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テロ対策海上阻止活動に対する補給支援活動の実施に関する特別措置法案要綱

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Q2. 海外旅行にいくなら下記のどの形態で行きたいですか [SA] ガイド付きパック旅行 ( 自由行動あり ) % ガイド付きパック旅行 ( 自由行動なし ) % 航空券とホテルがセットになったパック旅行 ( ガイドなし ) % 航空券とホテルを別々に自分で

また, 皇室への関心を男女年層別でみると, 男性よりも女性, そして年齢が高くなるほど皇室に対して関心を持っていることが浮き彫りとなっている それでは, 国民は皇室にどのような感情を持っているのだろうか 調査では, 皇室に親しみを感じるかについて尋ねている とても親しみを感じている が 16%, あ

2 加わって海外で武力を行使したりしないこと)を大きく逸脱するものです 今年3月20 日に その法案化に向けての与党協議会での合意文書がまとめられ 4月17 日には全体像が提示されました これについて自民 公明両党からの強い異存は出なかったとされています 4月下旬での与党合意や日米防衛協力のための指

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008 しかし 自衛隊が最初から広く国民に受け入れられる存在だったかというと 決してそうではなかった 創設時から憲法違反という批判も受けながら 戦後の平和主義の中で苦しみつつ成長してきたというのが実態である かつては自衛官という存在自体を否定的に考える風潮もあったのである たとえば ノーベル文学賞を

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自衛隊に導入いたしまして船舶として運用することから 陸上自衛隊の使用する船舶につきましても 海上自衛隊の使用する船舶と同様に船舶安全法等の適用を除外することなどを内容としてございます また 先ほどございましたように 本法案に直接の規定ではございませんが 平成二十九年度末におきまして 万が一島嶼部を占

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自衛隊の新たな統合運用体制への移行計画 米軍の変革と世界的な態勢の見直しといった 日米の 役割 任務 能力に関連する安全保障及び防衛政策における最近の成果と発展を 双方は認識した 1. 重点分野 この文脈で 日本及び米国は 以下の二つの分野に重点を置いて 今日の安全保障環境における 多様な課題に対応

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の自由 妨げられない通商活動 自制と 1982 年の国連海洋法条約 (UNCLOS) を含む国際法の普遍的な原則に従った紛争の平和的手段による解決を推進することの重要性を強調した 我々は ARF や ASEAN 海洋フォーラム拡大会合等を通じた情報共有や能力構築を含む 海洋安全保障及び海上の安全に関

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ている これに加えて 中国は 軍の艦艇や航空機による太平洋への進出を常 態化させ 我が国の北方を含む形で活動領域を一層拡大するなど より 前方の海空域における活動を拡大 活発化させている こうした中国の軍事動向等については 我が国として強く懸念してお り 今後も強い関心を持って注視していく必要がある

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はじめに 全国防衛協会連合会は かって調査研究として 日本の防衛 Q&Aよくわかる国の守り を取り纏め 会員を中心に参考資料として配布したところでありますが その後 10 年近くが経過し 近年の内外情勢の変化 特にわが国周辺における安全保障環境の厳しさを受け わが国防衛政策にも大きな変化が生じていま

掃海を挙げているが これを実質的に見れば (1) の 今まさにそこにある危機 というよりもむしろ (2) の日米同盟の強化の意味合いが大きい そのため 政権が武力行使の要件として示す 存立危機事態 には 実質上 日米同盟存立危機事態 の要素が入り込み それが 武力行使の限界の外縁を曖昧にしている 以

している 特に 08 年以降深刻化したソマリア海賊は 各国海軍による海賊対処活動 民間武装警備員の乗船 海賊防止マニュアルである ベスト マネジメント プラクティス (BMP) に基づく各船舶の自衛措置によって大幅に減少したとされる(IMB 海賊レポート ) が ソマリア海賊の指揮命令系統などは依然

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自衛隊 防衛問題に関する世論調査 の概要 平成 30 年 3 月 内閣府政府広報室 調査対象 全国の日本国籍を有する 18 歳以上の者 3,000 人 有効回収数 1,671 人 ( 回収率 55.7%) 調査期間平成 30 年 1 月 11 日 ~ 1 月 21 日 ( 調査員による個別面接聴取 ) 調査目的 自衛隊 防衛問題に関する国民の意識を把握し 今後の施策の参考とする 調査項目 1 自衛隊に対する関心 2 自衛隊に対する印象 3 防衛体制についての考え方 4 自衛隊の役割と活動に対する意識 5 防衛についての意識 6 日本の防衛のあり方に関する意識 調査実績 自衛隊 防衛問題に関する世論調査 昭和 47 年 11 月 50 年 10 月 53 年 12 月 56 年 12 月 59 年 11 月 63 年 1 月 平成 3 年 2 月 6 年 1 月 9 年 2 月 15 年 1 月 18 年 2 月 21 年 1 月 24 年 1 月 27 年 1 月 ( 以上 3,000 人 20 歳以上 ) 平成 12 年 1 月 (5,000 人 20 歳以上 ) 自衛隊の補給支援活動に関する特別世論調査 平成 21 年 1 月 (3,000 人 20 歳以上 ) 自衛隊のイラク人道復興支援活動に関する特別世論調査 平成 18 年 9 月 (3,000 人 20 歳以上 ) 今後の自衛隊の役割に関する世論調査 平成 7 年 7 月 (3,000 人 20 歳以上 ) 自衛隊に関する世論調査 昭和 44 年 9 月 (3,000 人 20 歳以上 ) ( 平成 18 年度の調査から 調査対象者に調査主体が 内閣府 であることを提示した上で実施 ) その他平成 28 年度から調査対象年齢を 18 歳以上に引き下げているため 20 歳以上を対象とし ていた平成 27 年度以前の調査との単純な比較には注意を要する

