Microsoft Word 入浴介助手順.doc

Similar documents
老計第 10 号平成 12 年 3 月 17 日 各都道府県介護保険主管部 ( 局 ) 長殿 訪問介護におけるサービス行為ごとの区分等について 厚生省老人保健福祉局老人福祉計画課長 訪問介護の介護報酬については 指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準 ( 訪問通所サービス及び居宅療養管理

問診票-1ol

(4) 生活環境づくり 7 1 利用者が過ごしやすい環境づくりに取り組んでいる 〇 施設の新築移転により全室個室となり プライバシーが保護されていると共に 居室に利用者の私物の持ち込みができることなど 利用者の趣向に合った部屋作りがされています 利用者からの聞き取りでも満足感が窺えました また 旧施

概要 特別養護老人ホーム大原ホーム 社会福祉法人行風会 平成 9 年開設 長期入所 :100 床 短期入所 : 20 床 併設大原ホーム老人デイサービスセンター大原地域包括支援センター 隣接京都大原記念病院

Microsoft Word - シラバス.doc

個人情報保護規定

別紙 1-2 移乗介助 ロボット技術を用いて介助者による抱え上げ動作のパワーアシストを行う非装着型の機器 移乗開始から終了まで 介助者が一人で使用することができる ベッドと車いすの間の移乗に用いることができる ( ベッドと車いすの間の移乗における使い勝手は ステージゲート審査での評価対象となる点に留

72 第 Ⅱ 章被災者の観察と基本的なケア 2 演習の目標 1 避難所生活の中で, 足湯 マッサージを行う目的を説明できる. 2 足の状態, マッサージ部位の皮膚の状態や症状をアセスメントできる. 3 避難所という生活の場の中で足湯を行うための技術を習得する. 4 必要最小限の資源で最大の効果を上げ

保監第   号 

Ⅲ 在宅介護業及び施設介護業 1 在宅介護業及び施設介護業について今回メンテナンスを行った 在宅介護業 及び 施設介護業 は 介護を必要 とする高齢者が増加する中で 良質なサービスを安定的に提供していくには 介 護サービスの担い手となる人材を十分に確保するだけでなく これらの職員の意 欲と能力を高め

期末評価票に記載された内部評価の方法は 合計 6 種類あります これらは 大別すれば 現認 記録確認 ヒアリングに分かれることから 以下では この ~ に区分して 期末評価票の記載例をお示しします 内部評価の方法 記載例の掲載箇所 現認. 現認 ( ページ ) 状況の変化が起こった場合に現認 対応す

問診票-1ol

特別養護老人ホーム ( 入所施設 ) 事業継続計画概要 ( 優先業務 ) 優先業務の考え方 : 介護保険法及び 指定介護老人福祉施設の人員 設備及び運営に関する基準 の定め (= 最低基準 ) を遵守することを最低限守るべき業務レベルとする その上で 利用者の生命維持に重大 緊急の影響がないと考えら

障害者総合支援法施行について 地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を講ずるための関係法律の整備に関する法律 が平成 25 年 4 月に施行されました この法律では 障害者自立支援法 を 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律 ( 障害者総合支援法 ) とするとと

平成21年度 介護サービス事業者における事故発生状況

横丛34₀.pdf

様式 1-- 号の別紙 技能実習の内容詳細備考 関連業務及び周辺業務の別 ( 具体的な技術 ) ( 着眼点 ) 指導員の役職 氏名 ( 経験年数 ) 講習 1 0. 共通項目 体調の確認等 1~は 全ての身体介護業務に共通して行う 以下の項目について理解する 1) 体調の確認等 1 あいさつ 主体が

(4) 生活環境づくり 7 1 利用者が過ごしやすい環境づくりに取り組んでいる 施設の新築移転により全室個室化され プライバシーは確保されています 居室に私物の持ち込みができ 面会できる相談室も用意されており 過ごしやすい生活環境が整っています 園内はユニバーサルデザインであり 移動しやすいよう配慮

