東京大学高大接続研究開発センター主催シンポジウム 大学入学者選抜における英語試験のあり方をめぐって 英語民間試験の立場から 2018 年 2 月 10 日 株式会社ベネッセコーポレーション込山智之
大学入学共通テストにおいて資格 検定試験に求められること 参加要件の中でも留意しているポイント ①学習指導要領との整合性 ②CEFRとの対応関係 ③大規模受検 離島 僻地含む全国 の対応 毎年度4月 12月の間に 複数回の試験実施 全都道府県での試験実施 ④公平性 公正性の担保 試験監督 採点等 適切な量と質の対応 ⑤受検料 障害のある受検者への配慮 低所得者世帯の受検者等の検定料の割引の配慮 障害者対応は現行センター試験に近いレベルでの対応 出典 文部科学省 大学入試成績提供システム参加要件 骨子 平成29年11月8日 1
学校教育における英語指導の変化とGTECの歩み 技能統合型の指導の広がりに伴い 中高生において最も受検者の多いスコア型英語検定に 大学入試の英語4技能化 2014年 102万人 見込 高等学校 学習指導要領改訂 (2013年4月 ) 英語教育重点校 SELHiの指定 2002 2009年 センター試験 英語 における リスニングテストの導入 2005年 1999 2000 2001 2002 2003 2004 国際共通語としての英 語力向上のための5つの 提言と具体的施策 (2011年) 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2
1 学習指導要領との整合性 ( 概念 ) 学習指導要領が求める言語活動 ( 語彙 表現 etc) をベースとする CEFR Can-Do に沿い 想定し得る英語使用場面での 課題解決型の出題 英語民間試験 ( 例 ) 訪日した留学生の教室でのやりとり ( 例 ) 大学生と教授の授業中のやり取り リアルな英語使用場面 学習指導要領 CEFR レベル Can-Do 対応 タスクベースの課題解決 与えられた情報から思考 判断し更に表現する ( 行動する ) 知識 技能がベース CEFR において各技能 各レベルの Can-Do に書かれている力を測定 構成概念 : 中高生の英語使用場面において 思考 判断 表現の力を測定すること 3
① 学習指導要領との整合性 全体 赤字 学習指導要領との対応項目を示しています 技能 Reading/読むこと 測定する力 Listening/聞くこと Speaking/話すこと 英語を使うことができるかのコミュニケーション力 運用力 A 短文文脈理解 14問 A 写真 イラスト説明 10問 短文の文脈を理解するとともに 写真など与えられた視覚的情報をも 文法的に また語彙選択上最も適 とに 状況や場面 事物を描写説明し 切な表現を正確に判断する力 た単文を聞き分ける力 コミュニケーション英語Ⅰ (2)イ コミュニケーション英語Ⅰ 1 ア 2 ア コミュニケーション英語Ⅱ 1 ア 問題構成 ~スキル~ Writing/書くこと 意見展開(Essay) 1問 与えられた話題について 限られ た時間の中で自分の意見を説得力を 持って表現する力 コミュニケーション英語Ⅰ 1 エ 2 イ コミュニケーション英語Ⅱ 1 エ 2 イ エ 英語表現Ⅰ 1 イ 2 イ 英語表現Ⅱ 2 イ A 音読 6問 対話の応答文を読み上げる形式の出 題で 状況や英文を理解した上で 正 確な発音で音読する力 コミュニケーション英語Ⅰ 2 ア コミュニケーション英語Ⅱ 2 ア 英語表現Ⅰ 2 ア 英語表現Ⅱ 2 ア B-1 概要把握 6問 B 会話応答 10問 与えられた英文の題材について 事前予測ができる情報がない中で 短時間で全体の概要を理解する 不意の質問に対する適当な応答を素早 力 コミュニケーション英語Ⅰ (1)イ く判断し処理する力 コミュニケーション英語Ⅱ (1)イ コミュニケーション英語Ⅰ 2 ア コミュニケーション英語Ⅰ (2)イ B 質問応答 4問 図示された情報を読み取り それに 関する質問を聞き取った上で 適切に 応答する力 コミュニケーション英語Ⅰ 1 ウ コミュニケーション英語Ⅱ 1 ウ B-2 情報検索 8問 C 課題解決 10問 与えられた英文の題材について 事前に与えられる状視覚情報と音声 短時間で必要な情報を引き出す 情報から その場で求められている課 力 題(タスク)を解決する力 コミュニケーション英語Ⅰ (1)イ コミュニケーション英語Ⅰ 1 ア 2 ア コミュニケーション英語Ⅱ (1)イ コミュニケーション英語Ⅱ 1 ア コミュニケーション英語Ⅰ (2)イ コミュニケーション英語Ⅱ (2)イ C ストーリー説明 1問 日常的な出来事について 話の流れ を踏まえて相手に伝わるように状況を 説明する力 コミュニケーション英語Ⅰ 1 ウ コミュニケーション英語Ⅱ 1 ウ 2 エ 英語表現Ⅰ 1 アウ 2 ウ 英語表現Ⅱ 1 ア 2 ウ C 要点理解 15問 多めの英文について 趣旨に関 する内容や詳細部分の要点を理解 し 必要な情報を読み取る力 コミュニケーション英語Ⅰ (1)イ コミュニケーション英語Ⅱ (1)イ コミュニケーション英語Ⅰ (2)イ コミュニケーション英語Ⅱ (2)イ D 意見陳述 1問 身近で社会的なテーマに対して 自 分の意見とその意見をサポートする理 由を言う力 コミュニケーション英語Ⅰ 2 アウ コミュニケーション英語Ⅱ 2 アエ 英語表現Ⅰ 1 アウ 2 アウエ 英語表現Ⅱ 1 ア 2 アウ 計 43問 45分 D 要点理解 10問 一定以上の長さの英文を聞き 事前 に与えられる英語の質問に答えるため 必要な情報を選択 適切な判断をする 力 コミュニケーション英語Ⅰ 1 ア 2 ア コミュニケーション英語Ⅱ 1 ア 2 ア 計 40問 25分 計 1問 20分 計 12問 25分 4
