ソックス SOX 療法について SOX 療法について SOX 療法 + ベバシズマブについて 連絡先 緊急時連絡先 監修 社会福祉法人恩賜財団済生会支部済生会福岡総合病院外科 ( がん化学療法部 ) 部長 江見泰徳先生 GUOCB09PV01 2016 年 8 月 W 5
はじめに 抗がん剤を使った治療では 治療の効果を高め 副作用をできるだけ少な くする目的で いくつかのお薬を組み合わせる併用療法が行われます この冊 ソックス 子で紹介している SOX 療法も併用療法のひとつで オキサリプラチンとテガ フール ギメラシル オテラシルカリウム配合剤という 2 種類の抗がん剤を使っ て 通院しながら治療を行います 抗がん剤を使った治療では 起こりうる副作用やその対処法について理解 し 副作用と上手に付き合いながら治療を続けていくことがとても大切です 治療を始める前にこの冊子に目を通していただき 分からないことや疑問に思 うことがあれば 担当の医師や看護師 薬剤師にいつでもお尋ねください 安心して治療に取り組んでいただくために この冊子をお役立ていただけ れば幸いです 目次 SOX 療法とは? SOX 療法のスケジュール SOX 療法を始める前に点滴中の注意点 S-1 の服用にあたって大切な注意事項抗がん剤の副作用主な副作用と対処法 末梢神経症状吐き気 嘔吐 食欲不振倦怠感 疲労感 / 下痢口内炎 / 味覚異常皮膚の異常 ( 発疹 色素沈着 手足症候群 )/ 流涙骨髄抑制 ( 感染症 貧血 出血 ) その他の重大な副作用 SOX 療法 + ベバシズマブを受けられる方へ コラム : 医療費が高額になったとき 治療日誌をつけましょう りゅうるい 1 2 4 5 6 7 9 10 13 14 15 16 17 19 20 22 23 ソックス SOX 療法とは オキサリプラチン点滴静注液 サワイ ( 以下 オキサリ プラチン ) とテガフール ギメラシル オテラシルカリウム配合剤 ( 以下 エスワン ソックス SOX 療法とは? S-1) という 2 種類の抗がん剤を併用して行う治療です SOX 療法にベバ シズマブという分子標的治療薬を組み合わせて使用することもあります オキサリプラチン 白金 ( プラチナ ) 製剤に属する抗がん剤です がん細胞の DNA と結合し その 合成を妨げることで がん細胞の増殖をおさえます S-1 消化器のがんの治療によく使われるフルオロウラシルというお薬の効果を高め 副作用が少なくなるように工夫された飲み薬です がん細胞のDNAの合成や機能を阻害することにより その増殖をおさえます S-1には絶対に一緒に使用してはいけないお薬があります 7 ページ参照 ベバシズマブ ( 分子標的治療薬 ) がん細胞の増殖に関わる特定の分子に作用する 新しいタイプの抗がん剤です SOX 療法 テガフール ギメラシル オテラシルカリウム配合剤 (S-1) オキサリプラチン (OXaliplatin) ベバシズマブ 抗がん剤の略号 英名の頭文字を組み合わせて SOX 療法と呼んでいます 1
SOX 療法のスケジュール 投与スケジュール例 (1 サイクル : 通常 21 日間 ) SOX 療法 SOX 療法の投与スケジュールは 通常 3 週間 (21 日間 ) をひと区切り (1 サイクル ) に行います 1 サイクル目 (1 サイクルは通常 21 日間 ) 点滴および服薬 休薬 2 サイクル目 点滴および服薬 休薬 オキサリプラチン S-1 (1 日 2 回服用 ) 第 1 日目 スタート終了吐き気止め15 分 2 時間朝食後 (30 分以内 ) 夕食後 (30 分以内 ) SOX 療法 + ベバシズマブ 2 3 14 15 16 21 休薬 3 週間ごとに繰り返します オキサリプラチンは 1 日目に病院で点滴投与します ( 約 2 時間 ) ベバシズマブを併用する場合は ベバシズマブを点滴投与 (30~90 分 ) し 第 1 日目 2 3 14 15 16 21 た後にオキサリプラチンを点滴投与します スタート終了吐 S-1は点滴当日 (1 日目 ) の夕食後から 15 日目の朝食後までの毎日 朝夕 2 回服用します S-1には錠剤 カプセル剤 顆粒剤があります その後 21 日目までは体を休める休薬期間を設けます 通常 これを何サイクルか繰り返します ベバシズマブ オキサリプラチン き気止め15 分 90 分 休薬 2 時間 投与スケジュールや投与量は個々の患者さんに合わせて調整されます 患者さんの状態や副作用の程度などにより 休薬期間が延長されるこ S-1 (1 日 2 回服用 ) 朝食後 (30 分以内 ) 夕食後 (30 分以内 ) ともあります 3 週間ごとに繰り返します ベバシズマブは初回は 90 分 2 サイクル目以降は 30 分から 60 分かけて投与されます 2 3