1 自衛隊に対する関心 問 1 あなたは自衛隊について関心がありますか この中から 1 つだけお答えください 平成 30 年 1 月 関心がある ( 小計 ) 67.8% 非常に関心がある 14.9% ある程度関心がある 52.9% 関心がない ( 小計 ) 31.4% あまり関心がない 25.9% 全く関心がない 5.5% 関心がある ( 小計 )67.8 関心がない ( 小計 )31.4 非常に関心がある ある程度関心がある あまり関心がない 全く関心がない 総数 ( 1,671 人 ) 14.9 52.9 25.9 0.8 5.5 男性 ( 781 人 ) 20.5 5 21.6 6.3 0.5 女性 ( 890 人 ) 10.0 54.5 29.6 4.8 18 ~ 29 歳 ( 133 人 ) 54.9 33.1 7.5 3.0 1.5 30 ~ 39 歳 ( 175 人 ) 9.7 38.9 46.9 0.6 4.0 40 ~ 49 歳 ( 271 人 ) 12.5 55.4 25.5 6.6 50 ~ 59 歳 ( 265 人 ) 12.1 59.6 23.0 0.4 4.9 60 ~ 69 歳 ( 361 人 ) 20.8 53.2 21.9 0.3 3.9 70 歳以上 ( 466 人 ) 18.7 52.1 20.8 6.4 1.9 1

ア自衛隊に関心がある理由 更問 1 ( 問 1 で 非常に関心がある ある程度関心がある と答えた方 (1,133 人 ) に ) その理由は何ですか この中から 1 つだけお答えください 平成 30 年 1 月 日本の平和と独立を守る組織だから 32.2% 国際社会の平和と安全のために活動しているから 18.9% 大規模災害など各種事態への対応などで国民生活に密接なかかわりを 41.7% 持つから マスコミなどで話題になることが多いから 2.5% 国民の税金を使っているから 2.3% 自衛隊は必要ないから 0.9% ( 自衛隊について 非常に関心がある ある程度関心がある と答えた者に ) 日本の平和と独立を守る組織だから 国際社会の平和と安全のために活動しているから 大規模災害など各種事態への対応などで国民生活に密接なかかわりを持つから マスコミなどで話題になることが多いから 国民の税金を使っているから 自衛隊は必要ないから その他 総数 ( 1,133 人 ) 32.2 18.9 41.7 0.4 2.5 2.3 0.9 男性 ( 559 人 ) 36.0 18.1 38.3 0.2 2.1 2.5 1.8 女性 ( 574 人 ) 28.6 19.7 45.1 0.5 2.8 2.1 0.7 0.5 18 ~ 29 歳 ( 77 人 ) 31.2 13.0 48.1 5.2 2.6 30 ~ 39 歳 ( 85 人 ) 29.4 15.3 45.9 3.5 3.5 2.4 40 ~ 49 歳 ( 184 人 ) 28.3 19.6 43.5 3.8 3.3 0.5 50 ~ 59 歳 ( 190 人 ) 26.8 24.7 40.5 2.1 4.7 60 ~ 69 歳 ( 267 人 ) 33.0 18.4 42.3 0.4 2.2 1.5 70 歳以上 ( 330 人 ) 37.9 17.9 38.5 0.9 1.2 0.9 0.9 1.8 2

イ自衛隊に関心がない理由 更問 2 ( 問 1 で あまり関心がない 全く関心がない と答えた方 ( 524 人 ) に ) その理由は何ですか この中から 1 つだけお答えください 平成 30 年 1 月 差し迫った軍事的脅威が存在しないから 16.4% 自衛隊は必要ないから 1.9% 自分の生活に関係ないから 39.1% 自衛隊についてよくから 37.6% ( 自衛隊について あまり関心がない 全く関心がない と答えた者に ) 差し迫った軍事的脅威が存在しないから 自衛隊は必要ないから 自分の生活に関係ないから 自衛隊についてよくから その他 総数 ( 524 人 ) 16.4 39.1 37.6 3.4 1.9 1.5 男性 ( 218 人 ) 12.4 47.7 31.7 1.8 3.7 2.8 女性 ( 306 人 ) 19.3 33.0 41.8 4.6 0.7 0.7 18 ~ 29 歳 ( 54 人 ) 9.3 38.9 51.9 30 ~ 39 歳 ( 89 人 ) 15.7 33.7 44.9 3.4 2.2 40 ~ 49 歳 ( 87 人 ) 12.6 41.4 42.5 2.3 50 ~ 59 歳 ( 74 人 ) 18.9 47.3 28.4 2.7 2.7 60 ~ 69 歳 ( 93 人 ) 22.6 35.5 33.3 4.3 3.2 70 歳以上 ( 127 人 ) 16.5 39.4 31.5 6.3 3.9 2.4 3

