(2) 第 810 号防災平成 28 年 12 月 1 日 脇会長が熊本地震 台風第 10 号災害現地を視察 日置熊本県西原村長 遠藤岩手県久慈市長を表敬 公益社団法人全国防災協会 11 月 24 日 当協会の脇会長が 本年 4 月 16 日に震度 7 を観測した熊本県熊本地方を震源とする地震の被災

Similar documents
(2) 第 822 号防災平成 29 年 12 月 1 日 脇会長が南阿蘇村 大仙市 朝倉市 日田市の災害現地を視察 熊本県南阿蘇村吉良村長 秋田県大仙市老松市長 大分県日田市原田市長 福岡県朝倉市森田市長と意見交換 10 月 30 日 当協会の脇会長が 昨年 4 月 16 日に震度 7 を観測した

(2) 第 819 号防災平成 29 年 9 月 1 日 H29. 7 九州北部豪雨 H 梅雨前線による大雨 ( 島根県 ) 及び H 梅雨前線による大雨 ( 秋田県 ) の状況 国土交通省及び全国防災協会の支援活動 ( 概報 ) 公益社団法人全国防災協会

平成 29 年 12 月 1 日水管理 国土保全局 全国の中小河川の緊急点検の結果を踏まえ 中小河川緊急治水対策プロジェクト をとりまとめました ~ 全国の中小河川で透過型砂防堰堤の整備 河道の掘削 水位計の設置を進めます ~ 全国の中小河川の緊急点検により抽出した箇所において 林野庁とも連携し 中

2. 大規模津波防災総合訓練実行委員会設立準備会 日 場 時 : 平成 29 年 12 月 19 日 ( 火 ) 午後 1 時 30 分 ~ 午後 3 時 所 : 四日市市役所 6F 本部員会議室 準備会参加機関 : 中部管区警察局 陸上自衛隊第 10 師団海上自衛隊横須賀地方総監部 航空自衛隊中部

Microsoft PowerPoint 「平成28年熊本地震活動記録(第17報) 案-2.pptx

第 1 章実施計画の適用について 1. 実施計画の位置づけ (1) この 南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画 に基づく宮崎県実施計画 ( 以下 実施計画 という ) は 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 14 年法律第 92 号 以下 特措法 と

平成 27 年度第 1 回状況説明 ( 要望 ) 活動 平成 27 年 8 月 3 日 ( 月曜日 ) 1 国土交通省 財務省 総務省 内閣府への状況説明 ( 要望 ) 活動について国土交通省へは 岡﨑高知市長と清水大洲市長を先頭に 国土交通省幹部及び関係部局へ状況説明 ( 要望 ) 書の手渡しと要

九州における 道の駅 に関する調査 - 災害時の避難者への対応を中心としてー ( 計画概要 ) 調査の背景等 道の駅 は 平成 16 年 10 月の新潟県中越地震 23 年 3 月の東日本大震災において 被災者の避難場所 被災情報等の発信や被災地救援のための様々な支援の拠点として活用されたことなどか

第 5 部 南海トラフ地震防災対策推進計画

newtopia-107-B

南海トラフ巨大地震における TEC-FORCE 活動計画 ( 受援計画 ) の概要 別紙 P1 国土交通省では 南海トラフ巨大地震による広範囲の被害に備え 発災後速やかに全国の TEC-FORCE を被災地に派遣 支援することを規定 中部地方整備局では 迅速かつ的確な派遣と応急対策活動を実現するため

<4D F736F F D B4C8ED294AD955C8E9197BF E894A8AFA8B7982D191E495978AFA82C982A882AF82E996688DD091D490A882CC8BAD89BB82C982C282A282C4816A48502E646F63>

id5-通信局.indd

( 参考資料 ) 緊急速報メールを活用した 洪水情報のプッシュ型配信 国土交通省四国地方整備局松山河川国道事務所平成 29 年 3 月

Microsoft Word - 02.H28秋 重点提言本文【合本】1110.doc

~ 二次的な被害を防止する ~ 第 6 節 1 図 御嶽山における降灰後の土石流に関するシミュレーション計算結果 平成 26 年 9 月の御嶽山噴火後 土砂災害防止法に基づく緊急調査が国土交通省により実施され 降灰後の土石流に関するシミュレーション結果が公表された これにより関係市町村は