SOX 療法を始める前に 点滴中の注意点 次のような点に心当たりがある場合は あらかじめ担当医師や看護師に伝えてください これまでに お薬や注射でアレルギー症状があらわれたことがある S-1 あるいはS-1と同じ種類 ( フッ化ピリミジン系 ) のお薬でアレルギー症状があらわれたことがあるオキサリプラチンあるいは白金製剤でアレルギー症状があらわれたことがある現在 他の診療科や 他の医療機関で処方されているお薬がある 点滴当日は 体をしめつけない ゆったりとした衣服を着用するようにしましょう 点滴中は安静にし 毛布をかけるなどして体を冷やさないようにしましょう 点滴の途中で気分が悪くなったり 違和感があらわれたりしたときは がまんしないで担当医師や看護師に伝えてください 点滴部位に痛み 腫れ かゆみ 不快感があらわれたら すぐに担当医師や看護師に伝えてください S-1と同じ種類のお薬を飲んでいる 7ページ参照薬局 薬店で買ったお薬 サプリメント 健康食品を使用している普段より排便回数が増えている 下痢がある心臓や肝臓 腎臓の病気をもっている あるいはもっていた妊娠中 または妊娠の可能性がある ベバシズマブを併用する場合次の点に当てはまる場合は ベバシズマブを併用することができません ベバシズマブに対してアレルギー症状があらわれたことがある これまでに肺出血 ( 鮮血を吐く ) を起こしたことがあるこのほかにも ベバシズマブを使った治療が適切でない患者さん あるいは慎重な検討が必要な患者さんがいます 治療開始前に十分な問診や検査が行われ 併用するかどうかが決められます 4 5
S-1 の服用にあたって大切な注意事項 服用方法担当医師の指示に従って 決められた量を 1 日 2 回 朝夕の食後 30 分以内をめやすに飲んでください 空腹時の服用は避けてください S-1 は 最も効果を上げるために食後に飲むように決められています どうしても食事ができないときは担当医師に相談してください 自分の判断で飲む量や服用期間を変えないようにしてください 1 日に飲む量は身長と体重 体の状態を考えて決められています 体の状態や副作用の程度によっては 担当医師の判断でS-1の量 服用期間や休薬期間を変更することもあります 飲み忘れた場合 多く飲んでしまった場合 飲み忘れた場合次の回から決められたとおりの服用を始めてください 飲み忘れたお薬を 次の回に絶対に一緒に飲まないようにしてください 2 回分を一度に飲むと副作用が強くあらわれるおそれがあります 飲んだか飲まなかったかわからないときその回の服用はやめて 次の回から決められたとおりの服用を始めてください 余った分はそのまま残して 次回の診察日に担当医師に伝えてください 間違えて多く飲んでしまった場合すぐに担当医師か薬剤師に連絡してください 絶対に一緒に使用してはいけないお薬 S-1には絶対に一緒に使用してはいけないお薬 ( 併用禁忌薬 ) があります それは フッ化ピリミジン系 というグループに属するお薬で 一緒に使用すると体内のお薬の濃度が上がりすぎて 副作用が強くあらわれることがあります 一緒に使用してはいけない飲み薬 注射薬フッ化ピリミジン系抗がん剤 フルオロウラシル (5-FU など ) テガフール ウラシル配合剤( ユーエフティなど ) テガフール ( フトラフールなど ) ドキシフルリジン ( フルツロン ) カペシタビン ( ゼローダ ) ホリナート テガフール ウラシル療法( ユーゼル ユーエフティなど ) レボホリナート フルオロウラシル療法( アイソボリン 5-FUなど ) フッ化ピリミジン系抗真菌剤 フルシトシン ( アンコチル ) 上記のお薬を使用していた場合は 使用をやめてから少なくとも 7 日以上の間をあけて S-1の服用を始めます また S-1を使った治療から 上記のお薬を使った治療に変更する場合も S-1の使用をやめてから 7 日以上の間をあけて上記のお薬の服用を始めます 次ページ (8 ページ ) の 安全に治療を行うために を参照してください 6 7
