事業概要

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英語教育の在り方に関する有識者会議について < 委員一覧 50 音順 ( 平成 26 年 2 月 26 日現在 )> 座長 副座長 石鍋浩大津由紀雄佐々木正文髙木展郎多田幸雄藤村徹 松川禮子松本茂三木谷浩史安河内哲也 吉田研作 足立区立蒲原 ( かばら ) 中学校校長明海大学外国語学部教授東京都立町

45 宮崎県

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24 京都教育大学教育実践研究紀要 第17号 内容 発達段階に応じてどのように充実を図るかが重要であるとされ CAN-DOの形で指標形式が示されてい る そこでは ヨーロッパ言語共通参照枠 CEFR の日本版であるCEFR-Jを参考に 系統だった指導と学習 評価 筆記テストのみならず スピーチ イン

目次 教員養成 研修外国語 ( 英語 ) コア カリキュラム ダイジェスト版 について p. 1 教員養成 研修外国語 ( 英語 ) コア カリキュラムの位置付けについて p. 1 小学校教員養成課程外国語 ( 英語 ) コア カリキュラム構造図 p. 2 学習項目と到達目標 p. 3 中 高等学校

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基本方針1 小・中学校で、子どもたちの学力を最大限に伸ばします

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p.1~2◇◇Ⅰ調査の概要、Ⅱ公表について、Ⅲ_1教科に対する調査の結果_0821_2改訂

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

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06-2 平成28年度概算要求の説明2

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平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

平成27年度公立小・中学校における教育課程の編成実施状況調査結果について

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1 高等学校学習指導要領との整合性 高等学校学習指導要領との整合性 ( 試験名 : 実用英語技能検定 ( 英検 )2 級 ) ⅰ) 試験の目的 出題方針について < 目的 > 英検 2 級は 4 技能における英語運用能力 (CEFR の B1 レベル ) を測定するテストである テスト課題においては

3. 分析と結果 公表に対する配慮事項 公表に際しては 文部科学省が定めた平成 29 年度全国学力 学習状況調査実施要領に基づき 次の点に配慮して実施します 1) 本調査は 太子町の子どもたちの学力や学習状況を把握し分析することにより 全国 大阪府の状況との関係において教育及び教育施策の成果と課題を

各教科 道徳科 外国語活動 総合的な学習の時間並びに特別活動によって編成するものとする 各教科 道徳科 総合的な学習の時間並びに特別活動によって編成するものとする

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授業科目名英語科教育基礎論 a (Basics of English Language Education a) 科目番号 授業形態講義単位数 1 単位標準履修年次 2 年次実施学期春 AB 曜時限水曜 2 時限対象学群 学類担当教員 ( 連絡先 ) 斉田智里 ( 非常勤講師 ) オ

ICT による新しい学び 急速な情報通信技術 (ICT) の進展やグローバル化など 変化の激しい社会を生きる子供たちに 確かな学力 豊かな心 健やかな体の調和のとれた 生きる力 を育成することがますます重要になってきています 2

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参考4 平成29年度英語予算額(全体)

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2 各教科の領域別結果および状況 小学校 国語 A 書くこと 伝統的言語文化と国語の特質に関する事項 の2 領域は おおむね満足できると考えられる 話すこと 聞くこと 読むこと の2 領域は 一部課題がある 国語 B 書くこと 読むこと の領域は 一定身についているがさらに伸ばしたい 短答式はおおむ

教育実践研究論文集 第 6 巻 平成 30 年度教育学部プロジェクト推進支援事業 附属学校改革専門委員会 第 3 期中期目標中期計画 ; 平成 年度中間報告 小規模 複式教育に資する教育実習カリキュラムの開発 ( 経過報告 ) 附属学校改革専門委員会 : 田代高章 ( 教育学部 ) 阿部真一( 教職

研究内容 2016 年 9 月時点 自治体の協力を得つつ 国立教育政策研究所や外部の研究者 有識者により実証研究を実施 関連施策の費用と効果について把握 分析 研究テーマ実施主体研究内容 ( 学力 非認知能力等 ) 国立教育政策研究所 埼玉県 大阪府箕面市等 国立教育政策研究所等 都道府県 :6 程

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(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

第 1 章総則第 1 教育課程編成の一般方針 1( 前略 ) 学校の教育活動を進めるに当たっては 各学校において 児童に生きる力をはぐくむことを目指し 創意工夫を生かした特色ある教育活動を展開する中で 基礎的 基本的な知識及び技能を確実に習得させ これらを活用して課題を解決するために必要な思考力 判