2 自衛隊に対する印象 問 2 全般的に見てあなたは自衛隊に対して良い印象を持っていますか それとも悪い印象を持っていますか この中から 1 つだけお答えください 良い印象を持っている ( 小計 ) 89.8% 92.2% 良い印象を持っている 36.7% 41.4% どちらかといえば良い印象を持っている 53.0% 50.8% 悪い印象を持っている ( 小計 ) 5.6% 4.8% どちらかといえば悪い印象を持っている 4.9% 4.1% 悪い印象を持っている 0.7% 0.7% 良い印象を持っている ( 小計 )89.8 悪い印象を持っている ( 小計 )5.6 良い印象を持っている どちらかといえば良い印象を持っている どちらかといえば悪い印象を持っている 悪い印象を持っている 総数 ( 1,671 人 ) 36.7 53.0 4.7 0.7 4.9 男性 ( 781 人 ) 42.1 48.1 4.0 0.9 4.9 女性 ( 890 人 ) 32.0 57.3 5.3 0.4 4.9 18 ~ 29 歳 ( 133 人 ) 33.1 53.4 4.5 9.0 30 ~ 39 歳 ( 175 人 ) 29.1 61.7 6.3 2.9 40 ~ 49 歳 ( 271 人 ) 38.0 53.1 5.9 0.4 2.6 50 ~ 59 歳 ( 265 人 ) 30.2 59.6 3.8 5.3 60 ~ 69 歳 ( 361 人 ) 42.7 48.2 4.2 3.9 70 歳以上 ( 466 人 ) 39.1 49.6 7.5 0.6 3.2 4

3 防衛体制についての考え方自衛隊の防衛力 問 3 全般的に見て日本の自衛隊は増強した方がよいと思いますか 今の程度でよいと思いますか それとも縮小した方がよいと思いますか この中から 1 つだけお答えください ( 資料 1) 増強した方がよい 29.1% 29.9% 今の程度でよい 60.1% 59.2% 縮小した方がよい 4.5% 4.6% 増強した方がよい 今の程度でよい 縮小した方がよい 総数 ( 1,671 人 ) 29.1 60.1 6.2 4.5 男性 ( 781 人 ) 35.6 56.3 3.2 4.9 女性 ( 890 人 ) 23.5 63.5 8.9 4.2 18 ~ 29 歳 ( 133 人 ) 27.8 64.7 3.8 3.8 30 ~ 39 歳 ( 175 人 ) 29.7 6 4.6 4.6 40 ~ 49 歳 ( 271 人 ) 30.3 63.5 4.4 1.8 50 ~ 59 歳 ( 265 人 ) 26.8 65.7 2.6 4.9 60 ~ 69 歳 ( 361 人 ) 32.1 56.2 6.1 5.5 70 歳以上 ( 466 人 ) 27.7 56.4 11.2 4.7 5

4 自衛隊の役割と活動に対する意識 (1) 自衛隊に期待する役割 問 4 あなたは 自衛隊にどのような役割を期待しますか この中からいくつでもあげてください ( 複数回答 ) ( 上位 4 項目 ) 平成 30 年 1 月 災害派遣 ( 災害の時の救援活動や緊急の患者輸送など ) 79.2% 国の安全の確保 ( 周辺海空域における安全確保 島嶼部に対する 60.9% 攻撃への対応など ) 国内の治安維持 49.8% 弾道ミサイル攻撃への対応 40.2% ( 複数回答 ) 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 災害派遣 ( 災害の時の救援活動や緊急の患者輸送など ) 79.2 国の安全の確保 ( 周辺海空域における安全確保 島嶼部に対する攻撃への対応など ) 60.9 国内の治安維持 49.8 弾道ミサイル攻撃への対応 40.2 国際平和協力活動への取組 ( 国連 PKO や国際緊急援助活動など ) 34.8 民生協力 ( 土木工事 国民体育大会の支援 不発弾の処理など ) 26.0 在外邦人の保護 21.0 防衛協力 交流の推進 ( 各国防衛当局との会談 協議や共同訓練の実施 防衛装備協力など ) サイバー空間の安定利用への貢献 ( サイバー攻撃への対処など ) 海賊対処行動 ( ソマリア沖 アデン湾において民間船舶を海賊行為から防護する取組 ) 18.2 17.3 20.8 軍備管理 軍縮 不拡散の努力への協力 14.8 能力構築支援 ( 安全保障 防衛関連分野における途上国の能力を向上させる取組 ) 13.2 宇宙空間の安定利用への貢献 7.5 その他 特にない 0.1 2.2 総 数 (N=1,671 人,M.T.=407.7%) 1.7 6

(2) 自衛隊の災害派遣活動の認知度 問 5 自衛隊が今までに実施してきた災害派遣活動について あなたはどのような活動を知っていますか この中からいくつでもあげてください ( 複数回答 ) ( 上位 4 項目 ) 平成 30 年 1 月 被災者の救難 捜索などの人命救助活動 94.9% 被災者への給食 給水 入浴などの生活支援活動 89.6% 水 医薬品 おむつなどの緊急物資の輸送 78.5% 被災者への医療支援活動 74.8% ( 複数回答 ) 被災者の救難 捜索などの人命救助活動 94.9 被災者への給食 給水 入浴などの生活支援活動 89.6 水 医薬品 おむつなどの緊急物資の輸送 78.5 被災者への医療支援活動 74.8 離島などにおける急患輸送 54.5 鳥インフルエンザや口蹄疫に係る防疫処置などの活動 40.5 その他 0.2 特にない 0.7 総 数 (N=1,671 人,M.T.=434.9%) 7

