2017 年度民間住宅ローン利用者の実態調査 民間住宅ローン利用者編 ( 第 2 回 ) 調査の概要 1 調査方法 インターネット調査 インターネット調査会社のモニター 230 万件のうち 2 の調査対象の要件を満たす方に対し インターネットによるアンケート調査を実施し 先着順に回答があった民間住宅ローン利用者 1,500 件を調査対象とした 2 調査対象 民間住宅ローン利用者 n=1,500( うちフラット 35 利用者 n=109) 2017 年 10 月から 2018 年 3 月までに民間住宅ローンの借入れをされた方 全国の 20 歳以上 60 歳未満の方 ( 学生の方及び無職の方を除く ) 居住用の新規の民間住宅ローン ( 借換ローン リフォームローン 土地のみのローン又はアパート若しくは投資用のローンを除き フラット 35 を含む ) 3 調査時期 2018 年 4 月 10 日 ~4 月 16 日 4 調査項目利用した住宅ローンの金利タイプや住宅ローン選びに関する事項 2018 年 6 月 5 日独立行政法人住宅金融支援機構国際 調査部 1
調査結果 1-1. 住宅ローンの調査回次別金利タイプ構成比の推移 ( 全体 ) 前回調査と比べて 変動型 の利用割合は 56.5% と増加し 全期間固定型 も 13.3% と増加したが 固定期間選択型 は 30.1% と減少した 構成比 (%) 調査会社 A 社 調査会社 B 社 100 80 35.8 43.2 38.7 49.2 47.9 50.4 56.5 変動型 60 26.3 25.3 40 26.9 36.9 35.1 36.9 30.1 固定期間選択型 20 38.0 29.8 36.0 0 2015年度第 1回調査対象期間 '15/3-'15/6 n=1,009 2015年度第 2回 '15/7-'15/10 n=1,039 2015年度第 3回 '15/11-'16/2 n= 977 13.9 2016年度第 1回 '16/3-'16/9 n=1,746 17.0 2016年度第 2回 '16/10-'17/3 n=1,500 12.6 13.3 2017年度第 1回 '17/4-'17/9 n=1,495 2017年度第 2回 '17/10-'18/3 n=1,500 全期間固定型 2
1-2. 住宅ローンの調査回次別金利タイプ構成比の推移 ( 固定期間選択型の固定期間別内訳 ) 固定期間選択型 では固定期間 10 年 の利用割合が 54.0% と増加した 構成比 (%) 100 80 60 固定期間選択型の固定期間別内訳 3.4 5.0 2.8 2.2 1.3 2.9 2.2 6.1 5.9 6.1 10.6 9.2 10.8 9.6 12.2 18.0 11.3 26.7 4.8 17.6 20.0 24.9 5.8 7.3 9.1 11.4 6.4 12.1 2 年 3 年 5 年 その他 10 年未満 40 39.6 43.9 38.1 50.3 61.2 45.7 54.0 10 年 20 0 15.1 2015年度第 1回 n=265 10.0 2015年度第 2回 n=280 14.2 16.3 14.4 15.6 15.9 2015年度第 3回 n=247 2016年度第 1回 n=644 2016年度第 2回 n=526 2017年度第 1回 n=552 2017年度第 2回 n=452 10 年超 3
1-3. 住宅ローンの調査回次別金利タイプ構成比の推移 ( 全期間固定型の商品別内訳 ) 全期間固定型 では フラット 35 の利用割合は 前回調査では 50% を下回っていたが 今回調査では前々回調査の水準にまで回復している 100 構成比 (%) 全期間固定型の商品別内訳 80 38.6 40.0 36.6 38.7 45.9 52.9 45.5 フラット 35 以外 60 40 20 61.4 60.0 63.4 61.3 54.1 47.1 54.5 フラット 35 0 2015年度第 1回 n=383 2015年度第 2回 n=310 2015年度第 3回 n=352 2016年度第 1回 n=243 2016年度第 2回 n=255 2017年度第 1回 n=189 2017年度第 2回 n=200 4
