診療所ごとの診療状況 一方 診療所では 外来診療を実施 と回答した診療所は 73 か所 (36.3%) 入院診療を実施 と回答した病院は 2 か所 (1.0%) となっており いずれも実施していない との回答が 124 か所 (61.7%) であった 診療所のてんかん診療実施状況 ( 有効回答数 =

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3. 調査結果 (1) てんかん診療の状況 問 1 てんかん診療を行っている医療機関 診療科の状況 病院ごとの診療状況 てんかんの 外来診療を実施 と回答した病院は 32 か所 (74.4%) 入院診療を実施 と回答した病院は 30 か所 (69.8%) となっており いずれも実施していない と回答した病院は 8 か所 (18.6%) であった 病院のてんかん診療実施状況 ( 有効回答数 =43) 病院数 割合 ア 外来診療を実施 32 74.4% イ 入院診療を実施 30 69.8% ウ いずれも実施していない 8 18.6% エ その他 3 7.0% 4

診療所ごとの診療状況 一方 診療所では 外来診療を実施 と回答した診療所は 73 か所 (36.3%) 入院診療を実施 と回答した病院は 2 か所 (1.0%) となっており いずれも実施していない との回答が 124 か所 (61.7%) であった 診療所のてんかん診療実施状況 ( 有効回答数 =201) 病院数 割合 ア 外来診療を実施 73 36.3% イ 入院診療を実施 2 1.0% ウ いずれも実施していない 124 61.7% エ その他 7 3.5% 5

診療科別の診療状況( 病院 ) 外来診療を実施 と回答した病院について 診療科別に内訳をみると 小児科が最も多く 14 か所 (28.6%) であった 脳神経外科が 11 か所 (22.4%) 神経内科が 10 か所 (20.4%) と続いた 入院診療を実施 と回答した病院においても 小児科が最も多く 12 か所 (28.6%) であった 次いで 脳神経外科が 8 か所 (19.5%) 神経内科が 7 か所 (17.1%) となっている 合計 診療科別の診療状況 ( 病院 )( 有効回答数 =60) 小児科 小児科 内科 内科 内科 その他診療科 神経内科脳神経外科精神科その他回答無し ア 外来診療を実施 49 14 1 5 0 10 11 6 2 0 イ 入院診療を実施 41 12 0 6 1 7 8 5 2 0 ウ いずれも実施していない 8 1 1 1 1 0 0 2 1 1 エ その他 3 1 0 0 1 0 1 0 0 0 外来診療を行っている診療科の内訳 ( 病院 ) 入院診療を行っている診療科の内訳 ( 病院 ) 6

診療科別の診療状況( 診療所 ) 外来診療を実施 と回答した診療所について 診療科別に内訳をみると 精神科が最も多く 18 か所 (24.0%) であった 入院診療を実施 と回答した診療所は内科の 2 か所であった 神経内科と脳神経外科においては いずれも実施していない と回答した診療所はなかった 診療科別の診療状況 ( 診療所 )( 有効回答数 =203) 心療内科 神経科を含む 合計 小児科 小児科 内科 内科内科その他診療科 神経内科 脳神経外科 精神科 その他 ア 外来診療を実施 75 7 14 12 2 11 9 18 2 イ 入院診療を実施 2 0 0 2 0 0 0 0 0 ウ いずれも実施していない 124 15 32 54 6 0 0 14 3 エ その他 7 2 0 3 0 0 0 2 0 外来診療を行っている診療科の内訳 ( 診療所 ) 7

問 2 てんかん診療に従事する医師数 病院のてんかん診療従事医師数の状況 回答のあった 58 か所の診療科に従事する常勤医師は 279 人 このうちてんかん診療に従事する常勤医師は 186 人 (66.7%) であった また てんかん診療に従事する常勤医師のうち てんかん学会員は 20 人 (10.8%) となっている 一方 非常勤医師は 206 人となっており このうちてんかん診療に従事する非常勤医師は 73 人 (35.4%) であった また てんかん診療に従事する非常勤医師のうち てんかん学会員は 11 人 (15.1%) となっている てんかん診療従事医師数の状況 ( 病院 ) 常勤 非常勤 a. 診療科医師数合計 279 206 b. てんかん診療に従事する医師数合計 186 73 c. てんかん学会員数合計 20 11 てんかん診療に従事する医師の割合 (b/a) 66.7% 35.4% てんかん診療に従事する医師のてんかん学会員割合 (c/b) 10.8% 15.1% 診療所のてんかん診療従事医師数の状況 回答のあった 203 か所の診療科に従事する常勤医師は 197 人 このうちてんかん診療に従事する常勤医師は 78 人 (39.6%) であった また てんかん診療に従事する常勤医師のうち てんかん学会員は 5 人 (6.4%) となっている 一方 非常勤医師は 110 人となっており このうちてんかん診療に従事する非常勤医師は 17 人 (15.5%) であった また てんかん診療に従事する非常勤医師のうち てんかん学会員は 2 人 ( 11.8%) となっている てんかん診療従事医師数の状況 ( 診療所 ) 常勤 非常勤 a. 診療科医師数合計 197 110 b. てんかん診療に従事する医師数合計 78 17 c. てんかん学会員数合計 5 2 てんかん診療に従事する医師の割合 (b/a) 39.6% 15.5% てんかん診療に従事する医師のてんかん学会員割合 (c/b) 6.4% 11.8% 8