(3) 自衛隊の海外での活動に対する評価 問 6 あなたは これまでの自衛隊の海外での活動について どの程度評価していますか この中から 1 つだけお答えください ( 資料 2) 評価する ( 小計 ) 87.3% 89.8% 大いに評価する 36.7% 39.2% ある程度評価する 50.6% 50.6% 評価しない ( 小計 ) 7.4% 7.3% あまり評価しない 6.2% 6.5% 全く評価しない % 0.8% 評価する ( 小計 )87.3 評価しない ( 小計 )7.4 大いに評価する ある程度評価する あまり評価しない 全く評価しない 総数 ( 1,671 人 ) 36.7 50.6 5.3 6.2 男性 ( 781 人 ) 36.1 52.1 7.6 1.4 2.8 女性 ( 890 人 ) 37.2 49.3 7.5 0.9 5.1 18 ~ 29 歳 ( 133 人 ) 39.1 5 6.8 3.0 30 ~ 39 歳 ( 175 人 ) 32.0 60.6 6.3 0.6 0.6 40 ~ 49 歳 ( 271 人 ) 44.6 48.0 5.2 50 ~ 59 歳 ( 265 人 ) 40.8 49.4 7.5 2.3 60 ~ 69 歳 ( 361 人 ) 34.6 51.2 5.3 6.9 1.9 70 歳以上 ( 466 人 ) 32.4 48.5 10.9 6.4 1.7 8

(4) 国際平和協力活動への取組 問 7 あなたは 自衛隊による国連 PKO への参加や国際緊急援助活動などの 国際平和協力活動 について 今後 どのように取り組んでいくべきだと思いますか この中から 1 つだけお答えください これまで以上に積極的に取り組むべきである 20.6% 25.9% 現状の取り組みを維持すべきである 66.8% 65.4% これまでの取り組みから縮小すべきである 5.3% 4.6% 取り組むべきでない 1.7% 1.0% これまで以上に積極的に取り組むべきである 現状の取り組みを維持すべきである これまでの取り組みから縮小すべきである 取り組むべきでない 総数 ( 1,671 人 ) 20.6 66.8 5.3 1.7 5.6 男性 ( 781 人 ) 22.4 66.8 5.9 2.6 2.3 女性 ( 890 人 ) 19.0 66.7 8.3 4.7 1.2 18 ~ 29 歳 ( 133 人 ) 30.8 62.4 3.0 3.0 0.8 30 ~ 39 歳 ( 175 人 ) 24.6 66.9 5.7 2.9 40 ~ 49 歳 ( 271 人 ) 23.6 69.4 0.7 5.2 50 ~ 59 歳 ( 265 人 ) 21.5 68.7 2.6 5.3 1.9 60 ~ 69 歳 ( 361 人 ) 19.4 66.8 5.5 5.3 3.0 70 歳以上 ( 466 人 ) 14.8 65.5 12.0 5.8 1.9 9

5 防衛についての意識 (1) 身近な人が自衛隊員になることの賛否 問 8 もし身近な人が自衛隊員になりたいと言ったら あなたは賛成しますか 反対しますか この中から 1 つだけお答えください 賛成する ( 小計 ) 62.4% 70.4% 賛成する 23.7% 27.9% どちらかといえば賛成する 38.7% 42.6% 反対する ( 小計 ) 29.4% 23.0% どちらかといえば反対する 21.6% 17.0% 反対する 7.8% 6.0% 賛成する ( 小計 )62.4 反対する ( 小計 )29.4 賛成する どちらかといえば賛成する どちらかといえば反対する 反対する 総数 ( 1,671 人 ) 23.7 38.7 8.1 21.6 7.8 男性 ( 781 人 ) 31.6 42.3 7.9 12.9 5.2 女性 ( 890 人 ) 16.7 35.6 8.3 29.2 10.1 18 ~ 29 歳 ( 133 人 ) 23.3 43.6 5.3 23.3 4.5 30 ~ 39 歳 ( 175 人 ) 21.7 4 4.0 25.7 7.4 40 ~ 49 歳 ( 271 人 ) 26.2 38.7 3.7 25.8 5.5 50 ~ 59 歳 ( 265 人 ) 21.9 41.5 6.0 24.9 5.7 60 ~ 69 歳 ( 361 人 ) 27.4 39.1 8.6 17.2 7.8 70 歳以上 ( 466 人 ) 21.2 34.5 13.9 18.7 11.6 10

ア身近な人が自衛隊員になることに賛成の理由 更問 1 ( 問 8 で 賛成する どちらかといえば賛成する と答えた方 (1,043 人 ) に ) その理由は何でしょうか この中からいくつでもあげてください ( 複数回答 ) ( 上位 3 項目 ) 日本の平和と独立を守るという誇りのある仕事だから 61.3% 60.9% 立派な職業のひとつだから 50.5% 47.4% 国際社会の安定に役立つ仕事だから 46.4% 46.2% 身近な人が自衛隊員になりたいと言ったら 賛成する どちらかといえば賛成する と答えた者に 複数回答 0 10 20 30 40 50 60 70 日本の平和と独立を守るという誇りのある仕事だから 61.3 立派な職業のひとつだから 50.5 国際社会の安定に役立つ仕事だから 46.4 自衛隊がなくては困るから 28.6 いろいろな技術を身につけることができ 将来有利だから 25.4 団体生活をすることにより しっかりした人間になるから 23.3 公務員としての身分が安定しているから 23.3 身近に自衛隊員がいるから 12.1 給与 待遇が良いから 10.2 その他 4.2 総 数 (N=1,043 人,M.T.=285.7%) 0.5 11

