チェックを受けるときは 正直に回答することが重要であること 四本人が面接指導を申し出た場合や ストレスチェックの結果の会社への提供に同意した場合に 会社が入手した結果は 本人の健康管理の目的のために使用し それ以外の目的に利用することはないこと 第 2 章ストレスチェック制度の実施体制 ( ストレス

Similar documents
ストレスチェック制度実施規程 第 1 章総則 ( 規程の目的 変更手続き 周知 ) 第 1 条この規程は 労働安全衛生法第 66 条の10の規定に基づくストレスチェック制度をケー エム テクノロジー株式会社において実施するに当たり その実施方法等を定めるものである 2 ストレスチェック制度の実施方法

MR通信H22年1月号

雇用管理分野における個人情報のうち健康情報を取り扱うに当たっての留意事項 第 1 趣旨 この留意事項は 雇用管理分野における労働安全衛生法 ( 昭和 47 年法律第 57 号 以下 安衛法 という ) 等に基づき実施した健康診断の結果等の健康情報の取扱いについて 個人情報の保護に関する法律についての

2 調査の実施 回収ア調査の実施方法受託者はセキュリティを確保し ストレスチェックの結果は実施者以外閲覧不可にして インターネットを活用して実施することとする 機構は 受託者に対し職員番号 氏名 所属部署 性別 生年月日 個人メールアドレス等のストレスチェックの実施に必要な情報を提供する 受託者はこ

導やメンタルヘルス相談を利用すること イ管理監督者管理監督者は 職場の管理監督者として ストレスチェックの集団分析結果等に基づく職場環境等の改善を通したストレスの軽減 部下からの相談への対応を行う また 管理監督者自身も必要に応じて ストレスチェック及びその結果に基づく面接指導 メンタルヘルス相談を

者が負う民事上の安全配慮義務の履行であり そのために必要な心身の状態の情報を適正に収集し 活用する必要がある 一方 労働者の個人情報を保護する観点から 現行制度においては 事業者が心身の状態の情報を取り扱えるのは 労働安全衛生法令及びその他の法令に基づく場合や本人が同意している場合のほか 労働者の生

Microsoft PowerPoint - CocoroClover_紹介資料(VirtualShowroom用)

2) 社内外相談窓口についてまた ストレスチェック制度に基づく医師の面接指導以外にも 社内外に以下のような相談窓口が用意されています 今回のストレスチェックの結果に関わらず どなたでも利用できますので 体調面で何か気になることがあればご相談ください [ 社内相談窓口 ] 会社 部健康管理室保健師 連

個人情報管理規程

個人情報の取り扱いに関する規程

個人情報保護規定

14個人情報の取扱いに関する規程

個人情報保護規程

< F2D8EE888F882AB C8CC2906C>

目 次 はじめに 1 定義 3 1 ストレスチェック制度の趣旨 目的 4 2 ストレスチェック制度の基本的な考え方 5 3 ストレスチェック制度の実施に当たっての留意事項 6 4 ストレスチェック制度に基づく取組の手順 8 5 衛生委員会等における調査審議 11 6 ストレスチェックの実施方法等 2

個人データの安全管理に係る基本方針

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

)各 職場復帰前 受入方針の検討 () 主治医等による 職場復帰可能 との判断 主治医又はにより 職員の職場復帰が可能となる時期が近いとの判断がなされる ( 職員本人に職場復帰医師があることが前提 ) 職員は健康管理に対して 主治医からの診断書を提出する 健康管理は 職員の職場復帰の時期 勤務内容

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

個人情報の保護に関する規程(案)

文書管理規程 1.0 版 1

社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

本プログラムは ストレスチェックの結果を事業者へ通知するために 労働者の同意の有無を確認する機能はありません 本プログラムは 面接指導に関する機能はありません 本プログラムは スマートフォン画面には対応していません 本プログラムの動作には ハードディスク容量 1GB 以上が必要です また OS は

財団法人日本体育協会個人情報保護規程

2. ストレスチェック及び面接指導の実施 常時使用する労働者に対して 医師 保健師等による心理的な負担の程度を把握するための検査 ( ストレスチェック ) の実施を事業者に義務付け ( 労働者 50 人未満の事業場については当分の間努力義務 ) 検査の結果 一定の要件に該当する労働者から申出があった

第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 株式会社スマートバリュー ( 以下 当社 という ) が個人情報保護方針に基づく個人情報の取扱いの基本事項を定めたもので 個人情報の保護と適正な利用を図ることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条本規程における用語の定義は 次の各号に定めるところによ

Microsoft Word - 個人情報保護規程 docx

Microsoft Word - RM最前線 doc

個人情報保護規程例 本文

事業者が行うべき措置については 匿名加工情報の作成に携わる者 ( 以下 作成従事者 という ) を限定するなどの社内規定の策定 作成従事者等の監督体制の整備 個人情報から削除した事項及び加工方法に関する情報へのアクセス制御 不正アクセス対策等を行うことが考えられるが 規定ぶりについて今後具体的に検討

された産業医はストレスチェック制度にどこまで関与すれば 職務を果たしたことに なるのでしょうか 2 衛生委員会等における調査審議 ( 注 ) 衛生委員会又は安全衛生委員会をこのQ&Aでは 衛生委員会等 といいます Q2-1 ストレスチェックを健診機関などの外部機関に委託し 産業医は共同実施者となる場

審議するものとする 2 前項の審議は 当該任期付職員の在任中の勤務態度 業績等の評価及び無期労働契約に転換した場合に当該任期付職員に係る退職日までの人件費の当該部局における措置方法について行うものとする 3 教授会等は 第 1 項の審議に当たり 必要に応じて 確認書類の要求 対象者への面接等の措置を

Microsoft Word - 【提出用】ACL表紙 doc

Ⅰ バイタルリンク 利用申込書 ( 様式 1-1)( 様式 ) の手続 バイタルリンク を利用する者 ( 以下 システム利用者 という ) は 小松島市医師会長宛に あらかじ め次の手順による手続きが必要になります 新規登録手続の手順 1 <システム利用者 ( 医療 介護事業者 )>

一公職の候補者となる労働者の雇用の継続の確保のための立候補休暇に関する法律案目次第一章総則 ( 第一条 第二条 ) 第二章立候補休暇 ( 第三条 第六条 ) 第三章雑則 ( 第七条 第九条 ) 附則第一章総則 ( 目的 ) 第一条この法律は 立候補休暇の制度を設けることにより 公職の候補者となる労働

Microsoft Word - 様式第1号 キャリアアップ計画書 記入例

岩手医科大学医学部及び附属病院における人を対象とする医学系研究に係るモニタリング及び監査の実施に関する標準業務手順書 岩手医科大学医学部及び附属病院における 人を対象とする医学系研究に係る モニタリング及び監査の実施に関する標準業務手順書 岩手医科大学 第 1.0 版平成 29 年 10 月 1 日

<4D F736F F D20819C906C8E96984A96B1835A837E B C8E3693FA816A8E518D6C8E9197BF E646F63>

<4D F736F F D2094F18FED8BCE904588F582CC88E78E998B788BC C98AD682B782E98B4B92F62E646F63>

必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲内で 3 回を上限として介護休業をすることができる ただし 有期契約従業員にあっては 申出時点において 次のいずれにも該当する者に限り 介護休業をすることができる 一入社 1 年以上であること二介護休業開始予定日から 93 日を経過する日から

privacypolicy

<4D F736F F F696E74202D C8E817A C E90A A D2816A>

66 条の 6 改正のねらい 果通知 第 第 1 章改正労働安全衛生法 逐条解説 第 5 節 すべての健康診断結果の労働者への通知 特殊健康診断結果の追加 ( 第 66 条の 6 関係 ) 労働安全衛生法において 一般健康診断については 健康診断の実施後にその結果を本人へ通知する義務が規定されている

03-01【局長通知・特例】施術管理者の要件に係る取扱の特例について

個人情報の保護に関する

( 様式第 1 号 ( 共通 )) 共通事項 1 キャリアアップ管理者 情報 ( 氏名 ): 役職 ( 配置日 ): 年月日 2 キャリアアップ管理者 の業務内容 ( 事業所情報欄 ) 3 事業主名 印 4 事業所住所 ( - ) 5 電話番号 ( ) - 6 担当者 7 企業全体で常時雇用する労働

