平成30 年度診療報酬改定において経過措置を設けた施設基準の取扱いについて(保険局医療課:H )

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Taro-通知訂正案(その5)

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事務連絡 平成 30 年 11 月 19 日 関係団体 御中 厚生労働省保険局医療課 疑義解釈資料の送付について ( その 9) 標記につきまして 別紙のとおり 地方厚生 ( 支 ) 局医療課 都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 及び都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局

H まで経過措置注意喚起

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入院時生活療養費の見直し内容について(厚生労働省保険局保険課:H29.4.7)

平成 30 年度調剤報酬改定に係る 都薬によくある問い合わせ ( 平成 28 年 ) 調剤基本料 1 ( 平成 30 年 ) 調剤基本料 1 の場合は提出不要 様式 87 の 3 地域支援体制加算の施設基準に係る届出書添付書類 2 麻薬小売業者免許証の番号 ( 届出する全薬局 ) 該当番号を記載 3

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2018 年 3 月 15 日 株式会社千早ティー スリー 代表取締役谷口仁志 平成 30 年度診療報酬改定における重症度 医療 看護必要度関連の変更について 拝啓時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます さて 平成 30 年度診療報酬改定における施設基準等が 3 月 5 日に公開され 重症度

7 対 1 10 対 1 入院基本料の対応について 2(ⅲ) 7 対 1 10 対 1 入院基本料の課題 将来の入院医療ニーズは 人口構造の変化に伴う疾病構成の変化等により より高い医療資源の投入が必要となる医療ニーズは横ばいから減少 中程度の医療資源の投入が必要となる医療ニーズは増加から横ばいにな

[ 別記 ] 公益社団法人日本医師会公益社団法人日本歯科医師会公益社団法人日本薬剤師会一般社団法人日本病院会公益社団法人全日本病院協会公益社団法人日本精神科病院協会一般社団法人日本医療法人協会公益社団法人全国自治体病院協議会一般社団法人日本私立医科大学協会一般社団法人日本私立歯科大学協会一般社団法人

「診療報酬請求書等の記載要領等について」等の一部改正について(厚生労働省保険局医療課:H )

医師等の確保対策に関する行政評価・監視結果報告書 第4-1

医科診療報酬点数表関係 別添 1 在宅患者支援療養病床初期加算 在宅患者支援病床初期加算 問 1 療養病棟入院基本料の注 6の在宅患者支援療養病床初期加算及び地域包括ケア病棟入院料の注 5の在宅患者支援病床初期加算の算定要件に 人生の最終段階における医療 ケアの決定プロセスに関するガイドライン 等の

「「療担規則及び薬担規則並びに療担基準に基づき厚生労働大臣が定める掲示事項等」及び「保険外併用療養費に係る厚生労働大臣が定める医薬品等」の実施上の留意事項について」の一部改正について(厚生労働省保険局医療課:H )

平成26年度診療報酬

起 案 書

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事務連絡 平成 26 年 9 月 5 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局 ) 後期高齢者医療主管課 ( 部 ) 御中 厚生労働省保険局医療課 疑義解釈資料の送付について ( その 9) 診療報酬の算定

[ 別記 ] 公益社団法人日本医師会公益社団法人日本歯科医師会公益社団法人日本薬剤師会一般社団法人日本病院会公益社団法人全日本病院協会公益社団法人日本精神科病院協会一般社団法人日本医療法人協会公益社団法人全国自治体病院協議会一般社団法人日本私立医科大学協会一般社団法人日本私立歯科大学協会一般社団法人

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3 電子情報処理組織の使用による請求又は光ディスク等を用いた請求により療養の給付費等の請求を行うこと ( 以下 レセプト電子請求 という ) が義務付けられた保険医療機関 ( 正当な理由を有する400 床未満の病院及び診療所を除く なお 400 床未満の病院にあっては 平成 27 年度末までに限る

届出上の注意 1 届出前 1 ヶ月の各病棟の勤務計画表 ( 勤務実績 ) 及び 2 つの勤務帯が重複する各勤務帯の申し送りの時間が分かる書類を添付すること 2 7 対 1 特別入院基本料及び 10 対 1 特別入院基本料を算定する場合には 看護職員の採用活動状況等に関する書類を添付すること

