英語教育改善プラン

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平成28年度「英語教育実施状況調査」の結果について

平成16年度小学校及び中学校教育課程研究協議会報告書

基本方針1 小・中学校で、子どもたちの学力を最大限に伸ばします

愛媛県学力向上5か年計画

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平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

「標準的な研修プログラム《

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3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

教員の専門性向上第 3 章 教員の専門性向上 第1 研修の充実 2 人材の有効活用 3 採用前からの人材養成 3章43

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

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3-1. 新学習指導要領実施後の変化 新学習指導要領の実施により で言語活動が増加 新学習指導要領の実施によるでの教育活動の変化についてたずねた 新学習指導要領で提唱されている活動の中でも 増えた ( かなり増えた + 少し増えた ) との回答が最も多かったのは 言語活動 の 64.8% であった

①H28公表資料p.1~2

平成25~27年度間

グローバル化に対応した英語教育改革実施計画

グローバル化に対応した英語教育改革実施計画

1 策定の趣旨 ( 1 ) 趣旨急速に進むグローバル化へ対応するため, 本県生徒の英語力向上に資する英語教育の充実に向け, 小学校から高等学校までの系統的なみやぎの英語教育推進計画 ( 以下 AIM:Advancement of Interconnection for English Educati

平成30年度学校組織マネジメント指導者養成研修 実施要項

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27 奈良県

持続可能な教育の質の向上をめざして ~ 教員の多忙化解消プラン に基づく取組について ~ 平成 30 年 3 月 愛知県教育委員会

平成20年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果(概要)

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

事業概要

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

(3) その他 全日制高校進学率の向上を図るため 更に公私で全体として進学率が向上するよう工夫する そのための基本的な考え方として 定員協議における公私の役割 を次のとおり確認する 公立 の役割: 生徒一人ひとりの希望と適性に応じて 多様な選択ができるよう 幅広い進路先としての役割を担い 県民ニーズ

目 次 平成 29 年度島根県公立高校入試の改善方針について 1 Ⅰ 改善方針の概要 2 1 基本的な考え方 2 改善方針の内容 3 実施の時期 Ⅱ 選抜制度の具体的内容 3 1 選抜の機会 2 検査の時期 3 選抜資料 学力検査 3-2 個人調査報告書 3-3 面接 3-4 その他の資

平成 30 年 5 月 14 日 教職員育成課 横浜市教育委員会 東京大学中原淳研究室共同研究 ( 平成 29 年度 ) ~ 教員の 働き方 や 意識 に関する質問紙調査の結果から ~ < 内容 > 1 研究の目的 調査の概要 (1) 研究の目的 (2) 調査の概要 2 調査結果から見えてきたこと

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

単元構造図の簡素化とその活用 ~ 九州体育 保健体育ネットワーク研究会 2016 ファイナル in 福岡 ~ 佐賀県伊万里市立伊万里中学校教頭福井宏和 1 はじめに伊万里市立伊万里中学校は, 平成 20 年度から平成 22 年度までの3 年間, 文部科学省 国立教育政策研究所 学力の把握に関する研究

Ⅰ 評価の基本的な考え方 1 学力のとらえ方 学力については 知識や技能だけでなく 自ら学ぶ意欲や思考力 判断力 表現力などの資質や能力などを含めて基礎 基本ととらえ その基礎 基本の確実な定着を前提に 自ら学び 自ら考える力などの 生きる力 がはぐくまれているかどうかを含めて学力ととらえる必要があ

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分


( 移行措置の内容 ) 小 3 4: 新たに年間 15 単位時間 外国語活動 を実施する小 5 6: 現行の年間 35 単位時間に年間 15 単位時間を加え 外国語科 の内容を扱う ( 計 50 単位時間 ) (3) 先行実施について平成 年度に 移行措置による 15 単位時間に加え 各

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

5_【資料2】平成30年度津波防災教育実施業務の実施内容について

資料4-4 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について 審議のまとめ(参考資料)

1

【資料5】小中高等学校における外国語教育の現状

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目次 Ⅰ 福島県教育委員会経験者研修 Ⅰ 実施要項 1 Ⅱ 高等学校経験者研修 Ⅰ 研修概要 1 研修体系 2 研修の目的 研修の内容等 4 研修の計画及び実施 運営等 4 5 研修の留意点 4 表 1 高等学校経験者研修 Ⅰ の流れ 5 表 2 高等学校経験者研修 Ⅰ 提出書類一覧 5 Ⅲ 高等学

の間で動いています 今年度は特に中学校の数学 A 区分 ( 知識 に関する問題 ) の平均正答率が全 国の平均正答率より 2.4 ポイント上回り 高い正答率となっています <H9 年度からの平均正答率の経年変化を表すグラフ > * 平成 22 年度は抽出調査のためデータがありません 平

