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6 課税上の取扱い日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは 下記のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いが行われることがあります (1)

投資法人の資本の払戻 し直前の税務上の資本 金等の額 投資法人の資本の払戻し 直前の発行済投資口総数 投資法人の資本の払戻し総額 * 一定割合 = 投資法人の税務上の前期末純資産価額 ( 注 3) ( 小数第 3 位未満を切上げ ) ( 注 2) 譲渡収入の金額 = 資本の払戻し額 -みなし配当金額

投資主が受け取る配当等の額については 原則どおり配当等の額を受け取る際に20%( 所得税 )( 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までは復興特別所得税とあわせて20.42%) の税率により源泉徴収された後 総合課税の対象となります ( ロ ) 出資等減少分配に係る税

( ロ ) 出資等減少分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受取る出資等減少分配 ( 所得税法第 24 条に定めるものをいいます 以下 本 ( ロ ) 出資等減少分配に係る税務 において同じです ) のうち本投資法人の税務上の資本金等の額に相当する金額を超える金額がある場合には みなし配当 ( 計

49 年 12 月 31 日までの間 源泉徴収される配当等の額に係るの額に対して 2.1% の税率により復興 特別が源泉徴収されます b. 出資等減少分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受取る利益を超える金銭の分配 ( 分割型分割及び株式分配並びに組織変更による場合を除く 以下本 1において同じ

 


e. 未成年者に係る少額上場株式等の非課税口座制度 ( ジュニア NISA) 未成年者に係る少額上場株式等の非課税口座制度に基づき 証券会社等の金融商品取引業者等に開設した未成年者口座において設定した非課税管理勘定に管理されている上場株式等 ( 平成 28 年 4 月 1 日から平成 35 年 12

iii. 源泉徴収選択口座への受入れ源泉徴収ありを選択した特定口座 ( 以下 源泉徴収選択口座 といいます ) が開設されている金融商品取引業者等 ( 証券会社等 ) に対して 源泉徴収選択口座内配当等受入開始届出書 を提出することにより 上場株式等の配当等を源泉徴収選択口座に受け入れることができま

課税上の取扱い

( 注 3) その他の少額上場株式等の非課税口座制度の詳細については 証券会社等の金融商品取引業者等にお問い合わせ下さ い b. 利益を超える金銭の分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受取る利益を超える金銭の分配 ( 平成 27 年 4 月 1 日以後開始事業年度に係る利益を超える金銭の分配につ

d. 少額上場株式等の非課税口座制度 ( 通称 NISA) 少額上場株式等の非課税口座制度に基づき 証券会社等の金融商品取引業者等に開設した非課税口座において設定した非課税管理勘定に管理されている上場株式等 ( 平成 26 年から平成 35 年までの 10 年間 新規投資額で毎年 100 万円を上限

(****) 非課税口座に設けられる勘定は 毎年 非課税管理勘定 (NISA) 又は累積投資勘定 ( つみたて NISA) のいずれかに限ります 更に 2016 年 4 月 1 日から2023 年 12 月 31 日までの期間 未成年者に係る少額上場株式等の非課税口座制度 ( 通称ジュニアNISA)

(ⅲ) 源泉徴収選択口座への受入れ 源泉徴収ありを選択した特定口座 ( 以下 源泉徴収選択口座 といいます ) が開設されている金融商品取引業者等 ( 証券会社等 ) に対して 源泉徴収選択口座内配当等受入開始届出書 を提出することにより 上場株式等の配当等を源泉徴収選択口座に受け入れることができま

 

個人投資主が本投資法人から受け取る投信法第 137 条の金銭の分配のうち 本投資法人の利益および一時 差異等調整引当額 ( 利益を超える金銭の分配で 投資法人の計算に関する規則 ( 平成 18 年内閣府令第 47 号 その後の改正を含みます 以下 投資法人の計算に関する規則 といいます ) 第 2

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( 注 3) 大口個人投資主 ( 配当基準日において発行済投資口総数の 3% 以上を保有 ) が 1 回に受け取る配当金額が 5 万円超 (6 か月決算換算 ) の場合には 必ず総合課税による確定申告を行う必要があります ( この場合には申告分離課税は 選択できません ) c. 源泉徴収選択口座への

