指導方法等の改善計画について

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H30全国HP

指導方法等の改善計画について

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

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Taro-① 平成30年度全国学力・学習状況調査の結果の概要について

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県海草地方 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

平成 28 年度埼玉県学力 学習状況調査各学年の結果概要について 1 小学校 4 年生の結果概要 ( 平均正答率 ) 1 教科区分による結果 (%) 調査科目 羽生市 埼玉県 国語 算数 分類 区分別による結果 < 国語 > (%) 分類 区分 羽生市 埼

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる さらに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイ

(6) 調査結果の取扱いに関する配慮事項調査結果については 調査の目的を達成するため 自らの教育及び教育施策の改善 各児童生徒の全般的な学習状況の改善等につなげることが重要であることに留意し 適切に取り扱うものとする 調査結果の公表に関しては 教育委員会や学校が 保護者や地域住民に対して説明責任を果

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県和歌山市 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

第 2 章 知 徳 体 のバランスのとれた基礎 基本の徹底 基礎 基本 の定着 教育基本法 学校教育法の改正により, 教育の目標 義務教育の目標が定められるとともに, 学力の重要な三つの要素が規定された 本県では, 基礎 基本 定着状況調査や高等学校学力調査を実施することにより, 児童生徒の学力や学

(Microsoft Word - \207U\202P.doc)

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

(2) 国語科 国語 A 国語 A においては 平均正答率が平均を上回っている 国語 A の正答数の分布では 平均に比べ 中位層が薄く 上位層 下位層が厚い傾向が見られる 漢字を読む 漢字を書く 設問において 平均正答率が平均を下回っている 国語 B 国語 B においては 平均正答率が平均を上回って

2 調査結果 (1) 教科に関する調査結果 全体の平均正答率では, 小 5, 中 2の全ての教科で 全国的期待値 ( 参考値 ) ( 以下 全国値 という ) との5ポイント以上の有意差は見られなかった 基礎 基本 については,5ポイント以上の有意差は見られなかったものの, 小 5 中 2ともに,

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平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

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H

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Taro-H29結果概要(5月25日最終)

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

瑞浪市調査結果概略(平成19年度全国学力・学習状況調査)

Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

平成 30 年 1 月平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果と改善の方向 青森市立大野小学校 1 調査実施日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) 2 実施児童数第 6 学年 92 人 3 平均正答率 (%) 調 査 教 科 本 校 本 県 全 国 全国との差 国語 A( 主として知識

解禁日時新聞平成 30 年 8 月 1 日朝刊テレビ ラジオ インターネット平成 30 年 7 月 31 日午後 5 時以降 報道資料 年月日 平成 30 年 7 月 31 日 ( 火 ) 担当課 学校教育課 担当者 義務教育係 垣内 宏志 富倉 勇 TEL 直通 内線 5

平成 30 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

平成 30 年度 品川区学力定着度調査 の結果から明らかになった課題と学力向上に向けた取組 ( 国語 ) 1. 国語の定着状況についての概要 どの学年もほとんどすべての項目において 目標値を上回った 昨年度から取り組んできた 文章を書き表す際の 言葉の正しい使い方の指導 が 言葉についての知識 理解

2 各教科の領域別結果および状況 小学校 国語 A 書くこと 伝統的言語文化と国語の特質に関する事項 の2 領域は おおむね満足できると考えられる 話すこと 聞くこと 読むこと の2 領域は 一部課題がある 国語 B 書くこと 読むこと の領域は 一定身についているがさらに伸ばしたい 短答式はおおむ

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

(2) 学習指導要領の領域別の平均正答率 1 小学校国語 A (%) 学習指導要領の領域 領 域 話すこと 聞くこと 66.6(69.2) 77.0(79.2) 書くこと 61.8(60.6) 69.3(72.8) 読むこと 69.9(70.2) 77.4(78.5) 伝統的な言語文化等 78.3(

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の

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平成 25 年度学力定着状況確認問題の結果について 概要版 山口県教育庁義務教育課 平成 2 6 年 1 月 1 実施概要 (1) 目 的 児童生徒の客観的な学力状況の経年的な把握と分析を通して 課題解決に向けた 指導の工夫改善等の取組の充実を図る全県的な検証改善サイクルを確立し 県内す べての児童

