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日本関節鏡 膝 スポーツ整形外科学会関節鏡技術認定制度規則 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条関節鏡視下手術は 低侵襲的であるなどの利点から 多数の部位の手術に応用されているが 特殊な器具を用いて行う手術であり 高度な技術が要求される この日本関節鏡 膝 スポーツ整形外科学会 ( 以下 本学会と略記 ) の制度は 共通の基準にしたがって鏡視下手術に携わる医師の技量を評価し 一定の高い基準を満たした者を認定するもので これにより本邦における鏡視下手術の健全な普及と進歩を促し 延いては国民の健康や福祉に貢献することを目的とする (1) 関節鏡視下手術の規定本学会の技術認定制度規則において規定する鏡視下手術とは 関節鏡等を用いて手術の大半がモニター画面を見て行う手術を意味する (2) 本制度が定める認定基準本認定制度が定める一定の高い基準とは 鏡視下手術手技において 術者として十分な技量を修得し 同時に鏡視下手術の指導者 教育者として一定の水準にあることを意味する 第 2 章技術認定制度委員会 ( 委員会の設置 ) 第 2 条本学会は 前条の目的を達成するために技術認定制度委員会を置く ( 委員会の業務 ) 第 3 条 (1) 技術認定制度に関する規則の作成ならびに改定を行う (2) 関連学会との連絡および調整 その他 認定制度に係わるすべての問題に対処する (3) 本制度の技術審査委員の審査ならびに認定を行う ( 委員会の構成 ) 第 4 条 (1) 技術認定制度委員会委員は 本学会の理事長が指名し 理事会の承認を得る (2) 委員の任期は 2 年とし 再任を妨げない (3) 委員あるいは委員長に欠員が生じたときは 理事長がその補充を行う ( 委員の資格 ) 第 5 条技術認定制度委員会委員は 次の各号に定める全ての資格を要する (1) 日本整形外科学会専門医であること (2) 本学会会員であること (3) 本学会評議員であること 1

( 委員長ならびにその業務 ) 第 6 条 (1) 技術認定制度委員会委員長は 委員会委員の互選により選出され 理事会の承認を得て 理事長が指名する (2) 技術認定制度委員会委員長は 必要に応じて技術認定制度委員会ほか技術審査に関する委員会 ( 合同技術審査委員会 ) を開催することができる 第 3 章技術審査委員 ( 技術審査委員の業務 ) 第 7 条 (1) 申請された書類ならびに鏡視下手術の未編集 DVD などの電子媒体をもとに認定申請者の資格と技量を審査し 判定した結果を認定制度委員会に報告する (2) 技術認定制度委員とともに技術審査委員会を開催し 最終的な認定を行う ( 技術審査委員の資格 ) 第 8 条技術審査委員は 次の各号に定めるすべての資格を要する (1) 本学会評議員であること 継続 5 年以上本学会員であること 鏡視下手術を独力で完遂でき これらの手術の指導ができることを条件とする (2) 認定証取得後 5 年以上経過しており その間さらに臨床経験を積み重ねていること (3) 本学会あるいは鏡視下手術に関する国内および国際学会ならびに学術雑誌において十分な業績を有する (4) 本技術審査委員の氏名は公表しない ( 技術審査委員選出方法 ) 第 9 条技術審査委員は 本学会技術認定制度委員会ならびに理事会が承認し 本学会理事長が指名する (1) 技術審査委員の選出は 技術認定審査委員会 技術認定制度委員会および理事会の議を経て 理事長が任命する ただし本制度施行後 5 年間は移行処置として技術認定審査委員は技術認定制度委員会の推薦をうけ 8 条に定める有資格者の中から 技術審査委員候補者が提出された書類により匿名で相互審査した後 技術認定制度委員会が指名する (2) 提出する書類は以下のとおりとする 1) 技術認定審査委員応募申請書 履歴書 2) 関節鏡視下手術関連業績目録 3) 術者として最近行った関節鏡視下前十字靭帯再建術 ( 以下 ACL 再建術 ) と合併半月板縫合術の未編集 DVD( 自分で企画 遂行したもの ) 4) 関節鏡視下手術実績一覧表 (3) 技術認定審査委員の申請に必要な症例数は以下のとおりとする 関節鏡視下 ACL 再建術を術者として遂行した 300 例 2

