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法律 出典 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年 8 月 10 日法律第 145 号 ) 政令 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律施行令 ( 昭和 36 年 1 月 26 日政令第 11 号 ) 省令 医薬品 医療機器等の品質

( 権限の委任等 ) 第十五条内閣総理大臣は, この法律の規定による権限 ( 政令で定めるものを除く ) を消費者庁長官に委任する 2 及び3 略 4 この法律に規定する農林水産大臣の権限に属する事務の一部は, 政令で定めるところにより, 都道府県知事又は地方自治法 ( 昭和二十二年法律第六十七号

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薬生発 0926 第 5 号 平成 29 年 9 月 26 日 都道府県知事 各保健所設置市長殿 特別区長 厚生労働省医薬 生活衛生局長 ( 公印省略 ) コンタクトレンズの適正使用に関する情報提供等の徹底について コンタクトレンズ ( カラーコンタクトレンズを含む ) の販売に関しては これまで

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調達要求番号 :8MC01AM0024 陸上自衛隊仕様書 物品番号仕様書番号 NM-Z 作成平成 29 年 2 月 22 日市販品 ( カタログ ) 調達仕様書変更作成部隊名北海道補給処総務部 1 総則 1.1 適用範囲この仕様書は, 陸上自衛隊島松駐屯地医務室において市販品の調達を行う

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種類 科目のねらい 子どもの発達と保育 Ⅰ 科目名子どもの発達と保育 総合選択科目単位数 子どもについて知る 子どもを取り巻く環境を知る 定期考査 作品 授業態度 提出物 出席状況 年次の選択科目です ( 年次に選択しなかった者は 年次に選択することができます ) 保育の意義 児童観新生児の発育乳幼

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別添 1 安全衛生教育に関する自主点検 集計結果 ( グラフ ) ( 自主点検実施期間 : 平成 28 年 11 月 18 日 ~ 平成 28 年 12 月 16 日 ) 1. 自主点検の回答状況 ( 調査対象 150 事業場, うち 回答あり 73 事業場 ) 自主点検の回答状況 回答あり の事業

5 職業能力評価制度の適用 職業能力評価の実施方法 職業能力評価は 次の手順により実施してください Step1 評価項目の労働者への提示 評価対象期間が始まる前に 職業能力体系図 職業能力評価項目 ( 個票 ) 職業能力評 価実施計画書を 労働者に提示してください Step2 評価の実施 職業能力評

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法人及び地方独立行政法人法 ( 平成 15 年法律第 118 号 ) 第 2 条第 1 項に規定する地方独立行政法人ホ医療法 ( 昭和 23 年法律第 205 号 ) 第 1 条の 2 第 2 項に規定する医療提供施設又は獣医療法 ( 平成 4 年法律第 46 号 ) 第 2 条第 2 項に規定する

過去 10 年間の業種別労働災害発生状況 ( 大垣労働基準監督署管内 ) 令和元年 4 月末現在年別 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 対前年比全産業 % (6

3. 等級別受検申請者数の多い職種 ( 各上位 5 職種 ) 全等級合計 ファイナンシャル プランニング 462, % 136, % 機械保全 36, % 16, % 機械加工 21, % 13, % 知的財産管理 18,

3. 等級別受検申請者数の多い職種 ( 各上位 5 職種 ) 全等級合計 ファイナンシャル フ ランニンク 424, % 118, % 機械保全 30, % 10, % 機械加工 21, % 13, % 知的財産管理 18,2

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2 安全衛生教育の実施等 () 6 派遣労働者を雇い入れたときに雇入れ時の安全衛生教育を行 はい いいえ っています () 7 派遣労働者の派遣先事業場を変更するなど 作業内容を変更 はい いいえ したときは 当該派遣労働者に対し 作業内容変更時の安全 衛生教育を行っています ()() 8 6 及び

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3 地域別の業種リストを確認 対象業種の判断は 日本標準産業分類のに基づいて行われます 経営力向上計画の 2 事業分野と事業分野別指針 欄の 事業分野 ( ) が 次ページ以降の7 都府県別の業種リストにおける対象業種 ( ) に該当するかどうかを確認して下さい 経営力向上計画の 事業分野 ( )

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1 建設業法施行令(昭和三十一年政令第二百七十三号)(抄)(技術検定の方法及び基準)第二十七条の四実地試験は その回の技術検定における学科試験に合格した者及び第二十七条の七の規定により学科試験の全部の免除を受けた者について行うものとする ただし 国土交通省令で定める種目及び級に係る技術検定の実地試験

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資料 1-6 認知症高齢者グループホーム等に係る消防法令等の概要 1 消防法令の概要 主な消防用設備等の設置基準消防用設備等の種別消火器屋内消火栓設備スプリンクラー設備自動火災報知設備消防機関へ通報する設備誘導灯 設置基準規模 構造にかかわらずすべて延べ面積 700 m2以上延べ面積 275 m2以

