平 成 17 年 3 月

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Untitled

Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本

2. 改訂内容および改訂理由 2.1. その他の注意 [ 厚生労働省医薬食品局安全対策課事務連絡に基づく改訂 ] 改訂後 ( 下線部 : 改訂部分 ) 10. その他の注意 (1)~(3) 省略 (4) 主に 50 歳以上を対象に実施された海外の疫学調査において 選択的セロトニン再取り込み阻害剤及び

1)~ 2) 3) 近位筋脱力 CK(CPK) 高値 炎症を伴わない筋線維の壊死 抗 HMG-CoA 還元酵素 (HMGCR) 抗体陽性等を特徴とする免疫性壊死性ミオパチーがあらわれ 投与中止後も持続する例が報告されているので 患者の状態を十分に観察すること なお 免疫抑制剤投与により改善がみられた

改訂後 ⑴ 依存性連用により薬物依存を生じることがあるので 観察を十分に行い 用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること また 連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により 痙攣発作 せん妄 振戦 不眠 不安 幻覚 妄想等の離脱症状があらわれることがあるので 投与を中止する場合には 徐々に

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アップノールB錠2.5mg

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表イ 同種同効品一覧表

葉酸とビタミンQ&A_201607改訂_ indd

タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 有効成分 タペンタ 錠 100mg 製造販売業者 ヤンセンファーマ株式会社 薬効分類 821 提出年月 平成 30 年

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スライド 1

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この薬を使う前に 確認すべきことは? 〇この薬を飲むと 前兆のない突発的睡眠 ( 前兆もなく突然眠る ) や傾眠 ( 眠気でぼんやりする ) があらわれることがあり この薬を飲んで自動車を運転し 突発的睡眠により自動車事故を起こした例が報告されています 突発的睡眠や傾眠などについて十分に理解できるま

添付文書情報 の検索方法 1. 検索条件を設定の上 検索実行 ボタンをクリックすると検索します 検索結果として 右フレームに該当する医療用医薬品の販売名の一覧が 販売名の昇順で表示されます 2. 右のフレームで参照したい販売名をクリックすると 新しいタブで該当する医療用医薬品の添付文書情報が表示され

5) 精神病又はその既往歴のある患者 [ ドパミン受容体作動性のため統合失調症の症状である幻覚 妄想などを悪化させる可能性がある ] 6) 低血圧症患者 [ 血圧低下がみられることがある ] 7) 重篤な心血管障害又はその既往歴のある患者 [ 外国で狭心症の報告がある ] 8) 下垂体腫瘍がトルコ鞍

患者向医薬品ガイド

クラリチンドライシロップ 1% クラリチン錠 10mg クラリチンレディタブ錠 10mg 第 1 部申請書等行政情報及び添付文書に関する情報 (7) 同種同効品一覧 シェリング プラウ株式会社

用法 用量 発作性夜間ヘモグロビン尿症における溶血抑制 mg mg mg mg kg 30kg 40kg 20kg 30kg 10kg 20kg 5kg 10kg 1900mg mg mg mg

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から (3) までの具体的な予定については添付 2 の図のとおりですので申し添 えます

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ハイゼントラ20%皮下注1g/5mL・2g/10mL・4g/20mL

5_使用上の注意(37薬効)Web作業用.indd

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Microsoft Word - LIA RMP_概要ver2.docx

2 抗インフルエンザウイルス薬と異常行動の議論と今後の予定 平成 21 年に取りまとめられた報告書以降の知見を改めて報告書にまとめ 以下の議論がなされた 平成 21 年以降の非臨床研究及び 10 年に及ぶ疫学研究の科学的な知見を総括し 以下の事実から タミフル服用のみに異常行動と明確な因果関係がある

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より詳細な情報を望まれる場合は 担当の医師または薬剤師におたずねください また 患者向医薬品ガイド 医療専門家向けの 添付文書情報 が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています

この薬は 体調がよくなったと自己判断して使用を中止したり量を減らしたりすると病気が悪化することがあります 指示どおりに飲み続けることが重要です この薬を使う前に 確認すべきことは? 〇この薬を飲むと 前兆のない突発的睡眠 ( 前兆もなく突然眠る ) や傾眠 ( 眠気でぼんやりする ) があらわれるこ

