建設業フィンガー チェック 10 ~ 建設業労働災害撲滅運動 フィンガー チェック の対象 項目例 ~ 下記の 10 の対象のうち 該当する場合は フィンガー チェック項目例を参考にフィンガー チェック ヨシ により安全指差確認を行いましょう なお 本運動では 該当があれば必ず行うフィンガー チェッ

Similar documents
< F2D81798E9197BF817C A95BD90AC E >

最初に 現場事務所において 各パトロール参加者の自己紹介が行われた後 元請事業場の担当者から 工事概要及び安全衛生活動等の説明を受けました 特徴的な活動 好事例として以下の活動が展開されていました 1 作業所のスローガンとして We are Hungry! を掲げ 現状に満足することなく 困難を積極

kisyahappyou

建設労務安全 2013.2月号

写真 2 工事概要 工事状況説明 次に 平林工事長が工事概要 工事の状況等についてプロジェクターを使って説明した ( 写真は8 月段階での航空写真の状況についての説明 ) 写真 3( 左 ) 4( 中央 ) 5( 右 ) 保護帽( ヘルメット ) に貼る無事かえるシール 無事かえるシール ( 工事事

足場関係審議会説明資料(当日配布セット版)

( 注 1) 本表は チェックリストの様式の例を示したものであるが チェックリストは わく組足場 単管足場 くさび緊結式足場 張出し足場 つり足場 棚足場 移動式足場等足場の種類に応じたものを作成すること また 作業構台 架設通路に関してもその構造や用途に応じたチェックリストを作成すること ( 注

<41534B C F572E786C7378>

作業手順書作業名ダクトの吊り込み作業 工種機械設備工事使用機械高所作業車 10m 未満 ローリングタワー ( 移動式足場 ) 可搬式作業台 会社名有限会社 工業使用工具 電工ドラム 電気ドリル 高速カッター ベビーサンダー 全ネジカッター 振動ドリル スパイラルカッター ガス アーク溶接機 その他

h26実施要領-安全週間2.indd

Microsoft PowerPoint - 【訂正セット】足場パンフレット(パワポ版)

強調期間_用品カタログ_校了.indd

<88C B68AC7979D82CC8EE888F882AB8254>

別紙 建設現場安全衛生パトロール実施要領 1 出発式平成 25 年 1 月 24 日 ( 木 ) 式開始 12:45 出発 13: 2 場所大阪合同庁舎第 2 号館 5 階共用 J 会議室 大阪市中央区大手前 4 丁目 1 番 67 号 3 パトロール班 9 班 ( 各班 3~4 名 ) パトロール

目次 みんなで守って 繰り返し災害ゼロ! 現場の基本ルール 最近の労働災害は 6 なぜ これができなかったのか と繰り返すものばかり 繰り返し災害 の防止には 7 基本ルールをしっかり守ることが重要! 基本ルールが守られないことがある なぜなのでしょうか? 8 面倒だから 早く終わらせるため そもそ

JCM1311特集_厚労省.indd

建災防加入のおすすめ 建設業労働災害防止協会は 労働災害防止団体法に基づいて設立された特別民間法人です 千葉県支部はその下部組織として県内に10 分会を置き 千葉労働局及び労働基準監督署のご指導を賜り 労働災害防止にむけて自主的な活動を推進しております また 千葉労働局登録教習機関として 各種作業主

建設業における総合的労働災害防止対策の基本的考え方 建設業の特徴は重層下請構造の下 所属の異なる労働者が同一場所で作業する形態であり 短期間に作業内容が変化するという事業の性質から 工事現場における元方事業者による統括管理の実施 関係請負人を含めた自主的な安全衛生活動の推進を基本に 工事現場を管理す

2017年度 施行簿 労働基準局 安全衛生部 安全課分

別紙 平成 30 年度安全衛生教育促進運動実施要領 1 趣旨安全衛生教育促進運動は 労働者の安全と健康を守る上で中核となる安全衛生教育についてその重要性を啓発し 実施を促進するため 平成 25 年度から中央労働災害防止協会が主唱し 実施している運動である わが国の労働災害は 関係者のたゆまぬ努力によ

はじめに 近年の建設現場は機械化が進み これに伴って安全装置や警報装置が急速に 普及してきました 移動式クレーン仕様の油圧ショベルの安全装置や ユニッ ク車のアウトリガー ブーム未格納警報装置 シールド坑内の動力車移動位置 検出装置や有害ガス濃度測定器などです しかしながら 足場の組立てや 土止め支

