の原則が明示されているか 賃金原則 3 労働契約として賃金の決定 変更方法が明示されているか 均等待遇 4 国籍や宗教等の労働力とかかわりのない理由で賃金について差別的取扱いをしていないか 男女同一賃金 5 性別を理由に賃金について差別的取扱いをしていないか 適用範囲 6 適用される従業員の範囲が明確になっているか ( 正社員を想定した規定についてパートタイマーへの適用が排除されていないなど ) 支払形態 7 月給制 日給月給制など どのような支払形態を採用しているのかが明らかになっているか 賃金体系表 8 賃金構成が明確になっているか 支払方法 9 賃金は 毎月一回以上 定期に 直接本人に 通貨で 全額を 支払うこととしているか 通貨ではなく口座振込みによる場合は 本人の同意を得ることとしているか 10 慶弔金等の 賃金ではないが会社から従業員に支払われるも のについて 支払のタイミングが定められているか 11 解雇予告手当の支払いは 原則として解雇の通告と同時に支 払うこととしているか 12 参考 : 退職金については 分割して支払うことができる 13 賃金支払いの際には賃金の種類ごとに記載した明細書を交付 することとしているか 14 証券総合口座への振込みも認められることがわかるようになっ ているか 計算期間 支払 15 賃金計算期間と支払日が明確になっているか 日 控除項目 16 賃金から控除されるものがわかるようになっているか 法定項 目以外を控除する場合は労使協定を締結しているか 17 不就労時間分の控除について 交通機関遅延などの不可抗力 による場合の取扱いを定めているか

18 過払い金を控除する場合に 調整の枠を超えるような控除を行 っていないか ( その月の賃金の大部分が受取れなくなるような 控除など ) 19 金銭債務 ( 労働者が会社に負っている借金など ) の控除は労使 協定がなければできないが 労働者が自ら望む場合は協定無 しでも可能な旨がわかるようになっているか 20 控除等の計算の際に用いる 一ケ月平均所定労働時間 の算出 方法がわかるようになっているか 不就労時間の賃金控除の計算方法 21 欠勤等の不就労時間分について控除する場合に その計算方法が明確になっているか 不就労時間に対応する分を超える金額を控除していないか 退職 死亡時賃金 22 退職時や死亡時に未払い賃金が残っている場合の処理がわかるようになっているか 休暇中の賃金 23 年次有給休暇を取得した場合に支払われる賃金について明確になっているか ( 通常の賃金 or 平均賃金 or 標準報酬日額 ) 24 産前産後休業や公民権行使の時間など 労働者が請求によって取得することができるが有給か無給かは法定されていない休業について 賃金の取扱いを定めているか 日割等 25 賃金計算期間の途中での入退社などの際の 日割の計算方法を定めているか 26 年度途中の退社などの際の 年俸の清算について定めているか 非常時払い 27 既往労働分の賃金の非常時払請求ができるケースがわかるようになっているか 28 既往労働分の賃金の計算方法がわかるようになっているか 賃金債権の譲渡 差押 29 賃金債権 ( 会社に対して賃金支払いを請求する権利 ) は 他人に譲渡しても無意味であることがわかるようになっているか 30 賃金債権は第三者 ( 税金滞納時の国など ) に差押えられることがあり その場合どの程度の金額を限度として受取れなくなるのかがわかるようになっているか 無給期間中の控除 31 産前産後休業を無給にした場合などの 賃金は支払われないが社会保険料や住民税の支払い ( 控除 ) は発生する ケースで 会社が賃金から控除できない金額をどのように従業員から徴収するか定めているか 32 徴収 ( 振込など ) の際に発生する費用は誰が負担するか定めて いるか

休業手当 33 会社都合の休業については 休業手当が支払われることがわかるようになっているか 休業手当は平均賃金の 6 割であり それ以上は支払わないこととしているか 平均賃金 34 平均賃金の算出が必要になるケースがわかるようになっているか 35 平均賃金の原則的な計算方法がわかるようになっているか 36 日給 時給 請負制の場合 月給 週給制等の一定期間制と請負制併用の場合の平均賃金の算出方法はわかるようになっているか 37 平均賃金の算定対象期間の不算入期間が明示されているか 38 試用期間中や3ヶ月に満たない者の計算方法は明示されているか 39 雇い入れ日 全期間が除外期間の者の計算方法は明示されているか 40 入社月等に日割り計算しないで 賃金全額を支給した場合の計算方法は明示されているか 41 算定事由発生日 ( 起算日 ) が明示されているか 42 日雇い労働者の平均賃金計算方法が明示されているか 時間の端数処 43 労働時間の端数処理方法が明確になっているか 理 賃金額の端数 44 賃金額の端数処理方法が明確になっているか 処理 年俸対象期間 45 年俸制度をとる場合はその対象期間が明確になっているか 基本給 ( 年俸 ) 46 年俸基本給の構成は明示しているか 基本年俸 47 年俸基本給を構成するもの ( 基本年俸 業績年俸 役職年俸など ) の定義は明確か 年俸分割 48 年俸の分割方法 ( 支払方法 ) は明確か 基本給 ( 月額 ) 49 基本給の構成は明示しているか 業績給 ( 歩合 50 業績給を導入する場合は その算定方法は明確か 給 出来高給 ) 初任基本給 51 新卒 高卒 中途入社等で初任給をそれぞれ固定する場合は それが明示されているか 昇給 ( 賃金改定 ) 52 賃金の改定を定期に行う場合は それが明示されているか ( 昇給に関する事項 は 労基法により就業規則における絶対 的記載事項とされているから 一切昇給を行わない場合でも