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

目 次 1 学力調査の概要 1 2 内容別調査結果の概要 (1) 内容別正答率 2 (2) 分類 区分別正答率 小学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 3 小学校算数 A( 知識 ) 算数 B( 活用 ) 5 中学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 7 中学校数学 A( 知識 )

小学校における県平均正答率との比較 市と県の平均正答率の差を比べると 国語 A B 算数 A B 理科のすべての教科 領域 区分で 5ポイント以上の差のものはなくなった 国語 A 市 :68.2% 県 :70.1% 差 :-1.9ポイント 国語 B 市 :49.6% 県 :53.6% 算数 A 市

平成 3 年度花乃井中のあゆみ 調査結果から 成果と課題 学力調査では すべての項目において平均値を上回っているが 平均値では若干下回っている教科もある 平均正答率を平均と比べると 国語 A は - ポイント 国語 B は -2.2 ポイント 数学 A は +6.9 ポイント 数学 B は +6.

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

5 分析 3 通過率 30% 未満の児童生徒の状況 (1) 通過率 30% 未満の児童生徒の教科教科調査における調査における状況 ここでは, 基礎 基本 定着状況調査の教科調査における各教科の県の平均通過率と各教科のタイプ Ⅰ の通過率 30% 未満であった児童生徒の平均通過率をグラフと表で設問ごと

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

平成 22 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 22 年 4 月 20 日 ( 火 )AM8:50~11:50 平成 22 年 9 月 14 日 ( 火 ) 研究主任山口嘉子 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (105 名 )

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

1. 調査結果の概況 (1) の児童 ( 小学校 ) の状況 < 国語 A> 今年度より, ( 公立 ) と市町村立の平均正答率は整数値で表示となりました < 国語 B> 4 国語 A 平均正答率 5 国語 B 平均正答率 ( 公立 ) 74.8 ( 公立 ) 57.5 ( 公立 ) 74 ( 公立

<4D F736F F D AAE90AC94C5817A E7793B188C481698D5D E7397A791E58A A778D5A814094F68FE3816A2E646F63>

平成 25 年度の全国学力 学習状況調査の下野市の全体の結果 ( 国語, 算数 数学 ) は, 小学校, 中学校ともに, すべての領域で, 全国平均正答率を上回る結果となった 小学校の全国学力調査全体結果について 小学校は国語 AB, 算数 AB ともに, 数ポイント全国平均正答率を上回っていた 小

フトを用いて 質問項目間の相関関係に着目し 分析することにした 2 研究目的 全国学力 学習状況調査結果の分析を通して 本県の児童生徒の国語及び算数 数学の学習 に対する関心 意欲の傾向を考察する 3 研究方法平成 25 年度全国学力 学習状況調査の児童生徒質問紙のうち 国語及び算数 数学の学習に対

全国学力・学習状況調査の指導改善策

①H28公表資料p.1~2

平成 26 年度 高知県学力定着状況調査結果の概要 速報版 平成 27 年 2 月 高知県教育委員会

別紙様式 平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果と考察及び対策について 東松島市立宮野森小学校 1 国語科 (1) 国語 A 平均正答率 ( 宮城県 全国との比較 ) 話す 聞く能力 書く能力 読む能力 言語についての知識 理解 技能 全体 県比較

国語 A では, 領域別, 観点別, 問題形式別に見て, どの区分においても全国平均を上回り, 高い正答率でした しかし, 設問別でみると全国および新潟県平均正答率を下回った設問が, 15 問中 1 問, 新潟県の平均正答率を下回った設問は,15 問中 1 問ありました 設問の概要関屋小新潟県全国

国語 B 柏原 埼玉県 全国 話すこと 聞くこと 書くこと 読むこと 算数 A 柏原 埼玉県 全国 数と計算 量と測定 図形 数量関係 算数 B 柏原 埼玉県 全国

(2) 教科の問題結果から見られる特徴 基礎的な内容を問う問題については おおむね成果が見られるが 記述式の問 題や基礎的な内容を問う問題の一部に 依然として課題が見られる 主な成果主な課題 ( は問題形式による課題 ) 国語 学年別漢字配当表に示されている漢字を 指定された箇所の正しい筆順を示すこ