Microsoft Word 最終【資料-4】.docx

22年5月 目次 .indd

目次 1. はじめに 1 2. 協議会の構成 2 3. 目的 3 4. 概ね5 年間で実施する取組 4 5. フォローアップ 8

< F2D81798E9197BF817C824F817A C8E862E6A7464>

奈良県ライフライン 情報共有発信マニュアル 第 3.3 版 平成 24 年 7 月 奈良県ライフライン防災対策連絡会

Microsoft PowerPoint - 参考資料 各種情報掲載HPの情報共有

スライド 1

<ハード対策の実態 > また ハード対策についてみると 防災設備として必要性が高いとされている非常用電源 電話不通時の代替通信機能 燃料備蓄が整備されている 道の駅 は 宮城など3 県内 57 駅のうち それぞれ45.6%(26 駅 ) 22.8%(13 駅 ) 17.5%(10 駅 ) といずれも

< F2D E968CCC8DD08A5191CE8DF495D281458D718BF38DD0>

PowerPoint プレゼンテーション

特集大規模自然災害からの復旧 復興 参考 警察が検視により確認している死者数 50 名 災害による負傷の悪化または避難生活等における身体的負担による死者数 106 名 6 月 日に発生した豪雨による被害のうち熊本地震と関連が認められた死者数 5 名建物被害全壊 8,360 棟, 半壊 3

20年7月 目次 .indd

宮城県総合防災情報システム(MIDORI)

PowerPoint プレゼンテーション

目次 はじめに P3 1 災害 緊急の範囲 P3 2 時間と場所を考慮した対応の必要性 P3 3 時間ごとの対応 P4 4 場所ごとの対応 P5 5 デジタルサイネージの提供コンテンツ P6 6 緊急時を意識したデジタルサイネージシステム P6 7 情報の切替 復帰の条件 P7 8 緊急運用体制 P

<4D F736F F F696E74202D E6C8D918D8793AF95F18D908F C4816A8A C55F F4390B394C52E707074>

防災 減災への民間情報の活用の必要性 東日本大震災において 明らかになった課題 従来の情報収集の取組 職員による現地調査 報道機関からの情報 通報 検知器 ( センサー ) 課題 対応できる人員の限界 小さな地域に関する情報の不足 紙情報が多い 情報の整理 管理が困難 設備 維持費用が大きい 上記課

アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

一太郎 10/9/8 文書

佐賀県の地震活動概況 (2018 年 12 月 ) ( 1 / 10) 平成 31 年 1 月 15 日佐賀地方気象台 12 月の地震活動概況 12 月に佐賀県内で震度 1 以上を観測した地震は1 回でした (11 月はなし ) 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 図 1 震央分布図 (2018 年 1

SABO_97.pdf

各府省からの第 1 次回答 1. 災害対策は 災害対策基本法に規定されているとおり 基礎的な地方公共団体である市町村による第一義的な応急対応と 市町村を包括する広域的な地方公共団体である都道府県による関係機関間の総合調整を前提としている を活用してもなお対応できず 人命又は財産の保護のため必要がある

(2) 第 803 号防災平成 28 年 5 月 1 日 平成 28 年 熊本地震 について ( 速報 ) 公益社団法人全国防災協会 平成 28 年 4 月 14 日 21 時 26 分頃 熊本県熊本地方で発生したマグニチュード6.5( 暫定値 ) の地震は 熊本県熊本 ( 益城町 ) で最大震度

☆配布資料_熊本地震検証

送信日 番組開始番組終了 題名発信者備考 12/3 内部統制制度に関する説明会 (11/20) 12/4 平成 30 年度防災啓発中央研修会 (7/5-6) 12/5 ファイアーファイティングスピリッツ -もうひとつの生き方 見つけた - 12/5 15:19 全国市長会創立 120 周年記念市長フ

