Q1 不動産取得税とは どのような税金ですか? 不動産取得税とは 不動産 ( 土地や家屋 ) を売買 贈与 新築 増築 改築などによって取得したときに かかる税金です この場合 有償 無償の別 登記の有無 取得の理由は問いません Q2 税額の計算方法は どのようになっていますか? 不動産取得税の税額

Similar documents
所得税確定申告セミナー

契約をするとき 契約書に貼る印紙税不動産取引で取り交わす契約書は 印紙税の対象となります 具体的には 不動産の売買契約書や建物の建築請負契約書 土地賃貸借契約書 ローン借入時の金銭消費貸借契約書等がこれに当たります 印紙税の額は 契約書に記載された金額によって決定されます 原則として 収入印紙を課税

p43-48 (不動産取得税)

(2) 被災代替住宅用地の特例について 特例の概要 被災住宅用地の所有者等が当該被災住宅用地の代替土地を平成 33 年 3 月 31 日までの間に取得した場合 当該代替土地のうち被災住宅用地相当分について 取得後 3 年度分 当該土地を住宅用地とみなし 住宅用地の価格 ( 課税標準 ) の特例を適用

13. 平成 29 年 4 月に中古住宅とその敷地を取得した場合 当該敷地の取得に係る不動産取得税の税額から 1/2 に相当する額が減額される 14. 家屋の改築により家屋の取得とみなされた場合 当該改築により増加した価格を課税標準として不動産 取得税が課税される 15. 不動産取得税は 相続 贈与

の範囲は 築 20 年以内の非耐火建築物及び築 25 年以内の耐火建築物 ((2) については築 25 年以内の既存住宅 ) のほか 建築基準法施行令 ( 昭和二十五年政令第三百三十八号 ) 第三章及び第五章の四の規定又は地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして定める基準に適合する一定の既存

3 住宅及び住宅用土地にかかる軽減措置 住宅の取得に対する特例控除 ( 不動産の価格 - 控除額 ) 税率 ( 住宅 :3%) = 税 額 (P1の 2) ( 4の( 表 1)) スタート 取得した住宅は 新築住宅 ( をご覧下さい ) 新築ですか? 中古ですか? 中古住宅 ( をご覧下さい ) 控

平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_概要

住宅の省エネエネ改修改修に伴う固定資産税固定資産税の減額制度減額制度について 平成 20 年 1 月 1 日以前に建てられた住宅 ( 賃貸住宅を除く ) について 平成 20 年 4 月 1 日から平成 32 年 3 月 31 日までの間に 一定の要件を満たす省エネ改修工事を行った場合 120 m2

内に 耐火建築物以外の建物についてはその購入の日以前 20 年以内に建築されたものであること 地震に対する安全上必要な構造方法に関する技術的基準又はこれに準ずるものに適合する一定の中古住宅 を 平成 17 年 4 月 1 日以降に取得した場合には 築年数に関係なく適用が受けられます (56ページ 一

1. 固定資産税 都市計画税について 固定資産税は 毎年 1 月 1 日 ( 賦課期日 といいます ) 現在に土地 家屋 償却資産 ( こ れらを総称して 固定資産 といいます ) を所有している人が その固定資産の所在する 市町村に納める税金です 都市計画税は 下水道 街路 公園などの都市計画事業

相続税計算 例 不動産等の評価財産の課税評価額が 4 億 8 千万円 生命保険金の受取額が 2 千万円 現金 預金等が 4 千万円 ローン等の債務及び葬式費用等が 3 千万円である場合の相続税を計算します 相続人は妻と 2 人の子供の 3 人です ( 評価額を計算するには専門知識を要します 必ず概算

平成 31 年度住宅関連税制改正の概要 ( 一社 ) 住宅生産団体連合会 平成 31 年 3 月 (1) 住宅ローン減税の拡充 ( 所得税 個人住民税 ) 消費税率 10% が適用される住宅取得等をして 2019 年 10 月 1 日から 2020 年 12 月 31 日までの間にその者の居住の用に

メモ欄 市町村長の意見 ( 申告する人は記載を要しません ) - 2 -

Ⅰ 住宅及び住宅用土地に対する軽減措置について

4 住宅購入 名称住宅購入に対する各種税金と給付金に関する支援 担当部課 概要新築または中古の住宅を取得するとかかる税金があります また 所得税控除や給付金が支払われる制度もあります 1. 不動産取得税 ( 県税 ) 土地や家屋などの不動産の取得時に 県が課税する税金です お問い合わせ先 神奈川県藤

各年の住宅ローン控除額の算出 所得税から控除しきれない額は住民税からも控除 当該年分の住宅ローン控除額から当該年分の所得税額 ( 住宅ローン控除の適用がないものとした場合の所得税額 ) を控除した際に 残額がある場合については 翌年度分の個人住民税において 当該残額に相当する額が 以下の控除限度額の

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月

Microsoft PowerPoint - ‡g‡o„´“e†iH18’Å’§›ü’³†j0403

Taro-町耐震改修助成要綱 j

第 5 章 N

#210★祝7500【H30税法対策】「登録免許税ほか」優先暗記30【宅建動画の渋谷会】佐伯竜PDF

2018 年の山形県とその周辺の地震活動 1. 地震活動の概況 2018 年に 山形県とその周辺 ( 図 1の範囲内 ) で観測した地震は 2,250 回 (2017 年 :2,447 回 ) であった 山形県内で震度 1 以上を観測した地震は 図の範囲外で発生した地震を含めて 47 回 (2017

平成16年版 真島のわかる社労士

第 7 章 間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 52ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期

1 補助の対象 耐震診断の補助を受けるには 次のいずれにも該当しなければなりません (1) 木造の戸建住宅 ( 併用住宅で床面積の1/2 以上が居住用のものを含む ) で昭和 56 年 5 月 31 日以前に着工した地上 2 階建てまでのものであること (2) 所有者自らが居住していること (3)

土地の譲渡に対する課税 農地に限らず 土地を売却し 譲渡益が発生すると その譲渡益に対して所得税又は法人税などが課税される 個人 ( 所得税 ) 税額 = 譲渡所得金額 15%( ) 譲渡所得金額 = 譲渡収入金額 - ( 取得費 + 譲渡費用 ) 取得後 5 年以内に土地を売却した場合の税率は30

