1) の場合 通常 成人にはアセトアミノフェンとして 1 回 300~1000mg を経口投与し 投与間隔は 4~6 時間 以上とする なお 年齢 症状により適宜増減するが 1 日総量として 4000mg を限度とする また 空腹時の投与は避けることが望ましい 2) の場合 通常 成人にはアセトアミ

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パキシル錠 20mg paxil GSK 規格 20mg/ 錠一般名パロキセチン塩酸塩水和物 うつ病 うつ状態 パニック障害 強迫性障害 社会不安障害 うつ病 うつ状態 : 通常 成人には 1 日 1 回夕食後 パロキセチンとして 20~40mg を経口投与する 投与は 1 回 10~20mg より

(Microsoft PowerPoint - \201iweb\214\374\201j2009_11 \222\307\225\342\225i\224\255\224\204\210\304\223\340.PPT)

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Microsoft Word - JAID_JSC 2014 正誤表_ 原稿

改訂の理由及び調査の結果直近 3 年度の国内副作用症例の集積状況 転帰死亡症例 国内症例が集積したことから専門委員の意見も踏まえた調査の結果 改訂することが適切と判断した 低カルニチン血症関連症例 16 例 死亡 0 例

DRAFT#9 2011

審査結果 平成 26 年 1 月 6 日 [ 販 売 名 ] ダラシン S 注射液 300mg 同注射液 600mg [ 一 般 名 ] クリンダマイシンリン酸エステル [ 申請者名 ] ファイザー株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 25 年 8 月 21 日 [ 審査結果 ] 平成 25 年 7

用法・用量DB

分類

生後 1 カ月 HB ワクチン 0.25ml 皮下注射生後 6 カ月 HB ワクチン 0.25ml 皮下注射 2013 年 11 月 1 日 日本産科婦人科学会周産期委員会未承認薬検討小委員会担当委員日本周産期 新生児医学会副理事長 社保委員会副委員長久保隆彦

改訂の理由及び調査の結果直近 3 年度の国内副作用症例の集積状況 転帰死亡症例 アモキシシリン水和物及びクラブラン酸カリウム アモキシシリン水和物の国内症例が集積したことから 専門委員の意見も踏まえた調査の結果 改訂することが適切と判断した 血小板減少関連症例 1 アモキシシリン水和物 3 例 (

シプロフロキサシン錠 100mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにシプロフロキサシン塩酸塩は グラム陽性菌 ( ブドウ球菌 レンサ球菌など ) や緑膿菌を含むグラム陰性菌 ( 大腸菌 肺炎球菌など ) に強い抗菌力を示すように広い抗菌スペクトルを

鑑-H リンゼス錠他 留意事項通知の一部改正等について

(事務連絡)公知申請に係る前倒し保険適用通知

スライド 1

より詳細な情報を望まれる場合は 担当の医師または薬剤師におたずねください また 患者向医薬品ガイド 医療専門家向けの 添付文書情報 が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています

DRAFT#9 2011

査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品

選択した 薬剤から表示される処方内容 44 5: 気管支喘息 12 歳 ~ アドエア 50 エアゾール 120 吸入用 12.0g 瓶 3: 外用 4:1 日 2 回 1 1 回 2 吸入 45 5: 気管支喘息 9 歳アドエア 50 エアゾール 120 吸入用 12.0g 1.00

名称未設定

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減量・コース投与期間短縮の基準

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再審査報告書 販売名 平成 29 年 11 月 8 日 医薬品医療機器総合機構 1 ネスプ注射液 10µg/1mL プラシリンジ 同注射液 15µg/1mL プラシリンジ 同注射液 20µg/1mL プラシリンジ 同注射液 30µg/1mL プラシリンジ 同注射液 40µg/1mL プラシリンジ 同

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第169・218回関東支部-9indd.indd

耐性菌届出基準

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審査結果 平成 23 年 4 月 11 日 [ 販 売 名 ] ミオ MIBG-I123 注射液 [ 一 般 名 ] 3-ヨードベンジルグアニジン ( 123 I) 注射液 [ 申請者名 ] 富士フイルム RI ファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 22 年 11 月 11 日 [ 審査結果