教育 学びのイノベーション事業 ( 平成 23~25 年度 ) 総務省と連携し 一人一台の情報端末や電子黒板 無線 LAN 等が整備された環境の下で 教科指導や特別支援教育において ICT を効果的に活用して 子供たちが主体的に学習する 新たな学び を創造する実証研究を実施 小学校 (10 校 )

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政策評価書3-3(4)

研修の手引

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学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

ICTを軸にした小中連携

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地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

英語教育の在り方に関する有識者会議について < 委員一覧 50 音順 ( 平成 26 年 2 月 26 日現在 )> 座長 副座長 石鍋浩大津由紀雄佐々木正文髙木展郎多田幸雄藤村徹 松川禮子松本茂三木谷浩史安河内哲也 吉田研作 足立区立蒲原 ( かばら ) 中学校校長明海大学外国語学部教授東京都立町

p.1~2◇◇Ⅰ調査の概要、Ⅱ公表について、Ⅲ_1教科に対する調査の結果_0821_2改訂

教育と法Ⅰ(学習指導要領と教育課程の編成)

TSRマネジメントレポート2014表紙

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山梨大学教職大学院専攻長 堀哲夫教授提出資料

結果からの考察 中学校 高校の英語の授業では音声指導や文法指導などが多く 話す 書く を含めた言語活動がまだ十分に行われていないという課題が明らかになりました 中高生の英語によるコミュニケーション能力の向上のためには 従来の文法中心の指導からの脱却が求められます 英語教員の多くは 英語で表現する機会

目 次 1 実施要項 授業実践研究 3 3 提出書類等について 研修についての問い合わせ先について 4 共通様式 1 欠席届 5 共通様式 2 一部延期願 5 共通様式 3 改姓届 5 様式 1 授業実践研究の概要 6 様式 2 授業実践研究の( 中間まとめ まとめ ) 6

市中学校の状況及び体力向上策 ( 学校数 : 校 生徒数 :13,836 名 ) を とした時の数値 (T 得点 ) をレーダーチャートで表示 [ ] [ ] ハンドボール ハンドボール投げ投げ H29 市中学校 H29 m 走 m 走 表中の 網掛け 数値は 平均と同等または上回っているもの 付き

(2) 学習指導要領の領域別の平均正答率 1 小学校国語 A (%) 学習指導要領の領域 領 域 話すこと 聞くこと 66.6(69.2) 77.0(79.2) 書くこと 61.8(60.6) 69.3(72.8) 読むこと 69.9(70.2) 77.4(78.5) 伝統的な言語文化等 78.3(

北九州市学力向上ステップアップ事業第Ⅱ期推進指定校 実施計画

求められる整理編

02-01 ビジョンの基本的考え方

H30全国HP

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

2019 年 2 月 12 日株式会社ベネッセホールディングス代表取締役社長安達保 進研ゼミ 受講費内で英語検定試験対策や入試対策も! 学年を超え英語 4 技能を学ぶ 12 段階習熟度別トレーニンク 導入 ~2019 年 4 月号教材から小中高講座で提供開始 ~ 株式会社ベネッセホールディングスの子

調査の概要調査方法 : インターネットによる調査調査対象 : 全国のイーオンキッズに通う小学生のお子様をお持ちの保護者 500 名全国の英会話教室に通っていない小学生のお子様をお持ちの保護者 500 名計 1,000 名調査実施期間 : イーオン保護者 :2017 年 4 月 1 日 ( 土 )~

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

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1 高等学校学習指導要領との整合性 高等学校学習指導要領との整合性 ( 試験名 : 実用英語技能検定 ( 英検 )2 級 ) ⅰ) 試験の目的 出題方針について < 目的 > 英検 2 級は 4 技能における英語運用能力 (CEFR の B1 レベル ) を測定するテストである テスト課題においては

Microsoft Word - 舞09・絆1(多文化) ⑤ doc

目次 1 草津市英語教育推進計画について 1 (1) 計画策定の趣旨 1 (2) 計画の位置付け 1 (3) 計画の期間 1 2 これまでの草津市英語教育の取組 成果 課題 1 (1) これまでの取組 1 (2) 成果 2 (3) 課題 5 3 草津市が目指す英語教育 8 4 英語教育推進目標と施策

工業教育資料347号

3. 分析と結果 公表に対する配慮事項 公表に際しては 文部科学省が定めた平成 29 年度全国学力 学習状況調査実施要領に基づき 次の点に配慮して実施します 1) 本調査は 太子町の子どもたちの学力や学習状況を把握し分析することにより 全国 大阪府の状況との関係において教育及び教育施策の成果と課題を

高等学校における英語教育の現状と今後の方向性

はじめに 学校を取り巻く環境は, 社会や経済の変化に伴い, より複雑化 多様化しており, 学校には, これまで以上に子供たちに対するきめ細かな対応が求められております また, 情報化やグローバル化といった社会の急速な変化が進む中, 知識を活用し, 協働して新たな価値を生み出せるよう, 主体的な学びを

