2013ワンポイント特別号_償却奉行21.indd

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改正による 固定資産奉行 での実務影響 ( 勘定奉行 と連動して 仕訳伝票を作成している場合 ) 1. 改正による実務への影響範囲を確認する 平成 23 年度の消費税法改正のうち 消費税申告書 と 付表 2 の様式の変更 還付申告に関する明細書の添付の義務化に関しては 保守契約にご加入のお客様に対し


CONTENTS 目 次 序 章 電子申告を行う前に 4 電子申告を行う前に準備するもの 4 第 1 章 当システムでの前準備 6 当システムの電子申告の流れ 6 納税者情報を確認する 8 電子証明書を登録する 9 償却資産税の電子申告先を登録する 10 2

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ケース 1: 死亡日より後に給与 ( 賞与 ) の支給がない場合 1 年末調整をする [ 年末調整 ]-[ 年末調整処理 ]-[ 年末調整処理 ] メニューを選択します [ 年末調整処理 条件設定 ] 画面で 以下を選択して [OK] ボタンをクリックします 年末調整方法 : 単独年調処理方法 :

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平成 5 年 11 月 5 日発行 sss 償却奉行 1 シリーズ 毎年 1 月に行う償却資産税の申告時期が近づいてまいりました こちらでは 償却奉行 1シリーズで平成 6 年度の償却資産税申告をスムーズに行うためのワンポイントをまとめております 疑問が生じたときはもちろん いざ! というときの予備知識として ぜひ一度お読みください CONTENTS 平成 6 年度償却資産税申告に関するワンポイント 1 3 4 5 6 電算申告用の申告書の出力方法 償却資産申告書の納税者情報欄等の入力方法 3 申告書の集計方法 4 本年度評価額の計算方法 5 課税標準の特例が適用される資産の登録方法 6 よくあるお問い合わせ 7 11 償却資産税の申告方法は 提出先の各市区町村によって異なる場合があります 今回の奉行ワンポイント講座の内容と お客様の申告方法が一致しない可能性がありますので あらかじめご了承ください

1 電算申告用の申告書の出力方法 償却奉行では 電子計算機を使用しての申告 ( 電算申告 ) に対応した申告書を出力できます 電算申告で出力した申告書類は そのまま各市区町村に提出できます 電算申告を行う際は 各市区町村から送付される書類の添付が必要な場合があります 各市区町村で発行している 申告の手引き などをご確認ください 電算申告用の申告書を出力する場合には 償却資産申告書 種類別明細書 で以下のように設定してください 償却資産申告書 1 [ 申告書 ]-[ 地方税 ]-[ 償却資産申告書 ] メニューを選択します 申告書の種類に 電算申告 を選択します 3 評価額の印刷に する を選択します 3 種類別明細書 1 [ 申告書 ]-[ 地方税 ]-[ 種類別明細書 ] メニューを選択します 申告書の種類に 電算申告 を選択します 種類別明細書の申告書の種類 増加申告 前年の1 月 日から申告年度の1 月 1 日までに増加 ( 取得 移動 ) した資産を集計するため 増加した資産の確認用としても使用できます 減少申告 前年の1 月 日から申告年度の1 月 1 日までに減少 ( 除却 移動 ) した資産を集計するため 減少した資産の確認用としても使用できます

奉行ワンポイント講座 特別号 償却資産申告書の納税者情報欄等の入力方法 償却奉行では 以下のメニューで償却資産申告書に出力される納税者情報等の内容を入力 設定できます 各メニューで正しく入力 設定されているかを確認しましょう [導入処理]-[会社情報登録]メニュー [導入処理]-[役所登録]メニュー [機能]-[会計事務所登録]メニュー [導入処理]-[会社情報登録]メニュー [機能]-[会計事務所登録]メニュー [導入処理]-[役所登録]メニュー 3