1 策定の趣旨 ( 1 ) 趣旨急速に進むグローバル化へ対応するため, 本県生徒の英語力向上に資する英語教育の充実に向け, 小学校から高等学校までの系統的なみやぎの英語教育推進計画 ( 以下 AIM:Advancement of Interconnection for English Educati

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1 大学等を卒業して小学校教諭普通免許状を取得する ( 免許法別表第 1) 基礎資格 種類 基礎資格 専修 修士の学位 ( 大学 ( 短期大学を除く ) の専攻科又は大学院に1 年以上在学し,30 単位以上修得した場合を含む ) 一種 学士の学位 ( 学校教育法第 102 条第 2 項により大学院へ

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教育学科幼児教育コース < 保育士モデル> 分野別数 学部共通 キリスト教学 英語 AⅠ 情報処理礎 子どもと人権 礎演習 ことばの表現教育 社会福祉学 英語 AⅡ 体育総合 生活 児童家庭福祉 英語 BⅠ( コミュニケーション ) 教育礎論 音楽 Ⅰ( 礎 ) 保育原理 Ⅰ 英語 BⅡ( コミュニ

楽しい外国語活動を目指して

5 所要資格 基礎 免許 在職年数 有することを必要とする学校の免許状高等学校教諭普通免許状 1 基礎免許取得後 当該免許で良好な成績で勤務したことを必要とする最低在職年数以下に掲げる高等学校等における教員経験 高等学校 3 年 中等教育学校の後期課程 特別支援学校の高等部 基礎免許取得後 大学等に

1) すべての子供達に 心のバリアフリー の指導を 2020 年以降順次実施される学習指導要領改訂において 道徳や体育 図工 美術 音楽などにおける障害者理解を図る 心のバリアフリー の指導や教科書等の充実 [ 文部科学省 ] ( 調整中 ) これらの指導がクロスカリキュラム中で自分事として受け止め

小学生の英語学習に関する調査

教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 話すこと 学習指導要領ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 都立工芸高校学力スタンダード 300~600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に 英語

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資料5 小学校部会における外国語教育の充実に向けた取組(カリキュラム、教材、指導体制の強化)

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教育 学びのイノベーション事業 ( 平成 23~25 年度 ) 総務省と連携し 一人一台の情報端末や電子黒板 無線 LAN 等が整備された環境の下で 教科指導や特別支援教育において ICT を効果的に活用して 子供たちが主体的に学習する 新たな学び を創造する実証研究を実施 小学校 (10 校 )

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

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【資料2】緊急提言(委員意見反映)

平成28年度 小学校外国語活動 2_研究の実際(1)方向性

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①H28公表資料p.1~2

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平成29年度 中学校英語科教育 理論研究

02-01 ビジョンの基本的考え方

文化庁平成 27 年度都道府県 市区町村等日本語教育担当者研修 2015 年 7 月 1 日 生活者としての外国人 に対する日本語教育の体制整備に向けた役割分担 日本語教育担当者が地域課題に挑む10のステップ よねせはるこ米勢治子 ( 東海日本語ネットワーク )

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3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

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資料10 外国語科・外国語活動における目標、指導内容等

教育再生の実現に向けて

Transcription:

平成 27 年度英語教員の英語力 指導力強化のための調査研究 実施方法 大学等の研究機関 民間調査機関等に委託して行う 平成 27 年度予算額 58,113 千円 ( 新規 ) 調査項目 1 次期学習指導要領の改訂に向け 教育委員会を中心とした現職の小 中 高等学校の教員の英語力 指導力の向上のための研修等の実施状況の調査及びプログラム開発を行う 小 中 高等学校の現職教員を対象とした教員研修プログラムの調査研究 調査内容 : 教育委員会と大学等との連携による 研修 ( 初任者研修 5 年経験者研修 10 年経験者研修 免許更新講習など )+ 教員養成 ( 免許法 指導法 2 単位以上 ) を通じた一体的なプログラム体系を研究 1 教育委員会が行っている小学校外国語の教科化や中学 高校の充実に向けた現職教員向けプログラムの実施状況 内容の調査 2 教育委員会が大学と連携して行っている地域の現職教員研修の体制整備状況等の実地調査 3 次期学習指導要領改訂に向けて収集した事例の成果 課題の分析と 効果的なモデルプログラムの開発 ( 現在 小学校では実施されていない文字指導 CAN-DO リスト パフォーマンス評価等を通じた指導方法や指導体制の充実についてのプログラム ) 4 小中一貫教育における 小 中相互乗り入れプログラムの開発 調査項目 2 次期学習指導要領の改訂に向け 主に大学等における小 中 高等学校の教員養成の現状を調査し 効果的なプログラム開発につなげる 小学校 中学校 高等学校の英語担当教員の英語力 指導力向上に向けたプログラムの開発 検証 調査内容 : 大学等と教育委員会との連携による実践的な教員養成体制の整備 1 各大学の教職課程で行われている小学校及び中 高等学校外国語の教員養成プログラム ( 教育職員免許法第 5 条 教科に関する科目 及び 教職に関する科目 ) の実施状況 内容等の調査 2 大学等における地域の教員養成及び現職教員キャリアアップ支援の体制整備状況等の実地調査 3 次期学習指導要領改訂に向けて収集した事例 ( 教科に関する科目 及び 教職に関する科目 ) の成果 課題の分析と 効果的なモデルプログラムの開発 27 年度 ~28 年度にかけて実施し 次期学習指導要領改訂の検討を踏まえつつ 研修 養成の各段階において活用