H27ヒヤリ・ハット年報本文.indb

Microsoft Word - DI News 2011 No 51



(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

ライゾデグ配合注フレックスタッチ 患者向医薬品ガイド 2014 年 10 月作成 この薬は? 販売名 一般名 含有量 1 筒 (3mL 中 ) ライゾデグ配合注フレックスタッチ RYZODEG FlexTouch インスリンデグルデク ( 遺伝子組換え ) Insulin Degludec (Gen

審査結果 平成 26 年 2 月 7 日 [ 販売名 ] 1 ヘプタバックス-Ⅱ 2 ビームゲン 同注 0.25mL 同注 0.5mL [ 一般名 ] 組換え沈降 B 型肝炎ワクチン ( 酵母由来 ) [ 申請者名 ] 1 MSD 株式会社 2 一般財団法人化学及血清療法研究所 [ 申請年月日 ]

ポプスカイン0.75% 注シリンジ 75mg /10 院 Popscaine 75mg /10 院 / 筒 丸石 薬価 円 / 筒 効 硬膜外麻酔 用 ( 注 )1 回 150mg ( 本剤として20 院 ) までを硬膜外腔に投与 禁 大量出血やショック状態, 注射部位またはその周辺に

未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会社名要望された医薬品要望内容 CSL ベーリング株式会社要望番号 Ⅱ-175 成分名 (10%) 人免疫グロブリン G ( 一般名 ) プリビジェン (Privigen) 販売名 未承認薬 適応 外薬の分類

タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 有効成分 タペンタ 錠 100mg 製造販売業者 ヤンセンファーマ株式会社 薬効分類 821 提出年月 平成 30 年

あった AUCtはで ± ng hr/ml で ± ng hr/ml であった 2. バイオアベイラビリティの比較およびの薬物動態パラメータにおける分散分析の結果を Table 4 に示した また 得られた AUCtおよび Cmaxについてとの対数値

untitled

( 別添 ) 御意見 該当箇所 一般用医薬品のリスク区分 ( 案 ) のうち イブプロフェン ( 高用量 )(No.4) について 意見内容 <イブプロフェン ( 高用量 )> 本剤は 低用量製剤 ( 最大 400mg/ 日 ) と比べても製造販売後調査では重篤な副作用の報告等はない 一方で 今まで

モビコール 配合内用剤に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 モビコール 配合内用剤 有効成分 マクロゴール4000 塩化ナトリウム 炭酸水素ナトリウム 塩化カリウム 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 10 月 1.1. 安全

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1 新規採用医薬品 薬事委員会の決定による医薬品採用の開始 一般名 薬効等 開始日 オキシコンチン TR 錠 5mg オキシコドン塩酸塩水和物持続性癌疼痛治療剤 平成 0 年 7 月 19 日 ( 木 ) 取扱い中止医薬品 取扱い中止予定薬品の詳細については 随時 医療情報端末に掲載しています 掲載

分類

医科_第20次(追加)審査情報提供(広報用)

審査結果 平成 25 年 9 月 27 日 [ 販売名 ] アナフラニール錠 10 mg 同錠 25 mg [ 一般名 ] クロミプラミン塩酸塩 [ 申請者名 ] アルフレッサファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 25 年 5 月 17 日 [ 審査結果 ] 平成 25 年 4 月 26 日開


改訂後 ⑴ 依存性連用により薬物依存を生じることがあるので 観察を十分に行い 用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること また 連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により 痙攣発作 せん妄 振戦 不眠 不安 幻覚 妄想等の離脱症状があらわれることがあるので 投与を中止する場合には 徐々に

1 分析の主旨 ビタミン剤 うがい薬 湿布薬 保湿剤に関しては 医療費適正化の観点か ら 診療報酬改定で様々な対応を行ってきている 本分析は 2012 年度から2016 年度 ( 平成 24 年度から平成 28 年度 ) の調剤レセプトのデータを用いて これらの医薬品の薬剤料 数量等の推移を示したも