相続税・贈与税の基礎と近年の改正点

2. 控除の適用時期 Q. 12 月に取得した自宅の所在地に 年末までに住民票を移しましたが 都合で引っ越しが翌年になってしまった場合 住宅ローン控除はいつから受けることになりますか A. 住宅ローン控除の適用を受けるためには 実際に居住を開始することが必要です したがって 住民票を移した年ではなく

やさしい税金教室

ブライダル都市高砂は 新婚世帯 子育て世帯の 定住を歓迎します! 高砂市

(1) 相続税の納税猶予制度の概要 項目 納税猶予対象資産 ( 特定事業用資産 ) 納税猶予額 被相続人の要件 内容 被相続人の事業 ( 不動産貸付事業等を除く ) の用に供されていた次の資産 1 土地 ( 面積 400 m2までの部分に限る ) 2 建物 ( 床面積 800 m2までの部分に限る



1 事業の目的 本事業は 湯沢町に新築住宅や中古住宅を取得し 新潟県外から湯沢町へ移住する若者世帯に住宅に係る固定資産税相当額の補助金を5 年間交付することで 新潟県外からの若者夫婦が湯沢町に定住することを支援します 2 補助金の交付対象者 この補助金の対象者は 以下の要件を満たすことが必要です 1

木造住宅耐震診断費の補助 申込み期限 1 月 3 1 日 1 補助の対象 耐震診断の補助を受けるには 次のいずれにも該当しなければなりません (1) 木造の戸建住宅 ( 併用住宅で床面積の1/2 以上が居住用のものを含む ) で昭和 56 年 5 月 31 日以前に着工した地上 2 階建てまでのもの

5 適用手続 ⑴ 相続時精算課税の適用を受けようとする受贈者は 贈与を受けた財産に係る贈与税の申告期間内に 相続時精算課税選択届出書 ( 贈与者ごとに作成が必要 ) を贈与税の申告書に添付して 納税地の所轄税務署長に提出する ( 相法 21の92) なお 提出された当該届出書は撤回することができない

市税のしおり2016表紙再3

相続税の節税対策としての生前贈与 相続税 贈与税はともに相手に渡る財産の金額に対して累進的な税率により税金がかかりま す そこで 相続税の税率よりも低い税率で贈与をすれば 相続税の節税になります 下の 図で相続税と贈与税税率を確認して下さい 贈与税は 相続税に比べ 基礎控除額が低く さらに税率が高く

この特例は居住期間が短期間でも その家屋がその人の日常の生活状況などから 生活の本拠として居住しているものであれば適用が受けられます ただし 次のような場合には 適用はありません 1 居住用財産の特例の適用を受けるためのみの目的で入居した場合 2 自己の居住用家屋の新築期間中や改築期間中だけの仮住い

<4D F736F F D208D4C95F18E968D8095BD90AC E82508C8E8D862E646F63>

経 ViewPoint 営相談 相続時における小規模宅地等の特例の改正 谷口敬三相談部東京相談室 小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例 ( 以下 小規模宅地等の特例 ) は 一定の要件を満たす宅地等 ( 特定事業用等宅地等 特定居住用宅地等 貸付事業用宅地等 ) につ

<4D F736F F D20819A95BD90AC E937890C590A789FC90B392F18CBE8F918C8B89CA95F18D EE8C9A8BA689EF976C A2E646F6378>

所得税関係 ( 住宅ローン控除の特例 ) の改正 ⑵ 震災税特法の制度 ( 適用期間の特例 ) の概要東日本大震災によって被害を受けたことにより 住宅ローン税額控除の適用を受けていた家屋 ( 以下 従前家屋等 といいます ) を居住の用に供することができなくなった居住者については その居住の用に供す

< F2D8C9A927A8EE596B B788B692CA926D E6A7464>

控除の種類判定 次の表に従い 対象となる控除を判定します 区分対象となる控除該当ページ 一般住宅の新築等 A 一般住宅の新築等に係る住宅借入金等特別控除 3 ページ 認定住宅の新築等 A2 認定住宅の新築等に係る住宅借入金等特別控除 4 ページ 中古住宅の購入 A3 中古住宅の購入に係る住宅借入金等

図表 2 住宅ローン減税の拡充 消費税率が 5% の場合 消費税率が 8% または 10% の 場合 適用期間 ~2014 年 3 月 2014 年 4 月 ~2017 年末 最大控除額 (10 年間合計 ) 200 万円 (20 万円 10 年間 ) 400 万円 (40 万円 10 年間 ) 控

N 譲渡所得は 売却した土地や借地権 建物などの所有期間によって 長期譲渡所得 と 短期譲渡所得 に分けられ それぞれに定められた税率を乗じて税額を計算します この長期と短期の区分は 土地や借地権 建物などの場合は 売却した資産が 譲渡した年の1 月 1 日における所有期間が5 年以下のとき 短期譲

4. 平成 27 年度税制改正の概要 (1) 住宅の取得に関わる税制 登録免許税 不動産取得税 改正項目ヘ ーシ 改正内容 所有権保存登記 所有権移転登記 所有権の信託 抵当権設定の登記の軽減措置 税率の軽減措置 宅地評価土地の課税標準の軽減措置 軽減税率の適用期限を平成 27 年 3

<4D F736F F F696E74202D208DC48DB782B591D682A F8C668DDA97708E9197BF816995CA A205B8CDD8AB B83685D>

N 譲渡所得は 売却した土地や借地権 建物などの所有期間によって 長期譲渡所得 と 短期譲渡所得 に分けられ それぞれに定められた税率を乗じて税額を計算します この長期と短期の区分は 土地や借地権 建物などの場合は 売却した資産が 譲渡した年の1 月 1 日における所有期間が5 年以下のとき 短期譲


措置法第 69 条の 4(( 小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例 )) 関係 ( 被相続人等の居住の用に供されていた宅地等の範囲 ) 69 の 4-7 措置法第 69 条の 4 第 1 項に規定する被相続人等の居住の用に供されていた宅地等 ( 以下 69 の 4-8 までにおいて 居

