VBA PRO 給与計算 年末調整 システムの年末調整用データの入力 給与所得に対する源泉徴収簿の入力用ユーザーフォーム 年末調整用の所得税源泉徴収簿のフォームでデータを給与と賞与のデータを編集できます 給与明細書の源泉徴収簿フォーム 給与明細の計算 タブの 1 月 から 12 月 のボタンから給与

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≪第1章 はじめに≫

Ⅰ 年の中途で行う年末調整の対象となる人 年末調整は 原則として給与の支払者に 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書 ( 以下 扶養控除等申告書 といいます ) を提出している人について その年最後に給与の支払をする時に行うことになっていますので 通常は12 月に行うこととなりますが 次に掲

変更の場合 1. 年度 スタッフ NO 入力もしくは年末調整検索 ([ ] ボタン ) を行い 対象の年末調整データを表示します 2. 年末調整の明細情報を変更します 3. 登録 (F2) ボタンを押下して 年末調整データを登録します 削除の場合 1. 年度 スタッフ NO 入力もしくは年末調整検索

VBA PRO 源泉徴収票 支払調書 のご利用について VBA PRO 源泉徴収票 支払調書 システムは 年末調整から給与所得の退職所得の源泉徴収票 源泉徴収簿 報酬 料金等の支払調書 不動産の支払調書と法定調書合計表を作成します システムのご利用について VBA PRO 源泉徴収票 支払調書 は

注意 Excel で追加可能なシート数を超えてデータを作成しようとするとエラーが発生し ます プレビュー実行時に以下のエラーメッセージが表示された場合は 出力条 件を絞り 複数回に分けて処理を実行してください メッセージ :Worksheet クラスの Copy メソッドが失敗しました 最大シート数

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目次 帳票出力 1. 源泉徴収簿 2. 給与支払報告書 源泉徴収票 )1 人 4 枚ずつ印刷 3. 給与支払報告書 源泉徴収票 )1 人 2 枚ずつ印刷 4. 給与支払報告書 源泉徴収票 )1 人 1 枚ずつ印刷 5. 年末調整一覧表 6. 年末調整明細表 7. 還付金明細表 8. 過不足税額一覧表

平成19年度市民税のしおり

所得税算出の流れ Q&A 通信の所得税の流れを詳しく教えてください 改めて以下の図版を見てください は収入から引かれる金額です 引かれる金 額の算出の計算方法をこれから解説します 1 支払金額 ( 給料 賞与 ) 2 給与所得控除後の金額 A 給与所得 所得税算出の流れ B 課税所得 D 所得税 E


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年末調整システム変更点 Q&A 集 平成 30 年版 株式会社シー シー ユー 1 年末調整システム変更点 Q&A 集

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Microsoft Word - 個人住民税について(2018~2022)

平成 28 年度市民税 県民税申告の手引き 申告書を提出しなければならない人平成 28 年 1 月 1 日現在 幸手市内に住所を有する人 (1 月 2 日以降に幸手市に転入した人は従前の住所地で申告を行ってください ) ただし 次に該当する人は この申告をする必要はありません 1 平成 27 年分の

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Microsoft Word - 個人住民税について

[Q1] 復興特別所得税の源泉徴収はいつから行う必要があるのですか 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までの間に生ずる所得について源泉所得税を徴収する際 復興特別所得税を併せて源泉徴収しなければなりません ( 復興財源確保法第 28 条 ) [Q2] 誰が復興特別所

税法実務コース 所得税 学習スケジュール 回数 学 習 テ ー マ 内 容 第 1 章 テーマ1 所得税の仕組みテーマ2 所得税額の計算テーマ3 非課税所得 所得税の仕組み 税額計算 所得税が課税されないものについて学習します テーマ1 各種所得金額の計算の概要テーマ2 利子所得テーマ3 配当所得

あなたと生計を一にする配偶者やその他の親族が受け取る公的年金等から引き落とされている国民健康保険 料 後期高齢者医療保険料 介護保険料はあなたの控除の対象とはなりませんので御注意ください 5 生命保険料控除 地震保険料控除 について それぞれ該当する欄に昨年中に支払った金額を記入し 以下の計算方法に

所得控除 雑損控除 医療費控除 社会保険料控除等 旧生命保険料控除 旧個人年金保険料控除 ( 実質損失額 - 総所得金額等の合計額 10%) 又は ( 災害関連支出の金額 -5 万円 ) のうち いずれか多い方の金額医療費の実質負担額 -(10 万円と総所得金額等の 5% のいずれか低い金額 ) 限

( 二 ) その年中に支払った社会保険料 ( 給与等から控除されるものを除く ) の金額 小規模企業共済等掛金 ( 給与等から控除されるものを除く ) の額及び次に掲げる事項イその年中に支払った種類別の社会保険料の金額 ( 給与等から控除されるものを除く ) 及びその支払の相手方の名称ロ社会保険料の

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目 次 Ⅰ Ⅱ Ⅲ 年末調整とは 1 年末調整を行う理由 4 年末調整のしかた 1 マイナンバー ( 個人番号 ) の受理と本人確認 5 2 扶養控除等 ( 異動 ) 申告書の受理と内容の確認 7 3 配偶者特別控除申告書の受理と内容の確認 13 4 保険料控除申告書の受理と内容の確認 14 5 住

平成18年分 給与所得の源泉徴収票等の法定調書の作成と提出の手引



06-年調_06-年調

3 平成 25 年 4 月に給与の支給規程を改訂し 平成 24 年分 10 月にまでさかのぼって実施する こととなり 平成 25 年 4 月の給与支給日に支払うこととなった平成 24 年 10 月から平成 25 年 3 月までの給与改訂差額 A 3 1 給与所得の収入金額の収入すべき時期は 契約又は

< 所得控除の詳細 > 1 所得控除額計算一覧表 控除名 控除の詳細 控除額町県民税 控除額 参考 所得税 次の イ と ロ のい 次の イ と ロ のい ずれか多い方の金額 ずれか多い方の金額 災害や盗難等により 本人や本 イ ( 損害金額 - 保険 イ ( 損害金額 - 保険 雑損控除 人と同一

目次 1. 年末調整とは 2. 平成 30 年分の留意点 3. 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書の書き方 4. 給与所得者の配偶者控除等申告書の書き方 5. 給与所得者の保険料控除申告書の書き方 2

変更履歴 版数 内容 変更頁 変更日 1.00 新規作成 - H

平成30年度年末調整プログラム手順・簡易操作説明書

3 ページ 4 ページ 5 ページ 5 6 ページ 7 ページ 8 ページ 8 ページ 9 ページ 10 ページ 2

2018 年版 初めての 年末調整セミナー 概要編 ハッピーニャーゴ 担当講師 : 平賀信幸 社会保険労務士ファイナンシャルプランナー (CFP 1 級 FP 技能士 )


