平成 6 年 月 6 日 国家公務員共済組合連合会 国家公務員共済組合法の一部改正に伴う事務処理変更について ( 平成 6 年 月 1 日施行 ) Ⅰ 育児休業等終了時改定の対象者に関する改正 ( 法第 条第 9 項 ) 育児休業等終了時改定は 育児休業等終了日の翌日に産前産後休業を開始している組合員は 対象外となります ( 平成 6 年 月 1 日以後に終了した育児休業について対象外とされます ) [ 例 ] 育児休業等終了時改定の対象外となる場合 育児休業等終了日の翌日に産前産後休業を開始 H6..1 前の子の育児休業 後の子の産前産後休業開始 後の子の出生 1
Ⅱ 産前産後休業終了時改定の新設 ( 国共法第 条第 11 項及び第 1 項 ) 1. 改定の対象産前産後休業を終了した組合員が 当該休業を終了した日に当該休業に係る子を養育する場合において 共済組合に申出をしたときは 標準報酬の改定を行います ( 平成 6 年 月 1 日以後に終了した産前産後休業について適用されます ) ただし 産前産後休業終了日の翌日に育児休業等を開始している場合は 対象外となります. 改定の方法 ( 育児休業等終了時改定と同様の方法によります ) 産前産後休業終了日の翌日が属する月以後 3 月間 ( 産前産後休業終了日の翌日において継続して組合員であった期間に限るものとし かつ 報酬支払の基礎となった日数が 17 日未満である月があるときは その月を除く ) に受けた報酬の総額をその期間の月数で除して得た額を報酬月額として 標準報酬を改定します 3. 改定した標準報酬の適用期間産前産後休業終了日の翌日から起算して 月を経過した日の属する月の翌月からその年の8 月 31 日 (7 月から1 月までのいずれかの月から改定されたものについては 翌年の8 月 31 日 ) までの標準報酬となります. 改定した標準報酬の通知標準報酬の改定を行った場合は 標準報酬産前産後休業終了時改定基礎届 ( 別添 1) で連合会に通知してください 記入方法は 標準報酬育児休業終了時改定基礎届 と同様です ( ただし 変更の理由 欄は になります ) [ 例 ] 3 ヶ月間に受けた報酬 休産業前開産始後 出生 休産業前終産了後 申出 終産了前時産改後定休業 産前産後休業終了日の翌日に育児休業を開始しているときは対象外
Ⅲ 3 歳未満の子を養育する組合員等の平均標準報酬額の計算の特例 ( 養育特例 ) に関する改正 ( 国共法第 73 条の 第 1 項及び第 3 項 ) 現在 第二子以降の子が出生した場合 当該出生した日の属する月の前月 ( 以下 基準月 という ) に前の子に係る基準月の標準報酬 ( 以下 従前標準報酬 という ) が保障されている場合は 引き続き前の子に係る従前標準報酬が保障されることとされています また 育児休業等 ( ) の期間は 養育特例を受けることができませんが 産前産後休業の期間は 養育特例を受けることができます [ 改正前の例 ] 第一子出生 従前標準報酬 18 級 復職 育休終了時改定 17 級 第二子出生 従前標準報酬 17 級 復職 産前産後休業 育児休業 産前産後休業 育児休業 改正後は 産前産後休業 ( ) をしている組合員は その間 養育特例を受けることができなくなります また これにより次の子の基準月の前月において前の子にかかる従前標準報酬の保障が終了になる場合もありますが 前の子に係る養育特例の終了となる理由が次の子に係る産前産後休業の開始である場合には 当該産前産後休業がなかったとしたならば 前の子に係る従前標準報酬が保障されていた場合には 当該従前標準報酬が保障されることになります [ 改正後の例 ] 第一子出生 従前標準報酬 18 級 復職 育休終了時改定 17 級 第二子出生 従前標準報酬 17 級 復職 産前産後休業 育児休業 保障なし 17 級 産前産後休業 育児休業 3
なお 産前産後休業が施行日 ( 平成 6 年 月 1 日 ) を跨ぐ場合には 施行日に産前産後休業を開始したものとみなして前記が適用され ることとなるため 3 歳未満の子を養育しない旨の届出書 の提出が必要となります ( 改正法附則 ( 平 法 6) 第 31 条 ) [ 例 ] 子出生 従前標準報酬 18 級 復職 育休終了時改定 17 級 子出生 H6. 産前産後休業 育児休業休産業前開産始後 休産業前開産始後 養育保障終了 改正に伴い 3 歳未満の子を養育する旨の申出書 ( 別添 ) 及び 3 歳未満の子を養育しない旨の届出書 ( 別添 3) の様式を変更しましたので 平成 6 年 月 1 日以降の申出又は届出にご使用ください 変更点については 養育特例に係る申出書及び届出書の変更点 ( 別添 ) をご参照ください また 様式の提出時期については 養育特例に係る申出時期 ( 別添 5) を参考にしてください
