はじめに 国立社会保障 人口問題研究所の将来人口推計によれば 現在 わが国の4人に1人以上が高齢者 65歳以上の方 7人に1人 が75歳以上の方となっており 世界でも類を見ない超高齢社会 を迎えております 今後も 高齢化は着実に進むと予測されてお り 特にすべての団塊の世代の方が75歳以上に達する2

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3 高齢者 介護保険を取り巻く現状 1 人口 高齢化率本市は高齢化率が 45% を超えており 本計画の最終年度である 2020( 平成 32) 年度には 高齢化率 48.0% 2025( 平成 37) 年度には高齢化率 49.7% まで増加することが推計されます また 2018( 平成 30) 年以

2 基本理念と基本目標 本市のまちづくりの指針である 第 2 次柳井市総合計画 は 平成 29 年 3 月に策定 されました この総合計画では すべての市民が健康で安心して暮らせる 人にやさ しいまちづくり を健康 福祉分野の基本目標に掲げ その実現を目指しています これは 高齢者も含めた全ての市民



高齢者を取り巻く状況 将来人口 本市の総人口は 今後も減少傾向で推移し 平成32年 2020年 には41,191人程度にまで減少し 高齢 者人口については 平成31年 2019年 をピークに減少に転じ 平成32年 2020年 には15,554人程度 になるものと見込まれます 人 第6期 第7期 第8


Microsoft Word - ●【本編】おおた高齢者施策推進プラン180313 《最終校正》

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

基本理念 第 6 期計画では 高齢者が住み慣れた地域で健康でいきいきと充実した生活を送ることができる地域社会の構築をめざしてきました 第 7 期計画においても 第 6 期計画の基本理念を継承し 総合計画における高齢者福祉の施策の実現をめざして 住んでよかった亀岡 老後も楽しい亀岡 を本計画の基本理念

神奈川県における高齢者を取り巻く状況 1 総人口の推移 ( 人口減少時代へ ) 本県における総人口は 平成 27 年度に約 915 万人となり その5 年後までには 人口のピークから人口減少時代へ入っていくことが予測されています 本県における総人口の推移 注 1 平成 22 年度までは 国勢調査によ

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が

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(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万

第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです

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第 2 章垂水市地域包括ケアシステムの概要 1 垂水市の地域包括ケアシステムの考え方地域包括ケアシステムとは 高齢者等に関わる様々な人や社会資源が 地域の中でつながりを持って高齢者等の生活を支える仕組みです 高齢者については 介護が必要な状態になっても住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう 医

栃木県高齢者居住安定確保計画 ( 二期計画 ) 概要版 1 計画の目的と背景 高齢化が急速に進行する中 平成 24 年 3 月に県土整備部と保健福祉部が連携のもと高齢者の居住の安定確保に関する法律に基づく 栃木県高齢者居住安定確保計画 ( 以下 現計画 という ) を策定し 高齢者が安心して快適に暮


Microsoft Word - 3

区分


スライド 1

板橋区版 AIP の構築に向けた取組に関する検討報告書 < 概要版 > 平成 28 年 2 月 板橋区

第1章 計画の基本的考え方 態を改善して地域社会への参加等を通じ 生きがいや役割を持てるようにすることが 重要です 4 住まい 持ち家や賃貸住宅だけでなく 有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅など 多様な形態の住まいを含みます 生活の基盤である住まいは 高齢者のプライバシー と尊厳が十分に守ら

地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が包括的に確保される体制 ( 地域包括ケアシステム ) の構築を実現 今後

藤沢型地域包括ケアシステムの推進について 平成 30 年 2 月藤沢市議会定例会厚生環境常任委員会資料 1 ⅠⅠ 中長期を見据えた検討体制の見直し 1 これまでの経過等について現在, 国では 地域共生社会 の実現に向け, 様々な改革が進められており, 平成 30 年 4 月に施行される社会福祉法の一

計画の概要 太田市地域福祉計画 太田市地域福祉活動計画とは? 太田市地域福祉計画市民のみなさまからご意見を伺いながら作成した 今後の地域福祉の方向性 将来像を示した太田市の計画です 太田市地域福祉活動計画社会福祉法人太田市社会福祉協議会が策定した 地域の社会福祉を推進するための具体的な活動計画です

平成 31 年度 地域ケア会議開催計画 魚津市地域包括支援センター 平成 31 年 4 月

地域包括ケア構築に向けた実態調査の実施 ひとり暮らし高齢者 高齢者のみ世帯 の全てを訪問形式で調査 地域全体で生活支援等必要なサービス内容を検討 H24 年度 H24.7 月 ~ひとり暮らし実態調査 ( 訪問 ) 集計 解析 ( 名古屋大学 )1 H 福祉を考える集会 ( 住民 関係者

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周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービ

第 1 章計画の概要

1 計画策定の背景と趣旨 昭和 56(1981) 年の 完全参加 をテーマとする 国際障害者年 を契機に, 障害者福祉は大きく変化しました 国では, 平成 5(1993) 年 3 月に 障害者対策に関する新長期計画 が策定され, 同年 12 月には 障害者基本法 * が施行されました 以後も, 平成

第28回介護福祉士国家試験 試験問題「社会の理解」

, 地域包括支援センターの組織と人材 2. 1 福祉専門職の歴史と特性

多賀町地域福祉活動計画案(概要版)

スライド 1

表紙裏 ( 空白 )

第 1 章計画の策定にあたって 2 計画の課題 (1) 地域包括ケアシステムの基本的理念と深化 推進 地域包括ケアシステム とは 地域の実情に応じて 高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域でその有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 ( 要介護状態若しくは要支援状