イ身近な人が自衛隊員になることに反対の理由 更問 2 ( 問 8 で どちらかといえば反対する 反対する と答えた方 ( 492 人 ) に ) その理由は何でしょうか この中からいくつでもあげてください ( 複数回答 ) ( 上位 3 項目 ) 戦争などが起こった時は危険な仕事だから 81.3% 75.1% 自衛隊の実情がよくから 30.9% 32.4% 仕事が厳しそうだから 30.1% 25.4% 身近な人が自衛隊員になりたいと言ったら どちらかといえば反対する 反対する と答えた者に 複数回答 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 戦争などが起こった時は危険な仕事だから 81.3 自衛隊の実情がよくから 30.9 仕事が厳しそうだから 30.1 自衛隊の社会的評価が必ずしも高いと思えないから 13.2 転勤があるから 8.9 一般社会と隔離されるので適応力が欠けるから 8.9 任期制では将来が不安だから 6.7 定年が早いから 4.3 給与 待遇が良くないから 3.7 自衛隊の必要性を認めないから 2.8 その他 2.4 総 数 (N=492 人,M.T.=193.9%) 0.6 12

(2) 外国から侵略された場合の態度 問 9 もし日本が外国から侵略された場合 あなたはどうしますか この中から 1 つだけお答えください 自衛隊に参加して戦う 5.9% 6.8% ( 自衛隊に志願して 自衛官となって戦う ) 何らかの方法で自衛隊を支援する( 自衛隊に志願しない 54.6% 56.8% ものの 自衛隊の行う作戦などを支援する ) ゲリラ的な抵抗をする( 自衛隊には志願や支援しない 1.9% 1.9% ものの 武力を用いた行動をする ) 武力によらない抵抗をする( 侵略した外国に対して 19.6% 19.5% 不服従の態度を取り 協力しない ) 一切抵抗しない( 侵略した外国の指示に服従し 協力する ) 6.6% 5.1% 10.6% 8.9% 平成 27 年 1 月調査では 何らかの方法で自衛隊を支援する ( 自衛隊に志願しないものの あらゆる手段で自衛隊の行う 作戦などを支援する となっている 自衛隊に参加して戦う ( 自衛隊に志願して 自衛官となって戦う ) 何らかの方法で自衛隊を支援する ( 自衛隊に志願しないものの 自衛隊の行う作戦などを支援する ) ゲリラ的な抵抗をする ( 自衛隊には志願や支援しないものの 武力を用いた行動をする ) 武力によらない抵抗をする ( 侵略した外国に対して不服従の態度を取り 協力しない ) 一切抵抗しない ( 侵略した外国の指示に服従し 協力する ) その他 総数 ( 1,671 人 ) 5.9 54.6 19.6 6.6 10.6 1.9 0.8 男性 ( 781 人 ) 8.6 61.2 16.4 5.1 3.2 4.5 1.0 女性 ( 890 人 ) 48.9 22.5 8.4 15.4 3.5 0.7 0.7 18 ~ 29 歳 ( 133 人 ) 57.1 24.1 6.0 3.0 5.3 3.8 0.8 30 ~ 39 歳 ( 175 人 ) 6.9 57.7 21.7 6.9 4.6 1.7 0.6 40 ~ 49 歳 ( 271 人 ) 5.9 59.8 19.2 6.3 6.6 1.8 0.4 50 ~ 59 歳 ( 265 人 ) 6.8 54.7 26.0 6.4 0.8 4.2 60 ~ 69 歳 ( 361 人 ) 57.6 19.7 9.7 5.3 2.5 5.0 0.3 70 歳以上 ( 466 人 ) 5.6 47.4 14.2 9.4 20.4 1.5 1.5 13

(3) 国を守るという気持ちの教育の必要性 問 10 あなたは 国民が国を守るという気持ちをもっと持つようにするため 教育の場で取り上げる必要があると思いますか それともその必要はないと思いますか この中から 1 つだけお答えください 教育の場で取り上げる必要がある 70.4% 72.3% 教育の場で取り上げる必要はない 22.3% 21.6% 教育の場で取り上げる必要がある 教育の場で取り上げる必要はない 総数 ( 1,671 人 ) 70.4 22.3 7.2 男性 ( 781 人 ) 72.2 23.4 4.4 女性 ( 890 人 ) 68.9 21.3 9.8 18 ~ 29 歳 ( 133 人 ) 75.2 2 3.8 30 ~ 39 歳 ( 175 人 ) 72.0 24.0 4.0 40 ~ 49 歳 ( 271 人 ) 69.7 25.5 4.8 50 ~ 59 歳 ( 265 人 ) 66.8 28.7 4.5 60 ~ 69 歳 ( 361 人 ) 71.2 22.2 6.6 70 歳以上 ( 466 人 ) 70.4 16.7 12.9 14

6 日本の防衛のあり方に関する意識 (1) 日米安全保障条約についての考え方 問 11 日本の防衛のあり方について伺います 日本は現在 アメリカと安全保障条約を結んでいますが この日米安全保障条約は日本の平和と安全に役立っていると思いますか 役立っていないと思いますか この中から 1 つだけお答えください 役立っている ( 小計 ) 77.5% 82.9% 役立っている 29.9% 38.5% どちらかといえば役立っている 47.6% 44.4% 役立っていない ( 小計 ) 15.6% 11.5% どちらかといえば役立っていない 12.6% 8.9% 役立っていない 3.1% 2.7% 役立っている ( 小計 )77.5 役立っていない ( 小計 )15.6 役立っている どちらかといえば役立っている どちらかといえば役立っていない 役立っていない 総数 ( 1,671 人 ) 29.9 47.6 6.9 12.6 3.1 男性 ( 781 人 ) 39.2 45.2 9.3 3.5 2.8 女性 ( 890 人 ) 21.8 49.7 10.4 15.4 2.7 18 ~ 29 歳 ( 133 人 ) 24.8 55.6 15.0 1.5 3.0 30 ~ 39 歳 ( 175 人 ) 28.0 51.4 5.1 13.1 2.3 40 ~ 49 歳 ( 271 人 ) 29.9 52.0 15.5 1.5 50 ~ 59 歳 ( 265 人 ) 27.2 54.0 13.2 3.0 2.6 60 ~ 69 歳 ( 361 人 ) 32.4 45.2 8.0 10.5 3.9 70 歳以上 ( 466 人 ) 31.8 39.5 13.3 11.2 4.3 15