GTEC 問題例 ~Reading~ R Part B 情報検索問題 英語の広告や案内物などを模した題材から必要な情報を検索 与えられた英文の題材に対して 短時間で全体の概要を理解する力を測定 正答 C 正答 B 学習指導要領との整合性 コミュニケーション英語 Ⅰ より イ説明や物語などを読んで 情報や考えなどを理解したり 概要や要点をとらえたりする また 聞き手に伝わるように音読する 5
GTEC 問題例 ~Listening~ L Part C 課題解決問題 日本語で事前に与えられる状況設定および視覚的情報と音声情報から その場面で求められている課題 ( タスク ) を解決する力を測定 正答 C < スクリプト > F : Good morning, Mr. Davis. M: Hi, Maki. Good to see you. F : The Language Academy is in this area, isn t it? M: Yes, it s just across the street, in the building next to the bank. Go up to the third floor. 学習指導要領との整合性 コミュニケーション英語 Ⅰ より ア事物に関する紹介や対話などを聞いて 情報や考えなどを理解したり 概要や要点をとらえたりする 6
GTEC 問題例 ~Writing~ W 意見展開問題 社会との接点を通して 個人の経験や他の事例をもとに 自分の意見と理由を述べる 自分の主張を説得力を持って表現する力を測定 学習指導要領との整合性 コミュニケーション英語 Ⅰ より エ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 簡潔に書く 7
GTEC 問題例 ~Speaking~ S Part D 意見展開問題 身近で社会的なテーマに対して 自分の考えとその理由を述べる 自分の主張を説得力を持って表現する力を測定 解答例 I don t think that students should be allowed to use their cell phones during the school day because the phones might have a negative effect on their education. For example, students might play games during class, or use the phones to cheat during tests. If one student s phone rings, it would disturb the whole class. Therefore, in order to study in an environment free from distractions, cell phones should not be allowed at schools. 学習指導要領との整合性 コミュニケーション英語 Ⅰ より ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 8
① 学習指導要領との整合性 Speaking 話すこと 赤字 Advancedの出題が対応している箇所を示しています 高等学校 学習指導要領 抜粋 外国語編 英語編 第1部 外国語編 第2章 外国語科の各科目 Advanced Speaking Part B 質問応答問題 図示された情報を読み取り それに関する質問を聞き取った上で (1) 生徒が情報や考えなどを理解したり伝えたりすることを実践す 適切に応答する力を問うており 左記学習指導要領のコミュニケー るように具体的な言語の使用場面を設定して 次のような言語活 ション英語Ⅰの ウ およびコミュニケーション英語Ⅱの ウ 動を英語で行う の力の一部を見ている 第2節 コミュニケーション英語Ⅰ Speaking Part C ストーリー説明問題 ア 事物に関する紹介や対話などを聞いて 情報や考えなどを理解したり 日常的な出来事について 話の流れを踏まえて相手に伝わるよう 概要や要点をとらえたりする イ 説明や物語などを読んで 情報や考えなどを理解したり 概要や要点 に状況を説明する力を問うており 左記学習指導要領のコミュニ をとらえたりする また 聞き手に伝わるように音読する ケーション英語Ⅰの ウ およびコミュニケーション英語Ⅱの ウ 聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情 ウ の力の一部を見ている 報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする エ 聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情 報や考えなどについて 簡潔に書く 第3節 コミュニケーション英語Ⅱ ア 事物に関する紹介や報告 対話や討論などを聞いて 情報や考えなど を理解したり 概要や要点をとらえたりする イ 説明 評論 物語 随筆などについて 速読したり精読したりするな ど目的に応じた読み方をする また 聞き手に伝わるように音読や暗 唱を行う ウ 聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情 報や考えなどについて 話し合うなどして結論をまとめる エ 聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情 報や考えなどについて まとまりのある文章を書く 9
