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アセトアミノフェンを活用する 利点 1 眠気がない 利点 2 利点 3 車の運転をする患者, 眠気の不快な患者, 精神症状のリスクのある患者 ( 高齢者や脳転移など ), 体動時の痛み ( 体動時痛 ) の患者にも使える 独自の鎮痛作用 NSAIDs, オピオイド, 鎮痛補助薬への上乗せ効果がある NSAIDs が使えない患者にも使用できる ( 消化性潰瘍, 出血傾向, 腎障害 ) 化学療法中でも使用しやすい 食前投与も可能 アセトアミノフェンの出番は 留意点 最初の鎮痛薬として オピオイドを使用する前に,NSAIDs にプラス オピオイド, 鎮痛補助薬にプラス 食前のレスキュードーズとして 剤型が少ないので, 内服が負担にならないように 肝障害のある患者では肝機能を悪化させる可能性あり モニタリング要 強オピオイドとの併用は, がん患者の疼痛や生活のしやすさを, 副作用なく有意に改善する 腎障害, 胃粘膜障害, 血小板減少 機能障害により NSAIDs が使用できない場合, アセトアミノフェンの併用を検討する 抗炎症効果は期待できない 保険適応最大 1g/ 回,4g/ 日まで ( 参考 ) アメリカ新最大用量 2011 年秋より 4g/ 日から 3g/ 日へ減量, 1g/ 回を 6 時間以上あけることと変更 副作用は肝障害 オピオイドをうまく使い分けるには オピオイドを選択する時に考えることは 5 つ オピオイド製剤の特性 モルヒネオキシコドンフェンタニル データで確認 1 腎障害 問診で確認 モルヒネは避ける 受容体の親和性 +++ +++ +++ ( 1 選択性が高い ) 活性代謝物 モルヒネ-6-グルクロナイド -( きわめて少ない ) - 腎障害の影響 +++ ± - 嘔気 嘔吐 ++ + ± 2 緊急性 3 内服の負担 4 呼吸困難 注射剤を選択 フェンタニルを避ける 副作用 便秘 ++ ++(+++) ± 眠気 傾眠 ++ + ± せん妄 ++ + ± 呼吸抑制 ++ + ± 5 便秘, 悪心, 眠気, せん妄 モルヒネを避ける 掻痒 ++ + - +: 作用あり -: 作用なし ( 的場元弘他 ; ターミナルケアVol.13 No.1,13,2003 より抜粋 ) フェンタニル貼付剤の 1 日製剤と 3 日製剤 オピオイドローテーション : 換算比は万能じゃない 3 日製剤 どのような換算比を用いても, 大切なのは 1 日製剤 3~5 日後 1 日製剤は徐々に血中濃度が上昇する どちらも約 3~5 日で血中濃度は定常に達する オピオイドローテーション後の観察 1 副作用と鎮痛を細やかにモニタリング 2 必要に応じて投与量の微調整 3 少しずつ変更する 1 日製剤の添付文書 ; 2 日間は増量しないこと 2 日ごとに増量して良い という意味ではない 2 日目だとまだ定常状態の77.7% にしか達していない 換算比は確立していない 交差耐性は不完全で個人差がある 個々の全身状態も影響する

