平成 27 年度度 魅力あるみやぎの農農業 農村の再興 加速速化事業 気仙仙沼 南南三陸陸地域域向け 長ねぎ栽栽培の手手引引き 宮城県県本吉農農業改良良普及センター
目 次 はじめに 1 ねぎの栽培上の特性 2 ほ場の排水対策と土づくり 3 主な作型と品種 4 施肥方法 6 播種 8 育苗 9 定植 12 土寄せ 追肥 15 収穫 調製 17 初夏どり作型のポイント 18 病害虫防除 20 経営収支 27 機械化体系 28 参考資料 ( 実証ほ成績 ) 31
はじめに この 栽栽培の手引引き は, 平成 28 年 2 月 4 日に入入谷公民館館で開催した長ねぎ栽培講習会会の資料の内容を充充実させ, 作型や機械化体体系, 実証証ほ成績など, 新たな内容を追追加して作作成したものです 基本的に, 平成 24 年頃から南三陸陸町で始始まった, チェーンポット苗苗を使用した秋冬どりり作型をベースにしていますが, 最近になっって, 越冬冬する作型型である初夏どり作型型や春どり作型に取取り組む方方も出てきているため, その点も若若干記載ししました 育育苗方法はポット苗苗の使用を前提としており, 地床苗苗についての記載は省きましたたが, 土づくりや施施肥, 病害害虫防除については共通ですので, ご活用ください 気仙沼 南三陸地地域の特徴徴として, 冬の積雪が少なく夏が比比較的涼しいこと, 粘土質で礫礫混じりの土壌が多多いこと, 中山間地で林に囲まれた湿気のたまりやすいほ場が多多いことが挙げられます 地域特性性による強強みとしては, 関東東以西の産地に比比べて夏期期の生育停停滞や虫害が少ないここと, 台風風などの気気象災害を受けにくいことが考えられます 逆に弱みとして, 梅雨や秋雨雨など多雨雨時期に病病気になりやすいこと, 湿湿害を受けやすいこと, 冬期間間の出荷が難しいことが考えられます 特に, 震災後後に客土された農地では, 山土土ゆえの栄栄養不足だけでなく, この地域の特特徴でもある物理性性不良 ( 石礫の混入, 排水不良 ) が悪い形で顕在在化しました しかし, 実証ほ成成績で示したように, 栄養不足は施施肥方法の工夫で十十分に対応可能ですし, 心土破破砕などの排水対策策や有機物 ( 堆肥, 緑肥作作物 ) 施用用を継続することで, 物理性不不良も徐々々に改善方方向に向かうと考考えられます これらの対策は, 今後懸懸念される連作障害害の対策としても有効となります この冊子子が今後のねぎ生産産の安定化, 新たな作型の確立による産地体体制強化の一助となれれば幸いです - 1 -
ねぎの栽栽培上上の特特性 発芽適温 発芽適適温は生育育適温よりやや高めの 15~25 とされ, これより高高温になるると発芽不不良となります 逆逆に, 低温温だと発芽が遅くなり, ばらつきが多くなります 生育適温 15~20 とされていますが, 品種により幅があるので, 作型や地地域に応じた品種を選ぶ必要要があります なお, 気温で 30, 地温で 25 を超えると, 品種に関係係なく生育育は急激に停滞するようになり, 根も障害を受受けるので病害も発生しやすくなります 花芽分化化と抽苔 ある大大きさに達達した株 ( 葉鞘径 5~7mm) が, 低温に一一定期間遭遭遇するとと花芽が形形成されますが, 低温としてて感応する温度域は 3~15 と広く, 花芽分分化に対する感応性性は品種によって大大きく異なります また, 低温遭遇遇が不十分分でも, 低窒素条件だと花花芽分化が誘導される場合もあるので, 越冬する作型や低温時の育苗では, 窒素素肥効をきらさないことが重要です 土壌の影影響 根の酸酸素要求量量が多いため過湿には弱く, 土壌中の空気が少ない条条件では生生育が著しく抑制されます そのため, 排水不不良のほ場場では生育育が悪くなります 一方, 乾燥には比較的強強いですが, 生育初期に極極端に乾燥燥すると葉葉鞘基部に養分を蓄蓄積するためラッキョウのように肥肥大し, 葉身表面ののロウ質が増加して白銀色色に変化します 光光合成も抑抑制されるため, 生育が遅遅れます 根ぐぐされ 正常 図 1 過湿湿による根根ぐされ症状 - 2 -
