高度外国人材の受け入れについて

Similar documents
高度人材ポイント制の見直しに係る経緯について 実施日 実施内容 平成 24 年 5 月 7 日高度人材ポイント制の運用開始 ( 在留資格 特定活動 ) 平成 25 年 12 月 24 日 平成 27 年 4 月 1 日 平成 28 年 6 月 2 日 認定要件及び優遇措置の見直しを実施 年収基準の緩

高度人材に対するポイント制による出入国管理上の優遇制度高度人材に対するポイント制による出入国管理上の優遇制度不交付高度人材としての在留資格認定証明書を取得するまでの手続きの流れ現行の就労資格に係る在留資格認定証明書交付申請在留資格該当上陸許可基準適合在留資格非該当上陸許可基準不適合在留資格認定現行の

従事しようとする業務に関連する外国の資格, 表彰等で法務大臣が認めるものを保有 12 日本の大学を卒業又は大学院の課程を修了 13 日本語能力 Ⅰ 日本語専攻で外国の大学を卒業又は日本語能力試験 N1 合格相当 1 14 Ⅱ 日本語能力試験 N2 合格相当 13( 日本の大学を卒業又は大学院の課程を

資料 4 高度外国人材の受入れ 就労状況 平成 29 年 12 月 13 日 法務省 厚生労働省 経済産業省

活動の区分 ( 高度専門職 1 号イ, 高度専門職 1 号ロ, 高度専門職 1 号ハ ) に応じ, いずれかの分野のものを1 通 7 ポイント計算表の各項目に関する疎明資料 ( 基本例 ) ( 注 2) ポイントの合計が70 点以上あることを確認できる資料を提出すれば足ります 該当する項目全ての疎明

( 注 2) ポイントの合計が 70 点以上あることを確認できる資料を提出すれば足ります 該当する項 目全ての疎明資料を提出する必要はありません A: 高度専門職 1 号イ B: 高度専門職 1 号ロ C: 高度専門職 1 号ハ ポイント計算表の該当番号 1 2 ポイント計算表の各項目に関する疎明資

( 平成 7 年 月 日以降 ) 参考書式 高度専門職ポイント計算表 ( 高度専門職 号ロ 高度専門職 号 ) 出入国管理及び難民認定法別表第一の二の表の高度専門職の項の下欄の規定に基づき, 出入国管理及び難民認定法別表第一の二の表の高度専門職の項の下欄の基準を定める省令 第 条第 項第 号の規定に

504 特定事業等に係る外国人の入国 在留諸申請優先処理事業 1. 特例を設ける趣旨外国人研究者等海外からの頭脳流入の拡大により経済活性化を図る地域において 当該地域における特定事業等に係る外国人の受入れにあたり 当該外国人の入国 在留諸申請を優先的に処理する措置を講じることにより 当該地域における

とは, 具体的にどのようなものですか? 6 問 17 将来において成長発展が期待される分野の先端的な事業 とは具体的にどのようなものですか? 7 問 18 法務大臣が告示をもって定める大学 とはどのような大学ですか? 7 問 19 法務大臣が告示をもって定める研修 とは具体的にどのような研修ですか?

高度専門職(在留資格の変更)

Microsoft PowerPoint 榔本è−³äººè³⁄挎.pptx

平成28年度「全国キャリア・就職ガイダンス」留学生セッション資料_文部科学省学生・留学生課

課題「シラバス分析」に関する講評

【課題1】海外の企業・人材が東京でビジネスをしやすい環境づくり~【参考】民間によるビジネス交流拠点の例

第 6 次出入国管理政策懇談会 外国人受入れ制度検討分科会メンバー ( メンバー ) 分科会長 た多 が賀 や谷 かず一 てる照 獨協大学法学部教授 あお青 やま山 のぶ伸 よし悦 日本商工会議所理事 事務局長 かわ川 ぐち口 あきら晶 日本経済団体連合会産業政策本部副部長 しん新 たに谷 のぶ信

高度外国人材の受け入れ促進について 日本再興戦略において 優秀な人材を我が国に呼び込み 定着させる ため 高度外国人材の受け入れ要件が緩和されるとともに 高度外国人材受入環境の整備等が求められているところ 日本再興戦略 改訂 2014( 平成 26 年 6 月 ) 抜粋 2-2. 女性の活用推進 /

