I. 担い手の確保 育成 週休 2 日チャレンジサイト を開設し 週休 2 日の確保に取り組む現場や様々な取組の共有を図り 建設業の取り組む 働き方改革 を応援します 新規 1 整備局ホームページ内に 週休 2 日チャレンジサイト を開設し 週休 2 日の確保に取り組む企業 ( 工事 ) を紹介して

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働き方改革実現に向けた週休二日の取得に関する取組について 直轄工事における週休二日取得の取り組み 施工時期の平準化適正な工期設定 週休二日算定が可能な 工期設定支援システム の導入 工事着手準備期間 後片付け期間の見直し 余裕期間制度の活用週休二日を考慮した間接費の補正 < 週休二日対象工事 > 対

土木工事書類スリム化ガイドの発行にあたり 関東地方整備局では 平成 20 年度の 土木工事書類作成マニュアル 策定を契機に 工事書類の簡素化に努めています また 平成 27 年度より 工事書類の提出方法を事前協議で明確にすることで 紙媒体の提出に加えて電子データを提出する二重提出の防止に向けて取り組

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Ⅱ 取組み強化のためのアンケート調査等の実施 (1) 建設技能労働者の賃金水準の実態調査国土交通省から依頼を受けて都道府県建設業協会 ( 被災 3 県及びその周辺の7 県を除く ) に対し調査を四半期ごとに実施 (2) 適切な賃金水準の確保等の取組み状況のアンケート調査国は 平成 25 年度公共工事

Ⅱ. 意見を交換するテーマ 1. 社会資本整備の進め方 (1) 公共事業予算の安定的 持続的な確保わが国経済は緩やかな回復基調にあるものの個人消費や民間投資は力強さを欠いており デフレからの完全脱却と安定的成長を実現する経済財政運営が 引き続き求められている 公共投資は内需を下支えするフローの経済効

平成 30 年 3 月 22 日 民間発注企業の長殿 国土交通省土地 建設産業局長 建設業の働き方改革の推進について 政府の 働き方改革実行計画 ( 平成 29 年 3 月 28 日働き方改革実現会議決定 ) においては 労働基準法の改正の方向性として 労使協定を結ぶ場合においても上回ることのできな

働き方改革 魅力ある建設業の構築に向けて 特集 域によっても大きな差があり, 北陸地方や北海道 など一部の地方では平成 28 年 10 月調査の加入率が 80% を超えているのに対し, 大都市部のある関東 地方 (55%) や近畿地方 (60%) は低い加入率に 留まっている ( ) 建設マネジメン

Microsoft Word - ★01H26試行工事.doc

平成30年度事業計画書(みだし:HP用)

取扱い : 本資料の配付を持って解禁 Press Release 平成 31 年 4 月 24 日 平成 31 年度北陸地方整備局直轄事業の執行について < 基本方針 > 平成 31 年度の事業執行にあたっては 工事 業務の品質確保及び担い手の中長期的な確保 育成 入札及び契約手続における一層の透明

i-Construction型工事の概要 (素案)

中央建設業審議会による提言について ( 平成 24 年 3 月 14 日 ) 建設産業における社会保険の徹底について ( 提言 ) 建設産業においては 下請企業を中心に 雇用 医療 年金保険について 法定福利費を適正に負担しない企業 ( すなわち保険未企業 ) が存在し 技能労働者の医療 年金など

Microsoft PowerPoint - (※HP用) 005【済】【資料2】H31計画-0304

建設工事従事者の安全及び健康の確保に 関する三重県計画 平成 31 年 4 月 三重県

平成 29 年 6 月 1 日 ( 木 ) 国土交通省関東地方整備局企画部 記者発表資料週休 2 日の達成を目指す試行工事をスタートします ~ 建設業が取り組む 週休 2 日の定着 を発注者としてサポート ~ 関東地方整備局においては 平成 27 年度から 週休 2 日確保試行工事 ( 以下 試行工