PowerPoint プレゼンテーション

< F2D30348AEE967B8C5F96F196F18ABC2E6A7464>

メ 札幌市オンブズマン条例 平成 12 年 12 月 12 日条例第 53 号 改正 札幌市オンブズマン条例 平成 15 年 10 月 7 日条例第 33 号 平成 20 年 11 月 7 日条例第 36 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 4 条 ) 第 2 章責務 ( 第 5 条 第 7

情報システムセキュリティ規程

等により明示するように努めるものとする ( 就業規則の作成の手続 ) 第 7 条事業主は 短時間労働者に係る事項について就業規則を作成し 又は変更しようとするときは 当該事業所において雇用する短時間労働者の過半数を代表すると認められるものの意見を聴くように努めるものとする ( 短時間労働者の待遇の原

マイナンバー制度 実務対応 チェックリスト

(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

第 2 章 個人情報の取得 ( 個人情報の取得の原則 ) 第 4 条個人情報の取得は コンソーシアムが行う事業の範囲内で 利用目的を明確に定め その目的の達成のために必要な範囲においてのみ行う 2 個人情報の取得は 適法かつ公正な方法により行う ( 特定の個人情報の取得の禁止 ) 第 5 条本条各号

きっかわ法律事務所 企業法務研究会(平成22年2月15日)資料            

平29・6・13(火) 平成29年度 神奈川県医師会 産業医部会 総会・研修会

公益財団法人岩手県南技術研究センター特定個人情報取扱規程 平成 28 年 4 月 1 日制定 規程第 14 号 第 1 章目的等 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 公益財団法人岩手県南技術研究センター ( 以下 センター という ) が 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関す

個人情報保護規程例 本文

PowerPoint プレゼンテーション

財団法人杉並区スポーツ振興財団個人情報保護規程


Microsoft Word - ○指針改正版(101111).doc

報主体の権利利益及びプライバシーの侵害の防止に関し 必要な措置を講じるよう勤める 2 本センターの職員等は 業務上知り得た個人情報を漏えいし または不当な目的に使用してはならない 第 2 章 管理体制及び責任 ( 管理体制 ) 第 6 条本センターは 個人情報の適切な管理を効果的に実施するため 役割

要領【H29年度版】

平成 26 年 3 月 6 日千葉医療センター 地域医療連携ネットワーク運用管理規定 (Ver.8) 千葉医療センター地域医療連携ネットワーク運用管理規定 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この運用管理規定は 千葉医療センター地域医療連携ネットワーク ( 以下 千葉医療ネットワーク ) に参加

安全衛生管理規程作成例

<4D F736F F D208CC2906C8FEE95F182C98AD682B782E98AEE967B95FB906A93992E646F63>

学校法人金沢工業大学個人情報の保護に関する規則

Microsoft Word - 実施要領・様式

教員等の懲戒処分に係る審査に関する規程 ( 平成 21 年 9 月 16 日 ) ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 教育公務員特例法 ( 昭和 24 年 1 月 12 日法律第 1 号 以下 法 という ) 第 9 条第 2 項の規定に基づき 沖縄県立看護大学教授会 ( 以下 教授会 という )

第 2 章職階および等級 ( 職 階 ) 第 7 条 職階は 職務遂行に要求される能力の範囲と程度に基づき 一般職 監督職 管理職およ ( 等級 ) 第 8 条等級は 各々の職階における職務遂行能力の成熟度の差に応じ 次の9 等級に区分するものとする 2. 前項の職階および等級の職能資格基準は 別表

Taro-別紙2

本サイトにおける個人情報の利用目的は以下のとおりです 当社は 本人の同意なく目的の範囲を超えて利用しません (1) 本サイト会員登録者の個人認証及び会員向け各種サービスの提供 (2) インターネットまたは電話を通じて提供する 宿予約サービス 及びそれに付帯関連する業務の遂行 (3) 上記 (2) に

