(4) 給与所得者の( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除申告書 の記入について 下表および次頁の記入例を参照のうえ ご記入ください 項目 ESS/EXselfを利用できる方 ESS/EXselfを利用できない方 A 給与の支払元会社名をご記入ください B 給与の支払元会社の所在地をご記入くださ

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内に 耐火建築物以外の建物についてはその購入の日以前 20 年以内に建築されたものであること 地震に対する安全上必要な構造方法に関する技術的基準又はこれに準ずるものに適合する一定の中古住宅 を 平成 17 年 4 月 1 日以降に取得した場合には 築年数に関係なく適用が受けられます (56ページ 一

2 引き続き居住の用に供している場合 とされる場合本人が 転勤などのやむを得ない事情により 配偶者 扶養親族その他一定の親族と日常の起居を共にしないこととなった場合において その家屋等をこれらの親族が引き続きその居住の用に供しており やむを得ない事情が解消した後は 本人が共にその家屋に居住することに

第 7 章 間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 52ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期

所得税関係 ( 住宅ローン控除の特例 ) の改正 ⑵ 震災税特法の制度 ( 適用期間の特例 ) の概要東日本大震災によって被害を受けたことにより 住宅ローン税額控除の適用を受けていた家屋 ( 以下 従前家屋等 といいます ) を居住の用に供することができなくなった居住者については その居住の用に供す

2. 配偶者控除等申告質問回答 配偶者控除等の適用 ( 収入 ) 範囲がわからない 配偶者控除等の適用となる収入範囲は 以下のとおりです ご本人の当年の合計所得金額が1,000 万円以下かつ配偶者の当年の合計所得金額が123 万円以下 申告書に証憑を添付しなければいけないのか? 配偶者の合計所得が


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2. 省エネ改修工事 耐震改修工事をした場合の所得税額の特別控除に係る工事範囲の拡充 (1) 改正の趣旨 背景 新築の長期優良住宅の認定基準制度に加え 平成 28 年 2 月 増改築による長期優良住宅の認定基準が制定された 長期優良住宅であると認定されることで 税制上様々な優遇措置を受けることができ

間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 53ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期間 5 年間

左記に該当しない方 ボタンを選択した場合 ( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除 というリンクになった文字をクリックすると 住宅借入金等特別控除の入力画面が表示されます 所得 所得控除等入力 画面で ( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除 というリンクになった文字をクリックすると 3 ページ

必要な書類 市町村 住民票の写し 原本 居住開始年月日を記載するため 法務局 原本 登記簿に記載した内容を確認するため 請負契約書 写 売買契約書 写 ⑨ 家屋 土地等の取得価額を記載するため 住宅取得資金に係る 借入金の年末残高等証明書 原本 二面 一面⑨から転記,,, 借入金残高の確認 家屋の取

2. 控除の適用時期 Q. 12 月に取得した自宅の所在地に 年末までに住民票を移しましたが 都合で引っ越しが翌年になってしまった場合 住宅ローン控除はいつから受けることになりますか A. 住宅ローン控除の適用を受けるためには 実際に居住を開始することが必要です したがって 住民票を移した年ではなく

各年の住宅ローン控除額の算出 所得税から控除しきれない額は住民税からも控除 当該年分の住宅ローン控除額から当該年分の所得税額 ( 住宅ローン控除の適用がないものとした場合の所得税額 ) を控除した際に 残額がある場合については 翌年度分の個人住民税において 当該残額に相当する額が 以下の控除限度額の

控除の種類判定 次の表に従い 対象となる控除を判定します 区分対象となる控除該当ページ 一般住宅の新築等 A 一般住宅の新築等に係る住宅借入金等特別控除 3 ページ 認定住宅の新築等 A2 認定住宅の新築等に係る住宅借入金等特別控除 4 ページ 中古住宅の購入 A3 中古住宅の購入に係る住宅借入金等