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使用薬剤の薬価(薬価基準)の一部改正等について(厚生労働省保険局医療課:H )

平成 28 年 10 月 17 日 平成 28 年度の認定看護師教育基準カリキュラムから排尿自立指導料の所定の研修として認めら れることとなりました 平成 28 年度研修生から 排泄自立指導料 算定要件 施設基準を満たすことができます 下部尿路機能障害を有する患者に対して 病棟でのケアや多職種チーム

公益社団法人日本医師会御中公益社団法人日本歯科医師会御中公益社団法人日本薬剤師会御中一般社団法人日本病院会御中公益社団法人全日本病院協会御中公益社団法人日本精神科病院協会御中一般社団法人日本医療法人協会御中一般社団法人日本社会医療法人協議会御中公益社団法人全国自治体病院協議会御中一般社団法人日本慢性

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体制強化加算の施設基準にて 社会福祉士については 退院調整に関する 3 年以上の経験を有する者 であること とあるが この経験は 一般病棟等での退院調整の経験でもよいのか ( 疑義解釈その 1 問 49: 平成 26 年 3 月 31 日 ) ( 答 ) よい 体制強化加算の施設基準にて 当該病棟に

1 疑義解釈QA(その7

により算定する ただし 処方せんの受付回 数が 1 月に 600 回以下の保険薬局を除く により算定する 注の削除 注 4 別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合 ( 削除 ) しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険薬局において調剤した場合には 基準調剤加算として所定点数に32 点を加算する

平成 24 年度診療報酬説明会リハビリテーション関連 平成 24 年 4 月 21 日 公益社団法人 高知県理学療法士協会 医療部

概要

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平成28年熊本地震に伴う保険診療の特例措置の期間延長等について(厚生労働省保険局医療課:H )

場合であること この場合 保険薬局において 加入の保険及び被用者保険の被保険者等にあっては事業所名 国民健康保険の被保険者及び後期高齢者医療制度の被保険者にあっては住所を確認するとともに 調剤録に記載しておくこと 2 保険医療機関の記載がない場合処方せんの交付を受けた場所を患者に確認すること なお

( 介 197)( 保 310)F 平成 31 年 3 月 12 日 都道府県医師会社会保険担当理事殿介護保険担当理事殿 日本医師会常任理事 松本吉郎 江澤和彦 要介護被保険者等である患者に対する入院外の維持期 生活期の 疾患別リハビリテーションに係る経過措置の終了に当たっての必要な対応について 入

スライド 1

正誤表 正誤箇所 誤 正 医科 - 基本診療料 -35/47 注 3 診療に係る費用 ( 注 2 及び注 4に規定する加算 注 3 診療に係る費用 ( 注 2 及び注 4に規定する加算 注の見直し 当該患者に対して行った第 2 章第 1 部医学管理等の 当該患者に対して行った第 2 章第 1 部医学

に 正当な理由がない限り無償で交付しなければならないものであるとともに 交付が義務付けられている領収証は 指定訪問看護の費用額算定表における訪問看護基本療養費 訪問看護管理療養費 訪問看護情報提供療養費及び訪問看護ターミナルケア療養費の別に金額の内訳の分かるものとし 別紙様式 4を標準とするものであ

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03-01【局長通知・特例】施術管理者の要件に係る取扱の特例について

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301226更新 (薬局)平成29 年度に実施した個別指導指摘事項(溶け込み)

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一般会計負担の考え方

事務連絡 平成 2 7 年 2 月 2 7 日 各地方厚生 ( 支 ) 局医療課 御中 厚生労働省保険局医療課 平成 26 年度診療報酬改定において経過措置を 設けた施設基準の取扱い等について 基本診療料及び特掲診療料の施設基準等及びその届出に関する手続き等については 基本診療料の施設基準等及びその

