調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の

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調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる さらに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイ

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の

(6) 調査結果の取扱いに関する配慮事項調査結果については 調査の目的を達成するため 自らの教育及び教育施策の改善 各児童生徒の全般的な学習状況の改善等につなげることが重要であることに留意し 適切に取り扱うものとする 調査結果の公表に関しては 教育委員会や学校が 保護者や地域住民に対して説明責任を果

目 次 1 学力調査の概要 1 2 内容別調査結果の概要 (1) 内容別正答率 2 (2) 分類 区分別正答率 小学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 3 小学校算数 A( 知識 ) 算数 B( 活用 ) 5 中学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 7 中学校数学 A( 知識 )

p.1~2◇◇Ⅰ調査の概要、Ⅱ公表について、Ⅲ_1教科に対する調査の結果_0821_2改訂

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県海草地方 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

H

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県和歌山市 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

Taro-① 平成30年度全国学力・学習状況調査の結果の概要について

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

H30全国HP

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

①H28公表資料p.1~2

瑞浪市調査結果概略(平成19年度全国学力・学習状況調査)

平成 30 年 1 月平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果と改善の方向 青森市立大野小学校 1 調査実施日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) 2 実施児童数第 6 学年 92 人 3 平均正答率 (%) 調 査 教 科 本 校 本 県 全 国 全国との差 国語 A( 主として知識

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

(2) 学習指導要領の領域別の平均正答率 1 小学校国語 A (%) 学習指導要領の領域 領 域 話すこと 聞くこと 66.6(69.2) 77.0(79.2) 書くこと 61.8(60.6) 69.3(72.8) 読むこと 69.9(70.2) 77.4(78.5) 伝統的な言語文化等 78.3(

平成 28 年度埼玉県学力 学習状況調査各学年の結果概要について 1 小学校 4 年生の結果概要 ( 平均正答率 ) 1 教科区分による結果 (%) 調査科目 羽生市 埼玉県 国語 算数 分類 区分別による結果 < 国語 > (%) 分類 区分 羽生市 埼

平成 29 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

解禁日時新聞平成 30 年 8 月 1 日朝刊テレビ ラジオ インターネット平成 30 年 7 月 31 日午後 5 時以降 報道資料 年月日 平成 30 年 7 月 31 日 ( 火 ) 担当課 学校教育課 担当者 義務教育係 垣内 宏志 富倉 勇 TEL 直通 内線 5

file:///D:/Dreamweaber/学状Web/H24_WebReport/sho_san/index.htm

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

平成 30 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

1. 調査結果の概況 (1) の児童 ( 小学校 ) の状況 < 国語 A> 今年度より, ( 公立 ) と市町村立の平均正答率は整数値で表示となりました < 国語 B> 4 国語 A 平均正答率 5 国語 B 平均正答率 ( 公立 ) 74.8 ( 公立 ) 57.5 ( 公立 ) 74 ( 公立

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

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(2) 国語科 国語 A 国語 A においては 平均正答率が平均を上回っている 国語 A の正答数の分布では 平均に比べ 中位層が薄く 上位層 下位層が厚い傾向が見られる 漢字を読む 漢字を書く 設問において 平均正答率が平均を下回っている 国語 B 国語 B においては 平均正答率が平均を上回って

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

3 小学校 : 教科に関する調査 1 人吉 球磨の平均正答率と比較すると 国語 A 算数 Aともに下回っている 国語 B 算数 Bは人吉 球磨と同等である 2 熊本県の平均正答率と比較すると すべてにおいて下回っている 3 全国の平均正答率と比較すると すべてにおいて下回っている (1) 小学校国語

平成 26 年度 高知県学力定着状況調査結果の概要 速報版 平成 27 年 2 月 高知県教育委員会

2 調査結果 (1) 教科に関する調査結果 全体の平均正答率では, 小 5, 中 2の全ての教科で 全国的期待値 ( 参考値 ) ( 以下 全国値 という ) との5ポイント以上の有意差は見られなかった 基礎 基本 については,5ポイント以上の有意差は見られなかったものの, 小 5 中 2ともに,