診療科別のてんかん診療従事医師数の状況( 病院 ) 病院の診療科別に常勤医師のてんかん診療従事率をみると 脳神経外科 が最も高く 100% となり 精神科 の 79.4% 内科 の 74.3% と続く また 非常勤医師においても 脳神経外科 のてんかん診療従事率が最も高く 91.7% となり 次いで 小児科 が 58.8% 精神科 が 46.9% となっている 診療科別医師のてんかん診療従事率 ( 病院 )( 常勤 非常勤別 ) a. 診療科常勤医師数 b. てんかん診療に従事する常勤医師数 診療科ごとの常勤医師のてんかん診療従事率 (b/a) a. 診療科非常勤医師数 b. てんかん診療に従事する非常勤医師数 診療科ごとの非常勤医師のてんかん診療従事率 (b/a) 小児科 81 42 51.9% 17 10 58.8% 内科 小児科 4 0 0.0% 18 1 5.6% 内科 35 26 74.3% 12 5 41.7% 内科 その他診療科 5 0 0.0% 30 0 0.0% 神経内科 34 20 58.8% 37 9 24.3% 精神科 68 54 79.4% 64 30 46.9% 脳神経外科 41 41 100.0% 12 11 91.7% その他 11 3 27.3% 16 7 43.8% 診療科別医師のてんかん診療従事率グラフ ( 病院 ) 左 : 常勤医師 右 : 非常勤医師 9

てんかん診療従事常勤医師の診療科内訳をみると 最も多いのは 精神科 の 54 人 (29.0%) となり 小児科 の 42 人 (22.6%) が続く 非常勤医師では 精神科 30 人 (41.1%) が最も多く 次に多いのは 脳神経外科 11 人 (15.1%) であった てんかん診療従事医師の診療科内訳 ( 病院 )( 常勤 非常勤別 ) てんかん診療に従事する常勤医師数 割合 てんかん診療に従事する非常勤医師数 割合 小児科 42 22.6% 10 13.7% 内科 小児科 0 0.0% 1 1.4% 内科 26 14.0% 5 6.8% 内科 その他診療科 0 0.0% 0 0.0% 神経内科 20 10.8% 9 12.3% 精神科 54 29.0% 30 41.1% 脳神経外科 41 22.0% 11 15.1% その他 3 1.6% 7 9.6% 合計 186 100.0% 73 100.0% てんかん診療従事医師の診療科内訳グラフ ( 病院 ) 左 : 常勤医師 (186 人 ) 右 : 非常勤医師 (73 人 ) 10

てんかん学会に所属する常勤医師の診療科内訳をみると 最も多いのは 脳神経外科 の 9 人 ( 45.0%) となり 小児科 の 7 人 (35.0%) が続く 非常勤医師では その他 5 人 (45.5%) が最も多く 次に多いのは 小児科 4 人 (36.4%) であった ( その他 にはてんかんセンターが含まれている ) てんかん学会所属医師の診療科内訳 ( 病院 )( 常勤 非常勤別 ) 常勤学会医 割合 非常勤学会医 割合 小児科 7 35.0% 4 36.4% 内科 小児科 0 0.0% 0 0.0% 内科 0 0.0% 0 0.0% 内科 その他診療科 0 0.0% 0 0.0% 神経内科 2 10.0% 1 9.1% 精神科 0 0.0% 0 0.0% 脳神経外科 9 45.0% 1 9.1% その他 2 10.0% 5 45.5% 合計 20 100.0% 11 100.0% てんかん学会所属医師の診療科内訳グラフ ( 病院 ) 左 : 常勤医師 (20 人 ) 右 : 非常勤医師 (11 人 ) 11

