に 子どもの意欲を尊重する という態度を保護者が取ることで の 学びに向かう力 を育て さらにそれが基本になって 文字 数 思考 を育てるという結果がみられた 4 に保護者が子どもの 思考を促す 態度を取ることが 子どもの 学びに向かう力 や 文字 数 思考 の育ちにおいて大事な役割を果たしているこ

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3. 学びに向かう力 や 生活習慣 などの自立にかかわる力の育成を子育てにおいて重視する傾向も各国共通しており どの国でも 8~9 割の母親が 力を入れている と回答 4. 母親の 寄り添い型養育態度 が いずれの国でも 好奇心 や がんばる力 の発達に関連しています 好奇心 や がんばる力 を育て

報道関係各位

小学生の英語学習に関する調査

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

報道関係各位 2018 年 5 月 31 日 東京大学社会科学研究所所長佐藤岩夫株式会社ベネッセホールディングス代表取締役社長安達保 東京大学社会科学研究所 ベネッセ教育総合研究所共同研究プロジェクト 子どもの生活と学びに関する親子調査 2017 結果速報 勉強や目標が 自己肯定感 に影響 - 保護

家庭における教育

報道関係各位 2012 年 1 月 25 日 株式会社ベネッセコーポレーション 代表取締役社長福島保 高校受験調査 ~ 高校 1 年生は自らの高校受験をどのように振り返っているのか ~ 高校受験を通じて やればできると自信がついた 71% 一方で もっと勉強しておけばよかった 65% 株式会社ベネッ

【報道発表資料】

本調査では 学習時間を十分に取っている子どもほど学業成績がよいという結果が明らかになりました 学習の 量 と 成績 は ある程度比例します この意味で 一定の学習時間を確保することは 学力を高めるのに重要な要素といえます しかし一方で 相対的に短い学習時間でも 学習方法の工夫によって成果を上げること

1 国の動向 平成 17 年 1 月に中央教育審議会答申 子どもを取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育の在り方について が出されました この答申では 幼稚園 保育所 ( 園 ) の別なく 子どもの健やかな成長のための今後の幼児教育の在り方についての考え方がまとめられています この答申を踏まえ

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調査結果からみえてきたこと 2017 年の出生数は 1899 年の統計開始以降 最も少ない 94.6 万人になりました 急速な少子化の進行は 日本の人口構造に変化を与え 労働力不足や社会保障の在り方など さまざまな面に課題をもたらします こうした社会環境の中にあって 0~1 歳児を育てている母親の

幼児期の家庭教育国際調査 の調査概要 調査対象 :4 歳 ~ 6 歳 ( 就学前 ) の子どもをもつ母親調査項目 : 生活習慣 学びに向かう力 ( 非認知的スキル ) 文字 数 思考 ( 認知的スキル )/ 母親の養育態度 行動 / メディアとのかかわり / 母親の教育観 子育て観 / 教育 しつけ

3. 将来の目標がはっきりしている を肯定する子どもは半数程度 中学生がもっとも低く 高校 3 年生で 6 割になる 将来の目標がはっきりしている ( あてはまる [ とても + まあ ]) の比率は 小 4~6 生で 5 割強 中学生で 4 割台に低下し 高 3 生で 6 割になる 夢見る小学生と

調査結果からみえてきたこと 大学教育改革の渦中にあった 8 年間の学生の意識や学びの変化をまとめると 以下 3 点です (1) アクティブ ラーニング形式の授業が増え 自己主張できる学生が増加 大学の授業で際立って増加しているのが アクティブ ラーニングの機会です 特にこの 4 年間で ディスカッシ

結果のまとめ の労働者の労働時間の長さと それが子育てへの参画に及ぼす影響は 少子化の課題のひとつになっています 本調査でも ( 首都圏 ) の働く母親 父親の帰宅時間は 4 か国の中で遅い傾向にありました その結果 特に 父親が仕事のある日 子どもと一緒に過ごす時間は もっとも短く 育児への取り組

