『省エネ等級4取得のための設計・申請・施工サポート』

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JIS A9521 F JIS A9521 F 計資料 JIS A 6930 A JIS A9521 F JIS A 6930 A JIS A9521 F JIS A 6930 A JIS A9521 F JIS A 6930 A JIS A9521 F JIS A 6930 A JIS A9521

PowerPoint プレゼンテーション

第二面 1. 建築物の位置 延べ面積 構造 設備及び用途並びに敷地面積に関する事項 建築物に関する事項 1. 地名地番 2. 敷地面積 m2 3. 建築面積 m2 4. 延べ面積 m2 5. 建築物の階数 地上 階 地下 階 6. 建築物の用途 一戸建ての住宅 共同住宅等 非住宅建築物 複合建築物

性能基準 計算ルート 性能基準 計算ルート の評価フロー項目 床 壁 天井等は断熱材以外にも色々な材料で構成されていますので 各材料の熱伝導率と厚さで熱抵抗値を求 め それを合算して各部位のを逆算します 計算で求める方法が3種 あらかじめ示された構成の数値で求 める方法が2種あります 面積を拾う 詳

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国土交通省告示第五百十五号

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Microsoft Word - UA_ηA計算補助資料


章の表紙

( 第二面 ) 1. 建築主 イ. 氏名のフリガナ ロ. 氏名 ハ. 郵便番号 ニ. 住所 ホ. 電話番号 2. 代理者 イ. 氏名 ロ. 勤務先 ハ. 郵便番号 ニ. 住所 ホ. 電話番号 3. 設計者 イ. 氏名 ロ. 勤務先 ハ. 郵便番号 ニ. 住所 ホ. 電話番号 4. 備考

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アクリアネクスト ( 高性能防湿フィルム付 50ミクロン厚 JIS A 6930 同等品 ) の規格ご案内アクリアのご案内 ( 省エネルギー対策等級 4 向け ) 製品記号 ACN アクリアマット ( 防湿フィルム付 18 ミクロン厚 ) の規格 製品記号 ACM JIS A 9521 : 住宅用人

ARCHITREND ZERO 外皮性能計算編

目次 ネオマフォーム外張り工法施工標準 をご利用の前に 本施工標準の主旨...2 安全に関するご注意...3 ご注意とお願い...3 本施工標準で使用している数値...3 本施工標準以外の技術資料等...3 ネオマフォーム取扱い注意事項 1 使用環境に関する注意 保管 運搬時に関する注意

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5.1.2 気密材の種類と特長気密層は 室内と外気の境界部分に連続して設けなくてはならない 一口に気密層といっても 躯体工法 断熱工法の違いにより 必ずしも部材構成として新たに一層増えるわけではなく 従来のほかの目的を持つ部材 例えば防湿層 断熱材 防風層 あるいは構造躯体自体を気密層として考えるこ

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フォームフォーム考資料ウレタンフォーム押出法ポリスチレンフォーム断熱ェノールフォームフ材 A 建材名称 λ A 1 種 b B C A 2 種 b B C A B a C D 硬質ウレタンポリエチレン吹付け硬質 熱貫流率 (U 値 ) 計算


もくじ 1. 表紙 2. もくじ 3. 床施工前 > 透湿防水シート 4. 床施工前 > 断熱材用受け材 5. 床施工前 >ユニットバス人通口 6. 床施工 > 床用透湿防水シートの施工 7. 床施工 >セルローズファイバー吹込み工事 8. 壁施工前 > 横胴縁 気密コンセントカバー 9. 壁施工前

記入例 計算結果 -1 青字 : 自動入力 住宅の外皮平均熱貫流率 外皮平均日射熱取得率及び日射熱取得量 ( 冷房期 暖房期 ) 外皮熱損失量計算書 ( 登録番号 ) 省エネ邸 新築 工事 ( 作成者 ) 印 ( 所属 ) 省エネ太郎 株式会社 コーポーレーション 支店

[ 建築主等に関する事項 ] 1. 建築主 イ. 氏名のフリガナ ロ. 氏 名 ハ. 郵 便 番 号 ニ. 住 所 ホ. 電 話 番 号 ( 第二面 2. 代理者 イ. 資 格 ( 建築士 ( 登録 第 号 ロ. 氏 名 ハ. 建築士事務所名 ( 建築士事務所 ( 知事登録 第 号 ニ. 郵便番号