新たな外国人材受入れ制度の検討経緯及び概要 平成 30 年 7 月 12 日 経済産業省 製造産業局 今年 2 月 20 日の経済財政諮問会議において 総理から以下の指示 安倍政権として いわゆる移民政策をとる考えはありません この点は堅持します 他方で 5 年間のアベノミクスによって 有効求人倍率

Microsoft Word - 文書 1

履修できる授業科目は 原則として全授業科目としますが 実験 実習 外書講読 演習等は 履修できないことがあります 履修科目詳細は学務課にお問い合わせください なお 許可を受けて追加することができます ( 科目等履修生履修科目追加願 ( 別記様式第 4 号 ) 使用 ) 合格通知を受けた者は 4 月入

経済連携協定に基づく外国人看護師候補者・介護福祉士候補者の受入れ

平成 20 年度 福島県立医科大学大学院医学研究科 修士課程医科学専攻 ( 申請中 ) 入試概要 1 募集人員 ( 予定 ) 専攻入学定員募集人員 医科学専攻 10 人 10 人 2 出願資格 次の各号のいずれかに該当する者とする (1) 大学を卒業した者及び平成 20 年 3 月までに卒業見込みの

留学ビザから就労ビザへ切り替える際の事例と課題 宮川真史

特定の分野に係る特定技能外国人受入れに関する運用要領 - 宿泊分野の基準について - 平成 31 年 3 月 法務省 国土交通省編 ( 制定履歴 ) 平成 31 年 3 月 20 日公表 法務大臣は, 出入国管理及び難民認定法 ( 昭和 26 年政令第 319 号 以下 法 という ) 第 2 条の


(2) 特定機関からの報告の受理及び聴取に関すること (3) 特定機関に対する監査に関すること (4) 外国人家事支援人材の保護に関すること (5) 特定機関において外国人家事支援人材の雇用の継続が不可能となった場合の措置に関すること (6) その他 本事業の適正かつ確実な実施のために必要なこと 3

1. 平成 27 年度の取組 1

外国人労働者の現状 資料 1

区分学部研究生特定事項の研究について 指導教員の下で研究を行います 制度の概要 授業を受けて単位を得ることはできません 次のいずれか1つに該当する女子とします 1. 学校教育法第 83 条に規定する大学を卒業した者出願資格 2. 大学を卒業したと同等以上の学力があると本学の認めた者 大学院博士前期課

修士課程・博士課程の関係について

tsukuba_tokyo_eligibility

在留資格 留学 に係る新規入国者数 在留外国人数等 新規入国者数, 在留外国人数ともに平成 15 年頃に留学生の不法残留者数が増加する傾向にあったことを受け, 経費支弁能力等に係る審査を徹底するなど慎重な審査を実施したこと等の影響で, 平成 16 年に大幅に減少 また, 震災の影響により, 新規入国

< 理工学研究科 > 博士課程前期課程 : 以下の (1)~(3) の条件を満たす者 (1) 外国籍を有し 貴大学で学士の学位と同等以上の学位を取得した者 および入学までにその学位を取得する見込みの者 (2) 日本語での授業を受けるに足る高い日本語能力を有している者 (3) 出願までに 本学の希望指

医学教育別冊 医学教育白書 2006年版('02~'06)

4. 高度外国人材に関する取り組み < 経済産業省 > 高度外国人材活躍推進プラットフォーム 中堅 中小企業における高度外国人材の採用 定着を支援 施策情報のワンストップサービス ( ポータルサイトの開設 ) 伴走型支援 ジョブフェア セミナーの開催 による 3 つの支援メニュー 関係省庁 施策情報

平成29年度「全国キャリア・就職ガイダンス」留学生セッション_法務省

181104_特定技能とは

Microsoft PowerPoint 修正「外国人留学生の受け入れ・進路状況と日本語教育に関する調査」結果

新設 拡充又は延長を必要とする理地方公共団体の実施する一定の地方創生事業に対して企業が寄附を行うことを促すことにより 地方創生に取り組む地方を応援することを目的とする ⑴ 政策目的 ⑵ 施策の必要性 少子高齢化に歯止めをかけ 地域の人口減少と地域経済の縮小を克服するため 国及び地方公共団体は まち

( 研修料の額 ) 第 4 条研修員の研修料の額は 実験を要する部門にあっては月額 36,300 円とし 実 験を要しない部門にあっては月額 18,100 円とする ( 研究料の額 ) 第 5 条民間等共同研究員 ( 共同研究のために民間企業等から派遣される研究員をいう 以下同じ ) の研究料の額は