平成12年11月18日

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平成21年4月 源泉所得税改正のあらまし

目次 はじめに 申告の流れ 扶養控除申告 年末調整申告書の情報入力 台紙の印刷 1


( 別添資料 ) 注意事項等 1 既に提出いただいている平成 年分扶養控除等申告書について次のような異動があった場合は, 異動申告が必要です ( 用紙は提出先にあります ) 1 控除対象扶養親族であった家族の就職や結婚等により控除対象扶養親族の数が増減 ( 特に減少 ) したとき 2 結婚によって控

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2 住宅の取得等に係る税額控除の判定表住宅の新築や購入をされた方は 1 を 住宅の増改築等をされた方は 2 をご覧いただき 対象となる税額控除 をご確認ください なお 複数の税額控除から1つを選択できる場合がありますが いずれの税額控除が有利となるかは 毎年の所得金額や借入金等の年末残高などによって

スライド 1

第2 質疑応答


平成 31 年度住宅関連税制改正の概要 ( 一社 ) 住宅生産団体連合会 平成 31 年 3 月 (1) 住宅ローン減税の拡充 ( 所得税 個人住民税 ) 消費税率 10% が適用される住宅取得等をして 2019 年 10 月 1 日から 2020 年 12 月 31 日までの間にその者の居住の用に

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13. 平成 29 年 4 月に中古住宅とその敷地を取得した場合 当該敷地の取得に係る不動産取得税の税額から 1/2 に相当する額が減額される 14. 家屋の改築により家屋の取得とみなされた場合 当該改築により増加した価格を課税標準として不動産 取得税が課税される 15. 不動産取得税は 相続 贈与

税金のいろいろ所得税の計算の税金サラリーマン20 生活の税金株式の税金事業の税金不動産の税金贈与の税金相続の税金(2) 適用を受けるための主な要件 取得又は増改築等をした日から6か月以内に居住すること 住宅の床面積が50m 2 以上で取得又は増改築後の家屋の床面積の1/2 以上が居住用であること 中

東日本大震災により被害を受けた方の入力編

(2) 給与 賞与控除 ( 天引き ) 分の確認 入力 ( 記入 ) 1 一般生命保険料 介護医療保険料 個人年金保険料 地震保険料 ( 旧長期損害保険料を含む ) の給与 賞与控除 ( 天引き ) 分については 事前に登録 ( 表示 ) しておりますので 登録 ( 表示 ) 内容を確認してください

Q. 市販税務ソフトを使用する場合にも統一入力様式の統一 CSV レイアウトを用いる必要がありますか A. 市販税務ソフトの仕様によりますので ご使用の市販税務ソフトの問合せ窓口へお問い合わせください PCdesk での申告データ作成 Q. 電子的提出の一元化を利用せず 引き続き PCdesk を利


2 税務署への提出方法の選択 画面において 書面提出 をクリックする 3 申告書等印刷を行う際の確認事項 画面において ご利用のパソコンの環境が推奨環境を満たしていることを確認の上 ご利用のパソコンの環境 (O S/ ブラウザ /PDF 閲覧ソフト ) が以下の推奨環境を満たしている をチェックする

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新しい住宅ローン減税・投資型減税のしくみ(上)

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この特例は居住期間が短期間でも その家屋がその人の日常の生活状況などから 生活の本拠として居住しているものであれば適用が受けられます ただし 次のような場合には 適用はありません 1 居住用財産の特例の適用を受けるためのみの目的で入居した場合 2 自己の居住用家屋の新築期間中や改築期間中だけの仮住い

イ税務署へ確定申告書を提出し 所得税の住宅ローン控除の適用を受けている 退職所得 山林所得がある方 所得税の平均課税の適用を受けている方は 住宅ローン控除申告書を提出することにより控除額が大きくなる場合があります 申告書を提出される方は3 月 15 日 ( 月 ) までに申告してください 申告しなけ