乳児期からの幼児教育について 大阪総合保育大学 大方美香

ニュースレター 報道関係各位 2018 年 10 月 26 日 株式会社ベネッセホールディングス広報 IR 部 小学生の読書に関する実態調査 研究 読書は学力が低い子どもたちに大きなプラス効果 自分で調べる 話題が増える 幅広いメリットが明らかに 株式会社ベネッセホールディングスの子会社 株式会社ベ

Water Sunshine

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

どこでもかんがえるあそびシリーズ 教材例 4月号 をさがしてみよう 4 5歳向けの すてっぷ 講座には 数 論理プログラム 5 6歳向けの じゃんぷ 講座の総 合コースには 自分なりに考える力プログラム を用意し 視点や立場を変えて複数の視点から考える習 慣や 論理的に順序立てて関連づけながら考えて

3-2 学びの機会 グループワークやプレゼンテーション ディスカッションを取り入れた授業が 8 年間で大きく増加 この8 年間で グループワークなどの協同作業をする授業 ( よく+ある程度あった ) と回答した比率は18.1ポイント プレゼンテーションの機会を取り入れた授業 ( 同 ) は 16.0

第 3 章 保護者との関わり 子育て支援 に来園する親子の平均組数は 国公立で 14.1 組 私立で 19.2 組だった ( 図 表 3-3-1) では どのようなことを親子は体験しているのだろうか 実施内容について複数回答で聞いたところ 私立幼稚園と国公立幼稚園で違いがみられた (

1 発達とそのメカニズム 7/21 幼児教育 保育に関する理解を深め 適切 (1) 幼児教育 保育の意義 2 幼児教育 保育の役割と機能及び現状と課題 8/21 12/15 2/13 3 幼児教育 保育と児童福祉の関係性 12/19 な環境を構成し 個々 1 幼児期にふさわしい生活 7/21 12/

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

基本方針 これまでも幼稚園は幼稚園教育要領に 保育園は保育所保育指針に基づいた幼児教育 保育を展開してきた また 平成 20 年 3 月の大幅な改定により 3 歳児から5 歳児の教育に関する内容では整合性が図られている しかし 統一されたカリキュラムがないことで 幼稚園と保育園の内容に違いがあるかの

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

ポイント 1: 幼児教育と小学校教育の特徴や違いを理解する 保幼小の円滑な接続に向けて まずは 幼児教育と小学校教育の特徴や違いを理解することが重要です 幼児教育 幼児期の教育では 幼児の自発的な活動としての 遊び を通して 様々な体験や学びの芽生えを積み重ねることができるよう 保育者が環境を構成し

愛媛県学力向上5か年計画

目 次 1. 策定の趣旨 2 2. 基本理念 2 3. 計画の期間及び推進状況の把握 2 4. 計画の対象 2 5. 第 1 次計画 における成果と課題 2 (1) 成果 2 (2) 課題 3 6. 計画の全体構想図 3 7. 推進事業 4 (1) 家庭における読書活動の推進 4 (2) 地域 図書

アンケート調査の実施概要 1. 調査地域と対象全国の中学 3 年生までの子どもをもつ父親 母親およびその子どものうち小学 4 年生 ~ 中学 3 年生までの子 該当子が複数いる場合は最年長子のみ 2. サンプル数父親 母親 1,078 組子ども 567 名 3. 有効回収数 ( 率 ) 父親 927

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2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと


調査の結果 問 1 あなたの性別は 調査に回答していただいた生徒の性別は 男 が問 % 女 が 49.5% です 男 女 問 2 あなたは, 生まれてからずっと鈴鹿市に住んでいますか 生まれたときから鈴鹿市に ずっと住ん