その旨を明記するなど なんからかの記載は必要 ) 昇給対象者 53 昇給の対象となる者は明確になっているか 業績低下対策 54 業績悪化時の措置として 昇給停止や賞与支給停止をすることがある旨が明示されているか 役職手当 55 手当を設ける場合は その内容が明確になっているか 家族手当 ( 扶養手当 ) 56 手当を設ける場合は その内容が明確になっているか家族手当の支給対象となる扶養家族の範囲及び人数は明確になっているか 住宅手当 57 手当を設ける場合は その内容が明確になっているか 58 証明書類の提出 不正受給時の対応が明示されているか (56 についても同様 ) 通勤手当 59 手当を設ける場合は その内容が明確になっているか通勤手当の支給限度額を設けているか 60 自動車通勤の通勤手当について 支給基準が明確になっているか 61 全休時の通勤手当の取り扱いについて明確になっているか 62 変更の申請義務や不正受給時の対応が明示されているか 特殊勤務手当 63 手当を設ける場合は その内容が明確になっているか 特殊作業手当 64 手当を設ける場合は その内容が明確になっているか 資格手当 65 手当を設ける場合は その内容が明確になっているか資格手当については 現にその資格が活かせる業務についている場合のみ支給することとしているか 営業手当 66 手当を設ける場合は その内容が明確になっているか営業手当を 事業場みなし労働時間制で発生する割増賃金に充当する形になっている場合は その範囲が明確になっているか 皆勤手当 67 手当を設ける場合は その内容が明確になっているか皆勤手当については 休暇 休業を取得した場合の取扱いが明確になっているか 別居手当 68 手当を設ける場合は その内容が明確になっているか 地域手当 69 手当を設ける場合は その内容が明確になっているか 調整給 70 調整給を設ける場合は どのようなケースで支給されるのかが明確になっているか 割増賃金 71 ( 法定 ) 時間外割増賃金の計算方法がわかるようになっている か

72 ( 所定時間外だが法定時間内の ) 時間外労働をした場合の賃金 計算方法がわかるようになっているか 73 ( 法定 ) 休日労働割増賃金の計算方法がわかるようになってい るか 74 ( 法定外 ) 休日労働をした場合の賃金計算方法がわかるように なっているか 75 休日を他の週に振り替えた結果 振替先の週で時間外労働が 増加した場合は割増賃金を支払うこととしているか 76 代休取得時の賃金計算方法がわかるようになっているか 77 深夜労働割増賃金の計算方法がわかるようになっているか 年俸者の割増 78 年俸者の割増賃金の計算方法がわかるようになっているか 賃金 時間外労働の起点 79 遅刻や私用外出で労働時間が不足する者については 終業時刻を超え他の従業員が時間外労働となっている時間帯であっても 個人として法定労働時間を超えるまでは時間外労働とならないことがわかるようになっているか 歩合給の割増賃金 80 歩合給の時間外割増賃金の計算方法についてわかるようになっているか 固定割増賃金 81 あらかじめ残業代を固定賃金に含めて支払う場合は そのうちいくらが割増賃金対応分なのか 明示されているか 1 年単位の変形労働時間制の 82 1 年単位の変形労働時間制で割増賃金が発生するケースがわかるようになっているか 割増賃金 1 ヵ月単位の変形労働時間制 83 1ヶ月単位の変形労働時間制で割増賃金が発生するケースがわかるようになっているか の割増賃金 フレックスタイム制の割増賃 84 フレックスタイム制で割増賃金が発生するケースがわかるようになっているか 金 1 週間単位の非定型的変形労 85 1 週間単位の非定型的変形労働時間制で割増賃金が発生するケースがわかるようになっているか 働時間制の割増賃金 事業場みなし労働時間制の割増賃金 86 事業場外みなし労働時間制で割増賃金が発生するケースがわかるようになっているか

専門業務型裁量労働制の割 87 専門業務型裁量労働制で割増賃金が発生するケースがわかるようになっているか 増賃金 企画業務型裁量労働制の割 88 企画業務型裁量労働制で割増賃金が発生するケースがわかるようになっているか 増賃金 適用除外 89 時間外 休日労働割増賃金の適用除外者がわかるようになっているか 賞与の有無 90 賞与を出すのか 出さないのか 出さないことがあるのかが明示されているか 賞与支給時期と対象期間 91 賞与を定期に支給する場合は 支給時期と計算対象期間は明確になっているか 賞与の算定方 92 賞与の総額原資決定方法が明示されているか 法 93 賞与額決定方法が明示されているか 94 原則的な支給決定額に特別な場合に増額 減額する条件が明示されているか 95 賞与計算に適用する出勤率の計算方法は明示されているか 96 新規採用者の賞与支給基準は明示されているか 97 中途採用者の賞与支給基準は明示されているか 98 期中配転の場合の評価方法は明示されているか 99 支給日在籍要件は明示されているか 100 支給日在籍要件の適用除外 ( 定年退職者等 ) 基準が明示され ているか