誰 ( 何 ) から得た情報なのかを記録カードに記入させる なぜなら など理由をつけて発言できるよう指導する 聞き手は 発表のどこから伝えたいことが分かったのかを言えるようにする 6 単元構想表 個人テーマを設定する ( 2 時間 ) ウエービング ( 大豆についての知識を広げる ) 全員で出し合う

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Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

解答類型

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

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Taro-4年 総合 指導案(最終)

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

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<小学校 生活科>

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

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内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

Taro-5年研究のまとめ

5. 単元について本単元は,2 年生 1 学期に学習した ともこさんはどこかな から引き続いての 話す 聞く の学習である ともこさんはどこかな では, 大事なことを落とさずに話したり聞いたりできるようにすることをねらいとして学習してきた 本単元では, これに加えて互いの話をしっかり聞いてやり取りを

国語科学習指導案 広島市立 小学校 教諭 1 日時平成 23 年 1 月 日 5 校時 2 学年 組第 5 学年 組 ( 男子 名女子 名計 名 ) 3 指導事項 (1) A 話すこと 聞くこと オ 互いの立場や意図をはっきりさせながら 計画的に話し合うこと (2) 伝統的な言語文化と国語の特質に関

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

とで児童に活動の見通しを持たせ, 自分で課題を立て情報を集め整理し, 発表する等に取り組めるようにしていきたい 調査計画の場面では, 目的に照らしてどのような調査をしていくことがよいのか児童にしっかりと考えさせたい 例えば, データはどう集めたらよいのか, アンケートを実施する場合には, 誰にアンケ

Microsoft Word - åł½èªžç§‚2å¹´2çµ—ã••ï¼™ã†¤ã†®ã†łã†¤ã‡†ã†—ã‡™ã†‘ã‡›ã†¹ã‡‹ã†ƒã••ã•„ã†µã‡“ã†Šã†“ã†¯ã•†ã†©ã‡fiㆪㆬㆮ㕓æ„⁄尔桋

Microsoft Word - 原稿【市教委指摘訂正済】

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第4学年算数科学習指導案

第1学年国語科学習指導案

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

6 単元の構想本単元の目標相手に応じて大野の ステキ を整理 分析することを通して, 内容や表現方法を工夫して発信することができる 本単元で活用する既習事項 小中の連携 第 1 学年生活科 がっこうだいすき 第 2 学年生活科 聞いて聞かせてまちのすてき どきどきわくわくまちたんけん もっとなかよし

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

( ) 単元計画 ( 全 6 時間 ) 段階 主な学習活動と内容 指導上の留意点 配時 私たちが食べているものは, どこからきて 既習を想起できるように, 農業や いるか考える 水産業の学習内容を掲示しておく 給食の献立から調べた食料自給率から, 給食の献立から調べた食料自給率本つ気づいたことや疑問

トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

学習評価に関する本県の方針について

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

第 6 学年 1 組理科学習指導案単元名 : 瀬野川の生き物のつながり 生き物のくらしと環境 男子 18 名女子 21 名計 39 名 単元について 指導者澄川和生 単元観本単元は, 小学校学習指導要領解説理科編第 6 学年 内容 B(3) の 動物や植物の生活を観察したり, 資料を活用したりして調

1 自己存在感児童の生活体験や生活環境の実態 興味 関心を把握し 他教科との関連を踏まえて 様々な視点から取り組めるように課題提示の工夫を行う 2 共感的人間関係話し合いや発表会のときには 相手を大切にした聞き方と発表の仕方ができるように意識させ 支持的雰囲気の中で学び合わせる また 自分との違いや

第1学年国語科学習指導案

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

<小学校 生活科>

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

2年生学級活動(性に関する指導)指導案

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

5 単元について (1) 教材観本教材 だいじなことをれんらくしよう は 学校紹介に向けて児童が学校の先生に情報を伝達したり インタビューしたりする インタビューして得た情報を園児に向けて分かりやすく説明できるように 台本を考え 聞き合い よかったところや改善点を見つけていく 実際に 3 学期に園児