イサロパン外用散6%、カルシトラン注10、サークレチンS錠25、サークレチンS錠50、ソフィアA配合錠、ソフィアC配合錠、テツクール徐放錠100mg 、ホーリン筋注用10mg、ルテウム注10、ルテウム注25、ルテジオン配合錠

相互作用DB

審査結果 平成 23 年 4 月 11 日 [ 販 売 名 ] ミオ MIBG-I123 注射液 [ 一 般 名 ] 3-ヨードベンジルグアニジン ( 123 I) 注射液 [ 申請者名 ] 富士フイルム RI ファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 22 年 11 月 11 日 [ 審査結果

ラベキュアパック200・400 使用上の注意改訂のお知らせ_ pdf

パーロデルの患者向医薬品ガイド2013年12月作成

(事務連絡)公知申請に係る前倒し保険適用通知

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301226更新 (薬局)平成29 年度に実施した個別指導指摘事項(溶け込み)

審査結果 平成 25 年 9 月 27 日 [ 販売名 ] アナフラニール錠 10 mg 同錠 25 mg [ 一般名 ] クロミプラミン塩酸塩 [ 申請者名 ] アルフレッサファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 25 年 5 月 17 日 [ 審査結果 ] 平成 25 年 4 月 26 日開

110607セチリジン5-1.indd

スライド 1

使用上の注意改訂のお知らせ スピーゲル

査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品

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【資料1-4】電波環境協議会による「医療機関において安心・安全に電波を利用するための手引き」周知啓発用資料について

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(別添様式)

1. 医薬品リスク管理計画を策定の上 適切に実施すること 2. 国内での治験症例が極めて限られていることから 製造販売後 一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は 全 症例を対象に使用成績調査を実施することにより 本剤使用患者の背景情報を把握するとともに 本剤の安全性及び有効性に関するデータを

カバサール錠0.25mg・錠1.0mg

[ 症例概要 ] 報告された症例のうち主な症例概要を以下に示します 症例 1 性 年齢女 80 代 併用薬 : なし 患者背景使用理由 ( 合併症 便秘症 ( 甲状腺機能亢進症 認知症 1 日投与量 副作用 投与期間 経過及び処置 転帰 2.0 g/ 日投与期間不明 高マグネシウム血症死亡認知症にて

都道府県医師会医療安全担当理事殿 ( 法安 56) 平成 27 年 8 月 5 日 日本医師会常任理事今村定臣 酵素電極法を用いた血糖測定に使用する医療機器及び体外診断用医薬品に係る 使用上の注意 の改訂について グルコース分析装置 自己検査用グルコース測定器及び自動分析装置等並びに血液検査用グルコ

(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

保険薬局の登録 ~ クロザリルは CPMS に登録された保険薬局で調剤され 通院患者に渡されることにな っています CPMS 登録にあたり薬局には下記要件が求められます < 要件 1> 1) インターネットが使えること (ecpms(web site) にアクセス可能であること ) 2) 処方元の医

タフィンラーカプセル50mg/75mg、メキニスト錠0.5mg/2mg 添付文書改訂のお知らせ

デベルザ錠20mg 適正使用のお願い


適応病名とレセプト病名とのリンクDB

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鑑-H リンゼス錠他 留意事項通知の一部改正等について

日本医薬品安全性学会 COI 開示 筆頭発表者 : 加藤祐太 演題発表に関連し 開示すべき COI 関連の企業などはありません

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この薬を使う前に 確認すべきことは? この薬を飲むと 前兆のない突発的睡眠 ( 前兆もなく突然眠る ) や傾眠 ( 眠気でぼんやりする ) があらわれることがあり この薬を飲んで自動車を運転し 突発的睡眠により自動車事故を起こした例が報告されています 突発的睡眠や傾眠などについて十分に理解できるまで