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

平成24年度全国学力・学習状況調査の結果について(概要)

H30全国学テ 保護者校内お知らせ鏡文

4 調査結果について (1) 教科に関する調査の結果 ( 公立 ) の平均正答率を % として換算した市内の領域 観点 問題形式別正答率 グラフの途切れは, 問題が出題されなかった項目 < 小学校 > : 概要 : 課題 : 今後の学習ポイント国語 A( 基礎 ) 国語 B( 活用 ) 話すこと聞く

2 全国 埼玉県 狭山市の平均正答率 ( 教科に関する調査の結果 ) ( 単位 %) (1) 小学校第 6 学年 教科ごとの区分 教科 狭山市 埼玉県 全国 国語 A 国語 B 算数 A 算数 B 学習指導要領の

平成27年度全国学力・学習状況調査結果の概要

平成18年度「島根県学力調査」の調査結果

国語 B では 話すこと 聞くこと 領域において 全国及び県平均を上回っているが 他の三つの領域においては 全国及び県平均を下回っている 活用する力を育成する取組のさらなる充実が必要である 設問 1 の目的に応じて 話し合いの観点を整理する力は身についてきている 設問 3 の二つの詩を比べて読み 自

< 中学校 A B 問題 > ( 単位 %) 教科富士見市埼玉県全国 国語 A 国語 B 数学 A 数学 B < 中学校国語 A> ( 単位 %) 話すこと 聞くこと

今年度は 創立 125 周年 です 平成 29 年度 12 月号杉並区立杉並第三小学校 杉並区高円寺南 TEL FAX 杉三小の子

[2007版] 平成23年度 全国学力・学習状況調査の結果概要(01 小・・

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

p.1~2◇◇Ⅰ調査の概要、Ⅱ公表について、Ⅲ_1教科に対する調査の結果_0821_2改訂

第 1 学年 国語 58.6 点 ( ) 61.0 点 ( ) 1 1 をピークとする右寄りの山型となっている 府の分布と比較して 80 点以上の生徒数の割合が少ない 90.6 話す 聞く能力 97.4 書く能力 92.8 話す 聞く能力 について との開きが最も小さい 書く能力 において との差が

国語 A: 本校と全国の領域別平均正答率比較 話すこと 聞くこと 90.8% 書くこと 73.8% 読むこと 74.0% 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 67.0% 考 察 話すこと 聞くこと では 相手や目的に応じて 理由や事例などを挙げなが ら筋道を立てて話すことができています 今後も

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

平成19年度全国学力・学習状況調査の結果をふまえた指導改善策

算数でも 知識 (A) 問題 活用 (B) 問題とも 全領域で全国平均を上回りました A 問題では 14 問中 12 問が全国平均を上回り うち8 問が5ポイント以上上回りました 下回った2 問は 直径と円周の長さの関係理解 と 除法で表す2 量関係の理解 でした B 問題では 10 問中 9 問が

の間で動いています 今年度は特に中学校の数学 A 区分 ( 知識 に関する問題 ) の平均正答率が全 国の平均正答率より 2.4 ポイント上回り 高い正答率となっています <H9 年度からの平均正答率の経年変化を表すグラフ > * 平成 22 年度は抽出調査のためデータがありません 平

国語について (1) 結果 国語 A 国語 B ともに県 全国を下回っている 無回答率が県 全国の平均を上回っており 特 に記述式の問題で目立っている (2) 課題 話し合いの場面で 話し合いの内容のポイントをつかむことに苦手意識がある 漢字の読み取りに関しては県と同等であったが 漢字の書き取りに関

4年

指導内容科目国語総合の具体的な指導目標評価の観点 方法 読むこと 書くこと 対象を的確に説明したり描写したりするなど 適切な表現の下かを考えて読む 常用漢字の大体を読み 書くことができ 文や文章の中で使うことができる 与えられた題材に即して 自分が体験したことや考えたこと 身の回りのことなどから 相

問 題

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平成19年度全国学力・学習状況調査の結果をふまえた指導改善策

