平成 29 年度全国学力 学習状況調査の苫小牧市における調査結果 1 調査の概要 1 小学校国語科 2 小学校算数科 3 中学校国語科 4 中学校数学科 5 平成 29 年度全国学力 学習状況調査児童質問紙 ( 小学 6 年児童 ) 調査結果 6 基本的な生活習慣 6 自己肯定感 7 家庭生活 (

Similar documents
(4) ものごとを最後までやり遂げて, うれしかったことがありますか (5) 難しいことでも, 失敗を恐れないで挑戦していますか

(4) ものごとを最後までやり遂げて, うれしかったことがありますか (5) 難しいことでも, 失敗を恐れないで挑戦していますか

M28_回答結果集計(生徒質問紙<グラフ>)(全国(地域規模別)-生徒(公立)).xlsx

1

(4) ものごとを最後までやりとげて, うれしかったことがありますか (5) 自分には, よいところがあると思いますか

(3) 将来の夢や目標を持っていますか 平成 29 年度 平成 28 年度 平成

(4) 学校の規則を守っていますか (5) いじめは, どんな理由があってもいけないことだと思いますか

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県海草地方 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

平成 20 年度全国学力 学習状況調査回答結果集計 [ 児童質問紙 ] 松江市教育委員会 - 児童 小学校調査 質問番号 (1) 朝食を毎日食べていますか 質問事項 選択肢 その他 無回答 貴教育委員会 島根県 ( 公

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県和歌山市 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

H

1-1 小学校国語 A( 調査時間 20 分 ) 基礎的 基本的な言語活動や言語事項に関する知識 技能が身に付いているかどうかをみる問題 で 12 設問で構成されている 本町の結果は 全国の平均正答率 栃木県の平均正答率とほぼ同じであった この調査では 学習指導要領の領域等として 話すこと 聞くこと

平成 30 年度全国学力 学習状況調査の苫小牧市における調査結果 1 調査の概要 1 小学校国語科 2 小学校算数科 3 小学校理科 4 中学校国語科 4 中学校数学科 5 中学校理科 6 平成 30 年度全国学力 学習状況調査児童質問紙 ( 小学 6 年児童 ) 調査の結果と考察 7 自己肯定感

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

目 次 1 学力調査の概要 1 2 内容別調査結果の概要 (1) 内容別正答率 2 (2) 分類 区分別正答率 小学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 3 小学校算数 A( 知識 ) 算数 B( 活用 ) 5 中学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 7 中学校数学 A( 知識 )

小学校国語について

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

はじめに道教委では 今年 4 月 18 日に実施した 平成 29 年度全国学力 学習状況調査 の調査結果を 8 月末に公表しました 教育委員会では 本町の調査結果について 道教委が作成した における調査結果 に沿って概要を取りまとめました 今年で 11 回目となります本調査は 昨年度と同様に悉皆調査

gggggggggggggggggggggggggggggggggggggkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkk

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

資料3 平成28年度京都府学力診断テスト 質問紙調査結果 28④ 28中① 27④ 27中① 平成28年度京都府学力診断テスト小学4年質問紙調査結果 平成28年度京都府学力診断テスト中学1年質問紙調査結果 平成27年度京都府学力診断テスト小学4年質問紙調査結果 平成27年度京都府学力診断テスト中学1

設別調査結果 [ 算数 A: 主として知識 ] 分類 全国鳥取県大山町県との差 数と計算 量と測定 学習指導要領の領域図形 評価の観点 題形式 全体 区分 数量関係 65

2 全国 埼玉県 狭山市の平均正答率 ( 教科に関する調査の結果 ) ( 単位 %) (1) 小学校第 6 学年 教科ごとの区分 教科 狭山市 埼玉県 全国 国語 A 国語 B 算数 A 算数 B 学習指導要領の

1. 調査結果の概況 (1) の児童 ( 小学校 ) の状況 < 国語 A> 今年度より, ( 公立 ) と市町村立の平均正答率は整数値で表示となりました < 国語 B> 4 国語 A 平均正答率 5 国語 B 平均正答率 ( 公立 ) 74.8 ( 公立 ) 57.5 ( 公立 ) 74 ( 公立

小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

2 調査結果 (1) 教科に関する調査結果 全体の平均正答率では, 小 5, 中 2の全ての教科で 全国的期待値 ( 参考値 ) ( 以下 全国値 という ) との5ポイント以上の有意差は見られなかった 基礎 基本 については,5ポイント以上の有意差は見られなかったものの, 小 5 中 2ともに,

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

町全体の状況を把握 分析するとともに 平均正答率については 全国 全道との比較を数値以外の文言で表現します また 質問紙調査の結果や 課題解決に向けた学力向上の取組を示します (3) 学校ごとの公表小規模校において個人が特定される恐れのあることから 学校ごとの結果公表はしません (4) 北海道版結果

平成 3 年度花乃井中のあゆみ 調査結果から 成果と課題 学力調査では すべての項目において平均値を上回っているが 平均値では若干下回っている教科もある 平均正答率を平均と比べると 国語 A は - ポイント 国語 B は -2.2 ポイント 数学 A は +6.9 ポイント 数学 B は +6.

国語 B では 話すこと 聞くこと 領域において 全国及び県平均を上回っているが 他の三つの領域においては 全国及び県平均を下回っている 活用する力を育成する取組のさらなる充実が必要である 設問 1 の目的に応じて 話し合いの観点を整理する力は身についてきている 設問 3 の二つの詩を比べて読み 自

解禁日時新聞平成 30 年 8 月 1 日朝刊テレビ ラジオ インターネット平成 30 年 7 月 31 日午後 5 時以降 報道資料 年月日 平成 30 年 7 月 31 日 ( 火 ) 担当課 学校教育課 担当者 義務教育係 垣内 宏志 富倉 勇 TEL 直通 内線 5

H30全国HP

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

(6) 調査結果の取扱いに関する配慮事項調査結果については 調査の目的を達成するため 自らの教育及び教育施策の改善 各児童生徒の全般的な学習状況の改善等につなげることが重要であることに留意し 適切に取り扱うものとする 調査結果の公表に関しては 教育委員会や学校が 保護者や地域住民に対して説明責任を果

平成 22 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 22 年 4 月 20 日 ( 火 )AM8:50~11:50 平成 22 年 9 月 14 日 ( 火 ) 研究主任山口嘉子 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (105 名 )

(2) 学習指導要領の領域別の平均正答率 1 小学校国語 A (%) 学習指導要領の領域 領 域 話すこと 聞くこと 66.6(69.2) 77.0(79.2) 書くこと 61.8(60.6) 69.3(72.8) 読むこと 69.9(70.2) 77.4(78.5) 伝統的な言語文化等 78.3(

3 小学校 : 教科に関する調査 1 人吉 球磨の平均正答率と比較すると 国語 A 算数 Aともに下回っている 国語 B 算数 Bは人吉 球磨と同等である 2 熊本県の平均正答率と比較すると すべてにおいて下回っている 3 全国の平均正答率と比較すると すべてにおいて下回っている (1) 小学校国語

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果について ( 速報 ) 1. 調査の概要 実施日平成 30 年 4 月 17 日 ( 火 ) 調査内容 1 教科に関する調査 ( 国語 A 国語 B 算数 数学 A 算数 数学 B 理科 (3 年に 1 回 )) A 問題 : 主として知識に関する問題 B

小学校における県平均正答率との比較 市と県の平均正答率の差を比べると 国語 A B 算数 A B 理科のすべての教科 領域 区分で 5ポイント以上の差のものはなくなった 国語 A 市 :68.2% 県 :70.1% 差 :-1.9ポイント 国語 B 市 :49.6% 県 :53.6% 算数 A 市