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別表第 17( 第 21 条関係 ) 種類支給される職員の範囲支給額 1 放射線業務手当 2 病棟指導手当 3 死後処置手当 4 夜間看護等手当 循環器 呼吸器病センター及びがんセンターに所属する職員 ( 放月額 7,000 円射線科医師及び診療放射線技術者を除く ) がエックス線の照射補助作業に従

歯科診療報酬点数表関係 別添 2 初診料の注 1 問 1 初診料の注 1に規定する施設基準において 1 年以内に保険医療機関の新規指定を受けた保険医療機関が届出を行う場合については 届出を行った日の属する月の翌月から起算して6 月以上経過した後 1 年を経過するまでに様式 2の6による再度の届出を行

事務連絡(平成30年大阪府北部を震源とする地震)

「平成30 年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.2)(平成30 年3月28 日)」の送付について【介護保険最新情報Vol.633】(厚生労働省老健局老人保健課:H )

別紙

WIC-1

複数名訪問看護加算 (1 人以上の看護職員等と同 2 人以上による訪問看護を行う場合 行 ) 看護師等と訪問 看護師等と訪問 4,500 円 30 分未満 254 単位 准看護師と訪問 3,800 円 30 分以上 402 単位 看護補助者と訪問 ( 別に厚生労働省が定める場合 看護補助者と訪問 を

体制届の主な項目と添付書類 居宅サービス 別途 資料の提出をお願いすることがあります サービスの種類 体制届の主な項目 別紙 添付書類 その他の添付書類 備考 施設等の区分 ( 通院等乗降介助 ) - 道路運送法の許可証 - 日中の身体介護 20 分未満体制 別紙 15 定期巡回 随時対応サービスに

1

高齢化率が上昇する中 認定看護師は患者への直接的な看護だけでなく看護職への指導 看護体制づくりなどのさまざまな場面におけるキーパーソンとして 今後もさらなる活躍が期待されます 高齢者の生活を支える主な分野と所属状況は 以下の通りです 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 脳卒中発症直後から 患者の

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2. 個別審査 (1) 重井医学研究所附属病院 当該病院より 平成 30 年 10 月 1 日に病床数を変更し 変更後も DP C 制度へ継続参加を希望している旨の連絡があり DPC 対象病院等の対象病床数変更に係る申請書 が提出された 病院から提出された病床数変更に係る 申請書 で確認した変更後の


( 保 241) 平成 30 年 11 月 29 日 都道府県医師会社会保険担当理事殿 日本医師会常任理事松本吉郎 高齢者に係る高額療養費制度の見直し等について ( 再々周知 ) 平成 30 年 8 月 1 日から 70 歳以上の高齢者に係る高額療養費制度が見直されたことに伴い 診療報酬請求書等の記

スライド 1

平成 28 年度診療報酬改定情報リハビリテーション ここでは全病理に直接関連する項目を記載します Ⅰ. 疾患別リハビリ料の点数改定及び 維持期リハビリテーション (13 単位 ) の見直し 脳血管疾患等リハビリテーション料 1. 脳血管疾患等リハビリテーション料 (Ⅰ)(1 単位 ) 245 点 2

の病床数及び新たに併設する介護保険施設の入所定員 ( 病院から転換した病床 ( 以下 転換病床 という ) を活用するものに限る ) の合計が転換前の病院の病床数以下である場合には 実態として 転換後の施設 ( 病院と介護保険施設を併せた全体をいう 以下同じ ) 全体の医療提供の内容は 転換前の病院

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看護職員が看護補助者との同行訪問により訪問看護を実施する場合 利用者の身体的理由においても算定可能になりました 算定対象 1 別表第七に掲げる者 ( 厚生労働大臣が定める疾病等 2 表第八に掲げる者 ( 特別管理加算の対象者 ) 3 特別訪問看護指示書による訪問看護を受けている者 4 暴力行為 著し

重度認知症加算 2. 重度認知症加算は 今改定において 入院した日から起算して3 月以内の期間に限り, 重度認知症加算として, 日につき 00 点を所定点数に加算する から 入院した日から起算して 月以内の期間に限り 重度認知症加算として 日につき 300 点を所定点数に加算する へ変更となったが

Microsoft PowerPoint  税-1(平成28年度補てん状況把握)