ハンドブックp10-14:東京都教育委員会

3 平成 29 年 3 月に幼稚園教育要領 保育所保育指針 幼保連携型認定こども園教育 保育要領が改訂され 来年度から全面実施されます 新幼稚園教育要領等では 改訂の基本的な方針として 1) 幼児期の終わりまでに育ってほしい姿 の明確化 健康な心と体 自立心 協同性 道徳性 規範意識の芽生え 社会生

Microsoft Word - 03目次

の間で動いています 今年度は特に中学校の数学 A 区分 ( 知識 に関する問題 ) の平均正答率が全 国の平均正答率より 2.4 ポイント上回り 高い正答率となっています <H9 年度からの平均正答率の経年変化を表すグラフ > * 平成 22 年度は抽出調査のためデータがありません 平

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利用者負担額 ( 保育料 ) の他にかかる費用の概要 正色第一保育園 施設所在地 中川区下之一色町字中ノ切 631 電話番号 ( 問合せ先 ) 費目費用 対象者 実費徴収 日用品 文房具 の教育 保育に必要な物品の購入に関する費用 日用品費 文房具費 被服費 教材費 上記に該当

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

共同での啓発活動に至った背景 1. 幼児期の目の発達について子どもは 生まれてからものを見ることで視力が少しずつ発達していきます 生まれて 3~4 カ月たつとものが見えるようになり 1 歳では平均視力が 歳では平均視力が 0.8 と徐々に視力が発達し 6~ 7 歳でものを見る機能が完成し

基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります 基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります (1) 基礎的 基本的な学力の定着児童 生徒一人ひとりが生きる力の基盤として 基礎的 基本的な知識や技能を習得できるよう それぞ

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

第4章妊娠期から育児期の父親の子育て 45

目次 第 1 章策定の趣旨 1 第 2 章現状と課題 2 第 3 章基本理念と基本目標 4 第 4 章基本方針 6 第 5 章担い手とその役割 10 用語の定義 本指針において使用する用語の定義は以下のとおりとします 乳幼児期 生後から小学校に入る前まで 幼児期 概ね3 歳から小学校に入る前 幼児教

草津市 ( 幼保一体化 ) 集計表 資料 4 幼児教育と保育の一体的提供のための現況調査 ( 施設アンケート ) 速報 平成 25 年 7 月草津市 1

幼児期の教育と小学校教育との円滑な接続の在り方について ( 報告 ) ( 概要 ) 子どもの発達や学びの連続性を踏まえた幼児期の教育 ( 幼稚園 保育所 認定こども園における教育 ) と児童期の教育 ( 小学校における教育 ) の円滑な接続の在り方について検討し 以下のとおり 報告をとりまとめた 1

本日 2012 年 2 月 15 日の記者説明会でのご報告内容をお送りいたします 文部科学省記者会でも配布しております 報道関係各位 2012 年 2 月 15 日 株式会社ベネッセコーポレーション代表取締役社長福島保 新教育課程に関する校長 教員調査 新教育課程に関する保護者調査 小学校授業 国語

ICTを軸にした小中連携

平成 29 年度児童発達支援センターバンビ事業計画 1. 基本方針 児童発達支援センターバンビは相模原市南区の発達障害児の療育を遂行するため 以下の基本理 念 療育基本指針に則りサービスを提供する 1) 基本理念 1 児童一人ひとりに対する丁寧な 根拠 ある療育相模原療育園の医療スタッフとの連携によ

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7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

(2) 記録用サポートブックの作り方 記録用サポートブックは 一般様式 を使って書きます 一般様式 は 項目 本人の状況 支援方法 の 3 つの枠からできています 様式一般様式支援者 : 場所 : 日付 : < 項目 > 例 ) 話を聞く( 授業中 ) 使い ポイント 方 気になるな 困ったな と思

データ概要調査対象 : 留学ジャーナルから 7 月 ~9 月に短期留学 (1 週間 ~4 週間の留学を指す ) した大学生に任意で実施したアンケート調査の結果調査人数 :64 名調査期間 :2016 年 9 月 26 日 ~10 月 16 日 留学期間 1 週間以内 2 週間 3 週間 4 週間 合