3 申告書の集計方法償却資産税の申告書類である 償却資産申告書 種類別明細書 の集計方法について ワンポイントを ご紹介します 特定の資産種類のみが集計されない または同じ資産種類の中でも特定の資産明細のみが集計されない場合には 以下の内容をご確認ください 資産種類登録 [ 導入処理 ]-[ 資産種類登録 ] メニューの地方税区分が 0: 地方税対象外 の場合には その資産種類が設定されている資産明細は 申告書に集計されません 必要に応じて変更してください 地方税区分が 0: 地方税対象外 のため 資産種類コード 05 が設定されている資産明細は すべて集計されません 資産明細入力 [ 日常処理 ]-[ 資産明細入力 ] メニューの [ 申告 ] ページで 申告区分が 1: 法人税申告 9: 非申告 の場合には その資産明細は申告書に集計されません 0: 法人税 地方税申告 に変更します 申告区分が 1: 法人税申告 のため この資産明細は申告書に集計されません 集計単位 申告書の集計単位は 役所 + 地方税区分 です 役所 は[ 日常処理 ]-[ 資産明細入力 ] メニューの [ 基本 ] ページで設定している事業所に 地方税区分 は資産種類に関連付けられています そのため 事業所コードや資産種類コードが異なる資産であっても 関連付けられている 役所 や 地方税区分 が同じ場合には まとめて集計されます [ 導入処理 ]-[ 資産種類登録 ] メニュー [ 導入処理 ]-[ 事業所登録 ] メニュー 4

4 本年度評価額の計算方法課税標準額の計算の基礎となる本年度評価額は [ 日常処理 ]-[ 資産明細入力 ] メニューの [ 申告 ] ページで 以下の計算式により算出されます 前年 " 中 " 取得資産の場合 ( 平成 5 年 1 月 日 ~ 平成 6 年 1 月 1 日取得 ) 本年度評価額 = 取得価額 減価残存率表 [A] の減価残存率 例 取得価額 300,000 円耐用年数 6 年 ( 減価残存率表 [A] の減価残存率 0.840) 取得年月日平成 5 年 4 月 1 日本年度評価額 = 300,000 円 0.840 = 5,000 円 前年 " 前 " 取得資産の場合 ( 平成 5 年 1 月 1 日までに取得 ) 本年度評価額 = 前年度評価額 減価残存率表 [B] の減価残存率 例 取得価額 300,000 円 耐用年数 6 年 ( 減価残存率表 [B] の減価残存率 0.681) 取得年月日 平成 4 年 4 月 1 日 前年度評価額 5,000 円 本年度評価額 = 5,000 円 0.681 = 171,61 円 5

5 課税標準の特例が適用される資産の登録方法一定の経済政策や社会政策上の観点から 税負担を軽減するための課税標準の特例措置が設けられています 課税標準の特例は 適用される業種や資産が定められていますので 各市区町村にご確認ください 課税標準の特例の適用を受ける資産は 特例率 または 本年度控除加算額 を入力します また 本年度評価額 を直接修正する方法についてもご説明します 特例率 1 [ 日常処理 ]-[ 資産明細入力 ] メニューの [ 申告 ] ページを選択します 特例率を 地方税項目の 特例率 欄に分数で入力します 1 [ 申告書 ]-[ 地方税 ]-[ 種類別明細書 ] メニュー 種類別明細書の 率 の欄に 010 と印字され 本年度評価額の 分の 1 の金額で課税標準額が計算されます 本年度控除加算額 課税標準額を控除する金額を直接入力できます 1 [ 日常処理 ]-[ 資産明細入力 ] メニューの [ 申告 ] ページを選択します 1 地方税項目の 本年度控除加算額 欄に 課税標準額を控除する金額を入力します 本年度控除加算額 を入力します 3 3 当初の 本年度評価額 から で入力した 本年度控除加算額 を差し引いた金額が 本年度評価額 となります [ 申告書 ]-[ 地方税 ]-[ 種類別明細書 ] メニュー 本年度控除加算額 に入力した金額を差し引いた金額が 課税標準額に印字されます 手入力による修正 1 [ 日常処理 ]-[ 資産明細入力 ] メニューの [ 申告 ] ページを選択します 地方税計算方法に 1: 本年度額を手入力する を選択します 3 本年度評価額 を直接修正します 1 3 6