6 年 No.22 my summer vacation 夏休みの思い出を紹介しよう! 1/8 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 夏休みに行った場所や食べた物 楽しんだこと 感想などを表す表現が分かる 過去の表現が分かり 夏休みに行った場所や食べた物 楽しんだこと 感想などを伝え合う また 夏休

第(  )学年 国語科「         」年間指導計画

子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

【授業 1】

いろいろな衣装を知ろう

あったらいいな ! こんなあそび場 (わたしの町大好き)

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英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

詳細に伝えるためにインタビューやアンケートを実施して情報を収集したりする活動を設定することにする 整理する 場面では,CM のテーマをもとに集めた情報の中から伝えたいことが受け手にしっかりと伝えることができる情報を選択する また, 選択肢した情報を加工しながら, 伝えたいことが伝わりやすい CM の

自立活動学習指導案 授業者 1 単元名 のチャレンジ大作戦! 2 単元の目標 (1) 正しい口形や発音, 声の大きさを意識して話すことができる [6コミュニケーション(2)(3)][4 環境の把握 (3)] (2) 自分の障害を理解し, 自分の成長を確認することができる [1 健康の保持 (2)][

Microsoft Word - 提出論文 全0227docx.docx

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

第 3 4 学年 ( 複式学級 ) 学級活動指導案 平成 26 年 6 月 11 日 ( 水 ) 第 5 校時指導者教諭 ( 学級担任 ) 養護教諭 1 題材 バランスよく食べよう ( 第 3 学年及び第 4 学年 (2) 日常の生活や学習への適応及び健康安全キ食育の観点を踏まえた学校給食と望ましい

(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

さらに, アンケートの項目で 調べたことを伝えたい相手 として一番多かった 家族, 次に多かった 他学年や友達 に伝えるという相手意識を明確にした課題を設定し, 参観日に マイ防災袋 と実際に作った防災グッズを家族へ紹介する また, 家族と一緒に作り, グッズを使うという活動をすることで, 家族から

6. 単元の展開 ( 全 6 間 ) 学習活動 単元の見通しを持つ 2. 学習計画を立てる 3. 本文を読み, 感想を書く 内容に関する感想 書き方に関する感想 4. 感想や疑問を交流する 指導上のポイント ( ) 学習活動に即した評価規準 ( 関 読 言 ) 既習事項を振り返らせ,

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

し, 定期的に評価することで 自己の考え を自覚する場面を意図的に設定している 本教材の学習においては, 様々な情報の中から必要な情報を取り出し, 整理 分析し, それに基づいた自分の考えを表現する活動を通して, 自己の考えの深まりや広がり を実感させることによって, 課題改善につなげたいと考えてい

指導観指導にあたっては 基本となる回転技に取り組み 自己の能力に適した技が安定してできるようにするとともに 発展技にも挑戦できるようにする その際には 友達の動きを見て技のポイントに気づき 伝えあったりしながら意識して練習できるようにする 運動は 柔軟性が要求される運動であり 体を痛めたりうまく回れ

Microsoft Word - ③-1だれもがかかわり合えるよに

算数科学習指導案 1 単元名三角形と四角形 授業者小澤勇司 2 単元について児童は第 1 学年で, 箱や積み木の面を写し取ったり, 数え棒を使って形を作ったりするなどの活動を通して, 図形の構成要素である辺や頂点 角についての素地的な経験をしている ここでは, 児童が日常使っている さんかく や し

国語科学習指導案様式(案)

(Microsoft Word - \217\254\212w\202U\224N\201i\216R\217\343\201j.doc)

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

1 単元大豆大発見 2 単元設定の理由 第 2 学年 2 組技術 家庭科学習指導案 平成 28 年 10 月 28 日 ( 金 )10:00~10:50 被服室 指導者越野可奈子 生徒は, 前単元において栄養の学習を行い, 大豆はたんぱく質が豊富な食品であることを理解してい る 大豆について生徒に聞