学習意欲の向上 学習習慣の確立 改訂の趣旨 今回の学習指導要領改訂に当たって 基本的な考え方の一つに学習 意欲の向上 学習習慣の確立が明示された これは 教育基本法第 6 条第 2 項 あるいは学校教育法第 30 条第 2 項の条文にある 自ら進んで学習する意欲の重視にかかわる文言を受けるものである

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

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札幌市教育研究推進事業のあらまし Ⅰ. 札教研事業とは 1. 経緯 札幌市教育研究推進事業( 札教研事業 ) は 札幌市教育研究協議会 ( 昭和 25 年 5 月創設 ) いわゆる 札教研 の研究 研修活動部分を引き継ぐ形で 平成 19 年度より新たに教育委員会の事業として推進されて今日に至る 2.

【資料4】「英検CAN-DOリスト」の概要と「提言1」に関する調査報告)(抜粋)

現課程の高校生の実態

補足説明資料_教員資格認定試験

生徒指導の役割連携_四.indd

06-2 平成28年度概算要求の説明2

(2) 熟練技能者等の派遣による若年技能者等に対する実技指導ものづくりマイスター対象職種以外の職種で企業等から実技指導の要請を受けた場合 熟練技能者等を派遣し実施します (3) 学校単位の製作実演のイベント熟練技能者等を小中学校 訓練施設等へ派遣し 製作実演 ものづくり体験等を行う ものづくり体験教

授業科目名英語科教育基礎論 a (Basics of English Language Education a) 科目番号 授業形態講義単位数 1 単位標準履修年次 2 年次実施学期春 AB 曜時限水曜 2 時限対象学群 学類担当教員 ( 連絡先 ) 斉田智里 ( 非常勤講師 ) オ

Transcription:

1 ( 様式 3-2) 長崎県英語教育改善プラン

2 実施内容 (1) 研修体制の概要 基本的な研究体制 ( 義務教育課 高校教育課 ) 連携 外部専門機関 ( 大学 外部検定実施機関等 ) 指導 助言 研修協力校 ( 小 中 高等学校 ) 授業公開を通して研究成果を普及 推進リーダー及び研修協力校を活用した研修 研修会等での指導 助言 研修協力校以外 上に示した体制を基本とするが 次に示す 長崎県英語教育推進協議会 を活用し 県全体で英語教育の改善 充実を図る 長崎県英語教育推進協議会 平成 29 年度に設置した 長崎県英語教育推進協議会 は 県 市町 大学 及び大学附属学校 教育関係機関が一体となって 県内英語教育の抜本的充実を図るものである 本推進協議会は年に 2 回開催し 一同に会して 国の動向 県の事業内容 施策について情報を共有し 本県英語教育の課題について協議を行い 改善に向けた具体的な取組を推進していくことを目的としている

本協議会の設置により 県内 4 大学 5 名の教授から専門的な助言を継続して得ることができ 市町や研修協力校が日常的に連携を図ることができるようになった 平成 30 年度も引き続き 年 2 回の本協議会を開催予定である また 大学と連携しながら研修協力校を活用した研修会を開催し その取組や成果を域内及び県下の教員に広く周知し 共通実践を図り 英語指導力の向上を目指す 3 (2) 英語教育の状況を踏まえた目標管理 英語教育の状況を踏まえた目標管理 1 求められる英語力を有する教師の割合 中学校 29 年度 :29.7%(29 年度目標値 :50%) 30 年度目標値 :50% 29 年度 :68.5%(29 年度目標値 :80%) 30 年度目標値 :80% 次年度に向けて 中学校 求められる英語力を有する教員の割合は 増加傾向にあるが 目標値には届かなかった 教員の意識向上を図るため 平成 27 年度 ~29 年度まで 3 年間実施した 英語指導力向上地区別研修会 では 選択研修として外部試験 (TOEIC IP テスト ) の受験料を県が負担し 希望する教員に受験機会を提供した 平成 30 年度以降も 受験の経験がない教員には機会を設け 受験を働きかける また 資格取得に至っていない教員には 自己の英語力向上を目標に 英検検定料助成制度等を活用して受験するよう推奨する 平成 28~29 年度は 8 月の 教員の英語力向上研修会 Ⅰ において 教員が自らの英語力を高めるための方法や外部検定試験の概要に関する研修を実施し 2 月の 教員の英語力向上研修 Ⅱ で 普通科 専門学科 総合学科等の英語科教員を対象に TOEIC IP テストの受験を実施した 平成 30 年度も同様の研修会を計画しつつ さらに市教委等と連携し小 中 高の教員が協働して指導力向上に取り組める研修の場を提供する 2 求められる英語力を有する生徒の割合 中学校 29 年度 :38.8%(29 年度目標値 :50%) 30 年度目標値 :45% 29 年度 :39.9%(29 年度目標値 :50%) 30 年度目標値 :50% 次年度に向けて 中学校 本県で独自に実施している長崎県学力調査 ( 英語 ) を 英検 3 級相当の英語力の指標となるように問題作成と分析を行う 昨年度の調査問題については 連携している大学教授による専門的な分析により 3 級相当の力の判断基準として 一定の指標を提示することができた 今後も 英検 3 級程度の英語力の指標となり 英語教員へのメッセージとなるよう 調査問題の質的向上を図る また 他教科と共に 県学力調査を検証軸とした検証改善サイクルに沿って問題作成 分析