(2) 父母 ( 祖父母 ) から子 ( 孫 ) への住宅取得等資金の贈不 父母 ( 祖父母 ) など直系尊属から その子 ( 孫 ) へ居住用の家屋の新築 取得または増改築のための金銭 ( 住宅取得等資金 ) を贈不した場合 表の通りの金額について贈不税が非課税となります また 贈不税の基礎控除

不動産取得税のあらまし

平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編 不動産取得税の特例措編

だ証明書の様式になっております 建物所在証明書 の様式は, 当ホームページからダウンロードすることができます Q3 警戒区域設定指示等の対象区域 特定避難勧奨地点に所在する建物の被災代替建物を取得する場合, 震災特例法の免税措置が受けられますか 特定避難勧奨地点 は, 警戒区域設定指示等の対象区域に

奨励金の概要 新婚 子育て世帯の住宅新築を奨励し 高砂市内への移住 定住を促進するため 市内に一戸建て住宅 ( 新築マンションを含む ) を新築 ( 購入 ) する新婚または子育て世帯に向けて 新築住宅に対する固定資産税 ( 家屋分 ) 減額措置の相当額を1 年分奨励金として交付します ( 税制措置

スライド 1

税金のいろいろ所得税の計算の税金サラリーマン20 生活の税金株式の税金事業の税金不動産の税金贈与の税金相続の税金(2) 適用を受けるための主な要件 取得又は増改築等をした日から6か月以内に居住すること 住宅の床面積が50m 2 以上で取得又は増改築後の家屋の床面積の1/2 以上が居住用であること 中

目次 1 高齢化率 ( 山形県 ) 1 2 高齢化率 ( 全国 ) 2 3 将来の高齢化率 ( 山形県 ) 3 4 将来の高齢化率 ( 全国 ) 4 5 人口ピラミッド ( 山形県 ) 5 6 平均寿命の推移 6 7 出生数 出生率の推移 7 8 高齢者のいる世帯 ( 山形県 ) 8 9 高齢者のい

間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 53ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期間 5 年間

(3) 評価替え土地と家屋については, 原則として, 基準年度 (3 年ごと ) に評価替えを行い, 賦課期日 (1 月 1 日 ) 現在の価格を固定資産課税台帳に登録します 第 2 年度と第 3 年度は, 新たな評価を行わないで, 基準年度の価格をそのまま据え置きます ( 平成 30 年度が基準年

Ⅲ 納付 [Q6] 申告 納付等の期限の延長が認められた場合 延滞税 利子税はどのようになりますか また 加算税は賦課されますか 7 [Q7] 今般の熊本地震災害により被害を受けましたが 納税の猶予はどのような場合に受けることができますか 8 [Q8] 納税の猶予の 相当の損失 とはどの程度の損失を

<4D F736F F D208B4B91A591E632328D86288A B48F E7390C58FF097E18E7B8D738B4B91A58AE28CA991F28E7390C58FF097E18E7B8D738B4B91A582CC88EA959482F089FC90B382B782E98B4B91A5>

住宅借入金等特別控除の入力編

○不動産を贈与した場合の申請書の様式・記載例(オンライン庁)

( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

住宅ローンアドバイザー会報 12 月号 住宅購入後にかかる税金にはどんなものがある? 質問住宅を購入しようと思っていますが 負担しきれないほどの税金を負担することにならないか心配です 住宅購入後に必要となる税金を教えてください 回答住宅購入後にかかる税金には 固定資産税 都市計画税があります 固定資

○不動産を贈与した場合の申請書の様式・記載例(オンライン庁)

基本資料1-平成25年税制改正ポイント(表紙).pdf

神戸市 2018/4/1 認定長期優良住宅に対する固定資産税の減額措置 通常の住宅と比べて特に長期にわたり良好な状態で使用できる構造や設備を備えている として市の認定を受けた住宅 ( 認定長期優良住宅 ) について 必要書類を添付して住宅所 在地の各区の市税事務所へ申告すれば 固定資産税が減額されま

給与所得控除額の改正前後の比較 改正前 改正後 給与等の収入金額給与所得控除額給与等の収入金額給与所得控除額 180 万円以下 収入金額 40% 65 万円に満たない場合は 65 万円 180 万円以下 収入金額 40%-10 万円 55 万円に満たない場合は 55 万円 180 万円超 360 万

相続税に関するチェックリスト

平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_登録免許税の特例措置編

2. 二世帯住宅と特定居住用宅地等 [1] 区分所有なし : 外階段 / 親族が取得する場合 Q. 被相続人 A が所有する宅地の上に A の所有する建物があり 1 階に A が居住し 2 階に子 B とその家族が居住しています ( 建物内部では行き来ができない構造 ) A と B は別生計です こ

木 造 非 木 造 建 築 承 継 建 築 承 継 併用 その他 , ,473,34 小計 22 1,6 3, ,672,187 専用 3 1, ,332,345 5,332,345 併用 課税標準の特例を適用したあとの額が法第 7

1/12 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱平成 24 年 7 月 10 日告示第 256 号改正平成 26 年 3 月 20 日告示第 46 号平成 26 年 3 月 31 日告示第 88 号平成 27 年 3 月 31 日告

耐震減免通達

平成 30 年 7 月豪雨により被害を受けられた方の税務上の措置 ( 手続 )FAQ 平成 30 年 7 月広島国税局 平成 30 年 7 月豪雨により被害を受けられた方の税制上の措置 ( 手続 ) 等につきまして 照会の 多い事例を取りまとめましたので 参考としてください 目次 Ⅰ 災害にあった場

住宅税制の概要 1 住宅の取得に係る税制 ( 注 ) を付した部分は 平成 22 年度税制改正により改正されたもの ( 1) 所得税 住宅ローン減税 ( 租 41) ( 国税 ) 住宅の新築 取得又は増改築等をした場合 10 年間 住宅ローン等の年末残 個人住民税 高の1.0%( 長期優良住宅につい

税額の計算方法 1 次の算式により計算します 不動産の価格 税率 = 税額 ( 納める額 ) 不動産の価格 土地や家屋を売買 贈与 交換等により取得した場合原則として 市町村の固定資産課税台帳に登録されている価格をいいます 家屋を新築 増改築により取得した場合や土地を造成等により取得した場合固定資産