更には 死亡災害が年々減少傾向をたどる一方 墜落 転落は死に直結する可能性が非常に高いことから他業種にも対策を打つ施策が必要になったことによる このように 墜落 転落災害 を特定災害対策に掲げ 災害の発生防止に力を入れており 各労働局では特に墜落 転落災害の多い建設業に対し 建設現場の一斉監督指導を

建設労務安全 2011.4月号

作業手順書 使 用 機 械 タワークレーン等 移動式クレーン 作 業 名 据え置き方式による足場組立て作業 使用工具器具 玉掛けワイヤロープ シャックル ラチェット 吊袋 マニラロープ番線カッター バリケード トラロープ 会 社 名 有限会社 工業 保護具 設備 保護帽 安全帯 ( 二丁掛け ) 親

第 2 回公民連携安全パトロール 実施状況 写真 51

過去 10 年間の業種別労働災害発生状況 ( 大垣労働基準監督署管内 ) 令和元年 4 月末現在年別 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 対前年比全産業 % (6

建設現場における墜落災害防止対策


可能性重篤度優先度評価⑵ リスクアセスメントの目的 工事現場に潜在する労働災害の原因となる 危険性又は有害性 を特定し 負傷又は疾病の 災害の重大性 ( 重篤度 ) 及び 災害の可能性( 度合 ) からリスクを見積もり リスクのレベルを評価し レベルに応じたリスクの低減対策を講じることにより 労働災

スライド 1

作業手順書使用機械移動式クレーン チェーンブロック作業名鉄骨建方作業クランプ類 ( イーグルクランプ 梁吊上げ用クランプ ) シャツクル器具 工具類会社名株式会社 工業介錯ロープ 手ハンマー しの 下げ振り 歪み直し用レバーブロック 必要な資格等 移動式クレーン運転 ( 免許 ) 鉄骨の組立等作業主

第12次労働災害防止計画の評価

スライド 1

2 安全衛生教育の実施等 () 6 派遣労働者を雇い入れたときに雇入れ時の安全衛生教育を行 はい いいえ っています () 7 派遣労働者の派遣先事業場を変更するなど 作業内容を変更 はい いいえ したときは 当該派遣労働者に対し 作業内容変更時の安全 衛生教育を行っています ()() 8 6 及び

足場等の安全点検の確実な実施について H 付け基安発第 号等 足場等の作業前等点検は 改正規則の 575 条の 条 655 条の 2 において それぞれ義務付け られたところですが H 付け基安発第 号等において 実施細目が明ら

JIS安全標識

スライド 1

Microsoft Word - .A.X.x.X.g...m.i.m.....j.doc

なお 受注者から指定した期日までに保険加入を確認できる書類が提出されない場合は 埼玉県流域下水道事業建設工事標準請負契約約款第 7 条の3 第 1 項の規定に違反することとなる旨を併せて通知します 3 発注者が 理由書 ( 一次 ) によっても当該特別の事情を有すると認めないと判断した場合は 受注者

< F2D A982E CA817A975C8E5A8C888E5A>

h2912実施要領-年末年始強調月間.indd

建設工事従事者の安全及び健康の確保に 関する三重県計画 平成 31 年 4 月 三重県

<4D F736F F D20819A30208D82979C208CA48B CC82CC8A E646F63>

安全衛生管理規程作成例

建設労務安全  月号

橋梁等土木工事における安全衛生対策等について 高めよう一人ひとりの安全意識 安全講話会平成 26 年 2 月 5 日 ( 水 ) 宮古労働基準監督署南 1 みんなの力でゼロ災害 災害等が起こらないよう 安全 を意識しながら作業を行って下さい はじめに 安全はすべてに優先する 企業が生産を継続して 社

昇降機の状況等 ( 第二面 ) 1. 昇降機に係る確認済証交付年月日等 イ. 確認済証交付年月日 昭和 平成年月日第号 ロ. 確認済証交付者 建築主事 指定確認検査機関 ( ) ハ. 検査済証交付年月日 昭和 平成年月日第号 ニ. 検査済証交付者 建築主事 指定確認検査機関 ( ) 2. 検査日等