その他にもS-1と一緒に飲むと 作用が強くなったり 予期しない症状があらわれたりするお薬がありますので 以下の点に十分注意してください 安全に治療を行うために薬局で買ったお薬も含めて 今飲んでいるお薬や以前に飲んでいて手元に残っているお薬がある場合は 必ず担当医師や薬剤師に伝えてください 自分で判断して使用しないでください 他の診療科や医療機関を受診するときは 担当医師に受診することを伝えてください 他の診療科や医療機関の医師 薬剤師にはS-1の治療を受けていることを必ず知らせてください 抗がん剤の副作用 抗がん剤はがん細胞を攻撃するだけでなく 正常な細胞にも影響を与えます この正常な細胞に与える影響が 副作用としてあらわれることがあります なお 副作用のあらわれる時期や症状の程度には個人差がありますし 副作用はすべての人にあらわれるというわけではありません 副作用発現時期 (2 週まで ) 投与当日 1 週目 (2~7 日目 ) 2 週目 過敏症倦怠感 疲労感吐き気 嘔吐 食欲不振骨髄抑制下痢口内炎 末梢神経症状 副作用発現時期 ( サイクルごと ) 1 サイクル 2 サイクル 3 サイクル 4 サイクル 末梢神経症状 味覚異常 色素沈着 手足症候群 りゅうるい流涙 8 9
主な副作用と対処法 末梢神経症状 末梢神経症状は オキサリプラチンの治療を受けたほぼ全員の方に起こる副作用です 日常生活に支障をきたす場合には お薬の量を減らしたり 回復するまで治療を休んだりすることがあります 主な症状手や足 口 のどのまわりにしびれや痛みがあるのどやあごが締め付けられるような感じ 違和感食べ物や飲み物が飲み込みにくい舌の感覚がおかしい症状の特徴点滴投与中から起こることがあります 初めは一過性の症状ですが 投与回数が増えるに従って しびれの症状も重く 回復するまでの時間も長くなっていきます がまんしすぎると しびれが改善するまでの時間が長くなります 末梢神経症状は検査ではわからないため 症状に気づいた時点で 早めに担当医師や看護師に伝えることが大切です 日常生活で気をつけたいこと冷気にさらされる 冷たいものに触れる 冷たい飲み物 食べ物をとることで 症状があらわれやすくなったり 悪化しやすくなったりします 以下の点に気をつけましょう 温かくしましょう! 寒い季節には マフラーや手袋を着用するなど しっかりとした防寒を心がけましょう 靴下やスリッパで足先の保温を心がけましょう ただし 足先を締め付けるようなものは逆効果になりますので 注意してください 飲み物は 常温または温かいものにしましょう 長く続く痛みやしびれのために 文字が書きにくい ボタンがかけにくい 飲み込みにくい 歩きにくいといった症状があらわれることもあります ( 次頁につづく ) 10 11
冷たいものを避けましょう! 暑い季節は エアコンの冷気に直接当たらないようにしたり 部屋を冷やしすぎたりしないようにしましょう 冷たいものを素手でさわらないようにしましょう 冷蔵庫の中のものを取り出すときには 手袋などを利用しましょう 金属製品は冷たくなりやすいので注意しましょう ドアノブ 鍵 郵便受け はさみなど氷やアイスクリームなど 冷たい食べ物を控えるようにしましょう 吐き気 嘔吐 食欲不振 吐き気や嘔吐 食欲不振といった消化器症状は 高い頻度であらわれる副作用です 抗がん剤を投与する際には 吐き気や嘔吐の症状を和らげるために吐き気止めの点滴や飲み薬が投与されます 症状が長く続き 食事や水分がほとんどとれない場合は 担当医師や看護師に相談しましょう 日常生活で気をつけたいこと 体を締め付ける衣服は避けましょう 脱水を起こさないよう水分補給を心がけましょう においの強い食べ物は避けましょう オキサリプラチンの投与から 5 日間程度は 特に冷たいものを控えることが大切です 食べ物は冷ますとにおいがおさえられます 食べられるものを少しずつでも食べるようにしましょう 気分のよいときを選んで食べるようにしてみましょう 症状を和らげるために 手を握ったり開いたりする運動をすると 症状が改善することがあります 12 13