01 【北海道】

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

広島市障害者計画 2013 ー 2017 平成 25 年 3 月 広島市

4 重点施策 Ⅰ の検討に当たっての現状の整理 ⑴ 本市の健康づくり 介護予防等に関係するデータ ア関係データの整理 1 本市の平均寿命と健康寿命 図 1 本市の平均寿命は 男性 歳 女性 歳と 全国平均の男性 歳 女性 86.3 歳に比べて男女とも若干高くなって

基本目標 1( 日常生活 ) 地域住民みんながつながり支えあう 心豊かなコミュニティづくり 核家族化や少子高齢化の進行に伴いさまざまな課題が顕著に現われるなか ライフスタイルの多様化や 携帯端末の普及などによる人と人とのつながり方の多様化もあり みなさんが生活する家庭や地域社会におけるつながりが希薄

1 広島市障害者計画の策定について

居宅介護支援事業者向け説明会

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北多摩南部圏域 東京都 武蔵野市 三鷹市 府中市 調布市 施設 36% 小金井市 狛江市 凡例 円グラフの大きさ 1,百万円未満 延べ 5百人未満 施設 居住系 1% 在宅 51% 在宅 71% 居住系 13% 大 中 小 1,百万円以上 1,百万円未満 1,百万円以上 5百人以上 1,百人未満 1

区西北部圏域 豊島区 北区 板橋区 練馬区 1,000百万円未満 500百人未満 居住系 在宅 51% 在宅 71% 居住系 13% 大 中 施設 19% 施設 36% 凡例 円グラフの大きさ 小 東京都 1,000百万円以上 10,000百万円未満 10,000百万円以上 500百人以上 1,00

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65歳~74歳 介護認定率(平成22年度)

2 社会保障 2.1 社会保障 2.2 医療保険 2.3 年金保険 2.4 介護保険 2.5 労災保険 2.6 雇用保険 介護保険は社会保険を構成する 1 つです 介護保険制度の仕組みや給付について説明していきます 介護保険制度 介護保険制度は 高齢者の介護を社会全体で支えるための制度

平成 28 年 2 月以降に認定更新等により要支援認定を受けた方が介護予防訪問介護 介護予防通所介護を利用される場合 これまでの予防給付サービスから総合事業のサービスに変わります 要支援者の認定有効期間は現在最長 12か月ですので 大川市は平成 28 年 2 月から1 年かけて移行します 更新の場合

第3節 重点的な取り組み

Microsoft Word - M 平成30年度診療報酬改定の基本方針

【1117修正原稿】説明会資料

金のみの場合は年収 28 万円以上 1 年金収入以外の所得がある場合は合計所得金額 2 16 万円以上が対象となる ただし 合計所得金額が16 万円以上であっても 同一世帯の介護保険の第 1 号被保険者 (65 歳以上 ) の年金収入やその他の合計所得が単身世帯で28 万円 2 人以上世帯で346

このような現状を踏まえると これからの介護予防は 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割を持って生活できるような居場所と出番づくりなど 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要である このような効果的

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泉大津

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

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介護における尊厳の保持 自立支援 9 時間 介護職が 利用者の尊厳のある暮らしを支える専門職であることを自覚し 自立支援 介 護予防という介護 福祉サービスを提供するにあたっての基本的視点及びやってはいけ ない行動例を理解している 1 人権と尊厳を支える介護 人権と尊厳の保持 ICF QOL ノーマ

政策課題分析シリーズ15(本文2)

地域包括ケアシステム

平成17年度社会福祉法人多花楽会事業計画(案)

6 基本理念及び基本目標 第 11 節 (1) 基本理念 すべての人が人間として尊ばれ 生きがいを持ち 心豊かに 安全に安心して暮らせる長寿社会の実現 (2) 基本目標 1 生涯をいきいきと暮らせる健康づくり ~ 健康寿命の延伸を目指して~ 2 社会参加と生きがいづくりの推進 3 地域における自立し

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

第2節 茨木市の現況

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第 4 章基本的な考え方 1. 計画推進の基本的な視点 本計画は 以下に示す基本的な視点をふまえて 各施策 事業の展開を図っていきます 協働とパートナーシップにもとづく活動の充実地域福祉の主役は その地域に暮らす市民です 地域福祉の取り組みを進めていくためには 市民 事業者 行政がお互いに理解し 尊

平成20年度春の家居宅介護支援事業所事業計画

社会保障給付の規模 伸びと経済との関係 (2) 年金 平成 16 年年金制度改革において 少子化 高齢化の進展や平均寿命の伸び等に応じて給付水準を調整する マクロ経済スライド の導入により年金給付額の伸びはの伸びとほぼ同程度に収まる ( ) マクロ経済スライド の導入により年金給付額の伸びは 1.6

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Microsoft PowerPoint - H27県集団指導(宮古島市)

場に結び付けていきます 利用者のための目標設定がポイント 利用者自身がその生活課題に気付き 状況が改善されたときのイメージをもつことが必要です 利用者が主体的になれるよう支援します 非現実的な目標ではなく 実現可能で具体的な目標設定を行ない 利用者が実際に行動に移せるよう支援します 一定期間取り組ん

上田市介護予防 日常生活支援総合事業実施要綱 平成 30 年 5 月 31 日 告示第 131 号 ( 趣旨 ) 第 1 条この告示は 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 という ) 第 115 条の45 第 1 項に規定する介護予防 日常生活支援総合事業 ( 以下 総合事業