2-1. 借入年月別金利タイプ構成比の推移 借入年月別に金利タイプの推移をみると 年月の経過とともに 変動型 の利用割合はおおむね増加している 構成比 (%) 100 80 55.2 56.4 55.2 56.8 53.6 62.0 変動型 60 40 20 30.0 31.2 32.8 31.2 31.2 24.4 固定期間選択型 0 14.8 12.4 12.0 12.0 15.2 13.6 全期間固定型 調査対象年月 2017/10 n=250 2017/11 n=250 2017/12 n=250 2018/01 n=250 2018/02 n=250 2018/03 n=250 5
2-2. 住宅の種類別の金利タイプ構成比の分布 全ての住宅種類で 変動型 が最多となったが 中古マンションで最も高い ( 構成比 :%) 51.4 55.8 52.0 62.7 61.0 48.2 69.1 変動型 34.6 31.1 36.0 22.0 27.8 35.7 19.5 固定期間選択型 14.0 13.1 12.0 15.3 11.2 16.1 11.4 全期間固定型 注文新築 ( うち敷地 同時取得 ) 注文建替え 新築建売 新築マンション 中古戸建 中古マンション 住宅種類 6
2-3. 金利タイプ別融資率の構成比の分布 概ね 7 割が 変動型で融資率 90% 超 100% 以下 となった ( 構成比 :%) 変動型 n = 848 固定期間選択型 n = 452 全期間固定型 n = 200 68.4 56.0 54.5 13.5 5.8 7.1 8.5 2.9 4.4 6.5 4.6 5.5 4.0 5.3 7.7 7.0 4.8 9.3 8.1 10.0 6.0 50 % 以下 60 % 以下 70 % 以下 80 % 以下 90 % 以下 100 % 以下 100% 超 融資率 7
2-4. 金利タイプ別返済負担率の構成比の分布 変動型 では 15% 以内 及び 20% 以内 の構成比が高かった ( 構成比 :%) 変動型 n = 848 固定期間選択型 n = 452 全期間固定型 n = 200 28.8 27.5 29.5 25.1 24.4 23.2 20.0 21.9 17.5 16.4 15.5 11.7 8.0 8.4 5.5 3.8 3.3 2.5 1.3 1.3 0.5 0.9 1.3 1.5 10 % 以内 15 % 以内 20 % 以内 25 % 以内 30 % 以内 35 % 以内 40 % 以内 40% 超 返済負担率 8
2-5. 金融機関業態別の金利タイプ構成比の分布 全期間固定型は その他で多数を占めている ( 構成比 :%) 7.7 変動型 60.1 54.7 40.0 53.9 45.2 21.2 固定期間選択型 29.0 33.1 53.3 30.3 43.8 71.2 全期間固定型 10.9 銀行 n= 1145 12.2 信用金庫 n= 139 6.7 信用組合 n= 15 15.8 労働金庫 n= 76 11.0 JA バンク n= 73 その他 n= 52 金融機関 9
2-6. 金利タイプ別世帯年収の構成比の分布 全ての金利タイプで 600 万円以下 及び 800 万円以下 の構成比が高かった ( 構成比 :%) 32.9 33.2 32.5 変動型 n = 848 固定期間選択型 n = 452 全期間固定型 n = 200 30.0 26.4 21.7 16.6 17.9 16.0 13.1 12.6 10.4 10.5 7.2 7.0 3.8 4.2 4.0 400 万円以下 600 万円以下 800 万円以下 1,000 万円以下 1,500 万円以下 1,500万円超 世帯年収 10
3. 今後 1 年間の住宅ローン金利見通し ( 金利タイプ別 ) 今後 1 年間の住宅ローン金利見通しは 全体 では前回調査と比べ大きな変化はなかった 全期間固定型 では 現状よりも上昇する の割合は増加した 全体 ( 構成比 :%) 2018.4 n=1,500 29.1 59.0 3.1 8.9 2017.10 n=1,495 29.4 57.6 5.2 7.8 変動型 2018.4 n=848 21.0 66.7 3.3 9.0 2017.10 n=754 24.5 66.6 3.4 5.4 固定期間選択型 2018.4 n=452 32.7 56.2 3.5 7.5 2017.10 n=552 30.1 53.8 7.4 8.7 全期間固定型 2018.4 n=200 55.0 32.5 1.0 11.5 2017.10 n=189 46.6 現状よりも上昇する 32.8 ほとんど変わらない 5.8 現状よりも低下する 14.8 見当がつかない 11
