Microsoft Word - 09池町通り.doc

Similar documents
<4D F736F F D DB296C291E4CEDCB2C A815B83672E646F63>

第 Ⅱ ゾーンの地区計画にはこんな特徴があります 建築基準法のみによる一般的な建替えの場合 斜線制限により または 1.5 容積率の制限により 利用できない容積率 道路広い道路狭い道路 街並み誘導型地区計画による建替えのルール 容積率の最高限度が緩和されます 定住性の高い住宅等を設ける

Microsoft Word - ●決定⑤地区計画-2.docx

本日の説明内容 1 板橋駅西口周辺地区のまちづくり 2 板橋駅西口地区都市計画素案について 1 市街地再開発事業 2 地区計画 3 高度利用地区 4 高度地区 3 今後のスケジュール 1

<4D F736F F D CF8D5888C48C7689E68F91817A948E91BD B8A58926E8BE62E646F63>

区域の整備 開発及び保全に関する方針地区施設の整備の方針建築物等の整備の方針 (2) 公園 緑地の整備方針地域に親しまれる やすらぎと憩いの空間を形成するとともに 西武立川駅から玉川上水に向けて形成される緑のネットワークの拠点となるよう公園や緑地を配置する (3) その他の公共空地の整備方針各敷地の

金沢都市計画地区計画の変更

PowerPoint プレゼンテーション


区域の整備 開発及び保全に関する方針土地利用の方針 地区施設の整備の方針 地区の立地特性を踏まえ 土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るため 土地利用の方針を以下に定める 1 国際化に対応した業務 商業 宿泊等の多様な機能に加え 氷川神社と連携した江戸文化や赤坂地域の魅力を伝える歴史

区域の整備 開発及び保全に関する方針 地区施設の整備の方針 建築物等の整備の方針 (1) 道路の整備方針区域内外との円滑な交通ネットワークの形成と歩行者等の安全で快適な歩行環境の向上を図るため 街区幹線道路及び区画道路を整備する 生活利便施設や良質な街並みを形成する住宅等の立地を誘導し 地域拠点にふ

区域の整備 開発及び保全に関する方針公共施設等の整備の方針 建築物等の整備の方針 1 道路の整備方針 (1) 地区周辺の交通円滑化に資する道路ネットワークの形成及び 東西の主要な道路軸の形成を図るため 地区幹線道路を拡幅整備する (2) 開発に伴い発生する交通を円滑に処理するとともに 新駅整備に伴う

地区計画パンフレットP.1

<4D F736F F D2090E797A2836A B835E CC82DC82BF82C382AD82E88E77906A B8C91CE8FC6955C F97702E646F63>

地区計画とは 地区計画とは 土地や建築物の所有者など地区の皆さんが合意を図りながら道路や公園などの配置 建築物の用途 容積率 高さ 色やデザイン等のルールをきめ細かく定め そのルールに基づいて建築行為等を行うことにより より良いまちづくりをすすめる手法のひとつです 地区の特性に応じて必要な項目を選択

都市計画図 平河町二丁目東部地区(PDF)

多摩都市計画地区計画の決定(多摩市決定)

スライド 1

その他当該区域の整備 開発及び保全に関する方針 近隣商業地区では 周辺地域との調和のとれた緑のネットワークの形成を図るため 敷地内の緑化や屋上緑化 壁面緑化を推進し その他の地区においても 緑豊かで潤いのある環境を創出するため 敷地内の緑化を推進する 位置東久留米市南沢五丁目地内 面積約 6.3ha

スライド 1

(2) 路地街区 ア路地街区の内部で 防火性の向上と居住環境の改善を図るため 地区施設等に沿った建築物の高さの最高限度及び壁面の位置の制限を定めることにより 道路斜線制限を緩和し 3 階建て耐火建築物の連続した街並みを形成する イ行き止まりの路地空間では 安全性の確保のため 2 方向の避難を目的とし

神宮外苑地区計画

第2章

多摩都市計画地区計画の決定(多摩市決定)

公津西地区地区計画運用基準

Microsoft Word - Hよよ _景観形成ガイドライン (最終)●●● - コピー

草 津 市 景 観 形 成 ガイドライン 71

05+説明資料

Microsoft Word - 岡崎駅南リーフレット案【最終】

地区の細区分 1 流通 業務地区 2 都市型居住地区 地区 建築物 建築物等の高さの最高限度 建築物等の高さの最高限度は 15mとする ただし 敷地面積が1,000m2以上あり かつ金沢市景観審議会において都市景観上支障がないと認められた場合は 25mとする 整備計画 等に関する事項 建築物等の形態