( 参考 ) 英語教員の英語力 指導力強化のための調査研究 教員の英語力 指導力強化に向けて 教育委員会等と大学等との連携により 事例収集 効果分析 プログラム開発等を通じて教員養成 採用 研修等の在り方の調査研究を行い 得られた成果の普及 活用促進を図り 今後の英語教育改革を踏まえた教員の英語力 指導力を向上 今後の英語教育の改善 充実方策について~グローバル化に対応した英語教育改革の5つの提言 ~ 報告( 平成 26 年 9 月 26 日 ) ( 文部科学省 英語教育の在り方に関する有識者会議 ) 抜粋 Ⅱ 必要な改革について改革 5. 学校における指導体制の充実 (3) 改善の方向 1 小 中 高校に共通する指導体制 2 教員の養成 採用 [ 小学校 各教科の指導法における英語 に関する科目のイメージ ( 例 )] 我が国及び 小学校段階における外国語教育の現状 意義 課題 教室英語等の運用 児童の発達段階に応じた指導 音声や単語に慣れ親しんだり 日本語と英語の文構造の違いに気付いたりする等の指導などを含めた指導計画の作成 ( 外国語活動や中学校外国語との接続等を含む ) 教材開発 教科書 教材の効果的な活用に関する研究 語彙 表現の指導 児童の ALT 等とのティーム ティーチングなどの模擬授業 授業観察 発達段階に応じた 4 技能の能力を適切に測ることができる評価方法 ( 話すこと や 書くこと の能力を測るためのパフォーマンステスト等の在り方を含む ) [ 教科 英語 に関する科目イメージ ( 例 )] 〇英語学 : 英語の音声 単語 文法 言語習得過程等の基礎についての理解を深めるなどを目的とした科目 英語の音声 語彙 表現 文法及び第二言語習得理論等〇英米文学 : 文学作品を読むことにより 文章表現などの英語力の向上に加え 英語圏の歴史 社会 文化についても学ぶことなどを目的とした科目 英語の文章表現 英語圏の歴史 社会 文化等〇英語コミュニケーション : リスニング スピーキング リーディング ライティングの 4 技能の能力を向上させること コミュニケーション教育に関する理解を深めるなどを目的とした科目 コミュニケーション能力を育成するための目標設定の在り方と目標達成のための具体的な手法 発表 討論 交渉などの能力の育成等〇異文化理解 : 日本文化との比較などにより 英語圏の文化を学ぶことなどを目的とした科目 英語を日常的に使用している人々を中心とする世界における日常生活 風俗習慣 地理 歴史 文化 自然科学 異文化の人々とのコミュニケーション 非言語コミュニケーション等 [ 教職に関する科目 ( 各教科の指導法 ) のイメージ ( 例 )] 英語で行うことを基本とする授業の意義 現状 課題 生徒の英語を用いた言語活動が中心の授業となる指導計画の作成 ( 生徒が実際に英語を使用する機会を増やすための言語活動 身近な話題から社会課題などをテーマにしたペア ワークやグループ ワークの展開方法等を含む ) 教材開発 教科書 教材の効果的な活用に関する研究 語彙 表現 文法指導 ( 言語活動を通じた語彙や表現の習得 コミュニケーションを支えるものとしての文法の扱い及び言語活動と一体化した文法指導を含む ) ALT 等とのティーム ティーチング 時事的な話題や社会課題などについて討論 交渉などを行う模擬授業 グループによる指導計画案の作成から教材研究などを行うマイクロ ティーチング 4 技能の能力を適切に測ることができる評価方法 ( 筆記テストに加え 特に 話すこと や 書くこと の能力を測るためのパフォーマンステスト等の在り方を含む )

