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Ⅲ 診断判定モデル住宅事例 建物概要 2 階建て木造住宅延べ床面積 53 m2 1 昭和 56 年 6 月以降 2 地盤は普通か良い 3 鉄筋コンクリート基礎 4 屋根は軽い 5 健全である 6 壁量多い 7 筋かいあり 8 壁のバランスが良い 9 建物形状はほぼ整形 10 金物あり 老朽度 診断結

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平成15年度

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( 資料 3) 比較検討した住宅 (%) 注文住宅取得世帯分譲戸建住宅取得世帯分譲マンション取得世帯 中古戸建住宅取得世帯 中古マンション取得世帯 ( 資料 4) 住宅の選択理由 (%) 注文住宅取得世帯分譲戸建住宅取得世帯分譲マンション取得世帯 中古戸建住宅取得世帯 中古マンション取得世帯 ( 資

1 補助の対象 耐震診断の補助を受けるには 次のいずれにも該当しなければなりません (1) 木造の戸建住宅 ( 併用住宅で床面積の1/2 以上が居住用のものを含む ) で昭和 56 年 5 月 31 日以前に着工した地上 2 階建てまでのものであること (2) 所有者自らが居住していること (3)

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これだけは知っておきたい地震保険

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厚木市木造住宅耐震診断


第 7 章 間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 52ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期

所得税確定申告セミナー

設計162 外壁リフォーム事前調査の方法標準施工法外壁リフォームモエンサイディング重ね張り工法モエンサイディング張り替え工法モエンサイディング張り替え工法 外張り断熱センターサイディング重ね張り工法設計屋根リフォームセンタールーフ重ね葺き工法アルマ重ね葺き工法参考資8-1 適用条件 8-2 屋根リフ

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4 住宅購入 名称住宅購入に対する各種税金と給付金に関する支援 担当部課 概要新築または中古の住宅を取得するとかかる税金があります また 所得税控除や給付金が支払われる制度もあります 1. 不動産取得税 ( 県税 ) 土地や家屋などの不動産の取得時に 県が課税する税金です お問い合わせ先 神奈川県藤

新設 拡充又は延長を必要とする理由(1) 政策目的 消費者のニーズに応じた住宅を選択できる環境を整備する観点や低炭素化 循環型の持続可能な社会の実現の観点から 中古住宅取得や増改築等工事の適用要件の合理化や増改築等工事の対象を拡充することにより 中古住宅の流通促進 住宅ストックの循環利用に資する (

基本方針

病院等における耐震診断 耐震整備の補助事業 (1) 医療施設運営費等 ( 医療施設耐震化促進事業平成 30 年度予算 13,067 千円 ) 医療施設耐震化促進事業 ( 平成 18 年度 ~) 医療施設の耐震化を促進するため 救命救急センター 病院群輪番制病院 小児救急医療拠点病院等の救急医療等を担

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木造住宅耐震診断費の補助 申込み期限 1 月 3 1 日 1 補助の対象 耐震診断の補助を受けるには 次のいずれにも該当しなければなりません (1) 木造の戸建住宅 ( 併用住宅で床面積の1/2 以上が居住用のものを含む ) で昭和 56 年 5 月 31 日以前に着工した地上 2 階建てまでのもの

地域経済分析システム () の表示内容 ヒートマップでは 表示する種類を指定する で選択している取引価格 ( 取引面積 mあたり ) が高い地域ほど濃い色で表示されます 全国を表示する を選択すると 日本全国の地図が表示されます 都道府県単位で表示する を選択すると 指定地域 で選択している都道府県

北栄町耐震改修促進計画の目的等 目的 本計画は 町民生活に重大な影響を及ぼす恐れのある地震被害から 町民の生命 財産を保護するとともに 地震による被害を軽減し 社会秩序の維持と公共の福祉に資するため 建築物の計画的な耐震化を促進することを目的とします 計画の実施期間 本計画の実施期間は 国及び県の実

第 7 章鹿児島県と連携した耐震改修促進法による指導及び助言等 国の基本方針では 所管行政庁はすべての特定建築物の所有者に対して法に基づく指導 助言を実施するよう努めるとともに 指導に従わない者に対しては必要な指示を行い その指示に従わなかったときは 公表すべきであるとしている なお 指示 公表や建