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以下本人の給与収入速報 平成 29 年度税制改正解説所得課税 ~ 配偶者控除及び配偶者特別控除の見直し 2 配偶者の給与収入が 万円超 15 万円以下の場合の改正案の控除額及び改正前後の影響について 配偶者特別控除 配偶者の給与収入 万円超 15 万円 15 万円以上 11 万円 11 万円以上 1

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B 事例 1: 日本赤十字社と公益財団法人公益法人協会ともに 所得控除方式 を適用し ffff た場合に還付される税金について 前提 1 寄附先の名称等 ( 弊協会の他に 東日本大震災の義援金として日本赤十字社に寄附したものと仮定 ) 名称金額備考 日本赤十字社 ( 東日本大震災義援金 ) 30,0

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1 基本項目 ⑴ 所轄税務署長給与の支払者の所在地 ( 住所 ) の所轄税務署名を入力します 所轄税務署が不明な場合 国税庁ホームページ にある 税務署を検索 で郵便番号等による検索ができますので 参照してください ⑵ 給与の支払者の法人番号この欄には 申告書を受理した給

所得控除 基礎控除 配偶者控除などの下記の表に記載されたものをいいます それぞれ一定の要件を満たしている場合は 課税所得金額を計算する際に それぞれの控除が受けられます 個人の県民税 個人の市町村民税 12

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あなたと生計を一にする配偶者やその他の親族が受け取る公的年金等から引き落とされている国民健康保険 料 後期高齢者医療保険料 介護保険料はあなたの控除の対象とはなりませんので御注意ください 5 生命保険料控除 地震保険料控除 について それぞれ該当する欄に昨年中に支払った金額を記入し 以下の計算方法に

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平成21年10月30日

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注 1 認定住宅とは 認定長期優良住宅及び認定低炭素住宅をいう 注 2 平成 26 年 4 月から平成 29 年 12 月までの欄の金額は 認定住宅の対価の額又は費用の額に含まれる消費税等の税率が 8% 又は 10% である場合の金額であり それ以外の場合における借入限度額は 3,000 万円とする

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基本資料1-平成25年税制改正ポイント(表紙).pdf

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所得拡大促進税制 報告書 作成の手引き

Transcription:

1.( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除申告について 1-1.( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除とは? ( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除とは 一定の住宅借入金等をして住宅の取得等をし 6ヶ月以内に居住した場合において その住宅借入金等の年末残高を基に計算した金額を当年分の所得税から控除するものです 1-2.( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除の申告対象となる方次の1~3のすべての条件を満たす方が申告の対象となります 12007 年 ~2017 年の間に申告の対象となる家屋に入居した方で 居住開始年に確定申告にて控除の適用を受けている方 2 本年 12 月 31 日まで引き続き申告対象の家屋に居住している方 ( 貸家 空家等ご本人が引き続き居住していない場合は対象外 ) 東日本大震災により被災された方は 災害等により家屋に居住できなくなる日まで引き続き居住していた場合 控除の適用を受けることができます 会社都合による転勤により居住できなくなった方につきましては こちらをご参照ください 3 年末時点で住宅に関する償還期間 ( 賦払期間 ) が10 年以上の融資を受けている方 ( バリアフリー 省エネ改修工事に係る特定増改築等特別控除対象の場合は償還期間 5 年以上が対象 ) 年末時点で借入金残高が土地分のみとなる場合は 控除対象にはなりません 1-3. 申告方法について (1) 申告方法 ESS/EXself を利用できる方 ESS/EXself を利用できない方 年末調整操作マニュアル または EXself 利用マニュアル を参照のうえ ESS/ 一般メニュー / 年末調整 または EXself/ 年末調整メニューより申告してください 必要事項を入力いただき PDF 台紙を印刷のうえ 提出してください ESSマニュアル掲載 URL: https://humanet21.hitachi.co.jp/change/hum/process/index.html EXselfマニュアル掲載箇所 : EXself/ オンラインヘルプ /EXselfマニュアル 給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書 および 住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書 にて 申告書に必要事項を記入のうえ 申告してください (2) 提出書類 ESS/EXself を利用できる方 ESS/EXself を利用できない方 1 平成 30 年分給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書 ( 本年分 ) 2 平成 30 年分住宅借入金等特別控除残高証明書類添付台紙 3 住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書 13については 必ず原本を提出してください 1 平成 30 年分給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書 ( 本年分 ) 2 住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書 : 税務署より配付 :ESS/EXselfより出力 : 金融機関より送付 : 税務署より配付 : 金融機関より送付 12 については 必ず原本を提出してください 申告書記入方法につきましては (4) 給与所得者の ( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除申告書 の記入についてをご参照ください (3) 書類の提出における取り扱いについて申告書類平成 30 年分給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書申告区分 ( 税務署より送付 ) 税務署から配付されている申告書へ ESS/EXselfを申告書台紙必要事項を記入の利用できる方証明書うえ 認印を押印してください ESS/EXself を利用できない方 証明書申告書 住宅借入金等の残高証明書 ( 金融機関より送付 ) ESS/EXselfより出力される台紙へ証明書 ( 原本 ) をホチ証明書キス留してください 証明書 申告書裏面へ原本をホチキス留めして提出してください 住宅借入金等特別控除残高証明書類添付台紙 (ESS/EXselfより出力) チェックボックスの証明書内容を確認のうえ 申告書を一番上にし台紙て重ね 左上でホチ証明書キス留めをして提出してください ---- 1 / 7