倦怠感 疲労感 治療の後に だるさや疲れを感じやすくなることがあります これは 抗がん剤による治療を受けた患者さんの多くが訴える症状です 無理をせず 十分に体を休めましょう 下痢 下痢の症状があらわれることがあります 症状が続くと脱水症状になることがあるため 下痢が長く続く場合には担当医師や看護師に相談しましょう 整腸剤や下痢止めが処方されることもあります こんなときは担当医師 看護師にすぐに連絡を! 飲み始めてすぐに下痢があらわれた ( 特に注意が必要です ) 激しい下痢 ( 水のような便 ) 排便が1 日 4 回以上増えた 口内炎 口の中の粘膜や歯ぐきなどに口内炎の症状 ( 赤く腫れる ただれる 潰瘍ができる ) があらわれ 痛みや出血が起こることがあります 症状がひどいときは担当医師 看護師に相談しましょう 日常生活で気をつけたいこと こまめな歯みがきやうがいで 口の中を清潔に保ちましょう 歯ブラシはやわらかいものを使い やさしく歯をみがきましょう 虫歯はあらかじめ治療しておきましょう 口の中が乾燥しないよう 十分に水分をとるようにしましょう 口内炎ができてしまったら ごく薄い塩水かうがい薬でこまめにうがいをしましょう 熱い料理や 辛いもの すっぱいものなど刺激の強い食べ物は避けましょう 味覚異常 味を感じにくい 嫌な味がする 食べ物の味が変わった といった味覚異常の症状があらわれることがあります 日常生活で気をつけたいこと 味を感じにくいときには 軽い下痢 ( 軟便程度 ) でも 脱水症状を防ぐためにこまめに水分を補給 濃い目の味付けにしてみましょう しましょう 食事に 果物 酢の物 汁ものを多く取り入れてみましょう 食物繊維や脂肪分の多い食べ物 香辛料を多く使った料理をとり過ぎ 歯ごたえを楽しめるようにするなど 食事の工夫をしてみましょう ないようにして できるだけ消化のよいものを食べるようにしましょう コーヒーなどのカフェインの多い飲み物や 乳製品をとり過ぎないようにしましょう おなかや下半身の保温を心がけましょう 14 15
皮膚の異常 ( 発疹 色素沈着 手足症候群 ) 骨髄抑制 発疹 色素沈着 顔 首すじ 手 足 背中などに発赤や発疹があらわれることがあります 皮膚や爪が褐色や黒色になる症状です 顔や手足のほか 全身の皮膚にあらわれることがあります 骨髄が抗がん剤の作用を受けると 白血球や赤血球 血小板などをつくる機能が低下して 血液中のこれらの成分が減少することがあります 症状を自覚しにくいものもあるため 担当医師の指示に従って定期的に血液検査を受けましょう 手足症候群手足の皮膚炎です 手のひらや足の裏に刺すような痛み 手足の感覚麻痺 腫れ 皮膚が赤くなる 皮膚の乾燥やかゆみ 変色などがあらわれることがあります 日常生活で気をつけたいこと 強い日差しに当たらないようにしましょう 外出時は帽子や衣服で直射日光を遮るようにしましょう 保湿クリームなどを塗って 皮膚の乾燥を防ぎましょう 感染症 ( 白血球数の減少 ) 細菌などから体を守る働きを持つ白血球の数が減少すると 感染症にかかりやすくなり 感染すると症状が重くなることがあります こんなときは担当医師 看護師にすぐに連絡を! 熱がある (38 以上 ) 寒気がする のどが痛い 咳が出る 排尿時に痛みがある りゅうるい流涙 涙が多くなったり 涙道 ( 目から鼻に通じる涙の通り道 ) が詰まったりすることで 目から涙がこぼれてくることがあります 症状があらわれたときは 早めに眼科の医師に相談しましょう 日常生活で気をつけたいこと 手洗いやうがいをこまめに行いましょう ( 食事の前 外出の後など ) 体や口の中を清潔に保ちましょう 外出時はなるべく人ごみを避け マスクを着用しましょう 切り傷などをつくらないように注意しましょう ( 次頁につづく ) 16 17