オピオイドローテーションのタイミングモルヒネ, オキシコドン フェンタニルパッチ 内服 1 日 2 回製剤内服 1 日 1 回製剤 アンペック坐薬 貼付開始と同時に1 回量を投与投与した12 時間後に貼付を開始 貼付開始と同時に 1 回量を投与 塩酸モルヒネ錠 末, オプソ内服液貼付開始と同時および 4 時間後に 1 回量を投与 塩酸モルヒネ注貼付開始 6 時間後まで継続して持続点滴 6 時間後半量に減量,12 時間後中止 あさひかわ緩和ケア講座 2011 第 3 講間宮敬子疼痛マネジメントスライド オピオイドローテーションのタイミングフェンタニルパッチからのローテーション フェンタニルパッチ モルヒネ, オキシコンチン内服パッチ剥離 6~24 時間後内服開始 ( 剥離後フェンタニルの半減期約 20 時間 ~30 時間 ) 間違いの少ないわかりやすいタイミングを優先落ち着くまでレスキューでカバーする フェンタニルパッチ 注射剤パッチ剥離 6 時間後から半量で開始 12 時間後全量へ あさひかわ緩和ケア講座 2011 第 3 講間宮敬子疼痛マネジメントスライド オピオイド投与中に腎障害が悪化したら!! 肝代謝が低下している状態でオピオイドを使用するには? モルヒネ オキシコドン フェンタニル 腎障害下でオピオイドを開始 オピオイド投与中に腎機能が悪化 減量を念頭において観察避ける 効果をみながら漸増すれば問題ない 効果をみながら漸増すれば問題ない 他のオピオイドへの変更を検討 過量投与にならないように注意必要に応じて減量する 安全と考えられるが, 必要に応じて減量する 肝代謝の低下 : 肝血流の低下 ( 肝機能の低下 ) オピオイドの代謝速度が低下 1 定常状態に達するまでの時間が延長 2 少量でも強い効果を現す 投与量に注意 増量間隔を長めにとる 普段は安全 という投与量でも過量になることがあるので, 少量から開始し増量間隔を長めにする ただし, 患者に苦痛を我慢させないために有効なレスキューを設定する レスキュードーズ : しっかりとした説明を!!! がん疼痛では, 高頻度に 突出痛 が出現する そこで レスキュードーズを使いこなすことで, 生活の質が高まる 1 突出痛とは 患者の理解が大事となる 3 つの項目 2 レスキュードーズの役割 3 レスキュードーズの服用方法 突出痛の緩和 痛みに振りまわされない生活 鎮痛薬の必要量の見積もり 効果発現時間, 服用可能な時間感覚 1 日の制限回数は原則的にない 服薬記録をつける レスキュードーズ : 剤型の選択と投与量の決定 個々の患者に最適な即放性製剤とは? 1 剤形の選択原則は, 定期オピオイドと同じものだが, 患者の苦手な剤形は避ける 定期薬とレスキューは分けて有効性と副作用を 確認する そうすることで定期オピオイドと異なる種類のオピオイドもありうる, 定期薬とレスキュー! それぞれが 有効かつ副作用がない 投与量に調節できる 2 投与量の設定レスキュードーズの効果と副作用も評価 有効かつ副作用がない 投与量を目指そう!

レスキューとして使用する薬剤 オプソ内用液 ( モルヒネの即放性製剤 ) 作用発現時間 ;10~15 分 最高血中濃度 ;30 分 ~60 分 半減期 ;2~3 時間 作用時間 ;3~5 時間味はフルーツの味? 柑橘系? レモン? 味に抵抗がある人もいるかも!? 混ぜてOK; コーヒー, コーラ, お茶, 牛乳など混ぜたらNG; リポビタンDなどの栄養剤, カルピスウォーター レスキューとして使用する薬剤 オキノーム散 ( オキシコドンの即放性製剤 ) 作用発現時間 ;12 分 最高血中濃度 ;100 分 ~120 分 半減期 ;4.5~6 時間 作用時間 ;4~6 時間味は飴でほのかな甘味をつけているらしい 味に抵抗がある人もいるかも!? 