4. 通常疥癬と角化型疥癬の違い 1) 通常疥癬 (1) 通常疥癬は 長時間の皮膚と皮膚との直接接触によって感染する 稀に寝具やタオル類を介する間接接触感染もあるが 集団感染の危険性は少ない (2) 強い掻痒感を伴い 皮膚症状は丘疹 結節 疥癬トンネルがある 2) 角化型疥癬 (1) 感染経路は通常


P-2 3 自分で降りられないように ベットを柵 ( サイドレール ) で囲む 実施の有無 1 他に介護の方法がないため 2 同室者 他の利用者からの依頼 4 不穏や不安など本人の混乱を防止 5 暴力行為など他人への迷惑行為を防止の為 6 夜間以外の徘徊を防止 7 夜間の徘徊を防止 8 不随運動があ

麹町 2 級以上 介護職員初任者研修 介護福祉士のいずれかあれば尚可 神田佐久間町 2 級以上 介護職員初任者研修 介護福祉士のいずれかあれば尚可 社会福祉法人新生寿会ありすの杜きのこ南麻布 麹町 2 級以上 介護職員初任者研修 介護福祉士のいずれかあれば尚可

佐久病院・腎移植患者様用パス

ⅩⅩⅩ

必須務 Ⅱ 安全衛生務 ( ) 雇い入れ時の安全衛生教育 介護職種における疾病 腰痛予防 福祉用具の使用方法 及び 点検 介護事故防止のための教育 5 緊急時 事故発見時の対応. 掃除 洗濯 調理務 利用者の居室やトイレ 事所内の環境整備 利用者の衣類等の洗

特別支援学校における介護職員等によるたんの吸引等(特定の者対象)研修テキスト

PowerPoint プレゼンテーション

3 介護の基本 (6 時間 ) 項目名 時間数 講義内容及び演習の実施方法 1 介護職の役割 専門性と多 職種との連携 各介護現場での介護職の役割を理解する 地域包括支援センター創設 の背景からチームアプローチの意味を理解する 家族による介護と専門職による介護の相違点を挙げながら 介護の専門性を理解

A-2-(1)-1 利用者の自律 自立生活のための支援を行っている A-2-(1)-2 利用者の心身の状況に応じたコミュニケーション手段の確保と必要な支援を行っている A-2-(1)-3 利用者の意思を尊重する支援としての相談等を適切に行っている A-2-(1)-4 個別支援計画にもとづく日中活動と

鼻腔内 ( 通常手順 ) 安全に吸引が実施できる者を選定すること及び緊急時に備える STEP1 安全管理体制確保 評価項目内容実施者 留意事項 考えられるえられる主なリスク 必要な知識知識 技術 利用者の状態に関する情報を共有し 報告 連絡 相談等の連携体制を確保する ( 急変 事故発生時の対策を含

1. 入国後講習用教材の位置づけの明確化技能実習法では 技能実習生を監理 監督する監理団体は 技能実習生に対して 実習実施機関が技能等の習得活動を実施する前に2か月間の 入国後講習 を実施することが義務付けられている ( 入国前講習を行った場合には 内容に応じて時間数を省略できる ) 介護職種では

Microsoft Word - H22.10ヘルパー養成講座カリキュラム(2期)

A5 定刻に評価するためには その時刻に責任をもって特定の担当者が評価を行うことが必要 となる Q6 正看護師 准看護師 保健師 助産師以外に医師 セラピストなどが評価してもよいか A6 よい ただし 医療職に限られ 評価者は所定の研修を修了した者 あるいはその者が実施した院内研修を受けた者であるこ

⒉ 食事介助 食事前の準備を行うことができる 声を掛けたり肩を叩いたりするなどして 利用者の覚醒状態を確認したか 嚥下障害のある利用者の食事にとろみをつけたか 禁忌食の確認をしたか 飲み込むことができる食べ物の形態かどうかを確認したか 5 食べやすい座位の位置や体幹の傾きはないか等座位の安定を確認し