2014年度_三木地区概要

一太郎 10/9/8 文書

病院等における耐震診断 耐震整備の補助事業 (1) 医療施設運営費等 ( 医療施設耐震化促進事業平成 30 年度予算 13,067 千円 ) 医療施設耐震化促進事業 ( 平成 18 年度 ~) 医療施設の耐震化を促進するため 救命救急センター 病院群輪番制病院 小児救急医療拠点病院等の救急医療等を担


東北地方太平洋沖地震への 気象庁の対応について ( 報告 ) 気象業務の評価に関する懇談会 平成 23 年 5 月 31 日 気象庁 1

7 制御不能な二次災害を発生させない 7-1) 市街地での大規模火災の発生 7-2) 海上 臨海部の広域複合災害の発生 7-3) 沿線 沿道の建物倒壊による直接的な被害及び交通麻痺 7-4) ため池 ダム 防災施設 天然ダム等の損壊 機能不全による二次災害の発生 7-5) 有害物質の大規模拡散 流出

平成30年度岩手県総合防災訓練

< F2D88D38CA98CF08AB78E9197BF955C8E862E6A7464>

Taro-【資料-5】①中表紙

平成 28 年 10 月 21 日 平成 28 年 8 月北海道暴風雨及び豪雨 ( 台風第 7 号等 ) に係る災害査定の実施について ( お知らせ ) 平成 28 年 8 月北海道暴風雨及び豪雨 ( 台風第 7 号等 ) により甚大な被害が発生した北海道内の地方公共団体が管理する公共土木施設及び農

れました また, 当フォーラムに将来の建設技術者を目指す若い学生が多数参加することを紹介し, 今後想定される大規模災害への備えとして, 災害に強い国作り, インフラの老朽化対策などの国土強靱化を促進する上でも, これらの方々の活躍なくしては成立しない これら若い技術者の方を含めて産学官の連携を深め,


(Microsoft Word -

ii 8. 河川法と漁港法との調整に関する協定 ( 抄 ) 運輸省港湾局と農林省水産庁生産部とに関連ある港湾災害復旧事業の処理について 76 第 2 漁港関係災害関連事業 Ⅰ 補助金交付要綱 1. 漁港関係災害関連事業等補助金交付要綱 77 Ⅱ 災害関連漁業集落環境施設復旧事業 1. 災

報告書_表紙.indd

2017 年濱口梧陵国際賞 授賞式及び記念講演会 別紙 1 我が国の津波防災の日 11 月 5 日が 2015 年 12 月の国連総会において 世界津波の日 として制定されました この機会をとらえ 沿岸防災技術に係る国内外での啓発及び普及促進を図るべく 我が国において 150 年ほど前に私財を投げう

4:10 防災科学技術研究所第 2 回災害対策本部会議を開催 各班による状況報告による情報共有等を実施 9:34 防災科学技術研究所第 3 回災害対策本部会議を開催 各班による状況報告による情報共有等を実施 11:50 防災科学技術研究所職員が熊本県庁 ( 熊本県災害対策本部 ) に到着 16:00

Microsoft Word - 03.【参考】新旧対照表(中防災).docx

緊急緊急消防援助隊について消防援助隊の概要 目的 地震等の大規模 特殊災害発生時における人命救助活動等を効果的かつ迅速に実施する消防の援助体制を国として確保 創設の経緯等 阪神 淡路大震災での教訓を踏まえ 平成 7 年に創設 平成 15 年 6 月消防組織法の改正により法制化 平成 16 年 4 月

第8章 災害復旧計画

1 趣旨 目的 避難支援アプリの機能に関する検討会報告書 ( 概要 ) 本検討会では 特に地理に不案内な来訪者や旅行者等に対し 災害時に適切な避難行動を支援できる 避難支援アプリ の実現に向けて 避難支援アプリに必要な機能を整理するとともに それらの機能を実現するために必要な防災情報に対する要求と仕