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(2) 金沢市の世帯数の動向 350, , ,000 ( 人 世帯 ) ( 人 / 世帯 ) 世帯数 世帯人員 , , , , ,1

地震と地震保険に関するアンケート調査結果について

わが国は世界有数の地震大国です 日本周辺では世界の 10 分の 1 の地震が起こると言われています 東日本大震災では 被害は甚大なものとなってしまいました 阪神 淡路大震災では犠牲者の大半が 建物の倒壊 や 火災 により亡くなっています 今までの悲劇を繰り返さないためにも 建築物の耐震化は喫緊の課題

住宅の省エネエネ改修改修に伴う固定資産税固定資産税の減額制度減額制度について 平成 20 年 1 月 1 日以前に建てられた住宅 ( 賃貸住宅を除く ) について 平成 20 年 4 月 1 日から平成 32 年 3 月 31 日までの間に 一定の要件を満たす省エネ改修工事を行った場合 120 m2

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耐震診断 耐震改修に関する設計に係る業務報酬基準案について寄せられたご意見と国土交通省の考え方 20 名の個人 団体から合計 66 件の意見をいただきました とりまとめの都合上 内容を適宜要約させていただいております 本業務報酬基準案と直接の関係がないため掲載しなかったご意見についても 今後の施策の

調査結果

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1 市川市耐震改修助成制度 の概要 この制度は 市民の皆さんが所有し かつ居住する木造戸建住宅について 市の助成を受けて行っ た耐震診断の結果 耐震性が低いことから市に登録した木造住宅耐震診断士による耐震改修を実施した場合に 耐震改修設計費 耐震改修工事 工事監理費及び耐震改修に伴うリフォーム工事費

設計壁リフォーム標準施工法外壁リフォームモエンサイディング重ね張り工法モエンサイディングモエンサイディングセンターサイディング屋根リフォームセンタールーフアルマ8-1 適用条件 8 屋根リフォームの設計 1) 適合対象建築物昭和 56 年の建築基準法新耐震基準に適合する木造建築物 昭和 56 年 5

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マンション棟数密度 ( 東京 23 区比較 ) 千代田区中央区港区新宿区文京区台東区墨田区江東区品川区目黒区大田区世田谷区渋谷区中野区杉並区豊島区北区荒川区板橋区練馬区足立区葛飾区江戸川区

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< 調査結果 > 平均築年数 35.8 年これまでに使った自宅修繕費平均総額 556 万円 Q. これまでに自宅修繕にかけた費用の総額はいくらですか?( 対象 :495 名 有効回答 :495 名 フリーアンサー ) 築年数 人数 割合 平均 全体 ( 平均 35.8 年 ) 495 名 100%

資料 5 公共施設更新コスト試算 1 試算ケース ケース1: 旧耐震基準のうち 築 60 年以上は建替え それ以外は大規模改修 新耐震基準は老朽箇所修繕 耐用年数を 60 年と想定した場合 旧耐震基準の施設のうち 築 60 年以上の施設は 築 60 年が経過した施設から建替える 建替え対象以外の旧耐

内に 耐火建築物以外の建物についてはその購入の日以前 20 年以内に建築されたものであること 地震に対する安全上必要な構造方法に関する技術的基準又はこれに準ずるものに適合する一定の中古住宅 を 平成 17 年 4 月 1 日以降に取得した場合には 築年数に関係なく適用が受けられます (56ページ 一

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北上市住宅・建築物耐震化促進計画

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地域住宅計画 計画の名称地域住宅計画都道府県名三重県作成主体名計画期間平成 17 年度 ~ 22 年度 1. 地域の住宅政策の経緯及び現況 当該地域は 三重県の南部に位置し 人口約 25,000 人 世帯数約 8,400 世帯の地域である は伊勢志摩国立公園の玄関口として 観光及び水産業を中心に発展

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住宅相談統計年報 2013 資料編 2012 年度の住宅相談と紛争処理に関する集計データ 目 次 1. 電話相談全体 1 2. 評価住宅に関する相談 保険付き住宅に関する相談 リフォームに関する相談 リフォーム見積チェックサービス 専門家相談 85 7