( その 1) 履歴書 記入例 履歴書 記入例 (No. 1) フリガナ 英字氏名 氏名 生年月日 ( 年齢 ) 昭和 年 月 日 ( 満 才 ) ( - ) 性別 男 女 現住所 県 市 区 - - 本籍地又は国籍 都道府県名 ( 外国籍の方は国名 ) を記入 T E L - - ( 携帯電話 -

日本国法務省 外務省 厚生労働省及び警察庁とカンボジア王国労働職業訓練省との間の在留資格 特定技能 を有する外国人に係る制度の適正な運用のための情報連携の基本的枠組みに関する協力覚書 ( 仮訳 ) 日本国法務省 外務省 厚生労働省及び警察庁 ( 以下 日本の省庁 と総称する ) 並びにカンボジア王国

2021 年度入学者選抜 (2020 年度実施 ) について 静岡大学 本学は,2021 年度入学者選抜 (2020 年度実施 ) より [ 註に明記したものは, その前年度より ], 志願者のみなさんの能力をこれまで以上に多面的に評価することを目的として, 課す教科 科目等を以下のとおりに変更いた

登録審査機関の審査ポイント

2019 年度札幌国際大学大学院 [ 外国人特別選抜入学 ] 学生募集要項 観光学研究科心理学研究科スポーツ健康指導研究科

技術士への道

Copyright 2019 Pasona Inc. All Right Reserved. 国際化促進インターンシップ事業と 高度外国人材 ( 国内留学生 ) の日本での就職について 2019 年 2 月 28 日 株式会社パソナ官公庁事業部国際化促進インターンシップ事業プロジェクト長岡田崇

外国人留学生の就職促進について ( 外国人留学生の就職に関する課題等 ) 平成 29 年 6 月 文部科学省

資料3 高等専門学校の現状について

国際商経学部推薦入試 ( グローバルビジネスコース ) 学科 募集人員国際商経学科 ( グローバルビジネスコース ) 20 名 出願期間平成 30 年 11 月 1 日 ( 木 )~ 平成 30 年 11 月 7 日 ( 水 ) 入学考査日平成 30 年 11 月 25 日 ( 日 ) 合格発表日平

貿易特化指数を用いた 日本の製造業の 国際競争力の推移

在留資格 介護 法務省 Ministry of Justice 出入国管理及び難民認定法 ( 昭和 26 年政令第 319 号 )( 抄 ) 別表第一の二 在留資格 介護 本邦において行うことができる活動 本邦の公私の機関との契約に基づいて介護福祉士の資格を有する者が介護又は介護の指導を行う業務に従

平成20年度AO入試基本方針(案)

(4) 自己評価書及び提出された根拠資料 データは 原則として公開します 公表された著作物等を根拠資料とするときには著作権に配慮してください 公表にふさわしくないものには その旨を記載してください (5) 上記 (1) から (4) に関する具体的な資料 データの示し方等については 当該年度の自己評

2010 年 7 月 30 日国立大学法人群馬大学 若手先端科学研究者の研究環境改革 プログラム 先端科学研究指導者育成ユニット テニュア トラック教員の募集要項国立大学法人群馬大学 群馬大学では 文部科学省の科学技術振興調整費 若手研究者の自立的研究環境整備促進事業 (2010 年度から 2014

Microsoft Word - 医療学科AP(0613修正マスタ).docx

選択評価事項C 水準判定のガイドライン(案)

事務連絡 平成 26 年 4 月 23 日 各実施機関実施責任者殿 各実施機関事務連絡担当者殿 文部科学省科学技術 学術政策局 人材政策課 科学技術人材育成費補助金により雇用する研究者等に係る人件費の取扱いについて 旧科学技術振興調整費 ( 以下 旧調整費 という ) の課題を実施する研究者等の人件

政策評価書3-3(4)

参考資料1_学術研究関連データ集

地方創生応援税制 ( 企業版ふるさと納税 ) の運用改善 ( 別紙 1) 平成 31 年度税制改正 企業版ふるさと納税の一層の活用促進を図るため 企業や地方公共団体からの意見等を踏まえ 徹底した運用改善を実施する 地方創生関係交付金と併用する地方公共団体へのインセンティブ付与 地方創生関係交付金の対