5% とされております ( 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までの間は 復興特別所得税として 所得 税額に 2.1% を乗じた金額が併せて源泉徴収されます ) なお 個人投資主が受取る分配金については その金額にかかわらず 総合課税に代えて源泉徴収だけで納 税手続

費用並びに当該一般事務受託者 当該資産保管会社及び当該資産運用会社が立て替えた立替金の遅延利息又は損害金の請求があった場合は かかる遅延利息又は損害金を負担します 前記に加え 本投資法人は 原則として以下に掲げる費用を負担するものとし その詳細については 当該一般事務受託者 当該資産保管会社又は当該

確定申告をする ( 下記のいずれか一方を選択 ) 総合課税 申告分離課税 確定申告をしない ( 確定申告不要制度 ) ( 注 1) 借入金利子の控除ありあり 税率累進税率上記 (ⅰ) と同じ 配当控除なし ( 注 2) なし - 上場株式等に係る譲渡損失との損益通算 なし あり 扶養控除等の判定 合

投資主の皆様へ 平成 29 年 3 月 マリモ地方創生リート投資法人 第 1 期分配金の税務上の取扱いに関するご説明 拝啓平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます さて 本投資法人は 平成 29 年 2 月 14 日開催の役員会において 第 1 期 ( 平成 28 年 12 月期 ) の (A)

Invincible

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公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金

経 [2] 証券投資信託の償還 解約等の取扱い 平成 20 年度税制改正によって 株式投資信託等の終了 一部の解約等により交付を受ける金銭の額 ( 公募株式投資信託等は全額 公募株式投資信託等以外は一定の金額 ) は 譲渡所得等に係る収入金額とみなすこととされてきました これが平成 25 年度税制改

公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金

(2) 源泉分離課税制度源泉分離課税制度とは 他の所得と全く分離して 所得を支払う者 ( 銀行 証券会社等 ) がその所得の支払の際に 一定の税率で所得税を源泉徴収し それだけで所得税の納税が完結するものです 1 対象となる所得代表的なものとして 預金等の利子所得 定期積金の給付補てん金等があります

上場株式等の配当等に対する課税

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13. 平成 29 年 4 月に中古住宅とその敷地を取得した場合 当該敷地の取得に係る不動産取得税の税額から 1/2 に相当する額が減額される 14. 家屋の改築により家屋の取得とみなされた場合 当該改築により増加した価格を課税標準として不動産 取得税が課税される 15. 不動産取得税は 相続 贈与

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2 2 上場株式等 の範囲の拡大 上場株式等には 上場株式 上場投資信託の受益権 (ETF) 上場不動産投資法人の投資口 (REIT) 公募株式等証券投資信託の受益権が含まれていた 今回の租税特別措置法の改正により 発行者の情報が一般に公開され その商品内容を入手することが容易に可能な公社債を 上場

[Q1] 復興特別所得税の源泉徴収はいつから行う必要があるのですか 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までの間に生ずる所得について源泉所得税を徴収する際 復興特別所得税を併せて源泉徴収しなければなりません ( 復興財源確保法第 28 条 ) [Q2] 誰が復興特別所

上場株式等の譲渡益に係る課税 上場株式等の税金について 上場株式等の譲渡益に係る税率は以下の通りです 平成 25 年 1 月 1 日 ~ 平成 25 年 12 月 31 日 平成 26 年 1 月 1 日 ~ 平成 49 年 12 月 31 日 平成 50 年 1 月 1 日 ~ % (

株式等の譲渡(特定口座の譲渡損失と配当所得等の損益通算及び翌年以後への繰越し)編

PG_第3期期末配当の取扱いに関するQA

Q. 確定申告は必要ですか? A. 今回の配当によるみなし譲渡損益が特定口座の計算対象とならない場合 または源泉徴収の無い特定口座や一般口座でお取引いただいている場合につきましては 原則として確定申告が必要になります 申告不要制度の適用可否を含め 株主の皆様個々のご事情により対応が異なりますので 具