(4) 給与所得者の( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除申告書 の記入について 下表および次頁の記入例を参照のうえ ご記入ください 項目 ESS/EXselfを利用できる方 ESS/EXselfを利用できない方 A 給与の支払元会社名をご記入ください B 給与の支払元会社の所在地をご記入ください C 余白へ 従業員番号 (9 桁 ) 電話番号( 日中に連絡の取れる番号 ) をご記入ください 記載のない場合は控除の適用を受けられない可能性がありますのでご注意ください D 氏名をご記入のうえ 認印を押印してください 押印がない場合は 書類を返却させていただきます E 現住所をご記入ください 申告書下部に印字された住所と現住所が異なる場合は 住所相違理由を余白にご記入ください ( 例 ) 区画整理等 F 残高証明書および申告書下部に印字された 年末調整のための住宅借入金等特別控除 証明書 の内容に基づきご記入ください ESS/EXselfにてご入力いただくため 新築または購入した家について申告される方記入は不要です 1~5および11~14を記入 増改築について申告される方 6~10および11~14を記入 G 以下に該当する場合はご記入ください 1. 借入のプラン変更等に伴い 住宅資金の借り換えをされた方 ( 借り換えとは ) 借換え直前の最終残高をご記入ください また 借換え直前の最終残高がわかる書類を 添付してください 借換え直前の最終残高がわからない場合は 借換え前の金融機関にご確認ください 2. 連帯債務をされている方 ( 連帯債務とは ) ご自身の連帯債務割合 (**%) をご記入ください 連帯債務割合がわからない場合は 初年度に確定申告を行った際に税務署へ提出した 計算明細書 に連帯債務割合が記載されておりますので ご確認ください (5) 留意事項 1 住宅借入金等の残高証明書の提出について 必ず原本を提出してください コピーの提出は不備扱いとなります ローン返済予定表は残高証明書にはなりません 必ず年末残高証明書を提出してください 証明日が記載された部分は切り取らずに提出してください 借入者の氏名がご本人様の証明書のみ提出してください ご家族名義の証明書の提出は不要です 本年中に住宅借入金等の繰上げ返済をされた場合 繰上げ返済後の年末残高が記載されている 住宅借入金等の残高証明書 を入手してから申告してください 繰上げ返済前の証明書で申告した場合 後日税務署より指摘される可能性があります 2 住宅借入金等特別控除申告書での特例等の判断について 給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書 右下枠外の表示内容をご確認ください 現行の特別控除の場合 : 平成 年中居住者用 税源移譲による特例控除の場合 : 平成 年中居住者 特例用 バリアフリー 省エネ改修控除の場合 : 平成 年中居住者 特定増改築等住宅借入金等特別控除用 ( 注 1) 認定長期優良住宅控除の場合 : 平成 年中居住者 認定長期優良住宅用 震災特例控除の場合 : 平成 年中居住者用 震災再取得等用 ( 注 1) ( 注 1)ESS/EXselfから申告することができません ESS/EXselfを利用できない方 として申告書をご提出願います 3 東日本大震災により 現住所と控除の適用対象となる家屋の住所が異なる場合についてり災証明書 ( 写し ) を添付してください 紛失された方は お近くの市区町村役場にて発行を依頼してください 4 特定取得について特定取得とは 住宅の取得等に係る対価の額または費用の額に含まれる消費税等が8% で課される住宅等の取得を行った方が該当します 給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書 下部の居住開始年月日と右下枠外の表示内容をご確認ください 特定取得に該当する場合 : 居住開始年月日の最後に ( 特定 ) と印字されている ( 例 ) 平成 年 月 日 ( 特定 ) 特定取得と認定長期優良住宅控除に : 居住開始年月日の最後に ( 特定 ) と印字されている該当する場合 ( 例 ) 平成 年 月 日 ( 特定 ) かつ : 平成 年中居住者 認定長期優良住宅用 2 / 7