混ぜてOK; お茶, 味噌汁, コーヒー, コーラなど混ぜたらNG; ヨーグルト (83.7% に低下 ) ビタミンC 含有飲料 (77.8% に低下 ) 栄養ドリンク (66.0% に低下 ) オピオイドの副作用 オピオイドの用量依存性作用 症状 出現頻度 出現時期 耐性発現の目安 便秘 ほぼ100% 全時期 なし 悪心 嘔吐 20~60% 投与開始期 増量時 1~2 週間 眠気 20~30% 投与開始期 増量時 3~5 日 口渇 50% 全時期なし発汗 30% 全時期 3 大副作用!!! なし 掻痒感 不明 不明 不明 排尿障害 3% 全時期 なし 錯乱 幻覚 3% 投与開始期 増量時 不明 呼吸抑制 まれ 過量投与時 不明 副作用は起きて当然!! がん緩和ケア Q&A じほう加賀谷肇ほか がん緩和ケア Q&A じほう加賀谷肇ほか オピオイドの副作用? 1. 原因を考える 原因は複数のことが多い オピオイド or オピオイド以外 他の薬剤性か? 他の原因か? 原因 薬剤性 代謝異常 オピオイド, 抗コリン薬, 抗うつ薬, 抗不安薬, 睡眠薬, ステロイド, アルコールの離脱 例 高カルシウム血症, 肝不全, 腎不全, 血糖異常, その他の電解質異常, その他の代謝異常 ( 甲状腺, 副甲状腺異常 ) 2. 原因治療 限界があることも 薬剤による症状緩和を同時に行う 並行して行う 3. 症状緩和 制吐剤や抗精神病薬を 十分に増量する 作用機序の異なるものを併用する 中枢神経系 脳浮腫, 脳転移, 髄膜炎, 腫瘍随伴症候群, その他の頭蓋内病変 低酸素血症 貧血, 呼吸 心不全 栄養障害 低蛋白血症 ( 悪液質 ), ビタミンB12 欠乏 その他 手術, 放射線治療, 化学療法, 感染症

これで見逃さない 薬剤性錐体外路症状 緩和ケア領域で使用される薬剤性錐体外路症状の原因薬剤 原因となりうる薬剤を使用している 不眠 不安 イライラ笑顔が少ない アカシジア パーキンソニズム を疑う を疑う 両者が併発すると 表情が固くなって イライラするという状態になる 問診マイヤーソン兆候の診察 錐体外路症状 ドパミン受容体遮断作用を有する薬剤 ( 抗精神病薬 ) ブチロフェノンハロペリドール ( セレネース ) 誘導体フェノチアジンクロルプロマジン ( ウィンタミン コントミン ) 誘導体制吐薬 : プロクロルペラジン ( ノバミン ) 非定型抗精神リスペリドン ( リスパダール ) ペロスピロン( ルーラン ) 病薬クエチアピン ( セロクセル ) オランザピン( ジプレキサ ) 三環系抗うつ薬 : アミトリプチリン ( トリプタノール ) クロミプラミン抗うつ薬 ( アナフラニール ) アモキサピン( アモキサン ) など四環系抗うつ薬 : ミアンセリン ( テトラミド ) など ベンザミド誘導体 抗精神病薬 : スルピリド ( ドグマチール ) 消化管運動調整薬 : メトクロプラミド ( プリンペラン ) ドンペリドン ( ナウゼリン ) イトプリド ( ガナトン ) など その他の機序によるもの抗てんかん薬 : バルプロ酸ナトリウム ( デパケン バレリン ) 原因薬剤の中止で症状緩和を確認 薬剤性錐体外路症状とパーキンソン病の比較 困ったときのステロイド 症状 薬剤性錐体外路症状 寡動 筋固縮( 仮面様顔貌 動作障害 ) が主体 振戦は目立たない パーキンソン病 振戦が目立つ 進行につれ 寡動 筋固縮が進行 安静時振戦 左右差ないある進行日 週 月単位など 比較的早い年単位で緩徐進行の速度が鑑別のポイントとなる 症状が いつごろ出てきたか? も重要 進行 終末期がんでは 局所症状 全身症状が複合合併する ステロイド局所症状に対する効果 つらい 状態 全身症状に対する効果 仮面様顔貌を見分けるコツ 笑顔が少ないな 目に力がないな と思ったら錐体外路症状を疑う つまり 表情の変化に乏しい