護保険のしくみ 介

11 平成 21 年度介護予防事業実施状況について 平成 22 年 7 月 大阪市健康福祉局健康づくり担当

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Microsoft Word - 単純集計_センター長.docx

4 施策別計画 4 施策別計画 施策別計画の見方 施策の方向性を示しています 関連する施策と連携の内容を示して 取組の目標を示しています います なお 市民協働や人権 行政 施策の必要性を示しています の効率化などを内容とする まちづ 取組の現状と課題を示しています くりを進めるための基盤 である施

Microsoft Word - 03 総論.doc

Ⅱ 各論第 2 章 各 論 第 2 章 介護と医療 関係機関の連携 第 1 節 介護と医療 関係機関の連携 1 連携のための関係機関のネットワークづくり 現状 課題 平成 19 年度に内閣府が公表した 高齢者の健康に関する意識調査 によると 多くの高齢者が要介護状態になっても 可能な限り住み慣れた地

利用者満足の向上センターのチラシの配布など センターのPRのために具体的な取り組みを行っている 苦情対応体制を整備している 特記事項 名刺 サービス情報誌 広報での PR イベントでのパネル設置など実施 相談の際のプライバシーの確保を図っている 公平性 中立性の確保 業務改善への取り組み 相談室の整

( 単位 : 人 ) 2012 年度 2013 年度 2014 年度 2015 年度 2016 年度 2020 年度 2025 年度 ( 平成 24 年度 ) ( 平成 25 年度 ) ( 平成 26 年度 ) 総人口対前年度比高齢者人口対前年度比うち65 歳 ~74 歳対前年度比うち75 歳 ~8

1_【鑑】「生活困窮者自立支援制度と介護保険制度との連携について(通知)」の一部改正について

2017介護保険制度改正.pptx

Transcription:

いきいき長寿プランふじさわ 概要版 藤沢市高齢者保健福祉計画第 期藤沢市介護保険事業計画 健康寿命日本一 人生 1 年時代を支えあうまち ふじさわ 218 年 ( 平成 3 年 )3 月 藤沢市

はじめに 国立社会保障 人口問題研究所の将来人口推計によれば 現在 わが国の4人に1人以上が高齢者 65歳以上の方 7人に1人 が75歳以上の方となっており 世界でも類を見ない超高齢社会 を迎えております 今後も 高齢化は着実に進むと予測されてお り 特にすべての団塊の世代の方が75歳以上に達する2025 年 平成37年 さらには その先を見据えた様々な課題への対 応が急務となっております 本市におきましては 2017年 平成29年 10月現在 約 4人に1人が高齢者 9人に1人以上が75歳以上となっており その後も高齢者人口は 増加し続け 2025年 平成37年 に 高齢者は1 1倍 75歳以上は1 4倍に なることが見込まれております このような状況の中 高齢者が住み慣れた地域で 自分らしく いつまでも安心して暮 らし続けていくためには 介護 医療 予防 生活支援 住まい を包括的に提 供する 地域包括ケアシステム をさらに深化 推進する施策を展開していくことが必要 となっております そのためには 地域に根ざした活動を展開している多様な方々と行政が連携し それぞ れの役割を担いながらマルチパートナーシップによる取組を推進し 支えあう地域社会の 実現に向け 取り組むことが重要であると考えております 本計画では すべての市民を対象とする 藤沢型地域包括ケアシステム の基本理念の もと 理想とする高齢社会像を 健康寿命日本一 人生100年時代を支えあうまち ふ じさわ とし 4つの基本理念と7つの基本目標を掲げ 施策を展開してまいります 特に 高齢者を中心とする健康づくりや生きがいづくり 社会参加活動の促進などに関 する事業に取り組むとともに 健康寿命の延伸と元気に暮らせるまちづくりを推進してま いります 加えて 医療 介護 福祉の連携を強化し 自立支援 重度化防止に向けた取組 や介護サービスの基盤整備 在宅医療 介護連携の推進 認知症施策などの取組を進め 高 齢者が住み慣れた地域でいつまでも住み続けたいと思う地域づくりをめざしてまいります さらに 2017年 平成29年 10月に 神奈川県と連携し WHO 世界保健機 関 が主導する国際的なネットワーク エイジフレンドリーシティ に参加表明しており 超高齢社会を乗り越えるため 高齢者に優しい地域づくりを進めてまいります 今後とも 郷土愛あふれる藤沢 の実現に向け すべての市民が健康と生きがいを持っ て 住み慣れた地域でいつまでも元気に 安心して暮らすことができるよう取り組んでま いりますので より一層のご理解とご協力をお願いいたします 最後に 本計画の策定にあたり 貴重なご意見をいただきました市民の皆さま 熱心に ご議論いただいた藤沢市高齢者保健福祉計画 介護保険事業計画策定委員会委員の皆さま をはじめ ご協力いただいた関係者の皆さまに心からお礼を申し上げます 2018年 平成30年 3月 藤沢市長 鈴 木 恒 夫