ほ場の排水水対策策と土づくり 排水対策策の徹底 南三陸陸地域の土土壌は粘土土質で排水水の悪い傾向があるため, 額縁明きょの施工や, 傾斜方方向にうねを作り, ほ場内に停滞水ができないように工夫しましょう 水の流れ 額縁排排水溝 うね 枕地 枕地 補助排水溝 排水口 図 2 排水溝の施工例長辺が 40m 以上あるほ場は, 中央央に補助排水水溝を作るとよい 有機物施施用 畑土壌壌の地力を維持するには, 毎年, 牛ふん堆肥肥約 2t/10a 相当当の有機物物施用が必必要です 有機物は地力維持持だけでなく, 保水性向上上や, 土に空気を含含みやすくするなど物理的効効果も大きいので, 少なくとも2t/10a 以上の堆肥を施用しましょう なお, 栄養分の乏しい山山土が客土土されたほ場や, 堆肥の連連用でリン酸が蓄積したほ場場では, 緑肥作物のすき込みも効果的です 酸性改良 土壌 ph が極端端に低いと根が障害害を受け, 生育が停滞したり土壌病病害が発生しやすくなるので,pH6.0~6.5 を目標に石灰資材材を施用してください - 3 -
主な作作型と品種 主な作型 1 月 2 月 3 月 4月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月上中下上中下上中下上中下上中下上中下上中下上中下上中下上中下上中下上中下 主な品種 夏秋どり 夏扇パワー夏扇 4 号白矢 秋冬どり 夏扇 4 号関羽一本太白林 春どり 羽緑一本太春扇龍まさり 初夏どり 羽緑一本太春扇龍まさり 夏どり 羽緑一本太 龍まさり白妙 夏秋どり : 播種 : 定植 : 収穫 : トンネル被覆期期間 図 3 南三陸地域でで想定される主な作型型と品種 耐暑性性があり生生育の早い品種が適適します 収穫期期が台風と重なるため, 葉身が短めで葉折れしにくい品品種がよいでしょう 目標標収量は 3.5~4t/ /10a 秋冬どり ねぎの生育適温温に近い期期間が長く, 収量確保しやすい作型型ですが, 生育初期が高温になるので, 耐暑性性も求められます 目標収収量は 4~4.5t/10a 春どり 越冬期期間の低温温で花芽分分化するため, 従来は坊主主不知系が使用されてきましたが, 近年育成された, 品質の良いい晩抽性品種の使使用が増えています 収穫適適期が短いので, 大面積の作作付は困難難です 目標収量量は 3~3.5t/10a 初夏どり 抽苔防防止と生育育促進のために, 定植直後から 3 月下旬にかかけてトンネル被覆覆 - 4 -
します この作型も, 坊主不知系から晩抽性品種への転換が進んでいますが, 異常低温やトンネルの損傷等で, 被覆期間の地温が確保できないと, 抽苔株が 発生するおそれがあります 目標収量は 3t/10a 夏どり 育苗期間を長くとり, 葉数 3.5 枚程度確保して定植します 定植後の気温が低い場合は, 農ポリや不織布でトンネル被覆して初期生育を確保します 収穫期が高温のため, 病害虫防除も重要です 目標収量は 3~3.5t/10a 主な品種の特徴 品種名特徴 メーカー ( 略号,50 音順 ) 夏扇パワー夏扇 4 号春扇羽緑一本太関羽一本太龍まさり龍輝白妙白矢白林 草勢が強く 4 号 より太りが良い 生育の揃いが良く, 機械作業性が優れる 耐暑性が高く, 過湿にも強い 首元が緩みやすいため, 収穫遅れに注意する 草勢が強く, 太りが良い 生育の揃いが良く, 機械作業性が優れる 耐暑性が高く, べと病, さび病, 黒斑病に強い 晩抽性が強く, 春 ~ 夏どりに向く 羽緑一本太 に比べてやや生育が速いが, 気温が高くなると軟白部の締まりが悪くなり, 品質が低下しやすい 晩抽性が強く, 春 ~ 夏どりに向く 抽苔は 春扇 よりやや遅め さび病, 黒斑病に強い 耐暑性, 耐寒性が高く, 欠株が出にくい 耐暑性が高く, 過湿にも強い 葉鞘部の肥大はやや遅めだが, 首元の締まりが良く, 在圃性が高い さび病やべと病にやや弱いので, 予防防除を徹底する 晩抽性が強く, 羽緑一本太 や 春扇 よりさらに抽苔が遅め 太りが良く, 湿害にも強い 施肥に対する反応が敏感なため, 窒素過多にならないよう注意が必要 高温期の病害や過湿, 過乾燥への耐性が高い 太りは良いが, 低温期の伸長性は弱い 施肥に対する反応が敏感なため, 追肥は少量で回数を増やす 耐暑性が高く, 高温伸長性が優れる 首部のしまりが良く, 襟の割れが少ないので, 首元のまとまりが良い 高温時でも生育旺盛なので, 夏どりでは栽植密度を高くしない 耐暑性が高く, 太りが良い 生育の揃いが良く, 機械作業性が優れる 葉の病気には強いが, 土壌病害にはあまり強くないので, 予防防除を励行する 葉身が短めで葉折れしにくく, 強風などで倒伏しにくい 葉鞘部の太りが遅い品種なので, 秋冬どりでは早めに播種し, 定植後は初期生育を促進させるよう早めに追肥を行う サカタのタネトーホク種苗横浜植木渡辺採種場 - 5 -