妙高市 税に関するWEBページ

地震保険料 寡婦控除寡夫控除 あなたやあたなと生計を一にする配偶者その他の親族が所有している居住用家屋 生活用動産を保険や共済の目的とする契約で かつ 地震 噴火又は津波等を原因とする火災 損壊等による損害の額を補てんする保険金や共済金が支払われる地震保険 また平成 18 年末までに結んだ保険期間

特別障害者控除同居特別障害者寡婦控除特別寡婦控除寡夫控除 障害者控除に該当する場合のうち 障害の程度が身体障害者手帳 1 級または2 級の方や療育手帳 AまたはAの場合 また精神障害者手帳 1 級の場合等 納税者の配偶者その他の親族 ( 扶養親族や配偶者控除を受ける配偶者に限る ) が特別障害者でか

はしがき 配偶者控除 と 配偶者特別控除 は 昭和 36 年と昭和 62 年の税制改正で導入された歴史ある制度です ここ数年 配偶者控除の改正について様々な議論が行われてきましたが 平成 29 年度税制改正において 就業調整を意識しなくて済む仕組みを構築する観点から配偶者控除と配偶者特別控除の見直し

1 基本項目 ⑴ 所轄税務署長給与の支払者の所在地 ( 住所 ) の所轄税務署名を入力します 所轄税務署が不明な場合 国税庁ホームページ にある 税務署を検索 で郵便番号等による検索ができますので 参照してください ⑵ 給与の支払者の法人番号この欄には 申告書を受理した給

個人市民税 控除・税率等の変遷【市民税課】

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目次 源泉徴収票出力機能概要 03 給与所得の源泉徴収票を印刷する ( 手入力 ) 04 CSVを取り込み 源泉徴収票を一括出力する 07 源泉徴収票 CSV 取込印刷ファイルレイアウト 10 改訂履歴 14 商工会議所データバックアップセンター 2

目次 1. 平成 30 年改正対応 ( 平成 31 年 1 月リリース予定 ) (1) 改正内容 (2) 様式変更 (3) 画面イメージ (4) 帳票イメージ 1-2. 電子申告 (1) 様式変更 (2) メッセージボックスセキュリティ強化 (3) 納付手続き手順の変更 2. 注意事項 1

11 控除対象配偶者 問 平成 29 年度税制改正により 控除対象配偶者の規定が変更になったと聞きましたが どのように変更されたのでしょうか 配偶者控除と給与所得者本人の合計所得金額の関係 問 平成 30 年分以後の配偶者控除について 給与所得者本人の合計所得金額が 1,000 万円

FX取引に係る確定申告について

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著作権について 本冊子は著作権法で保護されている著作物であり 本冊子の使用に関しては 以下の点にご注意くださ い 本冊子の著作権は 創企株式会社に属します 創企株式会社の許可なく 本冊子の全部又は一部をいかなる手段においても複製 転載 流用 転売 する事を禁じます 創企株式会社の許可なく 本冊子から

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3 総合所得の種類と計算方法 ( 分離所得については市役所にお問い合わせください ) 所得の種類 事業 営農 業 等業 不 動 産 利配給雑 子当与公的年金等その他 ( 総合 ) 譲渡一時 概要農業 漁業 製造業 卸売業 小売業 サービス業その他の事業から生ずる所得建物や土地などの不動産 借地権など

雑 ( その他 ) 生命保険の個人年金 原稿料 講演料 シルバー人材センターからの配分金など 他のいずれにも該当しない所得です なお シルバー人材センターからの配分金は 家内労働者等の必要経費の特例が受けられます 総合課税の譲渡土地 建物等以外の資産 ( ゴルフ会員券 貴金属等 ) の譲渡から生じる

平成 29 年版の kyuyo29.xlsb を起動して 前年分データ読込 を実行するとメッセージが出ます 2 つのファイルが同じフォルダにあると平成 27 年版の kyuyo27.xlsb を自動的に認識して メッセージからデータの移行処理が開始されます データ移行についてのご注意 VBA 源泉徴

スライド 1

給与の所得金額の算出速算表 収入金額 給与所得の金額 0 ~ 650, ,000 ~ 1,618,999 収入金額 -650,000 1,619,000 ~ 1,619, ,000 1,620,000 ~ 1,621, ,000 1,622,000 ~ 1,6

所得控除 基礎控除 配偶者控除などの下記の表に記載されたものをいいます それぞれ一定の要件を満たしている場合は 課税所得金額を計算する際に それぞれの控除が受けられます 個人の県民税 個人の市町村民税 12

目次 第 1 部はじめに 作業の流れ P.3 第 2 部前準備 1 当サービスで提出する申告書を確認する P.4 2 必要な書類を用意する P.5 第 3 部申告書の提出 3 当サービスにログインする P.6 4 提出する申告書を選択する P.7 5 申告書データを登録する P.8 給与所得者の扶養

平成 31 年度 ( 平成 30 年分 ) 所得控除 雑損控除 納税義務者又はその者と生計同一の配偶者 その他親族が有する資産について 災害 盗難 横領によ る住宅 家財 現金の損害一定額 控除計算 A B いずれか多い方の金額 A:( 損失額 - 保険金等による補てん額 )-( 総所得金額等の合計

平成19年度分から

PowerPoint プレゼンテーション

目次 第 1 部はじめに 作業の流れ P.3 第 2 部前準備 1 当サービスで提出する申告書を確認する P.4 2 必要な書類を用意する P.5 第 3 部申告書の提出 3 当サービスにログインする P.6 4 提出する申告書を選択する P.7 5 申告書データを登録する P.8 給与所得者の扶養

年末調整の流れ 事前準備 確認 P3~5 CASHRADAR PBS で 給与計算を行っている場合 CASHRADAR PBS で 給与計算を行っていない場合 会社設定 明細書パターンの確認 ( 過不足精算項目 ) 社員設定 社員の基本情報を登録 本年度最終給与 ( 賞与 ) データの入力 源泉徴収

平成 30 年分給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書 ( マル扶 ) の手引き 平成 29 年末に記載する際は 平成 30 年 1 月 1 日時点の情報を書きましょう 平成 30 年の年末調整にて再度記入する際は 平成 30 年 12 月 31 日時点の情報に書き換えます X A 9/19

Microsoft Word -

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目次 はじめに 申告の流れ 扶養控除申告 年末調整申告書の情報入力 台紙の印刷 1