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

必要性 学習指導要領の改訂により総則において情報モラルを身に付けるよう指導することを明示 背 景 ひぼう インターネット上での誹謗中傷やいじめ, 犯罪や違法 有害情報などの問題が発生している現状 情報社会に積極的に参画する態度を育てることは今後ますます重要 目 情報モラル教育とは 標 情報手段をいか

[2007版] 平成23年度 全国学力・学習状況調査の結果概要(01 小・・

平成29年度 小学校教育課程講習会 総合的な学習の時間

単元構造図の簡素化とその活用 ~ 九州体育 保健体育ネットワーク研究会 2016 ファイナル in 福岡 ~ 佐賀県伊万里市立伊万里中学校教頭福井宏和 1 はじめに伊万里市立伊万里中学校は, 平成 20 年度から平成 22 年度までの3 年間, 文部科学省 国立教育政策研究所 学力の把握に関する研究

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

 

第3部 次世代育成支援対策(前期行動計画) 第3章 子どもの心身の健やかな成長に資する教育環境の整備

説明会の内容 1 事業計画について 1 2 認定こども園について 2 3 認定こども園での教育 保育について 3 4 認定こども園の概要 ( 案 ) について 1 施設の所在等 2 施設の規模 3 開園時期 4 主な配置施設 5 5 認定区分 6 保育日及び保育時間 7 利 定員 6 8 認定区分に

(3) 指導について本単元のねらいは 体の発育 発達について その一般的な現象や思春期の体の変化などについて理解できるようにすること 体をより良く発育 発達させるための生活のしかたについて理解できるようにすること である そのねらいを達成するため 児童が学習に興味 関心をもち 意欲的に取り組むことが

幼児の実態を捉えると共に 幼児が自分たちで生活をつくり出す保育の在り方を探り 主体的 に生活する子どもを育むための教育課程及び指導計画を作成する 3 研究の計画 <1 年次 > 主体的に生活する幼児の姿を捉える 教育課程 指導計画を見直す <2 年次 > 主体的に生活する幼児の姿を捉え その要因につ

資料1 団体ヒアリング資料(ベネッセ教育総合研究所)

2017 年度は 過去 年間の経験を踏まえ 以下の 5 項目を事業計画とした 認定子ども園豊中愛光幼稚園 2017 年度事業計画 (1) 豊中愛光幼稚園の質の向上に努める 1. 教育 保育の質の向上を目指して 幼児クラスの保育のあり方を再確認する 特に 幼児クラスの預かり保育時間 (1:00~18:

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3 特別支援学級における学習指導案 特別支援学級においても 学習指導案は授業の設計図としての働きに変わりはありません しかし 特別支援学級では 児童生徒の実態から指導の内容や計画を考えることに大きな意味があります 通常の学級の学習指導案では 例えば 単元について は学習指導要領に沿った指導計画に基づ

調査の概要調査方法 : インターネットによる調査調査対象 : 全国のイーオンキッズに通う小学生のお子様をお持ちの保護者 500 名全国の英会話教室に通っていない小学生のお子様をお持ちの保護者 500 名計 1,000 名調査実施期間 : イーオン保護者 :2017 年 4 月 1 日 ( 土 )~

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01表紙福島

お子さんの成長にあわせ お母さんの食生活を見直してみませんか? お子さんの成長にあわせて あなたの食生活をかえるチャンスがあります 3 か月 か月 か月

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図表 2-1から 最も多い回答は 子どもが望む職業についてほしい (9%) であり 以下 職業に役立つ何らかの資格を取ってほしい (82.7%) 安定した職業についてほしい (82.3%) と続いていることが分かる これらの結果から 親が自分の子どもの職業に望むこととして 最も一般的な感じ方は何より