ADMISSIONS INFORMATION 190

Microsoft PowerPoint - 【結果レポート】「大学におけるビジネス日本語教育の実施状況に関する調査」

外国人建設就労者受入事業の運用状況について

企業中小企(2) 所得拡大促進税制の見直し ( 案 ) 大大企業については 前年度比 以上の賃上げを行う企業に支援を重点化した上で 給与支給総額の前年度からの増加額への支援を拡充します ( 現行制度とあわせて 1) 中小企業については 現行制度を維持しつつ 前年度比 以上の賃上げを行う企業について

第 11 回中央執行委員会確認 / 外国人材の受入れに関する新たな在留資格の創設 に対する当面の取り組み Ⅰ. はじめに 6 月 15 日 政府は 経済財政運営と改革の基本方針 2018 において 専ら人手不足対応の観点から 即戦力となる外国人材を幅広く受け入れ るための新たな在留

在留外国人数の推移 3,000,000 人 2,500,000 2,382,822 人 2,000,000 1,500,000 1,000, ,612 人 500,000 0 昭和 平成 各年末現在 平成 23 年までは外国人登録者数 平成 24 年以降は, 在留外国人数 1

対応可能性のある場合 見直し予定及びその内容 はなく 所轄庁である各都道府県が 学校運営の安定性 継続性を担保するために独自に設けているものである 対応困難とする場合 要望へ対応した場合に生じる問題点及び問題点に対する補完措置の有無等改革事項に対する基本的考え方 新成長戦略に記載のある 研究者や専門

官・総クリア版

<4D F736F F D20906C8AD489C88A778CA48B8689C881408BB38A77979D944F82C6906C8DDE88E790AC96DA95572E646F6378>

Microsoft PowerPoint brochure

<8E758AE8979D97528F912E6D6364>

3.法第7条第3号通知改正後本文(改廃履歴入り)

イノベーティブ アジア (Innovative Asia) 事業 外務省 2018 年 7 月 アジア途上国の優秀な人材が, 日本のイノベーションに貢献するとともに, 母国に戻って自国の産業発展に貢献できるよう, 政府開発援助 (ODA) 等を活用して次のような取組を行う 政府は, 日本再興戦略 2

均衡待遇・正社員化推進奨励金 支給申請の手引き

第一種奨学金(海外大学院学位取得型対象)特に優れた業績による返還免除申請にあたっての留意点

日本国法務省 外務省 厚生労働省及び警察庁とフィリピン共和国労働雇用省との間の在留資格 特定技能 を有する外国人に係る制度の適正な運用のための基本的連携枠組みに関する協力覚書 ( 仮訳 ) 日本国法務省 外務省 厚生労働省及び警察庁 ( 以下 日本の省庁 と総称する ) 並びにフィリピン共和国労働雇

第11回創業・IT等WG 資料1-1

目次 2 級管工事施工管理技術検定学科試験の合格発表まで 2 2 級管工事施工管理技術検定学科試験 はじめに 2 級管工事施工管理技術検定は 建設業法第 27 条に基づき 管工事に従事する施工管理技術者の向上 技術水準の確保を図ることを目的とした国家試験で 同法第 27 条 2 に基づく国土交通大臣

特待生制度 KIU 特別クラス選考 みなし得点 ( 満点 ) 制度 あり経済学部あり インターネット出願のみ 一般入試 (A) 併願入試 Ⅰ. 募集人員経済学部経済経営学科 18 名 経済学部国際文化ビジネス 観光学科 12 名 リハビリテーション学部理学療法学科 20 名 経済学部 リハビリテーシ

第 1 表 国籍 地域別在留外国人数の推移 国籍 地域 平成 20 年末平成 21 年末平成 22 年末平成 23 年末平成 24 年末平成 25 年末平成 26 年末平成 27 年末平成 28 年末平成 29 年末平成 30 年 (2008) (2009) (2010) (2011) (2012)

181008_はじめての外国人スタッフ採用(技術・人文知識・国際業務)

改定事項 基本報酬 1 入居者の医療ニーズへの対応 2 生活機能向上連携加算の創設 3 機能訓練指導員の確保の促進 4 若年性認知症入居者受入加算の創設 5 口腔衛生管理の充実 6 栄養改善の取組の推進 7 短期利用特定施設入居者生活介護の利用者数の上限の見直し 8 身体的拘束等の適正化 9 運営推