建築工事安全施工技術指針

目次 直轄工事における事故発生状況 1 ( 平成 16 年度 ~ 平成 28 年度 ) 2 直轄工事における事故発生状況 2 ( 平成 21 年度 ~ 平成 28 年度 ) 3 直轄工事における事故発生状況 3 ( 平成 28 年 ) 4 事例 1 重機事故 ( クレーン関係 ) 労働災害 5 事例

れに基づき作業を行うこと (3) 掘削の作業に当たっては 安衛則第 358 条に基づき点検者を指名し 作業箇所及びその周辺の地山について 通常の場合よりも頻度を高めて点検を行うことにより 地山の異常をできるだけ早期に発見するよう努めること また 必要に応じ 地山の状況を監視する者を配置すること (4

<4D F736F F F696E74202D B FC92F E096BE8E9197BF955C8E86816A2E >

介護支援専門員の登録について

レベル 1 2 石綿届出対象 記入例 レ労働安全衛生法第 88 条第 3 項 労働安全衛生規則第 90 条第 5 号の2 の規定による計画の届出 石綿障害予防規則第 5 条第 1 項の規定による作業の届出 レ大気汚染防止法第 18 条の15 第 1 項の規定による作業実施の届出を行っております 石綿

第1章総則一般

評価項目 A Bともすべての項目に を入れてください 評価項目 A 宣言内容 ( 共通項目 ) チェック項目 取り組み結果 出来た概ね出来た出来なかった 1 経営者が率先し 健康づくりに取り組みます 健康宣言証の社内掲示など 健康づくりに関する企業方針について 従業員へ周知していますか? 経営者自身

陸運業 倉庫業での安全管理のポイント 陸運業 倉庫業での労働災害を防止するためには どのような災害が発生し どのような労働災害 防止対策が行われているかを理解することが重要です 1 フォークリフト作業のポイント 管理面 1 作業計画の作成 周知 ( 安衛則第 151 条の 3) 作業場所の広さ及び地

昭和 43 年 8 月 16 日第三種郵便物認可 月刊 (1 日発行 ) 平成 27 年 11 月 1 日発行 建設の安全 号外 平成 27 年度 建設の安全 号外 建設業年末年始労働災害防止強調期間実施要領 本期間 : 平成 27 年 12 月 1 日 ~ 平成 28 年 1 月 15 日 ー建設

<955C8E86824F2E786C73>

用品カタログ_3月号2015.indd

別紙 1 事故データベースへ登録する事故報告書の提出対象事故について 事故の定義は以下のとおりとする 事故の分類 事故の定義 労働災害 ( 工事作業が起因して 工事関係者が死傷した事故 ) もらい事故 ( 第三者の行為が起因して 工事関係者が死傷した事故 ) 死傷公衆災害 ( 工事作業が起因して 当

区分作業の手順安全のポイント予想され災害要因 重篤 優先 リスク低減措置 実施者 重篤 優先 備 考 1. 墨出しす 天井レベル墨を出す つまずき 作業場所を確認す 基準墨 ( 陸墨 ) より 各スパンの壁 開口部から転落 開口部を養生す 柱面等に天井レベル墨を出す

受講者氏名 業務経験証明書 ( 原本提出 ) ( コピーを受講開始日の 10 日前迄に提出願います ) Ⅲ. 足場作業主任者を受講する方 足場組立解体作業を経験した会社および配属先 配属先での本人の具体的な足場組立解体作業の内容 ( 足場の経験期間を記入 ) 足場組立解体作業の 経験期間 満 才の

2 上記 1と同等以上の精度を有する分析方法として以下に掲げる方法 (1) 廃止前の平成 8 年 3 月 29 日付け基発第 188 号 建築物の耐火等吹付け材の石綿含有率の判定方法について の別紙の第 3の3の 位相差顕微鏡を使用した分散染色法による分散色の確認 による定性分析の方法 ( 以下 分

作業手順書作業名屋内配管作業 工種機械設備工事使用機械ねじ切り機 電動のこ 電気ドリル 電工ドラム パイプレンチ 移動式足場 足場の組立て等作業主任者 研削といし特別教育 職長 安全衛生責任者 会社名有限会社 工業使用工具 電工ドラム 電気ドリル 電動ピック 延長コード パイプレンチ ハンマー 万力