特定口座一般口座株式等の譲渡 売却などが該当 ) による所得は 申告分離課税の対象となっており 原則として お客さまによる譲渡損益の計算や申告納税の手続きが必要です 特定口座には これらの事務負担を軽減する機能があります 特定口座の機能 上場株式等の譲渡損益の計算 管理を行います 特定口座内に保管す

[2] 株式の場合 (1) 発行会社以外に譲渡した場合株式の譲渡による譲渡所得は 上記の 不動産の場合 と同様に 譲渡収入から取得費および譲渡費用を控除した金額とされます (2) 発行会社に譲渡した場合株式を発行会社に譲渡した場合は 一定の場合を除いて 売却価格を 資本金等の払戻し と 留保利益の分

非課税上場株式等管理に関する約款 第 1 条 ( 約款の趣旨 ) この約款は お客さまが租税特別措置法第 9 条の8に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得の非課税および租税特別措置法第 37 条の14に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る譲渡所得等の非課税の特例 ( 以下 非課税

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新しい非居住者債券所得非課税制度の概要 < 平成 22 年度税制改正前の制度の概要 > 非居住者等が受ける振替国債及び振替地方債のについては 一定の手続要件を満たせば非課税とされていました しかし 非居住者等が受ける振替社債等のについては 原則 15% の税率により源泉徴収課税がなされていました 非

不動産の移転等のかかる主要な税制 不動産の移転等にかかる主要な税制は以下のとおりである ここに示した税制については その時点以降は法令等が変更されることになどより 変更される可能性がある また 実務上の法令の解釈 適用については 所管省庁 弁護士 税理士 会計士などの専門家の確認が必要となり 記載さ

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別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 申請者がと年月日をもって売買契約を締結した指名金銭債権に伴う別紙記載の不動産の質権又は抵当権の移転の登記につき 租税特別措置法第 83 条の2 第 1 項の規定の適用を受けたいので 租税特別措

この特例は居住期間が短期間でも その家屋がその人の日常の生活状況などから 生活の本拠として居住しているものであれば適用が受けられます ただし 次のような場合には 適用はありません 1 居住用財産の特例の適用を受けるためのみの目的で入居した場合 2 自己の居住用家屋の新築期間中や改築期間中だけの仮住い

所令要綱

b c.( 略 ) 2 不動産取得税の軽減に係るの発行信託会社等の地方税法附則第 11 条第 12 項に基づく不動産取得税の軽減のための同法施行令附則第 7 条第 12 項に規定するの発行等については 以下のとおり取り扱うものとする イ ロ.( 略 ) 載があること c d.( 略 ) 2 不動産取

公募株式投資信託の解約請求および償還時

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3. 資本剰余金からの配当について ( ご参考 ) 今回の配当は 全額 その他資本剰余金 を配当原資とするため 資本の払戻し に該当し 一般的な 利益剰余金 を配当原資とする配当とは税務上の取扱いが異なります 今回の配当は 所得区分が 配当所得 ( みなし配当 ) 部分と みなし配当以外 の部分に分

収益事業開始届出 ( 法人税法第 150 条第 1 項 第 2 項 第 3 項 ) 1 収益事業の概要を記載した書類 2 収益事業開始の日又は国内源泉所得のうち収益事業から生ずるものを有することとなった時における収益事業についての貸借対照表 3 定款 寄附行為 規則若しくは規約又はこれらに準ずるもの

株主各位 証券コード 7022 平成 29 年 6 月 23 日 大阪市北区中之島三丁目 3 番 23 号 取締役社長上田 孝 第 6 期期末配当の税務上の取扱いに関するご説明 拝啓日頃より格別のご高配を賜り厚く御礼申しあげます さて 当社は 平成 29 年 6 月 23 日開催の第 6 期定時株主

1: とは 居住者の配偶者でその居住者と生計を一にするもの ( 青色事業専従者等に該当する者を除く ) のうち 合計所得金額 ( 2) が 38 万円以下である者 2: 合計所得金額とは 総所得金額 ( 3) と分離短期譲渡所得 分離長期譲渡所得 申告分離課税の上場株式等に係る配当所得の金額 申告分