施設長 副施設長 事務長 施設課長 相談員 入所区分 一般 特例 入所申込日 平成 年 月 日 入所申請受付日 平成 年 月 日 特別養護老人ホームさくら苑入所申請書 特別養護老人ホームさくら苑 施設長 坂本正司 様 入所申込者 - 住所 : 氏名 : 電話番号 : -( )- 入所希望者との続柄

透析看護の基本知識項目チェック確認確認終了 腎不全の病態と治療方法腎不全腎臓の構造と働き急性腎不全と慢性腎不全の病態腎不全の原疾患の病態慢性腎不全の病期と治療方法血液透析の特色腹膜透析の特色腎不全の特色 透析療法の仕組み血液透析の原理ダイアライザーの種類 適応 選択透析液供給装置の機能透析液の組成抗

生活支援ヘルプアセスメント

Microsoft Word 栄マネ加算.doc

福祉用具貸与 介護予防福祉用具貸与 心身機能が低下した高齢者に 日常生活の自立を助ける用具をレンタルします 自 宅 に 住 ん で 自 宅 で 受 け る サ ー ビ ス ( 生活環境を整える ) 貸与品目 福祉用具購入費の支給 住宅改修費の支給 手すり スロープ 歩行器 歩行補助杖 車いす ( 付

洗浄水を吸引し 吸引チュブ内側の汚れを落とす 吸引チュブ 接続管内側の汚れの除去を確認しているか 20 吸引器の電源を切る利き手と反対の手で電源を切っているか 21 吸引チュブを連結管から外し保管容器に戻す 吸引チュブを保管容器の中に不潔にならないようにおさめたか ( 蓋は 22~25 で閉める )

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

平成17年度社会福祉法人多花楽会事業計画(案)

保監第   号 


自立活動の内容

介護人材分野におけるキャリア段位制度の評価基準に係る実証事業

添削指導及び面接指導の指導方法書 1 添削指導 (1) 添削指導の進め方ア ) 指導の回数 9 回イ ) 課題の配布第 1 日目 ( スクーリング ) に全 9 回分を配布ウ ) 回答の提出期限指定通学日 ( スクーリング ) の当日まで提出する エ ) 評価方法提出された課題は 添削責任者の指導の

入所利用料 NO.2 単価新 老人訪問看護指示加算 300 円 / 回 訪問看護ステーションに対し医師が訪問看護指示書を交付した場合 緊急時治療管理 認知症情報提供加算 511 円 / 日緊急的な治療管理を行なった場合 (3 日限度 ) 350 円 / 回認知症疾患医療センター等に紹介した場合 地域

指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準 ( 短期入所サービス及び特定施設入居者生活介護に係る部分 ) 及び指定施設サービス等に要する費用の額の 別紙 2 算定に関する基準の制定に伴う実施上の留意事項について ( 抄 )( 老企第 40 号平成 12 年 3 月 8 厚生省老人保健福祉局企

A-2-(1)-3 利用者の意思を尊重する支援としての相談等を適切に行っている A-2-(1)-4 個別支援計画にもとづく日中活動と利用支援等を行っている A-2-(1)-5 利用者の障害の状況に応じた適切な支援を行っている 評価概要 1 子どもの心身の状態 生活習慣をアセスメントで把握し自立に配慮

A-1 個別サービスの提供 1-(1) 利用者に対する食事の提供 A-1-(1)-1 食事を楽しめるような工夫を行っている a) 食事を楽しめるような工夫を行っている b) 食事を楽しめるような工夫を行っているが 十分ではない c) 食事に関して 特に工夫は行っていない 食事の提供は 利用者の支援に