フトを用いて 質問項目間の相関関係に着目し 分析することにした 2 研究目的 全国学力 学習状況調査結果の分析を通して 本県の児童生徒の国語及び算数 数学の学習 に対する関心 意欲の傾向を考察する 3 研究方法平成 25 年度全国学力 学習状況調査の児童生徒質問紙のうち 国語及び算数 数学の学習に対

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第2節 茨木市の現況

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

幼稚園 保育所ができること 一緒にやりましょう! 幼稚園 保育所は 子ども同士がふれあう以外に 保護者同士が交流できる場でもあります ここでは 各幼稚園 保育所が保護者と連携するとともに 保護者同士のふれあい つながりづくりに向けた取組みを記載しています 1 ( 幼稚園 保育所 ) 幼稚園 保育所と

2 調査結果 (1) 教科に関する調査結果 全体の平均正答率では, 小 5, 中 2の全ての教科で 全国的期待値 ( 参考値 ) ( 以下 全国値 という ) との5ポイント以上の有意差は見られなかった 基礎 基本 については,5ポイント以上の有意差は見られなかったものの, 小 5 中 2ともに,

第 1 章 札幌市幼児教育振興計画の策定 本計画は 主に幼稚園教育を対象とする 本計画は 平成 18 年度から概ね10 年間を計画期間とし 今後はこの方向性に基づいて早期に具体的な施策 ( アクションプログラム ) を打ち出していく 本計画は 社会情勢の変化などに対応し 必要に応じて計画の見直しを行

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報道関係各位 2014 年 1 月 17 日 株式会社ベネッセコーポレーション代表取締役社長明田英治 第 1 回幼児期の家庭教育調査 縦断調査 ( 歳児 ~4 歳児 ) の 生活習慣 や保護者の 子どもの意欲を尊重する 態度が の 学びの基礎 につながる ~ 同一の子どもについて 4 年間にわたる変化をとらえる追跡調査結果 第 1 弾 ~ 株式会社ベネッセコーポレーション ( 本社 : 岡山市 以下ベネッセ ) の社内シンクタンク ベネッセ教育総合研究所 次世代育成研究室 では 子どもをもつ母親 1,460 名を対象に 201 年 1 月に 第 1 回幼児期の家庭教育調査 縦断調査 を実施しました この調査は から小学 1 年生までの 4 年間にわたり 幼児期から小学校に入る期間の生活や意識の変化をとらえることを目的に 同一の子どもについて継続して調査を行うものです 今回は 歳児から 4 歳児の期間の調査を実施しました 幼児教育 は 家庭と幼稚園 保育園の双方で担われるものです は幼児期の始まりの時期として集団での活動に取り組む は幼児教育の充実をはかる 5 歳児期は幼児期の仕上げと小学校入学を見据えた活動を行うという位置付けにあります 小学校での生活を考える際には 5 歳児期が注目されますが 調査結果からは 歳児から 4 歳児にかけての育ちの特徴や保護者の関わりが それ以降の成長にとって大切な時期であることが明らかになりました < 幼児期に必要な準備について > 国際的に幼児教育への関心が高まる中 小学校以降の学習の基盤として 自立した生活習慣や 物事への集中力 人と協力して物事に取り組む力が重要視されています 本調査では 小学校入学以降の学習や生活に適応するために求められる幼児期の学びとして 以下の つの軸を設定して調査を行いました 1. 生活習慣 = トイレ 食事 あいさつ 片づけなど生活していくために必要な習慣 2. 学びに向かう力 = 自分の気持ちを言う 相手の意見を聞く 物事に挑戦しようとする等 自己主張 自己抑制 協調性 がんばる力 好奇心に関係する力. 文字 数 思考 = 文字や数の読み書き 順序の理解など 幼児期から小学校段階での学習に関係する力 主な調査結果は以下の通りです 1 歳から 4 歳の時期にかけて 学びに向かう力 としての 自己抑制 協調性 がんばる力 が 大きく発達していく傾向が見られた 自己抑制 自分がやりたいと思っても 人の嫌がることはがまんできる 71.% 79.9% ルールを守りながら遊べる 88.6% 9.% 協調性 遊びなどで友だちと協力することができる 88.5% 94.0% 友だちとけんかをしても あやまるなどして仲直りができる 8.5% 89.2% がんばる力 物事をあきらめずに 挑戦することができる 58.1% 62.9% 自分でしたいことがうまくいかないときでも 工夫して達成しようとすることができる 56.9% 65.2% 2 に 生活習慣 を身につけることで での 生活習慣 学びに向かう力 文字 数 思考 の力が育っていくことが明らかになった 1