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1 どちらかをご選択特定口座と客さま般口座の特定口座の概要 特定口座とは 個人のお客さまが公募株式投資信託を換金され利益が出た場合は 原則 確定申告が必要ですが お客さまの確定申告にかかる負担を軽減させるべく当金庫が納税の代行などを行う制度として 特定口座 があります 特定口座 をご利用いただくこと

概要 平成 27 年までと平成 28 年以後の証券税制の比較 平成 27 年までは 上場株式等 と 公社債等 の税制上の取扱いが異なっています 平成 28 年以後は 金融所得課税の一体化 により 上場株式等 と 公社債等 の税制上の取扱いが統一されます 平成 27 年まで 上場株式等 上場株式 公募

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に限る ) は その追徴すべき不足税額 ( 当該減額更正前に賦課した税額から当該減額更正に基因して変更した税額を控除した金額 ( 還付金の額に相当する税額を含む ) に達するまでの部分に相当する税額に限る 以下この項において同じ ) については 次に掲げる期間 ( 令第 4 8 条の9の9 第 4

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N 譲渡所得は 売却した土地や借地権 建物などの所有期間によって 長期譲渡所得 と 短期譲渡所得 に分けられ それぞれに定められた税率を乗じて税額を計算します この長期と短期の区分は 土地や借地権 建物などの場合は 売却した資産が 譲渡した年の1 月 1 日における所有期間が5 年以下のとき 短期譲

CONTENTS 第 1 章法人税における純資産の部の取扱い Q1-1 法人税における純資産の部の区分... 2 Q1-2 純資産の部の区分 ( 法人税と会計の違い )... 4 Q1-3 別表調整... 7 Q1-4 資本金等の額についての政令の規定 Q1-5 利益積立金額についての政

て 次に掲げる要件が定められているものに限る 以下この条において 特定新株予約権等 という ) を当該契約に従つて行使することにより当該特定新株予約権等に係る株式の取得をした場合には 当該株式の取得に係る経済的利益については 所得税を課さない ただし 当該取締役等又は権利承継相続人 ( 以下この項及

イ税務署へ確定申告書を提出し 所得税の住宅ローン控除の適用を受けている 退職所得 山林所得がある方 所得税の平均課税の適用を受けている方は 住宅ローン控除申告書を提出することにより控除額が大きくなる場合があります 申告書を提出される方は3 月 15 日 ( 月 ) までに申告してください 申告しなけ

~ この操作の手引きをご利用になる前に ~ この操作の手引きでは 確定申告書の作成方法を説明しています 操作を始める前に 以下の内容をご確認ください 共通の操作の手引きの確認入力方法やデータ保存 読込方法などを説明した ( 共通 )e-tax で送信するための準備編 又は ( 共通 ) 書面提出 (

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旧なお 当該投資法人が租税特別措置法第 83 条の2 第 3 項の規定の適なお 当該投資法人が租税特別措置法第 83 条の2 第 3 項の規定の適用を受けることができる日は 当該特定資産取得後 1 年以内であるこ用を受けることができる日は 当該特定資産取得後 1 年以内であることに留意するものとする

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4年間NISA 制度の一部改正のお知らせ 2014 年 3 月 31 日に公布された 所得税法等の一部を改正する法律 について NISA に関する改正内容をお知らせいたします ( 制度改正の内容は 2015 年 1 月から手続 適用が可能です ) 本改正に伴い 2015 年 1 月以降 当行の 非課

以下本人の給与収入速報 平成 29 年度税制改正解説所得課税 ~ 配偶者控除及び配偶者特別控除の見直し 2 配偶者の給与収入が 万円超 15 万円以下の場合の改正案の控除額及び改正前後の影響について 配偶者特別控除 配偶者の給与収入 万円超 15 万円 15 万円以上 11 万円 11 万円以上 1