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主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

41 仲間との学び合い を通した クラス全員が学習に参加できる 授業づくり自分の考えを伝え 友達の考えを聞くことができる子どもの育成 42 ~ペア グループ学習を通して~ 体育における 主体的 対話的で深い学び を実現する授業づくり 43 ~ 子どもたちが意欲をもって取り組める場の設定の工夫 ~ 4

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

3. 単元目標 自の育てている野菜の変化の様子を観察したり 地域の人に話しかけたりしながら すすんで課題を解決することができる ( 関心 意欲 態度 ) 野菜の生長の様子や 地域のお店の様子について気付いたことを絵や文章などにかき 伝えることができる ( 思考 表現 ) お店の人にインタビューしたり

第1学年国語科学習指導案

<小学校 生活科>

総合第 3 学年福山市立千年小学校指導者山本康子 単元名 何もないとは言わせない!~ 千年の町のじまんをしよう ~ 本単元で育成する資質 能力 表現力主体性 積極性 思いやり自らへの自信 1 年間指導計画 月 千年の町をじまんしよう (70 時間 )

(Microsoft Word - 201\214\366\212J\216\366\213\3061\224N\211\271.docx)

授業の構成要素 学び合う授業で育つ 3 つの力 資料 2 基礎 基本の力知識 理解 技能 問題解決力思考力 判断力 表現力 想像力 学ぼうとする力学習意欲 自己有用感 身に付けた知識 技能を活用したり その成果を踏まえた探究活動を行う中で学び合う授業を展開する 教師の役割 < 問題提示の工夫 > 多

第1学年国語科学習指導案

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

(2) 指導の実際 1 話すこと 聞くこと の実践ア協働による教材研究の柱 モデルの提示について対話のためのスキルの定着や対話の深まりを目指し, 教師や代表グループによる対話のモデルを提示し, 気付いたことや発見したことを基に自分たちの対話や話合いの様子を振り返らせ, 学びの充実を図るようにする 共

人的環境の整備 教師 友達 分かりやすい説明の手本となるように, 話す速さや声の大きさを意識して簡潔に話したり, 話すポイントを視覚的に示したりする 道案内の手順を知ることや説明原稿の作成に時間が掛かった場合は, 教師間で役割分担しながらアドバイスする グループ内での自分の役割が明確になるように,

第 3 学年 2 組算数科学習指導案 1 単元名たし算とひき算の筆算 指導者永田佳江 2 単元について (1) 単元観 該当する学習指導要領の内容 A 数と計算 A(2) 加法, 減法 (2) 加法及び減法の計算が確実にできるようにし, それらを適切に用いる能力を伸ばす 本単元で扱う たし算とひき算

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

<ICTの活用 > 第 3 時でデジタルカメラを使い子ども達の制作途中の作品を撮影し, 大型テレビを活用して提示する 道具の使い方の工夫を分かりやすく示したり, 作品の面白さを紹介したりすることで 自分の作品にも取り入れてみたい という活動への意欲付けになると考える 2 題材の目標 粘土を切ったりけ

算数科学習指導案 指導者中野智子 1 日時平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 ) 第 6 校時 2 学年第 6 学年 1 組男子 12 名女子 9 名計 21 名 3 単元名資料の調べ方 4 単元について (1) 単元観本単元は, 小学校学習指導要領第 6 学年の内容 [D データの活用 ]

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

3 特別支援学級における学習指導案 特別支援学級においても 学習指導案は授業の設計図としての働きに変わりはありません しかし 特別支援学級では 児童生徒の実態から指導の内容や計画を考えることに大きな意味があります 通常の学級の学習指導案では 例えば 単元について は学習指導要領に沿った指導計画に基づ

