3. 生化学的検査 >> 3C. 低分子窒素化合物 >> 3C045. amino acid fractionation 基本情報 3C045 分析物 連絡先 : 3764 JLAC10 診療報酬 識別 材料 001 尿 ( 含むその他 ) 測定法 204 高速液体クラマトグラフィー (HPLC) 結果識別 第 2 章 特掲診療料 D010 5 アミノ酸 第 3 部 検査 D010 5ロ 5 種類以上 1,212 点 第 1 節 検体検査料 第 1 款 検体検査実施料 ( 生化学的検査 (Ⅱ)) 加算等 算定条件等 検査オーダー 患者同意について 検査結果に影響を与える臨床情報 オーダーボタン オーダー 検査オーダー 検体検査 検査項目分類 生化学的検査 低分子窒素化合物 アミノ酸分画 オーダー 検査オーダー 検体検査 検体検査 外注検査 ( 一般 ) 外注 ( 生化 2 血 尿 ) アミノ酸分画 オーダー 検査オーダー 検体検査 検体検査 分野別 随時尿検査 アミノ酸分画 検査予約至急オーダー 不可 検査オーダーに関する注意事項 検査オーダーの方法 検査受付時間検査の受付について http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/appendix_private/appendix_order.pdf http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/appendix_open/appendix_reception.pdf http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/index/ 1 / 6
3. 生化学的検査 >> 3C. 低分子窒素化合物 >> 3C045. 検体採取 患者の検査前準備 検体採取のタイミング 記号添加物 ( キャップ色等 ) 採取材料採取量測定材料ネ丸底プレイン ( 白 ) 尿 9 ml 注 8 0 0 外 N60 セイカ 検体ラベル ( 単項目オーダー時 ) ホンハ ンテスト 09.03 @ 随時尿 外注 1 **-****-33001* 採取容器について ネ 9ml **-***-*** 検体採取について 採取検体の保存条件 酸性尿は避けてください. 尿を凍結保存 検体搬送について 検査に要する時間 再検査 追加検査の対応可能日数 検体採取に関する注意事項 検体到着日から 60 日 ( 検体量ある場合のみ ) 採取容器一覧 http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/appendix_public/pm_common_0002_ver008.pdf 採血方法および他のサンプルの採取方法 http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/appendix_public/pm_common_0008_ver001.pdf サンプル採取時に使用した器材の安全な廃棄方法 http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/appendix_public/pm_common_0009_ver001.pdf 検査結果報告 検査機器 HPLCシステム 検査所要日数 4~5 日 まいこネット開示までの目安 5~6 日後 ( 土日祝日を除く ) 検査部門 委託先 外部委託 (LSIメディエンス) 検査結果報告について 検査に関する問い合わせ等検査結果報告についてまいこネットでの検査結果の参照について http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/appendix_private/appendix_policy.pdf http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/appendix_open/appendix_report.pdf http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/appendix_open/appendix_maiko.pdf http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/index/ 2 / 6
3. 生化学的検査 >> 3C. 低分子窒素化合物 >> 3C045. 生物学的基準範囲 期間 2015/04/01~ 基準値設定材料 随時尿 検査方法 高速液体クロマトグラフィー (HPLC) 項目 男性 女性 単位 52 タウリン (Tau) 132.8-2045 132.8-2045 53 ホスフォエタノールアミン (PEA) 5.9-76.6 5.9-76.6 55 アスパラギン酸 (Asp) 18.8 未満 18.8 未満 56 ヒドロキシプロリン (Hyp) 11.7 未満 11.7 未満 58 トレオニン (Thr) 29.5-455.8 29.5-455.8 59 セリン (Ser) 74.0-817.2 74.0-817.2 60 アスパラギン (Asn) 24.2-316.9 24.2-316.9 61 グルタミン酸 (Glu) 5.1-84.6 5.1-84.6 62 グルタミン (Gln) 93.7-1184 93.7-1184 63 サルコシン (Sarco) 64 α-アミノアジピン酸 (α-aaa) 10.1-72.4 10.1-72.4 65 プロリン (Pro) 11.5 未満 11.5 未満 66 グリシン (Gly) 263.3-3386 263.3-3386 67 アラニン (Ala) 47.8-803.5 47.8-803.5 68 シトルリン (Cit) 21.7 未満 21.7 未満 69 α-アミノ-n- 酪酸 (α-anba) 2.2-27.9 2.2-27.9 70 バリン (Val) 8.0-78.9 8.0-78.9 71 シスチン (Cys) 8.6-124.7 8.6-124.7 72 メチオニン (Met) 2.6-37.8 2.6-37.8 73 シスタチオニン (Cysthio) 3.4-50.1 3.4-50.1 74 イソロイシン (Ile) 3.0-28.8 3.0-28.8 75 ロイシン (Leu) 6.0-61.8 6.0-61.8 78 チロシン (Tyr) 21.5-255.1 21.5-255.1 79 β-アラニン (β-ala) 56.9 未満 56.9 未満 80 フェニルアラニン (Phe) 11.8-104.5 11.8-104.5 81 β-アミノイソ酪酸 (BAIBA) 18.4-1695 18.4-1695 82 ホモシスチン (Homocys) 83 γ-アミノ酪酸 (GABA) 84 モノエタノールアミン (MEA) 100.1-937.9 100.1-937.9 86 ヒドロキシリジン (Hyl) 11.6 未満 11.6 未満 87 オルニチン (Orn) 3.6-29.0 3.6-29.0 88 1-メチルヒスチジン (1-Me-His) 24.8-1575 24.8-1575 89 ヒスチジン (His) 200.6-2367 200.6-2367 90 リジン (Lys) 23.6-535.2 23.6-535.2 91 3-メチルヒスチジン (3-Me-His) 81.4-607.3 81.4-607.3 92 トリプトファン (Trp) 16.9-146.8 16.9-146.8 93 アンセリン (Ans) 62.3 未満 62.3 未満 94 カルノシン (Carno) 2.1-33.0 2.1-33.0 95 アルギニン (Arg) 3.4-47.8 3.4-47.8 alloisoleucine(allo-ile) http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/index/ 3 / 6
3. 生化学的検査 >> 3C. 低分子窒素化合物 >> 3C045. 項目男性女性単位 : 測定感度以下, TR: 痕跡 印は アミノ酸 ではありませんが, 本項目に含めて測定いたします. 基準値情報 緊急異常値 電話連絡対応 検体検査基準値一覧電話連絡対応基準一覧 http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/appendix_public/pm_common_0005_ver006.pdf http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/appendix_public/pm_common_0010_ver002.pdf http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/appendix_public/pm_common_0011_ver001.pdf http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/index/ 4 / 6
3. 生化学的検査 >> 3C. 低分子窒素化合物 >> 3C045. 臨床情報 臨床的意義アミノ酸は, 同一分子内にアミノ基 -NH2 とカルボキシル基 -COOH を有する化合物の総称で, 蛋白質の主要構成成分である. 成人における総血漿アミノ酸は約 40 種類のアミノ酸で構成されており, 全身のアミノ酸の約 1% にすぎないが, 各臓器のアミノ酸の動態を反映するのに大きな役割を果たしている. また, 全身のアミノ酸は, 摂取蛋白の分解, 体内蛋白の分解, 非必須アミノ酸合成と蛋白合成などの動的平衡状態にあり, アミノ酸の量を調べることはその動態と平衡状態を知ることであり, 臨床的に極めて重要となる. 一方, 健常人では尿中に 1 日約 80~200mg/dl のアミノ酸が排泄されていると言われ, 尿中アミノ酸量は再吸収機能を知る上で有用である. 意義としては, 遺伝病の一つと言われる先天的に蛋白合成 分解などが不十分な, 先天性アミノ酸代謝異常症, 肝障害の重症度の判定, 全身の栄養状態の把握などに有用である. 異常値を示す病態 疾患各種アミノ酸代謝異常症低値疾患栄養不良状態高値疾患肝硬変, 劇症肝炎, 先天性アミノ酸代謝異常症, 糖尿病関連項目総ホモシステイン結石分析 http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/6421.html http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/6189.html 参考文献エスアールエル Web Page 検査項目レファレンス 日本生化学会 : 生化学実験講座 11アミノ酸代謝と生体アミン1 版 53~67 1976 平山千里他 : 日本臨床 43-S 上 -264~267 1985 http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/index/ 5 / 6
3. 生化学的検査 >> 3C. 低分子窒素化合物 >> 3C045. 他情報 変更履歴 変更履歴 Ver. 文書更新日変更内容変更適用日制定 1 2008 年 4 月 1 日 2008 年 4 月 1 日 2 2010 年 6 月 1 日 オーダーボタン名称変更 2010 年 6 月 1 日 検査方法 報告項目 ( 印の項目の報告終了 ) 3 2010 年 11 月 26 日 2010 年 11 月 30 日 4 2015 年 4 月 24 日 5 2016 年 4 月 25 日 6 2018 年 4 月 6 日 外部委託先変更 (SRL LSIM), 報告日数 検査方法 基準値変更 平成 28 年 4 月診療報酬改定 平成 30 年 4 月診療報酬改定 2015 年 4 月 1 日 2016 年 4 月 1 日 2018 年 4 月 1 日 URI http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/.html Last Updated : 14 Nov. 2018, 21:53 http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/index/ 6 / 6