(2) 日米の安全を守るための方法 問 12 では あなたは日本の安全を守るためにはどのような方法をとるべきだと思いますか この中から 1 つだけお答えください 現状どおり日米の安全保障体制と自衛隊で日本の 81.9% 84.6% 安全を守る 日米安全保障条約をやめて 自衛隊だけで日本の 7.1% 6.6% 安全を守る 日米安全保障条約をやめて 自衛隊も縮小または 2.9% 2.6% 廃止する 現状どおり日米の安全保障体制と自衛隊で日本の安全を守る 日米安全保障条約をやめて 自衛隊だけで日本の安全を守る 日米安全保障条約をやめて 自衛隊も縮小または廃止する その他 総数 ( 1,671 人 ) 81.9 7.1 7.4 2.9 0.7 男性 ( 781 人 ) 85.1 7.9 3.2 2.8 0.9 女性 ( 890 人 ) 79.1 6.4 11.0 3.0 0.4 18 ~ 29 歳 ( 133 人 ) 86.5 9.8 2.3 1.5 30 ~ 39 歳 ( 175 人 ) 88.0 8.0 2.3 1.7 40 ~ 49 歳 ( 271 人 ) 87.5 8.1 2.2 1.5 0.7 50 ~ 59 歳 ( 265 人 ) 86.8 5.3 3.8 3.0 60 ~ 69 歳 ( 361 人 ) 80.1 8.6 6.1 4.7 0.6 70 歳以上 ( 466 人 ) 73.8 6.2 15.9 3.6 0.4 16

(3) 日本が戦争に巻き込まれる危険性 問 13 あなたは 現在の世界の情勢から考えて日本が戦争を仕掛けられたり戦争に巻込まれたりする危険があると思いますか それともそのような危険はないと思いますか この中から 1 つだけお答えください 危険がある ( 小計 ) 85.5% 75.5% 危険がある 38.0% 28.3% どちらかといえば危険がある 47.5% 47.2% 危険はない ( 小計 ) 10.7% 19.8% どちらかといえば危険がない 8.1% 16.0% 危険はない 2.5% 3.8% 危険がある ( 小計 )85.5 危険はない ( 小計 )10.7 危険がある どちらかといえば危険がある どちらかといえば危険がない 危険はない 総数 ( 1,671 人 ) 38.0 47.5 8.1 2.5 3.8 男性 ( 781 人 ) 39.3 46.4 9.0 2.7 2.7 女性 ( 890 人 ) 36.9 48.5 4.8 7.4 2.4 18 ~ 29 歳 ( 133 人 ) 48.9 45.9 2.3 3.0 30 ~ 39 歳 ( 175 人 ) 45.7 46.9 5.1 40 ~ 49 歳 ( 271 人 ) 45.4 45.0 8.1 1.5 50 ~ 59 歳 ( 265 人 ) 42.3 46.8 9.1 0.8 60 ~ 69 歳 ( 361 人 ) 33.0 50.1 10.5 3.3 3.0 70 歳以上 ( 466 人 ) 29.2 48.1 9.9 8.4 4.5 17

ア日本が戦争に巻き込まれる危険があると思う理由 更問 1( 問 13 で 危険がある どちらかといえば危険がある と答えた方 (1,429 人 ) に ) どうしてそう思うのですか この中からいくつでもあげてください ( 複数回答 ) 国際的な緊張や対立があるから 84.5% 82.6% 国連の機能が不十分だから 28.7% 27.8% 自衛力が不十分だから 18.2% 19.2% 日米安全保障条約があるから 16.4% 12.9% 日本が戦争に巻き込まれる 危険がある どち らかといえば危険がある と答えた者に 複数回答 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 国際的な緊張や対立があるから 84.5 国連の機能が不十分だから 28.7 自衛力が不十分だから 18.2 日米安全保障条約があるから 16.4 その他 1.0 総 数 (N=1,429 人,M.T.=150.1%) 1.3 18

イ日本が戦争に巻き込まれる危険がないと思う理由 更問 2( 問 13 で どちらかといえば危険がない 危険はない と答えた方 (178 人 ) に ) どうしてそう思うのですか この中からいくつでもあげてください ( 複数回答 ) ( 上位 3 項目 ) 日米安全保障条約があるから 44.4% 47.9% 国連が平和への努力をしているから 31.5% 34.3% 戦争放棄の憲法があるから 31.5% 43.1% 日本が戦争に巻き込まれる どちらかといえば危険がない 危険はない と答えた者に 複数回答 0 10 20 30 40 50 日米安全保障条約があるから 44.4 国連が平和への努力をしているから 31.5 戦争放棄の憲法があるから 31.5 自衛隊があるから 15.7 国民の国を守る意識が高いから 13.5 国際的な緊張や対立が弱まっているから 5.6 その他 5.1 総 数 (N=178 人,M.T.=153.9%) 6.7 19