いきいき長寿プランふじさわ 藤沢市高齢者保健福祉計画 第 期藤沢市介護保険事業計画 1. 計画の概要 1 計画策定の趣旨 日本の総人口は年々減少していく一方 高齢者人口は年々増加し すべての団塊の世 代が5歳以上に達する 平成3年 には 3人に1人以上が高齢者となり 特に 5歳以上人口が増加する見込みです 本市では 平成3年 には高齢化率が26. 4人に1人以上が高齢者になる と推計しており 特に 5歳以上人口は 現在より1.4倍と急増し 高齢者の絶対数が大 幅に増加する見込みとなっています また ひとり暮らし高齢者や認知症高齢者につい ても年々増加傾向にあります こうした中 すべての団塊の世代が5歳以上に達する 平成3年 を見据えて 高齢者が住み慣れた地域で 自分らしく いつまでも安心して暮らせるよう 介護 医 療 予防 生活支援 住まい を包括的に提供する体制づくりを進めています 本計画では 平成3年4月施行の 地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等 の一部を改正する法律 に基づき 地域包括ケアシステムの深化 推進に向けた新たな 取組を加えるとともに すべての市民を対象とする 藤沢型地域包括ケアシステム の 基本理念のもと さらに地域と連携を図り 高齢者施策を展開していきます 地域包括ケアシステムの深化 推進 地域包括ケアシステム は 高齢者が住み慣れた地域で 自分らしく いつまでも安心して暮らせる 仕組みとして 介護 医療 予防 生活支援 住まい を包括的に提供できる体制であり その構築 を進めるとともに さらに深化 推進に向けた施策を展開していくことが必要となっています 地域包括ケアシステムでは 高齢者の生活基盤である 住まい を中心とし 本人の尊厳が守られ 希望に沿った 住まい方 が確 保されていることが必要です そして その住まいにおいて 心身の状態などに応じ インフォ ーマルな支援を含め 様々な 介護予防 生活支援 を活用しなが ら 安定した日常生活を送れるよう 支援することが基本となりま す また 必要に応じて 専門職による 医療 看護 介護 リ ハビリテーション 保健 予防 のケアが一体的に提供できるこ とが必要です さらに その前提として 本人や家族が 在宅生活 を選択することの意味を理解し その心構えを持つことが重要です 今後の高齢化の進展に伴い 今般の介護保険法等の改正では 地 域包括ケアシステムの深化 推進の取組として 高齢者の自立支 援 重度化防止に向けた保険者機能の強化等の取組 医療 介護 の連携の推進 地域共生社会の実現に向けた取組の推進等 が示 され それらの取組を進めることが重要となります 1 出典 厚生労働省資料

いきいき長寿プランふじさわ 2 計画のあらまし 本計画は 老人福祉法に基づく高齢者福祉計画 法定の用語は 老人福祉計画 と 介護保険法に基づく介護保険事業計画を一体のものとして策定した行政計画です また 本市の重点方針及び重点施策を位置づけた 藤沢市市政運営の総合指針 の基本目標及びまちづくりテーマ 並びに地域における福祉の各分野に共通して取り組 む事項を定めた 藤沢市地域福祉計画 との整合性を図り 推進します 計画の策定にあたっては 基礎資料とするための様々な調査を実施するとともに パ ブリックコメント 市民意見公募 を行い 広く市民の皆様からご意見をいただきまし た さらに 藤沢市高齢者保健福祉計画 介護保険事業計画策定委員会において 本計 画の内容を審議し 計画を策定しました 説明 提案 意見 3 計画の期間 本計画は 老人福祉法及び介護保険法の規定により 3 年ごとに策定するため 計画 期間は平成 3 年度から平成 32 年度までの 3 年間です また 本計画は 地域包括ケア システムの深化 推進に向けて すべての団塊の世代が 5 歳以上に達する 225 年 平 成 3 年 を見据えて策定します なお 計画期間の最終年度である平成 32 年度には見直しを行い 平成 33 年度以降の 計画を新たに策定する予定です 215 年度 H2 216 年度 H28 21 年度 H29 218 年度 H3 219 年度 H31 年度 H32 221 年度 H33 225 年度 H3 本計画 いきいき長寿プランふじさわ21 いきいき長寿プランふじさわ 藤沢市高齢者保健福祉計画 藤沢市高齢者保健福祉計画 第 6 期藤沢市介護保険事業計画 第 期藤沢市介護保険事業計画 藤沢市市政運営の総合指針 216 214 216 年度 藤沢市市政運営の総合指針 21 年度 藤沢市地域福祉計画 215 年度 2 225 年を見据える

218年 平成3年 218年 平成3年 1月開設予定 1月開設予定 218年 平成3年 218年 平成3年 1月開設予定 1月開設予定 3

. 平成29年までは 住民基本台帳による 各年1月1日現在 平成3年以降は 平成29年度 藤沢市将来人口推計 中間報告 から引用 平成2年国勢調査に基づく 推計値 各年1月1日現在 4