機関と調整する ) 次の 1 から 3 により算出し それを合計して支払いを行うことと なりますので 各保険医療機関においては 別紙様式により 当該保険医療機関等の 平成 23 年 5 月の入院 外来別の診療実日数を併せて届け出るものとなります 1 入院分平成 22 年 11 月 ~ 平成 23 年

Ⅰ バイタルリンク 利用申込書 ( 様式 1-1)( 様式 ) の手続 バイタルリンク を利用する者 ( 以下 システム利用者 という ) は 小松島市医師会長宛に あらかじ め次の手順による手続きが必要になります 新規登録手続の手順 1 <システム利用者 ( 医療 介護事業者 )>

「診療報酬請求書等の記載要領等について」の一部改正について

上記 1 よる場合以外については 下記 (2) により 診療報酬等の請求 を行うものとすること (2) 概算請求を行う場合の取扱いについて 1 概算による請求を選択する保険医療機関等については やむを得ない事情がある場合を除き 平成 30 年 7 月 14 日までに概算による請求を選択する旨 各審査


別紙 ( 国内における臓器等移植について ) Q1 一般の移送費の支給と同様に 国内での臓器移植を受ける患者が 療養の給付を受けるため 病院又は診療所に移送されたときは 移送費の支給を行うこととなるのか 平成 6 年 9 月 9 日付け通知の 健康保険の移送費の支給の取扱いについて ( 保険発第 1

別紙 常勤医師等の取扱いについて 1. 一日平均患者数の計算における診療日数 (1) 入院患者数ア通常の年は 365 日である イ病院に休止した期間がある場合は その期間を除く (2) 外来患者数ア実外来診療日数 ( 各科別の年間の外来診療日数で除すのではなく 病院の実外来診療日数で除すこと ) イ

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私たちの人生 病気やケガのリスクと 経済的影響は? 50 ( 千人 ) 1, 通院入院 ( 歳 )

点検項目 点検事項 点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ 計画の定期的評価 見直し 約 3 月毎に実施 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ ( リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ の要件に加え ) 居宅介護支援事業者を通じて他のサービス事業者への情報伝達 利用者の興味 関心 身体

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Q: 療養病棟が 2 病棟 (60 床 +60 床 ) あり 人員配置が共に施設基準をクリアしている場合には 2 病棟合計の 120 床に対して医療区分 2 3 の割合が 8 割以上となればよいのでしょうか 1 病棟 (60 床 ) 毎に 8 割以上でなければならないのでしょうか A: 療養病棟入院

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07体制届留意事項(就労継続支援A型)

02 基本診療料施設基準通知  現在版

医科診療報酬点数表関係 別添 1 在宅患者支援療養病床初期加算 在宅患者支援病床初期加算 問 1 療養病棟入院基本料の注 6の在宅患者支援療養病床初期加算及び地域包括ケア病棟入院料の注 5の在宅患者支援病床初期加算の算定要件に 人生の最終段階における医療 ケアの決定プロセスに関するガイドライン 等の

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政策課題分析シリーズ14(本文2)

Transcription:

事務連絡 平成 30 年 8 月 24 日 関係団体 御中 厚生労働省保険局医療課 平成 30 年度診療報酬改定において経過措置を設けた施設基準の取扱いについて 標記につきまして 別紙のとおり 地方厚生 ( 支 ) 局医療課あて連絡しました ので 別添団体各位におかれましても 関係者に対し周知を図られますよう協 力方お願いいたします