質問 11 敷地内に現在浄化槽があれば 位置を配置図で教えてください 浄化槽は設置されておりません 質問 12 増改築は昭和のいつ頃おこなわれましたか? 昭和 52 年に増改築されています 質問 13 基本の建物の内部をゲストハウスとして改装すると考えてよろしいでしょうか? 実施要領 4 提案概要

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木造住宅耐震改修事例集

目次構成

住まい まちづくりの基本目標と基本的施策の展開方向 1. 住まい まちづくりの理念と基本目標 だれもが安心して住み続けたいと感じる魅力ある とだ の住まい まちづくり を政策の基本理念とし これを実現するために次の 3 つを基本目標として総合的な施策を図るものとします 基本目標 -Ⅰ 多様なニーズに

2/9 学校 ( 幼稚園 ) 名久保小学校長江小学校土堂小学校 棟用途 棟面積第一次診断第二次診断改修改修後建築年月構造階数区分番号枝番 ( m2 ) 年度 Is 値年度 Is 値年度 普通 特別 管理教室棟 1 1 S8.1 R 3 2,950 旧基準 H H 屋内運動

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事務連絡 平成 31 年 2 月 28 日 ( 一社 ) 住宅リフォーム推進協議会ご担当者様 国土交通省住宅局住宅政策課 住宅企画官付 住宅生産課 建築指導課 税制特例に係る証明書における建築士等の個人の住所欄の削除について 平素より住宅行政の推進にご協力をいただき 誠に有難うございます 先般 パブ

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木造住宅の価格(理論値)と建築数

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松本市住宅耐震改修等促進事業補助金交付要綱 平成 27 年 3 月 31 日告示第 109 号 平成 29 年 3 月 31 日告示第 84 号 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 地震に対する建築物の安全性の向上を図ることにより 災害に強いまちづくりの推進を図ることを目的に 市内の既存木造住宅につ

2. 省エネ改修工事 耐震改修工事をした場合の所得税額の特別控除に係る工事範囲の拡充 (1) 改正の趣旨 背景 新築の長期優良住宅の認定基準制度に加え 平成 28 年 2 月 増改築による長期優良住宅の認定基準が制定された 長期優良住宅であると認定されることで 税制上様々な優遇措置を受けることができ

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2-1 防災関連施設の現状 概ねすべての施設で耐震性能を有することを確認しているが 救急告示病院につい ては 耐震性能を確認している施設は 21 施設の内 13 施設である 区分 内容該当施設施設件数 耐震性能を有することが確認できている施設件数 防災拠点施設 医療機関 避難者滞留施設 災害拠点病院

2. 相談 29

調査概要 調査対象 : 東京都 愛知県 大阪府 福岡県の GF シニアデータベース 有効回答件数 :992 件 標本抽出法 :GF RTD( ランダム テレフォンナンバー ダイアリング ) 方式 調査方法 : アウトバウンド IVR による電話調査 調査時期 : 平成 23 年 8 月 4 日 (

建設の施工企画 特集 5 長寿命化 維持管理 リニューアル 住宅の長寿命化への取組 国土交通省住宅局住宅生産課 今後の住宅政策においては これまでの つくっては壊す フロー消費型社会から いいものをつくっ て きちんと手入れして 長く大切に使う という ストック重視型への転換を図ってい

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11 高須小学校 1 浜田小学校 13 野里小学校 14 大姶良小学校 15 南小学校 16 西俣小学校 17 高隈小学校 18 大黒小学校 19 西原台小学校 1 市成小学校 高尾小学校 3 百引小学校 4 平南小学校 5 串良小学校 6 細山田小学校 特別 11 S 旧 H1 0.5

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平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_概要

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スライド 1

約 6 倍になると予測されており これら高経年マンションが増えていく中 経年による建物 設備の劣化等に対応するための大規模修繕や改修等の資金不足の問題が深刻化している 今後 良質なマンションを維持していくためにも 特にマンション共用部のリフォームについての支援が急務である (4) 賃貸住宅のリフォー