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A 計算に使用したモデル ( 平面図 立面図 面積表 ) 自立循環型住宅設計ガイドライン設定モデル住宅 ( 一般モデル ) 木造 2 階建延床面積 m2 1~3 地域 4~7 地域 寒冷地モデル 温暖地モデル 部位 面積 [ m2 ] 長さ [m] 部位 面積 [ m2 ] 長さ [m

平成25年省エネルギー基準の評価フロー 平成25年省エネルギー基準の評価フローは大きく分けて3種類 性能基準 計算ルート で2種 仕様基準で1種です 仕様基準の附則は当分の間使用可となっています 建築主の判断基準 本則 設計施工指針 性能基準 計算ルート 仕様基準 外皮の性能 外皮の仕様 躯体の断熱

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防湿層付きグラスウール施工マニュアル

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2016_11月版

平成28年省エネ基準 (詳細版)

結露の発生を防止する対策に関する試験ガイドライン

住宅性能表示 断熱等性能等級

第1章第2章第3章第4章36 解説計算の流れ基準の解説取得率の解説得率の計算の流れ得率の基準の解説消費量基準の概要消費量基準の解説資料ロ UHi は 当該部位を熱の貫流する方向に構成している材料の種類及び厚さ 熱橋 ( 構造 部材 下地材 窓枠下材その他断熱構造を貫通する部分であって 断熱性能が周囲

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(断熱等級)①外皮等面積計算と図面への記載270401

[ 建築主等に関する事項 ] 1. 建築主 イ. 氏名のフリガナ ロ. 氏 名 ハ. 郵 便 番 号 ニ. 住 所 ホ. 電 話 番 号 ( 第二面 2. 代理者 イ. 資 格 ( 建築士 ( 登録 第 号 ロ. 氏 名 ハ. 建築士事務所名 ( 建築士事務所 ( 知事登録 第 号 ニ. 郵便番号

(断熱等級)①外皮等面積計算と図面への記載281024

ご注意安全上の230 商品の選定施工基準かかる前に標準施工法施工方法納まり納まり位の納まり工法施工方法施工方法維持管理参考資料設計基準 施工に施工部材の木造下地の鉄骨下地のその他各部外張断熱装飾部材の軒天材の工事管理 9. 外張断熱工法 1 設計施工上のポイント 外張断熱工法については 住宅会社 設

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説明書 ( 耐震性 ) 在来木造一戸建て用 ( 第二面 ) 基礎根入れ深さ深さ ( mm ) 住宅工事仕様書 適 基礎の 立上り部分 高さ ( mm ) 厚さ ( mm ) 基礎伏図 不適 各部寸法底盤の寸法厚さ ( mm ) 幅 ( mm ) 基礎詳細図 基礎の配筋主筋 ( 径 mm ) 矩計図

長寿命住宅(200年住宅)税制の創設 (登録免許税・不動産取得税・固定資産税)

住宅の省エネエネ改修改修に伴う固定資産税固定資産税の減額制度減額制度について 平成 20 年 1 月 1 日以前に建てられた住宅 ( 賃貸住宅を除く ) について 平成 20 年 4 月 1 日から平成 32 年 3 月 31 日までの間に 一定の要件を満たす省エネ改修工事を行った場合 120 m2

計資料イ 二 ) 断熱ライン 防湿層の連続性 防露 については 79 ページを参照 断熱施工で一番大切なのは 断熱ラインの連続性 です 断熱する空間を決め その境界にキッチリと切れ目無く断熱ラインを作る事が重要です 断熱ライン ( 境界 ) は 断熱材 と 気密層 及び 開口部 で構成されます 室内

表紙

スライド 1

資料 4 H 検討会 木造庁舎計画 設計基準の熱負荷計算について (1) 木造建築物に使用する材料の熱定数表を下に示す 熱伝導率 容積比熱 材料名 λ cρ [W/(m K)] [kj/(m 3 K)] 複合金属サイディング 55% アルミ- 亜鉛めっき鋼板 45 3,600 + 硬質

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Microsoft Word - 省エネ改修促進税制 doc

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スライド 1

世界をリードするオーウェンスコーニング オーウェンスコーニングは 住宅用 商業用建築材料 グラスファイバー強化材および複合材市場において世界をリードする会社の一つです フォーチュン 500 に 58 年連続して選出され 持続可能な社会の実現に向けて 様々な課題に対するソリューション提供 市場変革 生

階の施工方法 1 は, スパン表に従って 支点間距離が許容範囲内となるように施工します 2 根太受け金物は 原則的に床梁用を使用します ( 図 10) 釘打ちには 必ず 金物専用の ZN 釘を使用し 横架材へ ZN65 10 本 Ⅰ 形梁へ ZN40 4 本とします 3 火打梁を省略す