標準報酬産前産後休業終了時改定基礎届 支部 共済組合 所属所 検 印 記組合番号 組合 支部等 号 コード コード 共済組合名 共済組合事務担当者名 1 3 5 6 支部又は B 所属所 長期組合員番号 ( フリガナ ) 組合員氏名 生年月日 従前の標準報酬性別等級月額 算定 基礎月 給与月額 固定的給与非固定的給与計 平均額 標準報酬等級月額 変更年月日 変更の理由 7 8 9 10 11 1 13 1 15 16 17 18 19 0 1 3 5 6 7 8 9 30 31 3 33 明年月日級千円円円円円級千円元年月日 1 1 月目男 1 大 月目昭 3 3 月目女 平 計明 1 1 月目男 1 大 月目昭 3 3 月目女 平 計明 1 1 月目男 1 大 月目昭 3 3 月目女 平 計明 1 1 月目男 1 大 月目昭 3 3 月目女 平 計明 1 1 月目男 1 大 月目昭 3 3 月目女 平 計 3
支部 所属所受付印 3 歳未満の子を養育する旨の申出書 ( フリガナ ) 申 出 者 氏 名 申出者生年月日 昭和平成 年月日 長期組合員番号 基礎年金番号 養育することとなった日及びその事由 ( 該当する番号を で囲んでください ) 裏面参照 平成 年 月 日 1 出 生 養子縁組 3 同居開始 養育の特例を開始する日及びその事由 ( 該当する番号を で囲んでください ) 裏面参照 1 出生 育休終了 3 産休終了 就職 養育することとなった子 ( フリガナ ) 氏名 生年月日 上記のとおり相違ありません 支部又は所属所長 共済組合証明欄 氏名 印 国家公務員共済組合法第 73 条の の規定の適用を申し出ます 国家公務員共済組合連合会理事長 殿 申出者 住所 氏名 印 ( 組合担当者記入欄 ) 組合コード 支部コード 当該子に係る産前産後休業 ( ) の期間 ~ (H6.)
( 裏面 ) 記入にあたっての留意事項 この申出書は 組合員又は組合員であった方が 養育特例の適用を申し出るために提出するものです 女性の申出者養育することとなった日及びその事由欄 * 子が生まれたことによる場合 1 を で囲み 出生年月日を記入 * 子と申出者の養子縁組による場合 を で囲み 養子縁組を行った日を記入養育の特例を開始する日及びその事由欄 * 育児休業 ( ) が終了したことにより特例の適用を申し出る場合 を で囲み 育児休業が終了した日の翌日を記入 * 産前産後休業 ( ) が終了したことにより特例の適用を申し出る場合 3 を で囲み 産前産後休業が終了した日の翌日を記入 * 3 歳未満の子を有している方が 組合員になったことにより特例の適用を申し出る場合 を で囲み 組合員となった日を記入 ただし 当該子を出生した月の前月に組合員でない場合は 当該月前 1 年以内に組合員であった方に限ります 男性の申出者養育することとなった日及びその事由欄 * 子が生まれたことによる場合 1 を で囲み 出生年月日を記入 3 歳未満の子を養育している期間中に次の子が生まれた場合にも同様に記入してください ( 併せて前の子にかかる 3 歳未満の子を養育しない旨の届出書 もご提出ください ) * 子と申出者の養子縁組による場合 を で囲み 養子縁組を行った日を記入 * 出生時に別居していた子と同居することとなったことによる場合 3 を で囲み 同居を開始した日を記入養育の特例を開始する日及びその事由欄 * 子が生まれたことにより特例の適用を申し出る場合 1 を で囲み 出生年月日を記入 * 育児休業 ( ) が終了したことにより特例の適用を申し出る場合 を で囲み 育児休業が終了した日の翌日を記入 * 3 歳未満の子を有している方が 組合員になったことにより特例の適用を申し出る場合 を で囲み 組合員となった日を記入 ただし 当該子を出生した月の前月に組合員でない場合は 当該月前 1 年以内に組合員であった方に限ります ( 共済組合担当者 ) 当該子に係る産前産後休業 ( ) の期間欄この欄は 特例を受ける組合員が女性である場合に 当該子に係る産前産後休業 ( ) の期間を記入してください
支部 所属所受付印 3 歳未満の子を養育しない旨の届出書 ( フリガナ ) 届 出 者 氏 名 届出者生年月日 昭和平成 年月日 長期組合員番号 基礎年金番号 養育しないこととなった日及びその事由 裏面参照 該当する番号に を付け カッコ内の日を 養育しないこととなった日 としてご記入ください 1 子の 3 歳到達 ( 誕生日の前日 ) 組合員の退職 ( 退職日 ) 3 他の子の養育 ( 他の子の出生日 ) 子を養育しなくなった ( 養育しなくなった日 ) 5 育児休業等 ( ) の開始 ( 開始日 ) 6 産前産後休業 ( ) の開始 ( 開始日 ) 養育しないこととなった子 フリガナ 氏 名 生年月日 平成 年月日 上記のとおり相違ありません 支部又は所属所長 共済組合証明欄 氏名 印 国家公務員共済組合法第 73 条の 第 1 項各号に該当したので届け出ます 国家公務員共済組合連合会理事長 届出者 殿 住所 氏名 印 ( 組合担当者記入欄 ) 組合コード 支部等コード (H6.)