劇場演出空間技術協会 個人情報保護規程

Microsoft Word - ①(様式第1号)キャリアアップ計画書

第 7 派遣元事業主の講ずべき措置等 派遣元事業主が講ずべき措置に関する指針 ( 平成 11 年労働省告示第 137 号 ) ( 最終改正平成 29 年厚生労働省告示第 210 号 ) 第 1 趣旨この指針は 労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律 ( 以下 労働者派遣法

( 様式第 1 号 ( 共通 )) 共通事項 1 キャリアアップ管理者 情報 ( 氏名 ): 役職 ( 配置日 ): 年月日 2 キャリアアップ管理者 の業務内容 ( 事業所情報欄 ) 3 事業主名 4 事業所住所 ( - ) 5 電話番号 ( ) - 6 担当者 7 企業全体で常時雇用する労働 者

中井町木造住宅耐震診断費補助金交付要綱

別紙(例 様式3)案

イ -3 ( 法令等へ抵触するおそれが高い分野の法令遵守 ) サービスの態様に応じて 抵触のおそれが高い法令 ( 業法 税法 著作権法等 ) を特に明示して遵守させること イ -4 ( 公序良俗違反行為の禁止 ) 公序良俗に反する行為を禁止すること イ利用規約等 利用規約 / 契約書 イ -5 (

Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320

( イ ) 従業員の配偶者であって育児休業の対象となる子の親であり 1 歳 6か月以降育児に当たる予定であった者が死亡 負傷 疾病等の事情により子を養育することが困難になった場合 6 育児休業をすることを希望する従業員は 原則として 育児休業を開始しようとする日の1か月前 (4 及び5に基づく1 歳

8. 内部監査部門を設置し 当社グループのコンプライアンスの状況 業務の適正性に関する内部監査を実施する 内部監査部門はその結果を 適宜 監査等委員会及び代表取締役社長に報告するものとする 9. 当社グループの財務報告の適正性の確保に向けた内部統制体制を整備 構築する 10. 取締役及び執行役員は

< F2D E93C195CA8C5F96F F582CC8F418BC682C9>

-法人向け無料ストレスチェック- ストレスチェッカーご利用ガイド

(4) 性的な写真や漫画などを見せること (5) ヌード ポスター等を掲示すること (6) 職場の職員を何回もじっと見つめること (7) 職場の職員を職場内外でつけ回すこと (8) 職場において 社員に対して性的な関係を要求すること (9) 職場の職員の衣服または身体をむやみに触ること (10) 頼

注意すべきポイント 1 内定承諾書は 内定者の内定承諾の意思を明らかにさせるものです 2 2 以降の注意すべきポイントについては マイ法務プレミアムで解説しています

事務ガイドライン ( 第三分冊 )13 指定信用情報機関関係新旧対照表 Ⅰ-2 業務の適切性 現行改正後 ( 案 ) Ⅰ-2 業務の適切性 Ⅰ-2-4 信用情報提供等業務の委託業務の効率化の観点から 内閣総理大臣 ( 金融庁長官 ) の承認を受けて信用情報提供等業務の一部を委託することが可能とされて

一般社団法人北海道町内会連合会定款変更(案)

題名

マイナンバーとは? どんな法律? 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律 社会保障 税番号制度 = マイナンバー制度 個人番号 = マイナンバー 個人情報 + マイナンバー = 特定個人情報 2

Microsoft Word - 介護保健最新情報vol.583.doc

Microsoft Word - TechStarsプライバシーポリシー.docx

制定 : 平成 24 年 5 月 30 日平成 23 年度第 4 回理事会決議施行 : 平成 24 年 6 月 1 日 個人情報管理規程 ( 定款第 65 条第 2 項 ) 制定平成 24 年 5 月 30 日 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 定款第 66 条第 2 項の規定に基づき 公益社団法

Microsoft Word - 個人情報の取り扱いについて.doc

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

宮城県道路公社建設工事総合評価落札方式(簡易型及び標準型)実施要領

つがる市小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備建設に関するガイドライン 平成 29 年 11 月 15 日公表 1 目的本ガイドラインは つがる市 ( 以下 市 という ) において小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備及び設備建設に伴う送電線等の付帯設備 ( 以下 小形風力発電設備等 という

Transcription:

ストレスチェック制度実施規程 ( 例 ) ( 注 ) この規程 ( 例 ) は 事業場がストレスチェック制度に関する社内規程を作成する際に参考としていただくために あくまでも一例としてお示しするものです それぞれの事業場で本規程 ( 例 ) を参考に 実際に規程を作成する際には 社内でよく検討し 必要に応じて加除修正するなどし 事業場の実態に合った規程を作成していただくようお願いします 第 1 章総則 ( 規程の目的 変更手続き 周知 ) 第 1 条この規程は 労働安全衛生法第 66 条の10の規定に基づくストレスチェック制度を株式会社において実施するに当たり その実施方法等を定めるものである 2 ストレスチェック制度の実施方法等については この規程に定めるほか 労働安全衛生法その他の法令の定めによる 3 会社がこの規程を変更する場合は 衛生委員会において調査審議を行い その結果に基づいて変更を行う 4 会社は規程の写しを社員に配布又は社内掲示板に掲載することにより 適用対象となる全ての社員に規程を周知する ( 適用範囲 ) 第 2 条この規程は 次に掲げる株式会社の全社員及び派遣社員に適用する 一期間の定めのない労働契約により雇用されている正社員二期間を定めて雇用されている契約社員三パート アルバイト社員四人材派遣会社から株式会社に派遣されている派遣社員 ( 制度の趣旨等の周知 ) 第 3 条会社は 社内掲示板に次の内容を掲示するほか 本規程を社員に配布又は社内掲示板に掲載することにより ストレスチェック制度の趣旨等を社員に周知する 一ストレスチェック制度は 社員自身のストレスへの気付き及びその対処の支援並びに職場環境の改善を通じて メンタルヘルス不調となることを未然に防止する一次予防を目的としており メンタルヘルス不調者の発見を一義的な目的とはしないものであること 二社員がストレスチェックを受ける義務まではないが 専門医療機関に通院中などの特別な事情がない限り 全ての社員が受けることが望ましいこと 三ストレスチェック制度では ストレスチェックの結果は直接本人に通知され 本人の同意なく会社が結果を入手するようなことはないこと したがって ストレス

チェックを受けるときは 正直に回答することが重要であること 四本人が面接指導を申し出た場合や ストレスチェックの結果の会社への提供に同意した場合に 会社が入手した結果は 本人の健康管理の目的のために使用し それ以外の目的に利用することはないこと 第 2 章ストレスチェック制度の実施体制 ( ストレスチェック制度担当者 ) 第 4 条ストレスチェック制度の実施計画の策定及び計画に基づく実施の管理等の実務を担当するストレスチェック制度担当者は 課職員とする 2 ストレスチェック制度担当者の氏名は 別途 社内掲示板に掲載する等の方法により 社員に周知する また 人事異動等により担当者の変更があった場合には その都度 同様の方法により社員に周知する 第 5 条のストレスチェックの実施者 第 6 条のストレスチェックの実施事務従事者 第 7 条の面接指導の実施者についても 同様の扱いとする ( ストレスチェックの実施者 ) 第 5 条ストレスチェックの実施者は 会社の産業医及び保健師の2 名とし 産業医を実施代表者 保健師を共同実施者とする ( ストレスチェックの実施事務従事者 ) 第 6 条実施者の指示のもと ストレスチェックの実施事務従事者として 衛生管理者及び課職員に ストレスチェックの実施日程の調整 連絡 調査票の配布 回収 データ入力等の各種事務処理を担当させる 2 衛生管理者又は課の職員であっても 社員の人事に関して権限を有する者 ( 課長 調査役 ) は これらのストレスチェックに関する個人情報を取り扱う業務に従事しない ( 面接指導の実施者 ) 第 7 条ストレスチェックの結果に基づく面接指導は 会社の産業医が実施する 第 3 章ストレスチェック制度の実施方法第 1 節ストレスチェック ( 実施時期 ) 第 8 条ストレスチェックは 毎年 月から 月の間のいずれかの1 週間の期間を 部署ごとに設定し 実施する ( 対象者 ) 第 9 条ストレスチェックは 派遣社員も含む全ての社員を対象に実施する ただし 派遣社員のストレスチェック結果は 集団ごとの集計 分析の目的のみに使用する