申請者等の概要 1. 申請者 氏名又は名称のフリガナ 電話番号 2. 代理者 氏名又は名称のフリガナ 電話番号 3. 建築主 氏名又は名称のフリガナ 電話番号 設計者 資格 ( 1 級 ) 建築士 ( 建設大臣 ) 登録 号 氏名 建築士事務所名 ( 1 級 ) 建築

8. 音環境に関すること 住戸グループ分表

Microsoft PowerPoint - 資料5 省エネ改正

【配布資料】

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外皮については 地域の区分 ( 建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令第 1 条第 1 項第 2 号イ⑴の地域の区分をいう 以下同じ ) に応じ 断熱及び日射遮蔽のための措置を講じた構造 ( 以下 断熱構造 という ) とすること ただし 次のイからヘまでのいずれかに該当するもの又はこれらに類す

住宅性能表示 断熱等性能等級

1. プログラムを開く 閉じる Q1-1 QPEX が動かない A Excel2007 以降対応となっています お使いの Excel のバージョンをご確認ください Q1-2 QPEX 保存後 ボタン操作が効かなくなる A マクロ有効ブックとして保存していますか 保存時にファイルの名前の下の ファイル

( 第二面 ) [ 建築主等に関する事項 ] 1. 建築主 イ. 氏名のフリガナ ロ. 氏名 ハ. 郵便番号 ニ. 住所 ホ. 電話番号 2. 代理者 イ. 資格 ( ) 建築士 ( ) 登録第 号 ロ. 氏名 ハ. 建築士事務所名 ( ) 建築士事務所 ( ) 知事登録第 号 ニ. 郵便番号 ホ.

すまいのエコナビ ホームズ君レポート 壁体内結露判定

1 外皮断熱性能の強化 1.1 断熱強化の必要性 昭和 40 年代以降 大量に供給された公営住宅ストックを建て替えのみで更新していくことは困難であり 既存ストックの有効活用は重要性を増しています 既存の道営住宅の年代別ストックを見ると 北海道環境共生型公共賃貸住宅整備指針 が策定され断熱水準が強化さ

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給水管 給湯管又は排水管の維持管理又は更新の容易性を高める工事 木造 鉄骨 RC イ 給水管又は給湯管を維持管理上有効な位置に取り替える工事 ロ 排水管を維持管理上又は更新上有効なもの及び位置に取り替える工事 ハ 給水管 給湯管又は排水管の主要接合部等を点検し又は排水管を清掃するための開 口を床 壁

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【最終稿】別添2

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3. 用語の定義 第一章の定義を適用する 4. 記号及び単位 4.1 記号 本計算で用いる記号及び単位は表 1 による 表 1 記号及び単位 記号 意味 単位 一般部位の部分の面積比率 - 側窓の伝熱開口面積 m 2 側窓の伝熱開口面積 m 2 一般部位の部分の層の建材等の厚さ m 一般部位の部分の

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建築材料学特論 7/23発表PPT


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3.11 単板ガラス JIS R3202 に定めるフロート板ガラス及び磨き板ガラス JIS R3203 に定める型板ガラス JIS R3204 に定める網入板ガラス及び線入板ガラス JIS R3206 に定める強化ガラス JIS R3222 に定める倍強度ガラス JIS R3208 に定める熱線吸収

見直し後11 基準相当1.64GJ/ m2年hh11 基準相当見直しH11 基準と見直し後の省エネ基準の比較について 住宅 建築物判断基準小委員会及び省エネルギー判断基準等小委員会平成 24 年 8 月 31 日第 2 回合同会議資料 1-1 より抜粋 設備機器の性能向上により 15~25% 程度省

新築工事 建方施工計画書 平成 年 月 施工者株式会社 建設 現場代理人

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断熱材|ウールブレス施工マニュアル

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愛媛県道松山空港線幅員 27.0m 27,000 N -310 道路幅員 ±0 給湯機置場 道路境界線 ±0 ±0 800 UB 2F トイレ 1F トイレ 洗濯 キッチン 洗面 申請建物 道路斜線検討 : 2 道路緩和適用 松山市道味生 1

3. 線熱貫流率の求め方鉄筋コンクリート造等の住宅の線熱貫流率は 以下の (1) から (3) までの方法により求める 100 分の 1 未満の端数を切り上げた小数第二位までの値とする (1) を含む壁体全体の貫流熱損失 (Qw) を求める { 熱橋長さ (W)=1m} 壁体の長さ (L W ) の