目次 はじめに 1 Ⅰ 入浴動作時の注意点 1 1 入浴時の褥創予防に使用する用具 1 (1) 浴室用マット 1 (2) 浴室用ジェルクッション 2 (3) 特殊背もたれ 2 Ⅱ 入浴動作環境 3 Ⅲ 入浴動作 4 1 洗体具の改良 4 2 高床環境での入浴動作方法 5 (1) 入浴前の準備 5 (

鼻腔内 ( 人工呼吸器装着者 ) 安全に吸引が実施できる者を選定すること及び緊急時に備える STEP1 安全管理体制確保 評価項目内容実施者 留意事項 考えられるえられる主なリスク 必要な知識知識 技術 利用者の状態に関する情報を共有し 報告 連絡 相談等の連携体制を確保する ( 急変 事故発生時の

A9R59DF.tmp

Microsoft PowerPoint - タルセバ療法 ppt [互換モード]

地域密着型サービスに係る 介護・医療連携推進会議

平成 28 年度桃山福祉会事業計画書 1 基本理念以下の理念を元に 法人の運営を行う 1. その日その時を穏やかに普通に楽しく生活できる 2. 必要な時にその方にあったサポートができるケアを目指す 3. 地域での生活が送れるように地域との交流を図る 2 運営方針基本理念に加え 介護サービス 組織 財

<93C18B4C8E968D8082CC8B4C93FC97E12E786C73>

鎌倉市介護予防 日常生活支援総合事業 訪問型サービス A 運営の手引き 平成 29 年 12 月作成 鎌倉市高齢者いきいき課

入院生活のご案内 ~ 個室 ~ 起床 消灯 消灯時間 21:00~6:00 消灯後も看護師が定期的に病室を巡視しております その際カーテンを開けさせて頂くことがあります ご了承ください 消灯後 看護師に用がある方は ナースコールでお知らせください 看護師が直接お部屋に伺います 検温 3 回 / 日

PowerPoint プレゼンテーション

(2) 前頁表のうち6( 下線部 ) の費用は その他の日常生活費 と呼ばれ その基準が国通知により下記のとおり示されています その他の日常生活費 の趣旨とは? 入所者又はその家族等の自由な選択に基づき 施設がサービス提供の一環として提供する日常生活上の便宜に係る経費のことです ポイント1: 入所者

= 掲載済 12 短期入所生活介護 (P107~P121) 13 短期入所療養介護 (P122~P131) 16 福祉用具貸与 (P153~P158) 17 (P159~P170) 18 入居者生活介護 地域密着型入居者生活介護 (P171~P183) 20 介護老人福祉施設 地域密着型介護老人福祉

介護における尊厳の保持 自立支援 9 時間 介護職が 利用者の尊厳のある暮らしを支える専門職であることを自覚し 自立支援 介 護予防という介護 福祉サービスを提供するにあたっての基本的視点及びやってはいけ ない行動例を理解している 1 人権と尊厳を支える介護 人権と尊厳の保持 ICF QOL ノーマ

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

老年看護学実習

< F31332D8FE18A518E998E7B90DD94C581468B8F8F5A B8372>

通所リハビリテーションとは 介護保険で認定を受けられた要支援 要介護の方を対象に機能訓練 歩行訓練や日常生活訓練 脳への刺激で認知症予防などを目的に リハビリテーション ( 以下 リハビリ ) を行う通いのサービスです 通所リハビリテーション ( 以下 通所リハビリ ) は 利用者様が可能な限り自宅

事業案内 障害のある方や高齢者の自立生活や社会参加を支援します 自分らしい生活を送るために必要な福祉用具や住宅改修などの相談 支援を行います 具体的な技術支援を必要とされる方には リハビリテーションセンターの専門職が医療 保健 福祉関係機関と連携して相談 支援に対応します 相談内容 身体状況の確認日