(2) 国語科 国語 A 国語 A においては 平均正答率が平均を上回っている 国語 A の正答数の分布では 平均に比べ 中位層が薄く 上位層 下位層が厚い傾向が見られる 漢字を読む 漢字を書く 設問において 平均正答率が平均を下回っている 国語 B 国語 B においては 平均正答率が平均を上回って

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

平成 30 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

瑞浪市調査結果概略(平成19年度全国学力・学習状況調査)

Taro-① 平成30年度全国学力・学習状況調査の結果の概要について

領域別レーダーチャート 教科の領域別に全国を 100 とした場合の全道及び根室市の状況をレーダーチャートで示したもの 小学校 : 国語 小学校 : 算数 国語 A( 話すこと 国語 B( 読むこと ) 聞くこと ) 国語 A( 書くこと

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

< 中学校 3 年生 > [ 国語 ] 全体としては, 全国平均とほぼ同じ状況でした 主として 知識 に関する問題 では, 話すこと 聞くこと が全国平均をやや上回り, 他の領域はやや下回る状況でした 主として 活用 に関する問題 では, 話すこと 聞くこと 書くこと 読むこと が全国平均とほぼ同じ

別紙様式 平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果と考察及び対策について 東松島市立宮野森小学校 1 国語科 (1) 国語 A 平均正答率 ( 宮城県 全国との比較 ) 話す 聞く能力 書く能力 読む能力 言語についての知識 理解 技能 全体 県比較

( 中学校調査 ) 1 時限目 2 時限目 3 時限目 4 時限目 5 時限目 国語 A (45 分 ) 国語 B (45 分 ) 数学 A (45 分 ) 数学 B (45 分 ) 生徒質問紙 (2 分程度 ) (6) 集計児童生徒 学校数 1 集計基準児童生徒に対する調査について, 平成 29

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料


中学 3 年生の平均正答率 ( 正答数 / 問題数 ) 国語 A 国語 B 数学 A 数学 B 74.5 (23.8/32) 67.4(6.1/9) 60.6 (21.8/36) 43.4 (6.5/15) 福島県 77.6 (24.8/32) 71.9 (6.5/9) 62.8 (22.6/36)

平成24年度全国学力・学習状況調査の結果について(概要)

p.1~2◇◇Ⅰ調査の概要、Ⅱ公表について、Ⅲ_1教科に対する調査の結果_0821_2改訂

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

①H28公表資料p.1~2

平成 25 年度の全国学力 学習状況調査の下野市の全体の結果 ( 国語, 算数 数学 ) は, 小学校, 中学校ともに, すべての領域で, 全国平均正答率を上回る結果となった 小学校の全国学力調査全体結果について 小学校は国語 AB, 算数 AB ともに, 数ポイント全国平均正答率を上回っていた 小

【分析結果】H29朝来市立大蔵小学校

<H19 年度からの平均正答率の経年変化を表すグラフ > * 平成 22 年度は抽出調査のためデータがありません 平成 23 年度は震災のため中止となりました 豊能町立小学校全国学力学習状況調査結果 ( 平均正答率全国を 1 として ) H19 H20 H21 H

国語 B 柏原 埼玉県 全国 話すこと 聞くこと 書くこと 読むこと 算数 A 柏原 埼玉県 全国 数と計算 量と測定 図形 数量関係 算数 B 柏原 埼玉県 全国

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる さらに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイ

小学校においては 国語 A 国語 B 算数 A 算数 B の全ての調査において 全国平均正答率を 0.5 から 1.2 ポイント下回っている 中学校においては 国語 B で 1 ポイント下回った以外は 全国平均正答率を 0.1 から 1.4 ポイント上回って いる 文部科学省によると 全国的には 以

フトを用いて 質問項目間の相関関係に着目し 分析することにした 2 研究目的 全国学力 学習状況調査結果の分析を通して 本県の児童生徒の国語及び算数 数学の学習 に対する関心 意欲の傾向を考察する 3 研究方法平成 25 年度全国学力 学習状況調査の児童生徒質問紙のうち 国語及び算数 数学の学習に対

< 中学校 A B 問題 > ( 単位 %) 教科富士見市埼玉県全国 国語 A 国語 B 数学 A 数学 B < 中学校国語 A> ( 単位 %) 話すこと 聞くこと

平成 25 年度学力定着状況確認問題の結果について 概要版 山口県教育庁義務教育課 平成 2 6 年 1 月 1 実施概要 (1) 目 的 児童生徒の客観的な学力状況の経年的な把握と分析を通して 課題解決に向けた 指導の工夫改善等の取組の充実を図る全県的な検証改善サイクルを確立し 県内す べての児童

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の

平成21年度全国学力・学習状況調査の結果分析(非公表資料)

Taro-H20第二段階全国学力・学

(2) 傾向と課題 国語 全体として 活用 の問題や 記述式 の問題 話すこと 聞くこと に関する問題に課題がみられます 国語 Aでは 互いの話を聞き 考えの共通点や相違点を整理しながら 進行に沿って話し合うこと 目的に応じて 文章の中から必要な情報を見付けて読むことに課題がみられます 国語 Bでは

国語 A では, 領域別, 観点別, 問題形式別に見て, どの区分においても全国平均を上回り, 高い正答率でした しかし, 設問別でみると全国および新潟県平均正答率を下回った設問が, 15 問中 1 問, 新潟県の平均正答率を下回った設問は,15 問中 1 問ありました 設問の概要関屋小新潟県全国

2 各教科の領域別結果および状況 小学校 国語 A 書くこと 伝統的言語文化と国語の特質に関する事項 の2 領域は おおむね満足できると考えられる 話すこと 聞くこと 読むこと の2 領域は 一部課題がある 国語 B 書くこと 読むこと の領域は 一定身についているがさらに伸ばしたい 短答式はおおむ

教科の見方 ~ 例算数 ~ 大阪市の平均正答率を表しています ( 算数と理科のみ ) このグラフの項目は 学習指導要領ので平均正答率を表しています このグラフの項目は 問題の内容ごとに平均正答率を表しています 各学での がんばりがみられた点 と がんばりが必要な点 を示しています このグラフの項目は

平成 29 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

<4D F736F F D AA90CD82545F315F81758AEE AC89CA82C689DB91E8819A2E646F63>

の間で動いています 今年度は特に中学校の数学 A 区分 ( 知識 に関する問題 ) の平均正答率が全 国の平均正答率より 2.4 ポイント上回り 高い正答率となっています <H9 年度からの平均正答率の経年変化を表すグラフ > * 平成 22 年度は抽出調査のためデータがありません 平

2 経年変化 ( 岡山平均との差の推移 ) (1) 中学校 1 年生で比較 ( 昨年度まで中学校 1 年生のみの実施のため ) 平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 国 数 語 学 基 礎 活 用 基 礎

5 児童生徒質問紙調査 (~P23) (1) 運動に対する意識等 [ 小学校男子 ] 1 運動やスポーツを [ 小学校女子 ] することが好き 1 運動やスポーツをすることが好き H30 全国 H30 北海道 6 放課後や学校が休みの日に 運動部や地域のスポーツクラブ以外で運動やスポーツをすることが

< 中学校 3 年生 > [ 国語 ] 主として 知識 に関する題 主として 活用 に関する題 ともに, 全国平均をやや上回る状況でした [ 数学 ] 主として 知識 に関する題 は全国平均をやや上回り, 主として 活用 に関する題 はやや下回る状況でした 数学 A 資料の活用 の領域は, 全国平均

<4D F736F F D AA90CD E7792E88D5A82CC8FF38BB5816A819A819B2E646F63>


3 三浦市小学校の結果 (1) 三浦市立小学校の教科別平均正答率国語 A 国語 B 算数 A 算数 B 理科 三浦市 ( 公立 ) 61.3% 58.1% 69.0% 37.2% 54.8% 神奈川県 ( 公立 ) 67.9% 64.3% 74.0% 44.8% 60.4% 全国 ( 公立 ) 70