もっと女性が活躍できる建設業 推進パッケージ 建設業における女性活躍は 官民挙げた もっと女性が活躍できる建設業行動計画 ( 昨年 8 月策定 ) を受け 5 年以内に女性倍増 を目指して官民で様々な取組がスタート 昂じている機運を業界全体で持続 浸透させ取組を加速化するためには 地域ぐるみの活動の

イドライン が策定されたところです こうした中 平成 30 年 6 月 29 日に第 196 回通常国会で成立した 働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律 ( 以下 働き方改革関連法 という ) に基づく改正後の労働基準法において 建設業については 平成 31 年 4 月の法施行から5

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一般社団法人送電線建設技術研究会関西支部社会保険等の加入促進計画 1. はじめに 平成 27 年 4 月 24 日制定 建設産業においては 健康保険 厚生年金保険及び雇用保険 ( 以下 社会保険等 という ) の 1 法定福利費を適正に負担しない企業が存在し 技能労働者の医療 年金など いざというと

事務連絡 平成 30 年 11 月 9 日 建設業団体の長殿 国土交通省土地 建設産業局建設業課長 公共工事の円滑な施工確保について 公共工事の適正な入札及び契約を通じて建設業の健全な発達を図るとともに 平成 30 年 7 月豪雨や平成 30 年北海道胆振東部地震等の大規模災害からの復旧 復興の加速

1. 休日 適正工期の確保について 働き方改革関連法がいよいよ今年 4 月に施行します そんな中で建設業界でも 大手ゼネコンで組織する日本建設業連合会 ( 日建連 ) が 2019 年度末までに 4 週 6 閉所以上を実現することを中間目標とし 2021 年度末までにすべての事業所で週休二日 ( 土

国土入企第 5 4 号 平成 31 年 2 月 22 日 建設業団体の長殿 国土交通省土地 建設産業局長 技能労働者への適切な賃金水準の確保について 技能労働者の確保 育成のためには 適切な賃金水準の確保等による処遇改善が極めて重要です 国土交通省においては これまでの 6 度にわたる公共工事設計労

Microsoft Word - 【外務省】インフラ長寿命化(行動計画)

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公共工事コスト縮減対策に関する新行動指針

公共工事等における新技術活用システムについて 別添 公共工事等に関する優れた技術は 公共工事等の品質の確保に貢献し 良質な社会資本の整備を通じて 豊かな国民生活の実現及びその安全の確保 環境の保全 良好な環境の創出 自立的で個性豊かな地域社会の形成等に寄与するものであり 優れた技術を持続的に創出して

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

ストック効果の最大化を図る 社会資本整備の推進 14

第三者による品質証明制度について 参考資料 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism

参考資料 2 下請等中小企業の取引条件改善への取組について 平成 30 年 12 月中小企業庁

1. 生産性向上について建設現場での週休二日を拡大 定着させるためには 一層の生産性向上を進め 工期の延伸をできる限り抑制する必要などがあります このため 日建連では 2020 年までを対象期間とした 生産性向上推進要綱 を策定し 発注者 設計者 コンサルタントも巻き込んで生産性向上に取り組むことと

2 低入札対策の拡充

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業界で躍進する 工事現場 の 要 登録基幹 技能者 登録基幹技能者制度推進協議会 一財 建設業振興基金

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i-construction ~ 建設現場の生産性革命 ~ 建設業は社会資本の整備の担い手であると同時に 社会の安全 安心の確保を担う 我が国の国土保全上必要不可欠な 地域の守り手 であることから 建設業の賃金水準の向上や休日の拡大等の働き方改革による生産性向上が必要不可欠 国土交通省では 平成 2

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Q&A で読み解く 担い手 3 法 改正ポイント 5 月 29 日の衆院本会議で改正公共工事品質確保促進法 ( 公共工事品確法 ) 改正公共工事入札契約適正化法 ( 入契法 ) 改正建設業法の3 法が全会一致で可決 成立した 一連の法改正は インフラの品質確保とその担い手の確保を実現することを大きな