貧血 ( 赤血球数の減少 ) 赤血球の数が減少すると貧血が起こり めまい 立ちくらみ 息切れ 動悸 頭が重いといった症状があらわれることがあります 日常生活で気をつけたいこと 激しい運動は控えて安静を保ち 十分な休養をとるようにしましょう たんぱく質や鉄分を多く含む食品をとりましょう その他の重大な副作用 かんしつせいはいえん 間質性肺炎 まれに 肺の間質という部分に炎症が起こり 肺の機能が低下する 間質性肺炎 が起こることがあります 出血 ( 血小板数の減少 ) 血小板は血を止める働きを持っています 血小板の数が減少すると 出血しやすくなったり 血が止まりにくくなったりします こんなときは担当医師 看護師にすぐに連絡を! から咳かぜとよく似た症状のため見過ごし 発熱てしまいがちです 自分で判断せず 担当医師や看護師に相談しましょう 息切れ こんなときは担当医師 看護師にすぐに連絡を! 鼻血が止まらない 歯肉からの出血が止まらない 内出血が広がる ( あざができる ) 血が止まりにくい 副作用のあらわれ方は個人差があるため 本冊子に挙げた副作用以外にもまれに 重大な副作用が起こる場合があります 何か気になることがあれば 担当医師や薬剤師にご確認ください 出血時の対処法 出血した部分 ( 歯ぐきも含む ) を清潔なタオルやガーゼでしっかり押さえましょう 鼻血が出た場合には 上を向かず 小鼻をしっかりと押さえましょう 18 19
SOX 療法 + ベバシズマブを受けられる方へ ベバシズマブを併用する場合 以下の副作用があらわれることがあります 重い副作用頻度はそれほど高くありませんが 次のような重い副作用があらわれることがあります しょうかかんせんこう 消化管穿孔 ( 胃や腸に穴があく ) けっせんそくせんしょう 血栓塞栓症 ( 血管の中に血のかたまりができる ) 多量の出血 そうしょうちゆ ちえん 創傷治癒遅延 ( 傷口が治りにくくなる ) 比較的よくみられる副作用高血圧たん白尿粘膜からの出血 ( 鼻や歯ぐきからの出血など ) こんなときはすぐに連絡を! 以下の症状があるときは がまんせずに すぐに担当医師や看護師に連絡してください 激しい下痢 排便回数が増えた (1 日 4 回以上の増加 ) 下痢と口内炎が同時にあらわれた 38 以上の熱がある のどが痛い 息切れがする 鼻血や歯肉からの出血が止まらない 吐き気 嘔吐が長く続き 食事や水分がほとんどとれない 手や足 口 のどのまわりにしびれや痛みがある 口内炎がひどくて食事がとれない 点滴部位に痛み 腫れ かゆみなどの不快感がある 20 21
治療日誌をつけましょう コラム 医療費が高額になったとき医療機関や薬局の窓口で支払った医療費が 同一月 ( 月の初めから終わりまで ) の中で決められた上限を超えた場合 高額療養費制度 による医療費助成が受けられます この制度では 支払う医療費の上限が年齢や所得に応じて決められており 上限を超えた分の医療費が支給されます 所定の手続きが必要になりますので 病院の相談窓口もしくは健康保険証に記載されている保険者にお問い合わせください 抗がん剤の投与後 いつ頃 どのような症状があらわれたかを 治療日誌 につけることをおすすめします 治療日誌 に 体調の変化を記録することで 副作用に早く気づくことができ 担当医師への報告もスムーズに行えます 記入例 月 / 日 ( ) 週目 S-1 の服用朝夕朝夕朝夕朝夕朝 体温 ( ).... 血 圧 最大 最小 食事の量 吐き気 嘔吐排便回数 ( 回 ) 0: 通常と同じ 1: やや少ない 2: 少 0: なし 1: がまんできる程度 2: 吐 参考 厚生労働省ホームページ 高額療養費制度を利用される皆さまへ 水様下痢有無有無有無有無有 鼻血有無有無有無有無有 出血 血便有無有無有無有無 口内炎有無有無有無有無 喉の違和感有無有無有無有無 手足の感覚 しびれや痛み 0: なし 1: しびれや痛みが少しあ 冷たいものへの反応 0: 治療前と変化なし 1: 冷たいも 記入例 剤形 メモ気になること 担当医師に伝えたいことなど 1 回量 S-1 の 服薬 錠 (OD 錠 ) 錠 錠 カプセル 20mg カプセル 25mg カプセル 顆粒 顆粒 顆粒 22 23
体温 ( )..................... 血( ) 週目 ( ) 週目 ( ) 週目 月 / 日 S-1 の服用朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕 最大圧最小 食事の量 吐き気 嘔吐排便回数 ( 回 ) 0: 通常と同じ 1: やや少ない 2: 少ない 3: ほとんど食べられない 0: なし 1: がまんできる程度 2: 吐き気止めを飲めばがまんできる 3: 吐き気止めを飲んでも吐いてしまう 水様下痢有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 鼻血有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 