国語 A: 本校と全国の領域別平均正答率比較 領域全国平均正答率下回っているやや下回っているほぼ同じやや上回っている上回っている 話すこと 聞くこと 90.8% 書くこと 73.8% 読むこと 74.0% 伝統的な言語文化と国語の特 質に関する事項 67.0% 漢字を正しく読んだり 文の中で正しく使

平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果について 平成 30 年 4 月に全国学力 学習状況調査が実施されました 市内の小学校第 6 学年及び中学校第 3 学年の児童生徒がこの調査を実施しましたので この結果を公表いたします 1 調査の目的 白井市教育委員会 義務教育の機会均等とその水準の維持向

国語科 総合的には 全国値とほぼ同じであるが 下回った学年が 2 つあった 経年比較では上がった学年が 2 つあった 書くこと に課題が必要な学年があり 昨年度から進めている国語科の 書くこと の研究の成果が表れた学年とそうでない学年があった 学年ごとの具体的な課題 ( ) 原因 ( ) と 読む力

小学校国語について

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算数 A ( 基礎的 基本的な知識 技能が身についている かどうかをみる問題 合計 16 問 ) 平均正答率は 平均を上回っていました 数量や図形についての技能 に関しての正答率が高い傾向にありました [ 設問 2(2)]( 末尾のそろっていない小数の加法の計算をすることができる ) 蹉跎小.9%

平成 29 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

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1-1 小学校国語 A( 調査時間 20 分 ) 基礎的 基本的な言語活動や言語事項に関する知識 技能が身に付いているかどうかをみる問題 で 12 設問で構成されている 本町の結果は 全国の平均正答率 栃木県の平均正答率とほぼ同じであった この調査では 学習指導要領の領域等として 話すこと 聞くこと

第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

平成21年度全国学力・学習状況調査の結果分析(非公表資料)

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学力向上を図るための調査結果について

Transcription:

指導方法等の改善計画について 国語科 平成 9 年度 基礎 基本 定着状況調査本年度通過率 ( 本校 74.%, 県 69.%) 平成 9 年度全国学力 学習状況調査本年度平均正答率 A( 本校 80.0%, 県 78.0%) B( 本校 74.0%, 県 73.0%) 本校県 A 79.1 76. 話すこと 聞くこと B 7.3 73.0 A 88.4 86.5 書くこと B 63.0 61.7 A 76.8 74. 読むこと B 74.5 7.4 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 A 78.9 78.1 B 45.9 41.7 本年度の結果について 基礎 基本 全国学力 基礎基本の結果からは, タイプ Ⅰ の平均は 74.6%, タイプ Ⅱ は 7.5% と, 全体としては概ね力が定着していることが分かる しかし, 一問ごとに見ていくと, タイプ Ⅰ の中の問題三 14( 小 3 の漢字の書き ) が県平均通過率に比べ 8% 低く, タイプ Ⅱ の中の問題五 ( 要旨の把握 ) が 37.% と低いことが分かる これらのことより, 小学校の漢字を書く力, 文章全体から要旨を把握する力が弱いことが分かる 全国学力の結果からは, タイプ A では, 県平均正答率を上回っており, 基礎的な力は概ねついているといえる タイプ B では, 話すこと 聞くこと が県平均の 73.0% を 0.7 ポイント下回っており, 課題である また, 個々の問題では A 問題の 9 五が 40.0% と低く多様な語句の理解が弱いことが分かる 重点課題 基礎 基本 定着状況調査 全国学力 学習状況調査重点課題に対応した改善指導内容及び方法 ( 授業 ) 課題 1 小学校 3 年生で学習した漢字を書くことができていない 問題三 14 通過率 67.% 小 3 の漢字の書き ( 拾う ) 課題 文章の要旨の把握ができていない 問題五 通過率 37.% 要旨の把握 課題 1 スピーチの内容を聞き手からの意見に基づいて直すことができていない 問題 B 三 正答率 56.% 課題 話し合いの記録として適切な言葉を考えられていない 問題 A9 五 正答率 40.0% 課題 1 1 間違いやすい漢字について, 新出漢字とともに, 授業において確認を行なう 普段の文章表現において, 既習漢字を使用するよう生徒に心がけさせて書かせる 課題 1 文章中からキーワードとなる言葉や内容を意識させて読み取りをさせる 重要な部分を補う根拠に当たる部分を読み取らせ, 書く指導を行う 課題 1 相手の反応を踏まえて, 相手にわかりやすく伝わるように筋道立てて工夫して話す練習をさせる 課題 1 語彙を増やすために, 様々な文章を読ませたり, 意味調べをさせたりする 教材における文章表現の工夫に着目させ, 文章を書く際にその表現方法を意識させて書かせる 基礎 基本 9 月 10 月 11 月 1 月 1 月 月 3 月 学年 方法 1 年 中間試験 1 年 期末試験 1 年 CRT H9 基礎 1 年 学年末試験 目標値 70% 7% 51% 74% 74% 全国 9 月 10 月 11 月 1 月 1 月 月 3 月 学年 方法 年 中間試験 年 期末試験 年 CRT H9 全国 年 学年末試験 目標値 60% 65% 53.1%,77% 70%