元気高齢者が支える超高齢社会 高齢化率 30.3% 2025 年には 65 歳以上の高齢者が約 3600 万人 2

Guide JAP 3.qxd:OPS Guide US CAN Amend.qxd

(2) 医療処置の状況 医療処置の状況で あてはまるものはない は 特養入所待機者が約 6 割 施設入所者が 7 割近くとなっている 医療処置が必要な場合は 褥瘡 ( 床ずれ ) の処置 ( 特養入所待機者 % 施設入所者 %) 胃ろう 経管栄養 ( 特養入所待機者 % 施設入所者 %) が挙げられ

デイサービス東神田の里事業計画 ( 案 ) 開設年月日 事業所名 平成 26 年 10 月 1 日 デイサービス東神田の里 事業内容通所介護 / 介護予防通所介護 ( デイサービス ) 事業規模 開設場所 利用定員 20 名 大阪府寝屋川市東神田町 19 番 1 号 平成 28 年度事業運営基本計画

Microsoft Word - 04 Ⅳ章 doc

Microsoft Word - Q&A(訪問リハ).doc

Microsoft PowerPoint - 第5回とちぎ感染担当者QandA改定

新人教育チェックシート目次ページ新人教育チェックシート目次ページ 排泄関係 清潔整容関係 おむつ交換の実際 1 歩行入浴 7 おむつ交換の準備と片づけ 2 機械入浴 7 トイレ誘導 2 モーニンク イフ ニンク ケア 8 排泄記録 2 口腔ケア 8 清拭 8 食事関係 観察報告 9 準備 3 急変対

14 補助金算出表

各論第 3 章介護保険 保健福祉サービスの充実

 

H1-4_4c<51FA><529B><898B><672C>1206.pdf

出時に必要な援助を行うことに関する知識及び技術を習得することを目的として行われる研修であって 別表第四又は別表第五に定める内容以上のものをいう 以下同じ ) の課程を修了し 当該研修の事業を行った者から当該研修の課程を修了した旨の証明書の交付を受けた者五行動援護従業者養成研修 ( 知的障害又は精神障

「指定通所介護」

振り返り 研修全体を振り返り 本研修を通じて学んだことについて再確認を行うとともに 就業後も継続して学習 研鑚する姿勢の形成 学習課題の認識をはかる 修了時のポイント 介護職員としての基本的な姿勢はいうまでもなく 日常的に自身を高める課題を明確に意識しながら就業する姿勢が重要 コース 1. 振り返り

<4D F736F F F696E74202D208CA48F B28DB8837C CA48F4389EF8E9197BF94C5816A2E B8CDD8AB

ホームの概要 名 称住宅型有料老人ホーム桜美苑岩木 所在地弘前市大字駒越字村元 開設日平成 24 年 11 月 5 日定員 35 名 ( 個室 35 室 ) 電話番号 空室確認 ( 吉本 ) 運営法人から入居を考えている方へのメッセージ

要介護状態 : 通所リハビリ利用者負担分 介護保険の適用時の 1 日当たりの利用料金 介護保険適用時の 1 日当たりの利用者負担金 要介護度 1 6,880 円 688 円 要介護度 2 8,420 円 842 円 要介護度 3 9,950 円 995 円 要介護度 4 11,490 円 1,149

介護度 1 か月 (30 日 ) あたりの施設利用料グループホームかじかの里平成 28 年 5 月 1 日現在 負担割合 介護サービス利用料加算料金居室料食費光熱水費合計 要介護 1 1 割 2 割 22,770 45,540 2,475 4,949 37,500 30,000 11,

自己評価結果表 サービス種別 ( 該当するものに〇 ) ( ホームヘルプサービスみその ) 共通項目 A サービス提供の基本方針と組織 1 サービス提供の基本方針 基本方針の明文化 1 利用者に対し 利用者本位など 介護保険の理念を含めて サービス提供に関する組織の理念 基本方針を明文化し わかりや

 