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(5) 課税上の取扱い 日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは 下記のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いが行われることがあります 1 投資主の税務 ( イ ) 個人投資主の税務 a. 利益の分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受け取る利益の分配は 株式の配当と同様に配当所得として取り扱われ 原則として分配金を受け取る際に20%( 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までは 2.1% の税率により復興特別所得税が課されるため 復興特別所得税とあわせて20.42%) の税率により源泉徴収された後 総合課税の対象となります ただし 本投資法人の投資口 ( 以下 本 (5) 課税上の取扱い において 本投資口 といいます ) は金融商品取引所に上場されている株式等 ( 以下 本 ( イ ) 個人投資主の税務 において 上場株式等 といいます ) に該当し 利益の分配に係る源泉税率は平成 25 年 12 月 31 日までに支払いを受けるべきものについては10%( 所得税 7% 住民税 3%) 平成 26 年 1 月 1 日以降に支払いを受けるべきものについては20%( 所得税 15% 住民税 5%) となります なお 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までの間に生ずる利益の分配に課される所得税の額に対しては 2.1% の税率により復興特別所得税が課されるため 所得税及び住民税の額と合わせると 平成 25 年 1 月 1 日から平成 25 年 12 月 31 日までの間は10.147% 平成 26 年 1 月 1 日以降は20.315% の税率により源泉徴収されます 上場株式等の配当等については 総合課税の他に 20%( 所得税 15% 住民税 5%) の税率による申告分離課税を選択できます ただし 平成 25 年 12 月 31 日までの期間中は その年中に支払いを受けるべき上場株式等の配当等について10%( 所得税 7% 住民税 3%) が適用されます 配当控除の適用はありません なお 平成 25 年から平成 49 年までの各年分の配当所得に課される所得税の額に対しては 2.1% の税率により復興特別所得税が課されるため 申告分離課税を選択した場合 所得税及び住民税の額と合わせると 平成 25 年分は10.147% 平成 26 年分以降は 20.315% の税率により配当所得に課税されます 上場株式等の配当等は特例の対象となり 個人投資主は金額にかかわらず源泉徴収だけで納税手続を終了させる確定申告不要の選択が可能です 個人投資主が受けるべき上場株式等の配当等については 金融商品取引業者等における特定口座の源泉徴収選択口座 ( 源泉徴収を選択した特定口座 ) 内に受け入れることを選択できます また 平成 26 年から実施される少額上場株式等の非課税口座制度に基づき 金融商品取引業者等に開設した非課税口座の非課税管理勘定において管理されている上場株式等 ( 平成 26 年から平成 35 年日までの10 年間 新規投資額で毎年 100 万円を上限 ) に係る配当等で その非課税管理勘定の開設年の1 月 1 日から5 年内に支払を受けるべきものについては 所得税及び住民税が課されません なお 上記の上場株式等の配当等に係る取扱いは 本投資口に係る利益の分配の基準日において発行済投資口総数の100 分の3 以上を有する個人投資主には適用されません 当該個人投資主が受け取る利益の分配については 原則どおり分配金を受け取る際に 20%( 所得税 )( 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までは復興特別所得税とあわせ