上記工事が行われ 認定長期優良宅に該当することとなった場合長期優良宅建築等計画の認定主体長期優良宅建築等計画の認定番号 第 号 長期優良宅建築等計画の認定年月日 平成 年 月 日 上記の工事が租税特別措置法若しくは租税特別措置法施行令に規定する工事に該当すること又は上記の工事が地方税法若しくは地方税

4. 半角文字コード変換表 ここでは 半角文字のコード変換についての詳細な表を記載します の文字と文字コード (16 進数 ) には 表内で灰色の網掛けを設定しています 4.1 IBMカナ文字拡張からへの変換 16 進数 16 進数 16 進数 16 進数 16 進数 16 進数 SP 0x40 S

(9) 商法 会社法 (10) 民事執行法 (11) 民事保全法 5 前各号に掲げる科目のほか次に掲げる科目のうち 受検者が選択するいずれか一の科目イ特許専門業務 A 戦略 A-1 知的財産戦略 B 管理 B-1 法務 C 創造 ( 調達 ) C-1 情報 調査 知的財産戦略に関し 次に掲げる事項に

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布はく縫製技能検定試験の試験科目及びその範囲並びにその細目 平成 18 年 3 月 厚生労働省職業能力開発局

目 次 1.1 級布はく縫製技能検定試験の試験科目及びその範囲並びにその細目 1 ページ 制定昭和 48 年度改正平成 17 年度 2.2 級布はく縫製技能検定試験の試験科目及びその範囲並びにその細目 6 ページ 同 上 3.3 級布はく縫製技能検定試験の試験科目及びその範囲並びにその細目 10 ページ 制定平成 10 年度改正平成 17 年度 4. 基礎 1 級布はく縫製技能検定試験の試験科目及びその範囲並びにその細目 14 ページ 制定平成 5 年度改正平成 17 年度 5. 基礎 2 級布はく縫製技能検定試験の試験科目及びその範囲並びにその細目 17 ページ 同 上

1 1 級布はく縫製技能検定試験の試験科目及びその範囲並びにその細目 (1) 技能検定試験の合格に必要な技能及びこれに関する知識の程度布はく縫製の職種における上級の技能者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度を基準とする (2) 試験科目及びその範囲表 1の左欄のとおりである (3) 表 1の右欄のとおりである 表 1 試験科目及びその範囲 学 科 試 験 1 布はく縫製品製造法 製造工程 1 布はく縫製品の製造工程について詳細な知識を有すること 2 布はく縫製品の量産工程に関し 次に掲げる事項について詳細な知識を有すること (1) 工程分析 (2) 作業分析 (3) 作業時間の設定 (4) 余裕率 (5) 標準時間の設定 (6) 流れ作業の方法 (7) 数量管理及び品質管理 (8) 検査 (9) 仕上げ デザイン 製図及び型紙の 布はく縫製品のデザイン 製図及び型紙の製作に関し 次に掲げ 製作 る事項について詳細な知識を有すること (1) 基本的なデザイン (2) 体型又は形状及びその寸法 (3) 縫製品の寸法 (4) 製図 (5) 型紙の製作 裁断の方法 布はく縫製品の裁断の方法に関し 次に掲げる事項について詳細 な知識を有すること (1) 要尺の見積り (2) 各種繊維に適合した布地の取扱い (3) 柄合せ及び逆毛取り (4) 型紙のさしこみ法 (5) 型紙による裁断及びじか裁断 縫製の方法 布はく縫製品の縫製の方法に関し 次に掲げる事項について詳細 な知識を有すること (1) 縫製の手順 (2) 縫製に使用するミシン糸とミシン針との関係 (3) 次の縫製の種類及び特徴 イ 本縫い ロ 環縫い ハ すくい縫い ニ 安全縫い ホ 飾り縫い ヘ かん抜き止め ト 穴かがり チ ボタン付け及びスナップ付け リ 縁かがり ヌ その他 - 1 -