診療科別のてんかん診療従事医師数の状況( 診療所 ) 診療所の診療科別に常勤医師のてんかん診療従事率をみると 脳神経外科 が最も高く 100% となり 神経内科 の 80.0% 精神科 54.5% と続く 非常勤医師においては 脳神経外科 小児科 神経内科 が同率で 33.3% となり 次いで 精神科 が 31.0% となっている 診療科別医師のてんかん診療従事率 ( 診療所 )( 常勤 非常勤別 ) a. 診療科常勤医師数 b. てんかん診療に従事する常勤医師数 診療科ごとの常勤医師のてんかん診療従事率 (b/a) a. 診療科非常勤医師数 b. てんかん診療に従事する非常勤医師数 診療科ごとの非常勤医師のてんかん診療従事率 (b/a) 小児科 23 9 39.1% 3 1 33.3% 内科 小児科 45 15 33.3% 33 2 6.1% 内科 63 14 22.2% 28 1 3.6% 内科 その他診療科 10 3 30.0% 4 0 0.0% 神経内科 10 8 80.0% 9 3 33.3% 精神科 33 18 54.5% 29 9 31.0% 脳神経外科 9 9 100.0% 3 1 33.3% その他 4 2 50.0% 1 0 0.0% 診療科別医師のてんかん診療従事率グラフ ( 診療所 ) 左 : 常勤医師 右 : 非常勤医師 12

診療所のてんかん診療従事常勤医師の診療科内訳をみると 最も多いのは 精神科 の 18 人 ( 23.1%) となり 内科 の 17 人 (21.8%) 内科 小児科 の 15 人 (19.2%) が続く 非常勤医師では 精神科 9 人 (52.9%) が最も多く 次に多いのは 神経内科 3 人 (17.6%) であった てんかん診療従事医師の診療科内訳 ( 診療所 )( 常勤 非常勤別 ) てんかん診療に従事する常勤医師数 割合 てんかん診療に従事する非常勤医師数 小児科 9 11.5% 1 5.9% 内科 小児科 15 19.2% 2 11.8% 内科 14 17.9% 1 5.9% 内科 その他診療科 3 3.8% 0 0.0% 神経内科 8 10.3% 3 17.6% 精神科 18 23.1% 9 52.9% 脳神経外科 9 11.5% 1 5.9% その他 2 2.6% 0 0.0% 合計 78 100.0% 17 100.0% 割合 てんかん診療従事医師の診療科内訳グラフ ( 診療所 ) 左 : 常勤医師 (78 人 ) 右 : 非常勤医師 (17 人 ) 13

診療所のてんかん学会に所属する常勤医師の診療科内訳をみると 小児科 に 2 人 内科 小児科 精神科 脳神経外科 にそれぞれ 1 人となっている 非常勤医師では 神経内科 精神科 脳神経外科 にそれぞれ 1 人となった てんかん学会所属医師の診療科内訳 ( 診療所 )( 常勤 非常勤別 ) 常勤学会医 割合 非常勤学会医 割合 小児科 2 40.0% 0 0.0% 内科 小児科 1 20.0% 0 0.0% 内科 0 0.0% 0 0.0% 内科 その他診療科 0 0.0% 0 0.0% 神経内科 0 0.0% 1 33.3% 精神科 1 20.0% 1 33.3% 脳神経外科 1 20.0% 1 33.3% その他 0 0.0% 0 0.0% 合計 5 100.0% 3 100.0% てんかん学会所属医師の診療科内訳グラフ ( 診療所 ) 左 : 常勤医師 (5 人 ) 右 : 非常勤医師 (3 人 ) 14

問 3 てんかん治療に使用できる検査設備について ( 複数回答可 ) てんかんの外来診療または入院診療を実施していると回答した病院 診療所における検査設備の状況について 病院 診療所別に集計した 病院においては大多数 (97.1%) の病院が何らかの検査設備を備えており 最も多いのは CT 94.3% であった 次いで 脳波計 74.3% MRI 68.6% となっている 病院における検査設備状況 ( 有効回答数 =35)( 複数回答可 ) 病院数 割合 1. 脳波計 26 74.3% 2. ビデオ脳波モニタリング 6 17.1% 3.CT 33 94.3% 4.MRI 24 68.6% 5.SPECT 9 25.7% 6.PET 1 2.9% 7. いずれもない 1 2.9% 8. 無回答 0 0.0% 一方 診療所においては検査設備について いずれもない と回答した診療所が 67.5% を占めた 診療所の検査設備では 脳波計 CT が同率 11.7% で最も多く MRI が 7.8% と続いた 診療所における検査設備状況 ( 有効回答数 =77)( 複数回答可 ) 病院数 割合 1. 脳波計 9 11.7% 2. ビデオ脳波モニタリング 1 1.3% 3.CT 9 11.7% 4.MRI 6 7.8% 5.SPECT 0 0.0% 6.PET 0 0.0% 7. いずれもない 52 67.5% 8. 無回答 8 10.4% 15