て 20.42%) の税率により源泉徴収された後 総合課税の対象となります b. 利益を超える金銭の分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受け取る利益を超える金銭の分配は 資本の払戻しとして扱われ この金額のうち払戻しを行った本投資法人の税務上の資本金等の額に相当する金額を超える金額がある場合には みなし配当 ( 計算方法については下記 ( 注 1) 参照 ) として上記 a. における利益の分配と同様の課税関係が適用されます また 利益を超える金銭の分配の額から みなし配当を差引いた金額は 本投資口の譲渡に係る収入金額として取り扱われます この譲渡収入に対応する譲渡原価は下記 ( 注 2) のように計算されます 譲渡に係る収入金額から譲渡原価を差引いた金額 ( 注 3) は 株式等の譲渡所得等として原則として下記 c. と同様の課税を受けます 資本の払戻しに係る分配金を受領した後の投資口の取得価額は 当該分配金を受領する直前の投資口の取得価額から 資本の払戻しに係る譲渡原価を控除した金額となります ( 注 1) みなし配当 = 資本の払戻し額 - 投資法人の税務上の資本金等の額のうち各投資主の投資口に対応する部分 * * 投資法人の税務上の資本金等の額のうち = 各投資主の投資口に対応する部分 投資法人の資本の払戻し直前の税務上の資本 一定割合 ** 金等の額 各投資主の資本の払戻し直前の当該払戻しに係る所有投資口数 / 投資法人の資本の払戻しに係る投資口の総数 ** 一定割合 = 投資法人の資本の払戻し額 ( 小数以下第 3 位未満切上げ ) 投資法人の税務上の前期末純資産価額 (+ 前期末から当該払戻しの直前の時までの間に増加した税務上の資本金等の額 - 前期末から当該払戻しの直前の時までの間に減少した税務上の資本金等の額 ) ( 注 2) 譲渡収入の額 = 資本の払戻し額 - みなし配当譲渡原価の額 = 資本の払戻し直前の投資口の取得価額 一定割合 ** ** 一定割合 = 投資法人の資本の払戻し額 ( 小数以下第 3 位未満切上げ ) 投資法人の税務上の前期末純資産価額 (+ 前期末から当該払戻しの直前の時までの間に増加した税務上の資本金等の額 - 前期末から当該払戻しの直前の時までの間に減少した税務上の資本金等の額 ) ( 注 3) 譲渡損益の額 = 譲渡収入の額 - 譲渡原価の額 なお ( 注 1) のみなし配当の額及び ( 注 2) の一定割合については 本投資法人から通知 します c. 投資口の譲渡に係る税務個人投資主が本投資口を譲渡した際の譲渡益については 株式を譲渡した場合と同様に 株式等の譲渡に係る事業所得の金額 譲渡所得の金額及び雑所得の金額 ( 以下 株式等の譲渡に係る譲渡所得等 といいます ) として申告分離課税 ( 所得税 15% 住民税 5%) の方法で課税されます なお 平成 25 年から平成 49 年までの各年分の株式等の譲渡に係る譲渡所得等に課される所得税の額に対しては 2.1% の税率により復興特別所得税が課されるため 所得税及び住民税の額と合わせると 20.315% の税率により株

式等の譲渡に係る譲渡所得等に課税されます 譲渡損が生じた場合は 他の株式等の譲 渡に係る譲渡所得等との相殺は認められますが 株式等の譲渡に係る譲渡所得等の合計 額が損失となった場合は その損失は他の所得と相殺することはできません ただし 本投資口を金融商品取引業者等を通じて譲渡等した場合は 以下の特例の対象となりま す i. 申告分離課税の上記 20% の税率について 平成 25 年 12 月 31 日までの各年分の上場株 式等の譲渡に係る譲渡所得等の金額は 10%( 所得税 7% 住民税 3%) となります なお 平成 25 年分の上場株式等の譲渡に係る譲渡所得等に課される所得税の額に対 しては 2.1% の税率により復興特別所得税が課されるため 所得税及び住民税の 額と合わせると 税率は 10.147% となります ii. 本投資口の譲渡等により損失が生じ その損失を譲渡日の属する年における他の株 式等の譲渡に係る譲渡所得等の金額から控除しきれない結果 株式等の譲渡に係る 譲渡所得等の合計が損失となった場合は 申告を要件にこの損失 ( 以下 本 c.iii. において 本投資口の譲渡損失の金額 といいます ) をその年分の上場株式等に 係る配当所得の金額 ( 申告分離課税を選択したものに限ります 以下 本 c.iii. に おいて同じです ) から控除することが認められます iii. その年の前年以前 3 年内の各年において 本投資口の譲渡損失の金額 ( 前記 ii の適 用を受けている場合には適用後の金額となります ) があるときは 申告を要件に この損失 ( 前年以前に既に控除したものを除きます ) をその年分の株式等の譲渡 に係る譲渡所得等の金額及び上場株式等に係る配当所得の金額から控除することが 認められます iv. 本投資口は特定口座制度の対象となり 個人投資主が金融商品取引業者に特定口座 を開設し その特定口座に保管されている本投資口を含む上場株式等の譲渡に係る 譲渡所得等について 特定口座源泉徴収選択届出書 を提出した場合には 一定の 要件の下に 本投資口の譲渡に係る譲渡所得等について譲渡対価の支払いの際に源 泉徴収がなされ 申告不要の選択をすることが認められます 源泉税率は 平成 25 年 12 月 31 日までの譲渡等に対しては 10%( 所得税 7% 住民税 3%) 平成 26 年 1 月 1 日以降の譲渡等に対しては 20%( 所得税 15% 住民税 5%) となります 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までの間に生ずる株式等の譲渡に係る譲渡所 得等に課される所得税の額に対しては 2.1% の税率により復興特別所得税が課され るため 所得税及び住民税の額と合わせると 平成 25 年 1 月 1 日から平成 25 年 12 月 31 日 までの間は 10.147% 平成 26 年 1 月 1 日以降は 20.315% の税率により源泉徴収されます なお 個人投資主が金融商品取引業者等における特定口座の源泉徴収選択口座内に おいて上場株式等の配当等を受け取ることを選択した場合において その源泉徴収選 択口座における上場株式等の譲渡につき損失が生じているときは その源泉徴収選択 口座における配当等の額の総額から当該損失の金額を控除した金額に対して源泉徴収 がなされます また 平成 26 年から実施される少額上場株式等の非課税口座制度に基づき 金融商 品取引業者等に開設した非課税口座の非課税管理勘定において管理されている上場株 式等 ( 平成 26 年から平成 35 年までの 10 年間 新規投資額で毎年 100 万円を上限 ) を その非課税管理勘定の開設年の 1 月 1 日から 5 年内に譲渡した場合には その譲渡所得 等については所得税及び住民税が課されません ( 注 ) 平成 28 年 1 月 1 日以後の本投資口の譲渡に係る損失の取扱い平成 28 年 1 月 1 日以後 株式等は上場株式等 ( 金融商品取引所に上場されている株式等や国債 地方債 公募公社債等をいいます 以下 本 ( 注 ) において同じです ) と一般株式等 ( 上場株式等以外の株式等をいいます ) に