① 学習指導要領との整合性 Speaking 話すこと 赤字 Advancedの出題が対応している箇所を示しています 高等学校 学習指導要領 抜粋 外国語編 英語編 第1部 外国語編 第2章 外国語科の各科目 Advanced Speaking Part A 音読問題 対話の応答文を読み上げる形式の出題で 状況や英文を理解した (2) (1)に示す言語活動を効果的に行うために 次のような事項について 上で 正確な発音で音読する力を問うており 左記学習指導要領の 指導するよう配慮するものとする コミュニケーション英語Ⅰの ア およびコミュニケーション英 第2節 コミュニケーション英語Ⅰ 語Ⅱの ア の指導の成果の一部を測定できる ア リズムやイントネーションなどの英語の音声的な特徴 話す速度 声 Speaking Part C ストーリー説明問題 の大きさなどに注意しながら聞いたり話したりすること 日常的な出来事について 話の流れを踏まえて相手に伝わるよう イ 内容の要点を示す語句や文 つながりを示す語句などに注意しながら に状況を説明する力を問うており 左記学習指導要領のコミュニ 読んだり書いたりすること ウ 事実と意見などを区別して 理解したり伝えたりすること ケーション英語Ⅱの エ の指導の成果の一部を測定できる 第3節 コミュニケーション英語Ⅱ Speaking Part D 意見陳述問題 身近で社会的なテーマに対して 自分の意見とその意見をサポー ア 英語の音声的な特徴や内容の展開などに注意しながら聞いたり話した トする理由を言う力を問うており 左記学習指導要領のコミュニ りすること イ 論点や根拠などを明確にするとともに 文章の構成や図表との関連な ケーション英語Ⅰの ア ウ コミュニケーション英語Ⅱの ア エ の指導の成果の一部を測定できる どを考えながら読んだり書いたりすること ウ 未知の語の意味を推測したり背景となる知識を活用したりしながら聞 いたり読んだりすること エ 説明や描写の表現を工夫して相手に効果的に伝わるように話したり書 いたりすること 10
① 学習指導要領との整合性 Speaking 話すこと 赤字 Advancedの出題が対応している箇所を示しています 高等学校 学習指導要領 抜粋 外国語編 英語編 第1部 外国語編 第2章 外国語科の各科目 Advanced Speaking Part C ストーリー説明問題 日常的な出来事について 話の流れを踏まえて相手に伝わるよう (1) 生徒が情報や考えなどを理解したり伝えたりすることを実践す に状況を説明する力を問うており 左記学習指導要領の英語表現Ⅰ るように具体的な言語の使用場面を設定して 次のような言語活 の ア ウ および英語表現Ⅱの ア の力の一部を見ている 動を英語で行う 第5節 英語表現Ⅰ Speaking Part D 意見陳述問題 身近で社会的なテーマに対して 自分の意見とその意見をサポー ア 与えられた話題について 即興で話す また 聞き手や目的に応じて トする理由を言う力を問うており 左記学習指導要領の英語表現Ⅰ 簡潔に話す の ア ウ および英語表現Ⅱの ア の力の一部を見ている イ 読み手や目的に応じて 簡潔に書く ウ 聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情 報や考えなどをまとめ 発表する 第6節 英語表現Ⅱ ア 与えられた条件に合わせて 即興で話す また 伝えたい内容を整理 して論理的に話す イ 主題を決め 様々な種類の文章を書く ウ 聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情 報や考えなどをまとめ 発表する また 発表されたものを聞いて 質問したり意見を述べたりする エ 多様な考え方ができる話題について 立場を決めて意見をまとめ 相 手を説得するために意見を述べ合う 11
① 学習指導要領との整合性 Speaking 話すこと 赤字 Advancedの出題が対応している箇所を示しています 高等学校 学習指導要領 抜粋 外国語編 英語編 第1部 外国語編 第2章 外国語科の各科目 Advanced Speaking Part A 音読問題 対話の応答文を読み上げる形式の出題で 状況や英文を理解した (2) (1)に示す言語活動を効果的に行うために 次のような事項について 上で 正確な発音で音読する力を問うており 左記学習指導要領の 指導するよう配慮するものとする 英語表現Ⅰの ア および英語表現Ⅱの ア の指導の成果の一 第5節 英語表現Ⅰ 部を測定できる ア リズムやイントネーションなどの英語の音声的な特徴 話す速度 声 Speaking Part C ストーリー説明問題 の大きさなどに注意しながら話すこと 日常的な出来事について 話の流れを踏まえて相手に伝わるよう イ 内容の要点を示す語句や文 つながりを示す語句などに注意しながら 書くこと また 書いた内容を読み返すこと に状況を説明する力を問うており 左記学習指導要領の英語表現Ⅰ ウ 発表の仕方や発表のために必要な表現などを学習し 実際に活用する の ウ および英語表現Ⅱの ウ の指導の成果の一部を測定で こと きる エ 聞いたり読んだりした内容について そこに示されている意見を他の 意見と比較して共通点や相違点を整理したり 自分の考えをまとめた Speaking Part D 意見陳述問題 りすること 身近で社会的なテーマに対して 自分の意見とその意見をサポー トする理由を言う力を問うており 左記学習指導要領の英語表現Ⅰ 第6節 英語表現Ⅱ ア 英語の音声的な特徴や内容の展開などに注意しながら話すこと の ア ウ エ および英語表現Ⅱの ア ウ の指導の イ 論点や根拠などを明確にするとともに 文章の構成や図表との関連 成果の一部を測定できる 表現の工夫などを考えながら書くこと また 書いた内容を読み返し て推敲すること ウ 発表の仕方や討論のルール それらの活動に必要な表現などを学習し 実際に活用すること エ 相手の立場や考えを尊重し 互いの発言を検討して自分の考えを広げ るとともに 課題の解決に向けて考えを生かし合うこと 12
① 学習指導要領との整合性 Speaking 話すこと 赤字 Advancedの出題が対応している箇所を示しています 高等学校 学習指導要領 抜粋 外国語編 英語編 第1部 外国語編 Advanced 第3章 英語に関する各科目に共通する内容等 Speaking Part A 音読問題 a 特有の表現がよく使われる場面 次に示すような言語の使用場面や言語の働きの中から 各科目の目 買物 旅行 食事など 標を達成するのにふさわしいものを適宜取り上げ 有機的に組み合 b 生徒の身近な暮らしや社会での暮らしにかかわる場面 家庭での生活 学校での学習や活動 地域での活動など わせて活用する 言語の使用場面の例 a 特有の表現がよく使われる場面 買物 旅行 食事 電話での応答 手紙や電子メールのやりとり など b 生徒の身近な暮らしや社会での暮らしにかかわる場面 家庭での生活 学校での学習や活動 地域での活動 職場での活 動など c 多様な手段を通じて情報などを得る場面 本 新聞 雑誌などを読むこと テレビや映画などを観ること 情報通信ネットワークを活用し情報を得ることなど Speaking Part B 質問応答問題 a 特有の表現がよく使われる場面 買物 旅行 食事 手紙など b 生徒の身近な暮らしや社会での暮らしにかかわる場面 家庭での生活 学校での学習や活動 地域での活動など c 多様な手段を通じて情報などを得る場面 本 新聞 雑誌などを読むこと テレビや映画などを観ること 情報通 信ネットワークを活用し情報を得ることなど Speaking Part C ストーリー説明問題 a 特有の表現がよく使われる場面 買物 旅行 食事など b 生徒の身近な暮らしや社会での暮らしにかかわる場面 家庭での生活 学校での学習や活動 地域での活動など Speaking Part D 意見陳述問題 a 特有の表現がよく使われる場面 買物 旅行 食事など b 生徒の身近な暮らしや社会での暮らしにかかわる場面 家庭での生活 学校での学習や活動 地域での活動など 13
① 学習指導要領との整合性 Speaking 話すこと 赤字 Advancedの出題が対応している箇所を示しています 高等学校 学習指導要領 抜粋 外国語編 英語編 第1部 外国語編 Advanced 第3章 英語に関する各科目に共通する内容等 Speaking Part B 質問応答問題 c 情報を伝える 次に示すような言語の使用場面や言語の働きの中から 各科目の目 説明する 報告する 描写するなど 標を達成するのにふさわしいものを適宜取り上げ 有機的に組み合 e 相手の行動を促す わせて活用する 依頼する 誘うなど 言語の働きの例 a コミュニケーションを円滑にする 相づちを打つ 聞き直す 繰り返す 言い換える 話題を発展さ せる 話題を変えるなど b 気持ちを伝える 褒める 謝る 感謝する 望む 驚く 心配するなど c 情報を伝える 説明する 報告する 描写する 理由を述べる 要約する 訂正 するなど d 考えや意図を伝える 申し出る 賛成する 反対する 主張する 推論する 仮定する など e 相手の行動を促す 依頼する 誘う 許可する 助言する 命令する 注意を引くな ど Speaking Part C ストーリー説明問題 a コミュニケーションを円滑にする 言い換える 話題を発展させるなど b 気持ちを伝える 望む 驚くなど c 情報を伝える 説明する 報告する 描写するなど e 相手の行動を促す 依頼する 助言するなど Speaking Part D 意見陳述問題 a コミュニケーションを円滑にする 言い換える 話題を発展させるなど c 情報を伝える 説明する 報告する 描写する 理由を述べる 要約する 訂正 するなど d 考えや意図を伝える 賛成する 反対する 主張するなど 14