改正前 給与所得者の合計所得金額 1,000 超 年収 給与収入の場合 1,220 超 改正後 給与所得者の合計所得金額 1,000 超 年収 給与収入の場合 1,220 超 老人加算 偶者控除 偶者特別控除 老人加算 偶者控除 偶者特別控除 控除を受けることができません 0

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アップデート内容 1. 年末調整事前チェックリストの改善 1) 事前賃金データチェックリスト に 年所得一覧表 の印刷が追加されました 賃金管理データにある本年度の給与 賞与の支給額の表示とその合計額と合計所得額の印刷ができます 昨年の実績や本年の平均額を指定して見込額を試算することも可能です 一覧

所得控除 基礎控除 配偶者控除などの下記の表に記載されたものをいいます それぞれ一定の要件を満たしている場合は 課税所得金額を計算する際に それぞれの控除が受けられます 個人の県民税 個人の市町村民税 12

マイナンバーの 再設定 処理忘れ防止 マイナンバー再設定 の自動化に対応 顧問先データの取込処理やバックアップデータの戻し等をおこなった場合に マイナンバーの再設定をおこなう必要があることを システム起動時の メッセージ でお知らせしていましたが e-pap 払調書 年末調整システム メニュー起動時

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e-PAP確定申告_【電子申告】第3者作成書類の添付省略

Microsoft Word - 給与幕僚Ⅲ 平成30年配偶者控除改正に伴う事前準備のご案内

VBA 所得税確定申告書 システムのご利用と注意事項について システムのご利用について このシステムは データ入力用のユーザーフォームと表示と印刷用のエクセルのワークシートにより構成されています このシステムの利用には Microsoft 社の Excel 2016/2013/2010 が必要になり

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1: とは 居住者の配偶者でその居住者と生計を一にするもの ( 青色事業専従者等に該当する者を除く ) のうち 合計所得金額 ( 2) が 38 万円以下である者 2: 合計所得金額とは 総所得金額 ( 3) と分離短期譲渡所得 分離長期譲渡所得 申告分離課税の上場株式等に係る配当所得の金額 申告分


ものです 3. 提出範囲 支払調書は 一定金額以上のもの等 ( 提出範囲 ) に該当するときに提出が必要となります 主な提出範囲は次のとおりです (1) 給与所得の源泉徴収票年末調整 受給者区分 提出範囲 ( 年間 ) 年末調整をしたもの 法人役員 ( 相談役 顧問など含 150 万円超 む ) 弁

平成16年度

(2) 給与 賞与控除 ( 天引き ) 分の確認 入力 ( 記入 ) 1 一般生命保険料 介護医療保険料 個人年金保険料 地震保険料 ( 旧長期損害保険料を含む ) の給与 賞与控除 ( 天引き ) 分については 事前に登録 ( 表示 ) しておりますので 登録 ( 表示 ) 内容を確認してください

システムインフォメーション

計算してみましょう あなたの個人住民税はいくらになりますか? 高知市に住む T さんの場合 ( サラリーマン ) 家 族 妻 ( パートタイム労働者 収入 120 万円 : 所得 =120 万円 -65 万円 =55 万円 ) 子 人大学生 中学生 収 入 万円 社会保険料 万円 新生命保険料 万円

住民税について

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2. 改正の趣旨 背景給与所得控除 公的年金等控除から基礎控除へ 10 万円シフトすることにより 配偶者控除等の所得控除について 控除対象となる配偶者や扶養親族の適用範囲に影響を及ぼさないようにするため 各種所得控除の基準となる配偶者や扶養親族の合計所得金額が調整される 具体的には 配偶者控除 配偶

給与支払報告書 源泉徴収票統一 CSV レイアウト 自動補正 入力文字 eltax etax 33 障害者の数 特別障害者 障害者の数を特別障害者とその他の障害者の区分に応じ 書面によ 2 当該項目に10 以上の値を記録した 障害者の数 特別障害 る場合の記載に準じて記録する 者 障害者の数 上の

平成16年度

インストラクター更新テキスト<給与>_19

主たる給与から控除を受ける D A B C 源泉控除対象配偶者 ( 注 ) 控除対象扶養親族 (6 歳以上 ) 障害者 寡婦 寡夫又は勤労学生 右の該当する番号及び欄に を付け ( ) 内には該当する扶養親族の人数を記入してください 他の所得者が控除を受ける扶養親族等 住民税に関する事項 6 歳未満

町・県民税は次のように計算されます

第11 源泉徴収票及び支払調書の提出

年末調整システム 御紹介

弥生18シリーズ インストラクター更新用テキスト(給与)

給料らくだ6 年末調整サポートガイド 平成24年版

年調・法定調書の達人fromPCA給与 運用ガイド

所得控除 所得控除とは個人の実情にあった税金を負担していただくために 所得金額から差し引くものです (1) 人的控除人的控除に該当するかどうかは 前年 12 月 31 日の現状によって判定されます ただし その判定の対象となる人が前年中にすでに死亡している場合には その死亡時の現状によって判定されま

Transcription:

VBA PRO 給与計算 年末調整 システムの年末調整の計算と法定調書の作成 VBA PRO 給与計算 年末調整 の 編集 と 表示 メニュー 編集 メニュー 編集 メニューの 所得税源泉徴収簿 ボタンから年末調整用データの登録と編集をします 給与所得源泉徴収票 ボタンから年末調整の計算を実行した後の 給与所得の源泉徴収票 が確認できます 表示 メニュー

VBA PRO 給与計算 年末調整 システムの年末調整用データの入力 給与所得に対する源泉徴収簿の入力用ユーザーフォーム 年末調整用の所得税源泉徴収簿のフォームでデータを給与と賞与のデータを編集できます 給与明細書の源泉徴収簿フォーム 給与明細の計算 タブの 1 月 から 12 月 のボタンから給与明細書データの編集ができます 給与明細書をすでに作成済の場合は このフォームから支払金額と社会保険料 源泉徴収税額を直接入力することができます 給与明細書からデータを入力すると 支払金額と社会保険料の訂正はできません 賞与明細書の源泉徴収簿フォーム 賞与明細の計算 タブの 賞与 1 から 賞与 4 のボタンから賞与明細書データの編集ができます 賞与明細書をすでに作成済の場合は このフォームから支払金額と社会保険料 源泉徴収税額を直接入力することができます 賞与明細書からデータを入力すると 支払金額と社会保険料の訂正はできません