( 別添 ) 公益社団法人日本医師会御中公益社団法人日本歯科医師会御中公益社団法人日本薬剤師会御中一般社団法人日本病院会御中公益社団法人全日本病院協会御中公益社団法人日本精神科病院協会御中一般社団法人日本医療法人協会御中一般社団法人日本社会医療法人協議会御中公益社団法人全国自治体病院協議会御中一般社団法人日本慢性期医療協会御中一般社団法人日本私立医科大学協会御中一般社団法人日本私立歯科大学協会御中一般社団法人日本病院薬剤師会御中公益社団法人日本看護協会御中一般社団法人全国訪問看護事業協会御中公益財団法人日本訪問看護財団御中独立行政法人国立病院機構本部御中国立研究開発法人国立がん研究センター御中国立研究開発法人国立循環器病研究センター御中国立研究開発法人国立精神 神経医療研究センター御中国立研究開発法人国立国際医療研究センター御中国立研究開発法人国立成育医療研究センター御中国立研究開発法人国立長寿医療研究センター御中独立行政法人地域医療機能推進機構本部御中独立行政法人労働者健康安全機構本部御中健康保険組合連合会御中全国健康保険協会御中公益社団法人国民健康保険中央会御中社会保険診療報酬支払基金御中財務省主計局給与共済課御中文部科学省高等教育局医学教育課御中文部科学省高等教育局私学行政課御中総務省自治行政局公務員部福利課御中総務省自治財政局地域企業経営企画室御中警察庁長官官房給与厚生課御中防衛省人事教育局御中労働基準局労災管理課御中労働基準局補償課御中

事務連絡 平成 30 年 8 月 24 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課 御中 厚生労働省保険局医療課 平成 30 年度診療報酬改定において経過措置を 設けた施設基準の取扱いについて 基本診療料及び特掲診療料の施設基準及びその届出に関する手続について は 基本診療料の施設基準等及びその届出に関する手続きの取扱いについて ( 平成 30 年 3 月 5 日保医発 0305 第 2 号 ) 及び 特掲診療料の施設基準等及びそ の届出に関する手続きの取扱いについて ( 平成 30 年 3 月 5 日保医発 0305 第 3 号 ) により示されているところですが 当該通知の第 4 表 1 及び 2 に掲げる点 数であって その点数を平成 30 年 10 月 1 日以降も引き続き算定する場合に届出 が必要とされているもの等について別紙のとおり取りまとめたので 届出漏れ 等が生じないよう 届出が必要とされているものの取扱いについて遺漏なきよ うご対応をお願いいたします また 平成 30 年 10 月 10 日までに届出書の提出があり 同月末日までに要件審 査を終え届出の受理が行われたものについては 同月 1 日に遡って算定するこ とができるものとするので 併せてご対応をお願いいたします

( 別紙 ) 基本診療料 初 再診料 1 2 歯科点数表の初診料の注 1 に規定する施設基準 ( 新設 ) 歯科外来診療環境体制加算 ( 地域歯科診療支援病院歯科初診料の届出を行っている保険医療機関を除く ) 歯科外来診療における院内感染防止対策につき十分な体制が整備されていること 歯科外来診療における院内感染防止対策につき十分な機歯科初診料器を有していること 歯科再診料 歯科外来診療の院内感染防止対策に係る院内掲示を行っていること 歯科点数表の初診料の注 1 に係る施設基準の届出を行っていること 歯科外来診療における医療安全対策に係る研修を受けた常勤の歯科医師が一名以上配置されていること 歯科初診料の注 9 及び歯科再診料の注 8 歯科外来診療環境体制加算 1 別添 7, 様式 2 の 6 別添 7, 様式 4 3 歯科外来診療環境体制加算 ( 地域歯科診療支援病院歯科初診料の届出を行っている保険医療機関に限る ) 4 一般病棟入院基本料 (7 対 1 に限る ) 5 6 看護配置の異なる病棟群 ( 一般病棟入院基本料 特定機能病院入院基本料 ( 一般に限る ) 及び専門病院入院基本料であって 7 対 1 と 10 対 1 の組み合わせに限る ) 一般病棟用の重症度 医療 看護必要度が 2 割 3 分以上 2 割 5 分未満 ( 許可病床 200 床未満であって一般病棟入院基本料 (7 対 1) に限る ) 歯科外来診療において発生した医療事故 インシデント等を報告 分析し その改善策を実施する体制を整備していること 歯科外来診療における医療安全対策に係る研修を受けた常勤の歯科医師が一名以上配置されていること 一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅰの基準を満たす患者を3 割以上入院させる病棟であること又は診療内容に関するデータを適切に提出できる体制が整備された保険医療機関であって一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅱ の基準を満たす患者を2 割 5 分以上入院させる病棟であること 診療内容に関するデータを適切に提出できる体制が整備された保険医療機関であって一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅱの基準を満たす患者を2 割 4 分以上入院させる病棟であること 届出時点で 継続して三月以上 急性期一般入院料 1を算定していること 厚生労働省が行う診療内容に係る調査に適切に参加すること 歯科初診料の注 9 及び歯科再診料の注 8 歯科外来診療環境体制加算 2 急性期一般入院料 1 急性期一般入院料 2 診療内容に関するデータを適切に提出できる体制が整備された保険医療機関であって一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅱの基準を満たす患者を2 割 4 分以上入院させる病棟であること 急性期一般入院料 2 届出時点で 継続して三月以上 急性期一般入院料 1を算定していること 厚生労働省が行う診療内容に係る調査に適切に参加すること 別添 7, 様式 4