ということ その要素の 1 つに瞬きの著しい減少がある 通常では瞬きは 3~4 秒に 1 回くらいだが 錐体外路症状では 30 秒 ~1 分に 1 回まで減り 非常に違和感のある表情になる まず表情を見て疑うことが大切 腫瘍周囲の抗炎症 抗浮腫効果 悪液質症候群による症状の改善効果 ( 食欲増進 活動性の改善 ) 調子がいい 状態に マイヤーソン徴候 QOL の著しい改善 緩和ケアにおけるステロイドの適応 肝臓がん がん性腹膜炎 腹水の患者 痛み 腹部膨満感にオピオイド 腹部膨満感 悪液質症候群 食欲不振 全身倦怠感 便秘 食べれない 痛み 骨転移痛 がん疼痛全般 呼吸器症状 消化器症状 気道狭窄 がん性リンパ管症 がん性胸膜炎 上大動脈症候群 消化管閉塞 がん性腹膜炎 ( 便秘 ) 悪心 嘔吐 ステロイド 抗浮腫療法 その他 頭蓋内圧亢進症状 脊髄圧迫 リンパ浮腫 閉塞性の腎障害 腸管の浮腫軽減 肝腫大の軽減など 腫瘍熱 高カルシウム血症 1 抗炎症効果による鎮痛作用 2 抗浮腫効果 肝腫大の軽減腸管の浮腫の軽減 3 食欲増進効果 摂取量の増加下剤の内服が容易になる 4 活動性の向上による腸管の蠕動促進 鎮痛 オピオイドの減量が可能となることも 便秘の改善

進行がん患者の倦怠感 食欲不振の原因 ステロイドを開始するときの注意点 一次的倦怠感 浮腫そのものによるもの 二次的倦怠感 抗腫瘍治療 : 放射線治療 化学療法 薬剤性 : オピオイド 向精神薬 全身性 : 便秘 悪心 嘔吐 貧血 感染症 脱水 代謝性 : 電解質異常 肝不全 腎不全 内分泌 : 副腎不全 高血糖 性ホルモン低下 心因性 : 抑うつ 不安 不眠 悪液質症候群 NSAIDs の中止を検討 耐糖能異常があれば血糖をチェック 高カロリー輸液の中止を検討 感染症に注意 口腔ケアを重点的に行う 満月様顔貌の説明を事前に行う 漫然とした投与は避ける ステロイドの具体的な投与方法 症状が著しい場合予後が短い場合 漸減法で短期決戦! 無効なら中止へ 漸増法 適応 利点 欠点 症状が軽度の場合 短期投与でも出現する副作用を防ぐことができる 高用量が必要な場合 効果が得られる投与 軽度の食欲不振 倦怠感 ( 不眠 興奮 高血糖など ) 量に達するまで時間を要する 漸減法 症状が著しい場合 効果が短期間で得られる 抗浮腫療法として使用する場 効果が得られるか否かが短期間でわかる合 無効な場合に短期間で中止できる 1 回投与でも副作用の出現する可能性あり ( 不眠 興奮 高血糖 ) 苦痛症状 軽度の場合 漸増法で症状緩和の得られる投与量へ 症状緩和の得られる最小量であるか常に検討しながら使用する 漫然とした投与を避ける工夫 1 どの症状に対してステロイドを使用しているのか 常に明確にする 2 時間経過とともに患者の状態は変化する ステロイドの必要性 投与量の見直しを常に行う 3 副作用のモニタリングを常に行う 終末期の輸液 栄養管理の考え方 1 漸増法 0.5mg/ 日で開始し 数日ごとに漸増 8~12mg/ 日程度まで 2 漸減法 4~8mg/ 日を 3~5 日間投与し 有効であれば効果のある最小量まで漸減する 効果がなければ中止する 3 生命予後が数週間未満の場合長期投与による副作用の観察をしながら 効果のある最小量を検討 4 生命予後が数週間以上の場合ステロイドの長期投与による副作用を避けるため 以下のような工夫を検討する 効果が得られる十分な投与量を 1~5 日間の短期投与を反復する 0.5~2mg/ 日以下の低用量とする 隔日投与とする 食欲不振であれば ステロイドの代わりにメトクロプラミド メドロキシプロゲステロン酢酸エステルが症状を改善することがあるので試してみる 輸液の減量 中止の目安 高カロリー輸液を中止するタイミング 悪液質症候群に対してステロイドを開始する時 輸液量を減量するタイミング体液過剰徴候が見られる時 留意点 倫理的判断を行い, 漫然と輸液を続けない 迷った時は一度減量 中止し, 話し合う 十分な説明を行い, 個別性を尊重する