筑波大学大学院出願資格 ( 有無 ) 及び出願資格審査申請について Ⅰ 修士課程 博士前期課程 一貫制博士課程の出願資格の確認について 1 一般入学試験の出願資格について により出願資格を確認すること ただし 選抜方法により出願要件を設けているものもあるので 学生募集要項をよく確認すること なお 社

資料 3 国家戦略特区における追加の規制改革事項等について ( 案 ) 平成 29 年 2 月 21 日国家戦略特別区域諮問会議 国家戦略特区について 日本再興戦略 2016 ( 平成 28 年 6 月 2 日閣議決定 ) などに基づき また 指定した特区の区域会議や全国の地方自治体 民間からの提案

外国人材受入促進に向けた基本的考え方

様式 度中央大学大学院社会人特別試験 研究計画書 研究科専攻課程 氏名 1. 原則として ワープロソフトで作成してください (A4 判 ) 2. 表紙 ( 本書 ) を上にして 左上をでとめてください 3. 提出が複数部指定されている場合は この表紙もコピーしてください

お知らせ 柔道整復師の資格を取得される皆さま 関係の皆さまへ 平成 30 年 4 月から 柔道整復療養費の受領委任を取り扱う 施術管理者 になる場合は 実務経験と研修の受講が必要となる方向で 以下のとおり検討しています 柔道整復療養費の受領委任の取扱いを管理する 施術管理者 になるための要件について

外国人材の活用が求められる背景 1

普及指導員資格試験に関するよくある質問 Q&A 平成 28 年 5 月 6 日版 注 ) この Q&A では 農業改良助長法 ( 昭和 23 年法律第 165 号 ) を 法 農業改良 助長法の一部を改正する法律 ( 平成 16 年法律第 53 号 ) を 16 年改正法 農業改良助 長法施行規則

<81798BC793E08C888DD997B9817A939D8C768E9197BF2E786C7378>

長期履修制度とは当研究科の全専攻 全課程に適用する制度です 通常 標準の修業年限内に行うべき授業履修や研究を 指導教員とともに事前に計画を立てたうえで 標準の修業年限を超えて一定の期間にわたり長期的に教育課程を履修することが認められる制度です 長期履修は最大で標準修了年限の2 倍の期間まで認められ

( イ ) 法学部 AO 入試 ( 大学入試センター試験を課すもの ) 実施学部 学科名法学部法学科 ( 昼間コース ) 募集人員 20 人 1 平成 31 年度大学入試センター試験の受験を要する教科 科目を受験する者 2 高等学校 ( 中等教育学校の後期課程を含む ) を卒業した者及び 2019

いる 〇また 障害者の権利に関する条約 においては 障害に基づくあらゆる差別を禁止するものとされている 〇一方 成年被後見人等の権利に係る制限が設けられている制度 ( いわゆる欠格条項 ) については いわゆるノーマライゼーションやソーシャルインクルージョン ( 社会的包摂 ) を基本理念とする成年

3 特許保有数 図表 Ⅰ-3 調査対象者の特許保有数 Ⅱ. 分析結果 1. 減免制度 (1) 減免制度の利用状況本調査研究のヒアリング対象の中小企業が利用している法律別の減免制度の利用状況を 図表 Ⅱ-1 に示す 企業数は延べ数でカウントしている 図表 Ⅱ-1 減免制度の利用状況 この結果から 産業

又 平成 30 年 12 月 1 日 ( 土 ) 平成 31 年 3 月 15 日 ( 金 ) 試験場の案内は 108 ページ参照 書類審査, 小論文, 面接の結果を総合して判定する 45

スライド 1

法政大学大学院2019入試要項_本文_四.indd

推薦試験 ( 公募制 ) 募 集 人 員 296 名 出 願 資 格 高等学校若しくは中等教育学校を平成 31 年 3 月に卒業見込みの者で 次の 1~6の条件のいずれかを満たし かつ 学校長の推薦を受けたもの 1 全体の評定平均値が3.3 以上の者 2 皆勤の者 3 課外活動 ( 文化活動 体育活

5 トピック 名古屋市におけるベトナム人住民およびネパール人住民 外国人住民の増加数全体に占めるベトナムとネパール両国籍の住民増加数は 56.9% を占め ました 増加が顕著な両国籍について取り上げます (1) ベトナム人住民 ( 第 4 表 第 4 表の2 第 4 表の3 第 4 表の4 第 4

第14章 国民年金 

Transcription:

資料 平成 29 年 4 月 2 日第 2 回クールジャパン人材育成検討会 入国管理局

1 高度外国人材の受入れ促進 平成 24 年 月, 経済成長等への貢献が期待される高度な能力を持つ外国人について, 出入国管理上の優遇措置を実施してその受入れを促進するため, 高度人材ポイント制 を導入 ( 在留資格 特定活動 ) 平成 2 年 12 月に認定要件を緩和したほか, ウェブサイト掲載や関係機関へのリーフレット配布, 企業 大学等の各種会合への職員派遣等の広報活動により高度人材認定数は増加傾向平成 26 年の入管法改正により, 平成 27 年 4 月から高度人材に特化した在留資格 高度専門職 を新設 高度人材ポイント制の対象 (3つの分類) 高度学術研究活動高度専門 技術活動高度経営 管理活動それぞれの特性に応じて, 学歴, 職歴, 年収などの項目ごとにポイントを設け, 一定点数 (70 点 ) に達した場合に優遇措置の対象とする 在留資格 高度専門職 高度専門職 1 号 及び 高度専門職 2 号 の 2 種類 高度専門職 2 号 は 高度専門職 1 号 で 3 年以上活動を行った者が対象 優遇措置の内容 高度専門職 1 号在留期間 年 の付与複合的な在留活動の許容配偶者の就労親の帯同永住許可要件の緩和家事使用人の帯同 高度専門職 2 号 在留期間 無期限 の付与就労資格のほぼ全ての活動を許容配偶者の就労親の帯同共通永住許可要件の緩和家事使用人の帯同 政府インターネットテレビより

高度人材ポイント計算表 博士号又は修士号取得者 ( 注 3) 博士号 ( 専門職に係る学位を除く ) 取得者 30 博士号 ( 専門職に係る学位を除く ) 取得者 30 大学を卒業し又はこれと同等以上の教育学歴学歴修士号 ( 専門職に係る博士を含む ) 取得者を受けた者 ( 博士号又は修士号取得者を 修士号 ( 専門職に係る博士を含む ) 取得者 学歴 ( 注 3) 除く ) 年 ~ 2 7 年 ~ 大学を卒業し又はこれと同等以上の教育職歴職歴を受けた者 ( 博士号又は修士号取得者を ( 実務経験 ) 7 年 ~ ( 実務経験 ) 除く ) 事業の経営又 年 ~ 従事しようとす 年 ~ は管理に係るものる研究, 研究の指 年 ~ に限る 3 年 ~ 職歴導又は教育に係る ( 実務経験 ) 実務経験に限る 7 年 ~ 3 年 ~ 従事しようとす 3000 万円 ~ 0 る業務に係る実務 年 ~ 経験に限る 3 年 ~ 年収 年収 200 万円 ~ 1 主たる受入 1 主たる受入年収機関から受ける報機関から受ける報 1 主たる受入酬の年額酬の年額機関から受ける報 2 海外の機関 2 海外の機関年齢区分に応じ, ポイントが付与される年~00 万円 ~ 酬の年額からの転勤の場合 30 からの転勤の場合収の下限を異なるものとする 詳細は2 参 2 海外の機関~には, 当該機関か年齢区分に応じ, ポイントが付与される年には, 当該機関から受ける報酬の年照からの転勤の場合ら受ける報酬の年収の下限を異なるものとする 詳細は2 参額を算入には, 当該機関か額を算入ら受ける報酬の年照 3 賞与 ( ボーナ 3 賞与 ( ボーナス ) も年収に含まれ額を算入ス ) も年収に含まれ 00 万円 ~ る 3 賞与 ( ボーナる ス ) も年収に含まれ る 年 齢 ボーナス 1 研究実績 ボーナス 2 ボーナス 3 ボーナス 4 