オクノベル錠 150 mg オクノベル錠 300 mg オクノベル内用懸濁液 6% 2.1 第 2 部目次 ノーベルファーマ株式会社

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なお,PMDA メディナビでパスワードを設定済の方は, 共通のパスワードとなります (4) 登録完了 ( 図 2 ステップ 3) なお, 登録後, ログイン時は (1) で表示される画面で, ログイン画面へ をクリックし, メー ルアドレス及びパスワードを入力してください 図 1 PMDA メディナ

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会長 日本製薬団体連合会会長 日本一般用医薬品連合会会長 米国研究製薬 工業協会会長 欧州製薬団体連合会会長及び一般社団法人日本医薬品卸業連合 会会長あてに発出することとしているので申し添えます

H 平成 28 年青森県登録販売者試験について 1 概要出願者 612 名受験者 592 名合格者 277 名合格率 46.8%( 四捨五入 ) 2 合格基準総得点の7 割であって かつ 各項目の得点が4 割以上 3 試験成績 手引き第 1 章 手引き第 2 章 手引き第 3 章 手引

経皮吸収型鎮痛消炎貼付剤 外皮用インドメタシン貼付剤 1. 改訂内容改訂後 ( 下線部は追加 変更箇所 ) 4. 妊婦 産婦 授乳婦等への使用妊婦又は妊娠している可能性のある婦人に対しては治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ使用すること 妊婦に対する安全性は確立していない 厚生労働

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添付 書の記載 それってどういう意味? ( 独 ) 医薬品医療機器総合機構佐藤淳

改訂後改訂前 << 効能 効果に関連する使用上の注意 >> 関節リウマチ 1. 過去の治療において 少なくとも1 剤の抗リウマチ薬 ( 生物製剤を除く ) 等による適切な治療を行っても 疾患に起因する明らかな症状が残る場合に投与すること 2. 本剤とアバタセプト ( 遺伝子組換え ) の併用は行わな

レイアウト 1 (Page 1)

膿疱性乾癬の効能追加 ( 承認事項の 部変更承認 ) に伴う改訂 改訂内容 ( 該当部のみ抜粋 ) 警告 1.~3. 4. 関節リウマチ患者では, 本剤の治療を行う前に, 少なくとも 1 剤の抗リウマチ薬等の使用を十分勘案すること. また, 本剤についての十分な知識とリウマチ治療の経験をもつ医師が使

レクタブル 2 mg 注腸フォーム 14 回に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 レクタブル 2 mg 注腸フ 有効成分 ブデソニド ォーム14 回 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 29 年 10 月 1.1. 安全性検討事項 重要な特

別紙様式 (Ⅱ)-1 添付ファイル用 商品名 : イチョウ葉脳内 α( アルファ ) 安全性評価シート 食経験の評価 1 喫食実績による食経験の評価 ( 喫食実績が あり の場合 : 実績に基づく安全性の評価を記載 ) 弊社では当該製品 イチョウ葉脳内 α( アルファ ) と同一処方の製品を 200

スライド 1

資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号

ヒアルロン酸ナトリウム架橋体製剤 特定使用成績調査

販売名 有効成分名 再審査報告書 1 レキップ CR 錠 2 mg 2 レキップ CR 錠 8 mg ロピニロール塩酸塩 平成 29 年 9 月 26 日医薬品医療機器総合機構 申請者名グラクソ スミスクライン株式会社 承認の効能 効果承認の用法 用量承認年月日再審査期間 パーキンソン病 通常 成人

テリボンお知らせカード_ pdf

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症例報告書の記入における注意点 1 必須ではない項目 データ 斜線を引くこと 未取得 / 未測定の項目 2 血圧平均値 小数点以下は切り捨てとする 3 治験薬服薬状況 前回来院 今回来院までの服薬状況を記載する服薬無しの場合は 1 日投与量を 0 錠 とし 0 錠となった日付を特定すること < 演習

薬価基準収載医薬品コード レセプト電算処理システム用コード HOT コード一覧 薬価基準収載医薬品コード (YJ コード ) レセプト電算処理システム用コード HOT コード包装 ブロチゾラム錠 0.25mg ヨシトミ F1037

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( 別添 ) 御意見 該当箇所 一般用医薬品のリスク区分 ( 案 ) のうち イブプロフェン ( 高用量 )(No.4) について 意見内容 <イブプロフェン ( 高用量 )> 本剤は 低用量製剤 ( 最大 400mg/ 日 ) と比べても製造販売後調査では重篤な副作用の報告等はない 一方で 今まで

( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 教授 花房俊昭 宮村昌利 副査副査 教授教授 朝 日 通 雄 勝 間 田 敬 弘 副査 教授 森田大 主論文題名 Effects of Acarbose on the Acceleration of Postprandial

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を追加する (2) 実施要領通知の報告様式別紙 1 医薬品安全性情報報告書 及び同報告様式別紙 2 医療機器安全性情報報告書 を別添のとおり変更する

医科_第20次(追加)審査情報提供(広報用)

未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会社名要望された医薬品要望内容 CSL ベーリング株式会社要望番号 Ⅱ-175 成分名 (10%) 人免疫グロブリン G ( 一般名 ) プリビジェン (Privigen) 販売名 未承認薬 適応 外薬の分類

ン血性下垂体腺腫 ( 外科的処置を必要としない場合に限る ) 産褥性乳汁分泌抑制 パーキンソン病の治療では 非麦角製剤の治療が不十分または忍容性に問題が ある ( 非麦角製剤による副作用のため治療が困難 ) と考えられる人に用いられ ます パーキンソン病 乳汁漏出症 高プロラクチン血性排卵障害 高プ

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重要な情報が記載されていますので 必ずお読み下さい 平成 25 年 10 月 販売元 製造販売元 使用上の注意 改訂のお知らせ 拝啓時下 益々ご清栄のこととお慶び申し上げます 平素は弊社製品につきまして格別のお引立てを賜り 厚く御礼申し上げます さて 平成 25 年 10 月付で メーレーン錠 2.5mg の 使用上の注意 の自主改訂を致しましたので ご案 内申し上げます なお 改訂添付文書を封入した製品が お手元に届くまでに若干の日時を要します ので 今後のご使用に際しましては 下記の改訂内容をご参照下さいますようお願い申し上げます 敬具 改訂後 2. 重要な基本的注意 (1)~(7) (8) レボドパ又はドパミン受容体作動薬の投与により 病的賭博 ( 個人的生活の崩壊の社会的に不利な結果を招くにもかかわらず 持続的にギャンブルを繰り返す状態 ) 病的性欲亢進 強迫性購買 暴食の衝動制御障害が報告されているので このような症状が発現した場合には 減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと また 患者及び家族にこのような衝動制御障害の症状について説明すること 3. 相互作用併用注意 ( 併用に注意すること ) 本剤は 肝代謝酵素 CYP3A4 で代謝され またこれを阻害するので 本酵素の活性に影響を及ぼすと併用する場合には注意して投与すること 名臨床症状 措置方法機序 危険因子 交感神経刺激剤アドレナリン麦角アルカロイド 血圧上昇 頭痛 痙攣があらわれるおそれがある 機序は明確ではないが 本剤はこれらのの血 自主改訂による改訂箇所自主改訂による削除箇所 2. 重要な基本的注意 (1)~(7) (8) レボドパ又はドパミン受容体作動薬を投与されたパーキンソン病患者において 病的賭博 ( 個人的生活の崩壊の社会的に不利な結果を招くにもかかわらず 持続的にギャンブルを繰り返す状態 ) 病的性欲亢進の衝動制御障害が報告されているので このような症状が発現した場合には 減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと 3. 相互作用併用注意 ( 併用に注意すること ) 本剤は 肝代謝酵素 CYP3A4 で代謝され またこれを阻害するので 本酵素の活性に影響を及ぼすと併用する場合には注意して投与すること 名臨床症状 措置方法機序 危険因子 交感神経刺激剤アドレナリン子宮収縮剤 血圧上昇 頭痛 痙攣があらわれるおそれがある 機序は明確ではないが 本剤はこれらのの血