7 看護必要度加算 1( 一般病棟入院基本料 (10 対 1) に限る ) 8 看護必要度加算 2( 一般病棟入院基本料 (10 対 1) に限る ) 9 看護必要度加算 3( 一般病棟入院基本料 (10 対 1) に限る ) 一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅰの基準を満たす患者を2 割 7 分以上入院させる病棟であること又は診療内容に関するデータを適切に提出できる体制が整備された保急性期一般入院料 4 険医療機関であって一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅱの基準を満たす患者を2 割 2 分以上入院させる病棟であること 一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅰの基準を満たす患者を2 割 1 分以上入院させる病棟であること又は診療内容に関するデータを適切に提出できる体制が整備された保急性期一般入院料 5 険医療機関であって一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅱの基準を満たす患者を1 割 7 分以上入院させる病棟であること 一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅰの基準を満たす患者を1 割 5 分以上入院させる病棟であること又は診療内容に関するデータを適切に提出できる体制が整備された保急性期一般入院料 6 険医療機関であって一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅱの基準を満たす患者を1 割 2 分以上入院させる病棟であること 10 療養病棟入院基本料適切な看取りに対する指針を定めていること 療養病棟入院基本料別添 7, 様式 5 の 6 11 療養病棟入院基本料の注 10 在宅復帰機能強化加算 当該保険医療機関又は別の保険医療機関の病棟若しくは病室から当該病棟に入院し 在宅に退院した 1 年間の患者数を 当該病棟の 1 年間の 1 日平均入院患者数で除した数が 100 分の 15 以上であること 療養病棟入院基本料の注 10 在宅復帰機能強化加算 の 8 12 療養病棟入院基本料 2 当該病棟の看護職員配置が20:1 以上若しくは当該病棟の看護補助者配置が20:1 又は当該病棟の入院患者のうち医療 3の患者と医療 2の患者との合計が5 割以上を療養病棟入院基本料の注 11 別添 7 様式 5の6 満たさない場合であって 当該病棟の看護職員配置が25:1 以上であること 他療養病棟入院基本料 2の基準を満たすこと 入院基本料 13 療養病棟入院基本料の注 11 療養病棟入院基本料の注 11 の届出を行っていない病棟であって当該病棟の看護職員配置が 30:1 以上であること 他療養病棟入院基本料の注 12 の基準を満たすこと 療養病棟入院基本料の注 12 別添 7 様式 5 の 6 14 結核病棟入院基本料 (7 対 1 に限る ) 一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅰ の基準を満たす患者を 1 割 1 分以上入院させる病棟であること又は診療内容に関するデータを適切に提出できる体制が整備された保険医療機関であって一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅱ の基準を満たす患者を 0.9 割以上入院させる病棟であること 結核病棟入院基本料 (7 対 1 入院基本料に限る )