<4D F736F F D AA90CD E7792E88D5A82CC8FF38BB5816A819A819B2E646F63>

平成 25 年度の全国学力 学習状況調査の下野市の全体の結果 ( 国語, 算数 数学 ) は, 小学校, 中学校ともに, すべての領域で, 全国平均正答率を上回る結果となった 小学校の全国学力調査全体結果について 小学校は国語 AB, 算数 AB ともに, 数ポイント全国平均正答率を上回っていた 小

平成 25 年度学力定着状況確認問題の結果について 概要版 山口県教育庁義務教育課 平成 2 6 年 1 月 1 実施概要 (1) 目 的 児童生徒の客観的な学力状況の経年的な把握と分析を通して 課題解決に向けた 指導の工夫改善等の取組の充実を図る全県的な検証改善サイクルを確立し 県内す べての児童

平成21年度全国学力・学習状況調査の結果分析(非公表資料)

2 全国 埼玉県 狭山市の平均正答率 ( 教科に関する調査の結果 ) ( 単位 %) (1) 小学校第 6 学年 教科ごとの区分 教科 狭山市 埼玉県 全国 国語 A 国語 B 算数 A 算数 B 学習指導要領の

国語 A では, 領域別, 観点別, 問題形式別に見て, どの区分においても全国平均を上回り, 高い正答率でした しかし, 設問別でみると全国および新潟県平均正答率を下回った設問が, 15 問中 1 問, 新潟県の平均正答率を下回った設問は,15 問中 1 問ありました 設問の概要関屋小新潟県全国

Taro-H29結果概要(5月25日最終)

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

平成27年度全国学力・学習状況調査結果の概要

国語 A: 本校と全国の領域別平均正答率比較 話すこと 聞くこと 90.8% 書くこと 73.8% 読むこと 74.0% 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 67.0% 考 察 話すこと 聞くこと では 相手や目的に応じて 理由や事例などを挙げなが ら筋道を立てて話すことができています 今後も

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

< 中学校 A B 問題 > ( 単位 %) 教科富士見市埼玉県全国 国語 A 国語 B 数学 A 数学 B < 中学校国語 A> ( 単位 %) 話すこと 聞くこと

Taro-01 P T.v.jtd

PowerPoint プレゼンテーション

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

町全体の状況を把握 分析するとともに 平均正答率については 全国 全道との比較を数値以外の文言で表現します また 質問紙調査の結果や 課題解決に向けた学力向上の取組を示します (3) 学校ごとの公表小規模校において個人が特定される恐れのあることから 学校ごとの結果公表はしません (4) 北海道版結果

第 2 章 知 徳 体 のバランスのとれた基礎 基本の徹底 基礎 基本 の定着 教育基本法 学校教育法の改正により, 教育の目標 義務教育の目標が定められるとともに, 学力の重要な三つの要素が規定された 本県では, 基礎 基本 定着状況調査や高等学校学力調査を実施することにより, 児童生徒の学力や学

国語 B では 話すこと 聞くこと 領域において 全国及び県平均を上回っているが 他の三つの領域においては 全国及び県平均を下回っている 活用する力を育成する取組のさらなる充実が必要である 設問 1 の目的に応じて 話し合いの観点を整理する力は身についてきている 設問 3 の二つの詩を比べて読み 自

( 中学校調査 ) 1 時限目 2 時限目 3 時限目 4 時限目 5 時限目 国語 A (45 分 ) 国語 B (45 分 ) 数学 A (45 分 ) 数学 B (45 分 ) 生徒質問紙 (2 分程度 ) (6) 集計児童生徒 学校数 1 集計基準児童生徒に対する調査について, 平成 29