( 技術審査委員の更新 ) 第 10 条技術審査委員は 5 年ごとに更新を必要とする 更新に際しては 下記書類について 認定制度委員会において審査し 理事会の議を経て 理事長が指名する (1) 最近 5 年間継続して鏡視下領域の臨床に従事し とくにその専門分野の鏡視下手術を継続して行っていることの証明書類 ただし やむを得ぬ事情によりこの条件を満たすことができない場合には その理由書を添付する必要がある (2) 最近 5 年間の手術実績一覧表および証明書類 (3) 技術審査委員更新申請書類 ( 技術審査委員の資格喪失 ) 第 11 条次の各号に該当する者は 認定制度委員会および理事会の議を経て 技術審査委員の資格を喪失する (1) 正当な理由により技術審査委員としての資格を辞退したとき (2) 申請書に虚偽が認められたとき (3) 日本整形外科学会専門医の資格を喪失したとき (4) 技術審査委員の更新を受けないとき (5) 鏡視下手術に従事しなくなったとき (6) その他 審査委員として不適当と認められたとき ( 技術審査委員資格の復活, 再申請 ) 第 12 条資格喪失により取り消された技術審査委員の資格は 第 8 条の技術審査委員選出方法に従い審査され その資格を再取得後 認定制度委員会および理事会の議を経て 復活を認めることができる 但し申請書に虚偽が認められ 資格を取り消された者は 原則として 5 年間再申請することを認めない 第 4 章認定申請資格 ( 認定申請区分 ) 第 13 条 (1) 申請に際して 専門分野を次のとおり申請区分として分ける 膝関節 (2) 申請区分は認定証に記載される ( 認定申請要件 ) 第 14 条認定を申請する者 ( 以下 認定申請者と略記 ) は 次に定めるすべての資格を要する (1) 日本整形外科学会専門医であること (2) 学会入会後 5 年以上の会員であること (3) 手術実績に必要な最小の目安は 細則に定めるごとくであり 十分な経験を有していること (4) 本委員会が認める関節鏡視下手技に関する教育セミナーに参加していること 認定の方法は別に定める (5) 国内ないし国際学会などにおいて関節鏡視下手術に関する十分な業績を有すること 3

(6) 過去 1 年以上の関節鏡視下手術を継続して修練を行っていること 第 5 章認定方法 ( 申請方法 ) 第 15 条認定を希望する者は 次の各号に定める申請書類の正本および副本 (3 部 ) と DVD( コピー 3 本 ) を本学会認定制度委員会に提出する (1) 認定申請書 ( 会員番号明記 ) 履歴書 (2) 日本整形外科学会専門医認定証 ( 写 ) (3) 鏡視下関連の手術実績一覧表 (4) 本学会が認定した教育セミナー参加証明書類 ( 写 ) (5) 術者として最近行った鏡視下手術の ACL 再建術と合併半月板縫合術の未編集 DVD ( 自分で企画 遂行し 指導医の補助をうけずに遂行したもの ) (6) 申請者の関節鏡視下手術手技を保証し得る1 名の推薦証明書 ( 但し 推薦者は評議員に限る ) (7) 業績目録および各学会発表と論文のコピー ( 但し 業績は演者 共同演者含めて JOSKAS での発表 5 演題の抄録のコピーとする ) (8) 認定審査料 ( 別に定める ) 2. 技術認定医の申請に必要な症例数は術者として遂行した相互に重複しない関節鏡視下 ACL 再建術 20 症例かつ半月板縫合術 20 症例とする また 1 症例を 2 名以上の複数の申請者の症例として用いることはできない ( 認定審査法 ) 第 16 条技術認定申請者については 技術審査委員が毎年 1 回 申請書類および DVD などの電子媒体をもとに 申請者の技量を審査し 判定を行う 1 名の申請者を 2 名の技術審査委員が審査し 認定制度委員会に報告され 判定を行う 判定結果は理事会の承認を経て決定される ( 認定証交付 ) 第 17 条本学会理事長は 本技術認定制度規則に基づいた審査の結果 関節鏡視下手術手技の術者として十分な技量を習得し 同時に鏡視下手術の指導者 教育者として十分な資質と実績があると判定された申請者に対して 本学会技術認定証を交付する ( 認定資格の更新 ) 第 18 条認定資格は 5 年ごとに更新を必要とする 更新は 下記各号について技術審査委員会で審査し 技術認定制度委員会が判定し承認する (1) 最近 5 年間継続して臨床に従事していることの証明書類 ただし やむを得ぬ事情によりこの条件を満たすことができない場合には その理由書を添付する必要がある (2) 手術実績一覧表 (3) 更新の申請書類 (4) 資格更新料 4

(5) 術者として最近行った鏡視下手術の ACL 再建術と合併半月板縫合術の未編集 DVD ( 認定証取得者の資格喪失 ) 第 19 条次に該当する者は 認定制度委員会および理事会の議を経て その資格を喪失する (1) 正当な理由を付して その認定資格を辞退したとき (2) 本会会則の規定に従って 会員としての資格を喪失したとき (3) 申請書に虚偽が認められたとき (4) その他 技術認定証取得者として技術認定制度委員会が不適当と認めたとき (5) 臨床に従事しなくなったとき ( 認定資格の再取得 ) 第 20 条やむをえない事情により取り消された技術認定証取得者資格は 技術認定制度委員会および理事会の承認を経て 復活を認めることができる ( 改廃 ) 第 21 条この規則は 理事会の決議によって変更することができる この規則に定めがなく 実施上補足を要する事項については その都度理事会の定めるところによる 附則 1. この規則は 平成 27 年 9 月 5 日から施行する 2. この改定規則は 平成 28 年 1 月 20 日から施行する 3. この改定規則は 平成 28 年 7 月 27 日から施行する 5