指導方法等の改善計画について 数学科 平成 9 年度 基礎 基本 定着状況調査本年度通過率 ( 本校 75.4%, 県 66.9%) 平成 9 度全国学力 学習状況調査本年度平均正答率 A( 本校 68%, 県 64%) B( 本校 5%, 県 48%) 本校県 A 74.3 69.7 数と式 B 49. 47.1 A 66.5 66.1 図形 B 48.3 47.0 A 61.6 57. 関数 B 57.1 51.1 A 67.0 58.4 資料の活用 B 55.5 48.8 本年度の結果について 基礎 基本 全国学力 4 領域 数と式 図形 関数 資料の活用 において, 県平均を上回っており, 概ね定着しているといえる また, タイプ1 タイプ においても, 県平均を上回っており, 概ね定着しているといえる ただし, 自然数の意味 ( 本校 35.5% 県 44.%) 及び 最頻値の意味 ( 本校 43.7% 県 53.4%) の設問において, 県平均を下回っている B 問題 1 () のように図形間の関係を数学的な表現を用いて説明する問題では正答率が 13.0%( 県 13.7%) と低くなっている 資料の活用 ( 正答率 67.0%, 県 58.4%) など, 自分で必要な情報を正確に読み取り, 分析する力は身に付いてきたが, 図形間の関係や事象と式などをつなげて説明する問題では, 数学的な基礎知識が不十分であるため読み取ることができない傾向にある 錯角の意味理解を問う問題なども 35.1%( 県 43.8%) となっており, かかわり合いを増やす中で他者に説明しようとする姿勢を身に付けるだけで終わるのではなく, 正しい言葉で伝え合っているかかかわり合いの質の部分にこだわる必要がある 重点課題 基礎 基本 定着状況調査 全国学力 学習状況調査重点課題に対応した改善指導内容及び方法 ( 授業 ) 課題 1 数学用語の正しい理解が不十分である 1 3: 本校 35.5% 県 44.% 8 1: 本校 43.7% 県 53.4% 課題 作図の意味を理化し活用する力が不十分である 10 本校 56.87% 県 56.1% 課題 1 数学用語の意味理解が不十分である A 6 (1) 県 43.8%, 本校 35.1% A 9 県 1.9%, 本校 1.1% 課題 事象を的確に捉え, 事柄が成り立つ理由を説明する力や数学的な表現を用いて説明する力が不十分である B 1 () 県 13.7%, 本校 13.0% B (3) 県 15.6%, 本校 16.% 課題 1 授業者が数学用語を正しく使用するだけでなく, 生徒が説明する際や, 質問する際に使用するよう促すようにする また, 数学用語の意味を問う機会を設けるようにする 課題 領域に関係なく, 知識 技能を身につけるだけでなく, その意味や性質を振り返らせるとともに, 理解しているかを問う発問を取り入れるようにする 課題 1 用語の意味の理解にとどまるのではなく, 図や表, または実生活につなげ, その用語を使えるように, 数学用語を使って, 生徒自らが説明する機会を増やす 課題 事柄が成り立つ問題ばかりではなく, 敢えて成り立たない問題など, 反例を見つけたり, 成り立つ条件や変域などを考えさせる問題を提示する 基礎 基本 9 月 10 月 11 月 1 月 1 月 月 3 月 学年 方法 年 中間試験 学 期末試験 1 年 CRT 1 年 学年末試験 目標値 知識 理解 60% 知識 理解 60% NRT より 1Pup 知識 理解 60% 全国 9 月 10 月 11 月 1 月 1 月 月 3 月 学年 方法 年 中間試験 ( 関数問題 A 問題 ) 年 期末試験 ( 図形問題 A 問題 ) 年 CRT H8 全国 年 学年末試験 ( 証明問題 B 問題 ) 目標値 40% 45% 53.4% 70% 50%