2 ストレスチェック実施期間中に 出張等の業務上の都合によりストレスチェックを受けることができなかった社員に対しては 別途期間を設定して ストレスチェックを実施する 3 ストレスチェック実施期間に休職していた社員のうち 休職期間が1 月以上の社員については ストレスチェックの対象外とする ( 受検の方法等 ) 第 10 条社員は 専門医療機関に通院中などの特別な事情がない限り 会社が設定した期間中にストレスチェックを受けるよう努めなければならない 2 ストレスチェックは 社員の健康管理を適切に行い メンタルヘルス不調を予防する目的で行うものであることから ストレスチェックにおいて社員は自身のストレスの状況をありのままに回答すること 3 会社は なるべく全ての社員がストレスチェックを受けるよう 実施期間の開始日後に社員の受検の状況を把握し 受けていない社員に対して 実施事務従事者又は各職場の管理者 ( 部門長など ) を通じて受検の勧奨を行う ( 調査票及び方法 ) 第 11 条ストレスチェックは 別紙 1の調査票 ( 職業性ストレス簡易調査票 ) を用いて行う 2 ストレスチェックは 社内 LAN を用いて オンラインで行う ただし 社内 LAN が利用できない場合は 紙媒体で行う ( ストレスの程度の評価方法 高ストレス者の選定方法 ) 第 12 条ストレスチェックの個人結果の評価は 労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度実施マニュアル ( 平成 27 年 5 月厚生労働省労働基準局安全衛生部労働衛生課産業保健支援室 )( 以下 マニュアル という ) に示されている素点換算表を用いて換算し その結果をレーダーチャートに示すことにより行う 2 高ストレス者の選定は マニュアルに示されている 評価基準の例 ( その1) に準拠し 以下のいずれかを満たす者を高ストレス者とする 1 心身のストレス反応 (29 項目 ) の合計点数が 77 点以上である者 2 仕事のストレス要因 (17 項目 ) 及び 周囲のサポート (9 項目 ) を合算した合計点数が 76 点以上であって かつ 心身のストレス反応 (29 項目 ) の合計点数が 63 点以上の者 ( ストレスチェック結果の通知方法 ) 第 13 条ストレスチェックの個人結果の通知は 実施者の指示により 実施事務従事者が 実施者名で 各社員に電子メールで行う ただし 電子メールが利用できない場合は 封筒に封入し 紙媒体で配布する ( セルフケア ) 第 14 条社員は ストレスチェックの結果及び結果に記載された実施者による助言 指導に基づいて 適切にストレスを軽減するためのセルフケアを行うように努めなけ

ればならない ( 会社への結果提供に関する同意の取得方法 ) 第 15 条ストレスチェックの結果を電子メール又は封筒により各社員に通知する際に 結果を会社に提供することについて同意するかどうかの意思確認を行う 会社への結果提供に同意する場合は 社員は結果通知の電子メールに添付又は封筒に同封された別紙 2の同意書に入力又は記入し 発信者あてに送付しなければならない 2 同意書により 会社への結果通知に同意した社員については 実施者の指示により 実施事務従事者が 会社の人事労務部門に 社員に通知された結果の写しを提供する ( ストレスチェックを受けるのに要する時間の賃金の取扱い ) 第 16 条ストレスチェックを受けるのに要する時間は 業務時間として取り扱う 2 社員は 業務時間中にストレスチェックを受けるものとし 管理者は 社員が業務時間中にストレスチェックを受けることができるよう配慮しなければならない 第 2 節医師による面接指導 ( 面接指導の申出の方法 ) 第 17 条ストレスチェックの結果 医師の面接指導を受ける必要があると判定された社員が 医師の面接指導を希望する場合は 結果通知の電子メールに添付又は封筒に同封された別紙 3の面接指導申出書に入力又は記入し 結果通知の電子メール又は封筒を受け取ってから 30 日以内に 発信者あてに送付しなければならない 2 医師の面接指導を受ける必要があると判定された社員から 結果通知後日以内に面接指導申出書の提出がなされない場合は 実施者の指示により 実施事務従事者が 実施者名で 該当する社員に電子メール又は電話により 申出の勧奨を行う また 結果通知から 30 日を経過する前日 ( 当該日が休業日である場合は それ以前の最後の営業日 ) に 実施者の指示により 実施事務従事者が 実施者名で 該当する社員に電子メール又は電話により 申出に関する最終的な意思確認を行う なお 実施事務従事者は 電話で該当する社員に申出の勧奨又は最終的な意思確認を行う場合は 第三者にその社員が面接指導の対象者であることが知られることがないよう配慮しなければならない ( 面接指導の実施方法 ) 第 18 条面接指導の実施日時及び場所は 面接指導を実施する産業医の指示により 実施事務従事者が 該当する社員及び管理者に電子メール又は電話により通知する 面接指導の実施日時は 面接指導申出書が提出されてから 30 日以内に設定する なお 実施事務従事者は 電話で該当する社員に実施日時及び場所を通知する場合は 第三者にその社員が面接指導の対象者であることが知られることがないよう配慮しなければならない 2 通知を受けた社員は 指定された日時に面接指導を受けるものとし 管理者は 社員が指定された日時に面接指導を受けることができるよう配慮しなければならない

