はじめに こんにちは 服部公翼です 今回 このプログラムでは コースでの飛ばしのポイントについて説明をしていきます 実際にゴルフのプレイをするのはコースです このコースで いかにボールを飛ばせるのか? が重要になってきます このプログラムの内容は 朝の練習からボールをコントールする方法 そして ラウンド中のボールをいかに飛ばせるか? といった方法 その他に ラウンド中のスイングチェックのポイントなど 様々の内容が組み込まれています 超実践的な内容となっておりますので 即コースで実践に生きてくると思います 是非この DVD を見て あなたのプレイに役立ててください では これから飛ばせる為に頑張っていきましょう 朝の練習 まず 朝の練習について説明をしていきます ゴルフ場に着いてプレイをする前に 出来れば時間を作り 朝の練習をしましょう 朝 体が起きてからいきなりプレイをする といったように いきなりスイングをすると どうしても体にストレスがかかります 必ず練習をして体をほぐす動きを取り入れていきます 朝の練習のポイントはが何かというと 体を不安にさせない と言う事です 先程も伝えたとおり 体が起きた状態からいきなりプレイをしても 芯にボールは当たりません 例えば ボールが曲がりました そうすると いきなりミスショットが出たことによって 体と心が不安になってしまいます
そして ボールが曲がる不安 があると 体が緊張してどんどん力が入って その後のプレイも上手くいきません ですので 朝の練習をしっかりとして体が不安にならないように そしてある程度芯に当たり ボールがコントロール出来るように 自信をつけてプレイ出来るようにしていきましょう まず ボールを打つ前にやっていただきたいことがあります それは何かと言うと ストレッチです ボールを打つ前に簡単に体をほぐしてから スイングをしましょう ここでは 簡単にストレッチの方法等を教えます まず やっていただきたいのは 手首や足首の動きです 簡単にやっていきますが 手首や足首をほぐします クラブを振る際には この手首などは凄く重要になってきます 簡単にほぐしていきましょう そして下半身です 下半身は腰周りを回すような動きをしてほぐしていただきます 次に膝を曲げて屈伸運動をして 膝を回してみます それから 股割りと言って足を広げて腰を落とす動作です こういった動きから 肩入れといった動きをします これは肩を左右に入れるように動かします これによって 股関節周辺がほぐれるのと同時に 肩周りもストレッチされます そしてゴルフで重要なのが 股関節と肩周りの肩甲骨の動きです 肩を回す動きをしたり 腕を上下に動かす動きであったりと こういった動きを繰り返し て 股関節付近と肩周りの 2 つを重点的にほぐしていきましょう こういったストレッチをやったら 体が温まってきます そしたら いよいよボールを打っていきます その前に ボールを打つ前に必ずやっていただきたいことがあります これも覚えていて 欲しいのですが 素振りです ストレッチをしていきなりボールを打つのではなくて 必ず素振りをして体をほぐしてく
ださい 右の素振りを大きく ゆっくりと何回かやってください いきなり速い素振りだと 体が緊張してしまいます ゆっくり 大きくクラブの重さで振るような感覚が良いでしょう そして 出来れば右の素振り以外にも左の 素振りもしましょう 左利き 左打ちのパターンです グリップも逆にして 左に上げて右に振る こういった素振りも行ってください これによって 腰周りがストレッチされて腰痛の予防になります プロなども体のバランスを整えるために 朝の練習やラウンド中 ラウンド後に行っている動作です こういった左の素振り そして右の素振り 左右ともに行ってください 次にストレッチ 素振りをした後は いよいよボールを打っていきたいと思います 朝の練習 2 では いよいよボールを打っていきます ボールを打っていただく時に注意していただくポイントがあります まずは何かと言うと 100% のスイングはしない という事です 朝の練習で 100% の力でスイングをすると どうしても体が緊張してしまいます 体が温まっていない状態で 大きな力を出すことは とても難しいことです 朝の練習では 自分の力の MAX が 100% あったとしたら それを 60% まで抑えましょう 距離も出そうと思わなくて結構です 100% の力は絶対に出さずに 60% の力まででスイングをする 事を覚えておいてください