できるようにする 野菜を学年園やプランターで栽培する計画を立てさせる際には, 平成 27 年度全国学力 学習状況調査 2(5) に取り組ませ, 前学年までに学習した植物の成長にかかわる知識や経験も活用して考える必要があることに気付かせる 実際に野菜を育てる活動に取り組ませることにより, 知識や経験を

学習指導案 潮江東小学校全校研 3 単元名討論会を開こうー説得力のある話し方をゲットしようー教材名 立場を決めて討論をしよう ( 東京書籍 5 年 ) ( 金 ) 潮江東小学校 5 年 2 組上平田学級

4. 評価規準集団活動や生活への関心 意欲 態度学級や学校の生活の充実と向上にかかわる問題に関心をもち 他の児童と協力して自主的に集団活動に取り組もうとしている 集団の一員としての思考 判断 実践楽しく豊かな学級や学校の生活をつくるために話し合い 自己の役割や責任 集団としてのよりよい方法などについ

第5学年  算数科学習指導案

給食の時間における食に関する指導事例 ( 小学校第 6 学年 ) 1 主題戦争中の食事を体験しよう 2 関連教科等 単元名社会科 長く続いた戦争と人々のくらし 3 献立名麦ごはん めざし みそ汁 たくわん 4 ねらい戦争中の食糧不足の食事を通して 食糧不足の時代と今の時代の食生活の違いが分かる <

問い1, 問い2のどちらも誤答した児童は, しかし や ~が というような逆説の接続詞の意味を読み取ることができずその前に書かれている内容を選択している また, 問い3では, 文章の一部を読んだだけで答えを選択している児童が多かった これらのことから, 本学級の児童は, 接続詞の意味をしっかりと捉え

Transcription:

第 3 4 学年総合的な学習の時間学習指導案 日時 : 平成 23 年 9 月 16 日 5 校時 14:00~ 場所 : 五日市小学校 3 4 年教室児童 : 第 3 学年 5 名第 4 学年 7 名計 12 名授業者 : 増田誠 1 単元名 郷土のよさ再発見! 大豆を育てよう (3 4 学年 ) 2 単元目標大豆の栽培 収穫活動 伝統食作りを通して 地域の人々の思いや自然との関わりを考え 自分にできることを実践することができる 3 高めたい力 教科特性に関して 言語活動に関して 学習方法に関すること 大豆や地域の方の思いを調べたり 地域に伝わる伝統食を調べたりしたことを分かりやすく整理してまとめ 発表する力 自分自身に関すること 栽培に関わる地域の方々の思いを受け止め 自分にできることを実践する力 他者や社会とのかかわりに関すること 友達と協力して栽培活動や調理を行い 地域の人々の思いや郷土のよさを理解し 自分たちが郷土のためにできることを考える力 話す言語活動について 調べたことを自分の言葉でまとめ 他の児童に伝える力 聞く言語活動について 聞き手としては 話の中心をとらえ 話し手が伝えたいことを理解する力 書く言語活動について インタビューしたことや調べたことを分かりやすくまとめる力 4 単元の指導について 教材について 児童について 指導について 大豆は 学区内多くの家庭において栽培されている穀物であり 豆腐や味噌などとして日常的に食されているものである 大豆を扱うことは 地域の伝統や先人の知恵を学ぶことでもある 地域の一員であることを自覚することにもつながる 児童は 毎年 ふるさと交流会 ( 学校行事 ) に向けて栽培活動に取り組んでいる 3 年生にとって大豆の栽培は初めての経験である 4 年生は昨年度も大豆の栽培を行ったが 地域でなぜ大豆を栽培してきたのか 伝統食として受け継がれてきたのはなぜかなど 地域の人々の思いに深く関わることはなかったので この活動を通して学ばせたいという思いから 本単元を設定した これまでの学級での学び合いでは 個々の思いや考えを十分に伝え合うことができず 深まりをもたせることができなかった そこで 本単元を通して学び合いを深めていきたい 中間発表会を経て さらに自分のテーマに沿って詳しく調べまとめたことをしっかり伝え合うことができるように 調べ方やまとめ方について個にあった支援をする また 4 年生は昨年の経験を生かし 昨年度との比較をしたり 発想を広げたりできるように支援する 5 授業改善に関わって (1) めあてとふりかえりの持たせ方の工夫毎時間の活動で 記録カードにめあてやふり返りを記入することで 課題意識をもたせ 次の活動への意欲化を図る (2) 高めようとする言語力が明らかな授業の工夫体験や活動の中で分かったことや感じたことを児童自身の言葉で表現できるように 整理して記録させる 調べたり 聞いたりしたことを正確に伝えることができるように簡潔にまとめさせる (3) 理由や根拠が明らかにした発言が展開される工夫