悪液質症候群 体重減少, 低栄養状態 基礎代謝 : 維持 or 亢進 糖代謝回転 : 維持 or 亢進 蛋白分解 : 亢進 脂肪組織と骨格筋ともに動員 食欲: 低下 栄養療法に対する反応: なし 体液過剰徴候 胸水, 喀痰増加, 心不全, 心負荷の増大 腹水の増加 腸液の増加 浮腫 飢餓状態 体重減少, 低栄養状態 基礎代謝 : 低下 糖代謝回転 : 低下 蛋白分解 : 低下 脂肪組織より動員, 骨格筋は温存 食欲: 亢進 栄養療法に対する反応: あり 苦痛 呼吸困難 腹部膨満感 悪心 嘔吐 だるさ, 歩行障害 CTZ( 延髄第 4 脳室底近傍 D2,5-HT3 末梢性 ( 消化器, 咽頭 ) 5-HT3, 末梢性 D2, ムスカリン受容体,NK-1 肝浮腫 腹水 腫瘍による圧迫 便秘, 消化管閉塞 がん性腹膜炎 消化性潰瘍 咽頭刺激 食べ過ぎ 前庭系の異常 ( 前庭炎, 頭蓋底浸潤, 小脳転移 ) オピオイド 制吐薬 乗り物酔い H1 拮抗薬ムスカリン拮抗薬 制吐薬 5-HT2 拮抗薬 H1 拮抗薬ムスカリン拮抗薬 NK-1 拮抗薬 嘔吐中枢 ( 延髄外側網様体背側部 ) 5-HT2,H1, ムスカリン受容体,NK-1 悪心 嘔吐 中枢神経系 GABA 心理的な要因 ( 予期悪心, 不安 ) 頭蓋内圧亢進 中枢神経系の異常 ( 髄膜炎, 放射線治療 ) 前庭系 H1, ムスカリン受容体 薬剤性 代謝性( 高 Ca 血症, 制吐薬 低 Na 血症, 腎不全, 肝不全 ) D2 拮抗薬 感染症 5-HT3 拮抗薬 飲み過ぎ NK-1 拮抗薬 制吐薬 GABA 作動薬 ( 抗不安薬 ) 制吐薬 5-HT3 拮抗薬末梢性 D2 拮抗薬ムスカリン拮抗薬 NK-1 拮抗薬 発症時期 必ず問診し, 服薬歴の変更や, 血液 画像所見上の異常発現の時期との関連はないか確認する 商品名 成分名 D2 CTZ/ 末梢 制吐作用を示す受容体との結合能 5-HT2 ( 中枢 ) 5-HT3 (CTZ 末梢 ) H1 ( 前庭 ) M ( 末梢 ) 錐体外路症状 糖尿病は禁忌 誘発因子 体動との関連食事との関連 前庭系 消化器系, 予期悪心 ルーラン ペロスピロン ++ なし リスパダール リスペリドン +++ ジプレキサオランザピン + 禁忌 眠気 代謝性 ( 高 Ca 血症, 低 Na 血症, 腎不全, 肝不全 ), オピオイド セロクエルクエチアピン + 禁忌 発熱 感染症 ノバミンプロクロルペラジン ++++ なし 随伴症状 便秘 消化器系 セレネースハロペリドール ++++ なし めまい頭痛 前庭系 頭蓋内圧亢進 トラベルミン なし ジフェンヒドラミンジプロフィリン プリンペラン メトクロプラミド +++ なし 時間帯朝頭蓋内圧亢進 カイトリルグラニセトロン なし 便秘の高リスク 原因 治療または症状緩和 1 がんであること 2 オピオイドを開始する状況 消化管内容の停滞 肝腫大, 腹水, 腫瘍による圧迫, 便秘, 消化管閉塞 ステロイド 減圧治療 ( 胃管など ) 便秘は基本的な QOL を下げ, 苦痛が強い 消化管運動の低下 がん性腹膜炎, 麻痺性イレウス 消化管運動改善薬 ( メトクロプラミドなど ) 消化管運動の亢進 消化管閉塞 抗コリン薬 ( ブチルスコポラミン ) オクトレオチド ステロイド 減圧治療 ( 胃管など ) ときにオピオイドの増量が困難となる 消化性潰瘍 NSAIDs, 鉄剤, アルコール, 放射線治療 治療の中止 抗潰瘍薬 排便コントロールはオピオイド治療の成功の鍵