いきいき長寿プランふじさわ いきいき長寿プランふじさわ 藤沢市高齢者保健福祉計画 第 期藤沢市介護保険事業計画 藤沢市高齢者保健福祉計画 第 期藤沢市介護保険事業計画 ② 高齢化の動向と今後の見通し ② 高齢化の動向と今後の見通し 本市の高齢化率は 213 年 平成 25 年 には 21 を超え 超高齢社会に突入し 本市の高齢化率は 213 年 平成 25 年 には 21 を超え 超高齢社会に突入し 今後も上昇し続け 225 年 平成 3 年 には 26. となる見込みです P6 今後も上昇し続け 225 年 平成 3 年 には 26. となる見込みです 5歳以上 5歳以上 2, 2, 65歳 4歳 65歳 4歳 5歳以上 2, 高齢化率 折れ線 高齢化率 高齢化率 高齢化率 65歳 4歳 34.1% 34.1% 3.% 34.1% 3.% 高齢化率 18, 18, 18, 16, 16, 16, 14, 14, 21.% 21.% 14, 21.% 1, 1, 91,553 91,553 95,354 5,14 5,14 52,494 52,494 1, 8, 8, 8, 6, 6, 6, 4, 4, 4, 13.8% 13.8% 91,553 13.8% 52,35 52,35 52,35 24.% 24.% 23.6% 23.6% 24.4% 24.% 24.% 24.% 24.% 25.1% 25.1% 26.% 26.% 25.1% 3.% 2.9% 26.% 135,981 135,981 95,354 95,354 23.6% 高齢化率 35.% 折れ線 35.% 3.% 3.% 3.% 15,385 15,385 15,385 25.% 123,51 135,981 114,88 123,51 123,51 69,82 1,35 18,988 114,88 13,22 15,8 18,988 114,88 6,386 69,82 98,65 11,132 13,22 15,8 1,35 18,988 69,82 1,35 49,195 6,386 98,65 11,132 13,22 15,8 6,386 98,65 11,132 44,4 49,195 49,195 51,61 44,4 44,4 52,485 52,43 51,61 52,9 53,665 53,62 52,9 52,485 52,43 51,61 53,62 52,9 52,485 52,43 53,665 53,62 23.2% 22.6% 1 1 1 23.2% 23.2% 22.6% 22.6% 24.4% 24.4% 2.9% 2.9% 折れ線 35.% 53,665 5,14 52,494 25.% 25.% 2.% 2.% 2.% 15.% 15.% 15.% 1.% 1.% 1.% 4,556 5,595 8,583 31,998,41 8,583 平成 29 年までは 住民基本台帳による 各年 1 月 1 日現在 31,998 5,38,41 4,556 5,595 8,583 5.% 29 月 1 日現在 4,556 5,595 5,25 52,62154,992 31,998,41 平成 平成41,39 3 年までは 住民基本台帳による 各年 年以降は 平成 年度 藤沢市将来人口推計 中間報告 から引用 各年 1 月 1 日現在 5.% 5,38 42,86 44,94 294,512 54,992 52,62 5,25 5.% 5,38 4,512 平成41,39 3 年以降は 平成 年度 藤沢市将来人口推計 中間報告 から引用 各年 1 月 1 日現在 42,86 44,94 294,512 5,25 52,62 54,992 44,94 2,3 41,39 42,86 2,3.% 2,3 2年 213年 214年 218年 219年 年 23年 235年 24年 平成12年 平成25年 平成26年 平成2年 平成28年 平成29年 平成3年 平成31年 平成32年 平成3年 平成42年 平成4年 平成52年 2年 213年 214年 218年 219年 年 23年 235年 24年 2年 213年 214年 平成2年 平成28年 平成29年 平成3年 218年 平成31年 219年 平成32年 年 平成3年 平成42年 23年 平成4年 235年 平成52年 24年 平成12年 平成25年 平成26年.%.% 平成12年 平成25年 平成26年 平成2年 平成28年 平成29年 平成3年 平成31年 平成32年 平成3年 平成42年 平成4年 平成52年 平成 29 年までは 住民基本台帳による 各年 1 月 1 日現在 平成 1 月 1 日現在 平成 29 3 年までは 住民基本台帳による 各年 年以降は 平成 29 年度 藤沢市将来人口推計 中間報告 から引用 平成 2 年国勢調査に基づく 平成 3 年以降は 平成 29 年度 藤沢市将来人口推計 中間報告 から引用 平成 2 年国勢調査に基づく 推計値 各年 1 月 1 日現在 推計値 各年 1 月 1 日現在 ③ 認知症高齢者の動向 ③ P 認知症高齢者の動向 介護保険認定調査員が使用する 認知症高齢者の日常生活自立度 の判定結果によ 介護保険認定調査員が使用する 認知症高齢者の日常生活自立度 の判定結果によ ると 認知症があると認められた高齢者の推計は 毎年増加傾向にあります ると 認知症があると認められた高齢者の推計は 毎年増加傾向にあります 5歳以上 軽度 軽度 1 12, 中度 中度 重度 重度 65歳 4歳 最重度 最重度 12, 1, 1, 1, 8, 8, 8, 6, 6, 6, 4, 4, 4, 2, 2, 9,294 5,246 5,246 8,514 81,615 83,485 6,26 6,26 464 46,41 46,2181,961 52,25 45,88464 1,961 1,59 1,59 1,943 1,624 1,943 1,624 32,1 1,991 1,59 1,991 1,59 91,44,51,51 32 32 95,24 2,3 2,3 1,986 12,925 9,38 9,38 2,561 2,561 31 31 2,236 52,435 5,93 48,6 2,236 2,234 2,234 98,53 53,61 18,988 15,8 1,35 9,64 9,64 26 26 53,566 22 22 2,595 2,595 52,485 52,95 114,88 1,183 23 1,183 23 2,8 2,851,61 52,43 44,4 3,465 3,465 3,9 3,9 3,238 3,238 3,464 3,464 3,594 3,594 3,8 3,8 平成2年 平成2年 平成28年 平成28年 平成29年 平成29年,41 5,38 52,62 54,992 4,42 5,2 44,893 41,354 42,812 3,444 39,454212年 26年 29年 33,416 35,39 26年 平成18年 平成18年 2,15 29年 平成21年 平成21年 212年 平成24年 平成24年 平成 24 2年 年までは 各年度末現在 平成 2 年以降は 9214年 月末現在 29年 21年 211年 212年 213年 218年 219年 年 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 平成2年 平成28年 平成29年 平成3年 平成31年 平成32年 平成3年 平成 24 平成12年 年までは 各年度末現在 平成 2 年以降は 9 月末現在 住所地特例該当者を含む 住所地特例該当者を含みます 住所地特例該当者を含みます 5 5 5