誰 ( 何 ) から得た情報なのかを記録カードに記入させる なぜなら など理由をつけて発言できるよう指導する 聞き手は 発表のどこから伝えたいことが分かったのかを言えるようにする 6 単元構想表 個人テーマを設定する ( 2 時間 ) ウエービング ( 大豆についての知識を広げる ) 全員で出し合う 豆腐 健康 豆乳 おから 大豆 人の手で栽培 調べる まとめる (7 時間 ) よく食べる とうみ 大豆を育てよう 個人テーマの設定 ( 大豆について知りたいことや不思議に思ったことから ) 中間発表会 (1 時間 ) 個々のテーマに沿って発表する 3 年生が先に発表し 次時に4 年生が発表する 発表内容を聞き 自分で調べたことや考えたことと比べて意見や感想を述べる 調べる まとめる (9 時間 ) 調べ学習のめあて 大豆について調べよう 疑なぜ栄養があ るのか知りたい 疑大豆のことを 知りたいなあ テ大豆はなぜ栄養があって な ぜいろいろな料理に使われ ているのか調べよう テ大豆の作り方を調べよう 調べ学習のめあて 大豆のよさや地域の方々の思いを調べよう 発表会 (2 時間 ) 本時 栄養についてくわしく調べていく 行う主な言語活動 伝統食を作ろう 個々のテーマに沿って発表する 3 年生が先に発表し 次時に4 年生が発表する 発表内容を聞き 自分で調べたことや考えたことと比べて意見や感想を述べる 豆腐作り (2 時間 ) 田楽豆腐用の豆腐 大豆の種類について調べる 大豆の料理を調べる 大豆の育て方を調べる 大豆を育てよう 思考力を高めるための言語活動 自分の思いや考えをまとめる活動 調べたことをまとめる活動 判断力を高めるための言語活動 育て方のポイントなどを整理する活動 疑問や作り方について聞く活動 表現力を高めるための言語活動 自分の考えや思いを伝える活動 伝統食を作ろう 思考力を高めるための言語活動 自分の思いや考えをまとめる活動 調べたことをまとめる活動 判断力を高めるための言語活動 料理の手順や方法を把握する 表現力を高めるための言語活動 ふるさと交流会 自分の考えや思いを伝える活動 伝統食 ( 田楽豆腐 ) を作る 伝統食である 豆腐田 楽 作りを地域の方々と 一緒に行う 創作食を作る 自分たちが調べた大 豆を使った料理を地域 の方々に振る舞う