豪雨災害対策のための情報提供の推進について

中部電力グループ アニュアルレポート2012

<4D F736F F D20967B95B681698DC58F498D D8E968C888DD A2E646F63>

油漏洩 防油堤内 にて火災発生 9:17 火災発見 計器室に連絡 ( 発見 者 計器室 ) 発見後 速やかに計 器室に連絡してい る 出火箇所 火災の状況及び負傷者の発生状況等を確実に伝え 所内緊急通報の実施 火災発見の連絡を受 けて速やかに所内 緊急通報を実施し 水利の確保 ( 防災セ ンター 動

平成 28 年熊本地震における対応 平成 28 年熊本地震 ( 前震 :4/14 本震 :4/16) において 電力 ガス等の分野で供給支障等の被害が発生 関係事業者が広域的な資機材 人員の融通を実施するなど 迅速な復旧に努めた結果 当初の想定よりも 早期の復旧が実現 また 復旧見通しを早い段階で提

5_【資料2】平成30年度津波防災教育実施業務の実施内容について

1-(1) 中部電力 ( 株 ) 大日本印刷 ( 株 ) と共同で 歩道上の路上変圧器を活用した情報発信の実証実験を実施 ~1/24 国交省実証実験の対象地域に選定 ~ 1 国交省実証実験の対象地域に選定 先週木曜日(1/24) 国土交通省から 無電柱化に伴う一般国道の歩道上に設置されている電力設備

平成27年基準年度固定資産税標準 宅地の鑑定評価でのバランス検討体制等に関する説明会資料

<4D F736F F D AB290FC8BA AA89C889EF817A8B4C8ED294AD955C8E9197BF2E444F43>

資料1 第3回災害救助に関する実務検討会における意見に対する回答

緊急緊急消防援助隊について消防援助隊の概要 目的 地震等の大規模 特殊災害発生時における人命救助活動等を効果的かつ迅速に実施する消防の援助体制を国として確保 創設の経緯等 阪神 淡路大震災での教訓を踏まえ 平成 7 年に創設 平成 15 年 6 月消防組織法の改正により法制化 平成 16 年 4 月

会場 - 全国 9 都市で実施 地 開催 会場 北海道 8 7 ( ) 北海道庁別館 11 階第 4 研修室 8 8 ( ) 札幌市中央区北 3 条 7 丁 巨大災害に備えて 地域別総合防災研修 東北 ( ) ( ) 北陸 ( ) (

30 第 1 部現地における災害応急活動 阿蘇大橋付近の被害状況 ( 熊本県阿蘇郡南阿蘇村 ) 熊本城の被害状況 ( 熊本県熊本市 ) 2

280 ・11_月.pdf

地震発生後の九州地方整備局の活動 4 月 16 日の夜明け 本震の後に再度調査を実施しておりま す その際は 道路崩壊の調査 土砂崩壊の箇所の調査 被 災地に入るための安全ルートの確認等を実施しております 次に九州地方整備局の活動について紹介させていただき ます まず最初に地震発生後の初動体制につい

< 要約 > < 質問 1> あなたにとって最も備えが必要だと思う災害は何ですか? トップは圧倒的に 地震 約 8 割の方が 最も備えが必要な災害 と回答 北海道 東北では 大雪 雪崩 中国 四国 九州は 台風 大雨 洪水 を警戒 < 質問 2> ご家庭の防災対策は 100 点満点で採点すると何点で

災害復旧制度の目的と沿革 目的 自然災害により被災した公共土木施設を迅速 確実に復旧する 対象施設 河川 海岸 砂防設備 林地荒廃防止施設 地すべり防止施設 急傾斜地崩壊防止施設 道路 港湾 漁港 下水道 公園 沿革 古くは明治 14 年より予算補助の形での国庫補助 明治 32 年 災害準備基金特別

資料1 受援計画策定ガイドラインの構成イメージ

21年12月 目次 .indd

東日本大震災 (H ) 地震時の情報収集や提供に関する課題 国 地方公共団体などが連携した被災者や物資輸送者への交通関係情報の提供 大震災直後は 各管理者から別々に通行止め情報等が提供されたため 被災地までの輸送ルートの選定が困難な状況 国が集約して提供を始めたのは10 日以上過ぎた3/