を行う 分析後は 本県重点課題とその改善策の具体案を提案授業や本課で作成している学力 UP 通信によって示し 教員の指導力向上と生徒の英語力向上を図る 4 平成 27 年度までに CAN-DO リスト の作成を義務付けるとともに 教員が生徒の英語力の的確な把握に向けて意識向上を図るよう取組を強化した また 平成 28 年度からは 県独自のスピーキングテスト 高校生英会話力テスト を開発し 全ての全日制県立高校で実施することにより 生徒の聞く力 話す力をより客観的に把握できるようになった 今後は 研修会等を通じて 4 技能をバランスよく高める授業づくりに向けた取組をさらに推進するとともに CAN-DO リスト の有効活用に対する意識向上や 高校生英会話力テスト の中高合同実施等を計画し 中高連携で生徒の英語力向上に取り組むこととしている 3 学習到達目標の整備状況 中学校 ( 設定 )29 年度 :96.0%(29 年度目標値 :100%) 30 年度目標値 :100% ( 公表 )29 年度 : 6.4%(29 年度目標値 :100%) 30 年度目標値 :100% ( 把握 )29 年度 :54.3%(29 年度目標値 :100%) 30 年度目標値 :100% ( 設定 )29 年度 : 100%(29 年度目標値 :100%) 30 年度目標値 :100% ( 公表 )29 年度 : 20%(29 年度目標値 :50%) 30 年度目標値 :50% ( 把握 )29 年度 :54.7%(29 年度目標値 :75%) 30 年度目標値 :75% 次年度に向けて 中学校 CAN-DO リストについては 平成 27 年度 ~29 年度に実施した地区別研修会で提出を求め 設定率はほぼ 100% に近づいた CAN-DO リストを生徒と共有している学校も増えているが 公表 の捉えに学校間の差があり 肯定的な回答をしなかったと考えられる 今後は 各学校で公表の方法を工夫するよう 働きかけを行っていく 到達状況の把握については 前年度 34.5% から 大きく改善された 平成 29 年度は C AN-DO リストを活用した指導と評価の具体について 教育センターにおいて研修を実施し CAN-DO リストを活用しながら パフォーマンステストの実施を含めた単元構成の必要性や具体的方法について講義及び演習を行った 各市町より推薦された教員が代表で受講したのちに それぞれの市町で伝達研修を行い 県下の英語教員に対して広く周知しているので 今後実践に生かすように啓発を行う 平成 29 年度現在 全ての県立高校に CAN-DO リスト の作成 提出を求め 全ての高等学校で作成済みである 今後は継続的に研修会の実施と学校訪問等を通じて CAN-DO リスト の改善 ホームページ等での公表 リストを活用した評価の改善等に向けた取組を進めていくと同時に 中学校との効果的な接続について研究していく 4 生徒の授業における英語による言語活動時間の割合 (%) 中学校 29 年度 :73.8%(29 年度目標値 :80%) 30 年度目標値 :80% 29 年度 :59.9%(29 年度目標値 :60%) 30 年度目標値 :60%