資産運用として考える アパート・マンション経営

Microsoft Word - H30 市税のしおり最終版

相続財産の評価P64~75

(4) 宅地建物取引士の欠格要件について定める第十八条第一項の五号の二の次に次の号が 付け加えられました 五の三暴力団員等 ( 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第二条第六号に規 定する暴力団員又は同号に規定する暴力団員でなくなった日から五年を経過しない者 ) (5) 更新日前でも手数料を

PowerPoint プレゼンテーション

年度予算の範囲内で受付先着順となります 注意! 住宅耐震改修補助を受けようとする場合は 別途書類が必要です 2 補助金の 交付決定 書類審査後 補助金の交付が決定したら 市から連絡します 都市建築課窓口で 補助金交付決定通知書 をお渡しします 注意! 交付決定があるまで 工事に着手することができませ

補助 Q: A: Q: A: Q: A: Q: A: Q: A: や助対象と : 既に三世 : 新たに三で 補助 : 現在 夫場合 補 : 新たに三で 補助 : 現在 近となりま : 新たに三で 補助 : 現在 夫合 補助 : 新たに三で 補助 : 現在 賃して近居 : 新たに三で 補助やまぐとなる

東京太郎様 Inheritance Report 相続診断書 弁護士法人 税理士法人リーガル東京 平成 30 年 8 月 20 日作成

< 記載例 > ( 記載例の解説及び注意事項等は,5 ページ以下を御覧ください ) * この記載例は, 個人が自己の所有する不動産 ( 土地又は建物 ) を担保として金融機関等の法人から融資を受けた場合等に, 書面で根抵当権の設定の登記を申請する場合のものです 受付シールを貼るスペースになりますので

旧なお 当該投資法人が租税特別措置法第 83 条の2 第 3 項の規定の適なお 当該投資法人が租税特別措置法第 83 条の2 第 3 項の規定の適用を受けることができる日は 当該特定資産取得後 1 年以内であるこ用を受けることができる日は 当該特定資産取得後 1 年以内であることに留意するものとする

PowerPoint プレゼンテーション

※ 住民票の除票に記載された住所は,被相続人の登記記録上の住所と一致している必要があります。被相続人の最後の住所が,登記

Microsoft Word - 第58号 二世帯住宅の敷地にかかる小規模宅地等の特例

2. 制度の概要 この制度は 非上場株式等の相続税 贈与税の納税猶予制度 とは異なり 自社株式に相当する出資持分の承継の取り扱いではなく 医療法人の出資者等が出資持分を放棄した場合に係る税負担を最終的に免除することにより 持分なし医療法人 に移行を促進する制度です 具体的には 持分なし医療法人 への

障財源化分とする経過措置を講ずる (4) その他所要の措置を講ずる 2 消費税率の引上げ時期の変更に伴う措置 ( 国税 ) (1) 消費税の軽減税率制度の導入時期を平成 31 年 10 月 1 日とする (2) 適格請求書等保存方式が導入されるまでの間の措置について 次の措置を講ずる 1 売上げを税

(3) 年金所得者公的年金等の収入金額が400 万円以下であり かつ その公的年金等の全部が源泉徴収の対象となる場合において公的年金等に係る雑所得以外の所得金額が20 万円以下である場合には 確定申告の必要はありません また 上記 (2) 又は (3) に該当する方であっても 医療費控除や住宅借入金

H29パンフ「新築増築された皆様へ」

Transcription:

平成 30 年 4 月 1 日現在 不動産取得税 Q&A 不動産取得税について Q 1 不動産取得税とは どのような税金ですか? Q 2 税額の計算方法は どのようになっていますか? Q 3 土地や家屋を取得すると不動産取得税は必ず課税されますか? Q 4 不動産取得税が非課税になる場合とは どのような場合ですか? Q 5 不動産取得税は いつ頃課税になりますか? Q 6 建築した家屋の不動産取得税と固定資産税の評価額が違うのはなぜですか? Q 7 贈与税の 相続時精算課税制度 を選択し 贈与により不動産を譲り受けたときには 不動産取 得税は課税されますか? Q 8 配偶者から不動産の贈与を受けました 配偶者控除の適用があったため贈与税は支払う必要があ りませんでしたが 不動産取得税も課税されませんか? Q 9 不動産を相続したときには 不動産取得税は課税されますか? 不動産取得税の軽減措置について Q10 住宅を新築 ( 増築 改築を含む ) した場合の軽減措置はありますか? Q11 住宅を新築するために土地を取得した場合の軽減措置はありますか? Q12 住宅が完成していませんが 新築住宅用土地を取得した場合の軽減措置を受けることはできます か? Q13 中古住宅を取得した場合の軽減措置はありますか? Q14 中古住宅と合わせて その土地を取得した場合の軽減措置はありますか? Q15 公共事業に協力して不動産を譲渡し その代わりとなる不動産を取得した場合の軽減措置はあり ますか? Q16 災害により不動産に被害を受け その代わりとなる不動産を取得した場合の軽減措置はあります か? 1

Q1 不動産取得税とは どのような税金ですか? 不動産取得税とは 不動産 ( 土地や家屋 ) を売買 贈与 新築 増築 改築などによって取得したときに かかる税金です この場合 有償 無償の別 登記の有無 取得の理由は問いません Q2 税額の計算方法は どのようになっていますか? 不動産取得税の税額の算定に使用する税率 計算方法は以下のとおりとなります 税率 不動産の取得の時期 平成 20 年 4 月 1 日から 平成 33 年 3 月 31 日まで 家屋土地住宅住宅以外 3% 3% 4% 計算方法 土地家屋 区分計算方法 宅 地 ( 宅地評価された土地を含む ) 取得した土地の評価額 1/2( 千円未満切捨 ) 3% 上記以外の土地取得した土地の評価額 ( 千円未満切捨 ) 3% 住宅取得した家屋の評価額 ( 千円未満切捨 ) 3% 住宅以外の家屋取得した家屋の評価額 ( 千円未満切捨 ) 4% 評価額とは 家屋が新築 増築 改築された場合は固定資産評価基準によって評価 決定し た価格 その他の場合は固定資産課税台帳に登録されている価格をいいます 不動産の価格とは不動産の 価格 とは 不動産の実際の購入価格や建築工事費ではなく 原則として市町村の固定資産課税台帳に登録されている価格をいいます 家屋の新築や増築 改築などにより固定資産課税台帳に登録されていない場合などには 国が定めた固定資産評価基準によって評価 決定した価格 ( 評価額 ) になります ただし 平成 33 年 3 月 31 日までに宅地等 ( 宅地及び宅地評価された土地 ) を取得した場合は 税額算定の際に価格が2 分の1に軽減されます なお この Q&A の中で使われている不動産の 価格 とは 全てこの内容となります 2