(/9) 07 年に発生した地震の概要. 佐賀県の地震活動 07 年に佐賀県で震度 以上を観測した地震は 9 回 (06 年は 85 回 ) でした ( 表 図 3) このうち 震度 3 以上を観測した地震はありませんでした (06 年は 9 回 ) 表 07 年に佐賀県内で震度 以上を観測した地震

平成 30 年 3 月 1 日防災第 825 号 (1) 毎月 1 回 1 日発行発行公益社団法人全国防災協会 東京都中央区日本橋小伝馬町 2-8 ( 新小伝馬町ビル6 F) 電話 03(6661)9730 FAX 03(6661)9733 発行責任者水落雅彦印刷所 ( 株 ) 白

(案)

PowerPoint プレゼンテーション

発注者支援業務(工事監督支援業務)のポイント

H28秋_24地方税財源

10/10 ( 公社 ) 日本河川協会 TEL 平成 30 年度 ( 第 40 回 ) 河川管理研修 JA 共催ビルカンファレンスホール REE /21 REE /25 REE /15 岩手県建設

第 1 章熊本地震の概要 執筆 : 阿部直樹 ( 国立研究開発法人防災科学技術研究所 ) 1-1 熊本地震動の概要 2016 年 4 月 14 日 21 時 26 分頃 熊本県熊本地方の深さ約 11km を震源とする M6.5 の地震が発生し 熊本県上益城郡益城町において震度 7を観測した また約

気象庁技術報告第134号表紙#.indd

<4D F736F F F696E74202D E9197BF E63189F18DD08A518BD98B7D8E9691D491CE8F888AD68C578FC892A D89EF8B636E2E B8CDD8AB B83685D>

近畿地方整備局 資料配付 配布日時 平成 23 年 9 月 8 日 17 時 30 分 件名土砂災害防止法に基づく土砂災害緊急情報について 概 要 土砂災害防止法に基づく 土砂災害緊急情報をお知らせします 本日 夕方から雨が予想されており 今後の降雨の状況により 河道閉塞部分での越流が始まり 土石流

<4D F736F F F696E74202D AD482C682E882DC82C682DF90E096BE8E9197BF C C C816A2E B93C782DD8EE682E890EA97705D>

資料1-4気象庁資料

<4D F736F F F696E74202D208E9197BF C FC A1817A8C46967B926E906B82D682CC91CE899E82C982C282A282C42E >

二戸市地域防災計画 ( 震災編 ) の一部修正の新旧対照表現行改正案 目次 ( 震災編 ) 目次 ( 震災編 ) 第 1 章総則 第 1 章総則 第 1 節 計画の目的 351 第 2 節 計画の性格 352 第 2 節の2 災害時における個人情報の取り扱い 352 第 3 節 防災関係機関の責務及

Ⅱ 取組み強化のためのアンケート調査等の実施 (1) 建設技能労働者の賃金水準の実態調査国土交通省から依頼を受けて都道府県建設業協会 ( 被災 3 県及びその周辺の7 県を除く ) に対し調査を四半期ごとに実施 (2) 適切な賃金水準の確保等の取組み状況のアンケート調査国は 平成 25 年度公共工事

別添 中防災第 1 1 号 平成 29 年 5 月 31 日 各指定行政機関の長各指定公共機関の代表殿 中央防災会議会長 ( 内閣総理大臣 ) 安倍晋三 梅雨期及び台風期における防災態勢の強化について 貴殿におかれては 日頃から各般の施策を通じて災害対策の推進に御尽力をいただいているところであるが

Microsoft PowerPoint - 修正●【HP版】概要版.ppt

Transcription:

平成 28 年 12 月 1 日防災第 810 号 (1) 毎月 1 回 1 日発行発行公益社団法人全国防災協会 103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町 2-8 ( 新小伝馬町ビル6 F) 電話 03(6661)9730 FAX 03(6661)9733 発行責任者水落雅彦印刷所 ( 株 ) 白橋 平成 28 年 11 月 29 日平成 28 年度災害復旧促進全国大会開催 ( 詳報 :1 月 1 日号に掲載 ) 目 次 脇会長が熊本地震 台風 10 号災害を視察 日置熊本県西原村長 遠藤岩手県久慈市長を表敬 ( 公社 ) 全国防災協会 2 平成 28 年度大規模津波防災総合訓練 国土交通省水管理 国土保全局防災課 3 防災に関する市町村支援方策に関する有識者懇談会 ( 第 2 回 ) を開催国土交通省水管理 国土保全局 7 災害査定の簡素化国土交通省水管理 国土保全局防災課 11 協会だより平成 28 年度防災セミナーの開催決定 ( 概要 ) ( 公社 ) 全国防災協会 12 被害報告 14

(2) 第 810 号防災平成 28 年 12 月 1 日 脇会長が熊本地震 台風第 10 号災害現地を視察 日置熊本県西原村長 遠藤岩手県久慈市長を表敬 公益社団法人全国防災協会 11 月 24 日 当協会の脇会長が 本年 4 月 16 日に震度 7 を観測した熊本県熊本地方を震源とする地震の被災地を日置和彦西原村長 (11 月 29 日の災害復旧促進全国大会における地方代表意見要望発表者 ) 災害復旧技術専門家である増田暁範氏 田口覺氏 後藤信孝氏 熊本県土木部総括審議員兼河川港湾局長の鈴木俊朗氏などの案内で視察しました また 日置和彦西原村長と 災害当時の山間地域における初動体制や危機管理 今後の復旧復興等について意見交換を行いました 11 月 25 日 本年 8 月 30 日に岩手県大船渡市付近に上陸した台風第 10 号により被災した岩手県久慈市を 災害復旧技術専門家である金内剛氏 野中聡氏 岩手県砂防災害課特命課長の戸来竹佐氏 県北広域振興局土木部長の桐野敬氏などの案内で訪問し 被災現地を視察するとともに 遠藤譲一久慈市長 (11 月 29 日の災害復旧促進全国大会における地方代表意見要望発表者 ) を表敬訪問し 災害当時の初動体制や危機管理 今後の復旧復興等について意見交換を行いました 災害の概況や現地説明等をして頂きました西原村 熊本県 久慈市 岩手県 国土交通省の皆様方には大変お世話になりありがとうございました 日置西原村長から現場説明 被災現地 ( 二級河川久慈川の越水箇所 ) を視察 ( 左から ) 増田専門家鈴木河川港湾局長日置西原村村長脇会長田口専門家後藤専門家 脇会長 遠藤久慈市長

平成 28 年 12 月 1 日防災第 810 号 (3) 世界津波の日 制定後初 平成 28 年度大規模津波防災総合訓練 国土交通省水管理 国土保全局防災課災害対策室 11 月 5 日 高知市において 平成 28 年度大規模津波防災総合訓練 ( 主催 : 国交省 高知県 高知市 ) を実施しました 訓練は 平成 16 年に発生したスマトラ島沖地震を契機として始まり 今回 11 回目を迎え 四国地方では 2 回目の開催となります 訓練には国土交通省のほか 高知県 高知市 防災関係機関 企業や地域住民など94 機関 約 3,000 人 ( その他見学者が1,000 人以上 ) が参加し 南海トラフ巨大地震を想定し 地域住民等の避難訓練 関係機関による救命 救助活動 救命 救助を行うための TEC-FORCE による道路啓開や排水活動訓練等を実施しました また 津波防災の日 (11 月 5 日 ) が 昨年 12 月の国連総会本会議において 世界津波の日 と制定されたことを受け 留学生など外国人の訓練参加 大使館等の視察 世界津波の日に関する展示 世界津波の日 高校生サミット参加者による決意表明など 初めての試みを実施しました 今回の訓練成果を地震 津波に対する備えにつなげるとともに 世界津波の日 が制定されてた主旨を踏まえ これまでに地震や津波災害により培ってきた防災の知識や技術の世界への発信に一層力を入れていきます 開会式 ( 開会挨拶等 ) 開会式では 石井国土交通大臣 尾﨑高知県知事 岡﨑高知市長等が挨拶 石井国土交通大臣 尾﨑高知県知事 岡﨑高知市長 世界津波の日 世界津波の日 制定後 初の大規模津波防災総合訓練であることから 高校生サミットに参加する高校生が決意表明を行う等 以下のような様々な取り組みを実施しました < 留学生などの外国人も参加した住民の避難訓練 > < 大使館等の視察 > < 世界津波の日に関する展示 > 世界津波の日 高校生サミット参加者による決意表明 < 大使等からのメッセージ> < 高知市国際交流員 ( インドネシア ) による解説 >