平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果について 平成 30 年 4 月に全国学力 学習状況調査が実施されました 市内の小学校第 6 学年及び中学校第 3 学年の児童生徒がこの調査を実施しましたので この結果を公表いたします 1 調査の目的 白井市教育委員会 義務教育の機会均等とその水準の維持向

< 中学校 A B 問題 > ( 単位 %) 教科 富士見市 埼玉県 全国 国語 A 国語 B 数学 A 数学 B < 中学校国語 A> ( 単位 %) 話すこと 聞くこと 書くこと

【分析結果】H29朝来市立大蔵小学校

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(Microsoft Word H29 \221\254\225\361\202\314\212T\227v.docx)

スライド 1

<4D F736F F F696E74202D D9192B28DB890E096BE89EF81698FAC8D91947A957A A>

29全国・県学力調査結果報告表紙

今年度は 創立 125 周年 です 平成 29 年度 12 月号杉並区立杉並第三小学校 杉並区高円寺南 TEL FAX 杉三小の子

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

4 調査結果について (1) 教科に関する調査の結果 ( 公立 ) の平均正答率を % として換算した市内の領域 観点 問題形式別正答率 グラフの途切れは, 問題が出題されなかった項目 < 小学校 > : 概要 : 課題 : 今後の学習ポイント国語 A( 基礎 ) 国語 B( 活用 ) 話すこと聞く

平成 28 年度全国学力 学習状況調査宮崎県の調査結果 1 結果の概要 学校政策課 調査の目的 (1) 義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図る (2) 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習

(Microsoft Word - \207U\202P.doc)

2 各教科の領域別結果および状況 小学校 国語 A 書くこと 伝統的言語文化と国語の特質に関する事項 の2 領域は おおむね満足できると考えられる 話すこと 聞くこと 読むこと の2 領域は 一部課題がある 国語 B 書くこと 読むこと の領域は 一定身についているがさらに伸ばしたい 短答式はおおむ

目次 平成 30 年度全国学力 学習状況調査 葉山町の結果について ( 小 中学校 ) 葉山町教育委員会 1 調査の概要 (1) 調査の目的 (2) 調査の方式 (3) 集計児童 生徒及び学校数 ( 葉山町立小 中学校関係 ) (4) 調査結果の解釈等に関する留意事項 (5) 調査結果の見方 2 小

スライド 1

フトを用いて 質問項目間の相関関係に着目し 分析することにした 2 研究目的 全国学力 学習状況調査結果の分析を通して 本県の児童生徒の国語及び算数 数学の学習 に対する関心 意欲の傾向を考察する 3 研究方法平成 25 年度全国学力 学習状況調査の児童生徒質問紙のうち 国語及び算数 数学の学習に対

2 度数分布 ( 正答数分布グラフ ) 3 の概要 学習指導要領の領域別平均正答率 評価の観点の平均正答率では 各領域とも全国平均を上回っている 特に 学習指導要領の領域別平均正答率の 読むこと で2.9ポイント 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 で4.1ポイント全国平均を上回っている 評価

平成21年度全国学力・学習状況調査の結果分析(非公表資料)

2. 教科別結果の見方各学年の教科別の結果については 教科全体 及び 基礎 と 活用 の結果について示しています また 横須賀市の結果と共に 調査全体の数値を載せています 調査全体について : 同じ問題を受検した全国の児童全体です 学年や教科によって違いますが 母数は 13 万人から 20 万人とな

2 経年変化 ( 岡山平均との差の推移 ) (1) 中学校 1 年生で比較 ( 昨年度まで中学校 1 年生のみの実施のため ) 平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 国 数 語 学 基 礎 活 用 基 礎

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

教科の見方 ~ 例算数 ~ 大阪市の平均正答率を表しています ( 算数と理科のみ ) このグラフの項目は 学習指導要領ので平均正答率を表しています このグラフの項目は 問題の内容ごとに平均正答率を表しています 各学での がんばりがみられた点 と がんばりが必要な点 を示しています このグラフの項目は