( 裏面 ) 記入にあたっての留意事項 この届出書は 養育特例の適用を申し出ている組合員又は組合員であった方が 次の掲げる事由 に該当した場合に提出してください 女性の届出者 養育しないこととなった日及びその事由欄 * 子が3 歳に到達した場合 1 を で囲み 当該子の誕生日の前日を記入 * 組合員が退職した場合 を で囲み 組合員が退職した日を記入 * 子を養育しなくなった場合 を で囲み 養育しなくなった日を記入 * 育児休業 ( ) を開始した場合 5 を で囲み 育児休業( ) を開始した日を記入 * 産前産後休業 ( ) を開始した場合 6 を で囲み 産前産後休業( ) を開始した日を記入 男性の届出者 養育しないこととなった日及びその事由欄 * 子が3 歳に到達した場合 1 を で囲み 当該子の誕生日の前日を記入 * 組合員が退職した場合 を で囲み 組合員が退職した日を記入 * 養育特例の適用中に次の子が生まれた場合 3 を で囲み 出生年月日を記入 * 子を養育しなくなった場合 を で囲み 養育しなくなった日を記入 * 育児休業 ( ) を開始した場合 5 を で囲み 育児休業( ) を開始した日を記入
養育特例に係る申出書及び届出書の変更点 申出書届出書 現 行 変 更 変更の理由 実際の標準報酬が従前標準 標準報酬の異動に関係なく子の出生 共済組合で実際の標準報酬が従前標準報酬を下 報酬より下回った時に初め 時 産休終了時又は育休終了時に申出 回るとき ( 申出契機 ) を管理しなければならず て申出書を提出している 書を提出する ( 申出契機の変更 ) 事務が煩雑になるため 基準月 従前標準報酬 記入不要とする ( 記入欄削除 ) 上記のように標準報酬の異動に関係なく申出書 及び 養育特例を開始した日 を提出することから当該項目の記入は不要にな の属する月の実際の標準報 ると考えるため 酬 を記入している ( 法改正による追加 ) 養育特例の申出時に産前産後休業の 前の子の保障等級を当該子の保障等級をするこ 期間を記入する ( 記入欄追加 ) とができるか判断するため 養育することとなった事由に を付 養育することとなった日と子の生年月日が一致 ける ( 記入欄追加 ) しないときの理由を明確にするため 養育の特例を開始する事由に を付 申出を行った事由を明確にするため ける ( 記入欄追加 ) 養育しないこととなった日 記入不要とする ( 記入欄削除 ) 連合会における養育保障に係る事務処理では必 の翌日の属する月の前月及 要としていないため び標準報酬を記入している ( 法改正による追加 ) 養育しないこととなった事由に 産前 当該子の保障等級が次の子の保障等級となるか 産後休業 ( ) の開始 を追加 判断するため する
養育特例に係る申出時期 勤務期間 産前産後休業 育児休業 ( ) ( 別添 5) 1 する旨提出 ( 第 1 子 ) する旨提出 ( 第 子 ) しない旨提出 ( 第 1 子 ) しない旨提出 ( 第 子 ) 女性組合員 H6..1 第 子出生 3 歳 第 子出生 3 歳 第 子出生 第 1 子出生 第 子出生 男性組合員 1 第 子出生 3 歳 第 子出生 3 歳 第 子出生 3 歳