これはプロでも 朝の練習では 100% で振っていません 必ず力を抑えて 余力のある状態でリラックスしながら振ります 体をほぐす事が重要なので 必ず 100% ではなくて 60% の力でスイングすることを意識してください そしてポイントはもう1つあります 小さいスイングから 小さいクラブから打つ という事です 練習場に来ました ストレッチをしました さあ ボールを打ちましょう いきなりドライバーを打ちます そうすると 長いクラブであればあるほど ボールを飛ばさなければいけない という意識が働き どんどん力が入ってしまいます ですので 必ず SW などの小さいクラブから練習をして まず芯に当たる感覚をつけていきましょう 芯に当たらないと フェースの芯を外れると インパクトの時に手の中でクラブがねじれるような動きをします それを防ごうと どんどんと力が入ってきてしまいます 必ず芯に当てる そうすれば 力を抜いてスイングすることが出来るな と自分でわかりますので どんどん体はリラックスして 大きくスムースなスイングが出来るようになってきます 小さいスイング 小さいクラブから順番を追って 大きく長いクラブにしていく事を意識 してみてください では その順番について説明します まずは SW から始めます SW でのアプローチスイングから始めていきます 大体の目安ですが SW で 10 ヤード 小さいスイングの幅から始めて それを2 球くらい行いましょう そして 20 ヤード これも2 球です そして 30 ヤード これも2 球です 大体 SW の小さいアプローチを2 球ずつくらい 計 6 球くらいを練習すると良いかと思います そして次のステップです SW の次は ショートアイアンです 9 番や 8 番などの短めのアイアンで体をほぐしていき
ます 先ほどの SW では小さいスイングでした このショートアイアンでは 少し大きく いつものスイングの幅でゆったりと振っていき ましょう これも 3 球くらいを目安に練習してください そして次のステップでは ミドルアイアンです 6 番や 7 番のクラブを打っていきます これもショートアイアンと同じようなイメージで 3 球くらいゆっくり 大きく振ってい きましょう その次のステップは FW や UT などがありますが ドライバーにいくと良いかと思います ドライバーというのは ティーアップしてティーに乗せて打つので ミスの許容範囲が結構大きいクラブです ですので ドライバーの方がゆったりと大きく力を抜いて振れる可能性があります 大体ドライバーで6 球くらい打っていただけると良いのかなと思います そしてこの時も絶対に力を入れないことです さっき伝えた 100% のスイングはしないで 60% の力で大きくゆっくりと 飛ばそうとは思わずスイングをしていきましょう そして FW や UT など このあたりを次のステップとして練習していただきたいと思います これも3 球くらいずつです UT や FW があったら どちらか自分の自信のあるクラブで良いと思います あまり不安になるようなクラブは打たないで 自信のあるクラブ ( 例えば5 番や UT など ) で3 球くらい打ちます 最後にルーティーンと言って クラブを構える動作をコースと同じように意識して3 球くらい打ちます そしてこの最後のポイントですが 朝一番のティーショットで使うクラブで練習しましょう 朝一番のホールを自分で想定 ( チェック ) しておきます その時に ドライバーなのか アイアンなのか そのティーショットで使うクラブを把握しておいて そのクラブを最後に打ってあげると良いかと思います コースで構えるような手順です ちゃんと目標を決めて アドレスをして きちんとスパットをとって そしてスイングをする 1 球を打つ そうしたら また後方から目標を決めて しっかりとアドレスを取り直して といった手 順です