平成20年度

平成18年度「島根県学力調査」の調査結果

H27 国語

H30全国学テ 保護者校内お知らせ鏡文

小学校における県平均正答率との比較 市と県の平均正答率の差を比べると 国語 A B 算数 A B 理科のすべての教科 領域 区分で 5ポイント以上の差のものはなくなった 国語 A 市 :68.2% 県 :70.1% 差 :-1.9ポイント 国語 B 市 :49.6% 県 :53.6% 算数 A 市

Microsoft Word - H27全国調査分析(佐伯市公表用)

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

平成 28 年度山梨県学力把握調査 結果分析資料の見方 調査結果概況 正答数分布グラフ 分布の形状から児童生徒の解答状況が分かります 各学校の集計支援ツールでは, 形状だけでなく, 県のデータとの比較もできます 設問別正答率 無解答率グラフ 設問ごとの, 正答率や無解答率が分かります 正答率の低い設

平成 22 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 22 年 4 月 20 日 ( 火 )AM8:50~11:50 平成 22 年 9 月 14 日 ( 火 ) 研究主任山口嘉子 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (105 名 )

全国学力・学習状況調査の指導改善策

の間で動いています 今年度は特に中学校の数学 A 区分 ( 知識 に関する問題 ) の平均正答率が全 国の平均正答率より 2.4 ポイント上回り 高い正答率となっています <H9 年度からの平均正答率の経年変化を表すグラフ > * 平成 22 年度は抽出調査のためデータがありません 平

<4D F736F F D AAE90AC94C5817A E7793B188C481698D5D E7397A791E58A A778D5A814094F68FE3816A2E646F63>

平成19年度全国学力・学習状況調査の結果をふまえた指導改善策

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

< 中学校 3 年生 > [ 国語 ] 主として 知識 に関する題 主として 活用 に関する題 ともに, 全国平均をやや上回る状況でした [ 数学 ] 主として 知識 に関する題 は全国平均をやや上回り, 主として 活用 に関する題 はやや下回る状況でした 数学 A 資料の活用 の領域は, 全国平均

領域別レーダーチャート 教科の領域別に全国を 100 とした場合の全道及び根室市の状況をレーダーチャートで示したもの 小学校 : 国語 小学校 : 算数 国語 A( 話すこと 国語 B( 読むこと ) 聞くこと ) 国語 A( 書くこと

(2) 教科の問題結果から見られる特徴 基礎的な内容を問う問題については おおむね成果が見られるが 記述式の問 題や基礎的な内容を問う問題の一部に 依然として課題が見られる 主な成果主な課題 ( は問題形式による課題 ) 国語 学年別漢字配当表に示されている漢字を 指定された箇所の正しい筆順を示すこ

依然として課題 問題例 記述式の問題について 依然として課題が見られる が見られる問題 小学 3 年国語平均正答率 46.0% 書くことが苦手 というように 漠然とした課題把 握では 課題改善はなかなか進みませんね 今後の指導 算数 数学科においては 算数 数学的用語を用いて 事実 方法 理由や根拠

平成19年度全国学力・学習状況調査_調査結果のポイント

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平成 25 年度全国学力 学習状況調査 札幌市の調査結果の概要 平成 25 年 10 月 札幌市教育委員会