申請者等の概要 1. 申請者 氏名又は名称のフリガナ 氏名又は名称 住所 電話番号 2. 代理者 氏名又は名称のフリガナ 氏名又は名称 住所 電話番号 3. 建築主 氏名又は名称のフリガナ 氏名又は名称 住所 電話番号 4. 設計者 資格 ( ) 建築士 ( ) 登録 号 氏名 建築士事務所名 (

建もの燃費ナビ 仕様変更操作マニュアル

設計内容説明書 耐久性 可変性 在来木造 2 4 工法一戸建て用 第二面 項 目 専用配管コンクリート内 埋め込み配管 地中埋設管地中埋設管上の 設計内容 機構監修住宅工事仕様書による場合は記入不要 排水管 [ 無 有 ] 住宅工事仕様書 適 給水管 [ 無 有 ] 仕上表 不適 給湯管 [ 無 有

3.7 外皮平均熱貫流率内外の温度差が 1 度の場合の部位の熱損失量の合計を外皮等の面積の合計で除した値をいう 3.8 界壁共同住宅等において住戸と他住戸等を区切る壁のことをいう 戸境壁ともいう 3.9 界床共同住宅等において住戸と他住戸等を区切る床のことをいう 戸境床ともいう 3.10 框ドア出入

スライド 1

コンクリート下地仕上材の種類一般的な使用ボード類乾燥状態Ⅲ 2 石工事 タイル工事 建築接着工法編 2.1 陶磁器質タイル 石材用接着剤建築現場で手張り方式により陶磁器質タイル及び石材を張り付ける工事に用いられる接着剤は J IS A 5548 陶磁器質タイル用接着剤 に品質 性能が規定されており

最高の高さ 1 階延焼ライン 道路中心線 道路中心線 1 階延焼ライン X9 X 6,60 3,60 9 1,9 6,350 2, 2L 2 梁天端 1, 600 事務室 階段室 700 1, , 2,50 短期入所居室 1 廊下 2,200 5 リヒ ンク 廊下 2,50 世話人室 2

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省エネ等級 4 取得のための設計 申請 施工サポート 1 省エネ等級 4 取得のための設計 申請 施工サポート ~ 設計 申請マニュアル ~ 株式会社アルファフォーラム

省エネ等級 4 取得のための設計 申請 施工サポート 2 1. 型式認定の概要 内容 認定番号 取得中 認定をした型式に係る住宅又はその部分の種類 住宅 認定をした型式に係る性能表示事項 5-1 省エネルギー対策等級 認定をした型式の性能 等級 4 認定をした型式の内容 プラスチック系断熱材及び繊維系断熱材を充填断熱工法又は外張り断熱 工法により 省エネルギー対策を講じた住宅 ( 旭化成建材ジュピー Ⅲ Ⅳ Ⅴ 地域仕様 ) 適用条件 構造種別 木質系住宅 構造形式 軸組構造 戸建形式 一戸建て 断熱工法 外張り断熱工法と充填断熱工法の併用工法 地域区分 Ⅲ Ⅳ Ⅴ 地域 2 階 数 地上 3 階以下 : 型式認定は外張り断熱工法でも取得しているが 本設計 申請マニュアル及び別記の施工マニュアルは充填断熱工法についてのみ記す 2: 型式認定はⅢ Ⅳ Ⅴ 地域で取得しているが 本設計 申請マニュアル及び別記の施工マニュアルはⅣ 地域のみ記す