4-(1)-ウ①

事務連絡 平成 29 年 10 月 25 日 建設業団体の長殿 国土交通省土地 建設産業局建設業課長 平成 28 年熊本地震の被災地域での建設工事等における 予定価格の適切な設定等について 公共工事の予定価格の設定については 市場における労務及び資材等の最新の実勢価格を適切に反映させつつ 実際の施工

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BIM/CIM 活用における 段階モデル確認書 作成マニュアル 試行版 ( 案 ) 平成 31 年 3 月 国土交通省 大臣官房技術調査課

減額の理由H27.5 以降 < 調査事項及び回答の概要 > 1. 歩切りの違法性及び定義等についての理解 リーフレット ( 別添 ) の内容を確認 理解したリーフレット ( 別添 ) の内容を確認 理解していない ( 1) 1,783 団体 5 団体 ( 1) 理解していない とした主な理由 設計書

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

平成 24 年度公共 事品質確保技術者更新講習 岡山県の品質確保に向けた取り組みについて 平成 24 年 11 2 岡山県土木部技術管理課杉原誠 郎 1 目次 1. 一般競争入札の拡大等入札契約適正化法施行後の取り組み 2. 総合評価方式の本格導入等品確法に基づく取り組み 3. 低入札価格調査制度及

公共工事における予定価格設定時の 歩切り に関する調査の結果について 平成 27 年 4 月 28 日総務省国土交通省 昨年 6 月の公共工事の品質確保の促進に関する法律 ( 平成 17 年法律第 18 号 以下 公共工事品質確保法 という ) の改正により 予定価格の適正な設定が発注者の責務として

働き方改革推進の基本方針 平成 29 年 9 月 22 日 一般社団法人日本建設業連合会 政府は 平成 29 年 3 月 28 日に 働き方改革実行計画 を策定した 本計画では 同一労働同一賃金など非正規雇用の処遇改善 賃金引上げと労働生産性向上 罰則付き時間外労働の上限規制の導入など長時間労働の是

が実現することにより 利用希望者は認証連携でひもづけられた無料 Wi-Fi スポットについて複数回の利用登録手続が不要となり 利用者の負担軽減と利便性の向上が図られる 出典 : ICT 懇談会幹事会 ( 第 4 回 )( 平成 27(2015) 年 4 月 24 日 ) 2. 現状 日本政府観光局

タイトル

第3章 指導・監査等の実施

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Microsoft Word 自主行動計画.docx

企業の人材確保支援 中小企業人材支援センターによる採用 定着支援や 障がい者の雇用促進 企業の成長を担うプロ人材の採用支援等により 大阪産業を支える中小企業の人材確保を支援する 大阪働き方改革支援センターの人材確保支援の機能を強化し 大阪人材確保推進会議と協働して製造 運輸 建設の 3 分野を中心に

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平成18年度標準調査票

平成23年度第1回人材確保・育成部会

女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針について

内部統制ガイドラインについて 資料

公共建築改善プロジェクト(仮)

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審査の品質管理において取り組むべき事項 ( 平成 27 年度 ) 平成 27 年 4 月 28 日 特許庁 特許 Ⅰ. 質の高い審査を実現するための方針 手続 体制の整備 審査の質を向上させるためには 審査体制の充実が欠かせません そこで 審査の効率性を考慮しつつ 主要国と遜色のない審査実施体制の確

平成 29 年度定期監査 ( 第 1 回 ) の結果報告に基づき講じた措置内容等 墨田区長 監査委員意見について 監 査 結 果 の 内 容 措 置 内 容 (1) 事務処理の適正化について今回の監査では指摘事項に該当する事例はなかったものの 指導 注意事項の事例については これまでの重ねての指摘に

(2) 熟練技能者等の派遣による若年技能者等に対する実技指導ものづくりマイスター対象職種以外の職種で企業等から実技指導の要請を受けた場合 熟練技能者等を派遣し実施します (3) 学校単位の製作実演のイベント熟練技能者等を小中学校 訓練施設等へ派遣し 製作実演 ものづくり体験等を行う ものづくり体験教