藤沢市木造住宅簡易耐震改修工事補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は, 木造住宅の耐震改修工事を促進することにより, 災害に強い安全なまちづくりを推進するため, 藤沢市耐震改修促進計画に基づき, 簡易耐震改修工事のための補強設計及び簡易耐震改修工事並びに工事監理に要する費用に対する補助金

トップヒアリング質問事項

Q5. 工事担任者資格が必要な工事とは どのようなものですか A5. 利用者が電気通信サービスを利用するための端末設備等の接続に係る工事であり 具体的には 事業用ネットワークへの接続及びこれに伴う調整並びに屋内配線工事など端末設備等の接続により通信が可能となる一切の工事です この工事には 事業用ネッ

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H30:HP小中学校施設の耐震化の状況・学校別一覧表

Transcription:

PRESS RELEASE 木造住宅耐震診断調査データ 記者発表のお知らせ 平成 25 年 8 月 29 日 拝啓益々ご清祥のこととお慶び申し上げます ( 加盟組合員数 :1,123 社 / 事務局 : 東京都千代田区 / 理事長 : 小野秀男 ) では 組合で実施した耐震診断の結果等についての調査データをこの度発表いたしました この記者発表は平成 12 年以降 阪神 淡路大震災が発生した1 月と防災月間の9 月に毎年行っているもので 今回は 28 回目の発表となります 今回は耐震補強工事の実施を検討されている住まい手を念頭に置き 築年数および住宅の床面積から耐震補強工事費用の平均額を算出しました TOPICS 1 耐震補強工事費用と築年数 1 階床面積は 比例 関係 住宅の築年数が古ければ古いほど また面積が大きければ大きいほど補強工事にかかる金額が上昇することが 今回の調査結果から明らかになりました 築年数を10 年ごとに4 区分して補強工事にかけた金額の平均を調査した結果 築 19 年以下 では約 95 万円だった補強工事費用が 築 40 年以上 では約 190 万円と およそ2 倍の差が出る結果となりました また面積が増加するごとに補強工事費用が増加することも裏付けられました 調査データ 1 2ページ TOPICS 2 新耐震 ( 昭和 56 年以降 ) の木造住宅も 84% で耐震性が不足 昭和 56 年以降に建てられた住宅で木耐協が耐震診断を実施したもののうち 84% の建物が現行の耐震基準を満たしていないという結果となりました 建築基準法は 昭和 56 年 6 月 平成 12 年 6 月 の2 回にわたり 大きく改正されています この2 回の改正の間に建てられた住宅については 様々な原因 ( 壁の配置や劣化による低減など ) により 現行の耐震基準を満たさない建物が数多く存在します ご自宅の状態を知っていただき 現在の自宅に長く快適に住まわれるためにも 積極的に耐震診断を受診していただくことを当組合では推進しております 調査データ 5ページ 上記トピックス以外の調査データ全文は 下記ホームページで公開しております また 過去の調査データもご覧いただけますので 是非ご一読下さい 木耐協耐震診断調査データ http://www.mokutaikyo.com/data/201308/ ~~~~~ 本件に関するお問い合わせ先 ~~~~~ 事務局担当関 神 ( じん ) 102-0083 東京都千代田区麹町 2-12-1 グランアクス麹町 7 階 TEL 03-6261-2040( 代 ) FAX 03-6261-2041 URL http://www.mokutaikyo.com/ Eメール jimukyoku@mokutaikyo.com