Q3 土地や家屋を取得すると不動産取得税は必ず課税されますか? 取得した不動産の価格が次の額に満たない場合 又はQ4 の非課税に該当する場合などには 不動産取得税は課税されません 取得した不動産価格土地 10 万円家屋 ( 新築 増築 改築により取得した場合 ) 1 戸につき 23 万円未満の場合家屋 ( 売買 交換 贈与等により取得した場合 ) 1 戸につき 12 万円未満の場合ただし 次の場合は それぞれその前後の土地又は家屋の取得をあわせて一つの土地の取得又は一戸の家屋の取得とみなして判断します 土地を取得した方がその土地を取得した日から1 年以内にその土地に隣接する土地を取得した場合 家屋を取得した方がその家屋を取得した日から1 年以内に同一敷地内にある車庫など その家屋と一構となるべき家屋を取得した場合 Q4 不動産取得税が非課税になる場合とは どのような場合ですか? 不動産取得税は 次のような不動産の取得については非課税になる場合があります 非課税措置の詳細については 総合支庁の担当窓口 ( 最終ヘ ーシ に記載 ) にお問い合わせください ( 例 ) 相続による取得 法人の合併又は一定の分割により取得した不動産 宗教法人がもっぱらその本来の用に供するために取得した境内建物及び境内地 学校法人がその設置する学校において直接保育又は教育の用に供するために取得した不動産 社会福祉法人等が老人福祉施設の用に供するために取得した一定の不動産 社会福祉法人等が障害福祉サービス事業の用に供するために取得した一定の不動産等 Q5 不動産取得税は いつ頃課税になりますか? 1 土地や中古家屋を取得した場合法務局において所有権移転 ( 取得 ) の登記がなされてから 概ね 3 か月 ~6 か月後となります ( 登記の時期や土地の所在地により異なります ) ただし 調査等が必要な場合は 調査等終了後となります 2 家屋を新築 ( 増 改築 ) した場合固定資産税 ( 市町村税 ) と不動産取得税 ( 県税 ) は 共に国が告示した固定資産評価基準を用いて評価を行うことから 家屋の構造 ( 木造 非木造 ) や床面積などに応じて 県 ( 総合支庁 ) と市町村でそれぞれ分担して評価を行っております 不動産取得税の課税の時期は 県 ( 総合支庁 ) が評価を行う場合と 市町村が評価を行う場合とで異なります 3

イ市町村が評価を行った家屋の場合課税の時期は 概ね 家屋が完成した翌年の 4 月から 8 月頃になります ただし 軽減措置 (Q10) 等に該当し税額が発生しない場合には 納税通知書はお送りしておりません ロ県 ( 総合支庁 ) が評価を行った家屋の場合県が評価を行った家屋に対する不動産取得税の課税は 評価額を算定した後に お知らせ 納税通知書をお送りしています 課税の時期は 評価額算定のための家屋調査を行ってから概ね 4~6 か月後になりますが 家屋の規模等により課税までの期間は若干異なります Q6 建築した家屋の不動産取得税と固定資産税の評価額が違うのはなぜですか? Q5 にも記載しましたが 不動産取得税 ( 県税 ) も固定資産税 ( 市町村税 ) も 共に固定資産評価基準に より評価し 家屋の価格を決定することとされています しかし 不動産取得税は家屋が建築された時点の価格をもとに課税するものとなりますが 固定資産税は 建築時点から固定資産税の賦課期日 ( 翌年 1 月 1 日 ) までの期間の家屋新築後の経過期間の損耗を考慮 ( これを 経年減点補正 といいます ) して算出した価格により課税されます このため 固定資産税の価格と不動産取得税の価格が異なることになります なお 経年減点補正率は 固定資産評価基準で決められており 家屋の構造や用途などにより異なります Q7 贈与税の 相続時精算課税制度 を選択し 贈与により不動産を譲り受けたときには 不動産取得 税は課税されますか? 親からの贈与で贈与税 ( 国税 ) の 相続時精算課税制度 を選択し 同制度に係る特別控除を適用したことにより贈与税がかからなかった場合でも相続には該当しませんので 不動産取得税は課税されます なお Q13( 中古住宅を取得した場合の軽減措置 ) 又はQ14( 中古住宅と合わせて その土地を取得した場合の軽減措置 ) に該当し 税額が軽減される場合があります Q8 配偶者から不動産の贈与を受けました 配偶者控除の適用があったため贈与税は支払う必要があり ませんでしたが 不動産取得税も課税されませんか? 婚姻期間 20 年以上の夫婦間で居住用不動産の贈与を受けた場合の配偶者控除 ( 最高 2,000 万円 ) を適用したことにより贈与税がかからなかった場合でも 不動産取得税には同様の制度がありませんので 不動産取得税が課税されます なお Q13( 中古住宅を取得した場合の軽減措置 ) 又はQ14( 中古住宅と合わせて その土地を取得した場合の軽減措置 ) に該当し 税額が軽減される場合があります 4