4. 住宅ローンの商品特性や金利リスクへの理解度 ( 固定期間選択型 変動型の利用者 ) 返済中に金利変動があり得る 固定期間選択型 及び 変動型 を利用した方の住宅ローンの商品特性や金利リスクへの理解度は 理解しているか不安 又は よく ( 全く ) 理解していない との回答は 4 割から 5 割に達している 変動型 n=848 適用金利や返済額の見直しルール 17.1 36.9 33.5 10.3 2.2 将来の金利上昇によってどれくらい返済額が増えるか 13.9 34.1 37.7 11.1 3.2 金利タイプが異なる住宅ローンと比較した特徴 14.7 34.7 35.1 11.8 3.7 優遇金利の適用ルール ( 延滞すれば適用されなくなるなど ) 15.2 33.0 33.1 14.3 4.4 将来の金利上昇に伴う返済額増加への対応策 13.3 29.8 40.3 十分理解 ほぼ理解 理解しているか不安 12.6 よく理解していない 3.9 全く理解していない 固定期間選択型 n=452 ( 構成比 :%) 適用金利や返済額の見直しルール 17.0 37.8 30.3 12.2 2.7 将来の金利上昇によってどれくらい返済額が増えるか 14.6 38.1 31.0 14.2 2.2 金利タイプが異なる住宅ローンと比較した特徴 15.3 34.1 33.0 14.6 3.1 優遇金利の適用ルール ( 延滞すれば適用されなくなるなど ) 13.9 33.2 32.3 16.2 4.4 将来の金利上昇に伴う返済額増加への対応策 13.5 30.5 37.6 十分理解 ほぼ理解 理解しているか不安 14.4 よく理解していない 4.0 全く理解していない 12
5. 金利上昇に伴う返済額増加への対応 ( 固定期間選択型 変動型の利用者 ) 金利上昇に伴う返済額増加への対応については 見当がつかない わからない という回答が 2 割近く存在している 返済目処や資金余力があるので 返済継続 金利負担が大きくなれば 全額完済する 返済額圧縮 あるいは金利負担軽減のため 一部繰上返済する 借換する 見当がつかない わからない その他 変動型 今回 n=848 26.4 8.5 32.0 12.1 19.9 1.1 前回 n=754 26.8 18.7 26.5 11.4 16.3 0.3 ( 構成比 :%) 返済目処や資金余力があるので 返済継続 金利負担が大きくなれば 全額完済する 返済額圧縮 あるいは金利負担軽減のため 一部繰上返済する 借換する 見当がつかない わからない その他 固定期間選択型 今回 n=452 19.5 14.6 30.1 14.4 19.9 1.5 前回 n=552 13.4 21.6 34.1 11.1 19.0 0.9 13
6-1. 利用した住宅ローンを知るきっかけとして影響が大きかった媒体等 利用した住宅ローンを知るきっかけとして影響が大きかった媒体等は 住宅 販売事業者 (47.2%) が最も多かった 次いで インターネット (15.0%) 金融機関 (13.0%) と続いた (%) 住宅 販売事業者 ( 営業マン 店頭 営業所など ) インターネット金融機関 ( 店頭 相談コーナーなど ) クチコミモデルルーム 住宅展示場住宅情報誌勤務先 ( 福利厚生 職員向け説明会など ) ファイナンシャル プランナー 住宅ローン アドバイザー等の専門家新聞記事折込チラシ新聞広告住宅金融支援機構 ( 店頭 相談コーナーなど ) テレビポスター等の屋外掲示雑誌 ( 住宅情報誌を除く ) ダイレクトメール講演 セミナーラジオ交通機関の車体 車内の広告その他 15.0(18.7) 13.0(12.5) 11.9(11.7) 11.1( 6.5) 7.5(10.7) 5.9( 4.9) 5.2( 4.7) 5.0(11.5) 4.2( 7.7) 4.0( 7.8) 3.1( 3.3) 2.5( 5.0) 1.8( 1.5) 1.5( 2.9) 1.4( 3.9) 1.0( 1.0) 0.9( 1.0) n=1,500 < 複数回答可 > 0.6( 1.2) 参考 ( ) 内は 前回調査 ( n=1,495) の値 5.9( 4.9) 47.2(34.6) 14