省エネ等級 4 取得のための設計 申請 施工サポート 3 断熱仕様 断熱材 部位 断熱材種類 厚さ (mm) 一般の部分 根太レス 45 床土間床の外周部 ( 外気に接しない ) 外気に接する部分 外気に接する部分その他の部分 根太 A 種フェノールフォーム保温板 3 種 1 号 2 45 根太レス 66 根太 66 A 種フェノールフォーム保温板 1 種 2 号 35 発泡プラスチック保温材 (JIS A 9511 2006R) 熱抵抗値 1.7 m2 K/W 以上 A 種フェノールフォーム保温板 1 種 2 号 20 発泡プラスチック保温材 (JIS A 9511 2006R) 熱抵抗値 0.5 m2 K/W 以上 外張り A 種フェノールフォーム保温板 1 種 2 号 35 外壁 屋根 天井 充填外張り充填桁上 ( 外張り ) 桁間 ( 充填 ) 敷込 A 種フェノールフォーム保温板 1 種 2 号 45 発泡プラスチック保温材 (JIS A 9511 2006R) 熱抵抗値 2.2 m2 K/W 以上防湿フィルム且つ熱抵抗値 2.2 m2 K/W 以上 A 種フェノールフォーム保温板 1 種 2 号 40 発泡プラスチック保温材 (JIS A 9511 2006R) 熱抵抗値 2.0 m2 K/W 以上 A 種フェノールフォーム保温板 1 種 2 号 50 発泡プラスチック保温材 (JIS A 9511 2006R) 熱抵抗値 2.3 m2 K/W 以上防湿フィルム且つ熱抵抗値 2.3 m2 K/W 以上 A 種フェノールフォーム保温板 1 種 2 号 40 発泡プラスチック保温材 (JIS A 9511 2006R) 熱抵抗値 2.0 m2 K/W 以上 A 種フェノールフォーム保温板 1 種 2 号 50 発泡プラスチック保温材 (JIS A 9511 2006R) 熱抵抗値 2.3 m2 K/W 以上防湿フィルム且つ熱抵抗値 2.0 m2 K/W 以上 :A 種フェノールフォーム保温板 1 種 2 号 : ネオマフォーム 2:A 種フェノールフォーム保温板 3 種 1 号 : ジュピー 本設計マニュアル及び施工マニュアルでは **** について取り扱う

省エネ等級 4 取得のための設計 申請 施工サポート 4 開口部 種 類 熱貫流率 (W/ m2 K) 建具の仕様ガラスの仕様日射遮蔽措置 カ ラス面の 日射侵入率 η 4.07 ( 一重 ) 金属製 普通複層 空気層 12 レースカーテン等 0.52 4.07 ( 一重 ) 金属製 低放射複層 空気層 6 レースカーテン等 0.47 4.07 ( 一重 ) 金属製熱遮断構造 普通複層 空気層 6 レースカーテン等 0.52 4.07 ( 一重 ) 金属 プラスチック ( 木 ) 複合構造製普通複層 空気層 6 レースカーテン等 0.52 3.49 ( 一重 ) 金属製熱遮断構造 普通複層 空気層 10~12 レースカーテン等 0.52 3.49 ( 一重 ) 金属製熱遮断構造 低放射複層 空気層 6 レースカーテン等 0.47 3.49 ( 一重 ) 金属 プラスチック ( 木 ) 複合構造製普通複層 空気層 10~12 レースカーテン等 0.52 窓 3.49 ( 一重 ) 金属 プラスチック ( 木 ) 複合構造製低放射複層 空気層 6 レースカーテン等 0.47 3.49 ( 一重 ) 木製またはプラスチック製 普通複層 空気層 6 レースカーテン等 0.52 2.91 ( 一重 ) 金属製熱遮断構造 低放射複層 空気層 12 レースカーテン等 0.48 2.91 ( 一重 ) 木製またはプラスチック製 普通複層 空気層 12 レースカーテン等 0.52 2.33 ( 一重 ) 金属 プラスチック ( 木 ) 複合構造製低放射複層 空気層 12 レースカーテン等 0.48 2.33 ( 一重 ) 木製またはプラスチック製 三層複層 空気層 12 2 レースカーテン等 0.50 2.33 ( 一重 ) 木製またはプラスチック製 低放射複層 空気層 12 レースカーテン等 0.48 4.07 以下熱貫流率及びガラス面の日射侵入率を満足する仕様 0.60 以下 4.07 2.91 金属製扉 : 断熱材充填フラッシュ構造金属製高断熱構造扉 : 断熱フラッシュ構造周縁部等熱遮断構造 普通複層 空気層 6 普通複層 空気層 12 窓 以 外 枠 : 熱遮断構造 2.91 木製断熱積層構造 普通複層 空気層 12 金属製高断熱構造 低放射複層 空気層 12 扉 : 断熱フラッシュ構造 2.33 周縁部等熱遮断構造 枠 : 熱遮断構造 2.33 木製断熱積層構造 低放射複層 空気層 12 2.33 木製断熱積層構造 三層複層 空気層 12 2 4.07 以下熱貫流率を満足する仕様 真北 ±30 度以外の部分の場合 レースカーテン等 0.60 以下をそれぞれ内付ブラインド等 0.49 以下と読み替える