7 本時の指導 (1) 目標大豆について調べたことを分かりやすく伝え合い お互いの考えを深めることができる (2) 研究をとおして高めようとする力

話す言語活動について 調べたことを自分の言葉でまとめ 他の児童に伝える力 聞く言語活動について 聞き手としては 話の中心をとらえ 話し手が伝えたいことを理解する力 (3) 展開 段階 学習内容 活動 支援 導入 1 前時を想起する 聞き手が 話し手の思いや考えを受け止める 2 学習のめあての確認を行う ことができるように視点を確認する 調べたことを分かりやすく伝え合い 考えを深めよう 2 分 展開 3 学習の見通しをもつ 進行は 教師が行う 4 発表 交流をする 1 参観者と交流する 全員が発表する ( 参観者の方に声をかける 自分が何を調べ どんなことを学んだのかを伝える ) 3 年生は前時の発表 交流を受けて 参観者から感想をいただく 一人一人が自分のまとめた掲示資料の前に参観者を連れて行き 発表できるように事前に準備する 3 年生 ワークスペース 4 年生 教室 参観者の方々からいただいた感想を交流させ 次の 4 年生の発表につなげる 38 分 2 発表 交流 4 年生一人一人が発表する ( 参観者からの助言や質問を参考にし 修正して発表する ) 聞き手は 発表内容に関わり 発表者の思考を深められる質問をする 聞き手は 話し手の発表から学んだことや自分が調べたことと比べて意見を述べる 質問の際は 内容についての質問を出し調べたことをさらに深められるように支援する 個々の発表に対してよさや学んだことを伝え合うように 教師が助言を行う 終末 5 本時の学習をふり返る 発表会での交流をふり返り 学習の感想をふり返りシートにまとめる 感想を発表し 交流する 全体を通して 学んだことや考えたことを記入させる 感想発表を行い 学んだことや友達の発表のよさを交流させる 5 分 6 次時の学習を知る ふるさと交流会に向けて 豆腐作り を行う 豆腐作りについても講師の方に質問しながら体験活動することを確認する 昨年経験した 4 年生の感想を聞かせ 次時の活動に意欲をもたせる (4) 個への指導 児童 3 年生 AM 女 DW 男 OK 女 EH 女 SA 女

児童の実態 大豆の知識 個人テーマ 手立て 自分の考えを進んで話す みそ 豆腐などに使われる大事な食べ物 栄養について詳しく調べていく 根拠を明確にするように助言する 理由をはっきり述べることができる 他の豆に比べて出来るまでの間が長い 栄養の比較 ( 大豆と他の作物 ) 積極的に自分の考えを述べる 色々な物が作れる 畑の肉 保存がきく 作物の育ち方 ( 栽培の秘訣 育ち具合の違いなど ) 理由をはっきり述べることができる みそ 豆腐 しょうゆが作れる 枝豆から作られる? 料理について詳しく調べる 友達の発言をまねて話すことがある 三つきり (?) 入れて大豆を蒔くことが分かった 料理をさらに調べる 自分の考えをまとめてから言うように助言する 児童 児童の実態 大豆の知識 個人テーマ 手立て 4 年生 KH 女 TY 男 MA 女 NM 女 YK 男 TY 男 KT 男 話の中心をとらえて聞き 自分の考えを述べる ほとんど手作業でやる 大豆をたたく物がある 殻を分ける器械がある 油揚げの作り方を実際に目で見て確かめる 自分の思いを積極的に伝えることは苦手 枝豆からできる 色々な料理がある 栄養がある 色々なところで作られている 畑の王様 と呼ばれるほどの栄養について他の作物と比較して調べる 根拠を明確にすることで自信をもたせる 自分の思いや考えを積極的に伝えることができる 畑の肉といわれるほど栄養がある 豆腐 みそに使われる 種を二 三個入れる 栄養価について他の作物と比較して詳しく調べる 話の中心をとらえることが苦手である 豆が畑にうえている 大豆が増えている 料理についてさらに詳しく調べる 自分の考えをまとめてから言うように助言する 自分の思いを述べるが 根拠が弱いときがある 二 三個ずつ植える 豆腐になる 植えるとき かっちゃびの間隔をあける 大豆の種類を調べる 大雑把な言い方で説明することがある 育っていけば柔らかくなる 大豆の芽が枯れて大豆が落ちる 大豆を使った加工食品を調べる 根拠を明確にするように助言する 声が小さいが 伝えようという思いはある 豆腐 みそになる 丸い 栽培の秘訣 栽培している方の思い 話し手に適切な助言ができるようにメモを意識させる