こういったコースでやり手順を踏まえて 3 球くらい打つと良いかと思います そうすると 今の球数を足すと 24 球になります 朝のゴルフの練習場で ワンコインを買うと 24 球くらいというのが 大体のボール数になっています これで一連の流れで練習が出来ると思います こういった短いクラブから練習することを意識して 朝の練習をしていきましょう 朝の練習 3 では 今説明した内容を私が実演してみたいと思います まず SW から打ち始めてみたいと思います 最初に説明したように素振りをしっかりと行って 体をほぐしておいてください ゆっくりと大きく振って 全体的に体が動くようにいていきましょう それから説明したように まず小さい幅から芯に当たるように 10 ヤードから打っていきます 素振りをして リラックスをしながら 体をほぐす目的のためだけに 小さいスイングから打っていきます 10 ヤードくらいから打っていきます 2 球くらい打ったら 少し大きくして 20 ヤードくらいを打ちます これも2 球くらい打ち もう少し大きくして 30 ヤードくらいと だんだん大きくしていきます 全然力は入れません 取り敢えず芯に当たる感覚だけを癖つけていきましょう そして次にショートアイアンを打っていきます 今の小さい SW のスイングから 今度は大きなフルスイングに入ります この時も全然力は必要ありません MAX60% の力を意識しながら打ちます 例えば 9 番アイアンで 120 ヤード飛ぶ方がいたら
100 ヤード飛ばない距離で打つ感じで良いと思います 大きなスイングを意識して 全然力を入れずに打ちます 体をほぐすためだけに打っていきます ゆっくりと振って 力を抜きます 芯に当たる感覚を癖つけます こういった感じです これでショートアイアンからミドルアイアンとステップアップしていってください そしてドライバーです ドライバーを打っていきます 基本的にドライバーも さっき伝えた通りに 60% のスイングで 力を入れずに振っていきます 普段の距離が 200 ヤードくらいの方だとしたら 100 ヤード 150 ヤードくらいのつもりで良いでしょう ゆっくりと大きく振っていきます 絶対に飛ばそうと力を入れないことです 普段の力を入れないで 軽いスイングで大きくゆっくりと振っていきます これも終始 力を入れないで何球か打っていきましょう 素振りを必ずして打っていきます こういった感じです そしてこれを打ち終えて FW 等も打ったら 最後にルーティーンを取り入れて 打っていきます ルーティーンとは ティーアップをしてゴルフ場でやる動きです 飛球線後方から 目標方向を確認して そして構える手順もコースと同じようにします グリップを作り アドレスを作ります コースと同じ手順を踏みながら スイングです そして 1 球打ったら 外してまた同じことをして 打ってあげます 朝の 1 番ホールの予行練習をしてあげると良いでしょう こういった手順で練習をしてみてください 朝の練習で行いといいドリル 朝の練習場で行うと良いドリルを何点かご紹介していきたいと思います まず 最初に紹介するドリルは 足を使ったドリルです
ゴルフの朝の練習で意識したいのは 力を抜くことだと伝えました その力を抜くためには何が重要かというと 上半身の力を入れないことです 逆に言うと下半身を大きく使ってあげると 上半身の力が抜けてリラックス出来ますので 足を使っていくと良いと思います その足を使うイメージが覚えられるドリルです やっていただきたいのは アドレスをしてから少し大げさに足を使う動きをしていただきます ここから 足を上げるような動きをします まず構えた位置から 右足を上げて左足に体重を乗せます 今度は 右足をつけて左足を上げて 右足に体重を乗せます そしてダウンスイング 下ろしてくる際には左足に体重を乗せて 右足を上げるような感じです こういったステップするような動きで スイングをしていきます 大げさに足を使います 体重移動も使って 下半身を使って 逆に上半身の力を抜いてあげましょう 左 右 左 このように体重移動をします そうすると 手は力を入れなくても勝手にクラブが振られる形になってきます そういった形が理想です こういった練習を 普段の練習場などでも行ってあげましょう ボールを打ってみます