都市景観における 屋外広告物に関する ガイドプラン 2017 大阪市

計画的な再開発が必要な市街地 特に一体的かつ総合的に再開発を促進すべき地区 市町名 名称 再開発の目標 土地の合理的かつ健全な高度利用及び都市機能の更新に関する方針 特に整備課題の集中がみられる地域 ( 課題地域 ) 地区名 西宮市 C-4 浜脇 ( 約 175ha) 居住環境の向上 良好な都市景観

目 次 1 基本方針 再開発を促進すべき地区等の整備又は開発の方針... 2 別表再開発促進地区の整備又は計画の概要... 3 都市再開発方針図 ( 総括図 )... 6 都市再開発方針附図

日本橋・東京駅前地区

南部地区 地区の名称 南部地区建築物の用途の制限 ( ほなみ町 桜新町 ) 敷地面積の最低限度 ( 東原町 苗津町 長者町の各一部 ) 22.5ha 沿道業務地区 17.6ha 合計 40.1ha 建築物等の形態又は意匠の制限 沿道業務地区には 次に掲げる建物は建築してはならない マージャン屋 ぱち

緑ヶ丘地地計画 ( 前項つづき ) 地 計 画 地施設の設置及び規模 建 築 物 等 に 関 す る 事 項 地名称の分建築物の用途の制限 緑地広場歩道状空地行政センター地 ( A) 面積約 2,000 m2 計画図表示のとおり 面積約 150 m2 計画図表示のとおり 幅員 2m 延長約 290m

地区 の 区分 名称駅南口西街区地区駅南口東街区地区駅北口駅前広場地区 面積約 2.8 ha 約 0.6 ha 約 1.7 ha 用途地域による用途制限の他に 次の各号に掲げる建築物は 建築し てはならない 地区整備計画 建築物等に関する事項 建築物の 用途の制限 1. 指定道路 1 に面する敷地の

良好な景観の形成に関する方針 章周辺環境との調和及び建築物等の配置 規模 建築物等の形態 意匠 建築物等の外観の色彩 素材 建築附帯設備 敷地境界部及び敷地内の外構 駐車場 ゴミ置場 その他の外構附帯工作物 屋外照明 屋外広告物 工業 物流系 1 臨海部では 周辺の公園や緑地 水際のオープンスペース

Microsoft Word - 景観計画 docx

<4D F736F F F696E74202D2095E58F CC81698E518D6C8E9197BF816A816997F08E6A92C789C1816A8251>

福知山都市計画地区計画の変更(福知山市決定)

地区整備計画書地区整備計画建築物等に関する事項地区の区分 地区の名称地区の面積 建築物等の用途の制限 建築物の敷地面積の最低限度 建築物の延べ床面積の敷地面積に対する割合の最高限度建築物の建築面積の敷地面積に対する割合の最高限度 壁面の位置の制限 独立住宅地区 A 約 21.9 ha (1) 長屋

大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の

★0-2_配付資料表紙.doc

環状第二号線沿道新橋地区街並み再生地区及び街並み再生方針について

山手地区の概要 面積 約50ha 用途地域 工業地域 建ぺい率 60 容積率 200 高さの限度 第一種高度地区 最高限20m 2

柏駅西口北地区まちづくり

区域の整備 開発及び保全の方針地区整備計画 久世荒内 寺田塚本地区地区計画 名称久世荒内 寺田塚本地区地区計画 位置城陽市久世荒内 寺田塚本及び平川広田 面積約 22.1ha 建 築 物 等 に 関 す る 事 項 地区計画の目標 土地利用の方針 地区施設の整備方針 建築物等の整備方針 地区の区分

都市計画図 飯田橋駅西口地区(PDF)

Microsoft Word 今市市街地地区.doc

区域の整備 開発及び保全に関する方針 江戸川一丁目地区地区計画 計画書 計画決定 H 江戸川区告示第 433 号 計画変更 H 江戸川区告示第 27 号 計画変更 H 江戸川区告示第 482 号 名称江戸川一丁目地区地区計画 位置 江戸川区江戸川一丁目 江戸

地区計画の届出とは

住宅地区 A 約 41.1 ha (1) 長屋 ( 住戸の数が 2 戸のものを除く ) (2) 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 建基法 という ) 別表第 2( い ) 項第 3 号に掲げる共同住宅 ( 住戸の数が 2 戸のものを除く ) 寄宿舎又は下宿 (3) 建基法別表第