給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書 記入例 必ず平成 30 年分を提出してください C 従業員番号 連絡先必ず押印してください 個人番号記入欄がある住宅借入金等特別控除申告書の個人番号の記入は不要です A 給与の支払元会社 B 給与の支払元会社住所 D 署名 捺印 E 現住所 印 F G 借換前最終残高 *** 円連帯債務割合 **% 3 / 7

2. 住宅借入金等特別控除申告概要 2-1. 住宅の 2018 年控除額一覧 居住開始年 2007 年 1 月 1 日から 2007 年 12 月 31 日まで 2008 年 1 月 1 日から 2008 年 12 月 31 日まで 2009 年 1 月 1 日から ( 認定長期優良住宅は 2009 年 6 月 4 日から ) 2009 年 12 月 31 日まで 2010 年 1 月 1 日から 2010 年 12 月 31 日まで 2011 年 1 月 1 日から 2011 年 12 月 31 日まで 2012 年 1 月 1 日から ( 認定低炭素住宅は 2012 年 12 月 4 日から ) 2012 年 12 月 31 日まで 2013 年 1 月 1 日から 2013 年 12 月 31 日まで 2014 年 1 月 1 日から 2014 年 3 月 31 日まで 2014 年 4 月 1 日から 2014 年 12 月 31 日まで 2015 年 1 月 1 日から 2015 年 12 月 31 日まで 2016 年 1 月 1 日から 2016 年 12 月 31 日まで 2017 年 1 月 1 日から 2017 年 12 月 31 日まで 年末残高の限度額控除率控除の限度額控除年数 特例 25,000,000 0.4% 100,000 12 年目 特例 20,000,000 0.4% 80,000 11 年目 一般 50,000,000 1.0% 500,000 10 年目 ( 最終 ) 認定 50,000,000 1.2% 600,000 10 年目 ( 最終 ) 一般 50,000,000 1.0% 500,000 9 年目 認定 50,000,000 1.2% 600,000 9 年目 一般 40,000,000 1.0% 400,000 8 年目 認定 50,000,000 1.2% 600,000 8 年目 震災 40,000,000 1.2% 480,000 8 年目 一般 30,000,000 1.0% 300,000 7 年目 認定 40,000,000 1.0% 400,000 7 年目 震災 40,000,000 1.2% 480,000 7 年目 一般 20,000,000 1.0% 200,000 6 年目 認定 30,000,000 1.0% 300,000 6 年目 震災 30,000,000 1.2% 360,000 一般 20,000,000 1.0% 認特定定 50,000,000 1.0% 500,000 5 年目 震災 50,000,000 1.2% 600,000 5 年目 一般 20,000,000 1.0% 200,000 4 年目 特定 40,000,000 1.0% 400,000 4 年目 30,000,000 1.0% 6 年目 認定 30,000,000 1.0% 300,000 5 年目 震災 30,000,000 一般特定 認定 認定 20,000,000 40,000,000 30,000,000 1.0% 1.2% 360,000 1.0% 200,000 5 年目 200,000 5 年目 1.0% 400,000 5 年目 300,000 5 年目 300,000 5 年目 4 年目 認特定定 50,000,000 1.0% 500,000 4 年目 震災 50,000,000 1.2% 600,000 4 年目 一般 20,000,000 1.0% 200,000 3 年目 特定 40,000,000 1.0% 400,000 3 年目 認定 30,000,000 1.0% 300,000 3 年目 認特定定 50,000,000 1.0% 500,000 3 年目 震災 50,000,000 1.2% 600,000 3 年目 一般 20,000,000 1.0% 200,000 2 年目 特定 40,000,000 1.0% 400,000 2 年目 認定 30,000,000 1.0% 300,000 2 年目 認特定定 50,000,000 1.0% 500,000 2 年目 震災 50,000,000 1.2% 600,000 2 年目 4 / 7