出血 血便有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 口内炎有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 喉の違和感有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 手足の感覚 しびれや痛み 0: なし 1: しびれや痛みが少しあるが 動作に影響はない 2: しびれや痛みのために日常 生活に支障がある 3: 感覚がない 冷たいものへの 反応 0: 治療前と変化なし 1: 冷たいものにさわると敏感に反応する 2: 冷たいものに対する 過敏な反応が続く ( 痛みなし ) 3: 冷たいものに対する過敏な反応が続く ( 痛みあり ) メモ気になること 担当医師に伝えたいことなど S-1 の服薬 剤形 1 回量 1 日量 錠 (OD 錠 ) 錠 錠 カプセル 20mg カプセル 25mg カプセル 1 回量 2 回 ( 朝 夕 ) 顆粒 顆粒 顆粒 コピーして記録を続けてください 24 25
体温 ( )..................... 血( ) 週目 ( ) 週目 ( ) 週目 月 / 日 S-1 の服用朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕 最大圧最小 食事の量 吐き気 嘔吐排便回数 ( 回 ) 0: 通常と同じ 1: やや少ない 2: 少ない 3: ほとんど食べられない 0: なし 1: がまんできる程度 2: 吐き気止めを飲めばがまんできる 3: 吐き気止めを飲んでも吐いてしまう 水様下痢有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 鼻血有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 出血 血便有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 口内炎有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 喉の違和感有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 手足の感覚 しびれや痛み 0: なし 1: しびれや痛みが少しあるが 動作に影響はない 2: しびれや痛みのために日常 生活に支障がある 3: 感覚がない 冷たいものへの 反応 0: 治療前と変化なし 1: 冷たいものにさわると敏感に反応する 2: 冷たいものに対する 過敏な反応が続く ( 痛みなし ) 3: 冷たいものに対する過敏な反応が続く ( 痛みあり ) メモ気になること 担当医師に伝えたいことなど S-1 の服薬 剤形 1 回量 1 日量 錠 (OD 錠 ) 錠 錠 カプセル 20mg カプセル 25mg カプセル 1 回量 2 回 ( 朝 夕 ) 顆粒 顆粒 顆粒 コピーして記録を続けてください 26 27
体温 ( )..................... 血( ) 週目 ( ) 週目 ( ) 週目 月 / 日 S-1 の服用朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕 最大圧最小 食事の量 吐き気 嘔吐排便回数 ( 回 ) 0: 通常と同じ 1: やや少ない 2: 少ない 3: ほとんど食べられない 0: なし 1: がまんできる程度 2: 吐き気止めを飲めばがまんできる 3: 吐き気止めを飲んでも吐いてしまう 水様下痢有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 鼻血有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 出血 血便有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 口内炎有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 