基本的な考え方 羽田空港の機能強化は 首都圏だけでなく日本全体にとって不可欠であり 機能強化の必要性やその実現方策等について 関係自治体の協力も得ながら できる限り多くの方々に知って頂くように努める 基本的な考え方 1 羽田空港の機能強化の必要性やその実現方策等について できる限り多くの方々に知って

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< 基本方針 > 一般社団法人移住 交流推進機構 ( 以下 JOIN という ) は 地方に新しい生活や人生の可能性を求めて移住 交流を希望する方々への情報発信や そのニーズに応じた地域サービスを提供するシステムを普及することにより 都市から地方への移住 交流を推進し 人口減少社会における地方の振興

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羽 田 空 港 ( 東 京 国 際 空 港 )の 概 要 羽 田 空 港 ( 東 京 国 際 空 港 ) 総 面 積 : 1,522ha 旅 客 数 : 6,960 万 人 ( 国 内 6,156 万 人 国 際 804 万 人 ) 貨 物 量 : 91.3 万 トン( 国 内 75.9 万 トン

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羽田空港のこれから-飛行経路の見直しによる羽田空港の国際線増便について-

プレゼンテーションタイトル

4-(1)-ウ①

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イ類似団体の状況 法定上限数 抜粋 30 人 ( 人口 8~ 10 万人 ) 34 人 ( 人口 10~ 14 万人 ) 定数が定数を減員の状況法定市数法定上限人2人3人4人5人6人7人8人9人上限数数より減員1と同じ (14.8%) 9 (23.1%) 10 人11 人以上 23

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取組みの背景 これまでの流れ 平成 27 年 6 月 日本再興戦略 改訂 2015 の閣議決定 ( 訪日外国人からの 日本の Wi-Fi サービスは使い難い との声を受け ) 戦略市場創造プラン における新たに講ずべき具体的施策として 事業者の垣根を越えた認証手続きの簡素化 が盛り込まれる 平成 2

)各 職場復帰前 受入方針の検討 () 主治医等による 職場復帰可能 との判断 主治医又はにより 職員の職場復帰が可能となる時期が近いとの判断がなされる ( 職員本人に職場復帰医師があることが前提 ) 職員は健康管理に対して 主治医からの診断書を提出する 健康管理は 職員の職場復帰の時期 勤務内容

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議会改革度調査2013 テーマ別分析② 政務活動費

1) 3 層構造による進捗管理の仕組みを理解しているか 持続可能な開発に向けた意欲目標としての 17 のゴール より具体的な行動目標としての 169 のターゲット 達成度を計測する評価するインディケーターに基づく進捗管理 2) 目標の設定と管理 優先的に取り組む目標( マテリアリティ ) の設定のプ

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表 1 関西ターミナル空域 の入域地点 管制部 セクタ 移管地点 移管高度 東京 近畿西 SAEKI 160 紀伊 EVERT 160 三河 SINGU 180 福岡 四国北 RANDY 150 南九州東 KARIN 160 ( 解析対象日の条件, 現在は一部変更 ) イトレベル,1 は高度 100

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(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

オリンピック パラリンピック東京大会におけるホストシティ タウン構想に係る自治体における国際交流の取組についてのアンケート 1. 調査概要配布先 : 都道府県 市区町村時期 : 平成 26 年 9 月 30 日 ~10 月 30 日 ( 年内にとりまとめ ) 調査趣旨 : 2020 年オリンピック

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3 検討プロセス 3-1 県計画案を策定するねらい 沖縄 21 世紀ビジョン基本計画を着実に実施していくための総合的な交通体系のビジョンを示した 沖縄県総合交通体系基本計画 において 県土の均衡ある発展を支える利便性の高い公共交通ネットワークの構築が位置づけられている 同計画を踏まえ 県では 南北骨

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2 保険者協議会からの意見 ( 医療法第 30 条の 4 第 14 項の規定に基づく意見聴取 ) (1) 照会日平成 28 年 3 月 3 日 ( 同日開催の保険者協議会において説明も実施 ) (2) 期限平成 28 年 3 月 30 日 (3) 意見数 25 件 ( 総論 3 件 各論 22 件