2-2. 特定増改築等住宅借入金等特別控除について 高齢者等居住改修工事等を含む特定増改築等住宅借入金等特別控除 ( バリアフリー改修工事 ) 特定居住者 ( 注 2) が 自己の所有し居住している家屋に対し 一定のバリアフリー改修工事を含む増改築等をし 一定の借入金または債務を有する場合において 選択により居住年以後 5 年間の各年にわたり 控除の適用を受けることができます ( 注 2) 特定居住者とは以下のいずれかに該当する居住者 1 本人が年齢 50 歳以上であること 2 本人が介護保険法の要介護または要支援の認定を受けている人 3 本人が障がい者である人 4 上記の 2 か 3 に該当する親族または 年齢が 65 歳以上の親族と同居している人 断熱改修工事等を含む特定増改築等住宅借入金等特別控除 ( 省エネ改修工事 ) 居住者が 自己の所有し居住している家屋に対し 一定の省エネ改修工事を含む増改築等をし 一定の借入金または債務を有する場合において 選択により居住年以後 5 年間の各年にわたり 控除の適用を受けることができます 増改築等住宅借入金等の各年の最高控除額項目控除率控除期間年末残高の限度額最高控除額合計 1 増改築等工事費用 1,000 万円 1.00% 2 内 特定増改築等 5 年 12 万円 60 万円 200 万円 2.00% に係る改修工事費用 増改築等住宅借入金等の年末残高の限度額は 1と2の合計で1,000 万円となります 控除額の計算 ( バリアフリー改修 省エネ改修 ) 特定増改築等住宅借入金等の年末残高合計 (2) 2% + 特定増改築等住宅借入金等の年末残高合計 (1) - (2) 1 % = 特定増改築等住宅借入金等特別控除額 (100 円未満切捨 ) 2-3. 震災特例について東日本大震災により 家屋に居住することができなくなった方につきましては 選択により以下の控除を受けることができます 1 適用期間の特例震災の日まで引き続き居住し その家屋にかかる住宅借入金等の残高を有す場合 引き続き控除の適用を受けることができます 2 控除額の特例一定の要件を満たす住宅の再取得をして居住した場合 選択により通常の住宅借入金等特別控除の適用に代えて再取得等をした住宅に居住した年以後 10 年間において 控除率の高い控除の適用を受けることができます 3 重複適用の特例居住することができなくなった家屋等に係る住宅借入金等特別控除と 再取得等をした家屋に係る住宅借入金等特別控除の適用年が重複する場合 その年において重複して控除を受けることができます 2-4. 特定取得について消費税 8% で住宅を購入した方に適用されます 同年に購入された場合でも 消費税率が 8% で購入された場合 控除限度額が高く設定されます なお 消費税率は 2014 年 4 月に 8% へ引き上げられていますが 消費税増税の 6 か月前 (2013 年 9 月 30 日 ) までに工事の請負契約を締結したものは 2014 年 4 月以降の引き渡しであっても 消費税 5% の税率が適用されます また 認定長期 震災等の特例に関しても購入した消費税率により 控除限度額が変動します 2-5. 連帯債務について連帯債務による住宅借入金等の年末残高がある場合 控除を受ける方が負担すべき割合 については 原則として ( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除の適用を受ける最初の年の確定申告の際に提出した 住宅借入金等特別控除額の計算の基礎となる住宅借入金等の年末残高の計算明細書 または 住宅借入金等特別控除額の計算明細書 に記入した負担割合により 年末残高を計算します 金融機関等より送付される住宅借入金の年末残高証明書の残高全額を対象として申告することはできません なお 住宅借入金等が連帯債務となっている方は 金融機関等から送付される住宅借入金の年末残高証明書の摘要欄等に連帯債務者の名前等が記載されております 控除を受ける方が負担すべき部分の年末残高の計算 連帯債務としている連帯債務による住宅借入金等の年末控除を受ける方が住宅借入金等の = 残高のうち控除を受ける人が負担負担すべき割合年末残高 ( 円 ) すべき部分の年末残高 ( 円 ) 5 / 7