今年度の情報セキュリティ対策 の進め方について

知創の杜 2016 vol.10

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目次 1.CALS システム利用から完了までの流れ 2 2. 納品データの登録 書類の提出 決裁 納品物を作る 5 3. 納品情報の入力 案件基本情報 書類納品情報 写真 図面等の納品情報 電子納品媒体作成 一括

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発注者支援業務(工事監督支援業務)のポイント

多様な入札 契約特集 2. 技術提案 交渉方式について 技術提案 交渉方式は, 品確法 第 18 条の規 定により, 発注者が, 当該工事の性格等により, 仕様を確定することが困難な場合に適用される 今回のケースでは, 北側復旧ルートは 1 日も早い完成が望まれるが, 本トンネルの十分な調査が完了し

【手引き】完了時の手続について

女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対するインセンティブ付与等 役員 管理職等への女性の登用促進 М 字カーブ問題の解消には企業の取組が不可欠 このため 企業の自主的な取組について 経済的に支援する 経営上のメリットにつなぐ 外部から見えるようにし当該取組の市場評価を高めるよう政

〔社団法人 小野市シルバー人材センターの設立にかかる事前協議資料〕

福井県建設リサイクルガイドライン 第 1. 目的資源の有効な利用の確保および建設副産物の適正な処理を図るためには 建設資材の開発 製造から土木構造物や建築物等の設計 建設資材の選択 分別解体等を含む建設工事の施工 建設廃棄物の廃棄等に至る各段階において 建設副産物の排出の抑制 建設資材の再使用および

23 歳までの育児のための短時間勤務制度の制度普及率について 2012 年度実績の 58.4% に対し 2013 年度は 57.7% と普及率は 0.7 ポイント低下し 目標の 65% を達成することができなかった 事業所規模別では 30 人以上規模では8 割を超える措置率となっているものの 5~2

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今後の発注者のあり方に関する中間とりまとめ方針 ( 案 ) 1. はじめに 1) 公共事業を巡る最近の動向 品確法の制定と改正 公共工事の品質確保の促進に関する法律 ( 以下 品確法 とする ) は 平成 17 年に制定され た 平成 26 年の改正では 発注者の責務が初めて明記され 第 7 条にお

取組みの背景 これまでの流れ 平成 27 年 6 月 日本再興戦略 改訂 2015 の閣議決定 ( 訪日外国人からの 日本の Wi-Fi サービスは使い難い との声を受け ) 戦略市場創造プラン における新たに講ずべき具体的施策として 事業者の垣根を越えた認証手続きの簡素化 が盛り込まれる 平成 2

チェック式自己評価組織マネジメント分析シート カテゴリー 1 リーダーシップと意思決定 サブカテゴリー 1 事業所が目指していることの実現に向けて一丸となっている 事業所が目指していること ( 理念 ビジョン 基本方針など ) を明示している 事業所が目指していること ( 理念 基本方針

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受注者のための 初めての施工プロセスを通じた検査と出来高部分払い H22.6 Version

2 保険者協議会からの意見 ( 医療法第 30 条の 4 第 14 項の規定に基づく意見聴取 ) (1) 照会日平成 28 年 3 月 3 日 ( 同日開催の保険者協議会において説明も実施 ) (2) 期限平成 28 年 3 月 30 日 (3) 意見数 25 件 ( 総論 3 件 各論 22 件

宮城県道路公社建設工事総合評価落札方式(簡易型及び標準型)実施要領

1. 平成 30 年 3 月から適用する公共工事設計労務単価について 2 1. 平成 30 年 3 月から適用する公共工事設計労務単価について 3

Q&A 集 Q1 社会保険等とは何か A1 社会保険等とは 健康保険 ( 協会けんぽ 健康保険組合等 ) 厚生年金保険 及び雇用保険をいいます Q2 国民健康保険組合に加入しているが 社会保険等未加入建設業者となるのか A2 法人や常時 5 人以上の従業員を使用する国民健康保険組合に加入している建設