Q9 不動産を相続したときには 不動産取得税は課税されますか? 相続 ( 包括遺贈 ( 民法 964 条 ) 及び被相続人から相続人に対してなされた遺贈を含む ) により不動産を 取得した場合は非課税となりますので 不動産取得税は課税されません なお 死因贈与 ( 同法 554 条 ) に より不動産を取得した場合は相続には含まれませんので 不動産取得税は課税されます Q10 住宅を新築 ( 増 改築を含む ) した場合の軽減措置はありますか? 次の要件に該当する住宅 ( 以下 特例適用住宅 といいます ) を新築 ( 増 改築を含む ) した場合は 住宅の価格から一定額が控除されます この特例措置に該当する場合には 軽減後の税額で納税通知書をお送りしています 納税通知書の 課税 標準の特例控除額 の欄をご確認ください 特例適用住宅の要件 区分 床面積 貸家以外 一戸建一戸建以外 50 m2以上 240 m2以下 貸家 一戸建 50 m2以上 240 m2以下一戸建以外 40 m2以上 240 m2以下 床面積には 住宅と同一敷地内に建設されている住宅用附属家 ( 物置 車庫等 ) の床面積も含まれま す また 増改築の場合は増改築後の床面積となります 一戸建以外の住宅とは マンション等の区分所有住宅又はアパート等の構造上独立した区画を有する住 宅をいいます 軽減される額 取得した不動産の価格から次の額を控除して税額を計算します 1,200 万円 ( 取得した不動産の価格が 1,200 万円未満である場合はその額 ) 長期優良住宅の普及の促進に関する法律に規定する認定長期優良住宅の場合は 平成 32 年 3 月 31 日までの取得について 控除額が 1,300 万円とされています 計算式 ( 取得した不動産の価格 - 控除額 ) 税率 (3%) = 軽減後の税額 Q11 住宅を新築するために土地を取得した場合の軽減措置はありますか? 次の要件のいずれかに該当する新築住宅用土地を取得した場合 土地の税額から一定額が控除されます この軽減を受けるためには 取得した土地の上に Q10 の特例適用住宅が新築される必要があります なお 具体的な要件は以下のとおりです 5

要件 住宅の新築より先に土地を取得した場合住宅を新築した後に土地を取得した場合住宅と土地を同時に取得した場合 土地を取得した日から3 年以内にその土地の上に特例適用住宅が新築されたとき ( 土地の取得者が特例適用住宅が新築されるまで引き続きその土地を所有している場合 又は土地の取得者からその土地を取得した方が特例適用住宅を新築した場合に限ります ) 特例適用住宅を新築した者が住宅新築後 1 年以内にその土地を取得したとき新築後 1 年以内の未使用の特例適用住宅とその土地を併せて取得した場合 軽減される額 次のいずれか高い方の額が土地の税額から控除されます A 45,000 円 B 土地 1m2の価格 ( 評価額 ) 1/2 控除後 住宅の床面積の2 倍 (1 戸当たり 200 m2が限度 ) 3% 計算例 住宅の床面積 :150 m2土地の面積 :250 m2土地の価格 ( 評価額 ):8,000,000 円 の場合 取得した土地に係る不動産取得税 8,000,000 円 1/2 3% = 120,000 円 軽減される額土地 1 m2の価格 :8,000,000 円 1/2 250 m2住宅の床面積の 2 倍 :150 m2の 2 倍が 200 m2を超えるため 200 m2 (1 戸当たりの限度 ) (8,000,000 円 1/2 250 m2 ) 200 m2 (<150 m2 2) 3% = 96,000 円 > 45,000 円 軽減後の税額 120,000 円 - 96,000 円 = 24,000 円 必要書類 住宅用土地に係る不動産取得税の減額の適用があるべき旨の申告書( 納税通知書を受け取る前に提出するとき ) 又は 住宅用土地に係る不動産取得税の減額 ( 還付 ) 申請書 ( 納税通知書が届いてから提出するとき ) これらの申告書 申請書は各総合支庁税務窓口又は県ホームページ ( ホーム > 目的でさがす > 県へ申請 届出 > 分野別 > 県税に関する手続き ) にあります 住宅の登記事項証明書 登記完了証( 建物表題登記及び所有権保存 ) の写し又は建築基準法に基づく検査済証の写し 納税通知書( 届いている場合 ) 取得した土地の売買契約書の写し 還付金の払込先の金融機関の取得者本人の口座番号が確認できるもの( 納付済みの場合に限ります ) 6

店舗等との併用住宅や二世帯住宅の場合には 建物の平面図など間取りや床面積がわかるものを提出願います 必要に応じ 上記以外の書類を提出していただく場合があります 共有者がいる場合には全員分の印鑑 ( 認印で可 ) が必要です Q12 住宅が完成していませんが 新築住宅用土地を取得した場合の軽減措置を受けることはできます か? 土地を取得してから 3 年以内にその土地の上にQ10 の特例適用住宅を新築することが確実であると認められる場合 軽減される税額相当分について 住宅が完成するまでの間 納税を猶予する制度があります この制度を利用しようとする場合には 納期限までに申請手続きを行う必要があります また 住宅完成後に 再度 住宅用土地に係る不動産取得税の減額を受けるための手続きが必要になります なお 徴収猶予の要件を満たしていない場合には 納期限までに不動産取得税全額を納付していただき 特例住宅完成後に減額 ( 還付 ) 申請を行っていただくこととなります 必要書類 住宅用土地に係る不動産取得税の減額の適用があるべき旨の申告書 申告書は各総合支庁税務窓口又は県ホームページ ( ホーム > 目的でさがす > 県へ申請 届出 > 分野別 > 県税に関する手続き ) にあります 住宅の建築基準法に基づく確認申請書及び確認済証等の写し 納税通知書( 届いている場合 ) 取得した土地の売買契約書の写し 店舗等との併用住宅や二世帯住宅の場合には 建物の平面図など間取りや床面積がわかるものを提出願います 必要に応じ 上記以外の書類を提出していただく場合があります 共有者がいる場合には全員分の印鑑 ( 認印で可 ) が必要です Q13 中古住宅を取得した場合の軽減措置はありますか? 1 耐震基準に適合する中古住宅を取得した場合 次の要件すべてに該当する中古住宅 ( 以下 耐震基準適合既存住宅 といいます ) を取得した場合は 住宅の価格から一定額が控除されます ( 申請が必要です ) 要件 (1) 居住要件取得者が自ら居住すること (2) 床面積 50 m2以上 240 m2以下であること (3) 建築時期次に掲げるいずれかの要件に該当する住宅耐震基準ア昭和 57 年 1 月 1 日以後に新築されたものイ建築基準法施行令に規定する基準又は国土交通大臣が総務大臣と協議して定 7