<4D F736F F D208F5A91EE89FC8F4382AA954B977682C8979D97528F B4C93FC977697CC816A2E646F63>

コピー身体的拘束等の適正化のための指針

この面に介護保険被保険者証の写しを貼付してください 様式 1 裏面

Microsoft Word - 【資料4-13】0317_PM_通リハ

事業者名称 ( 事業者番号 ): カルナハウス ( ) TEL 提供サービス名 : 指定介護老人福祉施設評価年月日 : 平成 21 年 12 月 1 日 介護保険サービス評価表 ( 自己評価 ) A サービス提供の基本方針と組織 1. サービス提供の基本

<4D F736F F D B B A93FA8FED90B68A8894EF92CA926D8DC58F4988C42E646F63>


様式 1 裏面 写しを貼付してください この面に介護保険被保険者証の

2. 経口移行 ( 経口維持 ) 加算 経口移行 ( 経口維持 ) 計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は その記載をもって経口移行 ( 経口維持 ) 計画の作成に代えることができる 従来どおり経口移行 ( 経口維持 ) 計画を別に作成してよい 口腔機能向上加算 口腔

医療 回復支援 在宅 見附市の地域包括ケアシステム 介護体制と支援の拡大 資料 1 病院 ( 救急 基幹病院等 ) 早期退院 回復期 ( 市外 ) リハビリ病院 見附市立病院 保健福祉センター 特養ほか 医療 救急 手術など高度医療 集中リハビリ 早期回復 見附市医療の里 老健施設ケアプラザ見附 か

Transcription:

( 準備 介助 清拭 判断基準 ) 1. 目的 介護施設 園におけるご利用者の清潔を保持し ご利用者の身体的 精神的健康を促すようにする とともに 快適に入浴して頂くことを目的とする (1) 身体的な面 1 入浴により清潔を維持する 2 体が温まり血行の循環をよくする 3 新陳代謝を促進させる 4 褥瘡 感染を予防する 5 適度な疲労が 食欲を増進させ 便通を整え 安眠をもたらす効果もある (2) 心理的な面 1 ゆったりとした気分で リラックスし 気分転換になる 2 スキンシップを図ることで 気分を安定させることができる (3) 社会的 文化的な面 1 社会生活を営むうえでのコミュニケーションの手段の一つである 2 入浴好きの国民性がある (4) 介助面 1 介護者が全身の状態を観察することができる 2. 責任 入浴介助に関する責任は 各入浴担当ケアワーカーが負う 施設介護 通所サービスにおける ご利用者の入浴形態の決定についての責任は 以下の通り 老人保健施設 :PT 特別養護老人ホーム : ケアワーカー ( 又は看護師 ) ケアホーム : 生活相談員

2/5 3. 手順とフローチャート ( 入浴 ) ( 前日 ) 着替え準備 ケアワーカー 翌日の入浴予定者を入浴ボードで確認し 入浴予定者の着替えを準備する 準備のできる人 自分で準備 準備のできない人 本人に確認の上 ケアワーカーが準備 通所サービスは準備無し 入浴ボード なし ( 当日 ) 入浴者確認 看護師 入浴前に検温する( 老健のみ ) バイタル測定用紙に記録 熱発者 状態の芳しくない利用者については入浴を中止させる ケアワーカー 看護師に入浴中止者を確認する 入浴中止者については 入浴ボードに 禁浴シールを貼付 浴室準備ケアワーカー 特記事項参照 バイタル測定用紙 バイタルチェック表又は 業務日誌入浴ボード バイタルチェック表に 印又は 赤い名札を付ける ( 通所サービスは業務日誌に を付ける ) 浴室誘導 ケアワーカー 入浴者を確認し 浴室へ誘導する 入浴ボード バイタルチェック表又は 業務日誌 入浴介助ケアワーカー 特記事項参照 片付け ケアワーカー 浴室 浴槽内 脱衣室の清掃 片付けを行う 入浴者の衣類を洗濯に出す ( 特養 ) 本入所とショートステイとに分ける ( 老健 ) 業者洗濯と家族洗濯とに分ける ( ホワイトボードで確認 ) 業者選択はリネン等交換依頼手順参照 ご利用者にそのまま返却する 記録 ケアワーカー 入浴後 入浴者について入浴確認のチ ェックを行う 入浴簿に記録 浴室清掃手順 リネン等交換依頼手順ホワイトボード 入浴カード ( 老健のみ ) 入浴簿 バイタルチェック表又は 業務日誌 連絡帳 ケース記録 看護師 体温表に入浴の記録 体温表 ( 施設介護のみ )