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2 院内処方 ( 入院外 投薬 ) 及び院外処方 ( 薬局調剤 ) における薬剤点数薬剤点数階級別件数の構成割合を入院外の投薬 ( 以下 院内処方 という ) 薬局調剤( 以下 院外処方 という ) 別にみると ともに 500 点未満 が最も多く それぞれ 67.0% 59.4% となっている また

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スライド 1

医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 初版 有効成分 ニカルジピン塩酸塩 品目名 ( 製造販売業者 ) 1 ニカルジピン塩酸塩徐放カプセル20mg 日医工 日医工 後発医薬品 2 ニカルジピン塩酸塩徐放カプセル40mg 日医工 日医工 品目名 ( 製造販売業者 )


1)~ 2) 3) 近位筋脱力 CK(CPK) 高値 炎症を伴わない筋線維の壊死 抗 HMG-CoA 還元酵素 (HMGCR) 抗体陽性等を特徴とする免疫性壊死性ミオパチーがあらわれ 投与中止後も持続する例が報告されているので 患者の状態を十分に観察すること なお 免疫抑制剤投与により改善がみられた

葉酸とビタミンQ&A_201607改訂_ indd

の経開発の経緯 3 特性 4 製品情報 ( ドラッグインフォメーション ) 5 1. 禁忌 5 2. 組成 性状 5 3. 有効成分に関する理化学的知見 5 4. 効能 効果及び効能 効果に関連する 使用上の注意 6 5. 用法 用量及び用法 用量に関連する 使用上の注意 6 6. 使用上の注意 6

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2.7.3(5 群 ) 呼吸器感染症臨床的有効性グレースビット 錠 細粒 表 (5 群 )-3 疾患別陰性化率 疾患名 陰性化被験者数 / 陰性化率 (%) (95%CI)(%) a) 肺炎 全体 91/ (89.0, 98.6) 細菌性肺炎 73/ (86

ハイゼントラ20%皮下注1g/5mL・2g/10mL・4g/20mL

情報提供の例

ネスプ注射液プラシリンジ

1. 医薬品リスク管理計画を策定の上 適切に実施すること 2. 国内での治験症例が極めて限られていることから 製造販売後 一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は 全 症例を対象に使用成績調査を実施することにより 本剤使用患者の背景情報を把握するとともに 本剤の安全性及び有効性に関するデータを

2 成分が同一の剤形変更 例 タケプロンOD 錠 15mg タケプロンカプセル 15mg ユリーフOD 錠 4mg ユリーフ錠 4mg コカールドライシロップ 40% カロナール細粒 20% ( 粉砕 ) レボフロキサシン錠 500mg レボフロキサシン細粒 10% 患者に説明 ( 価格 服用方法等

5. 死亡 (1) 死因順位の推移 ( 人口 10 万対 ) 順位年次 佐世保市長崎県全国 死因率死因率死因率 24 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 位 26 悪性新生物 350

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2 成分が同一の剤形変更 例 タケプロンOD 錠 15mg タケプロンカプセル 15mg ユリーフOD 錠 4mg ユリーフ錠 4mg コカールドライシロップ 40% カロナール細粒 20% ( 粉砕 ) レボフロキサシン錠 500mg レボフロキサシン細粒 10% 患者に説明 ( 価格 服用方法等

第 66 回厚生連病院共同治験審査委員会 会議の記録の概要 開催日時開催場所出席委員名 議題及び審議結果を含む主な議論の概要 2018 年 09 月 19 日 18 時 00 分 ~18 時 20 分日本文化厚生農業協同組合連合会 8 階中会議室高瀬浩造 西田博 板井勉 田中克巳 江口善美 山崎きよ

日本内科学会雑誌第98巻第12号

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使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 1 2X X 重要な基本的注意 1TNF 2TNF TNF 3 X - CT X 4TNFB HBsHBcHBs B B B B 5 6TNF 7 8dsDNA d