喉の違和感有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 手足の感覚 しびれや痛み 0: なし 1: しびれや痛みが少しあるが 動作に影響はない 2: しびれや痛みのために日常 生活に支障がある 3: 感覚がない 冷たいものへの 反応 0: 治療前と変化なし 1: 冷たいものにさわると敏感に反応する 2: 冷たいものに対する 過敏な反応が続く ( 痛みなし ) 3: 冷たいものに対する過敏な反応が続く ( 痛みあり ) メモ気になること 担当医師に伝えたいことなど S-1 の服薬 剤形 1 回量 1 日量 錠 (OD 錠 ) 錠 錠 カプセル 20mg カプセル 25mg カプセル 1 回量 2 回 ( 朝 夕 ) 顆粒 顆粒 顆粒 コピーして記録を続けてください 28 29
体温 ( )..................... 血( ) 週目 ( ) 週目 ( ) 週目 月 / 日 S-1 の服用朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕 最大圧最小 食事の量 吐き気 嘔吐排便回数 ( 回 ) 0: 通常と同じ 1: やや少ない 2: 少ない 3: ほとんど食べられない 0: なし 1: がまんできる程度 2: 吐き気止めを飲めばがまんできる 3: 吐き気止めを飲んでも吐いてしまう 水様下痢有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 鼻血有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 出血 血便有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 口内炎有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 喉の違和感有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 手足の感覚 しびれや痛み 0: なし 1: しびれや痛みが少しあるが 動作に影響はない 2: しびれや痛みのために日常 生活に支障がある 3: 感覚がない 冷たいものへの 反応 0: 治療前と変化なし 1: 冷たいものにさわると敏感に反応する 2: 冷たいものに対する 過敏な反応が続く ( 痛みなし ) 3: 冷たいものに対する過敏な反応が続く ( 痛みあり ) メモ気になること 担当医師に伝えたいことなど S-1 の服薬 剤形 1 回量 1 日量 錠 (OD 錠 ) 錠 錠 カプセル 20mg カプセル 25mg カプセル 1 回量 2 回 ( 朝 夕 ) 顆粒 顆粒 顆粒 コピーして記録を続けてください 30 31
体温 ( )..................... 血( ) 週目 ( ) 週目 ( ) 週目 月 / 日 S-1 の服用朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕 最大圧最小 食事の量 吐き気 嘔吐排便回数 ( 回 ) 0: 通常と同じ 1: やや少ない 2: 少ない 3: ほとんど食べられない 0: なし 1: がまんできる程度 2: 吐き気止めを飲めばがまんできる 3: 吐き気止めを飲んでも吐いてしまう 水様下痢有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 鼻血有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 出血 血便有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 口内炎有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 喉の違和感有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 手足の感覚 しびれや痛み 0: なし 1: しびれや痛みが少しあるが 動作に影響はない 2: しびれや痛みのために日常 生活に支障がある 3: 感覚がない 冷たいものへの 反応 0: 治療前と変化なし 1: 冷たいものにさわると敏感に反応する 2: 冷たいものに対する 過敏な反応が続く ( 痛みなし ) 3: 冷たいものに対する過敏な反応が続く ( 痛みあり ) メモ気になること 担当医師に伝えたいことなど S-1 の服薬 剤形 1 回量 1 日量 錠 (OD 錠 ) 錠 錠 カプセル 20mg カプセル 25mg カプセル 1 回量 2 回 ( 朝 夕 ) 顆粒 顆粒 顆粒 コピーして記録を続けてください 32 33