② CEFRの説明 熟練した 言語 使用者 自立した 言語 使用者 基礎段階の 言語 使用者 C2 聞いたり読んだりした ほぼ全てのものを容易に理解することができる いろいろな話し言 葉や書き言葉から得た情報をまとめ 根拠も論点も一貫した方法で再構築できる 自然に 流暢かつ正確に自己表現ができる C1 いろいろな種類の高度な内容のかなり長い文章を理解して 含意を把握できる 言葉を探し ているという印象を与えずに 流暢に また自然に自己表現ができる 社会生活を営むため また学問上や職業上の目的で 言葉を柔軟かつ効果的に用いることができる 複雑な話題に ついて明確で しっかりとした構成の 詳細な文章を作ることができる B2 自分の専門分野の技術的な議論も含めて 抽象的な話題でも具体的な話題でも 複雑な文章 の主要な内容を理解できる 母語話者とはお互いに緊張しないで普通にやり取りができるく らい流暢かつ自然である 幅広い話題について 明確で詳細な文章を作ることができる B1 仕事 学校 娯楽などで普段出会うような身近な話題について 標準的な話し方であれば 主要な点を理解できる その言葉が話されている地域にいるときに起こりそうな たいてい の事態に対処することができる 身近な話題や個人的に関心のある話題について 筋の通っ た簡単な文章を作ることができる A2 ごく基本的な個人情報や家族情報 買い物 地元の地理 仕事など 直接的関係がある領域 に関しては 文やよく使われる表現が理解できる 簡単で日常的な範囲なら 身近で日常の 事柄について 単純で直接的な情報交換に応じることができる A1 具体的な欲求を満足させるための よく使われる日常的表現と基本的な言い回しは理解し 用いることができる 自分や他人を紹介することができ 住んでいるところや 誰と知り合 いであるか 持ち物などの個人的情報について 質問をしたり 答えたりすることができる もし 相手がゆっくり はっきりと話して 助けが得られるならば 簡単なやり取りをする ことができる Common European Framework of Reference ヨーロッパ共通参照枠 の略で Council of Europe 欧州評議会 が提唱した言語共通の到達度指 標 能力の段階別指標がCAN-DOディスクリプタで示されており 言語使用 を重視し 実際の場面や状況 言語を用いて行うタスクにおける文脈や条件を勘案した 体系となっている 出典 Council of Europe 2008 外国語の学習 教授 評価のためのヨーロッパ共通参照枠 吉島茂 大橋理枝 訳 編 朝日出版社 15
② CEFRの説明 CEFRレベル C2 C1 B2 B1 A2 A1 Reading Listening Writing Speaking 表現 Speaking やりとり 抽象的で 構造的にも言語的にも複雑 な 例えばマニュアルや専門的記事 文 学作品のテクストなど 事 実上あらゆる 形式で書かれた言葉を容易に読むこと ができる 生であれ 放送されたものであれ 母語 話者の速いスピードで話されても その 話し方の癖に慣れる時間の余裕があれ ば どんな種類の話し言葉も難無く理解 できる 明瞭な 流 暢な文章を適切な文体で 書くことができる 効果的な論理構造で 事情を脱明し その重要点を読み手に 気づかせ 記憶にとどめさせるように 複 雑な内容の手紙 レポート 記事を書く ことができる 仕事や文学作品の概要や 評を書くことができる 状況にあった文体で はっきりとすらすらと 流暢に記述や論述ができる 効果的な 論理構成によって聞き手に重要点を把 握させ 記 憶にとどめさせることができる 抽象的で 構造的にも言語的にも複雑 な 例えばマニュアルや専門的記事 文 学作品のテクストなど 事 実上あらゆる 形式で書かれた言葉を容易に読むこと ができる 長い複雑な事実に基づくテクストや文学 テクストを 文体の違いを認識しながら 理解できる 自分の関連外の分野での 専門的記事も長い技術的説明書も理 解できる たとえ構成がはっきりしなくて 関 係性 が暗示されているにすぎず 明示的でな い場合でも 長い話が理解できる 特別 の努力なしにテレビ番組や映画を理解 できる 適当な長さでいくつかの視点を示して 明瞭な構成で自己表現ができる 自分 が重要だと思う点を強調しながら 手紙 やエッセイ レ ポートで複雑な主題を扱 うことができる 読 者を念頭に置いて適 切な文体を選択できる 複雑な話題を 派 生的問題にも立ち 入って 詳しく諭ずることができ 一定の 観点を展開しながら 適切な結論でまと め上げることができる 長い複雑な事実に基づくテクストや文学 テクストを 文体の違いを認識しながら 理解できる 自分の関連外の分野での 専門的記事も長い技術的説明書も理 解できる 筆者の姿勢や視点が出ている現代の問 長い会話や講義を理解することができる 興味関心のある分野内なら 幅広くいろ 題についての記事や報告が読める 現 また もし話題がある程度身近な範囲 いろな話題について 明瞭で詳細な説 代文学の散文は読める であれば 議論の流れが複雑であっても 明文を書くことができる エッセイやレポー 理解できる たいていのテレビのニュース トで情報を伝え 一定の視点に対する や時事問題の番組も分かる 標準語の 支持や反対の理由を書くことができる 映画なら 大部分は理解できる 手紙の中で 事件や体験について自分 にとっての意義を中心に書くことができる 自分の興味関心のある分野に関連する 限り 幅広い話題について 明瞭で詳 細な説明をすることができる 時事問題 について いろいろな可能性の長所 短 所を示して自己の見方を説明できる 流暢に自然に会話をすることができ 母 語話者と普通にやり取りができる 身近なコンテクストの議論に積極的に参 加し 自分の意見を説明し 弁明できる 非常によく使われる日常言語や 自分 の仕事関連の言葉で書かれたテクストな ら理解できる 起こったこと 感情 希望 が表現されている私信を理解できる 簡単な方法で語句をつないで 自分の 経験や出来事 夢や希望 野心を語る ことができる 意見や計画に対する理由 や説明を簡潔に示すことができる 物語 を語ったり 本や映画のあらすじを話し またそれに対する感想 考えを表現でき る 当該言語圏の旅行中に最も起こりやす