平成 30 年度 全国学力 学習状況調査の結果概要について 吉野川市教育委員会 文部科学省が実施している 全国学力 学習状況調査 における吉野川市の結果の概要についてお知らせします なお, 本調査により測定できるのは, 特定教科の学力の一部分や教育活動の一側面です 1 はじめに 全国学力 学習状況調

PowerPoint プレゼンテーション

国語について (1) 結果 国語 A 国語 B ともに県 全国を下回っている 無回答率が県 全国の平均を上回っており 特 に記述式の問題で目立っている (2) 課題 話し合いの場面で 話し合いの内容のポイントをつかむことに苦手意識がある 漢字の読み取りに関しては県と同等であったが 漢字の書き取りに関

中学校 (3 年 ) 国語では A( 知識問題 ) は ほぼ全国平均なみです B( 活用問題 ) は 課題が見られます 数学では A( 知識問題 ) B( 活用問題 ) ともに 課題が見られます 国語 A( 知識に関する問題 ) 国語 B( 知識を活用する問題 ) 言語事項は ほぼ全国平均なみです

算数でも 知識 (A) 問題 活用 (B) 問題とも 全領域で全国平均を上回りました A 問題では 14 問中 12 問が全国平均を上回り うち8 問が5ポイント以上上回りました 下回った2 問は 直径と円周の長さの関係理解 と 除法で表す2 量関係の理解 でした B 問題では 10 問中 9 問が

平成18年度「島根県学力調査」の調査結果

PowerPoint プレゼンテーション

HP用【通常版:しばりなし】H27調査結果概要

Microsoft PowerPoint - H22 分析結果2003版(ホームページ用).ppt

平成 30 年 1 月平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果と改善の方向 青森市立大野小学校 1 調査実施日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) 2 実施児童数第 6 学年 92 人 3 平均正答率 (%) 調 査 教 科 本 校 本 県 全 国 全国との差 国語 A( 主として知識

平成25年度全国学力・学習調査 報告書 クロス集計|国立教育政策研究所 National Institute for Educational Policy Research

平成19年度全国学力・学習状況調査_調査結果のポイント

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

平成 27 年度の全国学力 学習状況調査の下野市の結果は 小学校では国語以外の教科で 中学校ではすべての教科で 全国平均正答率を上回る結果となった 小学校の全国学力調査全体結果について 算数 A B および理科ともに 全国平均正答率を上回った しかしながら 国語 A B は全国平均正答率を下回った

PowerPoint プレゼンテーション

Transcription:

平成 29 年度全国学力 学習状況調査結果の考察 苫小牧市 公表 平成 29 年 9 月 25 日 苫小牧市教育委員会教育部指導室

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の苫小牧市における調査結果 1 調査の概要 1 小学校国語科 2 小学校算数科 3 中学校国語科 4 中学校数学科 5 平成 29 年度全国学力 学習状況調査児童質問紙 ( 小学 6 年児童 ) 調査結果 6 基本的な生活習慣 6 自己肯定感 7 家庭生活 ( テレビ ゲーム インターネット ) 9 家庭生活 ( 学習習慣 学習塾 ) 10 学校生活 ( 態度 授業 ) 14 社会や地域への関心 15 道徳的価値観 ( 倫理観 ) 17 学習 ( 授業に関して ) 18 学習 ( 国語科に関して ) 22 学習 ( 算数科に関して ) 24 平成 29 年度全国学力 学習状況調査生徒質問紙 ( 中学 3 年生徒 ) 調査の結果と考察 27 基本的な生活習慣 27 自己肯定感 28 家庭生活 ( テレビ ゲーム インターネット ) 30 家庭生活 ( 学習習慣 学習塾 ) 31 学校生活 ( 態度 授業 ) 36 社会や地域への関心 38 道徳的価値観 ( 倫理観 ) 40 学習 ( 授業に関して ) 41 学習 ( 国語科に関して ) 44 学習 ( 数学科に関して ) 46 平成 29 年度全国学力 学習状況調査学校質問紙調査の結果と考察 49 学力向上に向けた取組 49 平成 29 年度全国学力 学習状況調査の概況 ~ 正答数分布グラフ ~ 52 小学校国語 A 52 小学校国語 B 52 小学校算数 A 53 小学校算数 B 53 中学校国語 A 54 中学校国語 B 54 中学校数学 A 55 中学校数学 B 55

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の苫小牧市における調査結果 平成 29 年 9 月 25 日苫小牧市教育委員会 調査当日 市内全ての小 中学校が荒天による臨時休業のため後日実施となったことから 本市の結果は国や道の全体集計から除外されています 平均正答率については 文部科学省が 序列化や過度な競争を助長する 細かい桁の違いが学力の実質的な違いを示すものではない として 今年度から四捨五入した整数値で公表しております そのため 過去の結果 ( 数値 ) と今年度の結果 ( 数値 ) の正確な比較はできないことから 過去の数値は示さず 傾向を見取る参考となるグラフのみを示しております 調査の概要 1 実施日平成 29 年 4 月 ( 調査日当日が臨時休業により 各学校で日程調整の上 実施 ) 2 調査対象 (1) 小学校第 6 学年 (2) 中学校第 3 学年 3 対象学校数及び児童生徒数 小学校 中学校 児童数学校数生徒数学校数 苫小牧市 1,425 24 1,494 14 北海道 35,802 971 37,265 559 4 調査事項 (1) 教科に関する調査 1 主として 知識 に関する問題 ( 国語 A 算数 A 数学 A) 2 主として 活用 に関する問題 ( 国語 B 算数 B 数学 B) (2) 生活習慣 学習環境等に関する質問紙調査 1 児童生徒に対する調査 ( 学習意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等 ) 2 学校に対する調査 ( 指導方法 教育条件の整備等 ) 苫小牧市の小 中学校における全体的な傾向 小学校国語 A の平均正答数が 全国平均と並びました 小 中学校とも 言語事項 ( 漢字や文法 ) において 全国平均を上回る設問が多くなっています 小学校の正答数の分布グラフでは 国語 A 算数 A B において全国の分布に近づいてきています 児童生徒質問紙から 自分の考えを発表することや グループで話し合いながら考えを整理するなどの学習活動を行っていると回答した割合が全国平均を上回っています 学校質問紙から ノートに学習のめあてを書かせていると回答した割合が 過去最大値となっており 全国平均を大きく上回っています 平均正答率は 小学校算数 A と中学校数学 A において 前年度よりも全国平均との差が大きくなっています 小 中学校ともに共通して 算数 数学の評価の観点においては 数学的な見方 考え方 に課題がみられます 小学校の正答数の分布グラフでは 算数 A において 上位層が薄く下位層が厚い傾向がみられます 児童生徒質問紙から 国語や算数 数学を 好き と回答している割合が全国平均を下回っています 1