体温 ( )..................... 血( ) 週目 ( ) 週目 ( ) 週目 月 / 日 S-1 の服用朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕 最大圧最小 食事の量 吐き気 嘔吐排便回数 ( 回 ) 0: 通常と同じ 1: やや少ない 2: 少ない 3: ほとんど食べられない 0: なし 1: がまんできる程度 2: 吐き気止めを飲めばがまんできる 3: 吐き気止めを飲んでも吐いてしまう 水様下痢有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 鼻血有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 出血 血便有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 口内炎有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 喉の違和感有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 手足の感覚 しびれや痛み 0: なし 1: しびれや痛みが少しあるが 動作に影響はない 2: しびれや痛みのために日常 生活に支障がある 3: 感覚がない 冷たいものへの 反応 0: 治療前と変化なし 1: 冷たいものにさわると敏感に反応する 2: 冷たいものに対する 過敏な反応が続く ( 痛みなし ) 3: 冷たいものに対する過敏な反応が続く ( 痛みあり ) メモ気になること 担当医師に伝えたいことなど S-1 の服薬 剤形 1 回量 1 日量 錠 (OD 錠 ) 錠 錠 カプセル 20mg カプセル 25mg カプセル 1 回量 2 回 ( 朝 夕 ) 顆粒 顆粒 顆粒 コピーして記録を続けてください 34 35
体温 ( )..................... 血( ) 週目 ( ) 週目 ( ) 週目 月 / 日 S-1 の服用朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕朝夕 最大圧最小 食事の量 吐き気 嘔吐排便回数 ( 回 ) 0: 通常と同じ 1: やや少ない 2: 少ない 3: ほとんど食べられない 0: なし 1: がまんできる程度 2: 吐き気止めを飲めばがまんできる 3: 吐き気止めを飲んでも吐いてしまう 水様下痢有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 鼻血有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 出血 血便有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 口内炎有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 喉の違和感有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無有無 手足の感覚 しびれや痛み 0: なし 1: しびれや痛みが少しあるが 動作に影響はない 2: しびれや痛みのために日常 生活に支障がある 3: 感覚がない 冷たいものへの 反応 0: 治療前と変化なし 1: 冷たいものにさわると敏感に反応する 2: 冷たいものに対する 過敏な反応が続く ( 痛みなし ) 3: 冷たいものに対する過敏な反応が続く ( 痛みあり ) メモ気になること 担当医師に伝えたいことなど S-1 の服薬 剤形 1 回量 1 日量 錠 (OD 錠 ) 錠 錠 カプセル 20mg カプセル 25mg カプセル 1 回量 2 回 ( 朝 夕 ) 顆粒 顆粒 顆粒 コピーして記録を続けてください 36 37