いたいていの状況に対処することができる 例えば 家族や趣味 仕事 旅行 最 近の出来事など 日常生活に直接関 係のあることや個人的な関心事について 準備なしで会話に入ることができる 仕事 学校 娯楽で普段出会うような 身近な話題について 明瞭で標準的な 話し方の会話なら要点を理解することが できる 話し方が比較的ゆっくり はっきり としているなら 時事問題や 個人的も しくは仕事上の話題についても ラジオや テレビ番組の要点を理解することができ る 身近で個人的に関心のある話題につい て つながりのあるテクストを書くことがで きる 私信で経験や印象を書くことがで きる ごく短い簡単なテクストなら理解できる ごく基本的な個人や家族の情報 買 広告や内容紹介のパンフレット メニュー い物 近所 仕事などの 直接自分に 予定表のようなものの中から日常の単 関連した領域で最も頻繁に使われる語 純な具体的に予測がつく情報を取り出 彙や表現を理解することができる 短い せる 簡単で短い個人的な手紙は理解 はっきりとした簡単なメッセージやアナウン できる スの要点を聞き取れる 直接必要のある領域での事柄なら簡単 家族 周囲の人々 居住条件 学歴 単純な日常の仕事の中で 情報の直 に短いメモやメッセージを書くことができる 職歴を簡単な言葉で一連の語句や文 接のやり取りが必要ならば 身近な話題 短い個人的な手紙なら書くことができ を使って説明できる や活動について話し合いができる る 例えば礼状など 通常は会話を続けていくだけの理解力 はないのだが 短い社交的なやり取りを することはできる 例えば 掲示やポスター カタログの中の はっきりとゆっくりと話してもらえれば 自 よく知っている名前 単語 単純な文を 分 家族 すぐ周りの具体的なものに関 理解できる する聞き慣れた語やごく基本的な表現 を聞き取れる 新年の挨拶など短い簡単な葉書を書く ことができる 例えばホテルの宿帳に名 前 国籍や住所といった個人のデータを 書き込むことができる どこに住んでいるか また 知っている人 たちについて 簡単な語句や文を使って 表現できる 相手がゆっくり話し 繰り返したり 言い 換えたりしてくれて また自分が言いたい ことを表現するのに助け船を出してくれる なら 簡単なやり取りをすることができる 直接必要なことやごく身近な話題につい ての簡単な質問なら 聞いたり答えたり できる 出典 Council of Europe 2008 外国語の学習 教授 評価のためのヨーロッパ共通参照枠 吉島茂 大橋理枝 訳 編 朝日出版社 16
② CEFRとの対応関係 ~スタンダード セッティング~ CEFRの各技能6レベルと言語テストの各技能スコアの対応づけのことを示す Council of Europeが公表しているマニュアルに手法が詳細に掲載されており GTECは下記の内容を踏まえてCEFRレベルの閾値スコアを判定 マニュアルで紹介されている手法例 Council of Europe Relating Language Examinations to the Common European Framework of Reference for Languages: Learning, Teaching, Assessment(CEFR) より引 用 GTECでは 受容技能のリーディングとリスニングでは Bookmark Method Council of Europe 2009)を用い ている 一方 発表技能のライティングとスピーキングでは Contrasting-Group Method Council of Europe 2009)を用い 技能ごとの関連付けを行っている 17
2 CEFR との対応関係 ~ スタンダードセッティング手法の種類について ~ スタンダードセッティングの手法の代表的なものとして下記があげられる 大きく 1 テスト項目中心 2 被験者中心 3IRT これらをベースに分類するものの 3 つに分けられる (Council of Europe, 2009) = テスト項目ベース = 被験者中心 =IRT 中心 Council of Europe. (2009). A Manual: Relating Language Examinations to the Common European Framework of Reference for Languages: Learning, Teaching, Assessment, P.61 18
2 CEFR との対応関係 ~ 技能ごとに選択した手法 ~ Listening Reading ~Bookmark Method~ GTEC は IRT でスコアを産出しており テスト項目ごとに困難度の数値が貼りついているため それを客観的根拠として用い それに加えてパネルの知見を加えた分析を入れることで より適正に閾値設定ができると判断 Speaking Writing ~Contrasting-Group Method~ 上記と同じく GTEC が IRT を用いてスコア産出している特徴を活かした手法であることに加えて 実際の受検者の産出データを詳細に分析することにより より現実に即した閾値設定ができると判断 19