に 子どもの意欲を尊重する という態度を保護者が取ることで の 学びに向かう力 を育て さらにそれが基本になって 文字 数 思考 を育てるという結果がみられた 4 に保護者が子どもの 思考を促す 態度を取ることが 子どもの 学びに向かう力 や 文字 数 思考 の育ちにおいて大事な役割を果たしていることが明らかになった 思考を促す態度 ; 子どもの質問に対して自分で考えられるように促している 一つの遊びには多様な遊び方があることを気付かせるようにしている 等の 4 項目から構成 親が子どもの問いへの答えを教えるという行動ではなく 子どもの考えを受け止めて自分で考えさせるような関わりを指す 今回の調査結果から の 生活習慣 の定着によって 4 歳時期の 生活習慣 学びに向かう力 文字 数 思考 の力が伸びることが明らかになりました 保護者は 子どもが 歳児のときに生活習慣を身につけられるようにすることがその後の幼児期の学習への準備を支える上で大切であると思われます また 保護者が子どもの意欲を尊重する態度をとること 自分の力で考えられるように上手に促すことによって 子どもの 学びに向かう力 が伸び そこから 文字 数 思考 の育ちにもつながっていくことがわかりました 今回は母親を対象にした調査ですが 歳から4 歳の時期にかけては 子どもを取り巻く大人たちが 子どもの主体性を重視するような関わり方をすることが大切であると考えられます 調査概要 調査テーマ幼児期から小学校 1 年生までの子どもの学びの様子と 親のかかわりや意識調査方法郵送法 ( 自記式アンケートを郵送により配布 回収 ) 調査時期 201 年 1 月調査対象年少期から小学 1 年生までの継続調査に同意した母親 1,460 名調査地域全国調査項目子どもの生活時間 / 子どもの学習準備 / 母親の養育態度 / 母親のかかわり / 園で大切にしてほしいこと / 習い事 / 読み聞かせなど調査 分析無藤隆 ( 白梅学園大学教授 ) 秋田喜代美( 東京大学大学院教授 ) 荒牧美佐子( 目白大学専任講師 ) 都村聞人( 東京福祉大学専任講師 ) 後藤憲子 ( ベネッセ教育総合研究所主任研究員 ) 高岡純子 ( 同研究所主任研究員 ) 田村徳子 ( 同研究所研究員 調査事務局 ) 監修者の解説は右記 HPにございます http://berd.benesse.jp/jisedai/research/detail1.php?id=684 < 本調査の特徴 > 2012 年 1 月 ~2 月に 歳 ~6 歳児の横断調査を実施 その後 2012 年時点で 歳児 ( 年少児 ) を持つ母親を対象として 4 年間の縦断調査 ( 追跡調査 ) を行う計画である 今回の調査結果は 201 年 1 月時点のもので 同一の子どもの 歳から 4 歳への変化を分析した この縦断調査では 過去の時点での保護者の関わりが現時点での子どもの成長にどのように影響するのか 因果関係を明らかにすることができる 2