施肥方法 基本的なな施肥方方法 窒素成成分量 20~25kg/10a を目安とし, そのうち 5~6kg/10a を基肥で施用, 残りを 3~4 回に分分けて土寄寄せ前に施施用します 施肥例 (kg/1 10a) (1) 夏秋秋どり, 秋冬どり, 春どり, 夏どり肥料名 現物量 窒素成成分量 基肥 CDU たまご化成 40 6.0 追肥 (3~4 回 ) 燐硝硝安加里 S604 30 ( 3~4 回 ) 4.8 ( 3~4 回 ) (2) 初夏夏どり 肥料名 現物量 窒素成成分量 基肥 IB 燐加安安 604 40 6.4 追肥 30 4.8 燐硝硝安加里 S604 (3 回 ) ( 3 回 ) ( 33 回 ) IB 燐加安 604 の窒素素成分は加加水分解により溶出するため, トンネル被覆期間の低低温時の肥肥効が CDU たまご化化成より優れると考えられます (3) 客土土農地向け ( 初夏どりを除く ) 肥料名 現物量 窒素成成分量 基肥 CDU たまご化成 40 6.0 ( 植え溝溝施用 ) エコロング 413 60 8.4 追肥 30 4.8 燐硝安加加里 S6044 (3~44 回 ) ( 3~4 回 ) ( 3~4 回 ) 栄養養分の乏しいほ場では, 本来土土壌から供給給される栄栄養分の代替替として, 肥効調節節型肥料 ( エコロング等 ) を施施用します 植え溝施施用とすることで肥料料効率が一一層高まるほか, ほ場場がぬかるんで追肥散散布や土寄寄せが適期にできない場合でも, 肥料ぎれを防止することができます - 6 -
(4) 基肥一発体系 肥料名 ねぎ用有機一発肥料 988 (140 日タイプ ) ねぎ用有機一発肥料 798 (100~120 日タイプ ) ベストマッチ 843 ( 秋冬ねぎ用 ) ベストマッチ 880 ( 夏秋ねぎ用 ) エコロング 413 (100~140 日タイプ ) メーカー 現物量 窒素成分量 住化農業資材 100 19.0 住化農業資材 100 17.0 カネコ種苗 100 18.0 カネコ種苗 100 18.0 ジェイカムアグリ 120 16.8 夏秋どりや秋冬どり作型では, 各社から市販されているねぎ用一発型肥料を使用することで, 追肥を省略することが可能です ただし, 夏期が高温だと後半に肥料ぎれする場合があり, 生育状況次第では追肥が必要になります 一発型肥料は植え溝施用することで, より一層肥料効率が高まります 図 4 ねぎのうね立て同時溝施肥作業 全国農業改良普及支援協会 HP より引用 http://www.jeinou.com/2009/05/post_2.html 施肥体系 基肥一発 参考 ) 基肥一発植え溝施肥体系による施肥量節減効果 施肥方法 CDU たまご化成ロング 424 上記 2 種類を植え溝施肥 窒素成分量 (kg/10a kg/10a) 5 15 計 20-7 - 収量 (kg/10a kg/10a) 施肥窒素利用率 (%) 5.3 59.4 慣行基肥 + 追肥 3 回計 25 4.0 33.8 山形県立農業試験場試験成績 (1998)