ウ火元責任者は 自主検査の結果 異常が認められたときは 防火管理者及び防火管理責任者 ( 工事責任者 ) に報告し 指示を受けて対処する (2) 放火対策ア建物の外周部及び階段等には 可燃性の工事用資材又は梱包材等は置かないようにする やむを得ず置く場合は整理整頓し防炎シート等で覆い保管する イ工事

グラフで見る岐阜県の建設労働災害建設業労働災害事例集 ( 第 30 集 ) 平成 23 年 5 月 岐阜労働局 健康安全課 岐阜県の建設業における労働災害の概況 事故の型と起因物から見た建設業の労働災害 発生月 発生時間から見た建設業の死傷災害 年齢と経験年数から見た建設業の死傷災害 事業場の規模か

2 低入札対策の拡充

新築工事 建方施工計画書 平成 年 月 施工者株式会社 建設 現場代理人

JNIOSH-SRR-No.46 JNIOSH-SRR-No.46(06) (06) 図 ミュンヘンにおける足場 図 中桟が 階段 妻側にも設置してある 1 趣 サンフランシスコにおける足場 交さ筋かいの下に下桟が設置してある 旨 足場からの墜落 転落災害の防止については 平成年6月に労働安全衛生規

CAD事例集(大本組)

1. 目的本市においては 東海 東南海地震の発生が危惧されている 現在施工中の工事現場において 仮設物の損傷 掘削穴の崩壊等の被害が予想され 人身被害 2 次災害等の発生防止や被害軽減 迅速な初期対応に努める必要がある そこで 本マニュアルにおける目的として 1 工事現場の安全確保 被害拡大の防止

1 大阪府の石綿対策の制度 1-1 建築物等の解体等工事に係る法 条例の主な規制内容 建築物の解体等工事 吹付け石綿 断熱材 保温材 被覆材 成形板 ( 石綿使用面積 1,000m 2 以上 ) 成形板 ( 石綿使用面積 1,000m 2 未満 ) 石綿無 着手前 着手中 事前調査条例条例条例条例

JCM1207特集03.indd

別紙 3-1Ⅱ-2-1 評価者氏名 : 考査項目対象 a : 施工管理が b : 施工管理が c : 施工管理が d : 施工管理が e : 施工管理が不適切である 2 Ⅰ 1 契約書第 18 条第 1 項 ( 条件変更等 ) に基づく設計図書の照査結果について 協議を行っている 施工状況 施工管理

Ⅰ 概要について 一次下請契約者を社会保険等加入業者に限定します 平成 29 年 4 月 1 日以降に契約締結した工事において 受注者は 原則として社会保険等未加入業者を下請契約 ( 受注者が直接契約締結するものに限る 以下 一次下請契約 という ) の相手方としないこととします 追加 建設工事契約

1 医療保険 年金保険についての確認書類 弊社が施工する建設現場に入場する協力業者および作業員の方には 作業所長の指示により 見積書提出時 新規入場時 安全書類提出時に 医療保険 年金保険の加入状況を確認する書 類 ( 下記 A~E いずれか一点 ) を提出または呈示していただきます A. 直近の保

平成 29 年 12 月末現在 認定事業場は 112 件 (97 企業 ) 適用事業場数は 248 事業場となっている ⑷ 安全衛生教育の推進 第 7 次計画 期間中に本部が実施した安全衛生教育は 平成 29 年 12 月末現在 本部教育部では 18 講座で計 201 回 延べ 9,906 人であり

はじめに 労働災害は 長期的には減少傾向にあるものの 近年は増減を繰り返す状況となっています 平成 9 年の全国の休業 日以上の労働災害による死傷者数は 前年を, 人上回る, 人となりました また 速報では労働災害により亡くなった労働者は 前年から微増ながら 年連続で, 人を下回る見込みとなっていま

表2

別添 1 安全衛生教育に関する自主点検 集計結果 ( グラフ ) ( 自主点検実施期間 : 平成 28 年 11 月 18 日 ~ 平成 28 年 12 月 16 日 ) 1. 自主点検の回答状況 ( 調査対象 150 事業場, うち 回答あり 73 事業場 ) 自主点検の回答状況 回答あり の事業

h29実施要領-年度末.indd

SHS (2007 年版 ) 管理レベル S2 TBM-KY の進め 作業届 ( 作業指示 KY 報告 ) による TBM-KY 制度 ( 危険予知を組み込んだツール ボックス ミーティング ) オフィスキャロット編 発行日 平成 25 年 4 月 1 日