全建事発第 号 平成 30 年 12 月 27 日 各都道府県建設業協会会長殿 一般社団法人全国建設業協会会長近藤晴貞 公印省略 高力ボルトの需給安定化に向けた対応について ( 協力要請 ) 平素は本会の活動に対しまして 格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます さて 標記につきまして 国

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新設 拡充又は延長を必要とする理地方公共団体の実施する一定の地方創生事業に対して企業が寄附を行うことを促すことにより 地方創生に取り組む地方を応援することを目的とする ⑴ 政策目的 ⑵ 施策の必要性 少子高齢化に歯止めをかけ 地域の人口減少と地域経済の縮小を克服するため 国及び地方公共団体は まち

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自己点検・評価表

基本問題小委員会における提言 ( 平成 26 年 1 月 ) 社会保険等未加入対策関係 1. これまでの中央建設業審議会 社会資本整備審議会基本問題小委員会における提言 1 行政 元請企業による加入指導 法定福利費確保に向けた取組等の総合的な対策を推進すべき 2 平成 29 年度を目途に 事業者単位

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開発者 Q1 への登録申請はどうすればいいの? ( 回答はP2) Q2 開発技術を活用してもらうにはどうすればいいの?( 回答はP3) Q3 への登録ってお金がかかるの? ( 回答はP5) Q4 に登録したらどんな良いことがあるの? ( 回答はP6) 施工者 Q1 新技術を活用すると良いことがあるの

Transcription:

地域インフラ サポートプラン関東 2017 ~ 建設業が取り組む 働き方改革 を支援する 整備局独自のプラン ~ 地域インフラ とも言える建設業には 激甚化する災害に対する防災 減災対策や老朽化するインフラの戦略的な維持管理 更新 強い経済を実現するためのストック効果を重視した 21 世紀型のインフラ整備など 安全と成長を支える重要な役割が期待されています しかしながら 現在 建設現場で働いている技能労働者約 340 万人のうち 約 1/3 にあたる約 110 万人が今後 10 年間で高齢化等により離職する可能性が高いと想定されており 10 年後には 現在と同水準の生産性では建設現場は成り立たないおそれがあります このため 関東地方整備局では 昨年 9 月に 地域インフラ サポートプラン関東 2016 ( 以下 サポートプラン 2016 という ) を独自に策定し 10 年先を見据え 新たな担い手の確保や若手技術者の定着 i-construction の推進により 建設産業全体の生産性向上を図る取組を支援してきました 今年 4 月には サポートプラン 2016 の実施状況と各取組に対して頂いている評価 ( 建設業協会 受注者 現場見学会に参加頂いた方々のご意見等 ) をフォローアップレポートとしてとりまとめ 公表しています こうした中 今年 3 月には 働き方改革実行計画 が決定し 6 月に 建設業の働き方改革に関する関係省庁連絡会議 7 月に 建設業の働き方改革に関する協議会 が設置され 公共 民間含め全ての建設工事において働き方改革に向けた生産性の向上や適正な工期設定等が行われることを目的として 建設工事における適正な工期設定等のためのガイドライン が策定されました 建設業の働き方改革の取組の方向性としては 適正な工期設定 施工時期の平準化 生産性の向上 (i-construction の推進 工事書類の簡素化 ) 技術者 技能労働者の確保 育成等が見込まれており サポートプラン 2016 で示した取組と重なる部分が多くあります この方向性と 今年 6 月から9 月までに各都県建設業協会と行った意見交換会での議論を踏まえ これまでの取組を継続するとともに 新たな取組を加えて 地域インフラ サポートプラン関東 2017 をとりまとめました このプランでは 管内のインフラのサービスレベルを向上するため 建設業が取り組む 働き方改革 を支援し 地域の安全と成長を下支えする3つの重点項目 16 の取組で建設業のサポートを進めていきます 1