区分され ( 本投資口は 上場株式等として取り扱われます ) 本 ii 及び iii の特例において本投資口の譲渡等による損失は 上場株式等に係る譲渡所得等の金額及び上場株式等に係る配当所得等の金額 ( 上場株式等に係る利子所得の金額及び配当所得の金額で 申告分離課税を選択したものに限ります ) から それぞれ控除することが認められます ( ロ ) 法人投資主の税務 a. 利益の分配に係る税務法人投資主が本投資法人から受け取る利益の分配は 原則として分配の決議のあった日の属する投資主の事業年度において益金計上されます 本投資法人の投資口は金融商品取引所に上場されている株式等として取扱われ 分配金を受け取る際には原則として 15% の税率により源泉徴収がされますが この源泉税は配当等に対する所得税として所得税額控除の対象となります なお 平成 25 年 12 月 31 日までに支払を受ける利益の分配については 上記の源泉徴収税率が所得税 7% に軽減されています 受取配当等の益金不算入の規定の適用はありません 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までの間に生ずる利益の分配に課される所得税の額に対しては 2.1% の税率により復興特別所得税が課されるため 所得税の額と合わせると 平成 25 年 1 月 1 日から平成 25 年 12 月 31 日までの間は7.147% 平成 26 年 1 月 1 日以降は15.315% の税率により源泉徴収されます なお この復興特別所得税は法人投資主の復興特別法人税の申告上 税額控除の対象となります b. 利益を超える金銭の分配に係る税務法人投資主が本投資法人から受け取る利益を超える金銭の分配は 資本の払戻しとして扱われ この金額のうち払戻しを行った本投資法人の税務上の資本金等の額に相当する金額を超える金額がある場合には みなし配当として上記 aにおける収益分配金と同様の課税関係が適用されます また 利益を超える金銭の分配の額から みなし配当を差引いた金額は本投資口の譲渡に係る収入金額として扱われます 譲渡に係る収入金額から譲渡原価を差引いた金額は譲渡損益として課税所得に算入されます みなし配当 譲渡原価 譲渡損益の計算方法は個人投資主の場合と同様です 資本の払戻しを受けた後の投資口の帳簿価額は この資本の払戻しを受ける直前の投資口の帳簿価額から 資本の払戻しに係る譲渡原価を控除した金額となります c. 投資口の譲渡に係る税務 法人投資主が本投資口を譲渡した際の譲渡損益は 法人税の計算上 益金又は損金と して計上されます 2 本投資法人の税務 ( イ ) 利益配当等の損金算入要件税法上 投資法人に係る課税の特例の規定により 一定の要件を満たす投資法人に対しては 投資法人と投資主との間の二重課税を排除するため 利益の配当等を本投資法人の損金に算入することが認められています 利益の配当等を損金算入するために満たすべき主要な要件 ( いわゆる導管性要件 ) は以下のとおりです a. その事業年度に係る配当等の額 ( 投信法第 137 条第 1 項の規定による金銭の分配のうち利益の配当から成る部分の金額 ( みなし配当等の額を含む )) の支払額がその事業年度の配当可能利益の額の90% 超 ( 又は投信法第 137 条第 1 項の規定による金額の分配