次年度に向けて 中学校 県内 21 市町のうち 半数の市町が 80% の目標を達成し 8 割の教員が授業の半分以上の時間を言語活動に割いている 今後は 目標値に届いていない市町への働きかけを積極的に行う また 本県で実施している中学 1 年生全員を対象にした イングリッシュキャンプ事業 においては 事後アンケートの結果から 7 割の英語教員が 言語活動を多く設定するよう授業改善を図っている 今年度も実施する イングリッシュキャンプ においても 教員に対して授業改善のきっかけとなるように啓発を行いたい さらに 平成 30 年度は 新学習指導要領に係る 教育課程説明会 を全市町で実施する その際 英語で授業を行うことを基本とし 授業において 実際のコミュニケーションを一層重視するということを周知徹底していく 5 英語教育推進リーダーを講師とした 英語教員指導力向上研修 や 外部専門機関と連携した英語指導力向上事業 の一環として実施した 言語活動 パフォーマンステスト研修会 等を通して 生徒の言語活動を中心とした授業づくりを進めるためのスキルを高める機会を設けている また 英語教員海外研修を修了した教員による公開研究授業 ( 平成 25 年より継続実施 ) を実施し 最新の理論に基づく言語活動 ( 特にタスク ) 中心の授業の推進について意識を共有してきた 現状として 生徒主体の授業づくりに向けた意識が高まっており 授業における言語活動時間の割合も増加している 今後は 指導力向上研修 の研修内容を生かし 言語活動の中身についても充実を図るよう働きかける また 研修協力校による公開授業を通して CAN-D O リスト の活用も含め 効果的な指導の在り方や先進的な取組等を生かした授業を普及させることができるように努め 生徒の言語活動を中心とした授業づくりを推進する 5 パフォーマンステストの実施状況 中学校 スピーキングテスト 29 年度 :2.5 回 (29 年度目標値 :3.0 回 ) 30 年度目標値 :3.0 回 ライティングテスト 29 年度 :1.3 回 (29 年度目標値 :2.5 回 ) 30 年度目標値 :2.0 回 スピーキングテスト コミュニケーション英語 Ⅰ 29 年度 1.2 回 (29 年度目標値 1.5 回 ) 30 年度目標値 1.5 回 コミュニケーション英語 Ⅱ 29 年度 1.2 回 (29 年度目標値 1.0 回 ) 30 年度目標値 1.3 回 コミュニケーション英語 Ⅲ 29 年度 1.0 回 (29 年度目標値 1.0 回 ) 30 年度目標値 1.3 回 英語表現 Ⅰ 29 年度 0.8 回 (29 年度目標値 1.5 回 ) 30 年度目標値 1.5 回 英語表現 Ⅱ 29 年度 1.0 回 (29 年度目標値 1.0 回 ) 30 年度目標値 1.2 回 ライティングテスト コミュニケーション英語 Ⅰ 29 年度 0.5 回 (29 年度目標値 1.0 回 ) 30 年度目標値 1.0 回 コミュニケーション英語 Ⅱ

6 29 年度 0.5 回 (29 年度目標値 1.0 回 ) 30 年度目標値 1.0 回 コミュニケーション英語 Ⅲ 29 年度 0.3 回 (29 年度目標値 1.0 回 ) 30 年度目標値 1.0 回 英語表現 Ⅰ 29 年度 1.1 回 (29 年度目標値 1.5 回 ) 30 年度目標値 1.5 回 英語表現 Ⅱ 29 年度 1.8 回 (29 年度目標値 1.5 回 ) 30 年度目標値 1.8 回 次年度に向けて 中学校 パフォーマンステストにおける採点に生かすことができるよう 平成 29 年度の県学力調査より 複数の観点で採点する評価方法を取り入れた 今年度も継続し 各学校におけるテストでも活用できるよう採点方法の共通理解と浸透を図る 計画的にパフォーマンステストを実施している学校がほとんどで 中には連携している大学が監修し ルーブリック評価や練習用のビデオなどを整備して 独自のスピーキングテストを行っている学校もある 今後は CAN-DO リストを活用し 指導と評価の一体化が図られるよう先進的な取組を広く紹介していく 平成 28 年度から本県独自のスピーキングテスト 高校生英会話力テスト を開発し AL T 等を活用して全日制県立高校の全ての生徒を対象にインタビューテストを行っている 昨年度と比較し コミュニケーション英語 Ⅰ~Ⅲ におけるスピーキングテストの実施回数は増加したが 英語表現 Ⅰ Ⅱ については不十分な状況である また ライティングテストの実施回数がスピーキングテストに比べると大幅に少ない 平成 30 年度については これまで実施していた 言語活動 パフォーマンステスト研修会 において ライティングにおけるパフォーマンステストの意義や方法論についての研修を加え 実施状況の改善を図る また 高校生英会話力テスト についても 問題の改訂等を行い質をさらに高めるとともに 中学校の教員と連携してテストの実施や評価方法の研究を行いたい 6 英語担当教員の授業における英語使用状況 (%) 中学校 29 年度 :69.1%(29 年度目標値 :100%) 30 年度目標値 :100% 29 年度 :53.6%(29 年度目標値 :80%) 30 年度目標値 :80% 次年度に向けて 中学校 授業中における教員の英語使用の割合は増加傾向にある 平成 29 年度の 外部専門機関と連携した英語指導力向上事業 における研修協力校の公開授業では 中学校だけでなく 小学校においても 日本語がほとんど使用されないオールイングリッシュの授業が公開された このことは研修会に参加した多くの中学校教員にとって刺激となり 新学習指導要領に向けての啓発となった 平成 30 年度の移行期間から積極的に授業中の英語使用を増やし 円滑に全面実施に対応できるよう 教育課程説明会を通して さらに教員の意識向上を図っていく また 平成 27 年度から 3 年間で県下全ての英語教育を対象に実施した 英語指導力向上研修地区別研修会 では 推進リーダーが英語で研修を進め 参加者の事後アンケートからも 英語で授業を進めていこうという意識の高まりが十分にうかがえた さらに 生徒の言語活動時間でも触れた イングリッシュキャンプ事業 においても 事後に授業中の英語使用を増やした教員が 75% に達している 継続した取組を行い 教員自身も授業中に英語を使うことで 英語力の向上を目指すように働きかける