播 種 苗箱必要要枚数のの目安 (10a 当たり ) ポット仕仕様 1 穴粒数 条間 チェーンポポット CP303 2 100cm ホ ット間ホ 5cm 栽植株数 枚数 40,0000 76 チェーンポポット CP303 2..5 100cm 5cm 50,0000 76 チェーンポポット CP303 2 90cm 5cm 44,0000 84 チェーンポポット LP303-10 3 90cm 10cm 33,0000 42 みのるポッット 2200 3 90cm 8cm 42,0000 64 3 粒播播き用の播播種板を使用用し, 播種種板の穴を1 列おきにセロテープでふさぐことで 2 粒,3 粒ずつ交互に播種種できる ( 平均 2.5 粒 ) 栽植株株数は 40,000~50,000 株 /10a を標準とします ただし, 初夏どりや夏どり作型では, 生育量の早期期確保と収収穫期の病病害予防防のため, やや粗植植 (33,000~40,000 株 /10a) とします 育苗培土 無菌で保水性 排水性 保肥性の良い培土が理想想で, 市販販の専用培培土 ( ニッッテン葱培培土, みのるメガ培培土等 ) を使用するのが確確実です 市販の培土には肥料分が含まれるので基本的に追追肥は不要要ですが, 育苗日数数が 2 ヶ月月を超えるなど通常常より長くなる場合は肥料料ぎれとなる恐れがあるので, 葉色を見見ながら液液肥を施用用します チェーーンポットでは根鉢鉢形成を促促進するため, 下敷き紙 ( ネトマーール ) を使用してください 新聞紙等等で代用する場合は, 根鉢鉢形成が不不完全となりやすいので, ベンチ育苗苗としたり, 鉄パイプの上などに箱箱を並べてて, 苗箱を地面と隔隔離してください 播種方法 種子はコーティング種子子を用い, チェーンポット, みのるポットともに専用の播種板板 ( 図 5) ) や全自動動播種機 ( 図 6) を使用することで適切な播播種深が確確 - 8 -
保できます 図 5 チェーンポット用播播種板 図 6 みのるポット専用全自動動播種機 育 苗 育苗様式 育苗は基本的にハウス内内で行いますが, 苗箱の設設置方法として, 育苗ベンチ上や鉄パイプ等の上に並べて地面から隔離する方法法と, 防根根シートを敷いて地面に直置置きする方方法があります 両両者に一長一短があるためめ, 取り組組みやすい方法を選選んでください ベンチチ育苗 長所 根が箱の外外に伸びず, ポット内で根鉢を形成成するため, 定植時時の断根がなく, 良好な活活着が期待待できる 培土が乾きやすいため, 病害害の危険性が少ない 短所 培土土が乾きやすいため, 直置きに比べて灌水回数が多くなる それに伴い, 肥料ぎれも速い傾向向がある 低温温期は培土の温度が低低下しやすい ベンンチの設置に手間とコストを要する 直置きき育苗 培培土の水分分を維持しやすいため, 下敷敷き紙や防根根シートの劣化によベンチに比比べて灌水水回数が少なって根根鉢の形成成が不良となる場合い がある ベンチを設設置する手手間がなく, 培土土が乾きにくいため, 換気が不ハウスを他品品目と併用用しやすい 十分だと病害の危危険性が高高まる 低温期に培培土の温度度を確保しやすい - 9 -
図 7 みのるポットの直置き育苗 ( 東松島市 ) 夜間は保温マットで被覆されている 出芽までの管理 播種した苗箱には, 水分が十分にいきわたるよう, 数回に分けて灌水します ( 箱当たり 1~2L) その後, 出芽まで新聞紙や不織布などをべたがけします 冬期間に播種する作型では, 夜間や曇天時は保温マットや小トンネルで被覆し, 培土の温度を確保してください 一方,5 月や9 月の播種では, 培土の温度が 30 を超えないよう換気に注意し, 必要に応じて遮光を行って下さい 水稲の育苗器を使用する場合は,20~24 に設定し,4 日から 5 日間程度保温してください 箱の半分ほどが出芽したら育苗器から出すようにし, 徒長しないように注意が必要です なお, 育苗器内の上下で温度ムラが出やすいので, 手間はかかりますが 2~3 日めに上下の箱を入れ替えると出芽揃いが良くなります 出芽後の管理 灌水朝のうちに行うようにします 夕方には培土の表面が乾いてくる程度の水量が適当です 灌水が多すぎると徒長しやすく, 病害も発生しやすくなります - 10 -
温度管理日中 15~25 になるように, サイドやトンネルを開閉して調整します 高温期でもできる限り 30 を超えないように管理しましょう 剪 葉草丈 20cm 超を目安に行い,12~15cm 程度に剪葉します 育苗中に 2 回程度行うことで, 病気の予防や, 苗の生育を揃える効果があります なお, みのるポットの場合は, 移植機の構造上, 苗が 15~20cm の範囲内でないと機械にかからないので, 定植前の剪葉で調整する必要があります 定植時期葉鞘径 2.2~3.0mm, 本葉 2.2~2.5 枚 ( 育苗日数 50~60 日 ) が目安です 夏どり作型では追肥を行い, 葉鞘径 3~4mm, 本葉 3.5~4 枚程度確保します 図 8 チェーンポットで育苗された定植直前の苗 ( 剪葉 2 回, 葉鞘径 3mm, 本葉 2.5 枚程度 ) - 11 -