小学校教科に関する調査結果 国語 A( 小学校 ) 平成 29 年度結果 平均正答数 平均正答率 (%) 苫小牧市 11.2/15 74 北海道 11.1/15 74 全 国 11.2/15 74.8 全国平均とほぼ同じです 平均正答数出題数に対する正答数の平均値平均正答率問題数を 100% とした時の正答数の割合 平成 22 年度は抽出調 査です 平成 23 年度は 東日 本大震災のため 全国 一斉の調査を行ってお りません 北海道は実 施しましたが 全国の 平均値がないため比較 ができません 分析と考察 話すこと 聞くこと では お互いの考えの共通点や相違点を整理しながら話し合うことについて全国平均を上回っています 言語事項 では 漢字を読むことと書くことについて ほとんどの設問で全国平均を上回っています 書くこと では 手紙の構成を理解して書くことについて 課題が見られます 国語 B( 小学校 ) 平成 29 年度結果 平均正答数 平均正答率 (%) 苫小牧市 5.0/9 56 北海道 5.1/9 56 全 国 5.2/9 57.5 昨年度より上昇しました 分析と考察 話すこと 聞くこと では 目的や意図に応じ 場に応じた適切な言葉遣いで話すことについて全国平均を上回っています 一方で 話の構成を工夫して話すことができるなどスピーチメモのよさを捉えることが全国平均を下回っており 課題が見られます 書くこと では 目的や意図に応じ 必要な内容を整理して書くことについて全国平均を上回っています 読むこと では 登場人物の相互関係や心情 描写を捉えることや自分の考えを広げたり深めたりするために発言の意図を捉えることについて全国平均を下回っており 課題が見られます 2

算数 A( 小学校 ) 平成 29 年度結果 平均正答数 平均正答率 (%) 苫小牧市 11.3/15 75 北海道 11.6/15 77 全 国 11.8/15 78.6 平均正答数出題数に対する正答数の平均値平均正答率問題数を 100% とした時の正答数の割合 昨年度より若干下がりました 分析と考察 数と計算 では 加法と乗法の混合した計算が全国平均を上回っています 一方で 問題場面を理解し 数量の関係を数直線に表すことに課題が見られます 量と測定 では 高さが等しい平行四辺形と三角形の底辺と面積の関係について全国平均を大きく下回っており 課題が見られます 図形 では 立体の面と面の位置関係が全国平均を上回っています 一方で 正五角形は五つの合同な二等辺三角形で構成されていることの理解について課題が見られます 算数 B( 小学校 ) 平成 29 年度結果 平均正答数 平均正答率 (%) 苫小牧市 4.8/11 44 北海道 4.8/11 44 全 国 5.1/11 45.9 昨年度より大幅に上昇しました 分析と考察 数と計算 では きまりを見つけて求め方と答えを記述することについて正答率が低く 課題が見られます 量と測定 では 飛び離れた数値を除いた場合の平均を求める式を判断することについて正答率が低く 課題が見られます 数量関係 では 目的に適したグラフを選ぶことについて全国平均を上回っています 一方で 基準量と割合をもとに 比較量を判断し理由を説明することについて正答率が低く 課題が見られます 3

中学校教科に関する調査結果 国語 A( 中学校 ) 平成 29 年度結果 平均正答数 平均正答率 (%) 苫小牧市 24.5/32 76 北海道 24.5/32 77 全 国 24.8/32 77.4 昨年度とほぼ同じです 平均正答数出題数に対する正答数の平均値平均正答率問題数を 100% とした時の正答数の割合 平成 22 年度は抽出調 査です 平成 23 年度は 東日 本大震災のため 全国 一斉の調査を行ってお りません 北海道は実 施しましたが 全国の 平均値がないため比較 ができません 分析と考察 話すこと 聞くこと では 目的に応じて資料を効果的に活用して話すことについて全国平均を下回っており 課題が見られます 言語事項 では 半数以上の設問について全国平均を上回っています 一方で 古文と現代語訳とを対応させて内容を捉えることについて正答率が低く 課題が見られます 書くこと では 文章の構成を工夫してわかりやすく書くことについて全国平均を下回っており 課題が見られます 国語 B( 中学校 ) 平成 29 年度結果 平均正答数 平均正答率 (%) 苫小牧市 6.3/9 70 北海道 6.5/9 72 全 国 6.5/9 72.2 昨年度より上昇しました 分析と考察 読むこと では 登場人物の言動の意味を考え内容を理解することについて全国平均を上回っています 読むこと と 書くこと の複合問題では 表現の仕方について捉え 自分の考えを書くことについて全国平均を大きく下回っており 課題が見られます 話すこと では 話の論理的な構成や展開などに注意して聞くことについて全国平均を下回っており 課題が見られます 4

数学 A( 中学校 ) 平成 29 年度結果 平均正答数 平均正答率 (%) 苫小牧市 22.5/36 62 北海道 22.9/36 64 全 国 23.3/36 64.6 平均正答数出題数に対する正答数の平均値平均正答率問題数を 100% とした時の正答数の割合 昨年度よりも下がりました 分析と考察 数と式 では 負の数を活用して問題に答えることについて全国平均を上回っています 一方で 数量の関係を文字式で表して問題に答えることについて全国平均を下回っており 課題が見られます 図形 では 円柱の体積を求めることについて全国平均を大きく下回っており 課題が見られます 資料の活用 では 範囲の意味を理解することについて 全国平均を下回っており 課題が見られます 数学 B( 中学校 ) 平成 29 年度結果 平均正答数 平均正答率 (%) 苫小牧市 6.8/15 46 北海道 7.0/15 47 全 国 7.2/15 48.1 昨年度より上昇しました 分析と考察 数と式 では 事象と式の対応を捉え その式を使って答えを求めることができる理由を説明することについて全国平均を下回っており 課題が見られます 図形 では 対称性を見出すことについて全国平均とほぼ同等の正答率です 一方で 筋道を立てて証明することについて全国平均を大きく下回っており 課題が見られます 関数 では 問題解決の方法を数学的に説明する問題について正答率が低く 課題が見られます 5

平成 29 年度全国学力 学習状況調査児童質問紙調査の結果と考察 小学 6 年児童 苫小牧市教育委員会 1: 肯定的な回答 ( している 当てはまる そう思う ) 2: やや肯定的な回答 ( どちらかといえば している 当てはまる そう思う ) 3: やや否定的な回答 ( あまりしていない どちらかといえば 当てはまらない そう思わない ) 4: 否定的な回答 ( まったくしていない 当てはまらない そう思わない ) 基本的な生活習慣 考察 基本的な生活習慣は 朝食を毎日食べている ことについて 肯定的な回答をした割合が 過去最高値となり 全国平均を上回っている 学校と家庭の連携強化による基本的な生活習慣の改善が見られる 1 朝食を毎日食べている 全道 全国 2 毎日 同じくらいの時刻に寝ている 全道 全国 3 毎日 同じくらいの時刻に起きている 全道 全国 6

自己肯定感 考察 将来の夢や目標をもっている ことの割合が 全国平均を上回っている 一方で 自分には よいところがある ことの割合が全国平均を下回っているので 自己肯定感をもつことができるような取組が必要である 4 ものごとを最後までやりとげて うれしかったことがある 全道 全国 5 難しいことでも 失敗を恐れないで挑戦している 全道 全国 6 自分には よいところがあると思う 全道 全国 7 友だちの前で自分の考えや意見を発表することが得意である 全道 全国 7

8 友達と話し合うとき 友達の話や意見を最後まで聞くことができる 全道 全国 9 友達と話し合うとき 友達の考えを受け止めて 自分の考えをもつことができる ( 新設問 ) 全道 全国 10 将来の夢や目標をもっている 全道 全国 11 授業で学んだことを ほかの学習や普段の生活に生かしている ( 新設問 ) 全道 全国 8

家庭生活 ( テレビ ゲーム インターネット ) 考察 本市の1 日当たりのテレビやビデオ DVDの視聴時間やテレビゲームの利用時間は 前年度よりも少なくなっている 一方で 1 日当たり2 時間以上の長時間にわたってゲーム インターネット メールをする割合が全国平均を上回っていることから 学校と家庭が課題を共有し 生活リズムの改善を図っていく必要がある 12 普段 ( 月 ~ 金 ) 1 日当たりのテレビやビデオ DVD の視聴時間 全道 全国 4h~ 4~3h 3~2h 2~1h 1~0h まったく見ない 13 普段 ( 月 ~ 金 ) 1 日当たりのテレビゲームの利用時間 ( コンピュータゲーム 携帯式のゲーム 携帯電話やスマートフォンを使ったゲームも含む ) 全道 全国 4h~ 4~3h 3~2h 2~1h 1~0h まったくしない 14 普段 ( 月 ~ 金 ) 1 日当たりの通話やメール インターネットの利用時間 ( ゲームを除く ) 全道 全国 4h~ 4~3h 3~2h 2~1h 1~0.5h 0.5~0h 持っていない 9