トピックス参考グラフ TOPICS 1 ( 調査データ 1 2 ページ ) 築年数別 耐震補強工事費用 築年数回答数割合補強工事平均額 築 19 年以下 949,853 築 19 年以下 41 14.49% 94 万 9,853 円 築 20~29 年 87 30.74% 130 万 8,624 円 築 30~39 年 101 35.69% 169 万 9,827 円 築 40 年以上 54 19.08% 189 万 9,074 円 築 20~29 年 築 30~39 年 築 40 年以上 1,308,624 1,699,827 1,899,074 全体 283 150 万 8,929 円 全体 1,508,929 1 階床面積別耐震補強工事費用 1 階床面積回答数割合補強工事平均額 60 m2未満 104 36.75% 128 万 5,245 円 60 m2 ~80 m2未満 102 36.04% 148 万 1,344 円 60 m2未満 60 m2 ~ 80 m2未満 1,285,245 1,481,344 80 m2 ~ 77 27.21% 184 万 7,587 円 80 m2以上 1,847,587 全体 283 150 万 8,929 円 合計 1,508,929 TOPICS 2 ( 調査データ 5 ページ ) 耐震診断結果 ( 新耐震基準建物 : 昭和 56 年以降の建物 ) 件数 割合 平均築年数 1.5 以上 倒壊しない 243 2.57% 13.39 年 1.0~1.5 未満 一応倒壊しない 1,228 12.99% 15.88 年 0.7~1.0 未満 倒壊する可能性がある 2,168 22.94% 18.42 年 0.7 未満 倒壊する可能性が高い 5,811 61.49% 21.81 年 2.57% 12.99% 全体 9,450 20.05 年 耐震補強工事の平均施工金額 120 万 7,259 円 61.49% 22.94% 耐震補強工事の施工金額中央値 100 万 0,000 円 1.5 以上 1.0~1.5 未満 0.7~1.0 未満 0.7 未満 より詳細なデータは 当組合のホームページよりご確認いただけます 木耐協耐震診断調査データ http://www.mokutaikyo.com/data/201308/

木耐協耐震診断調査データ 耐震補強工事費用と築年数 1 階床面積の関係 ( 耐震診断受診者アンケートより ) 築年数別耐震補強工事費用 P1 1 階床面積別耐震補強工事費用 P2 < 参考 > 築年数 1 階床面積でクロス集計した 耐震補強工事費用の平均額 P3 耐震診断基本データ 耐震診断結果 ( 基本データ ) P4 耐震診断結果 ( 昭和 55 年以前 / 昭和 56 年以後 ) P5 耐震補強費用の分布 P6 平成 25 年 8 月 29 日 発表

耐震補強工事費用と築年数 1 階床面積の関係 ( 耐震診断受診者アンケートより ) 2011 年 12 月 1 日 ~2013 年 3 月 31 日 (1 年 4 ヶ月間 ) に木耐協で耐震診断を実施した 3,351 名のうち 事務局から診断後にお送りしたアンケート内の 耐震補強にかけた金額 についてご回答いただいた 283 名の回答から 築年数別 1 階床面積別の耐震補強工事費用について分析しました 築年数別耐震補強工事費用 築年数 回答数 割合 補強工事平均額 築 19 年以下 41 14.49% 94 万 9,853 円 築 20~29 年 87 30.74% 130 万 8,624 円 築 30~39 年 101 35.69% 169 万 9,827 円 築 40 年以上 54 19.08% 189 万 9,074 円 全体 283 150 万 8,929 円 築 19 年以下 949,853 築 20~ 29 年 1,308,624 築 30~ 39 年 1,699,827 築 40 年以上 1,899,074 全体 1,508,929 築年数が 10 年増加するごとに工事金額が 30 万円前後上昇 耐震補強工事金額について回答していただいた 283 件を 築年数によって 築 19 年以下 築 20~29 年 築 30~39 年 築 40 年以上 の 4 つの期間に分類し それぞれの補強工事金額の平均を算出しました その結果 最も築年が浅い 築 19 年以下 の建物の平均額が約 95 万円だったのに対し 築 40 年以上 の建物の平均額は約 190 万円となりました 築年数が 10 年上がるごとに 補強工事の平均金額は 30 万円前後上昇する結果となりました この原因としては耐震診断結果に大きな影響を与える 建物の劣化 が築年数の経過とともに進むことや 築 30 年以上の建物は現行の耐震基準に比べて壁の量が不足していることなどにより 工事の内容が多くなることが考えられます (1)