7 徐々にではあるが英語使用率は上昇しており 英語で進める授業が着実に広がりつつある 一方 教師による説明が中心の授業も散見され 目標には達していない 外部専門機関と連携した英語指導力向上事業 に係る各研修会において英語で進める授業のモデルを示したり 県英語教育研究会が発行するニュースレターを活用して情報発信を行ったりするなどして 教師が英語を使用するに当たっての意義や効果的な指導方法等について 今後も周知徹底を図っていく 平成 29 年度末には英語教育推進リーダーによる 英語科教員指導力向上研修 の修了者が全教員の 8 割程度となった 研修を生かし 英語による言語活動を中心とした授業がさらに活発に行われることが期待される 8 英語担当教員に対する研修実施回数 小学校 29 年度達成値 :13 回 307 名 (29 年度目標値 :15 回 300 名 ) 30 年度目標値 : 4 回 80 名 ( 地区別研修会が終了したため前年度より減 ) 中学校 29 年度達成値 :29 回 427 名 (29 年度目標値 :20 回 180 名 ) 30 年度目標値 :20 回 150 名 ( 地区別研修会が終了したため前年度より減 ) 29 年度 :23 回 300 名 (29 年度目標値 :20 回 250 名 ) 30 年度目標値 :20 回 250 名 次年度に向けて 小学校 中学校 平成 27 年度から 29 年度の 3 年間に 全小学校の中核教員及び中学校の全ての英語教員をを対象に 推進リーダーを活用した 英語指導力向上地区別研修会 を実施した 小学校においては受講した教員が各学校の校内研修等で伝達研修を行い 中学校においてはそれぞれが授業実践を行いその結果報告の提出を求めた 平成 30 年度は 地区別研修会 を過年度受講できなかった中学校教員を中心に 推進リーダーを活用した研修を実施する 今後は 長崎県英語教育推進協議会における共通理解や協議内容をもとに 各市町で研修の充実を図ることを確認した また 県教育センターにおける研修においても 新学習指導要領への対応を見据えた研修講座を実施予定である 英語教育推進リーダーを活用した 英語科教員指導力向上研修 及び 外部専門機関と連携した英語指導力向上事業 における各研修会を中心に 幅広いテーマに関して研修の機会を提供し 教員の指導力向上に努めてきた 1 高等学校英語科教員指導力向上研修 : 7~8 月 1~2 月に各 3 日間実施 65 名受講 2 高等学校英語科主任研修会 (CAN-DO リスト活用 ) : 5 月実施 33 名受講 3 リーディング指導研修会 : 7 月実施 33 名受講 4 教員の英語力向上研修会 Ⅰ : 8 月実施 40 名参加 5 言語活動 パフォーマンステスト研修会 : 11 月実施 38 名参加 6 教員の英語力向上研修会 Ⅱ : 2 月実施 50 名参加予定 7 その他 ( 初任者研修 教科指導ミドルリーダー養成研修等 ) : 25 名参加各研修の受講者は各所属校で研修内容の報告等を行うこととしているが 学校によって取組の差もある 今後は研修内容を充実させるとともに その成果をいかに効果的に普及させるかについて検討していく必要がある

8 (3) 研修の体系と内容の具体 小学校外国語教育の早期化 教科化及び大学入試改革が注目されがちである しかし 今後 小中高一貫した英語教育の目標の実現を図るためには 小学校と高等学校をつなぐ中学校英語教育が重要な役割を担うと考える 現状は 小学校外国語活動の成果が十分に生かされず 文法や語彙の指導に重点が置かれた授業が未だに散見される 中学校においては そのような旧態依然の英語の指導から脱却し 抜本的に授業改善を図ることが急務である そこで 平成 30 年度は 特に中学校英語教員の指導力向上に重点をおいた取組を 本事業を中心にして 県全体で展開していく 1 大学と連携した英語指導力向上事業 における研修協力校を活用した研修会県内中学校 1 校 ( 島原市立第三中学校 ) を研修協力校とし 大学の専門的な指導助言を受けながら 今後の中学校英語科授業の在り方を探る 研修協力校における授業公開に当たっては 小中連携の推進も含め 近隣市の小学校 中学校にもその成果が波及するよう 管轄の市は 2 回の研修会を企画し 域内の小学校 10 校 中学校 5 校の教員に研修機会を確保する また 1 年間 大学等と連携して取り組んだ研修の成果や実践内容について 県下に広く普及させるため 最終的な公開授業の案内を県下に周知し 推進協議会での成果発表やホームページでの公開を行う 2 長崎県英語教育推進協議会 の開催平成 30 年度も引き続き 年 2 回の本協議会を開催予定である 本協議会には 県内 4 大学より 5 名の教授 全市町の外国語担当指導主事 附属学校 教育センター 高校教育課が参加し 専門的な見地からの助言を得ることができる また 本協議会を通して 市町や研修協力校が日常的に連携を図れるようにすることもねらいである 平成 30 年度の協議会の内容を以下のとお