6-2. 利用した住宅ローンを知るきっかけとして影響が大きかった媒体等 ( フラット 35 とフラット 35 以外との比較 ) フラット 35 をフラット 35 以外と比較すると フラット 35 では インターネット モデルルーム 住宅展示場 ファイナンシャル プランナー等の専門家 などの影響が大きい (%) 住宅 販売事業者 ( 営業マン 店頭 営業所など ) インターネットモデルルーム 住宅展示場クチコミ金融機関 ( 店頭 相談コーナーなど ) ファイナンシャル プランナー 住宅ローン アドバイザー等の専門家 4.9 13.8 10.6 11.0 11.9 10.1 13.2 9.2 17.4 30.3 43.1 47.5 住宅情報誌勤務先 ( 福利厚生 職員向け説明会など ) 新聞記事新聞広告住宅金融支援機構 ( 店頭 相談コーナーなど ) ダイレクトメール 8.3 7.5 6.4 5.8 5.5 5.0 3.7 4.0 3.7 3.0 3.7 1.2 テレビ折込チラシ雑誌 ( 住宅情報誌を除く ) ポスター等の屋外掲示講演 セミナーラジオ交通機関の車体 車内の広告その他 2.8 2.5 1.8 0.9 1.5 0.0 1.9 0.0 1.1 0.0 0.9 0.0 0.6 4.4 6.4 5.9 < 複数回答可 > フラット 35:n = 109 それ以外 :n = 1,391 15
7-1. 利用した住宅ローン決定に際して影響が大きかった媒体等 利用した住宅ローン決定に際して影響が大きかった媒体等も 住宅 販売事業者 (45.2%) が最も多かった 次いで 金融機関 (13.5%) インターネット (12.4%) と続いた (%) 住宅 販売事業者 ( 営業マン 店頭 営業所など ) 金融機関 ( 店頭 相談コーナーなど ) インターネットクチコミモデルルーム 住宅展示場勤務先 ( 福利厚生 職員向け説明会など ) ファイナンシャル プランナー 住宅ローン アドバイザー等の専門家住宅情報誌新聞記事住宅金融支援機構 ( 店頭 相談コーナーなど ) 新聞広告折込チラシ雑誌 ( 住宅情報誌を除く ) テレビポスター等の屋外掲示ダイレクトメール講演 セミナーラジオ交通機関の車体 車内の広告その他 13.5(12.6) 12.4(16.3) 9.5( 9.0) 6.7( 4.3) 4.9( 3.3) 4.7( 4.4) 3.9( 7.3) 3.3( 6.8) 2.9( 2.7) 2.6( 6.4) 2.3( 6.0) 1.2( 2.5) 1.0( 2.7) 0.9( 0.9) 0.9( 2.6) 0.6( 0.5) 0.5( 1.2) n=1,500 < 複数回答可 > 0.3( 0.6) 参考 ( ) 内は 前回調査 ( n=1,495) の値 6.7( 5.2) 42.5(31.0) 16
7-2. 利用した住宅ローン決定に際して影響が大きかった媒体等 ( フラット 35 とフラット 35 以外との比較 ) フラット 35 をフラット 35 以外と比較すると フラット 35 では インターネット モデルルーム 住宅展示場 ファイナンシャル プランナー等の専門家 などの影響が大きい (%) 住宅 販売事業者 ( 営業マン 店頭 営業所など ) インターネットモデルルーム 住宅展示場金融機関 ( 店頭 相談コーナーなど ) ファイナンシャル プランナー 住宅ローン アドバイザー等の専門家クチコミ 11.0 9.2 6.5 8.3 7.3 4.5 6.4 9.7 13.9 30.3 33.9 43.1 新聞記事勤務先 ( 福利厚生 職員向け説明会など ) 住宅情報誌新聞広告住宅金融支援機構 ( 店頭 相談コーナーなど ) 折込チラシ 4.6 3.2 3.7 5.0 3.7 4.0 2.8 2.6 1.8 2.9 1.8 2.4 ダイレクトメール雑誌 ( 住宅情報誌を除く ) テレビポスター等の屋外掲示講演 セミナーラジオ交通機関の車体 車内の広告その他 1.8 0.8 0.9 1.2 0.9 1.0 0.0 1.0 0.0 0.6 0.0 0.6 0.0 0.3 8.3 6.5 < 複数回答可 > フラット 35:n = 109 それ以外 :n = 1,391 17