3/5 4. 手順とフローチャート ( 清拭 ) 着替え準備 ケアワーカー 準備のできる人 自分で準備 準備のできない人 本人に確認の上 介護者が準備 対象者 : 入浴のできなかった人 清拭者確認ケアワーカー 入浴中止者を確認 居室準備 ケアワーカー 室温に注意する (22 ~26 ) シャンフ ー 石鹸 ハ スタオル フェイスタオル ト ライヤー 着替え 清拭等を準備する ( 沐浴剤を使用すると手軽に行える ) * 通所サービスの清拭は 脱衣室で行う 居室誘導 ケアワーカー 入浴者を確認し 居室へ誘導する 清拭介助 ケアワーカー 1 声かけをし カーテンを引く 2 脱衣介助する 3 蒸しタオルで 顔 腕 胸 胸部 腹部 背中 腰部 臀部を拭き 乾いたタオルで拭く 石鹸使用時は各部位ごとに蒸しタオ ルで石鹸分が無くなるまで拭き取り 乾いたタオルで拭く 洗髪介助 ケアワーカー 1 ケリーパットの準備をする 2 シャンプーで洗髪する 3 タオルでシャンプーを拭き取り 湯ですすぐ 4 タオルで水分を拭き取る ドライシャンプーやアルコールで拭くと手軽に行える * 通所サービスでは4の行程のみ実施 足浴介助 ケアワーカー 1 専用バケツにお湯を入れる 2 1~2 分両足を湯につける 3 両足を石けんで洗う 4 湯を替え石けんを洗い流す 5 乾いたタオルで拭く 片付け ケアワーカー 使用物品を片づける 入浴者の衣類を洗濯に出す ( 特養 ) 本入所とショートステイとに分ける ( 老健 ) 業者洗濯と家族洗濯とに分ける ご利用者にそのまま返却する リネン等交換手順ホワイトボード 入浴カード ( 老健のみ )