める地震に対する安全性に係る基準 ( 以下 耐震基準 といいます ) に適合す ることにつき耐震基準適合証明書等により証明がされたもの ( 取得の日前 2 年以 内に調査が終了されたものに限る ) 軽減される額 軽減される額は 取得した中古住宅が新築された年によって異なります 具体的には下表のとおりです ( 取得した住宅の価格 - 控除額 ) 税率 (3%) = 税額 [ 表 ] 住宅が新築された日 控除額 平成 9 年 4 月 1 日以降 1,200 万円 平成元年 4 月 1 日から平成 9 年 3 月 31 日 1,000 万円 昭和 60 年 7 月 1 日から平成元年 3 月 31 日 450 万円 昭和 56 年 7 月 1 日から昭和 60 年 6 月 30 日 420 万円 昭和 51 年 1 月 1 日から昭和 56 年 6 月 30 日 350 万円 昭和 48 年 1 月 1 日から昭和 50 年 12 月 31 日 230 万円 昭和 39 年 1 月 1 日から昭和 47 年 12 月 31 日 150 万円 昭和 29 年 7 月 1 日から昭和 38 年 12 月 31 日 100 万円 昭和 56 年 12 月 31 日以前に新築された住宅は 上記要件中 (3) のイに該当するものに限られます ( 注 ) 取得した住宅の価格が表の控除額を下回る場合にはその額が限度となります 必要書類 住宅に係る不動産取得税の課税標準の特例の適用があるべき旨の申告書 申告書は各総合支庁税務窓口又は県ホームページ ( ホーム > 目的でさがす > 県へ申請 届出 > 分野別 > 県税に関する手続き ) にあります 住宅の登記事項証明書 登記完了証( 建物表題登記及び所有権保存 ) の写し 納税通知書( 届いている場合 ) 耐震基準適合証明書 既存住宅性能評価書 既存住宅売買瑕疵保険に加入していることを証する書類( 昭和 56 年 12 月 31 日以前に新築された住宅で耐震基準に適合していることが証明されている場合 ) 還付金の払込先の金融機関の取得者本人の口座番号が確認できるもの( 納付済みの場合に限ります ) 店舗等との併用住宅や二世帯住宅の場合には 建物の平面図など間取りや床面積がわかるものを提出願います 必要に応じ 上記以外の書類を提出していただく場合があります 共有者がいる場合には全員分の印鑑 ( 認印で可 ) が必要です 2 耐震基準に適合しない中古住宅を取得した場合 平成 26 年 4 月 1 日以後 耐震基準に適合しない中古住宅 ( 以下 耐震基準不適合既存住宅 といいま す ) を取得した場合で 次の要件すべてに該当するときは 税額から一定額が控除されます 8

要件 (1) 取得者個人が取得したものであること (2) 床面積 50 m2以上 240 m2以下であること (3) 耐震改修工事等当該住宅の取得後 6 か月以内に 次の 3 つをすべて完了させることア当該住宅に耐震改修を行うことイ当該住宅が耐震基準に適合することについて証明を受け その証明書を県 ( 総合支庁 ) に提出することウ耐震改修後に 当該住宅に自ら居住する ( 入居する ) こと 軽減される額 軽減される額は 取得した中古住宅の新築された年によって異なります 取得した住宅の価格 税率 (3%) -( Q13 の 1 の表に掲載された控除額 ) 税率 (3%) = 税額 必要書類 耐震基準不適合既存住宅に対する不動産取得税の減額の適用があるべき旨の申告書( 納税通知書を受け取る前に提出するとき ) 耐震基準不適合既存住宅に対する不動産取得税の減額( 還付 ) 申請書 ( 納税通知書が届いてから提出するとき ) これらの申告書 申請書は各総合支庁税務窓口又は県ホームページ ( ホーム > 目的でさがす > 県へ申請 届出 > 分野別 > 県税に関する手続き ) にあります 住宅の登記事項証明書 登記完了証( 建物表題登記及び所有権保存 ) の写し 納税通知書( 届いている場合 ) 耐震基準適合証明書 既存住宅性能評価書 既存住宅売買瑕疵保険に加入していることを証する書類( 耐震基準不適合既存住宅を取得した日から6ヶ月以内に提出していただく必要があります ) 還付金の払込先の金融機関の取得者本人の口座番号が確認できるもの( 納付済みの場合に限ります ) 店舗等との併用住宅や二世帯住宅の場合には 建物の平面図など間取りや床面積がわかるものを提出願います 必要に応じ 上記以外の書類を提出していただく場合があります 共有者がいる場合には全員分の印鑑 ( 認印で可 ) が必要です Q14 中古住宅と合わせて その土地を取得した場合の軽減措置はありますか? 1 Q13 の 1 の耐震基準適合既存住宅用の土地を取得した場合 次の要件のいずれかに該当する中古住宅用土地を取得した場合 土地の税額から一定額が控除されます 要件 土地を取得してから1 年以内に耐震基準適合既存住宅を取得した場合 ( 耐震基準適合既存住宅とその敷地を同時に取得した場合を含む ) 耐震基準適合既存住宅を取得してから 1 年以内にその土地を取得した場合 9

軽減される額 次のいずれか高い方の額が土地の税額から控除されます A 45,000 円 B 土地 1m2の価格 ( 評価額 ) 1/2 控除後 住宅の床面積の2 倍 (1 戸当たり 200 m2が限度 ) 3% 詳しい計算方法は Q11 をご覧ください 必要書類 住宅用土地に係る不動産取得税の減額の適用があるべき旨の申告書( 納税通知書を受け取る前に提出するとき ) 又は 住宅用土地に係る不動産取得税の減額 ( 還付 ) 申請書 ( 納税通書が届いてから提出するとき ) これらの申告書 申請書は各総合支庁税務窓口又は県ホームページ ( ホーム > 目的でさがす > 県へ申請 届出 > 分野別 > 県税に関する手続き ) にあります 住宅の登記事項証明書 登記完了証( 建物表題登記及び所有権保存 ) の写し 納税通知書( 届いている場合 ) 耐震基準適合証明書 既存住宅性能評価書 既存住宅売買瑕疵保険に加入していることを証する書類( 昭和 56 年 12 月 31 日以前に新築された住宅で耐震基準に適合していることが証明されている場合 ) 取得した土地の売買契約書の写し 還付金の払込先の金融機関の取得者本人の口座番号が確認できるもの( 納付済みの場合に限ります ) 店舗等との併用住宅や二世帯住宅の場合には 建物の平面図など間取りや床面積がわかるものを提出願います 必要に応じ 上記以外の書類を提出していただく場合があります 共有者がいる場合には全員分の印鑑 ( 認印で可 ) が必要です 2 Q13 の 2 の耐震基準不適合既存住宅用の土地を取得した場合 平成 30 年 4 月 1 日以後 次の要件のいずれかに該当する中古住宅用土地を取得した場合 土地の税額か ら一定額が控除されます 要件 土地を取得してから1 年以内に耐震基準不適合既存住宅を取得した場合 ( 耐震基準不適合既存住宅とその敷地を同時に取得した場合を含む ) 耐震基準不適合既存住宅を取得してから 1 年以内にその土地を取得した場合 軽減される額 次のいずれか高い方の額が土地の税額から控除されます A 45,000 円 B 土地 1m2の価格 ( 評価額 ) 1/2 控除後 住宅の床面積の2 倍 (1 戸当たり 200 m2が限度 ) 3% 詳しい計算方法は Q11 をご覧ください 10