省エネ等級 4 取得のための設計 申請 施工サポート 5 2. 地域区分 地域区分は下表のとおりである

省エネ等級 4 取得のための設計 申請 施工サポート 6

省エネ等級 4 取得のための設計 申請 施工サポート 7

省エネ等級 4 取得のための設計 申請 施工サポート 8 3. 各部位の断熱材と厚さ本設計 申請マニュアルでは 使用する断熱材を下表のとおり特定し 解説する 厚さ熱抵抗値部位断熱材 (mm) (m 2 K/W) 床土間床の外周部外壁天井 一般の部分 根太レス 45 2.25 ( 外気に接しない ) 根太 A 種フェノールフォーム保温板 3 種 1 号 45 2.25 外気に 根太レス ジュピー 66 3.30 接する部分 根太 66 3.30 外気に接する部分 A 種フェノールフォーム保温板 1 種 2 号 35 1.75 その他の部分 ネオマフォーム 20 1.00 住宅用ロックウールマット アムマット 90 2.40 大壁 高性能グラスウール 16K 相当 アクリアネクスト 14K 85 2.20 住宅用グラスウール 16K 相当 e キューズ R2.3 105 2.30 真壁 A 種フェノールフォーム保温板 1 種 2 号 ネオマフォーム 45 2.25 住宅用ロックウールマット アムマット 75 2.00 高性能グラスウール 16K 相当 アクリアネクスト 14K 85 2.20 住宅用グラスウール 16K 相当 e キューズ R2.3 105 2.30 いずれも 充填断熱工法 天井 外気に接する床 外壁 一般の床 外気に接する土間床の外周部 その他の土間床の外周部 断熱構造とする部分

省エネ等級 4 取得のための設計 申請 施工サポート 9 4. 開口部の断熱仕様 開口部に必要な断熱性能は下表のとおりである 窓 窓以外 熱貫流率 夏季日射侵入率 2 熱貫流率 (W/ m2 K) 真北 ±30 度 左記以外 (W/ m2 K) 4.07 以下 0.60 以下 0.49 以下 4.07 以下 : 合計面積が延床面積の 2% 以内の開口部は熱貫流率の基準の適用外とできる 2: 合計面積が延床面積の 4% 以内の開口部は夏季日射侵入率の基準の適用外とできる 窓については 省エネ建材等級において 3 つ または 4 つのものであればすべて使用できる 2 つについては熱貫流率 4.07 以下のものが使用できる 省エネ建材等級

省エネ等級 4 取得のための設計 申請 施工サポート 10 5. 各部位の納まり図 注意点等 5-1. 床 部位 断熱材 厚さ熱抵抗値 (mm) (m 2 K/W) 一般の部分 ( 外気に接しない ) 床外気に接する部分 根太レス 45 2.25 根太 A 種フェノールフォーム保温板 3 種 1 号 45 2.25 根太レス ジュピー 66 3.30 根太 66 3.30 外気に接する床 のうち 床面積の 5% 以下の部分については 一般の床 ( 外気に接しない ) とみなすことができる 根太や大引 合板受材に合板を釘打ちしている場合や 合板が実付きの場合は そこで気流を止めることができるため 気流止めの施工は不要 逆に 実なしの合板の継ぎ目で合板受材等に釘打ちしてない箇所は気密テープ等による気流止めが必要 床仕上材 土台 床下地用構造用合板 ジュピー 45mm 大引 ねこ土台等 一般の床 ( 外気に接しない ) 根太レス工法 構造用合板の継ぎ目気密テープ張り 床仕上材 床下地用構造用合板 気流止め 土台 繊維系断熱材二つ折り ジュピー又は乾燥木材充填 根太ジュピー 45mm 大引 ねこ土台等 一般の床 ( 外気に接しない ) 根太工法

省エネ等級 4 取得のための設計 申請 施工サポート 11 床仕上材 胴差 床下地用構造用合板 ジュピー 66mm 通気層 外気に接する床根太レス工法 構造用合板の継ぎ目気密テープ張り 床仕上材 床下地用構造用合板 気流止め ジュピー充填 胴差 気流止め 根太ジュピー 66mm 通気層 外気に接する床根太工法

省エネ等級 4 取得のための設計 申請 施工サポート 12 5-2. 土間床の外周部部位 断熱材 厚さ熱抵抗値 (mm) (m 2 K/W) 土間外気に接する部分 35 1.75 A 種フェノールフォーム保温板 1 種 2 号床のその他の部分 ネオマフォーム 20 1.00 外周部 玄関 勝手口の土間床で 概ね 4 m2程度の範囲内の場合は 断熱を省略することができる 断熱ユニットバスで 床と壁との取り合い部に気流止めが設置されている場合は 断熱を省略でき る 断熱施工する際は 土間床外周部に断熱施工をし 人通口を断熱材でふさぐ方法と 床下点検口のある基礎区画まで基礎立上りで囲い 断熱施工をし 点検口を気密性のあるものとする方法がある 外気に接する部分 外気に接する部分 UB 断熱材でふさぐ UB 気密点検口 その他の部分 その他の部分