患者向医薬品ガイド

前回処方薬のワーファリン錠からリクシアナ錠に切り替えることについて 処方医から患者に休薬期間の指示はなかった また 患者に PT-INR について確認したが分からないという返答であった PT-INR 等が治療域下限以下になった上での切り替えであるか不明であるため疑義照会を行った 疑義照会の会話例 患

改訂後改訂前 << 効能 効果に関連する使用上の注意 >> 関節リウマチ 1. 過去の治療において 少なくとも1 剤の抗リウマチ薬 ( 生物製剤を除く ) 等による適切な治療を行っても 疾患に起因する明らかな症状が残る場合に投与すること 2. 本剤とアバタセプト ( 遺伝子組換え ) の併用は行わな

301128_課_薬生薬審発1128第1号_ニボルマブ(遺伝子組換え)製剤の最適使用推進ガイドラインの一部改正について

資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号

D961H は AstraZeneca R&D Mӧlndal( スウェーデン ) において開発された オメプラゾールの一方の光学異性体 (S- 体 ) のみを含有するプロトンポンプ阻害剤である ネキシウム (D961H の日本における販売名 ) 錠 20 mg 及び 40 mg は を対象として

資料3

薬品名 処 劇 生アボネックス筋注 30μg ペン バイオジェン 内科 規格 30μg/ 筒一般名インターフェロンβ-1a 効能 効果多発性硬化症の再発予防通常 成人にはインターフェロンベータ-1a( 遺伝子組換え ) として1 回 30μgを週一回筋肉内投与す用法 用量る 分類番号 6399 薬価

から (3) までの具体的な予定については添付 2 の図のとおりですので申し添 えます

1. 医薬品の採用 購入 1) 国 ( 厚生労働省 ) が医薬品として承認しているもの ( 保険収載されていない医薬品を含む ) はその作用 効果及び副作用をよく理解した上で さらに複数の製品がある場合はそれらの品質や薬価を考慮し 採用を決定する 2) 一成分一品目 ( 一規格 ) を原則とし 採用

Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本

2017 年 2 月 1 日放送 ウイルス性肺炎の現状と治療戦略 国立病院機構沖縄病院統括診療部長比嘉太はじめに肺炎は実地臨床でよく遭遇するコモンディジーズの一つであると同時に 死亡率も高い重要な疾患です 肺炎の原因となる病原体は数多くあり 極めて多様な病態を呈します ウイルス感染症の診断法の進歩に

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医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 初版有効成分リトドリン塩酸塩 品目名 ( 製造販売業者 ) 後発医薬品 品目名 ( 製造販売業者 ) 先発医薬品 効能 効果用法 用量添加物 1) 解離定数 (25 ) 1) 溶解度 (37 ) 1 ウテロン錠 5mg サンド 2

2017 年 9 月 画像診断部 中央放射線科 造影剤投与マニュアル ver 2.0 本マニュアルは ESUR 造影剤ガイドライン version 9.0(ESUR: 欧州泌尿生殖器放射線学会 ) などを参照し 前マニュアルを改訂して作成した ( 前マニュアル作成 2014 年 3 月 今回の改訂

患者向医薬品ガイド

5_使用上の注意(37薬効)Web作業用.indd

別添 審査情報提供 社会保険診療報酬支払基金 審査情報提供検討委員会

医師のためのTUE申請ガイドブック2013_本文.indd

試験デザイン :n=152 試験開始前に第 VIII 因子製剤による出血時止血療法を受けていた患者群を 以下のい ずれかの群に 2:2:1 でランダム化 A 群 (n=36) (n=35) C 群 (n=18) ヘムライブラ 3 mg/kg を週 1 回 4 週間定期投与し その後 1.5 mg/k

【目的】

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Transcription:

富山市民病院薬剤部 発行 ID:1609-1 発行日 : 平成 28 年 9 月 HEAD LINE INDEX 1. 薬事委員会報告 ( 平成 28 年 9 月 20 日 ) (1) 新規採用 剤型変更医薬品 (10 薬品 12 規格 ) (2) 院外処方限定医薬品 (7 薬品 8 規格 ) (3) 院採用削除医薬品 (10 薬品 10 規格 ) (4) 院外採用削除医薬品 (1 薬品 1 規格 ) 2. エチゾラム ゾピクロンの規制区分変更について 1. 薬事委員会報告 ( 平成 28 年 9 月 20 日 ) (1) 新規採用 剤型変更医薬品 外用薬 劇 カロナール坐剤 400 CALONAL Supp あゆみ製薬 緩和ケア科 規格 400mg/ 個一般名アセトアミノフェン 小児領域における解熱 鎮痛通常 乳児 幼児及び小児にはアセトアミノフェンとして 体重 1kgあたり1 回 10~15mgを直腸に挿入する 挿入間隔は4~6 時間以上とし 1 日総量として60mg/kを限度とする なお 年齢 症状により適宜増減する ただし 成人の用量を超えない 分類番号 1141 薬価 400mg/ 個 : 44.0 スピオルトレスピマット Spiolto Respimat 規格 28 吸入一般名 ベーリンガー インゲルハイム チオトロピウム臭化物水和物オロダテロール塩酸塩 慢性閉塞性肺疾患 ( 慢性気管支炎 肺気腫 ) の起動閉塞性障害に基づく諸症状の緩解 ( 長時間作 用性吸入抗コリン剤及び長時間作用性吸入 β2 刺激剤の併用が必要な場合 ) 通常 成人には 1 回 2 吸入 ( チオトロピウム ) として 5μg 及びオロダテロールとして 5μg) を 1 日 1 回吸入投与する 分類番号 2259 薬価 28 吸入 / キット : 4176.40 薬 劇 カロナール錠 500mg CALONAL Tab -1- あゆみ製薬 緩和ケア科 規格 500mg/ 錠一般名アセトアミノフェン 1) 下記の疾患並びに症状の鎮痛 頭痛 耳痛 症候性神経痛 腰痛症 筋肉痛 打撲痛 捻挫痛 月経痛 分娩後痛 がんによる 疼痛 歯痛 歯科治療後の疼痛 変形性関節症 2) 下記疾患の解熱 鎮痛 急性上気道炎 ( 急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む ) 3) 小児科領域における解熱 鎮痛

1) の場合 通常 成人にはアセトアミノフェンとして 1 回 300~1000mg を経口投与し 投与間隔は 4~6 時間 以上とする なお 年齢 症状により適宜増減するが 1 日総量として 4000mg を限度とする また 空腹時の投与は避けることが望ましい 2) の場合 通常 成人にはアセトアミノフェンとして 1 回 300~500m を頓用する なお 年齢 症状により適宜 増減するが 1 日総量として 4000mg を限度とする また 空腹時の投与は避けさせることが望ましい 3) の場合 通常 幼児及び小児にはアセトアミノフェンとして 体重 1kg あたり 1 回 10~15mg を経口投与し 投与 間隔は 4~6 時間以上とする なお 年齢 症状により適宜増減するが 1 日総量として 60mg/kg を限 度とする ただし 成人の用量を超えない また 空腹時の投与は避けさせることが望ましい 分類番号 1141 薬価 500mg/ 錠 : 9.80 キプレス OD 錠 10mg KIPRES OD Tablets 杏林製薬 規格 10mg/ 錠一般名モンテルカストナトリウム 気管支喘息 アレルギー性鼻炎 < 気管支喘息 > 通常 成人にはモンテルカストとして 10mg を 1 日 1 回就寝前に経口投与する < アレルギー性鼻炎 > 通常 成人にはモンテルカストとして 5~10mg を 1 日 1 回就寝前に経口投与する 分類番号 449 薬価 10mg/ 錠 : 203.50 薬 シプロキサン注 400mg Ciproxan I.V バイエル 規格 400mg/ 袋一般名シプロフロキサシン 成人 < 適応菌種 > 本剤に感性のブドウ球菌属 腸球菌属 炭疽菌 大腸菌 クレブシエラ属 エンテロバクター属 緑膿菌 レジオネラ属 < 適応症 > 敗血症 外傷 熱傷及び手術創等の二次感染 肺炎 胸膜炎 胆嚢炎 胆管炎 炭疽小児 1) 一般感染症 < 適応菌種 > 本剤に感性の炭疽菌 大腸菌 緑膿菌 < 適応症 > 複雑性膀胱炎 腎盂腎炎 炭疽 2) 嚢胞性線維症における緑膿菌による呼吸器感染症の改善 -2-