布はく縫製品の製造に使用する機械及び器工具の種類及び使用方法 2 材料布はく縫製品の材料の種類及び特徴 (4) 次の縫製作業法 イ 裁ち合わせ ロ ダーツ縫い ハ ポケット作り及びポケット付け ニ 芯はり ホ 見返し作り及び見返し付け ヘ 身ごろ縫い ト そで作り及びそで付け チ えり作り及びえり付け リ ボタン付け 穴かがり及びかん抜き止め ヌ ファスナー付け ル しり縫い ヲ 腰裏付け ワ 前立て及び天狗作り (5) パッカリング防止 (6) 仕上げの種類及び方法 布はく縫製品の製造に使用する機械及び器工具に関し 次に掲げ る事項について一般的な知識を有すること (1) 次の製図用 型紙の製作用及び裁断用機械並びに器工具の種 類及び使用方法 イ 延反機 ロ 縦刃式裁断機 ハ 丸刃式裁断機 ニ バンドナイフ式裁断機 ホ ダイカット ヘ 裁ちばさみ ト 裁ち包丁 チ 目打ち機 リ CAD CAM (2) 次の縫製用機械の種類 構造及び使用方法 イ 本縫いミシン ロ オーバーロックミシン及びインターロックミシン ハ 単環縫いミシン及び二重環縫いミシン ニ 二本針ミシン及び三本針ミシン ホ すくい縫いミシン ヘ かん抜き止めミシン ト 穴かがりミシン チ ボタン付けミシン リ 玉縁作りミシン ヌ バンドループ付けミシン ル 溶着ミシン ヲ 前かん打ち機 ワ ポケット折り機 カ その他 (3) 縫製用機械に使用する附属器具の種類及び使用方法 (4) アイロン及びプレス機の種類及び使用方法 布はく縫製品の材料に関し 次に掲げる事項について詳細な知識 を有すること (1) 生地の種類及び特徴 - 2 -

(2) 芯地 附属生地及び附属品の種類及び特徴 (3) 縫い糸の種類及び特徴 織物の種類 組織 用途及 1 布はく縫製品に使用する織物に関し 次に掲げる事項について び加工方法 一般的な知識を有すること (1) 次の織物の種類 用途及び特徴 イ 綿織物 ロ 麻織物 ハ 絹織物 ニ 毛織物 ホ 化学繊維織物 ヘ 交繊織物 ト 混紡織物 チ 交織織物 (2) 次の織物の組織 種類及び特徴 イ 平織 斜文織 ( 綾織 ) 及び朱子織の基本組織 ロ 平織 斜文織 ( 綾織 ) 及び朱子織の変化組織 ハ パイル組織 2 次に掲げる加工方法について一般的な知識を有すること (1) 防縮加工 (2) 樹脂加工 (3) シルケット加工 (4) 防汚加工 (5) 防カビ加工 (6) 防臭加工 (7) 防水加工 (8) パーマネントプレス加工 (9) 形状記憶加工 (10) 難燃加工 (11) 帯電防止加工 3 染色の種類及び方法について一般的な知識を有すること 3 布はく縫製品一般 布はく縫製品の種類 次の布はく縫製品の種類について詳細な知識を有すること (1) ワイシャツ (2) オープンシャツ (3) カジュアルシャツ (4) 開きんシャツ (5) 食品白衣 (6) 医療用白衣 (7) 理美容衣 (8) 作業服 (9) 学生服 (10) セーラー服 (11) 制服 (12) 事務服 (13) その他 布はく縫製品に関する日本 次に掲げる布はく縫製品に関する日本工業規格について一般的な 工業規格 知識を有すること (1) 繊維製品用語 ( 衣料 ) (2) 繊維製品の取扱いに関する表示記号及びその表示方法 (3) 一般衣料品 家庭用品品質表示法 ( 昭和 家庭用品品質表示法に関し 一般的な知識を有すること 37 年法律第 104 号 ) 4 安全衛生 安全衛生に関する詳細な知 1 布はく縫製作業に伴う安全衛生に関し 次に掲げる事項につい - 3 -

識て詳細な知識を有すること (1) 機械 器工具 原材料等の危険性又は有害性及びこれらの取扱方法 (2) 安全装置 有害物抑制装置又は保護具の性能及び取扱方法 (3) 作業手順 (4) 作業開始時の点検 (5) 布はく縫製作業に関して発生するおそれのある疾病の原因及び予防 とん (6) 整理 整頓及び清潔の保持 (7) 事故時等における応急措置及び退避 (8) その他布はく縫製作業に関する安全又は衛生のために必要な 事項 2 労働安全衛生法 ( 昭和 47 年法律第 57 号 ) 関係法令のうち布はく 縫製作業に関する部分について詳細な知識を有すること 実 技 試 験 次の各号に掲げる科目のうち 受検者が選択するいずれか一の科 目 1 ワイシャツ製造作業 作業指示書の作成 作業指示書の作成ができること 製図及び型紙の製作 1 製図ができること 2 型紙の製作及び型紙の操作ができること 裁断 1 型入れ作業ができること 2 裁断作業ができること 縫製 1 縫製作業ができること 2 縫製作業時間の見積りができること 3 ミシンの簡単な調整ができること 仕上げ及び検査 仕上げ及び検査ができること 2 衛生白衣製造作業 作業指示書の作成 作業指示書の作成ができること 製図及び型紙の製作 1 製図ができること 2 型紙の製作及び型紙の操作ができること 裁断 1 型入れ作業ができること 2 裁断作業ができること 縫製 1 縫製作業ができること 2 縫製作業時間の見積りができること - 4 -