8. 利用した住宅ローンを選んだ決め手 ( フラット 35 利用者以外の方 ) 利用した住宅ローンを選んだ決め手は 金利が低いこと が 69.7% と多数であった 次いで 住宅 販売事業者の勧め (24.1%) 諸費用が安かったこと (16.0%) と続いた (%) 金利が低いこと 住宅 販売事業者 ( 営業マン等 ) に勧められたから 諸費用 ( 融資手数料 団体信用生命保険特約料など ) が安かったこと 将来 金利が上昇する可能性があるので 将来の返済額をあらかじめ確定しておきたかったから 保証料が安かったこと 繰上返済手数料が安かったこと 勤務先 取引関係など 日頃から付合いや馴染みがあったから 返済期間中の繰上返済が少額から可能であること 借入可能か否か ( 審査結果 ) が早くわかったこと 返済中も安心できる相談サポート体制があること 融資額が多く 住宅取得費のほぼ全額を 1 つのローンで賄えること 金融機関に勧められたから 取扱金融機関窓口で 丁寧な対応を受けられたから クチコミによる勧めがあったから 他の住宅ローンが利用できなかったから ファイナンシャルプランナー 住宅ローンアドバイザー等の専門家に勧められたから 取得物件に付随して提携ローンなど利用できる住宅ローンが決まっていたから つなぎ資金を借りなくてよかったこと ホームページが見やすく 分かりやすかったから コールセンターを利用した際 丁寧な説明を受けられたから その他 6.0( 5.3) 5.6( 5.3) 5.5( 4.8) 5.2( 4.6) 4.7( 3.5) 4.5( 3.9) 4.5( 3.2) 4.2( 5.5) 2.0( 3.0) 1.7( 2.4) 6.4( 7.9) 3.1( 2.9) 12.9(16.6) 12.2(15.6) 11.8(10.0) 9.8(11.0) 7.8( 7.5) 16.0(19.8) 14.5(20.1) 24.1(15.9) フラット 35 以外 n=1,391 < 複数回答可 > 参考 ( ) 内は 前回調査 ( n=1,406) の値 69.7(68.0) 18
9. フラット 35 を利用した理由 フラット 35 を利用した理由は 金利上昇に備えて将来の返済額を確定 (63.3%) と 金利が低い (54.1%) が 多い (%) 金利上昇に備えて将来の返済額を確定 63.3(61.8) 金利が低い 54.1(50.6) フラット 35S を利用したい 32.1(20.2) 住宅事業者 販売事業者の勧め繰上返済手数料 保証料がかからない金融機関の勧め融資額が多い統一的 客観的融資基準希望どおりの借入れができなかった機構が買取を行うから融資 返済に関する相談体制充実 20.2(19.1) 13.8(10.1) 11.9( 9.0) 10.1(15.7) 9.2(13.5) 6.4( 5.6) 6.4( 5.6) 4.6( 6.7) 建物の審査があるコールセンターの丁寧な説明ホームページが見やすかったその他 3.7( 7.9) 1.8( 1.1) 0.9( 1.1) 5.5( 1.1) フラット 35 n=109 < 複数回答可 > 参考 ( ) 内は 前回調査 ( n=89) の値 19
10-1. 住宅ローンに対する満足度 住宅ローンに対する満足度について 総合評価 では 55.1% が 大いに満足 又は やや満足 と回答した 前回調査と平均点を比較すると 融資額 金利の水準 住宅 販売事業者の情報提供 で平均点が上昇した 図中の 平均点 は 5 段階評価について 大いに満足 5 点 やや満足 4 点 普通 3 点 やや不満 2 点 大いに不満 1 点として算出した得点 構成比 (%) 大いに満足やや満足普通 55.1 やや不満 大いに不満 前回 n = 1,495 今回 n = 1,500 20
10-2. 住宅ローンに対する満足度 ( フラット 35 とフラット 35 以外との比較 ) フラット 35 の平均点をフラット 35 以外と比較すると 総合評価 と 融資額 でフラット 35 が上回った 図中の 平均点 は 5 段階評価について 大いに満足 5 点 やや満足 4 点 普通 3 点 やや不満 2 点 大いに不満 1 点として算出した得点 構成比 (%) 大いに満足やや満足普通やや不満大いに不満 フラット35 以外 ( 内側 ) n = 1,391 フラット35( 外側 ) n = 109 21