指導方法等の改善計画について 理科 平成 9 年度 基礎 基本 定着状況調査本年度通過率 ( 本校 49.4%, 県 50.8%) 本年度の結果について 基礎 基本 タイプⅠは,51.5%, タイプⅡは 46.3% の通過率となっている タイプⅡは, 広島県の通過率 45.3% を上回っているが, 十分な定着とはいえない また, 領域別では, 地学は 3.1%, 化学は 3.% の通過率となっており, 地学, 化学の領域においては, 定着が不十分である 全体的に, 基礎的 基本的な内容については単純に理科用語を答える問題については定着度は高いが, 回答は簡単だが問題文をしっかりと理解しなければいけないものについては, 通過率が低い傾向にある これらの結果から, 問題文をしっかりと理解することが必要な問題は, 回答に必要な情報を取捨選択すること, 理科用語を正しく理解させ, それらを使って現象を説明できるようになるまで学習を深めておくことが必要である 重点課題 基礎 基本 定着状況調査重点課題に対応した改善指導内容及び方法 ( 授業 ) 課題 1 メスシリンダーを用いた固体の体積のはかり方の問題に課題がある 最小目盛りの 10 分の 1 まで読んでいない生徒が 56.3% ( 通過率 9.8%) 課題 固体の量を変化させて加熱したときの温度変化の様子を推測する問題に課題がある 物質の量が半分になっても融点が変化しないのは理解しているが, 時間が半分になることを見落としている生徒が,47.0%, グラフが選べても, 理由が書けていない生徒が 18.6% ( 通過率 9.8%) 課題 1 実験 観察時に, 測定値を必ず最小目盛りの 10 分の 1 まで読むことを徹底する また, メスシリンダーの目盛りを読む問題演習をくり返しおこなうことにより定着を図る 課題 測定結果からグラフを書くことが苦手な生徒が多いため, しっかりと時間をとって書かせることをおこなったり, グラフに関する問題演習をくり返しおこなうことにより定着を図る さらに, グラフの意味を考察する時間をとり, 実験レポートに説明文を書くようにする 課題 1 9 月 10 月 11 月 1 月 1 月 月 3 月 学年 方法 1 年 期末試験 1 年 CRT 1 年 学年末試験 目標値 60% 55% 60% 課題 9 月 10 月 11 月 1 月 1 月 月 3 月 学年 方法 年 期末試験 年 CRT 年 学年末試験 目標値 60% 55% 60%