定 植 苗の準備 定植日日の朝に十十分かん水水を行います 必要に応じて, かん水と合わせて殺虫剤, 殺菌菌剤処理を行ってください 低温期期の定植の場合は, 定植予定定日の1週間ほど前からハウスのサイドを夜夜間も開放放し, 外気気に馴らしておきます 植え溝のの準備 管理機機で深さ 10~15cm 程度の植え溝溝を掘ります 排水水が悪いほ場は, これよりやや浅めとしますが, 植え溝溝が浅いほど土寄寄せ用の土土量が多く必要になるので, 条間をやや広めにとります なお, ほ場の周周囲に額縁縁明きょを掘る場合は, 必ず明きょょの深さを植え溝より深くしてください 施肥 基肥を植え溝作作溝前に施施用していた場合合は不要ですが, 植植え溝施肥肥をする場合は, 作溝後, 定植を始める前に肥肥料を散布してください 基肥一一発体系で エコロング 413 を使用する場合, 活着肥相当当の窒素がないので, その代代用として ハイパー CDU( 細粒 )-5 とという緩効性性肥料を苗苗箱 1 枚当たり 50g, 定植直直前に散布布しておく方方法が効果果的です 定植 チェーーンポット用 ひっっぱりくん や, みのるポット専用用全自動移移植機を使使用して定定植します 土の砕砕土率が良良いほど作作業能率や植付精度度が向上するので, ほ場の排排水対策や有機物施施用による土づくりが重要要となります 春 ~ 夏の定植では, アザミウマやチョウ目幼虫類類の食害予予防のためめ, 定植前後に使用用できる殺殺虫剤を使使用しましょう 除草剤 除草剤剤を使用する場合は, 定植と手直し作業が終終了した後後, 速やかに散布してください 土壌壌表面に水水分がある状態で薬剤を散散布し, 雑雑草種子が発芽する - 12 -
前に処理層を作っておく必要があります 雑草が生えてきてからの散布では手 遅れです 定植前後に使用できる薬剤例 薬剤名対象使用方法 殺虫剤 アクタラ粒剤 5 スタークル顆粒水溶剤 ネキ アサ ミウマ, ネキ ハモク リハ エ アサ ミウマ類, ハモク リハ エ類, シロイチモシ ヨトウ, タネハ エ, ネキ コカ 植付時に 6~9kg/10a を作条混和定植前日 ~ 定植時に 50 倍液を育苗トレイ1 箱またはヘ ーハ ーホ ット 1 冊当り 500ml 灌注 除草剤 ゴーゴーサン細粒剤 F コンボラル 一年生雑草 畑地一年生雑草 ( ツユクサ, キク科を除く ) 定植後 (10 日後まで ) に 4~ 6kg/10a を全面土壌散布定植直後に 4~6kg/10a を全面土壌散布 ( 農薬登録確認 :2016 年 3 月 2 日現在 ) 図 9 ひっぱりくん を用いたチェーンポットの定植作業砕土率の悪いほ場では, 根鉢部分がうまく土中に入らず, 手直しが必要となり能率が下がる 薬剤を同時に株元散布できる装置も市販されている - 13 -
苗の品質向向上へ一一手間! 最近, 亜リン酸 の効効果が注目されています 亜リン酸は, リン酸分子から酸素が 1つ少なくなったもので, 水への溶解性が高く, 苗の品質向上上に効果的的とされています 市販販の亜リン酸資材 ( ホスプラスス ) を, 育苗苗中に3~5 回灌注することで, 苗の乾物物重が増えるなどの生生育促進効効果が報告されています 苗の品品質にこだわる方は, ぜひお試試しください 乾物重 (g/100 本 ) 16 14 12 10 8 6 4 地上部 根部 2 0 無処処理 3 回 (20 日毎 ) 5 回 (10 日毎 ) 3 回 (20 日毎 ) 5 回 (10 日毎 ) 10000 倍液 500 倍倍液 図 ねぎ育苗時の亜亜リン酸資資材施用効果 ( 鳥取県農業試験験場試験成績, 供試資材材はホスプラス ) 市販販の亜リン酸資材例 ありんさんの恵み( 兵藤種苗苗商事 ) ホスプラスス (OAT アグリオ ) ホストップ ( サカタのタネ ) - 14 -