3 面接指導を行う場所は とする ( 面接指導結果に基づく医師の意見聴取方法 ) 第 19 条会社は 産業医に対して 面接指導が終了してから遅くとも 30 日以内に 別紙 4の面接指導結果報告書兼意見書により 結果の報告及び意見の提出を求める ( 面接指導結果を踏まえた措置の実施方法 ) 第 20 条面接指導の結果 就業上の措置が必要との意見書が産業医から提出され 人事異動を含めた就業上の措置を実施する場合は 人事労務部門の担当者が 産業医同席の上で 該当する社員に対して 就業上の措置の内容及びその理由等について説明を行う 2 社員は 正当な理由がない限り 会社が指示する就業上の措置に従わなければならない ( 面接指導を受けるのに要する時間の賃金の取扱い ) 第 21 条面接指導を受けるのに要する時間は 業務時間として取り扱う 第 3 節集団ごとの集計 分析 ( 集計 分析の対象集団 ) 第 22 条ストレスチェック結果の集団ごとの集計 分析は 原則として 課ごとの単位で行う ただし 10 人未満の課については 同じ部門に属する他の課と合算して集計 分析を行う ( 集計 分析の方法 ) 第 23 条集団ごとの集計 分析は マニュアルに示されている仕事のストレス判定図を用いて行う ( 集計 分析結果の利用方法 ) 第 24 条実施者の指示により 実施事務従事者が 会社の人事労務部門に 課ごとに集計 分析したストレスチェック結果 ( 個人のストレスチェック結果が特定されないもの ) を提供する 2 会社は 課ごとに集計 分析された結果に基づき 必要に応じて 職場環境の改善のための措置を実施するとともに 必要に応じて集計 分析された結果に基づいて管理者に対して研修を行う 社員は 会社が行う職場環境の改善のための措置の実施に協力しなければならない 第 4 章記録の保存 ( ストレスチェック結果の記録の保存担当者 ) 第 25 条ストレスチェック結果の記録の保存担当者は 第 6 条で実施事務従事者として規定されている衛生管理者とする