< 添付資料 > 第 1 回幼児期の家庭教育調査 フォローアップ調査 詳細データ 1 歳から 4 歳の時期にかけて 学びに向かう力 としての 自己抑制 協調性 がんばる力 が大きく発達する傾向が見られた 学びに向かう力 = 自己主張 協調性 自己抑制 好奇心 がんばる力 の 5 領域からなる < 図 1: 自己抑制 自分がやりたいと思っても 人の嫌がることはがまんできる > < 図 1: 自己抑制 自分がやりたいと思っても 人の嫌がることはがまんできる > とてもあてはまるとてもあてはまるまああてはまるまああてはまる 0% 10% 20% 0% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 12.5% 58.8% 71.% 15.% 64.6% 79.9% < 図 2: 協調性 遊びなどで友だちと協力することができる > とてもあてはまる まああてはまる 28.2% 60.% 88.5% 6.2% 57.8% 94.0 % < 図 : がんばる力 物事をあきらめずに 挑戦することができる > とてもあてはまるとてもあてはまる まああてはまるまああてはまる 0% 10% 20% 0% 40% 50% 60% 70% 10.8% 47.% 58.1 % 1.1% 49.8% 62.9 %

2 に 生活習慣 を身につけることで での 生活習慣 学びに向かう力 文字 数 思考 の力が育っていくことが明らかになった に生活習慣が身についている子どものほうが の 自己抑制 がんばる力 論理性 が高くなっていた 生活習慣 とは 夜決まった時間に寝るこ とができる 脱いだ服を自分でたためる など 学びに向かう力 7 項目からなる 強い影響がある / 弱い影響がある やや強い影響がある 文字 数 思考 < 図 4:の自己抑制 > 自分がやりたいと思っても 人の嫌がることは我慢できる < 図 5:のがんばる力 > 物事をあきらめずに 挑戦することができる 歳児生活習慣 高群 (452) 中群 (477) 低群 (497) 70.8% 80.1% 90.0% 歳児生活習慣 高群 (452) 中群 (477) 低群 (497) 52.5% 61.6% 76.5% < 図 6:の論理性 > 自分のことばで順序を立てて 相手にわかるように話せる 歳児生活習慣 高群 (452) 中群 (477) 低群 (497) 76.5% 8.6% 90.% の生活習慣に関する 7 項目について とてもあてはまる を 4 点 まああてはまる を 点 あまりあてはまらない 2 点 ぜんぜんあてはまらない を 1 点として算出し 平均点を 区分して分析 4

に 子どもの意欲を尊重する という態度を保護者が示すことで の 学びに向かう力 を育て さらにそれが基本になって 文字 数 思考 を育てるという結果がみられた (A)に保護者が 子どもの意欲を尊重する態度 を取っているほうが の がんばる力 や 好奇心 が高くなっていた (B) 学びに向かう力 がついている子どもは 基本的学力や論理性が高くなっていた 子どもの意欲を尊重する態度 とは 子どもがやりたいこ とを尊重し 支援している どんなことでも まず子どもの気 持ちを受け止めるようにしている など 7 項目からなる A 意欲を尊重する態度 保護者が子どもの < 図 7:のがんばる力 > 高群 (478) 中群 (498) 低群 (459) 物事をあきらめずに挑戦することができる 54.5% 6.7% 70.1% 意欲を尊重する態度 保護者が子どもの < 図 8:の好奇心 > 工夫して遊べる 高群 (478) 中群 (498) 低群 (459) 94.8% 91.6% 86.7% B の保護者の子どもの意欲を尊重する態度に関する 7 項目について とてもあてはまる を 4 点 まああてはまる を 点 あまりあてはまらない を 2 点 ぜんぜんあてはまらない を 1 点として算出し 平均点を 区分して分析 < 図 9:の基本的学力 > 指やおはじきなどを使って 数を足したり引いたりす ることができる 挑物戦事あてはまでをあてはまるきある (918) るきらあてはまめらないあてはまらないず (528) に (528) < 図 10:の論理性 > 自分のことばで順序を立てて相手にわかるように話せる ず物 に事挑をあてはま 72.9% あてはまる戦 (918) 88.5% ある (918) でききあてはまるら 61.7% あてはまらないめらない (528) 74.8% (528) の 物事をあきらめずに挑戦することができる を あてはまる あてはまらない の 2 群に分けて分析 5