本町二・四・五・六丁目地区の地区計画に関する意見交換会

位置等 商業系施設 3-1 壁面後退 ( 景観ガイドライン P44) u 壁面を後退させ 緑化を創出させることで より潤いある道路空間が演出できます u イベントが行われる広場のような公開空地を設けることで 地域のにぎわい空間が演出でき 各種イベント等に活用することができます u 公開空地内に植栽等

<4D F736F F D20926E8BE68C7689E68C7689E68F B2957A89778EFC95D3816A5F92B2957A8E E646F63>

1 目的 建築基準法第 68 条の 5 の 5 第 1 項及び第 2 項に基づく認定に関する基準 ( 月島地区 ) 平成 26 年 6 月 9 日 26 中都建第 115 号 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 68 条の 5 の 5 第 1 項 及び第 2

( 対象区域 ) 第 5 地区計画の対象区域は 工業団地 ( 国母工業団地 南部工業団地 機械金属工業団地 ファッション工業団地 ( アリア ディ フィレンツェ ) をいう 以下同じ ) の区域内及び隣接地又は近接地 ( おおむね工業団地から500メートル以内 ) とする ( 区域の設定 ) 第 6

区域の整備 開発及び保全に関する方針地建築区物等整に関備する計事項画地区計画ガイド八日市出町地区 八日市出町地区 地区計画の内容 名称八日市出町地区地区計画 位 置 金沢市八日市出町の一部 面積地区計画の目標土地利用の方針建築物等の整備方針 約 10.7 ha 本地区は 市中心部の南西約 4kmに位

上野原市規則第××号

市原都市計画地区地区計画の変更(市原市決定)

(案)

都市計画図 外神田二・三丁目地区(PDF)

[ 例 1] 敷地の分割例 1270 m2の敷地を 135 m2ずつに分割する場合 270 m2 135 m2 135 m m2の敷地を 140 m2と 130 m2に分割する場合 270 m2 140 m2 130 m2 2

<4D F736F F D A6D92E894C A968795FB8E738E738A5889BB92B290AE8BE688E682CC926E8BE68C7689E682CC834B C98AD682B782E9895E97708AEE8F80>

北部大阪都市計画彩都地区計画 ( 案 ) 北部大阪都市計画彩都地区計画を 次のとおり変更する 1. 地区計画の方針 名称彩都地区計画 位 置 茨木市大字粟生岩阪 大字宿久庄 大字清水 大字佐保 大字泉原 大字千提寺 大字大岩 大字福井 大字大門寺 大字生保 大字安威 山手台一丁目 山手台三丁目 山手

立川市絶対高さを定める高度地区指定に関する検討方針 平成 26 年 5 月 立川市 0

(案)

拝島駅南口地区でたてものを建てられる方へのお願い(案)

建築地区整60m 50m 物等に関する事地区の細区分 地区 都心商業業務地区 B 地区 地区 商業業務地区 B 地区 備計画都市計画道路金沢駅港線 ( 駅西広場を含む ) 項建築物の延べ 屋根の色は黒 グレー 茶などを基調とした落ち着いた色調とするとともに形態及び意匠は都市景 面積の敷地面 に面する

2-1-5 屋外広告物の制限

表1-表4-2

立川基地跡地昭島地区に関する 都市計画素案説明会

区域の整備開発及び保全に関する方針津門大塚地区地区計画 ( 原案 ) 平成 27 年 月 日決定 名称津門大塚地区地区計画 位置西宮市津門大塚町の一部 区域計画図表示のとおり 面積約 10.1ha 地区計画の目標 公共施設等 の整備方針 当該地区は 西宮市南部市街地の中心部に位置する交通至便な立地に

江戸川五丁目付近地区 地区計画(素案)説明会

地区計画について

2

< B A96CD8BE28DC082DC82BF82C382AD82E88BA692E881408E7393B D8690FC907D2E786C73>

<4D F736F F D F4289A1907B89EA8A5893B B9926E8BE681458C698ACF8C6090AC95FB906A88C45F8DC58F4994C >

平井二丁目付近地区地区計画の概要 平井二丁目付近地区地区計画の概要をお示しします 詳しくは 同封の 平井二丁目付近 地区計画書 計画図 をご確認ください 地区計画の区域地区計画の対象区域は 下図のとおりです 平井二丁目付近地区 ( 約 28.6ha) 江戸川区平井一丁目 平井二丁目及び 小松川三丁目