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てることを目的としている なお 本調査により測定できるのは学力の特定の一部分であり 学校における教育活動の一側面であることに十分に配慮することが必要である 2 対象学年 小学校第 6 学年 特別支援学校小学部第 6 学年 中学校第 3 学年 特別支援学校中学部第 3 学年 3 調査の内容 1 教科に関する調査主として 知識 に関する問題 ( 国語 A 算数 数学 A) 主として 活用 に関する問題 ( 国語 B 算数 数学 B) 身に付けておかなければ後の学年等の学習内容に影響を及ぼす内容 実生活において不可欠であり常に活用できるようになっていることが望ましい知識 技能など 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力などに関わる内容 様々な課題解決のための構想を立て実践し評価 改善する力などに関わる内容 2 生活習慣や学習環境に関する質問紙調査児童生徒に対する調査 学習意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 平成 25 年度調査は きめ細かく把握 分析できるように複 学校に対する調査 学校における指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 数冊子化して実施されており 各学校単位で割り振られた 1 冊子のみ調査を実施 4 実施日平成 25 年 4 月 24 日 ( 水 ) 5 調査を受けた人数等 札幌市 在籍数 調査を受けた人数及び参加率 小学校 15,400 人 14,876 人 96.6 % 中学校 15,271 人 14,486 人 94.9 % 合計 30,671 人 29,362 人 95.7 % 小学校には特別支援学校小学部を 中学校には特別支援学校中学部を含む 調査を受けた人数は 回収した解答用紙が最も多かった教科の人数 調査当日 インフルエンザによる学年閉鎖を行い 4 月 25 日以降に実施した学校 ( 小学校 1 校 ) の結果は集計に含まれないため 在籍数及び調査を受けた人数から除いている 1

札幌の子どもの 学力 と 学習意欲等 について ~ 結果の全体概要 ~ 教科に関する調査結果から 国語 算数の問題 A Bいずれも 全国平均正答率と ほぼ同程度 学 力 小学校 知識 技能の定着については 小学校国語 ( 漢字を書くことなど ) 算数 ( 小 数の計算など ) に継続的な課題 ( 一部の問題で 全国平均正答率を下回る状況 ) 活用 に関しては 中学校で全国平均正答率を上回る問題が見られている 一方 与えられた条件を基に筋道を立てて考え 記述すること や 事実を 基にして自分の考えをもつこと などの問題で 全国と同様に誤答率 無解 答率が高い状況が見られ 小 中学校ともに課題 中学校 国語 数学の問題 A B いずれも 全国平均正答率と ほぼ同程度 問題 A 主として 知識 に関する問題 問題 B 主として 活用 に関する問題 ( 詳しくは P1 を参照のこと ) 下回る は 全国の平均正答率と比較して 3.1 ポイント以上 下回る状況 上回る は 全国の平均正答率と比較して 3.1 ポイント以上 上回る状況 児童生徒に対する質問紙調査結果から H19 年度 : 小 72.0%(71.3%) 中 66.5%(67.9%) 学 習 意 欲 等 読書が好きな子どもの割合は増加し 全国平均より高い状況 H25 年度 : 小 74.5%(72.1%) 中 76.3%(70.1%) 難しいことでも 失敗を恐れないで挑戦している子どもの割合は増加しているが 全国平均より低い状況 H19 年度 : 小 69.8%(72.3%) 中 62.7%(62.0%) H25 年度 : 小 71.2%(75.0%) 中 65.7%(66.8%) 将来の夢や目標をもっている子どもの割合は増加しているが 全国平均より低い状況 H19 年度 : 小 81.5%(83.7%) 中 69.2%(70.7%) H25 年度 : 小 85.7%(87.7%) 中 71.5%(73.5%) ( ) 内は全国平均 2