家庭生活 ( 学習習慣 学習塾 ) 考察 家庭学習については 毎日 60 分以上学習していることと 予習 復習をしていると回答した割合が過去最高値となり 全国平均を上回っている 特に 休日でも60 分以上学習する児童の割合が年々増加傾向にあり 学校と家庭が連携した取組の成果が見られる 一方で 全く読書をしないと回答した児童の割合が前年度を上回っている 読書に対するきっかけづくりが必要である 15 普段 ( 月 ~ 金 ) 学校の授業時間以外の 1 日当たりの学習時間 全道 全国 3h~ 3~2h 2~1h 1~0.5h 0.5h~0h 0h 16 休日 ( 土 日等 ) 1 日当たりの学習時間 全道 全国 4h~ 4~3h 3~2h 2~1h 1h~0h 0h 学習塾 17 学習塾 ( 家庭教師を含む ) で勉強している児童の割合 *1: 学習塾に通っていない *2: 進んだ内容や難しい内容を勉強している *3: よく分からなかった内容を勉強している *4:2 3 両方の内容を勉強している *5:2 3の内容どちらともいえない 全道 全国 *1 *2 *3 *4 *5 読書 18 普段 ( 月 ~ 金 ) 家や図書館における 1 日あたりの読書時間 全道 全国 2h~ 2~1h 1~0.5h 0.5~0.1h 0.1~0h 0h 10

19 本を借りたり読んだりするために学校図書館を利用する割合 全道 全国 週に 4 回以上週に 1~3 回月に 1~3 回年に数回行かない 20 家を出発してから学校に着くまでの時間 ( 新設問 ) 全道 全国 1h~ 1~0.75h 0.75~0.5h 0.5~0.25h 0.25~1h 21 放課後に何をして過ごすことが多いか ( 新設問 ) 全道 全国 22 土曜日の午前は 何をして過ごすことが多いか ( 新設問 ) 勉強や読書子ども教室や児童クラブ地域の活動学習塾など習い事 ( スポーツ除く ) スポーツビデオ DVD ゲームなど家族と過ごす友達と遊ぶ 全道 全国 23 土曜日の午後は 何をして過ごすことが多いか ( 新設問 ) 全道 全国 学校で授業勉強や読書学習塾など習い事 ( スポーツ以外 ) スポーツ地域の活動テレビ DVD ゲームなど家族と過ごす友達と遊ぶ学校で授業勉強や読書学習塾など習い事 ( スポーツ以外 ) スポーツ地域の活動テレビ DVD ゲームなど家族と過ごす友達と遊ぶ 11

家の人に関して 24 家の人と学校での出来事について話をしている 全道 全国 25 携帯やスマートフォンの使い方について 家の人と約束し守っている ( 新設問 ) 全道 全国 約束はない 持っていない 26 テレビやゲーム時間などのルールを家の人と決めている ( 新設問 ) 全道 全国 27 家の人と将来のことについて話している ( 新設問 ) 全道 全国 28 家の人は 授業参観や運動会などの学校の行事に来る ( 新設問 ) 全道 全国 12

家庭学習 29 自分で計画を立てて勉強している 全道 全国 30 学校の宿題をしている 全道 全国 31 学校の授業の予習をしている 全道 全国 32 学校の授業の復習をしている 全道 全国 13

学校生活 ( 態度 授業 ) 考察 学校に行くのが楽しい と回答している割合は 全国平均を下回っているが 友達に会うのは楽しい と回答している割合は前年度を上回っている また 先生がわかるまで教えてくれる と回答した割合は全国平均とほぼ同じであり 個に応じた支援を行っていることがうかがえる 学校生活 33 学校に行くのは楽しい 全道 全国 34 学校で 友達に会うのは楽しい 全道 全国 35 好きな授業がある 全道 全国 36 異なる意見や少数意見のよさを生かしたり, 折り合いをつけたりして話し合い, 意見をまとめている 全道 全国 37 学級みんなで協力して何かをやり遂げ うれしかったことがある 全道 全国 14

38 先生はあなたのよいところを認めてくれていると思う 全道 全国 39 先生は, 授業やテストで間違えたところや, 理解していないところについて, 分かるまで教えてくれる 全道 全国 社会や地域への関心 考察 新聞を読む ことや テレビやインターネットでニュースをみる ことについては全国と同等の割合である しかし 今住んでいる地域の行事に参加している ことや 地域の大人に勉強やスポーツをを教えてもらったり遊んでもらったりしたことがある ことについては 全国平均を下回っている 地域のよさに目を向けさせる必要がある 40 今住んでいる地域の行事に参加している 全道 全国 41 地域や社会で起こっている問題や出来事に関心がある 全道 全国 15

42 地域や社会をよくするために何をすべきか考えたことがある ( 新設問 ) 全道 全国 43 地域社会などでボランティア活動に参加したことがある 全道 全国 参加したことがある 参加したことがない 分からない 44 地域の大人に勉強やスポーツを教えてもらったり遊んでもらったりすることがある ( 新設問 ) 全道 全国 よくある時々あるあまりない全くない 45 新聞を読んでいる 全道 全国 46 テレビやインターネットでニュースを見る 全道 全国 16

47 外国の人と友達になったり 外国のことについてもっと知ったりしたい ( 新設問 ) 全道 全国 48 将来 外国に留学したり 国際的な仕事に就いたりしてみたい ( 新設問 ) 全道 全国 道徳的価値観 ( 倫理観 ) 考察 ほとんどの項目について 全国平均と同等の割合となっている しかし 人の役に立つ人間になりたいと思う ことについては年々減少傾向にあり 全国平均を下回っている 49 学校のきまりを守っている 全国 50 友達との約束を守っている 全道 全国 51 人が困っているときは 進んで助けている 全道 全国 17

52 いじめはどんな理由があってもいけないことだと思う 全道 全国 53 人の役に立つ人間になりたいと思う 全道 全国 学習 ( 授業に関して ) 考察 自分の考えを発表したり友達と話し合ったりする活動を行っていた と回答した割合が 全国平均を上回っている 他者との対話を重視した授業改善が進んできていることがうかがえる 54 総合的な学習の時間 に 自分で課題を立て 情報を整理して発表するなどをしている 全道 全国 18

55 5 年生までに受けた授業では 自分たちで立てた課題に対して 自ら考え 自分から取り組んでいた 全道 全国 56 5 年生まで受けた授業では 自分の考えを発表する機会が与えられていた 全道 全国 57 5 年生まで受けた授業では 学級の友達と話し合う活動をよく行っていた 全道 全国 19

58 5 年生まで受けた授業では 学級やグループの中で自分たちで課題を立てて その解決に向けて情報を集め 話し合いながら整理して 発表するなどの学習活動に取り組んでいた 全道 全国 59 5 年生までに受けた授業で 学級の友達との間で話し合う活動では 話し合う内容を理解して 相手の考えを最後まで聞き 自分の考えをしっかり伝えていた 全道 全国 60 5 年生までに受けた授業で 自分の考えを発表する機会では 自分の考えがうまく伝わるよう 資料や文章 話の組み立てなどを工夫して発表していた 全道 全国 61 5 年生まで受けた授業のはじめには 目標 ( めあて ねらい ) が示されていた 全道 全国 62 5 年生まで受けた授業の最後には 学習内容を振り返る活動を行っていた 全道 全国 20