省エネ等級 4 取得のための設計 申請 施工サポート 13 土台 気密パッキン通気不可 ネオマフォーム 35mm 土間床 室外側 外気に接する部分 土台 気密パッキン通気不可 ネオマフォーム 20mm 土間床 床下 その他の部分

省エネ等級 4 取得のための設計 申請 施工サポート 14 5-3. 外壁 部位 断熱材 厚さ (mm) 熱抵抗値 (m 2 K/W) 住宅用ロックウールマット アムマット 90 2.40 外壁 大壁 高性能グラスウール 16K 相当 アクリアネクスト 14K 住宅用グラスウール 16K 相当 e キューズ R2.3 85 2.20 105 2.30 真壁 A 種フェノールフォーム保温板 1 種 2 号 ネオマフォーム 45 2.25 床との取り合い 1 階の床 防湿層防湿層防湿層 下地材 床仕上材 ボード受け 気密テープ ねこ土台等 防湿層 を床仕上げ材 で押さえつける場合 防湿層をボード受けに 留め付ける場合 気密テープで処理する 場合 アクリアネクスト アムマットのフィルムが防湿層になります 上階の床 床仕上げ材で押さえ つける 胴差まで張り上げ ボードで止める

省エネ等級 4 取得のための設計 申請 施工サポート 15 天井との取り合い ボードを張り上げる 桁 ボード受材 断熱材受 ネオマフォーム ボード 断熱材受ボード受材 真壁の納まり

省エネ等級 4 取得のための設計 申請 施工サポート 16 5-4. 天井 部位 断熱材 厚さ (mm) 熱抵抗値 (m 2 K/W) 住宅用ロックウールマット アムマット 75 2.00 天井 高性能グラスウール 16K 相当 アクリアネクスト 14K 85 2.20 住宅用グラスウール 16K 相当 e キューズ R2.3 105 2.30 間仕切り壁との取り合い 下屋の納まり 勾配天井 通気層

省エネ等級 4 取得のための設計 申請 施工サポート 17 6. 設計内容説明書 記入例 長期優良住宅設計内容説明書 < 一戸建て住宅木造軸組工法 > ( 第 5 面 ) の欄を設計者が記入のこと 建築物の名称 邸新築工事 性能項目等 確認項目 設計内容説明欄 項目設計内容記載図書 6. 省エネ 地域区分 地域区分 Ⅳ 地域 地域 ルギー性 躯体の断 躯体の断熱 熱損失係数 1 熱貫流率 2 熱抵抗値 3 能 熱性能等 いずれか一つを選 択 熱損失係数等 各部の断熱材の種類と厚さ又は熱抵抗値もしくは各部の熱貫流率 選択した基準の番号が記載された項目に入力してください 1 熱損失係数 (Q 値 ) 平面図 設計値 ( W/ m2k) 矩計図 開口部の熱貫流率 仕様 U 値 計算 U 値 併用 計算書 2 断熱材の施工方法 計算 U 値計算書 3 充填断熱工法 外張断熱工法 内張断熱工法 屋根 ( 該当箇所なし ) ( mm) 断熱材の熱抵抗値 3 ( m2 K/W) 部位の熱貫流率 2 ( W/ m2 K) 天井 ( 高性能グラスウール断熱材 16K 相当 ) ( 85 mm) 断熱材の熱抵抗値 3 ( 2.2 m2 K/W) 部位の熱貫流率 2 ( W/ m2 K) 壁 ( 高性能グラスウール断熱材 16K 相当 ) ( 85 mm) 断熱材の熱抵抗値 3 ( 2.2 m2 K/W) 床 部位の熱貫流率 2 ( W/ m2 K) 外気に接する部分 ( A 種フェノールフォーム保温板 3 種 1 号 ) ( 66 mm) 断熱材の熱抵抗値 3 ( 3.3 m2 K/W) 部位の熱貫流率 2 ( W/ m2 K) その他の部分 ( A 種フェノールフォーム保温板 3 種 1 号 ) ( 45 mm) 断熱材の熱抵抗値 3 ( 2.25 m2 K/W) 部位の熱貫流率 2 ( W/ m2 K) 土間床等の外周部 (a b c による場合には記入不要 ) 外気に接する部分 ( A 種フェノールフォーム保温板 1 種 2 号 ) ( 35 mm) 断熱材の熱抵抗値 3 ( 1.75 m2 K/W) 部位の熱貫流率 2 ( W/ m2 K) その他の部分 ( A 種フェノールフォーム保温板 1 種 2 号 ) ( 20 mm) 断熱材の熱抵抗値 3 ( 1 m2 K/W) 部位の熱貫流率 2 ( W/ m2 K) a 玄関, 勝手口等において4m2程度のため断熱構造化しない b 玄関, 勝手口等の面積が玄関のある階の床面積の1 割以下かつ 土間床等の裏の断熱材の熱抵抗値 ( m2 K/W) Ⅲ Ⅳ Ⅴ 地域限定 c 浴室下部を断熱措置の上 壁 床等との取合部に気流止めを設置し 床下換気措置 断熱抵抗値の緩和規定を適用 3 あり ( 適用規定を下記に記載 ) 開口部補強 ( 熱貫流率 4.07 以下 ) により天井 1/2 設計内容確認欄 結露防止 結露の発生防 防湿層 あり ( 付属防湿フィルム (JIS 規格品 ) ) 仕様書 止対策 なし ( ) 試験成績書 通気層 あり 平面図 なし ( ) 矩計図 防風層 あり なし ( ) 部位 室内側透湿抵抗 R'r ( m2 hmmhg/g) 外気側透湿抵抗 R'o ( m2 hmmhg/g) 透湿抵抗比