労働災害発生状況


広労発基 第 1 号の 2 平成 31 年 3 月 6 日 別記関係団体の長 殿 広島労働局長 平成 31 年 STOP! 熱中症 クールワークキャンペーン の実施について 平素から労働行政の運営に格別の御理解と御協力をいただき厚く御礼申し上 げます さて これまで 職場における熱中

2. リスクアセスメントの実施 (1) リスクアセスメントとは何か リスクアセスメントとは 職場の潜在的な危険性 有害性を見つけ出し これを除去 低減して 労働災害を未然に防ぐための手法です リスクアセスメントでは まず 作業における危険性または有害性を特定します 次に 洗い出した危険性 有害性の作

平成24年度厚生労働省委託事業「陸上貨物運送事業における荷役災害防止対策推進事業《

工事中の消防計画 第 1 工事計画について 1 工事概要 ( 別紙 1 ) 2 工事工程表 ( 別紙 2 ) 3 緊急時連絡体制 ( 別紙 3 ) 4 関連業者一覧 ( 別紙 4 ) 第 2 目的及び適用範囲 1 目的この計画は 消防法第 8 条第 1 項の規定に基づきにおける防火管理について必要な

2. 各種足場の設置と 1) 足場の組立 足場組立の不良によ墜落 適正な足場組立手順の遵守の励行 足場の使用前点検を実施す 主任者 ) 可搬式足場 台から墜落 長尺物等の無理なをしない 身を乗り出してをしない 反動のあ

ア事業担当課長 ( 岐阜市上下水道事業部契約規程 ( 昭和 41 年水道部管理規程第 3 号 ) 第 4 条に規定する部長 ) は 工事請負契約約款第 7 条の2 第 2 項の規定に基づき 受注者に対して 期限を定め 当該下請契約を締結した具体的な理由を載した書面を求めるものとする ( 様式 1)

2. 事故 災害のデータベース 建設業部会員 17 社から事故 災害事例 及びヒヤリハット事例 255 件 事故 災害 ( クレーン以外 ) 事例 157 件を分析 3. 事故 災害事例の分析 (N=157 件 ) 図 1 建設機械関係事故 災害の 事故の型 別の割合

参考 1 死亡発生件数の推移 ( 滋賀県建設業 ) 平成 29 年は 3 件発生 前年と同数となった 死亡災害報告によるもの 参考 2 休業 4 日以上の死傷災害発生件数の推移 ( 滋賀県建設業 ) 平成 29 年は対前年比 5.1% の増加 建設業の死傷災害は長期的には減少して きたが 近年では減

労働安全R.xls

<93CD8F6F976C8EAE81698B4C8DDA97E1816A2E786C7378>

1 背景及び趣旨 検討会設置の背景 検討事項等 3 検討会参集者 印は座長 労働安全衛生法令では 高さ 2 メートル以上での作業時には 作業床 柵等を設けることが規定されているが それが困難な場合 安全帯の使用等も認められている 井上均 臼井伸之介 日本安全帯研究会技術委員長 大阪大学大学院人間科学

ueno_205号_校正.indd

2. 死亡災害の撲滅を目指した対策の推進 林業における伐木等作業の安全対策参照第 13 次労働災害防止計画 (2018~2022 年度 ) 1) 林業における伐木等作業の安全対策と関係団体との連携と取組み 伐木等作業における安全対策のあり方に関する検討会の議論の結果を踏まえ 安全対策の充実強化を図る

Ⅰ 趣旨 目的 年末年始は 建設工事が輻輳化し さらに寒冷下での作業となることにより 労働災害防止に特別の配慮が必要である 当協会は 会員各位とともに年末年始の労働災害を防止することを目的に 本年度も 12 月 1 日から平成 31 年 1 月 15 日までの間を 建設業年末年始労働災害防止強調期間

職業性熱中症の発生に関わる屋外気象条件の解析

<96688DD D815B838B8EC08E7B95F18D908F B A2E786C73>

Transcription:

建設業フィンガー チェック運動 ~ 安全指差確認で労働災害撲滅を ~ 1 趣旨 広島労働局労働基準監督署 労働災害防止に有効な手法として従来から幅広い業界で取り組まれている指 差確認を県内の建設現場に定着させるとともに 労働者の安全意識の高揚を図 り建設現場の安全衛生活動を活性化させるため 建設業フィンガー チェック ( 指差確認 ) 運動 を実施する 2 期間平成 27 年 7 月 1 日 ~ 平成 30 年 3 月 31 日 3 建設業フィンガー チェック の実施方法 (1) フィンガー チェック 10 (2~3 ページ ) から該当する対象を ミーティング等において 工種ごと作業者ごとに 何を実施するかを決める (2) 現場の作業者は 指定されたものについては フィンガー チェック を行いましょう フィンガー チェック の方法は次のとおりです 1 フィンガー チェックの対象を 指差をして見る 2 対象の状態が安全である こと確認し前腕を上げる 3 フィンガー チェック ヨシ の発声を行う 手すりの状態は? 安全だ 4 不安全である状態が確認された場合は 直ちに改善する 5 改めて 安全確認が出来た場合は フィンガー チェック ヨシ を行う (3) 事業場のトップが 建設業フィンガー チェック による運動を行うこ とを宣言して 店社 現場に宣言書を掲示してください ( 労働局への届出や公表については 別紙 1 別紙 2 をご覧ください ) 4 協力団体建設業労働災害防止協会広島県支部広島労務研究会 -1-

建設業フィンガー チェック 10 ~ 建設業労働災害撲滅運動 フィンガー チェック の対象 項目例 ~ 下記の 10 の対象のうち 該当する場合は フィンガー チェック項目例を参考にフィンガー チェック ヨシ により安全指差確認を行いましょう なお 本運動では 該当があれば必ず行うフィンガー チェック項目を次のとおりとします 1 高所作業における安全帯使用 ( 安全帯を確実に使用することを確認する ) 親綱( 手すり ) にフック掛けをする フィンガー チェック ヨシ 2 重機作業における接触防止 ( 重機の確実な停止を運転者と確認してから接近する ) 合図で重機の停止を確認する フィンガー チェック ヨシ 3 作業場内の整理整頓 ( 作業場の材料 道具 仮設材等を整理整頓する ) 作業場内を整理整頓する フィンガー チェック ヨシ 対象フィンガー チェック項目例イメージ 1 作業開始 保護帽はあごひもを締めているか 服装は作業服を着用しているか 服装に乱れはないか 安全靴をはいているか 安全帯を着用しているか 保護帽ヨシ 安全帯ヨシ 安全靴ヨシ 2 整理整頓 作業場所の材料 道具 仮設材等が整理整頓されているか 残材 ガラ ゴミ等が放置されていないか 材料等の転倒防止措置は大丈夫か 安全通路は確保されているか 整理整頓ヨシ 3 高所作業その1 高さ 2m 以上の作業箇所に足場を設置しているか 足場は法定基準に適合しているか ( 手すり 85 cm以上 中さん 35~50 cm 幅木 10 cm以上等 ) 作業床の端部 ( 屋根の端部 デッキプレート端部等 ) に手すりを設置しているか 手すりヨシ 中さんヨシ 幅木ヨシ 4 高所作業その2 開口部 ( エレベーターピット 階段設置箇所 吹抜等 ) に囲い 手すり 覆いなどの墜落防止措置があるか 足場 防網等の墜落防止措置が困難な場所において 安全帯を使用できる親綱等を設置しているか 安全帯を親綱等に掛けて使用しているか スレート屋根は歩み板等を設置しているか 親綱フック掛ヨシ -2-

対象フィンガー チェック項目例イメージ 5 クレーン作業 クレーンの各種点検を実施しているか 資格証を携帯しているか 移動式クレーンは アウトリガーの張り出しを原則として最大限としているか 過負荷防止装置を使用しているか 荷の下に作業者が立入っていないか アウトリガー張出しヨシ 荷の下に立入なしヨシ 6 玉掛作業 作業者に玉掛有資格者がいるか ワイヤーロープのキンク 潰れ等はないか 荷吊状態の確認を 3 秒以上行っているか 地切高 30 cm以内で荷振れ確認をしているか 吊荷の移動時は 3m 以上離れているか 荷振れなしヨシ 7 重機作業 その 1 重機の各種点検を実施しているか 運転者は資格証を携帯しているか 重機作業計画が周知されているか 路肩崩壊等 転落する危険性はないか 用途外の使用を行っていないか 用途外なしヨシ 8 重機作業 その 2 能力を超えた作業となっていないか 作業半径内に労働者が立入っていないか 作業半径内に労働者が立入る場合 誘導者を配置し 誘導により立ち入っているか 運転者離席時にエンジンを停止しているか 運転者離席時にバケットを接地しているか 立入禁止ヨシ 9 脚立はしご 脚立は 腐食 へこみ等の損傷はないか 脚立の踏面は一定の面積を有しているか 脚立設置時にぐらつきはないか 脚立の頂部の上に立って作業していないか はしごは 腐食 へこみ等の損傷はないか はしごは固定など転倒防止をしているか 脚立ぐらつきなしヨシ 10 その他 地山掘削作業の地山の土止は有効か 上下作業時の立入禁止表示はあるか 携帯丸のこの安全カバ - は有効か アーク溶接作業は 防じんマスク着用か はつり作業は 耳栓 振動防止手袋着用か 水分 塩分補給などの熱中症対策をしているか 土止ヨシ -3-