職務に関連する外国の資格等 ボーナス 本邦の高等教育機関において学位を取得 ボーナス 6 高度学術研究分野高度専門 技術分野高度経営 管理分野 ~29 歳 ~34 歳 ~29 歳 ~39 歳 年 齢 ~34 歳 ~39 歳 詳細は3 参照 2 ボーナス1 研究実績 詳細は3 参照 イノベーションを促進するための支援措置 ( 別に告示で定めるもの ) を受けている機関における就労 ( 注 1) 試験研究費等比率が 3% を超える中小企業における就労 日本語能力試験 N1 取得者若しくはこれと同等以上の能力があることを試験 ( 注 2) により認められている者又は外国の大学において日本語を専攻して卒業した者 合格点 70 ボーナス 2 ボーナス 3 ボーナス 4 イノベーションを促進するための支援措置 ( 別に告示で定めるもの ) を受けている機関における就労 ( 注 1) 試験研究費等比率が 3% を超える中小企業における就労 ボーナス 職務に関連する外国の資格等 ボーナス 6 ボーナス 7 職務に関連する日本の国家資格の保有 (1 つにつき 点 ) 本邦の高等教育機関において学位を取得 日本語能力試験 N1 取得者若しくはこれと同等以上の能力があることを試験 ( 注 2) により認められている者又は外国の大学において日本語を専攻して卒業した者 合格点 70 ボーナス 1 地位 ボーナス 2 ボーナス 3 00 万円 ~ 取締役, 執行役ポストでの受入れ 試験研究費等比率が 3% を超える中小企業における就労 ボーナス 4 職務に関連する外国の資格等 ボーナス ボーナス 6 代表取締役, 代表執行役ポストでの受入れ イノベーションを促進するための支援措置 ( 別に告示で定めるもの ) を受けている機関における就労 ( 注 1) 本邦の高等教育機関において学位を取得 日本語能力試験 N1 取得者若しくはこれと同等以上の能力があることを試験 ( 注 2) により認められている者又は外国の大学において日本語を専攻して卒業した者 合格点 1 最低年収基準 高度専門 技術分野及び高度経営 管理分野においては, 年収 300 万円以上であることが必要 2 年収配点表 1,000 万円 00 万円 0 万円 研究論文の実績については, 我が国の国の機関において利用されている学術論文データベー研スに登録されている学術雑誌に究掲載されている論文 ( 申請人が実責任著者であるものに限る ) 績 3 本 ~ 900 万円 700 万円 ~29 歳 3 800 万円 30 600 万円 3 研究実績 特許の発明 1 件 ~ ~34 歳 3 30 外国政府からグラントを受けた研究に従事した実績 3 件 ~ ~39 歳 3 歳 ~ 2 2 2 上記の項目以外で, 上記項目におけるものと同等の研究実績があると申請人がアピールする場合 ( 著名な賞の受賞歴等 ), 関係行政機関の長の意見を聴 70 いた上で法務大臣が個別にポイントの付与の適否を判断 3 30 30 高度学術研究分野 高度専門 技術分野 ( 注 1) 就労する機関が中小企業である場合には, 別途 点の加点 ( 注 2) 例えば,BJT ビジネス日本語能力テストにおける 480 点以上の得点 ( 注 3) 経営管理に関する専門職学位 (MBA,MOT) を有している場合には, 別途 点の加点 高度学術研究分野については,2 つ以上に該当する場合には 2 点 2