成人 通常 シプロフロキサシンとして 1 回 400mg を 1 日 2 回 1 時間かけて点滴静注する 患者の状態に応じ て 1 日 3 回に増量できる 小児 1) 一般感染症 複雑性膀胱炎 腎盂腎炎 : 通常 シプロフロキサシンとして 1 回 6~10mg/kg を 1 日 3 回 1 時間かけ て点滴静注する ただし 成人における 1 回量 400mg を超えないこととする 炭疽 : 通常 シプロフロキサシンとして 1 回 10mg/kg を 1 日 2 回 1 時間かけて点滴静注する ただ し 成人における 1 回量 400mg を超えないこととする 2) 嚢胞性線維症における緑膿菌による緑膿菌による呼吸器感染に伴う症状の改善 通常 シプロフロキサシンとして 1 回 10mg/kg を 1 日 3 回 1 時間かけて点滴静注する ただし 成人 における 1 回量 400mg を超えないこととする 分類番号 6241 薬価 400mg/ 袋 : 2,314.00 劇 生 ネスプ液プラシリンジ 120μg NESP INJECTION 協和発酵キリン 規格 120μg 一般名ダルベポエチンアルファ 腎性貧血 骨髄異形成症候群に伴う貧血 腎性貧血 < 血液透析患者 > 初回用量成人 : 通常 成人にはダルベポエチンアルファ ( 遺伝子組換え ) として週 1 回 20μgを静脈投与する 小児 : 通常 小児にはダルベポエチンアルファ ( 遺伝子組換え ) として週 1 回 0.33μg/kg( 最高 20μg) を静脈投与する エリスロポエチン( エポエチンアルファ ( 遺伝子組換え ) エポエチンベータ ( 遺伝子組換え ) 等 ) 製剤からの切替え初回用量成人 : 通常 成人にはダルベポエチンアルファ ( 遺伝子組換え ) として週 1 回 15~60μgを静脈投与する 維持用量成人 : 貧血改善効果が得られたら 通常 成人にはダルベポエチンアルファ ( 遺伝子組換え ) として 週 1 回 15~60μgを静脈投与する 週 1 回投与で貧血改善が維持されている場合には その時点での1 回投与量の2 倍量を開始用量として 2 週に1 回投与に変更し 2 週に1 回 30~120μgを静脈投与することができる 小児 : 貧血改善効果が得られたら 通常 小児にはダルベポエチンアルファ ( 遺伝子組換え ) として 週 1 回 5~60μgを静脈投与する 週 1 回投与で貧血改善が維持されている場合には その時点での1 回投与量の2 倍量を開始用量として 2 週に1 回投与に変更し 2 週に1 回 10~120μgを静脈投与することができる なお いずれの場合も貧血症状の程度 年齢等により適宜増減するが 最高投与量は 180μgとする < 腹膜透析患者及び保存期慢性腎臓病患者 > 初回用量成人 : 通常 成人にはダルベポエチンアルファ ( 遺伝子組換え ) として 2 週に1 回 30μgを皮下又は静脈投与する -3-