(4) 防衛問題に対する関心 問 14 防衛問題について あなたが関心を持っていることがありましたら この中からいくつでもあげてください ( 複数回答 ) ( 上位 4 項目 ) 平成 30 年 1 月 北朝鮮による核兵器及びサリンといった化学兵器の保有や 68.6% 弾道ミサイル開発などの朝鮮半島情勢 中国の軍事力の近代化や海洋における活動 48.6% 国際テロ組織の活動 39.7% 日本の周辺地域における米国の軍事態勢 39.6% 北朝鮮による核兵器及びサリンといった化学兵器の保有や弾道ミサイル開発などの朝鮮半島情勢 ( 複数回答 ) 0 10 20 30 40 50 60 70 80 68.6 中国の軍事力の近代化や海洋における活動 48.6 国際テロ組織の活動 39.7 日本の周辺地域における米国の軍事態勢 39.6 米国と中国との関係 30.9 南シナ海の領有権問題などの東南アジア情勢 29.6 サイバー攻撃をめぐる動向 27.8 大量破壊兵器やミサイルなどに関する軍備管理 軍縮分野 26.6 安全保障に関する法律などの整備 21.4 日本の周辺地域におけるロシア軍の配備 活動 20.8 米国とロシアとの関係 20.3 自衛隊の装備 16.6 自衛隊機による緊急発進 ( スクランブル ) 回数の増加 国際平和協力活動などの海外における自衛隊の活動 シリア内戦やパレスチナ問題などの中東情勢 12.5 16.2 16.2 宇宙空間をめぐる動向 7.2 その他 0.5 総 数 (N=1,671 人,M.T.=452.5%) 特にない 5.9 3.4 20

(5) 平和安全法制についての考え方 問 15 国民の生命と平和な暮らしを守り 日本が国際社会の平和と安定に積極的に貢献するため 平成 27 年 9 月に平和安全法制が成立しました 平和安全法制によって可能となった対応のうち あなたが日本の安全保障に役立つと思うものはどれですか この中からいくつでもあげてください ( 複数回答 ) ( 上位 4 項目 ) 平成 30 年 1 月 外国における緊急事態において 自衛隊が外国に在住する日本人の警護 救出などを行うことが 42.4% 可能となったこと 日本と密接な関係にある米国などの他国が武力攻撃を受けたときに 日本が武力で対処をしなけ 41.7% れば 深刻 重大な被害が日本国民に及ぶことが明らかな状況 ( 存立危機事態 ) において 日本の防衛のために自衛隊が対処することが可能となったこと そのまま放置すれば日本に対する直接の武力攻撃に及ぶ恐れのある事態など 日本の平和と安全 33.3% に重要な影響を与える場合 ( 重要影響事態 ) に これに対処して活動する外国の軍隊を支援することが可能となったこと 国連平和維持活動(PKO) などにおいて 自衛隊の近くで活動するNGOなどが暴徒などに襲 3% 撃されたときに 襲撃されたNGOなどの緊急の要請を受け 自衛隊が駆け付けて保護するための活動が可能となったこと ( いわゆる駆け付け警護 ) 19.3% ( 複数回答 ) 0 10 20 30 40 50 ( ウ ) 外国における緊急事態において 自衛隊が外国に在住する日本人の警護 救出などを行うことが可能となったこと 42.4 ( ア ) 日本と密接な関係にある米国などの他国が武力攻撃を受けたときに 日本が武力で対処をしなければ 深刻 重大な被害が日本国民に及ぶことが明らかな状況 ( 存立危機事態 ) において 日本の防衛のために自衛隊が対処することが可能となったこと ( イ ) そのまま放置すれば日本に対する直接の武力攻撃に及ぶ恐れのある事態など 日本の平和と安全に重要な影響を与える場合 ( 重要影響事態 ) に これに対処して活動する外国の軍隊を支援することが可能となったこと ( エ ) 国連平和維持活動 (PKO) などにおいて 自衛隊の近くで活動する NGO などが暴徒などに襲撃されたときに 襲撃された NGO などの緊急の要請を受け 自衛隊が駆け付けて保護するための活動が可能となったこと ( いわゆる駆け付け警護 ) 3 33.3 41.7 ( キ ) 日本の防衛のために活動している米軍などの船舶 航空機 車両などを自衛隊が守ることができるようになったこと 24.4 ( オ ) 国際社会の平和と安全が脅かされ 日本を含む国際社会が共同して対処する場合 ( 国際共同対処事態 ) において 国連決議に基づいて活動する外国の軍隊を支援することが可能となったこと 20.2 ( カ ) ( オ ) の国際共同対処事態においても 日本が参加する経済制裁の実効性を確保するために船舶の積荷などの検査を行うことが可能となったこと 18.1 特にない 5.8 その他 0.3 総 数 (N=1,671 人,M.T.=236.5%) 19.3 21

(6) 米国以外との防衛協力 交流についての意識 問 16 あなたは 同盟国であるアメリカ以外の国とも防衛協力 交流を進展させることは 日本の平和と安全に役立っていると思いますか 役立っていないと思いますか この中から 1 つだけお答えください ( 資料 3) 役立っている ( 小計 ) 79.6% 82.3% 役立っている 39.2% 42.1% どちらかといえば役立っている 40.4% 40.2% 役立っていない ( 小計 ) 9.8% 9.7% どちらかといえば役立っていない 7.0% 7.5% 役立っていない 2.8% 2.2% 10.7% 8.0% 役立っている ( 小計 )79.6 役立っていない ( 小計 )9.8 役立っている どちらかといえば役立っている どちらかといえば役立っていない 役立っていない 総数 ( 1,671 人 ) 39.2 40.4 10.7 7.0 2.8 男性 ( 781 人 ) 44.9 40.1 5.2 6.8 2.9 女性 ( 890 人 ) 34.2 40.7 15.4 7.2 2.6 18 ~ 29 歳 ( 133 人 ) 39.8 42.9 4.5 10.5 2.3 30 ~ 39 歳 ( 175 人 ) 42.9 48.6 2.3 3.4 2.9 40 ~ 49 歳 ( 271 人 ) 39.9 49.1 4.8 5.5 0.7 50 ~ 59 歳 ( 265 人 ) 40.8 44.2 5.7 7.5 1.9 60 ~ 69 歳 ( 361 人 ) 38.2 40.4 9.1 7.5 4.7 70 歳以上 ( 466 人 ) 37.1 29.4 22.5 7.7 3.2 22