の額が配当可能額の90% 超 ) であること b. 他の法人の発行済株式又は出資の総数又は総額の50% 以上を有していないこと c. 借入れは 機関投資家 ( 租税特別措置法第 67 条の15 第 1 項第 1 号ロ (2) に規定する機関投資家をいいます 以下本 ( イ ) 利益配当等の損金算入要件 において同じです ) からのものであること d. 事業年度の終了の時において同族会社のうち租税特別措置法施行令第 39 条の32の3に定めるものに該当していないこと e. 投資口の発行価額の総額のうち国内において募集される投資口の発行価額の占める割合が50% を超える旨が投資法人の規約において記載されていること f. 設立時における本投資口の発行が公募でかつ発行価額の総額が1 億円以上であること 又は本投資口が事業年度の終了の時において50 人以上の者又は機関投資家のみによって所有されていること ( ロ ) 不動産流通税の軽減措置 a. 不動産取得税一般に不動産を取得した際には 原則として不動産取得税が課税価額の4% の税率により課されます ただし 住宅及び土地については平成 27 年 3 月 31 日までに取得した場合に限り3% に軽減されます また 以下の一定の要件等を満たす投資法人が平成 23 年 7 月 1 日から平成 27 年 3 月 31 日までに取得する一定の不動産に対しては 不動産取得税の課税価額が5 分の2に軽減されます i 規約に資産の運用の方針として 特定不動産 ( 投資法人が取得する特定資産のうち不動産 不動産の賃借権若しくは地上権又は不動産の所有権 土地の賃借権若しくは地上権を信託する信託の受益権をいいます ) の価額の合計額の当該投資法人の有する特定資産の価額の合計額に占める割合 ( 以下 特定不動産の割合 といいます ) を75% 以上とする旨の記載があること ii 投資法人から投信法第 198 条の規定によりその資産の運用に係る業務を委託された投信法第 2 条第 19 項に規定する資産運用会社が 宅地建物取引業法 ( 昭和 27 年法律第 176 号 その後の改正を含みます )( 以下 宅地建物取引業法 といいます ) 第 50 条の2 第 1 項の認可を受けていること iii 資金の借入れをする場合には 適格機関投資家 ( 金商法第 2 条第 3 項第 1 号 ただし 地方税法施行規則附則第 3 条の2の9 第 2 項に規定するものに限ります ) からのものであること iv 運用する特定資産が次に掲げる要件のいずれかに該当するものであること イ特定不動産の割合が75% 以上であること ロ本軽減規定の適用を受けようとする不動産を取得することにより 特定不動産の割合が75% 以上となること v 投信法第 187 条の登録を受けていること b. 登録免許税一般に不動産を取得した際の所有権の移転登記に対しては 原則として登録免許税が課税価額の2% の税率により課されます ただし 売買による土地の取得に係る所有権の移転登記に対しては平成 27 年 3 月 31 日までは1.5% に軽減されます また 上記 a. iからvまでに掲げる要件 ( ただし iiiに規定する適格機関投資家は 金商法第 2 条第 3 項第 1 号によります ) 等を満たす投資法人が取得する倉庫等以外の不動産については 当

該取得後 1 年以内に登記を受ける場合に限り 登録免許税の税率が平成 27 年 3 月 31 日まで は 1.3% に軽減されます