1 階床面積別耐震補強工事費用 1 階床面積 回答数 割合 補強工事平均額 60m2未満 104 36.75% 128 万 5,245 円 60m2~80m2未満 102 36.04% 148 万 1,344 円 80m2~ 77 27.21% 184 万 7,587 円 全体 283 150 万 8,929 円 60 m2未満 1,285,245 60 m2 ~ 80 m2未満 1,481,344 80 m2以上 1,847,587 合計 1,508,929 床面積が広くなるに連れて耐震補強工事費用も増加 耐震補強工事金額について回答していただいた 283 件を 1 階床面積によって 60 m2未満 60 m2 ~80 m2未満 80 m2以上 の 3 種類に分類し それぞれの補強工事金額の平均を算出したところ 1 階床面積が増えるに連れて補強工事の費用も増加する傾向がはっきりと現れる結果となりました 建物の面積が広いほど必要となる壁の量は増加するため 工事内容は面積が広いほど多くなる傾向があるということを この結果はによって裏付けているものといえます 自宅の状態を知り 今後の住まい方を考えるためにもまずは耐震診断を 今回集計した 2 つのデータは 住宅の情報について 消費者が容易に知り得る情報 をもとに耐震補強工事の平均額を算出したものです 住宅の状態はそれぞれの家によって大きく異るものではありますが 消費者が耐震補強工事の費用を考える際の目安のデータになり得るものであると考えています 実際に住宅の耐震化を考える場合にはまず耐震診断を行うことが必要であり 当組合でも全国で耐震診断の申込を承っています 今の家を良好な状態で長く住み続けるためにも まずは耐震診断を実施していただき 家の状態を知っていただくことを当組合では消費者に対してお勧めしています (2)

< 参考 > 築年数 1 階床面積でクロス集計した耐震補強工事費用の平均額 前ページまでの 築年数別耐震補強工事費用 1 階床面積別耐震補強工事費用 の結果についてクロス集計を行った結果です 自宅の築年数と 1 階床面積から 耐震補強工事の費用の目安を知ることができます 1 階床面積 60 m2未満 60 m2 ~80 m2未満 80 m2以上全体 築年数 回答数 補強工事平均額 回答数 補強工事平均額 回答数 補強工事平均額 回答数 補強工事平均額 築 19 年以下 20 94 万 9,400 円 11 93 万 6,727 円 10 96 万 5,200 円 41 94 万 9,854 円 築 20~29 年 29 119 万 4,655 円 39 129 万 8,028 円 19 150 万 4,329 円 87 130 万 8,625 円 築 30~39 年 34 155 万 0,811 円 36 161 万 2,500 円 31 196 万 4,677 円 101 169 万 9,827 円 築 40 年以上 21 130 万 0,238 円 16 200 万 7,500 円 17 253 万 6,765 円 54 189 万 9,074 円 全体 104 128 万 5,246 円 102 148 万 1,344 円 77 184 万 7,588 円 283 150 万 8,929 円 例 自宅が築 35 年 1 階床面積が 70 m2の場合上記の表から該当箇所を参照すると 該当する 36 件の回答の補強工事平均額は 161 万 2,500 円 となります ご注意 この集計結果は今後自宅の耐震補強を考えている方のために 築年数と 1 階床面積から補強工事費用の平均額を目安として算出したものであり 耐震補強費用は同じ築年数 同じ床面積であっても建物の状態によって大きく変わります 本結果は工事費用を保証するものではありません (3)