仕上げ及び検査 3 ミシンの簡単な調整ができること 仕上げ及び検査ができること - 5 -

2 2 級布はく縫製技能検定試験の試験科目及びその範囲並びにその細目 (1) 技能検定試験の合格に必要な技能及びこれに関する知識の程度布はく縫製職種における中級の技能者が通常有するべき技能及びこれに関する知識の程度を基準とする (2) 試験科目及びその範囲表 2の左欄のとおりである (3) 表 2の右欄のとおりである 表 2 試験科目及びその範囲 学 科 試 験 1 布はく縫製品製造法 製造工程 1 布はく縫製品の製造工程について一般的な知識を有すること 2 布はく縫製品の量産工程に関し 次に掲げる事項について一般的な知識を有すること (1) 工程分析 (2) 作業分析 (3) 作業時間の設定 (4) 余裕率 (5) 標準時間の設定 (6) 流れ作業の方法 (7) 数量管理及び品質管理 (8) 検査 (9) 仕上げ デザイン 製図及び型紙の 布はく縫製品のデザイン 製図及び型紙の製作に関し 次に掲げ 製作 る事項について一般的な知識を有すること (1) 基本的なデザイン (2) 体型又は形状及びその寸法 (3) 縫製品の寸法 (4) 製図 (5) 型紙の製作 裁断の方法 布はく縫製品の裁断の方法に関し 次に掲げる事項について一般 的な知識を有すること (1) 要尺の見積り (2) 各種繊維に適合した布地の取扱い (3) 柄合せ及び逆毛取り (4) 型紙のさしこみ法 (5) 型紙による裁断及びじか裁断 縫製の方法 布はく縫製品の縫製の方法に関し 次に掲げる事項について詳細 な知識を有すること (1) 縫製の手順 (2) 縫製に使用するミシン糸とミシン針との関係 (3) 次の縫製の種類及び特徴 イ 本縫い ロ 環縫い ハ すくい縫い ニ 安全縫い ホ 飾り縫い ヘ かん抜き止め ト 穴かがり チ ボタン付け及びスナップ付け リ 縁かがり ヌ その他 - 6 -

布はく縫製品の製造に使用 する機械及び器工具の種類 及び使用方法 2 材 料 布はく縫製品の材料の種類 及び特徴 (4) 次の縫製作業法 イ 裁ち合わせ ロ ダーツ縫い ハ ポケット作り及びポケット付け ニ 芯はり ホ 見返し作り及び見返し付け ヘ 身ごろ縫い ト そで作り及びそで付け チ えり作り及びえり付け リ ボタン付け 穴かがり及びかん抜き止め ヌ ファスナー付け ル しり縫い ヲ 腰裏付け ワ 前立て及び天狗作り (5) パッカリング防止 (6) 仕上げの種類及び方法 布はく縫製品の製造に使用する機械及び器工具に関し 次に掲げ る事項について一般的な知識を有すること (1) 次の製図用 型紙の製作用及び裁断用機械並びに器工具の種 類及び使用方法 イ 延反機 ロ 縦刃式裁断機 ハ 丸刃式裁断機 ニ バンドナイフ式裁断機 ホ ダイカット ヘ 裁ちばさみ ト 目打ち機 チ CAD CAM (2) 次の縫製用機械の種類 構造及び使用方法 イ 本縫いミシン ロ オーバーロックミシン及びインターロックミシン ハ 単環縫いミシン及び二重環縫いミシン ニ 二本針ミシン及び三本針ミシン ホ すくい縫いミシン ヘ かん抜き止めミシン ト 穴かがりミシン チ ボタン付けミシン リ 玉縁作りミシン ヌ バンドループ付けミシン ル 溶着ミシン ヲ 前かん打ち機 ワ ポケット折り機 カ その他 (3) 縫製用機械に使用する附属器具の種類及び使用方法 (4) アイロン及びプレス機の種類及び使用方法 布はく縫製品の材料に関し 次に掲げる事項について一般的な知 識を有すること (1) 生地の種類及び特徴 (2) 芯地 附属生地及び附属品の種類及び特徴 (3) 縫い糸の種類及び特徴 - 7 -