指導方法等の改善計画について 英語科 基礎 基本 定着状況調査本年度通過率 ( 本校 76.0%, 県 7.4%) 本年度の結果について 基礎 基本 本年度の 基礎 基本 の通過率は, タイプ Ⅰ78.6%( 県 74.7%), タイプ Ⅱ61.6%( 県 59.9%) で, これらの結果から, 基礎的な内容については概ね定着していると言える しかしながら, 読むこと のうち, 適切な疑問詞を用いて文を組み立てる力や, 話すこと で wh 疑問文の問いに対して適切に応答する力を問う問題では, それぞれ通過率 59.0%( 県 64.7%),45.4%( 県 35.4%) となっており, 疑問詞を用いた文の定着が不十分であると考えられる また, タイプ Ⅱ では, 根拠をもって内容を理解する力を問う設問が 45.4%( 県 35.4%) と, もっとも低く, 英文を読む際には, 発問を工夫し, 根拠を明らかにしながら内容を理解させることが必要であると言える 重点課題 基礎 基本 定着状況調査重点課題に対応した改善指導内容及び方法 ( 授業 ) 課題 1 根拠をもって, 理由を読み取る問題に課題がある 類型 9( 上記以外 ) で答えている生徒が 33.4%( 通過率 48.6%) で, 英文の内容を理解し, なぜそのように言っているのか, 根拠を明らかにして読み取ることができていない 課題 読むこと において, 疑問詞 (when) の文構造を用いて, 会話文を組み立てる知識を身につけているかを問う問題に課題がある 対話の内容を理解していない, または, 質問に対する答えから, 時をたずねる when を用いるということは理解できているが, 適切な質問文を組立てる力が不十分であるということが考えられる ( 通過率 59.0%) 課題 1 英文を読み取る際には, なぜそうなるのか, 根拠を明らかにして読み取らせる そのためには,1 文ごとを日本語に直訳させるのではなく, 話の内容の概要を理解させたり, 発問を工夫し, 内容を読み取らせるような活動を行う 課題 帯活動として, 様々な内容や文構造を含む Q&A を行ったり 1 分間チャットのような活動を取り入れることで, 質問やその答え方に慣れさせる 英語での問いかけに答えさせるばかりでなく, 答えからそれに対する適切な質問を考えさせるような活動を仕組む 課題 1 9 月 10 月 11 月 1 月 1 月 月 3 月 学年 方法 1 年 期末試験 1 年 CRT 1 年 学年末試験 目標値 60% 55% 65% 課題 9 月 10 月 11 月 1 月 1 月 月 3 月 学年 方法 年 期末試験 年 CRT 年 学年末試験 目標値 65% 55% 70%

質問紙調査 ( 基礎 基本 定着状況調査 : 生徒質問紙調査 ) ( 全国学力 学習状況調査 : 学校質問紙調査 児童質問紙調査 ) (1) 生活 学習 学校の授業の復習をするようにしています 自分で勉強の計画を立てています 生徒の回答についての課題 ( 現状値 ) 学校の授業の復習をしている生徒は 66.7%, また, 自分で計画を立てて学習している生徒の割合 50.8% で, 先を見通して, 計画的に学習する習慣が十分身についていないと考えられる 今後の具体的な取組の内容 授業の内容と家庭学習とをリンクさせて, 家庭学習をする必要性を感じさせるような取り組みを全学年 国社数理英で行う 家庭学習ノートの取り組みを見える化 ( 提出状況を班毎にグラフにする ) し, 学習意欲をもたせる 学年 目標値 検証方法 検証時期 70% 月 実施数値 現状値からの伸び () 教科 国語の勉強は好きです 生徒の回答についての課題 ( 現状値 ) 授業改善の方向性や具体的な取組 学年 目標値 検証方法 検証時期 実施数値 現状値からの伸び 数学の授業では, 式が何を表しているのかを考えたり, 式に当てはまる問題を作ったりしています 国語 授業内容が, 生徒の興味や関心が持てる内容になっていない (59.0%) 授業の導入時に, 生徒の興味の持てる工夫をし, 学習内容に必然性を持たせるものをほぼ毎時間の授業で入れる 65% 月 数学 式を求めるに当たっては, 式の意味を考える時間や考えを述べる場面が少ない (60.7%) 授業において, 自身が作った式の意味を述べさせるとともに, 出来上がっている式から考えられる意味を見出す場面を一度以上設定する 30% 第 学期末 理科の授業では, 少ない人数で学習する方がよく分かります 理科 少ない人数で, 教え合いをする場面が少ない (47.0%) 小グループで, 自分の考えたことを説明したり, 発表したり, 教え合いをする場面を授業につき一度以上設定する 65% 月 英語の授業では, 自分の考えや気持ち, 事実などを英語で話しています 英 語 自分の考えや, 経験した出来事などを英語でスピーチさせる場面が少ない (68.9%) これまでにもスピーチをする場面は設けているが, スピーチに限らず, 日々の授業から英語で自分の考えや感想を述べさせる場面をほぼ毎時間設定する 75% 月