これも全然力は入れなくて結構です アドレスをした際から 左 右 左 左 右 左に 振る 大げさに足を使うイメージをつけていってください そして そういった練習をしていくと勝手に足が動くようになってきます 実際にコースに出たときには 普通のスタンスでスイングをしてあげても 自然と足が動いてくるでしょう これは朝の練習場でもそうですし 普段の練習などで練習場に行った時に しっかりとやってみてください 下半身が使えて腕の力が抜けてきます 朝の練習で気を付けてほしいポイント 朝の練習で気を付けていただきたいポイントを説明していきます 今度は 何を意識していただければいいかというと フィニッシュの形を意識して練習していきましょう フィニッシュとは クラブを振り切った このポジションのことを言います ここで 力を抜くために意識してほしいのは フィニッシュで3 秒ストップすることです クラブを振ったあとに 1,2,3 3 秒止まりましょう これは簡単そうに思うかもしれませんが 実際に力が入ってしまっている方というのは 凄くバランスが崩れてしまっていますので 動いてしまう事が多いです このような動きです これは 朝の練習としては力が入りすぎている証拠です フィニッシュで3 秒止まれるには 余り力を入れないことが重要です 力を入れないスイングが出来ると 3 秒止まることが出来ます
1,2,3 この力加減を意識して 実際にボールを打つ時も同じように 1,2,3 と しっかりと止まりましょう そうすると無駄な力が抜けてくるはずです 朝の練習でフィニッシュを崩すような この力加減まで振らないようにしっかりと気をつけて 朝の練習で3 秒ストップ これを心がけて行ってみてください 朝の練習で心掛けてほしいポイント 朝の練習で心掛けていただきたいポイントを説明していきます 今度説明するポイントは何かと言うと このドライバーを使った練習法です 皆さんはドライバーというと 第 1 打目に打って飛ばすクラブ と思っていますね その 飛ばす 意識から 力み がかなり出てしまう方が多いので 逆にドライバーで飛ばさない練習をしていきましょう これは なかなかアマチュアの方が実際に出来ていない練習なので ここでしっかりと説明をしていきます 何をしていただければ良いかというと 簡単に言うとドライバーで 200 ヤード 250 ヤード飛ぶ方がいたとしても 100 ヤード 150 ヤードを曲げないで真っ直ぐに飛ばす練習をしましょう これは簡単に聞こえるような感じがするかもしれませんが 実際に行うとなかなか難しいです しっかりと練習しておかないとコースでも出来ません 朝の練習でそういった動きが出来ると 実際にコースに出た時にボールが曲がらないので リラックスして第 1 打目のティーショットに挑めます ボールを飛ばさないで 真っ直ぐ飛ばす 100 ヤード 150 ヤードの練習をしていきましょう 打ち方として意識していただきたいのは 等速でスイングをすることです 等速とは 同じ速さでスイングすることです どうしても 飛ばそう と力みがあると バックスイングのスピードよりも ダウンスイングの方が急加速してしまいます そうではなくて 練習ではずっと同じスピードでスイングしていきましょう そして急加速してしまう方のポイントとして なんで急加速してしまうのか? というと 腕なのです
腕に力が入って下りてくると 急加速します 腕は軽くて 速く動かせる筋肉です 少しでも力が入ったら 簡単にクラブは速く下りてきてしまいます 逆に腕を速く下ろさないためには 腕の力を抜いて遅らせていくような動きが必要になってきます 腕には力を入れず 逆に足の動きだけでゆっくりと振っていくようにしていきましょう そして飛ばさないで アプローチの延長戦のようなイメージでスイングをしていきます 1 度打ってみます 100 ヤード 150 ヤードくらいのつもりで ゆっくりと等速に振っていきます こういった練習です 凄く地味なのですが すごくスイング的には良くなる練習です どこかで力が入ると そこで一気にクラブは速く振られてしまいます そこを敢えて速く振らないで ゆっくりと振ることでスイング全体の力感も揃ってきます 無駄な力が何処に入っているのかが 自分で確認できます しっかりと ゆっくりと力を入れないで練習をします 普段の練習から行っておいてください ゆっくり 等速でスイングする これが出来ればボールが大きく曲がることはないので 気が楽に 1 番ホールのティーショ ットに挑めるでしょう 是非普段の練習から 心がけて行ってみてください
まとめ ご覧いただき ありがとうございました 朝の練習は 参考になったでしょうか? 朝の練習のポイントとしては 体の力や不安をいかに取り除くか が重要です 力を入れずに リラックスするように朝の練習を心がけていきましょう そして次回以降は 朝からの3ホールを意識して練習していきます この3ホールが 上手く乗り越えられると1 日のラウンドが凄くスムースにいくので 非常に重要なポイントです この点を説明していきますので 次回も楽しみにしてください ありがとうございました