織物の種類 組織 用途及 1 布はく縫製品に使用する織物に関し 次に掲げる事項について び加工方法 一般的な知識を有すること (1) 次の織物の種類 用途及び特徴 イ 綿織物 ロ 麻織物 ハ 絹織物 ニ 毛織物 ホ 化学繊維織物 ヘ 交繊織物 ト 混紡織物 チ 交織織物 (2) 次の織物の組織 種類及び特徴 イ 平織 斜文織 ( 綾織 ) 及び朱子織の基本組織 ロ 平織 斜文織 ( 綾織 ) 及び朱子織の変化組織 ハ パイル組織 2 次に掲げる加工方法について一般的な知識を有すること (1) 防縮加工 (2) 樹脂加工 (3) シルケット加工 (4) 防汚加工 (5) 防カビ加工 (6) 防臭加工 (7) 防水加工 (8) パーマネントプレス加工 (9) 形状記憶加工 (10) 難燃加工 (11) 帯電防止加工 3 染色の種類及び方法について一般的な知識を有すること 3 布はく縫製品一般 布はく縫製品の種類 次の布はく縫製品の種類について一般的な知識を有すること (1) ワイシャツ (2) オープンシャツ (3) カジュアルシャツ (4) 開きんシャツ (5) 食品白衣 (6) 医療用白衣 (7) 理美容衣 (8) 作業服 (9) 学生服 (10) セーラー服 (11) 制服 (12) 事務服 (13) その他 布はく縫製品に関する日本 次に掲げる布はく縫製品に関する日本工業規格について一般的な 工業規格 知識を有すること (1) 繊維製品用語 ( 衣料 ) (2) 繊維製品の取扱いに関する表示記号及びその表示方法 (3) 一般衣料品 家庭用品品質表示法 家庭用品品質表示法に関し 一般的な知識を有すること 4 安全衛生 安全衛生に関する詳細な知 1 布はく縫製作業に伴う安全衛生に関し 次に掲げる事項につい 識 て詳細な知識を有すること (1) 機械 器工具 原材料等の危険性又は有害性及びこれらの取 扱方法 - 8 -

(2) 安全装置 有害物抑制装置又は保護具の性能及び取扱方法 (3) 作業手順 (4) 作業開始時の点検 (5) 布はく縫製作業に関して発生するおそれのある疾病の原因及び予防 とん (6) 整理 整頓及び清潔の保持 (7) 事故時等における応急措置及び退避 (8) その他布はく縫製作業に関する安全又は衛生のために必要な 事項 2 労働安全衛生法関係法令のうち布はく縫製作業に関する部分に ついて詳細な知識を有すること 実 技 試 験 次の各号に掲げる科目のうち 受検者が選択するいずれか一の科 目 1 ワイシャツ製造作業 作業指示書の作成 簡単な作業指示書の作成ができること 製図及び型紙の製作 1 製図に従い型紙の製作ができること 2 型紙の操作ができること 裁断 1 簡単な型入れ作業ができること 2 簡単な裁断作業ができること 縫製 1 縫製作業ができること 2 縫製作業時間の見積りができること 3 ミシンの簡単な調整ができること 検査 検査ができること 2 衛生白衣製造作業 作業指示書の作成 簡単な作業指示書の作成ができること 製図及び型紙の製作 1 製図に従い型紙の製作ができること 2 型紙の操作ができること 裁 断 1 簡単な型入れ作業ができること 2 簡単な裁断作業ができること 縫 製 1 縫製作業ができること 2 縫製作業時間の見積りができること 3 ミシンの簡単な調整ができること 仕上げ及び検査 仕上げ及び検査ができること - 9 -

3 3 級布はく縫製技能検定試験の試験科目及びその範囲並びにその細目 (1) 技能検定試験の合格に必要な技能及びこれに関する知識の程度布はく縫製の職種における初級の技能者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度を基準とする (2) 試験科目及びその範囲表 3の左欄のとおりである (3) 表 3の右欄のとおりである 表 3 試験科目及びその範囲 学科試験 1 布はく縫製品製造法製造工程デザイン 製図及び型紙の製作裁断の方法縫製の方法 布はく縫製品の製造工程について概略の知識を有すること 布はく縫製品のデザイン 製図及び型紙の製作に関し 次に掲げ る事項について概略の知識を有すること (1) 基本的なデザイン (2) 縫製品の寸法 (3) 型紙の製作 布はく縫製品の裁断の方法に関し 次に掲げる事項について概略 の知識を有すること (1) 要尺の見積り (2) 各種繊維に適合した布地の取扱い (3) 柄合せ及び逆毛取り (4) 型紙のさしこみ法 (5) 型紙による裁断及びじか裁断 布はく縫製品の縫製方法に関し 次に掲げる事項について一般的 な知識を有すること (1) 縫製の手順 (2) 縫製に使用するミシン糸とミシン針との関係 (3) 次の縫製の種類及び特徴 イ 本縫い ロ 環縫い ハ すくい縫い ニ 安全縫い ホ 飾り縫い ヘ かん抜き止め ト 穴かがり チ ボタン付け及びスナップ付け リ 縁かがり ヌ その他 (4) 次の縫製作業法 イ 裁ち合わせ ロ ダーツ縫い ハ ポケット作り及びポケット付け ニ 芯はり ホ 見返し作り及び見返し付け ヘ 身ごろ縫い ト そで作り及びそで付け - 10 -