エルゴメトリンメチルエルゴメトリンエルゴタミンジヒドロエルゴタミン 改訂後特に産褥性乳汁分泌の抑制に投与する際には分娩後 呼吸 脈拍 血圧が安定した後 用量に注意して投与すること 管収縮作用 血圧上昇作用に影響を及ぼすと考えられる エルゴメトリンメチルエルゴメトリン 特に産褥性乳汁分泌の抑制に投与する際には分娩後 呼吸 脈拍 血圧が安定した後 用量に注意して投与すること 管収縮作用 血圧上昇作用に影響を及ぼすと考えられる 4. 副作用本剤は使用成績調査の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない (1) 重大な副作用 ( 頻度不明 ) (2) その他の副作用頻度不明精神神経系興奮注 2) 不安感注 2) 不眠注 2) 頭痛注 2) ジスキネジア注 2) 口渇 鼻閉 気力低下状態 衝動制御障害 ( 病的賭博 病的性欲亢進 ) 耳鳴 傾眠 錯感覚注 1)~ 注 3) 8. 過量投与徴候 症状 : 悪心 嘔吐 めまい 低血圧 起立性低血圧 頻脈 傾眠 嗜眠 昏睡 幻覚 発熱 処置 : 一般的処置法 ( 催吐 胃洗浄 活性炭 塩類下剤 ) 及び対症療法が用いられる なお 他の項はとする 4. 副作用本剤は使用成績調査の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない (1) 重大な副作用 ( 頻度不明 ) (2) その他の副作用頻度不明精神神経系興奮注 2) 不安感注 2) 不眠注 2) 頭痛注 2) ジスキネジア注 2) 口渇 鼻閉 気力低下状態 病的性欲亢進 耳鳴 傾眠 錯感覚注 1)~ 注 3) 8. 過量投与徴候 症状 : 悪心 嘔吐 めまい 低血圧 起立性低血圧 頻脈 傾眠 嗜眠 昏睡 幻覚 発熱 処置 : 一般的処置法 ( 催吐 胃洗浄 活性炭 塩類下剤 ) 及び対症療法 嘔吐や幻覚の治療にはメトクロプラミドが用いられる 使用上の注意の改訂理由 レボドパ製剤 ドパミン受容体作動薬 COMT 阻害剤において 海外文献報告により衝動制御障害について報告されているため 2. 重要な基本的注意 (8) の項および 4. 副作用 の 精神神経系 の項を自主改訂致しました CCDS との整合性を図るため 3. 相互作用 併用注意 4. 副作用 (2) その他の副作用 の項および 8. 過量投与 の項を改訂し注意喚起を行うことと致しました CCDS(Company Core Data Sheet: 企業中核データシート ): 医薬品市販承認取得者 (MAH) によって作成される 各国の添付文書を作成する際に基準となる文書であり 安全性情報 適応症 効能 効果 用法 用量 薬学的情報などの製品情報が記載されています 参考 DRUG SAFETY UPDATE 医薬品安全対策情報 224(2013 年 11 月中旬 ) 掲載予定 お問い合わせは 弊社担当 MR 又はお客様相談室までご連絡ください 富士フイルムファーマ株式会社お客様相談室 TEL 0120-121210 FAX 03-6418-3880

医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい 平成 24 年 5 月 劇薬 処方せん医薬品注 ) 使用上の注意 改訂のお知らせ 注 ) 注意 - 医師の処方せんにより使用すること 拝啓時下 益々ご清栄のこととお慶び申し上げます 平素は弊社製品につきまして格別のお引立てを賜り 厚く御礼申し上げます さて 平成 24 年 4 月付で メーレーン錠 2.5mg の 使用上の注意 の自主改訂を致しましたので ご案内申し上げます 何卒ご承知の上 ご使用賜りますよう宜しくお願い申し上げます 敬具 改訂後 禁忌 ( 次の患者には投与しないこと ) (1) (2) 妊娠高血圧症候群の患者 [ 産褥期における痙攣 脳血管障害 心臓発作 高血圧が発現するリスクが高い ] (3) (4) 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) (1) 下垂体腫瘍がトルコ鞍外に進展し 視力障害の著明な末端肥大症 ( 先端巨大症 ) 及び下垂体性巨人症の患者 [ この様な患者では手術療法が第一選択となる ] (2) 下垂体腫瘍がトルコ鞍外に進展し 視力障害の著明な高プロラクチン血性下垂体腺腫の患者 [ 長期投与により腺腫の線維化が起こることがある また 腫瘍の縮小にともない 髄液鼻漏があらわれたり視野障害が再発することがある ]( 重要な基本的注意 の項参照 ) (3)~(9) ( 番号繰り下げ ) 自主改訂による改訂箇所自主改訂による削除箇所 禁忌 ( 次の患者には投与しないこと ) (1) 省略 (2) 妊娠中毒症の患者 [ 産褥期における痙攣 脳血管障害 心臓発作 高血圧が発現するリスクが高い ] (3) (4) 省略 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) (1) 下垂体腫瘍がトルコ鞍外に進展し 視力障害の著明な患者 [ この様な患者では手術療法が第一選択となる ] (2)~(8) 省略