13.8% 8, 15.% 51,61 52,485 52,43 53,62 52,9 53,665 5,14 52,494 6, 52,35 いきいき長寿プランふじさわ いきいき長寿プランふじさわ いきいき長寿プランふじさわ いきいき長寿プランふじさわ 4, 31,998 いきいき長寿プランふじさわ 5,25 52,62 54,992 4,512 41,39 42,86 44,94 1.% 5,38 8,583,41 4,556 5,595 2,3 2 2 介護保険を取り巻く状況 介護保険を取り巻く状況 2 2 介護保険を取り巻く状況 介護保険を取り巻く状況 ① 第1号被保険者の動向と今後の見通し 第1号被保険者の動向と今後の見通し 2 介護保険を取り巻く状況 ①①第1号被保険者の動向と今後の見通し 5.% 2年 213年 214年 218年 219年 年 23年 235年 24年 平成12年 平成25年 平成26年 平成2年 平成28年 平成29年 平成3年 平成31年 平成32年 平成3年 平成42年 平成4年 平成52年.% ① 第1号被保険者の動向と今後の見通し 介護保険法における被保険者は 第 介護保険法における被保険者は 第 号被保険者 市内に住所をもつ 1 号被保険者 市内に住所をもつ 歳以上の方 65 歳以上の方 1 1号被保険者 市内に住所をもつ 6565 歳以上の方 ① 介護保険法における被保険者は 第 第1号被保険者の動向と今後の見通し 介護保険法における被保険者は 第 1 号被保険者 市内に住所をもつ 65 歳以上の方 と第 と第 号被保険者 市内に住所をもつ 2 号被保険者 市内に住所をもつ 歳以上 4 歳以上 歳未満の医療保険加入 6565歳未満の医療保険加入 住所地特例を含む 住所地特例を含む 介護保険法における被保険者は 第 1 号被保険者 市内に住所をもつ 歳以上の方 住所地特例を含む と第 2 2号被保険者 市内に住所をもつ 44 歳以上 6565 歳未満の医療保険加入 住所地特例を含む と第 2 号被保険者 市内に住所をもつ 4 歳以上 65 歳未満の医療保険加入 者 に分けられます 者 に分けられます と第 2 号被保険者 市内に住所をもつ 4 歳以上 65 歳未満の医療保険加入 住所地特例を含む 者 に分けられます 者 に分けられます P 高齢化の進展に伴い 高齢化の進展に伴い 第号被保険者数は 1 号被保険者数は 今後も増加する見込みとなっています 今後も増加する見込みとなっています 者 に分けられます 高齢化の進展に伴い 第第1 1号被保険者数は 今後も増加する見込みとなっています 高齢化の進展に伴い 第 1 号被保険者数は 今後も増加する見込みとなっています 高齢化の進展に伴い 第 1 号被保険者数は 今後も増加する見込みとなっています 5歳以上 65歳 4歳 5歳以上 5歳以上 1 1 1 1, 1, 1, 8,514 8,514 8,514 81,615 83,485 83,485 9,294 81,615 81,615 83,485 9,294 9,294 8, 8, 8, 6, 6, 6, 65歳 4歳 65歳 4歳 95,24 91,44 95,24 95,24 91,44 91,44 52,435 5,93 52,435 52,435 48,6 5,93 48,6 5,93 46,41 48,6 46,218 46,41 46,218 46,41 52,25 45,88 45,88 46,218 52,25 45,88 52,25 114,88 114,88 114,88 18,988 1,35 18,988 15,8 18,988 1,35 12,92515,8 1,35 1,98612,925 15,8 12,925 98,53 1,986 1,986 98,53 98,53 44,4 44,4 44,4 51,61 52,4351,61 51,61 52,48552,43 52,43 52,95 52,485 52,485 53,566 52,95 52,95 53,61 53,566 53,566 53,61 53,61 4, 4, 32,1 4, 32,1 32,1 2,15 2,15 2,15,41,41,41 5,38 54,9925,38 52,6254,992 5,2 52,62 5,38 4,42 5,2 44,893 4,42 52,62 54,992 42,812 44,893 5,2 41,354 42,812 39,454 4,42 41,354 42,812 44,893 3,444 39,454 35,39 3,444 33,416 33,416 35,39 3,444 39,454 41,354 33,416 35,39 2年 29年 21年 211年 212年 213年 214年 218年 219年 219年 年 年 2年 29年 21年 211年 212年 213年 214年 218年 平成12年 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 平成2年 平成28年 平成29年 平成3年 平成31年 平成32年 平成3年 平成12年 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 2年 29年 21年 211年 212年 213年 平成26年 214年 平成2年 平成28年 平成29年 平成3年 218年 平成31年 219年 平成32年 年 平成3年 平成12年 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 平成2年 平成28年 平成29年 平成3年 平成31年 平成32年 平成3年 各年 各年 9 月末現在 ただし 平成 9 月末現在 ただし 平成 3 年以降は 平成 329 年以降は 平成 29 年度 29 年度 藤沢市将来人口推計 中間報告 から引用 藤沢市将来人口推計 中間報告 から引用 各年 9 月末現在 ただし 平成 3 年以降は 平成 年度 藤沢市将来人口推計 中間報告 から引用 各年 9 月末現在 ただし 平成 3 年以降は 平成 29 年度 藤沢市将来人口推計 中間報告 から引用 各年 9 月末現在 ただし 平成 3 年以降は 平成 29 年度 藤沢市将来人口推計 中間報告 から引用 平成 平成 2 年国勢調査に基づく推計値 2 年国勢調査に基づく推計値 平成 2 年国勢調査に基づく推計値 平成 2 年国勢調査に基づく推計値 平成 2 年国勢調査に基づく推計値 ②② 要介護 要支援認定者の動向と今後の見通し ② 要介護 要支援認定者の動向と今後の見通し 要介護 要支援認定者の動向と今後の見通し 要介護 要支援認定者の動向と今後の見通し ②②要介護 要支援認定者の動向と今後の見通し 要介護 要支援認定者は5歳以上の出現率が65 4歳に比べて高く 今後も5歳以 要介護 要支援認定者は5歳以上の出現率が65 4歳に比べて高く 今後も5歳以 要介護 要支援認定者は5歳以上の出現率が65 4歳に比べて高く 今後も5歳以 要介護 要支援認定者は5歳以上の出現率が65 4歳に比べて高く 今後も5歳以 要介護 要支援認定者は5歳以上の出現率が65 4歳に比べて高く 今後も5歳以 上の第1号被保険者数は増加する見込みであることから 要介護 要支援認定者数も増 上の第1号被保険者数は増加する見込みであることから 要介護 要支援認定者数も増 上の第1号被保険者数は増加する見込みであることから 要介護 要支援認定者数も増 上の第1号被保険者数は増加する見込みであることから 要介護 要支援認定者数も増 上の第1号被保険者数は増加する見込みであることから 要介護 要支援認定者数も増 加する見込みとなっています 加する見込みとなっています 加する見込みとなっています 加する見込みとなっています 加する見込みとなっています 要支援1 2 要支援1 2 要介護1 2 要介護1 2 要介護3以上 要介護3以上 構成比 要支援1 2 構成比 要支援1 2 構成比 要介護1 2 構成比 要介護1 2 構成比 要介護3以上 構成比 要介護3以上 35, 35, 3, 3, 25, 25, 36.3% 36.3% 32.2% 32.2% 31.5% 31.5% 5.% 5.% 35.4% 35.4% 34.% 34.% 29.9% 29.9% 15, 15, 1, 1, 5, 5, 12,468 12,468 4,1 4,1 4,529 4,529 3,922 3,922 29年 29年 平成21年 平成21年 15,8 15,8 3.2% 3.2%3.3% 3.% 3.% 3.1% 3.2% 3.1% 35.8% 35.8% 36.4% 36.4% 35.5% 35.5% 26.% 2.3% 2.3% 26.9% 26.9% 1,235 1,235 26.% 26.6% 1,68 1,68 38.3% 38.3% 32.9% 32.9% 28.8% 28.8% 39.% 39.% 39.6% 39.6% 31.% 31.% 31.3% 31.3% 3.% 3.% 29.1% 29.1% 18,16 18,16 18,334 18,334 18,458 18,458 18,58 18,58 4.% 4.% 33.3% 33.3% 26.% 26.% 21,953 21,953,33,33 4,63 4,63 4,3 4,3 4,968 4,968 5,283 5,283 5,543 5,543 5,813 5,813 6,42 6,42 6,569 6,569 6,51 6,51,18,18,196,196,365,365 5,211 5,211 6,18 6,18 6,462 6,462 6,45 6,45 6,33 6,33 5,19 5,19 5,42 5,42 5,86 5,86 212年 212年 平成24年 平成24年 平成2年 平成2年 平成28年 平成28年 平成29年 平成29年 218年 218年 平成3年 平成3年 219年 219年 平成31年 平成31年 年 年 平成32年 平成32年 平成3年 平成3年 4,483 4,483 5,314 5,314 4.% 4.% 3.% 3.% 2.% 2.% 1.% 1.% 8,9 8,9.%.% -1.% -1.% -2.% -2.% 各年 9 月末現在 ただし 平成 3 年以降は推計値 各年 9 月末現在 ただし 平成 3 年以降は推計値 各年 各年 9 月末現在 ただし 平成 9 月末現在 ただし 平成 3 年以降は推計値 3 年以降は推計値 各年 9 月末現在 ただし 平成 3 年以降は推計値 6 66 6 6