チ えり作り及びえり付け リ ボタン付け 穴かがり及びかん抜き止め (5) パッカリング防止 (6) 寸法の計り方 (7) 仕上げの種類及び方法 布はく縫製品の製造に使用 布はく縫製品の製造に使用する機械及び器工具に関し 次に掲げ する機械及び器工具の種類 る事項について概略の知識を有すること 及び使用方法 (1) 次の製図用 型紙の製作用及び裁断用機械並びに器工具の種 類及び使用方法 イ 延反機 ロ 縦刃式裁断機 ハ 丸刃式裁断機 ニ バンドナイフ式裁断機 ホ ダイカット ヘ 裁ちばさみ ト 目打ち機 チ CAD CAM (2) 次の縫製用機械の種類及び使用方法 イ 本縫いミシン ロ オーバーロックミシン及びインターロックミシン ハ 単環縫いミシン及び二重環縫いミシン ニ 二本針ミシン及び三本針ミシン ホ かん抜き止めミシン ヘ 穴かがりミシン ト ボタン付けミシン チ 玉縁作りミシン リ ポケット折り機 ヌ その他 (3) 縫製用機械に使用する附属器具の種類及び使用方法 (4) アイロン及びプレス機の種類及び使用方法 2 材 料 布はく縫製品の材料の種類 布はく縫製品の材料に関し 次に掲げる事項について概略の知識 及び特徴 を有すること (1) 生地の種類及び特徴 (2) 芯地 附属生地及び附属品の種類及び特徴 (3) 縫い糸の種類及び特徴 織物の種類 組織 用途及 1 布はく縫製品に使用する織物に関し 次に掲げる事項について び加工方法 概略の知識を有すること (1) 次の織物の種類 用途及び特徴 イ 綿織物 ロ 麻織物 ハ 絹織物 ニ 毛織物 ホ 化学繊維織物 ヘ 交繊織物 ト 混紡織物 チ 交織織物 (2) 次の織物の組織 種類及び特徴 イ 平織 斜文織 ( 綾織 ) 及び朱子織の基本組織 - 11 -

ロ ハ 平織 斜文織 ( 綾織 ) 及び朱子織の変化組織 パイル組織 2 次に掲げる加工方法について概略の知識を有すること (1) 防縮加工 (2) 樹脂加工 (3) シルケット加工 (4) 防汚加工 (5) 防カビ加工 (6) 防臭加工 (7) 防水加工 (8) パーマネントプレス加工 (9) 形状記憶加工 (10) 難燃加工 (11) 帯電防止加工 3 染色の種類及び方法について概略の知識を有すること 3 布はく縫製品一般 布はく縫製品の種類 次の布はく縫製品の種類について概略の知識を有すること (1) ワイシャツ (2) オープンシャツ (3) カジュアルシャツ (4) 開きんシャツ (5) 食品白衣 (6) 医療用白衣 (7) 理美容衣 (8) 作業服 (9) 学生服 (10) セーラー服 (11) 制服 (12) 事務服 (13) その他 布はく縫製品に関する日本 工業規格 次の布はく縫製品に関する日本工業規格について概略の知識を有 すること (1) 繊維製品用語 ( 衣料 ) (2) 繊維製品の取扱いに関する表示記号及びその表示方法 (3) 一般衣料品 家庭用品品質表示法 家庭用品品質表示法に関し 概略の知識を有すること 4 安全衛生 安全衛生に関する詳細な知 1 布はく縫製作業に伴う安全衛生に関し 次に掲げる事項につい 識 て詳細な知識を有すること (1) 機械 器工具 原材料等の危険性又は有害性及びこれらの取 扱方法 (2) 安全装置 有害物抑制装置又は保護具の性能及び取扱方法 (3) 作業手順 (4) 作業開始時の点検 (5) 布はく縫製作業に関して発生するおそれのある疾病の原因及 び予防とん (6) 整理 整頓及び清潔の保持 (7) 事故時等における応急措置及び退避 (8) その他布はく縫製作業に関する安全又は衛生のために必要な - 12 -

事項 2 労働安全衛生法関係法令のうち布はく縫製作業に関する部分に ついて詳細な知識を有すること 実 技 試 験 ワイシャツ製造作業裁断 1 簡単な型入れ作業ができること 2 簡単な裁断作業ができること 縫製 1 縫製作業ができること 2 ミシンの簡単な調整ができること 検査 検査ができること - 13 -