15 特定機能病院入院基本料 ( 一般病棟 7 対 1 に限る ) 16 17 18 看護必要度加算 1( 特定機能病院入院基本料 ( 一般病棟 10 対 1) に限る ) 看護必要度加算 2( 特定機能病院入院基本料 ( 一般病棟 10 対 1) に限る ) 看護必要度加算 3( 特定機能病院入院基本料 ( 一般病棟 10 対 1) に限る ) 19 専門病院入院基本料 (7 対 1 に限る ) 20 看護必要度加算 1( 専門病院入院基本料 (10 対 1) に限る ) 21 看護必要度加算 2( 専門病院入院基本料 (10 対 1) に限る ) 22 看護必要度加算 3( 専門病院入院基本料 (10 対 1) に限る ) 一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅰの基準を満たす患者を2 割 8 分以上入院させる病棟であること又は診療内容に関するデータを適切に提出できる体制が整備された保険医療機関であって一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅱの基準を満たす患者を2 割 3 分以上入院させる病棟であること 一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅰの基準を満たす患者を2 割 7 分以上入院させる病棟であること又は診療内容に関するデータを適切に提出できる体制が整備された保険医療機関であって一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅱの基準を満たす患者を2 割 2 分以上入院させる病棟であること 一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅰの基準を満たす患者を2 割 1 分以上入院させる病棟であること又は診療内容に関するデータを適切に提出できる体制が整備された保険医療機関であって一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅱの基準を満たす患者を1 割 7 分以上入院させる病棟であること 一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅰの基準を満たす患者を1 割 5 分以上入院させる病棟であること又は診療内容に関するデータを適切に提出できる体制が整備された保険医療機関であって一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅱの基準を満たす患者を1 割 2 分以上入院させる病棟であること 一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅰの基準を満たす患者を2 割 8 分以上入院させる病棟であること又は診療内容に関するデータを適切に提出できる体制が整備された保険医療機関であって一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅱの基準を満たす患者を2 割 3 分以上入院させる病棟であること 一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅰの基準を満たす患者を2 割 7 分以上入院させる病棟であること又は診療内容に関するデータを適切に提出できる体制が整備された保険医療機関であって一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅱの基準を満たす患者を2 割 2 分以上入院させる病棟であること 一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅰの基準を満たす患者を2 割 1 分以上入院させる病棟であること又は診療内容に関するデータを適切に提出できる体制が整備された保険医療機関であって一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅱの基準を満たす患者を1 割 7 分以上入院させる病棟であること 一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅰ の基準を満たす患者を 1 割 5 分以上入院させる病棟であること又は診療内容に関するデータを適切に提出できる体制が整備された保険医療機関であって一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅱ の基準を満たす患者を 1 割 2 分以上入院させる病棟であること 特定機能病院入院基本料 ( 一般病棟 7 対 1 入院基本料に限る ) 特定機能病院入院基本料の注 5 看護必要度加算 1 特定機能病院入院基本料の注 5 看護必要度加算 2 特定機能病院入院基本料の注 5 看護必要度加算 3 専門病院入院基本料 (7 対 1 入院基本料に限る ) 専門病院入院基本料の注 3 看護必要度加算 1 専門病院入院基本料の注 3 看護必要度加算 2 専門病院入院基本料の注 3 看護必要度加算 3