63 5 年生まで受けた授業で扱うノートには 学習の目標 ( めあて ねらい ) とまとめを書いていた 全道 全国 64 5 年生までに受けた道徳の時間では 自分の考えを深めたり 学級やグループで話し合ったりする活動に取り組んでいた 全道 全国 65 授業や課外活動で地域のことを調べたり 地域の人と関わったりする機会があったと思う ( 新設問 ) 全道 全国 66 400 字詰め原稿用紙 2~3 枚の感想文や説明文を書くことは難しい 全道 全国 67 学校の授業などで 自分の考えを説明したり 文章に書いたりすることは難しい 全道 全国 68 学級の友達との間で 話し合う活動を通じて 考えを深めたり広げたりすることができている 全道 全国 21

学習 ( 国語科に関して ) 考察 国語の勉強は好き や よくわかる の割合が全国平均を下回っている 国語の時間に学んだことが 他の場面で生かされたことを実感させる取組が必要である 読書が好き と回答した割合は全国平均を上回っているが 前年度と比較すると下回っている 国語の時間を中心に読書への意欲付けを行っていく必要がある 国語科 69 国語の勉強は好き 全道 全国 70 国語の勉強は大切だ 全道 全国 71 国語の授業の内容はよく分かる 全道 全国 72 読書は好き 全道 全国 73 国語の授業で学習したことは 将来 社会に出たときに役に立つと思う 全道 全国 22

74 国語の授業で目的に応じて資料を読み 自分の考えを話したり 書いたりしている 全道 全国 75 国語の授業で意見を発表するとき うまく伝えるように話の組み立てを工夫している 全道 全国 76 国語の授業で自分の考えを書くとき 考えの理由がわかるように気を付けている 全道 全国 77 今回の国語の問題について 文章を書く問題でどのように回答したか *1: 全ての書く問題で最後まで解答を書こうと努力した *2: 書く問題で解答しなかったり 解答を書くことを途中で諦めたりしたものがあった *3: 書く問題は全く回答しなかった 全道 全国 *1 *2 *3 23

学習 ( 算数科に関して ) 算数科 78 算数の勉強は好き 全道 全国 79 算数の勉強は大切だ 考察 ほぼ全ての質問項目について 全国平均と同等である 授業の内容がよくわかる と回答した割合が過去最高値となり 全国平均を上回っている しかし 新しい問題を解きたいと思う や 解き方や考え方が分かるようにノートに書く ことの割合が全国平均を下回っている 思考の手だてを与えたり ノートに思考の足跡を残したりするなどの改善が必要である 全道 全国 80 算数の授業の内容はよく分かる 全道 全国 81 算数の授業で新しい問題に出会ったとき それを解いてみたいと思う 全道 全国 82 算数の問題の解き方がわからないときは 諦めずにいろいろな方法で考える 全道 全国 83 算数の授業で学習したことを普段の生活の中に活用できないか考える 全道 全国 24

84 算数の授業で学習したことは 将来 社会に出たときに役に立つと思う 全道 全国 85 算数の授業で問題を解くとき もっと簡単に解く方法がないか考える 全道 全国 86 算数の授業で公式やきまりを習うとき そのわけを理解するようにしている 全道 全国 87 算数の授業で問題の解き方や考え方が分かるようにノートに書いている 全道 全国 88 今回の算数の問題について 言葉や数 式を使って わけや求め方などを書く問題でどのように回答したか *1: 全ての書く問題で最後まで解答を書こうと努力した *2: 書く問題で解答しなかったり 解答を書くことを途中で諦めたりしたものがあった *3: 書く問題は全く回答しなかった 全道 全国 *1 *2 *3 25

89 調査問題 ( 国語 A) の解答時間は十分だった 全道 全国 90 調査問題 ( 国語 B) の解答時間は十分だった 全道 全国 91 調査問題 ( 算数 A) の解答時間は十分だった 全道 全国 92 調査問題 ( 算数 B) の解答時間は十分だった 全道 全国 26

平成 29 年度全国学力 学習状況調査生徒質問紙調査の結果と考察 中学 3 年生徒 1: 肯定的な回答 ( している 当てはまる そう思う ) 2: やや肯定的な回答 ( どちらかといえば している 当てはまる そう思う ) 3: やや否定的な回答 ( あまりしていない どちらかといえば 当てはまらない そう思わない ) 4: 否定的な回答 ( まったくしていない 当てはまらない そう思わない ) 苫小牧市教育委員会 基本的な生活習慣 考察 基本的な生活習慣は 朝食を食べている 毎日 同じくらいの時間に寝る ことについて 肯定的な回答をした割合が前年度及び全国平均を下回っている 学校と家庭とが連携し 基本的な生活習慣の見直しを図る必要がある 1 朝食を毎日食べている 全道 全国 2 毎日 同じくらいの時刻に寝ている 全道 全国 3 毎日 同じくらいの時刻に起きている 全道 全国 27

自己肯定感 考察 将来の夢や目標をもっている ことの割合が 全国平均を上回っている また 自分にはよいところがある ことの割合が過去最高値となっている 目標をもたせることや自己肯定感をもつことができるような取組を継続する必要がある 4 ものごとを最後までやりとげて うれしかったことがある 全道 全国 5 難しいことでも 失敗を恐れないで挑戦している 全道 全国 6 自分には よいところがあると思う 全道 全国 7 友達の前で自分の考えや意見を発表することが得意である 全道 全国 28

8 友達と話し合うとき 友達の話や意見を最後まで聞くことができる 全道 全国 9 友達と話し合うとき 友達の考えを受け止めて 自分の考えをもつことができる ( 新設問 ) 全道 全国 10 将来の夢や目標をもっている 全道 全国 11 授業で学んだことを ほかの学習や普段の生活に生かしている ( 新設問 ) 全道 全国 29

家庭生活 ( テレビ ゲーム インターネット ) 考察 全ての設問において 2 時間を超える割合が全国平均を上回っている 学校と家庭が課題を共有し とまこまい学びの3か条 に沿った取組を進めていく必要がある テレビ ビデオ DVD 12 普段 ( 月 ~ 金 ) 1 日あたりのテレビやビデオ DVD の視聴時間 全道 全国 4h~ 4~3h 3~2h 2~1h 1~0h 0h テレビゲーム インターネット 13 普段 ( 月 ~ 金 ) 1 日あたりのテレビゲームの利用時間 ( コンピュータゲーム 携帯式のゲーム 携帯電話やスマートフォンを使ったゲームも含む ) 全道 全国 4h~ 4~3h 3~2h 2~1h 1~0h 0h 14 普段 ( 月 ~ 金 ) 1 日あたりの通話やメール インターネットの利用時間 ( ゲームを除く ) 全道 全国 4h~ 4~3h 3~2h 2~1h 1~0.5h 0.5~0h もっていない 30

家庭生活 ( 学習習慣 学習塾 ) 考察 授業の予習をしている ことの割合が全国平均を下回っている 一方で 自分で計画を立てて勉強をしている と 授業の復習をしている ことの割合は 全国平均を上回っている 個に応じた家庭学習の取組について 指導 支援を継続する必要がある 15 普段 ( 月 ~ 金 ) 学校の授業時間以外の 1 日当たりの学習時間 全道 全国 3h~ 3~2h 2~1h 1~0.5h 0.5h~0h 0h 16 休日 ( 土 日等 ) 1 日当たりの学習時間 全道 全国 3h~ 3~2h 2~1h 1~0.5h 0.5h~0h 0h 学習塾 17 学習塾 ( 家庭教師を含む ) で勉強している生徒の割合 *1: 学習塾に通っていない *2: 進んだ内容や難しい内容を勉強している *3: よく分からなかった内容を勉強している *4:2 3 両方の内容を勉強している *5:2 3の内容どちらともいえない 全道 全国 *1 *2 *3 *4 *5 31