I. 担い手の確保 育成 週休 2 日チャレンジサイト を開設し 週休 2 日の確保に取り組む現場や様々な取組の共有を図り 建設業の取り組む 働き方改革 を応援します 新規 1 整備局ホームページ内に 週休 2 日チャレンジサイト を開設し 週休 2 日の確保に取り組む企業 ( 工事 ) を紹介していきます また 地方公共団体や企業 建設業団体等が行う建設現場での休日確保や労働時間の短縮に向けた取組を情報共有することにより 建設業が取り組む 働き方改革 を応援します セーフティサポートニュース を発行し 安全 事故防止に関する情報の定期的な配信を行い 安全対策を支援します 新規 継続 2 昨年度より実施している工事事故に関する情報 ( 要因含む ) に加え 新たに安全対策に関する工夫や好事例の紹介をはじめ 安全 事故防止 盗難等に関する様々な情報を掲載する セーフティサポートニュース を発行し 受注者や都県の建設業協会等へ定期的に配信を行い 工事現場の安全対策を支援します 地域の状況に応じた入札契約方式を採用し 地域維持の担い手確保や若手技術者等の中長期的な育成 確保を推進します 継続 3 地域密着工事型 地域防災担い手確保型 や 自治体実績評価型 等 地域の状況に応じた入札契約方式を採用し 地域維持の担い手確保を推進します また 若手技術者活用評価型 技術者育成型 や 女性技術者の登用を促すモデル工事 により 若手技術者等の中長期的な育成 確保を推進します 受注者が行う 現場見学会 を支援することにより 新たな担い手の確保を応援します 継続 4 受注者 ( 専門工事業者を含む ) が建設業のイメージアップや大学生 高校生などの新たな担い手確保を目的に見学会やインターンシップの受け入れを行う旨の申し出があった場合には 現場を開放するなどの支援を行います また 必要に応じ 事務所が連携して広報活動を行います 技術者顕彰銘板試行基準 を策定し 技術者の誇りを示す銘板の設置により 新たな担い手の確保につなげます 新規 5 技術者顕彰銘板試行基準 を策定し 技術者の誇りを示す銘板の設置により 建設業の新たな担い手確保につなげます 試行の対象となる工事においては 工事に携わった技術者の氏名等を記した銘板を受注者が設置することが可能となります 2

II. 生産性の向上 (i-construction) 関東 ICT2520 を開設し ICT 活用工事の効果 好事例の共有を図り ICT 活用工事の普及促進を目指します 新規 6-1 ICT 活用工事の普及促進を目指し 整備局ホームページに 関東 ICT2520 サイトを開設 ICT 技術を活用した工事の効果 好事例 ( コスト縮減 工期短縮 現場での様々な工夫内容等 ) の情報共有を行います 建設現場のニーズが高い UAV 技術が習得できる研修を行います また 建設業協会が行う UAV 研修等の支援を行いICT 活用工事の更なる普及を目指します 新規 6-2 都県の建設業協会と連携し 建設現場のニーズが高い3 次元測量 出来形管理で使用する UAV 技術が習得できる研修カリキュラムを 地域毎に開催する実践講習会等に新設します また 各協会等が行う UAV 技術が習得できる研修等の支援を行います ICT 新技術等を活用し 全ての建設生産プロセスで 建設現場の生産性の向上を目指します 拡大 6 平成 29 年度から新たにICT 舗装工を導入し 適用工種の拡大を進めています さらに 平成 28 年度導入のICT 土工の基準 要領を改訂 小規模土工にも対応して適用しやすくなります また 生産性の向上を目指し 新技術の活用を推進します 都県と連携して 発注者ナビ を関係市区町村に配信し 品確法運用指針の浸透を目指します 新規 7 改正品確法の理解を深めるため 発注者協議会での情報提供 出前講座 管内の市区町村を直接訪問しての要請活動を推進します 新たに 都県と連携して 発注者ナビ を市区町村に配信し 品確法運用指針で求めている発注関係事務の適切な実施に関する取組み情報や担い手確保 生産性向上などの様々な施策 取組などの情報提供を行い 運用指針の浸透を目指します 工事書類スリム化ガイド を発行し スリム化点検において 誤解が判明した作成不要な工事書類をリストアップして 工事書類の簡素化を目指します 新規 8 サポートプラン 2016 の工事関係書類スリム化点検を受けて 本来作る必要がない工事書類の一覧を 工事書類スリム化ガイド としてとりまとめ 受注者に配布し 工事書類の簡素化を目指します また 監督職員 検査職員等にも研修や連絡会議等において 周知します 3