平成 27 年度英語教員の英語力 指導力強化のための調査研究体制 全体会議 1~3 全てのメンバーで構成 定期的に開催し 方向性の共有 進捗管理 全体とりまとめ等を行う メンバー : 大学 ( 有識者 ) 英語担当指導主事( 教育委員会 ) 現職教員( 小 中 高等学校 ) オブザーバー ( 文科省教科調査官ほか ) 座長 : 粕谷恭子 ( 東京学芸大学教授 ) 事務局 : 東京学芸大学 1 小学校教員の英語力 指導力向上に向けたプログラムの開発 検証 統括者 : 粕谷恭子 ( 東京学芸大学教授 ) 1 現状の外国語活動等に係る教職課程におけるプログラムの調査 分析 小免の課程認定を受けている約 230 大学を対象にした質問紙調査 大学への実地調査 2 効果的な教職課程におけるモデル プログラムの開発 小学校英語教育関連の学会との協力 小学校英語教育学会日本児童英語教育学会大学英語教育学会全国英語教育学会など 有識者との意見交換 3 開発した教職課程のモデル プログラムの検証 大学 教育委員会 関連学会等からのフィードバックの分析 大学での試行 検証 4 成果の報告 普及 シンポジウムの開催 報告書の作成 2 中 高等学校教員の英語力 指導力向上に向けたプログラムの開発 検証 統括者 : 馬場哲生 ( 東京学芸大学教授 ) 1 中 高等学校教員の教職課程に関する調査 分析 中 高免 ( 英語 ) の課程認定を受けている約 400 大学を対象にした質問紙調査 大学への実地調査 有識者との意見交換 2 効果的な教職課程におけるモデル プログラムの開発 中 高英語教育関連の学会との協力 有識者との意見交換 3 開発した教職課程のモデル プログラムの検証 大学 教育委員会 関連学会等からのフィードバックの分析 大学での試行 検証 4 成果の報告 普及 シンポジウムの開催 報告書の作成 3 小 中 高等学校の現職教員を対象とした教員研修プログラムの調査分析 統括者 : 粕谷恭子 ( 東京学芸大学教授 ) 1 現状の教員研修プログラムの調査 分析 約 1800 の自治体を対象にした質問紙調査 約 10 市町村への調査 2 効果的な教員研修モデル プログラムの開発 英語関連学会との協力 有識者との意見交換 3 開発した教員研修モデル プログラムの普及 教育委員会と連携し実証 シンポジウムの開催 報告書の作成 協力者協力者協力者

開発したモデル プログラムの調査 分析モデル プログラム開発英語教員の英語力 指導力強化のための調査研究 スケジュール イメージ 実施内容 1 小学校教員の英語力 指導力向上に向けたプログラムの開発 検証 2 中 高等学校教員の英語力 指導力向上に向けたプログラムの開発 検証 3 小 中 高等学校の現職教員を対象とした教員研修プログラムの調査分析 質問紙作成 (123) 7 月 18 日第 1 回会議 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月平成 28 年 4 月 ~ シ10 月日第 2 回会議 12 月頃第 3 回会議 2 月頃第 4 回会議 調査実施 9~10 月 小学校関係 : 約 230 大学を対象 (1 中 高関係 : 約 400 大学を対象 (2) 調査実施 9~10 月約 1800 の自治体を対象 (3) ンポジウム開催 2/27 結果分析 (123) 11~12 月 実証 普及シ ヒアリング候補リスト確定 聞き取り調査 (123) 9 月 ~11 月第 1 グループ 聞き取り調査 (123)11~1 月第 2グループ 有識者との会談 大学への実地調査 (13) 学会との協力 ( 小学校英語教育学会日本児童英語教育学会 大学英語教育学会全国英語教育学会 英授研など ) コア カリキュラムの公表 周知モデル授業など提供 モデル事例の普及 ンポジウム開催(2~3月)