小児 : 通常 小児にはダルベポエチンアルファ ( 遺伝子組換え ) として 2 週に 1 回 0.5μg/kg( 最高 30 μg) を皮下又は静脈投与する エリスロポエチン ( エポエチンアルファ ( 遺伝子組換え ) エポエチンベータ ( 遺伝子組換え ) 等 ) 製 剤からの切替え初回用量 成人 : 通常 成人にはダルベポエチンアルファ ( 遺伝子組換え ) として 2 週間に 1 回 30~120μg を皮 下又は静脈投与する 小児 : 通常 小児にはダルベポエチンアルファ ( 遺伝子組換え ) として 2 週に 1 回 10~60μg を皮下 又は静脈投与する 維持用量 成人 : 貧血改善効果が得られたら 通常 成人にはダルベポエチンアルファ ( 遺伝子組換え ) とし て 2 週に 1 回 30~120μg を皮下又は静脈投与する 2 週に 1 回投与で貧血改善が維持されている 場合には その時点での 1 回投与量の 2 倍量を開始用量として 4 週に 1 回投与に変更し 4 週に 1 回 60~180μg を皮下又は静脈投与することができる 小児 : 貧血改善効果が得られたら 通常 小児にはダルベポエチンアルファ ( 遺伝子組換え ) とし て 2 週に 1 回 5~120μg を皮下又は静脈投与する 2 週に 1 回投与で貧血改善が維持されている 場合には その時点での 1 回投与量の 2 倍量を開始用量として 4 週に 1 回投与に変更し 4 週に 1 回 10 ~180μg を皮下又は静脈投与することができる なお いずれの場合も貧血症状の程度 年齢等により適宜増減するが 最高投与量は 180μg とする 骨髄異形成症候群に伴う貧血 通常 成人にはダルベポエチンアルファ ( 遺伝子組換え ) として 週 1 回 240μg を皮下投与する なお 貧血症状の程度 年齢等により適宜増量する 分類番号 3999 薬価 120μg/ シリンシ : 20,007.00 ニコペリック腹膜透析液 NICOPELIQ テルモ 規格 1500mL( 排液バッグ付き ) 2000mL 一般名腹膜透析液 慢性腎不全患者における腹膜透析 腹膜透析治療において 1 日 1 回のみ使用すること 通常 成人には 1 日 3~5 回交換のうち 1 回の交 換において本剤 1.5~2L を腹腔に注入し 8~12 時間滞液し 効果期待後に排液除去すること 本剤以外の交換にはブドウ糖含有腹膜透析液を用いること なお 注入量及び滞液時間は 症状 血液生化学値 体液平衡 年齢 体重等を考慮し適宜増減する 注入及び排液速度は 通常 300 ml/ 分以下とする 分類番号 342 薬価 2000mL/ 袋 : 1,859.00 1500mL/ 袋 : 1,255.00 ( 排液バッグ付き ) 特 PPSB-HT 500 単位 PPSB-HT for injection 規格 300mg/ 錠一般名 日本製薬 乾燥人血液凝固第 Ⅸ 因子複合体 血液凝固第 Ⅸ 因子欠乏患者の出血傾向を抑制する 本剤を添付の日本薬局方用水 25mL(500 単位製剤 ) で溶解し 通常 1 回血液凝固第 Ⅸ 因子 量 200~1200 国際単位を静脈に緩徐にする 用量は 年齢 症状に応じ適宜増減する 分類番号 6343 薬価 500 単位 / 瓶 : 31,822.00-4-