耐震診断基本データ平成 18 年 4 月 1 日 ~ 平成 25 年 6 月 30 日 平成 18 年 4 月 1 日から平成 25 年 6 月 30 日まで (7 年 3 ヶ月 ) に木耐協で実施した耐震診断のうち 木耐協で耐震診断結果の詳細を把握している 18,870 件の耐震診断結果を分析したものです 耐震診断対象家屋 : 昭和 25 年 ~ 平成 12 年 5 月までに着工された木造在来工法 2 階建て以下の建物 参考 建築基準法では 耐震計算する際に想定する地震を大地震と中地震の 2 段階に分けています 大地震とは建物が建っている間に遭遇するかどうかという極めてまれな地震 ( 数百年に一度起こる震度 6 強クラスの地震 ) のこと 中地震とは建物が建っている間に何度か遭遇する可能性のある地震 ( 震度 5 強程度 ) のことです 大地震時には人命を守ること 中地震の場合には建物という財産を守ること を目標とするのが 建築基準法の考え方です これに対し 耐震診断では人命を守ることに重点を置き 大地震時に倒壊しない ための耐震性確保を目標に据えることを明示しました 大地震 中地震という 2 段階を設定する建築基準法と異なり 耐震診断では大地震への対応という 1 段階で考えることになります 耐震診断結果 ( 基本データ ) 件数 割合 平均築年数 1.5 以上 倒壊しない 255 1.35% 14.25 年 1.0~1.5 未満 一応倒壊しない 1,405 7.45% 18.26 年 0.7~1.0 未満 倒壊する可能性がある 3,274 17.35% 24.04 年 0.7 未満 倒壊する可能性が高い 13,936 73.85% 30.73 年 全体 18,870 28.42 年 1.35% 7.45% 17.35% 耐震補強工事の平均施工金額 耐震補強工事の施工金額中央値 150 万 8,929 円 125 万 0,000 円 73.85% 1.5 以上 1.0~1.5 未満 0.7~1.0 未満 0.7 未満 診断案件のうち現行の耐震基準に適合しない住宅が 90% 以上 耐震診断を受診された建物のうち 91.20% の戸建住宅が耐震基準を満たしていませんでした アンケート回答結果に基づく耐震補強工事の平均施工金額は約 151 万円 工事全体の施工金額中央値は 125 万円でした 現在は数多くの自治体で耐震補強に関する助成制度を設けており 耐震補強工事に対する金銭的なハードルは以前に比べて下がっています また国は既存住宅に対する長期優良住宅認定制度を検討するなど ストック重視の住宅政策を積極的に推進しています 今後のリフォーム事業者には 耐震性をはじめとした住宅の構造性能を担保しつつ 魅力的なリフォームプランを提案する力 が求められているのではないでしょうか 本項目内の 耐震補強工事の平均施工金額 算出に当たっては 前項の 築年数別 1 階床面積別耐震補強工事費用 ( 耐震診断受診者アンケートより ) と同一の結果を用いています (4)

耐震診断結果 ( 旧耐震基準建物 : 昭和 55 年以前の建物 ) 件数 割合 平均築年数 1.5 以上 倒壊しない 12 0.13% 31.83 年 1.0~1.5 未満 一応倒壊しない 177 1.88% 34.76 年 0.7~1.0 未満 倒壊する可能性がある 1,106 11.74% 35.06 年 0.7 未満 倒壊する可能性が高い 8,125 86.25% 37.11 年 全体 9,420 36.82 年 0.13% 1.88% 11.74% 耐震補強工事の平均施工金額 耐震補強工事の施工金額中央値 183 万 9,649 円 160 万 0,000 円 86.25% 1.5 以上 1.0~1.5 未満 0.7~1.0 未満 0.7 未満 旧耐震基準建物の 98% が 耐震性に問題あり 旧耐震基準建物 ( 昭和 55 年以前に建てられた建物 ) のほぼ全てが現行の耐震基準を満たしていない結果となりました 平均施工金額は約 184 万円 施工金額中央値は 160 万円でした 耐震診断結果 ( 新耐震基準建物 : 昭和 56 年以降の建物 ) 件数 割合 平均築年数 1.5 以上 倒壊しない 243 2.57% 13.39 年 1.0~1.5 未満 一応倒壊しない 1,228 12.99% 15.88 年 0.7~1.0 未満 倒壊する可能性がある 2,168 22.94% 18.42 年 0.7 未満 倒壊する可能性が高い 5,811 61.49% 21.81 年 2.57% 12.99% 全体 9,450 20.05 年 耐震補強工事の平均施工金額 120 万 7,259 円 耐震補強工事の施工金額中央値 100 万 0,000 円 22.94% 61.49% 1.5 以上 1.0~1.5 未満 0.7~1.0 未満 0.7 未満 新耐震基準建物の 84% が 耐震性に問題あり 新耐震基準建物 ( 昭和 56 年以降に建てられた建物 ) でも 8 割以上が現行の耐震基準を満たしていないという結果となりました 新耐震基準建物の平均施工金額は約 121 万円 施工金額中央値は 100 万円となりました 耐震基準は 昭和 56 年 6 月 と 平成 12 年 6 月 の 2 度にわたって大きく改訂されています また 本調査データでは 昭和 55 年以前に建てられた建物 を 旧耐震基準建物 昭和 56 年以降に建てられた建物 を 新耐震基準建物 と区分しています 本来であれば 昭和 56 年 6 月 をもって区分すべきではありますが 診断依頼者から詳細な建築時期を確認することが困難なケースもあることから 事務局では上記のように区分しております (5)