9 り予定する < 平成 30 年度 長崎県英語教育推進協議会 > 参加者 : 大学教授 5 名 ( 県内 4 大学 ) 全市町教育委員会指導主事 附属学校長 研修協力校長 教育センター 高校教育課 義務教育課 第 1 回 (5 月 18 日 ( 金 ) 開催予定 ) 発表 : 各市町教育委員会の外国語教育に係る取組紹介 協議 : 新学習指導要領を踏まえた小中高で連携した英語教育について 説明 : 県の平成 30 年度英語関係事業について長崎県の教員が目指す姿について 第 2 回 (2 月開催予定 ) 発表 : 外部連携研修協力校 ( 成果発表 ) 協議 説明 3 検証改善委員会 からの発信本県独自の学力向上対策委員会として 県学力調査を検証軸とした 検証改善委員会 を設置している 年間 6 回実施する委員会では 毎回大学からも助言を得ながら 本県課題の改善に向けた提案授業や学力 UP 通信等を通して 課題解決のための方策を提示する 4 英語教育推進リーダーを活用した研修会県内各地の英語教育推進リーダーを活用し 各地域での研修会 授業参観の機会の充実を図る 特に中学校においては 推進リーダーが中央で学んだことを伝達し 英語で授業を行うことを基本とした授業づくりへの意識を高める また 教育センターにおける研修講座においても 積極的に推進リーダーを活用する 平成 3 0 年度に実施する研修講座は以下のとおりである < 小学校 > 小学校外国語教育研修講座 Ⅰ( トライアルコース ) 小学校外国語教育研修講座 Ⅱ( スキルアップコース ) 中学校の教員も参加可能 < 中学校 > コミュニケーションを図る資質 能力を育成する授業づくり 内容は 小中の円滑な接続と課題解決を図る授業改善の在り方について 5 次代を担う高校生の資質 能力を育成する指導改善プロジェクト における小中高連携平成 30 年度 高校教育課と協力し 次代を担う高校生の資質 能力を育成する指導改善プロジェクト において 小中高で連携した外国語教育の推進を図る 研修協力校となる 2 市 2 高等学校の市内の小 中学校教員が 地域の実態把握への協力や 互いの授業参観及び研修会への参加を通して 小 中学校教員の指導力向上を図る 小 中学校においては 各市で中核となる小 中学校を各 1 校ずつ設け 高等学校と密に連絡を取りながら 小中高連携を推進する研修に協力する 以上 1~5 に加え 平成 27 年度より実施している 中学生のコミュニケーション力の向上を図るための ながさキッズイングリッシュチャレンジ事業 を継続する 本事業で実施している イングリッシュキャンプ事業 及び 中学生英語暗唱大会 は 各市町独自の取組へと広がりを見せている また 本課作成の学習サイトである英単語 表現学習教材 RISE UP ENGLISH の活用

と 本教材を用いた県下全域で実施する スペリングコンテスト の参加学校数も増加している 今後も積極的な活用を促進し 県内中学生の英語学習に対する意欲向上と英語力の向上を図っていく 10 高等学校平成 28 年度は 研修協力校 1 校を指定し 普通科を中心とした 33 校の英語科教員を対象に研修協力校の取組を生かした研修会を開催するとともに 外部機関を活用した英語指導力向上に係る研修会を実施した 平成 29 年度は 専門学科 総合学科及び定時制高校 32 校の英語科教員を対象に 同様の取組を推進し 英語科教員の英語指導力向上に資する取組を推進する 研修の内容 1 英語科主任研修会研修対象者 : 対象となる高校の英語科主任等 32 名研修目的 内容等 : 学校全体で英語指導力の向上を図るため 各校の英語科主任を対象にした研修会を実施する 指導主事が英語教育改善プラン等について講義を行うとともに 外部専門機関から講師を招き CAN-DO リスト の効果的な活用について講演及びワークショップを行う また 各学校が作成したリストをもとに活用事例等について情報共有を行う 2 リーディング指導研修会研修対象者 : 対象となる高校の英語科担当教員約 32 名研修目的 内容等 : 教科書以外の教材を効果的に活用するスキルを身に付けさせるため 洋書等オーセンティックな教材を活用し多読を取り入れたリーディング指導について 外部講師を招き 講義及びワークショップ ( 模擬授業等 ) を実施する また 研修協力校において多読指導を中心とした公開授業を実施し 研究協議等を通じて指導力の向上を図る 3 言語活動 パフォーマンステスト研修会研修対象者 : 対象となる高校の英語科担当教員約 32 名研修目的 内容等 : 大学等から講師を招き 授業における言語活動の効果的な活用方法や 評価におけるパフォーマンステストの内容 実施方法 留意点等についての講演やワークショップを実施する 4 教員の英語力向上のための研修会研修対象者 : 対象となる高校に勤務し外部検定試験の受験を予定している教員 40 名程度研修目的 内容等 : 英語で行う授業を推進するため 教員の英語力を高めることを目的として実施する 英語力向上への取組について講義や演習を行う また 参加者は後日 TOEIC IP テストを受験する 5 研修協力校における公開授業研修協力校において 上記 1~4 に示した各研修会と抱き合わせる形で公開授業を実施する また 研究協議等において生徒の英語運用力を高める効果的な指導について情報交換を行う