改訂後 3. 相互作用 併用注意 ( 併用に注意すること ) 本剤は 肝代謝酵素 CYP3A4 で代謝され また これを阻害するので 本酵素の活性に影響を 及ぼすと併用する場合には注意して投与 すること 名 臨床症状 措置方法 機序 危険因子 フェノチアジン系 相互に作用を減 本剤はドパミン作 弱することがある 動薬であり これら クロルプロマジ のとドパミン ン 受容体において ブチロフェノン系 競合的に拮抗す る ハロペリドール スピペロン イミノジベンジル 系 カルピプラミン 非定型抗精神病 剤 ペロスピロン ブロナンセリン メトクロプラミド ドンペリドン 10. その他の注意 (1) 動物実験 ( ラット ) で 長期大量投与により 子宮腫瘍を起こした例があるとの報告がある (2) 末端肥大症 ( 先端巨大症 ) 下垂体性巨人症 高プロラクチン血性下垂体腺腫の診断 治療については 国内外のガイドラインの最新の情報を参考にすること なお 他の項はとする 3. 相互作用 本剤は 肝代謝酵素 CYP3A4 で代謝され また これを阻害するので 本酵素の活性に影響を 及ぼすと併用する場合には注意して投与 すること 併用注意 ( 併用に注意すること ) 名 臨床症状 措置方法 機序 危険因子 省略 フェノチアジン系 相互に作用を減 本剤はドパミン作 弱することがある 動薬であり これら クロルプロマジ のとドパミン ン 受容体において チオリダジン 競合的に拮抗す ブチロフェノン系 る ハロペリドール スピペロン ペロスピロン ブロナンセリン イミノジベンジル 系 カルピプラミン メトクロプラミド ドンペリドン 省略 10. その他の注意動物実験 ( ラット ) で 長期大量投与により 子宮腫瘍を起こした例があるとの報告がある

< 改訂理由 > (1) 禁忌 の項の改訂について 妊娠中毒症 の呼称を 妊娠高血圧症候群 に変更しました ( 平成 23 年 1 月 11 日付厚生労働省医薬食品局安全対策課長通知薬食安発 0111 第 1 号に基づく呼称変更 ) (2) 慎重投与 その他の注意 の項の改訂について治療法の変遷があったため 手術療法は第一選択 との記載は 現在は末端肥大症及び下垂体性巨人症の患者にのみ該当する記載となることから 慎重投与 の注意内容を疾患ごとに書き分けました また その他の注意 に 末端肥大症 ( 先端巨大症 ) 下垂体性巨人症 高プロラクチン血性下垂体腺腫の診断 治療に関するガイドラインの最新の情報を参考にする との記載を追記しました (3) 併用注意 の項の改訂について販売が中止されている製品を削除し ドパミン作動薬との相互作用が記載されている他の製品との整合性を図るため 非定型抗精神病剤 を追記しました < 参考 > DSU No.209(2012 年 5 月中旬 ) 掲載予定 医薬品添付文書改訂情報として 総合機構の医薬品医療機器情報提供ホームページ ( http://www.info.pmda.go.jp/ ) 及び弊社ホームページ ( http://ffp.fujifilm.co.jp/ ) に最新添付文書が掲載されます 併せてご利用下さい お問い合わせは 担当 MR 又は弊社お客様相談室までご連絡ください 富士フイルムファーマ株式会社お客様相談室 TEL 0120-121210 FAX 03-6418-3880