読書 18 普段 ( 月 ~ 金 ) 家や図書館における 1 日あたりの読書時間 全道 全国 2h~ 2~1h 1~0.5h 0.5~0.1h 0.1~0h 0h 19 本を借りたり読んだりするために学校図書館を利用する割合 全道 全国 週に 4 回以上週に 1~3 回月に 1~3 回年に数回行かない 20 学校の部活に参加していますか ( 新設問 ) 全道 全国 運動部だけ文化部だけ両方参加せず 21 月 ~ 金曜日の 1 日あたりの部活動の時間 ( 新設問 ) 全道 全国 3h 以上 3~2h 2~1h 1~0.5h 0.5~0h 全くしない 22 家を出発してから学校に着くまでの時間 ( 新設問 ) 全道 全国 1h 以上 1~0.75h 0.75~0.5h 0.5~0.25h 0.25~0h 32

23 放課後に何をして過ごすことが多いですか ( 新設問 ) 全道 全国 24 土曜日の午前は 何をして過ごすことが多いですか ( 新設問 ) 全道 全国 部活動勉強や読書地域の活動学習塾など習い事 ( スポーツ以外 ) スポーツテレビ DVD ゲーム等家族と過ごす友達と遊ぶ学校で授業部活動勉強や読書学習塾など習い事 ( スポーツ以外 ) スポーツ地域の活動テレビ DVD ゲーム等家族と過ごす友達と遊ぶ 25 土曜日の午後は 何をして過ごすことが多いですか ( 新設問 ) 全道 全国 学校で授業部活動勉強や読書学習塾など習い事 ( スポーツ以外 ) スポーツ地域の活動テレビ DVD ゲーム等家族と過ごす友達と遊ぶ 家の人に関して 26 家の人と学校での出来事について話をしている 全道 全国 27 携帯やスマートフォンの使い方について 家の人との約束を守っているか ( 新設問 ) 全道 全国 きちんと守るだいたい守るあまり守らない守っていない約束はない 持っていない 33

28 テレビやゲームの時間などのルールを家の人と決めているか ( 新設問 ) 全道 全国 している どちらかといえばしている あまりしていない まったくしていない 29 家の人と将来のことについて話すことがあるか ( 新設問 ) 全道 全国 よく話す時々話すあまり話さない全く話さない 30 家の人は 授業参観や運動会などの学校の行事に来るか ( 新設問 ) 全道 全国 よく来る時々来るあまり来ない全く来ない 34

家庭学習 31 自分で計画を立てて勉強している 全道 全国 32 学校の宿題をしている 全道 全国 33 学校の授業の予習をしている 全道 全国 34 学校の授業の復習をしている 全道 全国 35

学校生活 ( 態度 授業 ) 考察 好きな授業がある 先生がよいところを認めてくれる ことの割合が全国平均を上回っている 個に応じた支援及び補充的なサポート学習の充実が図られていることがうかがえる 学校生活 35 学校に行くのは楽しい 全道 全国 36 学校で 友達に会うのは楽しい 全道 全国 37 好きな授業がある 全道 全国 38 異なる意見や少数意見のよさを生かしたり, 折り合いをつけたりして話し合い, 意見をまとめている 全道 全国 39 学級みんなで協力して何かをやり遂げ うれしかったことがある 全道 全国 36

40 先生はあなたのよいところを認めてくれている 全道 全国 41 先生は, 授業やテストで間違えたところや, 理解していないところについて, 分かるまで教えてくれる 全道 全国 37

社会や地域への関心 考察 肯定的な回答の割合について 全国平均を下回っている項目が多いが ボランティア活動に参加したことがある と回答した割合が前年度を上回っている 学校の教育活動全体を通して社会や地域の一員としての意識をさらに向上させることが必要である 42 今住んでいる地域の行事に参加している 全道 全国 43 地域や社会で起こっている問題や出来事に関心がある 全道 全国 44 地域や社会をよくするために何をすべきか考えることがある ( 新設問 ) 全道 全国 45 地域社会などでボランティア活動に参加したことがある 全道 全国 参加したことがある 参加したことがない 分からない 46 地域の方に勉強やスポーツを教えてもらったり 一緒に遊んだりすることがある ( 新設問 ) 全道 全国 よくある時々あるあまりない全くない 38

47 新聞を読んでいる 全道 全国 48 テレビやインターネットでニュースを見る 全道 全国 49 外国の人と友達になったり 外国のことをもっと知ったりしたい 全道 全国 50 将来 外国へ留学したり国際的な仕事についたりしたいと思う 全道 全国 39

道徳的価値観 ( 倫理観 ) 考察 困っている人を進んで助ける いじめは許されない 人の役に立ちたい と回答した割合が全国平均とほぼ同等であった 各学校での道徳教育やいじめ根絶の取組等の充実が図られていることがうかがえる 51 学校のきまりを守っている 全道 全国 52 友達との約束を守っている 全道 全国 53 人が困っているときは 進んで助けている 全道 全国 54 いじめはどんな理由があってもいけないことだと思う 全道 全国 55 人の役に立つ人間になりたいと思う 全道 全国 40

学習 ( 授業に関して ) 考察 授業のはじめにめあてを示すこと や 授業の最後に振り返り活動を行うこと の割合が 過去最高値となり全国平均を上回っている 話し合う活動をよく行った ことも全国平均を上回り 生徒主体の授業改善が進んできていることがうかがえる 56 総合的な学習の時間 に 自分で課題を立て 情報を整理して発表するなどをしている 全道 全国 57 授業では 自分たちで立てた課題に対して 自ら考え 自分から取り組んでいた 全道 全国 58 授業では 自分の考えを発表する機会が与えられていた 全道 全国 59 授業では 生徒の間で話し合う活動をよく行っていた 全道 全国 60 授業では 学級やグループの中で自分たちで課題を立てて その解決に向けて情報を集め 話し合いながら整理して 発表するなどの学習活動に取り組んでいた 全道 全国 41

61 授業では 学級の友達との間で話し合う活動では 話し合う内容を理解して 相手の考えを最後まで聞き 自分の考えをしっかり伝えていた 全道 全国 62 授業では 自分の考えを発表する機会では 自分の考えがうまく伝わるよう 資料や文章 話の組み立てなどを工夫して発表していた 全道 全国 63 授業のはじめには 目標 ( めあて ねらい ) が示されていた 全道 全国 64 授業の最後には 学習内容を振り返る活動を行っていた 全道 全国 42

65 授業で扱うノートには 学習の目標 ( めあて ねらい ) とまとめを書いていた 全道 全国 66 道徳の時間では 自分の考えを深めたり 学級やグループで話し合ったりする活動に取り組んでいた 全道 全国 67 授業や課題活動で地域のことを調べたり 地域の人と関わったりする機会があった ( 新設問 ) 全道 全国 68 400 字詰め原稿用紙 2~3 枚の感想文や説明文を書くことは難しい 全道 全国 69 学校の授業などで 自分の考えを説明したり 文章に書いたりすることは難しい 全道 全国 70 話し合う活動を通じて 考えを深めたり広げたりすることができている 全道 全国 43

学習 ( 国語科に関して ) 考察 読書が好き と回答した割合が全国平均を上回っており よくわかる と回答した割合は全国平均とほぼ同等である 一方で 国語の勉強が好き 役に立つ と回答した割合が前年度を下回っていることから 国語の学習が他の場面で役に立つと実感できるような授業改善が必要である 国語科 71 国語の勉強は好き 全道 全国 72 国語の勉強は大切だ 全道 全国 73 国語の授業の内容はよく分かる 全道 全国 74 読書は好き 全道 全国 44