4 基礎 1 級布はく縫製技能検定試験の試験科目及びその範囲並びにその細目 (1) 技能検定試験の合格に必要な技能及びこれに関する知識の程度布はく縫製の職種に係る基本的な業務を遂行するために必要な技能及びこれに関する知識の程度を基準とする (2) 試験科目及びその範囲表 4の左欄のとおりである (3) 表 4の右欄のとおりである 表 4 試験科目及びその範囲 学 科 試 験 1 布はく縫製品の種類 1 次に掲げる布はく縫製品の種類について基礎的な知識を有すること (1) ワイシャツ (2) カジュアルシャツ (3) 開きんシャツ (4) 食品白衣 (5) 医療用白衣 (6) 理美容衣 (7) その他 2 えり型及びカフス型の区分について基礎的な知識を有するこ と 2 布はく縫製品の製造の方法 型紙の製作 布はく縫製品の型紙の製作について基礎的な知識を有すること 裁断の方法 布はく縫製品の裁断の方法に関し 次に掲げる事項について基礎 的な知識を有すること (1) 要尺の見積り (2) 各種繊維に適合した布地の取扱い (3) 柄合せ及び逆毛取り (4) 型紙のさしこみ法 (5) 型紙による裁断及びじか裁断 縫製の方法 布はく縫製品の縫製の方法に関し 次に掲げる事項について基礎 的な知識を有すること (1) 縫製の手順 (2) 縫製に使用するミシン糸とミシン針との関係 (3) 次の縫製の種類及び特徴 イ 本縫い ロ 環縫い ハ 巻縫い ニ 安全縫い ホ 飾り縫い ヘ かん抜き止め ト 穴かがり チ ボタン付け リ 縁かがり ヌ その他 (4) 次の縫製作業法 イ 裁ち合わせ ロ ダーツ縫い ハ ポケット作り及びポケット付け - 14 -

布はく縫製品の製造に使用する機械及び器工具の種類及び使用方法 3 繊維及び織物の種類及び特徴布はく縫製品の材料の種類及び特徴織物の種類 組織及び用途 ニ 芯はり ホ 前身 ( 上前及び下前 ) 縫い ヘ 後身縫い ト そで作り及びそで付け チ カフス作り及びカフス付け リ えり作り及びえり付け ヌ ボタン付け 穴かがり及びかん抜き止め (5) パッカリング防止 (6) 寸法の計り方 (7) 仕上げの種類及び方法 (8) 洗濯絵表示 布はく縫製品の製造に使用する機械及び器工具に関し 次に掲げ る事項について基礎的な知識を有すること (1) 次の型紙の製作用及び裁断用機械並びに器工具の種類及び使 用方法 イ 延反機 ロ 縦刃式裁断機 ハ 丸刃式裁断機 ニ バンドナイフ式裁断機 ホ ダイカット ( ポンス ) ヘ 裁ちばさみ ト 目打ち機 チ 型紙作成用器工具 (2) 次の縫製用機械の種類及び使用方法 イ 本縫いミシン ロ オーバーロックミシン及びインターロックミシン ハ 単環縫いミシン及び二重環縫いミシン ニ 二本針ミシン及び三本針ミシン ホ かん抜き止めミシン ヘ 穴かがりミシン ト ボタン付けミシン チ ポケット折り機 リ 各種自動ミシン ヌ その他 (3) 縫製用機械に使用する附属器具の種類及び使用方法 (4) アイロン及びプレス機の種類及び使用方法 布はく縫製品の材料に関し 次に掲げる事項について基礎的な知 識を有すること (1) 生地の種類及び特徴 (2) 芯地 附属生地及び附属品の種類及び特徴 (3) 縫い糸の種類及び特徴 布はく縫製品に使用する織物に関し 次に掲げる事項について基 礎的な知識を有すること (1) 次の織物の組織 種類及び特徴 イ 平織 斜文織 ( 綾織 ) 及び朱子織の基本組織 - 15 -

ロ 平織 斜文織 ( 綾織 ) 及び朱子織の変化組織 (2) 次の織物の種類 用途及び特徴 イ 綿織物 ロ 麻織物 ハ 絹織物 ニ 毛織物 ホ 化学繊維織物 ヘ 交繊織物 ト 混紡織物 4 安全衛生に関する基礎的な知 布はく縫製作業に伴う安全衛生に関し 次に掲げる事項について 識 基礎的な知識を有すること (1) 機械 器工具 原材料等の危険性又は有害性及びこれらの取扱方法 (2) 安全装置 有害物抑制装置又は保護具の性能及び取扱方法 (3) 作業手順 (4) 作業開始時の点検 (5) 布はく縫製作業に関して発生するおそれのある疾病の原因及び予防 とん (6) 整理 整頓及び清潔の保持 (7) 事故時等における応急措置及び退避 (8) 安全衛生標識 ( 立入禁止 安全通路 保護具着用 火気厳禁 等 ) (9) 合図 (10) 服装 実 技 試 験 布はく縫製品の縫製及び仕上げワイシャツ製造作業縫製及び仕上げ 1 簡単な縫製及び仕上げ作業ができること 2 ミシンの簡単な点検及び調整ができること - 16 -