6 よくあるお問い合わせ 償却資産申告書 ([ 申告書 ]-[ 地方税 ]-[ 償却資産申告書 ] メニュー ) に関するお問い合わせ Q1 A1 前年中に減少したもの ( ロ ) に集計されるべき資産が集計されません 前年中に減少したもの( ロ ) に集計される資産は 以下のどちらかの方法でご確認ください [ 申告書 ]-[ 地方税 ]-[ 種類別明細書 ] メニューで 申告書の種類に 減少申告 を選択して印刷します [ 申告書 ]-[ 地方税 ]-[ 地方税確認リスト ]-[ 明細表 ] メニューで 集計する資産に 減少資産 を選択して出力します 減少資産 を選択すると 賦課期間内に減少 ( 除却 移動 ) した資産を集計できます 減少の対象となる資産が集計されない場合には 以下のいずれかの理由により 該当資産の登録処理が正しく行われていない可能性があります 役所間の移動を伴う処理が正しく行われていない ( 該当資産の移動による減少の場合 ) 該当資産の 移動処理 が正しく行われていない可能性があります! [ 日常処理 ]-[ 資産明細入力 ] メニューで 移動処理 を行わずに事業所 部門を直接修正すると 移動と見なされないため 移動元の役所において減少した資産として扱われません 直接修正してしまった場合には 修正する前の状態に戻して 移動処理 を行います 以下の手順で 移動処理 を行ってください 1 [ 日常処理 ]-[ 資産明細入力 ] メニューを選択します を押して移動モードにし 移動する資産を選択します 7

3 [ 移動処理 ] 画面で移動情報を入力して [OK] ボタンをクリックします 4 確認のメッセージが表示されますので [OK] ボタンをクリックして実行します 5 該当資産を表示してを押すと 移動履歴を確認できます 移動前の情報が表示されます 平成 6 年度の償却資産税の申告では 移動年月日が平成 5 年 1 月 日 ~ 平成 6 年 1 月 1 日の資産が申告の対象となりますので 移動年月日が正しいかどうかをご確認ください 除却処理が正しく行われていない ( 該当資産の除却による減少の場合 ) 該当資産の除却情報が正しく入力されていない可能性があります [ 日常処理 ]-[ 資産明細入力 ] メニューの [ 基本 ] ページで 該当資産の除却情報が入力されているかをご確認ください 平成 6 年度の償却資産税の申告では 除却年月日が平成 5 年 1 月 日 ~ 平成 6 年 1 月 1 日の資産が申告の対象となりますので 除却年月日が正しいかどうかをご確認ください 8

資産種類の地方税区分が 地方税対象外 になっているまたは申告区分が 地方税申告 になっていない 詳細は Q8 償却資産申告書 種類別明細書に資産が集計されません (11ページ) をご参照ください Q A 前年中に取得したもの ( ハ ) に集計されるべき資産が集計されません 前年中に取得したもの( ハ ) に集計される資産は 以下のどちらかの方法でご確認ください [ 申告書 ]-[ 地方税 ]-[ 種類別明細書 ] メニューで 申告書の種類に 増加申告 を選択して印刷します [ 申告書 ]-[ 地方税 ]-[ 地方税確認リスト ]-[ 明細表 ] メニューで 集計する資産に 増加資産 を選択して出力します 増加資産 を選択すると 賦課期間内に増加 ( 取得 移動 ) した資産を集計できます 増加の対象となる資産が集計されない場合には 以下のいずれかの理由により 該当資産の登録処理が正しく行われていない可能性があります 役所間の移動を伴う処理が正しく行われていない ( 該当資産の移動による増加の場合 ) 該当資産の 移動処理 が正しく行われていない可能性があります! 移動処理 を行わずに事業所 部門を直接修正すると 移動と見なされないため 移動先の役所において増加した資産として扱われません 詳細は Q1 役所間の移動を伴う処理が正しく行われていない (7ページ) をご参照ください 取得年月日が正しくない ( 該当資産の取得による増加の場合 ) 該当資産の取得年月日が正しく入力されていない可能性があります [ 日常処理 ]-[ 資産明細入力 ] メニューの [ 基本 ] ページで 該当資産の取得年月日が正しく入力されているかをご確認ください 平成 6 年度の償却資産税の申告では 取得年月日が平成 5 年 1 月 日 ~ 平成 6 年 1 月 1 日の資産が申告の対象となりますので 取得年月日が正しいかどうかをご確認ください 資産種類の地方税区分が 地方税対象外 になっているまたは申告区分が 地方税申告 になっていない 詳細は Q8 償却資産申告書 種類別明細書に資産が集計されません (11ページ) をご参照ください 9