いきいき長寿プランふじさわ 藤沢市高齢者保健福祉計画 第 期藤沢市介護保険事業計画 3 社会情勢等を踏まえた新たな課題 高齢者の捉え方の意識改革 今後の超高齢社会の進展を見据え 高齢者は 支えられる人 であるというこれまで の一般的感覚から 意欲がある高齢者については 自らが地域を 支える側 地域の担 い手 に回るという意識改革が求められています 健康寿命の延伸に向けた取組の必要性 健康寿命の延伸に向けては 高齢者対象の介護予防とともに 若い頃からの生活習慣 病予防や健康づくりへの取組も必要です また 高齢期においては 地域活動への参加や多様な就業機会の確保なども求められ ています 自立支援 重度化防止に向けた取組のしくみづくり 仕組 高齢者一人ひとりが 自立した生活を送ることができること たとえ要支援 要介護 状態になっても 状態をさらに悪化させないことは大変重要なことです 高齢者自身が生活の中で 生きがいや目標を持ち それに向けて持てる力を最大限に 生かすことができるような支援が求められています 相談機能の強化 支援体制の充実 地域包括支援センターをはじめとする身近な相談機関と 各福祉分野の相談支援機関 市民活動団体などが相互に連携して 各分野を超えて相談を丸ごと受け止める相談体制 と 相談者やその世帯に寄り添い 自己決定権を尊重しながら 保健 医療 権利擁護 住まいなどに関する多機関が連携した包括的な相談支援体制を構築することが求められ ています 4 取り組むべき重点的事項 前計画 いきいき長寿プランふじさわ 21 では 地域包括ケアシステムの構築をめ ざし ①地域に根ざした支援体制の推進 ②いきいきと暮らせる地域づくりの推進 ③ 介護予防 生活支援サービスの充実 ④介護保険サービスの充実 ⑤認知症施策の推進 ⑥福祉 介護 医療の連携の推進 ⑦安心して住み続けられる生活環境の整備の つを 取り組むべき重点的事項に掲げ 様々な施策を実施してきました 本計画では 地域包括ケアシステムの深化 推進に向けた取組を進める必要があるこ とから 前計画の取り組むべき重点的事項を継続課題として継承するとともに 基本目 標として位置づけることで 引き続き 重点的に取り組んでいきます