11 (4) 年間事業計画 月都道府県等の取組外部専門機関等 4 月 5 月 小中高 平成 30 年度第 1 回長崎県英語教育推進協議会 高校 英語科主任研修会 長崎大学 長崎県立大学 活水女子大学 長崎純心大学 ヘ ネッセ コーホ レーション等 6 月 中学校 研修協力校を活用した授業研究会 1 (2 月まで 4 回程度を予定 ) 県内大学等 7 月 高校 リーディング指導研修会 高校 英語教員指導力向上研修 1 (8 月まで ) 県外大学 8 月 9 月 中学 英語教育推進リーダーを活用した研修 ( 大村市 対馬市 教育センター ) 高校 教員の英語力向上研修会 Ⅰ 中学校 研修協力校を活用した授業研究会 2 ( 域内 小学校教員を含んだ研修会の開催 ) 外部試験実施団体等 10 月 11 月 中学校 研修協力校を活用した授業研究会 3 高校 言語活動 パフォーマンステスト研修会 県内大学県内大学 12 月 高校 英語教員指導力向上研修 2 (2 月まで ) 県内大学 1 月 2 月 中学校 研修協力校を活用した授業研究会 4 ( 域内 及び県下全域の小 中学校へ公開 ) 小中高 第 2 回長崎県英語教育推進協議会 高校 教員の英語力向上研修会 Ⅱ( 外部検定試験受験 ) 長崎大学 長崎県立大学 活水女子大学 長崎純心大学 3 月 その他の取組 新学習指導要領の実施に向けて 平成 30 年度より開始する 教育課程説明外国語部会 においても 各地の推進リーダーの活用を図る

( 様式 10) 目標管理書 都道府県等教育委員会名 表中 斜線部は記入不要 計画段階では目標値のみ記入 2017 2018 2019 2020 2021 2022 校種 指標内容 現状 目標値達成値目標値達成値目標値達成値目標値達成値目標値達成値 1 求められる英語力を有する英語担当教員の割合 (%) 68.5 80 2 求められる英語力を有する生徒の割合 (%) 39.9 50 3 学習到達目標の整備状況設定 (%) 100 100 公表 (%) 20 50 達成状況の把握 (%) 54.7 75 4 生徒の授業における英語による言語活動時間の割合 (%) 59.9 60 高等学校 5 パフォーマンステストの実施状況 コミュニケーション英語 Ⅰ 1.18 1.5 スピーキングテスト ( 回 ) コミュニケーション英語 Ⅱ 1.19 1.3 コミュニケーション英語 Ⅲ 1.04 1.3 英語表現 Ⅰ 0.76 1.5 英語表現 Ⅱ 0.98 1.2 ライティングテスト ( 回 ) コミュニケーション英語 Ⅰ 0.47 1 コミュニケーション英語 Ⅱ 0.52 1 コミュニケーション英語 Ⅲ 0.32 1 英語表現 Ⅰ 1.1 1.5 英語表現 Ⅱ 1.79 1.8 6 英語担当教員の授業における英語使用状況 (%) 53.6 80 8 英語担当教員に対する研修実施回数 23 20 研修受講者数 300 250 2017 2018 2019 2020 2021 2022 校種 指標内容 現状 目標値達成値目標値達成値目標値達成値目標値達成値目標値達成値 1 求められる英語力を有する英語担当教員の割合 (%) 29.7 50 2 求められる英語力を有する生徒の割合 (%) 38.8 45 3 学習到達目標の整備状況設定 (%) 96 100 中学校 公表 (%) 6.4 100 達成状況の把握 (%) 54.3 100 4 生徒の授業における英語による言語活動時間の割合 (%) 73.8 80 5 パフォーマンステストの実施状況スピーキングテスト ( 回 ) 2.5 3 ライティングテスト ( 回 ) 1.3 2 6 英語担当教員の授業における英語使用状況 (%) 69.1 100 8 英語担当教員に対する研修実施回数 29 4 研修受講者数 427 80 2017 2018 2019 2020 2021 2022 校種 指標内容 現状 目標値達成値目標値達成値目標値達成値目標値達成値目標値達成値 小学 1 学習到達目標の整備状況設定 (%) 公表 (%) 達成状況の把握 (%) 校 2 小学校教員に対する研修実施回数 13 4 3 研修受講者数 307 80 2017 2018 2019 2020 2021 2022 独自 指標内容現状目標値達成値目標値達成値目標値達成値目標値達成値目標値達成値