入院基本料等加算 23 総合入院体制加算 1 又は 2 24 総合入院体制加算 3 25 26 27 急性期看護補助体制加算 ( 急性期一般入院料 7 又は 10 対 1 入院基本料に限る ) 看護職員夜間配置加算 ( 急性期一般入院料 7 又は 10 対 1 入院基本料に限る ) 看護補助加算 1( 地域一般入院料 1 若しくは地域一般入院料 2 又は 13 対 1 入院基本料に限る ) 一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅰの基準を満たす患者を3 割 5 分以上入院させる病棟であること又は診療内容に関するデータを適切に提出できる体制が整備された保険医療機関であって一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅱの基準を満たす患者を3 割以上入院させる病棟であること 一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅰの基準を満たす患者を3 割 2 分以上入院させる病棟であること又は診療内容に関するデータを適切に提出できる体制が整備された保険医療機関であって一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅱの基準を満たす患者を2 割 7 分以上入院させる病棟で あること 一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅰの基準を満たす患者を0.7 割以上入院させる病棟であること又診療内容に関するデータを適切に提出できる体制が整備された保険医療機関であっては一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅱ の基準を満たす患者を0.6 割以上入院させる病棟であること 一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅰの基準を満たす患者を0.7 割以上入院させる病棟であること又は診療内容に関するデータを適切に提出できる体制が整備された保険医療機関であって一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅱ の基準を満たす患者を0.6 割以上入院させる病棟であること 総合入院体制加算 1 又は 2 総合入院体制加算 3 急性期看護補助体制加算 ( 急性期一般入院料 7 又は 10 対 1 入院基本料に限る ) 看護職員夜間配置加算 ( 急性期一般入院料 7 又は 10 対 1 入院基本料に限る ) 一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅰの基準を満たす患者を0.6 割以上入院させる病棟であること又は診療内容に看護補助加算 1 関するデータを適切に提出できる体制が整備された保険医 ( 地域一般入院料 1 若しくは地域一般入院料 2 療機関であって一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅱ 又は13 対 1 入院基本料に限る ) の基準を満たす患者を0.5 割以上入院させる病棟であること 28 救命救急入院料 1 特定集中治療室用の重症度 医療 看護必要度に係る評価表 を用いて測定 評価をしていること 救命救急入院料 1 別添 7, 様式 43 29 救命救急入院料 3 特定集中治療室用の重症度 医療 看護必要度に係る評価表 を用いて測定 評価をしていること 救命救急入院料 3 別添 7, 様式 43 特定入院料 30 脳卒中ケアユニット入院医療管理料 31 緩和ケア病棟入院料 32 特定一般病棟入院料の注 7 一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅰ に係る評価表 を用いて測定 評価をしていること 入院を希望する患者の速やかな受入れにつき十分な体制を有すること又は在宅における緩和ケアの提供について 相当の実績を有していること 一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅰの基準を満たす患者を1 割以上入院させる病棟又は病室であること又は診療内容に関するデータを適切に提出できる体制が整備された保険医療機関であって一般病棟用の重症度 医療 看護必要度 Ⅱの基準を満たす患者を0.8 割以上入院させる病室であること 脳卒中ケアユニット入院医療管理料 緩和ケア病棟入院料 1 特定一般病棟入院料の注 7 別添 7, 様式 52 ( 様式 52 [ 記載上の注意 ] に記載する添付書類を除く )

特掲診療料 放射線治療 調剤 調剤 1 体外照射の注 4 画像誘導放射線治療加算 1 地域支援体制加算 2 当該治療を行うために必要な次に揚げるいずれかの機器が当該治療を行う室内に設置されていること ア体表面の位置情報により位置照合可能な装置イ骨構造の位置情報により位置照合可能な装置ウ腫瘍の位置情報により位置照合可能な装置 他画像誘導放射線治療加算に関する施設基準を満たすこと 体外照射の注 4 画像誘導放射線治療加算 薬剤服用歴管理指導料 かかりつけ薬剤師指導料 在宅患者訪問薬剤管理指導料 在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料 在宅患者緊急時等共同指導料 居宅療養管理指導費又は介護予防居宅療養管理指導費の麻薬指導に係る加地域支援体制加算算の算定回数が合算して計 10 回以上であること 服用薬剤調整支援料の算定回数が1 回以上であること 副作用報告に係る手順書を作成し 報告を実施する体制を有していること かかりつけ薬剤師指導料及びかかりつけ薬剤師包括管理料 ( 前回の届出時点からの換算で 平成 30 年 10 月 1 日時点で当該保険薬局に1 年以上在籍していることが確認できない場合 ( 例 : 当該保険薬局に1 年以上在籍していること 平成 30 年 6 月に在籍期間が半年である場合 ) に限る ただし 薬剤師の店舗間での異動等 関連する薬剤師に変更がある場合は届出を行うこと ) かかりつけ薬剤師指導料及びかかりつけ薬剤師包括管理料 別添 2, 様式 78 の 2 別添 2, 様式 87 の 3 及び様式 87 の 3 の 2 ( 1 届出様式への記入及び関連書類の添付は当該経過措置に係るもののみでよい ) ( 2 様式 87 の 3 の 2 は調剤基本料 1 以外を算定する薬局 ) 別添 2, 様式 90 医療機関の負担軽減等の観点から 施設基準毎の全届出様式の届出を求めるのではなく 必要最小限の様式の届出を求めるもの