<303689F090E041312D305F8B4B96CD947A92752E6169>

地区整備築計画建物等に関する事項地区の 細区分 建築物の 敷地面積の 最低限度 壁面の位置の 制 限 建築物等の高さの最高限度 建築物等の形態又は色彩その他の意匠の制限 垣又は柵の構造の制限 拠点サービス地区沿道サービス地区 A 沿道サービス地区 B 沿道サービス地区 C 一般住宅地区 160 m2

名古屋都市計画地区計画の決定計画書 ( ノリタケの森地区計画 ) ( 名古屋市決定 )

目 次 平方北部物流施設地区地区計画計画書 1P 平方北部物流施設地区地区計画計画図 3P 平方北部物流施設地区地区計画 地区整備計画 の内容の解説 4P (1) 建築物等の用途の制限 5P (2) 建築物の敷地面積の最低限度 6P (3) 建築物等の高さの最高限度 6P (4) 壁面の位置の制限

第 43 回四日市市都市計画審議会 第 80 号議案関連資料 1. 四日市都市計画地区計画の変更 ( 小古曽地区地区計画の決定 ) に関する地権者からの都市計画提案書について ( 関連資料 -1) 2. 小古曽地区地区計画比較表 ( 都市計画提案と地区計画決定 ) ( 関連資料 2) 1

東京都市計画第一種市街地再開発事業前八重洲一丁目東地区第一種市街地再開発事業位置図 東京停車場線 W W 江戸橋 JCT 日本橋茅場町 都 道 一石橋 5.0 特別区道中日第 号線 江戸橋 15.

地建築区物等整に関備する計事項画地区の細区分 1. 低層住宅地区 2. 一般住宅地区 3. 沿道サービス地区 4. 流通 業務地区 5. 工業地区 建築物等の用途の制限 ー ー ぱちんこ屋 まあじゃん屋 射的場 勝馬投票券発売所 場外車券売場その他これらに類する施設 風俗営業等の規制及び業務の適性化

(第14回協議会100630)

印西都市計画地区計画の変更 ( 印西市決定 ) 都市計画滝野地区地区計画を次のように変更する 名称滝野地区地区計画 位 置 印西市滝字新野及び字大割 滝野一丁目 滝野二丁目 滝野四丁目 滝野五丁目 滝野六丁目及び滝野七丁目の全部の区域並びに滝字大門及び滝野三丁目の各一部の区域 面積約 56.3 ha

旧(現行)

区全域共通の景観形成誘導基準 2 景観形成誘導基準自己診断シート 2 ゾーン別の景観形成の方針に配慮した施設計画とする 河川に囲まれた新旧調和の景観ゾーン( 千住 新田など 荒川と隅田川に挟まれた地域 ) ア荒川や隅田川の主な眺望点からの見え方に配慮した 配置 とする イ外壁位置やなどは 隣接地等と

平方・中野久木物流施設地区

PowerPoint プレゼンテーション

スライド 1

該当するゾーンを選択してください (最後のページ参照) 区全域共通の景観形成誘導基準 2 ゾーン別の景観形成の方針に配慮した施設計画とする 河川に囲まれた新旧調和の景観ゾーン( 千住 新田など 荒川と隅田川に挟まれた地域 ) ア荒川や隅田川の主な眺望点からの見え方に配慮した 配置 とする イ外壁位置

7-3 上田城南地域 (1) 将来像 ( 将来像 ) 水と緑と多様な都市機能が調和し快適な暮らしの環境が整ったまち ( 基本目標 ) 千曲川をはじめ産川や浦野川 小牧山や上田原古戦場 半過岩鼻など奇景や原風景の残る豊かな自然や農地を大切に保全するとともに 秩序ある都市空間づくりを進めます 良好な住環

建築物等の整備の方針 1 健全な地域環境の維持 形成を図るため 風俗営業等の用途の建築物を規制する 2 地域コミュニティの維持 再生を図るため ワンルーム形式の集合住宅の集中を避け 多様な住宅供給を誘導する 3 定住人口の回復を誘導するため 住宅等の用途に供する建築物に係わる容積率制限の特例を適用す

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

平井二丁目付近地区のまちづくり 平井二丁目付近地区は JR 平井駅南東部の都市計画道路放射第 15 号線に接し 都市計画道路補助第 120 号線が南北に通るなど 交通利便性が高く 旧中川沿川のうるおいある環境を感じられる地区です しかし 耕地整理により形成された街区内などでは 幅員 4.0m 未満の