いきいき長寿プランふじさわ 3. 基本構想 1 理想とする高齢社会像 高齢者人口や高齢化率などの推移 社会情勢を踏まえ 本市では 前計画の考えを継 承しつつ 地域包括ケアシステムの深化 推進をめざし 理想とする高齢社会像を次の とおり掲げ 様々な施策を推進していきます 理想とする高齢社会像 健 康 寿 命 日 本 一 人 生 100年 時 代 を 支 え あ う ま ち ふ じ さ わ 2 基本理念 地域包括ケアシステムが効果的に機能するためには それぞれの地域の特性を生かし 自助 を基本としながら 互助 共助 公助 を適切に組み合わせることが重要 です また 公助 を担う行政の役割としては 自助 互助 の取組を支えるとと もに 住民の福祉を最終的に担保する主体として 公的サービスの提供基盤の整備や専 門性の強化 相談支援体制の充実について 責任を持って取り組むことが必要です 前計画の 自助 互助 共助 公助 の概念を理念化した3つの基本理念を引き続き 継承するとともに 本市の理想とする高齢社会像をめざし 次の4つの基本理念を掲げま した ① いつまでも健康であり続けることができるよう支援します 高齢者がいつまでも元気に自分らしく暮らせるよう 健康づくり や 介護予防 を 重視した施策を展開し 元気な高齢者が地域を支える側として 地域で活躍できる支援 を行います ② 身近な地域で自立した生活が継続できるよう支援します 高齢者の心身の健康を保持し 地域とつながり 介護が必要になっても 必要なサー ビスを受けながら その人の能力に応じて自立した生活が継続できるよう支援していき ます ③ 市民と行政が協働し 支えあう地域社会を実現します 地域における多様な生活ニーズに的確に対応するためには 住民一人の力だけではな く 多様な主体が互いに協働する マルチパートナーシップによる取組を推進し 支え あう地域社会を実現していきます ④ 個人の尊厳と主体性を尊重します 個人の主体性を尊重し 認知症になっても 高齢者が住み慣れた地域で その人らし く暮らせる地域づくりを推進します また 終末期の過ごし方や医療などに関する希望にそって支援することは大切な視点 です 個人の人生の目標や生きがいを大切にした支援を行います 8

9

いきいき長寿プランふじさわ 4 本市の介護予防 日常生活支援総合事業について 本市では 平成28年 1月から 介護予防 日常生活支援総合事業を構成す る 介護予防 生活支援サービス事業 と 一般介護予防事業 をそれぞれ開始してい ます その中でも 介護予防 生活支援サービス事業 については 介護予防ケアマネジメ その中でも 介護予防 生活支援サービス事業 については 介護予防ケアマネジ ントをはじめ これまでの介護予防訪問介護及び介護予防通所介護に相当する事業とし メントをはじめ これまでの介護予防訪問介護及び介護予防通所介護に相当する事業と て 介護予防訪問型サービス及び介護予防通所型サービスを実施し 多様なサービスと して 介護予防訪問型サービス及び介護予防通所型サービスを実施し 多様なサービス して 訪問型サービスA および 訪問型サービスC を開始しました として 訪問型サービスA および 訪問型サービスC を開始しました また 地域で介護予防につながる健康づくりや人との交流を推進する 一般介護予防 事業 については すべての高齢者を対象とし 介護予防教室や講演会 高齢者の通い の場や介護予防運動自主活動団体への支援を行いました さらに 生活支援体制整備として 生活支援コーディネーターを配置するとともに 協議体を開催し 地域の方々との意見交換により地域の社会資源と地域課題の見える化 を行い 今後に向けては 抽出した地域課題に対する検討を行っていきます その経過 の中で 新たな住民主体の生活支援など サービスB の創設や担い手の醸成につながる よう取組を進めます 第期については 第6期の取組に加え 次の視点を踏まえ 推進します 本人の目標達成に向けた自立支援 ① 本人の目標達成に向けた自立支援 本人の したい できるようになりたい という思いを大切にした 重症化予防 重 度化防止に着目した自立支援型の 介護予防ケアマネジメント を進めます 進めるにあたっては 本人の思いに沿った目標の達成に向けて 介護予防 自立支援 をテーマとした地域ケア会議などを実施し 効果的な支援に努めます ② 健康な地域づくりに向けた セルフケア 健康な地域づくり というコンセプトのもと 健康寿命日本一をめざす本市では 介護予防や認知症予防に関する情報提供や活動の機会として 各種一般介護予防事業 の他 地域が主体となって展開している高齢者の通いの場や体操などの社会参加型の 介護予防を支援します また 日常生活を楽しくさせてくれる居場所や 一人ひとりが活躍できる場など 社 会参加や生きがいが介護予防につながる 高齢者がいきいきできる取組を進めます 1

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