2-6. 借換えについて住宅借入金等特別控除の適用を受けている人が 住宅借入金等の借換えをした場合において 借換えによる新たな住宅借入金等の当初金額が 借換え直前の最終的な住宅借入金等の残高を上回っている場合には 次により計算した金額を住宅借入金等の年末残高とします ただし 借換えによる新たな住宅借入金等の当初金額が 借換え直前の最終的な住宅借入金等の残高を下回っていた場合 ( 借換え直前の最終残高 / 借換えの当初金額が1を超える場合 ) は 年末残高にかける値を1として計算します なお 税務署の指摘により 借換えを行った方につきましては 完済時に発行される計算書または返済予定表等 借換直前の借入金最終残高が記載された書面 ( 写し ) を提出願います 紛失された方は 完済時点の残高証明書の発行を金融機関へ依頼のうえ 提出願います 1 借換えが 1 回の場合 本年の住宅借入金等の年末残高 借換え直前の最終的な住宅借入金等の残高借換えによる新たな住宅借入金等の当初金額 ESS/EXself を利用できる方は 上記金額を借換え欄に入力することで自動計算されます 2 借換えが 2 回の場合 本年の住宅借入金等の年末残高 借換え1 回目の直前の最終残高借換え1 回目の当初金額 借換え2 回目の直前の最終残高借換え2 回目の当初金額 1 2 ESS/EXselfを利用できる方は 1の金額を本年の住宅借入金等の年末残高 2を借換え欄に入力することで自動計算されます 例 1 回目が 借換え直前の最終残高 借換え後当初金額 の場合 本年の年末残高 11,811,046 円 計算式 1 回目借換え直前残高 17,516,496 円 11,811,046 17,516,496 16,244,009 = 1 回目当初金額 17,500,000 円 17,500,000 16,500,000 11,627,802 2 回目借換え直前残高 16,244,009 円 基礎となる残高 2 回目当初金額 16,500,000 円 1を超えるため 1として計算 ESS/EXselfでは 残高欄に11,811,046 円を入力 例 1 回目が 借換え直前の最終残高 < 借換え後当初金額 の場合 本年の年末残高 11,811,046 円 計算式 1 回目借換え直前残高 16,476,288 円 11,811,046 16,476,288 16,244,009 1 回目当初金額 17,500,000 円 17,500,000 16,500,000 = 10,947,600 2 回目借換え直前残高 16,244,009 円 基礎となる残高 2 回目当初金額 16,500,000 円 11,120,125 ESS/EXselfでは 残高欄に11,120,125 円を入力 2-7. 住宅借入金等の年末残高が家屋の取得対価等の額を超える場合家屋の取得または増改築等のための住宅借入金等の年末残高の合計額が 家屋の取得対価等の額または増改築等に要した費用の額を超える場合 それぞれその家屋の取得対価等の額または増改築等に要した費用の額に相当する部分の金額だけが対象となります 2-8. 住宅の取得等に関し一定の補助金等の交付金を受取った場合 2011 年 6 月 30 日付の税制改正により 住宅取得等に関し補助金等 ( 国または地方公共団体から交付される補助金または給付金その他これらに準ずるもの ) の交付を受ける場合には 住宅取得等に係る対価の額または費用額からその補助金等の額を控除した金額を基礎として 住宅借入金等特別控除額の計算を行うこととされました なお この改正は 2011 年 6 月 30 日以後に住宅の取得等に係る契約を締結する場合について適用されます 6 / 7