高度人材ポイント制の認定件数 ( 累計 ) の推移 6,669 人 (28 年 12 月 ) ( 件 ) 高度学術研究活動 高度専門 技術活動 高度経営 管理活動平成 24 年 月 7 日制度開始平成 2 年 12 月 24 日改正告示施行平成 27 年 4 月 1 日 高度専門職 施行 日本再興戦略 16 ( 平成 28 年 6 月 2 日閣議決定 ) KPI 17 年末までに,000 人の高度人材認定を目指す さらに 年末までに,000 人の高度人材認定を目指す 7 0 00 00 3000 00 000 6000 7000 24年月6月7月8月9月月11月12月2年1月2月3月4月月6月7月8月9月月11月12月26年1月2月3月4月月6月7月8月9月月11月12月27年1月2月3月4月月6月7月8月9月月11月12月28年1月2月3月4月月6月7月8月9月月11月12月

高度人材ポイント制の見直し 日本再興戦略 16( 平成 28 年 6 月 2 日閣議決定 ) 高度外国人材を更に呼び込む入国 在留管理制度の検討高度 IT 人材など 日本経済の成長への貢献が期待される高度な技術 知識を持った外国人材を我が国に惹きつけ 長期にわたり活躍してもらうためには 諸外国以上に魅力的な入国 在留管理制度を整備することが必要である このため 高度外国人材の永住許可申請に要する在留期間を現行の 年から大幅に短縮する世界最速級の 日本版高度外国人材グリーンカード を創設することとし 可能な限り速やかに必要な措置を講じる あわせて 高度人材ポイント制をより活用しやすいものとする観点からの要件の見直し及び更なる周知を促進する 高額投資家 IoT 再生医療等の成長分野において 我が国への貢献が大きい外国人材の永住許可申請の在り方について検討を進め 可能な限り速やかに結論を得る 外国人留学生 海外学生の本邦企業への就職支援強化日本政府の ODA 等の公的資金を活用した アジア各国での高度人材育成事業により輩出された人材は 我が国との親和性が高い者が多く 国内産業のイノベーションを促進するとともに 母国の発展にも貢献し 我が国と各国の紐帯を強める一助ともなることが期待される こうした人材が日本とアジア各国との間で還流することを促すため アジア各国の工学系トップレベル校 ( 大学 大学院 ) 等における 日本政府の ODA による高度人材育成事業の内容に日本の産業界のニーズを反映させ 充実を図る また これらの事業を既に実施している大学 大学院に加え これまでかかる事業を実施していなかったアジア各国の工学系トップレベル校 ( 大学 大学院 ) 等についても 優秀な学生等に対して次の措置を講ずる 優秀な学生等であって 外務大臣が適格性を審査した上で認定する者については 在留資格取得上の優遇措置 ( 高度人材ポイント制 における特別加算を含む ) や在留資格申請のための提出書類の簡素化等の施策を講じる 4

日本版高度外国人材グリーンカード の創設 検討中の措置 70 点以上のポイントで高度外国人材として認められた者について, 永住許可申請に要する在留期間を現行の 年から3 年に短縮する 高度外国人材の中でも特に高度と認められる者 (80 点以上のポイントで認められた者 ) については, 永住許可申請に要する在留期間を現行の 年から大幅に短縮し,1 年とする = 日本版高度外国人材グリーンカード の創設 現行 見直し後 70 点以上 高度専門職 70 点以上 高度専門職 80 点以上 1 年 3 年 永住許可申請 永住許可申請 永住許可申請 年

新たに追加を検討中の加算措置 (1) (1) 成長分野 (IT 等 ) において所管省庁が関与する先端プロジェクトに従事する人材に対する加算 点 各省が関与する成長分野の先端プロジェクトに従事する人材について, 特別加算の対象とする (2) 高額投資家に対する加算 点 高度経営 管理活動 に従事する者が, 自己の経営する事業に対して, 高額な投資 (1 億円以上の投資 ) を行っている場合について, 特別加算の対象とする (3) トップ大学卒業者に対する加算 点以下のいずれかの大学の卒業者 ( 当該大学の大学院の修了者を含む ) について, 特別加算の対象とする 1 世界の権威ある大学格付 3 機関 ( クアクアレリ シモンズ社 ( 英国 ), タイムズ社 ( 英国 ), 上海交通大学 ( 中国 )) の大学ランキングのうち2つ以上において300 位以内の大学 2 文部科学省が実施するスーパーグローバル大学創成支援事業 ( トップ型 ) において, 補助金の交付を受けている大学 3 外務省が実施するイノベーティブ アジア事業において, パートナー校 として指定を受けている大学 6

新たに追加を検討中の各種加算措置 (2) (4)ODAを活用した人材育成事業の修了者に対する加算 点日本政府のODAを活用し, 外務省が実施する イノベーティブ アジア (Innovative Asia) 事業に基づく本邦での研修 ( 研修期間 1 年以上 ) を修了した学生について, 特別加算の対象とする () 高度学術研究分野における大卒者等への加算 点 現行制度では, 高度学術研究分野 の学歴は修士以上が加算対象となっているところ, 他の分野と 同様に 大学を卒業し, 又はこれと同等以上の教育を受けた 者についても加算の対象とする (6) 複数の修士号又は博士号を取得した者に対する加算 点 現行制度では, 複数の学位を取得している場合には, 最も上位の学位を基準に加算しているところ, 複数分野の専門性を持つ者 ( 複数の博士号又は複数の修士号 ) について特別加算の対象とする (7) 一定の水準の日本語能力 ( 日本語能力試験 N2 程度 ) を有する者への加算 点 現行制度では, 日本語能力試験 N1 取得者又は外国の大学において日本語を専攻して卒業した者に対して特別加算の対象としているところ, 日本語能力試験 N2 取得者についても特別加算の対象とする ( ポイントはN1が 点に対し,N2は 点とする ) ただし, 本邦に留学経験がある者及び外国の大学において日本語を専攻して卒業した者としてポイントを得た者への重複加算は認めない 7