(3) その他 全日制高校進学率の向上を図るため 更に公私で全体として進学率が向上するよう工夫する そのための基本的な考え方として 定員協議における公私の役割 を次のとおり確認する 公立 の役割: 生徒一人ひとりの希望と適性に応じて 多様な選択ができるよう 幅広い進路先としての役割を担い 県民ニーズ

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が実現することにより 利用希望者は認証連携でひもづけられた無料 Wi-Fi スポットについて複数回の利用登録手続が不要となり 利用者の負担軽減と利便性の向上が図られる 出典 : ICT 懇談会幹事会 ( 第 4 回 )( 平成 27(2015) 年 4 月 24 日 ) 2. 現状 日本政府観光局

寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

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27 年度当初予算 28 年度要求主な増減理由円)平 7 単 位 2 : 8 百年万度予訳(成 ( 目 ) 啓発広報費 2 平成 26 年度限りの経費 ( 重要事項に関する戦略的国際広報諸費に統合 ) 計 0 0 算内

各資産のリスク 相関の検証 分析に使用した期間 現行のポートフォリオ策定時 :1973 年 ~2003 年 (31 年間 ) 今回 :1973 年 ~2006 年 (34 年間 ) 使用データ 短期資産 : コールレート ( 有担保翌日 ) 年次リターン 国内債券 : NOMURA-BPI 総合指数

(1) 当該団体が法人格を有しているか 又は法人格のない任意の団体のうち次の1~2の要件を全て満たすもの 1 代表者の定めがあること 2 団体としての意思決定の方法 事務処理及び会計処理の方法 並びに責任者等を明確にした規約その他の規定が定められていること (2) 関係市町村との協議体制を構築してい

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2-2 需要予測モデルの全体構造交通需要予測の方法としては,1950 年代より四段階推定法が開発され, 広く実務的に適用されてきた 四段階推定法とは, 以下の4つの手順によって交通需要を予測する方法である 四段階推定法将来人口を出発点に, 1 発生集中交通量 ( 交通が, どこで発生し, どこへ集中

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本検討会で扱う「所有者の所在の把握が難しい土地」とは

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P5 26 行目 なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等の関係から なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等から P5 27 行目 複式学級は 小規模化による学習面 生活面のデメリットがより顕著となる 複式学級は 教育上の課題が大きいことから ことが懸念されるなど 教育上の課題が大きいことから P

第三者による品質証明制度について 参考資料 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism


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金融円滑化に関する方針 千葉銀行は 地域金融機関として 金融サービスの提供をつうじて 地域のお客さまニーズにお応えし 地域の発展に貢献する という役割 使命を果たす 姿勢を堅持してまいりました 特に 地域への円滑な資金供給をはじめとする金融仲介機能の発揮やお客さまへの経営健全化支援等による地域密着型

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大規模災害等に備えたバックアップや通信回線の考慮 庁舎内への保存等の構成について示すこと 1.5. 事業継続 事業者もしくは構成企業 製品製造元等の破綻等により サービスの継続が困難となった場合において それぞれのパターン毎に 具体的な対策を示すこと 事業者の破綻時には第三者へサービスの提供を引き継

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併せて 先進事例を統一的なフォーマットでデータベース化する また 意欲ある地域が先進的な取組みを行った人材に 目的に応じて容易に相談できるよう 内閣官房において 各省の人材システムを再点検し 総合的なコンシェルジュ機能を強化する 各種の既存施策に加え 当面 今通常国会に提出を予定している 都市再生法

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244650/07 酒井正子

4 研修について考慮する事項 1. 研修の対象者 a. 職種横断的な研修か 限定した職種への研修か b. 部署 部門を横断する研修か 部署及び部門別か c. 職種別の研修か 2. 研修内容とプログラム a. 研修の企画においては 対象者や研修内容に応じて開催時刻を考慮する b. 全員への周知が必要な

Transcription:

資料 羽田空港機能強化に関するコミュニケーションのあり方 ( 案 ) 国土交通省航空局 平成 27 年 5 月 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism

基本的な考え方 羽田空港の機能強化は 首都圏だけでなく日本全体にとって不可欠であり 機能強化の必要性やその実現方策等について 関係自治体の協力も得ながら できる限り多くの方々に知って頂くように努める 基本的な考え方 1 羽田空港の機能強化の必要性やその実現方策等について できる限り多くの方々に知って頂くよう努める 2 羽田空港の機能強化のプラス マイナス面の影響を勘案しながら公平かつ効率的な手法を選択し 特にマイナス面の影響の大きな方々とより丁寧な対話を行う 3 2020 年東京オリンピック パラリンピックまでの機能強化実現に向けて必要な施設整備 防音工事の期間等も念頭に置きつつ 丁寧に対話のプロセスを進める 4 双方向の対話を通じ 住民の方々の多様な意向をきめ細やかに聴いた上で より環境影響に配慮した方策を模索する 1

羽田空港機能強化に向けたコミュニケーションの具体的手法 基本的な考え方を踏まえ 様々なメディア等を適切に活用して周知広報を行うとともに 住民の方々との双方向の対話を進める 特に 騒音等の影響が大きい地域の方々に対しては 情報提供や意見 質問 懸念等の聴取をよりきめ細やかに行う メディア等を活用した広報 羽田空港機能強化の必要性やその実現方策等について できる限り多くの方々に知って頂くため 多様な手法を適切に組み合わせ 情報提供を行う 手法ホームページ ソーシャルメディアメディア (TV 雑誌等) シンポジウム自治体広報誌 ニュースレター等 全ての方々 対象者 それぞれの媒体の対象となる都民 県民 区民 市民等 双方向の対話 公平性と効率性の観点から 適切な手法を組み合わせながら 双方向の対話を進め 住民の方々の意見 質問 懸念等を聴取する 特に 騒音等の影響が大きい地域の方々に対しては 情報提供や意見 質問 懸念等の聴取をよりきめ細やかに行う また 対話の内容は積極的に発信し 幅広く共有する 手法 対象者 ホームページ ソーシャルメディア 説明会 ( オープンハウス型 ) 全ての方々 影響の大きい地域の方々 ワークショップ 地元協議会 ( コミュニティー ミーティング ) 影響の特に大きい地域の方々 2

コミュニケーションの全体像 ( イメージ ) コミュニケーションには多様な手法があり 対象となる方々に応じてこれらの手法を適切に組み合わせながら 幅広い方々の意見 質問 懸念等を聴取する ホームページ ソーシャルメディア 自治体広報誌 ニュースレター等 説明会 ( オープンハウス型 ) シンポジウム ワークショップ地元協議会 ( コミュニティ ミーティング ) メディア (TV 雑誌等 ) 騒音等の影響大小 3

双方向の対話 ( 説明会の開催形式 ) 説明会を開催するに当たっては 公平性と効率性を確保しつつ双方向の対話を行うという趣旨に照らせば 参加者個人にきめ細やかな対応が可能なオープンハウス型とすることのメリットが大きい 説明会 ( オープンハウス型 ) 説明会 ( 教室型 ) 参加促進 情報提供 意見等の把握 その他 参加者の都合の良い日時 場所で参加可能 多くの方に同じ情報を提供することが可能 更に参加者が知りたいことについて フェイス トゥ フェイスで伝える機会を提供できるため きめ細やかな情報提供が可能 巡回する担当者との自由な対話が可能 意見 質問 懸念等の丁寧な聴取が可能 欧米先進国では主流だが 日本ではまだ認知が十分でない 地域毎に決められた日時 (1~2 時間程度 ) に参加できる方のみ参加可能 ~ 多くの方に同じ情報を提供することが可能 ただし 情報が画一的なものとなり 参加者個人の関心に応えられない場合もある ~ 強い意見を持つ人が場を支配しがち 意見を言いたくても言えない人が生じやすい 日本では従来から 典型的な説明会のスタイルと考えられている 1 コミュニケーションの場 内容 議論の進捗などに応じ 最適な形式を採用 ただし 教室型の説明会は上述のような課題があり 説明会本来の目的を達成できない場合もある 2 オープンハウス型の説明会で聴取した意見など対話の内容については 積極的に発信することにより 認識の共有 具体の課題への整理を進めていく 4