中央教育審議会教員養成部会 これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について( 中間まとめ ) ( 英語関係部分抜粋 ) 4. 改革の具体的な方向性 (1) 教員の養成 採用 研修を通じた改革の具体的な方向性 1 新たな教育課題への対応 英語教育の充実のため 次期学習指導要領改訂の検討状況も踏まえつつ 国は外部専門機関等との連携により 各地域の指導者となる 英語教育推進リーダー の養成を推進する必要がある 各地域では リーダー等が教育委員会と大学等が連携して実施する研修の企画 運営への参画 学校内外の研修講師 公開授業の実施や 地域の英語担当教員に対する指導 助言を行う等の役割を担い 小 中 高校の一貫した英語教育や 小学校の英語教育の専門性向上等を推進することが期待される 具体的には 英語教育推進リーダー と英語教育担当指導主事等が中心となって 小 中 高校の連携による研修の実施や 各学校を訪問し 小 中 高校の接続を意識した指導計画の作成や ~ することができる という形で表した CAN-DO 形式での学習到達目標を活用した授業改善などについて指導 助言を行うことなどが期待される また このような地域のリーダーの活動が可能となるような体制整備が必要である さらに 小学校教員が教科化に向けた専科指導や小 中 高校の一貫した学びの接続に留意した指導に当たることが可能となるよう必要な研修を充実するとともに 免許法認定講習 の開設支援等による小学校免許状と中学校英語免許状の併有を促進する必要がある. ( 略 ) 英語教育については 小学校における英語の教科化への対応や中学 高等学校の 話す 書く の指導力の向上を図るため 大学 教育委員会等が参画して養成 研修に必要なコアカリキュラム開発を行い 課程認定の際の審査や各大学による教職課程の改善 充実の取組に活用できるようにするとともに 小学校中学年の外国語活動導入と高学年の英語の教科化に向け 小学校英語 に関する科目を教職課程に位置づけるための検討を進めるべきである (4) 教員養成に関する改革の具体的な方向性 特に 国立の教員養成を目的とする大学 学部は 地域のニーズを踏まえつつ 4(1)3 の新たな教育課題や以下に求められる課題に対応した取組を率先して実施することにより 国立大学に置かれる意義 目的を明確にするとともに 他大学 学部におけるモデルを提示して その取組を普及 啓発することが重要である 具体的には 第 3 期中期目標期間における国立大学法人運営費交付金の在り方に関する検討会 の審議のまとめにおいて重点配分の評価指標の例として示された 人材育成や地域課題を解決する取組などを通じて地域に貢献する取組 の評価指標例の一つとして 地域教育 ( 初等中等教育 職業教育 生涯学習等 ) への貢献状況 が取り上げられているが このような取組として アクティブ ラーニングの充実 ICT の利活用 道徳教育 英語教育 特別支援教育の充実などの初等中等教育における新たな教育課題に対応するための教員養成や教員研修の支援などの取組が考えられることから 各大学においては積極的にこれらの取組を進めていくことが求められる また 教員養成学部を有する私立大学等についても 前述の教員育成協議会 ( 仮称 ) に参画するなど 地域の教育委員会と連携の下 新たな課題等に対応した教員養成 研修を一体的に行うことを検討する必要がある (5) 教員免許制度に関する改革の具体的な方向性 1 中学校及び高等学校の教員免許状所有者による小学校での活動範囲の拡大 本年 6 月に学校教育法等の一部を改正する法律が制定され 義務教育学校が平成 28 年 4 月より導入されることが予定されており これを契機として 全国的に小中一貫教育の取組が一層進むことが予想される また 小学校における英語教育のさらなる充実などが検討される中 教科に関する高い専門性を持つ中学校等の教員を小学校として活用しやすくするため 教科等に加え学級担任も可能にするよう制度改正を行うことが必要である なお 本措置により中学校等の教員を小学校又は義務教育学校の前期課程の教員として配置する場合には 任命権者等は小学校における組織 教育内容 学級運営等に関しあらかじめ研修を行うよう法令上措置すべきである

用促進中教審 教育課 小学校英語の早期化 教科化 中 高等学校英語の充実のための 教員養成 研修の充実に向けた施策等 ( イメージ )( 案 ) 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 30 年度 31 年度 32 年度 33 年度 34 35 英語教育の在り方に関する有識者会議 26 年 9 月 : 報告 程特別企画部会 学習指導要領改訂 外部専門機関と連携した英語指導力向上事業 (26~30 年 ) 1 国の 英語教育推進リーダー 養成 2 都道府県による研修実習 次期学習指導要領の改訂に向けた研修内容へ改善 充実 次期指導要領を段階的に先行実施 全面実施 現職教員の研修改善を継続 小学校教員の中学英語免許併用を促進 コア カリキュラムを 免許法認定講習 へ活用 初任研 10 年研 免許更新講習 などの研修等へコア カリキュラムを活用 活 英語教育の教職教育コア カリキュラム開発 策定 (27 年 ~) 調査研究 授業実証 シンポジウム開催等 成果を順次周知 各大学による教職課程の改善 充実の取組に活用 改善後の免許取得者を順次採用 配置