規格 劇 ライゾデグ配合注フレックスタッチ RYZODEG FlexTouch インスリンデグルデク 210 単位インスリンアルパルト 90 単位 一般名 ノボノルディスク インスリンデグルデクインスリンアスパルト インスリン療法が適応となる糖尿病 規制区分 : 毒 : 毒薬 劇 : 劇薬 麻 : 麻薬 向 : 向精神薬 : 処方せん医薬品規制区分 : 習 : 習慣性医薬品 生 : 生物由来製品 特 : 特定生物由来製品 放 : 放射性医薬品 (2) 院外処方限定医薬品 区分 ( 一般名 ) 販売会社薬効 外 用 通常 成人では 初期は 1 回 4~20 単位を 1 日 1~2 回皮下する 1 日 1 回投与のときは 主たる 食事の直前に投与し 毎日一定とする 1 日 2 回投与のときは 朝食直前と夕食直前に投与する 投 与量は症状及び検査所見に応じて適宜増減するが 維持量は通常 1 日 4~80 単位である 但し 必 要により上記用量を超えて使用することがある 分類番号 2492 薬価 300 単位 / キット : 2,294.00 エンクラッセエリプタ 30 吸入用 グラクソ スミスクライン -5- 長時間作用型吸入気管支拡張剤 オルメテック OD 錠 20mg 第一三共高親和性 AT1 レセプターブロッカー スタレボ配合錠 L 50mg 100mg テノゼット錠 300mg ハーボニー配合錠 ミティキュアダニ舌下錠 レギュニール LCa 1.5 2.5 腹膜透析液 10000JAU ノバルティス グラクソ ファーマ スミスクライン ギリアド サイエンシズ 抗パーキンソン薬 抗ウイルス化学療法剤 抗ウイルス剤 バクスター 規格 LCa 1.5 2.5L / LCa 2.5 2.5L 一般名腹膜透析液 鳥居薬品減感作療法 ( アレルゲン免疫療法 ) 薬 レグパラ錠 12.5mg 協和発酵キリンカルシウム受容体作動薬 慢性腎不全患者における腹膜透析 ( 高マグネシウム血症の改善が不十分な場合で かつカルシウム 製剤や活性型ビタミン D 製剤の投与により高カルシウム血症をきたすおそれのある場合に用いる ) 腹腔に注入し 透析治療を目的とした液として使用する 通常 成人では 1 回 1.5~2L を腹腔 に注入し 4~8 時間滞液し 効果期待後に排液除去する 以上の操作を 1 回とし 体液の過剰が 1k g/ 日以下の場合 通常 1 日あたりレギュニール LCa 1.5 腹膜透析液のみ 3~4 回の連続操作を継 続して行う 体液の過剰が 1kg/ 日以上認められる場合 通常レギュニール LCa 2.5 腹膜透析液を 1 ~4 回 またはレギュニール LCa1.5 腹膜透析液と組み合わせて 1 日あたり 3~5 回の連続操作を継 続して行う なお 注入量 滞液時間 操作回数は症状 血液生化学値及び体液の平衡異常 年 齢 体重などにより適宜増減する 注入及び排液速度は 通常 300mL/ 分以下とする 分類番号 342 薬価 LCa1.5/ 袋 : 1,207.00 LCa2.5/ 袋 : 1,264.00

(3) 院採用削除医薬品 ( 在庫残量は平成 28 年 9 月 20 日時点 ) 区分商品名院在庫備考 外用アズマネックス吸入 100μg 1 キット代替削除 キプレス錠 10mg 0 錠代替削除 ポンタールカプセル 250mg 92cap 代替削除 ノボリン 30R フレックスペン 4 キット代替削除 シプロキサン注 300mg 0 袋代替削除 ダイアニールNPD4 1.5 シングルバッグ 2.5L ダイアニールNPD4 2.5 シングルバッグ 2.5L ダイアニールNPD4 1.5 システムⅡ 2.5L ダイアニールNPD4 2.5 システムⅡ 2.5L 9 袋代替削除 17 袋代替削除 10 袋代替削除 11 袋代替削除 ネスプ液プラシリンジ 20μg 27 袋代替削除 (4) 院外採用削除医薬品 区分商品名備考 外用セレベント 50 ディスカス代替削除 2. エチゾラム ゾピクロンの規制区分変更について 9 月 14 日付けで 厚生労働省医薬 生活衛生局監視指導 麻薬対策課より 麻薬 麻薬原料植物 向精神薬及び麻薬向精神薬原料を指定する政令 の一部改正が交付されました 新たに3 物質 ( ゾピクロン エチゾラム フェナゼパム ) が第三種向精神薬として指定されます それにより医薬品として流通している ゾピクロン エチゾラム は向精神薬として管理が必要になりました 交付日 施行期日は以下の通りです 処方日数に関しては 30 日に制限される予定です ( 平成 28 年 10 月 13 日告示予定 ) 交付日 ; 平成 28 年 9 月 14 日 施行期日 ; 平成 28 年 10 月 14 日 ( 詳細は厚生労働省 HP を参照してください ) -6-