双方向の対話 ( 説明会の運営 開催場所 ) 説明会 ( オープンハウス型 ) ワークショップ 地元協議会 ( コミュニティ ミーティンク ) の開催に際しては その目的に照らし 関係自治体とも相談しながら 運営方針や開催場所を決定する 説明会 ( オープンハウス型 ) (1) 運営に当たっての考え方 1 説明会の参加者は開催地の自治体の住民に限定するのではなく 公平性と効率性の観点から できるだけ周辺に在住 勤務する方々が広くオープンに参加できるよう 国 都県及び区市等が連携し 一連の開催を広域的に周知する 2 説明会の開催に当たっては 国 都県及び区市等は 連携 協力して対応することにより 説明会開催の効果を高めていく (2) 開催場所について 1 説明会を開催する地域については 騒音影響等が想定される新飛行経路下の地域を中心に ( 到着 出発の経路ごとの ) 航空機の騒音の程度等を勘案して決定する 2 騒音等の影響が大きい地域ほど より密度高く開催する 3 具体的な開催場所については 周辺の交通ネットワークも勘案し 交通の便の良いターミナル駅の周辺等 より参加しやすい地点に設定する 5

双方向の対話 ( ワークショップ等の運営 開催場所 ) ワークショップ 地元協議会 ( コミュニティ ミーティンク ) (1) 運営に当たっての考え方 1 特に影響の大きい方々との対話手法については オープンハウス型の説明会と併せ 住民同士の深い議論を行うために ワークショップや地元協議会 ( コミュニティ ミーティング ) を活用し 情報提供や意見 質問 懸念等の聴取をより細やかに行う 2 その際 地域と空港がこれまで築いてきた関係や 協議会などの既存の枠組みも踏まえた上で 今後のまちづくりや地域活性化の議論にも資するものとする必要がある (2) 開催場所について 1 ワークショップや地元協議会 ( コミュニティ ミーティング ) は 羽田空港からの距離が近く 特に騒音等の影響が大きくなることが想定される地域において開催する なお 具体的な形式や開催場所等については 関係自治体等とも相談し 地域の状況や要請等も踏まえて検討していく 6

新たな飛行経路と説明会の開催場所のイメージ 南風運用の割合 運用全体の約 4 割 ( 年間平均 ) 南風時新経路の運用時間 15:00~19:00 ( 切替時間を含む ) 北風運用の割合 運用全体の約 6 割 ( 年間平均 ) 北風時新経路の運用時間 6:00~10:30 及び 15:00~19:00 ( 切替時間を含む ) 1 到着経路の高度は 計器着陸装置 (ILS) を利用した進入により 国際基準で決められた一定の角度で滑走路に向かって降下する場合を前提とした想定高度 2 出発経路の高度は 長距離国際線の大型機が通過する際の想定高度を記載 ( 実際には大半の飛行機がより高い高度を飛行 ) 北風時 C 滑走路出発 凡例 出発経路 ( 北風 南風時 ) 低 2,000ft 3,000ft 4,000ft 到着経路 ( 南風時 ) 低 6,000ft~ 1,000ft 2,000ft 3,000ft 4,000ft 5,000ft 6,000ft~ 高高 南風時 B 滑走路出発 説明会 ( オープンハウス型 ) の開催を検討する必要がある地域 7

平成 27 年平成 28 年平成 29~31 年平成 32 年プロセス予算要求等京オリンピック パラリンピック開ロセメディア等を活用した広報スの決定双方向の対話フェーズ1 環境方影 機能強化の必要性 実現方策等策響双方向の対話フォローアップ等についての情報提供のにフェーズ2 配 機能強化についての認識を共有慮 意見 質問 懸念等の聴取し 多様な声を具体の課題に整理し た共有 環境対策 新飛行経路の運用方法等の対応策についての提示 それぞれの対応策のメリット デメリットを整理 評価し 共有 機能強化の目的を達成しつつ 具体の課題に経路運航東防音工事等 も対応するような 対応策への絞り込み 環境影響に配慮した方策を策定し 共有 催施設整備に係る 施設整備に係る調査 設計費等 28 年度概算要求 工事費 環境対策費等 29 年度概算要求 施設整備に係る調査 設計等の所要の準備 施設整備 新飛行 8 策定羽田空港機能強化に向けたプロセスプ