がん関連 腹水 腫瘍による圧迫 イレウス 高カルシウム血症 手術歴 ( 下行結腸 直腸 肛門 ) 食事量の低下 食物繊維の減少 脱水 便秘 交感神経優位 痛みによるストレス 不安, イライラ 抑うつ 薬剤 オピオイド 抗コリン薬 抗がん剤 利尿剤, 鉄剤 活動の低下 麻痺, 体力低下による腹圧の低下, 蠕動の低下 その他 糖尿病 元来の便秘 高齢 排便コントロールの難点 排泄は, 生活の中でもっとも他人に見られたくない部分 便秘の治療は, 患者の理解と参加が不可欠である 大切なこと セルフケアのための教育セルフケア能力をアセスメントする 排便コントロールを行う理由を理解する セルフケアの重要性を知る 緩下剤について知る 便秘が重症化しないよう 予防 が重要 せん妄ハイリスク薬 ステロイド剤プレドニンデカドロンサクシゾンソルコーテフ [ 定期 ] レスリン (25) 1T / 寝る前 [ 不眠時 ] 1T / 30 分おきに3 回まで レスリン 抗コリン剤アトロピンブスコパンアキネトン H2 ブロッカーガスターザンタックタガメット オピオイドモルヒネオキシコンチンフェンタニル 用量 低用量 <100mg セロトニン受容体への働き 遮断 セロトニンの働き 抑制 作用 / 効果 鎮静作用 イライラ軽減 睡眠作用 抗うつ剤トリプタノールパキシルルジオミールリフレックス ベンゾジアゼピン系レンドルミンユーロジンデパスサイレース 抗ヒスタミン剤ポララミンセレスタミンアタラックス P モルヒネ Ccr<30 せん妄 BZ 系短時間型せん妄 デキサメタゾン>プレドニン モルヒネ > オキシコンチン, フェンタニル 岡山大学病院せん妄対策チーム 高用量 100mg< 刺激 亢進 - 睡眠作用は低用量 - Tmax:1hr T1/2:5-9hr 肝代謝 - 抗コリン作用 ( なし ) [ 有害事象 ] 鎮静 起立性低血圧 眩暈 頭痛 悪心 抗うつ作用 覚醒の維持 レスリンインタビューフォーム [ 参照 ] せん妄治療薬の特徴 薬品名特徴 / 作用副作用 セレネース テトラミド リスパダール セロクエル 第一選択薬 効果が速い 幻覚 鎮静作用 セレネース と同等 行動異常 睡眠障害に有効 セレネース と同等 効果が速い 鎮静作用は弱い 睡眠覚醒リズムの回復 鎮静効果 セレネース と同等 用量に幅がある 睡眠覚醒リズムの回復 不整脈錐体外路 傾眠覚醒困難 血圧低下 過鎮静血糖変動 抗コリン作用 少ない 錐体外路障害 高い せん妄発症時 0.25A/20ml 0.25A/100ml 少ない少ない 15~45mg 少ない 少ない用量に相関 0.5~2mg ( 低用量から ) 少ないない 25~50mg 参考図書 がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン2010 年版日本緩和医療学会, 金原出版 ここが知りたかった緩和ケア余宮きのみ, 南江堂 がん疼痛緩和ケアQ&A 加賀谷肇監修, じほう 緩和ケアガイドブック日本医師会監修, 青海社 臨床緩和医療薬学日本緩和医療薬学会編集, 真興交易 医書出版部 千葉茂ら老年精神医学雑誌 (18)-7 2007 [ 参照 ]