11. フラット 35 の認知状況 ( 民間住宅ローン利用者全体 ) フラット 35 の広告や情報を見聞きされたことがある方は 全体の 92.0% と高い水準にある 見聞きしたことがある広告や情報の媒体は テレビ (64.0%) が最も多かった 次いで インターネット (49.9%) 住宅情報誌 (32.5%) と続いた フラット 35の広告や情報を見聞きされたことがありますか (n=1,500) 参考 ( ) 内は 前回調査 (n=1,495) の値 いいえ 8.0% (7.2%) はい 92.0% (92.8%) テレビ 見聞きされたフラット 35 の広告や情報の媒体は何ですか (%) 64.0(57.8) インターネット 49.9(55.8) 住宅情報誌 32.5(29.8) 新聞 18.8(23.2) 雑誌 ( 住宅情報誌除く ) 16.9(20.0) ラジオ 4.3( 5.2) n=1380 < 複数回答可 > その他 2.8( 2.9) 参考 ( ) 内は 前回調査 ( n=1,388) の値 22
参考 回答者の基本属性 住宅ローン利用者 n=1,500 金利タイプ 年齢 世帯年収 地域 住宅の種類 返済負担率 項目 全体 うちフラット35 サンフ ル数 構成比 % サンフ ル数 構成比 % 1,500 100.0 109 100.0 全期間固定型 200 13.3 109 100.0 固定期間選択型 452 30.1 変動型 848 56.5 - - 20 歳代 222 14.8 18 16.5 30 歳代 777 51.8 61 56.0 40 歳代 382 25.5 24 22.0 50 歳代 119 7.9 6 5.5 400 万円以下 122 8.1 7 6.4 400 万円超 ~600 万円以下 494 32.9 40 36.7 600 万円超 ~800 万円以下 382 25.5 29 26.6 800 万円超 ~1,000 万円以下 254 16.9 19 17.4 1,000 万円超 ~1,500 万円以下 189 12.6 7 6.4 1,500 万円超 59 3.9 7 6.4 首都圏 484 32.3 26 23.9 東海圏 189 12.6 14 12.8 近畿圏 285 19.0 21 19.3 その他 542 36.1 48 44.0 注文新築 816 54.4 63 57.8 ( うち敷地同時取得 ) (351) (43.0) (26) (41.3) 注文建替え 50 3.3 3 2.8 新築建売 150 10.0 13 11.9 新築マンション 223 14.9 18 16.5 中古戸建 112 7.5 6 5.5 中古マンション 149 9.9 6 5.5 10% 以下 304 20.3 20 18.3 10% 超 ~15% 以下 398 26.5 32 29.4 15% 超 ~20% 以下 371 24.7 34 31.2 20% 超 ~25% 以下 223 14.9 19 17.4 25% 超 ~30% 以下 117 7.8 2 1.8 30% 超 ~35% 以下 52 3.5 1 0.9 35% 超 ~40% 以下 18 1.2 0 0.0 40% 超 17 1.1 1 0.9 注 : 首都圏 : 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県東海圏 : 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県近畿圏 : 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県その他 : 首都圏 東海圏 近畿圏以外 23
時系列推移をみる場合の留意点 本調査は インターネット調査の手法を採用している 本調査は インターネット調査会社に委託して実施されたものである 調査結果は 委託先のインターネット調査会社が有するモニターの属性によって左右される 委託先の調査会社は 2014 年度 2015 年度及び 2016~2017 年度のそれぞれについて 別の調査会社となっており 回答結果もそれぞれの調査会社のモニター属性の相違による影響を受けていることが想定される したがって 本調査の回答結果の時系列推移を見るときは その点を勘案してある程度の幅をもって見る必要がある 24