( ストレスチェック結果の記録の保存期間 保存場所 ) 第 26 条ストレスチェック結果の記録は 会社のサーバー内に5 年間保存する ( ストレスチェック結果の記録の保存に関するセキュリティの確保 ) 第 27 条保存担当者は 会社のサーバー内に保管されているストレスチェック結果が第三者に閲覧されることがないよう 責任をもって閲覧できるためのパスワードの管理をしなければならない ( 事業者に提供されたストレスチェック結果 面接指導結果の保存方法 ) 第 28 条会社の人事労務部門は 社員の同意を得て会社に提供されたストレスチェック結果の写し 実施者から提供された集団ごとの集計 分析結果 面接指導を実施した医師から提供された面接指導結果報告書兼意見書 ( 面接指導結果の記録 ) を 社内で5 年間保存する 2 人事労務部門は 第三者に社内に保管されているこれらの資料が閲覧されることがないよう 責任をもって鍵の管理をしなければならない 第 5 章ストレスチェック制度に関する情報管理 ( ストレスチェック結果の共有範囲 ) 第 29 条社員の同意を得て会社に提供されたストレスチェックの結果の写しは 人事労務部門内のみで保有し 他の部署の社員には提供しない ( 面接指導結果の共有範囲 ) 第 30 条面接指導を実施した医師から提供された面接指導結果報告書兼意見書 ( 面接指導結果の記録 ) は 人事労務部門内のみで保有し そのうち就業上の措置の内容など 職務遂行上必要な情報に限定して 該当する社員の管理者及び上司に提供する ( 集団ごとの集計 分析結果の共有範囲 ) 第 31 条実施者から提供された集計 分析結果は 人事労務部門で保有するとともに 課ごとの集計 分析結果については 当該課の管理者に提供する 2 課ごとの集計 分析結果とその結果に基づいて実施した措置の内容は 衛生委員会に報告する ( 健康情報の取扱いの範囲 ) 第 32 条ストレスチェック制度に関して取り扱われる社員の健康情報のうち 診断名 検査値 具体的な愁訴の内容等の生データや詳細な医学的情報は 産業医又は保健師が取り扱わなければならず 人事労務部門に関連情報を提供する際には 適切に加工しなければならない 第 6 章情報開示 訂正 追加及び削除と苦情処理 ( 情報開示等の手続き )

第 33 条社員は ストレスチェック制度に関して情報の開示等を求める際には 所定の様式を 電子メールにより課に提出しなければならない ( 苦情申し立ての手続き ) 第 34 条社員は ストレスチェック制度に関する情報の開示等について苦情の申し立てを行う際には 所定の様式を 電子メールにより課に提出しなければならない ( 守秘義務 ) 第 35 条社員からの情報開示等や苦情申し立てに対応する課の職員は それらの職務を通じて知り得た社員の秘密 ( ストレスチェックの結果その他の社員の健康情報 ) を 他人に漏らしてはならない 第 7 章不利益な取扱いの防止 ( 会社が行わない行為 ) 第 36 条会社は 社内掲示板に次の内容を掲示するほか 本規程を社員に配布することにより ストレスチェック制度に関して 会社が次の行為を行わないことを社員に周知する 一ストレスチェック結果に基づき 医師による面接指導の申出を行った社員に対して 申出を行ったことを理由として その社員に不利益となる取扱いを行うこと 二社員の同意を得て会社に提供されたストレスチェック結果に基づき ストレスチェック結果を理由として その社員に不利益となる取扱いを行うこと 三ストレスチェックを受けない社員に対して 受けないことを理由として その社員に不利益となる取扱いを行うこと 四ストレスチェック結果を会社に提供することに同意しない社員に対して 同意しないことを理由として その社員に不利益となる取扱いを行うこと 五医師による面接指導が必要とされたにもかかわらず 面接指導の申出を行わない社員に対して 申出を行わないことを理由として その社員に不利益となる取扱いを行うこと 六就業上の措置を行うに当たって 医師による面接指導を実施する 面接指導を実施した産業医から意見を聴取するなど 労働安全衛生法及び労働安全衛生規則に定められた手順を踏まずに その社員に不利益となる取扱いを行うこと 七面接指導の結果に基づいて 就業上の措置を行うに当たって 面接指導を実施した産業医の意見とはその内容 程度が著しく異なる等医師の意見を勘案し必要と認められる範囲内となっていないものや 労働者の実情が考慮されていないものなど 労働安全衛生法その他の法令に定められた要件を満たさない内容で その社員に不利益となる取扱いを行うこと 八面接指導の結果に基づいて 就業上の措置として 次に掲げる措置を行うこと 1 解雇すること 2 期間を定めて雇用される社員について契約の更新をしないこと

3 退職勧奨を行うこと 4 不当な動機 目的をもってなされたと判断されるような配置転換又は職位 ( 役職 ) の変更を命じること 5 その他の労働契約法等の労働関係法令に違反する措置を講じること 附則 ( 施行期日 ) 第 1 条この規程は 平成年月日から施行する