年末調整データの入力用ユーザーフォーム 年末調整のために社会保険料の申告控除分 生命保険料控除 地震保険料控除 配偶者特別控除 配偶者控除 扶養控除や住宅借入金等特別控除のボタンから控除金額のデータを入力できます 年末調整用のデータは 申告控除分 生命保険料控除額 地震保険料控除額 配偶者 ( 特別 ) 控除 扶養 障害者 基礎控除 住宅借入金等特別控除 のボタンをクリックして入力します 年末調整のデータを入力したら 年末調整の計算実行 ボタンをクリックします 給与所得の源泉徴収票 に記載する 受給者番号 摘要 支給区分 のデータを入力することができます

VBA PRO 給与計算 年末調整 システムの年末調整データの入力 生命保険料 地震保険料 社会保険料 小規模企業共済掛金のデータ入力用フォーム 給与所得者の保険料控除申告書 生命保険料控除 地震保険料控除 社会保険料控除 小規模企業共済等掛金控除は 給与所得者の保険料控除申告書 から計算します 生命保険料は 新保険料等の一般の生命保険料と旧保険料等の一般の生命保険料 介護医療保険料 新保険料等の個人年金保険料と旧保険料等の個人年金保険料の 5 つに区分して支払額を入力します 生命保険料控除の計算について 平成 24 年 1 月 1 日以後の介護医療保険契約等により支払った保険料等について適用限度額 4 万円の介護医療保険料控除が創設されました この税制改正により 平成 24 年 1 月 1 日以後の保険契約等による保険料等 ( 以下 新保険料等 といいます ) は 一般の生命保険料と介護医療保険料および個人年金保険料の区分で控除額を計算して それぞれ適用限度額は 4 万円で合計した生命保険料控除額は 12 万円に拡大されます 一方 平成 23 年 12 月 31 日以前の保険契約等による保険料等 ( 以下 旧保険料等 といいます ) は 一般の生命保険料と個人年金保険料の区分で控除額を計算して それぞれ適用限度額 5 万円で合計した生命保険料控除額は 10 万 円になります このため その年中に支払った生命保険料は 保険契約等の締結時期または変更時期により 新生命保険料 旧生命保険料 介護医療保険料 新個人年金保険料 旧個人年金保険料 の 5 つに区分されます

平成 31 年分 給与所得者の配偶者控除等申告書 へのデータ入力手順について 平成 31 年分 給与所得者の配偶者控除等申告書 では 申告者と配偶者の不動産所得や事業所得 雑所得などの所得金額から合計所得金額を計算することになります 最新版のバージョンアップでは 申告者と配偶者の不動産所得や事業所得 雑所得などを入力して配偶者控除と配偶者特別控除を計算できるように変更しました 年末調整までには 平成 31 年分 給与所得者の配偶者控除等申告書 に対応するためにファイルの差し替えをお願いします VBA PRO 給与計算 年末調整 ADO 給与計算 年末調整 の 源泉徴収簿 の入力フォーム クリック クリック 編集 メニューから 源泉徴収簿 を選択して 年末調整の計算 タブに移動します 合計所得金額 のボタンから申告者と配偶者の合計所得金額を入力します 配偶者 ( 特別 ) 控除 ボタンから配偶者控除または配偶者特別控除の控除額を入力します

申告者と配偶者の合計所得金額の入力フォーム 申告者 ( 給与の支払いを受ける人 ) の事業所得 雑所得 配当所得 不動産所得 その他の所得の収入金額と必要経費を入力して合計所得金額を計算します 申告者の合計所得金額が 900 万円を超えると 配偶者控除または配偶者特別控除の控除額が変動します 申告者の合計所得金額が 1000 万円を超えると 配偶者控除または配偶者特別控除の適用はありません 配偶者の事業所得 雑所得 配当所得 不動産所得 その他の所得の収入金額と必要経費を入力して合計所得金額を計算します 配偶者の合計所得金額が 38 万円を超えると 配偶者控除の適用はありません 配偶者の合計所得金額が 123 万円を超えると 配偶者特別控除の適用はありません ご注意 申告者と配偶者に退職所得がある場合は 勤続年数から計算した退職所得控除額を差し引く退職所得の計算には対応していないので その他の所得欄に所得金額を入力してください 一時所得又は長期譲渡所得は 2 分の 1 を乗じて所得金額を計算しますので 2 分の 1 計算 にチェックを付けてください

配偶者控除または配偶者特別控除の入力フォーム 申告者と配偶者の合計所得金額から 配偶者控除の控除額を計算します 申告者の合計所得金額が 1000 万円を超えると 配偶者控除は適用がありません 配偶者の合計所得金額が 38 万円を超えると 配偶者控除の適用はありません ご注意 源泉控除対象配偶者 は 申告者の合計所得金額が 900 万円以下で 配偶者の合計所得金額が 85 万円以下の場合にチェックを付けることができます 配偶者特別控除の適用 の 有 にチェックを付けます 申告者と配偶者の合計所得金額から 配偶者特別控除の控除額を計算します 申告者の合計所得金額が 1000 万円を超えると 配偶者特別控除は適用がありません 配偶者の合計所得金額が 123 万円を超えると 配偶者特別控除の適用はありません ご注意 配偶者が一般障害者または特別障害者に該当する場合は 扶養 障害者控除 のボタンから入力することができます 控除対象配偶者として配偶者控除を計算するときのみ障害者控除が適用できますのでご注意ください ( 配偶者特別控除として控除額を計算する場合は 障害者控除は適用できません )

平成 31 年分 給与所得者の配偶者控除等申告書 で配偶者控除を計算する 平成 31 年分では 給与所得者の配偶者控除等申告書 で 配偶者控除の控除額を計算します 申告者の本年中の合計所得金額の見積額は 下記のように 9,057,000 円となるため 区分 Ⅰ は 900 万円超 950 万円以下 で B になります 申告者の合計所得金額 9,057,000 円 = 給与所得 6,207,000 円 + 雑所得 800,000 円 + 不動産所得 2,050,000 円 配偶者の本年中の合計所得金額の見積額は 下記のように 0 円となるため 区分 Ⅱ は 38 万円以下かつ年齢 70 歳未満 で 2 になります 配偶者の合計所得金額は 0 円となるため配偶者控除は適用できます 配偶者控除の控除額は区分 Ⅱ の 2 欄から区分 Ⅰ が B のため 260,000 円になります