建設業フィンガー チェック運動見える化事例 ~ 各現場で それぞれに工夫して積極的にお取り組みいただいています ~ 例 2 足場に大型看板を掲示 ( 横 3.6m 縦 5.4m) 例 1 現場内にポスターを掲示 例 3 オリジナルポスターを作成 例 4 具体的なフィンガー チェック内容を表示 例 5 標語を記載したリボンを作成例 7 フィンガー チェック カードを作成 例 6 足場にフィンガー チェック運動スローガンの横断幕を設置 例 8 具体的なフィンガー チェック箇所を表示 ( 重機の窓ガラスに貼付 ) -4-

店社用別紙 1 事業主各位 -3- FAX:082-221-9252 平素は 労働基準行政の推進にご協力を賜り 厚く御礼申し上げます さて 建設業の労働災害撲滅を目指す 建設業フィンガー チェック運動 の主 旨にご賛同いただき 御社の安全衛生活動としてお取り組みいただける場合は 行 政運営の参考とさせていただくため 下記の 建設業フィンガー チェック運動宣 言 の例文に 御社の社名 住所 代表者職氏名 ( 印 ) をご記入の上 FAX 又は郵送 で 広島労働局労働基準部健康安全課 ( 730-8538 広島県広島市中区上八丁堀 6-3 FAX082-221-9252) 又は最寄りの労働基準監督署あてにお届けいただきますよ ご協力をお願い申し上げます なお 本運動の宣言が行われた店社名を建設業労働災害防止協会広島県支部のホ ームページにおいて公表することができます 公表を希望される場合は同支部に対して情報を提供いたしますので 希望の有無をご回答ください 希望する 希望しない 建設業フィンガー チェック運動 の取組宣言例文 建設業フィンガー チェック運動宣言 当社は 建設業における労働災害撲滅を目指して 建設業フィンガー チェック運動 を当社の安全衛生管理活動の重点実施事項として 当社が施工するすべての現場において取り組むことを宣言する 平成年月日 事業場名 住所 - 代表者職氏名 印

工事現場用別紙 2 事業主各位 FAX:082-221-9252 平素は 労働基準行政の推進にご協力を賜り 厚く御礼申し上げます さて 建設業の労働災害撲滅を目指す 建設業フィンガー チェック運動 の主 旨にご賛同いただき 御社の安全衛生活動としてお取り組みいただける場合は 行 政運営の参考とさせていただくため 下記の 建設業フィンガー チェック運動宣 言 の例文に 御社の社名 住所 現場所長名 ( 印 ) 工事名 工事期間をご記入の 上 FAX 又は郵送で 広島労働局労働基準部健康安全課 ( 730-8538 広島県広島 中区上八丁堀 6-30 FAX082-221-9252) 又は最寄りの労働基準監督署あて いただきますよう ご協力をお願い申し上げます なお 本運動の宣言が行われた事業場名及び工事名を建設業労働災害防止協会広 島県支部のホームページにおいて公表することができます 公表を希望される場合は同支部に対して情報を提供いたしますので 希望の有無をご回答ください 希望する 希望しない 建設業フィンガー チェック運動 の取組宣言例文 建設業フィンガー チェック運動宣言 当現場は 建設業における労働災害撲滅を目指して 建設業フィンガー チェック運動 を安全衛生管理活動の重点実施事項として 取り組むことを宣言する 平成年月日 事業場名 住所 - 現場所長 印 工事名 工事期間平成年月日 ~ 平成年月日