<4D F736F F F696E74202D F819A93738E738C7689E690528B6389EF90E096BE8E9197BF BC205B8CDD8AB B83685D>

Transcription:

魅力あるまち池町通り をめざして 区域 浜松市役所 152 号国道ゆりの木通り 位置中区池町 田町の各一部延長 : 195.0メートル面積 : 0.8ヘクタール 都市景観形成地区の区域は 道路境界から 15 メートルの範囲とする

池町通り都市景観形成計画 ( 平成 5 年 12 月 1 日浜松市告示第 328 号 ) 池町通りは かつて東海道筋の田町から秋葉山に通じる街道の玄関にあたり 歴史的な背景を持つ沿道型商業地を形成してきた通りである 近年 都市基盤整備が完了した浜松駅周辺地域への商業 業務機能の集積あるいは交通事情等により 中心商業地に隣接しているにもかかわらず周辺の商業環境の大きな変化に伴って通りの活力を失い 老朽化した建物や空地が目立ち 商業地としての街並みや環境は著しく低下している 今後は 後背地の都市型住宅ゾーンを意識した生活サービス機能の充実と憩いの広場等 地域特性を生かした空間整備による通りの再生を図るため中心市街地 ( 有楽街 )~ 池町通り~ 浜松城を結ぶ買い物 遊び 憩い 歴史 文化等多目的な回遊動線として通りの整備を進め質の高い商業環境 定住性の高い居住環境を確保し 賑わいある個性的な街並みの推進についてこの都市景観形成計画を定める 1 池町通りの将来像 (1) 活気と賑の演出 中心商業地からの人々の回遊性を高めるため この通りの商業景観を魅力あるものとする 中心商業地とは異なる都市景観形成を進める 景観コントロールによる快適な都市空間づくりを進める (2) 個性と魅力ある通りづくり 人々のニーズに対応でき 生き生きとしたまちづくりを進める 建物のデザイン 看板等をルールにより誘導し 連続性のある街並景観づくりを進める 人々が歩きたくなる快適な通りづくりをする 豊かな緑により潤いのある通りづくりを進める 核となる施設や角地に広場を設けることにより 個性とゆとりある通りづくりを進める 曲線道路を生かし沿道景観を配慮した通りづくり (3) 計画性のあるまちづくり 建物の共同化を進め 風格ある新しい都市空間づくりをする 周辺街区との連続性を図り 人々が回遊したくなる歩行者空間づくりをする (4) 人と人とのふれあいの場づくり 人々の憩いの場として集うことのできる魅力ある通りづくり コミュニケーションの場としての通りづくりを ポケットパーク等を演出することにより 多様化したニーズに対応できる空間づくり

2 都市景観形成の基本目標 建物の壁面後退により 通りと一体となった快適な歩行者空間づくり 緑を豊富に演出することにより個性ある通りづくり 活気と賑のある通りづくりを目指すため個性的で魅力ある空間づくり 潤いと落ち着きのある都市空間づくり 多用途に構成された建物のファサードを演出することにより連続性のある街並づくり 沿道の緑化やストリートファニチュアにより快適な歩行者空間づくり 3 公共施設に係る都市景観形成の方針 安全で快適な歩行者空間づくり 池町通りは コミュニティ道路とし ゆとりと落ち着きのある道路空間づくりをする 電線類の地中化を図り 快適な歩行者空間づくりをする ストリートファニチュア 植栽等により道路に彩りを与え 賑のある通りづくりをする 青空と緑とが調和した開放性のある空間づくり 4 都市景観形成地区基準の策定のための指針 (1) 土地に関する事項 建物の壁面後退により 沿道景観を演出するための空間を確保する 空地等は この地区にふさわしい環境づくりとし沿道景観に配慮する (2) 建物に関する事項 建物の壁面後退を行い通りと一体性のある演出により 快適な歩行者空間づくりをする 建物のデザイン 色彩等に配慮し 多用途で構成されたこの地区として 統一感のある景観づくりをする 建物の共同化を誘導することにより 総合的な都市空間づくりをする 夜の景観に配慮された街づくり 沿道にオープンスペースを積極的に配し 人々の憩いの場としての空間づくりをする (3) その他の事項 地区の景観にふさわしくないものを規制することで 通りとして美観の向上を図る 看板等は 美観の向上と統一化を図り 落ち着きのあるものとする 通りの美観を損なわないよう適切な維持管理を行う