平成 31 年分 給与所得者の配偶者控除等申告書 で配偶者特別控除を計算する 平成 31 年分では 給与所得者の配偶者控除等申告書 で 配偶者特別控除の控除額を計算します 申告者の本年中の合計所得金額の見積額は 下記のように 9,057,000 円となるため 区分 Ⅰ は 900 万円超 950 万円以下 で B になります 申告者の合計所得金額 9,057,000 円 = 給与所得 6,207,000 円 + 雑所得 850,000 円 + 不動産所得 2,000,000 円 配偶者の本年中の合計所得金額の見積額は 下記のように 1,030,000 円となるため 区分 Ⅱ は 85 万円超 123 万円以下 で 4 になります 配偶者の合計所得金額 1,030,000 円 = 給与所得 850,000 円 + 動産所得 180,000 円 配偶者の合計所得金額は 1,030,000 円となるため配偶者控除は適用がありません 配偶者特別控除の控除額は 区分 Ⅱ の 4 100 万円超 105 万円以下 の欄から区分 Ⅰ が B のため 140,000 円になります ご注意 申告者の合計所得金額が 900 万円以下では 配偶者特別控除または配偶者特別控除の控除額は減少しません 申告者の合計所得金額が 1000 万円を超えると 配偶者特別控除と配偶者特別控除はどちらも適用がありません

配偶者控除 扶養控除 障害者控除のデータ入力用フォーム 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書 配偶者控除 扶養控除 障害者控除 寡婦控除 寡夫控除 勤労学生控除には 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書 から計算します 申告者データの入力給与の支払を受ける人の 寡婦控除 寡夫控除 障害者控除のデータを入力します 配偶者データの入力控除対象配偶者の配偶者控除と障害者控除のデータを入力します 配偶者の氏名 フリガナ 生年月日と個人番号および非居住者の区分を入力します

扶養親族データの入力控除対象扶養親族および年少扶養親族の扶養控除と障害者控除のデータを入力します 控除対象扶養親族および年少扶養親族の氏名 フリガナ 生年月日と個人番号および非居住者の区分を入力します 住宅借入金等特別控除のデータ入力用フォーム 給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書 年末調整では 税務署長が発行した 年末調整のための住宅借入金等特別控除証明書 と金融機関が発行した 住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書 から計算します

給与所得に対する源泉徴収簿 での年末調整の計算 年末調整の計算実行 ボタン クリック 年末調整の計算実行 ボタンをクリックして年末調整の計算を実行します 年末調整の超過額または不足額は 給与 12 月 賞与 1 回 賞与 2 回 賞与 3 回 賞与 4 回 のどれかで精算することができます その年の最後の給与の 12 月の支払がない場合には 年末調整のボタンは実行すると注意メッセージが出ます 前職分データの入力 前職分データを入力は 年末調整用の計算 タブの右側の下部にあります 前職分の 給与所得の源泉徴収票 からデータを入力することができます 年末調整の計算を元に戻す 年末調整の計算を実行した所得税源泉徴収簿を年末調整前の状態に戻すには 年末調整の計算実行 ボタンから 年末調整を計算しない にチェックを付けて O K ボタンをクリックします

給与所得の源泉徴収票 での年末調整の計算確認 給与所得の源泉徴収票の表示用フォーム 給与所得の源泉徴収票 フォームから年末調整の結果や中途退職の人の源泉徴収票 給与の支払を受ける人 控除対象配偶者や扶養親族の個人番号の確認ができます 給与の支払を受ける人のマイナンバーを確認できます 給与所得の源泉徴収票 の受給者交付用にはマイナンバーは記載されません 控除対象配偶者と控除対象扶養親族および 16 歳未満の年少扶養親族のマイナンバーを確認できます 給与所得の源泉徴収票 の受給者交付用には控除対象配偶者と扶養親族のマイナンバーは記載されません 給与所得の源泉徴収票 の税務署提出用には年少扶養親族のマイナンバーは記載されませんが 市区町村提出用の 給与支払報告書 には記載されます

年末調整で所得税と復興特別所得税を精算する サラリーマンは 毎月の給与と定期の賞与から差し引かれる源泉徴収により所得税を納めています しかし源泉徴収されるのは仮に計算した所得税なので その 1 年間の合計額とサラリーマンが本来納めなければならない所得税とは一致しません そのためその年の最後の給与または賞与の支払時に 源泉徴収された所得税とその年の本来の所得税との過不足額を精算する手続きが年末調整になります 給与と賞与からの所得税と復興特別所得税の税額 年末調整で計算した所得税と復興特別所得税 = 還付される税金または納付する税金 年末調整用の申告書 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書 給与所得者の保険料控除申告書 給与所得者の配偶者特別控除申告書 給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書 から所得控除と税額控除の金額を計算します 年末調整の計算手順 給与所得控除後の給与等の金額の計算 本年分の給与の総額 を 給与所得控除後の給与等の金額の表 に当てはめて 給与等の金額 に対応した 給与所得控除後の給与等の金額 を求めます 給与所得控除後の給与等の金額 = 本年分の給与の総額 - 給与所得控除額 課税給与所得金額の計算 給与所得控除後の給与等の金額 から 所得控除額の合計額 を控除して 課税給与所得金額 を計算します ( 課税給与所得金額に 1,000 円未満の端数があるときは その 1,000 円未満の端数は切捨てます ) 課税給与所得金額 = 給与所得控除後の給与等の金額 - 所得控除額の合計額 算出所得税額と年調所得税額および年調年税額の計算 年調年税額 は 課税給与所得金額 について 年末調整のための所得税額の速算表 を使用して 算出所得税額 求めてから 住宅借入金等特別控除を差し引いた 年調所得税額 から 102.1% を乗じて 年調年税額 を計算します ( 年調年税額に 100 円未満の端数があるときは その 100 円未満の端数は切捨てます ) 算出所得税額 = 課税給与所得金額 所得税率 年調所得税額 = 算出所得税額 - 住宅借入金等特別控除額 年調年税額 = 年調所得税額 - 102.1%( 復興特別所得税 ) 過不足額の精算と還付又は徴収 年調年税額と源泉徴収税額の合計額を比較して 個人別に所得税の過不足額を計算し超過額の還付または不足額の徴収をします 所得税の超過額 = 源泉徴収税額の合計額 - 年調年税額 所得税の不足額 = 年調年税額 - 源泉徴収税額の合計額