4/5 記録 ケアワーカー 清拭者について確認のチェックを行 う 入浴簿 ( 施設介護 ) 連絡帳 看護師 体温表に入浴の記録 体温表 ( 施設介護のみ ) 5. 特記事項 浴室準備 一般浴特浴リフト浴 中間浴 1 お湯を入れる 給湯する 1 お湯を入れる 給湯する ( 特養 ) 浴槽機械の電源を入れ 浴槽のバルブを開けお湯を入れる 2 準備事項シャンフ ー 石鹸 ハ スタオル フェイスタオル ト ライヤー 着替え 上がり湯 清拭等を準備する 1 給湯をする ( 特養のみ ) ( 特養 ) 湯温を適温 (40~42 ) にする 2 準備事項マット シャンフ ー 石鹸 ハ スタオル フェイスタオル ト ライヤー 着替え 脱衣カゴ 上がり湯 清拭等を準備する ( 特養 ) 浴槽機械の電源を入れ 浴槽 タンクのバルブを開けお湯を入れる 2 シャンフ ー 石鹸 ハ スタオル フェイスタオル ト ライヤー 着替え 上がり湯 清拭等を準備する 入浴介助 一般浴 特浴 リフト浴 中間浴 1 脱衣場で脱衣介助 1 脱衣介助 1 脱衣介助 2 浴室内でシャワーチェア-に座って頂き シャワーの湯温に注意し 2 洗身台で シャワーの湯温に注意し 洗髪 洗身介助 2 洗い場 ( 施設介護 ) 脱衣室 まで車椅子で誘導し 手 洗髪 洗身介助 3 湯温 給湯温度に注意し 浴槽に入 すりにつかまり立って頂き リフト 3 湯温 給湯温度に注意し 浴槽に入 って頂く チェアーに座って頂く って頂く 4 上がり湯をかけ 浴室ベットで着衣 3 リフトチェアーにて洗髪 洗身介 4 上がり湯をかけ 脱衣場でハ スタオル 介助 助 で体を拭き 着衣介助 5 ドライヤーで髪を乾かし 必要な場 4 湯温 給湯温度に注意し リフトチ 5 ドライヤーで髪を乾かし 必要な場 合手足の爪を切る ェアーで浴槽に入って頂く 合手足の爪を切る 洗髪 洗身介助は ご本人可能な作業 5 上がり湯をかけ 車椅子に座って頂き 着衣介助 洗髪 洗身介助は ご本人可能な作業 であればご本人に任せ できない作業を介助する 6 ドライヤーで髪を乾かし 必要な場合手足の爪を切る であればご本人に任せ できない作業を介助する 火傷しないよう シャワー 給湯の湯温に注意する 入浴中 溺れたり のぼせたりしない様 見守る 歩行不安定の方は 介助歩行する 火傷しないよう シャワー 給湯の湯温に注意する 入浴中 溺れたり のぼせたりしない様 見守る スリングは臀部まで包む様に入れる 移動は スリングが外れないよう( フック部分 ) に注意 確認し リフターで行う 洗髪 洗身介助は ご本人可能な作業であればご本人に任せ できない作業を介助する 火傷しないよう シャワー 給湯の湯温に注意する 入浴中 溺れたり のぼせたりしない様 見守る 移動は リフトチェアーで行う

5/5 入浴対象基準 利用者の入浴は以下の基準により その入浴形態を決定 一般浴 : 独歩または介助にて歩行可能者で浴槽まで移動ができる人 リフト 中間浴 : 起立可能 座位保持可能な人 特浴 : 全面介助を要する人 ( 天井走行リフター ) * 入所時 ご利用者の状態を PT へ報告し 入浴形態の指示を受ける ( 老健の場合 ) 入浴日 各入浴共に 月 木 火 金 水 土 ショートステイの場合 入所時に入浴日を決定する 通所サービス老人保健施設 特別養護老人保健施設 月 火 水 木 金 ケアプラザ 月 火 水 木 金 土 ( 入浴前 ) 浴室内脱衣室の室温 湯温の確認 食事直後( 消化能力の低下 ) 空腹持 ( 脳貧血になりやすい ) は避け 排泄後にする ( 入浴時 ) 本人のプライドを傷つけない様 プライバシーに配慮する 残存機能維持に配慮する 全身の観察が出来るので異常がないか( 皮膚 湿疹 褥創初期 浮腫等 ) 見おとさない様注意する 転倒 熱湯 溺水に注意する ( 入浴後 ) 利用者の顔色や一般状態を観察し 異常がないか確認する 保温と安静に配慮し水分補給する 異常があった時の対処方法 のぼせ 脳貧血の場合は 冷水で絞ったタオルで顔や胸を拭き 冷水でうがいをすると症状を緩和させる 気分の悪い方がいたら 入浴を中止し 身体を拭き安静にして医務へ連絡する 施設入浴者の取扱い 介護施設 園の在宅介護支援センター 役所福祉保健サービス課より連絡のあった施設入浴者について 事務にて連絡を受付け 施設入浴ボードの予定日に名札を付ける 通所サービススタッフは施設入浴ボードを確認し 上記入浴介助手順に従い入浴介助実施