池町通り都市景観形成地区基準 ( 平成 6 年 3 月 1 日浜松市告示第 47 号 ) 1 土地に関する事項 (1) 現状の宅地の細分化は できるだけ行わないように努めること (2) 建物の建替えに当たっては 空地を道路に面して確保するように努めること (3) 壁面後退部分の敷地は 歩道と一体的に利用できる歩行者空間とするため 隣地境界で段差が生じないように努めること 2 建物に関する事項 (1) 道路に面する1 階部分の用途は 居住として使用しないこと (2) 道路に面する建物の1 階部分の外壁又は柱の面は 建物の建替えに当たって道路の境界線から1.5m 以上の後退を行うこと (3) 1 階及び2 階の軒高は 隣接する建物と調和を図ること (4) 建物の建て替えに当たっては できるだけ共同化を行うように努めること (5) 建物のファサード等の形態及び意匠は 統一性と連続性を図ることにより 個性的であるととも この地区のイメージを高めるまちなみとすること また 1 階部分には 道路と一体となった演出空間を設ける等利用形態に配慮すること (6) 建物の色彩は 低彩度のよるグレー又はブラウン系を基調とした落ち着いたまちなみとすること (7) 空調設備 給排水設備等は 道路から見えない位置に設置すること ただし やむを得ず前面に設置する場合は 外壁と調和した部材等で覆う等の配慮をすること 3 看板等に関する事項 (1) 道路上を占用する置看板は 設置しないこと また 道路上空を占用する看板類も できるだけ設置しないこと (2) 民地に設置する置看板は 次の基準によるものとすること ア大きさは 縦 50cm 横 50cm 高さ1m 以下とすること イ 1 建物につき1 基とすること (3) 突き出し看板は 次の基準によるものとする ア建物からの突き出し幅は 外壁から1m 以下とすること イ看板の下端までの高さは 歩道上空にあっては 地上 2.5m 以上 民地内にあっては 2.3m 以上とする (4) 壁面利用の看板の下端までの高さは 2.5m 以上とすること ただし1 建物 1 箇所にかぎり看板の表示面積が0.4m2以内であり かつ建物から突き出し幅が12cm 以下のものについてはこの限りではない

(5) 固定された独立看板は 次の基準によるものとする ア支柱を含めた全幅を1m 以下とすること イ看板の下端までの高さは 地上 2.3m 以上とすること ウ支柱は 道路境界線から1m 以内に設置しないこと (6) 看板の形態及び意匠は この地区にふさわしく かつ 周辺の環境と調和したものとすること (7) テナントビル等の突き出し看板は 形態及び意匠の統一を行うこと (8) 電柱への広告の設置は行わないこと (9) 新たに看板を設置する場合は 地元協議会と事前に協議すること (10) 自動販売機は 道路境界線から1m 以内に設置しないこと 4 その他の協定事項 (1) 閉店後の建物の外観は 街並みのにぎわいを損なわないように配慮すること (2) 建築工事の施工に当たっては 工事期間中の美観保持に努めること (3) 閉店後のごみの処理は 周辺の店舗に迷惑がかけないようにすること (4) 新たに建物を建築し 又は出店を行おうとする者は あらかじめ地元協議会と十分協議すること (5) 歩行者の通行の障害となる行為は行わないこと (6) 店先の清掃を積極的に行うとともに 店先の緑化に努めること

池町通り都市景観形成地区基準 ( 概要 ) 土地 建物等に関する主な事項 突き出し看板 外壁の色彩はグレーまたはブラウン系を基調とする 1 階 2 階の軒高は隣接建物との調和を図る 1 階部分は住居として使わない 壁面後退用地は歩道と一体的に利用できる歩行者空間とする 現状の敷地の細分化は行わない 極力共同化を進める 道路用地 1 階は 1.5m 以上の後退を行なう 空調設備や給排水管等は通りから直接見えなくするか 壁面と調和した部材で覆う 看板に関する主な事項 置き看板の制限 50cm 以内 50cm 以内 1m 以内 大きさ

突き出し看板の制限 壁面から 1m 以内 建物の高さを超えないこと 2.3m 以上 2.5m 以上 民地内 歩道上 突き出し幅 地面からの高さ 壁面利用の看板の制限 地面からの下端位置は 2.5m 以上 自動販売機の制限 自動販売機 1m 以上 道路境界線