75 国語の授業で学習したことは 将来 社会に出たときに役に立つと思う 全道 全国 76 国語の授業で目的に応じて資料を読み 自分の考えを話したり 書いたりしている 全道 全国 77 国語の授業で意見を発表するとき うまく伝えるように話の組み立てを工夫している 全道 全国 78 国語の授業で自分の考えを書くとき 考えの理由がわかるように気をつけている 全道 全国 79 今回の国語の問題について 文章を書く問題でどのように回答したか *1: 全ての書く問題で最後まで解答を書こうと努力した *2: 書く問題で解答しなかったり 解答を書くことを途中で諦めたりしたものがあった *3: 書く問題は全く回答しなかった *4: その他 全道 全国 *1 *2 *3 *4 45

学習 ( 数学科に関して ) 考察 よくわかる と回答した割合が過去最大値となり 全国平均を上回っている 一方で もっと簡単に解く方法はないか考える 諦めずにいろいろな方法で考える と回答した割合が 全国平均を下回っている 数学的な考え方のよさに気付かせるような授業改善を進める必要がある 数学科 80 数学の勉強は好き 全道 全国 81 数学の勉強は大切だ 全道 全国 82 数学の授業の内容はよく分かる 全道 全国 83 数学ができるようになりたい 全道 全国 46

84 数学の問題の解き方がわからないときは 諦めずにいろいろな方法で考える 全道 全国 85 数学の授業で学習したことを普段の生活の中に活用できないか考える 全道 全国 86 数学の授業で学習したことは 将来 社会に出たときに役に立つと思う 全道 全国 87 数学の授業で問題を解くとき もっと簡単に解く方法がないか考える 全道 全国 88 数学の授業で公式やきまりを習うとき その根拠を理解するようにしている 全道 全国 89 数学の授業で問題の解き方や考え方が分かるようにノートに書いている 全道 全国 47

90 今回の数学の問題について 言葉や数 式を使って わけや求め方などを書く問題でどのように回答したか *1: 全ての書く問題で最後まで解答を書こうと努力した *2: 書く問題で解答しなかったり 解答を書くことを途中で諦めたりしたものがあった *3: 書く問題は全く回答しなかった *4: その他 全道 全国 91 調査問題 ( 国語 A) の解答時間は十分だった *1 *2 *3 *4 全道 全国 92 調査問題 ( 国語 B) の解答時間は十分だった 全道 全国 93 調査問題 ( 数学 A) の解答時間は十分だった 全道 全国 94 調査問題 ( 数学 B) の解答時間は十分だった 全道 全国 48

平成 29 年度全国学力 学習状況調査学校質問紙調査の結果と考察 学力向上に向けた取組 学校図書館 学校図書館を活用した授業を行った 1 週に 1 回程度 またはそれ以上行った 2 月に数回程度行った 3 学期に数回程度行った 4 年に数回程度行った 5 行っていない 6その他, 無回答 小学校 苫小牧市教育委員会 全道 全国 1 2 3 4 5 6 中学校 全道 全国 1 2 3 4 5 6 考察 学校図書館を利用した授業は 年々増加傾向にある 小 中学校とも 学期に数回程度以上行ったと回答した割合が 全国平均を上回っている 各学校で学校図書館が 効果的な学びの場として活用されていることがうかがえる 補充学習 放課後を利用した補充的な学習サポートを実施した 小学校 全道 全国 週に4 回以上週に2~3 回週に1 回月に数回程度年に数回程度行っていないその他 中学校 全道 全国 週に4 回以上週に2~3 回週に1 回月に数回程度年に数回程度行っていないその他 49

長期休業期間を利用した補充的な学習サポートを実施した 小学校 全道 全国 延べ13 日以上延べ9~12 日延べ5~8 日 1 日 ~ 延べ4 日行っていない 中学校 全道 全国 延べ13 日以上延べ9~12 日延べ5~8 日 1 日 ~ 延べ4 日行っていない 考察 放課後を利用した補充的な学習サポートは計画的に行われており 特に中学校では全ての学校で実施されている 長期休業期間を利用した補充的な学習サポートも定着しており 実施している学校の割合が全国平均を大きく上回っている 今後も児童生徒の学力向上のために 退職校長等地域の人材活用を図ったり 指導体制を工夫したりしながら継続することが望まれる 授業 1 よく行った 2 どちらかといえば 行った 3 あまり行っていない 4 まったく行っていない 5 その他 授業で扱うノートに 学習の目標 ( めあて ねらい ) とまとめを書くように指導した までの設問 学習方法 ( 適切にノートをとる テストの間違いを振り返って学習するなど ) に関する指導をした 小学校 全道 全国 1 2 3 4 5 中学校 全道 全国 1 2 3 4 5 50

学級やグループで話し合う活動を授業などで行った 小学校 全道 全国 1 2 3 4 5 中学校 全道 全国 1 2 3 4 考察 ノートに学習の目標とまとめを書くことについては 中学校においては教師と生徒の割合がほぼ一致している 小学校においては 教師と児童の割合に10% 近い開きがある 話し合う活動の位置付けについては 小学校 中学校ともに100% と回答している 児童生徒の回答との差は15% 程度あるが その差は年々縮まってきている 全国学力 学習状況調査や地方公共団体における独自の調査等の結果の活用 調査等の結果を学校全体で教育活動を改善するために活用した 小学校 全道 全国 中学校 (02) 全道 全国 よく行っている 行っている ほとんど行っていない よく行っている 行っている ほとんど行っていない 考察 小 中学校とも よく行った と回答した割合が過去最高値となり 全国平均を大きく上回っている 各学校で 調査結果を分析し授業改善に反映させる体制ができてきている 51

正答数の分布グラフ 平成 29 年度全国学力 学習状況調査 調査結果概要 [ 国語 A: 主として知識 ] 苫小牧市教育委員会 児童 小学校調査 正答数分布グラフ ( 横軸 : 正答数, 縦軸 : 割合 ) 平成 29 年度全国学力 学習状況調査 調査結果概要 [ 国語 B: 主として活用 ] 苫小牧市教育委員会 児童 小学校調査 正答数分布グラフ ( 横軸 : 正答数, 縦軸 : 割合 ) 52

正答数の分布グラフ 平成 29 年度全国学力 学習状況調査 調査結果概要 [ 算数 A: 主として知識 ] 苫小牧市教育委員会 児童 小学校調査 正答数分布グラフ ( 横軸 : 正答数, 縦軸 : 割合 ) 平成 29 年度全国学力 学習状況調査 調査結果概要 [ 算数 B: 主として活用 ] 苫小牧市教育委員会 児童 小学校調査 正答数分布グラフ ( 横軸 : 正答数, 縦軸 : 割合 ) 53

正答数の分布グラフ 平成 29 年度全国学力 学習状況調査 調査結果概要 [ 国語 A: 主として知識 ] 苫小牧市教育委員会 生徒 中学校調査 正答数分布グラフ ( 横軸 : 正答数, 縦軸 : 割合 ) 平成 29 年度全国学力 学習状況調査 調査結果概要 [ 国語 B: 主として活用 ] 苫小牧市教育委員会 生徒 中学校調査 正答数分布グラフ ( 横軸 : 正答数, 縦軸 : 割合 ) 54 54

正答数の分布グラフ 平成 29 年度全国学力 学習状況調査 調査結果概要 [ 数学 A: 主として知識 ] 苫小牧市教育委員会 生徒 中学校調査 正答数分布グラフ ( 横軸 : 正答数, 縦軸 : 割合 ) 平成 29 年度全国学力 学習状況調査 調査結果概要 [ 数学 B: 主として活用 ] 苫小牧市教育委員会 生徒 中学校調査 正答数分布グラフ ( 横軸 : 正答数, 縦軸 : 割合 ) 55 55