(4) 第 810 号防災平成 28 年 12 月 1 日 実施した主な訓練 津波来襲時に確実に避難行動をとれるよう 地域住民等による津波避難タワーへの避難訓練や 警察 消防 自衛隊 海上保安庁等が行う救助 救出活動と連携した道路啓 開 緊急排水活動など 防災関係機関が連携 協力した訓練を実施しました

平成 28 年 12 月 1 日防災第 810 号 (5)

(6) 第 810 号防災平成 28 年 12 月 1 日 閉会式 ( 閉会挨拶等 ) 展示エリア

平成 28 年 12 月 1 日防災第 810 号 (7) 防災に関する市町村支援方策に関する有識者懇談会 ( 第 2 回 ) を開催 早期の災害復旧に向けた市町村への支援方策について検討します 平成 28 年 10 月 7 日国土交通省水管理 国土保全局 平成 26 年の広島土砂災害や平成 27 年の関東 東北豪雨 また本年 4 月の熊本地震 8 月中旬からの一連の台風による豪雨等 各地で大きな被害をもたらす災害が頻発しています 被災地域の 1 日も早い復旧に向け 迅速な災害復旧事業等の災害対応が重要ですが 各市町村では技術者や災害経験の不足等により 公共土木施設の被災状況把握から災害復旧事業の実施において時間を要するなどの課題が生じている事例も見受けられます 市町村が抱える課題の軽減を図るため 市町村に対する支援方策のあり方について検討することを目的として 水管理 国土保全局に 防災に関する市 町村支援方策に関する有識者懇談会 を本年 7 月に設置しました 平成 28 年 10 月 7 日 ( 金 ) に第 2 回懇談会を開催し 近年 大規模な被災を受けた熊本県 広島市 福知山市 津和野町の災害対応で指揮を執られた方々と 災害時の対応状況や課題等につきまして意見交換しました 詳細は 国土交通省ホームページ ( 下記 URL) 参照 http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/ shityosonshien/dai02kai/index.html

8 第 810 号 1 第 1 回懇談会での議論のポイント 防 災 平 成 28 年 12 月 1 日

平 成 28 年 12 月 1 日 防 災 第 810 号 9

(10) 第 810 号防災平成 28 年 12 月 1 日 2. とりまとめ骨子 ( 案 )

平成 28 年 12 月 1 日防災第 810 号 (11) 平成 28 年鳥取県中部地震の災害復旧事業の査定の簡素化について 被災地の復旧を迅速に進めます 平成 28 年 11 月 14 日国土交通省水管理 国土保全局防災課 国土交通省では 平成 28 年鳥取県中部地震による被災施設について 鳥取県の災害復旧事業の災害査定の事務手続きを簡素化します 簡素化により 被災自治体の査定に要する業務等が 書面による査定上限額の引き上げにより査定に要する時間や人員を大幅に縮減 書面による査定上限額を通常 300 万円未満から 1,500 万円未満に引き上げる 大幅に縮減し 被災地の早期復旧に貢献します

(12) 第 810 号防災平成 28 年 12 月 1 日 協会だより

平成 28 年 12 月 1 日防災第 810 号 (13)

(14) 第 810 号防災平成 28 年 12 月 1 日 平成 28 年発生主要異常気象別被害報告平成 28 年 11 月 15 日現在 ( 単位 : 千円 )