小学校国語 教科に関する調査の結果概要及び改善の方向等について 及び領域 主として 知識 に関する問題 話すこと 聞くこと 全国平均に比べ 上回っている 書くこと 読むこと 主として 活用 に関する問題 話すこと 聞くこと 書くこと 読むこと 記述式の問題においては 無解答が 全国平均よりやや多くなっている ( ) 上回っている ほぼ同程度 本市の概要 今回の調査における課題 話し手の意図を捉えながら聞き 自分の意見と比べるなどして考えをまとめて 意見や提案を述べること 目的に応じて資料を読み 分かったことを的確に書くこと 引用したり 複数の内容を関係付けたりしながら 調べたことや自分の考えを組み合わせてリーフレットや新聞などの表現形式にまとめて書くこと 複数の推薦文を比べて読み 推薦している対象や理由 読み方の違いを捉えること 文の定義を理解し 文と文の意味のつながりを考えながら 接続語を使って内容を分けて書くこと 学年別漢字配当表の当該学年の前の学年までに配当されている漢字を正しく書くこと 改善の方向 確認や質問をしながら話の内容を理解し 自分の考えを明確にした上で 相手の立場や状況に合わせて助言をし合う言語活動を通した指導の充実 図や表 グラフ等の資料を的確に読み取り 考察し その情報を基に自分の考えを書く指導の充実 引用した事実と自分の考えとを区別しながら複数の内容を関係付け 目的や条件に合わせて自分の考えを書く指導の充実 推薦する観点に基づいて本や文章を読み その特徴を捉え 相手意識を明確にして推薦文を書く言語活動を通した指導の充実 文の定義や構造を考えながら 複数の内容を 1 文にまとめたり 1 文を内容ごとに複数の文に分けたりするなど 言語を操作する指導の充実 国語辞典や漢字辞典の利用を習慣付けることで 漢字を習得したり語彙を拡充したりする指導の充実 小学校国語平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度 3 話すこと 聞くこと 書くこと - 東日本大震災の影響等により 国において 読むこと 調査の実施を見送り - 言語事項 ( ) 上回っている ( ) ほぼ同程度だがやや上回っている (-) 全国平均と同じ ( ) ほぼ同程度だがやや下回っている 平成 24 年度調査から 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 に変更 平成 25 年度

小学校算数 教科に関する調査の結果概要及び改善の方向等について 本市の概要今回の調査における課題改善の方向 及び領域 主として 知識 に関する問題 数と計算 量と測定 図形 全国平均とほぼ同程度であるが やや上回っている 数量関係 主として 活用 に関する問題 数と計算 量と測定 図形 数量関係 記述式の問題においては 無解答が 全国平均よりやや多くなっている ( ) 上回っている ほぼ同程度 確実に四則計算を行い 計算結果を活用して筋道立てて問題を解決し その過程を明確にして説明すること 割合や平均の意味と表し方 面積の単位や求め方を理解すること 合同な図形をかくために必要な条件や 立体図形の構成要素について理解を深めること 計算の順序についてのきまりを理解し 四則の混合した式などを正しく計算することや 百分率などの割合の考えを用いて数量の関係を読み取ったりすること 計算結果の見積りを生かしながら正しく計算することができるよう習熟を図る指導や 数直線や図を用いて 既習と関連付けながら 根拠を明確にして説明する算数的活動の充実 割合や平均などについて 表と式 図と式を対応させるなどして 式や結果の数値の意味への理解を深める指導や 面積や体積などの量の単位を適切に選択したり 求積方法について図や式を用いて説明したりする算数的活動の充実 作業的 体験的な活動などの算数的活動を通して ものの形について観察 構成し 基本的な図形についての理解を深める指導の充実 表やグラフ 数直線や式などに数量の関係を表したり 読み取ったり それらを相互に関連付けて数量の関係を説明したりする算数的活動の充実 小学校算数平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度 4 数と計算 量と測定 東日本大震災の影響等により 国において 図形 調査の実施を見送り 数量関係 ( ) 上回っている ( ) ほぼ同程度だがやや上回っている (-) 全国平均と同じ ( ) ほぼ同程度だがやや下回っている