給与所得の計算表 給与等の収入金額 給与所得控除後の給与等の金額 ~650,999 円 0 円 651,000 円 ~1,618,999 円 収入金額 -650,000 円 1,619,000 円 ~1,619,999 円 969,000 円 1,620,000 円 ~1,621,999 円 970,000 円 1,622,000 円 ~1,623,999 円 972,000 円 1,624,000 円 ~1,627,999 円 974,000 円 1,628,000 円 ~1,799,999 円 収入金額 4 =,000 円 ( 千円未満の端数切捨て ),000 円 2.4 1,800,000 円 ~3,599,999 円 収入金額 4 =,000 円 ( 千円未満の端数切捨て ),000 円 2.8-180,000 円 3,600,000 円 ~6,599,999 円 収入金額 4 =,000 円 ( 千円未満の端数切捨て ),000 円 3.2-540,000 円 6,600,000 円 ~9,999,999 円 収入金額 0.9-1,200,000 円 10,000,000 円 ~ 収入金額 -2,200,000 円 平成 28 年分から給与収入が 1,000 万円を超えると給与所得控除の上限は 220 万円になります 年末調整のための所得税額の速算表 課税給与所得金額 (A) 税率控除額税額の計算式 195 万円以下 5% (A) 5% 195 万円超 330 万円以下 10% 97,500 円 (A) 10%- 97,500 円 330 万円超 695 万円以下 20% 427,500 円 (A) 20%- 427,500 円 695 万円超 900 万円以下 23% 636,000 円 (A) 23%- 636,000 円 900 万円超 1,742 万円以下 33% 1,536,000 円 (A) 33%- 1,536,000 円 課税給与所得金額が 17,420,000 円を超える人は年末調整の対象とはなりません 復興特別所得税の税額計算 所得税の源泉徴収義務者は 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までの間に生ずる所得について源泉所得税を徴収する際 復興特別所得税を併せて徴収して源泉所得税の法定納期限までに納付します 復興特別所得税額は 課税標準であるその年分の基準所得税額から次の算式で求めます 復興特別所得税額 = 基準所得税額 2.1% 年末調整の超過額または不足額を 単独年調 で処理する場合のご注意 年末調整の超過額または不足額を給与または賞与以外で還付または徴収する 単独年調 で処理する場合は 支払金額がない 賞与 3 または 賞与 4 で精算する処理を選択してください 年末調整の超過額または不足額は 給与または賞与とは別に単独で還付または徴収することになります 年末調整後に給与または賞与の支払いがあった場合のご注意 年末調整の終了後に給与または賞与の追加支払いがあった場合には 給与明細書または賞与明細書に追加支払分データの入力後に 年末調整の計算実行 ボタンから年末調整の再計算を実行してください 給与明細書または賞与明細書に追加支払分データの入力後に 年末調整の計算実行 ボタンから年末調整の再計算を実行しない場合は 給与所得の源泉徴収票 の給与の支払金額と給与所得控除後の金額の計算に不一致が発生しますのでご注意ください

平成 30 年からの配偶者控除と配偶者特別控除の税制改正について 配偶者控除及び配偶者特別控除の見直しが行われました (1) 配偶者控除 ( 所法 83) 控除対象配偶者又は老人控除対象配偶者を有する居住者について適用する配偶者控除の額が次のとおりとされました なお 合計所得金額が 1,000 万円を超える居住者については 配偶者控除の適用はできないこととされました ( 所法 831) 控除額 居住者の合計所得金額 900 万円以下 900 万円超 950 万円以下 950 万円超 1,000 万円以下 控除対象配偶者 38 万円 26 万円 13 万円 老人控除対象配偶者 48 万円 32 万円 16 万円 老人控除対象配偶者は 控除対象配偶者のうち年齢 70 歳以上の人をいいます (2) 配偶者特別控除 ( 所法 83 の 2) 配偶者特別控除の対象となる配偶者の合計所得金額を 38 万円超 123 万円以下 ( 改正前 :38 万円超 76 万円未満 ) とし その控除額が次のとおりとされました なお 改正前の制度と同様に 合計所得金額が 1,000 万円を超える居住者については 配偶者特別控除の適用はできないこととされています ( 所法 83 の 212) 配偶者の合計所得金額 控除額 居住者の合計所得金額 900 万円以下 900 万円超 950 万円以下 950 万円超 1,000 万円以下 38 万円超 85 万円以下 38 万円 26 万円 13 万円 85 万円超 90 万円以下 36 万円 24 万円 12 万円 90 万円超 95 万円以下 31 万円 21 万円 11 万円 95 万円超 100 万円以下 26 万円 18 万円 9 万円 100 万円超 105 万円以下 21 万円 14 万円 7 万円 105 万円超 110 万円以下 16 万円 11 万円 6 万円 110 万円超 115 万円以下 11 万円 8 万円 4 万円 115 万円超 120 万円以下 6 万円 4 万円 2 万円 120 万円超 123 万円以下 3 万円 2 万円 1 万円 123 万円超 0 円 0 円 0 円 (3) 給与所得者の扶養控除等申告書等の整備 ( 所法 194 等 ) 上記 (1) 及び (2) の見直しに伴い 給与所得者の扶養控除等申告書 給与所得者の配偶者特別控除申告書及び公的年金等の受給者の扶養親族等申告書についてその記載事項の見直しを行う等の所要の措置が講じられました 上記 (1) から (3) までの改正は 平成 30 年分以後の所得税について適用されます

参考資料 居住者の合計所得金額 900 万円以下 1,120 万円以下 給与所得だけの場合の居住者の給与等の収入金額 900 万円超 950 万円以下 1,120 万円超 1,170 万円以下 950 万円超 1,000 万円以下 1,170 万円超 1,220 万円以下 配偶者の合計所得金額 給与所得だけの場合の配偶者の給与等の収入金額 38 万円以下 1,030,000 円以下 38 万円超 85 万円以下 1,030,000 円超 1,500,000 円以下 85 万円超 90 万円以下 1,500,000 円超 1,550,000 円以下 90 万円超 95 万円以下 1,550,000 円超 1,600,000 円以下 95 万円超 100 万円以下 1,600,000 円超 1,667,999 円以下 100 万円超 105 万円以下 1,667,999 円超 1,751,999 円以下 105 万円超 110 万円以下 1,751,999 円超 1,831,999 円以下 110 万円超 115 万円以下 1,831,999 円超 1,909,999 円以下 115 万円超 120 万円以下 1,909,999 円超 1,971,999 円以下 120 万円超 123 万円以下 1,971,999 円超 2,015,999 円以下 123 万円超 2,015,999 円超 給与所得控除の上限額は 平成 29 年分の所得税から給与等の収入金額が 1,000 万円を超える場合に 220 万円に引き下げられています 配偶者に係る扶養親族等の数の計算方法の変更について 改正前は 税額表の甲欄を使用して給与等に対する源泉徴収税額を求める際 居住者が控除対象配偶者を有する場合には 扶養親族等の数に 1 人を加えて計算します また その控除対象配偶者が障害者 ( 特別障害者を含みます 以下同じです ) に該当する場合には 扶養親族等の数に 1 人を加えて計算します 改正後は 税額表の甲欄を使用して給与等に対する源泉徴収税額を求める際 配偶者が源泉控除対象配偶者に該当る場合には 扶養親族等の数に 1 人を加えて計算することとされました また 同一生計配偶者が障害者に該当する場合には 扶養親族等の数に 1 人を加えて計算します 1. 源泉控除対象配偶者とは 居住者 ( 合計所得金額が 900 万円以下である人に限ります ) と生計を一にする配偶者で 合計所得金額が 85 万円以下である人をいいます したがって 改正後の配偶者控除額及び配偶者特別控除額の一覧表 において配偶者控除額または配偶者特別控除額が 38 万円 ( 老人控除対象配偶者の場合は 48 万円 ) となる配偶者がこれに該当します 2. 同一生計配偶者とは 居住者と生計を一にする配偶者で 合計所得金額が 38 万円以下である人をいいます 3. 控除対象配偶者とは 同一生計配偶者のうち 合計所得金額が 1,000 万円以下である居住者の配偶者をいいます