Q3 A3 前年前に取得したもの ( イ ) に金額が集計されません [ 申告書 ]-[ 地方税 ]-[ 償却資産申告書 ] メニューで 申告書の種類に 電算申告 が選択されているかをご確認ください 増減申告 を選択した場合には 賦課期間内に増加( 取得 移動 ) 減少( 除却 移動 ) した資産のみを集計対象としますので 前年前に取得したもの ( イ ) には所有しているすべての資産が集計されるわけではありません Q4 A4 下段 評価額 ( ホ ) 決定価格 ( ヘ ) 課税標準額 ( ト ) が印字されません 1 [ 申告書 ]-[ 地方税 ]-[ 償却資産申告書 ] メニューで 申告書の種類に 電算申告 が選択されているかをご確認ください 評価額の印刷に する が選択されているかをご確認ください しない を選択した場合には 評価額は印字されません 3 [ 日常処理 ]-[ 資産明細入力 ] メニューの [ 基本 ] ページで 地方税用の耐用年数が入力されているかをご確認ください 4 [ 日常処理 ]-[ 資産明細入力 ] メニューの [ 申告 ] ページで 地方税項目の 本年度評価額 が 0 円になっていないかをご確認ください 前年前に取得した資産で 前年度評価額が 0 円の場合には 本年度評価額も 0 円になるので注意が必要です 種類別明細書 ([ 申告書 ]-[ 地方税 ]-[ 種類別明細書 ] メニュー ) に関するお問い合わせ Q5 A5 Q6 A6 種類別明細書に 資産コード が印字されません 申告書の種類に 電算申告 が選択されているかをご確認ください 種類別明細書の資産コードは 申告書の種類に 電算申告 または 全資産検算 を選択した場合のみ印字されます 課税標準額 が印字されません 申告書の種類に 電算申告 が選択されているかをご確認ください 申告書の種類が 増加申告 全資産申告 の場合には 印字されません 10

Q7 A7 価額 ( ハ ) 課税標準額 が 0 円で印字されます 1 [ 日常処理 ]-[ 資産明細入力 ] メニューの [ 基本 ] ページで 地方税用の耐用年数が入力されているかをご確認ください [ 日常処理 ]-[ 資産明細入力 ] メニューの [ 申告 ] ページで 地方税項目の 本年度評価額 が 0 円になっていないかをご確認ください 前年前に取得した資産で 前年度評価額が 0 円の場合には 本年度評価額も 0 円になるので注意が必要です 共通の内容に関するお問い合わせ Q8 A8 償却資産申告書 種類別明細書に資産が集計されません 1 [ 導入処理 ]-[ 資産種類登録 ] メニューで 資産種類の地方税区分が選択されているかをご確認ください 地方税区分に 0: 地方税対象外 が選択されている場合には 集計されません [ 日常処理 ]-[ 資産明細入力 ] メニューの [ 申告 ] ページで 申告区分に 0: 法人税 地方税申告 または : 地方税申告 が選択されているかをご確認ください 申告区分が 1: 法人税申告 9: 非申告 の場合には 集計されません 3 償却資産税の申告書は 役所ごとに出力します [ 日常処理 ]-[ 資産明細入力 ] メニューの [ 基本 ] ページで表示されている役所と 印刷した申告書の役所が一致しているかをご確認ください 詳細につきましては 3 申告書の集計方法集計単位 (4 ページ ) をご参照ください Q9 A9 [ 管理資料 ]-[ 資産台帳 ] メニューの 1 月末の帳簿価額と申告書の金額が一致しません 償却資産税の申告書と資産台帳は 計算 ( 集計 ) 期間も計算方法も異なるため 比較対照するものではありません 計算期間 : 償却資産税は 1 月 日 翌年 1 月 1 日 資産台帳は 法人の会計期間 で計算します 計算方法 : 償却資産税は 定率法 資産台帳は 会社処理上の償却方法 で計算します 詳細につきましては 4 本年度評価額の計算方法 (5 ページ ) をご参照ください Q10 A10 [ 日常処理 ]-[ 資産明細入力 ] メニューの [ 申告 ] ページの 前年度帳簿価額 が入力できません 平成 1 年度の償却資産税の改正で 理論帳簿価額が廃止されました これにより 平成 1 年度以降の償却資産税申告では 申告に不要な項目となる 前年度帳簿価額 と 本年度帳簿価額 が0 円で表示されます 11