4 歳時期に保護者が子どもの 思考を促す 行動を取ることが 子どもの 学びに向かう力 や 文字 数 思考 の育ちにおいて大事な役割を果たしていることが明らかになった 思考を促す 行動 子どもの質問に対して 自分で考えられるように促している 一つの遊びには多様な遊び方があることを気づかせるようにしている 等の 4 項目から構成 親が子どもの問いへの答えを教えるという行動ではなく 子どもの考えを受け止めて引き出すようなかかわりを指す (A) に保護者が子どもの 思考を促す 行動を取っているほど の がんばる力 好奇心 が高くなっていた (B) に保護者が 文字 数 への関心を促す行動をとっている程 の 基本的学力 論理性 が高くなっていた A 思考を促している 保護者が子どもの < 図 11:のがんばる力 > 物事をあきらめずに 挑戦することができる 高群 (89) 中群 (504) 低群 (559) 5.7% 65.1% 7.0% 考を促している 保護者が子どもの思 < 図 12:の好奇心 > 工夫して遊べる 高群 (89) 中群 (504) 低群 (559) 87.1% 95.4% 92.7% B < 図 1:の基本的学力 > 指やおはじきなどを使って数を足したり引いたりすることができる < 図 14:の論理性 > 自分のことばで順序をたてて 相手にわかるように話せる 字 数を促している 保護者が子どもの文 高群 (9) 中群 (492) 低群 (562) 55.5% 71.5% 8.0% 字 数を促している 保護者が子どもの文 高群 (9) 中群 (492) 低群 (562) 87.0% 84.8% 78.5% の保護者の思考の促しに関する 4 項目 文字 数の促しに関する 4 項目について とてもあてはまる を 4 点 まああ てはまる を 点 あまりあてはまらない を 2 点 ぜんぜんあてはまらない を 1 点として算出し 平均点を 区分して分析 6

補足 < 調査の対象となった 歳児から 4 歳児の状況 > 子どもの就園状況については 89.1% 99.6% に増え ほぼすべての子どもが園で集団生活を過ごすようになっている時期である 就園状況 幼稚園保育園認定こども園その他の園 施設園や施設には通っていない ( 未就園 ) 無答不明 0% 10% 20% 0% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 1.4% 1.0% 54.6% 2.1% 9.9% 1.1% 89.1% 1.6% 0.6% 65.% 2.1% 0.1% 99.6% 0.2% < 子どもの 思考を促す 行動について> 子どもの 思考を促す 行動は 以下の 4 項目により構成されている 子どもの質問に対して 自分で考えられるようにうながしている 一つの遊びには多様な遊び方があることを気づかせようとしている 子どもと一緒に出かけた後 お互いに感じたことなどを話し合っている 子どもの どうして なぜだろう などの質問に答えている < 子どもの 意欲を尊重する 態度について> 子どもの 意欲を尊重する 態度は 以下の 7 項目により構成されている 子どもがやりたいことを尊重し 支援している どんなことでも まず子どもの気持ちを受け止めるようにしている しかるよりもほめるようにしている しかるとき 子どもの言い分を聞くようにしている 何事にも子どもの意見や要望を優先させている 子どもが自分でやろうとしているとき 手を出さずに最後までやらせるようにしている 指図せずに子どもに自由にさせている <4 歳児の基本的学力について > 4 歳児の基本的学力は 自分の名前をひらがなで書ける かな文字を読める 10 までの数字 を書ける 絵本や図鑑を 1 人で読める などの 10 項目から構成されている 7