改正前改正後 ( 平成 30 年分以降 ) 控除対象配偶者 配偶者特別控除の対象者 給与所得者の合計所得金額 制限無 配偶者の合計所得金額 38 万円以下 給与所得者の合計所得金額 1,000 万円以下 配偶者の合計所得金額 38 万円超 76 万円未満 同一生計配偶者 控除対象配偶者 配偶者特別控除の対象者 源泉控除対象配偶者 給与所得者の合計所得金額 制限無 配偶者の合計所得金額 38 万円以下 給与所得者の合計所得金額 1,000 万円以下 配偶者の合計所得金額 38 万円以下 給与所得者の合計所得金額 1,000 万円以下 配偶者の合計所得金額 38 万円超 123 万円未満 給与所得者の合計所得金額 900 万円以下 配偶者の合計所得金額 85 万円以下 ( 特別 ) 障害者に該当する場合には ( 特別 ) 障害者控除の対象となります 控除対象配偶者のうち年齢 70 歳以上の配偶者は老人控除対象配偶者となります 配偶者に係る扶養親族等の数の数え方 ( 概要 ) 居住者の合計所得金額 ( 給与所得だけの場合の居住者の給与等の収入金額 ) 900 万円以下 (1,120 万円以下 ) 900 万円超 950 万円以下 (1,120 万円超 1,170 万円以下 ) 950 万円超 1,000 万円以下 (1,170 万円超 1,220 万円以下 ) 1,000 万円超 (1,220 万円超 ) 配偶者の合計所得金額 ( 給与収入だけの場合の配偶者の給与等の収入金額 ) 38 万円以下 (103 万円以下 ) 38 万円超 85 万円以下 (103 万円超 150 万円以下 ) 85 万円超 (150 万円超 ) 1 人 0 人 0 人 0 人 配偶者が障害者に該当する場合は1 人加算 1 人 0 人 0 人 0 人 0 人 0 人 0 人 0 人 給与等に対する源泉徴収税額の計算における扶養親族等の数は この 数え方 により求めた配偶者に係る扶養親族等の数に 控除対象扶養親族に係る扶養親族等の数を加えた数となります 上記の改正は 平成 30 年分以後の所得税について適用されます

VBA PRO 給与計算 年末調整 の 表示 メニューと表示と印刷用ワークシート 給与所得の源泉徴収票 給与所得の源泉徴収票 の税務署提出用にはマイナンバーを記載しますが の受給者交付にはマイナンバーは記載しません

給与支払報告書 市区町村提出用の 給与支払報告書 には 申告者と控除対象配偶者および扶養親族のすべての人のマイナンバーを記入します 給与所得の源泉徴収票 給与支払報告書 は俸給 給与 賃金 歳費 賞与 その他給与の支払をする場合に 給与の支払者が作成します 年末調整の終了後に源泉徴収票 給与支払報告書を作成します 税務署提出分は 4 枚 その他の場合は 3 枚作成します 源泉徴収票の 1 枚は本人に交付します 源泉徴収票の 1 枚は翌年の 1 月 31 日までに税務署に提出します 給与支払報告書の 2 枚は市区町村に提出します 給与所得の源泉徴収票 の税務署への提出 給与所得の源泉徴収票 は 支払を受ける人や支払金額によって税務署に提出する範囲が違ってきます 支払を受ける人の区分 提出範囲 法人の役員 ( 役員であった者 ) 給与等の金額が 150 万円を超えるもの 年末調整を弁護士 司法書士 税理士等した人 ( 給与として支払っている場合 ) 給与等の金額が 250 万円を超えるもの 上記以外の者 給与等の金額が 500 万円を超えるもの 給与等の金額が 250 万円を超えるもの 給与所得者のその年中に退職した者など法人の役員の場合は 50 万円を超えるもの年末調整を扶養控除等申告給与等の金額が 2,000 万円を超えしなかった書 を提出した者全部るため年末調整をしなかった者人 給与所得者の扶養控除等申告書 を給与等の金額が 50 万円を超えるもの提出しなかった者 ( 乙欄 丙欄の適用者 ) 給与支払報告書 の市区町村への提出 給与支払報告書 は すべての人について作成して 給与支払報告書総括表 といっしょに市区町村に提出します ただし 退職した年に支払った給与と賞与の支払金額が 30 万円以下のときは提出を省略できます

給与所得に対する所得税源泉徴収簿 毎月の給与と賞与 社会保険料と源泉徴収税額と年末調整のデータから 給与所得に対する所得税源泉徴収簿 を作成します 給与所得に対する所得税源泉徴収簿 では年末調整の対象となる 本年分の給与の総額 と 給与からの控除分の社会保険料 源泉徴収税額の合計額 を集計します ( 給与所得に対する源泉徴収簿 は 一人別徴収簿 とも呼ばれます ) 毎月の給与と社会保険料および源泉徴収税額 給与所得者の扶養控除等申告書より 年末調整の年調年税額の計算 定期の賞与と社会保険料および源泉徴収税額 過不足税額の精算 税務署の 年末調整のしかた では 超過額には は付いていませんが 計算のために超過額にはマイナスの を付けています 年末調整用の申告書 計算する所得控除と税額控除 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書扶養控除 障害者控除 寡婦控除 寡夫控除 勤労学生控除の計算 給与所得者の保険料控除申告書 給与所得者の配偶者控除等申告書 生命保険料控除 地震保険料控除 社会保険料控除 小規模企業共済等掛金控除の計算 配偶者控除 配偶者特別控除の計算 給与所得者の ( 特定増改築等 ) 住宅借入金等 ( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除の計算 必要の人のみ特別控除申告書 前職からの給与がある中途入社の人は 前職分の給与所得の源泉徴収票が必要です 年末調整は 給与の支払者に 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書 を提出している人について行います 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書 は 扶養親族がいない人でも提出する必要があります