必要書類 住宅用土地に係る不動産取得税の減額の適用があるべき旨の申告書( 納税通知書を受け取る前に提出するとき ) 又は 住宅用土地に係る不動産取得税の減額 ( 還付 ) 申請書 ( 納税通書が届いてから提出するとき ) これらの申告書 申請書は各総合支庁税務窓口又は県ホームページ ( ホーム > 目的でさがす > 県へ申請 届出 > 分野別 > 県税に関する手続き ) にあります 住宅の登記事項証明書 登記完了証( 建物表題登記及び所有権保存 ) の写し 納税通知書( 届いている場合 ) 耐震基準適合証明書 既存住宅性能評価書 既存住宅売買瑕疵保険に加入していることを証する書類( 耐震基準不適合既存住宅を取得した日から6ヶ月以内に提出していただく必要があります ) 取得した土地の売買契約書の写し 還付金の払込先の金融機関の取得者本人の口座番号が確認できるもの( 納付済みの場合に限ります ) 店舗等との併用住宅や二世帯住宅の場合には 建物の平面図など間取りや床面積がわかるものを提出願います 必要に応じ 上記以外の書類を提出していただく場合があります 共有者がいる場合には全員分の印鑑 ( 認印で可 ) が必要です Q15 公共事業に協力して不動産を譲渡し その代わりとなる不動産を取得した場合の軽減措置はありま すか? 公共事業に協力して 国 県 市町村などに不動産 ( 土地 家屋 ) を譲渡等した方が それに代わる不動 産を取得した場合には 不動産取得税が軽減されます なお 軽減措置に該当していることを確認するため 契約書等の書類の提出をお願いする場合があります イ公共事業のため不動産を譲渡等した方が 譲渡等した日から2 年以内にその不動産に代わる不動産を取得した場合ロ不動産を取得してから1 年以内に その不動産以外の不動産を公共事業のために譲渡等した場合で その取得した不動産が譲渡等した不動産に代わるものと認められる場合 軽減される額 1 上記イの場合代替不動産の価格から公共事業のため譲渡等した不動産の価格 ( 固定資産評価額 ) が控除されます ( 代替不動産の価格 - 被収用不動産の価格 ) 税率 = 軽減後の税額 税率は 不動産の種類によって異なります Q2 をご覧ください 2 上記ロの場合 公共事業のため譲渡等した不動産の価格 ( 固定資産評価額 ) に税率を乗じた額が軽減されます ( 代替不動産の価格 税率 )-( 被収用不動産の価格 税率 )= 軽減後の税額 11

Q16 災害により不動産に被害を受け その代わりとなる不動産を取得した場合の軽減措置はあります か? 次のような場合には取得した不動産に係る不動産取得税が減免されることがあります 減免を受けるには その納税通知書に記載された納期限までに 不動産取得税減免申請書 により申請する必要があります 風水害や地震 火災などの災害により滅失又は損壊した不動産に代わる不動産を 当該災害を受けた日から2 年以内に取得した場合 取得した不動産がその取得の直後 ( 取得した日から1 年以内 ) に災害により滅失又は損壊した場合 必要書類 不動産取得税減免申請書 申請書は各総合支庁税務窓口又は県ホームページ ( ホーム > 目的でさがす > 県へ申請 届出 > 分野別 > 県税に関する手続き ) にあります 市町村などが発行するり災証明書 東日本大震災 ( 原子力災害 ) に関する特例措置については 山形県のホームページ ( ホーム > 組織でさ がす > 総務部 > 税政課 > 東日本大震災 > 不動産取得税 ) をご覧ください 12

問合せ先 (1) 土地 中古家屋を取得した場合 取得物件の所在地 管轄する総合支庁 村山 最上 置賜 庄内 山形市 上山市 天童市 山辺町 中山町 寒河江市 河北町 西川町 朝日町 大江町 村山市 東根市 尾花沢市 大石田町 新庄市 金山町 最上町 舟形町 真室川町 大蔵村 鮭川村 戸沢村 米沢市 南陽市 高畠町 川西町 長井市 小国町 白鷹町 飯豊町 鶴岡市 酒田市 三川町 庄内町 遊佐町 村山総合支庁課税課課税第二担当 023-621-8123 村山総合支庁西村山税務室課税担当 0237-86-8135 村山総合支庁北村山税務室課税担当 0237-47-8621 最上総合支庁税務課課税第一担当 0233-29-1230 置賜総合支庁税務課課税第一担当 0238-26-6014 置賜総合支庁西置賜税務室課税担当 0238-88-8210 庄内総合支庁税務課課税第一担当 0235-66-2116 (2) 家屋を建築 ( 新増改築 ) した場合 取得物件の所在地 管轄する総合支庁 村山 山形市 上山市 寒河江市 村山市 天童市 東根市 尾花沢市 山辺町 中山町 河北町 西川町 朝日町 大江町 大石田町 村山総合支庁課税課課税第一担当 023-621-8121 最上 置賜 庄内 新庄市 金山町 最上町 舟形町 真室川町 大蔵村 鮭川村 戸沢村 米沢市 長井市 南陽市 高畠町 川西町 小国町 白鷹町 飯豊町 鶴岡市 酒田市 三川町 庄内町 遊佐町 最上総合支庁税務課課税第一担当 0233-29-1230 置賜総合支庁税務課課税第一担当 0238-26-6014 庄内総合支庁税務課課税第一担当 0235-66-5427 13