2 CEFR との対応づけ ~ 受信技能の分析 ~ Listening Reading ~Bookmark Method~ 各問題を 1 ページあたり 1 問ずつ配置し IRT の項目パラメータ情報より困難度順に易 難へと並べた小冊子 (OID: Ordered Item Booklet) を作成し CEFR の各レベルの Borderline に該当するページに付箋を貼っていく Reading の Booklet イメージ 易 Listening の Booklet イメージ 易 問題 ID スコアスコアスコアスコア設問スコアスコア設問リーディング設問リーディング設問パッセージリーディングパッセージ正解記号設問設問パッセージリーディング正解記号パッセージリーディング正解記号正解記号パッセージパッセージ正解記号正解記号 難 問題 ID スコアスコアスコアスコアスコアスコア設問設問設問リーディングリスニング設問パッセージリーディングスクリプト設問設問正解記号パッセージリーディング正解記号パッセージリーディング正解記号正解記号パッセージパッセージ正解記号正解記号 難 音声 CD 英文素材 スコア 正解記号を記載 実際の音声を聞くための音声 CD も準備 20
2 CEFR との対応づけ ~ 発信技能の分析 ~ Speaking Writing ~Contrasting-Group Method~ Speaking Writing 受検者の解答を書き起こし 問題 ID ごと テスト項目ごとに解答を並べた資料を作成 また 必要に応じて実際の解答音声を聞けるように PC を準備 GTEC CBT については 試験エンジンから抽出した受検者の解答を GTEC については マークシートのスキャンしたものを資料として使用 82 78 82 82 テスト問題 & ルーブリック PC テスト問題 & ルーブリック 解答用紙 (GTEC) 21
2 CEFR との対応づけ ~ 分析の流れ ~ スタンダードセッティングの流れ ( 各技能共通 ) 1 全体会 CEFR 各レベルのディスクリプタを見ながら Borderline Person の英語力のイメージを議論して一致させた 2 分科会 2 名ずつ複数グループの分科会に分かれ 資料を見ながら分析を行い 仮閾値を設定 3 全体会 再度全体会に集合して複数グループ合同での協議 22
② CEFRを活用したウォッシュバック効果 CEFR 学習到達目標 教材作成の ガイドライン シラバス カリキュラム作成 テスト結果の フィードバック 英語指導 学習への 良い波及効果 Washback を期待 23
② CEFRを活用したウォッシュバック効果 スタンダードセッティングで決定した閾値をもとに CEFRのレベルごとに GTECの問題に合わせた答案例を作成 24
③ 大規模受検の対応 GTEC 名称 種類 PBT Advanced/Basic /Core CBT 英語を使って 英語の使用場面で タスクを解決する ー 4技能 で思考力 判断力 表現力を測るー 構成概念 受験会場 47都道府県 47都道府県 実施回数 年度 5回 予定 年度 3回 予定 CEFR 測定領域 A1 B2 A1 C1 実施時間 R 45分 L 25分 W 20分 S 25分 R 55分 L 35分 W 65分 S 20分 実施形態 紙 紙 紙 Tablet Reading Listening Writing Speaking PC PC PC PC Reading Listening Writing Speaking 25
3 大規模受検の対応 スピーキングも 指導と評価の一体化 の原則 全員が指導を受ける 一体化 全員が評価を受ける 学校授業により実現 入試により実現 全国一斉実施のポイント タブレット機器の活用 回答音声の取得 高等学校の会場利用 離島 僻地での実施 26
3 大規模受検の対応 タブレット活用により 同日 同時刻 全員 での Speaking Test を実施 実施概要 2016 年度福井県 外部検定試験の受検支援事業 1 学年 約 7,000 名 ( 全体の 90% 以上 ) が一斉受験 実施方法生徒 1 人につき 1 台のタブレット端末 マイク付ヘッドセットを使用 備考 生徒は自校のクラス 机で実施 交通費など検定以外の出費が不要 事前の機器の正常稼働の確認 試験開始前の機器操作中に 自分の発声が録音されているかの確認を仕組みで行う オフラインでの実施 ネットワーク環境に依存せずにいかなる場所でも実施することが可能 27
3 大規模受検の対応 課題とその打ち手 スムーズな実施運営 タブレット機器の操作手順 生徒が機器操作を始める 音声のセルフチェック音量 録音可否 試験官の指示により一斉にスタートボタンを押す 試験前準備 試験開始 試験開始前までの準備段階において 機器が正常に稼働するかの確認プロセスをアプリケーションの中に設けている もしこの段階で異常があった場合には 別機器での対応を行う運用により 試験開始後のトラブルを未然に防ぐことが可能 28
4 公平性 公正性の担保 出典 : 文部科学省大学入試成績提供システム参加要件より抜粋平成 29 年 11 月 8 日 課題とその打ち手 ~1. 試験監督 ~ 試験監督と採点について 予定 会場共通 : 検定主催より監督者を派遣 会場責任者を運営責任者として 1 名配置 また 試験監督員を受験室に常時 1 名以上配置 公開会場 : 人数は会場の規模 受験室数による 準会場 ( 高等学校 ): 人数は受験教室数による 29
4 公平性 公正性の担保 課題とその打ち手 ~2. 採点 ~ ライティングとスピーキングの採点の流れ Speaking は音声データ 採点を行うための長年運用し続けてきたマニュアルをもとに上図の通り全答案 回答を 2 名で採点を行っている また既定の基準に対し差異があった場合には 上位採点者が採点をし直すプロセスにより 正確かつ効率的な採点 点検を行うことができる基盤を整備 30