給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書 は扶養控除 障害者控除 寡婦控除 寡夫控除 勤労学生控除を計算します 源泉控除対象配偶者とマイナンバー 控除対象扶養親族とマイナンバー 障害者 寡婦 寡夫 勤労学生控除の適用 年少扶養親族とマイナンバー 給料や賞与から源泉徴収する所得税及び復興特別所得税の額は 給与所得の源泉徴収税額表 ( 月額表 ) または 賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表 を使用して求めることになります 扶養控除額等の一覧 配偶者控除扶養控除障害者控除寡婦控除寡夫控除勤労学生控除基礎控除 扶養控除等の区分 控除額 一般の控除対象配偶者 380,000 円 老人控除対象配偶者 (70 歳 ~) 480,000 円 年少扶養親族 (0 歳 ~15 歳 ) 0 円 一般の控除対象扶養親族 (16 歳 ~18 歳 ) 380,000 円 特定扶養親族 (19 歳 ~22 歳 ) 630,000 円 一般の控除対象扶養親族 (23 歳 ~69 歳 ) 380,000 円 同居老親等以外の者 480,000 円老人扶養親族 (70 歳 ~) 同居老親等 580,000 円 一般の障害者 270,000 円 特別障害者 400,000 円 同居特別障害者 750,000 円 一般の寡婦 270,000 円 特別の寡婦 350,000 円 270,000 円 270,000 円 380,000 円

給与所得者の保険料控除申告書 給与所得者の保険料控除申告書 は生命保険料控除 地震保険料控除 社会保険料控除 小規模企業共済等掛金控除を計算します 生命保険料控除の計算 地震保険料控除の計算 社会保険料控除と小規模企業共済等掛金控除の計算 保険料控除額の計算 社会保険料控除額 = 支払った保険料の全額 小規模企業共済等掛金控除額 = 支払った掛金の全額 新保険料等の生命保険料控除額の計算式 Ⅰ 支払った新生命保険料 介護医療保生命保険料控除額険料または新個人年金保険料の金額 20,000 円以下 支払った保険料の合計額 20,001 円から 40,000 円まで ( 支払った保険料の合計額 ) 1/2+10,000 円 40,001 円から 80,000 円まで ( 支払った保険料の合計額 ) 1/4+20,000 円 生命保険料 80,001 円以上 40,000 円 控除額 旧保険料等の生命保険料控除額の計算式 Ⅱ 支払った旧生命保険料または旧個人生命保険料控除額年金保険料の金額 25,000 円以下 支払った保険料の合計額 25,001 円から 50,000 円まで ( 支払った保険料の合計額 ) 1/2+12,500 円 50,001 円から 100,000 円まで ( 支払った保険料の合計額 ) 1/4+25,000 円 100,001 円以上 50,000 円 地震保険料のみの場合支払保険料の全額 ( 最高 50,000 円 ) 10,000 円以下支払保険料の額 10,001 円から地震保険料旧長期損害保険料のみの場合支払保険料 1/2+5,000 円 20,000 円まで控除額 20,001 円以上 15,000 円地震保険料と旧長期損害保険料のそれぞれ計算した金額の合計額両方がある場合 ( 最高 50,000 円 ) 1 円未満の端数は切り上げ

給与所得者の配偶者控除等申告書 給与所得者の配偶者控除等申告書 は 配偶者控除と配偶者特別控除の計算をします 申告する人の合計所得金額の判定 配偶者の合計所得金額の判定 配偶者控除の計算 配偶者特別控除の計算 配偶者控除又は配偶者特別控除の金額

(1) 配偶者控除 ( 所法 83) 控除対象配偶者又は老人控除対象配偶者を有する居住者について適用する配偶者控除の額が次のとおりとされました なお 合計所得金額が 1,000 万円を超える居住者については 配偶者控除の適用はできないこととされました ( 所法 831) 控除額 居住者の合計所得金額 900 万円以下 900 万円超 950 万円以下 950 万円超 1,000 万円以下 控除対象配偶者 38 万円 26 万円 13 万円 老人控除対象配偶者 48 万円 32 万円 16 万円 老人控除対象配偶者は 控除対象配偶者のうち年齢 70 歳以上の人をいいます (2) 配偶者特別控除 ( 所法 83 の 2) 配偶者特別控除の対象となる配偶者の合計所得金額を 38 万円超 123 万円以下 ( 改正前 :38 万円超 76 万円未満 ) とし その控除額が次のとおりとされました なお 改正前の制度と同様に 合計所得金額が 1,000 万円を超える居住者については 配偶者特別控除の適用はできないこととされています ( 所法 83 の 212) 配偶者の合計所得金額 控除額 居住者の合計所得金額 900 万円以下 900 万円超 950 万円以下 950 万円超 1,000 万円以下 38 万円超 85 万円以下 38 万円 26 万円 13 万円 85 万円超 90 万円以下 36 万円 24 万円 12 万円 90 万円超 95 万円以下 31 万円 21 万円 11 万円 95 万円超 100 万円以下 26 万円 18 万円 9 万円 100 万円超 105 万円以下 21 万円 14 万円 7 万円 105 万円超 110 万円以下 16 万円 11 万円 6 万円 110 万円超 115 万円以下 11 万円 8 万円 4 万円 115 万円超 120 万円以下 6 万円 4 万円 2 万円 120 万円超 123 万円以下 3 万円 2 万円 1 万円 123 万円超 0 円 0 円 0 円

給与 賞与の年間集計表 給与 賞与の年間合計表

年末調整の税額一覧表 年末調整の個人別通知書

給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表 給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表 は源泉徴収票や支払調書を税務署に提出する場合に作成します 給与所得等支払状況報告書

源泉徴収簿と年末調整用申告書の白黒印刷について 給与所得に対する源泉徴収簿 と 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書 および 給与所得者の保険料控除申告書 は緑色の配色になっています この源泉徴収簿と年末調整用申告書をカラーから白黒で印刷するには Excel で以下の印刷設定を変更します カラーから白黒印刷に変更するワークシートに移動して ページレイアウト リボンの ページ設定 の右下の小さい矢印をクリックします クリック ページ設定 ダイアログの シート タブに移動して 白黒印刷 にチェックを付けると カラー印刷から白黒印刷に変更することができます チェック

OCR 用法定調書合計表への印刷位置の設定 税務署から配布される OCR 用の法定調書合計表への印刷位置を調整する場合には 印刷 メニューから 法定調書合計表 (OCR) 開きます 法定調書合計表の印刷用シートに移動して シート編集 ボタンをクリックするとシートの保護が解除されて 法定調書合計表の印刷セルの移動と 行高と列幅の拡大と縮小ができます