2-9. 転勤等により居住できなくなった場合について 1 住宅の取得等をした年に転居した場合住宅の取得等をして居住した人が その取得等をした年の 12 月 31 日までの間に 勤務先からの転任命令等により その家屋に居住できなくなった場合であっても 居住年の翌年以後再びその家屋に居住した場合には 一定の要件の下で 控除期間内のうち 再居住年以後の各適用年について住宅借入金等特別控除の適用を受けることができます なお この制度は 2009 年 1 月 1 日以後に居住することができなくなった場合に適用されます 例 2009 年 2010 年 2011 年 2012 年 居住開始 11 月末転居 ( 会社都合による転任 ) 再居住 2009 2010 年は控除不可 2011 年は確定申告にて控除可能 2012 年年末調整から残りの控除期間が控除可能 (2012~2018 年の 7 年間 ) 2 住宅の取得等をした年の翌年以後に転居した場合住宅の取得等をして住宅借入金等特別控除の適用を受けていた人が 勤務先からの転任命令等によりその家屋に居住できなくなったことにより当該控除の適用を受けられなくなった後 再びその家屋に居住した場合には 一定の要件の下で 控除期間内のうち 再居住年以後の各適用年について住宅借入金等特別控除の適用を受けることができます なお この制度は 2003 年 4 月 1 日以後に居住することができなくなった場合に適用されます 例 2007 年 2008 年 2009 年 2010 年 居住開始 2007 年は確定申告にて控除可能 3 月末転居 ( 会社都合による転任 ) 2008 年は控除不可 再居住 2009 年年末調整から残りの控除期間が控除可能 (2009~2016 年の 8 年間 ) 3 再適用に関する注意事項 1. 転勤先が国内の場合本人および生計を一にする家族全員が転勤先等に転居した場合は 引き続きその対象の家屋に居住していないものとして取り扱われ 転居期間は控除の適用を受けることができません 控除の再適用を受ける場合は 転勤等により対象の家屋に居住しなくなる日までに所轄税務署に対して 所定の手続きを行う必要があります 詳しくは所轄税務署へお問い合わせください ただし 本人が単身赴任した後も対象となる家屋に生計を一にする親族が引き続き居住している場合に限り 対象の住宅に引き続き住んでいるものとして取り扱われ 転居期間も控除の適用を受けることができます 単身赴任の取り扱いは 生計を一にする親族が本人転居等の後も引き続き 対象の家屋に居住していることを前提としています 2. 転勤先が海外の場合税制改正により居住開始年月日が平成 28 年 4 月 1 日以降の場合については 上記 1. 転勤先が国内の場合 と同様の控除の適用要件を満たす場合については 国内所得分について 住宅借入金等特別控除の適用を受けることができるようになりました 7 / 7