5 基礎 2 級布はく縫製技能検定試験の試験科目及びその範囲並びにその細目 (1) 技能検定試験の合格に必要な技能及びこれに関する知識の程度布はく縫製の職種に係る基本的な業務を遂行するために必要な基礎的な技能及びこれに関する知識の程度を基準とする (2) 試験科目及びその範囲表 5の左欄のとおりである (3) 表 5の右欄のとおりである 表 5 試験科目及びその範囲 学 科 試 験 1 主な布はく縫製品の種類 1 次に掲げる布はく縫製品の種類について初歩的な知識を有すること (1) ワイシャツ (2) カジュアルシャツ (3) 白衣 (4) その他 2 えり型及びカフス型の区分について初歩的な知識を有するこ と 2 主な布はく縫製品の製造の方 法 裁断の方法 布はく縫製品の裁断の方法に関し 次に掲げる事項について初歩 的な知識を有すること (1) 要尺の見積り (2) 型紙による裁断 縫製の方法 布はく縫製品の縫製の方法に関し 次に掲げる事項について初歩 的な知識を有すること (1) 縫製の手順 (2) 縫製に使用するミシン糸とミシン針との関係 (3) 次の縫製の種類 イ 本縫い ロ 環縫い ハ 巻縫い ニ 安全縫い ホ 飾り縫い ヘ かん抜き止め ト 穴かがり チ ボタン付け リ 縁かがり ヌ その他 (4) 次の縫製作業法 イ 裁ち合わせ ロ ダーツ縫い ハ ポケット作り及びポケット付け ニ 芯はり ホ 前身 ( 上前及び下前 ) 縫い ヘ 後身縫い ト そで作り及びそで付け チ カフス作り及びカフス付け - 17 -

リ えり作り及びえり付け ヌ ボタン付け 穴かがり及びかん抜き止め (5) パッカリング防止 (6) 寸法の測り方 布はく縫製品の製造に使用 布はく縫製品の製造に使用する機械及び器工具に関し 次に掲げ する機械及び器工具の種類 る事項について初歩的な知識を有すること (1) 次の型紙の製作用及び裁断用機械並びに器工具の種類 イ 延反機 ロ 縦刃式裁断機 ハ 丸刃式裁断機 ニ バンドナイフ式裁断機 ホ ダイカット ( ポンス ) ヘ 裁ちばさみ ト 目打ち機 チ 型紙作成用器工具 (2) 次の縫製用機械の種類 イ 本縫いミシン ロ オーバーロックミシン及びインターロックミシン ハ 単環縫いミシン及び二重環縫いミシン ニ 二本針ミシン及び三本針ミシン ホ かん抜き止めミシン ヘ 穴かがりミシン ト ボタン付けミシン チ ポケット折り機 リ 各種自動ミシン ヌ その他 (3) 縫製用機械に使用する附属器具の種類 (4) アイロンの種類 3 繊維及び織物の種類 布はく縫製品の材料の種類 布はく縫製品の材料に関し 次に掲げる事項について初歩的な知 識を有すること (1) 生地の種類 (2) 芯地 附属生地及び附属品の種類 (3) 縫い糸の種類 織物の種類 布はく縫製品に使用する織物に関し 次に掲げる事項について初 歩的な知識を有すること (1) 次の織物の組織 イ 平 織 ロ 斜文織 ( 綾織 ) ハ 朱子織 (2) 次の織物の種類 イ 綿織物 ロ 麻織物 ハ 絹織物 ニ 毛織物 ホ 化学繊維織物 ヘ 交繊織物 ト 混紡織物 4 安全衛生に関する基礎的な知 布はく縫製作業に伴う安全衛生に関し 次に掲げる事項について 識 基礎的な知識を有すること - 18 -

(1) 機械 器工具 原材料等の危険性又は有害性及びこれらの取 扱方法 (2) 安全装置 有害物抑制装置又は保護具の性能及び取扱方法 (3) 作業手順 (4) 作業開始時の点検 (5) 布はく縫製作業に関して発生するおそれのある疾病の原因及 び予防とん (6) 整理 整頓及び清潔の保持 (7) 事故時等における応急措置及び退避 (8) 安全衛生標識 ( 立入禁止 安全通路 保護具着用 火気厳禁 等 ) (9) 合図 (10) 服装 実 技 試 験 布はく縫製品の縫製ワイシャツ製造作業縫製 1 簡単な縫製作業ができること 2 ミシンの簡単な点検ができること - 19 -