中学校国語 教科に関する調査の結果概要及び改善の方向等について 本市の概要今回の調査における課題改善の方向 及び領域 主として 知識 に関する問題 話すこと 聞くこと 全国平均とほぼ同程度であるが やや上回っている 書くこと 全国平均とほぼ同程度であるが やや上回っている 読むこと 全国平均とほぼ同程度であるが やや上回っている 主として 活用 に関する問題 書くこと 全国平均を上回っている 読むこと 全国平均を上回っている 文の接続に注意し 伝えたい事柄を明確にしながら目的に応じた表現で書くこと 段落相互の関係を理解し 文章の展開を捉えた上で 課題を決め それに応じた情報の収集方法を考えること 図表などの情報を関連させて読みながら文章の構成や表現の特徴を捉えること 文脈に即して漢字を正しく書いたり 語句の意味を理解し 文脈の中で適切に使うこと 伝えたい事柄が相手に効果的に伝わるよう必要な情報を適切に取り上げながら 自分の表現に役立てて書く指導の充実 文章を読んで新たな課題を見いだすとともに 収集手段の特徴を考えながら必要な情報を基に課題の解決に取り組む指導の充実 新聞記事や説明的な文章等 複数の文章を読み比べて 文章の形態に応じた構成や展開 表現の特徴を捉える指導の充実 作文や読書活動などの多様な言語活動を通して語彙の拡充を図る指導の充実 ( ) 上回っているほぼ同程度 比喩を用いた表現について理解すること 比喩等の表現技法に着目しながら文章の内容を捉え 自分の経験と結び付けて情景を想像したりする指導の充実 中学校国語平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度 5 話すこと 聞くこと 書くこと 東日本大震災の影響 等により 国において 読むこと 調査の実施を見送り 言語事項 ( ) 上回っている ( ) ほぼ同程度だがやや上回っている (-) 全国平均と同じ ( ) ほぼ同程度だがやや下回っている 平成 25 年度調査から 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 に変更

中学校数学 教科に関する調査の結果概要及び改善の方向等について教科に関する調査の結果概要及び改善の方向等について 本市の概要今回の調査における課題改善の方向 及び領域 主として 知識 に関する問題 数と式 全国平均とほぼ同程度であるが やや上回っている 図形 全国平均とほぼ同程度であるが やや上回っている 関数 全国平均とほぼ同程度であるが やや上回っている 資料の活用 全国平均に比べ 上回っている 主として 活用 に関する問題 数と式 全国平均とほぼ同程度であるが やや上回っている 図形 全国平均とほぼ同程度であるが やや上回っている 関数 全国平均とほぼ同程度であるが やや上回っている 資料の活用 全国平均とほぼ同程度であるが やや上回っている ( ) 上回っている ほぼ同程度 数量の関係や法則などを文字式で表したり 事象と式の対応を的確に捉え 事象が成り立つ理由を説明したりすること 提示された方針に基づいて 証明すること 関数の意味について理解するとともに 事象を式の意味に即し多面的に解釈し その結果を数学的な表現を用いて説明すること 与えられたヒストグラムについて ある階級の相対度数を求め比較するなどし 資料の傾向を的確に捉え 事象の特徴を数学的に説明すること 事柄や数量の関係を文字式で表したり その文字式の意味を読み取ったりするとともに 事象を多面的に見ることができるようにする指導の充実 証明の方針を立てるために 与えられた条件を整理したり 性質や関係を見いだしたりするなどの活動を取り入れた指導の充実 具体的な事象の中の 2 つの数量の関係を見いだし その関係を確認するなどし 関数の意味についての理解を深めるとともに 数学的な解釈に基づいて 適切な表現を用いて的確に説明できるようにする指導の充実 不確定な事象について 目的に応じた資料の整理の仕方を考え 相対度数の必要性と意味についての理解を深めるとともに 資料の傾向を読み取る活動や数学的に説明する活動を取り入れた指導の充実 中学校数学平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度 6 数と式 数と式 図形 東日本大震災の影響等により 国において 図形 数量関係 調査の実施を見送り 関数 資料の活用 ( ) 上回っている ( ) ほぼ同程度だがやや上回っている (-) 全国平均と同じ ( ) ほぼ同程度だがやや下回っている 平成 25 年度調査からが一部変更 平成 24 年度 平成 25 年度