耐震補強費用の分布 完工金額 全体昭和 55 年以前昭和 56 年以降件数割合件数割合件数割合 50 万円未満 33 11.66% 8 5.93% 25 16.89% 50~100 万円未満 64 22.61% 23 17.04% 41 27.70% 100~150 万円未満 67 23.67% 28 20.74% 39 26.35% 150~200 万円未満 33 11.66% 18 13.33% 15 10.14% 200~300 万円未満 63 22.26% 41 30.37% 22 14.86% 300 万円以上 23 8.13% 17 12.59% 6 4.05% 全体 283 135 148 平均施工金額 施工金額中央値 150 万 8,929 円 183 万 9,649 円 120 万 7,259 円 125 万 0,000 円 160 万 0,000 円 100 万 0,000 円 100 万円未満 150 万円未満 全体 11.66% 22.61% 23.67% 11.66% 22.26% 8.13% 5.93% 昭和 55 年以前 17.04% 20.74% 13.33% 30.37% 12.59% 4.05% 昭和 56 年以降 16.89% 27.70% 26.35% 10.14% 14.86% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 50 万円未満 50~100 万円未満 100~150 万円未満 150~200 万円未満 200~300 万円未満 300 万円以上 工事全体のうち 100 万円未満が 34% 150 万円未満が 58% アンケートにて工事金額をご回答いただいた 283 件のうち 約 34% にあたる 164 件は 100 万円未満の工事 約 58% にあたる 197 件は 150 万円未満の工事でした また平均施工金額 200 万円以上 と回答した割合については 昭和 55 年以前に建てられた建物の場合が約 40% であったのに対し 昭和 56 年以降の建物の場合は約 19% と 2 倍以上の開きがありました 昭和 55 年以前の建物は昭和 56 年以降の建物に比べて壁の量が不足しており 工事箇所も多くなる傾向が見られます 国や自治体の助成金を積極的に活用することにより 1 棟でも多くの建物の耐震補強を実施して 来るべき大地震に備える必要があります (6)

私共 ( 略称 : 木耐協 ) は 平成 10 年 7 月に民間の任意団体 木造住宅耐震補強推進協議会 として発足し 平成 11 年 3 月 4 日に当時の建設省 ( 現 : 国土交通省 ) を主務官庁とする協同組合として新たな一歩を歩み始めました 平成 25 年 8 月現在では全国 1,123 社の組合員が活動しております 当組合では平成 12 年 1 月より年 2 回 ( 阪神 淡路大震災の前の1 月中旬及び防災月間前の8 月下旬 ) 組合として実施した耐震診断結果の調査データを分析 発表しています 今回は耐震補強工事の実施を検討されている住まい手を念頭に置き 築年数および住宅の床面積から耐震補強工事費用の平均額を算出しました 私共木耐協では 今後もこの分野における公的な団体や自治体との密な関連を保ち 協調関係を結びつつ 活動して参りたいと考えております 基本理念 私たちは 地震災害から国民の生命と財産を守るため 安全で安心できる家づくり まちづくり に取り組み 耐震社会の実現を目指します 組合員倫理憲章 一 私達は木造建築の素晴らしさを保全し 安全で快適な住環境の維持に努めます 一 私達は公共社会の一員として品性と倫理観を備え 常に研鑚に努めます 一 私達は耐震技術者としての知識 技術 経験を高める事に努めます 一 私達は適切な耐震診断を行ない 誠実な工事に努めます 一 私達はお客様の要望を正確につかみ お客様の理解と満足を得る事に努めます 一 私達は業務を通じて得た耐震に関する知識を広く社会に還元し 耐震社会の構築に努めます 以上 私達組合員一同は 本倫理憲章を誠実に履行することを誓います 102-0083 東京都千代田区麹町 2-12-1 グランアクス麹町 7 階 TEL:03-6261-2040 FAX:03-6261-2041 ホームページアドレス http://www.mokutaikyo.com/ 201308