工事一時中止の手引き を作成 配布し 工事一時中止に係るガイドライン を解説することで 受発注者間のスムーズな協議を目指します 新規 9 平成 27 年に策定した工事請負契約における設計変更ガイドライン ( 総合版 ) のうち 受注者の認知度や活用割合が低い 工事一時中止に係るガイドライン をわかりやす く解説した 工事一時中止の手引き を作成 配布し 工事一時中止に係る受発注者 間のスムーズな協議を目指します 計画的な事業執行に取り組み 施工時期の平準化を進めることで 建設現場の生産 性向上を図ります 継続 10 早期発注 国庫債務負担行為制度 翌債 ( 繰越 ) 制度を適切に活用し 計画的な発注に努め 工事の性格 地域の実情 自然条件 建設労働者の休日等による不稼働日等を踏まえ適切な工期設定 余裕工期制度の活用により施工時期の平準化を図って参ります また 平成 29 年 3 月に設定した目標である平準化率のフォローアップを行います 各発注機関の 発注見通し の統合 公表を関東地整管内全域に展開し 参加企業の人材 機材の効率的な配置計画を支援します 拡大 11 参加企業の技術者の配置計画 あるいは労務資材の手配に活用いただけるよう 各発注機関の 発注見通し を都県の地区単位で統合し公表します 他の発注機関との連携により 現在 試行している山梨県において拡充を図るとともに 関東地整管内の他の都県においても新たに実施します 競争参加者の提出書類を簡素化すること等により 入札 契約手続きの負担軽減を図ります 継続 12 一括審査方式 技術提案簡易評価型 の拡大により 競争参加者の提出書類を簡素化し 入札 契約手続きの負担軽減を図ります 段階選抜方式 簡易確認型 の拡大により 入札 契約手続きの負担軽減を図ります 設計段階における業務スケジュール管理表 業務推進審査会の開催 赤黄チェックによる照査等の取組を徹底することにより 工事現場の生産性の向上を目指します 継続 13 概略 予備及び詳細設計業務の品質確保を目指し 業務スケジュール管理表 を受発注者が共有します 工種の追加や業務実施上の課題を迅速 明瞭に解決するため 業務推進審査会 を開催します 照査では 確認 修正結果を設計図面 設計計算書及び数量計算書に根拠として残す 赤黄チェック を徹底します 4

III. 建設現場の魅力発信 フェイスブックページを開設し 地域インフラ サポートプラン関東 2017 に盛り込んだ取組の実施状況等の発信を行います 新規 14 情報発信手段の多様化を踏まえ 建設現場の魅力を SNS で発信します まずは Facebook( フェイスブック ) に 地域インフラ サポートプラン関東 の公式ページを開設し プランに盛り込んだ各種取組の実施状況 事前のお知らせ及び 技術者スピリッツ の配信等を行う予定です 建設技術展示館をリニューアルし i-construction の更なる推進を目指します 新規 15 建設技術に関する情報提供等を目的とした建設技術展示館において i-construction のうち 生産性向上に関連する技術 と 担い手確保に関する取組等 をテーマとしたリニューアルを各都県の建設業協会及び関連団体と連携して行います 技術者スピリッツ の対象を広げ 建設現場で働く技術者の魅力を紹介していきます 拡大 16 建設業のイメージアップと担い手確保を支援するため 工事現場等で働く技術者に光をあて 建設業の魅力や仕事のやりがいを紹介する 技術者スピリッツ について その対象に技能労働者も含め 拡大して配信します 5