5 受検料の配慮 障害のある受検者への配慮 出典 : 文部科学省大学入試成績提供システム参加要件より抜粋平成 29 年 11 月 8 日 課題とその打ち手 ~1. 受検料の配慮 ~ 低所得者への対応 現段階では 低所得である世帯 ( 例 : 生活保護の受給 ) を対象にした割引を想定しており 今後の受検想定 ( 人数 形式 ) に応じて具体を定めていく 予定 31
5 受検料の配慮 障害のある受検者への配慮 課題とその打ち手 ~2. 障害のある受検者への配慮 ~ 方針 大学入試センター試験における 障害等のある受検生への配慮 を参照し民間試験として可能な配慮を行う 問題冊子 および 実施上の主な配慮 視覚 全盲の受検者点字冊子の提供 弱視の受検者拡大文字冊子の提供 聴覚 重高度難聴の受検者 L/S の免除 中 軽度難聴の受検者ヘッドフォンの貸与 養護関係 解答方法の配慮 試験会場 部屋の配慮 32
5 受検料の配慮 障害のある受検者への配慮 視覚 大学入試センター試験と同一の配慮事項 大学入試センター試験にはないが GTEC( 検定回 ) で行う配慮事項 大学入試センター試験とは異なる方法で配慮を行う事項 L R W S 実施 運営上の配慮事項 全盲 弱視 点字用問題冊子の提供 GTEC は文字フォントサイズが大学入試センター試験よりも大きいため 1 種類で対応を検討しています 通常の問題冊子 および 拡大文字問題冊子 ( 文字拡大 2 倍 ) の提供 点字問題冊子 および特別タブレット ( 準備時間 解答時間の配慮有り ) の提供 拡大文字問題冊子 ( 文字拡大 2 倍 ) および 通常タブレットの提供 点字機器などの持ち込み許可 受検上の配慮申請書 診断書提出の仕組の提供 補足 ) 解答方法に関しては 点字用解答用紙などを用意する また 試験時間は延長して実施するなどの配慮を行う 33
5 受検料の配慮 障害のある受検者への配慮 聴覚 大学入試センター試験と同一の配慮事項 大学入試センター試験にはないが GTEC( 検定回 ) で行う配慮事項 大学入試センター試験とは異なる方法で配慮を行う事項 L R W S 口話にも障害がある受検者 免除 実施 運営上の配慮事項 高度 重度難聴 中 軽度難聴 免除 ( 通常実施 ) ヘッドフォンの貸与 強音放送 (CD プレイヤーで別室の対応 ) 座席の配慮 ( 前列指定 ) 口話に障害がない受検者 通常実施 ( 一部のパートについて問題カードを提供 ) 採点拠点へ該当者について連携 ( 通常実施 ) ( 通常実施 ) 補足 ) 高度 重度難聴者に対しては 試験終了の合図は監督者が個別に行う 補聴器や人工内耳の装用の許可 実施上の注意点を手話で説明する動画を搭載したタブレットの配布 受検上の配慮申請書 診断書提出の仕組の提供 大学入試センター試験は手話通訳者の派遣を行っていますが 動画での対応を検討 34
5 受検料の配慮 障害のある受検者への配慮 養護関係 大学入試センター試験と同一の配慮事項 大学入試センター試験にはないが GTEC( 検定回 ) で行う配慮事項 大学入試センター試験とは異なる方法で配慮を行う事項 L R W S 実施 運営上の配慮事項 1 座位を保つことが困難な者 2 両上肢の機能障害 312 以外で解答用紙にマークすることが困難な者 ( 通常実施 ) タブレットを配布し タイプして解答できるよう配慮 障害の理由により 書字が困難な受検者 試験監督者がマークシートに転記 下肢障害者 ( 通常実施 ) 病弱 発達障害 ( 通常実施 ) ( 通常実施 ) 1 階 障害者用トイレに近い教室 介助者の配置 特製机 車いす 杖の持参使用 試験室入口までの付添者の同伴 試験場への乗用車での入構 障害の内容により 上記のような配慮を受検者が個別に申請 補足 ) 解答方法に関しては 口述解答などの対応 配慮も行う また 試験時間は延長して実施するなどの配慮を行う スピーキングの実施では 試験監督が個人情報の入力などの前半操作部分は代理で行う 35
英語民間試験による学校指導のサポート 成長段階 に合った テスト群 36
英語民間試験によるウォッシュバック 同一生徒の英語力推移を経年比較することが可能 英語力の伸びからどの技能の指導をどのようにするか検討のベースとなる 280 XXXXX GTECスコアの推移 例 2016年度の高1から指導改善を試みた場合の英語力の伸びの違い XXXXX Speaking技能を事例に 2017 260 240 220 200 指導改善後の伸び 昨年度高1 今年度高2 指導改善に取り組んだ学年 指導改善の効果 2016 2016 2015 従来の伸び 一昨年度高1 昨年度高2 指導改善の前の学年 180 高校1年 Copyright 2017 CEES / Benesse Corporation All Rights Reserved. 高校2年 高校3年 37
高大接続システム改革 における英語 出典 文部科学省 高大接続システム改革会議 最終報告 平成28年3月31日 38
育成すべき資質 能力の三つの柱 における英語 出典 : 中央教育審議会 幼稚園 小学校 中学校 高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について ( 答申 ) より抜粋平成 28 年 12 月 39
発表は以上です ご清聴いただきありがとうございました 連絡先 : 込山智之 ( こみやまともゆき ) komiyama@mail.benesse.co.jp