省エネ等級 4 取得のための設計 申請 施工サポート 18 長期優良住宅設計内容説明書 < 一戸建て住宅木造軸組工法 > ( 第 6 面 ) の欄を設計者が記入のこと 建築物の名称 性能項目等 6. 省エネルギー性能 確認項目 開口部の断熱性能等 邸新築工事 項目開口部の断熱いずれか1つを選択開口部等の日射いずれか1つを選択 熱損失係数等 熱貫流率及び夏期日射侵入率の基準 建具等の基準 ガラスの組合せ 若しくは ガラス中央部の熱貫流率 (U 値 ) をプルダウンメニューより選択か記入 設計内容説明欄 設計内容 熱損失係数 1 熱貫流率 5 建具等の基準 7 選択した基準の番号が記載された項目に入力してください夏期日射取得係数 4 夏期日射侵入率 6 建具等の基準 8 選択した基準の番号が記載された項目に入力してください 4 夏期日射取得係数 (μ 値 ) 記載図書 仕様書 設計値 ( ) 平面図 5 熱貫流率 (U 値 ) ( 4.07 W/ m2k) 注 ) 全方位で最も厳しい値を記入 矩計図 仕様 U 値 計算 U 値 併用 計算書 2% 緩和適用 ( 窓のみ対象 ) あり 計算 U 値計算書 6 夏期日射侵入率 (η 値 ) 注 ) それぞれの方位で最も厳しい値を記入 [ ] ( ) [ ] ( ) 4% 緩和適用 ( 天窓以外 ) 7 開口部の建具等の仕様 ( 断熱対策 ) 2% 緩和適用 ( 窓のみ対象 ) ありあり 形態区分 建具の仕様 ガラスの組合せ ガラス中央部の熱貫流率 (U 値 ) 設計内容確認欄 2 付属部材等で 庇 を選択される場合 張り出し寸法 1200mm 未満の場合には別途計算により検討が必要です 8 開口部等の建具等の仕様 ( 日射侵入対策 ) 4% 緩和適用 ( 天窓以外 ) 方位 あり 建具の種類若しくはその組合せ又は付属部材 ひさし 軒等 ( 3) の設置 3 ひさし 軒等 東南から南を経て南西までの方位 ( 真南 ± 45 ) に設置され Z Y 1 0.3 のものをいいます 真北 ±30 度の方位 上記以外の方位 ガラスの日射侵入率が 0.60 以下であるもの ガラスの日射侵入率が 0.49 以下であるもの 4 真南 ±112.5 の方位 認定書等を種別活用する場認定番号合 型式認証特認 認定書 ( ) 別添

省エネ等級 4 取得のための設計 申請 施工サポート 19 7. 問い合わせ窓口 株式会社アルファフォーラム担当 : 青柳 倉内 TEL/03-6273-7236 FAX/03-6273-7237 e-mail/afsc@a-forum.jp ただし 上記問い合わせ窓口を利用できるのは ( 株 ) アルファフォーラム主催の講習会を受講した方のみとなりますので あらかじめご了承ください