ア役立っていると考える国 地域 更問 ( 問 16 で 役立っている どちらかといえば役立っている と答えた方 (1,330 人 ) に ) 特に どの国や地域との防衛協力 交流が日本の平和と安全にとり 役に立つと思いますか この中からいくつでもあげてください ( 複数回答 ) ( 上位 5 項目 ) 中国 43.8% 40.3% 東南アジア諸国 42.2% 49.0% 韓国 4% 40.8% ヨーロッパ諸国 34.1% 36.9% ( ロシアを除く イギリス フランスなどの主要国 ) オーストラリア 30.2% 25.8% 平成 27 年 1 月調査では 東南アジア諸国連合 となっている 同盟国であるアメリカ以外の国とも防衛上の交流を行うことは 日本の平和と安全に 役立っている どちらかといえば役立っている と答えた者に 複数回答 0 10 20 30 40 50 中 国 43.8 東南アジア諸国 42.2 韓 国 4 ヨーロッパ諸国 ( ロシアを除く イギリス フランスなどの主要国 ) 34.1 オーストラリア 30.2 ロシア 26.1 インド 24.3 その他 0.5 総 数 (N=1,330 人,M.T.=250.5%) 8.3 23

資料 1 アジア太平洋地域における各国及び地域の陸上 海上 航空兵力概数 国と地域 陸上兵力 ( 人数 ) 海上兵力 ( 艦艇トン数 ) 航空兵力 ( 作戦機数 ) 日 本 14 万人 47.9 万 t 400 機 韓国 49.5 万人 ( 海 )2.9 万人 21.3 万 t 620 機 北朝鮮 102 万人 10.4 万 t 560 機 中国 115 万人 ( 海 )1 万人 163.0 万 t 2,720 機 台湾 13 万人 ( 海 )1 万人 20.5 万 t 510 機 極東ロシア 8 万人 63 万 t 390 機 米 在日米軍 国米第 7 艦隊 在韓米軍 1.6 万人 150 機 40 万 t 50 機 1.5 万人 80 機 ( 注 ) 1 資料は 米国防省公表資料 ミリタリーバランス (2017) などによる ( 日本は平成 28 年度末実勢力を示し 航空兵力 ( 作戦機数 ) は航空自衛隊の作戦機 ( 輸送機を除く ) および海上自衛隊の作戦機 ( 固定翼のみ ) の合計 ) 2 ( 海 ) は海兵隊を示し 陸上兵力の数には含まれない 3 在日 在韓米軍の陸上兵力は 陸軍および海兵隊の総数を示す 4 諸外国の作戦機については 海軍及び海兵隊機を含む 5 第 7 艦隊とは 日本及びグアムに前方展開している兵力である 凡例 陸上兵力 (20 万人 ) 艦艇 (20 万 t) 作戦機 (500 機 ) 24

資料 2 1991 年に海上自衛隊の掃海部隊がペルシャ湾に派遣され これを出発点として自衛隊による国際平和協力活動などの海外での活動が開始されて以降 25 年以上が経過しています この間 アジア 中東 アフリカ 中米など 約 30 の国や地域で のべ約 6 万人の自衛隊員を派遣してきました これまで自衛隊が取り組んできた海外での活動には次のようなものがあります (2017 年 11 月現在 ) 国際平和協力業務 国連平和維持活動 ( 国連 PKO) として カンボジア ゴラン高原 ハイチ 東ティモール 南スーダンなどにおける 9 件の国連 PKO に参加 ( 南スーダンで現在も司令部要員 4 人が活動中 ) 人道的な国際救援活動として ルワンダ難民救援 東ティモール避難民救援などの 5 件の活動に参加 国際緊急援助活動ホンジュラス ( ハリケーン災害 ) インドネシア ( 地震災害 ) ハイチ ( 地震災害 ) パキスタン ( 水害 ) フィリピン ( 台風災害 ) などにおける 20 件の国際緊急援助隊法に基づく活動に参加 その他の活動ペルシャ湾への掃海部隊派遣 イラクにおける人道復興支援活動 インド洋における補給支援活動 ソマリア沖 アデン湾における海賊対処 ( 現在約 370 人が活動中 ) 資料 3 日本の安全と繁栄を確保するため 防衛省 自衛隊は 日米同盟を基軸としつつ 二国間及び多国間の対話 協力 交流の枠組みを多層的に組み合わせたネットワークの構築を進めています 具体的には 韓国との連携の確立やオーストラリアとの関係の一層の深化 中国やロシアとの安全保障対話の活発化 東南アジア諸国やインドとの共同訓練の実施 地域における能力構築支援の拡充など 各国との協調的な取り組みを多層的に推進しています さらに 国際平和協力活動等の推進などの取り組みを通じて国際社会と連携を図り 特に EU ( 欧州連合 ) NATO( 北大西洋条約機構 ) ならびに英国およびフランスをはじめとする 欧州諸国との協力を一層強化することとしています 25